JPH10119649A - 自動車用ボックス付マルチパッケージトレイ - Google Patents

自動車用ボックス付マルチパッケージトレイ

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Publication number
JPH10119649A
JPH10119649A JP29344396A JP29344396A JPH10119649A JP H10119649 A JPH10119649 A JP H10119649A JP 29344396 A JP29344396 A JP 29344396A JP 29344396 A JP29344396 A JP 29344396A JP H10119649 A JPH10119649 A JP H10119649A
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JP
Japan
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storage box
main body
vehicle
box main
package tray
Prior art date
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Pending
Application number
JP29344396A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Esuga
誠 江菅
Satoshi Mochizuki
智 望月
Fumihiro Yamada
文博 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
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Publication of JPH10119649A publication Critical patent/JPH10119649A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トレイを収納するためのスペースを必要とし
ないようにするとともに収納ボックス本体がラッゲージ
スペースの上下方向およびシート下とラッゲージスペー
スに亘る車両の前後方向に長尺物の積載をするときの邪
魔にならないようにすること。 【解決手段】 自動車内のラッゲージ部1において、フ
ロア部11から一定距離上方の室内内側壁13の係止部
14に係脱自在の係止部材21が両端に配設され、車幅
方向に延在配置され小物が収納される収納ボックス本体
2と、該収納ボックス本体2の上部開口部20を塞ぐべ
く揺動自在に配設され左右に分割された複数のトレイ3
1、32とから成る自動車用ボックス付マルチパッケー
ジトレイ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車内のラッゲ
ージ部において、フロア部から一定距離上方の室内内側
壁の係止部に係止自在の係止部材が両端に配設され、車
幅方向に延在配置され小物が収納される収納ボックス本
体と、該収納ボックス本体の上部開口部を塞ぐべく揺動
自在に配設されたトレイとから成る自動車用ボックス付
マルチパッケージトレイに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の第1の車両用ラッゲージ部におけ
るトレイおよび収納ボックスは、図12および図13に
示されるようにシートSの背面上部を支点として揺動す
るトレイTを配設するとともに、ラッゲージ部フロア面
Fに小物を収納する据え置き収納ボックスBを載置する
ものであった。
【0003】従来の第2の車両用ラッゲージ部における
トノカバーおよび床下収納ボックス(実開平2−144
848)は、図14および図15に示されるようにトノ
ボードTBに並設してシートSの背面上部に係止された
トノカバーTCを巻き取り自在に配設するとともに、ラ
ッゲージ部フロアFの下面に小物を収納する据え置き収
納ボックスUBを形成するものであった。
【0004】従来の第3の車両用ラッゲージ部における
トノカバーおよび収納ボックスは、図16および図17
に示されるようにバックドアDに係止されたトノボード
TBに係止片Pを介して小物を収納する収納ボックスB
を係止するもの(実開昭63−192154)(実開平
6−74503)であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の第1の車両
用トレイおよび収納ボックスは、ラッゲージ部フロア面
Fに小物を収納する据え置き収納ボックスBを載置する
ものであるため、収納ボックスBから収納した小物を取
