JP5984901B2 - スキー・スノーボード用スタンド - Google Patents

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Description

本発明は、スキー板やスノーボード板を立て掛け収納するスキー・スノーボード用スタンドに関するものである。
従来のこの種スキー用スタンドとしては、例えば、実開平1−170283号(特許文献1)に示されたものがある。
この特許文献1を簡単に説明すると、スキー板支持用のフレームに、平行且つ水平に延びる一対の掛止軸が小間隔を置いて突設されていて、この一対の掛止軸間に、滑走面同士を互いに重ね合わせて連結した一対のスキー板前端の各反り部分を挿入することにより、一対のスキー板が一対の掛止軸に吊り下げ(掛止)状態で収納されるように構成されている。
実開平1−170283号公報 実開平6−19774号公報
上記特許文献1のような吊下げ収納型のスキー用スタンドにあっては、スキー板前端の反り部分の上面(装飾面)を一対の掛止軸に直接接触させてスキー板を吊り下げるために、この掛止軸に接触する装飾面が傷付いてしまうおそれがあった。
一方、従来、実開平6−19774号(特許文献2)のような、箱形の保管器本体の上面に平坦な上板部が設けられ、この上板部に複数のスキー保持口が散在状態に設けられて成る差込み収納型のスタンドも提案されている。
そして、この特許文献2によれば、スキー保持口にスキー板の後端部を差込み、例えばスキー保持口にスキー板の下面を立て掛けることで、スキー板装飾面がスキー保持口に当たらないようにして収納可能であり、上記特許文献1のような吊下げ収納型のスタンドよりもスキー板装飾面を傷付けにくいので実用的といえる。
しかしながら、最近のスキー板・スノーボード板には、競技別や用途別、大人用や小人用など様々な板幅を有するものが存在しているため、特許文献2のような差込み収納型でこれらの様々なタイプの収納に対応するためには、様々な開口幅の保持口を有する上板部を製作しなければならず、実現化が難しいという問題があった。
本発明は、このような従来のスキー等用スタンドの問題点に注目し、これを解決しようとするもので、スキー板やスノーボード板の装飾面を傷付けにくい差込み収納タイプにして、スタンド体上部に複数並設する差込開口部の開口面積を、収納するスキー板やスノーボード板の板幅に応じて任意に調整変更となる高強度のスキー・スノーボード用スタンドを提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
箱型のスタンド体1の上部に、スキー板2の端部若しくはスノーボード板3の端部を上方から差込んで立てた状態で収納可能な差込開口部4を備えたスキー・スノーボード用スタンドにおいて、上部開口型の前記スタンド体1に、このスタンド体1の上部開口部5を仕切る仕切り部材7を備えて、この仕切り部材7で上部開口部5を仕切ることによりスタンド体1の上部に複数の前記差込開口部4を区画形成し得るように構成し、この仕切り部材7は、その両端部に前記上部開口部5の対向上縁6に上方から係脱自在に被嵌係止する鉤形の係止部8を設けて、この係止部8を前記対向上縁6に被嵌係止することにより仕切り部材7が対向上縁6間に架設して複数の前記差込開口部4を区画形成すると共に、この係止部8の前記対向上縁6に対する係止位置を変更することにより区画形成される複数の前記差込開口部4の開口面積を広狭調整可能な構成としたことを特徴とするスキー・スノーボード用スタンドに係るものである。
また、前記係止部8は、前記上部開口部5の対向上縁6に被嵌係止した際に、この対向上縁6が存する前記スタンド体1の側壁部9の内面と外面に当接若しくは近接可能な鉤形状に形成したことを特徴とする請求項1記載のスキー・スノーボード用スタンドに係るものである。
また、前記仕切り部材7は、前記上部開口部5から前記スタンド体1内に差込み可能な板状に形成して、前記係止部8を上部開口部5の前記対向上縁6に被嵌係止した際に、この仕切り部材7がスタンド体1の上部に複数の前記差込開口部4を区画形成すると共に、スタンド体1内に複数の収納空間10を区画形成する構成としたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のスキー・スノーボード用スタンドに係るものである。
