JP2575675Y2 - 歩行型水田作業機におけるトランスミッション - Google Patents

歩行型水田作業機におけるトランスミッション

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JP2575675Y2 JP1991029493U JP2949391U JP2575675Y2 JP 2575675 Y2 JP2575675 Y2 JP 2575675Y2 JP 1991029493 U JP1991029493 U JP 1991029493U JP 2949391 U JP2949391 U JP 2949391U JP 2575675 Y2 JP2575675 Y2 JP 2575675Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、歩行型田植機等の歩行
型水田作業機に係り、詳しくは歩行型水田作業機におけ
るトランスミッションに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の歩行型田植機のミッションケース
には、その入力軸がミッションケースの左外側へ突出し
ており、この入力軸の外側端部にプーリが取付けられて
いて、このプーリへ、VベルトによりエンジンのPTO
軸からの回転力が伝えられていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の田植機では、トランスミッションの左右のバランス
が悪い上に、例えばエンジンPTO軸に取付けられたプ
ーリと前記入力軸に取付けられたプーリとがミッション
ケースの外側に配置されていて、しかもエンジンからの
動力伝達がVベルト等を介して行われているので、動力
伝達装置としての耐久性が悪く、ミッションケース内に
全動力伝達装置及び変速装置を収納することが要望され
ていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記事情に鑑
みてなされたものであって、例えば図2及び図4を参照
して示すと、機体(3)の前部に配置されたエンジン
(6)にミッションケース(7)を取付け固定すると共
に、前記機体(3)の後部に苗のせ台(10)を配置し
てなる、歩行型水田作業機(1)において、前記ミッシ
ョンケース(7)内に、前記エンジン(6)からの回転
軸(18)を介して走行変速軸(15)に伝達する動
力伝達装置(14a〜14d)と、該走行変速軸(1
5)の回転を変速ギヤ群を介して走行主軸(21)及び
プランタ(11)に変速して伝達する変速装置(A,
B,C,D,30)と、を収納し、前記エンジン(6)
下方の前記ミッションケース(7)の内部に、前記変速
装置(A,B,C,D,30)を配置し、 前記エンジン
(6)側方の前記ミッションケース(7)の内部に、前
記動力伝達装置(14a〜14d)を配置し、 更に、前
記エンジン(6)側方の前記ミッションケース(7)の
外部に、前記動力伝達装置(14a〜14d)に連動す
る油圧ポンプ(18a)を配置し、前記動力伝達装置
(14a〜14d)及び前記油圧ポンプ(18a)と、
前記変速装置(A,B,C,D,30)とを、前記ミッ
ションケース(7)の左右側に振分け配置してなる、こ
とを特徴とする。
【0005】
【作用】以上の構成に基づき、水田作業機(1)は前部
に配置したエンジン(6)の出力をミッションケース
(7)内の動力伝達装置(14a〜14d)により、軸
(18)を介して走行変速軸(15)に入力し、更に変
速装置(A,B,C,D,30)を介して変速して走行
主軸(21)及びプランタ(11)に伝達する。この
際、エンジン側方のミッションケース(7)の内部に配
置した動力伝達装置(14a〜14d)によりエンジン
出力を走行変速軸(15)に入力し、また、エンジン下
方のミッションケース(7)の内部に配置した変速装置
(A,B,C,D,30)により変速する。更に、エン
ジン側方のミッションケース(7)の外部に油圧ポンプ
(18a)を配置し、ミッションケース(7)の内部に
