JPH10113012A - 野菜移植機 - Google Patents

野菜移植機

Info

Publication number
JPH10113012A
JPH10113012A JP27271196A JP27271196A JPH10113012A JP H10113012 A JPH10113012 A JP H10113012A JP 27271196 A JP27271196 A JP 27271196A JP 27271196 A JP27271196 A JP 27271196A JP H10113012 A JPH10113012 A JP H10113012A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
transmission
shaft
tread
zoom
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP27271196A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3568012B2 (ja
Inventor
Masatoshi Hiasa
正俊 日朝
Yoshiaki Kuraya
芳明 蔵屋
Naokatsu Itou
尚勝 伊藤
Shuichi Shimizu
修一 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority to JP27271196A priority Critical patent/JP3568012B2/ja
Publication of JPH10113012A publication Critical patent/JPH10113012A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3568012B2 publication Critical patent/JP3568012B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transplanting Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のトレッド変更機構では、トレッドの調
節可能な範囲はさほど広くなかったため、移植機の車幅
が大きくなってしまっていた。また、移植機を収納する
ためトレッドを縮小するときに、機体4が右端にスライ
ドしていると機体4の構成によっては、駆動力を伝達し
ている六角パイプである伝動管99a上をスライドする
スライドパイプ99cと該伝動管99aに嵌入している
伝動軸99の支持管99bとが干渉して、トレッドが最
小位置まで縮小できなかった。 【解決手段】 機体フレーム1前部に伝動軸99を左右
方向に伸縮可能に配設し、機体4後部に配設した出力軸
7と該伝動軸99をチェーン98aで連結して該出力軸
7の駆動力を伝動軸99に伝達し、さらにその駆動力を
伝動軸99と伝動ケース68の連結部68aとをチェー
ン98bで連結して伝動軸99から伝動ケース68へ伝
達することで、ズーム側後車輪62を駆動するよう構成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は野菜などの苗を、主
として畝上に移植する移植機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から野菜移植機において、エンジン
や移植部などを搭載した機体をスライドフレーム上で左
右にスライドさせて、植え付け位置を左右方向で変更し
たり、車軸を伸縮移動してピンを差し替えたり、車軸ケ
ースに対して車輪を反転させたりしてトレッドを変更し
て、畝幅に合わせて移植作業ができるようにした技術は
公知となっている。またこのような移植機においては、
左右後輪に駆動力を伝達する出力軸を左右の伝動ケース
に連結して、該出力軸を伸縮可能に構成することでトレ
ッドの伸縮に対応していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のトレッ
ド変更機構では、トレッドの調節可能な範囲はさほど広
くとれていなかった。この結果、移植機の車幅が大きく
なってしまい、軽トラック等で運搬するときに荷台に納
まらなかったり、狭い畦道を通行するのが困難な場合が
