JP3130246B2 - 温度式膨張弁 - Google Patents

温度式膨張弁

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JP3130246B2 JP08122435A JP12243596A JP3130246B2 JP 3130246 B2 JP3130246 B2 JP 3130246B2 JP 08122435 A JP08122435 A JP 08122435A JP 12243596 A JP12243596 A JP 12243596A JP 3130246 B2 JP3130246 B2 JP 3130246B2
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    • F25B2341/0683Expansion valves combined with a sensor the sensor is disposed in the suction line and influenced by the temperature or the pressure of the suction gas
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    • F25B2500/22Preventing, detecting or repairing leaks of refrigeration fluids
    • F25B2500/221Preventing leaks from developing

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアコンの冷凍サ
イクルに用いられる温度式膨張弁に係り、この冷凍サイ
クルの蒸発器5から圧縮機1に向かって送り出される冷
媒の温度に応答して、蒸発器5に入る冷媒の量を自動的
に制御するための温度式膨張弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の温度式膨張弁4を自動車
用空調装置の冷凍サイクルに組み込んだ状態を示す縦断
面図を示すもので、この自動車用空調装置は、圧縮機
1、凝縮器2、レシーバー3、膨張弁4及び蒸発器5を
備えている。圧縮機1は、電磁クラッチ(図示せず)を
介して自動車エンジンの回転力を受けて駆動する。凝縮
器2は、圧縮機1にて断熱圧縮された高温高圧のガス状
冷媒を車室外の空気との熱交換により凝縮し液冷媒とす
る。レシーバー3は、凝縮器2にて冷却された液冷媒を
一時貯留すると共に冷媒中の水分や塵埃を取り除くドラ
イヤ(図示せず)を内蔵している。膨張弁4は、この液
冷媒を断熱膨張して低温低圧の霧状冷媒とする。蒸発器
5は、車室内へ送られる空気との熱交換によってこの霧
状冷媒を気化させる。
【0003】従来の膨張弁4は、図6に示すように、直
方体の金属製の弁本体6内に、凝縮器2の出口と連通す
る第一の流路7と、蒸発器の入口と連通する第二の流路
8と、蒸発器5の出口と圧縮機1の入り口側とを連通す
る第三の流路9とを備えている。絞り機構13は、前記
第一の流路7の奥部に配置され、オリフィス25、弁体
27、及び圧縮コイルばね29を有している。前記オリ
フィス25は、第一の流路と第二の流路とを連通させる
ために弁本体6に形成され、弁室12内に開口する入口
を有しており、その入口の周囲には弁座26が形成され
ている。前記弁体26は、圧縮コイルばね29により弁
座26に向かって付勢されており、この弁体27は弁座
26に当接することによりオリフィス25を閉鎖し、弁
座26から離間することによりオリフィス25を開放す
るようになっている。
【0004】また、前記第三の流路9の右方は前記圧縮
機1に接続され、圧縮機1は前記凝縮器2とレシーバー
3を介して前記第一の流路7に接続されている。また、
前記第三の流路9の左方は前記蒸発器5に接続され、蒸
発器5は前記第二の流路8と接続されている。
【0005】一方、弁本体6の上部には、上蓋16と、
下蓋18と、該上蓋16と下蓋18とに挟持されたステ
ンレス製の薄板よりなるダイヤフラム17とで構成され
た制御機構14が、パッキン20を介して気密的に弁本
体6の均圧室11の上部へねじ止めするとともに、ねじ
部18bに接着剤を塗布してねじの緩みを防止してい
