JP3091103U - 電子機器収納ラック - Google Patents
電子機器収納ラックInfo
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- JP3091103U JP3091103U JP2002003978U JP2002003978U JP3091103U JP 3091103 U JP3091103 U JP 3091103U JP 2002003978 U JP2002003978 U JP 2002003978U JP 2002003978 U JP2002003978 U JP 2002003978U JP 3091103 U JP3091103 U JP 3091103U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shelf
- storage rack
- shelf board
- electronic device
- notch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 棚板の取り付け、取り外し、高さ変更を容易
に行うことができる電子機器収納ラックを提案する。 【解決手段】 電子機器を載置する棚板4と、棚板4を
所定高さで支持する支柱3と、を備える電子機器収納ラ
ック1であって、棚板4が、その外縁から突出する係止
部4cを有し、支柱3には、後下方向に傾斜して形成さ
れた切り込み3aが支柱3の高さ方向に並設され、係止
部4cを切り込み3aに落とし込むことにより棚板4が
支柱3に係止されることを特徴とする。特に、切り込み
3aが俯角略45°で形成されていることが望ましい。
に行うことができる電子機器収納ラックを提案する。 【解決手段】 電子機器を載置する棚板4と、棚板4を
所定高さで支持する支柱3と、を備える電子機器収納ラ
ック1であって、棚板4が、その外縁から突出する係止
部4cを有し、支柱3には、後下方向に傾斜して形成さ
れた切り込み3aが支柱3の高さ方向に並設され、係止
部4cを切り込み3aに落とし込むことにより棚板4が
支柱3に係止されることを特徴とする。特に、切り込み
3aが俯角略45°で形成されていることが望ましい。
Description
【0001】
本考案は、電子機器類を収納するラックの構造に関する。
【0002】
従来の電子機器収納ラックにおける棚板の支持形式は、四隅の支柱に対して直
接棚板をビス留めするものや、支柱間に水平に掛け渡してビス留めされた横架材
の上に棚板を載せるものが主流であった。
【0003】
しかしながら、このような棚板の支持形式であると、棚板の取り付け、取り外
し、高さ変更の際に、その都度ビスを締めたり緩めたりする手間がかかり、面倒
である。
【0004】
本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、棚板の取り付け、取り外し、高さ変更を容易に行うことができる電子機器収
納ラックを提案する点にある。
【0005】
請求項1に係る考案は、電子機器を載置する棚板と、この棚板を所定高さで支
持する支柱と、を備える電子機器収納ラックにおいて、前記棚板がその外縁から
突出する係止部を有し、前記支柱には、後下方向に傾斜して形成された切り込み
が該支柱の高さ方向に並設され、前記係止部を前記切り込みに落とし込むことに
より前記棚板が前記支柱に係止されることを特徴とする。
【0006】
かかる構成の電子機器収納ラックにおいて、棚板を支柱に係止させるには、手
前から奥に向けて係止部を切り込みに落とし込むだけで済むため、棚板の取り付
け、取り外し、高さ変更を容易に行うことができる。
【0007】
また、請求項2に係る考案は、請求項1に記載の電子機器収納ラックにおいて
、切り込みが俯角略45°で形成されていることを特徴とする。
【0008】
このように切り込みが俯角略45°で形成されていれば、棚板の取り付けやす
さと、取り付け後の棚板のがたつきにくさがバランスよく満足される。
【0009】
以下、添付図面を参照しつつ、本考案の実施の形態を詳細に説明する。なお、
説明において、同一要素には同一の符号を用い、重複する説明は省略するものと
する。
【0010】
図1は本考案に係る電子機器収納ラックの一実施形態を表す斜視図であり、図
2は同横断面図、図3は図2のA−A断面図である。これらの図に示すラック1
は、ドア2dを有する筐体2の内部四隅に支柱3,3,…が立設され、これら支
柱3,3,…が棚板4,4,…を水平に支持する構成となっている。
【0011】
(1)棚板
棚板4は、その上に電子機器類を直接載置するものであり、図5に示すように
、金属製長方形板材の四辺を断面コ字形に折り曲げ加工してパネル部4aとし、
その側面に金属製断面六角形のシャフト4b,4bを水平貫通させて両者を溶接
固定したものである。シャフト4bの両端部は断面円形となっており、支柱3の
切り込み3a(後述)に係止するための係止部4cとしてパネル部4aの側方に
突出している。なお、シャフト4bの断面六角形部分の長さは、両側の支柱3,
3の内側面間寸法に略等しくなっているため(図2参照)、係止部4cが切り込
み3aに落とし込まれたときに棚板4の左右方向の移動が規制され、棚板4が左
右にがたつかない。
【0012】
(2)支柱
支柱3は、棚板4を所定高さで水平に支持する役割を果たすものであり、図2
及び図6に示すように横断面略S字形状を呈している。そして、支柱3,3,…
は、筐体2の内部四隅に左右対称及び前後対称となるような向きで配置されてい
る。各支柱3の高さ方向に並設された切り込み3a,3a,…は、図6に示すよ
うに、棚板4を多少傾けつつも四隅の係止部4c,4c,…を同時にラック1の
前方から挿入できるように立体的に形成されている。また、切り込み3aは、図
4に示すように後下方向に俯角略45°で形成されており、切り込み3aの幅は
係止部4cの外径よりも僅かに大きくなっている。
【0013】
このように棚板4の係止部4cの位置・形状に対応した切り込み3a,3a,
…が支柱3に形成されていることにより、手前から奥に向けて係止部4cを切り
込み3aに落とし込むだけで棚板4が支柱3に係止されることになる。その結果
、支柱3に棚板4がビス留めされた従来のラックに比べて棚板4の取り付け、取
り外し、高さ変更作業が極めて容易になる。
【0014】
