JPH09229519A - 温度式膨張弁 - Google Patents

温度式膨張弁

Info

Publication number
JPH09229519A
JPH09229519A JP8280981A JP28098196A JPH09229519A JP H09229519 A JPH09229519 A JP H09229519A JP 8280981 A JP8280981 A JP 8280981A JP 28098196 A JP28098196 A JP 28098196A JP H09229519 A JPH09229519 A JP H09229519A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
expansion valve
housing member
housing
refrigerant pipe
evaporator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8280981A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kinoshita
宏 木下
Yoshitaka Tomatsu
義貴 戸松
Shinji Kakehashi
伸治 梯
Yasutaka Kuroda
泰孝 黒田
Yasushi Yamanaka
康司 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP8280981A priority Critical patent/JPH09229519A/ja
Priority to US08/755,212 priority patent/US5732570A/en
Publication of JPH09229519A publication Critical patent/JPH09229519A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2341/00Details of ejectors not being used as compression device; Details of flow restrictors or expansion valves
    • F25B2341/06Details of flow restrictors or expansion valves
    • F25B2341/068Expansion valves combined with a sensor
    • F25B2341/0683Expansion valves combined with a sensor the sensor is disposed in the suction line and influenced by the temperature or the pressure of the suction gas

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンルーム側の冷媒配管と、車室側冷媒
配管との連結部材の役割を兼ねる温度式膨張弁の小型化
を図る。 【解決手段】 膨張弁ハウジングを、底部を有する円筒
状に成形した第1のハウジング31と、円柱形に成形し
た第2のハウジング32とに2分割し、第1のハウジン
グ31に第2のハウジング32を嵌入し、この両者を一
体に結合する。感温室43を有する感温機構35および
この感温機構35の感知される蒸発器出口温度に応じて
絞り通路39の開度を調整する膨張機構47を第2のハ
ウジング32内に配設する。第1ハウジング31の底部
に、蒸発器出入口冷媒配管70、73と連結される第
1、第4のジョイント部311、312を設け、一方、
第2のハウジング32の外表面部に、圧縮機吸入側冷媒
配管、受液器からの高圧側液冷媒配管に連結される第
2、第3のジョンイト部321、322を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は温度式膨張弁およびこれ
を用いた自動車用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平5−278455号公報に
おいて、自動車用空調装置におけるクーリングユニット
および膨張弁の車両装着性を改善するための膨張弁構成
が提案されている。すなわち、上記公報には、図8、
9、10に示すように、車両エンジンルームEと、車室
Rとを仕切るダッシュボードDに丸形の貫通穴74を設
け、この貫通穴74に冷媒配管の連結部材100を嵌入
するとともに、この連結部材100の樹脂製丸形ブロッ
ク101内に膨張弁3のハウジング300を設けるとと
もに、このハウジング300内に感温機構35および膨
張機構47を内蔵するようにしたものが提案されてい
る。
【0003】なお、図9、10において、1はエンジン
ルームE内に設置される圧縮機、凝縮器、受液器等の凝
