JP3222580U - 陳列棚用の棚板および陳列棚 - Google Patents

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Abstract

【課題】傾斜した懸架部材を有するハンガーラックにおいて、懸架部材の傾斜角度を調整可能とする棚板を提供する。【解決手段】棚ラックを構成する左右一対の柱枠材にそれぞれ取り付けられた一対の棚受けブラケット30上に着脱可能に載置されるプラスチック製の棚板10であって、矩形板状の棚板本体と、前記棚板本体の裏面上に、幅方向および奥行き方向にそれぞれ所定の間隔で格子状に立設された複数のリブとを有する。前記格子状のリブが、前記棚板本体の幅方向に延在する2つの縁部に沿った部分において、前記棚板本体の縁部以外の部分におけるよりも小さい間隔で形成されている。前記棚板本体の裏面上に、前記棚受けブラケットの上向きに突出する係止突起に係合するための穴が形成されている。前記棚板が、プラスチックの色に応じて多様な色を有することが可能である。【選択図】図1

Description

本考案は、商品等を陳列するための陳列棚のフレームに着脱可能に載置される棚板およびその陳列棚に関する。
商品等の陳列棚として多様な形状のものが知られている。一般的な例として、縦方向および横方向の線状部材が組み合わされて陳列棚のフレームが構成されており、フレーム内の縦方向の左右一対の柱部材に左右一対の棚受けブラケットをそれぞれ取付け、それらの棚受けブラケットにより支持されるように1枚の棚板を着脱可能に載置するものがある(特許文献1等)。その場合、上下方向における棚受けブラケットの位置および棚受けブラケット同士の間隔を変更可能とすることも周知である。
実用新案登録第3186880号公報
一般的な陳列棚における棚板は、化粧合板、ガラス製、スチール製等であり、その色を自在に変更することは難しかった。また、棚板の厚さを薄くすると、大きな荷重に対して強度が不足し、撓みを生じるという問題があった。
本考案の目的は、陳列棚の棚板において多様な色を実現できると共に、厚さを薄くしても撓みを生じない強度を有する棚板を提供することを目的とする。また、そのような棚板を備えた陳列棚を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本考案は以下の構成を提供する。
・ 本考案の態様は、陳列棚のフレームを構成する左右一対の柱部材にそれぞれ取り付けられた一対の棚受けブラケット上に着脱可能に載置されるプラスチック製の棚板であって、
矩形板状の棚板本体と、
前記棚板本体の裏面上に、幅方向および奥行き方向にそれぞれ所定の間隔で格子状に立設された複数のリブとを有することを特徴とする。
・ 上記態様において、前記格子状のリブが、前記棚板本体の幅方向に延在する2つの縁部に沿った部分において、前記棚板本体の縁部以外の部分におけるよりも小さい間隔で形成されていることが、好適である。
・ 上記態様において、前記棚板本体の裏面上に、前記棚受けブラケットの上向きに突出する係止突起に係合するための穴が形成されていることが、好適である。
・ 上記態様において、前記格子状のリブおよび前記穴の各々の縁部に、前記棚受けブラケットが差し込まれる切欠きが形成されていることが、好適である。
・ 上記態様において、前記棚板が、プラスチックの色に応じて多様な色を有することが可能であることが、好適である。
・ 上記態様において、前記棚板本体の幅方向に沿って延在するいずれか一方の縁部において上方に向かって所定の高さで立設されたストッパ壁を有することが、好適である。
・ 本考案の別の態様は、上記いずれかの態様の棚板と、前記棚板を載置するための棚受けブラケットと、前記棚受けブラケットを取り付け可能なフレームとを備えた陳列棚である。
本考案によれば、陳列棚の棚板において多様な色を実現できると共に、厚さを薄くしても撓みを生じない強度を有する棚板が得られる。また、そのような棚板を備えた陳列棚が実現される。
図1は、本考案による棚板を載置した陳列棚の一例を概略的に示す外観斜視図である。 図2(a)は棚板の平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。 図3(a)は棚板の底面図、(b)は(a)のI−I断面図である。
以下、例示である図面を参照して本考案の実施形態を説明する。
図1は、本考案による棚板を載置した陳列棚の一例を概略的に示す外観斜視図である。陳列棚1は、ここでは複数の線状部材を縦横に組み合わせて構成されたフレーム20を有する。フレーム20の主要部は、複数の柱部材21と、それらの柱部材21の上端同士および下端同士を連結する梁部材と、最下部に取り付けられたローラとを有する。なお、陳列棚1のフレーム20の構成は図示の例に限られず、多様である。
図1の例では、4本の柱部材21が設けられている。この例では、外側に位置する左右一対の柱部材21に、一対の棚受けブラケット30がそれぞれ取り付けられている。さらに、3対の棚受けブラケット30が、上下方向に所定の間隔で取り付けられている。各棚受けブラケット30は、ここでは、柱部材21に取り付けられた後端から斜め下前方に延在する板状のアーム部31と、アーム部31の先端近傍の上縁において上向きに突出する係止突起32とを有する。板状のアーム部31の広い面は、鉛直面と平行に向いている。
図1では、下側の2対の棚受けブラケットにそれぞれ棚板10を載置した状態を示している。棚受けブラケット30が傾斜していることにより、棚板10も傾斜することになる。もちろん、棚受けブラケット30を水平に取り付けた場合、棚板10も水平に載置される。棚板10は、左右一対の棚受けブラケット30により支持され、着脱自在である。棚板10の上に種々の陳列品が置かれることになる。
