JP2012016995A - 収納装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のラゲッジトレイを用途に応じて使い分けることができ、利用者の利便性を向上することができる収納装置を提供する。
【解決手段】底部13と、底部13より立設した周壁15とを有するラゲッジトレイ12L,12Rを備え、複数のラゲッジトレイ12L,12Rを車両1の荷室2に隣接して並べたから、使用するラゲッジトレイ12L,12Rを選択して積載物を小分けに収納するなど用途に応じて使い分けることができ、利用者の利便性を向上できる。また、複数のラゲッジトレイ12L,12Rの隣接する右側周壁14R及び左側周壁15Lの高さを対向する左側周壁14L及び右側周壁15Rより低く形成すると共に、それら隣接する右側周壁14R及び左側周壁15Lの高さを略同一にしたから、複数のラゲッジトレイ12L,12Rに跨って大型の積載物を容易に乗せることが可能となる。
【選択図】図2

Description

本発明は収納装置に関し、特に車両の荷室に設ける収納装置に関する。
従来、この種の収納装置として、ラゲッジトレイが知られており、このラゲッジトレイは上部が開口した箱体であり、底部と、底部より立設した周壁とから構成されている。また、前記ラゲッジトレイは自動車の貨物室の形状に略一致するように成形されており、内部を仕切る仕切壁を有し、自動車の貨物室へ取り付けることによって貨物室に敷設されているカーペットを覆うことができる(例えば特許文献1)。
特許第2887569号公報
上記ラゲッジトレイでは、荷物の整理をやり易くするため仕切壁が設けられているが、自動車の貨物室の形状に略一致するように成形されているため、仕切壁の一側のみを使用している場合でも荷室全体をラゲッジトレイが占めることになり、使い勝手に劣る面がある。
また、後部座席の背凭れ部を前倒し可能とし、前倒し状態で背凭れ部の背面と荷室の荷台面とが面一状態となる車両では、その面一状態での使用においてラゲッジトレイが邪魔になる場合、ラゲッジトレイを車内の別の場所に移動する必要があり、不便である。さらに、分割された背凭れ部で、一方を前倒し、一方の背凭れ部の背面と荷室の荷台面とを面一状態で使用する場合でも、同様にラゲッジトレイを貨物室から外さなければならず、使い勝手が悪い。
そこで、本発明は上記した問題点に鑑み、複数のラゲッジトレイを用途に応じて使い分けることができ、利用者の利便性を向上することができる収納装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、底部と、底部より立設した周壁とを有するラゲッジトレイを備えた収納装置において、複数の前記ラゲッジトレイを車両の荷室に隣接して並べたことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、前記複数のラゲッジトレイの隣接する前記周壁の高さを対向又は連続する前記周壁より低く形成すると共に、前記複数のラゲッジトレイの隣接する前記周壁の高さを略同一にしたことを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、前記荷室に設けられ積載部と脚部とを備えた台座を備え、前記脚部を下側にして前記台座を前記荷室の底面部に配置すると共に、前記底面部と前記積載部との間に前記ラゲッジトレイを収納する収納空間を設けたことを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、前記荷室に設けられ積載部と脚部とを備えた台座を備え、前記脚部を上側にして前記台座を前記荷室の底面部に配置し、前記台座に前記ラゲッジトレイを保持する保持部を設けたことを特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、前記台座を前記複数のラゲッジトレイに対応して分割したことを特徴とする。
