JPH10120141A - 部品供給装置 - Google Patents
部品供給装置Info
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- JPH10120141A JPH10120141A JP29458496A JP29458496A JPH10120141A JP H10120141 A JPH10120141 A JP H10120141A JP 29458496 A JP29458496 A JP 29458496A JP 29458496 A JP29458496 A JP 29458496A JP H10120141 A JPH10120141 A JP H10120141A
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Abstract
にある時に重なりを全く発生しない部品供給装置を提供
すること。 【解決手段】 次工程からのピックアップに備えさせる
ための待機場所201における部品Dの有無を検知する
光ファイバーセンサ208を設けると共に、待機場所2
01における部品Dの上流側で隣接する部品Dが位置す
る隣接場所202の浅溝188の底部に空気噴出孔21
3を開口させ、光ファイバーセンサ208によって待機
場所201に部品Dの存在が検知される時に空気を噴出
させるようにしている。待機場所201に部品Dが存在
する限り、空気噴出孔213から空気が噴出されて隣接
場所202に存在する部品Dを上方へ吹き上げ、空気噴
出ノズル225から常時噴出されている空気に乗せてポ
ケット221へ排除するので待機場所201の部品Dに
は全く重なりを生じない。
Description
ピックアップに備えるための部品供給装置に関するもの
であり、更に詳しくは、整列時に重なりを生じ易い部品
が次工程からのピックアップの待機場所にある時に重な
りを全く発生させない部品供給装置に関するものであ
る。
のAはその平面図、図1のBは側面図である。一辺の長
さは2.9mmの正方形であり、平板部の表裏には形状
の異なる凸状曲面の半田部が形成されている。表面側の
凸状曲面部t1 としての半田部は全面に形成されて、そ
の最大厚さは0.05mm以下、裏面側の凸状曲面部T
1 としての半田部は2.5mm角内に形成されて、その
最大厚さは0.15mm以上とされ、全体の厚さは0.
44mmとされている。
のチップダイオードDを示し、図2のAはその平面図、
図1のBは側面図である。一辺の長さは2.1mmの正
方形であり、表面側の凸状曲面部t2 としての半田部は
全面に形成されて、その最大厚さは0.05mm以下、
裏面側の凸状曲面部T2 としての半田部は1.7mm角
内に形成されて、その最大厚さは0.15mm以上とさ
れ、全体の厚さは0.45mmとされている。以降、こ
のチップダイオードDを部品Dと略称し、整列時に重な
りを生じ易い整送対象として取り上げる。なお、図2に
示すチップダイオードDには全体の厚さが0.36mm
の厚さ違いも存在する。
供給する場合には、捩り振動パーツフィーダで部品の移
送の姿勢を整えた後、直線振動パーツフィーダに移行さ
せて整列状態に保持し、次工程からのピックアップに備
えさせるのが一般である。しかし、例えば上記の部品D
は形状は異なるものの表裏何れも凸状曲面部T2 および
t2 となっているので、上流側の捩り振動パーツフィー
ダで表裏を整えたとしても、直線振動パーツフィーダの
振動トラフ上において静止的な状態を保持することは困
難で、次工程のロボットRによる部品Dの吸着ピックア
ップが円滑に進行しにくい。
おいて、上記ような部品Dの整列装置を提案している。
すなわち、図17は部品Dを整列対象とする従来の部品
整列装置10の部分破断側面図であり、図18はその平
面図である。同装置10は捩り振動パーツフィーダ20
と、その下流側に接続される直線振動パーツフィーダ3
0とから構成されている。捩り振動パーツフィーダ20
は、図17を参照して、部品Dを収容し、その表裏を整
えて移送する振動盆としてのボウル21と、これに捩り
振動を与える駆動部11とからなっている。駆動部11
においては、ボウル21の底板と一体的に固定されて可
動コアを兼ねる可動ブロック12が等角度間隔に配置さ
れた傾斜板ばね13によって下方の固定ブロック14と
連結されている。固定ブロック14上にはコイル15を
巻装した電磁石16が可動ブロック12と僅かの間隙を
あけ対向して設けられている。駆動部11はその周囲を
防音カバー17で覆われており、かつボウル21と共に
防振ゴム18を介して基板19上に設置されている。そ
して、コイル15に交流が通電されることにより、ボウ
ル21に上方から見て時計方向の捩り振動を与える。
ける[19]−[19]線方向の断面図である図19を
参照して、逆円錐状の斜面ボウルに形成されており、ボ
ウル21はボルト23で駆動部11の可動ブロック12
に固定されている。なお、図18、図19では簡明化の
ために部品Dを散在的に示しているが、ボウル21の底
面22には部品Dが多数に収容される。また、ボウル2
1内には底面22に起点24sを有し断面がV字形状の
斜面トラック24が形成されている。この斜面トラック
24はボウル21の中心部を向く45度傾斜の斜面25
と、これに直角な斜面26とからなり、底面22上の部
品Dは斜面トラック24内へ滑り込んで、斜面25また
は斜面26の何れかに傾倒して移送され始める。また、
ボウル21の底面22における部品Dの欠乏を監視する
ための光ファイバーセンサ29がボウル21の周壁に取
り付けられており、欠乏が検知されると警報を発すると
共に部品Dの補充させるように働く。
いスパイラル状に上昇されるが、その過程において斜面
26は高さを漸減され、斜面トラック24は断面がL字
形状となる。従って、斜面26に傾倒している部品Dは
その姿勢を保ち得ずに下方へ落下し、斜面25に傾倒し
て四辺の何れかを斜面26に支持されている部品Dのみ
が継続して移送され上昇する。以降、斜面26を支持面
26と呼称する。
パー31、切欠き35、および早出しゲート41が設け
られている。ワイパー31はそれ自身の長穴32を挿通
するボルト32bによってボウル21の周壁内面に取り
付けられて、斜面トラック24の斜面25との間には重
なっていない部品Dが通過し得る間隙が設けられてい
る。従って部品Dはワイパー31の下方を通過すること
により単層化される。ワイパー31の下流側には切欠き
35が設けられている。切欠き35は斜面25を平面3
6とボウル21の径外方へ凸の垂直な曲面37とで切り
欠いて形成されている。斜面25に多列で傾倒して移送
されてくる部品Dは切欠き35に至ると、支持面26に
接している部品Dを除き、2列目よりも外周側の列にあ
る部品Dは切欠き35内へ倒れ込んでその平面36上を
移送され、曲面37に導かれて斜面トラック24または
底面22へ戻される。
一部を切り欠いて導出路43が形成され、周壁にビス4
2bで螺着した取付け部材42の下面に、斜面25と整
合させた傾斜面を有する早出しゲート41がビス42b
