JPH05159567A - デュアルポートメモリ - Google Patents
デュアルポートメモリInfo
- Publication number
- JPH05159567A JPH05159567A JP3319226A JP31922691A JPH05159567A JP H05159567 A JPH05159567 A JP H05159567A JP 3319226 A JP3319226 A JP 3319226A JP 31922691 A JP31922691 A JP 31922691A JP H05159567 A JPH05159567 A JP H05159567A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- memory array
- transfer
- data
- memory
- row
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C7/00—Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C7/00—Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
- G11C7/10—Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
- G11C7/1075—Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers for multiport memories each having random access ports and serial ports, e.g. video RAM
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Dram (AREA)
- Memory System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シリアルレジスタ1300とメモリアレイの
任意のメモリアレイブロック1100a〜1100dと
の間でデータを転送することを可能にすることである。 【構成】 メモリアレイブロック1100b,1100
cをそれぞれ縦断するように複数の転送用ビット線20
00が配列される。複数の転送用ビット線2000とシ
リアルレジスタ1300との間に転送スイッチ回路21
00a,2100bが設けられ、複数の転送用ビット線
2000とシェアドセンスアンプ回路1200aとの間
に転送スイッチ回路2200a,2200bが設けられ
る。転送スイッチ回路2100a,2100bは、それ
ぞれ内部転送信号φ211a,φ211bにより制御さ
れ、転送スイッチ回路2200a,2200bは、それ
ぞれ内部転送信号φ221a,φ221bにより制御さ
れる。
任意のメモリアレイブロック1100a〜1100dと
の間でデータを転送することを可能にすることである。 【構成】 メモリアレイブロック1100b,1100
cをそれぞれ縦断するように複数の転送用ビット線20
00が配列される。複数の転送用ビット線2000とシ
リアルレジスタ1300との間に転送スイッチ回路21
00a,2100bが設けられ、複数の転送用ビット線
2000とシェアドセンスアンプ回路1200aとの間
に転送スイッチ回路2200a,2200bが設けられ
る。転送スイッチ回路2100a,2100bは、それ
ぞれ内部転送信号φ211a,φ211bにより制御さ
れ、転送スイッチ回路2200a,2200bは、それ
ぞれ内部転送信号φ221a,φ221bにより制御さ
れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ランダムにアクセス
可能なランダムアクセスメモリとシーケンシャルにアク
セス可能なシーケンシャルアクセスメモリとを備えるデ
ュアルポートメモリに関し、特にデュアルポートメモリ
におけるデータ転送方法の改良に関する。
可能なランダムアクセスメモリとシーケンシャルにアク
セス可能なシーケンシャルアクセスメモリとを備えるデ
ュアルポートメモリに関し、特にデュアルポートメモリ
におけるデータ転送方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】ワークステーション、パーソナルコンピ
ュータ等において画像情報はディジタル的に処理され
る。このような画像情報を表示装置上に表示するため
に、ビデオRAM(Random Access Me
mory)と呼ばれるフレームバッファメモリが用いら
れる。この場合、ビデオRAMの1行が表示装置の画面
の1水平走査線に対応する。フレームバッファメモリは
1フレームの画像データを記憶する。
ュータ等において画像情報はディジタル的に処理され
る。このような画像情報を表示装置上に表示するため
に、ビデオRAM(Random Access Me
mory)と呼ばれるフレームバッファメモリが用いら
れる。この場合、ビデオRAMの1行が表示装置の画面
の1水平走査線に対応する。フレームバッファメモリは
1フレームの画像データを記憶する。
【0003】一般のRAMは、データの書込および読出
を同時に行なうことができない。したがって、一般のR
AMをビデオRAMとして用いた場合、CPU(中央演
算処理装置)は、画素データの表示期間中はこのビデオ
RAMへアクセスすることができない。CPUのビデオ
RAMへのアクセスは水平帰線期間中にのみ行なわれ
る。これは、システムのデータ処理速度を低下させる。
を同時に行なうことができない。したがって、一般のR
AMをビデオRAMとして用いた場合、CPU(中央演
算処理装置)は、画素データの表示期間中はこのビデオ
RAMへアクセスすることができない。CPUのビデオ
RAMへのアクセスは水平帰線期間中にのみ行なわれ
る。これは、システムのデータ処理速度を低下させる。
【0004】そこで、表示装置への画素データの出力と
CPUからのアクセスとを同時に非同期に行なうことが
できるマルチポートRAMが、画像処理用メモリとして
広く一般的に用いられる。
CPUからのアクセスとを同時に非同期に行なうことが
できるマルチポートRAMが、画像処理用メモリとして
広く一般的に用いられる。
【0005】図10はマルチポートメモリ(マルチポー
トRAM)を用いた映像処理システムの構成を概略的に
示す図である。
トRAM)を用いた映像処理システムの構成を概略的に
示す図である。
【0006】図10のシステムでは、マルチポートメモ
リの典型的な例として、ランダムにアクセス可能な1個
のRAMポートとシリアルにアクセス可能な1個のSA
Mポートとを有するデュアルポートメモリ900が用い
られる。このデュアルポートメモリ900はフレームバ
ッファ用のビデオRAMとして用いられる。デュアルポ
ートメモリ900は、ランダムなシーケンスでアクセス
可能なダイナミックランダムアクセスメモリアレイ(以
下、メモリアレイと呼ぶ)901およびシリアルにのみ
アクセス可能なシリアルレジスタ902を含む。
リの典型的な例として、ランダムにアクセス可能な1個
のRAMポートとシリアルにアクセス可能な1個のSA
Mポートとを有するデュアルポートメモリ900が用い
られる。このデュアルポートメモリ900はフレームバ
ッファ用のビデオRAMとして用いられる。デュアルポ
ートメモリ900は、ランダムなシーケンスでアクセス
可能なダイナミックランダムアクセスメモリアレイ(以
下、メモリアレイと呼ぶ)901およびシリアルにのみ
アクセス可能なシリアルレジスタ902を含む。
【0007】一般に、メモリアレイ901を含む部分は
RAMポートと呼ばれ、シリアルレジスタ902を含む
部分はSAMポートと呼ばれる。シリアルレジスタ90
2は、メモリアレイ901の1行分のデータを記憶する
ことができる。
RAMポートと呼ばれ、シリアルレジスタ902を含む
部分はSAMポートと呼ばれる。シリアルレジスタ90
2は、メモリアレイ901の1行分のデータを記憶する
ことができる。
【0008】CPU910は、デュアルポートメモリ9
00へランダムなシーケンスでアクセスし、必要な処理
を行なう。表示装置930は、シリアルレジスタ902
から出力される画素データを表示する。CRT表示コン
トローラ920は、デュアルポートメモリ900の動作
を制御する制御信号を発生する。
00へランダムなシーケンスでアクセスし、必要な処理
を行なう。表示装置930は、シリアルレジスタ902
から出力される画素データを表示する。CRT表示コン
トローラ920は、デュアルポートメモリ900の動作
を制御する制御信号を発生する。
【0009】このデュアルポートメモリ900では、R
AMポートからSAMポートへ1度に1行分の画素デー
タが転送される。この1行分の画素データが表示装置9
30へシリアルに出力されている期間、CPU910は
RAMポートへランダムにアクセスし、必要な処理を実
行することができる。
AMポートからSAMポートへ1度に1行分の画素デー
タが転送される。この1行分の画素データが表示装置9
30へシリアルに出力されている期間、CPU910は
RAMポートへランダムにアクセスし、必要な処理を実
行することができる。
【0010】したがって、RAMポートからSAMポー
トへのデータ転送を水平帰線期間中に行なえば、残りの
水平走査期間中に、CPU910がメモリアレイ901
のデータをランダムに読出し、かつこの読出されたデー
タに対して必要な処理を行なった後、再びそのデータを
メモリアレイ901に書込むことができる。
トへのデータ転送を水平帰線期間中に行なえば、残りの
水平走査期間中に、CPU910がメモリアレイ901
のデータをランダムに読出し、かつこの読出されたデー
タに対して必要な処理を行なった後、再びそのデータを
メモリアレイ901に書込むことができる。
【0011】デュアルポートメモリ900の動作タイミ
ングの制御はCRT表示コントローラ920により行な
われる。CRT表示コントローラ920は、RAMポー
トからSAMポートへのデータ転送中は、CPU910
によるアクセスを禁止する。
ングの制御はCRT表示コントローラ920により行な
われる。CRT表示コントローラ920は、RAMポー
トからSAMポートへのデータ転送中は、CPU910
によるアクセスを禁止する。
【0012】このように、デュアルポートメモリ900
をフレームバッファ用のビデオRAMとして用いれば、
表示装置930への表示と並行して、CPU910がデ
ュアルポートメモリ900へアクセスすることができ
る。したがって、システムの処理能力および速度が大幅
に改善される。
をフレームバッファ用のビデオRAMとして用いれば、
表示装置930への表示と並行して、CPU910がデ
ュアルポートメモリ900へアクセスすることができ
る。したがって、システムの処理能力および速度が大幅
に改善される。
【0013】図11は、デュアルポートメモリの全体の
構成の一例を示すブロック図である。このデュアルポー
トメモリ1は半導体チップ上に形成される。
構成の一例を示すブロック図である。このデュアルポー
トメモリ1は半導体チップ上に形成される。
【0014】デュアルポートメモリでは、通常、データ
の入力および出力が、4ビット単位(X4構成)、8ビ
ット単位(X8構成)のように複数ビット単位で行なわ
れるが、図11においては1ビット単位でデータの入力
および出力が行なわれる構成が示されている。
の入力および出力が、4ビット単位(X4構成)、8ビ
ット単位(X8構成)のように複数ビット単位で行なわ
れるが、図11においては1ビット単位でデータの入力
および出力が行なわれる構成が示されている。
【0015】図11において、デュアルポートメモリ1
は、ランダムにアクセス可能なランダムアクセスメモリ
アレイ(以下、メモリアレイと呼ぶ)100およびシリ
アルにのみアクセス可能なシリアルレジスタ300を含
む。メモリアレイ100は、複数行および複数列からな
るマトリクス状に配列された複数のダイナミック型メモ
リセルを含む。シリアルレジスタ300は、1行に配列
された複数のスタティック型メモリセル(レジスタ)を
含む。メモリアレイ100およびそれに関連する部分を
RAMポート10と呼び、シリアルレジスタ300およ
びそれに関連する部分をSAMポート30と呼ぶ。
は、ランダムにアクセス可能なランダムアクセスメモリ
アレイ(以下、メモリアレイと呼ぶ)100およびシリ
アルにのみアクセス可能なシリアルレジスタ300を含
む。メモリアレイ100は、複数行および複数列からな
るマトリクス状に配列された複数のダイナミック型メモ
リセルを含む。シリアルレジスタ300は、1行に配列
された複数のスタティック型メモリセル(レジスタ)を
含む。メモリアレイ100およびそれに関連する部分を
RAMポート10と呼び、シリアルレジスタ300およ
びそれに関連する部分をSAMポート30と呼ぶ。
【0016】アドレスバッファ回路400は、アドレス
入力端子500へ与えられる外部アドレス信号A0〜A
nを受け、内部行アドレス信号400aおよび内部列ア
ドレス信号400bを時分割で発生する。行デコーダ1
01は、アドレスバッファ回路400からの内部行アド
レス信号400aに応答してメモリアレイ100内の対
応する行を選択する。列デコーダ102は、アドレスバ
ッファ回路400からの内部列アドレス信号400bに
応答してメモリアレイ100内の対応する1列を選択す
る列選択信号を発生する。
入力端子500へ与えられる外部アドレス信号A0〜A
nを受け、内部行アドレス信号400aおよび内部列ア
ドレス信号400bを時分割で発生する。行デコーダ1
01は、アドレスバッファ回路400からの内部行アド
レス信号400aに応答してメモリアレイ100内の対
応する行を選択する。列デコーダ102は、アドレスバ
ッファ回路400からの内部列アドレス信号400bに
応答してメモリアレイ100内の対応する1列を選択す
る列選択信号を発生する。
【0017】センスアンプ回路105は、メモリアレイ
100内の選択された1行から読出されたデータを検知
および増幅する。I/Oゲート106は列デコーダ10
2からの列選択信号に応答して、センスアンプ回路10
5により増幅された1行分のデータのうち1ビットを入
出力共通バス104へ伝達する。
100内の選択された1行から読出されたデータを検知
および増幅する。I/Oゲート106は列デコーダ10
2からの列選択信号に応答して、センスアンプ回路10
5により増幅された1行分のデータのうち1ビットを入
出力共通バス104へ伝達する。
【0018】RAM入出力バッファ回路103は入力回
路および出力回路を含む。データの読出時には、入出力
バッファ回路103が入出力共通バス104上のデータ
から外部読出データを生成し、それを外部データ入出力
端子504へ伝達する。データの書込時には、入出力バ
ッファ回路103が外部データ入出力端子504へ与え
られた外部書込データから内部書込データを生成し、そ
れを入出力共通バス104へ伝達する。
路および出力回路を含む。データの読出時には、入出力
バッファ回路103が入出力共通バス104上のデータ
から外部読出データを生成し、それを外部データ入出力
端子504へ伝達する。データの書込時には、入出力バ
ッファ回路103が外部データ入出力端子504へ与え
られた外部書込データから内部書込データを生成し、そ
れを入出力共通バス104へ伝達する。
【0019】転送回路200は、メモリアレイ100内
の任意の行とシリアルレジスタ300との間で1行分の
データを転送する。シリアルセレクタ302は、シリア
ルレジスタ300内のメモリセルを順次選択する。選択
されたメモリセルから読出されたデータは入出力共通バ
ス304に与えられる。
の任意の行とシリアルレジスタ300との間で1行分の
データを転送する。シリアルセレクタ302は、シリア
ルレジスタ300内のメモリセルを順次選択する。選択
されたメモリセルから読出されたデータは入出力共通バ
ス304に与えられる。
【0020】SAM入出力バッファ回路303は入力回
路および出力回路を含む。データの読出時には、入出力
バッファ回路303が入出力共通バス304上のデータ
から外部読出データを生成し、それを外部データ入出力
端子505へ伝達する。データの書込時には、入出力バ
ッファ回路303が外部データ入出力端子505へ与え
られた外部書込データから内部書込データを生成し、そ
れを入出力共通バス304へ伝達する。
路および出力回路を含む。データの読出時には、入出力
バッファ回路303が入出力共通バス304上のデータ
から外部読出データを生成し、それを外部データ入出力
