JP3520196B2 - 車両の輪距調整装置 - Google Patents

車両の輪距調整装置

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JP3520196B2 JP07626698A JP7626698A JP3520196B2 JP 3520196 B2 JP3520196 B2 JP 3520196B2 JP 07626698 A JP07626698 A JP 07626698A JP 7626698 A JP7626698 A JP 7626698A JP 3520196 B2 JP3520196 B2 JP 3520196B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の左右の車輪
間の距離を調整する輪距調整装置に係わり、より具体的
には、野菜移植機等の農業車両の輪距調整装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種、車両の輪距調整装置として、例
えば、特開平9−285211号公報に記載のもの(以
下、「従来技術1」という)が公知である。この従来の
移植機の車両は、車体から左右方向に張出状に設けられ
た前輪支軸及び後輪支軸と、該支軸の軸心回りに回動自
在に設けられた前輪アーム及び後輪アームと、該アーム
の先端部に回動自在に設けられた前輪及び後輪と、前記
前輪アームと後輪アームの前記各支軸回りの回動を連動
連結する連動装置と、前記前輪支軸と後輪支軸の端部側
同士を連結する連結部材とを有するものであった。
【0003】そして、左右の前輪間距離及び左右の後輪
間距離を調整するには、前輪アームと後輪アームとを別
個に独立して軸方向に移動させるものであった。また、
特開平10−4726号公報に記載のもの(以下、「従
来技術2」という)は、車体を構成する平面視矩形状の
支持フレームの左右の枠体に前輪及び後輪を支持させ、
該左右の枠体を、左右方向に移動自在として輪距を調整
するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記「従来技術1」の
輪距調整装置では、前輪と後輪とを別個に調整しなけれ
ばならず、その調整は大変面倒であった。また、前記
「従来技術2」では、前輪及び後輪の各輪距を同時に調
整することができるが、支軸以外に支持フレームも伸縮
自在な構成としなければならないので、機体構造が複雑
になるものであった。
【0005】そこで、本発明は、機体構造を複雑にしな
いで、前輪と後輪の左右の輪距を同時に調整することが
できる車両の輪距調整装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、次の手段を講じた。即ち、本発明は、車
体から左右方向に張出状に設けられた前輪支軸及び後輪
支軸と、該支軸の軸心回りに回動自在に設けられた前輪
アーム及び後輪アームと、該アームの先端部に回動自在
に設けられた前輪及び後輪と、前記前輪アームと後輪ア
ームの前記各支軸回りの回動を連動連結する連動装置
と、前記前輪支軸と後輪支軸の端部側同士を連結する連
結部材とを有し、前記連結部材は、前記前輪アームと後
輪アームに対して相対回動自在に且つ軸方向相対移動不
能に結合されている。
【0007】前記構成によれば、前輪アームと後輪アー
ムとは連動装置を介して上下方向に同時に揺動し、車体
の高さを変更自在とできる。また、連結部材を左右方向
に移動させることにより、前輪アームと後輪アームと
は、同時に左右方向に移動し、前後車輪の輪距調整が同
時に行える。前記前輪支軸及び後輪支軸は車体に回動自
在に支持され、該支軸と一体回動すると共に軸方向移動
可能な前輪移動軸及び後輪移動軸が前記支軸に同心状に
設けられ、該前輪移動軸に前記前輪アームが及び前記後
輪移動軸に前記後輪アームが固定されると共に各移動軸
に前記連結部材の端部が相対回動自在に且つ軸方向相対
移動不能に結合されているのが好ましい。
