JPH0628846A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH0628846A
JPH0628846A JP4182260A JP18226092A JPH0628846A JP H0628846 A JPH0628846 A JP H0628846A JP 4182260 A JP4182260 A JP 4182260A JP 18226092 A JP18226092 A JP 18226092A JP H0628846 A JPH0628846 A JP H0628846A
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signal
buffer
column
row
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JP4182260A
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Kenji Tomiue
健司 冨上
Yoshinaga Inoue
好永 井上
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • G11C11/407Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type
    • G11C11/408Address circuits
    • G11C11/4087Address decoders, e.g. bit - or word line decoders; Multiple line decoders

Abstract

(57)【要約】 【構成】 DRAM1において、コラムアドレスバッフ
ァを構成する各バッファ回路210が、これに入力され
るべき外部アドレス信号Aa〜Acを受けるアドレス入
力パッド10a〜10cの近傍に設けられ、かつ、各ア
ドレス入力パッドAa〜Acとロウアドレスバッファ3
との間に、このアドレス入力パッドの近傍に配置された
スイッチ回路8a〜8cが接続される。各バッファ回路
210の駆動能力は従来よりも大きく設定される。各ス
イッチ回路8a〜8cは、対応するアドレス入力パッド
にコラムアドレス信号が供給されている期間、OFF状
態に制御される。 【効果】 アドレス入力パッドAa〜Acにコラムアド
レス信号が外部から供給されている期間において、内部
コラムアドレス信号intAclの波形に影響を与える
配線層の容量および抵抗が低減されるので、外部コラム
アドレス信号に応答して各メモリセルアレイブロック2
a,2bにおいて1つのメモリセル列が選択されるのに
要する時間が短縮され、DRAMのアクセスタイムが短
縮される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体記憶装置に関
し、特に、外部アドレス信号を受ける入力ピン数の多い
半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置、特にDRAM(ダイナ
ミックランダムアクセスメモリ)の大容量化は近年ます
ます進みつつある。このような大容量化に伴い、DRA
Mのチップ面積は大きくなりつつあり、また、データ書
込またはデータ読出の対象となるメモリセルを特定する
ためのアドレス信号のビット長も長くなりつつある。
【0003】一般に、大容量のDRAMは、メモリセル
アレイが複数のブロックに分割された構成を有する。図
6は、従来の大容量DRAMの全体構成を示す概略ブロ
ック図である。図6には、メモリセルアレイが2つのブ
ロックに分割された場合が例示される。
【0004】以下、図6を参照しながら、従来の大容量
DRAMの構成および動作について説明する。
【0005】各メモリセルアレイブロック2a,2b
は、複数の行および複数の列のマトリックス状に配列さ
れた複数のメモリセルMCと、これら複数の行に対応し
て設けられた複数のワード線WLと、これら複数の列に
対応して設けられた複数のビット線BL1,BL2とを
含む。
【0006】隣接する2本のビット線BL1およびBL
2の一方に接続されたメモリセルMCと、他方の接続さ
れたメモリセルMCとには、異なるワード線WLが接続
される。隣接する2本のビット線BL1およびBL2は
1つのビット線対BLを構成する。
【0007】各メモリセルアレイブロック2a,2bに
対応して、1つのコラムデコーダ24a,24b,1つ
のロウデコーダ25a,25b,および1つのセンスア
ンプ,IO線回路26a,26bが設けられる。
【0008】コラムプリデコーダ6およびコラムアドレ
スバッファ21は、コラムデコーダ24aおよび24b
に対応して共通に設けられる。
【0009】同様に、ロウプリデコーダ4およびロウア
ドレスバッファ3は、ロウデコーダ25aおよび25b
に対応して共通に設けられる。
【0010】コラムアドレスバッファ21およびロウア
ドレスバッファ3の各々には、アドレス入力パッド10
a,10b,10cに外部から供給されたアドレス信号
Aa,Ab,Acが与えられる。
【0011】図6には、アドレス入力パッドとして3個
のパッドのみが代表的に図示されているが、実際には、
このような大容量DRAM1には、アドレス入力パッド
としてさらに多くのパッドが設けられる。たとえば、4
Mの容量のDRAMチップには、少なくとも11個のア
ドレス入力パッドが設けられる。これらのアドレス入力
パッドがそれぞれ、外部アドレス信号のそれぞれのビッ
トのデータを並列に受ける(多重アドレス入力方式)。
【0012】ロウアドレスバッファ3およびコラムアド
レスバッファ21はそれぞれ、外部制御信号であるロウ
アドレスストローブ信号/RASおよびコラムアドレス
ストローブ信号/CASによって制御される。明細書中
において、信号を表わす記号の前に付加された“/”
は、その信号がローアクティブな信号であることを示
す。
【0013】制御信号入力パッド22およびバッファ2
8は、外部からのロウアドレスストローブ信号/RAS
をロウアドレスバッファ3に供給するために設けられ
る。
【0014】同様に、制御信号入力パッド23およびバ
ッファ29は、外部からのコラムアドレスストローブ信
号/CASをコラムアドレスバッファ21に供給するた
めに設けられる。
【0015】RASバッファ28は、パッド22に外部
から与えられたロウアドレスストローブ信号/RASを
バッファリングしてロウアドレスバッファ3に与える。
以下、RASバッファ28の出力信号を内部ロウアドレ
スストローブ信号int/RASと呼ぶ。
【0016】同様に、CASバッファ29は、パッド2
3に外部から与えられたコラムアドレスストローブ信号
/CASをバッファリングしてコラムアドレスバッファ
21に与える。以下、CASバッファ29の出力信号を
内部コラムアドレスストローブ信号int/CASと呼
ぶ。
【0017】コラムアドレスバッファ21は、バッファ
29からの内部コラムアドレスストローブ信号int/
CASがローレベルである期間、アドレス入力パッド1
0a〜10cからの外部アドレス信号Aa〜Acをバッ
ファリングしてコラムプリデコーダ6およびATD(A
ddress Transition Detecto
r)回路7に供給する。以下、コラムアドレスバッファ
21からコラムプリデコーダ6およびATD回路7に供
給された信号を内部コラムアドレス信号intAclと
呼ぶ。
【0018】一方、ロウアドレスバッファ3は、バッフ
ァ29からの内部ロウアドレスストローブ信号int/
RASの立下がりに応答してアドレス入力パッド10a
〜10cからの外部アドレス信号Aa〜Acを取込み一
時記憶する。
【0019】ロウアドレスバッファ3に記憶された信号
は、ロウプリデコーダ4に供給される。以下の説明にお
いては、ロウアドレスバッファ3からロウプリデコーダ
4に与えられた信号を内部ロウアドレス信号intAr
wと呼ぶ。
【0020】コラムアドレスバッファ21は、すべての
アドレス入力パッド10a〜10cにそれぞれ対応して
設けられた複数のバッファ回路210を含む。各バッフ
ァ回路210が、内部コラムアドレスストローブ信号i
nt/CASがローレベルである期間動作して、対応す
るアドレス入力パッドからの外部アドレス信号をバッフ
