JP2613528B2 - 弁装置 - Google Patents

弁装置

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JP2613528B2
JP2613528B2 JP4214505A JP21450592A JP2613528B2 JP 2613528 B2 JP2613528 B2 JP 2613528B2 JP 4214505 A JP4214505 A JP 4214505A JP 21450592 A JP21450592 A JP 21450592A JP 2613528 B2 JP2613528 B2 JP 2613528B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種の弁装置を始動させ
るのに適したトリガーの役目を果たす弁装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】各種弁装置を始動させる為の手段とし
て、従来から所謂パイロットバルブが公知である。パイ
ロットバルブの一般的な構造は図4に示すごときもの
で、基体Bと蓋体Cの間にダイヤフラムDを液密的に挟
着し、基体Bには一次側通路Iと二次側通路IIを穿設
し、これら二つの通路の間の開口部をパッキンPを有す
る円盤Zで遮断すると共に、二次側通路IIに連続して
ダイヤフラムDに面する加圧室Kが設置されている。
【0003】蓋体Cの外部に設置されたハンドルHのス
ピンドルJは蓋体Cに螺入され、その先端は蓋体Cの内
部にあって、一端がダイヤフラムDに圧接する押圧板O
に接するスプリングSの他端に圧接する加圧板Qに当接
している。
【0004】更に、押圧板Oから基体Bの加圧室Kに突
出した突杆Tは、一次側通路Iと二次側通路IIの間を
遮断する円盤Zから延長された軸杆Xに当接しており、
円盤Zには円盤Zが常に二つの通路を遮断する方向に小
スプリングsが張設されている。尚、図中Yは円盤Z部
分の動作を案内し、また円盤Zに故障が発生した際に修
理等を施す為のガイドバルブである。
【0005】パイロットバルブの使用に際しては、図5
に示すようにその一次側通路Iを始動させるべき弁装置
Vの一次側F(送水元側)の水圧を受けているピストン
の上室Uに接続し、二次側通路IIを弁装置Vの二次側
G(送水先側)に接続する。図示した自動圧力調整型の
弁装置Vにおいては、一次側Fの圧力に対して二次側G
の圧力が低い状態(例えば十対七程度の圧力比)で、弁
体Eが閉鎖状態を維持しして流路開口Mが遮断され続
け、二次側Gの圧力が低下して一次側Fと二次側Gの圧
力比が例えば十対七未満になると弁体Eが移動して流路
開口Mが開放される形式である。
【0006】このような弁装置Vの始動に使用されたパ
イロットバルブAの、一次側通路Iには十の圧力を有す
る水(或は空気)が供給され、二次側通路IIにはほぼ
七の圧力を有する水(或は空気)が供給されていること
になる。一次側通路Iの圧力(十)は円盤Zの外周面に
加えられ、二次側通路IIの圧力(七)は円盤Zのパッ
キンPと加圧室K内のダイヤフラムDに加えられること
になる。
【0007】小スプリングsは円盤Zを一次側通路Iと
二次側通路IIの間の開口部に圧接させて両者の間の導
通を遮断しているが、二次側通路IIの圧力が低下して
七未満になると、加圧室Kの圧力も低下しダイヤフラム
Dに加えられていた圧力が小さくなる為、ダイヤフラム
Dを介して加圧室K内の圧力とバランスが取られて中立
状態にあったスプリングSが作用を果たせる状態に移行
し、押圧板OがダイヤフラムDを図4において下方へ押
し下げ、その押圧板Oの動作か突杆Tと軸杆Xを介して
円盤Zに伝達され、円盤Zは小スプリングsの作用に抗
して押し下げられ、前記二つの通路の間の開口部の遮断
が解かれ、一次側通路I内の水(或は空気)は二次側通
路IIへ流入することになる。
【0008】パイロットバルブAは、スプリングSの圧
力をハンドルHによって調節することにより、一次側通
路Iの圧力と二次側通路IIの圧力が、十対七未満で作
動する状態や、十対八未満で作動する状態を任意に設定
