JPH0211984A - 流体作動形弁アクチュエータ及び弁 - Google Patents

流体作動形弁アクチュエータ及び弁

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JPH0211984A
JPH0211984A JP11352089A JP11352089A JPH0211984A JP H0211984 A JPH0211984 A JP H0211984A JP 11352089 A JP11352089 A JP 11352089A JP 11352089 A JP11352089 A JP 11352089A JP H0211984 A JPH0211984 A JP H0211984A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
bonnet
chamber
housing body
piston
Prior art date
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Pending
Application number
JP11352089A
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English (en)
Inventor
Oliver Danko
オリヴァー ダンコ
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Nupro Co
Original Assignee
Nupro Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Nupro Co filed Critical Nupro Co
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Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K41/00Spindle sealings
    • F16K41/10Spindle sealings with diaphragm, e.g. shaped as bellows or tube
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/12Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid
    • F16K31/122Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid the fluid acting on a piston
    • F16K31/1221Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid the fluid acting on a piston one side of the piston being spring-loaded

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fluid-Driven Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、広くは弁に関し、より詳しくは弁用の流体作
動形弁アクチュエータに関する。
本発明は特に、最小の改造を施すだけで、常開弁又は常
閉弁のいずれにも使用できる流体作動形弁アクチュエー
タに適用することができる。しかしながら当業者には、
本発明が広範囲の適用性を有しておりかつ複動弁用のア
クチュエータとしても有効であることが理解されよう。
空気圧アクチュエータ又は油圧アクチュエータのような
遠隔制御形アクチュエータを備えた遮断弁は良く知られ
ている。圧縮空気のような加圧流体を作動装置に供給す
ると、弁座から弁軸が持ち上げられて弁が開放される。
また、加圧流体が排出されると、コイルスプリングの押
圧力により弁軸が自動的に下降して弁が閉鎖される。
常開弁用及び複動弁用の空気圧アクチュエータもまた知
られている。しかしながら、これらの3つの適用例のい
ずれにも容易に使用できる流体アクチュエータは、現在
では入手することができない。すなわち、現在では、常
開弁、常閉弁及び複動弁に対し、異なる弁アクチュエー
タハウジングが必要とされている。
これらの3つに大きく分類した弁の各々について多数の
弁サイズのものが製造されているので、自動弁の製造業
者は、非常に多数の異種の弁アクチュエータの設計及び
供給を行って、需要者に対し完全なライン(系統)を提
供できるようにしなくてはならない。このことは、製造
業者の観点からすれば明らかに不利である。また、異な
る形式及びサイズの多数の自動弁を必要とする設備を保
有していて、このため多数の異種の弁アクチュエータ及
び弁についての補修用部品をストックしておかなければ
ならない弁のユーザの観点からしても好ましいことでは
ない。
また、最近では、半導体産業の分野において小型の弁ア
クチュエータに対する需要がある。半導体産業分野では
、流体の流れを制御するのに、複数の弁を近接して配置
し、−群の弁として使用できるようにする必要がある。
しかしながら、現在入手できる従来の弁アクチュエータ
の直径は弁自体よりもかなり大きいため、弁アクチュエ
ータにより、弁と弁との間隔が互いに制限されてしまう
自動弁用の成る形式の可逆アクチュエータが従来技術に
おいて知られている。この弁アクチュエータでは、カッ
プ形ピストンが、その開放端を、弁アクチュエータのハ
ウジング部材のいずれかの端壁に対面させることができ