端子505へ伝達する。データの書込時には、入出力バ
ッファ回路303が外部データ入出力端子505へ与え
られた外部書込データから内部書込データを生成し、そ
れを入出力共通バス304へ伝達する。
【0021】このデュアルポートメモリ1は、周辺回路
として内部クロック発生回路401、SCバッファ&シ
フトクロック発生回路402、およびSEバッファ回路
403を含む。
として内部クロック発生回路401、SCバッファ&シ
フトクロック発生回路402、およびSEバッファ回路
403を含む。
【0022】内部クロック発生回路401は、外部クロ
ック入力端子501へ外部から与えられる制御信号/R
AS,/CAS,/WB;WE,/DT;/OEを受
け、各種内部制御信号を発生する。SCバッファ&シフ
トクロック発生回路402は、カウンタのような信号変
換回路を含み、制御信号入力端子503に与えられる制
御信号/SEを受け、SAM入出力バッファ回路303
を活性化する内部制御信号を発生する。
ック入力端子501へ外部から与えられる制御信号/R
AS,/CAS,/WB;WE,/DT;/OEを受
け、各種内部制御信号を発生する。SCバッファ&シフ
トクロック発生回路402は、カウンタのような信号変
換回路を含み、制御信号入力端子503に与えられる制
御信号/SEを受け、SAM入出力バッファ回路303
を活性化する内部制御信号を発生する。
【0023】制御信号/RASは、アドレスバッファ回
路400がアドレス入力端子500に与えられた外部ア
ドレス信号を内部行アドレス信号として取込むタイミン
グを与えるとともにRAMポート10の行選択系の動作
を制御するロウアドレスストローブ信号である。制御信
号/CASは、アドレスバッファ回路400がアドレス
入力端子500に与えられた外部アドレス信号を内部列
アドレス信号として取込むタイミングを与えるとともに
RAMポート10における列選択系の動作を制御するコ
ラムアドレスストローブ信号である。
路400がアドレス入力端子500に与えられた外部ア
ドレス信号を内部行アドレス信号として取込むタイミン
グを与えるとともにRAMポート10の行選択系の動作
を制御するロウアドレスストローブ信号である。制御信
号/CASは、アドレスバッファ回路400がアドレス
入力端子500に与えられた外部アドレス信号を内部列
アドレス信号として取込むタイミングを与えるとともに
RAMポート10における列選択系の動作を制御するコ
ラムアドレスストローブ信号である。
【0024】制御信号/WB;WEは、ライト・パー・
ビット動作およびデータ書込動作を指定するための制御
信号である。ライト・パー・ビット動作とは、RAMポ
ート10においてデータの入出力が複数ビット単位で行
なわれる場合に、所定のビットに関する書込を禁止する
モードである。制御信号/DT;/OEは、RAMポー
ト10とSAMポート20との間のデータ転送を行なう
データ転送モード、およびデータ出力モードを指定する
ための制御信号である。
ビット動作およびデータ書込動作を指定するための制御
信号である。ライト・パー・ビット動作とは、RAMポ
ート10においてデータの入出力が複数ビット単位で行
なわれる場合に、所定のビットに関する書込を禁止する
モードである。制御信号/DT;/OEは、RAMポー
ト10とSAMポート20との間のデータ転送を行なう
データ転送モード、およびデータ出力モードを指定する
ための制御信号である。
【0025】このデュアルポートメモリ1は、アドレス
ポインタ410をさらに含む。アドレスポインタ410
は、内部クロック発生回路401からの制御信号に応答
して、アドレスバッファ回路400からの内部列アドレ
ス信号をラッチし、それをシリアルセレクタ302に開
始アドレス信号400cとして与える。
ポインタ410をさらに含む。アドレスポインタ410
は、内部クロック発生回路401からの制御信号に応答
して、アドレスバッファ回路400からの内部列アドレ
ス信号をラッチし、それをシリアルセレクタ302に開
始アドレス信号400cとして与える。
【0026】次に、図11のデュアルポートメモリ1の
動作を説明する。RAMポート10へのアクセスは通常
のダイナミックRAMと同様に行なわれる。
動作を説明する。RAMポート10へのアクセスは通常
のダイナミックRAMと同様に行なわれる。
【0027】すなわち、制御信号/RASの立下がり時
点においてアドレス入力端子500に与えられている外
部アドレス信号A0〜Anがアドレスバッファ回路40
0に取込まれ、それが内部行アドレス信号400aとし
て行デコーダ101に与えられる。行デコーダ101
は、内部行アドレス信号400aに応答して、メモリア
レイ100内の1行を選択し、対応する行選択線(ワー
ド線)の電位を活性状態“H”にする。それにより、選
択された1行のメモリセルからデータが読出され、その
1行分のデータはセンスアンプ回路105により増幅お
よび保持される。
点においてアドレス入力端子500に与えられている外
部アドレス信号A0〜Anがアドレスバッファ回路40
0に取込まれ、それが内部行アドレス信号400aとし
て行デコーダ101に与えられる。行デコーダ101
は、内部行アドレス信号400aに応答して、メモリア
レイ100内の1行を選択し、対応する行選択線(ワー
ド線)の電位を活性状態“H”にする。それにより、選
択された1行のメモリセルからデータが読出され、その
1行分のデータはセンスアンプ回路105により増幅お
よび保持される。
【0028】次いで、制御信号/CASが立下がると、
アドレスバッファ回路400は、アドレス入力端子50
0に与えられた外部アドレス信号A0〜Anを取込み、
それを内部列アドレス信号400bとして列デコーダ1
02に与える。列デコーダ102は、内部列アドレス信
号400bをデコードし、メモリアレイ100内の対応
する列を選択する列選択信号を発生する。この列選択信
号によりセンスアンプ回路105に保持された1行分の
データのうち1ビットが選択され、選択されたデータが
I/Oゲート106を介して入出力共通バス104に読
出される。
アドレスバッファ回路400は、アドレス入力端子50
0に与えられた外部アドレス信号A0〜Anを取込み、
それを内部列アドレス信号400bとして列デコーダ1
02に与える。列デコーダ102は、内部列アドレス信
号400bをデコードし、メモリアレイ100内の対応
する列を選択する列選択信号を発生する。この列選択信
号によりセンスアンプ回路105に保持された1行分の
データのうち1ビットが選択され、選択されたデータが
I/Oゲート106を介して入出力共通バス104に読
出される。
【0029】データの読出時には、制御信号/DT;/
OEが活性状態“L”になると、RAM入出力バッファ
回路103に含まれる出力回路が活性化する。それによ
り、入出力共通バス104上のデータから外部読出デー
タが生成され、それがデータ入出力端子504に出力さ
れる。
OEが活性状態“L”になると、RAM入出力バッファ
回路103に含まれる出力回路が活性化する。それによ
り、入出力共通バス104上のデータから外部読出デー
タが生成され、それがデータ入出力端子504に出力さ
れる。
【0030】データの書込時には、制御信号/WB;/
WEが活性状態“L”になると、制御信号/CASおよ
び制御信号/WB;/WEの立下がりタイミングのうち
遅い方の立下がりタイミングで、RAM入出力バッファ
回路103に含まれる入力回路が活性化される。それに
より、データ入出力端子504に与えられたデータが取
込まれ、内部書込データ信号が生成され、それが入出力
共通バス104に伝達される。
WEが活性状態“L”になると、制御信号/CASおよ
び制御信号/WB;/WEの立下がりタイミングのうち
遅い方の立下がりタイミングで、RAM入出力バッファ
回路103に含まれる入力回路が活性化される。それに
より、データ入出力端子504に与えられたデータが取
込まれ、内部書込データ信号が生成され、それが入出力
共通バス104に伝達される。
【0031】書込データ信号の駆動能力は読出データ信
号の駆動能力よりも強いので、センスアンプ回路105
により増幅された読出データが書込データにより書替え
られる。このようにして、メモリアレイ100内の1つ
のメモリセルへデータが書込まれる。
号の駆動能力よりも強いので、センスアンプ回路105
により増幅された読出データが書込データにより書替え
られる。このようにして、メモリアレイ100内の1つ
のメモリセルへデータが書込まれる。
【0032】次に、データ転送動作およびSAMポート
30のデータ書込および読出動作を説明する。
30のデータ書込および読出動作を説明する。
【0033】SAMポート30がデータ読出モードに設
定されるかまたはデータ書込モードに設定されるかは、
その前に行なわれる転送サイクルの種類によって決定さ
れる。メモリアレイ100からシリアルレジスタ300
に転送回路200を介してデータが転送された場合(リ
ード転送サイクル)、このSAMポート30はデータ読
出モードに設定される。一方、シリアルレジスタ300
からメモリアレイ100に転送回路200を介してデー
タが転送された場合(ライト転送サイクル)、このSA
Mポート30はデータ書込モードに設定される。
定されるかまたはデータ書込モードに設定されるかは、
その前に行なわれる転送サイクルの種類によって決定さ
れる。メモリアレイ100からシリアルレジスタ300
に転送回路200を介してデータが転送された場合(リ
ード転送サイクル)、このSAMポート30はデータ読
出モードに設定される。一方、シリアルレジスタ300
からメモリアレイ100に転送回路200を介してデー
タが転送された場合(ライト転送サイクル)、このSA
Mポート30はデータ書込モードに設定される。
【0034】まず、データ読出モードの動作を説明す
る。RAMポート10における通常の読出サイクルにお
いて、制御信号/RASの活性化(“L”)時点で制御
信号/DT;/OEが活性状態“L”、制御信号/W
B;/WEが非活性状態“H”、制御信号/SEが任意
の状態にそれぞれ設定されると、リード転送サイクルが
開始される。それにより、メモリアレイ100内の1行
のメモリセルのデータが検知および増幅された後、制御
信号/DT;/OEの立上がりに応答して転送回路20
0が活性化される。その結果、この1行分のデータがシ
リアルレジスタ300に転送される。
る。RAMポート10における通常の読出サイクルにお
いて、制御信号/RASの活性化(“L”)時点で制御
信号/DT;/OEが活性状態“L”、制御信号/W
B;/WEが非活性状態“H”、制御信号/SEが任意
の状態にそれぞれ設定されると、リード転送サイクルが
開始される。それにより、メモリアレイ100内の1行
のメモリセルのデータが検知および増幅された後、制御
信号/DT;/OEの立上がりに応答して転送回路20
0が活性化される。その結果、この1行分のデータがシ
リアルレジスタ300に転送される。
【0035】次いで、制御信号/CASの立下がり時に
ストローブされた内部列アドレス信号が、アドレスポイ
ンタ410にロードされる。この内部列アドレス信号が
開始アドレス信号400cとしてシリアルセレクタ30
2に与えられる。それにより、シリアルセレクタ302
の最初の選択ビット位置(選択番地)が指定される。
ストローブされた内部列アドレス信号が、アドレスポイ
ンタ410にロードされる。この内部列アドレス信号が
開始アドレス信号400cとしてシリアルセレクタ30
2に与えられる。それにより、シリアルセレクタ302
の最初の選択ビット位置(選択番地)が指定される。
【0036】その後は、SCバッファ&シフトクロック
発生回路402に含まれる信号変換回路により、シリア
ルセレクタ302の選択番地が1ずつ増分される。それ
により、シリアルレジスタ300に記憶される1行分の
データが、SAM入出力バッファ回路303に含まれる
出力回路を介して外部データ入出力端子505に順次出
力される。
発生回路402に含まれる信号変換回路により、シリア
ルセレクタ302の選択番地が1ずつ増分される。それ
により、シリアルレジスタ300に記憶される1行分の
データが、SAM入出力バッファ回路303に含まれる
出力回路を介して外部データ入出力端子505に順次出
力される。
【0037】次に、SAMポート30のデータ書込モー
ドの動作を説明する。まず、制御信号/RASの活性化
(“L”)時点で、制御信号/WB;/WEが活性状態
“L”、制御信号/DT;/OEが活性状態“L”、制
御信号/SEが活性状態“L”に設定されると、ライト
転送サイクルが開始される。それにより、ただちにシリ
アルレジスタ300のデータが転送回路200を介して
メモリアレイ100に転送される。
ドの動作を説明する。まず、制御信号/RASの活性化
(“L”)時点で、制御信号/WB;/WEが活性状態
“L”、制御信号/DT;/OEが活性状態“L”、制
御信号/SEが活性状態“L”に設定されると、ライト
転送サイクルが開始される。それにより、ただちにシリ
アルレジスタ300のデータが転送回路200を介して
メモリアレイ100に転送される。
【0038】この時、メモリアレイ100においては、
行デコーダ101により1行が選択される。そのため、
シリアルレジスタ300から転送された1行分のデータ
が、メモリアレイ100において選択された1行のメモ
リセルから読出されたデータと競合することになる。
行デコーダ101により1行が選択される。そのため、
シリアルレジスタ300から転送された1行分のデータ
が、メモリアレイ100において選択された1行のメモ
リセルから読出されたデータと競合することになる。
【0039】しかしながら、通常、シリアルレジスタ3
00により供給される電荷量はメモリアレイ100によ
り供給される電荷量よりも多いので、結局、センスアン
プ回路105は、メモリアレイ100内において選択さ
れた行のメモリセルから読出されたデータを増幅するの
ではなく、シリアルレジスタ300から転送されたデー
タを増幅する。その結果、メモリアレイ100内の選択
された行のメモリセルに、シリアルレジスタ300から
転送されたデータが書込まれる。
00により供給される電荷量はメモリアレイ100によ
り供給される電荷量よりも多いので、結局、センスアン
プ回路105は、メモリアレイ100内において選択さ
れた行のメモリセルから読出されたデータを増幅するの
ではなく、シリアルレジスタ300から転送されたデー
タを増幅する。その結果、メモリアレイ100内の選択
された行のメモリセルに、シリアルレジスタ300から
転送されたデータが書込まれる。
【0040】次いで、制御信号/CASが“L”に立下
がると、アドレスバッファ回路400によりストローブ
された内部列アドレス信号がアドレスポインタ410に
ロードされる。この内部列アドレス信号が開始アドレス
信号400cとしてシリアルセレクタ302に与えられ
る。それにより、シリアルセレクタ302の最初の選択
ビット(選択番地)が指定される。
がると、アドレスバッファ回路400によりストローブ
された内部列アドレス信号がアドレスポインタ410に
ロードされる。この内部列アドレス信号が開始アドレス
信号400cとしてシリアルセレクタ302に与えられ
る。それにより、シリアルセレクタ302の最初の選択
ビット(選択番地)が指定される。
【0041】その後は、外部クロック信号SCが変化す
るごとに、SCバッファ&シフトクロック発生回路40
2によりシリアルセレクタ302の選択番地が1ずつ増
分される。その結果、外部データ入出力端子505に与
えられる書込データがSAM入出力バッファ回路303
に含まれる入力回路を介してシリアルセレクタ302の
選択番地に順次入力される。
るごとに、SCバッファ&シフトクロック発生回路40
2によりシリアルセレクタ302の選択番地が1ずつ増
分される。その結果、外部データ入出力端子505に与
えられる書込データがSAM入出力バッファ回路303
に含まれる入力回路を介してシリアルセレクタ302の
選択番地に順次入力される。
【0042】上記のように、シリアルレジスタ300へ
のデータの書込およびシリアルレジスタ300からのデ
ータの読出は、外部クロック信号SCに応答して行なわ
れる。この場合、通常のダイナミックRAMのように行
選択動作および列選択動作を行なう必要はなく、SAM
ポート30へのアクセス時間は10nsないし30ns
と高速である。そのため、デュアルポートメモリは、大
量のデータを処理する必要がある画像処理分野において
幅広く用いられている。
のデータの書込およびシリアルレジスタ300からのデ
ータの読出は、外部クロック信号SCに応答して行なわ
れる。この場合、通常のダイナミックRAMのように行
選択動作および列選択動作を行なう必要はなく、SAM