で螺着固定されている。早出しゲート板41は、例えば
作業終了時などの非定常時に、ビス42bを弛めて取り
外すことにより、部品Dは導出路43から外部へ取り出
される。
の断面図である図20を参照して、そのA、Bは部品D
の表裏を選別する選別板47の作用を示す。すなわち、
斜面トラック24の下流端において、ボウル21の周壁
を切り欠いて、その上流側と下流側とに渡した取付け金
具44がボルト44bでボウル21の周壁に固定されて
おり、この取付け金具44に対して、斜面トラック24
の斜面25と整合された斜面45を有するブロック46
がねじ46bで固定され、切欠き内へ挿入嵌合されてい
る。そして、ブロック46の下面に、斜面トラック24
の支持面26と整合された表面を有する選別板47が長
ビス47bと板ナット47nとによって矢印方向への位
置調整可能に取り付けられている。
45からボウル21内へ突き出される選別板47の突き
出し幅が調整されていることから、裏向きの部品Dは表
面側の凸状曲面部t2 の厚さが小さいため、平板部が選
別板47に係止され、部品Dは落下せずにそのまま移送
され下流端から排出されるが、図20のBに示すよう
に、表向きの部品Dは裏面側の凸状曲面部T2 の厚さが
大であるため、平板部が選別板47に係止されずに落下
し排除される。
0の斜面トラック24の下流端には、直線振動パーツフ
ィーダ30の振動トラフ61が近接して接続されてい
る。図17を参照して、直線振動パーツフィーダ30は
部品Dを移送し整列させる振動トラフ61と、これに直
線振動を与える駆動部51とからなっている。駆動部5
1において、振動トラフ61のベースブロック71は後
述の図27も参照して受け台60にボルト71bで固定
されており、受け台60はボルト60bで駆動部51の
可動ブロック52と一体的に固定されている。可動ブロ
ック52は前後一対の傾斜板ばね53によって下方の固
定ブロック54Aと連結されている。また、可動ブロッ
ク52から可動コア52Cが垂下されており、固定ブロ
ック54A上にはコイル55を巻装した電磁石56が可
動コア52Cと僅かの間隙をあけ対向して設けられい
る。固定ブロック54Aはこれと一体的なブロック54
Bを介し、前後一対の防振板ばね59によってブロック
57と連結されており、ブロック57は基板19の架台
58上に設置されている。そして、コイル55に交流が
通電されることにより、振動トラフ61に矢印eで示す
方向の直線振動が与えられ、図17、図18において、
振動トラフ61上の部品Dは右方から左方へ移送され
る。そして、下流端部において次工程のロボットRによ
ってピックアップされる。
に垂直な方向からの平面図であるが、図21における
[22]−[22]線方向の断面図である図22を参照
して、振動トラフ61のベースブロック71は水平面と
15度傾斜に設置され、その上にボルト63bで固定さ
れているトラフブロック63の上流部においてV溝トラ
フ64が形成されている。このV溝トラフ64の断面形
状は、上流側の捩り振動パーツフィーダ20のボウル2
1の排出端の斜面トラック24の斜面25と支持面26
の断面形状に整合されて、鉛直面に対して45度振り分
けの角度90度開きとされ、ボウル21側を向く斜面6
5とこれに直角な斜面66とからなっている。
倒し支持面26に支持されて裏向きで排出されてくる部
品Dは、このV溝トラフ64に対し、裏向きの姿勢で斜
面65に傾倒するように移行されてくる。そして、部品
Dの下側となっている縁部が斜面66に接する箇所に
は、その縁部が嵌まり込むように、高さ0.6mm、深
さ0.3mmの係止溝67が形成されている。また、ベ
ースブロック71の側面から上面へ抜けるように直角に
穿設された貫通孔74の側面部分に継手75が螺着さ
れ、これに圧縮空気配管76が連結されている。貫通孔
74の上端からは、トラフブロック63内をV溝トラフ
64の斜面65に向けて垂直に直径1mmの空気噴出孔
73が設けられており、下側の縁部を係止溝67に嵌め
込み斜面65に傾倒して移送される部品Dの上側の縁部
に相当する位置に開口されている。図22のV溝トラフ
64のaで示す部分の拡大図である図23を参照して、
この空気噴出孔73からは常に空気が噴出されており、
下側の縁部を係止溝67に嵌め込んでいる裏向きの部品
Dを反転させて表向きとする。
線方向の断面図である図24を参照し、この部分におい
ては、V溝トラフ64の斜面65を削り込んで、部品D
の一辺の長さよりやや大きい幅2.3mmとした水平移
送面68が形成されており、表向きの部品Dは上流側の
V溝トラフ64からこの水平移送面68上へ落ち込んで
移送される。更に、図21における[25]−[25]
線方向の断面図である図25を参照し、トラフブロック
63の下流端において、ベースブロック71の表面が上
流側の水平移送面68の一方の側端と同一高さになるま
で高くされると共に、傾斜の下側の側面には、下流端に
至る長尺のガイドプレート85が取付け部材86で挟ん
で固定されている。そして、ガイドプレート85の内面
から部品Dの一辺の長さよりやや大きい2.3mmの間
隔をあけてガイドブロック87がボルト87bでベース
ブロック71に固定されており、両者の間に15度傾斜
の斜面トラフ84が形成されている。
流側の水平移送面68との接続箇所で拡幅されている
が、直ちに図25に示す幅に狭められて下流端まで延在
している。また、図17も参照して、斜面トラフ84の
下流端から0.3mm離れた位置に端末プレート89が
無振動部としての架台58に固定して設けられている。
従って、部品Dは斜面トラフ84の下流端部において停
止され、次工程のロボットRによる吸着ピックアップに
備えることになる。すなわち、斜面トラフ84の下流端
部は部品Dの待機場所101である。
分から下流端まで浅溝88が形成されている。すなわ
ち、図25における斜面トラフ84のbで示す部分の拡
大図である図26を参照して、ガイドプレート85の内
面からガイドブロック87側へ1.15mm離れた箇所
を中心にして幅1.6mmで深さ0.15mmの浅溝8
8が形成されており、表向きの部品Dは裏面の凸状曲面
部T2 を浅溝88の両側のエッジに挟まれ支持されて移
送されるようになる。
[27]線方向の断面図である図27を参照して、ガイ
ドブロック87上に立てた支柱96に取り付けて、斜面
トラフ84における部品Dのオーバーフロを監視するた
めの光ファイバーセンサ91が設置されている。すなわ
ち、支柱96はその頂部に設けたサポートブロック95
の長穴94を挿通するボルト95bによってベースブロ
ック71に取り付けられている。そして、光ファイバー
センサ91は、サポートブロック95の端部に設けた切
欠き穴98へ嵌め込まれ、サポートブロック95にボル
ト93bで取り付けられる抑え板93によって外側から
抑えて斜面トラフ84に垂直に固定されている。なお、
図27にはベースブロック71の受け台60と、後述の
図28における底面ブロック103との間の位置決め用
のプレート97が取り付け用のボルト97bと共に示さ
れている。
ンズを内蔵し、斜面トラフ84上の照射点Qに直径0.