あった。また、移植機を収納するためトレッドを縮小す
るときに、機体が右端にスライドしていると機体の構成
によっては、駆動力を伝達している六角パイプである伝
動管上をスライドするスライドパイプと該伝動管に嵌入
している伝動軸の支持管とが干渉して、トレッドが最小
位置まで縮小できなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
課題を解決するために、次のような手段を用いる。即
ち、エンジンや移植部などを搭載した機体をスライドフ
レーム上で左右にスライド可能とし、スライドフレーム
に嵌挿したズーム用フレームの伸縮でトレッドを調節可
能とした野菜移植機において、機体フレーム前部に伝動
軸を左右方向に伸縮可能に配設し、機体後部に配設した
出力軸と該伝動軸をチェーンで連結して該出力軸の駆動
力を伝動軸に伝達し、さらにその駆動力を伝動軸と伝動
ケースの連結部とをチェーンで連結して伝動軸から伝動
ケースへ伝達することで、ズーム側後車輪を駆動するよ
うに構成したことである。
【0005】また、機体後部の出力軸に配設したベベル
ギアと機体フレーム右前部に配設したギアとを、また伝
動ケースの連結部に配設したベベルギアと機体フレーム
右前部に配設した前記ギアとを、それぞれ両側にユニバ
ーサルジョイントを有する伸縮自在な連結軸を介してそ
れぞれ任意方向へ回動可能に連結し、出力軸の駆動力を
ズーム側後車輪に伝達するように構成したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の解決すべき課題及び手段
は以上の如くであり、次に添付の図面に示した本発明の
一実施例を説明する。図1は本発明にかかる移植機の全
体構造を示す右側面図、図2は同じく左側面図、図3は
同じく平面図、図4は同じくスイング機構の右側面図、
図5はスライド機構部の側面断面図、図6は同じく正面
図、図7は機体の側面図、図8は同じく平面図、図9は
トレッドを最小幅にした移植機の平面図、図10は同じ
くスイング機構とズーム用フレームの位置関係を示す正
面図、図11は車輪取付け位置によるドレッドの違いを
示す図、図12は車輪取付け位置によるズーム用フレー
ムの位置の違いを示す図、図13は前後ネジ軸の駆動機
構を説明する左側面図、図14は同じく平面図、図15
はズーム側後車輪への駆動力伝達機構の別の実施例を示
す平面図である。
【0007】図1、図2、図3、図4より本発明の移植
機の全体構成から説明する。フレーム1は、エンジン2
や移植部3が搭載された機体4を左右方向にスライド可
能に支持すると共に、該フレーム1の上部に配設したス
イング駆動機構5を介して前輪61・61及び後輪62
・62を上下方向にスイング可能に支持している。前記
機体4の後方には操向ハンドル10を設けて、四輪歩行
タイプとしている。
【0008】前記フレーム1は、該フレーム1の前後部
に左右方向に横設した前スライドフレーム11及び後ス
ライドフレーム12と、該前後スライドフレーム11・
12の両左端同士及び両右端同士を連結する左スライド
フレーム13及び右スライドフレーム14とによって枠
状に形成されている。該左右スライドフレーム13・1
4の後端は、前記後スライドフレーム12よりも後方に
突出しており、この突出部は、スイングロッド16を後
スライドフレーム12と平行に、また回転可能に支持し
ている。該スイングロッド16は筒状部材であり、その
内断面は六角形状に形成されている。また、該スイング
ロッド16右端から六角柱状に形成したズームスイング
ロッド50を嵌入している。
【0009】前記右スライドフレーム14の右方には縦
ズームフレーム15が該右スライドフレーム14と平行
に配設され、該縦ズームフレーム15の前端から前ズー
ム用フレーム91、後端から後ズーム用フレーム92が
右スライドフレーム14側に突出し、その先端は前記前
後スライドフレーム11・12にそれぞれ摺動自在に嵌
入している。また、縦ズーム用フレーム15の後端は、
前記後ズーム用フレーム92よりも後方に突出してお
り、この突出部は、前記ズームスイングロッド50の右
端を回転可能に支持している。
【0010】前記左右スライドフレーム13・14は、
前端の左右に前部側板17・17をそれぞれ固着して、
これら前部側板17・17間に円筒状の前スライドフレ
ーム11を貫通させて連結し、後端の左右には後部側板