ポート30へのアクセス時間は10nsないし30ns
と高速である。そのため、デュアルポートメモリは、大
量のデータを処理する必要がある画像処理分野において
幅広く用いられている。
【0043】近年、ダイナミックRAM(以下、DRA
Mと呼ぶ)のメモリアレイ部は、1Mビット、4Mビッ
ト、16Mビットというように大きくなり、消費電力の
増大が1つの問題としてよく取上げられている。
Mと呼ぶ)のメモリアレイ部は、1Mビット、4Mビッ
ト、16Mビットというように大きくなり、消費電力の
増大が1つの問題としてよく取上げられている。
【0044】図12は、DRAMの分割動作を説明する
ための図である。DRAMの分割動作は、消費電力増大
の問題を解決するために有効な1つの方法である。
ための図である。DRAMの分割動作は、消費電力増大
の問題を解決するために有効な1つの方法である。
【0045】図12は1Mビットの記憶容量を有するメ
モリアレイ1100を2分の1の記憶容量を有する2つ
のブロックに分割した例である。図12には、図1のメ
モリアレイ領域ARの実際の配置が示される。
モリアレイ1100を2分の1の記憶容量を有する2つ
のブロックに分割した例である。図12には、図1のメ
モリアレイ領域ARの実際の配置が示される。
【0046】図12において、メモリアレイ1100
は、2つのメモリアレイブロック1100a,1100
bに分割される。それらのメモリアレイブロック110
0a,1100b間にシリアルレジスタ3000が配置
される。メモリアレイブロック1100aに対応してセ
ンスアンプ回路1200aが設けられ、メモリアレイブ
ロック1100bに対応してセンスアンプ回路1200
bが設けられる。
は、2つのメモリアレイブロック1100a,1100
bに分割される。それらのメモリアレイブロック110
0a,1100b間にシリアルレジスタ3000が配置
される。メモリアレイブロック1100aに対応してセ
ンスアンプ回路1200aが設けられ、メモリアレイブ
ロック1100bに対応してセンスアンプ回路1200
bが設けられる。
【0047】メモリアレイ1100が図11に示される
メモリアレイ100に相当し、シリアルレジスタ300
0が図11に示されるシリアルレジスタ300に相当す
る。また、センスアンプ回路1200a,1200bが
図11に示されるセンスアンプ回路105に相当する。
メモリアレイ100に相当し、シリアルレジスタ300
0が図11に示されるシリアルレジスタ300に相当す
る。また、センスアンプ回路1200a,1200bが
図11に示されるセンスアンプ回路105に相当する。
【0048】メモリアレイ1100の分割は、メモリア
レイブロック1100a,1100bが列方向に配列さ
れるように行なわれる。それにより、メモリアレイブロ
ック1100aは0行から255行まで(X0〜X25
5)のメモリセルを含み、メモリアレイブロック110
0bは256行から511行まで(X256〜X51
1)のメモリセルを含む。
レイブロック1100a,1100bが列方向に配列さ
れるように行なわれる。それにより、メモリアレイブロ
ック1100aは0行から255行まで(X0〜X25
5)のメモリセルを含み、メモリアレイブロック110
0bは256行から511行まで(X256〜X51
1)のメモリセルを含む。
【0049】たとえば、行選択線(ワード線)1010
が活性化されると、この行選択線1010に接続される
1行分のメモリセルからデータが読出され、その1行分
のデータがセンスアンプ回路1200aにより増幅され
る。この場合、メモリアレイブロック1100aに対応
するセンスアンプ回路1200aが動作し、メモリアレ
イブロック1100bに対応するセンスアンプ回路12
00bは動作しない。すなわち、1/2分割動作が行な
われる。この手法は1MビットのDRAMですでに用い
られており、公知である。
が活性化されると、この行選択線1010に接続される
1行分のメモリセルからデータが読出され、その1行分
のデータがセンスアンプ回路1200aにより増幅され
る。この場合、メモリアレイブロック1100aに対応
するセンスアンプ回路1200aが動作し、メモリアレ
イブロック1100bに対応するセンスアンプ回路12
00bは動作しない。すなわち、1/2分割動作が行な
われる。この手法は1MビットのDRAMですでに用い
られており、公知である。
【0050】このようにして、DRAMにおける消費電
力が低減される。
力が低減される。
【0051】
【発明が解決しようとする課題】ここで、1/4分割動
作を行なうメモリアレイを有するDRAMをデュアルポ
ートメモリに適用した場合の構成を考察する。図13、
図14および図15は、1/4分割動作を行なうメモリ
アレイをデュアルポートメモリに適用した場合に考え得
る構成の例を示すブロック図である。
作を行なうメモリアレイを有するDRAMをデュアルポ
ートメモリに適用した場合の構成を考察する。図13、
図14および図15は、1/4分割動作を行なうメモリ
アレイをデュアルポートメモリに適用した場合に考え得
る構成の例を示すブロック図である。
【0052】まず、図13において、メモリアレイ11
00は、4つのメモリアレイブロック1100a,11
00b,1100c,1100dに分割される。メモリ
アレイブロック1100aは0行から127行までのメ
モリセルを含み、メモリアレイブロック1100bは1
28行から255行までのメモリセルを含み、メモリア
レイブロック1100cは256行から383行までの
メモリセルを含み、メモリアレイブロック1100dは
384行から511行までのメモリセルを含む。
00は、4つのメモリアレイブロック1100a,11
00b,1100c,1100dに分割される。メモリ
アレイブロック1100aは0行から127行までのメ
モリセルを含み、メモリアレイブロック1100bは1
28行から255行までのメモリセルを含み、メモリア
レイブロック1100cは256行から383行までの
メモリセルを含み、メモリアレイブロック1100dは
384行から511行までのメモリセルを含む。
【0053】メモリアレイブロック1100aの側部に
シリアルレジスタ1300aが配置され、メモリアレイ
ブロック1100b,1100c間にシリアルレジスタ
1300bが配置され、メモリアレイブロック1100
dの側部にシリアルレジスタ1300cが配置される。
また、メモリアレイブロック1100a,1100b間
にセンスアンプ回路1200aが配置され、メモリアレ
イブロック1100c,1100d間にセンスアンプ回
路1200bが配置される。
シリアルレジスタ1300aが配置され、メモリアレイ
ブロック1100b,1100c間にシリアルレジスタ
1300bが配置され、メモリアレイブロック1100
dの側部にシリアルレジスタ1300cが配置される。
また、メモリアレイブロック1100a,1100b間
にセンスアンプ回路1200aが配置され、メモリアレ
イブロック1100c,1100d間にセンスアンプ回
路1200bが配置される。
【0054】センスアンプ回路1200a,1200b
としては、占有面積を低減するために、たとえば特公昭
61−46918号および特公昭62−55234号に
より公知のシェアドセンスアンプ回路が用いられる。シ
ェアドセンスアンプ回路1200aはメモリアレイブロ
ック1100a,1100bのために動作し、シェアド
センスアンプ回路1200bはメモリアレイブロック1
100c,1100dのために動作する。
としては、占有面積を低減するために、たとえば特公昭
61−46918号および特公昭62−55234号に
より公知のシェアドセンスアンプ回路が用いられる。シ
ェアドセンスアンプ回路1200aはメモリアレイブロ
ック1100a,1100bのために動作し、シェアド
センスアンプ回路1200bはメモリアレイブロック1
100c,1100dのために動作する。
【0055】図13の例では、シリアルレジスタを1箇
所に配置することは不可能であり、3つの場所に配置さ
れる。
所に配置することは不可能であり、3つの場所に配置さ
れる。
【0056】図14においては、シリアルレジスタ13
00aがメモリアレイブロック1100a,1100b
間に配置され、シリアルレジスタ1300bがメモリア
レイブロック1100c,1100d間に配置される。
また、センスアンプ回路1200aがメモリアレイブロ
ック1100aの側部に配置され、センスアンプ回路1
200bがメモリアレイブロック1100b,1100
c間に配置され、センスアンプ回路1200cがメモリ
アレイブロック1100dの側部に配置される。
00aがメモリアレイブロック1100a,1100b
間に配置され、シリアルレジスタ1300bがメモリア
レイブロック1100c,1100d間に配置される。
また、センスアンプ回路1200aがメモリアレイブロ
ック1100aの側部に配置され、センスアンプ回路1
200bがメモリアレイブロック1100b,1100
c間に配置され、センスアンプ回路1200cがメモリ
アレイブロック1100dの側部に配置される。
【0057】図14の例においては、シリアルレジスタ
が2つの場所に配置される。図15においては、センス
アンプ回路1200aおよびシリアルレジスタ1300
aがメモリブロック1100a,1100b間に配置さ
れ、センスアンプ回路1200bおよびシリアルレジス
タ1300bがメモリアレイブロック1100c,11
00d間に配置される。
が2つの場所に配置される。図15においては、センス
アンプ回路1200aおよびシリアルレジスタ1300
aがメモリブロック1100a,1100b間に配置さ
れ、センスアンプ回路1200bおよびシリアルレジス
タ1300bがメモリアレイブロック1100c,11
00d間に配置される。
【0058】図15の例においても、シリアルレジスタ
は2つの場所に配置される。図12の1/2分割動作を
行なうメモリアレイを用いたデュアルポートメモリで
は、図16に示されるように、メモリアレイ1100の
任意の行からシリアルレジスタ1300にデータを転送
することができ、シリアルレジスタ1300からメモリ
アレイ1100の任意の行へデータを転送することがで
きる。
は2つの場所に配置される。図12の1/2分割動作を
行なうメモリアレイを用いたデュアルポートメモリで
は、図16に示されるように、メモリアレイ1100の
任意の行からシリアルレジスタ1300にデータを転送
することができ、シリアルレジスタ1300からメモリ
アレイ1100の任意の行へデータを転送することがで
きる。
【0059】しかしながら、1/4分割動作を行なうメ
モリアレイを有するデュアルポートメモリでは、データ
の転送方法が制限される。
モリアレイを有するデュアルポートメモリでは、データ
の転送方法が制限される。
【0060】図13の構成では、メモリアレイブロック
1100aは、シリアルレジスタ1300aにのみデー
タを転送することができ、シリアルレジスタ1300
b,1300cへはデータを転送することができない。
なぜならば、メモリアレイブロック1100aが動作し
ているときはメモリアレイブロック1100b,110
0c,1100dは非活性状態にあり、動作中のメモリ
アレイブロック1100aにはシリアルレジスタ130
0aのみが接続されるからである。
1100aは、シリアルレジスタ1300aにのみデー
タを転送することができ、シリアルレジスタ1300
b,1300cへはデータを転送することができない。
なぜならば、メモリアレイブロック1100aが動作し
ているときはメモリアレイブロック1100b,110
0c,1100dは非活性状態にあり、動作中のメモリ
アレイブロック1100aにはシリアルレジスタ130
0aのみが接続されるからである。
【0061】同じ理由で、メモリアレイブロック110
0b,1100cは、シリアルレジスタ1300bにの
みデータを転送することができ、メモリアレイブロック
1100dは、シリアルレジスタ1300cにのみデー
タを転送することができる。
0b,1100cは、シリアルレジスタ1300bにの
みデータを転送することができ、メモリアレイブロック
1100dは、シリアルレジスタ1300cにのみデー
タを転送することができる。
【0062】逆に、シリアルレジスタ1300aは、メ
モリアレイブロック1100aにのみデータを転送する
ことができ、シリアルレジスタ1300bは、メモリア
レイブロック1100b,1100cにのみデータを転
送することができ、シリアルレジスタ1300cは、メ
モリアレイブロック1100dにのみデータを転送する
ことができる。上記以外のデータの転送は不可能であ
る。
モリアレイブロック1100aにのみデータを転送する
ことができ、シリアルレジスタ1300bは、メモリア
レイブロック1100b,1100cにのみデータを転
送することができ、シリアルレジスタ1300cは、メ
モリアレイブロック1100dにのみデータを転送する
ことができる。上記以外のデータの転送は不可能であ
る。
【0063】一方、図14および図15に示される構成
では、図18に示されるように、メモリアレイブロック
1100a,1100bは、シリアルレジスタ1300
aにのみデータを転送することができ,メモリアレイブ
ロック1100c,1100dは、シリアルレジスタ1
300bにのみデータを転送することができる。
では、図18に示されるように、メモリアレイブロック
1100a,1100bは、シリアルレジスタ1300
aにのみデータを転送することができ,メモリアレイブ
ロック1100c,1100dは、シリアルレジスタ1
300bにのみデータを転送することができる。
【0064】逆に、シリアルレジスタ1300aは、メ
モリアレイブロック1100a,1100bにのみデー
タを転送することができ、シリアルレジスタ1300b
は、メモリアレイブロック1100c,1100dにの
みデータを転送することができる。
モリアレイブロック1100a,1100bにのみデー
タを転送することができ、シリアルレジスタ1300b
は、メモリアレイブロック1100c,1100dにの
みデータを転送することができる。
【0065】上記のように、従来のデュアルポートメモ
リでは、1/4分割動作を行なうメモリアレイを用いる
と、物理的に離れた位置に配置されたメモリアレイブロ
ックとシリアルレジスタとの間でのデータ転送は不可能
である。このように、メモリアレイに1/4分割動作,
1/8分割動作等を適用すると、RAMポートおよびS
AMポート間のデータ転送に制限が生じる。DRAMの
容量が4Mビット、16Mビット、64Mビットという
ように増大するにつれて、このようなデータ転送の制限
は深刻な問題となる。
リでは、1/4分割動作を行なうメモリアレイを用いる
と、物理的に離れた位置に配置されたメモリアレイブロ
ックとシリアルレジスタとの間でのデータ転送は不可能
である。このように、メモリアレイに1/4分割動作,
1/8分割動作等を適用すると、RAMポートおよびS
AMポート間のデータ転送に制限が生じる。DRAMの
容量が4Mビット、16Mビット、64Mビットという
ように増大するにつれて、このようなデータ転送の制限
は深刻な問題となる。
【0066】また、図11の従来のデュアルポートメモ
リ1では、メモリアレイ100からシリアルレジスタ3
00へのデータの転送時に、センスアンプ回路105
は、ビット線等からなる過大な負荷を充放電しなければ
ならない。そのため、このような負荷の充放電によって
センスアンプ回路105が不安定な状態になり、安定な
状態に復帰するまでに時間を要する。さらに、センスア
ンプ回路105がノイズ等を受けると、それがトリガと
なってデータが反転するような誤動作が生じる。
リ1では、メモリアレイ100からシリアルレジスタ3
00へのデータの転送時に、センスアンプ回路105
は、ビット線等からなる過大な負荷を充放電しなければ
ならない。そのため、このような負荷の充放電によって
センスアンプ回路105が不安定な状態になり、安定な
状態に復帰するまでに時間を要する。さらに、センスア
ンプ回路105がノイズ等を受けると、それがトリガと
なってデータが反転するような誤動作が生じる。
【0067】また、図11の従来のデュアルポートメモ
リ1では、シリアルレジスタ300からメモリアレイ1
00に転送されたデータをセンスアンプ回路105が増
幅する期間中は、シリアルレジスタ300に外部からデ
ータを書込むことができない。そのため、シリアルレジ
スタ300へのアクセス時間が長くなるという問題があ
る。
リ1では、シリアルレジスタ300からメモリアレイ1
00に転送されたデータをセンスアンプ回路105が増
幅する期間中は、シリアルレジスタ300に外部からデ
