JP7483589B2 - 什器 - Google Patents

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Description

本発明は、什器に関するものである。
従来、表示部を有するホワイトボード等の板状体を収納可能であるとともに、板状体を掲示位置で立て掛け可能な可搬式の什器がある(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。特許文献1および特許文献2に開示されたワゴンでは、上段棚板および底板それぞれの上面に、板状体が立て掛けられるワイヤ状の部材が取り付けられている。
意匠登録第1525096号公報 意匠登録第1525097号公報
しかしながら、上記従来技術では、板状体を立て掛け可能とするために別部材を設けていることから、材料コストの増加する可能性がある。また、板状体を掲示しない場合には、立て掛け用の部材が外観上に現れるため、意匠性が低下する可能性がある。
そこで本発明は、板状体を掲示可能な可搬式の什器において、意匠性の向上および低コスト化を図ることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の態様を採用した。
本発明の一態様に係る什器は、底載置部と、前記底載置部から上方に延び、左右に並ぶ一対の支柱と、前記一対の支柱の間に掛け渡されたハンドルと、前記ハンドルの下方で前記一対の支柱の間に支持され、前記ハンドルよりも前方に突出した棚板と、を備え、前記棚板は、前記ハンドルより前方に、表示部を有する板状体の下端部を位置決めする位置決め部を有し、前記ハンドルは、前記位置決め部に位置決めされた前記板状体を立て掛けて掲示可能に形成されている。
本態様によれば、支柱を棚板よりも上方に延長するように形成して支柱間にハンドルを掛け渡すことで、板状体を立て掛けるための別部材を設けることなく、棚板およびハンドルによって板状体を掲示可能とすることができる。よって、意匠性の向上および低コスト化を図ることができる。
上記態様の什器において、前記底載置部は、前記棚板よりも前方に、前記板状体、または表示部を有する他の板状体の下端部を位置決めする下段位置決め部を有し、前記棚板の前端、または前記ハンドルは、前記下段位置決め部に位置決めされた前記板状体または前記他の板状体を立て掛けて掲示可能に形成されていてもよい。
本態様によれば、棚板によって位置決めした板状体を掲示できるだけでなく、底載置部によって位置決めした板状体を掲示することが可能となる。よって、複数種類の掲示方法により板状体を掲示可能な什器を提供できる。
上記態様の什器において、前記棚板の下方で前記一対の支柱の間に支持された中間棚板をさらに備え、前記中間棚板の前端は、左右方向から見て前記棚板の前端および前記下段位置決め部を通る仮想直線よりも後方に位置していてもよい。
本態様によれば、底載置部の下段位置決め部によって位置決めされた板状体は、左右方向から見て仮想直線に沿った状態で棚板の前端に立て掛けられるので、中間棚板の前端を仮想直線よりも後方に配置することで、中間棚板に干渉されることなく板状体を掲示できる。したがって、掲示状態の板状体をより高い位置で後方から支持して安定性を向上させることができる。
上記態様の什器において、前記位置決め部および前記下段位置決め部のうち少なくともいずれか一方は、左右方向に延在する溝の側面であってもよい。
本態様によれば、板状体の下端部を溝に挿入することで、立て掛けられた板状体の安定性を向上させることができる。
上記態様の什器において、前記棚板の後方において前記底載置部上で垂直に起立した板状体を前後方向から挟んで保持可能な保持部をさらに備えていてもよい。
本態様によれば、板状体を垂直に起立させて保管できる。よって、板状体の掲示、および棚板による板状体の使用に必要な物品の保持のみならず、板状体の保管も可能な什器を提供できる。
上記態様の什器において、前記保持部は、前記板状体の左右両側部を保持してもよい。
本態様によれば、保持部に保持された板状体の左右方向の位置ずれを抑制できる。したがって、保管された板状体の安定性を向上させることができる。
本発明によれば、板状体を掲示可能な可搬式の什器において、意匠性の向上および低コスト化を図ることができる。