ァリングしてコラムプリデコーダ6およびATD回路7
に与える。
【0021】同様に、ロウアドレスバッファ3は、すべ
てのアドレス入力パッド10a〜10cにそれぞれ対応
して設けられた複数のバッファ回路300を含む。各バ
ッファ回路300は、内部ロウアドレスストローブ信号
int/RASの立下がりに応答して、対応するアドレ
ス入力パッドからの外部アドレス信号を取込み一時記憶
する。各バッファ回路300に記憶された信号はロウプ
リデコーダ4に与えられる。
【0022】コラムプリデコーダ6は、コラムアドレス
バッファ21からの内部コラムアドレス信号intAc
lをデコードして、コラムデコーダ24aおよび24b
に与える。
【0023】ロウプリデコーダ4は、ロウアドレスバッ
ファ3からの内部ロウアドレス信号intArwをデコ
ードして、ロウデコーダ25aおよび25bに与える。
【0024】コラムデコーダ24aは、コラムプリデコ
ーダ6によってデコードされた信号をさらにデコードし
て、対応するメモリセルアレイブロック2a内のビット
線対BLのうちのいずれか1対のみをセンスアンプ・I
O線26aに電気的に接続する。
【0025】同様に、コラムデコーダ24bは、コラム
プリデコーダ6によってデコードされた信号をさらにデ
コードして、対応するメモリセルアレイブロック2b内
のビット線対BLのうちのいずれか1対のみをセンスア
ンプ・IO線26bに電気的に接続する。
【0026】ロウデコーダ25aは、ロウプリデコーダ
4からの信号をさらにデコードして、対応するメモリセ
ルアレイ2a内のワード線WLのうちのいずれか1本の
みを活性化する。
【0027】同様に、ロウデコーダ25bは、ロウプリ
デコーダ4からの信号をさらにデコードして、対応する
メモリセルアレイブロック2b内のワード線WLのうち
のいずれか1本のみを活性化する。
【0028】各メモリセルMCに対するデータ書込およ
びデータ読出は、このメモリセルに接続されたワード線
WLが活性状態である場合にのみ行なわれ得る。
【0029】活性状態のワード線WLに接続された各メ
モリセルMCの記憶データに応じて、このメモリセルに
接続されたビット線BL1またはBL2の電位が僅かに
変化する。この結果、各ビット線対BLを構成するBL
1およびBL2間に僅かな電位差が生じる。データ読出
時には、センスアンプ・IO線回路がこのような僅かな
電位差を増幅して入出力回路27に供給するように動作
する。
【0030】データ書込時には、センスアンプ・IO線
回路が、ビット線BL1およびこれと対をなすビット線
BL2の電位を入出力回路27からのデータ信号に応じ
た相補的な電位に強制するように動作する。活性状態の
ワード線WLに接続された各メモリセルMCの記憶デー
タは、このメモリセルに接続されたビット線BL1また
はBL2のこのような強制後の電位に応じたデータに書
換えられる。
【0031】入出力回路27は、データ読出時に、セン
スアンプ・IO線回路26aおよび26bの出力信号を
読出データDoutとして、図示されないパッドを介し
て外部に供給する。データ書込時には、入出力回路27
は、このパッドに外部から与えられたデータ信号Din
をセンスアンプ・IO線回路26aおよび26bに供給
する。
【0032】一方、データ読出時およびデータ書込時の
いずれにおいても、各ロウデコーダ25a,25bは対
応するメモリセルアレイブロック2a,2b内の1本の
ワード線WLのみを活性状態にし、かつ、各コラムデコ
ーダ24a,24bは対応するメモリセルアレイブロッ
ク2a,2b内の1組のビット線対BLのみを対応する
センスアンプ・IO線回路26a,26bに電気的に接
続する。
【0033】したがって、データ読出時には、各メモリ
セルアレイ2a,2bにおいて、活性状態のワード線W
Lと、センスアンプ・IO線回路26a,26bに電気
的に接続されたビット線対BLを構成する2本のビット
線BL1およびBL2のうちのいずれか一方とに接続さ
れた1つのメモリセルMCの記憶データが入出力回路2
7を介して外部に読出される。
【0034】データ書込時には、各メモリセルアレイブ
ロック2a,2bにおいて、外部データが入出力回路2
7を介して、活性状態のワード線WLと、センスアンプ
・IO線回路26a,26bに電気的に接続されたビッ
ト線対BLを構成する2本のビット線BL1およびBL
2のうちのいずれか一方とに接続された1つのメモリセ
ルにのみ書込まれる。
【0035】各メモリセルアレイブロック2a,2bに
おいてどのワード線WLが活性状態とされるか、およ
び、どのビット線対BLがセンスアンプ・IO線回路2
6a,26bに電気的に接続されるかは、それぞれ、ロ
ウアドレスバッファ3からの内部ロウアドレス信号in
tArwおよび、コラムアドレスバッファ21からの内
部コラムアドレス信号intAclによって決定され
る。このため、各メモリセルアレイブロック2a,2b
において、内部ロウアドレスストローブ信号int/R
ASの立下がり時におけるアドレス入力パッド10a〜
10cの外部アドレス信号Aa〜Acが指示する行と、
内部コラムアドレスストローブ信号int/CASがロ
ーレベルである期間にアドレス入力パッド10a〜10
cに与えられた外部アドレス信号Aa〜Acが指示する
列との交点に配置された1つのメモリセルMCに対して
データ書込またはデータ読出が行なわれる。
【0036】DRAMの記憶データは、電源投入中も、
放っておくと時間と共に消滅する。そこで、各メモリセ
ルMCの記憶データが消滅するよりも早いタイミング
で、このメモリセルMCにその記憶データと同じデータ
を再書込することによって、このメモリセルのデータの
消滅を妨げる必要がある。このようなデータの再書込み
は、データのリフレッシュと呼ばれる。
【0037】内部アドレスカウンタ5は、各メモリセル
アレイブロック2a,2b内のすべてのメモリセル行を
それぞれ指示するアドレス信号を順次発生してロウアド
レスバッファ3に供給する。
【0038】内部アドレスカウンタ5は、このような、
データのリフレッシュの目的で各メモリセルMCに所定
の周期でデータを再書込するために設けられる。
【0039】具体的には、内部アドレスカウンタ5は、
ロウアドレスバッファ3内のすべてのバッファ回路30
0にそれぞれ対応して設けられたカウンタ500を含
む。
【0040】各カウンタ500は、対応するバッファ回
路300に接続されたアドレス入力パッド(10a〜1
0cのいずれか)に供給されるべき外部アドレス信号
(Aa〜Acのうちのいずれか)と同じビットのアドレ
ス信号を出力する。この結果、ロウアドレスバッファ3
には、各メモリセルアレイブロック2a,2b内のいず
れか1つのメモリセル行を指示する複数ビットのロウア
ドレス信号がアドレス入力パッド10a〜10cからだ
けでなく内部アドレスカウンタ5からも供給される。
【0041】ロウアドレスバッファ3は、内部ロウアド
レスストローブ信号int/RASおよび内部コラムア
ドレスストローブ信号int/CASが共にハイレベル
である期間、すなわち、いずれのメモリセルMCに対す
るデータ書込およびデータ読出も行なわれない期間に
は、アドレス入力パッド10a〜10cからの信号の代
わりに、内部アドレスカウンタ5からの信号を取込んで
ロウプリデコーダ4に与える。
【0042】したがって、このような期間には、各メモ
リセルアレイブロック2a,2bにおいて、内部アドレ
スカウンタ5の出力信号によって指示された行に対応す
るワード線WLが活性化されるので、すべてのメモリセ
ルMCの記憶データがリフレッシュされる。
【0043】ATD回路7は、内部コラムアドレス信号
intAclの変化を検知して、ワンショットパルスの
検知信号を出力する。コラムデコーダ24aおよび24
b等の、外部コラムアドレス信号/CASによって制御
されるべき回路系は、この検知信号に応答してデータ書
込またはデータ読出のための一連の動作を開始する。
【0044】このように、ATD回路7は、外部アドレ
スストローブ信号/CASによって制御されるべき回路
系の動作タイミングを制御するために設けられる。
【0045】このような大容量DRAMの多くは、アク
セスタイムの短縮を目的として、種々の高速動作モード
を有する。図7は、DRAMの代表的な高速動作モード
における制御信号,アドレス信号,および出力データ信
号の切換わりタイミングを示すタイミングチャート図で