図2および図3を参照して、本考案の棚板10について詳細に説明する。
図2(a)は棚板10の平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。図3(a)は棚板10の底面図、(b)は(a)のI−I断面図である。
本考案の棚板10は、プラスチック製であり、所定の金型を用いることによりその全体が一体成形される。例えば、熱可塑性樹脂を用いる場合、所定の形状の金型を準備し、加熱して溶けたプラスチックを金型内に充填し、金型内でプラスチックを一定時間冷却して固化させた後、成形品を取り出す。材料として例えば、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂(ABS)、ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)等の汎用プラスチックがある。プラスチックの種類はこれらに限られないが、多様な着色が可能な樹脂を用いることが好適である。それにより、デザイン性に優れた棚板および陳列棚を実現できる。
図2(a)の平面図に示すように、棚板10について、平面視にて左右方向の長さを幅W、それに垂直な方向を奥行きDと称することとする。また図2(c)の右側面図に示すように、幅Wおよび奥行きDの方向に垂直な方向の棚板10の厚さを高さHと称することとする。棚板10は、高さHよりも薄い厚さをもつ矩形板状の棚板本体11を有する。棚板本体11の表面11aは平坦面である。
図3(a)の底面図および(b)のI−I断面図に示すように、棚板本体11の裏面11b上には、幅W方向および奥行きD方向にそれぞれ所定の間隔で複数のリブ13が格子状に立設されている。各リブ13は薄い板状であり、棚板本体11の裏面11bから垂直に壁のように立ち上がっている。リブ13の立ち上がり高さと棚板本体11の厚さの和が、棚板10の高さHとなる。
棚板本体11の裏面11b上には、格子状のリブ13により形成された多数の矩形枠が縦横に配置される。棚板本体11は薄板であるが、その裏面11bにリブ13による格子状構造を設けたことによって棚板10の剛性が向上し、荷重に対して撓むことが防止できる。荷重に対する必要な強度は、リブ13の高さ、数、間隔および配置を適切に設計することにより確保することができる。
好適には、格子状のリブ13は、棚板本体11の幅W方向に延在する2つの縁部に沿った部分において、棚板本体11の縁部以外の部分におけるよりも小さい間隔で形成されている。図3(a)の底面図において、上縁と下縁に沿って小さい矩形枠が並ぶようにリブ13が形成されている。それに対し、縁部以外の中央部分ではリブ13の間隔が広く大きい矩形枠が並んでいる。この構成によって、棚板10のこれらの縁部における剛性がさらに強化される。
さらに、図2(b)の正面図および図3(a)の底面図に示すように、格子状のリブ13の高さH方向の端縁には、所定の深さの複数の切欠き15が奥行きD方向に沿って一列に形成されている。これらの切欠き15は、棚板10が図1に示した一対の棚受けブラケット30上に載置されたとき、棚受けブラケット30の上縁部分が差し込まれる溝の役割を果たす。これにより棚板10が棚受けブラケット30上で幅W方向に移動することなく支持される。なお、図示の例では、幅W方向に沿って切欠き15の列が2対形成されている。これは、棚受けブラケット30の取付位置を、図1に示した外側の一対の柱部材から内側の一対の柱部材に変更した場合に対応させるためである。
またさらに、図3(a)の底面図に示すように、棚板本体11の裏面11bには、上述した切欠き15の列と同じ位置において、奥行きD方向に沿って2つの穴14がそれぞれ形成されている。この穴14は、図1に示した棚受けブラケット30の上縁から上向きに突出する係止突起32に係合するためのものである。例えば係止突起32が円柱形である場合、これに嵌合するように穴14は円筒形で設けられる。これにより、棚板10が棚受けブラケット30上で移動することなく支持される。
なお、奥行きD方向において2箇所に穴14が形成されているが、棚受けブラケット30には先端近傍に1つの係止突起32があるので、いずれか一方の穴14のみが係合する。そして、棚板10を奥行きD方向に関して前後を入れ替えて反対向きとした場合には、もう一方の穴14が係止突起32と係合することになる。このように棚板10は、奥行きD方向について前後の向きを変えることができる。このことは、次に説明するストッパ壁12に関係する。
棚板本体11の幅W方向に沿って延在するいずれか一方の縁部には、上方に向かって所定の高さをもつストッパ壁12が立設されている。例えば、図1に示すように棚板10を傾斜して載置する場合、ストッパ壁12が下側になるように載置することによって、棚板10に置かれた陳列物が落下することを防止する。
ストッパ壁12が不要の場合や、棚板10を水平に載置する場合は、ストッパ壁12が、奥行きD方向において前側ではなく後側の縁部に位置するように棚板10を設置することができる。
本考案により、上述した棚板10と、棚板10を載置するための棚受けブラケット30と、棚受けブラケット30を取り付け可能なフレームとを備えた陳列棚も提供される。
以上に述べた本考案の実施形態は一例を示したものであり、これら以外にも多様な変形形態が可能であり、それらについても本考案に含まれるものとする。
1 陳列棚
10 棚板
11 棚板本体
11a 表面
11b 裏面
12 ストッパ壁
13 リブ
14 穴
15 切欠き
20 フレーム
30 棚受けブラケット
W 幅
D 奥行き
H 高さ

