JPH0626741A - 膨張弁 - Google Patents

膨張弁

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JPH0626741A
JPH0626741A JP4182341A JP18234192A JPH0626741A JP H0626741 A JPH0626741 A JP H0626741A JP 4182341 A JP4182341 A JP 4182341A JP 18234192 A JP18234192 A JP 18234192A JP H0626741 A JPH0626741 A JP H0626741A
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JP
Japan
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refrigerant
temperature
valve body
sensitive element
refrigerant passage
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JP4182341A
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English (en)
Inventor
Yasunobu Ito
康伸 伊藤
Nukiya Oohira
貫也 大平
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2341/00Details of ejectors not being used as compression device; Details of flow restrictors or expansion valves
    • F25B2341/06Details of flow restrictors or expansion valves
    • F25B2341/068Expansion valves combined with a sensor
    • F25B2341/0683Expansion valves combined with a sensor the sensor is disposed in the suction line and influenced by the temperature or the pressure of the suction gas

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  • Temperature-Responsive Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 感温エレメントを弁本体に固定するための固
定部品の部品点数の減少と感温エレメントの小型化を図
ると共に、メンテナンス時の作業性を向上する。 【構成】 第2冷媒通路15内に挿入された感温エレメ
ント13を開放穴111を塞ぐ蓋材17で押さえ付ける
ことによって、蓋材17の内側面と弁本体11の内壁部
113との間で感温エレメント13を固定するようにし
た。これによって、感温筒26をクリップ等の固定部品
で弁本体11に固定する必要がなく、感温筒26の外周
にねじを形成する必要がなくなる。また、蓋材17を弁
本体11より取り外すだけで、感温エレメント13を弁
本体11内より取り出すことが可能となるので作業性に
優れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感温筒内蔵式の膨張弁
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、冷媒蒸発器へ向かう冷媒を急
激に断熱膨張させる絞り部を設けた弁本体内に、冷媒蒸
発器より冷媒圧縮機へ向かう冷媒が流れる冷媒通路を並
列して形成し、その冷媒通路を流れる冷媒の温度変化を
圧力変化に変換する封入物を感温筒とダイヤフラムとの
間に密封充填した感温エレメントを設置した感温筒内蔵
式の膨張弁(実開昭62−80163号公報等)が知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の感温