ある。
【0046】図7を参照して、スタティックコラムモー
ドの場合、外部ロウアドレスストローブ信号/RASが
外部コラムアドレスストローブ信号/CASよりも先に
立下げられる(図7(a),(b)参照)。
【0047】一方、外部アドレス信号Aa〜Acは、図
7(c)に示されるように、外部ロウアドレスストロー
ブ信号/RASの立下がり時には、各メモリセルアレイ
ブロック2a,2b内の1つのメモリセル行を指示する
ロウアドレス信号Rowとされ、外部コラムアドレスス
トローブ信号/CASがローレベルである期間には、各
メモリセルアレイブロック2a,2bの複数のメモリセ
ル列をそれぞれ指示するコラムアドレス信号Col−
1,Col−2,…に順次切換えられる。
【0048】したがって、ロウアドレスバッファ3から
の内部ロウアドレス信号intArwは、図7(d)に
示されるように、外部アドレスストローブ信号/RAS
の立下がり時における外部アドレス信号Aa〜Acが指
示するメモリセル行に対応する信号Rowに固定され
る。
【0049】一方、コラムアドレスバッファ21からの
内部コラムアドレス信号intAclは、図7(e)に
示されるように、内部ロウアドレス信号intArwが
このように固定されている期間に、各メモリセルブロッ
ク2a,2b内の複数のメモリセル列を順次指示する信
号Col−1,Col−2,…に順次切換わる。
【0050】したがって、データ読出時には、このよう
なスタティックコラムモードによれば、各メモリセルア
レイブロック2a,2bにおいて、外部ロウアドレスス
トローブ信号/RASの立下がり時における外部アドレ
ス信号Aa〜Acが指示する単一の行に配列された複数
のメモリセルMCの記憶データが、対応するセンスアン
プ・IO線回路26a,26bおよび入出力回路27を
介してこのDRAMの出力データDout(図7
(f))として、信号Col−1が指示する列のメモリ
セルの記憶データ,信号Col−2が指示する列のメモ
リセルの記憶データ,…の順に供給される。
【0051】外部アドレス信号Aa〜Acが別の列を指
示する信号に切換わると、コラムアドレスバッファ21
の動作によって内部コラムアドレス信号intAclが
この別の列を指示する信号に切換わり、続いて、コラム
プリデコーダ6,コラムデコーダ24aおよび24bの
動作によって、各メモリセルアレイブロック2a,2b
においてこの別の列に対応するビット線対BLに現われ
た信号が入出力回路27に供給される。
【0052】また、ファーストページモードにおいて
は、外部ロウアドレスストローブ信号/RASおよび外
部コラムアドレスストローブ信号/CASがスタティッ
クコラムモードの場合と同様のタイミングで立下げられ
る。しかし、スタティックコラムモードの場合と異なり
外部コラムアドレスストローブ信号/CASは図7
(b)において破線で示されるように、外部ロウアドレ
スストローブ信号/RASがローレベルである期間に、
一定のタイミングで立上げおよび立下げを繰返される。
【0053】一方、外部アドレス信号Aa〜Acは、図
7(C)において破線で示されるように、外部ロウアド
レスストローブ信号/RASの立下がり時には各メモリ
セルアレイブロック2a,2bの1つのメモリセル列を
指示する信号Rowとされ、かつ、外部コラムアドレス
ストローブ信号/CASの立下がりに同期したタイミン
グで、各メモリセルアレイブロック2a,2b内のいず
れか1つのメモリセル列を指示する信号に設定される。
【0054】したがって、内部ロウアドレス信号int
Arwが指示するメモリセル列は、図7(d)に示され
るように、外部ロウアドレスストローブ信号/RASの
立下がり時における外部アドレス信号Aa〜Acが指示
する列Rowに固定される一方、内部コラムアドレス信
号intAclは、図7(e)において破線で示される
ように、内部ロウアドレス信号intArwがこのよう
な信号に固定されている期間に、外部アドレスストロー
ブ信号/CASに同期したタイミングで、複数のメモリ
セル列をそれぞれ指示する信号col−1,col−
2,…に切換わる。
【0055】この結果、データ読出時には、各メモリセ
ルアレイブロック2a,2bにおいて、同一行に配列さ
れた複数のメモリセルMCの記憶データが、外部コラム
アドレスストローブ信号/CASの周期に応じたタイミ
ングで順次、出力データDoutとして外部に供給され
る(図7(f)の破線参照)。
【0056】一般に、このようなスタティックコラムモ
ードやファーストページモードの場合、外部アドレス信
号Aa〜Acが別のメモリセル列を指示する信号に切換
わってから、出力データDoutがこの別の列のメモリ
セルの記憶データに切換わるのに要する時間TAAがアク
セスタイムと呼ばれる。
【0057】したがって、外部アドレス信号Aa〜Ac
が切換わってからこれに応答して内部コラムアドレス信
号intAclが切換わるのに要する時間が長いほど、
アクセスタイムTAAは長くなる。
【0058】図8は、コラムアドレスバッファ21を構
成する各バッファ回路210の一般的な構成を示す回路
図である。
【0059】図8を参照して、コラムアドレスバッファ
を構成する各バッファ回路210は、電源Vccと接地
との間に互いに直列に接続されたPチャネルMOSトラ
ンジスタ2000およびNチャネルMOSトランジスタ
2200と、トランジスタ2000および2200の接
続点N1の電位を反転するインバータ2400と、ノー
ドN1と電源Vccとの間に接続されたPチャネルMO
Sトランジスタ2100と、ノードN1と接地GNDと
の間に接続されたNチャネルMOSトランジスタ230
0とを含む。
【0060】トランジスタ2000および2200は、
このバッファ回路の入力初段のインバータINVを構成
する。
【0061】トランジスタ2100のゲートにはインバ
ータ2400の出力信号が与えられる。トランジスタ2
300のゲートには、制御信号φが与えられる。
【0062】制御信号φは、外部ロウアドレスストロー
ブ信号/RASの立下がりに応答してアドレス入力パッ
ド10a〜10cからの信号がロウアドレスバッファ3
に記憶された後ハイレベルからローレベルに切換わるよ
うに設定される。
【0063】制御信号φがローレベルである期間に、任
意のアドレス入力パッド(10a〜10cのいずれか)
への外部アドレス信号(Aa〜Acのうちのいずれか)
がハイレベルからローレベルに切換わると、この1つの
アドレス入力パッドに対応して設けられたバッファ回路
210において、トランジスタ2000および2200
がON状態およびOFF状態となることによって、ノー
ドN1の電位がローレベルからハイレベルに切換わり、
これに応答してインバータ2400の出力信号がハイレ
ベルからローレベルに切換わる。インバータ2400の
出力信号がローレベルとなると、トランジスタ2100
がON状態となるので、以後、制御信号φがハイレベル
となってもノードN1の電位およびインバータ2400
の出力信号はそれぞれハイレベルおよびローレベルに固
定される。
【0064】逆に、制御信号φがローレベルである期間
に、任意のアドレス入力パッドへの外部アドレス信号が
ローレベルからハイレベルに切換わると、このアドレス
入力パッドに対応して設けられたバッファ回路210に
おいて、トランジスタ2000および2200がそれぞ
れOFF状態およびON状態に切換わることによってノ
ードN1の電位がローレベルに切換わり、この結果イン
バータ2400の出力信号がハイレベルに切換わる。イ
ンバータ2400の出力信号がハイレベルとなると、ト
ランジスタ2100がOFF状態となるので、制御信号
φのレベルにかかわらず、ノードN1およびインバータ
2400の出力信号はそれぞれハイレベルおよびローレ
ベルに固定される。
【0065】このように、制御信号φがローレベルであ
る期間には、各アドレス入力パッド10a〜10cへの
外部アドレス信号Aa〜Acの切換わりに応答して、こ
のアドレス入力パッドに対応して設けられたバッファ回
路210の出力レベルが切換わる。つまり、ロウアドレ
スバッファ3によってロウアドレス信号が取込まれた
後、コラムアドレス信号を構成する各ビットの信号Aa
〜Acが、対応するバッファ回路210に取込まれる。
【0066】一般に、各バッファ回路210において、
インバータ2400は、入力初段のインバータINVと