でき、このパイロットバルブAに引き金の役目を果たさ
せることにより、例えば図5に示すような自動圧力調整
型の弁装置V等を作動させることができるのである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】問題点は、パイロット
バルブが常時使用されるものではなく、実際の作動は一
年に一度の定期点検の時のみであるような使用状態がし
ばしばあり、それ以外の長期間は、円盤ZのパッキンP
が二つの通路を常に遮断したままになっていることであ
る。
【0010】このパッキンPは、その平面部が通路の開
口部に密着してこれを遮断する形式であるので、長期間
にわたって閉鎖遮断が行われると変形し、平面部に開口
部が埋没した状態になったり、或はパッキンPが開口部
に張り付いたりする事故が避けられない。
【0011】前者の場合には、二次側通路IIの圧力が
所定の値未満に下がって円盤Zが移動した場合に、その
移動距離を充分に確保できず、結果的に開口部の遮断が
充分に解かれない状態を生み出し、後者の場合には円盤
Z自体が移動できずにこれもまた遮断が解かれない状態
になる。
【0012】このようなパイロットバルブAをスプリン
クラー装置の回路に使用すると、作動を必要とする緊急
時にパイロットバルブAの不作動または作動不全によっ
てスプリンクラーが全く作用しない状態も充分に考えら
れる。これは、円盤ZのパッキンPの平面部によって開
口部の遮断を行う構造自体に起因するもので、一般の水
道蛇口に使用される「コマ」においても折々見られる
現象である。
【0013】しかしながら家庭用の水道蛇口では余り問
題にされないこのような事態が、スプリンクラー等の保
安装置にとっては致命的な欠陥となるのは明らかであ
り、このような事態は何らかの手段によって解消されな
ければならない。
【0014】
【課題を解決するための手段】パッキンPが一次側通路
Iと二次側通路IIの間の開口部を遮断し続けると、パ
ッキンPの変形や、開口部に対するパッキンPの張り付
きを生じるのは、パッキンPの平面部を開口部に圧接さ
せて遮断を行うことに起因しており、遮断の為に他の方
法或は形式を採用できればこの問題は解決されると考え
られる。
【0015】通路を気密的に或は液密的に遮断する際
に、パッキンの平面部を使用しない方法としては、O−
リングによる形式が考えられるが、前述のごとく弁装置
の一次側には十、二次側には七程度の圧力が加えられた
状態で、通常は二つの通路の間を遮断し、二次側の圧力
が七から七未満に低下した場合に、前記の遮断を解くこ
とができるようにする為には、平面型パッキンをO−リ
ングに置き換えるだけでは問題を解決できない。
【0016】この問題を解決する為に本発明において
は、シリンダに、弁装置Vの一次側F(ピストンの上室
U)と二次側Gに接続される二つの通路を設置し、その
シリンダの内部に摺動子を封入し、摺動子の両端に各々
の通路に対面する受圧面を設置し、一次側Fに対面する
受圧面と二次側Gに対面する受圧面の面積比を、例えば
1:3とすることによって、一次側Fの圧力(十)に対
して二次側Gの圧力(七)の遮断時は摺動子に加えられ
る圧力の比率が10:21となり、一次側Fの圧力
(十)に対して二次側Gの圧力が(三)になると比率が
10:9になって遮断が解かれるようにした。
【0017】この場合、摺動子の両端の受圧面積は任意
に設計できるが、別途のスプリングなどを使用せず、両
端に加えられる圧力のバランスのみで摺動子を制御する
為に安全率を大きく取って受圧面積の比率を1:3とし
た。それによって本発明装置を在来のパイロットバルブ
Aに併設した場合、パイロットバルブAが十対七未満の
所望の圧力比で作動した場合には、本発明装置は全く作
動せず、パイロットバルブAが全く作動せずに二次側の
圧力が著しく低下した時にのみ本発明装置が作動してパ
イロットバルブAの不作動を補う、という組み合わせを
得ることができる。
【0018】シリンダと摺動子の間のシールはO−リン
グによって行い、O−リングに例えばシリコングリスを
充分に与えることによって、平型のパッキンPでは得ら
れなかった満足すべき能力を与えることができる。長時