8mmφのビームを照射し、斜面トラフ84のステンレ
ス表面に比べて部品Dの凸状曲面部t2 としての表面の
半田部からの反射強度が小さいことから部品Dを検知す
るが、部品Dからの反射が所定秒数以上連続すると、光
ファイバーセンサ91が接続されている図示しないコン
トローラは、部品Dが下流端部における部品Dの待機場
所101から照射点Qまで隙間なく整列してオーバーフ
ロー気味になっていると判断して、上流側の捩り振動パ
ーツフィーダ20を停止させ、部品Dの供給を止めるよ
うになっている。オーバーフロー状態が解消すると、供
給が再開されることは勿論である。なお、光ファイバー
センサは根元部に発光素子と受光素子とを内蔵してお
り、発光素子からの光がファイバーを経由して被検体に
照射され、その反射光が再びファイバーを戻って受光素
子で受光されるが、その時の反射強度の大小によって被
検体の状態を検知するタイプのセンサである。
れているサポートブロック95は図21において実線で
示す位置以外に一点鎖線および二点鎖線で示す位置に固
定することができ、サポートブロック95の長穴94内
におけるボルト95bの挿通位置を調整して、斜面トラ
フ84上における光ファイバーセンサ91の照射点Qの
位置を照射点PまたはRに変更し得るようになってい
る。すなわち、次工程との間における部品Dの受渡しを
円滑にするという観点からは、待機場所101から斜面
トラフ84の上流側へ、部品Dがオーバーフローとはな
らない状態で、可及的に数多くの部品Dを整列させプー
ルしておくことが好ましいが、そのような状態を現出さ
せるために、図21に示すように、光ファイバーセンサ
91が照射点Q以外の照射点PまたはRを選択して照射
し得るように、サポートブロック95の取り付け角度が
変更される。
は、上述したように、斜面トラフ84の下流端の端末プ
レート89によって部品Dが次工程のロボットRのピッ
クアップに備える待機場所101が形成されているが、
図21における[28]−[28]線方向の矢視図であ
る図28を参照して、ベースブロック71の底面に底面
ブロック103および取付けブロック104がボルト1
04bで固定されており、この取付けブロック104に
対して、待機場所101における部品Dの有無を確認す
るための光ファイバーセンサ108が固定されている。
すなわち、取付けブロック104の切欠き105へ下方
からの光ファイバーセンサ108が嵌め込まれており、
ボルト106bで取付けブロック104に取り付けられ
る抑え板106によって外側から抑えて固定されてい
る。更には、底面ブロック103の底面からベースブロ
ック71の表面に至る1mm角の切欠き107が形成さ
れており、光ファイバーセンサ108の先端部108a
が嵌め込まれている。そして斜面トラフ84の下流端部
の待機場所101に部品Dが存在する場合には光ファイ
バーセンサ108からの照射光が反射されて光ファイバ
ーセンサ108へ戻り受光され、部品Dが存在しない場
合には照射光は反射されず光ファイバーセンサ108で
受光されないことから部品Dの有無が確認される。光フ
ァイバーセンサ108が待機場所101に存在する部品
Dを検知した場合には、光ファイバーセンサ108が接
続されている図示しないコントローラは次工程のロボッ
トRによる部品Dのピックアップを作動させ、部品Dが
存在しない場合には作動させないようになっている。
る部品整列装置10は以上のように構成されるが、図1
に示した部品Cを整列させる場合には、直線振動パーツ
フィーダ30におけるトラフブロック63、およびベー
スブロック71が交換される。
るが、次ぎにその作用を説明する。図17、図18を参
照して、捩り振動パーツフィーダ20のボウル21内に
は多数の部品Dが表裏不定で収容されており、駆動部1
1におけるコイル15に交流が通電されてボウル21に
は捩り振動が与えられ、直線振動パーツフィーダ30の
駆動部51のコイル55にも交流が通電されて振動トラ
フ61には矢印eで示す方向の直線振動が与えられてい
るものとする。また、付帯する圧縮空気源は起動されて
各空気噴出孔からは空気が噴出され、各光ファイバーセ
ンサおよびそれらが接続されるコントローラも作動状態
にあるものとする。
内において、底面22上の部品Dは周辺部へ移動される
と共に矢印mで示す方向へ移送力を受け、起点24sか
ら斜面トラック24内へ滑り込み、表裏不定のまま斜面
25と斜面26との何れかに傾倒して移送され始める
が、一方の斜面26が高さを漸減されることから斜面2
6に傾倒する部品Dは下方へ転落し、斜面(支持面)2
6に支持され斜面25に傾倒している部品Dのみがスパ
イラル状に移送されて上昇し斜面トラック24の最上の
周回に至る。
31に至り、積み重なっている部品Dのうち斜面25に
接している部品Dはワイパー31の下方を通過するが、
2層目以上の部品Dはワイパー31に移送を妨げられて
底面22へ落下することにより、ワイパー31の下流側
では部品Dは単層化されて移送される。更に、部品Dは
斜面25に形成されている切欠き35に至り、多列にな
っている部品のうち、支持面26に接している部品Dを
除き、2列目よりも外側にある部品Dは切欠き35内へ
倒れ込むので、単層化されて移送されてきた部品Dは切
欠き35よりも下流側では更に単列化されて移送され
る。この時点では部品Dは未だ表裏は不定である。
に使用される早出しゲート41に至るが、斜面25に整
合させて設けられている早出しゲート41の表面をその
まま移送されて、図20に示す表裏の選別板47に至
る。すなわち、斜面トラック24の斜面25に整合させ
たブロック46の斜面45からの突出し幅が調整されて
いる選別板47によって、図20のAに示すように、表
面側の凸状曲面部t2 の厚さが小さく平板部の位置が低
くなる裏向きの部品Dは、その平板部が係止されること
から落下することなくそのまま移送されるが、図20の
Bに示すように、裏面側の凸状曲面部T2 の厚さが大で
平板部の位置が高くなる表向きの部品Dは平板部が係止
されないので、ボウル21内へ落下する。従って、選別
板47より下流側では部品Dは単層、単列の裏向きとな
って移送され、下流端から直線振動パーツフィーダ30
の振動トラフ61へ排出される。
排出される部品Dは、図22に示すように、V溝トラフ
64の斜面66の最下端部に形成されている係止溝67
に平板部の下側となる縁部を嵌め込み、斜面65に傾倒