同様のCMOS型インバータである。
【0067】一般に、インバータINVの入力電位レベ
ルと出力電位レベルとの関係(伝達特性)は規格により
統一されている。
【0068】具体的には、インバータINVへの入力電
位がどのような値となったときにこのインバータINV
の出力論理レベルが変化するかという、インバータIN
Vの出力遷移点は、ハイレベルとみなされるべき電位範
囲と、ローレベルとみなされるべき電位範囲との中間の
電位に設定される。
【0069】たとえば、DRAMの場合には、ハイレベ
ルとみなされるべき電位範囲の最低値およびローレベル
とみなされるべき電位範囲の最大値はそれぞれ2.4V
および0.8Vと、規格により統一されている。このた
め、インバータINVの出力電位の遷移点(しきい値)
は、1.6V程度に設定される。
【0070】すなわち、各バッファ回路210におい
て、対応するアドレス入力パッドの電位が1.6Vより
も高くなると、インバータINVはローレベルの電位を
出力し、対応するアドレス入力パッドの電位が1.6V
よりも低くなると、インバータINVはハイレベルの電
位を出力する。
【0071】インバータINVがこのような伝達特性を
有するようにトランジスタ2000および2200のし
きい値電圧等が設定される。
【0072】一般に、このようなブロック分割構成のD
RAMにおいて、ロウアドレスバッファ3およびコラム
アドレスバッファ21は、メモリセルアレイブロック2
a,2b間に設けられる。メモリセルアレイが2つのブ
ロック2a,2bに分割される場合、図6に示されるよ
うに、コラムアドレスバッファ21およびロウアドレス
バッファ3は、一方のメモリセルアレイブロック2aと
他方のメモリセルアレイブロック2bとの間、すなわ
ち、このDRAMチップ1の中央部分に配置される。
【0073】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
DRAMにおいて、行アドレスを構成する各ビットのデ
ータおよび、列アドレスを構成する各ビットのデータは
いずれも、対応するバッファ回路を介してデコーダに入
力される。このため、各アドレス入力パッドとこれに対
応して設けられたバッファ回路との間に設けられた配線
の抵抗および容量の大きさが、外部アドレス信号がデコ
ーダに伝達されるのに要する時間の長さに多大な影響を
及ぼす。
【0074】たとえば、図6を参照して、コラムアドレ
スバッファ21を構成するそれぞれのバッファ回路21
0は、対応するアドレス入力パッド10a〜10cに、
チップ1上に形成された配線層La〜Lcによって接続
される。
【0075】アドレス入力パッド10a〜10cは、外
部からの信号を取込むため、DRAMチップ1の外側に
近い部分に設けられる。一方、コラムアドレスバッファ
21は、DRAMチップ1の中央部分に設けられる。
【0076】したがって、各アドレス入力パッド10a
〜10cとこれに対応して設けられたバッファ回路21
0とを接続する配線層La〜Lcは、DRAMチップ1
の一辺の長さに応じた長さを有する。
【0077】近年のDRAMの大容量化に伴い、DRA
Mチップ1のサイズは従来よりも大きくなり、それゆ
え、DRAMチップ1の一辺の長さも従来よりも長くな
ってきた。このため、このような配線層La〜Lcの長
さは近年、従来よりも長くなってきた。
【0078】配線層の抵抗および容量は、その長さの増
大に比例して増大する。したがって、近年の大容量DR
AM1において、アドレス入力パッド10a〜10cと
コラムアドレスバッファ21とを接続する配線層La〜
Lcの抵抗および容量はかなり大きい。
【0079】このような配線層La〜Lcの容量および
抵抗が大きいほど、コラムアドレスバッファ21からの
内部コラムアドレス信号intAclが外部アドレス信
号Aa〜Acの変化に応答して変化するのに時間がかか
る。
【0080】この現象について以下に、図8および図9
を参照しながら詳細に説明する。たとえば、アドレス入
力パッド10aに供給された外部アドレス信号Aaが図
9(a)に示されるようにハイレベルからローレベルに
切換わった場合を想定する。
【0081】このような場合、アドレス入力パッド10
aに対応して設けられたバッファ回路210の出力信号
がこのような外部アドレス信号Aaの切換わりに応答し
て迅速に切換わるためには、このバッファ回路210
(図8参照)において、トランジスタ2000および2
200がそれぞれ迅速にON状態およびOFF状態に切
換わる必要がある。
【0082】しかしながら、配線層Laの容量および抵
抗が大きいと、この配線層が外部アドレス信号Aaの切
換りによって放電されるのに時間がかかる。それゆえ、
このバッファ回路210の入力端、すなわち、トランジ
スタ2000および2200のゲート(インバータIN
Vの入力端)における電位は、図9(b)に示されるよ
うに、アドレス入力パッド10aの電位(図9(a))
が立下がっても、すぐには低下せず、外部アドレス信号
Aaがローレベルとなってからかなりの時間が経過して
からローレベルの電位VI L に到達する。つまり、バッ
ファ回路210の入力端の電位は、外部アドレス信号A
aよりもかなりなまった波形を示す。
【0083】このため、バッファ回路210の入力端の
電位が入力初段のインバータINVによってローレベル
とみなされる範囲(1.6V以下)となるのに要する時
間τ1が長くなる。したがって、インバータINVの出
力信号は、図9(c)に示されるように、インバータI
NVの入力端の信号の低下に応答して徐々に上昇し、外
部アドレス信号Aaの立下がりからかなり遅れてハイレ
ベルの電位VI H に到達する。
【0084】このため、インバータ2400によってイ
ンバータINVの出力信号がハイレベルとみなされる範
囲(1.6V以上)に到達するのに要する時間τ2も長
くなり、そのため、インバータ2400の出力信号、す
なわち、内部コラムアドレス信号intAclは、図9
(d)に示されるように、インバータINVの出力信号
の上昇に応答して徐々に低下し、外部アドレス信号Aa
の立下がりからかなり遅れてローレベルに対応する接地
電位Vssに到達する。
【0085】逆に、外部アドレス信号Aaが図9(a)
に示されるようにローレベルからハイレベルに切換わっ
た場合を想定する。
【0086】このような場合、内部アドレス信号int
Aclがこの外部アドレス信号Aaの切換わりに応答し
て迅速に切換わるためには、アドレス入力パッド10a
に対応して設けられたバッファ回路210において、イ
ンバータINVの出力信号がまず迅速にローレベルに切
換わる必要がある。
【0087】しかしながら、配線層Laの容量および抵
抗が大きいと、この配線層が外部アドレス信号Aaの切
換りによって充電されるのに時間がかかる。それゆえ、
このインバータINVの入力端の電位は、図9(b)に
示されるように、外部アドレス信号Aaに比べかなりな
まった波形を示すので、インバータINVによってハイ
レベルとみなされる範囲に達するのに長い時間τ3を要
する。
【0088】したがって、インバータINVの出力信号
は図9(c)に示されるように、その入力端の電位の上
昇に応答して徐々に低下し、外部アドレス信号Aaの立
上がりからかなり遅れてローレベルの電位VI L に到達
する。
【0089】この結果、インバータINVの出力信号が
インバータ2400によってローレベルとみなされる範
囲に到達するのに要する時間τ4が長くなるため、イン
バータ2400の出力信号は、図9(d)に示されるよ
うに、インバータINVの出力信号の低下に応答してゆ
っくりと上昇し、外部アドレス信号Aaの立上がりから
かなり遅れてハイレベルに対応する電源電位Vccに到
達する。
【0090】このように、たとえば配線層Laの抵抗お
よび容量が大きいと、内部アドレス信号Aaがローレベ
ルに切換わってから、アドレス入力パッド10aに対応
して設けられたバッファ回路210の出力信号が完全に
ローレベルとなるのに要する時間T1および、外部アド
レス信号Aaがハイレベルに切換わってから、アドレス
入力パッド10aに対応して設けられたバッファ回路2
10の出力信号が完全にハイレベルとなるのに要する時
間T2の長さ、すなわち、外部アドレス信号Aaのレベ
ル変化に応答して、アドレスパッド10aに対応して設
