JP2002087483A - 卵の多段式保持具 - Google Patents
卵の多段式保持具Info
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- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2331/00—Details or arrangements of other cooling or freezing apparatus not provided for in other groups of this subclass
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- F25D2331/807—Eggs
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- Stackable Containers (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 冷蔵庫に収納した状態で多数の卵を保持でき
る多段式保持具を提供する。 【解決手段】 卵を整列して保持せしめる保持凹部を列
設した棚部の両側に位置して下面に脚部を形成すると共
に上面に固着手段６を形成した保持具本体１と、保持具
本体の両側の固着手段にそれぞれ固着自在な支柱部材２
とを有し、保持具本体の脚部の下面と、支柱部材の上面
との間に、相互に係脱可能な係止手段１３を設けて成
り、保持具本体に支柱部材を固着せしめた第一保持具ユ
ニットＵ１と、保持具本体に支柱部材を固着せしめない
第二保持具ユニットＵ２とを構成して成り、第一保持具
ユニットを下段に配置すると共に、第二保持具ユニット
を上段に配置し、第一保持ユニットの支柱部材の上面に
第二保持具ユニットの脚部の下面を係止手段を介して積
載せしめた構成である。
る多段式保持具を提供する。 【解決手段】 卵を整列して保持せしめる保持凹部を列
設した棚部の両側に位置して下面に脚部を形成すると共
に上面に固着手段６を形成した保持具本体１と、保持具
本体の両側の固着手段にそれぞれ固着自在な支柱部材２
とを有し、保持具本体の脚部の下面と、支柱部材の上面
との間に、相互に係脱可能な係止手段１３を設けて成
り、保持具本体に支柱部材を固着せしめた第一保持具ユ
ニットＵ１と、保持具本体に支柱部材を固着せしめない
第二保持具ユニットＵ２とを構成して成り、第一保持具
ユニットを下段に配置すると共に、第二保持具ユニット
を上段に配置し、第一保持ユニットの支柱部材の上面に
第二保持具ユニットの脚部の下面を係止手段を介して積
載せしめた構成である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫に収納した
状態で多数の卵を保持できる多段式保持具に関する。
状態で多数の卵を保持できる多段式保持具に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば、家庭における冷蔵庫に
は、開閉扉の内側に複数の卵を整列して保持せしめる保
持凹部を列設した棚板が着脱自在に取付けられている。
従って、ユーザは、スーパーやコンビニ等の店舗におい
て購入したパック入り卵を家庭に持ち帰った後、パック
から取出した卵を前記棚板の保持凹部に保持せしめるこ
とにより冷蔵している。
は、開閉扉の内側に複数の卵を整列して保持せしめる保
持凹部を列設した棚板が着脱自在に取付けられている。
従って、ユーザは、スーパーやコンビニ等の店舗におい
て購入したパック入り卵を家庭に持ち帰った後、パック
から取出した卵を前記棚板の保持凹部に保持せしめるこ
とにより冷蔵している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の冷蔵庫は、相当
に大型のものであっても、棚板に保管できる卵の個数に
制限があり、従って、ユーザが多数の卵を冷蔵しようと
する際、その保管場所に不足を生じることになる。