【0008】前輪支軸と前輪移動軸間又は後輪支軸と後
輪移動軸間の少なくとも一方に、両者の軸方向相対移動
を防止するロック装置が設けられているのが好ましい。
前記後輪支軸の軸心部に駆動軸が挿通され、前記後輪ア
ーム内には、前記駆動軸から後輪に動力を伝達する伝動
装置が設けられているのが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1、2において、車両として、移
植機が例示されている。この移植機は、走行装置1と、
該走行装置1に設けられた移植装置2とにより構成され
ている。走行装置1は、車体3を有し、該車体3にエン
ジン(図示省略)、ミッションケース4等が取り付けら
れている。エンジンやミッションケース4はボンネット
5で覆われている。前記車体3は左右一対の前輪6と後
輪7の四輪によって支持されている。これら車輪6、7
と車体3との間には、後述するロック装置、伝動装置、
輪距調整装置、連動装置、車高調整装置、ローリング装
置等が介在されている。
【0010】前記ミッションケース4の後部の上部に
は、後方に延出する機枠8が固定されている。この機枠
8の後端にハンドル9が取り付けられている。更に、ミ
ションケース4の後部の下部には、植付フレーム10が
後方延出状に且つ上下方向揺動可能に取り付けられてい
る。そして、前記機枠8及び植付フレーム10に、前記
移植装置2が設けられている。
【0011】前記車体3には、左右方向両側に張出状
に、前輪支軸11及び後輪支軸12が設けられている。
図3に示すように、前記前輪支軸11は、車体3に回動
自在に支持された左右一対の基部軸13と、該基部軸1
3の外端部に固着された外軸14とからなる。前記基部
軸13は、断面円形のシャフトであり、その外周に周溝
15が凹設されており、該周溝15に車体3に螺合され
た止めネジ16が係合して軸方向の移動が防止されてい
る。前記外軸14は六角筒軸で形成されており、該外軸
14の外端部には、所定ピッチでロック孔17が形成さ
れている。
【0012】前記外軸14の車体寄り側に、筒軸18が
外嵌されている。この筒軸18は前記外軸14と相似形
の六角筒軸で構成され、外軸14と筒軸18とは一体回
動可能とされている。この外軸14と筒軸18とは止め
ネジ19により軸方向の相対移動が防止されている。こ
の筒軸18にブラケット20が上方に突設され、該ブラ
ケット20に連動リンク21の前端部が回動自在に枢支
されている。
【0013】前記外軸14には前記筒軸18よりも外側
に、前輪移動軸22が軸方向移動自在に外嵌されてい
る。この前輪移動軸22は前記外軸14と相似形の六角
筒軸で構成され、外軸14と前輪移動軸22とは一体回
動可能とされている。この前輪移動軸22の外周面に
は、前輪アーム23が突出状に固定されている。この前
輪アーム22は、伸縮自在な構造とされていて、そのア
ームの長さが調整自在とされている。この前輪アーム2
2の先端部に前車軸24が固定され、該車軸24に前記
前輪6が回動自在に支持されている。この前車軸24の
取付方向は、図3の仮想線で示すように左右方向取り替
え自在とされている。
【0014】前記前輪移動軸22の外周部に、軸受25
が回動自在に且つ軸方向移動不能に設けられ、該軸受2
5から突出するフランジ26に連結部材27の前端部が
固定されている。前記前輪移動軸22には、ロックピン
28が挿脱自在に径方向に挿通されていて、該ロックピ
ン28が前記外軸14のロック孔17の一つに挿通され
ることで、外軸14と前輪移動軸22との軸方向位置決
めが行われ、また両者の相対移動が防止されている。し
かして、ロック孔17やロックピン28により前記ロッ
ク装置が構成されている。
【0015】図4に示すように、前記後輪支軸12は、
車体3に回動自在に支持された六角筒軸からなる。この
後輪支軸12に、一体回転可能に且つ軸方向移動自在に
六角形筒軸からなる後輪移動軸29が内嵌されている。
更にこの後輪移動軸29の軸心部に走行駆動軸30が貫