るように配置されていて、常開弁及び常閉弁のいずれに
も使用できるようになっている。しかしながら、この形
式の弁アクチュエータは、商業的な成功を収めてはいな
い。
例えば半導体産業に広(使用されているような、ベロー
シール形の弁の分野においては、常開弁、常閉弁及び複
動弁に対して種々の弁アクチュエータが現在使用されて
いる。殆どの弁アクチュエータのハウジングは、限定さ
れた場所内に嵌め込むことができる程には小さくなく、
また幾つかの弁アクチュエータは、入口ポート又は出口
ポートを所定の位置に位置決めする必要があるときに回
転することができない。このため、常開弁又は常閉弁並
びに複動弁に僅かな改変を施すだけで使用できる、小型
で回転可能な弁アクチュエータが依然として要望されて
いる。
従って、上記及び他の困難性を解消でき、上記要望を満
たすことができると同時に、全体的により優れた結果を
得ることができる新規で改善された弁アクチュエータを
開発することが望ましいと考えられている。
本発明によれば、常開弁又は常閉弁のいずれにも使用で
きる新規で改善された流体作動形の弁アクチュエータが
提供される。
より詳しくは、本発明の弁アクチュエータは、側壁及び
該側壁と一体の、孔が穿けられた端壁を備えておりかつ
キャビティが形成されているハウジング本体を有してい
る。前記キャビティを包囲してチャンバを形成すべく、
端キャップが前記ハウジング本体の側壁に対して選択的
に固定されるようになっている 端キャップは、そのほ
ぼ中央に配置されておりかつ前記端キャップを貫通して
前記チャンバに連通している第1ポートを備えている。
ボンネットが、前記孔が穿けられた端壁を通って前記ハ
ウジング内に延入しており、またボンネットは、前記ハ
ウジング本体のチャンバに連通している長手方向に延在
するボアを備えている。
ハウジング本体は、保持手段により前記ボンネットに保
持されている。弁作動ロッドが、前記ボンネットのボア
を通って延在しておりかつ前記ハウジング本体のチャン
バ内に終端している。ピストンが前記チャンバ内に配置
されておりかつ前記弁作動ロッドに固定されている。弾
性手段が設けられていて、ピストンを一方の端位置に押
圧するようになっている。この弾性手段は、前記チャン
バ及びボンネットのボアの中の一方に配置されるように
なっている。また、前記弾性手段の押圧力に抗して前記
ピストンをリニアに選択的に移動させて前記弁軸を変位
させるべく、前記ピストンの一方の側に流体の流れを導
入する手段が更に設けられている。
本発明の別の特徴によれば、前記弾性手段が前記チャン
バ内に配置されたスプリングで構成されている。該スプ
リングは、その第1端部が前記チャンバの端壁に係合し
ており、その第2端部が前記ピストンの一方の面に係合
している。別の構成として、前記弾性手段がボンネット
のボア内に配置されたスプリングで構成されており、該
スプリングは、その第1端部が前記ボンネットの内方に
延在する肩部に係合しており、その第2端部が前記弁作
動ロッドの外周部に配置された溝内に保持されたスナッ
プリングに係合している。
本発明の別の特徴によれば、前記保持手段が、前記ボン
ネットの外周部に配置された溝内に嵌着されたスナップ
リングを備えている。本発明の弁アクチュエータは更に
、前記ハウジングの端壁の内部の肩部に保持されており
かつ前記スナップリングに隣接して配置されたスペーサ
リングを有している。また、前記ハウジングの端壁の溝
内に配置されておりかつ前記スペーサリングに隣接した
箇所において前記ボンネットを包囲しているシールが設
けられている。
本発明の更に別の特徴によれば、前記第1ポートがねじ
付き部分を備えている。
本発明の別の特徴によれば、前記端キャップが、端面と
、該端面に対して垂直に延在しておりかつねじ部分を備
えたステムと、該ステムの前記ねし部分と前記端面との
間で前記ステムに配置された溝とを備えている。好まし
くは、前記端キャップの前記溝内に選択的に配置するこ
とができるシール本体が更に設けられている。
本発明の更に別の特徴によれば、前記弁作動ロッドの外
周部には、第1溝と、該第1溝から間隔を隔てた位置に
形成された第2溝とが設けられている。本発明の弁アク
チュエータは更に、前記ピストンの隣接面をシールすべ
く前記第1溝内に配置された第1シール本体と、前記ボ
ンネットの隣接面をシールすべく前記第2溝内に配置さ
れた第2シール本体とを有している。
本発明の弁アクチュエータの別の特徴は、前記ハウジン
グ本体の側壁を貫通して延在しておりかつ前記チャンバ
に連通している第2ポートを更に有していることである
本発明の更に別の特徴によれば、弁が提供される。
本発明の弁の特徴をより詳しく説明すると、この弁は、
弁チャンバ及び弁座を備えた弁本体と、該弁本体に固定
されたボンネットであって、該ボンネットを貫通して延
在しておりかつ前記弁チャンバに連通している長手方向
の通路を備えているボンネットとを存している。弁軸が
、前記弁チャンバ及び前記ボンネットの通路内に延在し
ていて長手方向に移動できるように配置されている。ま
た、側壁及び該側壁と一体の端壁を備えていて、ほぼ円
筒状のキャビティが形成されているアクチュエータのハ
ウジング本体を有しており、該ハウジング本体が、前記
端壁に隣接する箇所において前記側壁を貫通しておりか
つ前記キャビティに連通している第1ポートを備えてい
る。更に、該第1ポートの半径方向の位置決めを選択的
に行うことができるように、前記ハウジング本体を前記
ボンネットに対して回転自在に保持するための保持手段
が設けられている。前記ハウジング本体のキャビティを
閉鎖しかつ前記ハウジング本体内にチャンバを形成すべ