ータを書込むことができない。そのため、シリアルレジ
スタ300へのアクセス時間が長くなるという問題があ
る。
【0068】この発明の目的は、分割動作を行なうメモ
リアレイを有するデュアルポートメモリにおいて、シリ
アルレジスタと任意のメモリブロックとの間でデータを
転送することを可能にすることである。
リアレイを有するデュアルポートメモリにおいて、シリ
アルレジスタと任意のメモリブロックとの間でデータを
転送することを可能にすることである。
【0069】この発明の他の目的は、メモリアレイから
シリアルレジスタへのデータ転送時に、センスアンプ回
路の安定な動作を確保しつつメモリアレイからシリアル
レジスタへの転送時間を短縮することである。
シリアルレジスタへのデータ転送時に、センスアンプ回
路の安定な動作を確保しつつメモリアレイからシリアル
レジスタへの転送時間を短縮することである。
【0070】この発明のさらに他の目的は、シリアルレ
ジスタからメモリアレイへのデータの転送時に、シリア
ルレジスタへの書込が禁止される期間を最小にすること
である。
ジスタからメモリアレイへのデータの転送時に、シリア
ルレジスタへの書込が禁止される期間を最小にすること
である。
【0071】
【課題を解決するための手段】第1の発明にかかるデュ
アルポートメモリは、第1のメモリアレイ、増幅手段、
第2のメモリアレイ、および転送手段を備える。
アルポートメモリは、第1のメモリアレイ、増幅手段、
第2のメモリアレイ、および転送手段を備える。
【0072】第1のメモリアレイは、複数行および複数
列に配列された複数のメモリセルを含み、複数のブロッ
クに分割される。増幅手段は、隣接する2つのブロック
間に配置され、複数のブロックのいずれかから読出され
た1行分のデータまたは複数のブロックのいずれかに書
込まれるべき1行分のデータを増幅する。第2のメモリ
アレイは、1行に配列された複数のメモリセルを含む。
転送手段は、第1のメモリアレイと第2のメモリアレイ
との間で1行分のデータを転送する。
列に配列された複数のメモリセルを含み、複数のブロッ
クに分割される。増幅手段は、隣接する2つのブロック
間に配置され、複数のブロックのいずれかから読出され
た1行分のデータまたは複数のブロックのいずれかに書
込まれるべき1行分のデータを増幅する。第2のメモリ
アレイは、1行に配列された複数のメモリセルを含む。
転送手段は、第1のメモリアレイと第2のメモリアレイ
との間で1行分のデータを転送する。
【0073】第1のメモリアレイの複数のブロックおよ
び第2のメモリアレイは共通の列に配列される。転送手
段は、複数の転送線、第1の転送制御手段および第2の
転送制御手段を含む。複数の転送線は、複数のブロック
のいずれかを縦断するように配列される。第1の転送制
御手段は、増幅手段と複数の転送線との間のデータ転送
を制御する。第2の転送制御手段は、複数の転送線と第
2のメモリアレイとの間のデータ転送を制御する。
び第2のメモリアレイは共通の列に配列される。転送手
段は、複数の転送線、第1の転送制御手段および第2の
転送制御手段を含む。複数の転送線は、複数のブロック
のいずれかを縦断するように配列される。第1の転送制
御手段は、増幅手段と複数の転送線との間のデータ転送
を制御する。第2の転送制御手段は、複数の転送線と第
2のメモリアレイとの間のデータ転送を制御する。
【0074】第2の発明にかかるデュアルポートメモリ
は、第1の選択手段、第2の選択手段および第3の選択
手段をさらに備える。
は、第1の選択手段、第2の選択手段および第3の選択
手段をさらに備える。
【0075】第1の選択手段は、データの書込または読
出のために第1のメモリアレイの複数行のいずれかを選
択する。第2の選択手段は、データの書込または読出の
ために第1のメモリアレイの複数列のいずれかを選択す
る。第3の選択手段は、データの書込または読出のため
に第2のメモリアレイの複数のメモリセルを順次選択す
る。転送手段は、第1のメモリアレイにおいて第1の選
択手段により選択された1行のメモリセルと第2のメモ
リアレイとの間でデータを転送する。
出のために第1のメモリアレイの複数行のいずれかを選
択する。第2の選択手段は、データの書込または読出の
ために第1のメモリアレイの複数列のいずれかを選択す
る。第3の選択手段は、データの書込または読出のため
に第2のメモリアレイの複数のメモリセルを順次選択す
る。転送手段は、第1のメモリアレイにおいて第1の選
択手段により選択された1行のメモリセルと第2のメモ
リアレイとの間でデータを転送する。
【0076】第3の発明にかかるデュアルポートメモリ
においては、複数のブロックが第1および第2のブロッ
クを含む。増幅手段は第1および第2のブロック間に配
置される。第3の発明にかかるデュアルポートメモリ
は、選択スイッチ手段をさらに備える。選択スイッチ手
段は、第1および第2のブロックを増幅手段に選択的に
結合させる。
においては、複数のブロックが第1および第2のブロッ
クを含む。増幅手段は第1および第2のブロック間に配
置される。第3の発明にかかるデュアルポートメモリ
は、選択スイッチ手段をさらに備える。選択スイッチ手
段は、第1および第2のブロックを増幅手段に選択的に
結合させる。
【0077】第4の発明にかかるデュアルポートメモリ
は、第1のメモリアレイ、増幅手段、第2のメモリアレ
イ、および転送手段を備える。
は、第1のメモリアレイ、増幅手段、第2のメモリアレ
イ、および転送手段を備える。
【0078】第1のメモリアレイは、複数行および複数
列に配列された複数のメモリセルを含む。増幅手段は、
第1のメモリアレイから読出された1行分のデータまた
は第1のメモリアレイに書込まれるべき1行分のデータ
を増幅する。第2のメモリアレイは、1行に配列された
複数のメモリセルを含む。転送手段は、第1のメモリア
レイと第2のメモリアレイとの間で1行分のデータを転
送する。
列に配列された複数のメモリセルを含む。増幅手段は、
第1のメモリアレイから読出された1行分のデータまた
は第1のメモリアレイに書込まれるべき1行分のデータ
を増幅する。第2のメモリアレイは、1行に配列された
複数のメモリセルを含む。転送手段は、第1のメモリア
レイと第2のメモリアレイとの間で1行分のデータを転
送する。
【0079】転送手段は、増幅手段と第2のメモリアレ
イとの間に接続された複数の転送スイッチ手段、および
複数の転送スイッチ手段を制御する制御手段を含む。
イとの間に接続された複数の転送スイッチ手段、および
複数の転送スイッチ手段を制御する制御手段を含む。
【0080】制御手段は、増幅手段から第2のメモリア
レイへのデータ転送時に、複数の転送スイッチ手段を、
最初は緩やかに、その後急速に活性化する。
レイへのデータ転送時に、複数の転送スイッチ手段を、
最初は緩やかに、その後急速に活性化する。
【0081】第5の発明にかかるデュアルポートメモリ
においては、複数の転送スイッチ手段の各々がトランジ
スタを含む。制御手段は制御信号発生手段を含む。制御
信号発生手段は、各トランジスタを制御する制御信号を
発生する。
においては、複数の転送スイッチ手段の各々がトランジ
スタを含む。制御手段は制御信号発生手段を含む。制御
信号発生手段は、各トランジスタを制御する制御信号を
発生する。
【0082】制御信号は、増幅手段から第2のメモリア
レイへのデータ転送時に、各トランジスタが、最初は緩
やかに、その後急速にオン状態に移行するように、最初
は緩やかに、その後急速に変化する。
レイへのデータ転送時に、各トランジスタが、最初は緩
やかに、その後急速にオン状態に移行するように、最初
は緩やかに、その後急速に変化する。
【0083】第6の発明にかかるデュアルポートメモリ
は、第1のメモリアレイ、第2のメモリアレイ、転送手
段、ダイナミック型記憶手段、および制御手段を備え
る。
は、第1のメモリアレイ、第2のメモリアレイ、転送手
段、ダイナミック型記憶手段、および制御手段を備え
る。
【0084】第1のメモリアレイは、複数行および複数
列に配列された複数のメモリセルを含む。第2のメモリ
アレイは、1行に配列された複数のメモリセルを含む。
転送手段は、第1のメモリアレイと第2のメモリアレイ
との間で1行分のデータを転送する。ダイナミック型記
憶手段は、第1のメモリアレイと転送手段との間に1行
に配列される複数のダイナミック型メモリセルを含む。
列に配列された複数のメモリセルを含む。第2のメモリ
アレイは、1行に配列された複数のメモリセルを含む。
転送手段は、第1のメモリアレイと第2のメモリアレイ
との間で1行分のデータを転送する。ダイナミック型記
憶手段は、第1のメモリアレイと転送手段との間に1行
に配列される複数のダイナミック型メモリセルを含む。
【0085】制御手段は、第2のメモリアレイから第1
のメモリアレイへのデータ転送時に、転送手段およびダ
イナミック型記憶手段を活性化することにより第2のメ
モリアレイから転送手段を介して転送された1行分のデ
ータをダイナミック型記憶手段に一時的に記憶させ、そ
の後、転送手段を非活性にする。
のメモリアレイへのデータ転送時に、転送手段およびダ
イナミック型記憶手段を活性化することにより第2のメ
モリアレイから転送手段を介して転送された1行分のデ
ータをダイナミック型記憶手段に一時的に記憶させ、そ
の後、転送手段を非活性にする。
【0086】第7の発明にかかるデュアルポートメモリ
は、第1の選択手段および増幅手段をさらに備える。
は、第1の選択手段および増幅手段をさらに備える。
【0087】第1の選択手段は、第1のメモリアレイの
複数行のいずれかを選択する。増幅手段は、第1のメモ
リアレイから読出された1行分のデータまたは第1のメ
モリアレイに書込まれるべき1行分のデータを増幅す
る。
複数行のいずれかを選択する。増幅手段は、第1のメモ
リアレイから読出された1行分のデータまたは第1のメ
モリアレイに書込まれるべき1行分のデータを増幅す
る。
【0088】制御手段は、転送手段およびダイナミック
型記憶手段を活性化した後、転送手段を非活性化し、そ
の後増幅手段を活性化し、さらに第1の選択手段を活性
化する。
型記憶手段を活性化した後、転送手段を非活性化し、そ
の後増幅手段を活性化し、さらに第1の選択手段を活性
化する。
【0089】第8の発明にかかるデュアルポートメモリ
は、第2の選択手段および第3の選択手段をさらに備え
る。
は、第2の選択手段および第3の選択手段をさらに備え
る。
【0090】第2の選択手段は、データの書込または読
出のために第1のメモリアレイの複数列のいずれかを選
択する。第3の選択手段は、データの書込または読出の
ために第2のメモリアレイの複数のメモリセルを順次選
択する。
出のために第1のメモリアレイの複数列のいずれかを選
択する。第3の選択手段は、データの書込または読出の
ために第2のメモリアレイの複数のメモリセルを順次選
択する。
【0091】
【作用】第1〜第3の発明にかかるデュアルポートメモ
リにおいては、データ転送時に、複数の転送線を介して
第1のメモリアレイの任意のブロックと第2のメモリア
レイとの間でデータが転送される。複数の転送線が複数
のブロックのいずれかを縦断するように配列されている
ので、物理的に離れた任意のブロックと第2のメモリア
レイとの間でもデータを転送することができる。
リにおいては、データ転送時に、複数の転送線を介して
第1のメモリアレイの任意のブロックと第2のメモリア
レイとの間でデータが転送される。複数の転送線が複数
のブロックのいずれかを縦断するように配列されている
ので、物理的に離れた任意のブロックと第2のメモリア
レイとの間でもデータを転送することができる。
【0092】通常動作時には、複数の転送線は第1の転
送制御手段により増幅手段から切離される。
送制御手段により増幅手段から切離される。
【0093】第4および第5の発明にかかるデュアルポ
ートメモリにおいては、第1のメモリアレイから第2の
メモリアレイへのデータ転送時に、第1の転送制御手段
の複数の転送スイッチが最初は緩やかに活性化される。
それにより、増幅手段が安定に動作する。その後、第1
の転送制御手段の複数のスイッチ手段が急速に活性化さ
れる。それにより、転送時間が短縮される。
ートメモリにおいては、第1のメモリアレイから第2の
メモリアレイへのデータ転送時に、第1の転送制御手段
の複数の転送スイッチが最初は緩やかに活性化される。
それにより、増幅手段が安定に動作する。その後、第1
の転送制御手段の複数のスイッチ手段が急速に活性化さ
れる。それにより、転送時間が短縮される。
【0094】第6〜第8の発明にかかるデュアルポート
メモリにおいては、第2のメモリアレイから第1のメモ
リアレイへのデータ転送時に、第2のメモリアレイから
転送手段を介して転送されたデータがダイナミック型記
憶手段に一時的に記憶され、転送手段が非活性化され
る。その後、ダイナミック型記憶手段に記憶されたデー
タが第1のメモリアレイの任意の行に書込まれる。
メモリにおいては、第2のメモリアレイから第1のメモ
リアレイへのデータ転送時に、第2のメモリアレイから
転送手段を介して転送されたデータがダイナミック型記
憶手段に一時的に記憶され、転送手段が非活性化され
る。その後、ダイナミック型記憶手段に記憶されたデー
タが第1のメモリアレイの任意の行に書込まれる。
【0095】転送手段が非活性化されると、ただちに第
2のメモリアレイにデータを書込むことが可能となる。
したがって、第2のメモリアレイへの書込が禁止される
期間が最小となる。
2のメモリアレイにデータを書込むことが可能となる。
したがって、第2のメモリアレイへの書込が禁止される
期間が最小となる。
【0096】
【実施例】図1は、この発明の一実施例によるデュアル
ポートメモリの全体の構成を示すブロック図である。
ポートメモリの全体の構成を示すブロック図である。
【0097】図1のデュアルポートメモリ1aは、半導
体チップ上に形成される。図1のデュアルポートメモリ
1aが図11のデュアルポートメモリ1と異なるのは、
メモリアレイ領域ARYの構成および内部クロック発生
回路401aの構成が、図11に示されるメモリアレイ
領域ARの構成および内部クロック発生回路401の構
成と異なる点である。その他の部分の構成は、図11に
示される構成と同様である。
体チップ上に形成される。図1のデュアルポートメモリ
1aが図11のデュアルポートメモリ1と異なるのは、
メモリアレイ領域ARYの構成および内部クロック発生
回路401aの構成が、図11に示されるメモリアレイ
領域ARの構成および内部クロック発生回路401の構
成と異なる点である。その他の部分の構成は、図11に
示される構成と同様である。
【0098】図2は、図1に示されるメモリアレイ領域
ARYの構成を詳細に示すブロック図である。図2にお
いて、n行およびm列に配列された複数のダイナミック
型メモリセルを含むメモリアレイが、4つのメモリアレ
イブロック1100a,1100b,1100c,11
00dに分割される。
ARYの構成を詳細に示すブロック図である。図2にお
いて、n行およびm列に配列された複数のダイナミック
型メモリセルを含むメモリアレイが、4つのメモリアレ
イブロック1100a,1100b,1100c,11
00dに分割される。
【0099】メモリアレイブロック1100aは、第0
行から第n/4−1行までのメモリセルを含み、メモリ
アレイブロック1100bは、第n/4行から第2n/
4−1行までのメモリセルを含む。メモリアレイブロッ
ク1100cは、第2n/4行から第3n/4−1行ま
でのメモリセルを含み、メモリアレイブロック1100
dは、第3n/4行から第n−1行までのメモリセルを
含む。
行から第n/4−1行までのメモリセルを含み、メモリ
アレイブロック1100bは、第n/4行から第2n/
4−1行までのメモリセルを含む。メモリアレイブロッ
ク1100cは、第2n/4行から第3n/4−1行ま
でのメモリセルを含み、メモリアレイブロック1100
dは、第3n/4行から第n−1行までのメモリセルを
含む。
【0100】また、メモリアレイブロック1100a,
1100b,1100c,1100dは、m列のメモリ
セルを含む。このように、メモリアレイは、メモリアレ
イブロック1100a,1100b,1100c,11
00dが列方向に配列されるように分割される。メモリ
アレイブロック1100a〜1100dの各々には、複
数行に対応して複数のワード線111が配列され、複数
列に対応して複数のビット線112が配列される。各ワ
ード線111と各ビット線112との交点にメモリセル
110が設けられる。隣接する2つのビット線112が
ビット線対を構成する。
1100b,1100c,1100dは、m列のメモリ
セルを含む。このように、メモリアレイは、メモリアレ