り出す時に、収納ボックス上に載置したものをその度に
どける必要があるとともにシート下とラッゲージスペー
スに亘る車両の前後方向に長尺物の積載をするときの邪
魔になるという問題があった。
【0006】上記従来の第2の車両用トノカバーおよび
床下収納ボックスは、トノボードTBに並設してシート
Sの背面上部に係止されたトノカバーTCを巻き取り自
在に配設するので、ラッゲージスペースの上下方向に長
尺物を積載するためにトノボードTBおよびトノカバー
TCを取り外した時、トノボードTBとトノカバーTC
を収納するための余分なスペースが必要であるという問
題があるとともに、ラッゲージ部フロアFの下面に形成
した据え置き収納ボックスUBから収納した小物を取り
出す時に前記ラッゲージ部フロアに載置したものをその
度にどける必要があるという問題があった。
【0007】従来の第3の車両用トノカバーおよび収納
ボックスは、前記バックドアDに係止されたトノボード
TBに係止片Pを介して小物を収納する収納ボックスB
を係止するものであるので、収納ボックスBを開閉する
時に、収納ボックスBを手で支えなければならず使用性
がよくないという問題があるとともに、ラッゲージスペ
ースの上下方向に長尺物の積載をするために、トノボー
ドTBを取り外した時、トノボードTBを収納するため
の余分なスペースが必要であるという問題があった。
【0008】そこで本発明者は、自動車内のラッゲージ
部において、小物が収納される収納ボックス本体を、両
端に配設された係止自在の係止部材によりフロア部から
一定距離上方の室内内側壁の係止部に係止して車幅方向
に延在配置するとともに、トレイを前記収納ボックス本
体の上部開口部を塞ぐべく収納ボックス本体に揺動自在
に配設するという本発明の技術的思想に着眼し、更に研
究開発を重ねて、前記収納ボックス本体を室内内側壁の
前記係止部に係止する状態とラッゲージ部フロアに載置
する状態とを必要に応じて選択出来るようにして、トレ
イおよびトノカバーを収納するためのスペースを必要と
しないようにするとともに、ラッゲージスペースの上下
方向およびシート下とラッゲージスペースに亘る車両の
前後方向に長尺物の積載をするときの邪魔にならないよ
うにし、かつ収納ボックス本体の使用性を向上するとい
う目的を達成する本発明に到達した。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に記載
の第1発明)の自動車用ボックス付マルチパッケージト
レイは、自動車内のラッゲージ部において、フロア部か
ら一定距離上方の室内内側壁の係止部に係脱自在の係止
部材が両端に配設され、車幅方向に延在配置され小物が
収納される収納ボックス本体と、該収納ボックス本体の
上部開口部を塞ぐべく収納ボックス本体に揺動自在に配
設されたトレイとから成るものである。
【0010】本発明(請求項2に記載の第2発明)の自
動車用ボックス付マルチパッケージトレイは、前記第1
発明において、前記トレイが、左右に分割された複数の
トレイによって構成されるものである。
【0011】本発明(請求項3に記載の第3発明)の自
動車用ボックス付マルチパッケージトレイは、前記第1
または第2発明において、前記係止部材は、前記収納ボ
ックス本体の両端より突出および後退可能に構成されて
いるものである。
【0012】本発明(請求項4に記載の第4発明)の自
動車用ボックス付マルチパッケージトレイは、前記第1
ないし第3発明のいずれか1発明において、前記収納ボ
ックス本体内に、巻き取り式トノカバー装置が配設され
ているとともに収納ボックスの側壁にはトノカバー引出
し口が形成されているものである。
【0013】本発明(請求項5に記載の第5発明)の自
動車用ボックス付マルチパッケージトレイは、前記第1
ないし第4発明のいずれか1発明において、前記収納ボ
ックス本体は、車外でのテーブルとしての利用を可能に
する脚部を収納可能に備えているものである。
【0014】本発明(請求項6に記載の第6発明)の自
動車用ボックス付マルチパッケージトレイは、前記第5
発明において、前記脚部は前記収納ボックス本体の両端
部より一部が突出するように収納され、この突出部が前
記係止部材を兼ねるように構成したものである。
【0015】
【発明の作用および効果】上記構成より成る第1発明の
自動車用ボックス付マルチパッケージトレイは、自動車
内のラッゲージ部において、フロア部から一定距離上方
の室内内側壁の前記係止部に収納ボックス本体の両端に
配設された前記係止部材が係脱自在に係止されるので、
前記収納ボックス本体を室内内側壁の前記係止部に係止
する状態とラッゲージ部フロアに載置する状態とを必要
に応じて選択出来るようにして、ラッゲージスペースの
上下方向およびシート下とラッゲージスペースに亘る車
