JP2751823B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2751823B2
JP2751823B2 JP6061695A JP6169594A JP2751823B2 JP 2751823 B2 JP2751823 B2 JP 2751823B2 JP 6061695 A JP6061695 A JP 6061695A JP 6169594 A JP6169594 A JP 6169594A JP 2751823 B2 JP2751823 B2 JP 2751823B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体記憶装置に関し、
特に指定先頭アドレスからの複数ビットのデータを連続
して順次出力するバースト転送手段を備え高速アクセス
可能な半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体記憶装置においては、指定
された先頭アドレス等からの複数ビットのデータを連続
して順次出力し、高速アクセスを可能とし各種処理を高
速化しようとする用途が多くなっている。半導体記憶装
置におけるこのような高速アクセスのモードとしては、
ページモード,ニブルモード,スタティックコラムモー
ド,シリアルモード等がよく知られている(以下、これ
らを総称して、バーストモードと呼ぶ)。
【0003】このバーストモードでは、一般的に、1つ
の行アドレスまたは先頭アドレス等で指定された行また
はブロックの複数ビットのデータそれぞれを対応するセ
ンス増幅器等のデータ検出回路に読出して保持してお
き、これらデータを、列アドレス信号やタイミング信号
によって順次出力することにより、高速読出しを可能に
する(データの書込みはこの逆の動作となる)。
【0004】バーストモードを有する従来の半導体記憶
装置の最も一般的な一例を(第1の例)図5に示す。
【0005】この半導体記憶装置は、複数のメモリセル
を備え指定された行及び列の複数のメモリセルの記憶デ
ータを読出すメモリセルアレイ1と、第1のアドレス信
号AD1(構成ビット、A2〜An)の1つのアドレス
によりメモリセルアレイ1の行及び列を指定する行選択
回路2及び列選択回路3と、第1のアドレス信号AD1
のアドレス値の変化を検出してアドレス変化検出信号A
TDを出力するアドレス変化検出回路4と、アドレス変
化検出信号ATDに応答して所定の期間アクティブレベ
ルとなるデータ検出活性化信号DEを発生すると共にこ
のデータ検出活性化信号DEのアクティブレベルの期間
中の後寄りの所定の期間にアクティブレベルとなるデー
タラッチパルスDLを発生するタイミング信号発生回路
4と、データ検出活性化信号DEのアクティブレベルに
応答してメモリセルアレイ1から読出された複数ビット
のデータDR1〜DR4それぞれのレベルを検出して出
力する複数のデータ検出回路DD31〜DD34と、デ
ータラッチパルスDLのアクティブレベルに応答して複
数のデータ検出回路DD31〜DD34それぞれの出力
データをラッチし保持するラッチ回路L31〜L34
と、メモリセルアレイ1から読出された複数のデータD
R1〜DR4の外部への出力順に順次アドレス値が変化
する第2のアドレス信号AD2(構成ビットA0,A
1)をデコードして順次アクティブレベルとなるデコー
ド信号DC*〜DC4*を出力するデコード回路6a
と、デコード信号DC1*〜DC4*それぞれをレベル
反転するインバータIV81〜IV84及び一端にラッ
チ回路L31〜L34それぞれの出力データを受け他端
をデータ出力端に共通接続するトランスファゲートT8
1〜T84を備えデコード信号DC1*〜DC4*のア
クティブレベルに応答してラッチ回路L31〜L34の
出力データを順次選択し出力する出力選択回路8bと、
この出力選択回路8bからのデータを外部へ出力するデ
ータ出力回路9とを有する構成となっている。
【0006】次にこの半導体記憶装置の動作について説
明する。図6はこの半導体記憶装置の動作を説明するた
めの各部信号のタイミング図である。
【0007】第1のアドレス信号AD1のアドレス値が
変化すると、アドレス変化検出回路4からアドレス変化
検出信号ATDが出力され、タイミング信号発生回路5
bは、少なくともデータ検出回路DD31〜DD34及
びラッチ回路L31〜L34の動作時間を見込んだ期間
アクティブレベルとなるデータ検出活性化信号DEを発
生すると共に、データ検出回路DD31〜DD34の出
