JPH0969292A - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
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- JPH0969292A JPH0969292A JP7222308A JP22230895A JPH0969292A JP H0969292 A JPH0969292 A JP H0969292A JP 7222308 A JP7222308 A JP 7222308A JP 22230895 A JP22230895 A JP 22230895A JP H0969292 A JPH0969292 A JP H0969292A
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- G11C—STATIC STORES
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- G11C7/22—Read-write [R-W] timing or clocking circuits; Read-write [R-W] control signal generators or management
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Dram (AREA)
- Static Random-Access Memory (AREA)
- Read Only Memory (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】半導体記憶装置のセンスアンプにおける消費電
流を抑制する。 【解決手段】メモリセル22、23、35および36
と、アドレス発生部17と、アドレス信号AD3 〜AD
n をデコードし、メモリセルを選択するXデコーダ20
およびYデコーダ21と、Yセレクタ24、25、33
および34と、メモリセルの情報を入力し、データの検
出、増幅を行うセンスアンプ4、5、31および32
と、その出力をラッチするラッチ回路2、3、37およ
び38と、アドレス信号AD1 、AD2 をデコードし
て、ラッチ回路出力を出力回路16に転送するデコーダ
26と、ラッチ回路出力を出力する出力回路16と、ア
ドレス信号の変化を検出して、センスアンプとラッチ回
路の制御信号を発生するパルス発生回路1と、センスア
ンプ活性化信号DEおよびラッチタイミング制御信号D
Lを制御して、選択的に遅延させて出力する選択遅延回
路6とを備えている。
流を抑制する。 【解決手段】メモリセル22、23、35および36
と、アドレス発生部17と、アドレス信号AD3 〜AD
n をデコードし、メモリセルを選択するXデコーダ20
およびYデコーダ21と、Yセレクタ24、25、33
および34と、メモリセルの情報を入力し、データの検
出、増幅を行うセンスアンプ4、5、31および32
と、その出力をラッチするラッチ回路2、3、37およ
び38と、アドレス信号AD1 、AD2 をデコードし
て、ラッチ回路出力を出力回路16に転送するデコーダ
26と、ラッチ回路出力を出力する出力回路16と、ア
ドレス信号の変化を検出して、センスアンプとラッチ回
路の制御信号を発生するパルス発生回路1と、センスア
ンプ活性化信号DEおよびラッチタイミング制御信号D
Lを制御して、選択的に遅延させて出力する選択遅延回
路6とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶装置に関
し、特に高速読出し機能を有する半導体記憶装置に関す
る。
し、特に高速読出し機能を有する半導体記憶装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の、この種の半導体記憶装置は、図
5に示されるように、メモリセル22、23、35およ
び36と、これらのメモリセル22、23、35および
36の読出しアドレスを発生するアドレス発生部17
と、アドレス発生部17より発生されるアドレスの内の
上位アドレス信号AD3 〜ADn をデコードして、メモ
リセル22、23、35および36より、任意のメモリ
セルをそれぞれ選択するXデコーダ20およびYデコー
ダ21と、Yセレクタ24、25、33および34と、
選択されたメモリセルの情報を、これらのYセレクタ2
4、25、33および34を介して入力し、データの検
出および増幅を行うセンスアンプ4、5、31および3
2と、これらのセンスアンプ4、5、31および32の
出力をそれぞれ入力してラッチするラッチ回路2、3、
37および38と、下位アドレス信号AD1 およびAD
2 をデコードして、ラッチ回路2、3、37および38
の出力を順次出力回路16に転送するデコーダ26と、
ラッチ回路2、3、37および38の出力を入力して、
外部にデータを出力する出力回路16と、上位アドレス
信号AD3 〜ADn におけるアドレス変化を検出して、
ワンショットパルスを発生し、当該ワンショットパルス
を遅延回路およびパルス伸長回路等を通して、それぞれ
センスアンプ4、5、31および32とラッチ回路2、
3、37および38の動作を制御するための2種類のパ
ルスを発生するパルス発生回路1とを備えて構成され
る。
5に示されるように、メモリセル22、23、35およ
び36と、これらのメモリセル22、23、35および
36の読出しアドレスを発生するアドレス発生部17
と、アドレス発生部17より発生されるアドレスの内の
上位アドレス信号AD3 〜ADn をデコードして、メモ
リセル22、23、35および36より、任意のメモリ
セルをそれぞれ選択するXデコーダ20およびYデコー
ダ21と、Yセレクタ24、25、33および34と、
選択されたメモリセルの情報を、これらのYセレクタ2
4、25、33および34を介して入力し、データの検
出および増幅を行うセンスアンプ4、5、31および3
2と、これらのセンスアンプ4、5、31および32の
出力をそれぞれ入力してラッチするラッチ回路2、3、
37および38と、下位アドレス信号AD1 およびAD
2 をデコードして、ラッチ回路2、3、37および38
の出力を順次出力回路16に転送するデコーダ26と、
ラッチ回路2、3、37および38の出力を入力して、
外部にデータを出力する出力回路16と、上位アドレス
信号AD3 〜ADn におけるアドレス変化を検出して、
ワンショットパルスを発生し、当該ワンショットパルス
を遅延回路およびパルス伸長回路等を通して、それぞれ
センスアンプ4、5、31および32とラッチ回路2、
3、37および38の動作を制御するための2種類のパ
ルスを発生するパルス発生回路1とを備えて構成され
る。
【0003】図6(a)、(b)、(c)、(d)、
(e)、(f)、(g)および(h)は、上記の従来の
半導体記憶装置における動作タイミング図である。図6
に示されるように、上位アドレス信号AD3 〜AD