両の前後方向に長尺物の積載をするときの邪魔にならな
いようにすることが出来るという効果を奏する。また、
前記トレイは収納ボックス本体の上部開口部を塞ぐべく
収納ボックス本体に揺動自在に配設されているので、ト
レイのための収納スペースが必要になることはないとい
う効果を奏する。
【0016】上記構成より成る第2発明の自動車用ボッ
クス付マルチパッケージトレイは、前記トレイが、左右
に分割された複数のトレイの一方を開けることにより、
他方のトレイを閉めた状態で必要な収納物を取り出すこ
とが出来るという効果を奏する。
【0017】上記構成より成る第3発明の自動車用ボッ
クス付マルチパッケージトレイは、前記係止部材を前記
収納ボックス本体の両端より突出および退入可能に構成
したので、前記係止部材の突出により前記室内内側壁の
係止部への係合を自在にするとともに、該係止部材を車
幅方向の長さが短い状態に後退させることにより、車幅
方向の長さの短い前記ラッゲージ部フロアへの前記収納
ボックス本体の載置を容易にするとともに、車幅方向の
長さの短い車両後部開口からの収納ボックスの取り出し
を容易にするという効果を奏する。
【0018】上記構成より成る第4発明の自動車用ボッ
クス付マルチパッケージトレイは、前記収納ボックス本
体内に、巻き取り式トノカバー装置が配設されていると
ともに収納ボックスの側壁にはトノカバー引出し口が形
成されているので、トノカバーが不要な時には前記収納
ボックス本体内にトノカバーを収容して見栄えを良くす
るとともに、必要時には該トノカバーをトノカバー引出
し口から引き出し前記ラッゲージ部をカバーするという
効果を奏する。
【0019】上記構成より成る第5発明の自動車用ボッ
クス付マルチパッケージトレイは、前記収納ボックス本
体に収納可能に配設された脚部を備えているので、該脚
部を該収納ボックス本体に対して立設された状態にする
ことにより、車外でのテーブルとしての利用を可能にす
るという効果を奏する。
【0020】上記構成より成る第6発明の自動車用ボッ
クス付マルチパッケージトレイは、収納された脚部の突
出部によって前記係止部材を兼ねることが出来るととも
に、前記脚部を前記収納ボックス本体の両端部に上下方
向に装着することによって車外でのテーブルとしての利
用を可能にするという効果を奏する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につき、
図面を用いて説明する。
【0022】(第1実施形態)第1実施形態の自動車用
ボックス付マルチパッケージトレイは、図1ないし図9
に示されるように自動車内のラッゲージ部1において、
フロア部11から一定距離上方の室内内側壁13の係止
部14に係脱自在の係止部材21が両端に配設され、車
幅方向に延在配置され小物が収納される収納ボックス本
体2と、該収納ボックス本体2の上部開口部20を塞ぐ
べく収納ボックス本体2に揺動自在に配設され左右に分
割された複数のトレイ31、32とから成るものであ
る。
【0023】前記収納ボックス本体2は、図1ないし図
3に示されるように長手方向の長さが前記ラッゲージ部
1のフロア部11に載置出来るように該フロア部11の
車幅方向の長さより若干短く設定されており、車両の前
後方向の長さ(幅)が、シート4が最も後ろにセットさ
れた時の該シート4の背面41とバックドア5との間の
隙間の長さに設定されており、底面までの長さは、小物
を収容し得る深さに設定された略H型横断面の箱体によ
って構成されている。
【0024】前記係止部材21が、図4および図5に示
されるように前記収納ボックス本体2の両端に揺動自在
に配設された長手方向の長さが前記収納ボックス本体2
の幅より短く、幅が前記収納ボックス本体2の深さより
短い矩形部材のサイドエクステンション22によって構
成されている。
【0025】前記サイドエクステンション22は、一端
をピンによって前記収納ボックス本体2の両端に揺動自
在に支持され、前記係止部14に係止する時に収納ボッ
クス本体2の両端より突出する水平状態とフロア部11
に載置する場合に後退する垂直状態とを採りうるもの
で、その間を揺動するように構成されているているとと
もに、他端は下方への直線状の突出部23が形成され、
略L字状断面より成る。
【0026】図1、図4および図5に示されるように前
記ラッゲージ部1において、前記フロア部11から一定
距離上方の前記室内の左右の内側壁に配設される前記係
止部14は、直線状の凹部16が形成された一定長さの
略J字状断面のサイドブラケット15によって構成さ
れ、前記サイドエクステンション22の前記突出部23
が該サイドブラケット15の前記直線状の凹部16に係
合されることにより、前記収納ボックス本体2が前記シ
ート4とバックドア5との間に取り付けられる。
【0027】図6および図7に示されるように、前記収