イブロック1100a,1100b,1100c,11
00dが列方向に配列されるように分割される。メモリ
アレイブロック1100a〜1100dの各々には、複
数行に対応して複数のワード線111が配列され、複数
列に対応して複数のビット線112が配列される。各ワ
ード線111と各ビット線112との交点にメモリセル
110が設けられる。隣接する2つのビット線112が
ビット線対を構成する。
【0101】シリアルレジスタ1300は、メモリアレ
イブロック1100b,1100c間に配置される。シ
ェアドセンスアンプ回路1200aはメモリアレイブロ
ック1100a,1100b間に配置され、シェアドセ
ンスアンプ回路1200bはメモリアレイブロック11
00c,1100d間に配置される。
イブロック1100b,1100c間に配置される。シ
ェアドセンスアンプ回路1200aはメモリアレイブロ
ック1100a,1100b間に配置され、シェアドセ
ンスアンプ回路1200bはメモリアレイブロック11
00c,1100d間に配置される。
【0102】また、選択スイッチ回路1400a,13
00aが、メモリアレイブロック1100aとシェアド
センスアンプ回路1200aとの間およびメモリアレイ
ブロック1100bとシェアドセンスアンプ回路120
0aとの間にそれぞれ配置される。選択スイッチ回路1
300b,1400bはメモリアレイブロック1100
cとシェアドセンスアンプ回路1200bとの間および
メモリアレイブロック1100dとシェアドセンスアン
プ回路1200bとの間にそれぞれ配置される。
00aが、メモリアレイブロック1100aとシェアド
センスアンプ回路1200aとの間およびメモリアレイ
ブロック1100bとシェアドセンスアンプ回路120
0aとの間にそれぞれ配置される。選択スイッチ回路1
300b,1400bはメモリアレイブロック1100
cとシェアドセンスアンプ回路1200bとの間および
メモリアレイブロック1100dとシェアドセンスアン
プ回路1200bとの間にそれぞれ配置される。
【0103】さらに、転送スイッチ回路2100a,2
200aが、シリアルレジスタ1300とメモリアレイ
ブロック1100bとの間およびメモリアレイブロック
1100bとシェアドセンスアンプ回路1200aとの
間にそれぞれ配置される。転送スイッチ回路2100
b,2200bは、シリアルレジスタ1300とメモリ
アレイブロック1100cとの間およびメモリアレイブ
ロック1100cとシェアドセンスアンプ回路1200
bとの間にそれぞれ配置される。
200aが、シリアルレジスタ1300とメモリアレイ
ブロック1100bとの間およびメモリアレイブロック
1100bとシェアドセンスアンプ回路1200aとの
間にそれぞれ配置される。転送スイッチ回路2100
b,2200bは、シリアルレジスタ1300とメモリ
アレイブロック1100cとの間およびメモリアレイブ
ロック1100cとシェアドセンスアンプ回路1200
bとの間にそれぞれ配置される。
【0104】DRAMにおいては、まずメモリアレイ内
の行が選択され、次に列が選択される。したがって、行
が選択される時点でメモリアレイブロック1100a〜
1100dのうちどのメモリアレイブロックが活性され
るかが決定される。
の行が選択され、次に列が選択される。したがって、行
が選択される時点でメモリアレイブロック1100a〜
1100dのうちどのメモリアレイブロックが活性され
るかが決定される。
【0105】メモリアレイブロック1100b,110
0cにおいては、複数のビット線対に対応して、複数の
転送用ビット線2000が設けられる。これらの転送用
ビット線2000を介して、シリアルレジスタ1300
とシェアドセンスアンプ回路1200aとの間およびシ
リアルレジスタ1300とシェアドセンスアンプ回路1
200bとの間でデータが転送される。
0cにおいては、複数のビット線対に対応して、複数の
転送用ビット線2000が設けられる。これらの転送用
ビット線2000を介して、シリアルレジスタ1300
とシェアドセンスアンプ回路1200aとの間およびシ
リアルレジスタ1300とシェアドセンスアンプ回路1
200bとの間でデータが転送される。
【0106】図3は、図2に示されるメモリアレイブロ
ック1100bおよびそれに関連する部分を詳細に示す
回路図である。
ック1100bおよびそれに関連する部分を詳細に示す
回路図である。
【0107】メモリアレイブロック1100bは、複数
のワード線111、それらのワード線111に交差する
複数のビット線112、およびそれらの交点に設けられ
るダイナミック型メモリセル110を含む。隣接する2
つのビット線112がビット線対を構成する。複数のビ
ット線対に対応して複数の転送用ビット線2000が設
けられる。
のワード線111、それらのワード線111に交差する
複数のビット線112、およびそれらの交点に設けられ
るダイナミック型メモリセル110を含む。隣接する2
つのビット線112がビット線対を構成する。複数のビ
ット線対に対応して複数の転送用ビット線2000が設
けられる。
【0108】一方、シリアルレジスタ1300は、メモ
リアレイブロック1100b内の複数のビット線対に対
応して、複数のスタティック型メモリセル(データレジ
スタ)310を含む。
リアレイブロック1100b内の複数のビット線対に対
応して、複数のスタティック型メモリセル(データレジ
スタ)310を含む。
【0109】転送スイッチ回路2100aは、Nチャネ
ルMOSトランジスタからなる複数の転送スイッチ21
0を含む。また、転送スイッチ回路2200aは、Nチ
ャネルMOSトランジスタからなる複数の転送スイッチ
220を含む。転送スイッチ210,220のゲートに
は、図1に示される内部クロック発生回路401aから
それぞれ内部転送信号φ211a,φ221aが与えら
れる。
ルMOSトランジスタからなる複数の転送スイッチ21
0を含む。また、転送スイッチ回路2200aは、Nチ
ャネルMOSトランジスタからなる複数の転送スイッチ
220を含む。転送スイッチ210,220のゲートに
は、図1に示される内部クロック発生回路401aから
それぞれ内部転送信号φ211a,φ221aが与えら
れる。
【0110】選択スイッチ回路1300aは、Nチャネ
ルMOSトランジスタからなる複数の選択スイッチ13
0を含む。また、選択スイッチ回路1400aは、Nチ
ャネルMOSトランジスタからなる複数の選択スイッチ
140を含む。選択スイッチ130,140のゲートに
は、図1に示される内部クロック発生回路401aから
スイッチ信号131a,141aがそれぞれ与えられ
る。
ルMOSトランジスタからなる複数の選択スイッチ13
0を含む。また、選択スイッチ回路1400aは、Nチ
ャネルMOSトランジスタからなる複数の選択スイッチ
140を含む。選択スイッチ130,140のゲートに
は、図1に示される内部クロック発生回路401aから
スイッチ信号131a,141aがそれぞれ与えられ
る。
【0111】シェアドセンスアンプ回路1200aは、
複数のセンスアンプ120を含む。複数のセンスアンプ
120は、センスアンプ活性化線1210,1220に
接続される。
複数のセンスアンプ120を含む。複数のセンスアンプ
120は、センスアンプ活性化線1210,1220に
接続される。
【0112】シリアルレジスタ1300の各メモリセル
310は、転送スイッチ210を介して対応する転送用
ビット線2000に接続される。各転送用ビット線20
00は、転送スイッチ220を介して対応するセンスア
ンプ120のセンスノードNS1に接続される。
310は、転送スイッチ210を介して対応する転送用
ビット線2000に接続される。各転送用ビット線20
00は、転送スイッチ220を介して対応するセンスア
ンプ120のセンスノードNS1に接続される。
【0113】また、メモリアレイブロック1100b内
の各ビット線対111,111は選択スイッチ130,
130を介して対応するセンスアンプ120のセンスノ
ードNS1,NS2に接続される。一方、メモリアレイ
ブロック1100a(図3には図示せず)内の各ビット
線対112,112は、選択スイッチ140,140を
介して対応するセンスアンプ120のセンスノードNS
1,NS2に接続される。
の各ビット線対111,111は選択スイッチ130,
130を介して対応するセンスアンプ120のセンスノ
ードNS1,NS2に接続される。一方、メモリアレイ
ブロック1100a(図3には図示せず)内の各ビット
線対112,112は、選択スイッチ140,140を
介して対応するセンスアンプ120のセンスノードNS
1,NS2に接続される。
【0114】次に、図4の波形図を参照しながら図1〜
図3のデュアルポートメモリのリード転送サイクルの動
作を説明する。
図3のデュアルポートメモリのリード転送サイクルの動
作を説明する。
【0115】まず、制御信号/RASの立下がりに応答
して、行デコーダ101によりメモリアレイ内の1行を
選択する。それにより、複数のワード線111のうち1
本が選択され、それが活性状態“H”になる。たとえ
ば、図2のメモリアレイブロック1100a内のワード
線111が選択されたものと仮定する。
して、行デコーダ101によりメモリアレイ内の1行を
選択する。それにより、複数のワード線111のうち1
本が選択され、それが活性状態“H”になる。たとえ
ば、図2のメモリアレイブロック1100a内のワード
線111が選択されたものと仮定する。
【0116】このとき、スイッチ信号131aにより選
択スイッチ回路1300a内の選択スイッチ130がオ
ンし、スイッチ信号141aにより選択スイッチ回路1
400a内の選択スイッチ140はオフする。したがっ
て、メモリアレイブロック1100a内の複数のビット
線対がシェアドセンスアンプ回路1200a内の複数の
センスアンプ120にそれぞれ接続される。
択スイッチ回路1300a内の選択スイッチ130がオ
ンし、スイッチ信号141aにより選択スイッチ回路1
400a内の選択スイッチ140はオフする。したがっ
て、メモリアレイブロック1100a内の複数のビット
線対がシェアドセンスアンプ回路1200a内の複数の
センスアンプ120にそれぞれ接続される。
【0117】選択されたワード線111に接続される1
行分のメモリセル110から対応するビット線112に
それぞれデータ“1”または“0”が読出される。それ
により、データ“1”または“0”に従ってビット線1
12の電位がわずかに“H”または“L”に変化する。
行分のメモリセル110から対応するビット線112に
それぞれデータ“1”または“0”が読出される。それ
により、データ“1”または“0”に従ってビット線1
12の電位がわずかに“H”または“L”に変化する。
【0118】センスクロック信号121,122が活性
化すると、シェアドセンスアンプ回路1200aのみが
活性化される。それにより、メモリアレイブロック11
00b内の各ビット線対上の電位差がそれぞれ増幅され
る。このとき、図2に示されるシェアドセンスアンプ回
路1200bは活性化されない。
化すると、シェアドセンスアンプ回路1200aのみが
活性化される。それにより、メモリアレイブロック11
00b内の各ビット線対上の電位差がそれぞれ増幅され
る。このとき、図2に示されるシェアドセンスアンプ回
路1200bは活性化されない。
【0119】次に、内部転送信号φ221aが緩やかに
立上がる。それにより、転送スイッチ回路2200a内
の複数の転送スイッチ220が緩やかに導通状態に移行
する。それにより、各センスアンプ120のノードNS
1の電位が徐々に対応する転送ビット線2000に伝達
される。そのため、各センスアンプ120により増幅さ
れたデータの反転が防止され、センスアンプ120の安
定な動作が確保される。
立上がる。それにより、転送スイッチ回路2200a内
の複数の転送スイッチ220が緩やかに導通状態に移行
する。それにより、各センスアンプ120のノードNS
1の電位が徐々に対応する転送ビット線2000に伝達
される。そのため、各センスアンプ120により増幅さ
れたデータの反転が防止され、センスアンプ120の安
定な動作が確保される。
【0120】次いで、内部転送信号φ221aが急速に
立上がる。それにより、転送スイッチ回路2200a内
の各転送スイッチ220が速やかに導通状態になる。そ
の結果、各センスアンプ120のノードNS1の電位が
速やかに対応する転送ビット線2000に伝達される。
そのため、データの転送速度が速くなる。
立上がる。それにより、転送スイッチ回路2200a内
の各転送スイッチ220が速やかに導通状態になる。そ
の結果、各センスアンプ120のノードNS1の電位が
速やかに対応する転送ビット線2000に伝達される。
そのため、データの転送速度が速くなる。
【0121】なお、転送用ビット線2000は、データ
転送時のみ使用され、通常の動作時には、転送スイッチ
回路2100a,2200aにより、それぞれシリアル
レジスタ1300およびシェアドセンスアンプ回路12
00aから遮断されている。
転送時のみ使用され、通常の動作時には、転送スイッチ
回路2100a,2200aにより、それぞれシリアル
レジスタ1300およびシェアドセンスアンプ回路12
00aから遮断されている。
【0122】また、転送用ビット線2000はプリチャ
ージ信号2010により予め電源電位Vccの2分の1
のレベルにプリチャージされている。それにより、転送
スイッチ220がオンした時に、転送用ビット線200
0の容量に蓄積された電荷の放電によるセンスアンプ1
20の誤動作が防止される。
ージ信号2010により予め電源電位Vccの2分の1
のレベルにプリチャージされている。それにより、転送
スイッチ220がオンした時に、転送用ビット線200
0の容量に蓄積された電荷の放電によるセンスアンプ1
20の誤動作が防止される。
【0123】転送用ビット線2000の電位が、シリア
ルレジスタ1300内の各メモリセル310のデータを
書換えることができるために十分な電位に達すると、内
部転送信号φ211aが活性状態“H”になる。それに
より、転送スイッチ回路2100a内の各転送スイッチ
210が導通状態になる。その結果、各転送用ビット線
2000の電位がシリアルレジスタ1300内の各メモ
リセル310に伝達される。
ルレジスタ1300内の各メモリセル310のデータを
書換えることができるために十分な電位に達すると、内
部転送信号φ211aが活性状態“H”になる。それに
より、転送スイッチ回路2100a内の各転送スイッチ
210が導通状態になる。その結果、各転送用ビット線
2000の電位がシリアルレジスタ1300内の各メモ
リセル310に伝達される。
【0124】上記のように、行選択、検知および増幅、
転送スイッチ220のわずかなオン、転送スイッチ22
0の完全なオン、転送スイッチ210のオンというシー
ケンスで、メモリアレイブロック1100aからシリア
ルレジスタ1300へのデータ転送が行なわれる。
転送スイッチ220のわずかなオン、転送スイッチ22
0の完全なオン、転送スイッチ210のオンというシー
ケンスで、メモリアレイブロック1100aからシリア
ルレジスタ1300へのデータ転送が行なわれる。
【0125】重要なことは、転送用ビット線2000の
存在によって、メモリアレイブロック1100a〜11
00dのいずれが選択されても1つのシリアルレジスタ
1300のみにデータが転送されるということである。
存在によって、メモリアレイブロック1100a〜11
00dのいずれが選択されても1つのシリアルレジスタ
1300のみにデータが転送されるということである。
【0126】各メモリアレイブロックからシリアルレジ
スタへの転送シーケンスは、選択されるメモリアレイブ
ロックによらず、上記のシーケンスと同様である。
スタへの転送シーケンスは、選択されるメモリアレイブ
ロックによらず、上記のシーケンスと同様である。
【0127】上記のように、内部転送信号φ221aが
2段階に変化するので、ノイズ等の影響でデータが反転
するような誤動作を防止することができ、かつ、センス
アンプが、ビット線および転送用ビット線による過大な
負荷を安定にかつ短時間に充放電することができる。
2段階に変化するので、ノイズ等の影響でデータが反転
するような誤動作を防止することができ、かつ、センス
アンプが、ビット線および転送用ビット線による過大な
負荷を安定にかつ短時間に充放電することができる。
【0128】なお、上記実施例では、内部転送信号φ2
21a,φ221bが2段階に変化しているが、さら
に、内部転送信号φ221a,φ221bが電源電位V
cc以上の電位まで上昇してもよい。このような3段階
の変化により、転送用ビット線2000の電位が接地電