した姿勢で移送されるようになる。そして、この箇所に
おいて部品Dの平板部の上側となっている縁部に対して
空気噴出孔73の開口から空気が噴出されているので、
図23に示すように、一点鎖線で示す裏向きの部品Dは
係止溝67を支点として反転されて実線で示すように表
向きとなる。
に示すように、V溝トラフ64の直ぐ下流側に形成され
ている水平移送面68へ移行され、更には図25に示す
ように、部品Dは水平移送面68から15度傾斜の斜面
トラフ84へ移行する。図21に示すように、移行箇所
における斜面トラフ84の上流端部は拡幅され、また図
25に示すように傾斜の下側のガイドプレート85も高
くされていることから、部品Dは円滑に移行される。ま
た、図21を参照して、斜面トラフ84の上流部分から
下流端までにわたって、拡大断面図である図26に示す
浅溝88が形成されているが、表向きの部品Dは、裏面
側の厚い凸状曲面部T2 を浅溝88の両側のエッジで挟
持され、かつ傾斜の下側のガイドプレート85に支持さ
れることから、その姿勢を安定に保持して移送される。
に示す光ファイバーセンサ91によって部品Dのオーバ
ーフローが監視されており、例えば斜面トラフ84にお
ける部品Dの単位時間当りの移送個数に対して次工程の
ロボットRによる部品Dの単位時間当りのピックアップ
個数が低下すると、後述するように下流端部の待機場所
101から上流側へ整列状態にある複数個の部品Dに対
し、更に後続する部品Dが移送されてくることから斜面
トラフ84はあふれ出すようになるが、光ファイバーセ
ンサ91がその照射点Qにおける部品Dの停滞を検知す
ると、光ファイバーセンサ91の接続されている図示し
ないコントローラは上流側の捩り振動パーツフィーダ2
0を停止させ、直線振動パーツフィーダ30の振動トラ
フ61への部品Dの供給を停止させる。光ファイバーセ
ンサ91がオーバーフロー状態の解消を検知すると、コ
ントローラーは捩り振動パーツフィーダ20を再起動さ
せ、部品Dの供給を再開させることは勿論である。な
お、部品Dを好ましい整列状態に維持するように、図2
1に示す光ファイバーセンサ91の照射点Qは適宜に照
射点PまたはRに変更される。
した部品Dは更に下流側へ移送され、下流端部へ至って
端末プレート89によって待機場所101で停止され、
次工程からのピックアップに備える。この部品Dの待機
場所101に対して下方に設置されている光ファイバー
センサ108からの光が照射されている。部品Dが待機
場所101に至ると、その部品Dからの反射光が光ファ
イバーセンサ108へ戻ることから、部品Dの存在が確
認され、次工程のロボットによる部品Dの吸着ピックア
ップが作動される。部品Dが待機場所101に存在しな
い場合には部品Dのピックアップは行われない。部品D
が待機場所101にある時も、部品Dは後続して移送さ
れてくるので、斜面トラフ84の下流端部では待機場所
101の部品Dに後続する複数個の部品Dが接触状態で
整列しプールされた状態が形成されるが、部品Dの移送
とピックアップの速度とがバランスしている限り、部品
Dのオーバーフロー状態は発生することはない。
列させるためには隣接性が悪く重なり易い形状をしてい
ることから、部品整列装置10によって部品Dを供給し
ている間に、次工程のロボットRによるピックアップの
状況によっては、部品Dに重なりを生じる場合がある。
すなわち、図21における[29]−[29]線方向の
断面図である図29に示すように、斜面トラフ84上に
おいて部品Dが整列状態にある場合には次工程のロボッ
トRによる吸着ピックアップも円滑に進むが、図29の
Bに示すように、部品Dに重なりを生じると待機場所1
01において、次工程のロボットRによる吸着ピックア
ップが行われなくなるのである。
接性が悪く、重なったり、乗り上げたりして整列状態を
取りにくい部品が次工程からのピックアップの待機場所
にある時に重なりを全く発生せず、次工程との間に受渡
しにトラブルを起こさない部品供給装置を提供すること
を課題とする。
成によって解決されるが、実施の形態により例示すれ
ば、図5に示す平面トラフ184の下流端部には無振動
部に固定され下流端から僅かの間隙をあけて設置された
端末プレート189によって部品Dを停止させ次工程か
らのピックアップに備えさせる待機場所201における
部品Dの有無を検知する光ファイバーセンサ208を図
12に示すように部品Dの下方に設置すると共に、待機
場所201の部品D(1)の上流側に隣接する部品D
(2)が位置する平面トラフ184上の隣接場所202
には、図11に示すように、平面トラフ184の浅溝1
88の底部に空気噴出孔213を開口させ、光ファイバ
ーセンサ208によって待機場所201に部品D(1)
の存在が検知される時に空気を噴出させるようにしてい
る。また、空気噴出孔213の上方には平面トラフ18
4の移送方向と直交する方向にほゞ水平に空気を常時噴
出させる空気噴出ノズル225を設けている。このよう
にして、待機場所201に部品Dが存在する限り、隣接
場所202に存在する部品D(2)、更には隣接場所2
02へ後続して移送されてくる部品Dを吹き飛ばし排除
するので、待機場所201にある部品D(1)には重な
りが発生しない。一方、光ファイバーセンサ208によ
って待機場所201に部品D(1)の存在が検知されな
い場合には、空気噴出孔213からは空気は噴出されな
いので、部品D(2)は排除されることなく隣接場所2
02を経由して、待機場所201へ移送され空所は直ち
に埋められる。このようにして、待機場所201には重
なりを生じていない部品Dが常に存在するので、次工程
のロボットRによるピックアップ・トラブルは発生しな
い。
供給装置について図面を使用して具体的に説明する。
部分破断側面図であり、図4はその平面図である。部品
供給装置110は捩り振動パーツフィーダ120と直線
振動パーツフィーダ130とから構成されている。図4
と従来例の部品整送装置10の平面図である図18とを
比較して、本実施の形態の部品供給装置110において
は、直線振動パーツフィーダ130から排除される部品
Dを受けるポケット221が設けられており、排除され
た部品Dはポケット221から捩り振動パーツフィーダ
120のボウル121へ戻されるようになっている。こ
れ以外にも基本的に異なる機能を有しているが、多くの