n (図6(a)参照)が切替わるタイミングを受けて、
パルス発生回路1からは、センスアンプ活性化信号DE
(図6(d)参照)と、ラッチタイミング制御信号DL
(図6(e)参照)が、4ワードの内の1ワード目の読
出し期間内において発生されて出力される。センスアン
プ活性化信号DEおよびラッチタイミング制御信号DL
は、それぞれ選択遅延回路6を介して、センスアンプ活
性化信号DE1 、DE2 およびラッチタイミング制御信
号DL1 、DL2 として出力される。センスアンプ活性
化信号DE1 はセンスアンプ4および5に入力され、セ
ンスアンプ活性化信号DE2 はセンスアンプ31および
32に入力される。またラッチタイミング制御信号DL
1 はラッチ回路2および3に入力され、ラッチタイミン
グ制御信号DL2 はラッチ回路37および38に入力さ
れる。センスアンプ4、5、31および32は、センス
アンプ活性化信号DEが“L”レベルの期間内において
はアクティブの状態となり、これらのセンスアンプによ
り対応するYセレクタからのデータに対するデータの検
出および増幅作用が行われて、この期間内においては、
4ワード分のデータが一斉に読み出されて出力される。
一方において、ラッチタイミング制御信号DLは、セン
スアンプにおいて確定されたデータをラッチするタイミ
ングを制御する機能を有しており、センスアンプ活性化
信号DEが“L”レベル(アクティブ)の期間内におい
ては“L”レベルの信号としてパルス発生回路1より出
力される。各センスアンプ4、5、31および32に対
応するラッチ回路2、3、37および38の入力ゲート
は、この“L”レベルのセンスアンプ活性化信号DEを
介して開かれ、これらのラッチ回路2、3、37および
38においては、それぞれ対応するセンスアンプからの
出力データ(図6(f)参照)の入力を受けて、センス
アンプ活性化信号DEが“H”レベルとなってセンスア
ンプ4、5、31および32がインアクティブになる前
のタイミングにおいて、これらのセンスアンプから
“H”レベルとして入力されるデータのラッチが行われ
る。そして、ラッチ回路2、3、37および38より出
力されるデータは、出力回路16を介して外部に出力さ
れる(図6(g)参照)。
(e)、(f)、(g)および(h)は、上記の従来の
半導体記憶装置における動作タイミング図である。図6
に示されるように、上位アドレス信号AD3 〜AD
n (図6(a)参照)が切替わるタイミングを受けて、
パルス発生回路1からは、センスアンプ活性化信号DE
(図6(d)参照)と、ラッチタイミング制御信号DL
(図6(e)参照)が、4ワードの内の1ワード目の読
出し期間内において発生されて出力される。センスアン
プ活性化信号DEおよびラッチタイミング制御信号DL
は、それぞれ選択遅延回路6を介して、センスアンプ活
性化信号DE1 、DE2 およびラッチタイミング制御信
号DL1 、DL2 として出力される。センスアンプ活性
化信号DE1 はセンスアンプ4および5に入力され、セ
ンスアンプ活性化信号DE2 はセンスアンプ31および
32に入力される。またラッチタイミング制御信号DL
1 はラッチ回路2および3に入力され、ラッチタイミン
グ制御信号DL2 はラッチ回路37および38に入力さ
れる。センスアンプ4、5、31および32は、センス
アンプ活性化信号DEが“L”レベルの期間内において
はアクティブの状態となり、これらのセンスアンプによ
り対応するYセレクタからのデータに対するデータの検
出および増幅作用が行われて、この期間内においては、
4ワード分のデータが一斉に読み出されて出力される。
一方において、ラッチタイミング制御信号DLは、セン
スアンプにおいて確定されたデータをラッチするタイミ
ングを制御する機能を有しており、センスアンプ活性化
信号DEが“L”レベル(アクティブ)の期間内におい
ては“L”レベルの信号としてパルス発生回路1より出
力される。各センスアンプ4、5、31および32に対
応するラッチ回路2、3、37および38の入力ゲート
は、この“L”レベルのセンスアンプ活性化信号DEを
介して開かれ、これらのラッチ回路2、3、37および
38においては、それぞれ対応するセンスアンプからの
出力データ(図6(f)参照)の入力を受けて、センス
アンプ活性化信号DEが“H”レベルとなってセンスア
ンプ4、5、31および32がインアクティブになる前
のタイミングにおいて、これらのセンスアンプから
“H”レベルとして入力されるデータのラッチが行われ
る。そして、ラッチ回路2、3、37および38より出
力されるデータは、出力回路16を介して外部に出力さ
れる(図6(g)参照)。
【0004】上記のデータ読出し動作時においては、上
位アドレス信号AD3 〜ADn が切替わった場合におい
ては、1ワード目のみが、「メモリセル選択」→「デ−
タ検出」→「データ・ラッチ」→「外部データ出力」と
いう内部動作により読出し動作が終了するのに対して、
2ワード〜4ワード目の読出し時においては、「ラッチ
出力切替え」→「外部データ出力」という内部動作のみ
で読出し動作が完了するため、この差分だけデータの読
出しアクセスを高速化することが可能となる。
位アドレス信号AD3 〜ADn が切替わった場合におい
ては、1ワード目のみが、「メモリセル選択」→「デ−
タ検出」→「データ・ラッチ」→「外部データ出力」と
いう内部動作により読出し動作が終了するのに対して、
2ワード〜4ワード目の読出し時においては、「ラッチ
出力切替え」→「外部データ出力」という内部動作のみ
で読出し動作が完了するため、この差分だけデータの読
出しアクセスを高速化することが可能となる。
【0005】センスアンプ活性化信号DEは、各センス
アンプ4、5、31および32における消費電力を最低
限に抑制するために使用される信号であり、殊更に回路
仕様を決定するための信号ではない。一般に、センスア
ンプ4、5、31および32において消費される電力
は、当該半導体記憶装置全体の半分以上を占めており、
上記において説明した従来の手法により高速読出しを実
現する場合には、センスアンプの数を通常よりもワード
数倍した数だけ配置して動作させる必要があるため、こ
れにより、図6(h)に示される半導体記憶装置の動作
電流IC の平均値は、センスアンプ数とともに増大す
る。これに対処する手法として、従来においては、セン
スアンプによりデータが確定された後における消費電力
を極力抑制するために、上記のように、センスアンプ活
性化信号DEが用いられている。
アンプ4、5、31および32における消費電力を最低
限に抑制するために使用される信号であり、殊更に回路
仕様を決定するための信号ではない。一般に、センスア
ンプ4、5、31および32において消費される電力
は、当該半導体記憶装置全体の半分以上を占めており、
上記において説明した従来の手法により高速読出しを実
現する場合には、センスアンプの数を通常よりもワード
数倍した数だけ配置して動作させる必要があるため、こ
れにより、図6(h)に示される半導体記憶装置の動作