第1実施形態の什器を示す斜視図である。 第1実施形態の什器を示す斜視図である。 図1のIII-III線における断面図である。 第1実施形態の什器を示す平面図である。 第1実施形態の什器が第1掲示方法でホワイトボードを掲示した状態を示す斜視図である。 第1実施形態の什器が第2掲示方法でホワイトボードを掲示した状態を示す斜視図である。 第1実施形態の什器が第1掲示方法および第2掲示方法でホワイトボードを掲示した状態を示す側面図である。 第1実施形態の什器がホワイトボードを保持した状態を示す斜視図である。 第2実施形態の什器を示す斜視図である。 第2実施形態の什器が第1掲示方法および第2掲示方法でホワイトボードを掲示した状態を示す側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。なお、以下の説明において、実施形態の什器が水平方向に沿う床面に載置された状態で、鉛直方向に沿う方向を什器の上下方向と定義し、上下方向に直交し、かつ互いに直交し合う2方向をそれぞれ什器の前後方向および上下方向と定義する。さらに、各図中において、矢印UPは上方、矢印FRは前方、矢印LHは左方をそれぞれ示している。
[第1実施形態]
図1から図8を参照して、第1実施形態について説明する。
図1および図2は、第1実施形態の什器を示す斜視図である。
図1および図2に示すように、実施形態の什器1は、可搬性を有し、ホワイトボード等の板状体を掲示可能な掲示装置であって、下部の四隅にキャスター3が設けられたワゴンの一種である。什器1は、床面上を移動可能とされている。什器1は、キャスター3が取り付けられた底板10(底載置部)と、底板10に支持されたフレーム20と、底板10の上方でフレーム20に支持された上段棚板40および中間棚板50と、を備える。
底板10は、上方から見た平面視で、一対の辺が左右方向に延び、かつ残り一対の辺が前後方向に延びる矩形状に形成されている。底板10の長手方向は、左右方向に一致している。底板10の四隅は、平面視で丸みを帯びている。
図3は、図1のIII-III線における断面図である。
図1および図3に示すように、底板10は、底壁部11と、底壁部11の外縁から上方に突出した周壁部12と、底壁部11の上方で周壁部12の内側に配置されたクッション体13と、を備える。底壁部11は、一定の厚さで前後方向および左右方向に延びている。底壁部11の下面の四隅には、キャスター3が取り付けられている。周壁部12は、底壁部11の外縁全体から上方に突出している。クッション体13は、実質的に底板10の上面を形成している。クッション体13は、底壁部11および周壁部12と比較して柔軟に形成されている。例えば、クッション体13は、不織布等の多孔質状の芯材の外表面を不織布シートによって被覆した板材である。ただし、クッション体13の構成材料は上記の例に限定されず、例えばスポンジ等の発泡体や、フェルト等の布材、ナイロン等の高分子材料、ゴム等によってクッション体を形成してもよい。クッション体13は、外縁が周壁部12の内面に沿うように配置される。クッション体13の上面は、周壁部12の上縁よりも下方に位置している。これにより、周壁部12は、クッション体13よりも上方に突出している。
クッション体13の前端縁には、後方に切り欠かれた切欠部14が形成されている。切欠部14は、上方から見て一定の幅で左右方向に延びている。切欠部14は、クッション体13の前端面から上面にわたって開口している。これにより、底板10の上面には、左右方向に延びる溝15が形成されている。溝15は、周壁部12の前部12f(下段位置決め部)の内側面によって前方から画成され、切欠部14によって左右両側、後方および下方から画成されている。なお、切欠部14は、クッション体13を上下方向に貫通していてもよい。
クッション体13の上面の後部には、下方に窪む複数(本実施形態では4個)の凹部16が形成されている。凹部16は、それぞれ上方から見て一定の幅で左右方向に延びている。凹部16は、前後方向に等間隔に配置されている。凹部16の左右方向の長さは、互いに一致している。また、凹部16の左右方向の長さは、切欠部14の左右方向の長さと一致している。なお、凹部16は、クッション体13を上下方向に貫通していてもよい。