また、前記スタンド体1の側壁部9の上部に、前記係止部8を前記上部開口部5の対向上縁6に被嵌係止した際に、前記仕切り部材7の両端部を係脱自在に係合してこの仕切り部材7を移動不能状態に位置決めする係合部11を設けて、この係合部11に係合して位置決められた仕切り部材7がスタンド体1の上部に複数の前記差込開口部4を区画形成する構成とすると共に、この係合部11は、前記側壁部9の上部に複数並設状態に設けて、この複数の係合部11を選択係合することにより区画形成される複数の前記差込開口部4の開口面積を広狭調整可能な構成としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のスキー・スノーボード用スタンドに係るものである。
また、複数の前記スタンド体1を並設状態に連結する連結手段12を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のスキー・スノーボード用スタンドに係るものである。
本発明は上述のように構成したから、複数の差込開口部に、スキー板やスノーボード板の端部を差込んで立てた状態で収納でき、また、スキー板・スノーボード板には、競技別や用途別、大人用や小人用など様々な板幅を有するものが存在するが、スタンド体の上部開口部の対向上縁に対する仕切り部材の係止部の係止位置を変更するだけの簡易操作により、収納するスキー板・スノーボード板の板幅に応じてスタンド体の差込開口部の開口面積を広狭調整でき、これにより様々な板幅のスキー板・スノーボード板の収納に対応できると共に、どのような板幅のスキー板・スノーボード板も倒れにくい安定的な状態で収納でき、しかも、仕切り部材は、その両端部に前記上部開口部の対向上縁に上方から係脱自在に被嵌係止する鉤形の係止部を設けて、この係止部を前記対向上縁に被嵌係止する構成としたため、対向上縁に対しガタつきにくい係止構造の係止部を容易に設計実現可能となると共に、ガタつきにくい仕切り部材が上部開口部の補強桟としても機能してスタンド体に良好な耐変形強度を付与でき、高強度のスタンド体を構成可能となるなど、極めて実用性に優れたスキー・スノーボード用スタンドとなる。
また、請求項2記載の発明においては、スタンド体の対向上縁に対する係止状態がガタつきにくい係止部を、簡易構造により容易に設計実現可能となる極めて実用性に優れた構成のスキー・スノーボード用スタンドとなる。
また、請求項3記載の発明においては、板状の仕切り部材により複数の差込開口部が区画形成されるだけでなく、スタンド体内に複数の収納空間が区画形成されるから、収納空間に差込み収納したスキー板・スノーボード板を一層傾きにくい安定状態で収納可能となり、しかも、スタンド体内に差込まれる板状の仕切り部材が、スタンド体に対し良好な補強機能を果たすために一層高強度のスタンド体を構成可能となるなど、極めて実用性に優れた構成のスキー・スノーボード用スタンドとなる。
また、請求項4記載の発明においては、仕切り部材を位置決めして差込開口部の所望開口面積を確固に保持できる上、この開口面積調整(仕切り部材の位置決め係合・係脱操作)も容易に行われる一層実用性に優れた構成のスキー・スノーボード用スタンドとなる。
また、請求項5記載の発明においては、連結手段により複数のスタンド体を並設状態に連結でき、これにより多数のスキー板・スノーボード板を収納可能な大型のスタンド設備を形成可能となる一層実用性に優れた構成となる。
本実施例を示す斜視図である。 本実施例を示す仕切り部材を分解した斜視図である。 本実施例を示す分解斜視図である。 本実施例の使用状態を示す斜視図である。 本実施例の使用状態を示す拡大側断面図である。 本実施例のスタンド体に対する仕切り部材の係止構造を示す説明部分拡大側断面図である。 本実施例の使用状態を示す説明部分拡大平面図である。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
本発明は、上部開口型のスタンド体1に、このスタンド体1の上部開口部5を仕切る仕切り部材7を備え、この仕切り部材7の両端部に設けた鉤形の係止部8を上部開口部5の対向上縁6に上方から係脱自在に被嵌係止すると、仕切り部材7が対向上縁6間に架設してスタンド体1の上部に複数の差込開口部4を区画形成する構成としている。
そして、この複数の差込開口部4に、スキー板2の端部若しくはスノーボード板3の端部を上方から差込むことで、スタンド体1にスキー板2若しくはスノーボード板3を立てた状態で収納することができる。
また、スキー板2・スノーボード板3には、競技別や用途別、大人用や小人用など様々な板幅を有するものが存在しているが、本発明においては、前記係止部8の前記対向上縁6に対する係止位置を変更すると、収納しようとするスキー板2・スノーボード板3の板幅に応じてスタンド体1の差込開口部4の開口面積を広狭調整することができる。