電流IC の平均値は、センスアンプ数とともに増大す
る。これに対処する手法として、従来においては、セン
スアンプによりデータが確定された後における消費電力
を極力抑制するために、上記のように、センスアンプ活
性化信号DEが用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の半導体
記憶装置においては、特定のアドレス切替え時の読出し
速度の高速化が求められる場合には、当該アドレスの本
数をnとすると、n2 組のセンスアンプ群を同時に動作
させることが必要となる。これにより、これらのセンス
アンプ群における動作電流が同一期間内において集中的
に流れ、半導体記憶装置における消費電流のピーク値が
著しく増大して電源容量が過大になるとともに、当該半
導体記憶装置における消費電流が増大するという欠点が
ある。
記憶装置においては、特定のアドレス切替え時の読出し
速度の高速化が求められる場合には、当該アドレスの本
数をnとすると、n2 組のセンスアンプ群を同時に動作
させることが必要となる。これにより、これらのセンス
アンプ群における動作電流が同一期間内において集中的
に流れ、半導体記憶装置における消費電流のピーク値が
著しく増大して電源容量が過大になるとともに、当該半
導体記憶装置における消費電流が増大するという欠点が
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
は、それぞれ所定の情報を格納する複数のメモリ手段
と、当該メモリ手段に対する読出しアドレス信号を生成
して出力するアドレス発生手段と、前記アドレス発生手
段より出力されるアドレス信号の内の上位アドレス信号
をデコードして、前記複数のメモリセルの内より任意の
1つのメモリセルを選択するメモリ選択手段と、前記メ
モリ選択手段により選択されたメモリ手段に格納されて
いる情報を、前記メモリ選択手段を介して入力し、当該
情報を検出・増幅して出力する複数のセンス増幅手段
と、前記複数のセンス増幅手段に対応して、当該センス
増幅手段より出力される情報を入力してラッチする複数
のラッチ手段と、前記アドレス発生手段より出力される
アドレス信号の内の下位アドレス信号をデコードして、
前記ラッチ手段より出力される情報を順次外部に対し転
送制御するデコード手段と、前記アドレス発生手段より
出力されるアドレス信号の内の上位アドレス信号におけ
るアドレス変化を検出して、前記センス増幅手段の動作
を制御するためのセンスアンプ活性化信号および前記ラ
ッチ手段の動作を制御するためのラッチタイミング制御
信号を生成して出力するパルス発生手段と、前記パルス
発生手段より出力される前記センスアンプ活性化信号お
よび前記ラッチタイミング制御信号を入力し、前記アド
レス発生手段より出力される下位アドレス信号の内の上
位のアドレス信号により制御されて、これらのセンスア
ンプ活性化信号およびラッチタイミング制御信号の内の
一方の制御信号を選択的に遅延させて出力する選択遅延
回路手段と、を少なくとも備えて構成されることを特徴
としている。
は、それぞれ所定の情報を格納する複数のメモリ手段
と、当該メモリ手段に対する読出しアドレス信号を生成
して出力するアドレス発生手段と、前記アドレス発生手
段より出力されるアドレス信号の内の上位アドレス信号
をデコードして、前記複数のメモリセルの内より任意の
1つのメモリセルを選択するメモリ選択手段と、前記メ
モリ選択手段により選択されたメモリ手段に格納されて
いる情報を、前記メモリ選択手段を介して入力し、当該
情報を検出・増幅して出力する複数のセンス増幅手段
と、前記複数のセンス増幅手段に対応して、当該センス
増幅手段より出力される情報を入力してラッチする複数
のラッチ手段と、前記アドレス発生手段より出力される
アドレス信号の内の下位アドレス信号をデコードして、
前記ラッチ手段より出力される情報を順次外部に対し転
送制御するデコード手段と、前記アドレス発生手段より
出力されるアドレス信号の内の上位アドレス信号におけ
るアドレス変化を検出して、前記センス増幅手段の動作
を制御するためのセンスアンプ活性化信号および前記ラ
ッチ手段の動作を制御するためのラッチタイミング制御
信号を生成して出力するパルス発生手段と、前記パルス
発生手段より出力される前記センスアンプ活性化信号お
よび前記ラッチタイミング制御信号を入力し、前記アド
レス発生手段より出力される下位アドレス信号の内の上
位のアドレス信号により制御されて、これらのセンスア
ンプ活性化信号およびラッチタイミング制御信号の内の
一方の制御信号を選択的に遅延させて出力する選択遅延
回路手段と、を少なくとも備えて構成されることを特徴
としている。
【0008】なお、前記複数のメモリ手段が、第1、第
2、第3および第4のメモリセルを含む4個のメモリセ
ルにより構成され、前記複数のセンス増幅手段および前
記複数のラッチ手段が、これらの第1、第2、第3およ
び第4のメモリセルに対応して、それぞれ第1、第2、
第3および第4のセンスアンプと、第1、第2、第3お
よび第4のラッチ回路とにより構成されており、前記ア
ドレス発生手段より出力される下位アドレス信号におけ
る下位のアドレス信号をAD1 とし、上位アドレス信号
をAD2 として表わした場合に、前記アドレス信号AD
1 およびAD2のレベル関係に対応して、前記デコード
手段による前記第1、第2、第3および第4のラッチ回
路に対する選択条件としては、次記のように規定しても
よい。
2、第3および第4のメモリセルを含む4個のメモリセ
ルにより構成され、前記複数のセンス増幅手段および前
記複数のラッチ手段が、これらの第1、第2、第3およ
び第4のメモリセルに対応して、それぞれ第1、第2、
第3および第4のセンスアンプと、第1、第2、第3お
よび第4のラッチ回路とにより構成されており、前記ア
ドレス発生手段より出力される下位アドレス信号におけ
る下位のアドレス信号をAD1 とし、上位アドレス信号
をAD2 として表わした場合に、前記アドレス信号AD
1 およびAD2のレベル関係に対応して、前記デコード
手段による前記第1、第2、第3および第4のラッチ回
路に対する選択条件としては、次記のように規定しても
よい。
【0009】 (AD2 、AD1 )=(“L”、“L”)→第1のラッチ回路を選択出力 (AD2 、AD1 )=(“L”、“H”)→第2のラッチ回路を選択出力 (AD2 、AD1 )=(“H”、“L”)→第3のラッチ回路を選択出力 (AD2 、AD1 )=(“H”、“H”)→第4のラッチ回路を選択出力 同様に、前記複数のメモリ手段が、第1、第2、第3お
よび第4のメモリセルを含む4個のメモリセルにより構
成され、前記複数のセンス増幅手段および前記複数のラ
ッチ手段が、これらの第1、第2、第3および第4のメ
モリセルに対応して、それぞれ第1、第2、第3および
第4のセンスアンプと、第1、第2、第3および第4の
ラッチ回路とにより構成されており、前記アドレス発生
手段より出力される下位アドレス信号における下位のア