力レベルが静定するデータ検出活性化信号DEのアクテ
ィブレベルの期間の後寄りの所定の期間アクティブレベ
ルとなるデータラッチパルスDLを発生する。
【0008】一方、デコード回路6aは、第2のアドレ
ス信号AD2をデコードし、メモリセルアレイ1から読
出されたデータDR1〜DR4の外部への出力順に順次
アクティブレベル(高レベル)となるデコード信号DC
1*〜DC4*を出力する。図6では、DC1*が最初
にアクティブレベルとなり、以下、DC2*,DC3
*,DC4*の順にアクティブレベルとなる例が示され
ているが、最初にアクティブレベルとなるデコード信号
及びアクティブレベルとなる順序は、第2のアドレス信
号AD2により任意に設定される。
【0009】メモリセルアレイ1から読出されたデータ
DR1〜DR4は、データ検出回路DD31〜DD34
によってデータ検出活性化信号DEのアクティブレベル
の期間に増幅,検出され、その出力レベルがほぼ静定し
たタイミングでアクティブレベルとなるデータラッチパ
ルスDLによってラッチ回路L31〜L34にラッチさ
れ保持される。
【0010】そして、このラッチ回路L31〜L34に
保持されたデータは、出力選択回路8bにより、デコー
ド信号DC1*〜DC4*のアクティブレベルに応答し
て選択され、データ出力回路9を通して外部へ出力され
る。
【0011】この半導体記憶装置では、メモリセルアレ
イ1から読出された複数ビットのデータに対し、これら
複数ビットのデータのうちの最初に外部へ出力されるデ
ータ(以下、最初のデータという)と同時に、そのレベ
ル検出,ラッチ保持が行なわれるので、最初のデータ以
外のデータ(以下、後続データという)の外部への出力
タイミングでは、そのタイミングにおけるレベル検出,
ラッチ保持動作が不要となり、その分高速動作が可能と
なる。しかしながら、最初のデータでは、アドレス指
定,レベル検出,ラッチ保持,出力選択の全ての動作が
必要となるためこれらに伴う時間が必要となり、この半
導体記憶装置全体の動作速度を速くするためには、電流
駆動能力が高く高速動作が可能なデータ検出回路及びラ
ッチ回路としなければならない。しかも、最初のデータ
の読出し位置は第2のアドレス信号AD2により任意に
設定できるので、データ検出回路DD31〜DD34及
びラッチ回路L31〜L34全てを高速動作可能なもの
とする必要がある。
【0012】またこの半導体記憶装置では、複数のデー
タ検出回路DD31〜DD34全てが同時に活性化しデ
ータ検出動作を行うので、これら複数のデータ検出回路
の動作電流が同一期間に集中し消費電流Icのピーク値
が増大する(ラッチ回路についても同様である)。
【0013】データ検出回路(センス増幅器を含む)の
消費電流のピーク値を低減する手法として、複数のデー
タ検出回路を複数のグループに分割し、これら複数のグ
ループのうちの読出しにかかるデータと対応するグルー
プのデータ検出回路のみ電流駆動能力を高めて高速化す
る構成の半導体記憶装置(第2の例)も提案されている
(例えば、特開平3−168992号公報参照)。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の半導体
記憶装置は、第1の例では、最初のデータに対し、アド
レス指定,レベル検出,ラッチ保持,出力選択の全ての
動作が必要であり、しかも最初のデータは第2のアドレ
ス信号により任意に設定できるため、全体の動作速度を
高めるには、全てのデータ検出回路及びラッチ回路の電
流駆動能力を高めてその動作速度を速くする必要があ
り、またこれら全てのデータ検出回路及びラッチ回路は
同時に活性化するために消費電流Icのピーク値が増大
し、従って、電源容量が増大するという問題点がある。
また第2の例では、データ検出回路を複数グループに分
割して読出しにかかるグループのみ電流駆動能力を高め
て高速動作させる構成となっているので、読出しにかか
るグループ以外の動作電流を低減して消費電流のピーク
値を抑えることができるが、読出しにかかるグループ内
では、依然として複数のデータ検出回路が同時に高速動
作するため、消費電流のピーク値の低減効果が不十分で
あるという問題点がある。
【0015】本発明の目的は、高速動作を確保しつつ、
消費電流のピーク値を低減し、電源容量を小さくするこ
とができる半導体記憶装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
は、第1のアドレス信号による1つのアドレス指定を受