底板10は、上段棚板40および中間棚板50よりも前方で、矩形板状のホワイトボード5の下端部を下方から支持可能とされている(図6参照)。ホワイトボード5の下端部は、クッション体13の切欠部14と周壁部12との間の溝15に挿入される。溝15に挿入されたホワイトボード5の下端部は、周壁部12の前部12fの内側面によって前方への変位を規制されて位置決めされる。
図1に示すように、フレーム20は、前部フレーム21と、中間フレーム26と、後部フレーム31と、を備える。前部フレーム21、中間フレーム26および後部フレーム31は、この順で前方から後方に並んでいる。
前部フレーム21は、底板10から上方に延び、左右に並ぶ一対の前部支柱22(支柱)と、一対の前部支柱22の間に掛け渡された前部ハンドル23(ハンドル)と、を備える。前部支柱22は、底板10の切欠部14よりも後方で、底板10の底壁部11からクッション体13を貫通して上方に延びている。一対の前部支柱22は、左右方向から見て互いに一致するように配置されている。前部ハンドル23は、一対の前部支柱22の上端部の間に掛け渡されている。前部ハンドル23は、左右方向に直線状に延びている。一対の前部支柱22および前部ハンドル23は、単一のパイプ材をU字状に曲げ加工することにより形成されて一体化されている。
図3に示すように、前部フレーム21は、一対の前部支柱22の間に掛け渡された一対の横架部材24をさらに備える。横架部材24は、上下方向に間隔をあけて一対設けられている。横架部材24は、前部ハンドル23よりも下方に配置されている。横架部材24は、円筒状に形成されている。ただし横架部材24の横断面形状は特に限定されない。各横架部材24は、左右方向に直線状に延びている。各横架部材24の両端は、前部支柱22に結合している。
図1に示すように、中間フレーム26は、前部フレーム21と同一形状に形成されている。すなわち、中間フレーム26は、前部フレーム21と同様に、一対の中間支柱27と、中間ハンドル28および一対の横架部材29(図3参照)と、を備える。中間支柱27は、前部フレーム21の前部支柱22の後方、かつクッション体13の凹部16よりも前方で、底板10の底壁部11からクッション体13を貫通して上方に延びている。一対の中間支柱27は、左右方向から見て互いに一致するように配置されている。中間フレーム26は、前方から見て前部フレーム21と一致するように配置されている。
後部フレーム31は、中間フレーム26の一対の中間支柱27および中間ハンドル28と同一形状に形成されている。すなわち、後部フレーム31は、一対の後部支柱32と、後部ハンドル33と、を備える。後部支柱32は、中間フレーム26の中間支柱27の後方、かつクッション体13の凹部16よりも後方で、底板10の底壁部11からクッション体13を貫通して上方に延びている。一対の後部支柱32は、左右方向から見て互いに一致するように配置されている。後部フレーム31は、前方から見て中間フレーム26の中間支柱27および中間ハンドル28と一致するように配置されている。
上段棚板40は、前部フレーム21および中間フレーム26に支持されている。上段棚板40は、前部フレーム21の一対の前部支柱22の間、かつ中間フレーム26の一対の中間支柱27の間に配置されている。上段棚板40は、前部フレーム21の上方の横架部材24に載置されることで前部ハンドル23の下方で一対の前部支柱22に支持され、かつ中間フレーム26の上方の横架部材29に載置されることで中間ハンドル28の下方で一対の中間支柱27に支持されている(図3参照)。なお、上段棚板40は、前部フレーム21に対し、前部支柱22および横架部材24の少なくともいずれか一方に結合されていればよい。また、上段棚板40は、中間フレーム26に対し、中間支柱27および横架部材29の少なくともいずれか一方に結合されていればよい。
上段棚板40は、上方から見た平面視で、一対の辺が左右方向に延び、かつ残り一対の辺が前後方向に延びる矩形状に形成されている。上段棚板40の長手方向は、左右方向に一致している。上段棚板40の四隅のうち前部の二隅は、平面視で丸みを帯びている。