ドレス信号をAD1 とし、上位アドレス信号をAD2 と
して表わした場合には、前記アドレス信号AD1 および
AD2 のレベル関係に対応して、前記デコード手段によ
る前記第1、第2、第3および第4のラッチ回路に対す
る選択条件としては、次記のように規定してもよい。
よび第4のメモリセルを含む4個のメモリセルにより構
成され、前記複数のセンス増幅手段および前記複数のラ
ッチ手段が、これらの第1、第2、第3および第4のメ
モリセルに対応して、それぞれ第1、第2、第3および
第4のセンスアンプと、第1、第2、第3および第4の
ラッチ回路とにより構成されており、前記アドレス発生
手段より出力される下位アドレス信号における下位のア
ドレス信号をAD1 とし、上位アドレス信号をAD2 と
して表わした場合には、前記アドレス信号AD1 および
AD2 のレベル関係に対応して、前記デコード手段によ
る前記第1、第2、第3および第4のラッチ回路に対す
る選択条件としては、次記のように規定してもよい。
【0010】 (AD2 、AD1 )=(“L”、“L”)→第1のラッチ回路を選択出力 (AD2 、AD1 )=(“H”、“L”)→第2のラッチ回路を選択出力 (AD2 、AD1 )=(“L”、“H”)→第3のラッチ回路を選択出力 (AD2 、AD1 )=(“H”、“H”)→第4のラッチ回路を選択出力
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0011】図1は本発明の第1の実施形態の構成を示
すブロック図である。図1に示されるように、本実施形
態は、メモリセル22、23、35および36と、これ
らのメモリセル22、23、35および36の読出しア
ドレスを発生するアドレス発生部17と、アドレス発生
部17より発生されるアドレスの内の上位アドレス信号
AD3 〜ADn をデコードして、メモリセル22、2
3、35および36より、任意のメモリセルをそれぞれ
選択するXデコーダ20およびYデコーダ21と、Yセ
レクタ24、25、33および34と、選択されたメモ
リセルの情報を、これらのYセレクタ24、25、33
および34を介して入力し、データの検出および増幅を
行うセンスアンプ4、5、31および32と、これらの
センスアンプ4、5、31および32の出力をそれぞれ
入力してラッチするラッチ回路2、3、37および38
と、下位アドレス信号AD1 およびAD2 をデコードし
て、ラッチ回路2、3、37および38の出力を順次出
力回路16に転送するデコーダ26と、ラッチ回路2、
3、37および38の出力を入力して、外部にデータを
出力する出力回路16と、上位アドレス信号AD3 〜A
Dn におけるアドレス変化を検出して、ワンショットパ
ルスを発生し、当該ワンショットパルスを遅延回路およ
びパルス伸長回路等を通して、それぞれセンスアンプ
4、5、31および32とラッチ回路2、3、37およ
び38の動作を制御するための2種類のパルス、即ちセ
ンスアンプ活性化信号DEおよびラッチタイミング制御
信号DLを発生するパルス発生回路1と、これらのセン
スアンプ活性化信号DEおよびラッチタイミング制御信
号DLを、2ビットの下位アドレス信号AD1 およびA
D2の内の上位のアドレス信号AD2 によって制御し、
選択的に遅延させて出力する選択遅延回路6とを備えて
構成される。
すブロック図である。図1に示されるように、本実施形
態は、メモリセル22、23、35および36と、これ
らのメモリセル22、23、35および36の読出しア
ドレスを発生するアドレス発生部17と、アドレス発生
部17より発生されるアドレスの内の上位アドレス信号
AD3 〜ADn をデコードして、メモリセル22、2
3、35および36より、任意のメモリセルをそれぞれ
選択するXデコーダ20およびYデコーダ21と、Yセ
レクタ24、25、33および34と、選択されたメモ
リセルの情報を、これらのYセレクタ24、25、33
および34を介して入力し、データの検出および増幅を
行うセンスアンプ4、5、31および32と、これらの
センスアンプ4、5、31および32の出力をそれぞれ
入力してラッチするラッチ回路2、3、37および38
と、下位アドレス信号AD1 およびAD2 をデコードし
て、ラッチ回路2、3、37および38の出力を順次出
力回路16に転送するデコーダ26と、ラッチ回路2、
3、37および38の出力を入力して、外部にデータを
出力する出力回路16と、上位アドレス信号AD3 〜A
Dn におけるアドレス変化を検出して、ワンショットパ
ルスを発生し、当該ワンショットパルスを遅延回路およ
びパルス伸長回路等を通して、それぞれセンスアンプ
4、5、31および32とラッチ回路2、3、37およ
び38の動作を制御するための2種類のパルス、即ちセ
ンスアンプ活性化信号DEおよびラッチタイミング制御
信号DLを発生するパルス発生回路1と、これらのセン
スアンプ活性化信号DEおよびラッチタイミング制御信
号DLを、2ビットの下位アドレス信号AD1 およびA
D2の内の上位のアドレス信号AD2 によって制御し、
選択的に遅延させて出力する選択遅延回路6とを備えて
構成される。
【0012】また、図2は、本発明の第1の実施形態に
含まれる選択遅延回路6の1実施形態の内部構成を示す
ブロック図であり、トランスファゲート7〜14と、遅
延回路15および39と、インバータ40〜47とを備
えて構成されている。そして、図3(a)、(b)、
(c)、(d)、(e)、(f)、(g)、(h)、
(i)、(j)、(k)、(l)および(m)は、この
第1の実施形態における動作タイミング図である。
含まれる選択遅延回路6の1実施形態の内部構成を示す
ブロック図であり、トランスファゲート7〜14と、遅
延回路15および39と、インバータ40〜47とを備
えて構成されている。そして、図3(a)、(b)、
(c)、(d)、(e)、(f)、(g)、(h)、
(i)、(j)、(k)、(l)および(m)は、この
第1の実施形態における動作タイミング図である。
【0013】図1に示されるように、本発明による実施
形態と従来の実施形態との相違点は、本実施形態におい
ては、パルス発生回路1より出力されるセンスアンプ活
性化信号DEおよびラッチタイミング制御信号DLを入
力し、アドレス発生部19より入力される低位のアドレ
ス信号AD2 を介して、これらの制御信号を選択遅延さ
せて出力する選択遅延回路6が新たに設けられているこ
とである。この選択遅延回路6以外の動作の概要につい
ては、従来の実施形態の場合と同様である。
形態と従来の実施形態との相違点は、本実施形態におい
ては、パルス発生回路1より出力されるセンスアンプ活
性化信号DEおよびラッチタイミング制御信号DLを入
力し、アドレス発生部19より入力される低位のアドレ
ス信号AD2 を介して、これらの制御信号を選択遅延さ
せて出力する選択遅延回路6が新たに設けられているこ
とである。この選択遅延回路6以外の動作の概要につい
ては、従来の実施形態の場合と同様である。