筒内蔵式の膨張弁においては、感温エレメントを冷媒通
路の側方より外部に開放した開放穴より冷媒通路内に挿
入し、弁本体内にクリップ等の固定部品により固定した
り、ねじ込みにより固定したりしていた。このため、ク
リップ等が必要となるので感温エレメントを弁本体に固
定するための固定部品の部品点数が多く、さらに感温エ
レメントの外周にねじ成形が必要となるので感温エレメ
ントの体格が大きくなるという課題があった。
【0004】また、感温エレメントのメンテナンス時に
は、開放穴を塞いでいる蓋材を弁本体より取り外した後
に、さらにクリップ等の固定部品を感温エレメントより
外したり、感温エレメントの締結状態を緩めたりする必
要がある。このため、従来の感温筒内蔵式の膨張弁は、
感温エレメントのメンテナンス時の作業性に劣るという
課題があった。本発明は、感温エレメントを弁本体に固
定するための固定部品の部品点数の減少と感温エレメン
トの小型化を図ると共に、メンテナンス時の作業性を向
上する膨張弁の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部を冷媒蒸
発器へ流入する冷媒が流れる第1冷媒通路、この第1冷
媒通路に並列して設けられ、内部を前記冷媒蒸発器より
流出した冷媒が流れる第2冷媒通路、およびこの第2冷
媒通路の側方より外部へ開放された開放穴を有する弁本
体と、この弁本体内に変位可能に設けられ、前記第1冷
媒通路の開度を調節する弁体と、前記開放穴より前記第
2冷媒通路内に挿入されて前記弁本体内に設置されると
共に、前記第2冷媒通路を流れる冷媒の温度変化を圧力
変化に変換する感温部、この感温部の圧力変化に応じて
前記弁体を変位させる駆動部を有する感温エレメント
と、この感温エレメントを前記弁本体に押し付けた状態
で、前記開放穴を塞ぐ蓋材とを備えた技術手段を採用し
た。
【0006】
【作用】本発明は、弁本体の第2冷媒通路の側方に形成
された開放穴より感温エレメントを挿入した後に、開放
穴を塞ぐ蓋材により感温エレメントを弁本体に押し付け
ることにより、感温エレメントが第2冷媒通路内に設置
される。これにより、クリップ等の固定部品や感温エレ
メントにねじを設けなくても、感温エレメントが弁本体
内に固定されるので、部品点数の減少と小型化が図れ
る。また、感温エレメントのメンテナンス時には、蓋材
を弁本体より取り外すだけで感温エレメントが弁本体内
より取り出すことが可能となるので作業性に優れる。
【0007】
【実施例】つぎに、本発明の膨張弁を図に示す実施例に
基づいて説明する。図1は本発明の第1実施例を示し、
冷凍サイクルに組み込まれた感温筒内蔵式の膨張弁を示
した図である。冷凍サイクル1は、自動車用空気調和装
置に使用されるもので、冷媒圧縮機2、冷媒凝縮器3、
レシーバ4、膨張弁5、冷媒蒸発器6およびこれらを接
続する冷媒配管8より構成されている。冷媒圧縮機2
は、自動車用エンジンまたは電動モータ等の駆動装置
(図示せず)によって回転駆動され、冷媒蒸発器6より
吸引した冷媒を圧縮して高温、高圧の冷媒ガスを吐出す
る。冷媒凝縮器3は、冷媒圧縮機2より吐出された冷媒
ガスをクーリングファン9の送風を受けて凝縮液化す
る。
【0008】レシーバ4は、冷媒凝縮器3より流入した
冷媒を一時的に蓄えておき、冷房負荷に応じて液冷媒の
みを流出する。冷媒蒸発器6は、ブロワ10の送風を受
けて、膨張弁5より流入した霧状冷媒を蒸発気化させ
る。なお、冷媒との熱交換によって冷却された空気はブ
ロワ10によって車室内へ送られる。
【0009】次に、膨張弁5の構造を詳しく説明する。
この膨張弁5は、直方体形状の弁ケースとして用いられ
る弁本体11と、この弁本体11内に配されたボール弁
12と、このボール弁12を駆動する感温エレメント1
3とから構成されている。弁本体11は、レシーバ4の
出口と冷媒蒸発器6の入口とを連通する第1冷媒通路1
4、および冷媒蒸発器6の出口とを連通する第2冷媒通
路15等が形成されている。なお、第1冷媒通路14の
途中には、レシーバ4より第1冷媒通路14の高圧側通
路14a内に流入した高温、高圧の液冷媒を低圧側通路
14bに噴射させることにより急激に断熱膨張させて、
低温、低圧の霧状冷媒にする絞り孔16が形成されてい
る。
