JPH0986418A - ステアリングホイールの振動抑制装置 - Google Patents
ステアリングホイールの振動抑制装置Info
- Publication number
- JPH0986418A JPH0986418A JP7269481A JP26948195A JPH0986418A JP H0986418 A JPH0986418 A JP H0986418A JP 7269481 A JP7269481 A JP 7269481A JP 26948195 A JP26948195 A JP 26948195A JP H0986418 A JPH0986418 A JP H0986418A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering wheel
- vibration
- divided
- plate
- mounting plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Steering Controls (AREA)
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、1つの振動抑制装置によって複数
のステアリング仕様の振動抑制に対応できるようにする
ことを目的としている。 【解決手段】 ステアリングホイールのボスプレート2
に固着される取付プレート4と質量体1との間に複数の
弾性支持脚3を連結する如くしたステアリングホイール
の振動抑制装置において、前記取付プレート4を複数に
分割し、分割した夫々の取付プレート4に弾性支持脚3
を連結し、ステアリングホイールの内部形状に応じて分
割プレート4を移動可能に固定する如くしたことを特徴
とするステアリングホイールの振動抑制装置。
のステアリング仕様の振動抑制に対応できるようにする
ことを目的としている。 【解決手段】 ステアリングホイールのボスプレート2
に固着される取付プレート4と質量体1との間に複数の
弾性支持脚3を連結する如くしたステアリングホイール
の振動抑制装置において、前記取付プレート4を複数に
分割し、分割した夫々の取付プレート4に弾性支持脚3
を連結し、ステアリングホイールの内部形状に応じて分
割プレート4を移動可能に固定する如くしたことを特徴
とするステアリングホイールの振動抑制装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステアリングホイ
ールがエンジン作動中又は走行中の振動に共振する振動
を抑制する振動抑制装置に関する。
ールがエンジン作動中又は走行中の振動に共振する振動
を抑制する振動抑制装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ステアリングホイールがエンジン
の作動中又は走行中の振動に共振する振動を抑制する振
動抑制装置としては、特開昭62−149552号が公
知である。上記装置はステアリングホイールのボスプレ
ートを固定した該ボスプレート上面に配設された円形の
取付プレートの上方に配置される鋳鉄製の質量体と、前
記取付プレートと前記質量体とを複数個所で連結する複
数の弾性支持脚を取り付けてある。
の作動中又は走行中の振動に共振する振動を抑制する振
動抑制装置としては、特開昭62−149552号が公
知である。上記装置はステアリングホイールのボスプレ
ートを固定した該ボスプレート上面に配設された円形の
取付プレートの上方に配置される鋳鉄製の質量体と、前
記取付プレートと前記質量体とを複数個所で連結する複
数の弾性支持脚を取り付けてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年のステアリングホ
イールには各種の仕様が求められており、それに伴ない
振動抑制装置の仕様も増さなければならない状況にあ
る。しかし乍ら、上記従来の装置はボスプレート上面に
配設された取付プレートは円形プレートであり、複数の
弾性支持脚を特定状態に固定しているので各種の仕様に
対応できないという問題点があった。
イールには各種の仕様が求められており、それに伴ない
振動抑制装置の仕様も増さなければならない状況にあ
る。しかし乍ら、上記従来の装置はボスプレート上面に
配設された取付プレートは円形プレートであり、複数の
弾性支持脚を特定状態に固定しているので各種の仕様に
対応できないという問題点があった。
【0004】
【目的】本発明は、ステアリングホイールに取り付けた
1つの振動抑制装置によって複数のステアリング仕様の
振動抑制に対応することができるようにすることを目的
としている。
1つの振動抑制装置によって複数のステアリング仕様の
振動抑制に対応することができるようにすることを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、ステアリングホイールのボスプレートに固着
される取付プレートと質量体との間に複数の弾性支持脚
を連結する如くしたステアリングホイールの振動抑制装
置において、前記取付プレートを複数に分割し、分割し
た夫々の取付プレートに弾性支持脚を連結したことを特
徴とする。
するため、ステアリングホイールのボスプレートに固着
される取付プレートと質量体との間に複数の弾性支持脚
を連結する如くしたステアリングホイールの振動抑制装
置において、前記取付プレートを複数に分割し、分割し
た夫々の取付プレートに弾性支持脚を連結したことを特
徴とする。
【0006】
【作用】ステアリングホイールに取り付けた振動抑制装
置の質量体と複数の弾性支持体により、エンジンの作動
中又は走行中の振動がステアリングホイールに共振する
ことを防止する。そして、1つの振動抑制装置の分割し
た取付プレートの取付けピッチを支持脚の軸線C−Cが
鉛直方向から角度θを持ち、質量体の揺動に対して支持
脚の弾撥力が上昇する。また、取付ピッチPを更に大き