に大型のものであっても、棚板に保管できる卵の個数に
制限があり、従って、ユーザが多数の卵を冷蔵しようと
する際、その保管場所に不足を生じることになる。
【０００４】このため、多数の卵を購入したユーザは、
パック入りのまま冷蔵庫の任意の棚部分に保管し冷蔵せ
ざるを得ないが、他の食品との間で整理整頓されていな
い場合は、必要な時に直ちに取出すことが困難であり、
しかも、割れ易い卵を他の食品と混然状態で保管するこ
とは好ましくない。
パック入りのまま冷蔵庫の任意の棚部分に保管し冷蔵せ
ざるを得ないが、他の食品との間で整理整頓されていな
い場合は、必要な時に直ちに取出すことが困難であり、
しかも、割れ易い卵を他の食品と混然状態で保管するこ
とは好ましくない。
【０００５】そこで、本発明者は、必要に応じて冷蔵庫
に収納できる保持棚を提供すれば、該保持棚に卵を載置
せしめた状態で冷蔵庫に保管することにより、冷蔵庫内
で整理整頓できることを知見した。そして、卵の保管個
数の増加に対応せしめるためには、このような保持棚を
係脱自在な多段式に構成するのが有利であることを知得
した。
に収納できる保持棚を提供すれば、該保持棚に卵を載置
せしめた状態で冷蔵庫に保管することにより、冷蔵庫内
で整理整頓できることを知見した。そして、卵の保管個
数の増加に対応せしめるためには、このような保持棚を
係脱自在な多段式に構成するのが有利であることを知得
した。
【０００６】ところで、係脱自在な多段式の保持棚を提
供するためには、下段の保持棚の両側に支柱部材を立設
せしめ、該支柱部材に上段の保持棚を積載せしめる構成
とすることが望ましいが、この場合、上下の二つの保持
棚が形状及び構造を異にする二種類の部材を構成するた
め、全体としてコスト高である。特に、卵を保管せしめ
るためには、上下段の二つの保持棚の何れにも卵を整列
して保持せしめる保持凹部を列設した構成とする必要が
あり、このような保持棚をプラスチック成形しようとす
ると、上下段用の二種類の保持棚に対応する比較的大型
かつ高価な二種類の金型を製作しなければならないとい
う問題がある。
供するためには、下段の保持棚の両側に支柱部材を立設
せしめ、該支柱部材に上段の保持棚を積載せしめる構成
とすることが望ましいが、この場合、上下の二つの保持
棚が形状及び構造を異にする二種類の部材を構成するた
め、全体としてコスト高である。特に、卵を保管せしめ
るためには、上下段の二つの保持棚の何れにも卵を整列
して保持せしめる保持凹部を列設した構成とする必要が
あり、このような保持棚をプラスチック成形しようとす
ると、上下段用の二種類の保持棚に対応する比較的大型
かつ高価な二種類の金型を製作しなければならないとい
う問題がある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、冷蔵庫に収納
した状態で多数の卵を保持できる多段式の保持具を提供
すると共に、上下段に配置される棚板部を含む保持具本
体を共通部品として利用できるように構成することを目
的とする。
した状態で多数の卵を保持できる多段式の保持具を提供
すると共に、上下段に配置される棚板部を含む保持具本
体を共通部品として利用できるように構成することを目
的とする。
【０００８】そこで、本発明が第一の手段として構成し
たところは、卵を整列して保持せしめる保持凹部を列設
した棚部の両側に位置して下面に脚部を形成すると共に
上面に固着手段を形成した保持具本体と、保持具本体の
両側の固着手段にそれぞれ固着自在な支柱部材とを有
し、保持具本体の脚部の下面と、支柱部材の上面との間
に、相互に係脱可能な係止手段を設けて成り、保持具本
体に支柱部材を固着せしめた第一保持具ユニットと、保
持具本体に支柱部材を固着せしめない第二保持具ユニッ
トとを構成して成り、第一保持具ユニットを下段に配置
すると共に、第二保持具ユニットを上段に配置し、第一
保持ユニットの支柱部材の上面に第二保持具ユニットの
脚部の下面を係止手段を介して積載せしめて成る点にあ
る。