る。
【0006】また、上蓋16とダイヤフラム16とで形
成される感熱室10には、飽和蒸気ガスが封入されてい
る。該感熱室10への飽和蒸気ガスの封入は、上蓋16
にろう付けで一体的に接続されたパイプ33より前記飽
和蒸気ガスを管熱室10に充填し、その後パイプの先端
より少し内方を潰して仮の気密状態にした後、パイプ3
3の先端をはんだ等で恒久的に封止している。
【0007】また、前記感温棒21は、その中央部が第
三の流路9を直角方向に貫通し、該第三の流路9を流れ
る冷媒の温度をディッシュ部22を介してダイヤフラム
17上部の感熱室10に伝達するとともに、該感熱室1
0における飽和蒸気ガスの熱膨張や熱収縮をダイヤフラ
ム17、感温棒21、作動棒24を介して弁体27に伝
達する構成になっている。
【0008】また、前記感温棒21の上部のディッシュ
部22は前記下蓋18の筒状ねじ部内壁と第二の流路8
と第三の流路9との間に形成された摺動孔32とで摺動
自在に保持されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成されている従来の膨張弁にあっては、下記のよ
うな問題点があった。 (1)従来の膨張弁4の弁本体6は金属製材料により形
成されているため、熱伝導率が良い。このため、膨張弁
4の周囲の温度が弁本体6を介して均圧室11内のガス
状冷媒に伝達され易い。通常、膨張弁は自動車のエンジ
ンルーム内に配置されるが、エンジンルーム内の温度は
エンジンの発熱等の影響を受けて高温となる。従って、
均圧室11内の冷媒の温度が感温棒21等を介して感熱
室10内の飽和ガスに伝達されたとき、その感熱室10
内の飽和ガスの温度が、第3の流路44を流れる冷媒の
温度よりも高くなる。その結果、弁体27によるオリフ
ィス25の開放量が正確に制御されず、蒸発器5に導入
される冷媒の流量が正確に調整されなくなる。また、弁
体27が頻繁に開放及び閉鎖動作されて、蒸発器5から
車室内に送られる空気の温度が短時間で頻繁に変動する
現象も発生する。
【0010】(2)第1の流路7内に導入された高温で
且つ高圧の液状冷媒は、オリフィス25を通過するのに
伴い低温で且つ低圧の霧状冷媒となって第2の流路8内
に導入される。しかし、金属製の弁本体6は熱伝導率が
良いので、第1の流路7内の高温の液状冷媒と第2の流
路8内の低温の霧状冷媒との間における熱の伝導を十分
に遮断することができない。その結果、熱エネルギーの
ロスが生じ、空調装置における冷房効率が低下する。
【0011】(3)金属製の弁本体6は重量が重い。膨
張弁4は第1〜第3の流路7〜9に接続される配管によ
って支持されることが多いが、膨張弁4が重いと、振動
により配管に大きな負荷が加わって、配管が損傷する可
能性が高くなるだけでなく加工コストが非常に高くな
る。このため、弁本体6を合成樹脂にて成形するのが望
ましいが、合成樹脂は金属より低強度であるため、弁体
27が合成樹脂製の弁座26に当接する動作が繰り返さ
れると、弁座26が損傷する可能性がある。弁本体6を
金属で形成した場合には、オリフィス25の入口の周囲
に弁体27と同サイズの鋼球を押し当てることにより弁
座26を成形するのが普通である。このように弁座26
を成形した場合には、弁体27が弁座26に接触したと
きに両者間に隙間を生じることはない。しかし、弁本体
6を合成樹脂で成形した場合には、弁座26を上記のよ
うな方法で成形することができないため、弁体27が弁
座26に接触したとき両者間に隙間が生じ、冷媒を確実
に遮断することができない。
【0012】(4)制御機構14は、下蓋18の取付筒
18aに形成された雄ねじ18bを均圧室11の内周面
に形成された雌ねじに螺着することにより、弁本体6に
取り付けられている。下蓋18はプレス加工にて安価に
形成できるが、取付筒18aの雄ねじ18bは切削加工
により形成する必要があり、その切削加工に要するコス
トが高くなる。加えて、取付筒18aの雄ねじ18bの
緩みを防止するために接着剤を使用する必要があり、制
御機構14の取付作業が面倒になる。
【0013】(5)感温棒21の下端部は、弁本体6に
形成された摺動孔32によって支持されていたが、感温
棒21の上端部は、弁本体6に対してねじ止めされた下
蓋18の取付筒18aの内周面によって支持されてい
る。言い変えれば、感温棒21の下端部が弁本体6に直