構成要素を共通させている。なお、捩り振動パーツフィ
ーダ120に近接して基板119に固定した支持柱21
1に取り付けられているのはコントローラ212であ
る。
0mmのボウル121と、これに捩り振動を与える駆動
部111とからなっており、その全体は従来例の捩り振
動パーツフィーダ20と同様に構成されている。ただ、
従来例の場合における切欠き35、早出しゲート41は
省略されており、部品Dの表裏の選別板147が2箇所
に直列に設けられ表裏の選別効率が高められている。選
別板147は従来例の選別板47と全く同様である。そ
れら以外の従来例の構成要素に対応する捩り振動パーツ
フィーダ120の同様な構成要素には100番台の同一
の符号を付してそれらの説明は省略する。また、直線振
動パーツフィーダ130は振動トラフ161と、これに
直線振動をあたえる駆動部151とからなるが、駆動部
151も従来例の直線振動パーツフィーダ30における
駆動部51と同様であるので、従来例の構成要素に対応
する直線振動パーツフィーダ130の同様な構成要素に
は100番台の同一の符号を付してそれらのその説明は
省略し、従来例と異なる振動トラフ161について説明
する。
り付けられている全長80mmの振動トラフ161の平
面図であり、従来例の振動トラフ61の平面図である図
21に対応する図である。図5と図21とを比較して明
らかなように、従来例の振動トラフ61に設置されてい
た部品Dのオーバーフローを監視するための光ファイバ
ーセンサ91、およびそれの取付け部材としてのサポー
トブロック95、支柱96が除かれていることに外観的
な大きい差異がある。更には、後述する振動トラフ16
1の断面図に示すように、振動トラフ161のトラフブ
ロック163は水平に設置されていることが従来例と異
なる。
図5における[6]−[6]線方向の断面を示す図6も
参照して、トラフブロック163に、ボウル121側を
向く斜面165とこれに直角な斜面166とからなる角
度90度開きのV溝トラフ164が形成されている。こ
のV溝トラフ164に対し、部品Dは上流側から裏向き
の姿勢で斜面165に傾倒するように移行されてくる
が、部品Dの下辺が斜面166に接する箇所には、部品
Dの下側の縁部が嵌まり込むように、高さ0.6mm、
深さ0.3mmの係止溝167が形成されている。ま
た、ベースブロック171の側面から穿設され上面へ抜
ける直角な貫通孔174の側面部分に継手175が螺着
され、これに圧縮空気配管176が連結されている。貫
通孔174の上端からは、斜面165に向かって垂直な
直径1mmの空気噴出孔173が設けられており、下側
の縁部を係止溝167に嵌め込み斜面165に傾倒して
移送される部品Dの上側の縁部に相当する位置に開口さ
れている。この空気噴出孔173からは常に空気が噴出
されているので、下側の周縁部を係止溝167に嵌め込
んでいる部品Dは表裏が反転されて表向きとなる。
おいて、V溝トラフ164の斜面165が削り込まれて
水平移送面168とされており、図5における[7]−
[7]線方向の断面図である図7に示すように、部品D
は水平な表向きの姿勢で移送される。なお、この部分に
おいては、上流側の傾斜角度45度の斜面166は傾斜
角度30度の斜面167とされ、部品Dが水平化され易
いようになっている。更に、部品Dは図5における水平
移送面168から平面トラフ184へ移行される。移行
箇所においては、図5における[8]−[8]線方向の
断面図である図8を参照して、ベースブロック171の
表面が上流側の水平移送面168のレベルまで高められ
ると共に、ボウル121側にはガイドプレート185が
取付け部材186で挟んで固定されている。また、ガイ
ドプレート185の内面から部品Dの一辺の長さよりや
や大の2.3mmの間隔をあけてガイドブロック187
がボルト187bでベースブロック171に固定されて
おり、ガイドプレート185との間に平面トラフ184
が形成されている。また、図5に示すようにガイドブロ
ック187の上流端部の平面トラフ184に面する部分
が削られ、かつガイドプレート185の高さも高くし
て、上流側の水平移送面168から平面トラフ184へ
の移行の円滑化がはかられている。
図9を参照して、平面トラフ184にはガイドブロック
185の内面から1.15mm離れた箇所を中心にして
幅1.6mmで深さ0.15mmの浅溝188が形成さ
れており、表向きの部品Dは裏面側の厚い凸状曲面部T
2 を浅溝188の両側のエッジで挟持され、その姿勢が
安定されて移送されるようになる。 この振動トラフ1
61には、従来例の振動トラフ61に設置されていた部
品Dのオーバーフローを監視するための光ファイバーセ
ンサ91、およびその取り付け部材であるサポートブロ
ック95、支柱96は設けられていない。 そして、斜
面トラフ184の下流端には図3、および図5に示すよ
うに、従来例における端末プレート89と同様な端末プ
レート189が取り付けられ、部品Dが次工程のロボッ
トRのピックアップに備える待機場所201が形成され
ている。
り、本発明を構成する重なり防止の手段について説明す
る。概して言えば、斜面トラフ184の下流端部の部品
Dの待機場所201における部品Dの有無を検知する光
ファイバーセンサ208を設けると共に、待機場所20
1の部品Dに隣接する部品Dが位置する斜面トラフ18
4、すなわち、待機場所201の上流側となる隣接場所
202には、待機場所201に部品Dが存在する時に空
気を噴出させる空気噴出孔213を開口させ、かつ空気
噴出孔213の上方には側方へほゞ水平方向に常時空気
が噴出される空気噴出ノズル218を設けている。そし
て、光ファイバーセンサ208によって待機場所201
に部品Dの存在が検知される場合には、空気噴出孔21
3から空気を噴出させて隣接場所202に存在する部品
Dを上方へ吹き上げ、空気噴出ノズル218から常時噴
出されている空気に乗せて排除するようにしている。こ
れらの手段について以下に詳しく説明する。
断面図である図10を参照して、ベースブロック171
の底面から垂直な部分とその先端部から平面トラフ18
4の下方へ水平方向に延びる部分とからなる空気孔21
5、およびその先端部から平面トラフ184の下方にお
いて下流側へ延びる空所214が設けられて待機場所2
01から部品Dの1個分だけ上流側となる隣接場所20
2の平面トラフ184の浅溝188へ開口する直径0.
8mmの空気噴出孔213が設けられている。空気穴2
15にはベースブロック171の底面側から継手216
が螺着され、これに圧縮空気配管217が連結されてい
る。この圧縮空気配管217には後述の光ファイバーセ
ンサ208からの信号によって開かれる図示しない電磁
弁が取り付けられている。
方向の断面図である図11を参照し、前述の空気噴出孔
213の上方において、ガイドブロック187の側面に
空気噴出ブロック227が取り付けられ、その上面から
穿設された空気穴226から移送方向と直交する向きに
外径0.88mmの空気噴出ノズル225がトラフブロ
ック171の表面に固定して設けられ、平面トラフ18
4の上方において先端を上向き45度にカットされてい
る。空気穴226には外側面から継手228が螺着さ
れ、これに圧縮空気配管224が接続されており、斜面
トラフ184の上方には、空気噴出ノズル225から移
送方向に直交する方向に空気が常時噴出される。
のロボットRのピックアップに備える部品Dの待機場所
201が形成されているが、図5および図5における
[12]−[12]線方向の矢視図である図12を参照
して、ベースブロック171の底面に底面ブロック20
3および取付けブロック204がボルト204bで固定
されており、この取付けブロック204に対して、待機
場所201における部品Dの有無を確認するための光フ
ァイバーセンサ208が固定されている。すなわち、取
付けブロック204の切欠き205へ下方からのファイ
バーセンサ208が嵌め込まれており、ボルト216b
で取付けブロック204に取り付けられる抑え板206
によって外側から抑えて固定されている。更には、底面
ブロック203の底面からベースブロック171の表
面、すなわち、平面トラフ184に至る1mm角の切欠
き207が形成されており、光ファイバーセンサ208
の先端部208aが嵌め込まれる。なお、図13は待機
場所201が形成される平面トラフ184の下流端部の
拡大平面図であり、光ファイバーセンサ208の先端部
208aが嵌め込まれる切欠き217と、端末プレート
189に停止される部品D(1)との位置関係が示され
ている。すなわち、切欠き207はガイドプレート18
5の内面から1mmの箇所に中心をおいて1mm角に切
り欠かれている。因みに平面トラック184の幅は2.
3mm、浅溝188の幅は1.6mmである。待機場所
201に部品Dが存在する場合、部品Dからの反射光が
光ファイバーセンサ208に戻って受光され、部品Dが
存在しない場合には照射光は反射されず、光ファイバー
センサ208へ戻らないことから部品Dの有無が確認さ
れる。
て待機場所201に部品Dが存在することが検知される
場合には、光ファイバーセンサ208が接続されている
コントローラ212(図3、図4)は図10に示す圧縮
空気配管217の電磁弁を開き、空気噴出孔213から
空気を噴出させるようになっている。なお、この空気の
噴出は、光ファイバーセンサ208が部品Dの存在を検
知している間は開かれ続ける。従って、隣接場所202
に存在する部品D、ないしは後続して隣接場所202へ
移送されてくる部品Dは空気噴出孔213からの噴出空
気によって上方へ吹き上げられ、空気噴出ノズル225
から側方へ常時噴出されている空気によってボウル12
1側のポケット229(図4)へ排除される。また、光
ファイバーセンサ208によって待機場所201に部品
Dの存在しないことが検知される場合には、コントロー
ラ212は電磁弁を開かないので空気噴出孔213から
空気は噴出されず、後続する部品Dは隣接場所202を
経由して移送され待機場所201が埋められる。すなわ
ち、隣接場所202における空気噴出孔203、空気噴
出ノズル225と、待機場所201における部品Dの有
無を検知する光ファイバーセンサ208とによって、待
機場所201における部品Dには重なりが全く発生しな
いようになっている。
程のロボットRの作動とリンクされており、待機場所2
01に部品Dの存在が検知される場合にはロボットRを
作動させるが、部品Dの存在が検知されない場合には作
動させないようになっている。次工程で部品Dを搭載し
ない製品が作成されることを防止するためである。な
お、図2に示した部品Dを整列対象とする本実施の形態
の部品供給装置110は以上のように構成されるが、図
1に示した部品Cを整列させる場合には直線振動パーツ
フィーダ130におけるトラフブロック163およびベ
ースブロック171が交換される。
のように構成されるが、次ぎにその作用を説明する。
ィーダ120、直線振動パーツフィーダ130、また、
付帯する圧縮空気源は起動され、光ファイバーセンサ3
31およびその接続されるコントローラ210も作動動
状態にあるものとする。また、捩り振動パーツフィーダ
120は従来例における捩り振動パーツフィーダ20と
同様に作用するのでその説明は省略し、部品Dは捩り振
動パーツフィーダ120におけるボウル121の斜面ト
ラック124の下流端からは単層、単列で裏向きとなっ
て、直線振動パーツフィーダ130の振動トラフ161
の上流端部へ供給されてくるものとする。なお、振動ト
ラフ161の下流端部での次工程のロボットRが部品D
をピックアップする速さは1秒当り2個に設定されてお
り、捩り振動パーツフィーダ120から振動トラフ16
1への単位時間当りの部品Dの供給個数はロボットRの
単位時間当りのピックアップの個数の1.2〜1.5倍
に調整されている。
動トラフ161の上流端部のV溝トラフ164における
斜面165に傾倒し、下側になっている縁部を係止溝1
67に嵌め込んで移送される。その途中において、斜面
165に開口している空気噴出孔173から常時噴出さ
れている空気が部品Dの平板部の上側の縁部に吹き付け
られることから、裏向きの部品Dは係止溝167を支点
として反転され表向きとなる。
V溝トラフ164の斜面165が削り込まれ水平移送面
168とされていることから、図7に示すように、部品
Dは水平な表向きの姿勢となって移送される。次いで、
図8に示すように、部品Dは水平移送面168から平面
トラフ184へ移行する。図5を参照して、移行箇所の
平面トラフ184に面するガイドブロック187が障害
になることを避けて削られており、図8を参照して、ガ
イドプレート185も高くされていることから、部品D
は円滑に移行される。また、平面トラフ184の上流部
分から下流端までにわたって、図9に拡大して示す浅溝
188が形成されているが、表向きの部品Dは裏面側の
厚い凸状曲面部T2 を浅溝188の両側のエッジで挟持
され、その姿勢を安定に保持されて移送される。
下流端部まで移送され、端末プレート189によって待
機場所201で移送を停止される。待機場所201には
部品Dの有無を検知するための光ファイバーセンサ20
8の照射光が下方から到達しており、光ファイバーセン
サ208が待機場所201に部品Dを検知しない場合に
は隣接場所202の浅溝188に開口されている空気噴
出孔213から空気を噴出させないので、部品Dは隣接
場所202をそのまま通過し端末プレート189によっ
て停止されて待機場所201に留まり、次工程のロボッ
トRによるピックアップに待機する。光ファイバーセン
サ211が待機場所201に部品Dが存在していること
を検知する場合には、隣接場所202に開口されている