たところは、卵を整列して保持せしめる保持凹部を列設
した棚部の両側に位置して下面に脚部を形成すると共に
上面に固着手段を形成した保持具本体と、保持具本体の
両側の固着手段にそれぞれ固着自在な支柱部材とを有
し、保持具本体の脚部の下面と、支柱部材の上面との間
に、相互に係脱可能な係止手段を設けて成り、保持具本
体に支柱部材を固着せしめた第一保持具ユニットと、保
持具本体に支柱部材を固着せしめない第二保持具ユニッ
トとを構成して成り、第一保持具ユニットを下段に配置
すると共に、第二保持具ユニットを上段に配置し、第一
保持ユニットの支柱部材の上面に第二保持具ユニットの
脚部の下面を係止手段を介して積載せしめて成る点にあ
る。
【０００９】また、本発明が第二の手段として構成した
ところは、卵を整列して保持せしめる保持凹部を列設し
た棚部の両側に位置して下面に脚部を形成すると共に上
面に固着手段を形成した保持具本体と、保持具本体の両
側の固着手段にそれぞれ選択的に固着自在な支柱部材と
キャップ部材を有し、保持具本体の脚部の下面と、支柱
部材の上面との間に、相互に係脱可能な係止手段を設け
て成り、保持具本体の固着手段に支柱部材を固着せしめ
た第一保持具ユニットと、保持具本体の固着手段にキャ
ップ部材を固着せしめた第二保持具ユニットとを構成し
て成り、第一保持具ユニットを下段に配置すると共に、
第二保持具ユニットを上段に配置し、第一保持ユニット
の支柱部材の上面に第二保持具ユニットの脚部の下面を
係止手段を介して積載せしめて成る点にある。
ところは、卵を整列して保持せしめる保持凹部を列設し
た棚部の両側に位置して下面に脚部を形成すると共に上
面に固着手段を形成した保持具本体と、保持具本体の両
側の固着手段にそれぞれ選択的に固着自在な支柱部材と
キャップ部材を有し、保持具本体の脚部の下面と、支柱
部材の上面との間に、相互に係脱可能な係止手段を設け
て成り、保持具本体の固着手段に支柱部材を固着せしめ
た第一保持具ユニットと、保持具本体の固着手段にキャ
ップ部材を固着せしめた第二保持具ユニットとを構成し
て成り、第一保持具ユニットを下段に配置すると共に、
第二保持具ユニットを上段に配置し、第一保持ユニット
の支柱部材の上面に第二保持具ユニットの脚部の下面を
係止手段を介して積載せしめて成る点にある。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明の実施
形態を詳述する。
形態を詳述する。
【００１１】図１に示すように、本発明の多段式保持具
の構成部材（構成部品）は、保持具本体１と、支柱部材
２と、キャップ部材３との三種類から成る。
の構成部材（構成部品）は、保持具本体１と、支柱部材
２と、キャップ部材３との三種類から成る。
【００１２】（保持具本体の構成）保持具本体１は、棚
部４と、該棚部４の両側に位置して下面に形成された一
対の脚部５、５と、該棚部４の両側に位置して上面に形
成された一対の固着手段６、６とを備え、プラスチック
素材により一体成形されている。
部４と、該棚部４の両側に位置して下面に形成された一
対の脚部５、５と、該棚部４の両側に位置して上面に形
成された一対の固着手段６、６とを備え、プラスチック
素材により一体成形されている。
【００１３】棚部４は、一対の脚部４、４に架設された
平板状の棚板７と、該棚板７の両側縁に沿って延びる補
強リブ８とを有しており、棚板７には多数の卵Ｅを整列
して保持せしめるための保持凹部９が列設されている。
保持凹部９は、棚板７の上面に開口されると共に、図２
に示すように、棚板７の下面に向けてほぼ球面状に膨出
する凹壁１０を構成しており、図例の場合、保持凹部９
の５個を１列とした２列が配設され、２列の間に延びる
補強リブ１１を棚板７の下面に形成している。尚、各保
持凹部９を構成する凹壁１０の底部には小孔１２が開設
されている。尚、保持凹部９は、凹壁１０により形成す
る他、公知の冷蔵庫における卵用保持棚に見られるよう
な棚板７に開設した円形孔を含む広い概念であることを
諒解されたい。
平板状の棚板７と、該棚板７の両側縁に沿って延びる補
強リブ８とを有しており、棚板７には多数の卵Ｅを整列
して保持せしめるための保持凹部９が列設されている。
保持凹部９は、棚板７の上面に開口されると共に、図２
に示すように、棚板７の下面に向けてほぼ球面状に膨出
する凹壁１０を構成しており、図例の場合、保持凹部９
の５個を１列とした２列が配設され、２列の間に延びる
補強リブ１１を棚板７の下面に形成している。尚、各保
持凹部９を構成する凹壁１０の底部には小孔１２が開設
されている。尚、保持凹部９は、凹壁１０により形成す
る他、公知の冷蔵庫における卵用保持棚に見られるよう
な棚板７に開設した円形孔を含む広い概念であることを
諒解されたい。
【００１４】脚部５は、棚板７の幅方向に延びる中空ブ
ロックを構成しており、図２に示すように、脚部５の底
面に係止手段１３を構成するリブ状の凸部１４が設けら
れている。尚、脚部５は、後述するように、該脚部５の
底面を床面に載置した状態で、保持凹部９を形成する凹
壁１０の底面を床面に接触せしめないような高さ寸法を
有する。
ロックを構成しており、図２に示すように、脚部５の底
面に係止手段１３を構成するリブ状の凸部１４が設けら
れている。尚、脚部５は、後述するように、該脚部５の
底面を床面に載置した状態で、保持凹部９を形成する凹
壁１０の底面を床面に接触せしめないような高さ寸法を
有する。
【００１５】固着手段６は、棚板７の幅方向に延びると
共に上方に突出された環状壁１５を構成し、外側に膨ら
むように湾曲形成された一対の長手壁１６、１６の外側
面に係止爪１７を設けている。
共に上方に突出された環状壁１５を構成し、外側に膨ら
むように湾曲形成された一対の長手壁１６、１６の外側
面に係止爪１７を設けている。
【００１６】（支柱部材の構成）支柱部材２は、保持具
本体１における固着手段６の環状壁１５に対して外嵌可
能となるように下部を開口せしめた中空ブロックを構成
しており、上面に係止手段１３を構成するスロット状の
凹部１８を設けると共に、一側部に提手１９を設けてお
り、プラスチック素材により一体成形されている。
本体１における固着手段６の環状壁１５に対して外嵌可
能となるように下部を開口せしめた中空ブロックを構成
しており、上面に係止手段１３を構成するスロット状の
凹部１８を設けると共に、一側部に提手１９を設けてお
り、プラスチック素材により一体成形されている。
【００１７】（キャップ部材の構成）キャップ部材３
は、保持具本体１における固着手段６の環状壁１５に対
して外嵌可能となるように下部を開口せしめた中空ブロ
ックを構成しており、プラスチック素材により一体成形
されている。
は、保持具本体１における固着手段６の環状壁１５に対
して外嵌可能となるように下部を開口せしめた中空ブロ
ックを構成しており、プラスチック素材により一体成形
されている。
【００１８】（保持具ユニット）上述のような保持具本
体１と、支柱部材２と、キャップ部材３は、ぞれぞれプ
ラスチック素材により多数個が成形された後、保持具本
体１を共通部品として、支柱部材２とキャップ部材３を
選択的に保持具本体１に固着することにより、第一保持
具ユニットＵ１と第二保持具ユニットＵ２の二種類を構
成する。
体１と、支柱部材２と、キャップ部材３は、ぞれぞれプ
ラスチック素材により多数個が成形された後、保持具本
体１を共通部品として、支柱部材２とキャップ部材３を
選択的に保持具本体１に固着することにより、第一保持
具ユニットＵ１と第二保持具ユニットＵ２の二種類を構
成する。
【００１９】（第一保持具ユニットの構成）第一保持具
ユニットＵ１は、図３に示すように、保持具本体１にお
ける両側一対の固着手段６に対して支柱部材２、２を固
着することにより形成される。この際、支柱部材２、２
は、それぞれ把手１９を外向きとするように固着され
る。図示実施形態の場合、支柱部材２の下部開口を固着
手段６の環状壁１５に外嵌せしめ、係止爪１７により着
脱自在に係止固着する構成を採用しているが、これに限
定されるものではない。
ユニットＵ１は、図３に示すように、保持具本体１にお
ける両側一対の固着手段６に対して支柱部材２、２を固
着することにより形成される。この際、支柱部材２、２
は、それぞれ把手１９を外向きとするように固着され
る。図示実施形態の場合、支柱部材２の下部開口を固着
手段６の環状壁１５に外嵌せしめ、係止爪１７により着
脱自在に係止固着する構成を採用しているが、これに限
定されるものではない。
【００２０】（第二保持具ユニットの構成）第二保持具
ユニットＵ２は、図３に示すように、保持具本体１にお
ける両側一対の固着手段６に対してキャップ部材３、３
を固着することにより形成される。これにより固着手段
６の環状壁１５がキャップ部材３により被覆される。図
示実施形態の場合、キャップ部材２３下部開口を固着手
段６の環状壁１５に外嵌せしめ、係止爪１７により着脱
自在に係止固着する構成を採用しているが、これに限定
されるものではない。
ユニットＵ２は、図３に示すように、保持具本体１にお
ける両側一対の固着手段６に対してキャップ部材３、３
を固着することにより形成される。これにより固着手段
６の環状壁１５がキャップ部材３により被覆される。図
示実施形態の場合、キャップ部材２３下部開口を固着手
段６の環状壁１５に外嵌せしめ、係止爪１７により着脱
自在に係止固着する構成を採用しているが、これに限定
されるものではない。
【００２１】（多段式保持具の使用方法）上記実施形態
に基づいて卵Ｅを保管するに際しては、第一保持具ユニ
ットＵ１及び第二保持ユニット具Ｕ２の何れにおいて
も、卵Ｅは、棚部４に列設された保持凹部９に対して各
卵Ｅを１個ずつ挿入保持せしめても良く、或いは、市販
状態のパックＰごと挿入保持せしめても良く、卵Ｅを保
持せしめた状態で冷蔵庫に保管し冷蔵せしめれば良い
に基づいて卵Ｅを保管するに際しては、第一保持具ユニ
ットＵ１及び第二保持ユニット具Ｕ２の何れにおいて
も、卵Ｅは、棚部４に列設された保持凹部９に対して各
卵Ｅを１個ずつ挿入保持せしめても良く、或いは、市販
状態のパックＰごと挿入保持せしめても良く、卵Ｅを保
持せしめた状態で冷蔵庫に保管し冷蔵せしめれば良い
【００２２】卵Ｅの個数に応じて、上下２段の棚構成を
必要とする場合は、図３に示すように、第一保持具ユニ
ットＵ１を下段に配置すると共に、第二保持具ユニット
Ｕ２を上段に配置し、第一保持具ユニットＵ１の支柱部
材２、２の上面に第二保持具ユニットＵ２の脚部５、５
の下面を積載すれば良く、支柱部材２の凹部１８に脚部
５の凸部１４が係脱自在に係止する。支柱部材２と脚部
５の間における凹部１８と凸部１４による凹凸構成は、
反対に形成する等、相対的に形成しておけば良い。更
に、係止手段１３は、凹凸に限らず、上段の第二保持具
ユニットＵ２がズレ落ちることを防止可能な構成であれ
ば良い。上述の通り、保持具本体１の脚部５、５は、第
一保持具ユニットＵ１を床面Ｆに載置した状態で、保持
凹部９を形成する凹壁１０の底面を床面に接触せしめな
いような高さ寸法を有する。また、支柱部材２、２は、
下段に位置する第一保持具ユニットＵ１における卵Ｅに
対して、上段に位置する第二保持具ユニットＵ２の凹壁
１０の底面を接触せしめないような高さ寸法を有する。
必要とする場合は、図３に示すように、第一保持具ユニ
ットＵ１を下段に配置すると共に、第二保持具ユニット
Ｕ２を上段に配置し、第一保持具ユニットＵ１の支柱部
材２、２の上面に第二保持具ユニットＵ２の脚部５、５
の下面を積載すれば良く、支柱部材２の凹部１８に脚部
５の凸部１４が係脱自在に係止する。支柱部材２と脚部
５の間における凹部１８と凸部１４による凹凸構成は、
反対に形成する等、相対的に形成しておけば良い。更
に、係止手段１３は、凹凸に限らず、上段の第二保持具
ユニットＵ２がズレ落ちることを防止可能な構成であれ
ば良い。上述の通り、保持具本体１の脚部５、５は、第
一保持具ユニットＵ１を床面Ｆに載置した状態で、保持
凹部９を形成する凹壁１０の底面を床面に接触せしめな
いような高さ寸法を有する。また、支柱部材２、２は、
下段に位置する第一保持具ユニットＵ１における卵Ｅに
対して、上段に位置する第二保持具ユニットＵ２の凹壁
１０の底面を接触せしめないような高さ寸法を有する。
【００２３】更に、卵Ｅの個数に応じて、上下３段以上
の棚構成を必要とする場合は、第一保持ユニットＵ１の
複数個を積載した後、最上段に第二保持ユニットＵ２を
積載すれば良い。
の棚構成を必要とする場合は、第一保持ユニットＵ１の
複数個を積載した後、最上段に第二保持ユニットＵ２を
積載すれば良い。
【００２４】卵Ｅの個数が少ない場合は、支柱部材２、
２を設けていない第二保持具ユニットＵ２だけを使用す
れば良い。
２を設けていない第二保持具ユニットＵ２だけを使用す
れば良い。
【００２５】（変形実施形態）本発明は、上述の図示実
施形態の他、種々の設計変更が可能である。例えば、選
択的に使用される支柱部材２及びキャップ部材３は、保
持具本体１の固着手段６に対して離脱不能に固着しても
良いが、着脱自在にすることにより、ユーザにおいて必
要に応じて第一保持具ユニットＵ１と第二保持具ユニッ
トＵ２を形成することができるように構成しても良い。
また、図示実施形態の場合、固着手段６を環状壁１５に
より形成しているため、第二保持ユニットＵ２における
保持具本体１の環状壁１５にキャップ部材３を被冠せし
める構成を示したが、固着手段６を体裁の良い外観形状
に形成することにより、キャップ部材３を必要としない
構成としても良い。
施形態の他、種々の設計変更が可能である。例えば、選
択的に使用される支柱部材２及びキャップ部材３は、保
持具本体１の固着手段６に対して離脱不能に固着しても
良いが、着脱自在にすることにより、ユーザにおいて必
要に応じて第一保持具ユニットＵ１と第二保持具ユニッ
トＵ２を形成することができるように構成しても良い。
また、図示実施形態の場合、固着手段６を環状壁１５に
より形成しているため、第二保持ユニットＵ２における
保持具本体１の環状壁１５にキャップ部材３を被冠せし
める構成を示したが、固着手段６を体裁の良い外観形状
に形成することにより、キャップ部材３を必要としない
構成としても良い。
【００２６】
【発明の効果】本発明によれば、多数の卵Ｅを保管し冷
蔵庫により冷蔵するに際し、冷蔵庫内で整理整頓できる
利点がある。そして、卵Ｅの個数増加に応じて、下段の
第一保持ユニットＵ１に対して上段の第二保持ユニット
Ｕ２を積載することにより多段式の保持具を提供するこ
とができ、この際、第一保持ユニットＵ１の支柱部材２
の上面に第二保持具ユニットＵ２の脚部５の下面が係止
手段１３により係止されるので、安定した積載を可能に
する多段構造を提供できるという効果がある。
蔵庫により冷蔵するに際し、冷蔵庫内で整理整頓できる
利点がある。そして、卵Ｅの個数増加に応じて、下段の
第一保持ユニットＵ１に対して上段の第二保持ユニット
Ｕ２を積載することにより多段式の保持具を提供するこ
とができ、この際、第一保持ユニットＵ１の支柱部材２
の上面に第二保持具ユニットＵ２の脚部５の下面が係止
手段１３により係止されるので、安定した積載を可能に
する多段構造を提供できるという効果がある。
【００２７】特に、本発明によれば、脚部５、５と固着
手段６、６を備えた保持具本体１を共通部材（共通部
品）として、該保持具本体１の固着手段６、６に支柱部
材２、２を取付けたものにより第一保持具ユニットＵ１
を構成し、このような支柱部材を有しない保持具本体１
により第二保持具ユニットＵ２を構成することにより、
積載可能な第一保持具ユニットＵ１と第二保持具ユニッ
トＵ２による多段式の保持具を提供するものであるか
ら、全体として低コストが可能である。
手段６、６を備えた保持具本体１を共通部材（共通部
品）として、該保持具本体１の固着手段６、６に支柱部
材２、２を取付けたものにより第一保持具ユニットＵ１
を構成し、このような支柱部材を有しない保持具本体１
により第二保持具ユニットＵ２を構成することにより、
積載可能な第一保持具ユニットＵ１と第二保持具ユニッ
トＵ２による多段式の保持具を提供するものであるか
ら、全体として低コストが可能である。
【図１】本発明の１実施形態を示しており、保持具本体
と、支柱部材と、キャップ部材を分解して示す斜視図で
ある。
と、支柱部材と、キャップ部材を分解して示す斜視図で
ある。
【図２】本発明の１実施形態における保持具本体の下面
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図３】本発明の１実施形態において第一保持具ユニッ
トに第二保持具ユニットを積載した状態を示す断面図で
ある。
トに第二保持具ユニットを積載した状態を示す断面図で
ある。
１ 保持具本体 ２ 支柱部材 ３ キャップ部材 ４ 棚部 ５ 脚部 ６ 固着手段 ９ 保持凹部 １３ 係止手段 Ｕ１ 第一保持具ユニット Ｕ２ 第二保持具ユニット
Claims (2)
- 【請求項１】 卵Ｅを整列して保持せしめる保持凹部９
を列設した棚部４の両側に位置して下面に脚部５、５を
形成すると共に上面に固着手段６、６を形成した保持具
本体１と、保持具本体１の両側の固着手段６、６にそれ
ぞれ固着自在な支柱部材２、２とを有し、 保持具本体１の脚部５、５の下面と、支柱部材２、２の
上面との間に、相互に係脱可能な係止手段１３を設けて
成り、 保持具本体１に支柱部材２、２を固着せしめた第一保持
具ユニットＵ１と、保持具本体１に支柱部材を固着せし
めない第二保持具ユニットＵ２とを構成して成り、 第一保持具ユニットＵ１を下段に配置すると共に、第二
保持具ユニットＵ２を上段に配置し、第一保持ユニット
Ｕ１の支柱部材２、２の上面に第二保持具ユニットＵ２
の脚部５、５の下面を係止手段１３を介して積載せしめ
て成ることを特徴とする卵の多段式保持具。 - 【請求項２】 卵Ｅを整列して保持せしめる保持凹部９
を列設した棚部４の両側に位置して下面に脚部５、５を
形成すると共に上面に固着手段６、６を形成した保持具
本体１と、保持具本体１の両側の固着手段６、６にそれ
ぞれ選択的に固着自在な支柱部材２、２とキャップ部材
３、３を有し、 保持具本体１の脚部５、５の下面と、支柱部材２、２の
上面との間に、相互に係脱可能な係止手段１３を設けて
成り、 保持具本体１の固着手段６、６に支柱部材２、２を固着
せしめた第一保持具ユニットＵ１と、保持具本体１の固
着手段６、６にキャップ部材３、３を固着せしめた第二
保持具ユニットＵ２とを構成して成り、 第一保持具ユニットＵ１を下段に配置すると共に、第二
保持具ユニットＵ２を上段に配置し、第一保持ユニット
Ｕ１の支柱部材２、２の上面に第二保持具ユニットＵ２
の脚部５、５の下面を係止手段１３を介して積載せしめ
て成ることを特徴とする卵の多段式保持具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000278137A JP2002087483A (ja) | 2000-09-13 | 2000-09-13 | 卵の多段式保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000278137A JP2002087483A (ja) | 2000-09-13 | 2000-09-13 | 卵の多段式保持具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002087483A true JP2002087483A (ja) | 2002-03-27 |
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ID=18763344
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000278137A Ceased JP2002087483A (ja) | 2000-09-13 | 2000-09-13 | 卵の多段式保持具 |
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