18・18をそれぞれ固着してこれら後部側板18・1
8間に円筒状の後スライドフレーム12及びスイングロ
ッド16を貫通させて連結している。同様に、前記縦ズ
ーム用フレーム15の前端には前部側板17・17を固
着して、該前部側板17・17間に円筒状の前ズーム用
フレーム91を貫通させて連結し、後端には後部側板1
8・18を固着して、該後部側板18・18間に円筒状
の後ズーム用フレーム92及びズームスイングロッド5
0を貫通させて連結している。また、前記左右スライド
フレーム13・14及び縦ズーム用フレーム15は、そ
れぞれ曲げ荷重に強い角パイプで形成しており、補強フ
レームを用いることなくフレーム1の強度を高めるよう
構成している。
【0011】前記左スライドフレーム13に固着した前
部側板17・17の前スライドフレーム11の支持部下
方には、左右方向に延びる支持部19aを回動可能に支
持させて、該支持部19aには前車輪61を回転自在に
支持する支持アーム63の上端ボス部64をピンやボル
ト等で固定支持している。また同様に、前記縦ズーム用
フレーム15に固着した前部側板17・17の前ズーム
用フレーム91の支持部下方には、左右方向に延びる支
持部19bを回動可能に支持させて、該支持部19bに
は前車輪61を回転自在に支持する支持アーム65の上
端ボス部66をピンやボルト等で固定支持している。
【0012】さらに、前記左スライドフレーム13に固
着した後部側板18・18の後スライドフレーム12の
支持部下方には、後車輪62の車軸を支持する伝動ケー
ス67の端部連結部67aを支持し、該連結部67a内
を貫通する出力軸7の左端部を、伝動ケース67内の動
力伝達機構を介して後車輪62に連動させている。また
前記縦ズーム用フレーム15に固着した後部側板18・
18の後ズーム用フレーム92の支持部下方には、後車
輪62の車軸を支持する伝動ケース68の端部連結部6
8aを支持している。
【0013】次に、駆動力伝達機構を説明する。前記出
力軸7と一体に回転するスリーブ74にスプロケットを
固設し、フレーム1の前部に前スライドフレーム11と
平行に横設した伝動管99aにはスプロケットを摺動可
能に配設し、該両スプロケットにチェーン98aを巻回
して出力軸7と伝動管99aとが連動するようにしてい
る。前記伝動管99aは管状部材で、その内断面は六角
形状に形成されている。該伝動管99aの右端からは六
角柱状に形成した伝動軸99が摺動自在に嵌入してお
り、該伝動軸99の右端には支持管99bが嵌合してい
る。該支持管99bと前記端部連結部68a内の軸とに
それぞれスプロケットを固設して、該両スプロケットに
チェーン98bを巻回して、伝動管99aの回転を前記
伝動ケース68内の動力伝達機構を介して後車輪62に
伝達するよう構成している。また、伝動管99aには機
体4に固定したスライドパイプ99cを外嵌している。
伝動管99aは前記スライドパイプ99c内を回転可能
で、スライドパイプ99cは伝動管99aと摺動自在に
嵌合している。そして、該スライドパイプ99cはチェ
ーン98a及び伝動管99aに配設したスプロケット
が、機体4と一体的にスライド可能なようにチェーンケ
ース98を支持している。
【0014】前記出力軸7は、前記エンジン2の回転動
力が入力される駆動ギア75を持つ駆動ユニット70
と、左右一対のスプライン軸71・72とを備え、該ス
プライン軸71・72と駆動ユニット70とを左右一対
のスリーブ73・74を介して連動させることにより、
前記機体4に追従してエンジン2が左右にスライドして
も該エンジン2の回転動力を左右の後車輪62・62に
伝達できるよう構成している。前記駆動ユニット70に
おける駆動ギア75の両側には、左右の後車輪62・6
2をそれぞれ独立して回転駆動させるための左右サイド
クラッチ76・77を配設している。
【0015】次に、出力軸7からズーム側後輪即ち、右
後輪62への駆動力伝達機構の別の実施例を図15を用
いて説明する。出力軸7と一体に回転する前記スリーブ
74にベベルギア123が配設され、左右方向軸の回転
を前後方向軸の回転へ変換している。また、機体フレー
ム1の前右部において前部側板17に固設した支持板1
28には、前後方向に軸芯を有するギア125が回転自
在に支持されている。該ギア125の回転軸と前記ベベ
ルギア123の前後方向の回転軸との間には、両側にユ