けられたバッファ回路210の出力レベルが切換わるの
に要する時間の長さが増大する。
【0091】同様に、他の配線層Lb,Lcの容量およ
び抵抗の増大は、対応する外部アドレス信号Ab,Ac
のレベル変化が対応する内部アドレス信号に伝達される
のに要する時間の増大を招く。
【0092】内部アドレス信号intAclに外部アド
レス信号Aa〜Acの変化が伝達されるのに要する時間
が長いと、コラムプリデコーダ6およびコラムデコーダ
24aならびにATD回路7の動作によって、各メモリ
セルアレイブロック2a,2bにおいて、この外部アド
レス信号の切換わりから、切換わった後の外部アドレス
信号が指示する列に対応して設けられた1つのビット線
対BLがセンスアンプ・IO線回路26a,26bに電
気的に接続されるまでの時間が長くなる。したがって、
たとえばファーストページモードやスタティックコラム
モードの場合、外部ロウアドレスストローブ信号/RA
Sの立下がりに応答してロウアドレスバッファ3が外部
アドレス信号Aa〜Acを行アドレスとして取込んだ後
の期間において、外部アドレス信号Aa〜Acが或るメ
モリセル列を指示するものから他のメモリセル列を指示
するものに切換わってから、入出力回路27の出力デー
タ信号Doutが、この各メモリセルアレイブロック2
a,2b内のこの1つの列に配列された1つのメモリセ
ルMCの記憶データから、この他の列に配列された1つ
のメモリセル列MCの記憶データに切換わるのに要する
時間(データ読出時)および、外部データDinが各メ
モリセルアレイブロック2a,2b内の、この他の列に
配列された1つのメモリセルMCに書込まれるのに要す
る時間(データ書込時)が長くなる。
【0093】このように、アドレス入力パッドと、この
アドレス入力パッドに与えられた外部アドレス信号を取
込んでデコーダに与えるためのバッファ回路とを接続す
る配線層の抵抗および容量が大きいと、バッファ回路の
入力端の電位波形がなまるためDRAMのアクセスタイ
ムが長くなるという問題が生じる。
【0094】また、このような配線層の抵抗および容量
の増大によるバッファ回路の入力端の信号波形のなまり
は、バッファ回路の消費電力にも影響を及ぼす。
【0095】たとえば図8および図9を参照して、バッ
ファ回路210において、インバータINVの入力端の
信号が図9(b)に示されるように外部アドレス信号A
aの立下がりおよび立上がりにそれぞれ応答してゆっく
りとローレベルおよびハイレベルに変化した場合を想定
する。
【0096】このような場合、インバータINVの入力
端の電位がハイレベルの電位VI Hからローレベルの電
位VI L に変化するまでの期間、およびローレベルの電
位V I L からハイレベルの電位VI H に変化するまでの
期間の各々において、インバータINV内のトランジス
タ2000および2200が共にON状態となる時間が
増大する。
【0097】通常、MOSトランジスタのしきい値電圧
は、たとえば0.8Vと、ハイレベルの電位VI H とロ
ーレベルの電位VI L との差電圧に比べかなり小さい。
【0098】したがって、インバータINVを構成する
Pチャネルトランジスタ2000は、そのゲート電位が
ハイレベルの電位VI H よりもこのしきい値電圧分低い
電位Vthp以下であればON状態となり、インバータ
INVを構成するNチャネルトランジスタ2200は、
そのゲート電位がローレベルの電位VI L よりもこのし
きい値電圧分高い電位Vthn以上であればON状態と
なる。
【0099】したがって、インバータINVの入力端の
電位が電位Vthn以上、Vthp以下の範囲にある期
間には、トランジスタ2000および2200が共にO
N状態となる。インバータINVの入力端の電位の低下
速度および上昇速度が遅いほど、トランジスタ2000
および2200のゲート電位がこのような範囲Vthn
〜Vthpにある時間は長くなる。すなわち、トランジ
スタ2000および2200が共にON状態となる時間
が長くなる。
【0100】トランジスタ2000および2200が共
にON状態である期間には、これらのトランジスタ20
00および2200を介して、電源Vccから接地に流
れる電流、すなわち、貫通電流が生じる。このため、ト
ランジスタ2000および2200が共にON状態であ
る期間が長いと、インバータINVにおける貫通電流の
増大により、バッファ回路210の消費電力が増大す
る。
【0101】このように、アドレス入力パッドと、外部
アドレス信号をバッファリングするためのバッファ回路
と接続する配線層の抵抗および容量の増大は、バッファ
回路の消費電力の増大につながり、結果としてDRAM
の低消費電力化を阻害する。
【0102】近年のDRAMの大容量化に伴い、DRA
Mチップ1の一辺の長さは従来よりも長くなってきた。
このため、配線層La〜Lcの抵抗および容量の増大に
起因した上記のような問題は、近年の大容量DRAMに
おいてより顕著となる。
【0103】それゆえに、本発明の目的は、上記のよう
な問題点を解決し、配線層の抵抗および容量の増大によ
るアクセスタイムおよび貫通電流の増大が低減された、
大容量の半導体記憶装置を提供することである。
【0104】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、ある局面に依れば、本発明に係る半導体記
憶装置は、複数のメモリセルと、これら複数のメモリセ
ルのうちのいずれかを指示する外部アドレス信号を受け
るアドレス入力パッドと、アドレス入力パッドの近傍に
設けられて、アドレス入力パッドに供給された外部アド
レス信号をバッファリングするバッファ手段と、バッフ
ァ手段の出力信号に応答して、いずれかのメモリセルを
選択する選択手段とを備える。
【0105】他の局面に依れば、本発明に係る半導体記
憶装置は、複数の行および複数の列のマトリックス状に
配列された複数のメモリセルと、複数の行のうちのいず
れかを指示する行アドレス信号および複数の列のうちの
いずれかを指示する列アドレス信号を時分割におけるア
ドレス入力パッドと、アドレス入力パッドに与えられた
列アドレス信号をバッファリングするためにアドレス入
力パッドの近傍に設けられた列アドレスバッファ手段
と、アドレス入力パッドに与えられた行アドレス信号を
バッファリングする行アドレスバッファ手段と、行アド
レスバッファ手段の出力信号に応答していずれかの行を
選択する行選択手段と、列アドレスバッファ手段の出力
信号に応答していずれかの列を選択する列選択手段とを
備える。
【0106】この局面において、好ましくは、列アドレ
スバッファ手段とアドレス入力パッドとの間に接続され
たスイッチング手段が設けられる。このスイッチング手
段は、アドレス入力パッドの近傍に設けられ、アドレス
入力パッドが列アドレス信号を受けている期間、アドレ
ス入力パッドを行アドレスバッファ手段から電気的に遮
断する。
【0107】
【作用】ある局面に依れば、外部アドレス信号をバッフ
ァリングするバッファ手段が、アドレス入力パッドの近
傍に設けられるので、アドレス入力パッドとバッファ手
段とを接続する配線層の長さが短縮される。このため、
この配線層の容量および抵抗が小さくなるので、外部ア
ドレス信号の変化がバッファ手段の入力端に迅速に伝達
される。他の局面に依れば、外部アドレス信号のうち列
アドレス信号をバッファリングする列アドレスバッファ
手段がアドレス入力パッドの近傍に設けられるととも
に、行アドレス信号をバッファリングする行アドレスバ
ッファ手段とアドレス入力パッドとを、アドレス入力パ
ッドに列アドレス信号が与えられている期間、電気的に
遮断するスイッチング手段が、アドレス入力パッドの近
傍に設けられる。この場合、アドレス入力パッドに列ア
ドレス信号が与えられている期間、アドレス入力パッド
に電気的に接続されている配線層は、アドレス入力パッ
ドと列アドレスバッファ手段との間に設けられる短い配
線層のみであり、スイッチング手段と列アドレスバッフ
ァ手段とを接続する配線層を含まない。したがって、こ
のような期間には、列アドレスバッファ手段とアドレス
入力パッドとの間に設けられた短い配線層の容量および
抵抗に応じた速い速度で、列アドレス信号が列アドレス
バッファ手段の入力端に伝達される。
【0108】
【実施例】図1は、本発明の一実施例のDRAMの全体
構成を示す概略ブロック図である。