納ボックス本体2の前記仕切り壁27によって構成され
る前方側の細長いスペース24内には、巻き取り式トノ
カバー装置が配設されている。巻き取り式トノカバー装
置はトノカバー6とバネ(図示せず)により巻き取り側
に付勢された巻き取りロール60とよりなり、巻き取り
ロール60の両端がベアリング63によって軸支され、
回動自在に配設されている。
【0028】前記収納ボックス本体2の前方壁の上部に
はスリット状の開口部(トノカバー引出し口)25が形
成され、該開口部25を通過した前記トノカバー6の一
端のJ字状のフック61が前記シート4の後部に配設さ
れたJ字状のフック62に係止され、前記シート4が前
方に移動するとそれに応じてトノカバー6は引き出され
るように構成されている。
【0029】前記収納ボックス本体2の下部の凹部26
の左右には、図2および図3に示されるように脚部を構
成するコの字状の折り畳みレッグ7の中央部が、ビス止
めされた支持具70によって揺動自在に支持され、水平
状態の収納位置と、車外でのテーブルとしての利用を可
能にする垂直に近い立設位置とに揺動されるように構成
されている。
【0030】前記折り畳みレッグ7にはそれぞれ立設位
置にロックするとともに、収納時には中点で折れ曲がる
レバー機構71が前記収納ボックス本体2と間に配設さ
れるとともに、両レッグの中央を連結する連結部72が
配設されている。
【0031】前記トレイ31、32は、前記収納ボック
ス本体2の前記仕切り壁27の上部を支点として上部開
口部20を塞ぐべく左右に分割され揺動自在に配設さ
れ、水平状態においては飲物その他のものを上部平坦面
に載置することが出来る。
【0032】上記構成より成る第1実施形態の自動車用
ボックス付マルチパッケージトレイは、自動車内のラッ
ゲージ部1において、前記フロア部11から一定距離上
方の室内内側壁13の前記係止部14に両端に配設され
た前記係止部材21が係脱自在に係止され、車幅方向に
延在配置された前記収納ボックス本体2内に小物が収納
され、該収納ボックス本体2の前記上部開口部20を塞
ぐべく揺動自在に配設された前記トレイ31、32上に
必要に応じてカップその他の物が載置される。
【0033】また、前記ラッゲージスペース1の上下方
向に長尺物の積載をする時は、図8に示されるように前
記収納ボックス本体2を前記フロア部に載置して、前記
トレイ31、32の上部に前記長尺物Mを載置するもの
である。
【0034】また前記シート下とラッゲージスペースに
亘る車両の前後方向に長尺物Mの積載をする時は、図9
に示されるように前記収納ボックス本体2を室内内側壁
13の前記係止部14に係止して、前記収納ボックス本
体2を前記シート4とバックドア5との間に取り付ける
ものである。
【0035】上記作用を奏する第1実施形態の自動車用
ボックス付マルチパッケージトレイは、前記収納ボック
ス本体2を室内内側壁13の前記係止部14に係止する
状態と前記ラッゲージ部1の前記フロア部11に載置す
る状態とを必要に応じて選択出来るようにするので、前
記収納ボックス本体2およびトレイ31、32が前記バ
ックドアに係止されていないため、前記バックドア5の
開閉および前記ラッゲージ部の物の出し入れの邪魔にな
らないようにするとともに 前記ラッゲージスペースの
上下方向およびシート下とラッゲージスペースに亘る車
両の前後方向に長尺物の積載をするときの邪魔にならな
いようにすることが出来るという効果を奏する。また、
トレイ31、32は収納ボックス本体2の上部開口部2
0を塞ぐべく収納ボックス本体2に揺動自在に配設され
ているため、ラッゲージスペースの上下方向に長尺物を
積載する場合に収納する必要はなく、収納するためのス
ペースを必要としないという効果を奏する。
【0036】また第1実施形態の自動車用ボックス付マ
ルチパッケージトレイは、前記トレイが左右のトレイ3
1、32に分割されているので、他方のトレイを閉めた
状態で一方のトレイを開けることにより、必要な収納物
を取り出すことが出来るという効果を奏する。
【0037】さらに第1実施形態の自動車用ボックス付
マルチパッケージトレイは、前記係止部材21を構成す
る前記収納ボックス本体2の両端に揺動自在に配設され
た前記サイドエクステンション22によって、前記室内
内側壁の前記係止部14を構成する前記サイドブラケッ
ト15に係合されるので、前記サイドエクステンション
22を揺動させて水平状態にして、前記サイドエクステ
ンション22の前記突出部23を該サイドブラケット1
5の前記直線状の凹部16に係合されることにより、前
記収納ボックス本体2を前記シート4とバックドア5と
の間に取り付けるとともに、該サイドエクステンション
22を車幅方向の長さが短い垂直状態に揺動させること
により、車幅方向の長さの短い前記ラッゲージ部フロア
