JPH08203274A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

Info

Publication number
JPH08203274A
JPH08203274A JP968095A JP968095A JPH08203274A JP H08203274 A JPH08203274 A JP H08203274A JP 968095 A JP968095 A JP 968095A JP 968095 A JP968095 A JP 968095A JP H08203274 A JPH08203274 A JP H08203274A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse signal
circuit
address
sense amplifier
transition detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP968095A
Other languages
English (en)
Inventor
Kouji Nakao
鋼治 中尾
Shigeto Mizukami
重人 水上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Microelectronics Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP968095A priority Critical patent/JPH08203274A/ja
Publication of JPH08203274A publication Critical patent/JPH08203274A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】半導体メモリのページアクセスモードにおいて
センスアンプを常に活性化しておく必要をなくし、セン
スアンプでの消費電流を抑制する。 【構成】ページアクセスモードを有する半導体メモリに
おいて、ロウアドレス入力A2 〜An により選択された
複数のメモリセル10からの読み出しデータを検出する
複数のセンスアンプ13と、複数のセンスアンプからの
データをラッチするための複数のラッチ回路15と、複
数のラッチ回路に対応したページアドレス入力A0 〜A
1 によりラッチデータを読み出すデコード回路16、1
7と、A2〜An 入力の変化時にパルス信号S1を、A0
〜A1 入力の変化時にパルス信号S2を発生する回路
20と、信号S1の活性状態検知時にセンスアンプを一
定期間以内活性化し、信号S2の活性状態検知時にセン
スアンプを非活性状態に制御する回路30aとを具備す
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体記憶装置に係
り、特にSRAM(スタティック型ランダムアクセスメ
モリ)、ROM(読み出し専用メモリ)などのうちペー
ジアクセスモードを有する半導体記憶装置におけるペー
ジモード読み出し制御・センスアンプ制御回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置には、特定アドレスの高
速アクセスが可能なページアクセスモードを有するもの
がある。このページアクセスモードの読み出し動作で
は、メモリセルアレイの複数個のデータを並行にセンス
アンプまで読み出した状態でページモード用カラムアド
レスを変化させることにより、前記複数カラムのデータ
を高速で切り換えて出力する。従って、ページアクセス
モードは、ランダムアクセス上の制約が生じるが、高速
の読み出し動作を実現でき、データをシリアルに読み出
すような使い方をする場合には非常に有効である。
【0003】図10は、ページアクセスモードを有する
SRAMの一部として、例えば4ビット・ページモード
を有する場合の従来の読み出し回路を示している。この
SRAMにおいて、10はそれぞれメモリセル、11は
メモリセルアレイ、12はロウアドレスA2 〜An に応
じて上記メモリセルアレイ11から複数のメモリセルの
データを読み出すようにメモリセルを選択するロウデコ
ーダ、13はそれぞれ選択された複数のメモリセルから
ビット線対BLi、/BLiのそれぞれおよび各カラム
選択回路14を経て入/出力線対I/Oi、/(I/O
i)に読み出されたデータをセンスするセンスアンプ、
16はそれぞれ上記センスアンプ13からデータ線対D
Li、/DLiに出力されたデータを選択するページ選
択回路、17はページモード用アドレスA0 〜A1 に応
じて上記ページ選択回路16を選択するページデコー
ダ、18は前記ページ選択回路16からデータバス線B
US、/BUSに出力されたデータを出力端子19に出
力する出力バッファである。