【0010】また、弁本体11の上部の開口、すなわ
ち、第2冷媒通路15の側方より外部に開放した開放穴
111には、その開放穴111を塞ぐ蓋材17が締め付
けられている。その蓋材17の外周には、弁本体11の
内周面に形成されためねじ部112に螺合するおねじ部
171が形成されている。また、蓋材17の第2冷媒通
路15に臨む内側面には、感温エレメント13の感温筒
26の上部が接触し、一部に感温エレメント13の封入
管33より逃げるための逃げ穴172が形成されてい
る。そして、この実施例では、蓋材17を弁本体11に
ねじ込むことによって、感温エレメント13の感温筒2
6を弁本体11の内壁部113に押さえ付けて固定する
ようにしている。弁本体11と蓋材17との間には、冷
媒の弁本体11外への漏洩を防止するためのOリング1
8が取り付けられている。
【0011】弁本体11の下部の開口、すなわち、第1
冷媒通路14の側方より外部に開放した開放穴114に
は、その開放穴114内を軸方向に変位可能な調整ねじ
19が締め付けられている。弁本体11と調整ねじ19
との間には、冷媒の弁本体11外への漏洩を防止するた
めのOリング20が取り付けられている。
【0012】ボール弁12は、本発明の弁体であって、
上部が作動棒23を介して感温エレメント13に連結さ
れ、下部が調整ばね24に連結されている。このボール
弁12は、絞り孔16より冷媒蒸発器6側の低圧側通路
14b内に変位可能に配されている。ボール弁12が下
方に変位した場合には、絞り孔16の開度が大きくな
り、冷媒の流量を増加させる。逆に、ボール弁12が上
方に変位した場合には、絞り孔16の開度が小さくな
り、冷媒の流量を減少させる。
【0013】作動棒23は、弁本体11内に軸方向に変
位可能に配されており、この作動棒23と弁本体11と
の間には第1冷媒通路14の高圧側通路14aと第2冷
媒通路15側との間を密封するシール材25が装着され
ている。調整ばね24は、ボール弁12を絞り孔16の
開度が小さくなる方向に付勢しており、調整ねじ19の
位置に応じてばね力が変わりボール弁12の開弁圧を調
整する。
【0014】感温エレメント13は、円筒状の感温筒2
6、吸着材ガイド27、皿形状の受け具28、ダイヤフ
ラム29および当て板30を備えている。感温筒26
は、本発明の感温部であって、上部が蓋材17に接触し
ており、下部が開放されている。そして、感温筒26の
筒端部31は、弁本体11の内壁面に沿って下方に延ば
されている。感温筒26と吸着材ガイド27との間に形
成される感温室32内に冷媒ガスと多数の吸着材(本例
では活性炭を使用)32aとが配されている。
【0015】また、感温筒26の上部には、冷媒ガスを
封入するための封入管33が溶接等の手段により接続さ
れており、感温筒26内に冷媒ガスを封入した後は図示
のように端部が閉じられる。感温室32内の圧力は、感
温筒26の周囲の温度、すなわち、第2冷媒通路15内
を流れる冷媒温度に応じて変動し、この冷媒温度が低く
なると、吸着材32aに冷媒ガスが吸着されて感温室3
2内の圧力が低下する。逆に、第2冷媒通路15内を流
れる冷媒温度が高くなると、吸着材32aから冷媒ガス
が離脱して感温室32内の圧力が上昇する。
【0016】吸着材ガイド27は、円板状に形成されて
おり、感温筒26の内側面に溶接等の手段により固着さ
れているか、あるいは受け具28によって感温筒26の
内側面との間に挟み込んで固着されている。吸着材ガイ
ド27の上面には、多数の吸着材32aが載置されてい
る。また、吸着材ガイド27には、複数の切込み27a
が形成してあり、この切込み27aを通してダイヤフラ
ム29の上部の室が感温室32内に連通している。受け
具28は、ダイヤフラム29との間に圧力室34を形成
する円板部35を備えている。この円板部35には、ス
リットや穴等の連通孔36が複数形成されているので、
圧力室34はこの連通孔36および筒端部31外周の隙
間38を介して第2冷媒通路15に連通している。そし
て、受け具28の筒端部37は、感温筒26の筒端部3
1の内壁面に沿って下方に延ばされている。そして、筒
端部37は、感温筒26の筒端部31との間にダイヤフ
ラム29の外周縁を挟み込んでおり、筒端部31に溶接
やろう付け等の手段により固定されている。