接支持されているのに対し、感温棒21の上端部は弁本
体6に取付筒18aを介して間接的に支持されている。
弁本体6に直接形成された摺動孔32と、弁本体6にね
じ止めされた取付筒18aとを同心軸上に正確に位置さ
せることは困難である。このため、感温棒21の動きが
スムーズでなくなり、弁体27の動作に支障を生じる。
感温棒21は、例えば円柱状をなす金属製材料を切削加
工することにより形成される。しかし、感温棒21はそ
の上端にディッシュ部22を一体的に有しており、外径
が部分的に大きく異なる。このため、感温棒21におけ
る外径の小さい部分の切削加工に際しては、材料の切削
量が非常に大きくなってしまい、材料が無駄になる。
【0014】(6)制御機構14の感温室10内に飽和
蒸気ガスを充填する際に使用されるパイプ33は、上蓋
16の上方へ大きく突出している。このため、膨張弁を
冷凍サイクルの回路に取り付ける際に、このパイプ33
がエンジンルーム内の部品に当たって変形し、最悪の場
合にはパイプ33が破損して感熱室10の飽和蒸気ガス
が漏れる。これを防止するため、エンジンルーム内に膨
張弁4を配置するための大きなスペースを確保する必要
が生じる。感熱室10内に飽和蒸気ガスを封入する際に
は、上蓋16にろう付けされたパイプ33を洗浄した後
に飽和蒸気ガスの充填を行い、この後パイプ33の端部
を潰して仮の気密保持を行い、加えて封止用のはんだ付
け作業を行わ必要がある。このような封入作業は自動化
が困難であり、製造コストも非常に高くなる。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、膨張弁
の感温棒65に対する雰囲気温度の影響を極力少なくし
低圧冷媒の温度に依存してより正確に膨張オリフィスの
開度を制御することができるように弁本体41を樹脂で
成形することにより、弁体によるオリフィスの開放量を
正確に制御することが可能で、しかも軽量な温度式膨張
弁を提供することにある。
【0016】また、本発明は、絞り機構46のオリフィ
ス部47aを、金属部材47のインサート成形によって
形成させることにより、弁座50が損傷することがな
く、しかも弁体が弁座に接触したときに両者間に隙間が
生じることがない温度式膨張弁を提供するものである。
【0017】また、本発明は、膨張弁の配管部品取付穴
70に金属製のカラー71を取り付けることにより、膨
張弁本体41が配管取付フランジへ取り付けられた時
に、樹脂製の膨張弁40が高温の雰囲気に曝され、熱に
よる永久歪みが生じるのを防止する温度式膨張弁を提供
するものである。
【0018】また、本発明は、制御機構54をかしめに
て弁本体41に固着することにより、取付けが容易且つ
確実に取り付けることができる温度式膨張弁を提供する
ものである。
【0019】また、本発明は、感温棒65の支持を第三
の流路44の上下に設けられた第一の摺動孔63と第二
の摺動孔64による二点支持により摺動可能に保持する
ことにより、感温棒65の動きがスムーズに行える温度
式膨張弁を提供するものである。
【0020】また、本発明は、上蓋55に形成した孔5
5aら該感熱室61へガスを封入するとともに鋼球62
をスポット溶接にて密封することにより、飽和蒸気ガス
を感熱室61内に容易且つ確実に封入することができ、
しかもコンパクトな温度式膨張弁を提供するものであ
る。
【0021】すなわち、本発明の第1は、弁本体41
と、蒸発器5に送り出す冷媒の流量を調整するための絞
り機構46と、蒸発器5から圧縮機1に向かって送り出
される冷媒の温度に応じて絞り機構46を制御する制御
機構54とを備え、前記弁本体41は、冷媒を導入する
ための第一の流路42と、導入された冷媒を蒸発器に送
り出すための第二の流路43と、蒸発器5から圧縮機1
に向かって送り出される冷媒を通過させるための第三の
流路44とを備え、前記絞り機構46は、第一の流路4
2と第二の流路43とを連通させるオリフィス47a
と、そのオリフィス47aの開放量を調整するための弁
体48とを有し、前記制御機構54は、ガスを封入した
感熱室61と、その感熱室61内の圧力に応じて変位す
るダイヤフラム57とを有し、前記第三の流路44を流
れる冷媒の温度を感熱室61内のガスに伝達し且つ、ダ
イヤフラム57の変位を弁体48に伝達する伝達部材を