また、請求項6に係る発明は、前記車両は前記荷室の前部に座席を備え、この座席は前倒し可能な背凭れ部を有すると共に、前記背凭れ部は幅方向に分割され、この分割位置に対応して前記複数のラゲッジトレイが隣接することを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の収納装置によれば、使用するラゲッジトレイを選択して積載物を小分けに収納するなど複数のラゲッジトレイを用途に応じて使い分けることができ、利用者の利便性を向上できる。
また、本発明の請求項2に記載の収納装置によれば、ラゲッジトレイを隣接して配置した場合に複数のラゲッジトレイに跨って大型の積載物を容易に乗せることが可能となる。
また、本発明の請求項3に記載の収納装置によれば、荷室を二重構造とし、ラゲッジトレイに収納した積載物を容易に載せることが可能となる。
また、本発明の請求項4に記載の収納装置によれば、ラゲッジトレイを実質的に荷室に保持できるため、複数のラゲッジトレイを確実に保持することができる。
また、本発明の請求項5に記載の収納装置によれば、複数のラゲッジトレイごとに台座を備えることで更に利便性が向上する。
また、本発明の請求項6に記載の収納装置によれば、分割された背凭れ部の一方を前倒し状態とし、対応するラゲッジトレイのみを外すことができる。
本実施例の実施例1を示す隣接して並べた複数のラゲッジトレイの斜視図である。 同上、離した状態の複数のラゲッジトレイの斜視図である。 同上、右のラゲッジトレイの側面図である。 同上、左のラゲッジトレイの側面図である。 同上、ラゲッジトレイの後側と脚連結部を示す断面図である。 同上、使用状態の斜視図である。 同上、他の使用状態の斜視図である。 同上、台座の第1の使用状態の断面図である。 同上、台座の第2の使用状態の断面図である。 同上、荷室前側の断面図を示し、図10(A)は係合段部に積載部の後縁が係合した状態の断面図、図10(B)は係合部の下部に脚部が係合した状態の断面図である。 同上、使用状態を説明する説明斜視図である。 同上、台座へのラゲッジトレイの取り付ける方法を説明する説明斜視図である。 同上、台座からラゲッジトレイを取り外す方法を説明する説明斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の収納装置の実施例1について説明する。
図1〜図13に示すように、自走式の車両1は後部に荷室2を有し、この荷室2の前には座席3が設けられ、この座席3の背凭れ部4は、左右の背凭れ部4L,4Rに分割され、これら左右の背凭れ部4L,4Rの左右幅はほぼ6対4をなす。尚、以下、前後左右は、車両1の前後左右を基準とする。
前記荷室2には収納装置11が設けられ、この収納装置11は、硬質合成樹脂などからなる左右のラゲッジトレイ12L,12Rを備える。これら左右のラゲッジトレイ12L,12Rの左右幅は前記左右の背凭れ部4L,4Rの左右幅に対応し、荷室2にそれら左右のラゲッジトレイ12L,12Rが左右に並べて配置され、それら左右のラゲッジトレイ12L,12Rの合わせ目が前記左右の背凭れ部4L,4Rの分割箇所に対応する。
それら左右のラゲッジトレイ12L,12Rは、ほぼ方形をなす底部13と、この底部13の周囲に立設した周壁14,15とから構成され、前記周壁14,15は立ち上り部16の上端に水平方向の平坦部17を設け、この平坦部17の外周に下方に垂設した垂設部18が設けられている。
また、前記左のラゲッジトレイ12Lの前記周壁14は、前側,左側,後側,右側周壁14F,14L,14B,14Rからなり、前記右のラゲッジトレイ12Rの前記周壁15は、前側,左側,後側,右側周壁15F,15L,15B,15Rからなり、前記左右のラゲッジトレイ12L,12Rは、隣接する右側周壁14Rと左側周壁15Lの高さを他より低く形成している。尚、右側周壁14Rと左側周壁15Lは車両1の左右方向中央に位置し、左側周壁14Lと右側周壁15Rは車両1の左右方向外側に位置する。そして、右側周壁14Rは、隣合って連続する前側及び後側周壁14F,14Bより低く、左側周壁15Lは、隣合って連続する前側及び後側周壁15F,15Bより低い。