【0109】図1を参照して、本実施例のDRAM1で
は、図6に示された従来のDRAMの場合と異なり、コ
ラムアドレスバッファ21を構成する各バッファ回路2
10が対応するアドレス入力パッド10a〜10cの近
傍に配置されるとともに、各アドレス入力パッド10a
〜10cと、ロウアドレスバッファ3内の対応するバッ
ファ回路300との間にスイッチ回路8a〜8cが設け
られ、かつ、このようなスイッチ回路8a〜8cを制御
するための遅延回路30が設けられる。各スイッチ回路
8a〜8cは、対応するアドレス入力パッド10a〜1
0cの近傍に配置される。
【0110】本実施例のDRAMの他の部分の構成およ
び動作は、図6に示された従来のDRAMの場合のそれ
と同様であるので説明は省略する。
【0111】各バッファ回路210の構成も、図8に示
されるものとする。図1においても、従来技術の説明の
場合と同様に3個のアドレス入力パッド10a〜10c
が代表的に示される。
【0112】コラムアドレスバッファ21を構成する各
バッファ回路210が対応するアドレス入力パッドの近
傍に設けられたので、コラムアドレスバッファ21を構
成する各バッファ回路210と対応するアドレス入力パ
ッド10a〜10cとを接続する配線層L1a〜L1c
の長さが従来よりも短い。このため、各配線層L1a〜
L1cの容量および抵抗は従来よりも低減される。
【0113】一方、各アドレス入力パッドAa〜Ac
は、ロウアドレスバッファ3内の対応するバッファ回路
300に、対応するスイッチ回路8a〜8cを介して、
前述の配線層L1a〜L1cとは独立した配線層L2a
〜L2cによって接続される。
【0114】図2は各スイッチ回路8a〜8cの構成例
を示す回路図である。図2には、1つのスイッチ回路の
構成のみが代表的に示される。
【0115】図2を参照して、各スイッチ回路8a〜8
cは、対応するアドレス入力パッド10a〜10cと対
応するバッファ回路300との間に互いに並列に接続さ
れたNチャネルMOSトランジスタ80およびPチャネ
ルMOSトランジスタ81と、インバータ82とを含
む。
【0116】インバータ82は、図1の遅延回路30の
出力信号/RASdを反転する。トランジスタ80およ
び81のゲートにはそれぞれ、遅延回路30の出力信号
/RASdおよびインバータ82の出力信号が与えられ
る。
【0117】次に、図2および図3を参照しながら、各
スイッチ回路8a〜8cの動作について説明する。図3
は、外部制御信号/RAS,/CASおよびこれに応答
する内部制御信号ならびに、外部アドレス信号および内
部アドレス信号の変化を示すタイミングチャート図であ
る。図3には、スタティックコラムモードの場合が例示
される。
【0118】遅延回路30は、RASバッファ28から
の内部ロウアドレスストローブ信号int/RASを遅
延し、これによって得られた信号/RASdをすべての
スイッチ回路8a〜8cに与える。したがって、外部ロ
ウアドレスストローブ信号/RAS(図3(a))がロ
ーレベルに立下がると、この立下がりから遅延回路30
の遅延時間だけ遅れて、信号/RASd(図3(b))
がローレベルとなる。
【0119】信号/RASdがハイレベルであれば、各
スイッチ回路8a〜8cにおいて、トランジスタ80が
ハイレベルの電位をゲートに受けてON状態となり、ト
ランジスタ82もローレベルの電位をゲートに受けてO
N状態となる。
【0120】逆に、信号/RASdがローレベルであれ
ば、各スイッチ回路8a〜8cにおいて、トランジスタ
80がローレベルの電位をゲートに受けてOFF状態と
なるとともに、トランジスタ81もハイレベルの電位を
ゲートに受けてOFF状態となる。
【0121】したがって、各スイッチ回路8a〜8c
は、遅延回路30の出力信号/RASdがハイレベルで
ある期間にのみ、対応するアドレス入力パッドAa〜A
cを、ロウアドレスバッファ3内の対応のバッファ回路
300に接続された配線層L2a〜L2cに電気的に接
続し、信号/RASdがローレベルである期間には、対
応するアドレス入力パッドAa〜Acを、ロウアドレス
バッファ3内の対応するバッファ回路300に接続され
た配線層L2a〜L2cから電気的に切離す。
【0122】このため、外部ロウアドレスストローブ信
号/RASがローレベルに切換わると、この切換わり時
刻から或る期間遅れて、各アドレス入力パッド10a〜
10cへの外部アドレス信号Aa〜Acはロウアドレス
バッファ3に供給されなくなる。
【0123】一方、外部コラムアドレスストローブ信号
/CAS(図3(c))は、外部ロウアドレスストロー
ブ信号/RASよりも遅れて立下がり、かつ、外部アド
レス信号Aa〜Ac(図3(d))は、外部ロウアドレ
スストローブ信号/RASの立下がり時には、各メモリ
セルアレイブロック2a,2b内の1つの列を指示する
ロウアドレス信号Rowとされ、その後、外部コラムア
ドレスストローブ信号/CASがローレベルである期間
には、各メモリセルアレイブロック2a,2b内の複数
のメモリセル列をそれぞれ指示するコラムアドレス信号
Col−1,Col−2,…に順次に切換わる。
【0124】遅延回路30における遅延時間は、ロウア
ドレスバッファ3にロウアドレス信号Rowが記憶され
てから、外部コラムアドレスストローブ信号/CASが
立下がるまでの期間内に信号/RASdが立下がるよう
な長さに設定される。これによって、各スイッチ回路8
a〜8cは、対応するアドレス入力パッド10a〜10
cへの外部アドレス信号Aa〜Acがロウアドレスバッ
ファ3内の対応するバッファ回路300に外部ロウアド
レスストローブ信号/RASの立下がりに応答して完全
に取込まれた後、OFF状態となって、対応する外部ア
ドレス信号Aa〜Acのロウアドレスバッファ3への伝
達を禁止する。
【0125】このように外部アドレス信号のロウアドレ
スバッファ3への伝達が禁止されても、内部ロウアドレ
ス信号intArwは図3(e)に示されるように、先
に取込まれたロウアドレス信号Rowに固定されるの
で、何ら不都合は生じない。
【0126】外部コラムアドレスストローブ信号/CA
Sがローレベルである期間、すべてのスイッチ回路8a
〜8cはOFF状態にあるので、各アドレス入力パッド
Aa〜Acは、コラムアドレスバッファを構成するバッ
ファ回路210のうちの対応する1つにのみ電気的に接
続される。各バッファ回路210は、対応する外部アド
レス信号Aa〜Acを従来どおり取込むので、内部コラ
ムアドレス信号intAclは、図3(f)に示される
ように、外部アドレス信号Aa〜Acの切換わりに応答
して切換わる。
【0127】さて、本実施例では、従来と異なり、各ア
ドレス入力パッド10a〜10cに接続された配線層
は、このアドレス入力パッドとコラムアドレスバッファ
210とを接続する配線層L1a〜L1cと、このアド
レス入力パッドとロウアドレスバッファ3とを接続する
配線層L2a〜L2cとを含む。
【0128】しかしながら、ロウアドレスバッファ3に
接続された配線層L2a〜L2cは、ロウアドレスバッ
ファ3によって取込まれるべきロウアドレス信号を外部
から伝達した後、対応するアドレス入力パッド10a〜
10cから電気的に切離される。このため、コラムアド
レス信号が外部アドレス信号10a〜10cとしてアド
レス入力パッド10a〜10cに与えられている期間に
は、アドレス入力パッドAa〜Acのそれぞれとアドレ
スバッファ3,210とを接続する配線層のうち、コラ
ムアドレスバッファ210に接続された配線層L1a〜
L1cのみが、コラムアドレスバッファ回路210の入
力端の電位波形のなまりに寄与する。
【0129】前述のように、本実施例では、各アドレス
入力パッド10a〜10cとコラムアドレスバッファ2
10とを接続する配線層L1a〜L1cの容量および抵
抗は小さい。このため、コラムアドレスバッファを構成
する各バッファ回路210の出力信号intAclは、
対応するアドレス入力パッド10a〜10cへの外部ア
ドレス信号Aa〜Acのレベル変化に応答して従来より
も遙かに迅速に切換わる。したがって、外部からのコラ
ムアドレス信号がコラムアドレスバッファ210に取込
まれるべき期間には、各バッファ回路210(図8参
照)において、インバータINVの入力端に、対応する
外部アドレス信号Aa〜Acの波形が従来よりも正確に
現われる。
【0130】図4は、外部アドレス信号Aa〜Acの信
