JPH0826035A - ラゲージトレイ - Google Patents

ラゲージトレイ

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JPH0826035A
JPH0826035A JP16535894A JP16535894A JPH0826035A JP H0826035 A JPH0826035 A JP H0826035A JP 16535894 A JP16535894 A JP 16535894A JP 16535894 A JP16535894 A JP 16535894A JP H0826035 A JPH0826035 A JP H0826035A
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JP
Japan
Prior art keywords
opening
luggage
wall
tray
closing
Prior art date
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Pending
Application number
JP16535894A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuyasu Noguchi
光康 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kojima Industries Corp
Original Assignee
Kojima Press Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kojima Press Industry Co Ltd filed Critical Kojima Press Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 側壁12の上部を開閉可能とすることによ
り、荷物9の収納機能を低下することなく荷物9の積み
下ろしを楽に行う。 【構成】 車両6のラゲージコンパートメント7に設置
されかつ荷物9を収納可能なトレイ本体10の側壁12
に、その上部を開閉する開閉壁4が設けられる。トレイ
本体10の側壁12に設けた開閉壁4を閉じることで、
トレイ本来の収納機能が確保できる。また、その開閉壁
4を開くことで開放された開口部を通して荷物9の積み
下ろしが行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のラゲージコンパ
ートメントに設置される、荷物を収納するためのラゲー
ジトレイに関する。
【0002】
【従来の技術】車両のラゲージコンパートメントに例え
ば水滴や泥等のついた荷物をそのまま積み入れると、そ
の水滴や泥等でラゲージコンパートメントの床および側
壁が汚れる。この対策として、従来、例えば図10
(b)に斜視図で示されるようなラゲージトレイ(従来
例1という)100、あるいは図11(b)に斜視図で
示されるようなラゲージトレイ(従来例2という)20
0が使用される。各ラゲージトレイ100,200は、
図10(a)あるいは図11(a)にそれぞれ示される
ように車両6のラゲージコンパートメント7にそのドア
開口部8から入れられ、その床上に設置される。このラ
ゲージトレイ内に荷物を収納することにより、その荷物
についた水滴や泥等でラゲージコンパートメント7の床
および側壁を汚さないで済む。
【0003】図10に示される従来例1のラゲージトレ
イ100は、全周に一定高さの側壁101をもってお
り、荷物を多く収納することができる。また図11に示
される従来例2のラゲージトレイ200は、側壁201
の一部すなわち荷物積み下ろし側の側壁202を低い高
さとすることで、荷物の積み下ろしが楽に行える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例1のラゲー
ジトレイ100は、全周にわたって高い側壁101が設
けられているのでトレイ本来の収納機能が満足できる。
しかし荷物の積み下ろしの際に、側壁101をのり越え
る高さに荷物を持ち上げなければならないので、その積
み下ろしが煩わしい。また前記従来例2のラゲージトレ
イ200は、荷物積み下ろし側の側壁202が低いので
荷物の積み下ろしが楽にできる。しかし、側壁202を
低くしたために収納機能が低下し、例えば車両走行時の
荷重がかかると荷物が低い側壁202を乗り越えてトレ
イ外へ出てしまい、その周辺部のラゲージコンパートメ
ント側壁が汚れやすくなる。
【0005】そこで本発明は、前記した問題点を解決す
るためになされたものであり、その目的は側壁の上部を
開閉可能とすることにより、荷物の収納機能を低下する
ことなく荷物の積み下ろしを楽に行うことのできるラゲ
ージトレイを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する請求
項1の発明は、車両のラゲージコンパートメントに設置
されかつ荷物を収納可能なトレイ本体の側壁に、その上
部を開閉する開閉壁が設けられたラゲージトレイであ
る。請求項2の発明は、前記開閉壁によって開閉する側
壁の開口部の下縁部にその開閉壁が弾性変形可能な屈曲
部を介して連設され、その屈曲部によって前記開閉壁が
閉止位置に保持される請求項1記載のラゲージトレイで
ある。請求項3の発明は、前記開閉壁を閉止位置に保持
するための係合手段が設けられている請求項2記載のラ