備えた温度式膨張弁において、前記弁本体41を樹脂で
成形するとともに前記絞り機構46のオリフィス47a
を金属部材47のインサート成形により形成し、前記弁
本体41の配管取付フランジへの取付穴部70に金属製
のカラー71を配置したことを特徴とする温度式膨張弁
である
【0022】また、本発明の第2は、請求項1記載の温
度式膨張弁において、弁本体41と制御機構54との連
結手段として、弁本体41の上端部にフランジ41aを
形成し、該フランジ41aの上面に制御機構54を配置
し、フランジ41aと制御機構54とを筒状の止め金具
60をかしめることにより一体的に固定したことを特徴
とする温度式膨張弁である。
【0023】また、本発明の第3は、請求項1および請
求項2記載の温度式膨張弁において、制御機構54のダ
イヤフラム57の変位を絞り機構46へ伝達する感温棒
65が、第三の流路44の上方に設けられた均圧室へつ
ながる溝63aを備えてなる第一の摺動孔63と第三の
流路44の下方に設けられた第二の摺動孔64の二点支
持により保持されていることを特徴とする温度式膨張弁
である。
【0024】また、本発明の第4は、請求項1、請求項
2および請求項3記載の温度式膨張弁において、制御機
構54の感熱室61への飽和蒸気ガスの封止手段とし
て、上蓋55に形成した 孔55aから該感熱室61へ
ガスを封入した後この孔55aを鋼球62にて閉鎖し、
スポット溶接にて密封したことを特徴とする温度式膨張
弁である。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。なお、従来技術の膨張弁と同じ
部品については詳細な説明を省くと共に同一の符号を用
いている。図1は、本発明の温度式膨張弁40を自動車
用空調装置の冷凍サイクルに組み込んだ状態を示す縦断
右側面図であり、図2は、図1の正面図である。この温
度式膨張弁40は、樹脂製の弁本体41と、該弁本体4
1と一体成形される絞り機構46と制御機構54とによ
り構成されている。なお、前記弁本体41の樹脂として
は、耐冷媒・冷凍機油性及び、耐破壊圧強度、耐クリー
プ性、耐熱性に優れたポリフェニレンサルファイド樹脂
が好ましい。
【0026】樹脂製の弁本体41には、レシーバー3を
介して凝縮器2の出口と連通する第一の流路42と、蒸
発器5の出口と連通する第二の流路43と、蒸発器5の
出口と圧縮機1の入口とを連通させる第三の流路44と
が形成されている。また、前記第一の流路42奥部の弁
本体41中心部には弁室45が形成されている。なお、
この弁室45については従来品と全く同じである。
【0027】絞り機構46は、冷媒を断熱膨張させるた
めのものであり、オリフィスを備えた金属部材47、弁
体48及び圧縮コイルばね49を備えている。そして、
前記金属部材47はアルミニウムよりなり、第一の流路
42と第二の流路43との間に位置するように弁本体4
1にインサート成形により固定されている。また、オリ
フィスの弁室45側には、弁座50が形成されている。
【0028】キャップを兼ねる調整ねじ51は、弁本体
41の下端部に螺着され、圧縮コイルばね49は、弁室
45内において調整ねじ51の上面に取り付けられてい
る。球状の弁体48は、ばね座52を介して圧縮コイル
ばね49の上端に取り付けられ、該圧縮コイルばね49
により弁座50に向かって付勢されている。また、球状
の弁体48は、前記オリフィス47a下面の弁座50に
離接してオリフィス47aを開閉するようになってい
る。なお、前記調整ねじ51にはOリング53が設けら
れ、弁室45内の気密が保たれている。
【0029】制御機構54は、弁本体41の上部に装着
されるものであり、該制御機構54は、第一のカバーと
しての上蓋55と、第二のカバーとしての下蓋56と、
両蓋55、56間に挟持されたステンレス製の薄板より
なるダイヤフラム57とを有している。上蓋55及び下
蓋56は、両者間にダイヤフラム57を挾んだ状態で、
それらの外周部を溶接することにより、一体的に固定さ
れている。
【0030】弁本体41の上端部中央には、均圧室58
が開口して形成され、弁本体41の上端外周部にはフラ
ンジ41aが形成されている。そして、このフランジ4
1a上部に、制御機構54の下蓋56がパッキン59を
介して重ね弁本体41のフランジ41aとともに制御機
構54の外周部とを覆うようにかぶせた円筒状の止め金