動力伝達装置(14a〜14d)と変速装置(A,B,
C,D,30)とを収納し、これら動力伝達装置(14
a〜14d)と変速装置(A,B,C,D,30)の耐
久性を向上させると共に、動力伝達装置(14a〜14
d)及び油圧ポンプ(18a)と、変速装置(A,B,
C,D,30)とをミッションケース(7)の左右側に
振り分け配置することで、該ミッションケース(7)の
左右バランスを改善している。
【0006】
【考案の効果】以上、説明したように、本考案によれ
ば、エンジン(6)から走行変速軸(15)にギヤ結合
により動力を伝達する動力伝達装置(14a〜14d)
、油圧ポンプ(18a)と共にミッションケース
(7)の左右一側に配置し、また変速装置(A,B,
C,D,30)をミッションケース(7)の左右他側
配置したので、左右の重量バランスを向上することがで
きる。また、これら動力伝達装置(14a〜14d)及
び変速装置(A,B,C,D,30)をコンパクトに構
成して全てミッションケース(7)内に収納したので、
例えば前記動力伝達装置(14a〜14d)をミッショ
ンケース(7)の外側に配置した場合に比較して強度及
び耐久性を向上できる。
【0007】なお、前記カッコ内の符号は例示であっ
て、何等本考案を限定するものではない。
【0008】
【実施例】以下、図面に沿って、本考案の実施例につい
て説明する。
【0009】歩行型田植機1は、図4に示すように、車
輪2に支持されている機体フレーム3を有しており、こ
の機体フレーム3の前方にはバンパ4が固設され、機体
フレーム3の下方には、その前後方向に沿うフロート5
が配設されている。前記機体フレーム3の前方部には、
エンジン6及びミッションケース7が配置されていると
共に、該エンジン6の上方に、これらを覆うボンネット
9が配設されている。更に、前記機体フレーム3の後方
部には、マット苗が載置された苗のせ台10が機体幅方
向に移動自在に支持されており、該苗のせ台10の前方
には、植付爪11が配設されている。そして、前記苗の
せ台10の後方には、操作ハンドル12が配設されてい
る。
【0010】また、図1乃至図3に示すように、エンジ
ン6の下方にはミッションケース7が配設されており、
このミッションケース7内には総てのトランスミッショ
ン100が下記のように収納されている。エンジン6か
らの動力がPTO軸8からギヤ14a、軸18に固定し
たギヤ14b、ギヤ14bと一体のギヤ14c、変速軸
15に固定したギヤ14dを介して、ミッションケース
7内の走行変速主軸15に伝達されている。そして、該
変速軸15に隣接してプランタ駆動軸16が回転自在に
支持されており、また走行変速軸15の他方に隣接して
カウンタ軸17が回転自在に支持されている。更に、ミ
ッションケース7の前端部にはアクスルケース19,1
9が固定されており、該アクスルケース19,19には
伝動ケース20,20の筒部20a,20aが揺動自在
に挿入・嵌合されている。そして、前記アクスルケース
19,19には左右の駆動軸21,21が軸支されてい
て、該駆動軸21の先端に固設されたスプロケットから
チェンを介して伝動ケース20に車軸2aによって支持
される車輪2に動力伝達されている。そして、ミッショ
ンケース7には、前記カウンタ軸17と並んでプランタ
軸22が回転自在に支持されている。また、前記プラン
タ駆動軸16には転位ギヤからなる株間変速ギヤA,B
が固定されており、該株間変速ギヤA,Bと選択噛合可
能に変速ギヤ体23が摺動のみ自在に支持され、かつこ
のギヤ体23には幅狭ギヤC及び幅広ギヤDが形成され
ている。また、カウンタ軸17には、小ギヤ25と中ギ
ヤ26が固設されており、駆動軸21,21にはサイド
クラッチ27,27が設けられていて、これらサイドク
ラッチ27,27は、駆動軸21,21に軸支されたフ
ァイナルギヤ29が左右の駆動軸21,21のいずれか
一方、または両方とも噛合し得るように構成されてい
る。そして、プランタ軸22には逆転ギヤ30が摺動及
び回転自在に取付けられていると共に、プランタクラッ
チ28が摺動可能に取付けられており、このプランタク
