JP4480133B2 - 収納装置 - Google Patents

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Description

本発明は、居室内或いは収納庫内に架設される棚板などの収納装置において、使用される支柱及び支柱間に架設される棚板を支持する棚受け部材からなる収納装置に関するものである。
従来、収納庫や居室内の収納空間に棚板などを架設する場合、長さ方向の適当間隔おきに取付孔が穿設された支柱と、該支柱の取付孔を使用して任意の高さの一側面に取り付けられる嵌合部材を有する棚受けと、該棚受けに載置固定される棚板とから構成される装置である。このうち、支柱の固定方法に関しては、天井面と床面とに支柱を展張して固定する方法、壁面と床面とを併用して固定する方法、壁面に固定する方法などがあり、各種の提案がなされている。天井面と床面とに支柱を展張して固定する方法(例えば特許文献1参照)は、固定位置の自由性という点で優れているものの、支柱寸法が長大となることによる安定性の低下並びに床面固定部分は、固定部分付近の物品移動に支障を来たし、誤って衝突した場合には固定部分の移動による収納ラック本体の損傷や設置状態の歪みが発生したり、使用者の転倒事故の原因となる可能性とともに、固定部分近辺の床面清掃の困難さを生じやすかった。
特開2000−316656号公報
また、壁面と床面とを併用して固定する方法(例えば特許文献2参照)は、支柱を壁面から離して固定できることで棚受け板の前後方向中央位置を支えることとなり、支柱及び棚受け板への荷重バランスを良好に保つことが出来る反面、壁面及び床面双方への固定作業が必要となることで支柱の垂直状態での設置の難度が高く、設置位置の歪み等による棚板の水平性を損ない易いものであり、しかも挿通穴(棚受け板の取付孔)が棚受け板の引っ掛け片を挿通係合する為の上部長穴と傾斜した下部長穴との連続形成されたものであるため、強度不足によって発生する変形による係合不良が発生しやすく、また長穴部分は係合位置の不安定さを引き起こし易いので、同じく棚板の水平性を損ない易いものであった。また床面固定部分は、固定部分付近の物品移動に支障を来たし、誤って衝突した場合には固定部分の移動による収納ラック本体の損傷や設置状態の歪みが発生したり、使用者の転倒事故の原因となる可能性とともに、固定部分近辺の床面清掃の不便さを生じやすかった。
特開2003−235652号公報
一方、支柱を壁面への取り付ける固定方法は、支柱の垂直状態での設置が容易で、かつ壁面のみへの固定である点で作業性に優れており、支柱が長大とならずかつ壁面に密着している点で支持装置全体の安定性にも優れている。また床面に固定部分が無いため、床面清掃や床面での物品の移動等にも支障を生じることが無い。しかしながら、壁面への支柱の直接固定では、支柱の表面部分に固定部品が露出する場合があり、外観意匠性を損なうばかりでなく、固定ネジの緩み発生等によって固定ネジ頭部が突出した際、誤って身体部位や衣服を損傷したりする危険性も考えられた。また、支柱へ取り付けられる棚受け部は、壁面から正面に向けての片持ちばりとなるので、棚板並びに棚受け部自体の水平性維持の困難性と、支柱に穿設された取付孔並びに棚受け部の強度不足の発生という欠点が考えられた。
そこで、本発明の目的は、上記問題を解決するため、壁面に固定される支柱と該支柱間に架設される棚板を支持する棚受け部材からなる収納装置であって、支柱を構成する型材の新規な構造によって、支柱の垂直状態での設置が容易で、かつ壁面のみへの固定である点で作業性に優れ、支柱が長大とならずかつ壁面に密着している点で支持装置全体の安定性にも優れているばかりでなく、支柱表面への固定部品の露出を無くし、外観意匠性を損なわず、かつ身体部位や衣服の損傷の危険性を無くすとともに、支柱に穿設された取付孔の強度を保ち、また棚受け部材の新規な構造によって、棚受け部材の強度を保持するとともに、棚板並びに棚受け部材の水平性を維持する収納装置を提供するものである。