ニバーサルジョイント127・127を有する伸縮可能
な連結軸121を配置して、任意方向へ回動可能、か
つ、伸縮可能に連結されている。連結軸121はスプラ
イン軸121bとボス軸121aとがスプライン嵌合し
て伸縮自在に形成されており、ベベルギア123の回転
をギア125に伝達する。
【0016】前記支持板128上のギア125の右側に
は、該ギア125の回転軸と平行な軸芯を有するギア1
26が回転自在に並設されており、該ギア126はギア
125と噛合している。また、ズーム側後輪62の伝動
ケース68の支持部68aの先端にはベベルギア124
を配設し、該ベベルギア124の前後方向の回転軸とギ
ア126の回転軸とが、両側にユニバーサルジョイント
127・127を有する連結軸122によって任意方向
へ回動可能、かつ、伸縮可能に連結されている。連結軸
122は、スプライン軸122bとボス軸122aとが
スプライン嵌合して伸縮自在に形成されており、ギア1
26の回転をベベルギア124に伝達する。
【0017】以上の如く構成して、出力軸7が回転する
とベベルギア123によって連結軸121へ回転が伝達
され、ギア125が回転し、該ギア125と噛合したギ
ア126も回転する。該ギア126の回転は連結軸12
2を介してベベルギア124に伝達され、連結部68a
の回転軸を回転させることによって伝動ケース68を介
して後車輪62を駆動する。
【0018】そして機体4が左右にスライドした場合で
も、前記連結軸121は伸縮自在であり、かつユニバー
サルジョイント127を介してベベルギア123及びギ
ア125と任意方向へ回動可能に連結されているので、
機体4の位置にかかわらず回転を伝達することが可能で
ある。トレッドを変更した場合においても、前記連結軸
122は伸縮自在であり、かつユニバーサルジョイント
127を介してギア126及びベベルギア124と任意
方向へ回動可能に連結されているので、トレッドの幅に
かかわらず回転を伝達することが可能である。また、機
体4がスライドして右端に位置している場合において
も、前記実施例におけるスライドパイプ99cと支持部
99bとのようにお互いに干渉しあうものがないので、
トレッドを最小幅まで縮小することができる。
【0019】前記移植部3は、前記機体4の後部側に設
けた植付け伝動ケース31を介して動力が伝達され、上
方側の苗受取位置と下方側の苗受取位置との間で上下往
復動作される二つの分割片から成るバケット状の移植爪
32と、複数のポット苗収容部を持つトレイTを搬送す
る搬送部33と、該搬送部33で搬送される苗トレイT
からポット苗を取り出して苗受取位置で待機する移植爪
32内に取出苗を放出する苗取出爪34とで構成してい
る。また移植部3の下部には、畝上に被覆したマルチフ
ィルムに移植孔を開設するためのマルチカッタ35と、
移植爪32により畝に植付けられたポット苗に培土する
ための培土輪36とが配設されている。
【0020】また、前記機体4の後方側に延設する操向
ハンドル10には、左右サイドクラッチレバー10a、
前記移植部への動力を入切操作する植付クラッチレバー
10b、スイング機構5を動作させて前車輪61・61
及び後車輪62・62を上下にスイングさせるためのス
イングレバー10c、走行主変速レバー10d、機体4
をスライドさせるスライド操作レバー10e、株間調整
レバー10fなどを配置している。
【0021】図5、図6、図7の如く、前記機体4の前
部には、下端側が開放された略コ字状に形成した前部ブ
ラケット41が連結体42を介して取付けられ、該機体
4の後部の左右には下端側が開放された略コ字状に形成
した後部上ブラケット44a・44aが取付けられ、該
後部上ブラケット44a・44aの下方にはそれぞれ後
部下ブラケット44b・44bが取付けられている。
【0022】前記前部ブラケット41上部左右には、転
動体であるローラー43を回転軸43aを介して回転自
在に支持した前部上ローラーカバー90a・90aが固
設されている。該前部上ローラーカバー90a・90a
は下端側が開放された略コ字状に形成され、ローラー4
3・43は前部ブラケット41の上面に開口した孔から
該前部ブラケット41内へ挿入している。また前部ブラ
ケット41下部に取付けられた前部下ローラーカバー9
0bは上端側が開放された略コ字状に形成して、左右に
ローラー43・43を回転軸43bを介して回転自在に
支持している。さらに後部上ブラケット44a・44a