位から電源電位Vccまで完全に振れることができ、転
送マージンが向上する。
21a,φ221bが2段階に変化しているが、さら
に、内部転送信号φ221a,φ221bが電源電位V
cc以上の電位まで上昇してもよい。このような3段階
の変化により、転送用ビット線2000の電位が接地電
位から電源電位Vccまで完全に振れることができ、転
送マージンが向上する。
【0129】このような内部転送信号の2段階または3
段階の変化を、図11に示される従来のデュアルポート
メモリに適用してもよい。この場合も、センスアンプの
安定な動作を確保することができ、かつ転送時間が短縮
される。
段階の変化を、図11に示される従来のデュアルポート
メモリに適用してもよい。この場合も、センスアンプの
安定な動作を確保することができ、かつ転送時間が短縮
される。
【0130】次に、図5の波形図を参照しながら図1〜
図3に示されるデュアルポートメモリのライト転送サイ
クルの動作を説明する。
図3に示されるデュアルポートメモリのライト転送サイ
クルの動作を説明する。
【0131】制御信号/RASの立下がり時に制御記号
/WB;/WEが“L”、制御信号/DT;/OEが
“L”、制御信号/SEが“L”にそれぞれ設定される
と、ライト転送モードが決定される。また、アドレス信
号A0〜Anによってメモリアレイ内の1行が選択され
ると、直ちに内部転送信号φ211a,φ211bのい
ずれか一方が活性化する。
/WB;/WEが“L”、制御信号/DT;/OEが
“L”、制御信号/SEが“L”にそれぞれ設定される
と、ライト転送モードが決定される。また、アドレス信
号A0〜Anによってメモリアレイ内の1行が選択され
ると、直ちに内部転送信号φ211a,φ211bのい
ずれか一方が活性化する。
【0132】メモリアレイブロック1100a,110
0bの1行が選択されると、内部転送信号φ211aが
立上がり、転送スイッチ回路2100a内の各転送スイ
ッチ210がオンする。一方、メモリアレイブロック1
100c,1100dの1行が選択されると、内部転送
信号φ211bが立上がり、転送スイッチ回路2100
b内の各転送スイッチがオンする。
0bの1行が選択されると、内部転送信号φ211aが
立上がり、転送スイッチ回路2100a内の各転送スイ
ッチ210がオンする。一方、メモリアレイブロック1
100c,1100dの1行が選択されると、内部転送
信号φ211bが立上がり、転送スイッチ回路2100
b内の各転送スイッチがオンする。
【0133】ここでは、メモリアレイブロック1100
a内の1行が選択され、内部転送信号φ211aにより
転送スイッチ回路2100a内の各転送スイッチ210
がオンするものと仮定する。この場合、シリアルレジス
タ1300内の各メモリセル310に記憶されたデータ
が、各転送用ビット線2000に伝達され始める。
a内の1行が選択され、内部転送信号φ211aにより
転送スイッチ回路2100a内の各転送スイッチ210
がオンするものと仮定する。この場合、シリアルレジス
タ1300内の各メモリセル310に記憶されたデータ
が、各転送用ビット線2000に伝達され始める。
【0134】一方、メモリアレイブロック1100a内
の1本のワード線111の電位が“H”に立上がる。そ
れにより、そのワード線111に接続されたメモリセル
110のデータがそれぞれ対応するビット線112に読
出され始める。
の1本のワード線111の電位が“H”に立上がる。そ
れにより、そのワード線111に接続されたメモリセル
110のデータがそれぞれ対応するビット線112に読
出され始める。
【0135】各転送用ビット線2000の電位がある程
度“H”または“L”に変化した後、内部転送信号φ2
21aが“H”に立上がる。それにより、転送スイッチ
回路2200a内の各転送スイッチ220がオンし始め
る。
度“H”または“L”に変化した後、内部転送信号φ2
21aが“H”に立上がる。それにより、転送スイッチ
回路2200a内の各転送スイッチ220がオンし始め
る。
【0136】ここで2つの重要な点がある。1つ目の点
はシリアルレジスタ1300内の各メモリセル310か
ら転送用ビット線2000に読出される電荷の量は、メ
モリアレイ内の各メモリセル110からビット線112
に読出される電荷の量よりも大きいことである。2つ目
の点は、転送スイッチ回路2200a内の各転送スイッ
チ220がオンするまでは、各センスアンプ120は活
性化しないことである。この2つの点が満足されない
と、シリアルレジスタ1300からメモリアレイへのデ
ータ転送は不可能になる。
はシリアルレジスタ1300内の各メモリセル310か
ら転送用ビット線2000に読出される電荷の量は、メ
モリアレイ内の各メモリセル110からビット線112
に読出される電荷の量よりも大きいことである。2つ目
の点は、転送スイッチ回路2200a内の各転送スイッ
チ220がオンするまでは、各センスアンプ120は活
性化しないことである。この2つの点が満足されない
と、シリアルレジスタ1300からメモリアレイへのデ
ータ転送は不可能になる。
【0137】したがって、ライト転送サイクルにおいて
のみ、転送スイッチ回路2200a,2200b内の転
送スイッチが内部転送信号φ221a,φ221bによ
りオンするまでシアードセンスアンプ回路1200a,
1200b内の各センスアンプが活性化しないように、
予め論理を構成しておく。
のみ、転送スイッチ回路2200a,2200b内の転
送スイッチが内部転送信号φ221a,φ221bによ
りオンするまでシアードセンスアンプ回路1200a,
1200b内の各センスアンプが活性化しないように、
予め論理を構成しておく。
【0138】このように、各転送用ビット線2000に
シリアルレジスタ1300内の各メモリセル310から
読出された電荷の量が、メモリアレイ内のメモリセル1
10から各ビット線112に読出された電荷の量よりも
大きくなった時点で、転送スイッチ回路2200a内の
転送スイッチ220がオンする。すなわち、リード転送
サイクルとは逆に、転送スイッチ回路2100a内の転
送スイッチ210がオンした後、一定の時間差をおい
て、転送スイッチ回路2200a内の各転送スイッチ2
20がオンする。
シリアルレジスタ1300内の各メモリセル310から
読出された電荷の量が、メモリアレイ内のメモリセル1
10から各ビット線112に読出された電荷の量よりも
大きくなった時点で、転送スイッチ回路2200a内の
転送スイッチ220がオンする。すなわち、リード転送
サイクルとは逆に、転送スイッチ回路2100a内の転
送スイッチ210がオンした後、一定の時間差をおい
て、転送スイッチ回路2200a内の各転送スイッチ2
20がオンする。
【0139】その後、各センスアンプ120がセンスク
ロック信号121により活性化されると、各センスアン
プ120は、選択されたワード線111に接続されたメ
モリセル110から読出されたデータを増幅するのでは
なく、シリアルレジスタ1300内の各メモリセル31
0から読出されたデータを増幅する。その増幅された各
データは、対応するメモリセル110に書込まれる。そ
れにより、シリアルレジスタ1300からメモリアレイ
ブロック1100aへのデータ転送が完了する。
ロック信号121により活性化されると、各センスアン
プ120は、選択されたワード線111に接続されたメ
モリセル110から読出されたデータを増幅するのでは
なく、シリアルレジスタ1300内の各メモリセル31
0から読出されたデータを増幅する。その増幅された各
データは、対応するメモリセル110に書込まれる。そ
れにより、シリアルレジスタ1300からメモリアレイ
ブロック1100aへのデータ転送が完了する。
【0140】上記のように、転送スイッチ210のオ
ン、転送スイッチ220のオン、検知および増幅という
シーケンスで、シリアルレジスタ1300からメモリア
レイブロック1100aへのデータ転送が行なわれる。
ン、転送スイッチ220のオン、検知および増幅という
シーケンスで、シリアルレジスタ1300からメモリア
レイブロック1100aへのデータ転送が行なわれる。
【0141】図6は、リード転送サイクルにおける内部
転送信号φ221a,φ221bを発生するための内部
転送信号発生回路(転送ゲートブースト回路)の構成を
示す回路図である。また、図7は、図6の内部転送信号
発生回路の動作を説明するための波形図である。
転送信号φ221a,φ221bを発生するための内部
転送信号発生回路(転送ゲートブースト回路)の構成を
示す回路図である。また、図7は、図6の内部転送信号
発生回路の動作を説明するための波形図である。
【0142】図6において、入力信号φaが、センスク
ロック信号121に相当し、出力信号φbが内部転送信
号φ221aまたは内部転送信号φ221bに相当す
る。
ロック信号121に相当し、出力信号φbが内部転送信
号φ221aまたは内部転送信号φ221bに相当す
る。
【0143】この内部転送信号発生回路は、インバータ
G1,G2、NチャネルMOSトランジスタN1,N
2、PチャネルMOSトランジスタP1およびキャパシ
タC1を含む。ノードn1とノードn2との間に3つの
インバータG1が接続され、ノードn2とノードn3と
の間にトランジスタP1,N1,N2からなる回路が接
続される。また、ノードn2とノードn4との間に3つ
のインバータG2およびキャパシタC1が接続される。
ノードn1に入力信号φaが与えられ、ノードn3から
出力信号φbが出力される。
G1,G2、NチャネルMOSトランジスタN1,N
2、PチャネルMOSトランジスタP1およびキャパシ
タC1を含む。ノードn1とノードn2との間に3つの
インバータG1が接続され、ノードn2とノードn3と
の間にトランジスタP1,N1,N2からなる回路が接
続される。また、ノードn2とノードn4との間に3つ
のインバータG2およびキャパシタC1が接続される。
ノードn1に入力信号φaが与えられ、ノードn3から
出力信号φbが出力される。
【0144】図7に示すように、入力信号φaが立上が
ると、3つのインバータG1による遅延時間t1の後、
出力信号φbが緩やかに立上がる。3つのインバータG
2による遅延時間t2の後、出力信号φbが急速に立上
がる。
ると、3つのインバータG1による遅延時間t1の後、
出力信号φbが緩やかに立上がる。3つのインバータG
2による遅延時間t2の後、出力信号φbが急速に立上
がる。
【0145】このように、図6に示す内部転送信号発生
回路により、リード転送サイクルにおける内部転送信号
φ221a,φ221bが作成される。
回路により、リード転送サイクルにおける内部転送信号
φ221a,φ221bが作成される。
【0146】図8は、この発明の第2の実施例によるデ
ュアルポートメモリの主要部の構成を示す回路図であ
る。この実施例のデュアルポートメモリの全体の構成
は、図8に示される回路を除いて、図11および図12
に示される構成と同様である。
ュアルポートメモリの主要部の構成を示す回路図であ
る。この実施例のデュアルポートメモリの全体の構成
は、図8に示される回路を除いて、図11および図12
に示される構成と同様である。
【0147】図8において、メモリアレイ100は、複
数のビット線対BLa,BLb、それらのビット線対に
交差する複数のワード線WL0〜WLn、およびそれら
の交点に設けられる複数のメモリセルMCを含む。
数のビット線対BLa,BLb、それらのビット線対に
交差する複数のワード線WL0〜WLn、およびそれら
の交点に設けられる複数のメモリセルMCを含む。
【0148】センスアンプ回路105は、複数のビット
線対BLa,BLbに対応して複数のセンスアンプSA
を含む。また、転送回路200は、複数のビット線対B
La,BLbに対応して、NチャネルMOSトランジス
タからなる複数組のトランフファゲートTGを含む。シ
リアルレジスタ300は、複数組のビット線対BLa,
BLbに対応して、複数のスタティック型メモリセルS
Rを含む。
線対BLa,BLbに対応して複数のセンスアンプSA
を含む。また、転送回路200は、複数のビット線対B
La,BLbに対応して、NチャネルMOSトランジス
タからなる複数組のトランフファゲートTGを含む。シ
リアルレジスタ300は、複数組のビット線対BLa,
BLbに対応して、複数のスタティック型メモリセルS
Rを含む。
【0149】メモリアレイ100と転送回路200との
間に、ダイナミック型記憶回路150が配置される。ダ
イナミック型記憶回路150は、複数組のビット線対B
La,BLbに対応して、複数のダイナミック型ストレ
ージセルDSCを含む。各ダイナミック型ストレージセ
ルDSCは、NチャネルMOSトランジスタTsおよび
キャパシタCsを含む。各トランジスタTsは、対応す
るビット線BLaと対応するキャパシタCsとの間に接
続される。
間に、ダイナミック型記憶回路150が配置される。ダ
イナミック型記憶回路150は、複数組のビット線対B
La,BLbに対応して、複数のダイナミック型ストレ
ージセルDSCを含む。各ダイナミック型ストレージセ
ルDSCは、NチャネルMOSトランジスタTsおよび
キャパシタCsを含む。各トランジスタTsは、対応す
るビット線BLaと対応するキャパシタCsとの間に接
続される。
【0150】転送回路200内の各トランスファゲート
TGには、内部クロック発生回路401bからデータ転
送信号DTが与えられる。また、ダイナミック型記憶回
路150内の各トランジスタTsのゲートには、内部ク
ロック発生回路401bから活性化信号RTが与えられ
る。
TGには、内部クロック発生回路401bからデータ転
送信号DTが与えられる。また、ダイナミック型記憶回
路150内の各トランジスタTsのゲートには、内部ク
ロック発生回路401bから活性化信号RTが与えられ
る。
【0151】次に、図9の波形図を参照しながら、図8
のデュアルポートメモリにおけるライト転送サイクルの
動作を説明する。
のデュアルポートメモリにおけるライト転送サイクルの
動作を説明する。
【0152】シリアルレジスタ300内の各メモリセル
SRは、フリップフロップで構成されるので、2つの安
定状態を有する。メモリセルSRが2つの安定状態の一
方にあるときにデータ“H”が記憶されると定義する。
また、メモリセルSRが2つの安定状態の他方にあると
きにデータ“L”が記憶されると定義する。
SRは、フリップフロップで構成されるので、2つの安
定状態を有する。メモリセルSRが2つの安定状態の一
方にあるときにデータ“H”が記憶されると定義する。
また、メモリセルSRが2つの安定状態の他方にあると
きにデータ“L”が記憶されると定義する。
【0153】まず、活性化信号RTが立上がる。それに
より、各ダイナミック型ストレージセルDSC内のトラ
ンジスタTsがオンし、キャパシタCsが対応するビッ
ト線BLaに結合される。このとき各ダイナミック型ス
トレージセルDSCに記憶されているデータは、以後の
動作とは無関係である。
より、各ダイナミック型ストレージセルDSC内のトラ
ンジスタTsがオンし、キャパシタCsが対応するビッ
ト線BLaに結合される。このとき各ダイナミック型ス
トレージセルDSCに記憶されているデータは、以後の
動作とは無関係である。
【0154】次に、データ転送信号DTが立上がる。そ
れにより、転送回路200内の各トランスファゲートT
Gがオンする。その結果、シリアルレジスタ300内の
各メモリセルSRがビット線BLaを介して対応するダ
イナミック型ストレージセルDSC内のキャパシタCs
に結合される。
れにより、転送回路200内の各トランスファゲートT
Gがオンする。その結果、シリアルレジスタ300内の
各メモリセルSRがビット線BLaを介して対応するダ
イナミック型ストレージセルDSC内のキャパシタCs
に結合される。
【0155】それにより、各メモリセルSR内のデータ
が、トランスファゲートTGを介して、対応するダイナ
ミック型ストレージセルDSCに転送される。所定の転
送時間tの後、データ転送信号DTが立下がる。したが
って、各メモリセルSRが、メモリアレイ100内の各
ビット線対BLa,BLbから電気的に切離される。そ
の結果、シリアルレジスタ300内の各メモリセルSR
に、外部データを書込むことが可能となる。
が、トランスファゲートTGを介して、対応するダイナ
ミック型ストレージセルDSCに転送される。所定の転
送時間tの後、データ転送信号DTが立下がる。したが
って、各メモリセルSRが、メモリアレイ100内の各
ビット線対BLa,BLbから電気的に切離される。そ
の結果、シリアルレジスタ300内の各メモリセルSR
に、外部データを書込むことが可能となる。
【0156】なお、図9に示される転送時間tは、各ダ