空気噴出孔213から、空気が噴出されるので、既に隣
接場所202へ移送されてきている部品D、ないしは後
続して隣接場所202へ移送されてくる部品Dは吹き上
げられ、隣接場所202の上方でボウル121側へ向か
って常時噴出されている空気噴出ノズル225によって
側方へ飛ばされて、直線振動パーツフィーダ130と捩
り振動パーツフィーダ120との間に設けられているポ
ケット221へ排除される。ポケット221へ落下した
部品Dはそのままボウル121内へ戻される。
[14]−[14]線方向の断面図である図14を参照
して、図14のAに示すように、平面トラフ184の下
流端部の待機場所201に部品D(1)が存在し、光フ
ァイバーセンサ208がこれを検知している限り、隣接
場所202において空気噴出孔213から空気が噴出さ
れ続けるので、隣接場所202にある部品D(2)は吹
き上げられて排除されることはもとより、後続する部品
も隣接場所202へ到ると同様に吹き上げられ排除され
るので、待機場所201にある部品D(1)に重なりは
発生しない。そして図14のBに示すように、待機場所
201の一点鎖線で示す部品D(1)が次工程のロボッ
トRによって吸着され実線で示すようにピックアップさ
れると、光ファイバーセンサ208には部品D(1)か
らの反射光が受光されなくなるので隣接場所202の空
気噴出孔213からの空気噴出が停止され、部品D
(3)は隣接場所202において排除されることなく移
送されて待機場所201を埋めるようになる。
Dが存在する限り、隣接場所202には部品Dが存在し
ないように排除されるので、たとえ平面トラフ184上
でオーバーフローが発生しても、待機場所201におけ
る部品Dは重なりは全く発生せず、次工程のロボットR
によるピックアップにトラブルが起こることもない。こ
のことによって、従来の部品整列装置10に設けられて
いたオーバーフロー監視用の光ファイバーセンサ91を
取り除くことが可能になった。また、従来例の部品整列
装置10のように、部品Dを整列させプールさせるため
に振動トラフ61のトラフブロック63を傾斜させて1
5度傾斜の斜面トラフ84とする必要がなくなり、本実
施の形態では水平に設置したトラフブロック163に水
平な平面トラフ184を形成させている。従って、本来
は水平な状態の部品Dを吸着することが望ましい次工程
のロボットRによるピックアップも極めて円滑に進行す
るのである。
無を検知する光ファイバーセンサ208は次工程のロボ
ットRの動作とリンクされており、待機場所201に部
品Dの存在が検知される場合にはロボットRは作動され
るが、部品Dの存在が検知されない場合には作動され
ず、次工程で部品Dを搭載しない製品の発生が防止され
ている。
たが、勿論、本発明はこれに限られるれることなく、本
発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
201における部品Dの有無を検知する光ファイバーセ
ンサ208は発光素子から常時発光されて部品Dの有無
を検知するタイプのものを使用し、部品Dが検知される
限り圧縮空気配管217の電磁弁を開き続けて空気噴出
孔213から空気を連続的に噴出させるようにしたが、
別な方法として、部品Dが存在する場合には空気噴出孔
213から空気をパルス的に連続して噴出させるように
してもよい。そのほか、光ファイバーセンサ208をロ
ボットRのピックアップの周期よりは短い周期でパルス
発光させて、その検知結果に基づき部品Dが存在する場
合には空気噴出孔213から瞬時的に空気を噴出させる
ようにしてもよい。
ーセンサ208による部品Dの有無の検知結果を次工程
のロボットRの動作とリンクさせたが、隣接場所202
における部品Dの排除のための光ファイバーセンサ20
8とは別に、待機場所201における部品Dの有無によ
って次工程のロボットRの動作を規制するための光ファ
イバーセンサを設けてもよい。
すように隣接場所202における部品Dの排除を、平面
トラフ184の浅溝188へ開口する下方からの垂直な
空気噴出孔213と、空気噴出孔213の上方に設けた
ボウル121側へ吹く空気噴出ノズル225とによって
行なうようにしたが、図10と同様な断面図である図1
5に示すように、圧縮空気配管217の継手216が挿
入螺着される空気穴215’の下流側へ延びる部分から
斜め上方へ空気を噴出する空気噴出孔213’をトラフ
ブロック171内に設けることにより、図11における
空気噴出ノズル225を省略し得る。
01に部品Dが存在する場合に、後続する部品Dを排除
するべく、隣接場所202に空気噴出孔213と空気噴
出ノズル225とを設けたが、平面トラフ184におけ
る部品Dの単位時間当りの移送個数が大の場合など必要
に応じて、隣接場所202よりも上流側へ整列状態とな
る複数の部品Dが位置する箇所にそれぞれ空気噴出孔と
空気噴出ノズルとを設けて複数個の部品Dを同時に排除
するようにしてもよい。
面トラフ184で移送したが、側方へ傾斜するトラフで
移送しても同様な重なり防止は可能である。また、本実
施例の形態においては、平面トラフ184の上方に部品
Dの飛び上がりを防止するような抑えレールを取り付け
なかったが、部品Dを吹き飛ばして排除する隣接場所2
02よりは上流側の平面トラフ184の上方に部品Dの
厚さよりは僅か高いレベルに部品Dの飛び上がりと重な
りを防止する抑えレールを設けることは何等差し支えな
い。
1を形成させる端末プレート189を無振動部に固定
し、平面トラフ184の下流端から0.3mmの間隙を
あけて設けたが、この端末プレート189は平面トラフ
184の下流端に固定してもよい。
送し、次工程のロボットRによるピックアップに備えさ
せる振動パーツフィーダとして、直線振動パーツフィー
ダ130を採用したが、捩り振動パーツフィーダのトラ
ックの下流部分において同様な機能を持たせることがで
き、その場合は部品Dの供給と次工程への受渡しとを同
一振動パーツフィーダで行い得る。
きとして移送しロボットRにピックアップさせたが、図
6に示したV溝トラフ164において、空気噴出孔17
3からの空気噴出を停止することにより部品Dを裏向き
のまま下流側へ移送しロボットRにピックアップさせ得
る。なおロボットRは吸着によってピックアップを行う
ものとして説明したが、部品の材質によっては電磁的に
ピックアップさせてもよい。
または図2に示す形状のチップダイオードを供給対象と
する場合について述べたが、整列時に重なりを生じ易い
整列対象の部品はこれに限られないことは言うまでもな
い。 例えば、図16のAに示す円盤状のボタン電池
E、図16のBに示す小型のコイルボビンFなどはその
例である。また、図16のCに示すような、前後が非対
称である部品Gの向きを整えて整列させるに際しても重
なりを防止し得る。
施され、次ぎに記載するような効果を奏する。
るに際して重なりを生じ易い部品であっても、次工程か
らのピックアップに備える待機場所に部品が存在する限
り、後続して移送されてくる部品のうち、少なくとも待
機場所の部品に当接する部品が存在する隣接場所に空気
噴出手段を設けて、隣接場所にある部品、隣接場所へ移
送されてくる部品を噴出空気で排除するようにしている
ので、待機場所にある部品には重なりが全く起こらず、
待機場所に部品が存在しない場合には空気を噴出させず