及び後部下ブラケット44b・44bは、それぞれ回転
軸を介してローラー45を回転自在に支持している。
【0023】前記前部ブラケット41の左右に配置され
た上下のローラー43・43を前スライドフレーム11
外周の上下に摺接させ、左右の前記後部上下ブラケット
44a・44bに支持されたローラー45・45を後ス
ライドフレーム12外周の上下に摺接させることによっ
て、機体4が前記ローラ上を左右にスライドできるよう
に構成している。
【0024】さらに図7、図8に示すように、前記機体
4において、エンジン2が搭載される第一機枠4A前部
には第二機枠4Bが結合され、該第二機枠4B前端には
前部ブラケット41が固定されている。また、後部上ブ
ラケット44a・44a及び後部下ブラケット44b・
44bが固定された第三機枠4Cが、第一機枠4A後部
に結合している。これらの各機枠4A・4B・4Cの結
合部分をそれぞれ溶接(W1・W2)することにより、
全体をユニット化している。また、前記機枠4Cの両側
面に切欠き部4d・4dを設けて、その切欠き部に後ス
ライドフレーム12を貫通させているので、機体4上方
及び下方にスペースが広くとれ、また支持した機体4の
重心位置を低くできるので安定してスライドすることが
できる。
【0025】図9に示すように、前記フレーム1と機体
4との間には、該機体4を左右スライドフレーム13・
14間の範囲で左右にスライドさせるためのスライド機
構8を設けている。該スライド機構8において、ピスト
ンロッド80を有した油圧シリンダ81は、取付板17
aに支持されているが、該取付板17aは前記右スライ
ドフレーム14の前部側板17・17及び右スライドフ
レーム14の外側に設けた支持フレーム95に固定され
ている。前記油圧シリンダ81は、機体4のエンジン2
の取付け部付近に配設した油圧ポンプPと接続してい
る。また、その中間部が前記ピストンロッド80と連結
された揺動アーム83は、前記取付板17aと前記機体
4に設けた長孔を有する受入体82との間に介装されて
いる。このように構成して、前記油圧ポンプPからの圧
油で油圧シリンダ81のピストンロッド80を伸縮動作
させて、前記揺動アーム83を揺動させることにより、
機体4を左右にスライドさせるのである。
【0026】前記スイング機構5について、図2、図
3、図4を用いて説明する。前記油圧ポンプPと接続さ
れピストンロッド51aを有する油圧シリンダ51が、
前記右スライドフレーム14と支持フレーム95との間
上方に固定され、該油圧シリンダ51のピストンロッド
51aの先端と突片52とが軸96にて連結されてい
る。該突片52とスイングロッド16に突設した突片5
3とが連結ロッド59aで連結されており、スイングロ
ッド16左端には突片54aが、該スイングロッド16
に嵌入したズームスイングロッド50右端には突片54
bがそれぞれ突設されている。
【0027】前記左伝動ケース67の連結部67a上に
は突片56が突設され、右伝動ケース68の連結部68
a上には突片55が突設され、それぞれ突片54a及び
突片54bと連結ロッド59bにて連結されている。さ
らに、前記左前車輪61を支持する支持部19a上に突
片58が突設され、右前車輪61を支持する支持部19
b上に突片57が突設され、それぞれが突片56及び突
片55と連結ロッド59cにて連結されている。
【0028】以上のように構成して、前記油圧ポンプP
からの圧油で油圧シリンダ51のピストンロッド51a
を伸縮動作させて、突片52・53を介してスイングロ
ッド16及びズームスイングロッド50を回転させるこ
とにより、前記各突片54a・54b・55・56・5
7・58と各連結ロッド59b・59b・59c・59
cとを介して、前車輪61・61及び後車輪62・62
を図1の実線及び仮想線で示す範囲で上下方向にスイン
グさせ、前記フレーム1の対地高さを任意に調整できる
よう構成している。
【0029】次にトレッド変更機構について図3、図
5、図6を用いて説明する。前記前スライドフレーム1
1に摺動自在に嵌入した前ズーム用フレーム91内に、
ナット93が嵌合固定されている。該ナット93は前ス
ライドフレーム11内に配設されたネジ軸94と螺合し
ており、該ネジ軸94が回転することによって前ズーム
用フレーム91が左右方向に摺動するよう構成してい
る。同様に、前記後スライドフレーム12に摺動自在に