号波形と内部コラムアドレス信号intAclの信号波
形との関係を説明するためのタイミングチャート図であ
る。
【0131】図4および図8を参照して、たとえばアド
レス入力パッド10aに対応して設けられたバッファ回
路210(図8)において、制御信号φがローレベルで
ある期間において、インバータINVの入力端の電位レ
ベルが切換わると、これに応答してインバータ2400
の出力電位レベルに切換わる。
【0132】外部アドレス信号Aaが図4(a)に示さ
れるように、ハイレベルからローレベルまたは、ローレ
ベルからハイレベルに切換わると、アドレス入力パッド
10aに対応して設けられたコラムアドレスバッファ2
10のインバータINVの入力端の電位は、図4(b)
に示されるように、配線層L1aの容量および抵抗の大
きさに応じた速度で低下または上昇する。
【0133】本実施例では、配線層L1aの容量および
抵抗は小さいので、インバータINVの入力端の電位
は、外部アドレス信号Aaの立下がりに応答して従来よ
りも迅速に低下するため、従来よりも早くローレベルの
電位VI L に到達し、かつ、外部アドレス信号Aaの立
上がりに応答して従来よりも早い速度で上昇するため、
従来よりも早くハイレベルの電位VI H に到達する(図
4および図9参照)。
【0134】つまり、本実施例では、外部アドレス信号
Aaがローレベルの電位VI L に切換わってからこの外
部アドレス信号Aaをバッファリングするために設けら
れたコラムアドレスバッファ210の入力端の電位がロ
ーレベルの電位VI L に到達するまでの時間T3およ
び、外部アドレス信号Aaがハイレベルの電位VI H
切換わってから、このバッファ回路210の入力端の電
位がハイレベルの電位V I H に到達するまでの時間T4
が従来よりも短縮される。
【0135】外部アドレス信号Aaの立下がりに応答し
て対応するバッファ回路210の入力端の電位が短時間
でハイレベルの電位VI H からローレベルの電位VI L
に変化すると、このバッファ回路210において、イン
バータINVの入力端の電位が外部アドレス信号Aaの
立下がりに応答して迅速にインバータINVのしきい値
(通常1.6V)以下となるので、このインバータIN
Vの出力電位は図4(c)に示されるように外部アドレ
ス信号Aaの立下がりに応答して迅速にハイレベルの電
位VI H に切換わる。
【0136】同様に、外部アドレス信号Aaがハイレベ
ルに切換わると、これに応答して、対応するバッファ回
路210において、インバータINVの入力端の電位が
迅速にこのインバータINVのしきい値以上となるの
で、このインバータINVの出力電位は、図4(c)に
示されるように、外部アドレス信号Aaの立上がりに応
答して迅速にローレベルの電位VI L に切換わる。
【0137】したがって、アドレス入力パッド10aに
対応して設けられたコラムアドレスバッファ210内の
インバータ2400の出力信号は、図4(d)に示され
るように、外部アドレス信号Aaがローレベルの電位V
I L に切換わってから従来よりも短い時間T5で、ロー
レベルの電位Vssに切換わり、かつ、外部アドレス信
号Aaの電位がハイレベルの電位VI H となってから従
来よりも短い時間T7で、ハイレベルの電位Vccに切
換わる。
【0138】つまり、外部アドレス信号Aaの信号波形
は、なまることなく、この外部アドレス信号をバッファ
リングするために設けられたコラムアドレスバッファ2
10の出力端に伝達される。
【0139】他の各コラムアドレスバッファ210の出
力端にも、対応するアドレス入力パッド10b,10c
へ与えられた外部アドレス信号Ab,Acの信号波形が
同様の原理で正確に伝達される。
【0140】各バッファ回路210の出力信号intA
clは、個別の配線層LL1a〜LL1cによってコラ
ムプリデコーダ6およびATD回路7に供給される。
【0141】各バッファ回路210が対応するアドレス
入力パッド10a〜10cの近傍に設けられるため、各
バッファ回路210とコラムプリデコーダ6およびAT
D回路7とを接続する配線層LL1a〜LL1cはこの
DRAM1が大容量であるほど長くなる。しかしなが
ら、各バッファ回路210の駆動能力は、このバッファ
回路とコラムプリデコーダ6およびATD回路7とを接
続する配線層LL1a〜LL1cの容量および抵抗に応
じて、従来よりも大きく設定される。
【0142】具体的には、各バッファ回路210の出力
信号のレベルの変化に応答して、このバッファ回路とコ
ラムプリデコーダ6およびATD回路7との間に接続さ
れた配線層LL1a〜LL1cに迅速に充電または放電
が生じ、これによってコラムプリデコーダ6およびAT
D回路7の入力端の電位レベルが迅速に変化するよう
に、各バッファ回路210の駆動能力が決められる。
【0143】各バッファ回路210の駆動能力は、たと
えばこれを構成するトランジスタのサイズを調整するこ
とによって調整可能である。
【0144】たとえば図6を参照して、バッファ回路2
10を構成するトランジスタのサイズを大きくすれば、
トランジスタ2000および2200のゲート電位のレ
ベル変化時にインバータ2400が、対応する配線層L
L1a〜LL1cに供給する電流または対応する配線層
LL1a〜LL1cから引き抜く電流が大きくなるの
で、このバッファ回路210の駆動能力は大きくなる。
【0145】したがって、コラムアドレスバッファ21
0の出力信号intAclの信号波形は、正確に、コラ
ムプリデコーダ6およびATD回路7に伝達される。
【0146】このように、本実施例では、コラムアドレ
ス信号を構成する各ビットの信号として外部から与えら
れた信号Aa〜Acのレベル変化が、従来よりも迅速
に、コラムプリデコーダ6およびATD回路7に伝達さ
れる。このため、各メモリセルアレイブロック2a,2
b内の1つの列を指示するコラムアドレス信号が外部か
ら供給されてから、このコラムアドレス信号に応答した
コラムプリデコーダ6およびATD回路7の動作によっ
て、各メモリセルアレイブロック2a,2b内のビット
線対BLのうちこのコラムアドレス信号が指示する列に
対応して設けられた1つのビット線対がセンスアンプ・
IO線回路26a,26bに電気的に接続されるまでの
時間が短縮される。
【0147】この結果、たとえばスタティックコラムモ
ードやファーストページモードの場合、ロウアドレスバ
ッファ3が外部からのロウアドレス信号を取込んだ後の
期間に、コラムアドレス信号として与えられた外部アド
レス信号Aa〜Acの変化に応答して従来よりも迅速に
内部コラムアドレス信号intAclが変化する(図3
(f)参照)。
【0148】したがって、データ読出時には、入出力回
路27の出力信号Doutが、この外部アドレス信号の
切換わりに応答して従来よりも早く、各メモリセルアレ
イブロック2a,2b内のメモリセルMCのうち、切換
わった後の外部アドレス信号が指示する列と、アドレス
バッファ3に取込まれたロウアドレス信号が指示する行
との交点に配列された1つのメモリセルの記憶データに
切換わる(図3(g)参照)。
【0149】データ書込時には、ロウアドレスバッファ
3が外部からのロウアドレス信号を取込んだ後の期間
に、外部アドレス信号Aa〜Acの切換わりに応答し
て、外部データ信号Dinが、各メモリセルアレイブロ
ック2a,2bのそれまでとは異なるビット線対BLに
迅速に供給されるので、このロウアドレス信号が指示す
る列と、外部アドレス信号が順次指示する複数の列のそ
れぞれの交点に配置された複数のメモリセルMCに従来
よりも迅速にデータが書込まれる。
【0150】このように、本実施例によれば、コラムア
ドレスバッファに外部アドレス信号が迅速に伝達される
ので、データ書込時およびデータ読出時のアクセスタイ
ムが短縮される。
【0151】さらに、コラムアドレスバッファを構成す
る各バッファ回路210(図8参照)において、インバ
ータINVの入力端の電位は対応する外部アドレス信号
Aa〜Acの立下がりおよび立上がりにそれぞれ応答し
て迅速に低下および上昇するので、各バッファ回路21
0の消費電力が従来よりも低減される。
【0152】つまり、各バッファ回路210の入力端の
電位が、対応する外部アドレス信号Aa〜Acのローレ
ベルへの切換わりに応答してハイレベルの電位VI H