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、少なくとも2本の支柱と、該支柱の対向する側面にそれぞれ取り付けられる棚受け部材と、該棚受け部材間に取り付けられ懸架する棚板とで構成される収納装置において、前記支柱が、断面が上辺の開放した中空凸字状をなす型材と同じく断面が中空凸字状をなす型材とからなり、前記断面が上辺の開放した中空凸字状をなす型材の上辺開放側凸部平行面に前記断面が中空凸字状をなす型材の凸部平行面を内接嵌合することにより断面外形が両側面に凹溝部を有する略角柱状に形成され、かつ、前記凹溝部の天地方向に間隔を隔てて複数の取付孔が穿設されると共に、前記両側面に直交する少なくとも一方の端面には天地方向に適当間隔を隔てて複数の壁面固定孔が穿設されてなり、前記棚受け部材が、それぞれ縦片と横片とで断面略L字状に形成される棚受け部と、前記支柱側面の凹溝部に嵌挿され前記支柱の凹溝部に当接する面の上下両端近傍に前記取付孔に係合する係合突起を突設した垂直支持部と前記棚受け部横片を保持する水平支持部とで断面略L字状に形成される支持材とからなり、前記支持材が前記棚受け部の断面に直交する長さ方向の一方の端部近傍に重合固着されてなることを特徴とする収納装置である。
上記請求項1記載の発明は、棚受け部材を構成する垂直支持部が支柱の凹溝部に嵌挿されるとともに、垂直支持部の支柱凹溝部当接面の上下両端近傍に突設された係合突起が支柱凹溝部の天地方向に間隔を隔てて穿設された取付孔に係合されるので、棚受け部材は支柱に対し安定して取り付けられ、懸架される棚板の水平性を維持するものである。また、支柱は、断面が上辺の開放した中空凸字状をなす型材の下辺を形成する面の天地方向に適当間隔を隔てて穿設された複数の壁面固定孔に型材内面から貫通させる壁面固定用ネジなどによって壁面に固定されるので、固定用ネジの頭部が支柱の表面に露出することがなく、さらに断面が上辺の開放した中空凸字状をなす型材の上辺開放側凸部平行面に断面が中空凸字状をなす型材の凸部平行面が内接嵌合することにより両側面に凹溝部を有する略角柱状に組み合わされた構成されるので、前記固定用ネジ頭部は支柱内部に埋設されることとなる。
また請求項2記載の発明は、前記支柱の凹溝部の天地方向に間隔を隔てて穿設された取付孔がそれぞれ略円形に形成され、前記垂直支持部に突設された係合突起が前記取付孔に嵌合する略円柱状に形成されるとともに、前記複数の取付孔が前記係合突起の上下両端近傍間の間隔に等しい間隔で穿設されていることを特徴とする請求項1記載の収納装置であって、支持材の垂直支持部上下両端近傍二箇所に突設された略円柱状の係合突起が、支柱に穿設された円形の取付孔に係合することで、取付孔の強度を保ちながら、さらに取り付け位置が安定するとともに懸架される棚板の水平性が維持される。
また請求項3記載の発明は、前記支柱を構成する、断面が上辺の開放した中空凸字状をなす型材の開放側凸部平行面の厚さが、他の面よりやや厚みを増して形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の収納装置であって、断面が上辺の開放した中空凸字状をなす型材の開放側凸部平行面の厚さを増して形成することで取付孔が深くなり、棚受け部材の係合突起の係合がより安定するとともに、取付孔の穿設による強度低下を補って耐荷重性を維持する。
本発明の収納装置は、支柱が壁面に取り付けられ固定されるので、支柱の垂直状態での設置が容易で、壁面のみへの固定である点で作業性に優れている。また天井面や床面に固定する方法に比して支柱が長大とならず、壁面に密着しているので収納装置全体の安定性にも優れている。さらに床面に固定部分が無いので、収納装置近辺の床面での物品の移動等にも支障を生じることが無く、物品や使用者の衝突によって生じる固定部分の移動が起こらないので収納ラック本体の損傷や設置状態の歪みも生じず、転倒事故の発生も防ぐことが出来る。また固定部分近辺の床面清掃の不便さを生じることがない。
