JP3605768B2 - 壁面収納治具 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、壁面収納治具に関し、より詳しくは、壁面に収納棚を作成するための治具であって、1本の横軸となるレールに、壁面にビス止め可能な前記レールに対する切欠部を有する2本以上の柱材を取り付けることによって、脚部を必要とせずに安定感のある棚を有すると共に棚の高さや段数を適宜に容易に変更することができ、取り付け容易な棚を具備する壁面収納治具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、壁面に設けられる収納棚は、壁面に沿って垂直になるように設けられる必要があった。そのため、大工経験のない素人が壁面に収納棚を作成しようとした場合、壁面と垂直に取り付けることができずに容易に作成することができなかった。
しかしながら、素人にも容易に壁面に収納棚が作成できるように、壁面に所要の高さに水平に取り付けその間にラック等の収納棚を設置する発明が考え出されている(例えば、特許文献1参照)。
又更に、壁面に横断面レ字状のハンガーを設け、このハンガーに箱型のキャビネットを引掛け、壁面に収納棚を設ける発明も創出されている(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
しかしながら、特許文献1の発明では、収納棚を安定させるために、柱材に脚部を有する構造を有するため無駄なスペースを必要とするばかりでなく壁面に対して十分な安定感を有しておらず、更に、収納棚を設置するために煩わしい手間を必要とし容易に設置することができなかった。
又、特許文献2の発明では、収納棚の高さが固定されており一定の高さ以上のものを収納することができず、収納する物に合わせて棚の高さを調節することができず、更に、壁面に対してレール部としか固定されておらず十分な壁面に対する安定感を有していなかった。
【0004】
【特許文献1】
実開昭54−184237号公報
【特許文献2】
実用新案登録第3057027号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような実情に鑑みてなされたもので、壁面に収納棚を作成するための治具であって、1本の横軸となるレールに、壁面にビス止め可能な前記レールに対する切欠部を有する2本以上の柱材を取り付けることによって、脚部を必要とせずに安定感のある棚を有すると共に棚の高さや段数を適宜に容易に変更することができ、取り付け容易な棚を具備する壁面収納治具に関する。
【0006】
請求項1記載の発明は、壁面に収納棚を作成するための治具であって、壁面に沿って固定される垂直部と該垂直部に対して所定角度で傾斜する傾斜部とからなる縦断面略レ字状のレールと、2つの側板とこれら側板を繋ぐ前板とからなる断面略コ字状の部材であって、前記側板には長手方向上方に前記傾斜部に対して着脱自在に嵌入される傾斜切込部と該傾斜切込部の上方部に前記垂直部の厚さの分だけ切り欠かれた切欠部が設けられ、前記前板には壁面に対するビス止め用の穴と長手方向に沿って所定間隔で2列に並設されてなる孔部を有する柱材と、一端に前記2列に並設される内の1列の孔部に着脱自在に係止可能な係止部と、上面の長手方向の手前側に少なくとも1つの突起部と、該上面の前記壁面側近傍にビス止め穴を有し、壁面に対して垂直となる棚板支持体と、前記壁面側に設けられるとともに前記棚板と前記棚板支持体を固定するビス止め用の穴と、手前側に設けられるとともに前記棚板支持体の前記突起部よりも大きく設けられている穴とを下面に有する棚板からなること特徴とする壁面収納治具を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明に於ける構成を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明に係る壁面収納棚の一実施例の斜視図を示す。
図2は、本発明に係る縦断面略レ字状のレールと柱材の組み合わせの一実施例を示す。
図3は、本発明に係る縦断面略レ字状のレールの一実施形態を示し、(a)は正面図であり、(b)はA−A線断面図である。