ゲージトレイである。
【0007】
【作用】請求項1の発明によると、トレイ本体の側壁に
設けた開閉壁を閉じることで、トレイ本来の収納機能が
確保できる。また、その開閉壁を開くことで開放された
開口部を通して荷物の積み下ろしが行える。請求項2の
発明によると、積み下ろし時の荷物が開口部を通過する
ときに、その荷物で開閉壁を屈曲部の弾性を利用して押
し倒すことによって開くことができる。またその荷物の
通過にともなう屈曲部の弾性復元によって開閉壁が閉じ
られる。請求項3の発明によると、請求項2記載のもの
の開閉壁を係合手段によって閉止位置に保持することに
より、車両振動等による開閉壁のぐらつきを防止するこ
とができる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例1,2について順に説明す
る。 〔実施例1〕実施例1のラゲージトレイが図1に斜視図
で示されている。図1において、ラゲージトレイ1は、
例えばバンあるいはワゴン型車両6のラゲージコンパー
トメント7にそのバックドアのドア開口部8から入れら
れ、その床上に設置されている。前記ドア開口部8の下
縁部は、ラゲージコンパートメント7の床に近い位置ま
で開口されている。なおラゲージトレイ1は、セダン型
車両の場合にはラゲージコンパートメントドアのドア開
口部からラゲージコンパートメントに入れられ、その床
上に設置される。
【0009】ラゲージトレイ1は、合成樹脂成形品から
なり、荷物9を収納可能なほぼ四角形槽状をなすトレイ
本体10を主体として形成されている。トレイ本体10
は、底板11とその周囲を取り囲む側壁12とを備え
る。側壁12の上縁部には、外側方へ折り返し状に折曲
する折り返し縁部13が形成されている。トレイ本体1
0の荷物積み下ろし側となる側壁12すなわちドア開口
部側の側壁12の左右端部には、その上縁から中ほどの
高さに至る切り込み溝2が左右平行状に形成されてい
る。この左右の切り込み溝2の間の側壁部分を開閉壁4
とし、その開閉壁4の下縁部の連設部分に弾性変形可能
な屈曲部3が設けられている。
【0010】屈曲部3は、図1のA−A線断面図に相当
する図2に示されるように、内側面に張り出す断面円弧
形状をなしており、開閉壁4のヒンジ部として機能す
る。この屈曲部3は、開閉壁4を閉止位置に保持し、そ
の弾性変形によって開閉壁4をトレイ内方(図中、二点
鎖線a参照)あるいはトレイ外方(図中、二点鎖線b参
照)へ傾倒可能としている。
【0011】前記開閉壁4とその下方に屈曲部3を介し
て連続する側壁12(これを支持壁といい、符号14を
付す)の内側面には、前記屈曲部3の張り出し面から上
下方向へそれぞれ延びる補強リブ5が一体形成されてい
る。補強リブ5は、所定間隔毎に多数本形成されてい
る。この補強リブ5は、開閉壁4および支持壁14を補
強し、閉止時の開閉壁4自体の無用なたわみ変形を防止
するとともに、開閉時の開閉壁4自体および支持壁14
の無用なたわみ変形を防止する。
【0012】前記ラゲージトレイ1に収納する荷物9の
積み下ろし作業について図1の他、図4〜図6の説明図
を参照して述べる。なお図4〜図6の各(a)はその概
要を示す斜視図、同(b)は開閉壁4周辺部の断面図で
ある。図4に示すように、車外からラゲージトレイ1に
積み入れる荷物9は、車両6のラゲージコンパートメン
ト7のドア開口部8からそのラゲージトレイ1に向けて
積み入れられる。この積み入れに際し、図5に示される
ように荷物9の底部にて開閉壁4を屈曲部3の弾性を利
用してトレイ内方へ押し倒すことにより開きながら、そ
の開かれた開口部を通してラゲージトレイ1内に荷物9
を入れることができる。開かれた開閉壁4を荷物9が通
過すると、屈曲部3の弾性復元によって開閉壁4が閉じ
られる(図1参照)。このように開閉壁4が閉じること
で、トレイ本来の収納形態となる。
【0013】また、収納した荷物9をラゲージトレイ1
から車外に下ろし出す場合には、車両6のラゲージコン
パートメント7のドア開口部8から車外へ向けて下ろし
出される。この下ろし出しに際し、図6に示されるよう
に荷物9の底部にて開閉壁4を屈曲部3の弾性を利用し
てトレイ外方へ押し倒すことにより開きながら、その開
かれた開口部を通して車外に荷物9を出すことができ
る。開かれた開閉壁4を荷物9が通過すると、屈曲部3
の弾性復元によって開閉壁4が閉じられる(図1参
照)。
【0014】前記ラゲージトレイ1によると、荷物収納
時には開閉壁4が閉じることで高い側壁12が形成され
るので、荷物9の飛び出しを防ぐ機能を低下させること
がない。また支持壁14は、底板11と連続した側壁1
2をなすので、開閉壁4の支持壁14の高さまでは水溜
めが可能となる。このように、開閉壁4が閉じた状態で
はトレイ本来の収納機能を確保できる。
【0015】また開閉壁4を開くことで開放された開口
部を通して荷物9の積み下ろしが行えるので、荷物9を
トレイ本体10の側壁12の高さまで持ち上げなくても
済み、よってその積み下ろしを楽に行うことができる。
また、積み下ろし時に荷物9で開閉壁4を押し倒すこと
によって開くことができ、その荷物9の通過にともなう
屈曲部3の弾性復元によって開閉壁4が閉じられるの
で、開閉壁4の開閉に要する手間が不要となり、その積
み下ろしをスムーズに行うことができる。
【0016】〔実施例2〕実施例2について図7及び図
8を参照して説明する。なお本例は、実施例1の一部を
変更したものであるからその変更部分について詳述し、
実施例1と同一もしくは均等構成と考えられる部分には
同一符号を付して重複する説明は省略する。本例は、実