に部品を送り込むので、次工程による部品のピックアッ
プが極めて円滑に進行する。
来例の部品整列装置に設けられていた部品Dのオーバー
フローを監視する光ファイバーセンサ91を必要としな
いのでその分だけ廉価に製作される。更には、従来の部
品整列装置おいては、オーバーフローが発生した場合に
は部品Dを供給する上流側の捩り振動パーツフィーダを
停止させていたが、本発明の部品供給装置によれば、た
とえオーバーフローが発生しても待機場所の部品Dには
重なりを生じないので、オーバーフローを解消させる必
要はなく、捩り振動パーツフィーダを停止させる必要が
ない。従って、捩り振動パーツフィーダを停止させた
後、再起動させて定常状態に戻るまでのロスタイムがな
く、部品Dの移送効率が高められる。
し、Aは平面図、Bは側面図である。
し、Aは平面図、Bは側面図である。
ある。
面図であり、従来例の図21に対応する。
ある。
ある。
ある。
面図である。
面図である。
視図である。
面図でありA、Bは重なり防止の作用を示す。
10に対応する。
はボタン電池、Bはコイルボビン、Cは移送方向の前後
の一方が薄板状である部品を示す。
る。
断面図である。
断面図であり、A、Bは部品の表裏による選別作用を示
す。
フに垂直な方向からの平面図である。
断面図である。
を示す。
断面図である。
断面図である。
断面図である。
矢視図である。
断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 移送路に整列させた時に受ける振動によ
って乗り上げ重なりを生じ易い部品を移送し、かつ前記
移送路の下流端部には無振動部に固定し下流端から僅か
な間隙をあけて設置された、または前記下流端に固定さ
れたストッパーによって前記部品を停止させ次工程から
のピックアップに備えさせる前記部品の待機場所が形成
された振動パーツフィーダからなる部品供給装置におい
て、前記待機場所における前記部品(1)の有無を検知
するための有無検知センサと、前記待機場所に前記部品
(1)が存在する時に、前記部品(1)に後続する前記
部品のうち、少なくとも前記部品(1)に隣接する前記
部品(2)を排除するための空気噴出手段とが設けられ
ており、前記有無検知センサによって前記待機場所に前
記部品(1)の存在が検知される場合には前記空気噴出
手段から空気が噴出されて、前記部品(2)ないしは後
続して移送されてくる前記部品が吹き飛ばされて排除さ
れることにより、前記待機場所に存在する前記部品
(1)には重なりが発生せず、前記待機場所に前記部品
(1)の存在が検知されない場合には前記空気噴出手段
から空気が噴出されず、前記部品(2)または後続する
前記部品は排除されずに移送されて前記待機場所が満た
されることを特徴とする部品供給装置。 - 【請求項2】 前記空気噴出手段が、前記部品(2)の
存在する隣接場所における前記移送路に下方から開口さ
れ、前記有無検知センサによって前記待機場所に前記部
品(1)の存在が検知される場合に直上へ空気を噴出す
る空気噴出孔と、該空気噴出孔の上方において前記移送
路とは直交する方向へほぼ水平に常時空気を噴出する空
気噴出ノズルとからなり、排除されるべき前記部品
(2)が前記隣接場所で吹き上げられると共に側方へ飛
ばされる請求項1に記載の部品供給装置。 - 【請求項3】 前記空気噴出手段が前記隣接場所および
その上流側の複数箇所に設けられており、前記待機場所
に前記部品(1)の存在が検知される場合には前記部品
(2)および後続する複数の前記部品が同時に排除され
る請求項1に記載の部品供給装置。 - 【請求項4】 前記振動パーツフィーダと、該振動パー
ツフィーダに対して前記部品を供給する捩り振動パーツ
フィーダとの間に、前記振動パーツフィーダから排除さ
れる前記部品を収集するポケットが形成されれており、
排除された前記部品が前記ポケットを経由して前記捩り
振動パーツフィーダへ戻される請求項1から請求項3ま
での何れかに記載の部品供給装置。 - 【請求項5】 前記待機場所における前記部品(1)の
有無を検知する前記有無検知センサが前記次工程のピッ
クアップ手段の作動とリンクされており、前記有無検知
センサによって前記部品(1)の存在が検知される場合
は前記ピックアップ手段を作動させるが、前記部品
(1)の存在が検知されない場合には前記ピックアップ
手段を作動させない請求項1から請求項4までの何れか
に記載の部品供給装置。 - 【請求項6】 前記振動トラフの前記移送路が少なくと
も前記待機場所において水平に形成されている請求項1
から請求項5までの何れかに記載の部品供給装置。 - 【請求項7】 前記部品が全面にわたって薄い凸状曲面
部が形成された表面と、縁部に平面部を残して厚い凸状
曲面部が形成された裏面とを有するほぼ正方形の板状部
分からなるチップダイオードであり、前記チップダイオ
ードが表向きまたは裏向きとして前記移送路に形成され
た浅溝の両側のエッジ間に挟持されて安定に移送され次
工程へ供給される請求項1から請求項6までの何れかに
記載の部品供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29458496A JP3812014B2 (ja) | 1996-10-16 | 1996-10-16 | 部品供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29458496A JP3812014B2 (ja) | 1996-10-16 | 1996-10-16 | 部品供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10120141A true JPH10120141A (ja) | 1998-05-12 |
JP3812014B2 JP3812014B2 (ja) | 2006-08-23 |
Family
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP29458496A Expired - Fee Related JP3812014B2 (ja) | 1996-10-16 | 1996-10-16 | 部品供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3812014B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012076833A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Sinfonia Technology Co Ltd | 振動フィーダ |
-
1996
- 1996-10-16 JP JP29458496A patent/JP3812014B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012076833A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Sinfonia Technology Co Ltd | 振動フィーダ |
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