【0014】ここで、図2を参照して選択遅延回路6の
動作について説明する。パルス発生回路1より出力され
るセンスアンプ活性化信号DEとラッチタイミング制御
信号DLは、それぞれ選択遅延回路6内の遅延回路3
9、トランスファゲート8および10と、遅延回路1
5、トランスファゲート12および14に入力され、ま
たアドレス発生部19より出力される低位のアドレス信
号AD2 は、インバータ40、41、42、43、4
4、45、46および47の陽極側と、トランスファゲ
ート10および14の一方の電極に入力される。これに
より、インバータ40〜47を介して、トランスファゲ
ート7、8、9、10、11、12、13および14
は、それぞれアドレス信号AD2 により制御される状態
となり、アドレス信号AD2 が“L”レベルの時には、
選択遅延回路6より出力されるラッチタイミング制御信
号DL1 およびDL2 と、センスアンプ活性化信号DE
1 およびDE2 の内の、ラッチタイミング制御信号DL
2 およびセンスアンプ活性化信号DE2 が、選択遅延回
路6に入力されるラッチタイミング制御信号DLおよび
センスアンプ活性化信号DEに対して、遅延回路15お
よび39により所定の遅延を持たせたパルス信号として
出力される。逆に、アドレス信号AD2 が“H”レベル
の時には、選択遅延回路6より出力されるラッチタイミ
ング制御信号DL1 およびDL2 と、センスアンプ活性
化信号DE1 およびDE2 の内の、ラッチタイミング制
御信号DL1 およびセンスアンプ活性化信号DE1 が、
選択遅延回路6に入力されるラッチタイミング制御信号
DLおよびセンスアンプ活性化信号DEに対して、遅延
回路15および39により所定の遅延を持たせたパルス
信号として出力される。
動作について説明する。パルス発生回路1より出力され
るセンスアンプ活性化信号DEとラッチタイミング制御
信号DLは、それぞれ選択遅延回路6内の遅延回路3
9、トランスファゲート8および10と、遅延回路1
5、トランスファゲート12および14に入力され、ま
たアドレス発生部19より出力される低位のアドレス信
号AD2 は、インバータ40、41、42、43、4
4、45、46および47の陽極側と、トランスファゲ
ート10および14の一方の電極に入力される。これに
より、インバータ40〜47を介して、トランスファゲ
ート7、8、9、10、11、12、13および14
は、それぞれアドレス信号AD2 により制御される状態
となり、アドレス信号AD2 が“L”レベルの時には、
選択遅延回路6より出力されるラッチタイミング制御信
号DL1 およびDL2 と、センスアンプ活性化信号DE
1 およびDE2 の内の、ラッチタイミング制御信号DL
2 およびセンスアンプ活性化信号DE2 が、選択遅延回
路6に入力されるラッチタイミング制御信号DLおよび
センスアンプ活性化信号DEに対して、遅延回路15お
よび39により所定の遅延を持たせたパルス信号として
出力される。逆に、アドレス信号AD2 が“H”レベル
の時には、選択遅延回路6より出力されるラッチタイミ
ング制御信号DL1 およびDL2 と、センスアンプ活性
化信号DE1 およびDE2 の内の、ラッチタイミング制
御信号DL1 およびセンスアンプ活性化信号DE1 が、
選択遅延回路6に入力されるラッチタイミング制御信号
DLおよびセンスアンプ活性化信号DEに対して、遅延
回路15および39により所定の遅延を持たせたパルス
信号として出力される。
【0015】次に、図1に示される第1の実施形態全体
の動作について、図3の動作タイミング図をも参照して
説明する。上位アドレス信号AD3 〜ADn (図3
(a)参照)が切替わったのを受けて、パルス発生回路
1からは、センスアンプ活性化信号DE(図3(d)参
照)とラッチタイミング制御信号DL(図3(e)参
照)が、4ワードの内の1ワード目の読出し期間におい
て発生されて出力される。セスアンプ活性化信号DEは
選択遅延回路6に入力され、センスアンプ活性化信号D
E1 およびDE2 が、相互に位相差を持った2種類のパ
ルス信号として生成されて出力され、センスアンプ活性
化信号DE1 はセンスアンプ4および5に入力され、セ
ンスアンプ活性化信号DE2 はセンスアンプ31および
32に入力される。これらの各センスアンプにおいて
は、センスアンプ活性化信号DE1 およびDE2 が
“L”レベルの期間内においてアクティブとなり、デー
タの検出および増幅が行われて、この期間にそれぞれ2
ワード分のデータが読出される。ラッチタイミング制御
信号DLも、同様に選択遅延回路6に入力され、ラッチ
タイミング制御信号DL1 およびDL2 が、相互に位相
差を持った2種類のパルス信号として生成されて出力さ
れ、ラッチタイミング制御信号DL1 はラッチ回路2お
よび3に入力され、ラッチタイミング制御信号DL2 は
ラッチ回路37および38に入力される。これらのラッ
チタイミング制御信号DL1 およびDL2 は、それぞれ
データをラッチするタイミングを制御するためのパルス
であり、センスアンプ活性化信号DE1 が“L”レベル
(アクティブ)の期間内においては、ラッチタイミング
制御信号DL1 は“L”レベルとなり、対応するラッチ
回路2および3の入力ゲートが開かれて、センスアンプ
4および5の出力データが対応するラッチ回路2および
3に入力され、次いでセンスアンプ活性化信号DE1 が
“H”レベルに転移して、センスアンプ4および5がイ
ンアクティブに変化する前のタイミングにおいて、ラッ
チタイミング制御信号DL1 を“H”レベルとして、当
該データのラッチが行われる。同様に、センスアンプ活
性化信号DE2 が“L”レベル(アクティブ)の期間内
においては、ラッチタイミング制御信号DL2 は“L”
レベルとなり、対応するラッチ回路37および38の入
力ゲートが開かれて、センスアンプ31および32の出
力データが対応するラッチ回路37および38に入力さ
れ、次いでセンスアンプ活性化信号DE2 が“H”レベ
ルに転移して、センスアンプ4および5がインアクティ
ブに変化する前のタイミングにおいて、ラッチタイミン
グ制御信号DL2 を“H”レベルとして、当該データの
ラッチが行われる。
の動作について、図3の動作タイミング図をも参照して
説明する。上位アドレス信号AD3 〜ADn (図3
(a)参照)が切替わったのを受けて、パルス発生回路
1からは、センスアンプ活性化信号DE(図3(d)参
照)とラッチタイミング制御信号DL(図3(e)参
照)が、4ワードの内の1ワード目の読出し期間におい
て発生されて出力される。セスアンプ活性化信号DEは
選択遅延回路6に入力され、センスアンプ活性化信号D
E1 およびDE2 が、相互に位相差を持った2種類のパ
ルス信号として生成されて出力され、センスアンプ活性
化信号DE1 はセンスアンプ4および5に入力され、セ
ンスアンプ活性化信号DE2 はセンスアンプ31および
32に入力される。これらの各センスアンプにおいて