壁面に取り付けられる支柱が、断面が上辺の開放した中空凸字状をなす型材と同じく断面が中空凸字状をなす型材とで構成され、前記断面が上辺の開放した中空凸字状をなす型材の底側面に穿設された複数の壁面固定孔を型材内面から貫通させた壁面固定用ネジなどによって壁面に固定されるので、固定用ネジの頭部が支柱の表面に露出することがなく、外観意匠性を損なうことがないという効果が得られ、さらに断面が上辺の開放した中空凸字状をなす型材の開放側凸部平行面に断面が中空凸字状をなす型材の凸部平行面が内接嵌合することにより断面外形が両側面に凹溝部を有する略角柱状に組み合わされて構成されるので、前記固定用ネジ頭部は支柱の内部に埋設されることとなり、外観意匠性を保持するとともに固定ネジの緩み発生等によって固定ネジ頭部が突出した際、誤って身体部位や衣服を損傷したりする危険性を無くす効果が得られる。
棚受け部材は、縦片と横片とで断面略L字状に形成される棚受け部に、垂直支持部と水平支持部とで断面略L字状に形成される支持材が棚受け部の断面に直交する長さ方向の一方の端部近傍に重合固着されることによって、棚板を保持固定する棚受け部横片と、支柱側面凹溝部に嵌挿される支持材の垂直支持部とで形成される直角が安定しており、かつ垂直支持部の上下両端近傍に突設された二箇所の略円柱状の係合突起が、支柱に穿設された略円形の取付孔に係合するので、取り付け位置が安定するとともに懸架される棚板の水平性が維持される効果を有する。また取付孔は略円形に穿設されているために、変形が生じにくく係合不良が発生し難いという利点を有するものである。
上記の本発明について、図面等を用いて以下に詳述する。図1(a)は本発明に係る収納装置の実施形態の支柱構成と壁面への取り付け状態を示す一部切欠分解斜視図(壁面部断面)。(b)は同じく一部切欠平面図(壁面部断面)。図2(a)は同じく実施形態の支柱の組み合わせ状態を示す断面図。(b)は同じく一部切欠斜視図。図3(a)は同じく実施形態の棚受け部材のうち、支持材の斜視図。(b)は同じく実施形態の棚受け部材のうち、棚受け部の一部切欠斜視図。図4(a)は同じく実施形態の対向する棚受け部材を示す一部切欠斜視図。(b)は同じく実施形態の一方の棚受け部材の左側面図。(c)は同じく背面方向から見た断面図。(d)は同じく一部切欠右側面図。図5(a)は同じく実施形態の棚板と棚受け部材との関係を説明する一部切欠正面図。(b)は同じく一部切欠平面図。図6(a)は同じく実施形態の棚板と棚受け部材と支柱との関係を説明する一部切欠平面図。(b)は同じく棚板中央部方向から見た一部切欠左側面図。図7(a)は同じく実施形態の支柱へのキャップの取り付け状態を示す一部切欠分解斜視図。(b)は同じく一部切欠斜視図。図8(a)は同じく実施形態の具体的な組み付け例を示す正面図。(b)は同じく側面図である。
図2(a)及び(b)に示す支柱1は、アルミニウム等の金属で形成される二種類の型材すなわち断面が上辺の開放した中空凸字状をなす型材1aと同じく断面が中空凸字状をなす型材1bとからなり、前記断面が上辺の開放した中空凸字状をなす型材1aの開放側凸部平行面13、13に前記断面が中空凸字状をなす型材1bの凸部平行面15、15を内接嵌合することにより、断面外形が両側面に凹溝部2、2を有する略角柱状に組み合わされるものであって、前記断面が上辺の開放した中空凸字状をなす型材1aの底辺側面10の幅方向略中央には、型材の長さ方向にわたって複数個の壁面固定孔Aが穿設され、同じく開放側凸部平行面13、13には、型材の長さ方向にわたって複数個の取付孔Bが穿設されている。前記壁面固定孔Aは型材の長さ方向両端近傍および型材の長さによって安定的固定のために中間部に適宜複数個が穿設されることが望ましい。また前記取付孔Bは後述する棚受け部材3および4に突設される上下二つの係合突起32、32が係合されるものであるが、前記上下二つの係合突起32、32間の間隔で、型材の長さ方向にわたって複数個が穿設されるものである。前記取付孔Bの深さは前記係合突起32、32の係合度合いに係り、前記開放側凸部平行面13、13の厚みにより変化するもので、実施形態のように型材の他の各面よりやや厚みを増して形成することもできる。