く、前記ハウジング本体の内筒状の側壁に対し選択的に
固定できる端キャップを有しており、該端キャップが、
この端キャップを貫通していて前記チャンバに連通して
いる第2ポートを備えている。前記チャンバ内にはピス
トンが配置されていて、該ピストンは前記弁軸に固定さ
れている。また、関連する導管を前記ハウジング本体に
連結して、前記第1ポートを介して前記チャンバに連通
させるための第1連結手段と、関連する導管を前記端キ
ャップに連結して、前記第2ポートを介して前記チャン
バに連通させるための第2連結手段とを有している。本
発明の弁は更に、前記ヒストンを一方向に押圧するため
の弾性手段を有しており、前記第1ポート及び第2ポー
トを通って前記ピストンの一方の側にある前記チャンバ
内に流入する流体により、前記ピストンを、前記弾性手
段により前記ピストンが押圧されている前記一方向とは
反対の方向に選択的に移動させるように構成されている
本発明の更に別の特徴によれば、制限された領域内で使
用することができかつ常開弁及び常閉弁のいずれにも使
用できる流体作動形弁アクチュエータが提供される。
より詳しくは、この弁アクチュエータは、側壁と孔が設
けられた端壁とを備えておりかつキャビティが形成され
ているハウジング本体と、前記キャビティを閉鎖してチ
ャンバを形成すべく、前記ハウジング本体の側壁に対し
て選択的に固定できる端キャップと、第1端部及び第2
端部及びこれらの両端部の間に延在している長手方向の
ボアを備えたボンネットとを有しており、該ボンネット
の前記第1端部が前記端壁を通って前記ハウジング本体
内に延入している。また、前記ハウジング本体を前記ボ
ンネットに保持するための保持手段と、前記ボンネット
の第2端部を関連する弁本体に固定するボンネットナツ
トと、該ボンネットナツトを通って延在していて前記ハ
ウジング本体のチャンバ内に終端している弁作動ロッド
と、前記チャンバ内に配置されておりかつ前記弁作動ロ
ッドに固定されているピストンとを更に有しており、前
記ハウジング本体の直径の方が前記ボンネットナツトの
直径よりも小さく構成されている。
本発明の1つの長所は、新規で改善された流体作動形の
弁アクチュエータを提供できることである。
本発明の別の長所は、極く僅かな改変を施すだけで、常
開弁又は常閉弁並びに複動弁にも使用できる流体作動形
弁アクチュエータを提供できることである。
本発明の更に別の長所は、2つのねじ付きポートを備え
た常開弁又は常閉弁用の弁アクチュエータのハウジング
であって、前記2つのポートの中の一方のポートが、ハ
ウジング内に保持されたピストンのいずれか一方の側に
連通しているように構成されたハウジングを提供できる
ことである。
本発明の更に別の長所は、小型の弁アクチュエータのハ
ウジングであって、制限された空間内に取り付けること
ができ従って、例えば半導体産業において使用されてい
るような一群の弁配置構成にも使用できる弁アクチュエ
ータのハウジングを提供できることである。
本発明の更に別の長所は、弁アクチュエータ本体のポー
トを流体の入口又は出口と容易に連結できるように、3
60°旋回できる弁アクチュエータ本体を提供できるこ
とである。
本発明の他の利点及び長所は、本発明の実施例について
の以下の詳細な説明により明らかになるであろう。
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施例を説
明する。
添付図面は本発明の好ましい実施例を示す目的のみを有
しており、本発明を制限することを目的とするものでは
ない。第1図は、常閉形ベローズ弁Bと組み合わせて使
用されている本発明の弁アクチュエータAを示すもので
ある。ベローズ形の弁は、弁からの漏洩が生じないよう
にして弁の遮断操作が行えるように構成された配管系に
通される腐食性、有毒性又は高価な液体或いはガスのご
とき流体の流れを制御するのに使用されている。
本発明による流体作動形の弁アクチュエータは、常開形
及び常閉形のベローズ弁と組み合わせて使用する場合に
ついて説明するが、本発明に包含される全体的な発明概
念はベローズ弁以外の弁についても使用できるものであ
り、かつ常開形及び常閉形の弁だけでなく複動形の弁に
ついても使用できるものである。
弁アクチュエータAはハウジング本体10を有しており
、該ハウジング本体10は、円筒状の側壁部12、及び
該側壁部12と一体になった厚肉の端壁部14を備えて
いる。ボア16が端壁14を貫通して延在しており、該
ボア16は、側壁12内に形成されたキャビティ18内
に終端している。キャビティ18の開放端に隣接する位
置において、側壁12の内周部にはねじ部20が設けら
れている。
端壁14に隣接する箇所において、ハウジング本体IO
の側壁12には厚肉の側壁部22が設けられている。こ
の厚肉側壁部22を貫通してねじ付きボア24が延在し
ていて、該ボア24はハウジング本体内に形成されたキ
ャビティ18に連通している。ボア24のねじは、従来
技術において良く知られているように、加圧流体をキャ
ビティ18に連通させるための適当な慣用形の第1チユ
ーブ又は導管(図示せず)のねじ端部を受け入れる連結
手段として作用する。
キャビティ18を閉鎖してチャンバを形成するため、ハ
ウジング本体10には端キャップ30が選択的に固定で
きるようになっている。端キャップ30は、端面32と
、該端面32に対して垂直に延在しておりかつねじ部3
6が設けられているステム34とを備えている。ねじ部
36と端面32との間において、ステム34には環状溝
38が設けられている。端キャップ30を貫通してボア
40が延在しており、該ボア40は、ねじ部41と、該
ねじ部41よりも直径が大きくてねじが形成されていな