従って、単に係止部8の対向上縁6に対する係止位置を変更するだけの簡単な操作で、収納対象の板幅に応じた差込開口部4の開口面積の調整を行うことができ、この開口面積調整により様々な板幅のスキー板2・スノーボード板3の収納に対応できると共に、スキー板2若しくはスノーボード板3を倒れにくい安定的な状態で差込開口部4に差込み収納(立てた状態で収納)することができる。
また、スタンド体1の上部開口部5の対向上縁6間に架設している仕切り部材7は、その両端部の鉤型係止部8が対向上縁6に被嵌係止しているので、係止部8が対向上縁6に対しガタつきにくく、従って、対向上縁6間でガタつきにくい仕切り部材7が上部開口部5の補強桟としても機能してスタンド体1に良好な耐変形強度を付与することになり、複数のスキー板2やスノーボード板3を収納可能な高強度で高耐荷重性能のスタンド体1を容易に設計実現可能である。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例のスキー・スノーボード用スタンドは、箱型のスタンド体1の上部に、スキー板2の端部若しくはスノーボード板3の端部を上方から差込んで立てた状態でスタンド体1に収納可能な差込開口部4を備えている。
本実施例のスタンド体1は、図1,図2に示すような左右方向に細長い(前後幅が小さい)平面視横長方形状の箱型体に構成している。
また、このスタンド体1は、例えば合成樹脂製のスタンドベース13と、このスタンドベース13の前側(図1〜図3における手前側)に付設する例えば合成樹脂製の前壁部材18と、スタンドベース13の後側(図1〜図3における奥側)に付設する例えば合成樹脂製の後壁部材19との三部品を組んで成る構成としている。
更に具体的には、スタンドベース13は、図3に示すように、左右方向に長さを有する平面視横長帯板状の底壁部14と、この底壁部14の左側端部(図3における右側端部)から上方へ立設状態に連設する側面視縦長帯板状の左壁部15と、底壁部14の右側端部(図3における左側端部)から上方へ立設状態に連設する側面視縦長帯板状の右壁部16と、前記底壁部14,左壁部15及び右壁部16に架け渡されるようにして連設する横長方形板状の中仕切り部17とが一体成形された構成としている。また、中仕切り部17は、その上縁部が左壁部15,右壁部16の上縁部より一段低くなる形状に形成している。
そして、このスタンドベース13を前後から挟むようにして、このスタンドベース13の正面視形状に略合致する横長方形板状の前記前壁部材18と前記後壁部材19とをビス20止めにより立設状態に付設して、前壁部材18,後壁部材19、左壁部15及び右壁部16で前記底壁部14を四方から囲う上部開口型の側壁部9を構成すると共に、側壁部9内空間が前記中仕切り部17によって前後に仕切られた箱型スタンド体1を構成し、この側壁部9内の前後の空間部にスキー板2及びスノーボード板3を、その板面が前壁部材18(後壁部材19)及び中仕切り部17の板面と略平行となるようにして収納可能な構成としている(図4参照)。
また、本実施例では、このスタンド体1(側壁部9)の上部開口部5の前後上縁、即ち前記前壁部材18と前記後壁部材19の上縁を後述する対向上縁6としている。
本実施例は、前記スタンド体1に、このスタンド体1の上部開口部5を仕切る仕切り部材7を備えて、図1に示すように、この仕切り部材7で上部開口部5を仕切ることによりスタンド体1の上部に複数の前記差込開口部4を区画形成し得るように構成している。
具体的には、本実施例の仕切り部材7は、例えば合成樹脂製とし、図2,図3,図5に示すように、前記左壁部15(右壁部16)と略同形状の前後方向に板幅を有する縦長帯板状に形成すると共に、この仕切り部材7の板幅(前後幅)の中間位置に前記中仕切り部17に上方から被嵌可能な下部開放型の縦スリット21を、この仕切り部材7の上端付近にまで切欠形成して、この仕切り部材7を、その板面が中仕切り部17と直交するように配して(仕切り部材7の板面がスタンド体1の前後方向と平行となるように配して)スタンド体1の上部開口部5からスタンド体1内に差込み可能な構成とし、この差込みにより仕切り部材7が上部開口部5前後の前記対向上縁6間に架設し(図1,図5,図7参照)、上部開口部5が仕切られて複数の前記差込開口部4が区画形成されると共に、スタンド体1内に差込開口部4と連通する複数の収納空間10が区画形成される構成としている。
また、この仕切り部材7は、スタンド体1内に差込み装着した際にその前後両端縁部が前記前壁部材18の内面と前記後壁部材19の内面に略隙間なく当接する形状に形成し、これによりスタンド体1内に差込まれるこの仕切り部材7が、スタンド体1の補強桟として機能してスタンド体1に対し良好な補強機能を果たすことになる構成としている。