けて複数のデータを読出すメモリセルアレイ部と、この
メモリセルアレイ部から読出された複数のデータのレベ
ルそれぞれを検出して出力する所定の動作速度の複数の
第1のデータ検出回路と、前記メモリセルアレイ部から
読出された複数のデータの外部への出力順にアドレス値
が変化する第2のアドレス信号をデコードして順次アク
ティブレベルとなる複数のデコード信号を出力するデコ
ード回路と、前記複数のデコード信号のうちの最初のア
クティブレベルのデコード信号に応答してこのデコード
信号と対応する前記メモリセルアレイ部から読出された
データを選択する先頭データ選択回路と、前記複数の第
1のデータ検出回路より速い動作速度を持ち前記先頭デ
ータ選択回路で選択されたデータのレベルを検出して出
力する1つの第2のデータ検出回路と、前記複数の第1
のデータ検出回路それぞれの出力データを所定のタイミ
ングでラッチし出力する所定の動作速度の複数の第1の
ラッチ回路と、これら複数の第1のラッチ回路より速い
動作速度をもち前記第2のデータ検出回路の出力データ
を前記複数の第1のラッチ回路のデータラッチタイミン
グより前の所定のタイミングでラッチし出力する1つの
第2のラッチ回路と、前記複数のデコード信号のアクテ
ィブレベルと対応して前記第2のラッチ回路の出力デー
タ及び前記複数の第1のラッチ回路うちの所定のラッチ
回路の出力データを順次選択して出力する出力選択回路
とを有している。
【0017】また、第1のアドレス信号のアドレス値が
変化したことを検出してアドレス変化検出信号を発生す
るアドレス変化検出回路と、前記アドレス変化検出信号
に応答して、複数のデコード信号のうちの最初のアクテ
ィブレベルのデコード信号のアクティブレベルの期間中
の所定の期間アクティブレベルとなる先頭データ選択信
号,先頭データ検出活性化信号、及びこの先頭データ検
出活性化信号よりアクティブ期間が長い後続データ検出
活性化信号、前記先頭データ検出活性化信号のアクティ
ブ期間中の後寄りの所定の期間アクティブレベルとなる
先頭データラッチパルス、前記後続データ検出活性化信
号のアクティブ期間中の後寄りの所定の期間アクティブ
レベルとなる後続データラッチパルス、並びに前記先頭
データラッチパルスのアクティブレベルへの変化後の所
定のタイミングでアクティブレベルとなり前記複数のデ
コード信号のうちの最初のアクティブレベルのデコード
信号のアクティブレベル終了タイミングまでにインアク
ティブレベルとなる先頭データ出力信号を発生するタイ
ミング信号発生回路とを設け、先頭データ選択回路を、
前記先頭データ選択信号のアクティブレベル期間中に前
記複数のデコード信号のうちの最初のアクティブレベル
のデコード信号に応答してメモリセルアレイ部から読出
された複数のデータのうちのこのデコード信号と対応す
るデータを選択する回路とし、出力選択回路を、前記先
頭データ出力信号のアクティブレベルに応答して第2の
ラッチ回路の出力信号を選択して出力し、前記先頭デー
タ出力信号のインアクティブレベルの期間中の前記複数
のデコード信号のアクティブレベルのデコード信号に応
答して複数の第1のラッチ回路のうちの対応するラッチ
回路の出力データを順次選択し出力する回路として構成
される。
【0018】また、先頭データ選択回路が、それぞれソ
ース,ドレインのうちの一方を第2のデータ検出回路の
入力端と接続し他方にメモリセルアレイ部から読出され
た複数のデータを対応して受ける複数のトランジスタ
と、先頭データ選択信号のアクティブレベルの期間に複
数のデコード信号それぞれのアクティブレベルを通過さ
せて前記複数のトランジスタのうちの対応するトランジ
スタを導通させる複数の第1のゲート回路とを備えて構
成され、出力選択回路が、一端に複数の第1のラッチ回
路の出力データそれぞれを対応して受け他端を共にデー
タ出力端と接続する複数の第1のトランスファゲート
と、一端に第2のラッチ回路の出力データを受け他端を
前記データ出力端と接続して先頭データ出力信号のアク
ティブレベルに応答して導通する第2のトランスファゲ
ートと、前記先頭データ出力信号のインアクティブレベ
ルの期間に前記複数のデコード信号それぞれのアクティ
ブレベルを通過させて前記複数の第1のトランスファゲ
ートのうちの対応するトランスファゲートを導通させる
複数の第2のゲート回路とを備えて構成される。
【0019】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0020】図1は本発明の第1の実施例を示す回路図
である。
【0021】この実施例は、複数のメモリを備え指定さ
れた行及び列の複数のメモリセルの記憶データを読出す
メモリセルアレイ1と、第1のアドレス信号AD1(構
成ビットA2〜An)の1つのアドレスによりメモリセ
ルアレイ1の行及び列を指定する行選択回路2及び列選
択回路3と、第1のアドレス信号AD1のアドレス値の
変化を検出してアドレス変化検出信号ATDを出力する
アドレス変化検出回路4と、メモリセルアレイ1から読
出された複数のデータDR1〜DR4の外部への出力順
にアドレス値が変化する第2のアドレス信号AD2(A
0,A1)をデコードして順次アクティブレベルとなる
複数のデコード信号DC1〜DC4を出力するデコード
回路6と、アドレス変化検出信号ATDに応答して、複
数のデコード信号DC1〜DC4のうちの最初のアクテ
ィブレベルのデコード信号のアクティブレベルの期間中
の所定の期間アクティブレベルとなる先頭データ選択信
号HDS,先頭データ検出活性化信号HDE、及びこの
先頭データ検出活性化信号HDEよりアクティブ期間が
長い後続データ検出活性化信号LDE、先頭データ検出
活性化信号HDEのアクティブ期間中の後寄りの所定の
期間アクティブレベルとなる先頭データラッチパルスH
DL、後続データ検出活性化信号LDEのアクティブ期
間中の後寄りの所定の期間アクティブレベルとなる後続
データラッチパルスLDL並びに先頭データラッチパル
スHDLのアクティブレベルへの変化後の所定のタイミ
ングでアクティブレベルとなり複数のデコード信号DC
1〜DC4のうちの最初のアクティブレベルのデコード
信号のアクティブレベル終了タイミングまでにインアク
ティブレベルとなる先頭データ出力信号HDOを発生す
るタイミング信号発生回路5と、後続データ検出活性化
信号LDEのアクティブレベルに応答してメモリセルア
レイ1から読出された複数ビットのデータDR1〜DR
4それぞれのレベルを検出し出力する所定の動作速度の
複数の第1のデータ検出回路DD11〜DD14と、そ
れぞれソース,ドレインの一方を共通接続し他方にメモ
リセルアレイ1から読出された複数のデータDR1〜D
R4を対応して受ける複数のトランジスタQ71〜Q7
4、及び先頭データ選択信号HDSのアクティブレベル
の期間に複数のデコード信号DC1〜DC4それぞれの
アクティブレベルを通過させて複数のトランジスタQ7
1〜Q74のうちの対応するトランジスタを導通させる
複数の第1のゲート回路G71〜G74を備え複数のデ
コード信号DC1〜DC4のうちの最初のアクティブレ
ベルのデコード信号に応答してこのデコード信号と対応
するメモリセルアレイ1から読出されたデータを選択し
トランジスタQ71〜Q74の共通接続点から出力する
先頭データ選択回路7と、複数の第1のデータ検出回路
DD11〜DD14より速い動作速度を持ち先頭データ
検出活性化信号HDEのアクティブレベルに応答して先
頭データ選択回路7で選択されたデータのレベルを検出
して出力する1つの第2のデータ検出回路DD20と、
複数の第1のデータ検出回路DD11〜DD14それぞ
れの出力データを後続データラッチパルスLDLに応答
して所定のタイミングでラッチし出力する所定の動作速
度の複数の第1のラッチ回路L11〜L14と、これら
複数の第1のラッチ回路L11〜L14より速い動作速
度をもち先頭データラッチパルスHDLに応答して第2
のデータ検出回路DD20の出力データを複数の第1の
ラッチ回路L11〜L14のデータラッチタイミングよ
り前の所定のタイミングでラッチし出力する1つの第2
のラッチ回路L20と、一端に複数の第1のラッチ回路
L11〜L14の出力データそれぞれを対応して受け他
端を共にデータ出力端と接続する複数の第1のトランス
ファゲートT81〜T84、一端に第2のラッチ回路L
20の出力データを受け他端を前記データ出力端と接続
して先頭データ出力信号HDOのアクティブレベルに応
答して導通する第2のトランスファゲートT80、及び
先頭データ出力信号HDOのインアクティブレベルの期
間に複数のデコード信号DC1〜DC4それぞれのアク
ティブレベルを通過させて複数の第1のトランスファゲ
ートT81〜T84のうちの対応するトランスファゲー
トを導通させる複数の第2のゲート回路G81〜G84
を備え先頭データ出力信号HDOのアクティブレベルに
応答して第2のラッチ回路L20の出力信号を選択して
出力し、先頭データ出力信号HDOのインアクティブレ
ベルの期間中の複数のデコード信号DC1〜DC4のア
クティブレベルのデコード信号に応答して複数の第1の
ラッチ回路L11〜L14のうちの対応するラッチ回路
の出力データを前記データ出力端から順次選択し出力す
る出力選択回路8と、この出力選択回路8からのデータ
を外部へ出力するデータ出力回路9とを有する構成とな
っている。
【0022】次にこの実施例の動作について説明する。
図2はこの実施例の動作を説明するための各部信号のタ
イミング図である。
【0023】第1のアドレス信号AD1のアドレス値が
変化し、アドレス変化検出回路部4からアドレス変化検
出信号ATDが出力されると、タイミング信号発生回路
5は、アクティブレベル(低レベル)の先頭データ選択
信号HDS,先頭データ検出活性化信号HDE,後続デ
ータ検出活性化信号LDEを出力した後、先頭データラ
ッチパルスHDL,先頭データ出力信号HDO(高レベ
ルアクティブ),後続データラッチパルスLDLを順次
出力する。
【0024】先頭データ選択回路7は、先頭データ選択
信号HDSのアクティブレベルの期間中のデコード信号
DC1〜DC4のうちのアクティブレベル(低レベ
ル)、例えばDC1に応答しメモリセルアレイ1から読
出されたデータDR1〜DR4のうちの対応するデータ
DR1を選択し第2のデータ検出回路DD20に供給す
る。そして、第2のデータ検出回路DD20は、先頭デ
ータ検出活性化信号HDEのアクティブレベルに応答し
て活性化し、供給されたデータDR1のレベルを検出し
て出力する。これと並行して、後続データ検出活性化信
号LDEのアクティブレベルに応答して第1のデータ検
出回路DD11〜DD14が活性化し、メモリセルアレ
イ1から読出されたデータDR1〜DR4それぞれのレ
ベルを検出し出力する。
【0025】第2のデータ検出回路DD20は、その動
作速度が第1のデータ検出回路DD11〜DD14より
十分速く設定されているので、先頭データ検出活性化信
号HDEがアクティブレベルになると、供給されたデー
タDR1のレベルを高速に検出してその出力を静定させ
る。そしてそのレベルは、先頭データラッチパルスHD
Lのアクティブレベルに応答して第2のラッチ回路L2
0にラッチされ、続いて発生する先頭データ出力信号H
DOのアクティブレベルに応答して、出力選択回路8の
トランスファゲートT80及びデータ出力回路9を通し
て外部へ出力される。こうして先頭データが高速に出力
される。
【0026】先頭データが外部へ出力されるまでの間に
第1のデータ検出回路DD11〜DD14による後続デ
ータ(この例ではデータDR2〜DR4)のレベルが検
出されてその出力が静定し、後続データラッチパルスL
DLのアクティブレベルに応答して第1のラッチ回路D
11〜D14にラッチされる。そして、先頭データ出力
信号HDOのインアクティブレベル(低レベル)の期間
中に順次アクティブレベル(高レベル)となるデコード
信号DC2〜DC4に応答して、出力選択回路8のトラ
ンスファゲートT82〜T84及びデータ出力回路9を
通して、データDR2〜DR4が順次出力される。
【0027】この実施例において、第1のデータ検出回
路DD11〜DD14及びラッチ回路L11〜L14
は、最初のデータの外部への出力終了タイミングまでに
データレベルの検出及びそのラッチが完了していればよ
いので、第2のデータ検出回路DD20及びラッチ回路
L20より動作速度の遅い回路とすることができる。す
なわち、これら回路を構成するトランジスタのサイズを
小さくしてその電流駆動能力を小さくし、これら回路の
動作電流を小さくすることができる。また、第1のデー
タ検出回路DD11〜DD14の動作電流のピーク時と
第2のデータ検出回路DD20の動作電流のピーク時の
タイミングがずれているので、これら回路の動作電流を
時間軸上で分散でき、消費電流Icのピーク値を低くす
ることができる。
【0028】例えば、第2のデータ検出回路DD20の
動作電流のピーク値を1とし、第1のデータ検出回路D
D11〜DD14の動作電流のピーク値をそれぞれ1/
3とすると、図5に示された従来例では、これら回路に
よる消費電流とのピーク値は4となるが、この実施例で
は、第2のデータ検出回路DD20の活性化時に1、少
し時間を後方にずらして第1のデータ検出回路DD11
〜DD14の活性化時に4/3となり、従来例より大幅
に低減できる。また、この効果は、1回のバースト出力
のビット数が多くなる程大きくなる。
【0029】図3及び図4は本発明の第2の実施例を示
す回路図及びその各部信号のタイミング図である。
【0030】この実施例は、図1に示された第1の実施
例の先頭データ選択回路7のNOR型のゲート回路G7
1〜G74と、出力選択回路8のNOR型のゲート回路
G81〜G84とを、それぞれNAND型のゲート回路
G75〜G78及びG85〜G88に置換えて先頭デー
タ選択回路7a及び出力選択回路8aとし、これに伴
い、デコード信号DC1*〜DC4*を、第1の実施例
のデコード信号DC1〜DC4のアクティブローに対し
アクティブハイとし、先頭データ選択信号HDS*を、
第1の実施例のアクティブローに対してアクティブハイ
とし、先頭データ出力信号HDO*を、第1の実施例の
アクティブハイに対しアクティブローとしたものであ
る。
【0031】この実施例の基本的な動作及び効果は第1
の実施例と同様であるので、これ以上の説明は省略す
る。
【0032】なお、これら実施例では、データを読出す
場合について説明したが、データを書込む場合について
も、これら実施例のデータの流れを逆にすることにより
容易に実現できる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、メモリセ
ルアレイ部から読出された複数ビットのデータそれぞれ
のレベルを検出しラッチする複数の第1のデータ検出回
路及びラッチ回路のほかに、メモリセルアレイ部から読
出された複数ビットのデータのうちの最初に外部へ出力
するデータを選択する先頭データ選択回路と、この先頭
データ選択回路により選択されたデータのレベルを検出
しラッチする1つの第2のデータ検出回路及びラッチ回
路とを設け、かつ第2のデータ検出回路及びラッチ回路
の動作速度を第1のデータ検出回路及びラッチ回路より
速くし、出力選択回路を、第2のラッチ回路の保持デー
タを出力した後、後続のデータを順次出力する回路とし
た構成とすることにより、動作電流が大きく高速動作す
る第2のデータ検出回路及びラッチ回路は1つのみであ
り、しかも動作電流が小さく低速動作する複数の第1の
データ検出回路及びラッチ回路の動作電流のピーク値は
小さくかつ第2のデータ検出回路及びラッチ回路のピー
ク値と時間軸上でずれているので、全体の消費電流のピ
ーク値を低減することができ、従って電源容量を小さく
することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す回路図である。
【図2】図1に示された実施例の動作を説明するための
各部信号のタイミング図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す回路図である。
【図4】図3に示された実施例の動作を説明するための
各部信号のタイミング図である。
【図5】従来の半導体記憶装置の一例を示すブロック図
である。
【図6】図5に示された半導体記憶装置の動作を説明す
るための各部信号のタイミング図である。
【符号の説明】
1 メモリセルアレイ 2 行選択回路 3 列選択回路 4 アドレス変化検出回路 5,5a,5b タイミング信号発生回路 6,6a デコード回路 7,7a 先頭データ選択回路 8,8a,8b 出力選択回路 9 データ出力回路 DD11〜DD14,DD20,DD31〜DD34
データ検出回路 G71〜G78,G81〜G88 ゲート回路 IV71〜IV74,IV80〜IV84 インバー
タ L11〜L14,L20,L31〜L34 ラッチ回
路 Q71〜Q74 トランジスタ T80〜T84 トランスファゲート

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のアドレス信号による1つのアドレ
    ス指定を受けて複数のデータを読出すメモリセルアレイ
    部と、このメモリセルアレイ部から読出された複数のデ
    ータのレベルそれぞれを検出して出力する所定の動作速
    度の複数の第1のデータ検出回路と、前記メモリセルア
    レイ部から読出された複数のデータの外部への出力順に
    アドレス値が変化する第2のアドレス信号をデコードし
    て順次アクティブレベルとなる複数のデコード信号を出
    力するデコード回路と、前記複数のデコード信号のうち
    の最初のアクティブレベルのデコード信号に応答してこ
    のデコード信号と対応する前記メモリセルアレイ部から
    読出されたデータを選択する先頭データ選択回路と、前
    記複数の第1のデータ検出回路より速い動作速度を持ち
    前記先頭データ選択回路で選択されたデータのレベルを
    検出して出力する1つの第2のデータ検出回路と、前記
    複数の第1のデータ検出回路それぞれの出力データを所
    定のタイミングでラッチし出力する所定の動作速度の複
    数の第1のラッチ回路と、これら複数の第1のラッチ回
    路より速い動作速度をもち前記第2のデータ検出回路の
    出力データを前記複数の第1のラッチ回路のデータラッ
    チタイミングより前の所定のタイミングでラッチし出力
    する1つの第2のラッチ回路と、前記複数のデコード信
    号のアクティブレベルと対応して前記第2のラッチ回路
    の出力データ及び前記複数の第1のラッチ回路うちの所
    定のラッチ回路の出力データを順次選択して出力する出
    力選択回路とを有することを特徴とする半導体記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 第1のアドレス信号のアドレス値が変化
    したことを検出してアドレス変化検出信号を発生するア
    ドレス変化検出回路と、前記アドレス変化検出信号に応
    答して、複数のデコード信号のうちの最初のアクティブ
    レベルのデコード信号のアクティブレベルの期間中の所
    定の期間アクティブレベルとなる先頭データ選択信号,
    先頭データ検出活性化信号、及びこの先頭データ検出活
    性化信号よりアクティブ期間が長い後続データ検出活性
    化信号、前記先頭データ検出活性化信号のアクティブ期
    間中の後寄りの所定の期間アクティブレベルとなる先頭
    データラッチパルス、前記後続データ検出活性化信号の
    アクティブ期間中の後寄りの所定の期間アクティブレベ
    ルとなる後続データラッチパルス、並びに前記先頭デー
    タラッチパルスのアクティブレベルへの変化後の所定の
    タイミングでアクティブレベルとなり前記複数のデコー
    ド信号のうちの最初のアクティブレベルのデコード信号
    のアクティブレベル終了タイミングまでにインアクティ
    ブレベルとなる先頭データ出力信号を発生するタイミン
    グ信号発生回路とを設け、先頭データ選択回路を、前記
    先頭データ選択信号のアクティブレベル期間中に前記複
    数のデコード信号のうちの最初のアクティブレベルのデ
    コード信号に応答してメモリセルアレイ部から読出され
    た複数のデータのうちのこのデコード信号と対応するデ
    ータを選択する回路とし、出力選択回路を、前記先頭デ
    ータ出力信号のアクティブレベルに応答して第2のラッ
    チ回路の出力信号を選択して出力し、前記先頭データ出
    力信号のインアクティブレベルの期間中の前記複数のデ
    コード信号のアクティブレベルのデコード信号に応答し
    て複数の第1のラッチ回路のうちの対応するラッチ回路
    の出力データを順次選択し出力する回路とした請求項1
    記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 先頭データ選択回路が、それぞれソー
    ス,ドレインのうちの一方を第2のデータ検出回路の入
    力端と接続し他方にメモリセルアレイ部から読出された
    複数のデータを対応して受ける複数のトランジスタと、
    先頭データ選択信号のアクティブレベルの期間に複数の
    デコード信号それぞれのアクティブレベルを通過させて
    前記複数のトランジスタのうちの対応するトランジスタ
    を導通させる複数の第1のゲート回路とを備えて構成さ
    れ、出力選択回路が、一端に複数の第1のラッチ回路の
    出力データそれぞれを対応して受け他端を共にデータ出
    力端と接続する複数の第1のトランスファゲートと、一
    端に第2のラッチ回路の出力データを受け他端を前記デ
    ータ出力端と接続して先頭データ出力信号のアクティブ
    レベルに応答して導通する第2のトランスファゲート
    と、前記先頭データ出力信号のインアクティブレベルの
    期間に前記複数のデコード信号それぞれのアクティブレ
    ベルを通過させて前記複数の第1のトランスファゲート
    のうちの対応するトランスファゲートを導通させる複数
    の第2のゲート回路とを備えて構成された請求項2記載
    の半導体記憶装置。
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