【0004】次に、上記SRAMにおける読み出し動作
を説明する。通常アクセスモードでの読み出しに際して
は、アドレス信号A0 〜An を設定し、そのロウアドレ
ス(ノーマルアドレス)A2 〜An により選択した4ビ
ットのデータを並行にセンスアンプ13まで読み出し、
このうちの1ビットのデータをアドレス信号のうちのA
0 〜A1 に応じて選択して出力する。
【0005】ページアクセスモードでの読み出しに際し
ては、まず、アドレス信号A0 〜An を設定し、このア
ドレス信号の遷移を受けてロウアドレスA2 〜An に応
じて4ビットのデータ(ページデータ)を選択して並行
にセンスアンプ13まで読み出し、このうちの1ビット
のデータをページモード用アドレスA0 〜A1 に応じて
選択して出力する。
【0006】次に、ページモード用アドレス信号A0 〜
A1 を変化(遷移)させて残りの3ビットのデータを順
次選択して出力バッファ18を介して出力端子19に順
次出力することにより、高速読み出しが可能になる。
【0007】さらに、連続的にページデータの読み出し
を行う際には、ロウアドレスA2 〜An の内容を変化さ
せて新しい4ビットのデータを選択して並行にセンスア
ンプ13まで読み出し、このうちの1ビットのデータを
ページモード用アドレスA0〜A1 に応じて選択して出
力する。そして、ページモード用アドレスA0 〜A1を
変化させて残りの3ビットのデータを順次選択して出力
バッファ18を介して出力端子19に順次出力する。
【0008】上記したような従来の読み出し回路におい
ては、ページアクセスモードに際して、センスアンプ1
3を常に活性化しておくことにより読み出しデータを出
力状態にしておく必要があるので、センスアンプでの消
費電流が大きい。
【0009】このような問題を解決すべく、本願発明者
は特願平6−194012号により、ページアクセスモ
ードにおいてセンスアンプを常に活性化しておく必要が
なくなり、センスアンプでの消費電流を抑制し得る半導
体記憶装置を提案した。
【0010】しかし、上記提案に係る半導体記憶装置に
おいても、さらに、ノーマルアドレスが変化した後にペ
ージアドレスが変化するまでセンスアンプを常に活性化
しておくと、ノーマルアドレスが変化してからページア
ドレスが変化するまでのサイクル時間が長い場合にはセ
ンスアンプでの消費電流が大きい。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
半導体記憶装置は、ページアクセスモードにおいてセン
スアンプを常に活性化しておく必要があるので、センス
アンプでの消費電流が大きいという問題があった。
【0012】本発明は上記の問題点を解決すべくなされ
たもので、ページアクセスモードにおいてセンスアンプ
を常に活性化しておく必要がなくなり、かつ、ノーマル
アドレスが変化してからページアドレスが変化するまで
のサイクル時間が長い場合でもノーマルアドレス変化後
にセンスアンプを常に活性化しておく必要がなくなり、
センスアンプでの消費電流を抑制し得る半導体記憶装置
を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
は、メモリセルと、このメモリセルがマトリクス状に配
列されたメモリセルアレイと、このメモリセルアレイ中
の複数のメモリセルを選択するための第1のアドレス入
力に基づいて選択された複数のメモリセルから読み出さ
れたデータをそれぞれ検出するための複数のセンスアン
プと、この複数のセンスアンプからのデータをそれぞれ
ラッチするための複数のラッチ回路と、この複数のラッ
チ回路に対応した第2のアドレス入力に基づいて前記複
数のラッチ回路からラッチデータを読み出すためのデコ
ード回路と、前記第1のアドレス入力が変化した時に第
1のパルス信号を発生し、前記第2のアドレス入力が変
化した時に第2のパルス信号を発生するアドレス遷移検
知回路と、上記アドレス遷移検知回路の出力信号のうち
第1のパルス信号が活性化したことを検知した時に前記
センスアンプを一定期間以内活性化するように制御し、
上記アドレス遷移検知回路の出力信号のうち第2のパル
ス信号が活性化したことを検知した時に前記センスアン
プを非活性状態に制御するセンスアンプ制御回路とを具
備することを特徴とする。
【0014】
【作用】センスアンプ制御回路は、アドレス入力のうち
の第1のアドレス入力のみが変化した時(あるいは第1
のアドレス入力と第2のアドレス入力とが共に変化した
時)にはセンスアンプを一定期間以内活性化する。そし
て、第2のアドレス入力のみが変化した時にはセンスア
ンプが非活性状態になるように制御する。
【0015】これにより、ページアクセスモードでの読
み出し動作を行う際、第1のアドレス入力に基づいて選
択された複数のメモリセルのデータを検出するためにセ
ンスアンプを活性化し、この検出されたデータがラッチ
回路にラッチされた後はセンスアンプを非活性状態にな