上段棚板40は、底壁部41と、底壁部41の外縁から上方に突出した周壁部42と、を備える。底壁部41は、一定の厚さで前後方向および左右方向に延びている。底壁部41は、実質的に上段棚板40の上面を形成している。底壁部41の下面は、横架部材24,29に下方から支持されている。周壁部42は、底壁部41の外縁全体から上方に突出している。周壁部42の右部の外側面には、柔軟な帯状の引手43が取り付けられている。
上段棚板40の底壁部41および周壁部42の一部は、前部フレーム21の前部ハンドル23および前部支柱22よりも前方に突出している。上段棚板40の前端縁40fは、底板10の切欠部14よりも後方に位置している。上段棚板40の後端縁は、底板10の後端縁よりも前方に位置している。これにより、底板10は、上段棚板40よりも前後両側に突出している。上段棚板40の後端縁は、底板10の凹部16よりも前方に位置している。上段棚板40は、中間フレーム26よりも後方に突出しないように設けられている。
上段棚板40は、前部フレーム21よりも前方で、矩形板状のホワイトボード6を下方から支持可能とされている(図5参照)。なお、上段棚板40が支持可能なホワイトボード6は、底板10が支持可能なホワイトボード5と同一形状であってもよいし、異なる形状であってもよい。ホワイトボード6の下端部は、底壁部41の上面に上方から載置された状態で、周壁部42の前部42f(位置決め部)の内側面によって前方への変位を規制されて位置決めされる。
中間棚板50は、前部フレーム21および中間フレーム26に支持されている。中間棚板50は、前部フレーム21の一対の前部支柱22の間、かつ中間フレーム26の一対の中間支柱27の間に配置されている。中間棚板50は、前部フレーム21の下方の横架部材24に載置されることで上段棚板40の下方で一対の前部支柱22に支持され、かつ中間フレーム26の下方の横架部材29に載置されることで上段棚板40の下方で一対の中間支柱27に支持されている(図3参照)。なお、中間棚板50は、前部フレーム21に対し、前部支柱22および横架部材24の少なくともいずれか一方に結合されていればよい。また、中間棚板50は、中間フレーム26に対し、中間支柱27および横架部材29の少なくともいずれか一方に結合されていればよい。
中間棚板50は、上段棚板40と同一形状に形成され、上方から見て上段棚板40と一致している。中間棚板50は、上段棚板40と同様に、底壁部51と、底壁部51の外縁から上方に突出した周壁部52と、を備える。底壁部51は、実質的に中間棚板50の上面を形成している。図3に示すように、中間棚板50の前端縁50fは、左右方向から見て、上段棚板40の前端縁40fおよび底板10の周壁部12の前部12fを通る仮想直線Lよりも後方に位置している。
図2に示すように、什器1は、保持部60をさらに備える。保持部60は、上段棚板40および中間棚板50の後方において、底板10上で垂直に起立したホワイトボード7を前後方向から挟んで保持する(図8参照)。保持部60が保持可能なホワイトボード7については後述する。保持部60は、底板10よりも上方に配置されている。保持部60は、左右方向に離間して一対設けられている。各保持部60は、中間フレーム26の中間支柱27および後部フレーム31の後部支柱32に支持されている。一対の保持部60は、高さ違いで配置されている。図示の例では、一方(右方)の保持部60は、中間棚板50よりも上方に配置され、他方(左方)の保持部60は、中間棚板50よりも下方に配置されている。
図4は、第1実施形態の什器を示す平面図である。
図2および図4に示すように、保持部60は、中間フレーム26の中間支柱27と後部フレーム31の後部支柱32との間に掛け渡された懸架部61と、懸架部61から左右方向の内側に突出した突出部62と、を備える。突出部62は、一定の厚さで前後方向に延びている。突出部62は、前後方向に延びる基部63と、基部63から前後方向に間隔をあけて左右方向の内側に突出した規制部64と、を備える。規制部64は、前後方向に等間隔で配置されている。これにより、突出部62の左右方向内側を向く端面には、前後方向に等間隔で凹部65が形成されている。凹部65は、上方から見て底板10の凹部16の端部と略一致している。
第1実施形態の什器1の作用について説明する。