具体的には、左のラゲッジトレイ12Lは、車両前後の方向に長い前記底部13の四方に前記前側,左側,後側,右側周壁14F,14L,14B,14Rが設けられており、前側周壁14Fと左側周壁14Lを同一高さに形成し、これら前側周壁14Fと左側周壁14Lより後側周壁14Bを低く形成し、この後側周壁14Bより右側周壁14Rを低く形成している。また、右側周壁14Rの前部には前側に向かって高くなる斜め平坦部21を設け、この斜め平坦部21により右側周壁14Rと前側周壁14Fを連結し、同様に、右側周壁14Rの後部には後側に向かって高くなる斜め平坦部22を設け、この斜め平坦部22により右側周壁14Rと前側周壁14Fとを連結している。また、左側周壁14Lの後部には後側に向かって低くなる斜め平坦部23を設け、この斜め平坦部23により左側周壁14Lと後側周壁14Bとを連結している。尚、右側周壁14Rの後端21Tと前端22Tは、後側周壁14Bと前側周壁14Fと同一高さに形成されている。また、左側周壁14Lの後端23Tと後側周壁14Bが同一高さに形成されている。
また、前記右のラゲッジトレイ12Rは、車両前後の方向に長い前記底部13の四方に前側,右側,後側,左側周壁15F,15R,15B,15Lを設けており、前側周壁15Fと右側周壁15Rを同一高さに形成し、これら前側周壁15Fと右側周壁15Rをより後側周壁15Bを低く形成し、この後側周壁15Bより左側周壁15Lを低く形成している。また、左側周壁15Lの前部には前側に向かって高くなる斜め平坦部31を設け、この斜め平坦部31により左側周壁15Lと前側周壁15Fを連結し、同様に、左側周壁15Lの後部には後側に向かって高くなる斜め平坦部32を設け、この斜め平坦部32により左側周壁15Lと前側周壁15Fとを連結している。また、右側周壁15Rの後部には後側に向かって低くなる斜め平坦部33を設け、この斜め平坦部33により右側周壁15Rと後側周壁15Lとを連結している。尚、左側周壁15Lの後端31Tと前端32Tは、後側周壁15Bと前側周壁15Fが同一高さに形成されている。また、右側周壁15Rの後端33Tと後側周壁15Bが同一高さに形成されている。
前記左右のラゲッジトレイ12L,12Rの底部13には、前後方向の突条41が複数形成され、左のラゲッジトレイ12lの突条41,41の間隔と、右のラゲッジトレイ12Rの突条41,41の間隔とを等しく設定している。
図5に示すように、前記左右のラゲッジトレイ12L,12Rの前側周壁14F,15Fの立ち上り部16には、その高さ方向中央に上下より傾斜角度の小さい下向き部42を設け、この下向き部42の外面に、保持部たる一方の面ファスナ43を固着している。
また、収納装置11は、左右の台座51L,51Rを備え、これら左右の台座51L,51Rは前記左右のラゲッジトレイ12L,12Rに対応した左右幅を有する。前記左右の台座51L,51Rは、平板状の積載部52と、この積載部52の前後方向一側で左右方向両側に設けられた左右の脚部53,53とを備え、これら左右の脚部53,53の間には、左右方向の脚連結部54が設けられている。そして、前記脚部53,53及び脚連結部54は、積載部52の厚さ方向一側に突設されている。また、前記積載部52は、前記左右のラゲッジトレイ12L,12Rに対応した左右幅と、前記荷室2の底面部5に対応した前後寸法を有する。
前記積載部52の左右方向中央には、開口状をなす取っ手部55が設けられ、この取っ手部55は、前記脚部53から離れて前後方向他側寄りに設けられている。尚、前記取っ手部55は積載部52の両面側から手を掛けて使用可能になっている。また、前記積載部52には前後方向の透孔56が左右に間隔を置いて複数設けられており、その透孔56を通して積載部52の他側が視認可能になっている。