図1(a)は、前記支柱1の壁面201への取り付け状態を示す一部切欠分解斜視図(壁面部断面)で、壁面201に長手方向を垂直にして断面が上辺の開放した中空凸字状をなす型材1aの底辺側面10を当接し、図1(b)の平面図に示すように型材内面より壁面固定ネジ101を壁面固定孔Aに貫通させ壁面201に螺入して取り付け固定する。次に断面が中空凸字状をなす型材1bの凸部平行面15、15を断面が上辺の開放した中空凸字状をなす型材1aの開放側凸部平行面13、13に嵌挿し内接嵌合するとともに、図示しないがビス等によって型材同士の固着を行い支柱1の取り付けを完了する。これによって支柱1は図2(a)及び(b)に示すように、断面外形が両側面に凹溝部2、2を有する略角柱状に形成されるとともに、同一壁面201の相等しい高さで所定の横幅を隔てた位置に長手方向を垂直にして取り付けられた別の支柱1とは、双方の凹溝部2を有する側面すなわち前述の断面が上辺の開放した中空凸字状をなす型材1aの開放側凸部平行面13に穿設された複数個の取付孔Bが対向する状態(図示せず)となる。
図3(a)は、実施形態の棚受け部材を構成する支持材3aの斜視図で、アルミニウム等の金属を切削加工して、上下両端近傍外向きに係合突起32、32が突設された垂直支持部30と水平支持部31とで断面略L字状に形成された支持材3aで、前記垂直支持部30の幅方向略中心線上には後述の棚受け部縦片33に当接する位置で垂直方向に適当な間隔をおいて垂直支持部固定ネジ孔C、Cがそれぞれ穿設されるとともに、前記水平支持部31の幅方向略中心線上には後述の棚受け部横片34に当接する位置で水平支持部固定ネジ孔Dが穿設されている。前記垂直支持部30は前述の支柱1側面の凹溝部2に嵌挿される幅と前記凹溝部2の深さに略等しい厚みとを有し、後述の棚受け部縦片33の高さよりやや長い長さを有する角柱状で、前記水平支持部31は前記垂直支持部30の厚みと略等しい厚みと後述の棚受け部横片34の幅に略等しい奥行き幅を有し、該奥行き幅に略倍する長さを有する平板状に形成される。
図3(b)は、実施形態の棚受け部材を構成する棚受け部3bの一部切欠斜視図で、金属板の折り曲げ等板金加工によって、縦片33と横片34とで断面略L字状に形成されるもので、前記縦片33の長さ方向一方の端部近傍には皿状の縦片固定孔E、Eが、前記横片34の長さ方向一方の端部近傍には皿状の横片固定孔Fが、それぞれ前述の支持材3aに穿設された垂直支持部固定ネジ孔C、C及び水平支持部固定ネジ孔Dに対応する位置に穿設されている。別に前記横片34の長さ方向両端より内側の所定位置にそれぞれ棚板固定孔G、Gが穿設されている。
図4(a)は、実施形態の対向する棚受け部材を示す一部切欠斜視図。(b)は同じく実施形態の一方の棚受け部材の左側面図。(c)は同じく背面方向から見た断面図。(d)は同じく一部切欠右側面図で、それぞれ前述の棚受け部3bに支持材3aを取り付けて棚受け部材3を構成する状態を示すとともに、棚受け部材3に対向して支柱1に取り付けられる棚受け部材4の構成を説明するものである。図4(a)乃至(d)に示すように、棚受け部3bの断面に直交する長さ方向の一方の端部近傍の所定位置に外側から支持材3aを当接重合し、棚受け部3b側からそれぞれ縦片固定孔E、Eおよび横片固定孔Fを貫通させて垂直支持部固定ネジ102、102および水平支持部固定ネジ103を支持材3aにそれぞれ穿設された垂直固定ネジ孔C、Cおよび水平固定ネジ孔Dに螺入させて棚受け部材3の組み立て固定を完了するもので、図4(a)に示すように、棚受け部材3に対向して支柱1に取り付けられる棚受け部材4は、棚受け方向が反転するため支持材3aの取り付け位置を反転した棚受け部すなわち縦片固定孔E、Eおよび横片固定孔Fの穿設位置を反転したものを用いるものである。尚、図4(a)及び(c)に示すように、前記固定には所定の長さの皿状ビスを用いるので、棚受け部のL字状内面及び支持材のL字状外面には、ビスの突出は生じない。