図5は、第1実施形態の什器が第1掲示方法でホワイトボードを掲示した状態を示す斜視図である。図6は、第1実施形態の什器が第2掲示方法でホワイトボードを掲示した状態を示す斜視図である。図7は、第1実施形態の什器が第1掲示方法および第2掲示方法でホワイトボードを掲示した状態を示す側面図である。
図5から図7に示すように、什器1は、ホワイトボード5,6を掲示可能とされている。什器は、2種類の掲示方法でホワイトボード5,6を掲示できる。
図5および図7に示すように、第1掲示方法では、上段棚板40によって下方から支持されたホワイトボード6を掲示する。第1掲示方法では、ホワイトボード6の下端部を周壁部42の前部42fによって位置決めした状態で、ホワイトボード6を前部フレーム21の前部ハンドル23に立て掛ける。この際、ホワイトボード6は、表示面が前上方を向くように傾斜した状態となる。なお、ホワイトボード6を前部フレーム21の前部ハンドル23に立て掛けた状態でホワイトボード6を掲示可能とするため、上段棚板40のうち前部ハンドル23よりも前方の部分の上方の空間には、什器1の構成部材は存在しない。これにより、第1掲示方法で立て掛けられたホワイトボード6は、表示部を什器1の構成部材によって遮られないので、表示部を周囲に視認可能とした掲示状態となる。
図6および図7に示すように、第2掲示方法では、底板10によって下方から支持されたホワイトボード5を掲示する。第2掲示方法では、ホワイトボード5の下端部を周壁部12の前部12fによって位置決めした状態で、ホワイトボード5を上段棚板40の前端縁40fに立て掛ける。この際、ホワイトボード5は、表示面が前上方を向くように傾斜した状態となる。また、中間棚板50の前端縁50fは、ホワイトボード5の裏面に対して後方に間隔をあけて位置している。なお、ホワイトボード5は、第1掲示方法で掲示可能なホワイトボード6と同一形状であってもよい。なお、ホワイトボード5を上段棚板40の前端縁40fに立て掛けた状態でホワイトボード5を掲示可能とするため、底板10のうち上段棚板40よりも前方の部分の上方の空間には、什器1の構成部材は存在しない。これにより、第2掲示方法で立て掛けられたホワイトボード7は、表示部を什器1の構成部材によって遮られないので、表示部を周囲に視認可能とした掲示状態となる。
図8は、第1実施形態の什器がホワイトボードを保持した状態を示す斜視図である。
図8に示すように、什器1は、中間フレーム26および後部フレーム31の間にホワイトボード7を収容可能に形成されている。収容されたホワイトボード7の下端部は、底板10の凹部16に1つずつ挿入されて位置決めされる。収容されたホワイトボード7の左右両側部は、保持部60の凹部65に挿入されて、規制部64によって前後方向から挟まれる。これにより、ホワイトボード7は、垂直に起立した状態で保持部60に保持される。
なお、保持部60に保持されるホワイトボード7は、第1掲示方法または第2掲示方法によって掲示可能であることが望ましいが、第1掲示方法または第2掲示方法によって掲示可能なホワイトボード6,5は、必ずしも保持部60で保持可能なホワイトボード7でなくてもいい。上方から見た場合、上段棚板40の周壁部42の前部42fと前部フレーム21の前部ハンドル23との間隔、および上段棚板40の周壁部42の前部42fと底板10の周壁部12の前部12fとの間隔は、それぞれ保持部60の規制部64の間隔よりも広ければ、保持部60で保持可能なホワイトボード7を立て掛けることができる。
以上に説明したように、本実施形態の什器1は、前部ハンドル23の下方で前部支柱22の間に支持され、前部ハンドル23よりも前方に突出した上段棚板40を備える。上段棚板40は、前部ハンドル23よりも前方に、ホワイトボード6の下端部を位置決めする周壁部42の前部42fを有する。前部ハンドル23は、上段棚板40の周壁部42の前部42fに位置決めされたホワイトボード6を立て掛けて掲示可能に形成されている。この構成によれば、前部フレーム21の前部支柱22を上段棚板40よりも上方に延長するように形成して前部支柱22間に前部ハンドル23を掛け渡すことで、ホワイトボードを立て掛けるための別部材を設けることなく、上段棚板40および前部ハンドル23によってホワイトボード6を掲示可能とすることができる。よって、ホワイトボードを掲示可能な可搬式の什器1において、意匠性の向上および低コスト化を図ることができる。