い部分(非ねじ形成部)42とを備えている。ボア40
のねじ部41は、従来技術において良く知られているよ
うに、加圧流体をチャンバに連通させるための適当な慣
用形の第2チユーブ又は導管(図示せず)のねじ端部を
受け入れる連結手段として作用する。
ハウジング本体10の端壁部14のボア16を貫通して
ボンネット50が延在しており、該ボンネット50はチ
ャンバ内に終端している。ボンネット50は外周部52
を有しており、該外周部52には、ハウジング本体10
が座着する肩部54が設けられている。ボンネット50
の第1端部に隣接する箇所において、該ボンネット50
の外周部52には溝56が設けられている。この溝56
は保持リング58と協働して、ハウジング本体10をボ
ンネット50上で回転自在に保持している。保持リング
58の下にはスペーサリング60が配置されており、該
スペーサリング60は、ハウジング本体lの端壁14の
内面61に接している。端壁14には、0リングのよう
なシール64を保持する溝62が設けられており、保持
リング58及びスペーサ60に隣接する箇所においてボ
ンネット50とハウジング本体10との間のシールを形
成している。ボンネット50の第2端部にはフランジ6
6が設けられており、該フランジ66は、弁本体72に
ボンネット50を保持するためのボンネットナツト70
と協働するようになっている。ボンネット50には、そ
の長平方向に貫通するようにしてボア74が延在してお
り、弁軸80を受け入れることができるようになってい
る。
弁軸80は、第1端部82及び第2端部83を有してい
る。第1端部82の近くには、シール86を受け入れる
ための第1溝84が設けられている。シール86は、ボ
ンネット50の第1端部に設けられた、ボンネットの内
方に延在する厚肉部分88の内壁87に対しシールして
いる。また、弁軸80には、溝84から間隔を隔てた箇
所において肩部89が設けられており、該肩部89には
、ディスク状でドーナツ状のピストン90が保持されて
いる。肩部89とピストン90との間には、湾曲したス
プリングワッシャ93と共にワッシャ92が介在されて
いる。肩部89から間隔を隔てた箇所において弁軸80
には更に第2の溝94が設けられている。この溝94は
ピストン90のボアの内壁をシールするOリングのよう
な適当なシール部材96が収容されている。この第2の
溝94から間隔を隔てた箇所において第3の溝98が設
けられている。この溝98は保持リング100と協働し
て、ピストン90を弁軸の肩部89に対して移動しない
ように保持している。
前述のように、ハウジング本体10は、保持リング58
及びスペーサリング60により、ボンネット50に対し
回転自在に支持されていて、下方のポート(ねじ付きボ
ア)24を、弁本体72の回りの予め選択された位置に
選択的に位置決めできるようになっている。すなわち、
空気圧作動装置(弁アクチュエータ)Aは、ハウジング
本体10が回転して、慣用の適当な流体供給ライン(図
示せず)をねじ付きボア24に連結できるように、ボン
ネット50に取り付けられている。
再び弁本体72を参照すれば、該弁本体72は弁チャン
バ112を存しており、該弁チャンバ112内には、弁
軸80の第2端部83に保持された弁軸インサート11
6と協働する弁座114が設けられている。弁軸80の
第2端部83にはベローズ118の一端が固定されてお
り、ベローズ118の他端は、弁軸80の一部を包囲し
ているリング120に固定されている。リング120に
はフランジ122が設けられており、該フランジ122
は、ボンネットのフランジ66に隣接して半径方向外方
に延在している。従って、ボンネットのフランジ66及
びリング120のフランジ122は、ボンネットナツト
70により弁本体72に保持されている。また、弁本体
72の上端部に対して、リング120のフランジ122
の部分によるビードシールが形成されている。リング1
20内では、ブシュ124により弁軸80の一部が包囲
されている。
ボンネット50内に延在する弁軸80の部分の周囲には
、スプリング130が配置されている。
スプリング130の第1端部132は、弁軸80の溝1
38内に保持された保持リング136上に取り付けられ
たワッシャ134により、所定位置に保持されている。
スプリング130の第2端部140は、ボンネット50
の厚肉部分88の下方に面した肩部142に対して当接
している。
前述のように、ピストン90はほぼディスク状の形状を
有しており、その外周部144には溝146が形成され
ていて、該溝146内には、ハウジング本体10のチャ
ンバの壁に対するシールをなす0リングのような適当な
シール部材148が収容されている。これにより、ハウ
ジング本体10内のチャンバは、ピストン90及びその
シール96.148により、ピストン90の下に配置さ
れる第1部分152と、ピストン90の上に配置される
第2部分154とに区分される。
第1図の実施例においては、図示のように、弁軸80が
、該弁軸に取り付けられた圧縮コイルスプリング130
の作用により常閉位置に保持されている。従ってこの構
成では、ワッシャ134とボンネットの肩部142との
間でスプリング130が圧縮されていて、弁軸80に対
して常時下向きの力を作用し、ピストン90の下面に流
体圧力が作用しないときには、弁軸インサート116と
弁座114とのシール係合を維持している。
作動に際し、弁軸インサート116を弁座114から変
位させて弁を開放させるには、ねじ付きボア24(該ね
じ付きボア24は、常閉弁の入口ポートとして機能する
)を通してチャンバの第1部分152に流体圧力を尋人
する。チャンバの第1部分152が加圧されると、ピス
トン90に上向きの力が作用し、弁軸80に作用してい