通している。この走行駆動軸30は、前記ミッションケ
ース4に回動自在に支持されてエンジンからの動力が伝
達される基部スプライン軸31と、該基部スプライン軸
31にスプライン嵌合して軸方向移動可能な筒軸32
と、該筒軸32の外端部に固定された出力軸33とから
なる。
【0016】前記後輪移動軸29の外端部は、前記後輪
支軸12よりも外方に突出し、該突出部に後輪アーム3
4が固定されている。この後輪アーム34は伝動ケース
に構成され、該後輪アーム34に前記出力軸33が回転
自在に支持されている。この出力軸33に駆動スプロケ
ット35が設けられている。後輪アーム34の先端部に
は、従動スプロケット36を有する筒軸37が回転自在
に支持されている。この従動スプロケット36と前記駆
動スプロケット35との間にチェーン38が掛け回され
ている。
【0017】前記従動スプロケット筒軸37に、後車軸
39が一体回転可能に挿通支持されている。この後車軸
39には軸方向に所定ピッチで固定用孔40が設けられ
ている。この後車軸39に前記後輪7が、前記固定用孔
40の何れかにピン41により固定されることにより、
取付位置変更可能に取り付けられている。また、後輪7
はこの後車軸39に左右の向きを反転して取付可能とさ
れている。更に、図4の仮想線で示すように、後車軸3
9は、従動スプロケット筒軸37に対し、その挿入向き
を変更可能とされている。
【0018】しかして、走行駆動軸30、駆動及び従動
スプロケット35、36等により前記伝動装置が構成さ
れている。前記後輪移動軸29の外周部には、軸受42
が相対回動自在に且つ軸方向移動不能に設けられてい
る。この軸受42のフランジ43に前記連結部材27の
後端部が固定されている。しかして、この連結部材27
により後輪移動軸29と前記前輪移動軸22とは、前後
方向の軸間距離を一定にされている。また、この連結部
材27により、前輪及び後輪移動軸22、29は、同時
に軸方向の移動を可能としている。
【0019】従って、前記前輪及び後輪移動軸22、2
9、連結部材27等により、前記輪距調整装置が構成さ
れている。前記後輪支軸12の外周面にブラケット44
が上方に突設され、該ブラケット44に前記連動リンク
21の後端部が回動自在に枢支されている。しかして、
この連動リンク21により、後輪支軸12と前記前輪支
軸11とが連動して回動するので、この連動リンク21
は、前記連動装置を構成している。この連動リンク21
の中途部にターンバックル45が介在され、該連動リン
ク21の長さが調整自在とされている。
【0020】尚、後輪支軸12には、後輪移動軸29と
の相対移動を防止するロックボルト46が螺合されてい
る。図1、2に戻って、前記車高調整装置とローリング
装置につき説明する。前記車体3には、油圧シリンダか
らなる昇降シリンダ47が設けられ、該シリンダ47の
ピストンロッドは前後方向に移動自在とされている。こ
のピストンロッドに、左右方向の軸心を有して配置され
た昇降軸48が取り付けられている。この昇降軸48は
スライド軸受49により回動自在に且つ前後方向自在に
車体3に支持されている。この昇降軸48の左右両端部
に互いに上下反対側に突出するアーム50R,50Lが
固定されている。この両アーム50R,50Lと前記後
輪支軸12に突設された前記ブラケット44は、リンク
51R,51Lで結合されている。従って、昇降シリン
ダ47のピストンロッドが伸縮動作することで、昇降軸
48が前後方向に移動し、前記リンク51R,51Lを
介して前記左右の後輪支軸12が軸心回りに同量だけ回
動し、この回動は左右の後輪移動軸29に伝達され、そ
して、左右の後輪アーム34が同時に上下同一方向に同
量だけ揺動し、左右の後輪7と車体3との高さが調整さ
れる。尚、前記ブラケット44には、複数の取付孔が設
けられ、前記リンク51との取付位置を調整可能とされ
ている。
【0021】前記左右の後輪支軸12の回動は、連動装
置の連動リンク21を介して左右の筒軸18に伝達さ
れ、該筒軸18を介して左右の前輪支軸11が後輪支持