前記脚部53は、板状をなし、突出方向先端縁に、係合凹部57と接地部58とを有し、前記脚部53を下側にして荷室2に配置する場合、前記接地部58が荷室2の底面部5に載置される。また、前記脚連結部54は、縦方向の端面54Tと、前記前側周壁14F,15Fの立ち上り部16が係合する係合受け部たる傾斜面54Kと備え、この傾斜面54Kは、前記前側周壁14F,15Fの立ち上り部16の外面と同一形状をなし、前記傾斜面59に前記一方の面ファスナ43が着脱自在に係止する他方の面ファスナ44が設けられている。また、前記傾斜面59に対応して、前記脚部53には傾斜部53Kが設けられている。
また、前記荷室2の底面部5の前方には縦壁部5Tが設けられ、この縦壁部5Tの上部に、前記台座51L,51Rの脚部53に係合する係合部61を後方に突設し、この係合部61の上部に係合段部62を設けている。
そして、図8に示すように、第1の使用状態として、脚部53を下側に向けると共に後ろにして台座51L,51Rを荷室2に配置すると、積載部52の端部が前記係合段部62に載置され、前記脚部53の接地部58が底面部5に載置される。この第1の使用状態では、前に倒した背凭れ部4L,4Rの背面4Hと積載部52の上面がほぼ面一状態となる。また、第1の使用状態で、前記脚部53の縦縁部53Tに係合する係合受部たる段差部5Dが前記底面部5の後側に設けられている。
一方、図9に示すように、第2の使用状態として、脚部53を上側に向けると共に前にして台座51L,51Rを荷室2に配置すると、前記脚部53の係合凹部57が前記係合部61の下部に係入し、前記積載部53が底面部5に載置される。また、第2の使用状態では、前記積載部52の後縁52Tが前記段差部5Dに係合する。尚、後縁52Tは脚部53と反対側の縁である。
次に、収納装置11の使用方法について、説明する。図8に示した台座51L,51Rの第1の使用状態において、図11に示すように、取っ手部55に手を掛けて台座51L,51Rの前側を引き上げると、段差部5Dに縦縁部53Tが係合した状態で該係合箇所をほぼ中心にして、台座51L,51Rを廻すようにして引き上げることができる。この状態で底面部5に、対応するラゲッジトレイ12L,12Rを載置し、これらラゲッジトレイ12L,12Rに積載物(図示せず)を収納し、その上方を台座51L,51Rにより覆うことができる。こうすると前に倒した背凭れ部12L,12Rの背面4Hと積載部52とがほぼ面一となり、且つラゲッジトレイ12L,12Rは台座51L,51Rの下方の収納空間に収納された状態となる。尚、台座51L,51Rを荷室2から外してから、底面部5にラゲッジトレイ12L,12Rを載置し、この後、台座51L,51Rを荷室2に配置してもよい。また、ラゲッジトレイ12L,12Rを積載部52,52の上に載置し、底面部5と台座51L,51Rの間を積載物の収納空間として使用し、積載部52,52上のラゲッジトレイ12L,12Rを積載物の収納に使用してもよい。さらに、左右でラゲッジトレイ12L,12Rの収納位置を異なるように使用してもよく、例えば、左のラゲッジトレイ12Lを左の積載部52下方の収納空間に収納し、右のラゲッジトレイ12Rを右の積載部52上に載置して使用し、このように台座51L,51Rの表裏の向きと、これに対するラゲッジトレイ12L,12Rの位置を組み合わせて使用することができる。
一方、図9に示した台座51L,51Rの第2の使用状態において、対応する台座51L,51R上に対応するラゲッジトレイ12L,12Rを載置すると共に隣接する周縁14R,15Lを突き合わせ、この際、台座51L,51Rの傾斜面54Kに、前側周壁14F,15Fの立ち上り部16を重ねると共に、面ファスナ43,44同士を係止する。この係止によりラゲッジトレイ12L,12Rが位置固定される。また、図13に示すように、ラゲッジトレイ12L,12Rの後側周縁14B,15Bを持ち上げると、前側周縁14F,15Fが傾斜面54Kに当接した状態で、傾斜面54Kから立ち上がり部16が離れ、面ファスナ43,44同士の係止が解除され、台座51L,51Rからラゲッジトレイ12L,12Rを取り外すことができる。