くすることによって角度θも大きくなり、上記弾撥力を
上昇させて振動抑制装置の振動抑制特性が変わることを
利用して、前記支持脚を内方向又は外方向に変えること
により複数のステアリング仕様に対応することができ
る。
置の質量体と複数の弾性支持体により、エンジンの作動
中又は走行中の振動がステアリングホイールに共振する
ことを防止する。そして、1つの振動抑制装置の分割し
た取付プレートの取付けピッチを支持脚の軸線C−Cが
鉛直方向から角度θを持ち、質量体の揺動に対して支持
脚の弾撥力が上昇する。また、取付ピッチPを更に大き
くすることによって角度θも大きくなり、上記弾撥力を
上昇させて振動抑制装置の振動抑制特性が変わることを
利用して、前記支持脚を内方向又は外方向に変えること
により複数のステアリング仕様に対応することができ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、ステアリングホイール
のボスプレートに固着される取付プレートと質量体との
間に複数の弾性支持脚を連結する如くしたステアリング
ホイールの振動抑制装置において、前記取付プレートを
複数に分割し、分割した夫々の取付プレートに弾性支持
脚を連結し、ステアリングホイールの内部形状に応じて
分割プレートを拡げて固定する如くし、分割プレートを
取り付ける際、ステアリングホイールの内部形状、エン
ジン、車体の形状とエンジンマウント部の仕様の違いに
応じ、共振周波数特性を総合的に検討して取付ピッチを
変え複数のステアリング仕様に対応することができるよ
うにした。
のボスプレートに固着される取付プレートと質量体との
間に複数の弾性支持脚を連結する如くしたステアリング
ホイールの振動抑制装置において、前記取付プレートを
複数に分割し、分割した夫々の取付プレートに弾性支持
脚を連結し、ステアリングホイールの内部形状に応じて
分割プレートを拡げて固定する如くし、分割プレートを
取り付ける際、ステアリングホイールの内部形状、エン
ジン、車体の形状とエンジンマウント部の仕様の違いに
応じ、共振周波数特性を総合的に検討して取付ピッチを
変え複数のステアリング仕様に対応することができるよ
うにした。
【0008】
【実施例】次に図示した本発明の一実施例について説明
する。1は鋳鉄、鉛などの質量体で、ステアリングホイ
ール(図示せず)に一体的に固着したボスプレート2の
上方に配設し、その下面両側に夫々2個のゴムなどの弾
性支持脚3,3及び3′,3′上端を加硫接着にて固着
し、両側の弾性支持脚3,3及び3′,3′を2分割し
た取付プレート4,4′上面に鉛直になる如く固着し、
この取付プレート4,4′をステアリングホイールの内
部形状による重心位置、エンジン、車体の形状とエンジ
ンマウント部の仕様の違いに応じ共振周波数を総合的に
検討して取付プレート4,4′、B−B′に移動して取
付孔3a,3aにねじを挿通し、ボスプレート2に固着
している。5はシャフト、6はボスプレートに固着され
るボス、7は取付ナットである。1つの振動抑制装置の
取り付けを変えることにより、支持脚の軸線C−Cが鉛
直方向から角度θを持ち、質量体の揺動に対して支持脚
の弾撥力が上昇する。また、取付ピッチPを更に大きく
することによって角度θも大きくなり、上記弾撥力を上
昇させて振動抑制装置の振動抑制特性が変わることを利
用して、複数のステアリングホイールに対応できる。
する。1は鋳鉄、鉛などの質量体で、ステアリングホイ
ール(図示せず)に一体的に固着したボスプレート2の
上方に配設し、その下面両側に夫々2個のゴムなどの弾
性支持脚3,3及び3′,3′上端を加硫接着にて固着
し、両側の弾性支持脚3,3及び3′,3′を2分割し
た取付プレート4,4′上面に鉛直になる如く固着し、
この取付プレート4,4′をステアリングホイールの内
部形状による重心位置、エンジン、車体の形状とエンジ
ンマウント部の仕様の違いに応じ共振周波数を総合的に
検討して取付プレート4,4′、B−B′に移動して取
付孔3a,3aにねじを挿通し、ボスプレート2に固着
している。5はシャフト、6はボスプレートに固着され
るボス、7は取付ナットである。1つの振動抑制装置の
取り付けを変えることにより、支持脚の軸線C−Cが鉛
直方向から角度θを持ち、質量体の揺動に対して支持脚
の弾撥力が上昇する。また、取付ピッチPを更に大きく
することによって角度θも大きくなり、上記弾撥力を上
昇させて振動抑制装置の振動抑制特性が変わることを利
用して、複数のステアリングホイールに対応できる。
【0009】
【発明の効果】本発明によると、ステアリングホイール
のボスプレートに固着される取付プレートと質量体との
間に複数の弾性支持脚を連結する如くしたステアリング
ホイールの振動抑制装置において、前記取付プレートを
複数に分割し、分割した夫々の取付プレートに弾性支持
脚を連結し、ステアリングホイールの内部形状に応じて
分割プレートを移動可能に固定する如くしてあるので、
1つの振動抑制装置で複数のステアリング仕様に対応す
ることができる。
のボスプレートに固着される取付プレートと質量体との
間に複数の弾性支持脚を連結する如くしたステアリング
ホイールの振動抑制装置において、前記取付プレートを
複数に分割し、分割した夫々の取付プレートに弾性支持
脚を連結し、ステアリングホイールの内部形状に応じて
分割プレートを移動可能に固定する如くしてあるので、
1つの振動抑制装置で複数のステアリング仕様に対応す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例外観斜視図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1のA−A正断面図である。
1 質量体 2 ボスプレート 3,3′ 弾性支持脚 4,4′ 取付プレート 5 シャフト 6 ボス 7 取付ナット C−C 弾性支持脚の軸線
Claims (1)
- 【請求項1】 ステアリングホイールのボスプレートに