さらに、底板10は、上段棚板40よりも前方に、ホワイトボード5の下端部を位置決めする周壁部12の前部12fを有する。上段棚板40の前端縁40fは、底板10の周壁部12の前部12fに位置決めされたホワイトボード5を立て掛けて掲示可能に形成されている。この構成によれば、上段棚板40によって位置決めしたホワイトボード6を掲示できるだけでなく、底板10によって位置決めしたホワイトボード5を掲示することが可能となる。よって、複数種類の掲示方法によりホワイトボードを掲示可能な什器1を提供できる。
また、什器1は、上段棚板40の下方で前部フレーム21の一対の前部支柱22の間に支持された中間棚板50をさらに備える。中間棚板50の前端縁50fは、左右方向から見て上段棚板40の前端縁40fおよび底板10の周壁部12の前部12fを通る仮想直線Lよりも後方に位置する。この構成によれば、底板10の周壁部12の前部12fによって位置決めされたホワイトボード5は、左右方向から見て仮想直線Lに沿った状態で上段棚板40の前端縁40fに立て掛けられるので、中間棚板50の前端縁50fを仮想直線Lよりも後方に配置することで、中間棚板50に干渉されることなくホワイトボード5を掲示できる。したがって、掲示状態のホワイトボード5をより高い位置で後方から支持して安定性を向上させることができる。
また、什器1は、左右方向に延在する溝15の側面でホワイトボード5の下端部を位置決めする。この構成によれば、ホワイトボード5の下端部を溝15に挿入することで、立て掛けられたホワイトボード5の安定性を向上させることができる。また、溝15の端部によってホワイトボード5の左右方向の変位を規制して位置決めすることができる。
什器1は、上段棚板40の後方において底板10上で垂直に起立したホワイトボード7を前後方向から挟んで保持可能な保持部60をさらに備える。この構成によれば、什器1は、ホワイトボード7を垂直に起立させて保管できる。よって、ホワイトボードの掲示、および上段棚板40によるホワイトボードの使用に必要な物品の保持のみならず、ホワイトボードの保管も可能な什器1を提供できる。
さらに、保持部60は、ホワイトボード7の左右両側部を保持する。このため、保持部に保持されたホワイトボード7の左右方向の位置ずれを抑制できる。したがって、保管されたホワイトボード7の安定性を向上させることができる。
また、左方の保持部60は、右方の保持部60よりも下方に配置されている。これにより、保管するホワイトボード7を中間フレーム26および後部フレーム31の間に側方から挿入できるとともに、保管されたホワイトボード7を高く持ち上げることなく取り出すことができる。
[第2実施形態]
図9および図10を参照して、第2実施形態について説明する。第2実施形態は、棚板の後方で垂直に起立したホワイトボードを保持可能な構造を有していない点で、第1実施形態とは異なる。なお、以下で説明する以外の構成は、第1実施形態と同様である。
図9は、第2実施形態の什器を示す斜視図である。
図9に示すように、什器101は、キャスター3が取り付けられた底板110(底載置部)と、底板110に支持されたフレーム120と、底板110の上方でフレーム120に支持された上段棚板140および中間棚板150と、を備える。
底板110は、第1実施形態のクッション体13に代えて、底壁部11の上方で周壁部12の内側に配置されたクッション体113を備える。クッション体113は、実質的に底板10の上面を形成している。クッション体113の前端縁には、切欠部14が形成されている。これにより、底板110の上面には、左右方向に延びる溝15が形成されている。また、クッション体113の上面には、凹部116が形成されている。凹部116は、平面視矩形状に形成され、クッション体113の前端縁および後端縁に対して前後方向に離間しているとともに、クッション体113の左端面に開口するように形成されている。
フレーム120は、前部フレーム21および後部フレーム131を有する。前部フレーム21は、底板110の凹部116よりも前方に位置している。後部フレーム131は、前部フレーム21と同一形状に形成されている。すなわち、後部フレーム131は、前部フレーム21と同様に、一対の後部支柱132と、後部ハンドル133および一対の横架部材134と、を備える。後部支柱132は、前部フレーム21の前部支柱22の後方、かつクッション体113の凹部116よりも後方で、底板110の底壁部11からクッション体113を貫通して上方に延びている。一対の前部支柱22は、左右方向から見て互いに一致するように配置されている。後部フレーム131は、前方から見て前部フレーム21と一致するように配置されている。