るスプリング130による下向きの力に打ち勝つように
なる。これにより、ワッシャ130とボンネットの肩部
142との間でスプリング130が圧縮され、弁が開放
される。一方、チャンバの第1部分152から流体を排
出すると、ピストン90に作用する上向きの力が小さく
なっていく。スプリング130の力の方が、ピストン9
0に作用する上向きの力よりも大きくなると、弁軸80
が下方に移動して、第1図に示すように弁が閉鎖される
。このようにして、弁は、その全開位置又は全開位置の
いずれかの位置に作動される。
第1図に示すように、端キャップ30にねじ付きボア4
1を設けることは、常閉弁であっても、厳格な清浄度が
要求される場合に有利である。この目的のため、ボア4
1に適当なホース(図示せず)を連結して「パイプアウ
ェイ」ベントとして使用することができる。
本発明の空気圧作動装置(弁アクチュエータ)Aは、通
常必要とされるタレットが省略されていること及び空気
圧作動装置のハウジング全体がボンネット50の回りで
旋回できるようになっていることから、従来の空気圧作
動装置に比べ直径を非常に小さくすることができる。特
に、ハウジング本体10の直径がボンネットナツト70
の直径よりも太き(ならないように設計することにより
、空気圧作動装置のサイズをコンパクトにすることがで
きる。前述のように、半導体産業の分野においては、互
いに近接して配置される一群の複数の弁が使用されてお
り、かような弁の場合には、弁アクチュエータのハウジ
ングの直径が、いかに近接して弁を配置できるかを決定
する制限ファクタになっている。かような状況下におい
て、近接した間隔で配置される弁を使用する場合には、
弁本体72のねじ付きの入口端155及び出口端157
を省略し、弁の配置間隔を定める制限ファクタが、ボン
ネットナツト70及び弁アクチュエータのハウジング本
体10となるようにすることもできる。
本発明によるコンパクトなアクチュエータ内に設けられ
た小型ピストン90が実験室用圧縮空気(約30〜40
psiすなわち約2.1〜2.8 kg/cmりにより
作動されると、スプリング130の力に抗してピストン
90を作動させるに充分な力を発生することができる。
なぜならば、スプリング130が弁軸80に取り付けら
れており、これが、弁軸80の移動に要する力を小さく
しているからである。また、スプリング130をこのよ
うに配置することによって、従来のように配置されたス
プリングが弁軸の移動により圧縮されるときに通常化じ
る摩擦力の成る程度を除去することができる。
図示のように、端キャップ30には、中央のボア40の
両側に配置された1対の孔158が設けられている。こ
れらの孔158は、適当な慣用のスパナレンチと協働し
て、端キャップ30とハウジング本体10との間の協働
ねじ面20.36に沿って、端キャップ30をハウジン
グ本体10にねじ込むことができるようになっている。
端キャップ30がハウジング本体10に螺着される構造
は、ハウジング本体10の直径を小さくできる点でも有
利である。なぜならば、ハウジング本体10の側壁12
の肉厚を、ハウジング本体10に対し慣用的な方法で端
キャップ30を固定するのに使用するファスナ(緊締具
)を使用できる厚さに形成する必要が無くなるからであ
る。
第2図には、本発明の弁アクチュエータを、常開形のダ
イアフラム弁と組み合わせた実施例が示されている。こ
の実施例の図示及び理解を容易にするため、第1図の実
施例のコンポーネンツと同様なコンポーネンツについて
は、第1図に使用した番号にダッシュ(′)を付した番
号を使用し、新しいコンポーネンツについては新しい番
号を使用している。
この実施例においても、空気圧作動装置(弁アクチュエ
ータ)A′が弁B′に取り付けられている。空気圧作動
装置A′はハウジング本体10′を有している。該ハウ
ジング本体10′は、側壁12’及び厚肉の端壁14′
を備えており、またハウジング本体10′内にはキャビ
ティ18′が設けられている。このキャビティ18′は
端キャップ30′により閉鎖されて、チャンバを形成し
ている。ハウジング本体10′は、ボンネット50′に
対し回転できるように保持されており、ボンネット50
′は弁本体72′に固定されている。ボンネット50′
の長手方向のボア74′を通って弁軸80’が延在して
おり、該弁軸80′の端部は、ハウジング本体10′内
に形成されたチャンバ内に配置されている。弁軸80′
の他端には、ベローズ118′の一端が固定されている
弁軸80′にはピストン90′が往復運動できるように
取り付けられており、該ピストン90′はチャンバを、
第1部分152′と第2部分154′とに区分している
。この実施例においては、弁B′が常開形の弁であり、
従って、弁軸インサート116′は、弁座114′から
離れる方向に常時押圧されている。これは、チャンバの
第1部分152′内に配置されたスプリング160によ
り達成される。スプリング160の第1端部162はピ
ストン90′の下面164に当接しており、スプリング
160の第2端部166は、端壁14′の頂面に隣接し
て配置されていてかつボンネット50′に対してハウジ
ング本体10’を保持しているスナップリング58′に
当接している。
前述のように、弁軸80′は、ピストン90′従って弁
軸80′に対して上向きの力を作用している圧縮コイル
スプリング160の作用により、常開位置に保持されて
いる。弁軸80′に作用する上向きの力は、弁軸インサ
ート116’に作用する上向きの力として伝達し、弁軸
インサート116′が弁座114′から引き離された状
態にする。しかしながら、端キャップ30′のボア40
′を通してチャンバの第2部分154′内に加圧流体を
