JP2002291308A - 奇数条植え苗移植機 - Google Patents
奇数条植え苗移植機Info
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- A01C—PLANTING; SOWING; FERTILISING
- A01C11/00—Transplanting machines
- A01C11/02—Transplanting machines for seedlings
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- A01B51/00—Undercarriages specially adapted for mounting-on various kinds of agricultural tools or apparatus
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Abstract
機構及びフレームの有効な配置を提案する。 【解決手段】 左右方向に設けた植付駆動軸67の回転
動力を、該植付駆動軸と交差して設けた伝動手段68を
介して各条の苗植付装置53へ伝動するとともに、植付
駆動軸67と平行な苗載台左右移動用のリードカム軸7
2へギヤ装置71を介して伝動する奇数条植え苗移植機
において、前記植付駆動軸67から左右中央の苗植付装
置53へ伝動する伝動手段68を機体の左右中心から左
右片側に偏位させて配置するとともに、この中央の伝動
手段68と左右反対側に前記ギヤ装置71を配置し、伝
動手段68を収容する植付伝動ケース63L,63C,
63R及びギヤ装置71を収容するギヤケース61をそ
れぞれ独立して設け、これら各ケース同士を内部に前記
植付駆動軸67を収容するフレームパイプ62L,62
C,62Rで連結する。
Description
機に関し、特に苗植付部の伝動機構及びフレームの配置
に関する。
部は、走行部から伝達される回転動力を、まず左右方向
に設けた植付駆動軸に伝動し、この植付駆動軸からチェ
ーン等の伝動手段を介して後方の苗植付装置へ伝動する
とともに、植付駆動軸と平行な苗載台左右移動用のリー
ドカム軸へギヤ装置を介して伝動するようになってい
る。従来、伝動機構を内蔵する苗植付部フレームは、上
記リードカム軸及びギヤ装置を収容する主伝動ケースを
左右中央部に配置し、その主伝動ケースの左右両端また
は左右中央部に苗植付装置への伝動手段を収容する植付
伝動ケースを一体に取り付け、さらに植付条数が多い機
種の場合には、主伝動ケースの左右両端からフレームパ
イプを側方に設け、そのフレームパイプの先端部に外側
条の苗植付装置へ伝動する植付伝動ケースを取り付けた
構成となっていた。
設けられていた主伝動ケースは大型で重量が重く、苗植
付部の軽量化を図るうえで障害となっていた。そこで、
リードカム軸を露出して設けることで、ケースをコンパ
クトにして軽量化を図る試みがある。奇数条植えの苗移
植機について軽量化を図る場合に、苗植付部の伝動機構
及びフレームの有利な配置を提案することが本発明の課
題である。
え苗移植機は、左右方向に設けた植付駆動軸の回転動力
を、該植付駆動軸と交差して設けた伝動手段を介して各
条の苗植付装置へ伝動するとともに、植付駆動軸と平行
な苗載台左右移動用のリードカム軸へギヤ装置を介して
伝動する奇数条植え苗移植機において、前記植付駆動軸
から左右中央の苗植付装置へ伝動する伝動手段を機体の
左右中心から左右片側に偏位させて配置するとともに、
この中央の伝動手段と左右反対側に前記ギヤ装置を配置
し、かつ伝動手段を収容する植付伝動ケース及びギヤ装
置を収容するギヤケースをそれぞれ独立して設けて、こ
れら各ケース同士を内部に前記植付駆動軸を収容するフ
レームパイプで連結したことを特徴としている。
装置を収容する従来の主伝動ケースに代わってギヤ装置
だけを収容するギヤケースが設けられるので、全体の軽
量化が可能となる。植付伝動軸から左右中央の苗植付装
置へ伝動する伝動手段を収容する植付伝動ケースとギヤ
装置を収容するギヤケースとが互いに左右反対側に配置
されているので、左右の重量バランスが良好である。
について説明する。図1及び図2は本発明による奇数条
植え苗移植機の一例としての施肥田植機であり、この施