Claims (7)

  1. 陳列棚のフレームを構成する左右一対の柱部材にそれぞれ取り付けられた一対の棚受けブラケット上に着脱可能に載置されるプラスチック製の棚板であって、
    矩形板状の棚板本体と、
    前記棚板本体の裏面上に、幅方向および奥行き方向にそれぞれ所定の間隔で格子状に立設された複数のリブとを有することを特徴とする棚板。
  2. 前記格子状のリブが、前記棚板本体の幅方向に延在する2つの縁部に沿った部分において、前記棚板本体の縁部以外の部分におけるよりも小さい間隔で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の棚板。
  3. 前記棚板本体の裏面上に、前記棚受けブラケットの上向きに突出する係止突起に係合するための穴が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の棚板。
  4. 前記格子状のリブおよび前記穴の各々の縁部に、前記棚受けブラケットが差し込まれる切欠きが形成されていることを特徴とする請求項3に記載の棚板。
  5. 前記棚板が、プラスチックの色に応じて多様な色を有することが可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の棚板。
  6. 前記棚板本体の幅方向に沿って延在するいずれか一方の縁部において上方に向かって所定の高さで立設されたストッパ壁を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の棚板。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の棚板と、前記棚板を載置するための棚受けブラケットと、前記棚受けブラケットを取り付け可能なフレームとを備えた陳列棚。
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