ラッチ28が係合可能かつプランタ軸22を軸支し、ミ
ッションケース7に軸支される中空軸44のケース7の
外側端にスプロケット41が固定されている。そして、
このスプロケット41とプランタ駆動軸16端に設けら
れたスプロケット40とがチェン42を介して連結され
ている(図2(a) 参照)。そして、プランタ軸22の左
端にプランタヘ動力を伝達するスプロケット22aが取
付けられている。
【0011】また、図1及び図3に示すように、ミッシ
ョンケース7には、スクリューシャフト32が左右幅方
向に延びて回転自在に支持されており、該スクリューシ
ャフト32は車軸2aよりも機体前方側に配置され、か
つ前記スクリューシャフト32にはスライドブロック3
3が摺動のみ自在に螺合されている。そして、スクリュ
ーシャフト32はプランタ軸22からスプロケット3
5、チェン36及びスプロケット37を介して動力伝達
されており、スクリューシャフト32の回転に基づき前
記スライドブロック33が一定ストローク内で往復移動
し、該スライドブロック33は下方の回転軸39の前端
部に固定されている第1の揺動アーム38aに連結して
いる。回転軸39は機体フレーム3の側方に沿って機体
前後に延びていると共に回転自在に支持されており、か
つこの回転軸39の後端には第2の揺動アーム38b
(図4参照)が固定され、このアーム38bの先端に苗
のせ台10が連結されている。従って、スクリューシャ
フト32の回転に基づくスライドブロック33の往復動
により、第1の揺動アーム38a、回転軸39及び第2
の揺動アーム38bを介して苗のせ台10を左右往復動
するよう構成されている。
【0012】次に、走行変速と株間変速とについて説明
する。
【0013】図2、図3及び図5(a) に示すように、走
行変速軸15上を摺動かつ回転自在の変速ギヤ体23
と、プランタ軸22上を摺動かつ回転自在の逆転ギヤ3
0と、が1個のシフタ43によりシフト溝23a及び3
0aを介して一体となって摺動するようになっていると
共に、変速ギヤ体23のギヤCと逆転ギヤ30とは常時
噛み合うようになっている。そして、シフタ43は図示
しない位置決め棒により6個の位置に位置決めされるよ
うになっており、図5(a) に示すように、シフタ43は
ミッションケース7内または側方で変速操作棒49のア
ーム49aにより抜き差しされるようになっている。そ
して、変速操作棒49が変速位置表示板50の円形孔に
沿って揺動されると、アーム49aは横方向に揺動し、
変速ギヤ体23と逆転ギヤ30とが所定の位置に移動さ
れ、位置決めされて、所定の変速をするようになってい
る。
【0014】変速位置について、図2及び図5を参照し
て説明する。
【0015】路面走行速度段F2 変速操作棒49の上部に設けられた変速位置表示板50
の上端のF2位置に操作棒49をセットすると、ギヤ体
23のギヤCと逆転ギヤ30とは常時噛み合っており、
逆転ギヤ30とファイナルギヤ29とが噛み合ってい
る。従って、サイドクラッチ27が駆動軸21に接続す
ると、PTO軸から走行変速軸15に伝達された回転力
は、ギヤC、逆転ギヤ30、ファイナルギヤ29、サイ
ドクラッチ27を介して、駆動軸21に伝達されるよう
になっている。なお、プランタ軸22に逆転ギヤ30が
回転自在のため、プランタ軸22は回転しない。また、
カウンタ軸17はファイナルギヤ29、小ギヤ25によ
り回転するが、中ギヤ26とギヤDとが噛み合っていな
いため、支障ない。
【0016】植付走行速度段F1 変速操作棒49が変速位置表示板50のF1領域にある
場合には、ギヤDが広幅に形成されているために、ギヤ
26にギヤDが噛み合わされており、PTO軸8から走
行軸15に伝達された回転力は、ギヤD、ギヤ26、カ
ウンタ軸17、ギヤ25、フィナルギヤ29、サイドク
ラッチ27を介して駆動軸21に植付走行速度が伝達さ
れるようになっている。
【0017】一方、ギヤD、ギヤBを介して走行変速軸
15の回転力がプランタ駆動軸16に伝達され、小回転
速度でプランタ駆動軸16が回転するようになってい