図4は、本発明に係る柱材の一実施形態を示し、(a)は正面図を示し、(b)はA−A線断面図を示し、(c)は側面図を示す。
図5は、本発明に係る縦断面略レ字状のレールに柱材が嵌入された際の側面図を示す。
図6は、本発明に係る棚板支持体の斜視図を示す。
図7は、本発明に係る棚板支持体の突起部と棚板の穴との取り付け方法を示す。
図8は、本発明に係る棚板の底面の斜視図を示す。
図9は、本発明に係る棚板の取り付け方法を示す。
図10は、本発明に係る壁面収納治具の別の実施例を示す。
本発明に係る壁面収納治具(100)は、壁面に収納棚を作成するための治具であって、縦断面略レ字状のレール(10)と、柱材(20)と、棚板支持体(30)と、棚板(40)とからなる。
【0008】
縦断面略レ字状のレール(10)は、図2で示す如く、壁面(50)に水平となるように取り付けられる部材である。
このレール(10)の長さは、特に限定されず、利用者が所望する壁面に対応した長さで構わない。
このレール(10)は、図3で示す如く、壁面に沿って固定される垂直部(11)と、垂直部(11)に対して所定角度で傾斜する傾斜部(12)とから構成される。
垂直部(11)の長さは、特に限定されないが、4〜6cmが好ましい。
垂直部(11)の長さが、4cm未満であると壁面としっかりとした当接面が形成されず、小さな荷重にしか耐えられず、6cmよりも大きくなるとレール(10)自体の重さが大きくなって負荷が大きくなるからである。
垂直部(11)は、図3で示す如く、所定間隔毎に壁面(50)に対するビス止め用の穴(13)を有している。
ビス止め用の穴(13)の所定間隔は、特に限定されないが、レール(10)をしっかりと壁面(50)に固定するためには、20〜25cmが好ましい。
傾斜部(12)は、図3(b)で示す如く、垂直部(11)に対して所定の角度で傾斜している。
傾斜部(12)の傾斜の角度は、特に限定されていないが、後述する柱材(20)を嵌入させて落ちない30〜60度が好ましい。
傾斜部(12)の長さは、特に限定されないが、1〜2cmが好ましい。
傾斜部(12)の長さが1cm未満であると、柱材(20)に引掛けた場合に引掛かりが弱く簡単に落ちてしまう可能性が高くなるからであり、2cmより長くなると柱材(20)に傾斜部(12)が嵌入される分だけの厚さが必要であるからである。
【0009】
柱材(20)は、図4で示す如く、2つの側板(21)とこれら側板(21)を繋ぐ前板(22)とからなる断面略コ字状の部材で構成される。
側板(21)には、長手方向上方にレール(10)にある傾斜部(12)に対して着脱自在に嵌入される傾斜切込部(23)と、傾斜切込部(23)の上方部にレール(10)にある垂直部(11)の厚さの分だけ切り欠かれた切欠部(24)が設けられている。
この傾斜切込部(23)が長手方向上方に設けられることで、レール(10)に柱材(20)を嵌入させる際に柱材(20)自体の重さを利用してしっかり嵌入させることができる。
傾斜切込部(23)の形状や長さは、レール(10)の傾斜部(12)が着脱自在に嵌入することができるように傾斜切込部(23)と略同じ形状と長さを有するか、若しくは少しだけ大きい形状と長さを有している。
【0010】
切欠部(24)は、図4(c)で示す如く、傾斜切込部(23)の上方部に垂直部(11)の厚さの分だけ切り欠かれた部分である。
切欠部(24)は、柱材(20)をレール(10)に嵌入させた場合に、図5で示す如く、垂直部(11)の厚さの分だけ切り欠いた部分であるので、柱材(20)の傾斜切込部(23)をレール(10)の傾斜部(12)に引掛け嵌入させても柱材(20)は壁面(50)と隙間なく密着する。
【0011】
前板(22)は、壁面(50)に対するビス止め用の穴(25)と長手方向に沿って所定間隔で列設されてなる孔部(26)を有する。
壁面(50)に対するビス止め用の穴(25)を設けることで、壁面(50)に対してしっかりとした固定ができる。
孔部(26)は、前板(22)の長手方向に沿って所定間隔で列設されている。
孔部(26)の設け方は、特に限定されないが、図4(a)で示す如く、2列に並んで設けられることが好ましい。