固着される取付プレートと質量体との間に複数の弾性支
持脚を連結する如くしたステアリングホイールの振動抑
制装置において、前記取付プレートを複数に分割し、分
割した夫々の取付プレートに弾性支持脚を連結したこと
を特徴とするステアリングホイールの振動抑制装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7269481A JPH0986418A (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | ステアリングホイールの振動抑制装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7269481A JPH0986418A (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | ステアリングホイールの振動抑制装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0986418A true JPH0986418A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17473048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7269481A Pending JPH0986418A (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | ステアリングホイールの振動抑制装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0986418A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1136328A3 (de) * | 2000-03-18 | 2003-03-26 | Carl Freudenberg KG | Lenkrad- Airbagmodul mit einem Gasgenerator als Schwingungsdämpfermasse |
EP1101663A3 (de) * | 1999-11-18 | 2003-10-08 | Carl Freudenberg KG | Als Schwingungsdämpfermasse wirkender Gasgenerator |
CN106275050A (zh) * | 2016-08-10 | 2017-01-04 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 吸能装置及方向盘骨架 |
-
1995
- 1995-09-22 JP JP7269481A patent/JPH0986418A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1101663A3 (de) * | 1999-11-18 | 2003-10-08 | Carl Freudenberg KG | Als Schwingungsdämpfermasse wirkender Gasgenerator |
EP1136328A3 (de) * | 2000-03-18 | 2003-03-26 | Carl Freudenberg KG | Lenkrad- Airbagmodul mit einem Gasgenerator als Schwingungsdämpfermasse |
CN106275050A (zh) * | 2016-08-10 | 2017-01-04 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 吸能装置及方向盘骨架 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001271874A (ja) | 車両用制振装置 | |
JPS616020A (ja) | 自動車の振動吸収装置 | |
CN108025764B (zh) | 汽车用转向节的制造方法及汽车用转向节 | |
CN108367662A (zh) | 发动机悬置摆动支承装置 | |
JPH0986418A (ja) | ステアリングホイールの振動抑制装置 | |
JPH045572B2 (ja) | ||
JPH04169357A (ja) | エアバッグ装置の支持構造 | |
JPS624270B2 (ja) | ||
GB2131367A (en) | Vehicle differential gear housing supporting apparatus | |
JP2000103337A (ja) | 特に車両ステアリングホイ―ル用の振動減衰装置 | |
JPH0446102Y2 (ja) | ||
JP2003156097A (ja) | ダイナミックダンパの脱落防止構造 | |
JP3820911B2 (ja) | 制振装置 | |
JP3855579B2 (ja) | 車両用制振装置 | |
JPH05330347A (ja) | パワープラントのマウント構造 | |
JP2002326586A (ja) | 車体制振構造 | |
JPS6313983Y2 (ja) | ||
JP2689670B2 (ja) | 自動車用ストラットバーの支持構造 | |
JPH0596584U (ja) | 防振支持具 | |
JP2000074145A (ja) | 陸上輸送用冷凍装置 | |
JP2002293247A (ja) | ステアリング用ダイナミックダンパ | |
JPS6350213B2 (ja) | ||
JPH109336A (ja) | エンジンの振動低減装置 | |
JPH0357770A (ja) | ステアリングホイール | |
JPS5815756Y2 (ja) | 燃料ポンプの支持装置 |