このようにして、複数のラゲッジトレイ12L,12Rの周縁14,15を隣接して荷室2に配置すると、隣接する周縁14R,15Lが他より低く形成されているため、左右のラゲッジトレイ12L,12Rに跨る積載物をそれら左右のラゲッジトレイ12L,12R内に収納することができる。
また、左右の台座51L,51Rで使用状態を異なる設定とし、例えば左右の台座51L,51Rの一方を第1の使用状態とし、他方の台座51L,51Rを第2の使用状態とすれば、一方の台座51L,51Rの積載部52,52と対応する背凭れ部4L,4Rの背面4H,4Hとを面一に設定でき、それら載置部52,52と背面4H,4Hに長尺な積載部を載せるなど利用の幅が広がる。
このように本実施例では、請求項1に対応して、底部13と、底部13より立設した周壁14,15とを有するラゲッジトレイ12L,12Rを備えた収納装置11において、複数のラゲッジトレイ12L,12Rを車両1の荷室2に隣接して並べたから、使用するラゲッジトレイ12L,12Rを選択して積載物を小分けに収納するなど複数のラゲッジトレイ12L,12Rを用途に応じて使い分けることができ、利用者の利便性を向上できる。
また、このように本実施例では、請求項2に対応して、複数のラゲッジトレイ12L,12Rの隣接する右側周壁14R及び左側周壁15Lの高さを対向する左側周壁14L及び右側周壁15Rより低く形成すると共に、複数のラゲッジトレイ12L,12Rの隣接する右側周壁14R及び左側周壁15Lの高さを略同一にしたから、ラゲッジトレイ12L,12Rを隣接して配置した場合に複数のラゲッジトレイ12L,12Rに跨って大型の積載物を容易に乗せることが可能となる。
また、右側周壁14Rは、隣合って連続する前側及び後側周壁14F,14Bの少なくとも一方より低く、この例では両方より低く、左側周壁15Lは、隣合って連続する前側及び後側周壁15F,15Bの少なくとも一方より低く、この例では両方より低い。
また、このように本実施例では、請求項3に対応して、荷室2に設けられ積載部52と脚部53とを備えた台座51L,51Rを備え、脚部53を下側にして台座51L,51Rを荷室2の底面部5に配置すると共に、底面部5と積載部52との間にラゲッジトレイ12L,12Rを収納する収納空間を設けたから、荷室2を二重構造とし、ラゲッジトレイ12L,12Rに収納した積載物を容易に載せることが可能となる。
また、このように本実施例では、請求項4に対応して、荷室2に設けられ積載部52と脚部53とを備えた台座51L,51Rを備え、脚部53を上側にして台座51L,51Rを荷室2の底面部5に配置すると共に、積載部52を底面部5に載置し、台座51L,51Rにラゲッジトレイ12L,12Rを保持する保持部たる面ファスナ44を設けたから、ラゲッジトレイ12L,12Rを実質的に荷室2に保持できるため、複数のラゲッジトレイ12L,12Rを確実に保持することができる。
また、このように本実施例では、請求項5に対応して、台座51L,51Rを複数のラゲッジトレイ51L,51Rに対応して分割したから、複数のラゲッジトレイ12L,12Rごとに台座51L,51Rを備えることで更に利便性が向上する。
また、このように本実施例では、請求項6に対応して、車両2は荷室5の前部に座席3を備え、この座席3は前倒し可能な背凭れ部4を有すると共に、背凭れ部4は幅方向に分割され、この分割位置に対応して前記複数のラゲッジトレイ12L,12Rが隣接するから、分割された背凭れ部4L,4Rの一方を前倒し状態とし、対応するラゲッジトレイ12L,12Rのみを外すことができる。