孔部(26)が2列に並んで設けられることによって、柱材(20)を中心にして(図10の中央の柱材参照)左右どちらにも後述する棚板(40)を設置することができるからである。
孔部(26)が長手方向に設けられる孔部(26)同士の所定間隔は、特に限定されないが、使用者の所望する高さの棚を提供するために、0.5〜1cmほどの間隔で設けられることが好ましい。
【0012】
棚板支持体(30)は、図6で示す如く、一端に柱材(20)の孔部(26)に着脱自在に係止可能な係止部(31)を有し、上面に突起部(32)とビス止め穴(33)を有し、孔部(26)に係止させた際には壁面(50)に対して垂直となるように設けられる部材である。
係止部(31)の形状は、特に限定されないが、図6で示す如く、下向きL字状が好ましい。
係止部(31)の形状を下向きL字状に形成することで、柱材(20)の孔部(26)に挿入することで容易に係止されるからである。
係止部(31)は、柱材(22)の前板(26)に設けられる孔部(26)に係止させる部分であり、棚板支持体(30)の一端に設けられる。
係止部(31)の数は、特に限定されないが、2〜3個(図6では3個の係止部)を設けることが好ましい。
係止部(31)が1個だけであると、棚板支持体(30)を十分安定に保つことができず、係止部(31)が4個以上になると係止部(31)が縦長となり、係止させる際に面倒になるからである。
【0013】
突起部(32)は、図6で示す如く、棚板支持体(30)の上面に設けられている。
突起部(32)の数や設置場所は、特に限定されないが、図6で示す如く、少なくとも1つを棚板支持体(30)の上面の長手方向の手前側に設けることが好ましい。
突起部(32)を棚板支持体(30)の上面の長手方向の手前側に設けることで、後述する棚板(40)を高い位置で設置する場合でも、棚板(40)を上から載置させる際に、簡単に突起部(32)を棚板(40)の手前の穴(42)と嵌合させることができるからである(図7参照)。
突起部(32)の大きさは、棚板(40)の有する穴と嵌合できる大きさを有する。
ビス止め穴(33)は、後述する壁面側の穴(41)と棚板支持体(30)をビス止めするための穴である。
ビス止め穴(33)の数や設置場所は、特に限定されないが、棚板(40)をバランスよく支持するために、少なくとも1つを壁面側近傍に設けることが好ましい。
【0014】
棚板(40)は、突起部(32)と嵌合する穴を下面に有する。
棚板(40)が下面に有する穴は、特に限定されないが、棚板支持体(30)の突起部(32)の数に合わせて適宜設ける手前側の穴(42)と、棚板(40)と棚板支持体(30)をビス止めする壁面側の穴(41)を設けることが好ましい。
壁面側の穴(41)は、棚板(40)と棚板支持体(30)をビス止めする穴である。
壁面側の穴(41)は、特に限定されないが、棚板(40)と棚板支持体(30)をビス止めするため、オニメナット等のナットで構成されることが好ましい。
ナットのような部材で壁面側の穴(41)を構成することで、しっかりと棚板支持体(30)と棚板(40)を固定できるからである。
手前側の穴(42)は、棚板支持体(30)の突起部(32)と嵌合する穴である。
手前側の穴(42)の大きさや形状は、特に限定されないが、手前側の穴(42)が棚板支持体(30)の突起部(32)に嵌合された際に、僅かに左右に動くことができる程度の遊びが生じるほどの大きさと形状が好ましい。
手前側の穴(42)を突起部(32)よりも大きな形状を有するように設けることで、棚板(40)を棚板支持体(30)に載置させる際に、容易に手前側の穴(42)に棚板支持体(30)の突起部(32)を嵌入させることができ、棚板(40)を簡単に棚板支持体(30)の上に配置することができるとともに、設置される壁面(50)が横手方向に多少弓なりに歪んでいても棚板(40)が横一列に並んだ際に、棚板(40)が左右にずれ動くことができるようになり重なり合うことがないからである。
以上が本発明に係る構成要件の説明である。
【0015】
本発明に係る壁面収納治具(100)の壁面への取り付け方法を図面を参照しつつ説明する。
レール(10)を所望する壁面(50)の上方に水平になるように設置する。