また、本実施例は、この仕切り部材7を複数(図面は三体)備えた構成として、この複数の仕切り部材7により三以上(図面は四)の前記差込開口部4が区画形成されると共に、スタンド体1内に三以上(図面は(スタンド体1内が中仕切り部17によって前後に仕切られているので)八)の収納空間10が区画形成される構成としている。
また、この仕切り部材7は、その表裏(左右)両面の上側前後に、例えば合成樹脂製の、撓み弾性を有する半円弧板状のクッション材22を付設し、このクッション材22の弾性により前記差込開口部4及び収納空間10に差込み収納したスキー板2若しくはスノーボード板3の左右方向への横揺れが吸収されると共に、スキー板2若しくはスノーボード板3の左右側縁部の傷つきが防止される構成としている。更に本実施例では、前記左壁部15と前記右壁部16の対向内面の上側前後にも前記クッション材22を付設して、上記同様の作用効果が得られるようにしている。図中符号23はクッション材22を仕切り部材7,左壁部15及び右壁部16に付設するための止めビスである。
また、本実施例の仕切り部材7は、その上部の前後両端部に、前記上部開口部5の対向上縁6に上方から係脱自在に被嵌係止する鉤形の係止部8を外方へ向けて突出状態に設けている。
具体的には、係止部8は、図6に示すように、仕切り部材7の上部の前後両端部に一体成形すると共に、前記対向上縁6への被嵌係止状態で前記スタンド体1の側壁部9(図面は側壁部9を構成する前壁部材18と後壁部材19)の上側内面と上側外面に近接可能な側面視転コ字状の鉤形に形成して、この係止部8が対向上縁6に係止した際に、係止部8が対向上縁6に対し前後方向へほとんどガタつくことのない構成としている。尚、係止部8は、側壁部9の上側内面と上側外面に当接する鉤形に形成しても良い。
また、本実施例では、この係止部8の前記対向上縁6に対する係止位置を変更することにより、区画形成される複数の前記差込開口部4の開口面積と複数の収納空間10の容積を広狭調整可能な構成としている。即ち、スキー板2・スノーボード板3には、競技別や用途別、大人用や小人用など様々な板幅(板の長さ方向と直交する方向の横幅)を有するものが存在しているが、本実施例においては、収納しようとするスキー板2・スノーボード板3の板幅に応じてスタンド体1の差込開口部4の開口面積を広狭調整することができる構成としている。
更に本実施例では、前記スタンド体1の側壁部9を構成する前記前壁部材18と前記後壁部材19の対向内側面の中ほどより上部側に、内方へ突出する縦長の凸条24を左右方向に小間隔を置いて多数並設状態に一体成形して、この多数の凸条24間の縦長溝状の凹所を係合部11(係合溝11)とし、この係合溝11に仕切り部材7の前後両端部を係脱自在に係合し得るように構成している。
即ち、本実施例では、前記仕切り部材7を前記上部開口部5へ上方から差込む際に、前記側壁部9前後の係合溝11に仕切り部材7の前後両端部を係脱自在に係合しつつ前記係止部8を前記上部開口部5の対向上縁6に被嵌係止すると、長さのある係合溝11によって仕切り部材7が左右方向へ移動不能状態に位置決められる構成とし、この係合溝11に係合して位置決められた仕切り部材7が複数の前記差込開口部4を区画形成する構成とし、また、この対向側壁部9の上部内面に複数並設状態に設けられた複数の係合溝11を選択係合して仕切り部材7を位置決めすることにより、区画形成される複数の前記差込開口部4の開口面積並びに複数の収納空間10の容積を広狭調整可能な構成としている(図7参照)。
従って、このように構成した本実施例によれば、スキー板2若しくはスノーボード板3の例えば後端部を、複数の差込開口部4にその上方から収納空間10内に差込むことで、スキー板2若しくはスノーボード板3を立てた状態で収納することができる。
また、仕切り部材7の係止部8の前記対向上縁6に対する係止位置を変更することにより、収納しようとするスキー板2・スノーボード板3の板幅に応じてスタンド体1の差込開口部4の開口面積並びに収納空間10の容積を広狭調整することができる。
また、仕切り部材7は、その係止部8が上部開口部5の対向上縁6に対してほとんどガタつかずに係止するので、この仕切り部材7が対向上縁6間でガタつかず、従って仕切り部材7が上部開口部5の対向上縁6間、並びに前壁部材18,後壁部材19間に架設して補強桟としても機能しスタンド体1に耐変形強度を付与することとなり、これにより高強度のスタンド体1が構成されて複数のスキー板2やスノーボード板3の大きな荷重を確固に支持できる。