なお、切り込み3aは俯角略45°に設定しなければならないわけではない。
ただし、俯角があまり小さいと、係止部4cを切り込み3aに落とし込みやすく
なるものの、係止後の棚板4が前後にがたつきやすくなってしまい、逆に俯角が
あまり大きいと、係止後の棚板4が前後にがたつきにくくなるものの、係止部4
cを切り込み3aに落とし込みづらくなってしまう。一方、切り込み3aを俯角
略45°で形成した場合には、棚板4の取り付けやすさと、取り付け後の棚板4
のがたつきにくさがバランスよく満足される。
【0015】
(3)筐体
筐体2は、支柱3,3,…及び棚板4,4,…を包み込む外装体としての役割
と、支柱3,3,…の倒れを防ぐべくこれらを保持する構造体としての役割を果
たす。具体的には、底パネル2aの四隅に縦柱体2b,2b,…が立設され、上
部には天井パネル2cが冠されている。また前面、側面、後面はそれぞれドア2
d、側パネル2e、後パネル2fで塞がれた格好となっている。そして、各支柱
3は、断面ハット形のブラケット2gによって上下高さで縦柱体2bに固定され
るとともに、横架材2hによって中間高さで縦柱体2bに固定されている。
【0016】
また、ラック1に収納される電子機器から発生する熱が筐体2内部にこもらな
いように、底パネル2a、天井パネル2c、後パネル2fにはそれぞれ通気孔2
i,2j,2kが穿設されており、必要に応じて通気扇(図示せず)が設置され
る。
【0017】
また、縦柱体2bの前面には高さ方向一定間隔でビス孔2l,2l,…が設け
られており、電子機器のフロントパネルに設けられたビス孔とこのビス孔2lと
を一致させて手前からビス留めすれば、電子機器が棚板4上で前後左右に移動し
ないようになっている。
【0018】
また、ドア2dの前面開口には半透明のアクリル板が嵌め込まれており、ドア
2dを閉じた状態であってもラック1内部に収納されている電子機器類を外側か
ら判別することができるようになっている。
【0019】
(4)その他
なお、以上の説明は、本考案に係る電子機器収納ラックの一実施形態としての
ラック1についてのものであるから、特許請求の範囲内において様々な変更が可
能であることは言うまでもない。例えば、筐体2の構造は全く自由に定めること
ができ(極論すれば、筐体2がないラックであってもよい。)、支柱3(切り込
み3aを含む)や棚板4(パネル部4a、シャフト4b、係止部4cを含む)の
材質・形状等も各要素の意義を尊重した範囲内で自由に定め得る。
【0020】
請求項1に係る考案によれば、棚板を支柱に係止させるには、手前から奥に向
けて係止部を切り込みに落とし込むだけで済むため、棚板の取り付け、取り外し
、高さ変更を容易に行うことができる。
【0021】
また、請求項2に係る考案によれば、前記の効果に加えて、棚板の取り付けや
すさと、取り付け後の棚板のがたつきにくさがバランスよく満足される。
【図1】本考案に係る電子機器収納ラックの一実施形態
を表す斜視図である。
を表す斜視図である。
【図2】同横断面図である。
【図3】図2のA−A縦断面図である。
【図4】図3の部分拡大図である。
【図5】図1に示したラックにおける棚板を表す斜視図
である。
である。
【図6】図1に示したラックにおける支柱を表す斜視図
である。
である。
1 … ラック
2 … 筐体
2a … 底パネル
2b … 縦柱体
2c … 天井パネル
2d … ドア
2e … 側パネル
2f … 後パネル
2g … ブラケット
2h … 横架材
2i,2j,2k … 通気孔
2l … ビス孔
3 … 支柱
3a … 切り込み
4 … 棚板
4a … パネル部
4b … シャフト
4c … 係止部
Claims (2)
- 【請求項1】 電子機器を載置する棚板と、この棚板を
所定高さで支持する支柱と、を備える電子機器収納ラッ
クにおいて、 前記棚板は、その外縁から突出する係止部を有し、 前記支柱には、後下方向に傾斜して形成された切り込み
が該支柱の高さ方向に並設され、 前記係止部を前記切り込みに落とし込むことにより、前
記棚板が前記支柱に係止されることを特徴とする電子機
器収納ラック。 - 【請求項2】 前記切り込みが俯角略45°で形成され
ていることを特徴とする請求項1記載の電子機器収納ラ
ック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002003978U JP3091103U (ja) | 2002-06-28 | 2002-06-28 | 電子機器収納ラック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002003978U JP3091103U (ja) | 2002-06-28 | 2002-06-28 | 電子機器収納ラック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3091103U true JP3091103U (ja) | 2003-01-17 |
Family
ID=43245224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002003978U Expired - Lifetime JP3091103U (ja) | 2002-06-28 | 2002-06-28 | 電子機器収納ラック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3091103U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011109089A (ja) * | 2009-11-13 | 2011-06-02 | Kofukin Seimitsu Kogyo (Shenzhen) Yugenkoshi | 固定ラック |
-
2002
- 2002-06-28 JP JP2002003978U patent/JP3091103U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011109089A (ja) * | 2009-11-13 | 2011-06-02 | Kofukin Seimitsu Kogyo (Shenzhen) Yugenkoshi | 固定ラック |
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