導入し、ピストン90′の上面168に対して適当な流
体圧力を作用すると、スプリング160の力に打ち勝っ
て、第2図に示すように、弁軸インサート116’が弁
座114′に接触するようになる。この構成では、チャ
ンバの第2部分154′内に充分な流体圧力が存在しな
い場合には、ピストン90′とハウジング本体10′の
端壁14′との間でスプリング160が圧縮されており
、弁軸80′に上向きの力を作用して弁軸インサート1
16′を弁座!14′から常時用ぎ離した状態に維持す
るようになっている。
端午ヤッ130′の溝部分38′内には、Oリングシー
ルのような適当なシール部材170が配置されている。
このシールにより、チャンバの第2部分154′内の加
圧流体が端キャップ30′とハウジング本体の側壁12
’との間から漏洩することを防止し、端キャップ30′
とピストン90′との間のチャンバの第2部分154′
内に加圧流体を保持しておくことが可能になる。
弁軸インサート116’を、第2図に示すように、弁座
114′と接触させて弁を閉じるべく作動するには、ね
じ部41′を備えた端キャップ30’のボア40′を通
してチャンバの第2部分154′内に加圧流体を導入す
る。チャンバの第2部分154′が加圧されると、ピス
トン90′に下向きの力が作用し、スプリング160が
ピストン90′に作用している上向きの力に打ち勝つよ
うになる。これにより、スプリング160がピストン9
0′とハウジング本体10′の端壁14′との間で圧縮
される。一方、チャンバの第2部分154′から流体が
排出されると、ピストン90’に作用する下向きの力が
小さくなり、流体によるこの下向きの力よりもスプリン
グ160による上向きの力の方が太き(なると、弁軸8
0’が上方に移動して弁が開放される。か(して、弁B
′は、全開位置と全閉位置との間で作動することができ
る。
ハウジング本体10′の側壁部12′の厚肉部分22′
にねじ付きボア24′を設けることは、第2図に示すよ
うな常開弁であっても、厳格な清浄度が要求される場合
に有利である。この目的のため、ボア24′に適当なホ
ース(図示せず)を連結して「パイプアウェイ」ベント
として使用することができる。
ピストン90′の第2の面(上面)168に作用する適
当な慣用の実験室用圧縮空気(約30〜40psiすな
わち約2.1〜2.8 kg/cm”)を使用すること
により、スプリング160のばね力に抗する充分な大き
さの力をピストン90’に対して作用することができ、
これにより、弁B′を第2図に示すような閉鎖位置に作
動することができる。
以上から明らかなように、本体の弁作動装置は、二、三
の簡単な調節を行うことにより、常開弁及び常閉弁のい
ずれにも使用できるように変更することができる。より
詳しく説明するならば、第1図の弁アクチュエータAの
スプリング130を、ワッシャ134及び保持リング1
36と共に除去し、この弁アクチュエータAに、スプリ
ング160及び0リング170を第2図に示すように配
置すれば、弁アクチュエータを、常開弁用の弁アクチュ
エータから常閉弁用の弁アクチュエータに変更すること
ができる。
また、ハウジング本体10には2つのねし連結部(すな
わち、ハウジング本体の側壁12に設けられたねじ付き
ボア24及び端キャップ30に設けられたねじ付きボア
41)が設けられているため、所望ならば、本発明の空
気圧作動装置(弁アクチュエータ)Aにスプリングを設
けないで、複動作動装置として使用することも可能であ
る。各場合において、360′旋回形の空気入口(又は
出口)連結部24を設けることにより、空気圧作動装置
の設置が容易に行えるようになる。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本
明細書を読みかつ理解したならば、本発明について種々
の改変を行うことができよう、これらの改変が特許請求
の範囲内にあるか本発明と均等物である限り、これらの
全ての改変は本発明に包含されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の弁アクチュエータを使用した常閉弁
を断面したところを示す側面図である。 第2図は、本発明の弁アクチュエータを使用した常開弁
を断面したところを示す側面図である。 10.10’・・・ハウジング本体、 12.12′・・・ハウジング本体の側壁(部)、14
.14′・・・ハウジング本体の端壁(部)、18.1
8’・・・キャビティ、 24.24′・・・ねじ付きボア、 30.30′・・・端キャップ、 38.38′・・・環状溝、 40.40′・・・ボア、 50.50’・・・ボンネット、 70.70′・・・ボンネットナツト、72.72′・
・・弁本体、 80.80′・・・弁軸、  90.90′・・・ピス
トン、116.116′・・・弁軸インサート、130
・・・スプリング、  160・・・スプリング、17
0・・・シール部材、 A、A’・・・弁アクチュエータ(空気圧作動装置)、
B。 B′・・・ベローズ弁。 図面の浄書(内容に変更なし) 手 続 補 正 書(方式) 1、事件の表示 平成1年特許願第113520号 2、発明の名称 流体作動形弁アクチュエータ及び弁 3、補正をする者 事件との関係

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)常開弁又は常閉弁のいずれにも使用できる流体作
    動形弁アクチュエータにおいて、 側壁及び該側壁と一体の、孔が穿けられた端壁を備えて
    おりかつキャビティが形成されているハウジング本体と
    、 前記キャビティを包囲してチャンバを形成すべく前記ハ
    ウジング本体の側壁に対して選択的に固定することがで