間に渡って装置が動作しない場合には、使用されている
O−リングにも変形は生じるが、それは平型のパッキン
Pの変形とは異なり、O−リングの円形断面が楕円形に
変形する種類のものであるので、作動時の移動量不足が
生じにくい上に、張り付きによる不作動もほぼ完全に除
去することができる。
【0019】シリンダ内を摺動する摺動子によって、流
体通路の遮断と開放を行う為、摺動子の摺動方向に沿っ
て一次側通路と二次側通路を穿設し、これを始動させる
べき弁装置Vの一次側Fと二次側Gにそれぞれ接続し、
両通路からの圧力はそれぞれ摺動子の端部の一方に加え
られるようにすると、前述のごとく摺動子の移動の為に
スプリング等の付勢用の部品を一切設けることなく、摺
動子に加えられる圧力の変化のみで本発明品を作動させ
ることができる。
【0020】このようなシリンダと摺動子の間をO−リ
ングによって密封するには、シリンダと摺動子の間に、
例えば自動車エンジンのピストンリングのような状態に
O−リングを設置してもよいが、より望ましくは、シリ
ンダの内壁を一周する60度程度の傾斜面を設け、摺動
子にもこれに対応する傾斜面を設け、これらのいずれか
の傾斜面に沿ってO−リングを設置すれば、O−リング
に無用の圧力をかけることなく、密封遮断と開放を円滑
行わせることができる。
【0021】このような構造は、摺動子がピストンの形
状を有する場合のみでなく、一般の水道蛇口用の「コ
マ」や、従来のパイロットバルブの円盤Zにも利用で
き、それぞれ充分に満足できる機能が達成される。
【0022】
【実施例】図面に従って本発明の一実施例を説明する。
図1において、1は弁装置Vの一次側Fに接続されるべ
き一次側通路2と小内腔3を有すると共に、その端部に
螺着用の牡ネジ4を備えた第一シリンダ、5は弁装置V
の二次側Gに接続されるべき二次側通路6と大内腔7を
有すると共に、端部に第一シリンダ1の牡ネジ4に螺着
される雌ネジ8を備えた第二シリンダ、9は第二シリン
ダ5に螺入され第一シリンダ1と第二シリンダ5を相互
に固定する為の固定ネジである。
【0023】第一シリンダ1と第二シリンダ5をそれら
の牡ネジ4と雌ネジ8を相互に螺着することにより一体
にすると、それらに設置された小内腔3と大内腔7は連
続して一個の内腔を形成する。また、一次側通路2は小
内腔3に、二次側通路6は大内腔7に連続しており、第
一シリンダ1と第二シリンダ5によって、一次側通路2
−小内腔3−大内腔7−二次側通路6という流路が形成
されることになる。
【0024】第一シリンダ1の小内腔3の一次側通路2
に近接した部分には、小内腔3の径を広げる形に拡大室
10が設置され、一次側通路2と拡大室10の間には拡
大室10に向かって開いた形状に小内腔斜面部11が設
置されている。同様に、二次側通路6と大内腔7の間に
は大内腔7に向かって開いた形状の大内腔斜面部12が
設置されている。
【0025】13は、小内腔3と大内腔7によって形成
された内腔内部に設置された摺動子で、拡大室10と大
内腔7を連通させる導通路14が穿設されると共に、小
内腔3内にある端部には小内腔斜面部11に適合する小
内腔摺動子斜面部15が、また、大内腔7内にある端部
には大内腔斜面部12に適合する大内腔摺動子斜面部1
6がそれぞれ設置されている。
【0026】摺動子13と内腔の間にはO−リングから
なるシール材が施されており、第一シール材17は摺動
子13と小内腔3の内壁の間に、第二シール材18は摺
動子13の拡大直径部13’と大内腔7の内壁の間にそ
れぞれ設置され、これら二つのシール材により摺動子1
3が気密的に両内腔内で摺動することができる。
【0027】第三シール材19は小内腔摺動子斜面部1
5に設置されており、小内腔斜面部11と小内腔摺動子
斜面部15が互いに当接した際に両者の間の気密性を維
持し、第四シール材20は大内腔斜面部12と大内腔摺
動子斜面部15が互いに当接した際に両者の間の気密性
を維持する役目を果たす。
【0028】21は第二シリンダ5に穿設された通気孔
で、大内腔7内にある摺動子13と第一シリンダ1の端
部の間にある空気を外部と流通させる為に設けられてい
