JP2003072468A - 自動車用トノボード - Google Patents

自動車用トノボード

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JP2003072468A
JP2003072468A JP2001266488A JP2001266488A JP2003072468A JP 2003072468 A JP2003072468 A JP 2003072468A JP 2001266488 A JP2001266488 A JP 2001266488A JP 2001266488 A JP2001266488 A JP 2001266488A JP 2003072468 A JP2003072468 A JP 2003072468A
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芳雅 上野
Tatsuya Hotta
達也 堀田
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Toyota Motor East Japan Inc
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Kanto Jidosha Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば長尺の物品などを収納し得るようにし
て、使い勝手、使用性に優れるとともに機能を向上し得
る自動車用トノボードを提供する。 【解決手段】 後部荷室Sを覆うように装架するトノボ
ードは。前後にスライド移動可能に支持されるトノボー
ド本体11とトノボード本体11の後端部に巻取り可能
に内蔵したトノカバー12を有し、トノボード本体11
の下側に回動可能な収納器16を備える。収納器16
は、トノボード本体11と平行に回動し得るように軸支
され、複数の多段構成された収納部を具備する。収納部
は仕切り板19を介して仕切った上段の物入れ18と引
出し可能に構成した下段のトレイ20を含んでいる。収
納器16は、荷室Sの前側から操作可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用車等の車両に
おいてリヤシート後部に設定される荷室を覆うように装
架されるトノボードに関する。
【0002】
【従来の技術】たとえばワゴン車等においては、リヤシ
ートの後部に荷室も設けられる設定されており、この荷
室を覆うようにトノボードが装架され、その基本的な機
能として荷室に積載された荷物等をこのトノボードによ
って隠すことができるようになっている。
【0003】このようなトノボードの基本的機能の他
に、たとえば実開昭63−192154号公報に記載の
荷室部の物入れのように、トノボードに物入れ用ボック
スを設けたものが知られている。このトノボードによれ
ば、基本機能に加えてボックスを物入れとして使用する
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
技術のようなトノボードではボックスを前側から使用す
ることができないため、使用性に限界があった。また、
機能性においても必ずしも十分なものではなく、これら
の点で改善の余地があった。
【0005】本発明は以上の点に鑑み、使い勝手、使用
性に優れているとともに機能を向上し得る自動車用トノ
ボードを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車用トノボ
ードは、後部荷室を覆い得るように装架されるトノボー
ドであって、前後にスライド移動可能に支持されるトノ
ボード本体と、このトノボード本体の後端部に巻取り可
能に内蔵されたトノカバーとを有し、トノボード本体の
下側に回動可能な収納器を備えることを特徴としてい
る。
【0007】本発明の自動車用トノボードでは、前記収
納器が、好ましくは、前記トノボード本体と平行に回動
し得るように軸支され、複数の多段構成された収納部を
具備する。また、本発明の自動車用トノボードでは、前
記収納部は少なくとも、仕切り板を介して仕切られた上
段の物入れと引出し可能に構成された下段のトレイを含
むよう構成することができる。さらに、本発明の自動車
用トノボードでは、好ましくは、前記収納器が、前記荷
室の前側から操作可能である。
【0008】本発明によれば、荷室の所定位置にトノボ
ードが装架され、その基本的機能として荷室に積載され
た荷物等をこのトノボードによって隠すことができる。
この基本的な機能に加えて、トノボード本体の下側に回
動可能な収納器を備えることにより、物入れとして使用
することができる。この場合、収納器は引出し式のトレ
イ等を有し、荷室の前側から操作することができるた
め、極めて使用性あるいは利便性に優れている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基き、本発明による
自動車用トノボードの好適な実施の形態を説明する。図
1は、本発明のトノボードの実施形態を示している。こ
の例のようにたとえばワゴン車等の車両では、リヤシー
ト1の後部に荷室Sを画成する空間が設定されている。
本発明のトノボード10は図示のように、荷室Sを覆う
ように装架され、荷室Sに積載された荷物等を覆い隠す
ことができるようになっている。なお、図において、矢
印Fは前方を示し、また矢印Rは後方を示している。
【0010】トノボード10は、前後にスライド移動可
能に支持されるトノボード本体11と、このトノボード
本体11の後端部に巻取り可能に内蔵されたトノカバー
12とを有し、トノボード本体11から引き出されたト
ノカバー12を張架することにより、荷室Sが覆い隠さ
れるようになっている。
【0011】荷室Sの両側には、リヤシート1のシート
バック1aの上部とほぼ同じ高さ位置で、該シートバッ
ク1aからバックドア(図示せず)付近まで一対の平行
なガイドレール13が敷設される。トノボード本体11
の左右両側の端面には、ガイドレール13にスライド可
能に係合するスライドピン14(この例では左右それぞ
れ2本づつ)が植設されており、トノボード本体11
は、ガイドレール13によってスライド可能に支持され
る(図1、矢印A)。なお、トノボード本体11の前部
には、スライド用ロック解除ノブ11aが設けられてお
り、このノブ11aの操作でスライドロックを解除する
ようになっている。
【0012】トノボード本体11の後端部には、トノカ
バー12を巻き取るための巻取り装置15が装着されて
いる。この巻取り装置15は、トノカバー12を巻き取