上段棚板140は、前部フレーム21および後部フレーム131に支持されている。上段棚板140は、前部フレーム21の一対の前部支柱22の間、かつ後部フレーム131の一対の後部支柱132の間に配置されている。上段棚板140は、前部フレーム21の上方の横架部材24に載置されることで前部ハンドル23の下方で一対の前部支柱22に支持され、かつ後部フレーム131の上方の横架部材134に載置されることで後部ハンドル133の下方で一対の後部支柱132に支持されている。上段棚板140は、底壁部41と、周壁部42と、を備える。上段棚板140は、第1実施形態と同様に、前部フレーム21の前部ハンドル23および前部支柱22よりも前方に突出し、前部フレーム21よりも前方で、矩形板状のホワイトボード6を下方から支持可能とされている。上段棚板140の前端縁140fは、底板10の切欠部14よりも後方に位置している。これにより、底板10は、上段棚板140よりも前方に突出している。上段棚板140の後端縁は、底板10の後端縁に重なっている。
中間棚板150は、上段棚板140を左右方向に縮小した形状に形成されている。中間棚板150は、前部フレーム21および後部フレーム131に支持されている。中間棚板150は、前部フレーム21の一対の前部支柱22の間、かつ後部フレーム131の一対の後部支柱132の間に配置されている。中間棚板150は、上方から見て左端縁が上段棚板140の左端縁に一致するように、一対の前部支柱22の間、および一対の後部支柱132の間で左側に寄せて配置されている。中間棚板150は、前部フレーム21の下方の横架部材24に載置されることで上段棚板140の下方で一対の前部支柱22に支持され、かつ後部フレーム131の下方の横架部材134に載置されることで上段棚板140の下方で一対の後部支柱132に支持されている。
中間棚板150は、上段棚板140と同様に、底壁部151と、底壁部151の外縁から上方に突出した周壁部152と、を備える。底壁部151は、実質的に中間棚板150の上面を形成している。中間棚板150の前端縁150fは、左右方向から見て、上段棚板140の前端縁140fおよび底板110の周壁部12の前部12fを通る仮想直線よりも後方に位置している。
第2実施形態の什器101の作用について説明する。
図10は、第2実施形態の什器が第1掲示方法および第2掲示方法でホワイトボードを掲示した状態を示す側面図である。
図10に示すように、什器101は、ホワイトボード5,6を掲示可能とされている。什器は、2種類の掲示方法でホワイトボード5,6を掲示できる。
第1掲示方法では、上段棚板140によって下方から支持されたホワイトボード6を掲示する。第1掲示方法では、ホワイトボード6の下端部を周壁部42の前部42fによって位置決めした状態で、ホワイトボード6を前部フレーム21の前部ハンドル23に立て掛ける。この際、ホワイトボード6は、表示面が前上方を向くように傾斜した状態となる。
第2掲示方法では、底板110によって下方から支持されたホワイトボード5を掲示する。第2掲示方法では、ホワイトボード5の下端部を周壁部12の前部12fによって位置決めした状態で、ホワイトボード5を上段棚板140の前端縁140fに立て掛ける。この際、ホワイトボード5は、表示面が前上方を向くように傾斜した状態となる。
以上に説明した本実施形態の什器101によれば、第1実施形態の什器1と同様の作用効果を奏することができる。
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、上記実施形態では、什器1,101は底板10,110にキャスター3が取り付けられたワゴンとされ、ユーザーはハンドル23,28,33を把持して什器1,101を走行させることができる。しかし、本発明の什器はハンドルを把持して持ち上げることで搬送可能な棚装置であってもよい。