肥田植機1は、走行車体2の後方に昇降リンク装置3を
介して5条植の苗植付部4が昇降可能に設けられ、さら
に、走行車体2の後部上側に施肥装置5の肥料貯蔵部8
0及び肥料繰出部81が設けられている。また、走行車
体2の前部左右両端部には、左右各2段づつ予備苗枠
6,…が設けられている。
前輪7,7及び後輪8,8を備えた四輪駆動車両であっ
て、図3に示すように、機体の前部に配設されたミッシ
ョンケース10の左右側面部から前輪アクスルケース1
1,11が側方に延設され、その先端部に変向可能に設
けた前輪ファイナルケース12,12に前輪7,7が回
転自在に支承され、また、ミッションケース10の背面
部に左右一対のメインフレーム13,13の前端部が固
着され、該メインフレームの後端部から左右側方に延び
るリヤフレーム14の先端部に固定して設けた後輪ファ
イナルケース15,15に後輪8,8が回転自在に支承
されている。
上方に搭載されたエンジン20の上側はエンジンカバー
21で覆われており、その上に座席22が設置されてい
る。座席22の前方は各種操作機構が内蔵されたボンネ
ット23で、その上方に操向輪である前輪7,7を操向
するための操向ハンドル24が設けられている。エンジ
ンカバー21及びボンネット23の下端周囲は、人が歩
行可能な水平状のステップ25となっている。
として構成された第一ベルト伝動装置30、及び主クラ
ッチ機能を有する第二ベルト伝動装置31によって、ミ
ッションケース20に伝達される。ミッションケース2
0に入力された回転動力は、該ケース内の主変速装置に
より変速された後、走行動力と作業動力とに分けられ、
走行動力の一部は前輪アクスルケース11,11から前
輪ファイナルケース12,12に伝達されて前輪7,7
を駆動し、残りは後輪伝動軸32,32を介して後輪フ
ァイナルケース15,15に伝達されて後輪8,8を駆
動する。
の右側部から後方に取り出され、PTO伝動軸33によ
って植付クラッチケース34に伝動される。そして、こ
こで苗植付部用の動力と施肥装置用の動力に分けられ、
前者は植付伝動軸35を介して苗植付部4へ伝動され、
後者は図示しない施肥駆動機構によって施肥装置5の肥
料繰出部81を駆動する。
ら上向きに突設したリンク支持フレーム39に側面視で
互いに平行な上リンク40及び左右一対の下リンク4
1,41が回動自在に支持され、これら各リンクの後端
部に連結枠42が枢結されている。連結枠42には苗植
付部4から前方に突出するローリング軸43が挿入さ
れ、苗植付部4がローリング自在に連結されている。下
リンク41,41と一体回動するようにスイングアーム
44が設けられ、メインフレーム13に基部側が支持さ
れた昇降油圧シリンダ45のピストンロッドが上記スイ
ングアーム44に連結されている。昇降油圧シリンダ4
5を伸縮させると、各リンクが上下に回動し、苗植付部
4がほぼ一定姿勢のまま昇降する。
付部フレーム50に、苗を載せて左右往復動すると共に
各条ごとに苗送りベルト51a,…が苗を下方へ搬送し
て所定の苗取出口51b,…に一株づつ供給する苗載台
51、前記苗取出口51b,…に供給される苗を取り出
して水田面に植え付ける5組の苗植付装置53,…、整
地用のセンターフロート54及びサイドフロート55,
55等が組み付けられている。
示すように、左右中心よりも右側に偏位して配置された
入力ケース60と、該入力ケースの右横に隣接するギヤ
ケース61と、該ギヤケースから右方に延設された右フ
レームパイプ62Rと、該右フレームパイプの先端部に
取り付けられた右植付伝動ケース63Rと、前記入力ケ
ース60から左方に延設された中央フレームパイプ62
Cと、該中央フレームパイプの先端部に取り付けられた
中央植付伝動ケース63Cと、該中央植付伝動ケースか
ら左方に延設された左フレームパイプ62Lと、該左フ
レームパイプの先端部に取り付けられた左植付伝動ケー
ス63Lとで構成されている。そして、左右植付伝動ケ
ース63L,63Rの後端左右両側及び中央植付伝動ケ
ース63Cの後端右側に1組づつ計5組の苗植付装置5
3,…が設けられている。
伝達される植付動力は、入力ケース60内の入力軸65
に入力され、さらに該入力軸からベベルギヤ装置66を
介して、上記各ケース及びフレームパイプ内に回転自在
に支承された植付駆動軸67に伝動される。植付駆動軸