所定間隔で空けられたビス止め用の穴(13)を利用して壁面(50)とレール(10)の垂直部(11)がしっかり当接するように固定する。
【0016】
レール(10)の傾斜部(12)に柱材(20)の傾斜切込部(23)を引掛けるように嵌入する。
レール(10)の垂直部(11)は、切欠部(24)へ嵌合され、レール(10)の傾斜部(12)は傾斜切込部(23)へ嵌入されるので(図5参照)、柱材(10)は壁面(50)と必ず密着して配置される。
柱材(10)は壁面(50)と必ず平行に配置されるので、レール(10)が水平であれば、柱材(20)は必ず地面に対して垂直となり、2本以上柱材(20)を設ける際にも確実に且つ容易に柱材(20)同士を平行に配置することができる。
柱材(20)の配置が決定したら、壁面(50)に対するビス止め用の穴(25)を利用して壁面(50)としっかり固定する(図2参照)。
尚、2本の柱材(20)の間は互いが平行であり四角形になるので、パネル等を差し込むことができる(図示せず)。
【0017】
レール(10)と柱材(20)を設置し、次に、利用者の所望する高さに合わせて棚板支持体(30)の係止部(31)を柱材(10)の孔部(26)と係止させる。
棚板支持体(30)は、着脱自在に孔部(26)に係止させることができるので、利用者によって適宜高さを変えることが容易にできる。
【0018】
柱材(20)に棚板支持体(30)を配置し、次に、棚板(40)が有する手前側の穴(42)を棚板支持体(30)にある突起部(32)に嵌合させる(図9参照)。
棚板(40)の手前側の穴(42)を棚板支持体(30)の突起部(32)に嵌合させるだけで、棚板(40)の壁面側の穴(41)と棚板支持体(30)のビス止め穴(33)が重合一致し、ビス止めが可能となる。
以上が本発明に係る壁面収納治具の作用である。
【0019】
本発明に係る壁面収納治具の別の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。
別の一実施形態では、図10で示す如く、柱材(10)を3本利用する方法を説明するが、柱材(10)を利用する本数は特に限定されるものではない。
レール(10)を所望する壁面(50)の上方に水平になるように設置する。
所定間隔で空けられたビス止め用の穴(13)を利用して壁面(50)とレール(10)の垂直部(11)がしっかり当接するように固定する。
レール(10)の傾斜部(12)に柱材(20)の傾斜切込部(23)を引掛けるように嵌入する。
3本の柱材(20)の配置が決定したら、壁面(50)に対するビス止め用の穴(25)を利用して壁面(50)と固定する。
【0020】
レール(10)と3本の柱材(20)を設置し、次に、利用者の所望する高さに合わせて棚板支持体(30)の係止部(31)を柱材(10)の孔部(26)と係止させる。
柱材(20)に棚板支持体(30)を配置し、次に、棚板(40)が有する手前側の穴(42)をそれぞれ棚板支持体(30)にある突起部(32)に嵌合させた後、棚板(40)と棚板支持体(30)を固定するために、壁面側の穴(41)をビス止めする。
柱材(20)を3本以上利用する際に、手前側の穴(42)を突起部(32)よりも大きな形状を有するように設けることで、壁面(50)が横手方向に多少弓なりに歪んでいても、図10で示す如く、棚板(40)が横一列に並んだ際であっても、棚板(40)が左右にずれ動くことができ重なり合うことがない。
【0021】
【発明の効果】
請求項1記載の発明は、壁面に収納棚を作成するための治具であって、壁面に沿って固定される垂直部と該垂直部に対して所定角度で傾斜する傾斜部とからなる縦断面略レ字状のレールと、2つの側板とこれら側板を繋ぐ前板とからなる断面略コ字状の部材であって、前記側板には長手方向上方に前記傾斜部に対して着脱自在に嵌入される傾斜切込部と該傾斜切込部の上方部に前記垂直部の厚さの分だけ切り欠かれた切欠部が設けられ、前記前板には壁面に対するビス止め用の穴と長手方向に沿って所定間隔で2列に並設されてなる孔部を有する柱材と、一端に前記2列に並設される内の1列の孔部に着脱自在に係止可能な係止部と、上面の長手方向の手前側に少なくとも1つの突起部と、該上面