    きる端キャップとを有しており、該端キャップが、この
    ほぼ中央に配置されておりかつ前記端キャップを貫通し
    て前記チャンバに連通している第1ポートを備えており
    、前記孔が穿けられた端壁を通って前記ハウジング内に
    延入しているボンネツトを有しており、該ボンネツトが
    、前記ハウジング本体のチャンバに連通している長手方
    向に延在するボアを備えており、 前記ハウジング本体を前記ボンネツトに保持するための
    保持手段と、 前記ボンネツトのボアを通って延在しておりかつ前記ハ
    ウジング本体のチャンバ内に終端している弁作動ロッド
    と、 前記チャンバ内に配置されておりかつ前記弁作動ロッド
    に固定されたピストンと、 該ピストンを一方の端位置に押圧するための弾性手段で
    あって、前記チャンバ及びボンネツトのボアの中の一方
    に配置される弾性手段と、前記弾性手段の押圧力に抗し
    て前記ピストンをリニアに選択的に移動させて前記弁軸
    を変位させるべく、前記ピストンの一方の側に流体の流
    れを導入する手段とを更に有していることを特徴とする
    流体作動形弁アクチュエータ。
  2. (2)前記弾性手段が前記チャンバ内に配置されたスプ
    リングで構成されており、該スプリングは、その第1端
    部が前記チャンバの端壁に係合しており、その第2端部
    が前記ピストンの一方の面に係合していることを特徴と
    する請求項1に記載の流体作動形弁アクチュエータ。
  3. (3)前記弾性手段が前記ボンネツトのボア内に配置さ
    れたスプリングで構成されており、該スプリングは、そ
    の第1端部が前記ボンネツトの内方に延在する肩部に係
    合しており、その第2端部が前記弁作動ロッドの外周部
    に配置された溝内に保持されたスナップリングに係合し
    ていることを特徴とする請求項1に記載の流体作動形弁
    アクチュエータ。
  4. (4)前記保持手段が、前記ボンネツトの外周部に配置
    された溝内に嵌着されるスナップリングを備えており、
    更に前記保持手段が、 前記ハウジングの端壁の内部の肩部に保持されておりか
    つ前記スナップリングに隣接して配置されたスペーサリ
    ングと、 前記ハウジングの端壁の溝内に配置されておりかつ前記
    スペーサリングに隣接した箇所において前記ボンネツト
    を包囲しているシールとを備えていることを特徴とする
    請求項1に記載の流体作動形弁アクチュエータ。
  5. (5)前記端キャップが、 端面と、 該端面に対して垂直に延在しておりかつねじ部分を備え
    たステムと、 該ステムの前記ねじ部分と前記端面との間で前記ステム
    に配置された溝とを備えていることを特徴とする請求項
    1に記載の流体作動形弁アクチュエータ。
  6. (6)前記端キャップの前記溝内に選択的に配置するこ
    とができるシール本体を更に備えていることを特徴とす
    る請求項5に記載の流体作動形弁アクチュエータ。
  7. (7)前記第1ポートがねじ部分を備えていることを特
    徴とする請求項5に記載の流体作動形弁アクチュエータ
  8. (8)前記弁作動ロッドの外周部には、第1溝と、該第
    1溝から間隔を隔てた位置に形成された第2溝とが設け
    られており、弁アクチュエータが更に、前記ピストンの
    隣接面をシールすべく前記第1溝内に配置された第1シ
    ール本体と、前記ボンネツトの隣接面をシールすべく前
    記第2溝内に配置された第2シール本体とを有している
    ことを特徴とする請求項1に記載の流体作動形弁アクチ
    ュエータ。
  9. (9)前記ハウジング本体の側壁を貫通して延在してお
    りかつ前記チャンバに連通している第2ポートを更に有
    していることを特徴とする請求項1に記載の流体作動形
    弁アクチュエータ。
  10. (10)弁チャンバ及び弁座を備えた弁本体と、該弁本
    体に固定されたボンネツトであって、該ボンネツトを貫
    通して延在しておりかつ前記弁チャンバに連通している
    長手方向の通路を備えているボンネツトと、 前記弁チャンバ及び前記ボンネツトの通路内に延在して
    いて長手方向に移動できるように配置されている弁軸と
    、 側壁及び該側壁と一体の端壁を備えていて、ほぼ円筒状
    のキャビティが形成されているアクチュエータのハウジ
    ング本体とを有しており、該ハウジング本体が、前記端
    壁に隣接する箇所において前記側壁を貫通しておりかつ
    前記キャビティに連通している第1ポートを備えており
    、該第1ポートの半径方向の位置決めを選択的に行うこ
    とができるように、前記ハウジング本体を前記ボンネツ
    トに対して回転自在に保持するための保持手段と、 前記ハウジング本体のキャビティを閉鎖しかつ前記ハウ
    ジング本体内にチャンバを形成すべく、前記ハウジング
    本体の円筒状の側壁に対し選択的に固定できる端キャッ
    プとを有しており、該端キャップが、この端キャップを
    貫通していて前記チャンバに連通している第2ポートを
    備えており、 前記チャンバ内に配置されておりかつ前記弁軸に固定さ
    れたピストンと、 関連する導管を前記ハウジング本体に連結して、前記第
    1ポートを介して前記チャンバに連通させるための第1
    連結手段と、 関連する導管を前記端キャップに連結して、前記第2ポ
    ートを介して前記チャンバに連通させるための第2連結