【0017】ダイヤフラム29は、その上側の感温室3
2内の圧力が上昇すると、当て板30と作動棒23を介
してボール弁24を下方に移動させる。また、ダイヤフ
ラム29は、感温室32内の圧力が低下すると、調節ば
ね24の付勢力によってボール弁12、作動棒23、当
て板30を介して上方に移動させる。当て板30は、円
板状に形成されており、ダイヤフラム29の変位をボー
ル弁12に伝えるもので、作動棒23の上部に当接する
ように配置されている。なお、作動棒23、ダイヤフラ
ム29および当て板30によって、本発明の駆動部を構
成する。
【0018】つぎに、弁本体11への感温エレメント1
3の取付方法を図1に基づいて説明する。感温筒26内
に多数の吸着材32aを充填した後、感温筒26、吸着
材ガイド27、受け具28、ダイヤフラム29および当
て板30の組み付けを行い、感温筒26内に冷媒ガスを
封入充填し、筒端部37をろう付け溶接固定することに
よって感温エレメント13を形成する。そして、その感
温エレメント13を弁本体11の開放穴111より第2
冷媒通路15内に挿入して、弁本体11の内壁部113
上に載せる。
【0019】その後に、蓋材17のおねじ部171と弁
本体11のめねじ部112とを嵌め合わせて蓋材17に
締付け工具等により回転力を与えて蓋材17を締め付け
て、蓋材17の内側面と感温筒26の上部とを接触させ
る。これによって、蓋材17の内側面で感温筒26を弁
本体11の内壁部113に押さえ付けることにより、感
温エレメント13が弁本体11の内壁部113と蓋材1
7の内側面との間に固定される。したがって、感温エレ
メント13を弁本体11内に挿入した後に、弁本体11
の開放穴111を蓋材17で塞ぐだけで、感温エレメン
ト13を弁本体11に固定することができるので、感温
エレメント13の弁本体11への取付作業の作業性に優
れるという利点がある。
【0020】以上のように、この実施例では、クリップ
等の固定部品を設けなくても、感温エレメント13が弁
本体11の内壁部113と蓋材17の内側面との間に固
定することができるので、感温エレメント13を固定す
るための固定部品が必要なくなることによって部品点数
を減少することができる。また、感温筒26の外周にね
じ部を形成する必要もないので、感温エレメント13の
体格を小さくすることができるため、感温エレメント1
3の小型軽量化を達成できる。さらに、感温エレメント
13のメンテナンス時には、蓋材17を弁本体11より
取り外すだけで感温エレメント17を弁本体11より容
易に取り出すことが可能となるので、メンテナンスの作
業性に優れるという利点がある。
【0021】つぎに、この冷凍サイクル1の作用を図1
に基づいて説明する。冷媒圧縮機2で圧縮された高温、
高圧の冷媒ガスは、冷媒凝縮器3でクーリングファン9
の送風を受けて冷却され凝縮された後、レシーバ4を通
って弁本体11の第1冷媒通路14内に導かれる。第1
冷媒通路14の高圧側通路14a内を流れる高温、高圧
の液冷媒は、絞り孔16で急激に断熱膨張されて低温、
低圧の霧状冷媒となって第1冷媒通路14の低圧側通路
14bを通って膨張弁5より流出し、冷媒蒸発器6に導
かれる。冷媒蒸発器6内を流れる霧状冷媒は、ブロワ1
0の送風を受けて蒸発気化し、冷媒ガスとなって弁本体
11の第2冷媒通路15を通って冷媒圧縮機2に戻され
る。以上のような作用を継続することによって、冷媒蒸
発器6を通過する際に冷却された空気がブロワ10によ
り車室内へ吹き出される。これによって、車室内が冷房
される。
【0022】上記の冷媒蒸発器6の熱交換において、冷
房負荷が低く、冷媒蒸発器6の出口の冷媒の過熱度が低
いと、その冷媒が通過する第2冷媒通路15内の温度も
低下するので、ダイヤフラム29の上側の感温室32内
の冷媒ガスが吸着材32aに吸着されて感温室32の圧
力、すなわちダイヤフラム29の上側の室の圧力も低下
させる。これによって、ボール弁12は調整ばね24の
ばね力により上方に変位し、ボール弁12と絞り孔16
との間の開口面積を狭めて第1冷媒通路14の高圧側通
路14aから低圧側通路14bへ流れる冷媒の流量を減
少させる。
【0023】このように、冷媒の流量が減少しても、冷
房負荷が非常に小さく、冷媒蒸発器6より流出した冷媒
温度がさらに低下するときは、ボール弁12が一層上方