また、上記実施形態では、第2掲示方法によってホワイトボードを上段棚板の前端縁に立て掛け可能とされているが、前部支柱22を上方に延長して前部ハンドル23を左右方向から見て仮想直線Lよりも上方に配置することにより、ホワイトボードを前部ハンドル23に立て掛け可能としてもよい。
また、上記実施形態の什器1,101の掲示対象物はホワイトボードに限定されない。掲示対象物は、表示部を有する板状体であればよく、例えば黒板や、有機ELディスプレイ等の薄型表示装置等であってもよい。
また、上記実施形態では、上段棚板40,140の上面が底壁部41によって構成されているが、底板10,110と同様に、底壁部41の上方にクッション体を配置してもよい。さらに、クッション体の前端縁に切欠を設けて、上段棚板の上面に左右方向に延在する溝を形成して、溝にホワイトボード6の下端部を挿入可能としてもよい。
また、上記実施形態では、底板10上で垂直に起立したホワイトボード7を保持部60によって前後方向から挟んで保持可能とされているが、ホワイトボードの保持形態はこれに限定されない。例えば、中間フレームおよび後部フレームの間隔をホワイトボード1枚分に設定し、中間フレームおよび後部フレームによって垂直に起立したホワイトボードを前後方向から挟んで保持可能とされていてもよい。
また、上記実施形態では、什器1,101は上段棚板40,140の下方に中間棚板50,150を1段備えているが、中間棚板は設けられていなくてもよいし、2段以上の中間棚板が設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、什器1,101の底載置部として底板10,110が設けられているが、底載置部は板状に形成されていなくてもよく、例えば枠状に形成されて物品を上方から載置可能とされたものであればよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、上述した各実施形態を適宜組み合わせてもよい。
1,101…什器 10,110…底板(底載置部) 12f…周壁部の前部(下段位置決め部) 15…溝 22…前部支柱(支柱) 23…前部ハンドル(ハンドル) 40,140…上段棚板(棚板) 40f,140f…上段棚板の前端縁(前縁) 42f…周壁部の前部(位置決め部) 50,150…中間棚板 50f,150f…中間棚板の前端縁(前端) 60…保持部 L…仮想直線

Claims (6)

  1. 底載置部と、
    前記底載置部から上方に延び、左右に並ぶ一対の支柱と、
    前記一対の支柱の間に掛け渡されたハンドルと、
    前記ハンドルの下方で前記一対の支柱の間に支持され、前記ハンドルよりも前方に突出した棚板と、
    を備え、
    前記棚板は、前記ハンドルより前方に、表示部を有する板状体の下端部を位置決めする位置決め部を有し、
    前記ハンドルは、前記位置決め部に位置決めされた前記板状体を立て掛けて掲示可能に形成されている、
    什器。
  2. 前記底載置部は、前記棚板よりも前方に、前記板状体、または表示部を有する他の板状体の下端部を位置決めする下段位置決め部を有し、
    前記棚板の前端、または前記ハンドルは、前記下段位置決め部に位置決めされた前記板状体または前記他の板状体を立て掛けて掲示可能に形成されている、
    請求項1に記載の什器。
  3. 前記棚板の下方で前記一対の支柱の間に支持された中間棚板をさらに備え、
    前記中間棚板の前端は、左右方向から見て前記棚板の前端および前記下段位置決め部を通る仮想直線よりも後方に位置する、
    請求項2に記載の什器。
  4. 前記位置決め部および前記下段位置決め部のうち少なくともいずれか一方は、左右方向に延在する溝の側面である、
    請求項2または請求項3に記載の什器。
  5. 前記棚板の後方において前記底載置部上で垂直に起立した板状体を前後方向から挟んで保持可能な保持部をさらに備える請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の什器。
  6. 前記保持部は、前記板状体の左右両側部を保持する、
    請求項5に記載の什器。
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