嵌入した後ズーム用フレーム92内に、ナット93が嵌
合固定されている。該ナット93は後スライドフレーム
12内に配設されたネジ軸94と螺合しており、該ネジ
軸94が回転することによって後ズーム用フレーム92
が左右方向に摺動するよう構成している。
【0030】図13、図14に示すように、前記機体4
におけるエンジン2の左前方にはモータMが配設され、
該モータMの回転はベベルギア113を介して駆動スプ
ロケット110に伝達されるよう構成している。また、
前後スライドフレーム内に配設されたネジ軸94・94
の左端は、それぞれ前後部側板17・18から外側に突
出し、その先端にはスプロケット111・112がそれ
ぞれ固設されている。該スプロケット111・112及
び前記駆動スプロケット110にチェーン114を巻回
し、駆動スプロケット110の回転を前後のネジ軸94
・94に伝えている。前記チェーンはテンションスプロ
ケット115によって緊張されており、前記スプロケッ
ト111及びスプロケット112の歯数は共に同じであ
るので、前後のネジ軸94・94は共に同じ速度で回転
することとなる。
【0031】そして、前記モータMを回転駆動させるこ
とにより前記ベベルギア113、チェーン114及びス
プロケット111・112を介して、前後スライドフレ
ーム11・12内のネジ軸94・94を回転させ、前記
前後ズーム用フレーム91・92を左右にスライドさせ
ることによってトレッドの調整を行うのである。このよ
うにトレッドの調節をネジ軸の回転にて行うと大きな推
進力を得ることができるので、例えば畑等の中でも容易
にトレッドの変更を行うことが可能である。
【0032】前述の如く構成した機体4のスライド機構
8及びトレッド調節機構において、図15に示す如くト
レッドの調節可能範囲S2は、機体4のスライド可能範
囲S1よりも広く構成している。これにより例えば四条
植えなどの多条植えに対応しながらも、車幅の小さな軽
トラック等に積載可能となり、狭い畦道の通行も容易に
なった。また逆に、例えば一畝を往復移動して四条植え
をする際には、機体4は片側の二条間をスライドできれ
ば足りるので、前述の如く該機体4のスライド範囲を小
さく構成してフレーム1の強度低下を防止したり、構造
の簡略化を図っている。
【0033】また図2、図9、図10に示すように、縦
ズームフレーム15、前後車輪61・62、支持アーム
65及び車軸ケース68をフレーム1上の昇降機構5よ
りも下方に配置しており、トレッドを最小幅にした場合
にはこれらの縦ズームフレーム15、前後車輪61・6
2、支持アーム65及び車軸ケース68が昇降機構5の
下方に収納されることとなり、移植機の車幅を小さくす
ることができ、車幅の小さな小型の積載車両にも積載す
ることが可能となり、移植機の運搬が容易にできるので
ある。
【0034】さらに、右側の前後車輪61・62すなわ
ち移動側の車輪を支持アーム65及び車軸ケース68の
内側に配置してあり、移植機の車幅をより小さくするこ
とが可能となっている。例えば図11に示す如く、後車
輪62を車軸ケース68の内側に配置した場合の車幅L
1は、後車輪62を車軸ケース68の外側に配置した場
合の車幅L2に比べて幅L3分だけ小さくできる。また
後車輪62を車軸ケース68の外側に配置した場合に、
車幅を前記車幅L1まで小さくすると図12に示すよう
に、縦ズーム用フレーム15が右スライドフレーム14
の内側まで入りこんでくる(15’)ため、機体4のス
ライド可能範囲が狭くなったり、トレッド調節機構の構
造が複雑化したりする。
【0035】従って、車軸ケースの内側に車輪を配置し
たことにより、畝や畝に貼設したマルチフィルムに車軸
ケースがひっかかることを防止できたり、移植機を車幅
の小さな小型の積載車両に積載する場合に、車輪が歩み
板の中央部を通ることができるので安定して積載するこ
とができるようになった。そのうえ、車軸ケース68の
支持部68aが地面から受ける負荷が少なくなり、該支
持部を簡単な構成にすることができるので、コストが低
減できたり、移植機の軽量化によって取扱い性の向上を
はかることができたりした。
【0036】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したことに
より、次のような効果が得られる。即ち、機体フレーム
前部に伝動軸を左右方向に伸縮可能に配設し、機体後部
に配設した出力軸と該伝動軸をチェーンで連結して該出
力軸の駆動力を伝動軸に伝達し、さらにその駆動力を伝
動軸と伝動ケースの連結部とをチェーンで連結して伝動
軸から伝動ケースへ伝達することで、ズーム側後車輪を
駆動するように構成したことで、伝動管99aの略長さ
分の範囲を、トレッドの変更可能範囲とすることがで
き、トレッドの変更可能範囲を大幅に広くすることがで
きた。その結果、移植機の車幅を小さく構成できたの
で、狭い場所でも収納可能となったり、狭い畦道等でも
容易に通行できたり、車幅の小さな軽トラック等にも積
載可能で移植機の運搬が容易にできることとなった。
【0037】また、機体後部の出力軸に配設したベベル
ギアと機体フレーム右前部に配設したギアとを、また伝
動ケースの連結部に配設したベベルギアと機体フレーム
右前部に配設したギアとを、伸縮自在に形成した連結軸
にてユニバーサルジョイントを介してそれぞれ任意方向
へ回動可能に連結し、機体フレーム右前部に配設した前
記ギアとギアとを互いに噛合させることによって出力軸
の駆動力をズーム側後車輪に伝達し、該ズーム側後車輪
を駆動するように構成したので、移植機を収納するため
トレッドを縮小するときに機体が右端にスライドしてい
ても、トレッドが最小位置まで縮小できるようになっ
た。その上、トレッドの変更可能範囲も大きくとれるよ
うになったので、畝幅や植付け位置に対する適応範囲が
広くなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる移植機の全体構造を示す右側面
図である。
【図2】同じく左側面図である。
【図3】同じく平面図である。
【図4】同じくスイング機構の右側面図である。
【図5】スライド機構部の側面断面図である。
【図6】同じく正面図である。
【図7】機体の側面図である。
【図8】同じく平面図である。
【図9】トレッドを最小幅にした移植機の平面図であ
る。
【図10】同じくスイング機構とズーム用フレームの位
置関係を示す正面図である。
【図11】車輪取付け位置によるドレッドの違いを示す
図である。
【図12】車輪取付け位置によるズーム用フレームの位
置の違いを示す図である。
【図13】前後ネジ軸の駆動機構を説明する左側面図で
ある。
【図14】同じく平面図である。
【図15】ズーム側後車輪への駆動力伝達機構の別の実
施例を示す平面図である。
【符号の説明】
M モータ P 油圧ポンプ 1 フレーム 2 エンジン 3 移植部 4 機体 5 スイング機構 7 出力軸 8 スライド機構 11 前スライドフレーム 12 後スライドフレーム 15 縦ズーム用フレーム 68 伝動ケース 68a 連結部 91 前ズーム用フレーム 92 後ズーム用フレーム 98a・98b チェーン 99 伝動軸 99a 伝動管 121・122 連結管 123・124 ベベルギア 125・126 ギア 127 ユニバーサルジョイント
フロントページの続き (72)発明者 清水 修一 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンや移植部などを搭載した機体を
    スライドフレーム上で左右にスライド可能とし、スライ
    ドフレームに嵌挿したズーム用フレームの伸縮でトレッ
    ドを調節可能とした野菜移植機において、機体フレーム
    前部に伝動軸を左右方向に伸縮可能に配設し、機体後部
    に配設した出力軸と該伝動軸とをチェーンで連結して該
    出力軸の駆動力を伝動軸に伝達し、さらにその駆動力を
    伝動軸と伝動ケースの連結部とをチェーンで連結して伝
    動軸から伝動ケースへ伝達することで、ズーム側後車輪
    を駆動するように構成したことを特徴とする野菜移植
    機。
  2. 【請求項2】 エンジンや移植部などを搭載した機体を
    スライドフレーム上で左右にスライド可能とし、スライ
    ドフレームに嵌挿したズーム用フレームの伸縮でトレッ
    ドを調節可能とした野菜移植機において、機体後部の出
    力軸に配設したベベルギアと機体フレーム右前部に配設
    したギアとを、また伝動ケースの連結部に配設したベベ
    ルギアと機体フレーム右前部に配設した前記ギアとを、
    それぞれ両側にユニバーサルジョイントを有する伸縮自
    在な連結軸を介してそれぞれ任意方向へ回動可能に連結
    し、出力軸の駆動力をズーム側後車輪に伝達するように
    構成したことを特徴とする野菜移植機。
JP27271196A 1996-10-15 1996-10-15 野菜移植機 Expired - Lifetime JP3568012B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27271196A JP3568012B2 (ja) 1996-10-15 1996-10-15 野菜移植機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27271196A JP3568012B2 (ja) 1996-10-15 1996-10-15 野菜移植機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10113012A true JPH10113012A (ja) 1998-05-06
JP3568012B2 JP3568012B2 (ja) 2004-09-22

Family

ID=17517728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27271196A Expired - Lifetime JP3568012B2 (ja) 1996-10-15 1996-10-15 野菜移植機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3568012B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3568012B2 (ja) 2004-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4782317B2 (ja) トラクタ
US4363362A (en) Multiple machine for row-cropping with vertically operating axes
JPH10113012A (ja) 野菜移植機
JP3525981B2 (ja) 野菜移植機
JP3534144B2 (ja) 野菜移植機
JPH10113011A (ja) 野菜移植機
JP3525982B2 (ja) 野菜移植機
JP3520196B2 (ja) 車両の輪距調整装置
JP2709780B2 (ja) 耕耘機
JP2557014Y2 (ja) 耕耘機の耕深調節装置
JP2002084828A (ja) 田植機の植付部
JP3996519B2 (ja) 部分正逆転ロータリ装置
JP3105177B2 (ja) サイドドライブロータリ耕耘装置
JP2547660B2 (ja) 歩行型水田作業機
JPH0513128Y2 (ja)
JP2922174B2 (ja) サイドドライブロ−タリ耕耘装置
JP2002145129A (ja) 農作業機
JPH10225220A (ja) 乗用移動農機
JP3499308B2 (ja) 田植機
JP3123197B2 (ja) 苗植機
SU722514A1 (ru) Машина дл уборки сельскохоз йственных культур
JPH0672165A (ja) 自走式作業機の動力伝達装置
JPS5854900Y2 (ja) 乗用農作業機のポンプ取付構造
JP2575675Y2 (ja) 歩行型水田作業機におけるトランスミッション
JP2002291308A (ja) 奇数条植え苗移植機

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040210

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040608

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040609

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080625

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090625

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100625

Year of fee payment: 6