具60の上下部をかしめることにより両者は固定されて
いる。なお、この実施例では、円筒状の止め金具60に
よりかしめが行われているが、図1に二点鎖線で示すよ
うに、ドーム状にプレス加工された止め金具60を用い
て、上蓋55にを上方から覆うようにしてもよい。
【0031】また、弁本体41には、図2に示すよう
に、膨張弁の配管部品取付穴70に金属製のカラー71
が取り付けられており、膨張弁本体41が図示しない配
管取付フランジへ取り付けられた時に、樹脂製の膨張弁
40が高温の雰囲気に曝され、熱による永久歪みが生じ
ないようになっている。
【0032】前記制御機構54においては、上蓋55と
ダイヤフラム57の間に感熱室61が形成され、この感
熱室61には例えば、HFC−134a等の飽和蒸気ガ
スが上蓋55中央部に明けられた孔55aより封入さ
れ、該孔55aに鋼球62をスポット溶接で一体的に固
定することにより、外部と気密的に遮断されている。
【0033】前記飽和蒸気ガスの封止方法は、一般的に
は該飽和蒸気ガスに満たされたチャンバー内でスポット
溶接することにより封入される。弁本体41には上端部
に均圧室58が形成されており、その下部に第三の流路
44を有するもので、この第三の流路44の上方中心部
に上下方向に向かって第一の摺動孔63が形成されてお
り、この第一の摺動孔63は感温棒65の軸部66が挿
通された状態においても、図3に示す如く前記均圧室5
8に冷媒が導入するように連通している。
【0034】また、この第三の流路44の下方中心部に
は第二の摺動孔64が形成され、この第二の摺動孔64
の下端と前記第二の流路43の奥部との間には、作動棒
69用の孔68が同芯軸上に形成されている。
【0035】感温棒65は、軸部66とディッシュ67
とかなり、第一の摺動孔63と第二の摺動孔64に上下
動可能に挿通支持されており、この感温棒65のディッ
シュ部67は均圧室58に配置されてダイヤフラム57
の下面に当接している。
【0036】さらに、第三の流路44と第二の流路43
の奥部とは感温棒65下端部に装着されたOリングにて
気密に保持されている。前記作動棒69用の孔68の内
部には作動棒69が上下動可能に配接され、この作動棒
69の上端は前記感温棒65の下端面に当接し、中間部
は前記第二の流路43の奥部を横切って前記オリフィス
47a内に挿入され、その下端は前記弁体48に当接し
ている。
【0037】
【作動】次に、上記構成における本実施例の作動につき
図1に基づいて説明する。冷凍サイクルの圧縮機1にて
断熱圧縮された高温高圧のガス状冷媒は、凝縮器2にて
凝縮され液冷媒になった後、レシーバー3を介して膨張
弁40の第一の流路42を通り弁室45内に導入され
る。さらに、この液冷媒はオリフィス47aを通過し、
この時断熱膨張されて低温の霧状冷媒となり第二の流路
43に導入される。そして、この冷媒は第二の流路43
を経て、蒸発器5に導入されて気化しガス状冷媒とな
る。さらに、蒸発器5から排出されたガス状冷媒は第三
の流路44を経て再び前記圧縮機1に戻る。
【0038】一方、感温棒65は、圧縮コイルばね49
によりばね座52、弁体48および作動棒69を介して
常に上方に付勢されている。したがって、オリフイス4
7aの開度を決定する弁座50に対する弁体48の位置
は、圧縮コイルばね49の付勢力および均圧室58内の
冷媒圧と、感熱室61内のガス圧とが釣り合った位置に
保たれる。なお、均圧室58内の冷媒圧力は、蒸発器5
にて蒸発したガス圧力である。
【0039】そして、第三の流路43内を通過するガス
状冷媒は、図1および図3に示すごとく、第一の摺動孔
63の溝63aを介して均圧室58に入る。これによ
り、冷媒の熱は感温棒65の軸部66からディッシュ6
7へと伝わりダイヤフラム57を介して感熱室61内の
飽和蒸気ガスに伝熱される。つまり、蒸発器5の出口側
の冷媒の温度に応じて感熱室61内の圧力が変化する。
この感熱室61内の圧力変化によるダイヤフラム57の
上下動が感温棒65と作動棒69を介して弁体48に伝
わり、この弁体48が開閉制御されて蒸発器5出口の冷
媒のスーパーヒートが一定となるようにスーパーヒート
制御されている。
【0040】
【発明の効果】上述のように構成した本発明の膨張弁に
おいては、弁本体41ポリフェニレンサルファイド樹脂
により形成されており、アルミ等の金属製の従来の弁本