る。例えば図1のごとく、小内腔斜面部11と小内腔摺
動子斜面部15が当接している状態から、図2のごとく
大内腔斜面部12と大内腔摺動子斜面部16が当接する
状態に移行する為には、第一シリンダ1の端部と摺動子
13の拡大直径部13’の間に外部の空気を吸引し、そ
の逆の動作の場合には内部の空気を外部に排出する通路
となる。
【0029】本実施例を自動圧力調整弁Vに適用し、パ
イロットバルブAの補助を行わしめる場合の接続は、図
3に示すごとく、既設のパイロットバルブAと平行に、
本発明トリガーバルブLの一次側通路2に送水元側仕切
弁22を介して自動圧力調整弁Vの一次側F(図示の場
合にはピストン室の上室U)を接続し、二次側通路6を
送水先側仕切弁23を介して自動圧力調整弁Vの二次側
Gに接続する。
【0030】トリガーバルブLをセットするには、送水
元側仕切弁22と送水先側仕切弁23を「閉」の状態に
したままで、既設のパイロットバルブAの調整と自動圧
力調整弁V各部への流体の供給を行った後、全体が安定
状態になった時点で、まず送水先側仕切弁23を「開」
とし、トリガーバルブLの二次側通路6に自動圧力調整
弁Vの二次側Gの流体圧を加える。
【0031】それによって、任意の位置にあった摺動子
13は図1のごとく内腔内の左端に移動し、小内腔斜面
部11と小内腔摺動子斜面部15が接触し、第三シール
材19が一次側通路2を閉鎖する。
【0032】次に、送水元側仕切弁22を「開」とし、
自動圧力調整弁Vの一次側F(この場合にはピストン室
の上室U)の流体圧を、第一シリンダ1の一次側通路2
に加える。この場合、既に一次側通路2を閉鎖している
摺動子13の端部に圧力が加えられることになるが、摺
動子13に対して一次側通路2から加えられる圧力を受
ける面積と、二次側通路6から加えられる圧力を受ける
面積が、1:3程度の比率を形成するように設計されて
いるので、一次側Fの圧力が(十)また二次側Gの圧力
が(七)に設定されている場合に、摺動子13は一次側
通路2から(十)の力によって押圧され、二次側通路6
から(二十一)の力で押圧されることになるため、図1
の状態から移動することが無い。
【0033】自動圧力調整弁Vが組み込まれたスプリン
クラー回路において、火災が発生して二次側通路6の圧
力が急激に低下した場合、図3においてパイロットバル
ブAが適切に作動すれば問題は無いが、それが故障して
作動しない場合には、トリガーバルブLの二次側通路6
及び大内腔7に加えられていた圧力が低下し、摺動子1
3に加えられていた(二十一)の力が減少して行き、二
次側Gの圧力が(三)まで降下すると、10:21であ
ったピストン13への力が10:9に変化して、一次側
通路2からの圧力によってピストン13は図1から右方
へ摺動し、一次側通路2の遮断が解かれるとともに、一
次側通路2内の流体は拡大室10、摺動子13の導通孔
14、大内腔7を経て二次側通路6へ流入し、更に自動
圧力調整弁Vの二次側Gへ流れ込む。
【0034】この一連の流体の移動によって、図3にお
ける弁装置Vのピストン室の上室Uの圧力が低下し、ピ
ストン室内の弁体駆動ピストンは一次側Fの流体圧によ
って押し上げられ、弁装置ピストンに連結された弁体E
が上昇して流通開口Mの閉鎖が解かれ、一次側Fの流体
は流通開口Mから二次側Gへ流入し、送水先のスプリン
クラーなどへ送られることになる。
【0035】このように、本発明によるトリガーバルブ
Lを従来のパイロットバルブAに併設することにより、
パイロットバルブAの作動不良による事故を完全に防止
できる。また実際の使用においては、図3におけるパイ
ロットバルブAの作動圧力をトリガーバルブLの作動圧
力よりも高く設定することによって、パイロットバルブ
Aが適切に作動する場合にはトリガーバルブLは作動せ
ず、パイロットバルブAが不作動だった場合にのみトリ
ガーバルブLが作動するように設定することも容易に可
能である。
【0036】図6に示したものは、本発明の発想を従来
のパイロットバルブAに適用した実施例で、従来のパイ
ロットバルブAの円盤Zと平型のパッキンPを円盤斜面
部15’と円盤斜面部15’に設置されたシール材1