るように制御することが可能になる。
【0016】従って、この半導体記憶装置によれば、ペ
ージアクセスモードにおいてセンスアンプを常に活性化
しておく必要がなくなり、センスアンプでの消費電流を
抑制(従来例よりも削減)することができ、かつ、通常
アクセスモードにおけるセンスアンプの活性化期間を短
くすることができるので、センスアンプの消費電流をさ
らに抑制することができる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施例に係るページア
クセスモードを有するSRAMの一部として、例えば4
ビット・ページモードを有する場合の読み出し回路を示
している。
【0018】このSRAMにおいて、10はそれぞれメ
モリセル、11はメモリセルがマトリクス状に配列され
たメモリセルアレイ、12はメモリセルアレイ中の複数
のメモリセルを選択するためのロウアドレスA2 〜An
に応じて複数のメモリセルを選択するロウデコーダ、1
3はそれぞれこのロウデコーダにより選択された複数の
メモリセル10から各ビット線対BLi、/BLiおよ
び各カラム選択回路14を経て各入/出力線対I/O
i、/(I/Oi)に読み出されたデータをそれぞれ検
出するための複数のセンスアンプである。
【0019】DLi、/DLiは上記複数のセンスアン
プ13の出力データをデータバス線BUS、/BUSに
転送するためのデータ線対である。15はそれぞれ上記
センスアンプ13からデータ線対DLi、/DLiに出
力されたデータをそれぞれラッチするための複数のラッ
チ回路、16はそれぞれデータ線対DLi、/DLiに
直列に挿入され、上記ラッチ回路15にラッチされたデ
ータを選択してデータバス線BUS、/BUSに出力す
るページ選択回路である。
【0020】17は前記複数のラッチ回路15からラッ
チデータを読み出すためのページデコーダであり、複数
のラッチ回路15に対応したページモード用アドレスA
0 〜A1 に応じて前記ページ選択回路16を制御するた
めのページデコード信号PDiを出力する。18は前記
ページ選択回路16からデータバス線BUS、/BUS
に出力されたデータを出力端子19に出力する出力バッ
ファである。
【0021】さらに、アドレスA0 〜An が変化した時
にパルス信号を発生するためのアドレス遷移検知回路2
0と、このアドレス遷移検知回路20から発生するパル
ス信号を利用して前記センスアンプ13の活性化/非活
性化を制御するためセンスアンプ制御信号SEをセンス
アンプ制御信号線に出力するセンスアンプ制御回路30
が設けられている。
【0022】図2は、図1中のセンスアンプ13、ラッ
チ回路15およびページ選択回路16の1組を取り出し
て一具体例を示す回路図である。図2において、センス
アンプ13は、入/出力線対I/Oi、/(I/Oi)
のデータを相補的に検出するための2個のCMOS型セ
ンスアンプ131、132と、この2個のセンスアンプ
に共通接続され、前記センスアンプ制御信号SEにより
制御される活性化/非活性化制御用のMOSトランジス
タT1と、上記2個のセンスアンプ131、132の各
出力が入力するCMOS型センスアンプ133と、この
センスアンプ133に接続された活性化/非活性化制御
用の2個のMOSトランジスタT2、T3とを有する。
【0023】ラッチ回路15は、前記センスアンプ13
の一対の出力ノードに接続されたデータ線対DLi、/
DLi間に互いに逆向きに接続された2個のMOSイン
バータ回路151、152を有する。
【0024】ページ選択回路16は、前記データ線対D
Li、/DLiのそれぞれに直列に挿入接続され、前記
ページデコーダ17からのページデコード信号PDiに
より制御されるMOSトランジスタT4、T5を有す
る。
【0025】なお、本例では、アドレス信号A0 〜An
のうちの2ビット分(A0 〜A1 )のページモード用ア
ドレスに対応して4個のセンスアンプ13、4個のラッ
チ回路15およびページ選択回路16を設けているが、
ページモード用アドレスがA0 〜Aiの場合には、セン
スアンプ13、ラッチ回路15およびページ選択回路1
6をそれぞれ2i個分用意する必要がある。
【0026】図3は、図1中のアドレス遷移検知回路2
0およびセンスアンプ制御回路30aを取り出して一具
体例を示す回路図である。図3において、アドレス遷移
検知回路20は、前記ロウアドレスA2 〜An が変化し
た時に第1のパルス信号S1を発生するための第1のア
ドレス遷移検知回路21と、前記ページモード用アドレ
スA0 〜A1 が変化した時に第2のパルス信号S2を発
生するための第2のアドレス遷移検知回路22と、前記
ロウアドレスA2 〜An あるいは前記ページモード用ア
ドレスA0 〜A1 のいずれか一方が変化した時に第3の
パルス信号S3を発生するための第3のアドレス遷移検
知回路23とを有する。
【0027】なお、上記第3のアドレス遷移検知回路2
3に代えて、図8に示すように、第1のパルス信号S1
と第2のパルス信号S2との論理和をとる論理回路81
を設けるようにしてもよい。
【0028】また、アドレス遷移を検知する回路自体の
構成は、よく知られているので、図示を省略する。図3
中のセンスアンプ制御回路30aは、アドレス入力のう
ちの第1のアドレス入力S1のみが変化した時および第
1のアドレス入力S1と第2のアドレス入力S2とが共
に変化した時にはセンスアンプ13を一定期間以内活性
化し、第2のアドレス入力S2のみが変化した時にはセ
ンスアンプ13が非活性状態になるように制御するよう
に、例えば図示のように構成されている。
【0029】即ち、上記センスアンプ制御回路30a
は、前記アドレス遷移検知回路の出力信号のうち第1の
パルス信号S1が活性化したことを検知した時には活性
化し、前記アドレス遷移検知回路の出力信号のうち第2
のパルス信号が活性化したことを検知した時には非活性
状態になる出力信号S7を生成する第1の回路30と、
前記第1のパルス信号S1が入力し、この第1のパルス
信号S1を所定時間遅延させて出力する遅延回路91
と、上記遅延回路91の出力信号S8と前記第1の回路
30の出力信号S7との論理積をとり、前記センスアン
プを制御するための信号SEを生成する論理回路(例え
ばナンド回路92およびインバータ回路93)とを具備
する。
【0030】上記第1の回路30は、例えば4個のナン
ド回路31〜34からなり、第1のナンド回路31は、
前記第1のパルス信号S1および第3のパルス信号S3
が入力する。第2のナンド回路32は、第1のナンド回
路31の出力信号S4および第4の二入力ナンド回路3
4の出力信号S6が入力する。第3のナンド回路33
は、第1のナンド回路31の出力信号S4、前記第2の
パルス信号S2および第3のパルス信号S3が入力す
る。第4のナンド回路34は、第3のナンド回路33の
出力信号S5および第2のナンド回路32の出力信号
(センスアンプ制御信号出力SE)が入力する。
【0031】図4は、図3中の遅延回路91の一例を示
す回路図であり、図4において、101〜106はイン
バータ回路、110〜113はナンド回路である。次
に、図3中のアドレス遷移検知回路20およびセンスア
ンプ制御回路30aの動作例について、図5および図6
に示すタイミング波形図を参照しながら説明しておく。
【0032】図5は、図3の回路においてノーマルアド
レスA2 〜An が変化した後にページモード用アドレス
A0 〜A1 が変化するまでの期間が長い場合の動作例を
示しており、図6は、図3の回路においてノーマルアド
レスA2 〜An が変化した後にページモード用アドレス
A0 〜A1 が変化するまでの期間が短い場合の動作例を
示している。
【0033】いま、ロウアドレスA2 〜An とページモ
ード用アドレスA0 〜A1 とが同時に遷移した時、第1
のアドレス遷移検知回路21から第1のパルス信号S
1、第2のアドレス遷移検知回路22から第2のパルス
信号S2、第3のアドレス遷移検知回路23から第3の
パルス信号S3が活性化する。これにより、センスアン
プ制御回路30aの制御信号出力SEが一定期間以内
“H”レベルになり、センスアンプ13を一定期間以内
活性化する。この場合、上記信号SEの“H”レベルの
期間は、前記遅延回路91の出力信号S8のパルス幅ま
たはノーマルアドレスA2 〜An が変化した後にページ
モード用アドレスA0 〜A1 が変化するまでの期間に制
限される。
【0034】また、ページモード用アドレス信号A0 〜
A1 のみが遷移した時、第2のアドレス遷移検知回路2
2から第2のパルス信号S2、第3のアドレス遷移検知
回路23から第3のパルス信号S3が活性化するが、第
1のパルス信号S1は活性化しない。これにより、セン
スアンプ制御回路30aの制御信号出力SEが“L”レ
ベルになり、センスアンプ13を非活性状態に制御す
る。
【0035】また、ロウアドレスA2 〜An のみが遷移
した時、第1のアドレス遷移検知回路21から第1のパ
ルス信号S1、第3のアドレス遷移検知回路23から第
3のパルス信号S3が活性化するが、第2のパルス信号
S2は活性化しない。これにより、センスアンプ制御回
路30aの制御信号出力SEが再び一定期間以内“H”
レベルになり、センスアンプ13を一定期間以内活性化
する。
【0036】次に、上記SRAMにおける読み出し動作
を説明する。通常アクセスモードでの読み出しに際して
は、アドレス信号A0 〜An を設定し、そのロウアドレ
ス(ノーマルアドレス)A2 〜An により選択した4ビ
ットのデータを並行にセンスアンプ13まで読み出す。
この場合には、ロウアドレスA2 〜An のみが遷移する
ので前記パルス信号S1のみ発生し、あるいは、ロウア
ドレスA2 〜An とページモード用アドレスA0 〜A1
とが共に遷移するので前記パルス信号S1およびS3が
発生し、センスアンプ制御回路30aがセンスアンプ1
3を一定期間以内活性化するように制御する。
【0037】これにより、4ビットのデータがセンスア
ンプ13により検出され、この検出されたデータはラッ
チ回路15によりラッチされ、ラッチされているデータ
のうちの1ビットのデータをアドレス信号A0 〜An の
うちのA0 〜A1 に応じて選択して出力する。
【0038】ページアクセスモードでの読み出しに際し
ては、まず、アドレス信号A0 〜An を設定し、このア
ドレス信号の遷移を受けてロウアドレスA2 〜An に応
じて4ビットのデータ(ページデータ)を選択して並行
にセンスアンプ13まで読み出す。この場合には、ロウ
アドレスA2 〜An のみが遷移するので前記パルス信号
S1およびS3が発生し、センスアンプ制御回路30a
がセンスアンプ13を一定期間以内活性化するように制
御する。
【0039】これにより、ページデータがセンスアンプ
13により検出され、この検出されたページデータはラ
ッチ回路15によりラッチされ、このうちの1ビットの
データがページモード用アドレスA0 〜A1 に応じて選
択されて出力する。
【0040】この後、ページモード用アドレス信号A0
〜A1 のみを遷移させた時、前記パルス信号S2および
S3が発生し、センスアンプ制御回路30aはセンスア
ンプ13を非活性状態にするように制御し、前記ラッチ
回路15によりラッチされているページデータをページ
モード用アドレス信号A0 〜A1 に応じて順次選択して
出力することが可能になる。
【0041】さらに、連続的にページデータの読み出し
を行う際には、ロウアドレスA2 〜An のみ、または、
ロウアドレスA2 〜An とページアドレスA0 〜A1 を
遷移させると、センスアンプ制御回路30aがセンスア
ンプ13を一定期間以内活性化するように制御する。こ
れにより、入/出力線対I/Oi、/(I/Oi)のデ
ータがセンスアンプ13により検出され、この検出され
たページデータはラッチ回路15によりラッチされるの
で、ページアドレスによるデータの読み出しが可能にな
る。
【0042】従って、図3の回路を用いたSRAMによ
れば、ページアドレス選択時に高速読み出しが可能にな
ると共に、ページアクセスモードにおけるセンスアンプ
13の消費電流を抑制(従来例よりも削減)することが
できるだけでなく、通常アクセスモードにおけるセンス
アンプの活性化期間を短くすることによりセンスアンプ
の消費電流をさらに抑制することができる。
【0043】ところで、メモリチップのサイズが増大す
るにつれて、データバス線BUS、/BUSの寄生容量
C、抵抗成分Rも増加する。このようにデータバス線B
US、/BUSのCRが大きい場合には、ページ選択回
路16がオン状態になってラッチ回路15とデータバス
線BUS、/BUSとが接続された時、ラッチ回路15
がラッチしようとしているデータ線DLi、/DLiの
データがデータバス線BUS、/BUSのデータと異な
る場合には、この時点でのデータバス線BUS、/BU
Sのデータの影響によりラッチ回路15の入力レベルが
不安定になり、ラッチ回路15がデータを正しくラッチ
できなくなり、結果として、正しいデータを読み出せな
くなるおそれがある。
【0044】前記実施例において、上記したような懸念
をなくするためには、前記ラッチ回路15とデータバス
線BUS、/BUSとの間の各データ線DLi、/DL
iに挿入されているページ選択回路16に対して、例え
ば図7に示すように、バッファ回路を直列に挿入接続す
るように実施すればよい。
【0045】即ち、図7においては、前記ラッチ回路1
5とページ選択回路16との間にバッファ回路としてM
OSインバータ回路51を挿入接続している。なお、図
7において、図2中と同一部分には同一符号を付してい
る。
【0046】図7に示すような回路によれば、ページ選
択回路16がオン状態になってラッチ回路15とデータ
バス線BUS、/BUSとが接続された時、インバータ
回路51が存在するためにデータバス線BUS、/BU
Sのデータがラッチ回路15に伝わらなくなるので、ラ
ッチ回路15の入力レベルがデータバス線BUS、/B
USのデータの影響を受けなくなり、ラッチ回路15が
データを正しくラッチすることができ、結果として正し
いデータを読み出すことが可能になる。
【0047】なお、前記各実施例において、ラッチ回路
15は、スタティック型のラッチ回路であればよく、ラ
ッチ制御信号により制御される構成の一例を図9に示
す。図9に示すラッチ回路は、2個のCMOSインバー
タ回路部91、92を互いに逆向きに接続し、上記2個
のMOSインバータ回路部91、92の低電位側電源ノ
ードと接地ノードとの間にラッチ制御用のNMOSトラ
ンジスタ93を挿入接続し、このNMOSトランジスタ
93のゲートにラッチ制御信号が与えられる。なお、本
発明は上記実施例のSRAMに限らず、ROMなどのう
ちページアクセスモードを有する他の半導体メモリにも
適用することができる。
【0048】
【発明の効果】上述したように本発明の半導体記憶装置
によれば、ページアクセスモードにおいてセンスアンプ
を常に活性化しておく必要がなくなり、センスアンプで
の消費電流を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るSRAMの一部を示す
ブロック図。
【図2】図1中のセンスアンプ、ラッチ回路およびペー
ジ選択回路の1組を取り出して一具体例を示す回路図。
【図3】図1中のアドレス遷移検知回路およびセンスア
ンプ制御回路を取り出して一例を示す回路図。
【図4】図3中の遅延回路の一例を示す回路図。
【図5】図3の回路の一動作例を示すタイミング波形
図。
【図6】図3の回路の他の動作例を示すタイミング波形
図。
【図7】図1中のラッチ回路とデータバス線との間の回
路の一変形例を示すブロック図。
【図8】図3中のアドレス遷移検知回路の変形例を示す
回路図。
【図9】図2中のラッチ回路の変形例を示す回路図。
【図10】従来のSRAMの一部を示すブロック図。
【符号の説明】
10…メモリセル、11…メモリセルアレイ、12…ロ
ウデコーダ、13…センスアンプ、15…ラッチ回路、
16…ページ選択回路、17…ページデコーダ、18…
出力バッファ、20…アドレス遷移検知回路、21…第
1のアドレス遷移検知回路、22…第2のアドレス遷移
検知回路、23…第3のアドレス遷移検知回路、30a
…センスアンプ制御回路、30…第1の回路、51、9
3…MOSインバータ回、91…遅延回路、92…ナン
ド回路、BLi、/BLi…ビット線、I/Oi、/
(I/Oi)…入/出力線、DLi、/DLi…データ
線、BUS、/BUS…データバス線、A2 〜An …ロ
ウアドレス、A0 〜A1 …ページモード用アドレス、P
D…ページデコード信号、S1…第1のパルス信号、S
2…第2のパルス信号、S3…第3のパルス信号、SE
…センスアンプ制御信号。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリセルと、このメモリセルがマトリ
    クス状に配列されたメモリセルアレイと、このメモリセ
    ルアレイ中の複数のメモリセルを選択するための第1の
    アドレス入力に基づいて選択された複数のメモリセルか
    ら読み出されたデータをそれぞれ検出するための複数の
    センスアンプと、この複数のセンスアンプからのデータ
    をそれぞれラッチするための複数のラッチ回路と、この
    複数のラッチ回路に対応した第2のアドレス入力に基づ
    いて前記複数のラッチ回路からそれぞれのラッチデータ
    を複数のデータ線を介してデータバス線に読み出すため
    のデコード回路と、前記第1のアドレス入力が変化した
    時に第1のパルス信号を発生し、前記第2のアドレス入
    力が変化した時に第2のパルス信号を発生するアドレス
    遷移検知回路と、上記アドレス遷移検知回路の出力信号
    のうち第1のパルス信号が活性化したことを検知した時
    に前記センスアンプを一定期間以内活性化するように制
    御し、上記アドレス遷移検知回路の出力信号のうち第2
    のパルス信号が活性化したことを検知した時に前記セン
    スアンプを非活性状態に制御するセンスアンプ制御回路
    とを具備することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体記憶装置におい
    て、前記センスアンプ制御回路は、前記アドレス遷移検
    知回路の出力信号のうち第1のパルス信号が活性化した
    ことを検知した時には活性化し、前記アドレス遷移検知
    回路の出力信号のうち第2のパルス信号が活性化したこ
    とを検知した時には非活性状態になる出力信号を生成す
    る第1の回路と、前記第1のパルス信号が入力し、この
    第1のパルス信号を所定時間遅延させて出力する遅延回
    路と、上記遅延回路の出力信号と前記第1の回路の出力
    信号との論理積をとり、前記センスアンプを制御するた
    めの信号を生成する論理回路を具備することを特徴とす
    る半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の半導体記憶装置
    において、前記アドレス遷移検知回路は、前記第1のア
    ドレス入力が変化した時に第1のパルス信号および第3
    のパルス信号を発生し、前記第2のアドレス入力が変化
    した時に第2のパルス信号および第3のパルス信号を発
    生し、前記センスアンプ制御回路は、上記アドレス遷移
    検知回路の出力信号のうち第1のパルス信号および第3
    のパルス信号のみが活性化したことを検知した時には前
    記センスアンプを活性化し、上記アドレス遷移検知回路
    の出力信号の全てが活性化したことを検知した時には前
    記センスアンプを活性化し、上記アドレス遷移検知回路
    の出力信号のうち第2のパルス信号および第3のパルス
    信号のみが活性化したことを検知した時には前記センス
    アンプを非活性状態に制御することを特徴とする半導体
    記憶装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の半導体記憶装置におい
    て、前記アドレス遷移検知回路は、前記第1のアドレス
    入力が変化した時に第1のパルス信号を発生するための
    第1のアドレス遷移検知回路と、前記第2のアドレス入
    力が変化した時に第2のパルス信号を発生するための第
    2のアドレス遷移検知回路と、前記第1のアドレス入力
    および第2のアドレス入力のいずれか一方が変化した時
    に第3のパルス信号を発生するための第3のアドレス遷
    移検知回路とからなることを特徴とする半導体記憶装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の半導体記憶装置におい
    て、前記アドレス遷移検知回路は、前記第1のアドレス
    入力が変化した時に第1のパルス信号を発生するための
    第1のアドレス遷移検知回路と、前記第2のアドレス入
    力が変化した時に第2のパルス信号を発生するための第
    2のアドレス遷移検知回路と、前記第1のパルス信号と
    第2のパルス信号との論理和をとって前記第3のパルス
    信号を生成する論理回路とからなることを特徴とする半
    導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1に記載の半
    導体記憶装置において、前記デコード回路は、前記複数
    のデータ線にそれぞれ挿入されたページ選択用の複数の
    MOSトランジスタと、前記第2のアドレス入力に応じ
    て前記ページ選択用のMOSトランジスタを制御するた
    めのページデコード信号を出力するページデコーダとを
    具備し、さらに、前記複数のデータ線にそれぞれ挿入さ
    れ、前記ページ選択用のMOSトランジスタに直列に接
    続された複数のバッファ回路を具備することを特徴とす
    る半導体記憶装置。
JP968095A 1995-01-25 1995-01-25 半導体記憶装置 Withdrawn JPH08203274A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP968095A JPH08203274A (ja) 1995-01-25 1995-01-25 半導体記憶装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP968095A JPH08203274A (ja) 1995-01-25 1995-01-25 半導体記憶装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08203274A true JPH08203274A (ja) 1996-08-09

Family

ID=11726931

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP968095A Withdrawn JPH08203274A (ja) 1995-01-25 1995-01-25 半導体記憶装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08203274A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002095760A1 (fr) * 2001-05-24 2002-11-28 Nec Electronics Corporation Memoire a semi-conducteurs
KR100498186B1 (ko) * 2003-03-11 2005-07-01 주식회사 엑셀반도체 데이터 리드의 오동작을 방지하기 위한페이지액티브회로를 구비한 의사 에스램
EP4177893A1 (en) * 2021-11-03 2023-05-10 Avago Technologies International Sales Pte. Limited Read accelerator circuit

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002095760A1 (fr) * 2001-05-24 2002-11-28 Nec Electronics Corporation Memoire a semi-conducteurs
JP2002352576A (ja) * 2001-05-24 2002-12-06 Nec Corp 半導体記憶装置
EP1406267A1 (en) * 2001-05-24 2004-04-07 NEC Electronics Corporation Semiconductor memory
US7054224B2 (en) 2001-05-24 2006-05-30 Nec Electronics Corporation Non-synchronous semiconductor memory device having page mode read/write
EP1406267A4 (en) * 2001-05-24 2007-10-31 Nec Electronics Corp SEMICONDUCTOR MEMORY
KR100498186B1 (ko) * 2003-03-11 2005-07-01 주식회사 엑셀반도체 데이터 리드의 오동작을 방지하기 위한페이지액티브회로를 구비한 의사 에스램
EP4177893A1 (en) * 2021-11-03 2023-05-10 Avago Technologies International Sales Pte. Limited Read accelerator circuit
US11798600B2 (en) 2021-11-03 2023-10-24 Avago Technologies International Sales Pte. Limited Read accelerator circuit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4962487A (en) Static random access memory device with power down function
US20030179639A1 (en) Memory with address management
US20010037429A1 (en) Balanced switching method and circuit
US5546355A (en) Integrated circuit memory having a self-timed write pulse independent of clock frequency and duty cycle
JP2876830B2 (ja) 半導体記憶装置
US5295115A (en) Addressing system free from multi-selection of word lines
JPH087573A (ja) 半導体記憶装置と、そのデータの読出および書込方法
JP3754593B2 (ja) データビットを記憶するメモリーセルを有する集積回路および集積回路において書き込みデータビットをメモリーセルに書き込む方法
US5455795A (en) Semiconductor memory device
US5160861A (en) Circuit for controlling the output of a sense amplifier
JP3072698B2 (ja) 半導体メモリ・システム
EP0259862B1 (en) Semiconductor memory with improved write function
KR0172028B1 (ko) 프리챠지 회로를 갖는 반도체 메모리 디바이스
US5856949A (en) Current sense amplifier for RAMs
US5901079A (en) Skewed memory cell apparatus and method
US4984215A (en) Semiconductor memory device
JPH07169272A (ja) エッジ遷移検知装置
KR910014938A (ko) 향상된 di/dt 제어가 가능한 집적회로 메모리
JP2718577B2 (ja) ダイナミックram
US5365482A (en) Semiconductor memory device with provision of pseudo-acceleration test
KR100247472B1 (ko) 반도체기억장치및반도체집적회로장치
JPH0628846A (ja) 半導体記憶装置
JP3290315B2 (ja) 半導体記憶装置
US4800552A (en) Semiconductor memory device with reset signal generating circuit
JPH08203274A (ja) 半導体記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020402