への前記収納ボックス本体の載置を容易にするとともに
車幅方向の長さの短い車両後部開口からの収納ボックス
本体の取り出しを容易にするという効果を奏する。
【0038】また第1実施形態の自動車用ボックス付マ
ルチパッケージトレイは、前記収納ボックス本体2内
に、前記一端のフック61が前記シート5の後部に係止
されるトノカバー6と巻き取りロール60とよりなる巻
き取り式トノカバー装置が配設されているので、トノカ
バーが不要な時には前記収納ボックス本体2内に前記ト
ノカバー6を収容して見栄えを良くするとともに、前記
シート5が前方へ移動されると該トノカバー6が引き出
され前記ラッゲージ部1をカバーするという効果を奏す
る。
【0039】さらに第1実施形態の自動車用ボックス付
マルチパッケージトレイは、前記収納ボックス本体2の
下部の凹部26に収納自在に配設された前記コの字状の
折り畳みレッグ7を備えているので、該コの字状のレッ
グ7を揺動させて該収納ボックス本体2に対して立設さ
れた状態にすることにより、車外でのテーブルとしての
利用を可能にするという効果を奏する。
【0040】(第2実施形態)第2実施形態の自動車用
ボックス付マルチパッケージトレイは、前記第1実施形
態における前記脚部を構成する前記コの字状の折り畳み
レッグ7を、図10および図11に示されるようにコの
字状の差し込みレッグ73に変更する点が主な相違点で
あり、以下相違点を中心に説明する。
【0041】前記コの字状の差し込みレッグ73は、ト
レイ3が揺動自在に配設された前記収納ボックス本体2
の両端部に車幅方向に差し込み自在に収納され、前記コ
の字状の差し込みレッグ73の中央の一部の突出部74
によって前記第1実施形態における前記係止部材として
の前記サイドエクステンションを兼ねるもので、前記室
内内側壁の前記係止部14を構成する前記サイドブラケ
ット15のフック151に係合されることにより、前記
収納ボックス本体2を前記シート4とバックドア5との
間に取り付ける。差し込みレッグ73を収納する場合に
はその先端75を収納ボックス本体2の両側壁に形成し
た挿通孔28より挿通させ、前後の側壁の車幅方向中央
に形成した筒状の保持部29に挿入する。
【0042】車外でテーブルとして利用する場合には、
前記コの字状の差し込みレッグ73を完全に引き抜き、
2本の棒状の先端部75を前記収納ボックス本体2の4
隅に形成した筒状の保持部261に下方から上方に差し
込むことにより装着され、テーブルが構成される。
【0043】上記第2実施形態の自動車用ボックス付マ
ルチパッケージトレイは、前記収納ボックス本体2を室
内内側壁13の前記係止部14に係止する状態と前記ラ
ッゲージ部1の前記フロア部11に載置する状態とを必
要に応じて選択出来るようにするので、前記収納ボック
ス本体2およびトレイ31、32が前記バックドアに係
止されていないため、前記バックドア5の開閉および前
記ラッゲージ部1の物の出し入れの邪魔にならないよう
にするとともに 前記ラッゲージスペースの上下方向お
よびシート下とラッゲージスペースに亘る車両の前後方
向に長尺物の積載をするときの邪魔にならないようにす
ることが出来るという効果を奏する。また、トレイ3
1、32は収納ボックス本体2の上部開口部20を塞ぐ
べく収納ボックス本体2に揺動自在に配設されているた
め、ラッゲージスペースの上下方向に長尺物を積載する
場合に収納する必要はなく、収納するためのスペースを
必要としないという効果を奏する。
【0044】また第2実施形態の自動車用ボックス付マ
ルチパッケージトレイは、前記コの字状の差し込みレッ
グ73を完全に引き抜き、2本の棒状の先端部75を前
記収納ボックス本体の4隅に形成した筒状の保持部26
1に下方から上方に差し込むことにより前記収納ボック
ス本体に装着され、テーブルが構成されるので、車外で
テーブルとしての利用を可能にするという効果を奏す
る。
【0045】さらに第2実施形態の自動車用ボックス付
マルチパッケージトレイは、前記コの字状の差し込みレ
ッグ73の中央の一部の突出部74によって、前記第1
実施形態における前記係止部材としての前記サイドエク
ステンションを兼ねるので、部品数が少ないため、構造
がシンプルであり、コストダウンが可能になるという効
果を奏する。
【0046】上述の実施形態は、説明のために例示した
もので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無
く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記
載から当業者が認識することができる本発明の技術的思
想に反しない限り、変更および付加が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の自動車用ボックス付マ
ルチパッケージトレイの車内取付け状態および車外利用
の形態を示す斜視図である。
【図2】本第1実施形態の収納ボックス本体およびコの
字状の折り畳みレッグを示す斜視図である。
【図3】本第1実施形態の収納ボックス本体、トレイ、
トノカバーおよびコの字状の折り畳みレッグを示す斜視
図である。
【図4】本第1実施形態のサイドエクステンションおよ
びサイドブラケットの係止関係を示す部分斜視図であ
る。
【図5】本第1実施形態のサイドエクステンションおよ
びサイドブラケットの係合状態を示す部分背面図であ
る。
【図6】本第1実施形態の収納ボックス本体の内部構
造、トレイ、およびトノカバーロールを示す断面図であ
る。
【図7】本第1実施形態の収納ボックス本体の内部構
造、およびトノカバーロールを示す斜視図である。
【図8】本第1実施形態におけるラッゲージ部1におい
て、長尺物を上下方向に載置する場合の説明図である。
【図9】本第1実施形態におけるラッゲージ部1におい
て、長尺物を前後方向に載置する場合の説明図である。
【図10】本発明の第2実施形態の収納ボックス本体、
トレイ、およびコの字状の差し込みレッグを示す斜視図
である。
【図11】本第2実施形態の差し込みレッグおよびサイ
ドブラケットの係合状態を示す部分背面図である。
【図12】従来のパッケージトレイおよび収納箱を示す
断面図である。
【図13】従来のパッケージトレイおよび収納箱を示す
斜視図である。
【図14】従来のトノカバーおよび床下収納箱を示す断
面図である。
【図15】従来のトノカバーおよび床下収納箱を示す斜
視図である。
【図16】従来のバックドアに係止されたトノボードお
よび収納箱を示す断面図である。
【図17】従来のバックドアに係止されたパッケージト
レイおよび収納箱を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ラッゲージ部 11 フロア部 13 内側壁 14 係止部 2 収納ボックス本体 20 上部開口部 21 係止部材 31、32 トレイ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車内のラッゲージ部において、 フロア部から一定距離上方の室内内側壁の係止部に係脱
    自在の係止部材が両端に配設され、車幅方向に延在配置
    され小物が収納される収納ボックス本体と、 該収納ボックス本体の上部開口部を塞ぐべく収納ボック
    ス本体に揺動自在に配設されたトレイとから成ることを
    特徴とする自動車用ボックス付マルチパッケージトレ
    イ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記トレイが、左右に分割された複数のトレイによって
    構成されることを特徴とする自動車用ボックス付マルチ
    パッケージトレイ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記係止部材は、前記収納ボックス本体の両端より突出
    および後退可能に構成されていることを特徴とする自動
    車用ボックス付マルチパッケージトレイ。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項におい
    て、 前記収納ボックス本体内に、巻き取り式トノカバー装置
    が配設されているとともに収納ボックスの側壁にはトノ
    カバー引出し口が形成されていることを特徴とする自動
    車用ボックス付マルチパッケージトレイ。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項におい
    て、 前記収納ボックス本体は、車外でのテーブルとしての利
    用を可能にする脚部を収納可能に備えていることを特徴
    とする自動車用ボックス付マルチパッケージトレイ。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記脚部は前記収納ボックス本体の両端部より一部が突
    出するように収納され、この突出部が前記係止部材を兼
    ねるように構成したことを特徴とする自動車用ボックス
    付マルチパッケージトレイ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009083719A (ja) * 2007-10-01 2009-04-23 Mazda Motor Corp 車両の荷室構造
JP2012016995A (ja) * 2010-07-07 2012-01-26 Honda Access Corp 収納装置

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