の前記壁面側近傍にビス止め穴を有し、壁面に対して垂直となる棚板支持体と、前記壁面側に設けられるとともに前記棚板と前記棚板支持体を固定するビス止め用の穴と、手前側に設けられるとともに前記棚板支持体の前記突起部よりも大きく設けられている穴とを下面に有する棚板からなること特徴とする壁面収納治具であるから、壁面に於いて、脚部を必要とせずに、1本の横軸となるレールに、レール分の傾斜切込部と切欠部を有しビス止め可能な柱材を使用することで壁面に密着させて取り付けしっかりと固定させることができ、更には、棚の高さや段数を適宜に変更ができるとともに、棚板支持体に突起部を設けることで棚板を容易に設置することのできる棚板を具備する壁面収納治具を提供することが可能となる。
【0022】
請求項記載の発明の壁面収納治具は、さらに、壁面側の穴をビス止め用として利用するので棚板と棚板支持体をしっかりと固定することができる。
更に、棚板を棚板支持体に載置させる際に、容易に手前側の穴に棚板支持体の突起部を嵌入させることができ、棚板を簡単に棚板支持体の上に配置することができるとともに、設置される壁面が横手方向に多少弓なりに歪んでいても棚板が横一列に並んだ際に、棚板が左右にずれ動くことができるようになり重なり合うことがない。
【0023】
請求項記載の発明の壁面収容治具は、さらに、壁面収納治具であるから、柱材を3本以上利用した際にも効率良く棚板支持体を利用して棚板を設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る壁面収納棚の一実施例の斜視図を示す。
【図2】本発明に係る縦断面略レ字状のレールと柱材の組み合わせの一実施例を示す。
【図3】本発明に係る縦断面略レ字状のレールの一実施形態を示し、(a)は正面図であり、(b)はA−A線断面図である。
【図4】本発明に係る柱材の一実施形態を示し、(a)は正面図を示し、(b)はA−A線断面図を示し、(c)は側面図を示す。
【図5】本発明に係る縦断面略レ字状のレールと柱材が嵌入された際の側面図を示す。
【図6】本発明に係る棚板支持体の斜視図を示す。
【図7】本発明に係る棚板支持体の突起部と棚板の穴との取り付け方法を示す。
【図8】本発明に係る棚板の底面の斜視図を示す。
【図9】本発明に係る棚板の取り付け方法を示す。
【図10】本発明に係る壁面収納治具の別の実施例を示す。
【符号の説明】
10・・・・・縦断面略レ字状のレール
11・・・・・垂直部
12・・・・・傾斜部
13・・・・・ビス止め用の穴
20・・・・・柱材
21・・・・・側板
22・・・・・前板
23・・・・・傾斜切込部
24・・・・・切欠部
25・・・・・壁面に対するビス止め用の穴
26・・・・・孔部
30・・・・・棚板支持体
31・・・・・係止部
32・・・・・突起部
33・・・・・ビス止め穴
40・・・・・棚板
41・・・・・壁面側の穴
42・・・・・手前側の穴
50・・・・・壁面
100・・・・壁面収納治具

Claims (1)

  1. 壁面に収納棚を作成するための治具であって、
    壁面に沿って固定される垂直部と該垂直部に対して所定角度で傾斜する傾斜部とからなる縦断面略レ字状のレールと、
    2つの側板とこれら側板を繋ぐ前板とからなる断面略コ字状の部材であって、前記側板には長手方向上方に前記傾斜部に対して着脱自在に嵌入される傾斜切込部と該傾斜切込部の上方部に前記垂直部の厚さの分だけ切り欠かれた切欠部が設けられ、前記前板には壁面に対するビス止め用の穴と長手方向に沿って所定間隔で2列に並設されてなる孔部を有する柱材と、
    一端に前記2列に並設される内の1列の孔部に着脱自在に係止可能な係止部と、上面の長手方向の手前側に少なくとも1つの突起部と、該上面の前記壁面側近傍にビス止め穴を有し、壁面に対して垂直となる棚板支持体と、
    前記壁面側に設けられるとともに前記棚板と前記棚板支持体を固定するビス止め用の穴と、手前側に設けられるとともに前記棚板支持体の前記突起部よりも大きく設けられている穴とを下面に有する棚板からなること特徴とする壁面収納治具。
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