らローレベルの電位VI L に変化するまでの期間の長さ
および、各バッファ回路210の入力端の電位が、対応
する外部アドレス信号Aa〜Acのハイレベルへの切換
わりに応答してローレベルの電位VI L からハイレベル
の電位VI H に変化するまでの期間の長さが短いので、
各バッファ回路210においてインバータINVを構成
する2つのトランジスタ2000および2200が共に
ON状態となる時間、すなわち、このインバータINV
の入力端の電位が電位Vthn以上電位Vthp以下の
範囲にある時間は従来よりも短い。
【0153】したがって、外部アドレス信号Aa〜Ac
の変化時に、対応するバッファ回路210内のインバー
タINVを介して貫通電流が流れる時間が短縮されるの
で、各バッファ回路210の消費電力は従来よりも低減
される。
【0154】このように、本実施例によれば、このDR
AM1の消費電力の低減も実現される。
【0155】さて、本実施例では、コラムアドレスバッ
ファを構成する各バッファ回路210のみが対応するア
ドレス入力パッドの近傍に設けられ、一方、ロウアドレ
スバッファ3を構成する各バッファ回路300は従来ど
おりこのDRAMチップ1の中央部分に設けられた。こ
れは、DRAMの場合、ロウアドレスバッファ3はリフ
レッシュのために、アドレスカウンタ5の出力信号を受
ける必要があるためである。
【0156】ロウアドレスバッファ3を構成する各バッ
ファ回路300が対応するアドレス入力パッド10a〜
10cの近傍に設けられると、このバッファ回路300
とアドレスカウンタ5内の対応するカウンタ500とを
接続する長い配線層および、このバッファ回路300と
ロウプリデコーダ4とを接続する長い配線層が必要とな
る。このため、DRAMチップ1の面積が増大したり、
メモリセルアレイブロック2a,2bのデータのリフレ
ッシュ時に、各カウンタ500から出力された信号がロ
ウプリデコーダ4に伝達されるのに時間がかかり、それ
ゆえ、データのリフレッシュが迅速に行なわれないなど
の問題が生じる。
【0157】したがって、ロウアドレスバッファ3を構
成する各バッファ回路300を対応するアドレス入力パ
ッドの近傍に設けることは困難である。
【0158】そこで、本実施例では、コラムアドレスバ
ッファを構成する各バッファ回路が対応するアドレス入
力パッドの近傍に設けられたため、外部コラムアドレス
信号に応答して各メモリセルアレイブロックにおいて1
つのビット線対が選択されるのに要する時間が短縮され
る。そのため、本実施例では、各メモリセルアレイブロ
ック2a,2bにおいてデータ読出およびデータ書込の
ために1つのメモリセル行が外部ロウアドレス信号に応
答して選択されるのに要する時間の短縮からではなく、
データ読出およびデータ書込のために1つのメモリセル
列が外部コラムアドレス信号に応答して選択されるのに
要する時間の短縮によって、アクセスタイムの短縮を図
ることが望ましい。それゆえ、本実施例によれば、ファ
ーストページモードやスタティックコラムモードにおい
て特にアクセスタイムの短縮という効果が顕著となる。
【0159】図4には、ファーストページモードにおけ
る、外部制御信号/RAS,CASや、外部アドレス信
号Aa〜Ac,内部コラムアドレス信号intAcl,
内部ロウアドレス信号intArw,および出力データ
信号Doutなどの切換わりタイミングが例示される。
【0160】しかしながら、本発明が、ロウアドレスバ
ッファをアドレス入力パッドの近傍に設けることにより
不都合が生じないような半導体記憶装置に適用されれ
ば、ロウアドレスバッファを構成する各バッファ回路を
対応するアドレス入力パッドの近傍に設けることによ
り、外部ロウアドレス信号に応答して各メモリセルアレ
イブロックにおいて1つのメモリセル行が選択されるの
に要する時間が短縮される。したがって、本発明がDR
AM以外の半導体記憶装置に適用されても、本実施例の
場合と同様の効果が得られる。
【0161】また、ロウアドレス信号とコラムアドレス
信号とが異なるアドレスが入力パッドに供給される構成
の半導体記憶装置にも、本発明は適用可能であり、同様
の効果が得られる。
【0162】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、半導体記
憶装置のアクセスタイムが短縮されるとともに、アドレ
スバッファの消費電力が低減されるので半導体記憶装置
のより一層の低消費電力化が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のDRAMの全体構成を示す
概略ブロック図である。
【図2】図1のスイッチ回路の構成例を示す回路図であ
る。
【図3】図1のDRAMのスタティックコラムモードに
おける動作を示すタイミングチャート図である。
【図4】図1のDRAMのファーストページモードにお
ける動作を示すタイミングチャート図である。
【図5】図1のDRAMにおける、外部アドレス信号波
形とコラムアドレスバッファの出力信号波形との関係を
示すタイミングチャート図である。
【図6】従来のDRAMの全体構成を示す概略ブロック
図である。
【図7】図6のDRAMのスタティックコラムモードお
よびファーストページモードにおける動作を説明するた
めのタイミングチャート図である。
【図8】コラムアドレスバッファを構成する各バッファ
回路の一般的な構成を示す回路図である。
【図9】図6のDRAMにおける、外部アドレス信号波
形とコラムアドレスバッファの出力信号波形との関係を
示すタイミングチャート図である。
【符号の説明】
1 DRAMチップ 2a,2b メモリセルアレイブロック 3 ロウアドレスバッファ 4 ロウプリデコーダ 5 アドレスカウンタ 6 コラムプリデコーダ 7 ATD回路 8a,8b,8c スイッチ回路 10a,10b,10c アドレス入力パッド 210 コラムアドレスバッファを構成する各バッファ
回路 La,Lb,Lc,L1a,L1b,L1c アドレス
入力パッドとコラムアドレスバッファとを接続する配線
層 LL1a,LL1b,LL1c コラムアドレスバッフ
ァとコラムプリデコーダとを接続する配線層 L2a,L2b,L2c アドレス入力パッドとロウア
ドレスバッファとを接続する配線層 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメモリセルと、 前記複数のメモリセルのうちのいずれかを指示する外部
    アドレス信号を受けるアドレス入力パッドと、 前記アドレス入力パッドの近傍に設けられ、前記アドレ
    ス入力パッドに与えられた前記外部アドレス信号をバッ
    ファリングするバッファ手段と、 前記バッファ手段の出力信号に応答して、前記いずれか
    のメモリセルを選択する選択手段とを備えた、半導体記
    憶装置。
  2. 【請求項2】 複数の行および複数の列のマトリックス
    状に配列された複数のメモリセルと、 前記複数の行のうちのいずれかを指示する行アドレス信
    号および、前記複数の列のうちのいずれかを指示する列
    アドレス信号を時分割に受けるアドレス入力パッドと、 前記アドレス入力パッドの近傍に設けられ、前記アドレ
    ス入力パッドに与えられた前記列アドレス信号をバッフ
    ァリングする列アドレスバッファ手段と、 前記アドレス入力パッドに与えられた前記行アドレス信
    号をバッファリングする行アドレスバッファ手段と、 前記行アドレスバッファ手段の出力信号に応答して、前
    記いずれかの行を選択する行選択手段と、 前記列アドレスバッファ手段の出力信号に応答して、前
    記いずれかの列を選択する列選択手段とを備えた、半導
    体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記列アドレスバッファ手段と、前記ア
    ドレス入力パッドとの間に接続されたスイッチング手段
    をさらに含み、 前記スイッチング手段は、前記アドレス入力パッドの近
    傍に設けられ、前記アドレス入力パッドが前記列アドレ
    ス信号を受けている期間、前記アドレス入力パッドを前
    記行アドレスバッファ手段から電気的に遮断する、請求
    項2記載の半導体記憶装置。
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