る。
【0018】また、ギヤC、ギヤAを介して、回転力が
プランタ駆動軸16に伝達され大回転速度でプランタ駆
動軸16が回転するようになっている。
【0019】また、ギヤC、ギヤBを介して回転力がプ
ランタ駆動軸16に伝達され、中回転速度でプランタ駆
動軸16が回転するようになっている。
【0020】即ち、植付走行速度は一つの速度段で形成
されるが、プランタ駆動軸16、スプロケット40、チ
ェン42、スプロケット41、中空軸44、プランタク
ラッチ28、プランタ軸22を介して、スプロケット2
2aからプランタが小、中、大回転速度で回転され、株
間隔が大中小に調整されるようになっている。
【0021】ニュートラル速度段N 走行操作棒49を位置Nにセットすると、ギヤDとギヤ
26との噛合が断たれて駆動軸21への回転力が伝わら
ないようになっている。
【0022】後進速度段R 走行操作棒49を位置Rにセットすると、ギヤC、Dか
らギヤ26への回転力伝達が断たれ、走行変速軸15の
回転がギヤC、逆転ギヤ30、この逆手ギヤ30の右側
に同心一体に形成されたギヤ30b、ギヤ26、軸1
6、ギヤ25、ファイナルギヤ29、サイドクラッチ2
7を介して駆動軸21に低速の逆回転が伝達される。即
ち、低速の後進回転が伝達されるようになっている。
【0023】次に、ミッションケース7の構造について
説明する。
【0024】エンジン6のPTO軸8に、ミッションケ
ース7内の最初のギヤ14aがスプライン等により挿入
結合され、ミッションケース7がエンジン6に固定され
るようになっている。そして、一体のミッションケース
7内に、エンジン6からの動力伝達系の軸及びギヤと、
変速機構系の軸及びギヤとが組み込まれており、具体的
には、動力伝達装置としてのギヤ14a,14b,14
c,14dと、軸18とがミッションケース7の左側に
位置し、この軸18がミッションケース7から左方に突
出し、この軸18に駆動されるポンプ18aがミッショ
ンケース7の外部に取付けられている。また、変速装置
としてのギヤA,B,C,D,30、軸16,15,
17,22とがミッションケース7の右側に位置してい
る。
【0025】そして、図1に示すように、軸15と2
2、軸15と16、軸15と17、軸17と21、軸2
1と22に夫々取付けられたギヤ同士が互いに噛み合え
るように極度に密に構成されている。
【0026】本実施例は、以上のように構成しているの
で、歩行型田植機1では、エンジン6のPTO軸8から
の回転力をギヤ14a、ギヤ14b、ギヤ14c、ギヤ
14dを介して、走行変速軸15に伝達し、図5(a) に
示す変速操作棒49を図5(b) に示す変速位置表示板5
0の位置F2にセットすると、ギヤC、逆転ギヤ30、
フィナルギヤ29、サイドクラッチチ27、駆動軸2
1、スプロケット21a、チェン等を介して車輪2に走
行変速軸15からの回転力が伝達され、車輪2が路上走
行速度で回転することにより、歩行型田植機1は路上走
行速度で走行する。
【0027】また、変速操作棒49を変速位置表示板5
0の位置F1にセットすると、エンジン6から前記同様
に走行変速軸15に伝達された回転力は、ギヤD、ギヤ
26、カウンタ軸17、ギヤ25、フィナルギヤ29、
サイドクラッチ27、駆動軸21、スプロケット21
a、チェン等を介して車輪2が植付走行速度で回転する
ことにより、歩行型田植機1は植付走行速度で走行す
る。
【0028】一方、変速操作棒49を位置F1のうち位
置小にセットすると、走行変速軸15の回転力がギヤ
D、ギヤB、プランタ駆動軸16、スプロケット40、
チェン42、スプロケット41、中空軸44、プランタ
クラッチ28、プランタ軸22を介してスプロケット2
2aに伝達され、スプロケット22からプランタを小回
転速度で回転させ、株間を大間隔に植付ける。
【0029】変速操作棒49を位置大にセットすると、
走行変速軸15の回転力がギヤC、ギヤAを介してプラ
ンタ駆動軸16に伝達される。その後は前記同様にし
て、プランタを大回転速度で回転させ、株間を小間隔に
植付ける。
【0030】変速操作棒49を位置中にセットすると、