図5(a)は実施形態の棚板と棚受け部材との関係を説明する一部切欠正面図。(b)は一部切欠平面図で、図5(a)および(b)に示す棚板5は、天然木材、合板材、構造材等を切断その他の加工を施してなる所定の幅と前述の棚受け部材の長さの奥行き幅を持つ板材であって、棚板5裏面の幅方向両端部近傍で奥行き幅方向両端より内側にはそれぞれ棚受け部材との接合のためにナット穴41、41、41、41が穿設されてなり、対向する棚受け部材間に当接載置された後、それぞれ棚受け部材の横片34側から貫通される固定ネジ等によって棚受け部材と固定されるものである。尚、棚板5は図8(a)及び(b)に示すように、その奥行き幅の大きい棚板7としても良い。
図6(a)は実施形態の棚板と棚受け部材と支柱との関係を説明する一部切欠平面図。(b)は棚板中央部方向から見た一部切欠左側面図で、図6(a)及び(b)に示すように、所定の幅間隔を隔てて壁面に取り付けられ(図示せず)側面の対向する支柱1、1のそれぞれの凹溝部2、2に、棚受け部材3、4のそれぞれの垂直支持部30が嵌挿されるとともに、同じ高さの所定位置の取付孔B、Bに係合突起32、32が係合され、棚板5が当接載置された後、前述のように固定ネジ等によって棚受け部材3、4と固定されて棚板の取付が完了する。
図7(a)は実施形態の支柱へのキャップの取り付け状態を示す一部切欠分解斜視図。(b)は同じく一部切欠斜視図で、キャップ6は支柱1の長手方向両端部に取り付けられる化粧材であって、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ABS樹脂その他の熱可塑性合成樹脂を、射出成型等の成型方法を用いて形成される成型品或いは金属・木材等の切削加工によって形成されるもので、壁面に当接する背面壁66、側面壁67、67、傾斜正面壁61及び頂面壁68と底面の支柱端面当接部62で構成される側断面直角台形の変形角柱と、前記底面の支柱端面当接部62から支柱1の中空部に差し込まれるロ字状差込63、凸字状差込64及び支柱1の側面凹溝部2、2に外嵌当接する傾斜突起65、65を立設したものである。取り付けにあたっては、壁面に固定され組み立てられた支柱1の長手方向両端部より前記ロ字状差込63、凸字状差込64を支柱1の中空部に差し込むとともに、前記傾斜突起65、65を支柱1の側面凹溝部2、2に外嵌当接し、前記支柱端面当接部62を支柱1の端面に当接して完了する。キャップ6が支柱1の長手方向両端部に取り付けられることにより、支柱を構成する型材端部の鋭利な角部によって身体部位を傷つけることを無くすとともに、外観意匠性を良好なものとすることが出来る。
尚、キャップ6の形状は実施形態に限定されるものでは無く、支柱1の両端部をカバーするとともに、容易に外れない固定構造を選択できる。
図8(a)は実施形態の具体的な組み付け例を示す正面図。(b)は同じく側面図で、本発明の収納装置に係る支柱1、棚受け部材3、棚板5等を用いた、収納空間における施工状態の具体例であって、図8(a)および(b)に示すように、壁面201に適当な間隔を隔て床面202よりやや高い位置に垂直に取り付けられた4本の支柱1と、それぞれの対向する支柱1の側面に棚受け部材3と該棚受け部材3間に載置固定され懸架した棚板5が三列で上から四段の棚を構成しており、正面右側下部の支柱1間には奥行き幅の大きい棚板7を棚受け部材3間に載置固定し懸架するとともに前記棚板7の正面側両端部底面にそれぞれ支持脚8、8を取り付けてライティングデスクを構成し、正面左側下部の支柱1間にもやや低い位置にも奥行き幅の大きい棚板7を棚受け部材3間に載置固定し懸架するとともに前記棚板7の正面側両端部底面にそれぞれ支持脚8、8を取り付けてパソコンデスクを構成したものである。尚、正面中央の支柱1間下部に収納されているのは移動型のローチェスト302である。