体6に比較し、熱伝導率が約1/150となっている。
このため、膨張弁40の周囲の高い温度が圧力室58内
のガス状冷媒に伝達され難く、均圧室58内の冷媒温度
は第三の流路44を流れる冷媒の温度とほぼ同じにな
る。従って、均圧室58内の冷媒の温度が感温棒65等
を介して感熱室61内の飽和蒸気ガスに伝達されたと
き、その感熱室61内の飽和蒸気ガスの温度は、第三の
流路44を流れる冷媒の温度とほぼ同じになる。つま
り、第三の流路44を流れる冷媒の温度が、感熱室61
内の飽和蒸気ガスに正確に伝達される。その結果、弁体
48によるオリフィス47aの開放量が正確に制御さ
れ、蒸発器5に導入される冷媒の流量が正確に調整され
る。
【0041】図4は、本実施例の膨張弁40を周囲温度
T1 がほぼ75°の環境下で使用したときの、凝縮器2
の出口での圧力P1 、蒸発器5の入口での圧力P2 、蒸
発器5の出口での圧力P3 及び蒸発器5から車室内に送
られる空気の温度T2 の変化の状態をそれぞれ示すグラ
フである。又、図5は、従来の膨張弁4を周囲温度T1
がほぼ75°の環境下で使用したときの、凝縮器2の出
口での圧力P1 、蒸発器5の入口での圧力P2 、蒸発器
5の出口での圧力P3 及び蒸発器5から車室内に送られ
る空気の温度T2 の変化の状態をそれぞれ示すグラフで
ある。
【0042】図5から明らかなように、従来の膨張弁4
をほぼ75°という高温の環境下で使用した場合には、
凝縮器2の出口での圧力P1 、蒸発器5の入口での圧力
P2及び蒸発器5の出口での圧力P3 及び蒸発器5から
車室内に送られる空気の温度T2 が頻繁に変動する。こ
れは、感熱室10内の飽和蒸気ガスの温度が第三の流路
9を流れる冷媒の温度より高くなるために、弁体48が
頻繁に開放及び閉鎖動作されることを示している。
【0043】これに対して、図4に示すように、本実施
例の膨張弁40を使用した場合には、周囲温度T1 がほ
ぼ75°という高温の環境下であっても、各P1 〜P3
及び車室内に送られる空気の温度T2 が安定する。
【0044】また、弁本体41を樹脂にしたことにより
重量がアルミ性の従来の金属製本体に比較し約1/2と
軽くなっている。このため、第一〜第三の流路42〜4
4に接続される配管が振動により破損する恐れがない。
加えて、加工コストが非常に安くなる。さらに、オリフ
ィス47aは、金属部材47のインサート成形により形
成したことにより、弁体48の開閉作動によりオリフィ
ス47aが破損する恐れがなく、弁座50を従来の金属
製のものと同様に弁座成形することができるため、オリ
フィス全閉時において冷媒が洩れるといった不具合がな
くなる。
【0045】また、弁本体41と制御機構54との連結
に,筒状止め金具60によるかしめ方法を採用したこと
により、ねじ加工不要となり非常に安価にできるととも
に、ねじの緩みを防止する接着剤の塗布が不必要とな
り、確実且つ恒久的に接続することが可能になる。
【0046】また、感温棒65を、弁本体41上部の均
圧室58と第三の流路44を直交方向に貫通する第一の
摺動孔63と、該第三の流路44の下部に前記第一の摺
動孔63と同芯軸上に形成された第二の摺動孔64の二
点支持により摺動可能に保持されているため、感温棒6
5の動きがスムーズになるとともに、感温棒65自体に
おいても上部のディッシュ部67と該感温棒65の軸部
66とを別体として、両者をかしめ等により一体化でき
るため、材料の歩留りが良くなる。また、ディッシュ部
67と感温棒65とを互いに異なる金属材料で形成する
ことができる。このようにすれば、感温棒65による熱
電動の具合をきめ細かく調整することが可能になる。こ
の場合感温棒65をステンレスで形成し、ディッシュ部
67をアルミニウム又は黄銅で形成することが好まし
い。
【0047】また、感熱室61への飽和蒸気ガス封止方
法については、制御機構46の上蓋55に形成した孔5
5aから該感熱室61へガスを封入するとともに鋼球6
2にて前記孔55aを封鎖し、スポット溶接等により密
封したことにより非常にコンパクトになる。また、上蓋
55の孔55aの封止に際し、鋼球62を使用したこと
により組み付け時の方向規制がないため自動化がし易
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の膨張弁を自動車用空調装置の冷凍サ