は、センスアンプ活性化信号DE1 およびDE2 が
“L”レベルの期間内においてアクティブとなり、デー
タの検出および増幅が行われて、この期間にそれぞれ2
ワード分のデータが読出される。ラッチタイミング制御
信号DLも、同様に選択遅延回路6に入力され、ラッチ
タイミング制御信号DL1 およびDL2 が、相互に位相
差を持った2種類のパルス信号として生成されて出力さ
れ、ラッチタイミング制御信号DL1 はラッチ回路2お
よび3に入力され、ラッチタイミング制御信号DL2 は
ラッチ回路37および38に入力される。これらのラッ
チタイミング制御信号DL1 およびDL2 は、それぞれ
データをラッチするタイミングを制御するためのパルス
であり、センスアンプ活性化信号DE1 が“L”レベル
(アクティブ)の期間内においては、ラッチタイミング
制御信号DL1 は“L”レベルとなり、対応するラッチ
回路2および3の入力ゲートが開かれて、センスアンプ
4および5の出力データが対応するラッチ回路2および
3に入力され、次いでセンスアンプ活性化信号DE1 が
“H”レベルに転移して、センスアンプ4および5がイ
ンアクティブに変化する前のタイミングにおいて、ラッ
チタイミング制御信号DL1 を“H”レベルとして、当
該データのラッチが行われる。同様に、センスアンプ活
性化信号DE2 が“L”レベル(アクティブ)の期間内
においては、ラッチタイミング制御信号DL2 は“L”
レベルとなり、対応するラッチ回路37および38の入
力ゲートが開かれて、センスアンプ31および32の出
力データが対応するラッチ回路37および38に入力さ
れ、次いでセンスアンプ活性化信号DE2 が“H”レベ
ルに転移して、センスアンプ4および5がインアクティ
ブに変化する前のタイミングにおいて、ラッチタイミン
グ制御信号DL2 を“H”レベルとして、当該データの
ラッチが行われる。
【0016】なお、本実施形態においては、デゴーダ2
6は、下位アドレスAD1 およびAD2 の入力に対応し
て、当該下位アドレスAD1 およびAD2 のレベル関係
によるラッチ回路の選択状態が、下記に示されるように
機能構成されている。
6は、下位アドレスAD1 およびAD2 の入力に対応し
て、当該下位アドレスAD1 およびAD2 のレベル関係
によるラッチ回路の選択状態が、下記に示されるように
機能構成されている。
【0017】 (AD2 、AD1 )=(“L”、“L”)→[ラッチ回路2を選択出力] (AD2 、AD1 )=(“L”、“H”)→[ラッチ回路3を選択出力] (AD2 、AD1 )=(“H”、“L”)→[ラッチ回路31を選択出力] (AD2 、AD1 )=(“H”、“H”)→[ラッチ回路32を選択出力] なお、図3に示される動作タイミング図においては、1
例として、最初のワードが(AD2 、AD1 )=
(“L”、“L”)の状態が示されている。メモリセル
22および23のデータについては、これらを出力する
ための経路に存在するセンスアンプ4、5およびラッチ
回路2、3は、図6の選択遅延回路において示されてい
るように、遅延回路15および39を経由することな
く、遅延されずにトランスファゲートに入力されたラッ
チタイミング制御信号DL1 およびセンスアンプ活性化
信号DE1 の制御作用を介してデータ出力が行われてお
り、メモリセル35および36のデータについては、こ
れらを出力するための経路に存在するセンスアンプ3
1、32およびラッチ回路37および38は、図6の選
択遅延回路において示されているように、遅延回路15
および39を経由し遅延されてトランスファゲートに入
力されるラッチタイミング制御信号DL2 およびセンス
アンプ活性化信号DE2 の制御作用を介してデータ出力
が行われている。
例として、最初のワードが(AD2 、AD1 )=
(“L”、“L”)の状態が示されている。メモリセル
22および23のデータについては、これらを出力する
ための経路に存在するセンスアンプ4、5およびラッチ
回路2、3は、図6の選択遅延回路において示されてい
るように、遅延回路15および39を経由することな
く、遅延されずにトランスファゲートに入力されたラッ
チタイミング制御信号DL1 およびセンスアンプ活性化
信号DE1 の制御作用を介してデータ出力が行われてお
り、メモリセル35および36のデータについては、こ
れらを出力するための経路に存在するセンスアンプ3
1、32およびラッチ回路37および38は、図6の選
択遅延回路において示されているように、遅延回路15
および39を経由し遅延されてトランスファゲートに入
力されるラッチタイミング制御信号DL2 およびセンス
アンプ活性化信号DE2 の制御作用を介してデータ出力
が行われている。
【0018】従って、センスアンプ31および32と、
ラッチ回路37および38の動作タイミングは、セスア
ンプ4および5と、ラッチ回路4および5の動作タイミ
ングとは、相互に位相がずれており、動作電流IC の波
形としては、一方が少し遅れて動作するために、従来例
の場合に対比してピーク電流値が約半分の二つの電流波
形となる。そして、上位のアドレス信号AD3 〜ADn
が切替わった場合においては、1ワード目のみ、「メモ
リセル選択」→「データ検出」→「データラッチ」→
「外部データ出力」という内部動作で読出しが完了する
のに対して、2ワード〜4ワード目の読出し時において
は、「ラッチ出力切替え」→「外部データ出力」により
読出し動作が完了するために、従来例の場合と同様に、
その差分だけ読出しアクセスを高速化することが可能と
なる。
ラッチ回路37および38の動作タイミングは、セスア
ンプ4および5と、ラッチ回路4および5の動作タイミ
ングとは、相互に位相がずれており、動作電流IC の波
形としては、一方が少し遅れて動作するために、従来例
の場合に対比してピーク電流値が約半分の二つの電流波
形となる。そして、上位のアドレス信号AD3 〜ADn
が切替わった場合においては、1ワード目のみ、「メモ
リセル選択」→「データ検出」→「データラッチ」→
「外部データ出力」という内部動作で読出しが完了する
のに対して、2ワード〜4ワード目の読出し時において
は、「ラッチ出力切替え」→「外部データ出力」により
読出し動作が完了するために、従来例の場合と同様に、
その差分だけ読出しアクセスを高速化することが可能と
なる。
【0019】次に、図4は、本発明の第2の実施形態の
構成を示すブロック図である。本実施形態自体の構成内
容は、前述の第1の実施形態の構成と同様であるが、本
実施形態が第1の実施形態と異なる点は、デコーダ26
が、下位アドレス信号AD1 およびAD2 のレベル関係
による各ラッチ回路に対する選択状態が、下記に示され
るように機能構成されていることである。
構成を示すブロック図である。本実施形態自体の構成内
容は、前述の第1の実施形態の構成と同様であるが、本
実施形態が第1の実施形態と異なる点は、デコーダ26
が、下位アドレス信号AD1 およびAD2 のレベル関係
による各ラッチ回路に対する選択状態が、下記に示され
るように機能構成されていることである。
【0020】 (AD2 、AD1 )=(“L”、“L”)→[ラッチ回路2を選択出力] (AD2 、AD1 )=(“H”、“L”)→[ラッチ回路3を選択出力] (AD2 、AD1 )=(“L”、“H”)→[ラッチ回路31を選択出力] (AD2 、AD1 )=(“H”、“H”)→[ラッチ回路32を選択出力] これにより、回路構成は第1の実施形態の場合と同様で
あるが、デコーダ26の機能構成の差異に対応して、ア
ドレス発生部18お7よび19より出力される下位のア
ドレス信号AD2 およびAD1 のレベルの組合わせが異
なってくる。
あるが、デコーダ26の機能構成の差異に対応して、ア
ドレス発生部18お7よび19より出力される下位のア
ドレス信号AD2 およびAD1 のレベルの組合わせが異
なってくる。
【0021】このように、本発明においては、高速読出
しを行う際に、先に読出されるデータを検出するセンス
アンプ群を先に動作させ、その他のセンスアンプ群につ
いては、選択遅延回路を介して若干時間を遅らせて動作
させることにより、消費電流が集中的に流れる事態を回
避することができる。
しを行う際に、先に読出されるデータを検出するセンス
アンプ群を先に動作させ、その他のセンスアンプ群につ
いては、選択遅延回路を介して若干時間を遅らせて動作
させることにより、消費電流が集中的に流れる事態を回
避することができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、選択遅
延回路を設けて、高速読出しを行う場合において、先行
して読出しデータを検出するセンスアンプ群の動作と、
その後で読出しデータを検出するセンスアンプ群の動作
に対して所定の時間差を与えることにより、高速読出し
時の集中的な消費電流の流入を防止し、当該半導体記憶
装置に対応する電源容量を低減することができるととも
に、消費電流を抑制することができるという効果があ
る。
延回路を設けて、高速読出しを行う場合において、先行
して読出しデータを検出するセンスアンプ群の動作と、
その後で読出しデータを検出するセンスアンプ群の動作
に対して所定の時間差を与えることにより、高速読出し
時の集中的な消費電流の流入を防止し、当該半導体記憶
装置に対応する電源容量を低減することができるととも
に、消費電流を抑制することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図2】第1の実施形態における選択遅延回路の1実施
形態を示す回路図である。
形態を示す回路図である。
【図3】第1の実施形態における動作タイミング図であ
る。
る。
【図4】本発明の第2の実施形態の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図5】従来の1実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図6】従来の1実施形態における動作タイミング図で
ある。
ある。
1 パルス発生回路 2、3、37、38 ラッチ回路 4、5、31、32 センスアンプ 6 選択遅延回路 7〜14 トランスファゲート 15、39 遅延回路 16 出力回路 17 アドレス発生回路 18、19 アドレス発生部 20 Xデコーダ 21 Yデコーダ 22、23、35、36 メモリセル 24、25、33、34 Yセレクタ 26 デコーダ 40〜47 インバータ
Claims (3)
- 【請求項1】 それぞれ所定の情報を格納する複数のメ
モリ手段と、 当該メモリ手段に対する読出しアドレス信号を生成して
出力するアドレス発生手段と、 前記アドレス発生手段より出力されるアドレス信号の内
の上位アドレス信号をデコードして、前記複数のメモリ
セルの内より任意の1つのメモリセルを選択するメモリ
選択手段と、 前記メモリ選択手段により選択されたメモリ手段に格納
されている情報を、前記メモリ選択手段を介して入力
し、当該情報を検出・増幅して出力する複数のセンス増
幅手段と、 前記複数のセンス増幅手段に対応して、当該センス増幅
手段より出力される情報を入力してラッチする複数のラ
ッチ手段と、 前記アドレス発生手段より出力されるアドレス信号の内
の下位アドレス信号をデコードして、前記ラッチ手段よ
り出力される情報を順次外部に対し転送制御するデコー
ド手段と、 前記アドレス発生手段より出力されるアドレス信号の内
の上位アドレス信号におけるアドレス変化を検出して、
前記センス増幅手段の動作を制御するためのセンスアン
プ活性化信号および前記ラッチ手段の動作を制御するた
めのラッチタイミング制御信号を生成して出力するパル
ス発生手段と、 前記パルス発生手段より出力される前記センスアンプ活
性化信号および前記ラッチタイミング制御信号を入力
し、前記アドレス発生手段より出力される下位アドレス
信号の内の上位のアドレス信号により制御されて、これ
らのセンスアンプ活性化信号およびラッチタイミング制
御信号の内の一方の制御信号を選択的に遅延させて出力
する選択遅延回路手段と、 を少なくとも備えて構成されることを特徴とする半導体
記憶装置。 - 【請求項2】 前記複数のメモリ手段が、第1、第2、
第3および第4のメモリセルを含む4個のメモリセルに
より構成され、前記複数のセンス増幅手段および前記複
数のラッチ手段が、これらの第1、第2、第3および第
4のメモリセルに対応して、それぞれ第1、第2、第3
および第4のセンスアンプと、第1、第2、第3および
第4のラッチ回路とにより構成されており、前記アドレ
ス発生手段より出力される下位アドレス信号における下
位のアドレス信号をAD1 とし、上位アドレス信号をA
D2 として表わした場合に、前記アドレス信号AD1 お
よびAD2 のレベル関係に対応して、前記デコード手段
による前記第1、第2、第3および第4のラッチ回路に
対する選択条件が、次記のように規定される請求項1記
載の半導体記憶装置。 (AD2 、AD1 )=(“L”、“L”)→第1のラッチ回路を選択出力 (AD2 、AD1 )=(“L”、“H”)→第2のラッチ回路を選択出力 (AD2 、AD1 )=(“H”、“L”)→第3のラッチ回路を選択出力 (AD2 、AD1 )=(“H”、“H”)→第4のラッチ回路を選択出力 - 【請求項3】 前記複数のメモリ手段が、第1、第2、
第3および第4のメモリセルを含む4個のメモリセルに
より構成され、前記複数のセンス増幅手段および前記複
数のラッチ手段が、これらの第1、第2、第3および第
4のメモリセルに対応して、それぞれ第1、第2、第3
および第4のセンスアンプと、第1、第2、第3および
第4のラッチ回路とにより構成されており、前記アドレ
ス発生手段より出力される下位アドレス信号における下
位のアドレス信号をAD1 とし、上位アドレス信号をA
D2 として表わした場合に、前記アドレス信号AD1 お
よびAD2 のレベル関係に対応して、前記デコード手段
による前記第1、第2、第3および第4のラッチ回路に
対する選択条件が、次記のように規定される請求項1記
載の半導体記憶装置。 (AD2 、AD1 )=(“L”、“L”)→第1のラッチ回路を選択出力 (AD2 、AD1 )=(“H”、“L”)→第2のラッチ回路を選択出力 (AD2 、AD1 )=(“L”、“H”)→第3のラッチ回路を選択出力 (AD2 、AD1 )=(“H”、“H”)→第4のラッチ回路を選択出力
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7222308A JPH0969292A (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | 半導体記憶装置 |
DE19634967A DE19634967A1 (de) | 1995-08-30 | 1996-08-29 | Halbleiterspeicher mit Hochgeschwindigkeitsauslesung |
KR1019960038240A KR100219008B1 (ko) | 1995-08-30 | 1996-08-30 | 고속 판독 반도체 메모리 |
US08/697,860 US5642319A (en) | 1995-08-30 | 1996-08-30 | High-speed read-out semiconductor memory |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7222308A JPH0969292A (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | 半導体記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0969292A true JPH0969292A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=16780331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7222308A Pending JPH0969292A (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | 半導体記憶装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5642319A (ja) |
JP (1) | JPH0969292A (ja) |
KR (1) | KR100219008B1 (ja) |
DE (1) | DE19634967A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6697289B1 (en) | 1999-04-28 | 2004-02-24 | Nec Corporation | Redundant address setting circuit and semiconductor memory device including the same |
JP2008159183A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Samsung Electronics Co Ltd | 半導体集積回路 |
JP2012104207A (ja) * | 2010-11-12 | 2012-05-31 | Elpida Memory Inc | 半導体装置 |
Families Citing this family (6)
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---|---|---|---|---|
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JPH09282889A (ja) * | 1996-04-09 | 1997-10-31 | Toshiba Corp | 半導体装置 |
JPH10334665A (ja) * | 1997-05-30 | 1998-12-18 | Oki Micro Design Miyazaki:Kk | 半導体記憶装置 |
JP4514945B2 (ja) * | 2000-12-22 | 2010-07-28 | 富士通セミコンダクター株式会社 | 半導体装置 |
KR100546385B1 (ko) * | 2003-09-30 | 2006-01-26 | 삼성전자주식회사 | 입출력라인 감지증폭기와 입출력라인 드라이버 제어방법및 이를 이용하는 반도체 메모리장치 |
KR100656874B1 (ko) * | 2004-07-28 | 2006-12-12 | 엠시스랩 주식회사 | 피크전류의 크기를 저감하는 고속 입력 디스플레이드라이버와 이를 이용한 데이터 입력방법 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4800530A (en) * | 1986-08-19 | 1989-01-24 | Kabushiki Kasiha Toshiba | Semiconductor memory system with dynamic random access memory cells |
JPH0271493A (ja) * | 1988-09-06 | 1990-03-12 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体メモリ装置 |
TW198135B (ja) * | 1990-11-20 | 1993-01-11 | Oki Electric Ind Co Ltd | |
JP2605565B2 (ja) * | 1992-11-27 | 1997-04-30 | 日本電気株式会社 | 半導体集積回路 |
JP2697633B2 (ja) * | 1994-09-30 | 1998-01-14 | 日本電気株式会社 | 同期型半導体記憶装置 |
-
1995
- 1995-08-30 JP JP7222308A patent/JPH0969292A/ja active Pending
-
1996
- 1996-08-29 DE DE19634967A patent/DE19634967A1/de not_active Withdrawn
- 1996-08-30 KR KR1019960038240A patent/KR100219008B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1996-08-30 US US08/697,860 patent/US5642319A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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