67は、フレームパイプ62L,62C,62Rに対
し、前方斜め少し下方に偏心させた位置に収容されてい
る。そして、各植付伝動ケース63L,63C,63R
に設けられた伝動手段としてのチェーン68,…によ
り、各植付伝動ケースの後端部に回転自在に支承された
植付装置軸69,…に伝動される。
1内のギヤ装置71により、左右方向にリードカム軸7
2に伝動される。リードカム軸72は外周面に螺旋状の
溝が形成された軸で、この溝にリードメタル73の爪が
係合している。リードメタル73が取り付けられている
横移動棒74は、軸方向に摺動自在に支持されており、
その左右端部が苗載台51に連結されている。リードカ
ム軸72が回転すると、リードメタル73の爪がリード
カム軸72の溝に沿って移動することにより、横移動棒
74及びこれと一体の苗載台51が左右往復動する。
転を不等速にリードカム軸72に伝達して苗載台51の
左右移動速度を調節する不等速伝動部71aと、ギヤ比
が異なる複数組(図では2組)のギヤの組み合わせから
なり、苗植付装置53が植付ける1株当たりの苗の量を
調節するギヤ列式の苗取り量調節部71bとからなって
いる。
傾斜とほぼ同じ相対位置関係で、植付駆動軸67とリー
ドカム軸72とが配置されている。さらに詳しくは、リ
ードカム軸72を通り苗載台51と平行な直線Aよりも
若干苗載台側に植付駆動軸67が位置している。このよ
うに配置することにより、苗載台51と植付駆動軸67
との隙間を狭くするとともに、植付伝動ケース63L,
63C,63Rの長さを短くすることができ、苗植付部
4のコンパクト化及び軽量化が可能となっている。
右方向の植付深さ調節軸76が回動自在に設けられ、こ
の軸に一体に取り付けたフロート支持アーム77,…の
後端部に各フロート54,55,55が枢支されてい
る。植付深さ調節軸76を回動させて苗植付装置53,
…に対する各フロートの支持高さを変更することで、苗
の植付深さを調節するようになっている。
植付深さ調節軸76の間には、後述する施肥ガイド84
の上部管状部分84aが挿通されている。フレームパイ
プに対し植付駆動軸67を前方斜め少し下方に偏心させ
ることにより、植付駆動軸67の位置を変えることな
く、施肥ガイド84を挿通するに要するスペースを確保
することができる。また、苗植付部フレーム50と植付
深さ調節軸76とで構成される枠体の前後幅を広くする
ことができ、強度向上に有効である。
内の肥料を肥料繰出部81,…によって一定量づつ下方
に繰り出し、その繰り出された肥料をブロア82から供
給されるエアによって施肥ホース83,…を通って施肥
ガイド84,…まで移送し、該施肥ガイドの前側に設け
た作溝体85,…によって苗植付条の側部近傍に形成さ
れる施肥溝内に落とし込むようになっている。
奇数条植え苗移植機は、リードカム軸を露出して設ける
構成であるので軽量化が可能であり、さらに植付伝動軸
から左右中央の苗植付装置へ伝動する伝動手段を収容す
る植付伝動ケースとギヤ装置を収容するギヤケースとを
互いに左右反対側に配置することで左右の重量バランス
が良好になった。
Claims (1)
- 【請求項1】 左右方向に設けた植付駆動軸の回転動力
を、該植付駆動軸と交差して設けた伝動手段を介して各
条の苗植付装置へ伝動するとともに、植付駆動軸と平行
な苗載台左右移動用のリードカム軸へギヤ装置を介して
伝動する奇数条植え苗移植機において、前記植付駆動軸
から左右中央の苗植付装置へ伝動する伝動手段を機体の
左右中心から左右片側に偏位させて配置するとともに、
この中央の伝動手段と左右反対側に前記ギヤ装置を配置
し、かつ伝動手段を収容する植付伝動ケース及びギヤ装
置を収容するギヤケースをそれぞれ独立して設けて、こ
れら各ケース同士を内部に前記植付駆動軸を収容するフ
レームパイプで連結したことを特徴とする奇数条植え苗
移植機。
Priority Applications (2)
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2002
- 2002-03-27 KR KR10-2002-0016610A patent/KR100433336B1/ko active IP Right Grant
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