(a)本発明の実施形態の支柱構成と壁面への取り付け状態を示す一部切欠分解斜視図(壁面部断面)である。 (b)同じく一部切欠平面図(壁面部断面)である。 (a)同じく実施形態の支柱の組み合わせ状態を示す断面図である。 (b)同じく一部切欠斜視図である。 (a)同じく実施形態の棚受け部材のうち、支持材の斜視図である。 (b)同じく実施形態の棚受け部材のうち、棚受け部の一部切欠斜視図である。 (a)同じく実施形態の対向する棚受け部材を示す一部切欠斜視図である。 (b)同じく実施形態の一方の棚受け部材の左側面図である。 (c)同じく背面方向から見た断面図である。 (d)同じく一部切欠右側面図である。 (a)同じく実施形態の棚板と棚受け部材との関係を説明する一部切欠正面図である。 (b)同じく一部切欠平面図である。 (a)同じく実施形態の棚板と棚受け部材と支柱との関係を説明する一部切欠平面図である。 (b)同じく棚板中央部方向から見た一部切欠左側面図である。 (a)同じく実施形態の支柱へのキャップ部の取り付け状態を示す一部切欠分解斜視図である。 (b)同じく一部切欠斜視図である。 (a)同じく実施形態の具体的な組み付け例を示す正面図である。 (b)同じく側面図である。
符号の説明
1 支柱
1a 断面が上辺を開放した中空凸字状をなす型材
1b 断面が中空凸字状をなす型材
2 凹溝部
3、4 棚受け部材
3a 支持材
3b 棚受け部
5 棚板
6 キャップ
7 棚板
8 支持脚
10〜13 1aの型材を構成する各面
14〜18 1bの型材を構成する各面
30 垂直支持部
31 水平支持部
32 係合突起
33 縦片
34 横片
41 ナット穴
61 傾斜正面壁
62 支柱端面当接部
63 ロ字状差込
64 凸字状差込
65 傾斜突起
66 背面壁
67 側面壁
68 頂面壁
101 壁面固定ネジ
102 垂直支持部固定ネジ
103 水平支持部固定ネジ
104 棚板固定ネジ
201 壁面
202 床面
301 ローチェスト
A 壁面固定孔
B 取付孔
C 垂直支持部固定ネジ孔
D 水平支持部固定ネジ孔
E 縦片固定孔
F 横片固定孔
G 棚板固定孔

Claims (3)

  1. 少なくとも2本の支柱と、
    該支柱の対向する側面にそれぞれ取り付けられる棚受け部材と、
    該棚受け部材間に取り付けられ懸架する棚板とで構成される収納装置において、前記支柱が、断面が上辺の開放した中空凸字状をなす型材と同じく断面が中空凸字状をなす型材とからなり、
    前記断面が上辺の開放した中空凸字状をなす型材の上辺開放側凸部平行面に前記断面が中空凸字状をなす型材の凸部平行面を内接嵌合することにより断面外形が両側面に凹溝部を有する略角柱状に形成され、
    かつ、前記凹溝部の天地方向に間隔を隔てて複数の取付孔が穿設されると共に、
    前記両側面に直交する少なくとも一方の端面には天地方向に適当間隔を隔てて複数の壁面固定孔が穿設されてなり、
    前記棚受け部材が、それぞれ縦片と横片とで断面略L字状に形成される棚受け部と、前記支柱側面の凹溝部に嵌挿され前記支柱の凹溝部に当接する面の上下両端近傍に前記取付孔に係合する係合突起を突設した垂直支持部と前記棚受け部横片を保持する水平支持部とで断面略L字状に形成される支持材とからなり、
    前記支持材が前記棚受け部の断面に直交する長さ方向の一方の端部近傍に重合固着されてなることを特徴とする
    収納装置。
  2. 前記支柱の凹溝部の天地方向に間隔を隔てて穿設された取付孔がそれぞれ略円形に形成され、前記垂直支持部に突設された係合突起が前記取付孔に嵌合する略円柱状に形成されるとともに、前記複数の取付孔が前記係合突起の上下両端近傍間の間隔に等しい間隔で穿設されていることを特徴とする請求項1記載の収納装置。
  3. 前記支柱を構成する、断面が上辺の開放した中空凸字状をなす型材の開放側凸部平行面の厚さが、他の面よりやや厚みを増して形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の収納装置。
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