また、本実施例では、前記スタンド体1を複数用意し、この複数のスタンド体1を並設状態に連結する連結手段12を備えた構成としている。即ち、この連結手段12を介して複数のスタンド体1を連結することにより、多数のスキー板2・スノーボード板3を収納可能な大型のスタンド設備を構築可能な構成としている。
具体的には、本実施例の連結手段12は、前記スタンド体1(を構成するスタンドベース13,前壁部材18及び後壁部材19)の下部数箇所(図面はスタンド体1の左右端部と中央部の三箇所)に連結用アリ溝25を設ける一方、この連結用アリ溝25に嵌合連結するホゾ部27を上部に備えた長尺棒状の連結桟26を複数体(図面は連結用アリ溝25の数に合せて三体)備えた構成とし、敷設した連結桟26上に連結用アリ溝25とホゾ部27の嵌合連結によって複数のスタンド体1を簡単に連結できる構成としている。
例えば図4は、三体の連結桟26を平行に敷設し、この各連結桟26にスタンド体1の下部三箇所の連結用アリ溝25を介して連結することにより、各連結桟26の長さ方向(前後方向)に三体のスタンド体1を間隔を置いた並設状態に連結して大型のスタンド設備を構築した場合を示している。
また、図示した連結桟26は、複数体を連結することによって長さを延長可能な構成とし、これにより更なるスタンド設備の大型化にも対応可能な構成としている。
また、詳しい図示を省略しているが、本実施例は、複数のスタンド体1を左右方向に一直線上に連結する連結手段12も備えた構成としている。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
1 スタンド体
2 スキー板
3 スノーボード板
4 差込開口部
5 上部開口部
6 対向上縁
7 仕切り部材
8 係止部
9 側壁部
10 収納空間
11 係合部
12 連結手段

Claims (5)

  1. 箱型のスタンド体の上部に、スキー板の端部若しくはスノーボード板の端部を上方から差込んで立てた状態で収納可能な差込開口部を備えたスキー・スノーボード用スタンドにおいて、上部開口型の前記スタンド体に、このスタンド体の上部開口部を仕切る仕切り部材を備えて、この仕切り部材で上部開口部を仕切ることによりスタンド体の上部に複数の前記差込開口部を区画形成し得るように構成し、この仕切り部材は、その両端部に前記上部開口部の対向上縁に上方から係脱自在に被嵌係止する鉤形の係止部を設けて、この係止部を前記対向上縁に被嵌係止することにより仕切り部材が対向上縁間に架設して複数の前記差込開口部を区画形成すると共に、この係止部の前記対向上縁に対する係止位置を変更することにより区画形成される複数の前記差込開口部の開口面積を広狭調整可能な構成としたことを特徴とするスキー・スノーボード用スタンド。
  2. 前記係止部は、前記上部開口部の対向上縁に被嵌係止した際に、この対向上縁が存する前記スタンド体の側壁部の内面と外面に当接若しくは近接可能な鉤形状に形成したことを特徴とする請求項1記載のスキー・スノーボード用スタンド。
  3. 前記仕切り部材は、前記上部開口部から前記スタンド体内に差込み可能な板状に形成して、前記係止部を上部開口部の前記対向上縁に被嵌係止した際に、この仕切り部材がスタンド体の上部に複数の前記差込開口部を区画形成すると共に、スタンド体内に複数の収納空間を区画形成する構成としたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のスキー・スノーボード用スタンド。
  4. 前記スタンド体の側壁部の上部に、前記係止部を前記上部開口部の対向上縁に被嵌係止した際に、前記仕切り部材の両端部を係脱自在に係合してこの仕切り部材を移動不能状態に位置決めする係合部を設けて、この係合部に係合して位置決められた仕切り部材がスタンド体の上部に複数の前記差込開口部を区画形成する構成とすると共に、この係合部は、前記側壁部の上部に複数並設状態に設けて、この複数の係合部を選択係合することにより区画形成される複数の前記差込開口部の開口面積を広狭調整可能な構成としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のスキー・スノーボード用スタンド。
  5. 複数の前記スタンド体を並設状態に連結する連結手段を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のスキー・スノーボード用スタンド。
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