走行変速軸15の回転力がギヤC、ギヤBを介してプラ
ンタ駆動軸16に伝達され、前記同様にして、プランタ
が中回転速度で回転し、株間が中間隔に植付けされる。
【0031】また、変速操作棒49を位置Nにセットす
ると、駆動軸21への回転力が伝達されない。
【0032】また、変速操作棒49を位置Rにセットす
ると、走行変速軸15の回転力がギヤC、逆転ギヤ3
0、ギヤ30b、ギヤ26、軸16、ギヤ25、ファイ
ナルギヤ29、サイドクラッチ27を介して駆動軸21
に低速の逆回転が伝達され、スプロケット21a、チェ
ン等、車軸2aを経て車輪2が低速後進する。
【0033】上記において、走行中、サイドクラッチ2
7を断にすると、断にされたサイドクラッチ側へ歩行型
田植機1が旋回する。
【0034】以上説明したように、油圧ポンプ18aは
ミッションケース7の外部に配置し、ミッションケース
の内部には、動力伝達装置と変速装置とを全部収納し
たので、例えば前記動力伝達装置をミッションケース7
の外側に配置した場合に比較して強度及び耐久性が増強
されると共に、動力伝達部と変速部とのギヤ類等が左右
に振り分けられて、ミッションケース7の機能及び重量
の左右のバランスを取ることができる。また、軸の配置
によりギヤの噛み合わせが極度に密に構成されているの
で、ミッションケースがコンパクトかつ省スペースにで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す歩行型水田作業機の主と
してトランスミッション部を示す側面図。
【図2】そのトランスミッションの断面展開図。
【図3】その主としてスクリューシャフトとプランタ軸
との関係を示す断面展開図。
【図4】その歩行型水田作業機の側面図。
【図5】(a) は、変速操作棒と変速位置表示板との関係
を示す斜視図、(b) は、その断面正面図。
【符号の説明】
1 水田作業機(歩行型水田作業機) 2a 走行軸(車軸) 3 機体(機体フレーム) 6 エンジン 7 ミッションケース 10 苗のせ台 14a〜14d 動力伝達装置(ギヤ) 15 入力軸(走行変速軸) A,B,C,D,30 変速装置(ギヤ) 100 トランスミッション

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体の前部に配置されたエンジンにミッ
    ションケースを取付け固定すると共に、前記機体の後部
    に苗のせ台を配置してなる、歩行型水田作業機におい
    て、 前記ミッションケース内に、前記エンジンからの回転を
    軸を介して走行変速軸に伝達する動力伝達装置と、該走
    行変速軸の回転を変速ギヤ群を介して走行主軸及びプラ
    ンタに変速して伝達する変速装置と、を収納し、前記エンジン下方の前記ミッションケースの内部に、前
    記変速装置を配置し、 前記エンジン側方の前記ミッショ
    ンケースの内部に、前記動力伝達装置を配置し、 更に、前記エンジン側方の前記ミッションケースの外部
    に、前記動力伝達装置に連動する油圧ポンプを配置し、 前記動力伝達装置及び前記油圧ポンプと、前記変速装置
    とを、前記ミッションケースの左右側に振分け配置して
    なる、 ことを特徴とする歩行型水田作業機におけるトランスミ
    ッション。
JP1991029493U 1991-04-01 1991-04-01 歩行型水田作業機におけるトランスミッション Expired - Lifetime JP2575675Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52127822A (en) * 1976-04-12 1977-10-26 Kubota Ltd Rice transplanting machine
JPS571623U (ja) * 1980-06-04 1982-01-06

Patent Citations (2)

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