9’に置き換え、一次側通路Iと二次側通路IIの間の
開口部を円盤斜面部15’に対応する開口斜面部11’
として、開口斜面部11’と円盤斜面部の圧接によって
流体の流通遮断を行うものである。同様の加工は、水道
蛇口の「コマ」にも簡単に適用できることは明白であ
り、各種の弁装置に広い範囲で応用が可能である。
【0037】
【発明の効果】以上のごとく本発明によると、平型のパ
ッキンを使用した弁体の作動不良を確実に除去した新規
の装置を得ることができるとともに、これによってパイ
ロットバルブの作動不良の解決策となるトリガーバルブ
を得ることができ、更にこれの応用によって新しい形式
のパイロットバルブ等を獲得できる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の閉鎖時における断面図である
【図2】本発明実施例の開放時における断面図である
【図3】弁装置に本発明実施例を取り付ける場合の概念
図である。
【図4】従来のパイロットバルブの断面図である。
【図5】従来品のパイロットバルブを取り付けた自動圧
力調整弁の概念図である。
【図6】本発明をパイロットバルブに適用した実施例の
部分的断面図である。
【符号の説明】
1 第一シリンダ 2 一次側通路 3 小内腔 4 牡ネジ 5 第二シリンダ 6 二次側通路 7 大内腔 8 雌ネジ 9 固定ネジ 10 拡大室 11 小内腔斜面部 12 大内腔斜面部 13 摺動子 14 導通孔 15 小内腔ピストン斜面部 16 大内腔ピストン斜面部 17 第一シール材 18 第二シール材 19 第三シール材 20 第四シール材 21 通気孔 22 送水元仕切弁 23 送水先仕切弁

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に同心的に且つ連続して、一端が外部
    に開口した一次側通路、一端が一次側通路に連続し他端
    に向かって傾斜が拡大する小内腔斜面部、一端が小内腔
    斜面部に連続する拡大部、一端が拡大部に連続し他端が
    外部に開口し且つ拡大部の径よりも小なる径を有する
    内腔が穿設され、小内腔が開口する端部外周に牡ネジ
    削設された第一シリンダと、 内部に同心的に且つ連続して、前記第一シリンダの小内
    腔の外部への開口に連続する大内腔、一端が大内腔に連
    続し他端に向かって傾斜が縮小する大内腔斜面部、一端
    が大内腔斜面部に連続し他端が外部に開口した二次側通
    路が穿設され、大内腔の内周に第一シリンダの牡ネジに
    螺着される雌ネジが削設された第二シリンダと、一端に第一シリンダの小内腔斜面部を閉鎖する小内腔摺
    動子斜面部を有し、他端に第二シリンダの大内腔斜面部
    に当接する大内腔摺動子斜面部を有し、更に第二シリン
    ダの大内腔に沿って摺動する拡大直径部を有する 摺動子
    とからなり、 第一シリンダと第二シリンダを相互に螺着して形成した
    内部空間に摺動子を液密的に摺動自在に収容し、第一シ
    リンダの小内腔斜面部と摺動子の小内腔摺動子斜面部の
    間、第一シリンダの小内腔と摺動子の間、第二シリンダ
    の大内腔と摺動子の拡大直径部の間、及び第二シリンダ
    の大内腔斜面部と摺動子の大内腔摺動子斜面部の間のシ
    ール材として、それぞれの箇所の摺動子上にOリングか
    らなる第三シール材、第一シール材、第二シール材及び
    第四シール材を関着設置し、 摺動子に第一シリンダの拡大室と第二シリンダの二次側
    通路を導通させる導通路を穿設すると共に、第一シリン
    ダの牡ネジが削設された側の端面と摺動子の拡大直径部
    の間の第二シリン側面に通気孔を貫通させ、 摺動子の小内腔摺動子斜面部が第一シリンダの小内腔斜
    面部を閉鎖した状態で、摺動子を、一次側通路からの圧
    力を受ける面積を1とした場合、二次側通路からの圧力
    を受ける面積が3となるように したことを特徴とする弁
    装置。
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