軸12と同量だけ回動し、この回動は左右の前輪移動軸
22に伝達され、そして、左右の前輪アーム23が上下
同一方向に同量だけ揺動し、左右の前輪6と車体3との
高さが、前記後輪7の高さと同量だけ同一方向に調整さ
れる。しかして、この車高調整装置によって、畝高さに
応じて車高が調整される。
【0022】前記車体3には油圧シリンダからなるロー
リングシリンダ52が前後方向に配置されている。そし
て前記昇降軸48には、ローリングアーム53が突設さ
れ、該ローリングアーム53に、前記ローリングシリン
ダ52のピストンロッドが連結されている。このピスト
ンロッドが前後方向に伸縮動作することで前記昇降軸4
8がその軸心回りに回動される。この昇降軸48の回動
により、該昇降軸48の両端部の上下逆方向の前記左右
のアーム50R,50Lの一方は前方に、他方は後方に
回動し、この左右のアーム50R,50Lに連結された
左右のリンク51R,51Lは、互いに前後逆方向に移
動することになり、左右の後輪支軸12は、互いに逆方
向に同量だけ回動する。従って、左右の後輪アーム34
は、互いに逆方向に揺動する。
【0023】前記左右の後輪支軸12の回動は、連動装
置の連動リンク21を介して前輪支軸11に伝達され、
左右の前輪アーム23も互いに逆方向に揺動する。しか
して、左右の前後輪6、7は、互いに逆方向に移動する
ので、車体3は、左右にローリングすることになる。即
ち、このローリング装置により、傾斜地で作業する場
合、車体3の水平が維持される。
【0024】前記移植装置2は、前記ミッションケース
4の下腹部に設けられた整地装置と、前記機枠8の後部
とハンドル9上にわたって設けられた苗供給装置と、該
苗供給装置の前方の前記機枠8上に設けられた苗取出装
置と、該苗取出装置の下方で前記植付フレーム10に設
けられた植付装置と、該植付装置の後方で前記植付フレ
ーム10に設けられた鎮圧装置等を有する。
【0025】前記整地装置は、ミッションケース4の下
腹部に上下方向揺動自在に設けられたブラケット54を
有し、該ブラケット54に整地ローラ55が回動自在に
支持されている。この整地ローラ54は畝の頂面を転動
するよう構成されている。前記苗供給装置は、多数のポ
ット苗(土付き苗)を縦横に収容した苗トレイを縦横に
間欠送りする苗載台56を有する。この苗載台56は、
苗トレイから苗を前方に取り出せるように、後方に至る
に従い上方になるよう傾斜配置されている。
【0026】前記苗取出装置は、前記苗トレイから土付
き苗を一つづつ取り出して、植付装置に供給するもので
あり、苗の根鉢部に突き刺さる左右一対の取出爪57
と、該爪57を支持する爪支持装置58と、該爪支持装
置58を運動させる爪駆動装置59とからなる。爪駆動
装置59は、前記機枠8に固定され、前記ミッションケ
ース4から伝動軸60を介してエンジンの動力が伝達さ
れる。この爪駆動装置59から前記苗供給装置を駆動す
る駆動軸61が突出している。
【0027】前記植付装置は、平行リンク機構62に支
持されて、上下方向に長く前後方向に短い楕円軌道を描
いて移動する植付筒63を有する。この植付筒63はそ
の上死点で前記苗取出装置から苗を受け取り、その下死
点で畝に苗を植え付けるものである。前記平行リンク機
構62を揺動させて、前記植付筒63を前記楕円軌道で
移動させる植付伝動装置64が、前記植付フレーム10
に設けられている。
【0028】前記鎮圧装置は、前記植付フレーム10の
後端部に上下動自在に枢支された鎮圧フレーム65を有
し、該鎮圧フレーム65に左右一対の鎮圧ローラ66が
回動自在に支持されている。この鎮圧ローラ66は、前
記植付筒63で穿孔された植付孔の左右両側の畝頂面を
押圧して植付苗の根鉢を押し固めるべく、正面視ハの字
状に配置されている。
【0029】前記構成の移植機によれば、整地ローラ5
5や鎮圧ローラ66が適切に畝の頂面を転動するよう、
昇降装置により車輪6、7と車体3との高さが調整され
る。また、傾斜地で作業するときは、ローリング装置に