    手段と、 前記ピストンを一方向に押圧するための弾性手段とを更
    に有しており、前記第1ポート及び第2ポートを通って
    前記ピストンの一方の側にある前記チャンバ内に流入す
    る流体により、前記ピストンを、前記弾性手段により前
    記ピストンが押圧されている前記一方向とは反対の方向
    に選択的に移動させることを特徴とする弁。
  11. (11)前記弾性手段が前記チャンバ内に配置されたス
    プリングであり、該スプリングは、その第1端部が前記
    チャンバの端壁に、その第2端部が前記ピストンの一方
    の面に係合していることを特徴とする請求項10に記載
    の弁。
  12. (12)前記弾性手段が前記ボンネツトのボア内に配置
    されたスプリングであり、該スプリングは、その第1端
    部が前記ボンネツトの上方に延在している肩部に、その
    第2端部がスナップリングを備えた前記保持手段に係合
    していることを特徴とする請求項10に記載の弁。
  13. (13)前記第1連結手段及び第2連結手段の各々が、
    前記第1ポート及び第2ポートのそれぞれに設けられた
    ねじ部を備えていることを特徴とする請求項10に記載
    の弁。
  14. (14)前記端キャップが、 端面と、 該端面に対して垂直に延在しておりかつねじ部分を備え
    たステムと、 該ステムの前記ねじ部分と前記端面との間で前記ステム
    に配置された溝とを備えていることを特徴とする請求項
    10に記載の弁。
  15. (15)前記端キャップの前記溝内に選択的に配置する
    ことができるシール本体を更に備えていることを特徴と
    する請求項14に記載の弁。
  16. (16)前記保持手段が、前記ボンネツトの外周部に配
    置された溝及び前記ハウジング本体の端壁の内周部に配
    置された肩部と協働するスナップリングを備えており、
    前記ハウジング本体を前記ボンネツトに対して回転でき
    るように固定していることを特徴とする請求項10に記
    載の弁。
  17. (17)前記ピストンが、外周溝及び該外周溝内に受け
    入れられたシールを備えており、前記端キャップの、ね
    じが設けられた前記第2ポート及び前記アクチュエータ
    のハウジング本体の、ねじが設けられた第1ポートは、
    前記ピストンの位置の如何に係わらず前記ピストンのシ
    ールが常に前記第1ポートと第2ポートとの間に存在す
    るように、相対的に位置決めされていることを特徴とす
    る請求項10に記載の弁。
  18. (18)制限された領域内で使用することができかつ常
    開弁及び常閉弁のいずれにも使用できる流体作動形弁ア
    クチュエータにおいて、 側壁と孔が設けられた端壁とを備えておりかつキャビテ
    ィが形成されているハウジング本体と、 前記キャビティを閉鎖してチャンバを形成すべく、前記
    ハウジング本体の側壁に対して選択的に固定できる端キ
    ャップと、 第1端部及び第2端部及びこれらの両端部の間に延在し
    ている長手方向のボアを備えたボンネツトとを有してお
    り、該ボンネツトの前記第1端部が前記端壁を通って前
    記ハウジング本体内に延入しており、 前記ハウジング本体を前記ボンネツトに保持するための
    保持手段と、 前記ボンネツトの第2端部を関連する弁本体に固定する
    ボンネツトナットと、 該ボンネツトナットを通って延在していて前記ハウジン
    グ本体のチャンバ内に終端している弁作動ロッドと、 前記チャンバ内に配置されておりかつ前記弁作動ロッド
    に固定されているピストンとを更に有しており、 前記ハウジング本体の直径の方が前記ボンネツトナット
    の直径よりも小さいことを特徴とする流体作動形弁アク
    チュエータ。
  19. (19)前記ピストンを一方の端位置に押圧するための
    弾性手段であって、前記チャンバ及びボンネツトのボア
    の中の一方に配置される弾性手段と、前記弾性手段の押
    圧力に抗して前記ピストンをリニアに選択的に移動させ
    て前記弁軸を変位させるべく、前記ピストンの一方の側
    に流体の流れを導入する手段とを更に有していることを
    特徴とする請求項18に記載の流体作動形弁アクチュエ
    ータ。
  20. (20)前記ピストンが、前記チャンバを第1チャンバ
    部分と第2チャンバ部分とに区分しており、前記第1チ
    ャンバ部分が大気と連結しないようにシールする第1シ
    ール手段と、 前記第2チャンバ部分が大気と連結しないようにシール
    する第2シール手段とを更に備えていることを特徴とす
    る請求項19に記載の流体作動形弁アクチュエータ。
  21. (21)前記ハウジング本体の前記側壁を貫通して延在
    している第1ポートと、 前記端キャップを貫通して延在している第2ポートと、 関連する導管を前記ハウジング本体に連結して、前記第
    1ポートを介して前記チャンバに連通させるための第1
    連結手段と、 関連する導管を前記端キャップに連結して、前記第2ポ
    ートを介して前記チャンバに連通させるための第2連結
    手段とを更に備えていることを特徴とする請求項18に
    記載の流体作動形弁アクチュエータ。
JP11352089A 1988-05-04 1989-05-02 流体作動形弁アクチュエータ及び弁 Pending JPH0211984A (ja)

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