イナミック型ストレージセルDSC内の微小容量を充電
するために必要な時間である。したがって、この転送時
間tは、極めて短く設定することができる。
イナミック型ストレージセルDSC内の微小容量を充電
するために必要な時間である。したがって、この転送時
間tは、極めて短く設定することができる。
【0157】その後、時間T1において、センスアンプ
SAが活性化される。それにより、ダイナミック型スト
レージセルDSCに記憶されたデータが、センスアンプ
SAにより増幅される。その後、たとえばワード線WL
0が活性化されると、センスアンプSAにより増幅され
た1行分のデータが、そのワード線WL0に接続される
メモリセルMCにそれぞれ書込まれる。このようにし
て、シリアルレジスタ300からメモリアレイ100内
の1行へのデータ転送が完了する。
SAが活性化される。それにより、ダイナミック型スト
レージセルDSCに記憶されたデータが、センスアンプ
SAにより増幅される。その後、たとえばワード線WL
0が活性化されると、センスアンプSAにより増幅され
た1行分のデータが、そのワード線WL0に接続される
メモリセルMCにそれぞれ書込まれる。このようにし
て、シリアルレジスタ300からメモリアレイ100内
の1行へのデータ転送が完了する。
【0158】リード転送サイクルの動作および通常の読
出および書込動作は、図11および図12に示されるデ
ュアルポートメモリの動作と同様である。
出および書込動作は、図11および図12に示されるデ
ュアルポートメモリの動作と同様である。
【0159】図8に示される実施例を、図1〜図3に示
されるデュアルポートメモリに適用することも可能であ
る。
されるデュアルポートメモリに適用することも可能であ
る。
【0160】
【発明の効果】第1〜第3の発明によれば、複数の転送
線が第1のメモリアレイの複数のブロックのいずれかを
縦断するように配列されているので、第1のメモリアレ
イのブロックと第2のメモリアレイとが物理的に離れて
いても、第1のメモリアレイの任意のブロックと第2の
メモリアレイとの間でデータを転送することができる。
線が第1のメモリアレイの複数のブロックのいずれかを
縦断するように配列されているので、第1のメモリアレ
イのブロックと第2のメモリアレイとが物理的に離れて
いても、第1のメモリアレイの任意のブロックと第2の
メモリアレイとの間でデータを転送することができる。
【0161】したがって、第1のメモリアレイがどのよ
うな分割動作を行なっても、第1のメモリアレイと第2
のメモリアレイとの間でデータ転送が可能となる。
うな分割動作を行なっても、第1のメモリアレイと第2
のメモリアレイとの間でデータ転送が可能となる。
【0162】第4および第5の発明によれば、第1のメ
モリアレイから第2のメモリアレイへのデータ転送時
に、転送手段の複数の転送スイッチ手段が2段階で活性
化されるので、増幅手段の安定な動作を確保することが
でき、かつ転送速度を高速化することができる。
モリアレイから第2のメモリアレイへのデータ転送時
に、転送手段の複数の転送スイッチ手段が2段階で活性
化されるので、増幅手段の安定な動作を確保することが
でき、かつ転送速度を高速化することができる。
【0163】第6〜第8の発明によれば、第2のメモリ
アレイから第1のメモリアレイへのデータ転送時に、デ
ータがダイナミック型記憶手段に一時的に記憶されるの
で、第2のメモリアレイへのデータ書込の禁止期間を短
縮することができる。したがって、転送速度を高速化す
ることが可能となる。
アレイから第1のメモリアレイへのデータ転送時に、デ
ータがダイナミック型記憶手段に一時的に記憶されるの
で、第2のメモリアレイへのデータ書込の禁止期間を短
縮することができる。したがって、転送速度を高速化す
ることが可能となる。
【図1】この発明の第1の実施例によるデュアルポート
メモリの全体の構成を示すブロック図である。
メモリの全体の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のデュアルポートメモリのメモリアレイ領
域の構成を示すブロック図である。
域の構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示される1つのメモリアレイブロックお
よびその関連部分の構成を詳細に示す回路図である。
よびその関連部分の構成を詳細に示す回路図である。
【図4】リード転送サイクルの動作を説明するための波
形図である。
形図である。
【図5】ライト転送サイクルの動作を説明するための波
形図である。
形図である。
【図6】内部転送信号発生回路の構成を示す回路図であ
る。
る。
【図7】内部転送信号発生回路の動作を説明するための
波形図である。
波形図である。
【図8】この発明の第2の実施例によるデュアルポート
メモリのメモリアレイおよびその周辺部分の構成を詳細
に示す回路図である。
メモリのメモリアレイおよびその周辺部分の構成を詳細
に示す回路図である。
【図9】図8の実施例におけるライト転送サイクルの動
作を説明するための波形図である。
作を説明するための波形図である。
【図10】マルチポートメモリを用いた映像処理システ
ムの構成を概略的に示す図である。
ムの構成を概略的に示す図である。
【図11】従来のデュアルポートメモリの全体の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図12】図11のデュアルポートメモリのメモリアレ
イ領域の構成を示すブロック図である。
イ領域の構成を示すブロック図である。
【図13】1/4分割動作が可能なメモリアレイの考え
得る配置を示すブロック図である。
得る配置を示すブロック図である。
【図14】1/4分割動作が可能なメモリアレイの考え
得る他の配置を示すブロック図である。
得る他の配置を示すブロック図である。
【図15】1/4分割動作が可能なメモリアレイの考え
得るさらに他の配置を示すブロック図である。
得るさらに他の配置を示すブロック図である。
【図16】従来のデュアルポートメモリにおけるデータ
転送動作を示す図である。
転送動作を示す図である。
【図17】図13に示される配置におけるデータ転送動
作を示す図である。
作を示す図である。
【図18】図14および図15に示される配置における
データ転送動作を示す図である。
データ転送動作を示す図である。
1100a,1100b,1100c,1100d メ
モリアレイブロック 1200a,1200b シェアドセンスアンプ回路 1300 シリアルレジスタ 2100a,2200a,2100b,2200b 転
送スイッチ回路 2000 転送用ビット線 101 行デコーダ 102 列デコーダ 110 メモリセル 111 ワード線 112 ビット線 302 シリアルセレクタ 401a 内部クロック発生回路 φ211a,φ221a,φ211b,φ221b 内
部転送信号 100 メモリアレイ 105 センスアンプ回路 150 ダイナミック型記憶回路 200 転送回路 300 シリアルレジスタ 401b 内部クロック発生回路 MC メモリセル BLa,BLb ビット線対 WL0〜WLn ワード線 DSC ダイナミック型ストレージセル SR メモリセル RT 活性化信号 DT データ転送信号 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
モリアレイブロック 1200a,1200b シェアドセンスアンプ回路 1300 シリアルレジスタ 2100a,2200a,2100b,2200b 転
送スイッチ回路 2000 転送用ビット線 101 行デコーダ 102 列デコーダ 110 メモリセル 111 ワード線 112 ビット線 302 シリアルセレクタ 401a 内部クロック発生回路 φ211a,φ221a,φ211b,φ221b 内
部転送信号 100 メモリアレイ 105 センスアンプ回路 150 ダイナミック型記憶回路 200 転送回路 300 シリアルレジスタ 401b 内部クロック発生回路 MC メモリセル BLa,BLb ビット線対 WL0〜WLn ワード線 DSC ダイナミック型ストレージセル SR メモリセル RT 活性化信号 DT データ転送信号 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (8)
- 【請求項1】 複数行および複数列に配列された複数の
メモリセルを含み、複数のブロックに分割された第1の
メモリアレイと、 隣接する2つのブロック間に配置され、前記複数のブロ
ックのいずれかから読出された1行分のデータまたは前
記複数のブロックのいずれかに書込まれるべき1行分の
データを増幅する増幅手段と、 1行に配列された複数のメモリセルを含む第2のメモリ
アレイと、 前記第1のメモリアレイと前記第2のメモリアレイとの
間で1行分のデータを転送する転送手段とを備え、 前記第1のメモリアレイの前記複数のブロックおよび前
記第2のメモリアレイは共通の列に配列され、 前記転送手段は、 前記複数のブロックのいずれかを縦断するように配列さ
れる複数の転送線と、 前記増幅手段と前記複数の転送線との間のデータ転送を
制御する第1の転送制御手段と、 前記複数の転送線と前記第2のメモリアレイとの間のデ
ータ転送を制御する第2の転送制御手段とを含む、デュ
アルポートメモリ。 - 【請求項2】 データの書込または読出のために前記第
1のメモリアレイの前記複数行のいずれかを選択する第
1の選択手段と、 データの書込または読出のために前記第1のメモリアレ
イの前記複数列のいずれかを選択する第2の選択手段
と、 データの書込または読出のために前記第2のメモリアレ
イの前記複数のメモリセルを順次選択する第3の選択手
段とをさらに備え、 前記転送手段は、前記第1のメモリアレイにおいて前記
第1の選択手段により選択された1行のメモリセルと前
記第2のメモリアレイとの間でデータを転送する、請求
項1記載のデュアルポートメモリ。 - 【請求項3】 前記複数のブロックは第1および第2の
ブロックを含み、 前記増幅手段は前記第1および第2のブロック間に配置
され、 前記第1および第2のブロックを前記増幅手段に選択的
に結合させる選択スイッチ手段をさらに備えた、請求項
1記載のデュアルポートメモリ。 - 【請求項4】 複数行および複数列に配列された複数の
メモリセルを含む第1のメモリアレイと、 前記第1のメモリアレイから読出された1行分のデータ
または前記第1のメモリアレイに書込まれるべき1行分
のデータを増幅する増幅手段と、 1行に配列された複数のメモリセルを含む第2のメモリ
アレイと、 前記第1のメモリアレイと前記第2のメモリアレイとの
間で1行分のデータを転送する転送手段とを備え、 前記転送手段は、 前記増幅手段と前記第2のメモリアレイとの間に接続さ
れる複数の転送スイッチ手段と、 前記複数の転送スイッチ手段を制御する制御手段とを含
み、 前記制御手段は、前記増幅手段から前記第2のメモリア
レイへのデータ転送時に、前記複数の転送スイッチ手段
を、最初は緩やかに、その後急速に活性化する、デュア
ルポートメモリ。 - 【請求項5】 前記複数の転送スイッチ手段の各々はト
ランジスタを含み、 前記制御手段は前記各トランジスタを制御する制御信号
を発生する制御信号発生手段を含み。前記制御信号は、
前記増幅手段から前記第2のメモリアレイへのデータ転
送時に、前記各トランジスタが、最初は緩やかに、その
後急速にオン状態に移行するように、最初は緩やかに、
その後急速に変化する、請求項4記載のデュアルポート
メモリ。 - 【請求項6】 複数行および複数列に配列された複数の
メモリセルを含む第1のメモリアレイと、 1行に配列された複数のメモリセルを含む第2のメモリ
アレイと、 前記第1のメモリアレイと前記第2のメモリアレイとの
間で1行分のデータを転送する転送手段と、 前記第1のメモリアレイと前記転送手段との間に1行に
配列される複数のダイナミック型メモリセルを含むダイ
ナミック型記憶手段と、 前記第2のメモリアレイから前記第1のメモリアレイへ
のデータ転送時に、前記転送手段および前記ダイナミッ
ク型記憶手段を活性化することにより前記第2のメモリ
アレイから前記転送手段を介して転送された1行分のデ
ータを前記ダイナミック型記憶手段に一時的に記憶さ
せ、その後、前記転送手段を非活性にする制御手段とを
備えた、デュアルポートメモリ。 - 【請求項7】 前記第1のメモリアレイの前記複数列の
いずれかを選択する第1の選択手段と、 前記第1のメモリアレイから読出された1行分のデータ
または前記第1のメモリアレイに書込まれるべき1行分
のデータを増幅する増幅手段とをさらに備えた、請求項
6記載のデュアルポートメモリ。 - 【請求項8】 データの書込または読出のために前記第
1のメモリアレイの前記複数列のいずれかを選択する第
2の選択手段と、 データの書込または読出のために前記第2のメモリアレ
イの前記複数のメモリセルを順次選択する第3の選択手
段とをさらに備えた、請求項7記載のデュアルポートメ
モリ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3319226A JP2724932B2 (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | デュアルポートメモリ |
US07/887,253 US5325329A (en) | 1991-12-03 | 1992-05-22 | Dual port memory effecting transfer of data between a serial register and an arbitrary memory block |
DE4222273A DE4222273C2 (de) | 1991-12-03 | 1992-07-07 | Zweikanalspeicher und Verfahren zur Datenübertragung in einem solchen |
KR1019920021351A KR960001778B1 (ko) | 1991-12-03 | 1992-11-13 | 이중포트메모리 및 그 데이터 전송방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3319226A JP2724932B2 (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | デュアルポートメモリ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05159567A true JPH05159567A (ja) | 1993-06-25 |
JP2724932B2 JP2724932B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=18107817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3319226A Expired - Fee Related JP2724932B2 (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | デュアルポートメモリ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5325329A (ja) |
JP (1) | JP2724932B2 (ja) |
KR (1) | KR960001778B1 (ja) |
DE (1) | DE4222273C2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7573767B2 (en) | 2006-08-09 | 2009-08-11 | Elpida Memory, Inc. | Semiconductor memory device |
Families Citing this family (34)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5299159A (en) * | 1992-06-29 | 1994-03-29 | Texas Instruments Incorporated | Serial register stage arranged for connection with a single bitline |
AU4798793A (en) | 1992-08-10 | 1994-03-03 | Monolithic System Technology, Inc. | Fault-tolerant, high-speed bus system and bus interface for wafer-scale integration |