へ変位し、極限においてはボール弁12が絞り孔16を
閉じ、冷媒蒸発器6から冷媒圧縮機2へ向かう冷媒の流
れを遮断する。このように、冷媒の流量が減少して冷媒
蒸発器6より流出する冷媒の過熱度が上昇していくと、
その冷媒が通過する第2冷媒通路15内の過熱度も上昇
するので、ダイヤフラム29の上側の感温室32内の冷
媒ガスが吸着材32aより離脱されて感温室32内の圧
力も上昇させる。これによって、ダイヤフラム29の上
側の感温室32内の圧力とダイヤフラム29の下側の圧
力室34内の圧力とのバランスから、ボール弁12が調
整ばね24の付勢力に打ち勝って下方に変位し、ボール
弁12と絞り孔16との隙間を拡げて冷媒蒸発器6へ流
入する冷媒の流量を増加させる。
【0024】図2は本発明の第2実施例を示し、感温筒
内蔵式の膨張弁の蓋材を示した図である。この実施例で
は、蓋材17の内側面に、蓋材17と別途設けられた円
筒部材41を配し、円筒部材41他を介して間接的に蓋
材17により感温エレメント13を押し付けるようにし
ても良い。なお、蓋材17と円筒部材41他とが一体的
に形成されていても良い。
【0025】〔変形例〕本実施例では、蓋材17を弁本
体11に締結したが、蓋材をサークリップ等の固定部品
により弁本体に固定しても良い。また、蓋材17の内側
面に感温エレメント13を嵌め込む嵌込溝を形成しても
良い。蒸発圧力調整弁の外均管と膨張弁1とを接続する
場合には、Oリングを感温エレメント13と弁本体11
の間に装着することによって、第2冷媒通路15と圧力
室34とを遮断して均圧穴を設けた方式の膨張弁にして
も良い。
【0026】
【発明の効果】本発明は、感温エレメントを弁本体に固
定するための固定部品として、弁本体の開放穴を塞ぐ蓋
材を利用しているので、部品点数の減少と小型化を図る
ことができると共に、感温エレメントの弁本体への取付
作業の作業性を向上できる。また、蓋材を弁本体より取
り外すだけで感温エレメントを自由に弁本体内より取り
出すことが可能となるので、メンテナンスの作業性を向
上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にかかる冷凍サイクルに組
み込まれた感温筒内蔵式の膨張弁を示した断面図であ
る。
【図2】本発明の第2実施例にかかる弁本体の蓋材を示
した断面図である。
【符号の説明】
5 感温筒内蔵式の膨張弁 6 冷媒蒸発器 11 弁本体 12 ボール弁(弁体) 13 感温エレメント 14 第1冷媒通路 15 第2冷媒通路 17 蓋材 23 作動棒(駆動部) 26 感温筒(感温部) 29 ダイヤフラム(駆動部) 30 当て板(駆動部) 111 開放穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)内部を冷媒蒸発器へ流入する冷媒
    が流れる第1冷媒通路、この第1冷媒通路に並列して設
    けられ、内部を前記冷媒蒸発器より流出した冷媒が流れ
    る第2冷媒通路、およびこの第2冷媒通路の側方より外
    部へ開放された開放穴を有する弁本体と、 (b)この弁本体内に変位可能に設けられ、前記第1冷
    媒通路の開度を調節する弁体と、 (c)前記開放穴より前記第2冷媒通路内に挿入されて
    前記弁本体内に設置されると共に、 前記第2冷媒通路を流れる冷媒の温度変化を圧力変化に
    変換する感温部、この感温部の圧力変化に応じて前記弁
    体を変位させる駆動部を有する感温エレメントと、 (d)この感温エレメントを前記弁本体に押し付けた状
    態で、前記開放穴を塞ぐ蓋材とを備えた膨張弁。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5642858A (en) * 1995-03-22 1997-07-01 Nippondenso Co., Ltd. Thermal expansion valve
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KR20160041293A (ko) * 2014-10-07 2016-04-18 현대자동차주식회사 차량용 공조시스템의 팽창밸브

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