施例1のラゲージトレイ1に開閉壁4を閉止位置に保持
するための係合手段15を設けたものである。図7は開
閉壁4の周辺部の正面図、図8は係合手段の斜視図であ
る。すなわち、ラゲージトレイ1のトレイ本体10の切
り込み溝2を間にして対向する開閉壁4と側壁12の対
向端面に、凸部16とこれに嵌合可能な凹部17とから
なる係合手段15を設けている。例えば開閉壁4の開閉
側端部に半球状凹部17が形成され、それに対向する側
壁12の端面に半球状凸部16が形成されている。
【0017】本ラゲージトレイ1によると、開閉壁4が
閉じたときに、その開閉壁4の凹部17と側壁12の凸
部16とを係合することにより、開閉壁4が閉止位置に
保持される。このため車両振動等による開閉壁4のぐら
つきが防止され、そのぐらつきにより開閉壁4が荷物9
あるいはラゲーシコンパートメント側壁とに衝突するこ
とによる打音の発生を回避することができる。なお前記
凸部16と凹部17の係脱すなわち係合およびその係合
解除は、その周辺部における開閉壁4および側壁12の
弾性変形を利用して行われる。
【0018】〔変更例〕また、前記実施例1,2におけ
る屈曲部3は、図9に断面図で示されるように、トレイ
外側面に張り出す断面円弧形状に形成することもでき
る。これにともない、補強リブ5を図9に示すように開
閉壁4および支持壁14の外側面に形成すれば、トレイ
内側面に補強リブ5が張り出さないので、前記実施例の
ものに比べて荷物9の収容容積を増大することができ
る。また、前記実施例1,2における切り込み溝2を増
加させ、開閉壁4を複数に分割することもできる。ま
た、開閉壁4をトレイ本体10に対し脱着可能、回動可
能あるいは昇降可能に設けることも考えられる。
【0019】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、開閉壁を閉じ
ることでトレイ本来の収納機能を低下することなく荷物
を収納でき、またその開閉壁を開くことで荷物の積み下
ろしを楽に行うことができる。請求項2の発明によれ
ば、積み下ろし時の荷物で開閉壁を押し倒すことによっ
て開くことができ、その荷物の通過にともなう屈曲部の
弾性復元によって開閉壁が閉じられるので、開閉壁の開
閉に要する手間が不要となり、その積み下ろしをスムー
ズに行うことができる。請求項3の発明によれば、請求
項2記載のものの開閉壁を係合手段によって閉止位置に
保持するものであるから、車両振動等による開閉壁のぐ
らつきによる開閉壁の荷物あるいはラゲーシコンパート
メント側壁との衝突打音の発生を回避することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のラゲージトレイを示す斜視図であ
る。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】開閉壁を含む側壁の内側面を示す斜視図であ
る。
【図4】荷物の積み入れ直前の状態を示す説明図であ
る。
【図5】荷物の積み入れ途中の状態を示す説明図であ
る。
【図6】荷物の下ろし途中の状態を示す説明図である。
【図7】実施例2の開閉壁の周辺部を示す正面図であ
る。
【図8】図7の係合手段を示す斜視図である。
【図9】補強リブの変更例を示す斜視図である。
【図10】従来例1を示す説明図である。
【図11】従来例2を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ラゲージトレイ 3 屈曲部 4 開閉壁 6 車両 7 ラゲージコンパートメント 9 荷物 10 トレイ本体 12 側壁 15 係合手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のラゲージコンパートメントに設置
    されかつ荷物を収納可能なトレイ本体の側壁に、その上
    部を開閉する開閉壁が設けられたラゲージトレイ。
  2. 【請求項2】 前記開閉壁によって開閉する側壁の開口
    部の下縁部にその開閉壁が弾性変形可能な屈曲部を介し
    て連設され、その屈曲部によって前記開閉壁が閉止位置
    に保持される請求項1記載のラゲージトレイ。
  3. 【請求項3】 前記開閉壁を閉止位置に保持するための
    係合手段が設けられている請求項2記載のラゲージトレ
    イ。
JP16535894A 1994-07-18 1994-07-18 ラゲージトレイ Pending JPH0826035A (ja)

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JP16535894A JPH0826035A (ja) 1994-07-18 1994-07-18 ラゲージトレイ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6505874B2 (en) 2000-03-17 2003-01-14 Toyoda Boshoku Corporation Luggage compartment for vehicle
JP2004351961A (ja) * 2003-05-27 2004-12-16 Kasai Kogyo Co Ltd 車両用荷室構造
JP2012016995A (ja) * 2010-07-07 2012-01-26 Honda Access Corp 収納装置

Cited By (4)

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