縮用機器群を示しており、2は車室R内のクーリングユ
ニットであり、21は蒸発器である。このような構成に
よれば、冷媒配管の連結部材100と膨張弁3とが一体
構造になっているので、膨張弁3を車室R内のクーリン
グユニット2の蒸発器21部近傍に独立に設置する通常
のタイプのものに比して、クーリングユニット2および
膨張弁3の車両への装着が容易となり、これらの車両へ
の装着性を改善することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構造では、図9に示すように、膨張弁3の感温機構3
5および膨張機構47を、1つの縦長のハウジング30
0の上部開口部301から、このハウジング300内に
収納し、そしてこの上部開口部301を蓋302にて閉
塞するとともに、この蓋302の周辺部にOリング30
3によるシール部を設けている。
【0005】そのため、膨張弁3の高さ方向(図9の上
下方向)に、膨張機構47、感温機構35、さらには上
記Oリング303によるシール部を設けた蓋302を重
畳して配設することになり、膨張弁3の高さがどうして
も高くなるという問題がある。その結果、従来構造で
は、膨張弁が大型化してしまうという問題があり、設置
スペース上の制約が特に大きい自動車において大きな課
題となっている。
【0006】本発明は上記点に鑑みてなされたもので、
冷媒配管の連結部材としての役割を兼ねる温度式膨張弁
において、その外形の小型化を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、以下の技術的手段を採用する。すなわち、請
求項1〜6記載の発明では、一端に底部を有する筒形状
に成形された第1のハウジング部材(31)の内部に第
2のハウジング部材(32)を嵌入して、この両ハウジ
ング部材(31、32)を一体に結合し、第1のハウジ
ング部材(31)の一端側に蒸発器(21)の出口側冷
媒配管(70)と連結される第1のジョイント部(31
1)を設け、第2のハウジング部材(32)内に、蒸発
器(21)出口冷媒の温度を感知する感温室(43)を
有する感温機構(35)、およびこの感温機構(35)
の感知する冷媒温度に応じて高圧側冷媒を減圧し膨張さ
せる膨張機構(47)を設け、また、第2のハウジング
部材(32)の外表面部には、圧縮機吸入側冷媒配管
(71)と連結される第2のジョイント部(321)、
および高圧側液冷媒配管(72)と連結される第3のジ
ョイント部(322)を設け、さらに、第1のハウジン
グ部材(31)の一端側に蒸発器(21)の入口側冷媒
配管(73)と連結される第4のジョイント部(31
2)を設けた温度式膨張弁を特徴としている。
【0008】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すもの
である。請求項1ないし6記載の発明によれば、上記技
術的手段を有しているため、温度作動式膨張弁のハウジ
ングを2分割して、両ハウジング部材を嵌合させて結合
するとともに、第2のハウジング部材内に感温機構およ
び膨張機構を組み込むことができるので、従来構造のご
とくハウジング上部にシール機構を持った蓋を設置する
必要がなく、そのため温度作動式膨張弁の高さを従来構
造に比して著しく低減できる。その結果、温度作動式膨
張弁の体格を大幅に小型化できるという効果が大であ
る。
【0009】しかも、上記構成により、第1のハウジン
グ部材は蒸発器側の冷媒配管に連結したままの状態に
て、感温機構および膨張機構を組み込んだ第2のハウジ
ング部材を第1のハウジング部材から取り外して、感温
機構および膨張機構の点検修理、交換を行うことがで
き、膨張弁のメンテナンス性が良好である。さらに、温
度作動式膨張弁のハウジングを2分割する構造であって
も、蒸発器の出口側冷媒配管と連結される第1のジョイ
ント部および蒸発器の入口側冷媒配管と連結される第4
のジョイント部を、ともに第1のハウジング部材の一端
側に設けているため、この第1、第4の両ジョイント部
を容易に精度よく同一位置に形成できる。同様に、圧縮
機吸入側冷媒配管と連結される第2のジョイント部およ
び高圧側液冷媒配管と連結される第3のジョイント部
を、ともに第2のハウジング部材の外表面部に設けてい
るから、この第2、第3の両ジョイント部も容易に精度
よく同一位置に形成できる。
【0010】この結果、第1、第4の両ジョイント部を
蒸発器の出入口側冷媒配管に対して、また第2、第3の
両ジョイント部を圧縮機吸入側、高圧側冷媒配管に対し
て、それぞれ位置ずれを生ずることなく気密に連結でき
る。従って、2分割したハウジング部材の寸法精度を格
別高めることなく、ジョイント部の冷媒洩れを確実に防
止できる。
【0011】上記に加え、請求項2記載の発明では、第
1のハウジング部材を円筒状に成形し、第2のハウジン
グ部材を円柱形状に成形しているから、膨張弁のハウジ
ングの外形は円柱状となり、従来構造の丸形ブロックが
不要となる。また、請求項3記載の発明では、第1のハ
ウジング部材の円筒形状の内周面と、第2のハウジング