イクルに組み込んだ状態を示す縦断側面図。
【図2】 図1の正面図。
【図3】 図1のA−A線における拡大断面図。
【図4】 本実施例の膨張弁を使用した時の、凝縮器出
口での圧力、蒸発器の入口での圧力、蒸発器出口での圧
力及び蒸発器から車室内に送られる空気温度の変化の状
態をそれぞれ示すグラフ。
【図5】 従来の膨張弁を使用した時の、凝縮器出口で
の圧力、蒸発器の入口での圧力、蒸発器出口での圧力及
び蒸発器から車室内に送られる空気温度の変化の状態を
それぞれ示すグラフ。
【図6】 従来の膨張弁を自動車用空調装置の冷凍サイ
クルに組み込んだ状態を示す縦断側面図。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 凝縮器、 3
レシーバー、 40 膨張弁、 5 蒸発器、 4
1 弁本体、 41a フランジ、 42 第一の流路、 4
3 第二の流路、 44 第三の流路、 45 弁室、 4
6 絞り機構、 47 金属部材、 47a オリフィス、 4
8 弁体、 49 圧縮コイルばね、 50 弁座、 5
1 調整ねじ、 52 ばね座、 53 Oリング、 5
4 制御機構、 55 上蓋、 55a 孔、 5
6 下蓋、 57 ダイヤフラム、 58 均圧室、 5
9 パッキン、 60 止め金具、 61 感熱室、 6
2 鋼球、 63 第一の摺動孔、 64 第二の摺動孔、 6
5 感温棒、 66 軸部、 67 ディッシュ部、 6
8 孔、 69 作動棒、 70 取付孔部、 71
カラー。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弁本体41と、蒸発器5に送り出す冷媒の
    流量を調整するための絞り機構46と、蒸発器5から圧
    縮機1に向かって送り出される冷媒の温度に応じて絞り
    機構46を制御する制御機構54とを備え、前記弁本体
    41は、冷媒を導入するための第一の流路42と、導入
    された冷媒を蒸発器に送り出すための第二の流路43
    と、蒸発器5から圧縮機1に向かって送り出される冷媒
    を通過させるための第三の流路44とを備え、前記絞り
    機構46は、第一の流路42と第二の流路43とを連通
    させるオリフィス47aと、そのオリフィス47aの開
    放量を調整するための弁体48とを有し、前記制御機構
    54は、ガスを封入した感熱室61と、その感熱室61
    内の圧力に応じて変位するダイヤフラム57とを有し、
    前記第三の流路44を流れる冷媒の温度を感熱室61内
    のガスに伝達し且つ、ダイヤフラム57の変位を弁体4
    8に伝達する伝達部材を備えた温度式膨張弁において、 前記弁本体41を樹脂で成形するとともに前記絞り機構
    46のオリフィス47aを金属部材47のインサート成
    形により形成し、 前記弁本体41の配管取付フランジへの取付穴部70に
    金属製のカラー71を配置したことを特徴とする温度式
    膨張弁。
  2. 【請求項2】弁本体41と制御機構54との連結手段と
    して、弁本体41の上端部にフランジ41aを形成し、
    該フランジ41aの上面に制御機構54を配置し、フラ
    ンジ41aと制御機構54とを筒状の止め金具60をか
    しめることにより一体的に固定したことを特徴とする請
    求項1記載の温度式膨張弁。
  3. 【請求項3】制御機構54のダイヤフラム57の変位を
    絞り機構46へ伝達する感温棒65が、第三の流路44
    の上方に設けられた均圧室へつながる溝63aを備えて
    なる第一の摺動孔63と第三の流路44の下方に設けら
    れた第二の摺動孔64の二点支持により保持されている
    ことを特徴とする請求項1および請求項2記載の温度
    膨張弁。
  4. 【請求項4】制御機構54の感熱室61への飽和蒸気ガ
    スの封止手段として、上蓋55に形成した孔55aから
    該感熱室61へガスを封入した後この孔55aを鋼球6
    2にて閉鎖し、スポット溶接にて密封したことを特徴と
    する請求項1、請求項2および請求項3記載の温度式膨
    張弁。
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