る巻取り軸とこの巻取り軸を巻取り方向に付勢するスプ
リング(いずれも図示せず)を有しており、図1及び図
4(A)に示すように、トノカバー12は常態では、巻
取り装置15によって巻き取られ、トノボード本体11
の後端部に収納されている。
【0013】本発明では特に、トノボード本体11の下
側に、回動可能な収納器16が備えられている。この収
納器16は長尺の箱形状に形成され、その縦幅はトノボ
ード本体11の縦幅とほぼ同寸法以下に設定されるとと
もに、横幅は収納器が車両両サイドに引っかかることな
く回転し得るようトノボード本体11の横幅より短く構
成されており、中央に位置する支軸17を介して、トノ
ボード本体11と平行に回動し得るように軸支される
(図1、矢印B)。収納器16は後述するように、複数
の多段構成された収納部を具備する。
【0014】図2に示すように、収納部として少なくと
も、仕切り板19を介して仕切られた上段の物入れ18
と引出し可能に構成された下段のトレイ20を含んでい
る。物入れ18は概略断面「コ」字状に形成され、仕切
り板19を支持する段部18a(図3(A)参照)とト
レイ20と係合してスライド可能に支持するガイドレー
ル部18bを有する。仕切り板19は、メッシュ状のも
のが好適である。トレイ20は、後述するように水分等
を溜めることができるように凹状に構成されている。
【0015】上段の物入れ18の両端にはそれぞれ、ピ
ン21を介して蓋体22が取り付けられる。蓋体22
は、ピン21のまわりに回動して開閉可能になってい
る。
【0016】上記構成において、通常使用時にはトノボ
ード10(トノボード本体11)はたとえば図4(A)
に示されるようにリヤシート1の後部に装架され、荷室
Sに積載された荷物等を隠すことができる。この場合、
収納器16はトノボード10の下部で横向き(車幅方
向)にロックされ、コンパクトに格納されている。した
がって、トノボード10の使用上、何ら邪魔になること
はない。
【0017】また、トノカバー12の使用時には図4
(C)のように、トノボード本体11からトノカバー1
2をバックドアまで引き出して、トノボード本体11と
ほぼ平行に張架することができる。これによりトノボー
ド本体11およびトノカバー12の下側に、荷室Sに積
載された荷物等を完全に覆い隠すことができる。
【0018】さて、収納器16の使用時には図4(B)
のようにまず、トノボード10を後方へ適度にスライド
させ、収納器16を支軸17を介してトノボード10と
直交する方向まで90度回動させる。これにより、収納
器16が車両前後方向に平行に位置するので、図1にも
示されるように収納器16の両端の蓋体22を開いてお
くことで、上下の物入れ18およびトレイ20とも出し
入れすることができる(図1、矢印C)。この場合、収
納器16の物入れ18およびトレイ20は荷室Sの前
側、すなわちリヤシート1側からも、バックドア側から
も操作することができるため、極めて使用性に優れてい
る。
【0019】この収納器16には、特に雨傘100や杖
等の長尺ものを簡単かつ整然と収納することができ、こ
の場合、物入れ18に収納された雨傘100等から仕切
り板19を通して水分をトレイ20に落とすことができ
る。そして、トレイ20に溜まった水分を適宜捨てるこ
とで、雨傘100等の濡れたものでも雨水が衣服や荷物
などに触れないように安心して収納することができる。
【0020】上記のように本発明を実施形態に基づき説
明したが、本発明はこの実施形態にのみ限定されるもの
でなく、本発明の範囲内で適宜変更可能である。たとえ
ば、収納器16における仕切り板19の下側に図3
(B)のように水分吸収材23を付設するとよい。この
水分吸収材23としてはスポンジ材等で構成することが
できるが、水分吸収材23を設けることで下段のトレイ
20をつねに他の用途に有効に使用することができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、こ
の種のトノボードにおいて雨傘や杖等の長尺ものを整然
と収納することができ、見栄えの向上を図ることができ
るとともに、濡れたものなどでも安全に収納可能であ
る。また、収納器を適宜回動させることで、リヤシート
および車外両側から簡単かつ的確に操作することがで
き、極めて使い易く使用性に優れている。したがって、
使い勝手、使用性に優れているとともに機能を大幅に向
上する等の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における荷室に装架されたト
ノボードまわりを示す斜視図である。
【図2】本発明に係る収納器の構成例を示す分解斜視図
である。
【図3】本発明に係る収納器の作用および変形例を示す
断面図である。
【図4】(A)〜(C)は本発明の実施形態における各
使用状態の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 リヤシート 1a シートバック 2 フロア 10 トノボード 11 トノボード本体 12 トノカバー 13 ガイドレール 14 スライドピン 15 巻取り装置 16 収納器 17 支軸 18 上段の物入れ 19 仕切り板 20 下段のトレイ 21 ピン 22 蓋体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後部荷室を覆い得るように装架されるト
    ノボードであって、前後にスライド移動可能に支持され
    るトノボード本体と、このトノボード本体の後端部に巻
    取り可能に内蔵されたトノカバーとを有し、前記トノボ
    ード本体の下側に回動可能な収納器を備えることを特徴
    とする自動車用トノボード。
  2. 【請求項2】 前記収納器は、前記トノボード本体と平
    行に回動し得るように軸支され、複数の多段構成された
    収納部を具備することを特徴とする、請求項1に記載の
    自動車用トノボード。
  3. 【請求項3】 前記収納部は少なくとも、仕切り板を介
    して仕切られた上段の物入れと引出し可能に構成された
    下段のトレイを含んでいることを特徴とする請求項2に
    記載の自動車用トノボード。
  4. 【請求項4】 前記収納器は、前記荷室の前側から操作
    可能としたことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか
    1項に記載の自動車用トノボード。
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