また、実施例上の効果として、前記左右のラゲッジトレイ12L,12Rの前側周壁14F,15Fの立ち上り部16には、上下より傾斜角度の小さい下向き部42を設けたから、一方の面ファスナ43と面ファスナ44を係止し易くなる。また、前記積載部52の左右方向中央に取っ手部55を設け、底面部5の段差部5Dに係合する縦縁部53Tを脚部53に設けたから、第1の使用状態において、台座51L,51Rの取外しを簡便に行うことができる。また、ラゲッジトレイ12L,12Rの後縁52Tを持ち上げると、前側周縁14F,15Fの垂設部18の下端が傾斜面54Kに当接した状態で、該当接箇所を支点として傾斜面54Kから立ち上がり部16が離れるから、面ファスナ43,44同士の係止解除を簡便に行うことができる。さらに、第1の使用状態において、台座51L,51Rに係合する係合段部62と段差部5Dとを備えるから、荷箱2に台座51L,51Rを前後方向に位置決めできる。また、第2の使用状態において、台座51L,51Rに係合する係合部61と段差部5Dとを備えるから、荷箱2に台座51L,51Rを前後方向に位置決めでき、また、係合部61の下部に脚部53の係合凹部57が係入するから、脚部53の上方への移動を規制できる。
尚、本発明は、本実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、背凭れ部が3分割された車両においては、分割箇所で隣接する3つのラゲッジトレイを用いてもよく、この場合は、中央のラゲッジトレイの左側及び右側周壁を、隣接する低い周壁14R,15Lと同じ高さにすればよく、前記中央のラゲッジトレイの左側及び右側周壁は、前側周壁より低く形成される。また、背凭れ部が3分割された車両において2つのラゲッジトレイを用いる場合は、いずれかの分割箇所でそれら2つのラゲッジトレイを隣接させればよい。さらに、保持部は、ホックや磁石など係脱可能なものであれば各種のものを用いることができる。
1 車両
2 荷室
3 座席
4 背凭れ部
4L 左の背凭れ部
4R 右の背凭れ部
4H 背面
5 底面部
11 収納装置
12L 左のラゲッジトレイ
12R 右のラゲッジトレイ
13 底部
14 周壁
14R 右側周壁(隣接する周壁)
15 周壁
15L 左側周壁(隣接する周壁)
43 一方の面ファスナ(保持部)
44 他方の面ファスナ(保持部)
51L 左の台座
51R 右の台座
52 積載部
53 脚部

Claims (6)

  1. 底部と、底部より立設した周壁とを有するラゲッジトレイを備えた収納装置において、複数の前記ラゲッジトレイを車両の荷室に隣接して並べたことを特徴とする収納装置。
  2. 前記複数のラゲッジトレイの隣接する前記周壁の高さを対向又は連続する前記周壁より低く形成すると共に、前記複数のラゲッジトレイの隣接する前記周壁の高さを略同一にしたことを特徴とする請求項1記載の収納装置。
  3. 前記荷室に設けられ積載部と脚部とを備えた台座を備え、前記脚部を下側にして前記台座を前記荷室の底面部に配置すると共に、前記底面部と前記積載部との間に前記ラゲッジトレイを収納する収納空間を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の収納装置。
  4. 前記荷室に設けられ積載部と脚部とを備えた台座を備え、前記脚部を上側にして前記台座を前記荷室の底面部に配置し、前記台座に前記ラゲッジトレイを保持する保持部を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の収納装置。
  5. 前記台座を前記複数のラゲッジトレイに対応して分割したことを特徴とする請求項3又は4記載の収納装置。
  6. 前記車両は前記荷室の前部に座席を備え、この座席は前倒し可能な背凭れ部を有すると共に、前記背凭れ部は幅方向に分割され、この分割位置に対応して前記複数のラゲッジトレイが隣接することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の収納装置。
JP2010154852A 2010-07-07 2010-07-07 収納装置 Expired - Fee Related JP5209671B2 (ja)

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