より車体3の水平が維持される。そして、畝の幅が異な
る場合や、植付幅が異なる作業を行う場合、輪距調整装
置により左右の車輪6、7の距離が調整される。
【0030】前記輪距調整作業に際しては、先ずロック
装置のロックピン28を抜き、次いで連結部材27を左
右方向いずれかに押動して前輪移動軸22と後輪移動軸
29を同時に移動させ、そして、ロックピン28を挿入
して、調整作業が完了する。尚、本発明は、前記実施の
形態に示したものに限定されるものではなく、前記連結
部材27を左右方向に移動させるためのシリンダ等の駆
動装置を設けるのが好ましい。また車両として移植機に
限定されるものではない。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、構造が簡単で、同時に
前輪と後輪の輪距が調整できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態を示す作業車両の
側面図である。
【図2】図2は、図1の平面図である。
【図3】図3は、前輪の輪距調整装置の詳細な平面図で
ある。
【図4】図4は、後輪の輪距調整装置の詳細な平面図で
ある。
【符号の説明】
3 車体 6 前輪 7 後輪 11 前輪支軸 12 後輪支軸 17 ロック孔(ロック装置) 21 連動リンク(連動装置) 22 前輪移動軸 23 前輪アーム 27 連結部材 28 ロックピン(ロック装置) 29 後輪移動軸 30 走行駆動軸 34 後輪アーム 35 駆動スプロケット(伝動装置) 36 従動スプロケット(伝動装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳川 信英 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (56)参考文献 特開 平9−285211(JP,A) 特開 平9−107712(JP,A) 特開 平10−4726(JP,A) 特開 平9−263104(JP,A) 実開 昭57−408(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60B 35/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体から左右方向に張出状に設けられた
    前輪支軸及び後輪支軸と、該支軸の軸心回りに回動自在
    に設けられた前輪アーム及び後輪アームと、該アームの
    先端部に回動自在に設けられた前輪及び後輪と、前記前
    輪アームと後輪アームの前記各支軸回りの回動を連動連
    結する連動装置と、前記前輪支軸と後輪支軸の端部側同
    士を連結する連結部材とを有し、 前記連結部材は、前記前輪アームと後輪アームに対して
    相対回動自在に且つ軸方向相対移動不能に結合されてい
    る車両の輪距調整装置。
  2. 【請求項2】 前記前輪支軸及び後輪支軸は車体に回動
    自在に支持され、該支軸と一体回動すると共に軸方向移
    動可能な前輪移動軸及び後輪移動軸が前記支軸に同心状
    に設けられ、該前輪移動軸に前記前輪アームが及び前記
    後輪移動軸に前記後輪アームが固定されると共に各移動
    軸に前記連結部材の端部が相対回動自在に且つ軸方向相
    対移動不能に結合されている請求項1記載の輪距調整装
    置。
  3. 【請求項3】 前輪支軸と前輪移動軸間又は後輪支軸と
    後輪移動軸間の少なくとも一方に、両者の軸方向相対移
    動を防止するロック装置が設けられている請求項2記載
    の車両の輪距調整装置。
  4. 【請求項4】 前記後輪支軸の軸心部に駆動軸が挿通さ
    れ、前記後輪アーム内には、前記駆動軸から後輪に動力
    を伝達する伝動装置が設けられている請求項3記載の車
    両の輪距調整装置。
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