部材の円柱形状の外周面との嵌合部分に、この嵌合部分
を気密的にシールするシール部材を設けているから、2
分割したハウジング部材を用いる場合にこのシール部材
を、第1〜第4のジョイント部の外周側に配置でき、そ
のため第1と第4のジョイント部、および第2と第3の
ジョイント部をそれぞれ相互に接近して配置できる。こ
れにより、第1〜第4のジョイント部と各冷媒配管との
連結部を小形化できる。
【0012】また、請求項5記載の発明では、第1のハ
ウジング部材を蒸発器に直接結合しているから、膨張弁
と蒸発器とを一体化でき、設置スペースの低減、コスト
低減を図ることができる。また、請求項7記載の発明で
は、エンジンルーム内に装着される凝縮用機器群と、車
室内に装着されるクーリングユニットとを備える自動車
用空調装置において、エンジンルーム内と車室内とを仕
切るダッシュボードに貫通穴を設けとともに、この貫通
穴に弾性部材を介して請求項1ないし4のいずれか1つ
に記載の度式膨張弁を嵌着しているから、温度式膨張弁
の小型化に伴って、ダッシュボードに開ける貫通穴の大
きさも小さくでき、この貫通穴部分におけるシールが容
易となる。
【0013】そして、スペース上の制約が特に大きい自
動車において、温度式膨張弁の小型化およびダッシュボ
ード貫通穴の小型化により自動車用空調装置の車両への
装着性を著しく改善できる。また、第1のハウジング部
材は蒸発器側の冷媒配管に連結したままの状態で、ダッ
シュボードの貫通穴に嵌着しておき、一方、第2のハウ
ジング部材はエンジンルーム側からの操作にて第1のハ
ウジング部材より取り外すことができ、これにより、第
2のハウジング部材内の感温機構および膨張機構を極め
て簡単に、点検修理または交換することができ、膨張弁
のメンテナンス性が良好である。
【0014】
【実施形態】以下、本発明を図に示す実施形態について
説明する。 (第1実施形態)図1〜図4は第1実施形態を示すもの
で、図4は自動車用空調装置の全体構成の概要を示す図
であって、本例の空調装置における冷房用機器は、大別
して、自動車のエンジンルームE内に装着される凝縮用
機器群1と、自動車の車室R内に装着されるクーリング
ユニット2と、エンジンルームEと車室R内とを仕切る
ダッシュボードDに配設され、エンジンルームE側と車
室R側の冷媒配管の連結部材を兼ねる温度式膨張弁3と
から構成されている。
【0015】前記凝縮用機器群1は、周知のごとく自動
車エンジンにより駆動される圧縮機10、この圧縮機1
0の吐出冷媒ガスを冷却し、凝縮する凝縮器11、この
凝縮器11からの凝縮冷媒を溜めて冷媒の気液を分離
し、液冷媒のみを下流側へ導出する受液器12等から構
成されている。圧縮機10の運転は電磁クラッチ10a
により断続できるようになっている。
【0016】前記クーリングユニット2は、樹脂製のク
ーリングユニットケース20を有し、このケース20内
に蒸発器21を内蔵しており、自動車用空調装置の内外
気切替箱22から吸入され、遠心式多翼送風機23によ
り送風される空気を冷却、除湿するものである。前記ク
ーリングユニット2の空気下流側には、ヒータユニット
28が配設されており、このヒータユニット28には、
周知のごとく温水式のヒータコア24、温度制御用エア
ミックスダンパ25、吹出口切替用ダンパ26、各種吹
出口27等が設けられている。
【0017】図3は、蒸発器21と膨張弁3との間の配
管接続構成の概要を示す図であって、70〜73は配
管、63は配管継手部材である。圧縮機10の吸入側冷
媒配管71および受液器12からの高圧側液冷媒配管7
2は配管継手部材63及びボルト67によって膨張弁3
の第2ハウジング32にねじ止め固定される。蒸発器2
1より出る出口側および入口側の低圧冷媒配管70及び
73は、膨張弁3の第1ハウジング31にロー付け等に
より接続されている。
【0018】本発明の要部は上記温度式膨張弁3であ
り、その具体的構造を図1、2により詳述する。第1、
第2のハウジング31,32はアルミニウム等の軽量で
耐食性の優れた金属で形成されている。第1のハウジン
グ31は、図1に示すように円筒形状で、その一端側に
底部を有し、他端側が開口した構造となっている。つま
り、第1のハウジング31は全体的にはカップ状の形状
をなしている。
【0019】この第1のハウジング31の底部には、蒸
発器21の出口側の低圧冷媒配管70と接続される第1
のジョイント部(冷媒流入穴部)311と、蒸発器21
の入口側の低圧冷媒配管73と接続される第4のジョイ
ント部(冷媒流出穴部)312が形成されている。ここ
で、第4のジョイント部(冷媒流出穴部)312は第1
のハウジング31の底部の略中心位置に配置され、第1
のジョイント部(冷媒流入穴部)311は同底部の中心
から偏心した位置に配置されている。
【0020】一方、第2のハウジング32は、図1に示
すように、円柱形状で、第1のハウジング31内に挿入
可能となっている。ここで、第2のハウジング32のう
ち、外部へ露出している端面(外表面部)には、圧縮機
吸入側冷媒配管71の先端部が嵌入され、連結される第
2のジョイント部(冷媒流出穴部)321と、受液器1
2からの高圧側液冷媒配管72の先端部が嵌入され、連
結される第3のジョイント部(冷媒流入穴部)322が
形成されている。
【0021】そして、上記第1および第2のハウジング
31、32は、蓋33によって抜けないようにねじ止め
されて、一体に結合される。また、第1および第2のハ
ウジング31、32の嵌合面には、Oリング(弾性シー
ル材)53を配設して外部との間の気密を保持するよう
になっている。一方、第2のハウジング32内におい
て、第1のハウジング31と第2のハウジング32との
嵌合面と直交する方向(両ハウジング31、32の軸方
向と直交する方向)に、感温機構35および膨張機構4
7が配列されている。第2のハウジング32内におい
て、感温機構35が収納される収納室35aは低圧側冷
媒通路34に連通しており、この低圧側冷媒通路34の
一端は第1のジョイント部311に連通し、他端は第2
のジョイント部(冷媒流出穴部)321に連通してい
る。
【0022】この感温機構35は、上部の金属製ダイヤ
フラムケース36、下部の金属製ダイヤフラムケース3
7、およびこの両ケース36、37の間に挟持されて固
定された金属製ダイヤフラム(圧力応動部材)38を有
している。これらのダイヤフラムケース36、37およ
びダイヤフラム38はステンレスのような耐食性に優れ
た金属で形成され、溶接等により一体に接合されてい
る。
【0023】下部のダイヤフラムケース37において、
ダイヤフラム38の下側に位置する部位には、ダイヤフ
ラムケース37とダイヤフラム38との間の圧力室42
に、低圧側冷媒通路34内の冷媒圧力(低圧)を導入す
る低圧導入穴41が形成されている。一方、上部ダイヤ
フラムケース36とダイヤフラム38との間に形成され
る感温室43内には、活性炭(図示せず)と冷凍サイク
ル内の冷媒と同一の冷媒ガスを封入してある。ここで、
感温室43内に、活性炭(図示せず)を封入せず、冷媒
ガスのみを封入してもよい。このように、冷凍サイクル
内の冷媒と同一冷媒が感温室43内に封入されているの
で、感温室43内の圧力は、その周囲の冷媒温度(低圧
側冷媒通路34から室35a内に流入している冷媒の温
度)に応じた飽和圧力を示すようになっている。
【0024】上部の金属製ダイヤフラムケース36に対
向するようにねじ部材54が配設され、このねじ部材5
4をねじ穴54aにねじ込むことにより上部の金属製ダ
イヤフラムケース36を押し下げて、下部の金属製ダイ
ヤフラムケース37を第2のハウジング32の収納室3
5aの支持面35bに押圧することにより、感温機構3
5が第2のハウジング32に固定されるようになってい
る。
【0025】また、下部ダイヤフラムケース37内の圧
力室42内には、ダイヤフラム38の変位に応じて変位
する金属製の当接部材45が配設されており、この当接
部材45には別体で形成された弁棒45aの一端が当接
しており、この弁棒45aは、第2のハウジング32に
形成されたガイド穴46に沿って摺動するように保持さ
れている。
【0026】上記弁棒45aとガイド穴46との間はO
リング(弾性シール材)45bにより気密を保持するよ
うになっている。そして、弁棒45aの他端には、膨張
機構47の球状の弁体49が当接しており、この弁体4
9により絞り通路39の開度を調整するようになってい
る。ここで、絞り通路39の上流側は高圧室44を介し
て、高圧側液冷媒配管72と連結される第3のジョイン
ト部(冷媒流入穴部)322に連通しており、絞り通路
39の下流側は低圧室40を介して蒸発器21入口側の
低圧冷媒配管73と接続される第4のジョイント部(冷
媒流出穴部)312に連通している。
【0027】上記球状の弁体49はスプリング座板50
にスポット溶接等の手段にて接合されており、この座板
50を介してコイルスプリング51のばね力が弁体49
に作用するようになっている。コイルスプリング51
は、その一端が座板50により保持され、他端がスプリ
ング保持筒52により保持されている。このスプリング
保持筒52は第2のハウジング32の壁面にねじにより
位置調整可能に固定されている。そして、このねじによ
り、スプリング保持筒52の取付け位置を調整すること
により、弁体49に作用するばね力を調整して、弁体4
9の開弁特性を調整する。これにより、蒸発器21の出
口冷媒の過熱度を調整できるようになっている。
【0028】また、スプリング保持筒52と第2のハウ
ジング32の壁面との間に、Oリング(弾性シール材)
52aを配設することにより、高圧室44を低圧側に対
して気密に維持している。さらに、第2のハウジング3
2のうち、低圧室40の周囲には円筒部40aが形成さ
れ、一方第1のハウジング32の底部には、第4のジョ
イント部(冷媒流出穴部)312の周囲に円筒部312
aが形成され、この円筒部312aの外周上に第2のハ
ウジング32の円筒部40aが嵌合するようになってい
る。また、この両円筒部40a、312aの嵌合面は段
付き形状となっており、この段付き部にOリング(弾性
シール材)312bを配設することにより、第4のジョ
イント部312と低圧側冷媒通路34との間を気密に連
結している。
【0029】また、第2のハウジング32の円筒部40
aの先端を第1のハウジング32の底部に当接すること
により、第2のハウジング32と第1のハウジング32
との軸方向の組付位置を決定している。従って、円筒部
40aは位置決め部材としての役割を兼ねている。ま
た、第2のハウジング32の端面にはねじ穴57が開け
てあり、このねじ穴57に、図3に示すボルト67をね
じ込むことにより、圧縮機10の吸入側冷媒配管71お
よび受液器12からの高圧側液冷媒配管72を配管継手
部材63を介して第2のハウジング32にねじ止め固定
するようになっている。
【0030】なお、温度式膨張弁3は前述のごとく各冷
媒配管70〜73と接続されることにより、エンジンル
ームE側と車室R側の冷媒配管を連結する連結部材の役
割を兼ねている。また、ダュシュボードDには円形の貫
通穴74が開けられており、この貫通穴74には、ゴム
製の弾性に富んだグロメット75が嵌着されており、こ
のグロメット75の中心穴に、温度式膨張弁3の第1ハ
ウジング31が圧入嵌合されて保持されている。
【0031】次に、本実施形態における温度式膨張弁3
の組付方法を説明すると、最初に、第2のハウジング3
2単体の状態で、第2のハウジング32の高圧室44に
膨張機構47を収納し組付ける。つまり、膨張機構47
の球状弁体49、これと一体のスプリング座板50、コ
イルスプリング51、およびスプリング保持筒52を収
納し、スプリング保持筒52を第2のハウジング32の
壁面にねじ込む。
【0032】次に、ねじ部材54の装着されてないねじ
穴54aを通して、感温機構35の弁棒45aをガイド
穴46内に組み込み、その後に、当接部材45およびダ
イヤフラム38を組付たダイヤフラムケース37、37
を感温機構35の収納室35a内に、図1の左方の開口
部から収納する。次に、ねじ部材54をねじ穴54aに
ねじ込むことにより、ダイヤフラムケース36、37を
収納室35aの支持面35bに押圧して、ダイヤフラム
ケース36、37を収納室35a内に固定する。
【0033】以上により、感温機構35および膨張機構
47を第2のハウジング32内に組み込むことができ
る。この状態において、スプリング保持筒52のねじ込
み位置を調整することにより、コイルスプリング51の
取付荷重を調整して、温度式膨張弁3により制御される
蒸発器出口冷媒の過熱度を所定値に調整できる。次に、
第2のハウジング32の外周部の溝部にOリング53を
装着した後、第2のハウジング32を第1のハウジング
31内に嵌入し、この両ハウジング31、32を蓋33
によってねじ止めして一体に結合する。
【0034】ここで、車両における組付方法をより具体
的に説明すると、第1のハウジング31は、蒸発器21
側の冷媒配管70、73にろう付け等の接合手段で予め
一体化しておき、そして、図4に示すようにダッシュボ
ードDの貫通穴74にゴム製グロメット75を嵌着する
とともに、このゴム製グロメット75の中心穴に第1の
ハウジング31を車室R側より圧入し保持する。 この
後に、第2のハウジング32をエンジンルームE側から
の操作にて第1のハウジング31内に嵌入し、この両ハ
ウジング31、32を蓋33のねじ止めで一体に結合す
る。
【0035】このような組付方法を採用すると、膨張弁
3のメンテナンス時には、第1のハウジング部材31は
蒸発器21側の冷媒配管70、73に連結したままの状
態で、ダッシュボードDの貫通穴74部に嵌着してお
き、一方、第2のハウジング部材32はエンジンルーム
E側からの操作にて第1のハウジング部材31より取り
外すことができる。従って、第2のハウジング部材32
内の感温機構35および膨張機構47を極めて簡単に、
点検修理または交換することができ、膨張弁3のメンテ
ナンス性が良好となる。
【0036】次に、上記構成において本実施形態の作動
を説明する。クーリングユニット2の蒸発器21で蒸発
したガス冷媒は、冷媒配管70を経て第1のハウジング
31の第1ジョイント部(冷媒流入穴部)311より低
圧側冷媒通路34に流入し、この通路34を通過する。
このとき、通路34を通過する冷媒の温度が感温室43
により感知され、感温室43内の圧力はこの冷媒温度に
対応した圧力となる。
【0037】一方、ダイヤフラム38の下側の圧力室4
2には低圧導入穴41を介して上記低圧側冷媒通路34
の冷媒圧力が導入され、さらにダイヤフラム38には弁
体49、弁棒45a、当接部材45等を介してスプリン
グ51のばね力が作用するようになっているので、ダイ
ヤフラム38はこれらの力に対応した変位を示し、この
ダイヤフラム38の変位に応じた位置に弁体49が移動
し、絞り通路39の開度を調整する。
【0038】上記弁体49による開度調整により、蒸発
器出口冷媒は上記スプリング51のばね力(取付荷重)
により定まる所定の過熱度に維持される。ところで、温
度作動式膨張弁3のハウジングを2分割して、円筒形状
に成形された第1ハウジング31内に、円柱状の第2ハ
ウジング32を嵌入し、この第2ハウジング32内に感
温機構35を組み込むことができるので、従来構造のご
とくハウジング上部にシール機構を持った蓋を設置する
必要がなく、そのため温度作動式膨張弁3の高さ(図1
の上下方向寸法)を低くすることができる。
【0039】また、本実施形態の膨張弁3の外形は円柱
状であるため、従来構造の丸形ブロックが不要となり、
直接ゴム製グロメット75に圧入し保持できる。従っ
て、ダッシュボードDに開ける貫通穴74の大きさも小
さくでき、この貫通穴74部分におけるシールも容易と
なる。 (第2実施形態)図5は第2実施形態を示しており、第
1ハウジング31と第2ハウジング32との結合構造と
して、第1実施形態のねじ止め式の蓋33を採用せず、
ボルト61により両ハウジング31、32を直接締めつ
け固定するようにしたものである。他の点は第1実施形
態と同じである。 (第3実施形態)図6、7は第3実施形態を示してお
り、膨張弁3を蒸発器21に直接結合したものであり、
膨張弁3の第1ハウジング31を蒸発器21のエンドプ
レート(図示せず)に直接ろう付け等の手段により結合
するとともに、第1ハウジング31の第1、第4のジョ
イント部311、314を蒸発器21のエンドプレート
部に形成された蒸発器21の出口側冷媒配管70、入口
側冷媒配管73に連結するようにしたものである。
【0040】この第3実施形態では、膨張弁3の第1ハ
ウジング31のみを単体で蒸発器21のエンドプレート
(図示せず)に直接ろう付けしておき、その後に、感温
機構35および膨張機構47を組み込んだ第2ハウジン
グ32を第1ハウジング31に結合すればよい。なお、
第3実施形態において、膨張弁3全体の組付を完了した
後に、第1ハウジング31をねじ止め等の手段にて蒸発
器21のエンドプレートに直接結合してもよい。 (他の実施形態)なお、両ハウジング31、32の外形
は、図2に示すような正円筒形状に限定されるものでは
なく、楕円形状、矩形状、多角形状等に変更することも
できる。
【0041】また、両ハウジング31、32の間の嵌合
面のシール手段として、Oリング53を採用せずに、両
ハウジング31、32の間の嵌合面に段付き面の圧着に
よる面シール構造を採用することもできる。また、図4
に示す第1実施形態においては、膨張弁3をダッシュボ
ードDに組付けるにあたって、膨張弁3のハウジング3
1、32の円柱状外面を直接ゴム製のグロメット75に
嵌着しているが、ハウジング31、32の外面形状を円
柱状以外の、例えば多角形状とし、そしてこの多角形状
のハウジング31、32の外側に、特開平5−2784
55号公報記載のものと同様に樹脂等で成形された丸形
ボディを一体に設け、この丸形ボディをゴム製のグロメ
ット75に嵌着するようにしてもよい。
【0042】また、上述した実施形態では、第1のジョ
イント部311および第4のジョイント部312を、第
1のハウジング部材31の一端側に形成される底部に配
置しているが、第1のハウジング部材31の一端側の外
周面に、第1のジョイント部311および第4のジョイ
ント部312を配置することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の膨張弁を示す断面図で
ある。
【図2】図1の膨張弁の正面図である。
【図3】図1、2の膨張弁と冷媒配管との連結構造を示
す分解斜視図である。
【図4】図1、2に示す膨張弁を用いた自動車用空調装
置の全体構成の概要図である。
【図5】本発明の第2実施形態の膨張弁を示す断面図で
ある。
【図6】本発明の第3実施形態を示す膨張弁と蒸発器と
の連結構造を示す分解斜視図である。
【図7】図6に示す膨張弁を用いた自動車用空調装置の
全体構成の概要図である。
【図8】従来の膨張弁を用いた自動車用空調装置の全体
構成の概要図である。
【図9】図8に示す膨張弁の断面図である。
【図10】図9に示す膨張弁の正面図である。
【符号の説明】
1…凝縮用機器群、2…クーリングユニット、21…蒸
発器、3…温度式膨張弁、31、32…第1、第2のハ
ウジング、35…感温機構、43…感温室、47…膨張
機構、D…ダッシュボード、70〜73…冷媒配管、7
4…貫通穴、75…グロメット、311、321、32
2、312…第1〜第4のジョイント部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒田 泰孝 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 山中 康司 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒配管の連結部材の役割を兼ねる温度
    式膨張弁(3)であって、 一端側に底部を有し、他端側が開口した筒形状に成形さ
    れた第1のハウジング部材(31)と、 この第1のハウジング部材(31)の他端側からその内
    部に嵌入され、この第1のハウジング部材(31)と一
    体に結合された第2のハウジング部材(32)と、 前記第1のハウジング部材(31)の前記一端側に蒸発
    器(21)の出口側冷媒配管(70)と連結するように
    設けられ、蒸発器(21)出口からの冷媒を前記第1の
    ハウジング部材(31)内に流入させる第1のジョイン
    ト部(311)と、 前記第2のハウジング部材(32)内に設けられ、前記
    蒸発器(21)出口冷媒の温度を感知する感温室(4
    3)を有する感温機構(35)と、 前記第2のハウジング部材(32)の外表面部に圧縮機
    吸入側冷媒配管(71)と連結するように設けられ、前
    記蒸発器(21)出口からの冷媒を前記圧縮機吸入側冷
    媒配管(71)へ流出させる第2のジョイント部(32
    1)と、 前記第2のハウジング部材(32)の外表面部に高圧側
    液冷媒配管(72)と連結するように設けられ、この高
    圧側液冷媒配管(72)からの冷媒を前記第2のハウジ
    ング部材(32)内に流入させる第3のジョイント部
    (322)と、 前記第2のハウジング部材(32)内に設けられ、前記
    高圧側液冷媒配管(72)からの冷媒を前記感温機構
    (35)の感知する冷媒温度に応じて減圧し膨張させる
    膨張機構(47)と、 前記第1のハウジング部材(31)の前記一端側に前記
    蒸発器(21)の入口側冷媒配管(73)と連結するよ
    うに設けられ、前記膨張機構(47)で膨張した冷媒を
    前記蒸発器(21)の入口側冷媒配管(73)へ流出さ
    せる第4のジョイント部(312)とを具備することを
    特徴とする温度式膨張弁。
  2. 【請求項2】 前記第1のハウジング部材(31)は円
    筒状に成形され、前記第2のハウジング部材(32)
    は、円柱形状に成形されていることを特徴とする請求項
    1に記載の温度式膨張弁。
  3. 【請求項3】 前記第1のハウジング部材(31)の円
    筒形状の内周面と、前記第2のハウジング部材(32)
    の円柱形状の外周面との嵌合部分に配設され、この嵌合
    部分を気密的にシールするシール部材(53)を有して
    いることを特徴とする請求項2に記載の温度式膨張弁。
  4. 【請求項4】 前記感温機構(35)および前記膨張機
    構(47)は、前記第2のハウジング部材(32)内に
    おいて、前記第1および第2のハウジング部材(31、
    32)の嵌合面と直交する方向に、配列されていること
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の
    温度式膨張弁。
  5. 【請求項5】 前記第1のハウジング部材(31)が前
    記蒸発器(21)に直接結合されていることを特徴とす
    る請求項1ないし4のいずれか1つに記載の温度式膨張
    弁。
  6. 【請求項6】 前記第1のジョイント部(311)およ
    び前記第4のジョイント部(312)は、前記第1のハ
    ウジング部材(31)の前記底部に配置されていること
    を特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の
    温度式膨張弁。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1つに記載
    の温度式膨張弁(3)と、 エンジンルーム(E)内に装着される凝縮用機器群
    (1)と、 車室(R)内に装着されるクーリングユニット(2)と
    を備える自動車用空調装置であって、 前記エンジンルーム(E)内と前記車室(R)内とを仕
    切るダッシュボード(D)には貫通穴(74)が設けら
    れており、 この貫通穴(74)に弾性部材(75)を介して前記温
    度式膨張弁(3)が嵌着されており、 前記温度式膨張弁(3)の前記第1のジョイント部(3
    11)には前記クーリングユニット(2)の蒸発器(2
    1)の出口側冷媒配管(70)が連結され、 前記温度式膨張弁(3)の前記第2のジョイント部(3
    21)には前記凝縮用機器群(1)の圧縮機吸入側冷媒
    配管(71)が連結され、 前記温度式膨張弁(3)の前記第3のジョイント部(3
    22)には前記凝縮用機器群(1)の高圧側液冷媒配管
    (72)が連結され、 前記温度式膨張弁(3)の前記第4のジョイント部(3
    12)には前記クーリングユニット(2)の蒸発器(2
    1)の入口側冷媒配管(73)が連結されていることを
    特徴とする自動車用空調装置。
JP8280981A 1995-11-24 1996-10-23 温度式膨張弁 Pending JPH09229519A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8280981A JPH09229519A (ja) 1995-12-18 1996-10-23 温度式膨張弁
US08/755,212 US5732570A (en) 1995-11-24 1996-11-22 Thermal expansion valve and air conditioning apparatus using the same

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32916595 1995-12-18
JP7-329165 1995-12-18
JP8280981A JPH09229519A (ja) 1995-12-18 1996-10-23 温度式膨張弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09229519A true JPH09229519A (ja) 1997-09-05

Family

ID=26554012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8280981A Pending JPH09229519A (ja) 1995-11-24 1996-10-23 温度式膨張弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09229519A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008057949A (ja) * 2006-05-18 2008-03-13 Tgk Co Ltd 膨張弁の装着構造
WO2008087927A1 (ja) * 2007-01-16 2008-07-24 Calsonic Kansei Corporation 膨張弁
CN106369863A (zh) * 2016-10-26 2017-02-01 广东美芝制冷设备有限公司 制冷装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008057949A (ja) * 2006-05-18 2008-03-13 Tgk Co Ltd 膨張弁の装着構造
WO2008087927A1 (ja) * 2007-01-16 2008-07-24 Calsonic Kansei Corporation 膨張弁
CN106369863A (zh) * 2016-10-26 2017-02-01 广东美芝制冷设备有限公司 制冷装置
CN106369863B (zh) * 2016-10-26 2022-01-04 广东美芝制冷设备有限公司 制冷装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3637651B2 (ja) 温度式膨張弁
US5826438A (en) Expansion valve integrated with electromagnetic valve and refrigeration cycle employing the same
US5943871A (en) Thermal expansion valve
JPH0989420A (ja) 膨張弁付レシーバタンク
US5732570A (en) Thermal expansion valve and air conditioning apparatus using the same
JP3130246B2 (ja) 温度式膨張弁
EP1209426B1 (en) Expansion valve
JP2002054860A (ja) 温度式膨張弁
JPH09229519A (ja) 温度式膨張弁
JP3395489B2 (ja) 温度式膨張弁
JP3943843B2 (ja) 膨張弁用防音カバー
GB2366354A (en) Noise reduction in expansion valves for a refrigerant cycle
JPH10100654A (ja) 膨張弁の連結構造
JP3920059B2 (ja) 膨張弁
JP2004345376A (ja) 車両用膨張弁
EP0874202B1 (en) Expansion valve integrated with electromagnetic valve and refrigeration cycle employing the same
JPH0626741A (ja) 膨張弁
JPH0338600Y2 (ja)
JP2005029042A (ja) 車両用空調装置
US5775118A (en) Air conditioning apparatus for vehicle
JP4743926B2 (ja) 膨張弁
JPH11223427A (ja) 膨張弁の取り付け構造
JPH08233412A (ja) 温度式膨張弁
EP1069366A1 (en) Pipe connection device for a thermostatic expansion valve
JP2008074323A (ja) 車両用空調装置の冷媒配管シール構造