FR2717979B1 (fr) * | 1994-03-24 | 1996-06-21 | Sgs Thomson Microelectronics | Filtre de matrices de pixels. |
US5678017A (en) | 1995-03-24 | 1997-10-14 | Micron Technology, Inc. | Automatic reloading of serial read operation pipeline on last bit transfers to serial access memory in split read transfer operations |
US5657266A (en) * | 1995-06-30 | 1997-08-12 | Micron Technology, Inc. | Single ended transfer circuit |
JP3351692B2 (ja) * | 1995-09-12 | 2002-12-03 | 株式会社東芝 | シンクロナス半導体メモリ装置 |
US6209071B1 (en) | 1996-05-07 | 2001-03-27 | Rambus Inc. | Asynchronous request/synchronous data dynamic random access memory |
US5844856A (en) * | 1996-06-19 | 1998-12-01 | Cirrus Logic, Inc. | Dual port memories and systems and methods using the same |
JP3722619B2 (ja) * | 1997-07-10 | 2005-11-30 | 沖電気工業株式会社 | メモリ装置及びそのアクセス制御方法 |
JP3358612B2 (ja) * | 1999-03-15 | 2002-12-24 | 日本電気株式会社 | 半導体集積回路 |
US6466508B1 (en) * | 2000-11-28 | 2002-10-15 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor memory device having high-speed read function |
US7425841B2 (en) | 2004-02-14 | 2008-09-16 | Tabula Inc. | Configurable circuits, IC's, and systems |
US7167025B1 (en) | 2004-02-14 | 2007-01-23 | Herman Schmit | Non-sequentially configurable IC |
US7268586B1 (en) * | 2004-11-08 | 2007-09-11 | Tabula, Inc. | Method and apparatus for accessing stored data in a reconfigurable IC |
US7276933B1 (en) * | 2004-11-08 | 2007-10-02 | Tabula, Inc. | Reconfigurable IC that has sections running at different looperness |
US7330050B2 (en) * | 2004-11-08 | 2008-02-12 | Tabula, Inc. | Storage elements for a configurable IC and method and apparatus for accessing data stored in the storage elements |
US7342415B2 (en) * | 2004-11-08 | 2008-03-11 | Tabula, Inc. | Configurable IC with interconnect circuits that also perform storage operations |
US7317331B2 (en) | 2004-11-08 | 2008-01-08 | Tabula, Inc. | Reconfigurable IC that has sections running at different reconfiguration rates |
US7743085B2 (en) | 2004-11-08 | 2010-06-22 | Tabula, Inc. | Configurable IC with large carry chains |
US7236009B1 (en) * | 2004-12-01 | 2007-06-26 | Andre Rohe | Operational time extension |
US7230869B1 (en) * | 2005-03-15 | 2007-06-12 | Jason Redgrave | Method and apparatus for accessing contents of memory cells |
US7372297B1 (en) | 2005-11-07 | 2008-05-13 | Tabula Inc. | Hybrid interconnect/logic circuits enabling efficient replication of a function in several sub-cycles to save logic and routing resources |
US7679401B1 (en) | 2005-12-01 | 2010-03-16 | Tabula, Inc. | User registers implemented with routing circuits in a configurable IC |
US7669097B1 (en) | 2006-03-27 | 2010-02-23 | Tabula, Inc. | Configurable IC with error detection and correction circuitry |
US7529992B1 (en) | 2006-03-27 | 2009-05-05 | Tabula, Inc. | Configurable integrated circuit with error correcting circuitry |
US7525344B2 (en) * | 2007-03-20 | 2009-04-28 | Tabula, Inc. | Configurable IC having a routing fabric with storage elements |
US7535252B1 (en) | 2007-03-22 | 2009-05-19 | Tabula, Inc. | Configurable ICs that conditionally transition through configuration data sets |
US7928761B2 (en) | 2007-09-06 | 2011-04-19 | Tabula, Inc. | Configuration context switcher with a latch |
US8863067B1 (en) | 2008-02-06 | 2014-10-14 | Tabula, Inc. | Sequential delay analysis by placement engines |
US8275105B2 (en) * | 2008-03-31 | 2012-09-25 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | IP telephone terminal |
US8166435B2 (en) * | 2008-06-26 | 2012-04-24 | Tabula, Inc. | Timing operations in an IC with configurable circuits |
WO2011123151A1 (en) | 2010-04-02 | 2011-10-06 | Tabula Inc. | System and method for reducing reconfiguration power usage |
US8941409B2 (en) | 2011-07-01 | 2015-01-27 | Tabula, Inc. | Configurable storage elements |
WO2013071183A1 (en) | 2011-11-11 | 2013-05-16 | Tabula, Inc. | Content addressable memory in integrated circuit |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH049085A (ja) * | 1990-04-26 | 1992-01-13 | Seiko Epson Corp | 湿式記録装置 |
JPH04278284A (ja) * | 1991-03-07 | 1992-10-02 | Toshiba Corp | メモリセルアレイ分割型半導体記憶装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH069114B2 (ja) * | 1983-06-24 | 1994-02-02 | 株式会社東芝 | 半導体メモリ |
KR960001106B1 (ko) * | 1986-12-17 | 1996-01-18 | 가부시기가이샤 히다찌세이사꾸쇼 | 반도체 메모리 |
JPH0743928B2 (ja) * | 1989-09-22 | 1995-05-15 | 株式会社東芝 | 画像メモリ |
US4984214A (en) * | 1989-12-05 | 1991-01-08 | International Business Machines Corporation | Multiplexed serial register architecture for VRAM |
-
1991
- 1991-12-03 JP JP3319226A patent/JP2724932B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-05-22 US US07/887,253 patent/US5325329A/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-07-07 DE DE4222273A patent/DE4222273C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-11-13 KR KR1019920021351A patent/KR960001778B1/ko not_active IP Right Cessation
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH049085A (ja) * | 1990-04-26 | 1992-01-13 | Seiko Epson Corp | 湿式記録装置 |
JPH04278284A (ja) * | 1991-03-07 | 1992-10-02 | Toshiba Corp | メモリセルアレイ分割型半導体記憶装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7573767B2 (en) | 2006-08-09 | 2009-08-11 | Elpida Memory, Inc. | Semiconductor memory device |
US7830739B2 (en) | 2006-08-09 | 2010-11-09 | Elpida Memory, Inc. | Semiconductor memory device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR960001778B1 (ko) | 1996-02-05 |
DE4222273A1 (de) | 1993-06-09 |
KR930014576A (ko) | 1993-07-23 |
DE4222273C2 (de) | 1994-11-10 |
US5325329A (en) | 1994-06-28 |
JP2724932B2 (ja) | 1998-03-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2724932B2 (ja) | デュアルポートメモリ | |
US5276642A (en) | Method for performing a split read/write operation in a dynamic random access memory | |
US6134169A (en) | Semiconductor memory device | |
US5293347A (en) | Semiconductor memory device having read/write operation improved in pipe line processing | |
US5307314A (en) | Split read/write dynamic random access memory | |
JPH0241105B2 (ja) | ||
JPS60136086A (ja) | 半導体記憶装置 | |
KR950000025B1 (ko) | 이중 포트 dram 및 그 동작 방법 | |
JP2002216473A (ja) | 半導体メモリ装置 | |
JPH04216392A (ja) | ブロックライト機能を備える半導体記憶装置 | |
JPH05225774A (ja) | マルチポート半導体記憶装置 | |
JPS63155494A (ja) | 擬似スタテイツクメモリ装置 | |
US4769789A (en) | Semiconductor memory device having serial data input and output circuit | |
JPH0632217B2 (ja) | 半導体記憶装置 | |
JP3494346B2 (ja) | 半導体記憶装置およびその制御方法 | |
US6456563B1 (en) | Semiconductor memory device that operates in sychronization with a clock signal | |
US7136312B2 (en) | Semiconductor device having read and write operations corresponding to read and write row control signals | |
US6229758B1 (en) | Semiconductor memory device that can read out data faster than writing it | |
US5383160A (en) | Dynamic random access memory | |
EP0454162A2 (en) | Semiconductor memory device | |
US5796659A (en) | Semiconductor memory device | |
JPH0263273B2 (ja) | ||
JPH0628846A (ja) | 半導体記憶装置 | |
US5894440A (en) | Semiconductor memory device and data transferring structure and method therein | |
US6181633B1 (en) | Semiconductor device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19971028 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071205 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081205 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |