JPH04216392A - ブロックライト機能を備える半導体記憶装置 - Google Patents

ブロックライト機能を備える半導体記憶装置

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JPH04216392A
JPH04216392A JP2403380A JP40338090A JPH04216392A JP H04216392 A JPH04216392 A JP H04216392A JP 2403380 A JP2403380 A JP 2403380A JP 40338090 A JP40338090 A JP 40338090A JP H04216392 A JPH04216392 A JP H04216392A
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JP
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data
block
memory cell
circuit
control signal
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Withdrawn
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JP2403380A
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Kazunari Inoue
一成 井上
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Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体記憶装置に関し
、特に、1つのメモリサイクルで同一行上の複数ビット
にデータを書込むブロックライト機能を備える半導体記
憶装置に関する。より特定的には、ランダムなシーケン
スでアクセス可能なRAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)ポートと、シーケンシャルにのみアクセス可能なS
AM(シリアル・アクセス・メモリ)ポートとを備える
マルチポートRAMにおけるブロックライト方式の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】ワークステーションおよびパーソナルコ
ンピュータなどにおいては画像情報はデジタル的に処理
される。このような画像情報を表示装置上に表示するた
めに、ビテオRAMと呼ばれるフレームバッファメモリ
が用いられる。ビデオRAMはその1行を表示装置の画
面の1水平走査線に対応させる。フレームバッファは1
フレームの画像データを記憶する。一般のRAMは、デ
ータの書込みおよび読出しを同時に行なうことができな
い。したがって、一般のRAMをビデオRAMとして用
いた場合、CPU(中央演算処理装置)は、画素データ
表示期間中はこのビデオRAMへアクセスすることがで
きない。CPUのビデオRAMへのアクセスは、水平帰
線期間中にのみ行なわれる。これは、システムのデータ
処理速度を低下させる。そこで、表示装置への画素デー
タの出力と、CPUからのアクセスとを同時に非同期的
に行なうことのできるマルチポートRAMが画像処理用
メモリとして広く一般的に用いられる。
【0003】図7は、マルチポートRAMを用いた映像
処理システムの構成を概略的に示す図である。図7にお
いて、この処理システムは、フレームバッファ用のビデ
オRAMとしてマルチポートRAM900を含む。マル
チポートRAM900は、ランダムなシーケンスでアク
セスすることのできるダイナミック・メモリセル・アレ
イ901と、シリアルにのみアクセス可能なシリアルア
クセス用レジスタ902を含む。このダイナミック・メ
モリセル・アレイ901を含む部分は一般にRAMポー
トと呼ばれ、シリアルアクセス用レジスタ902を含む
部分はSAMポートと呼ばれる。このシリアルアクセス
用レジスタ902は、ダイナミック・メモリセル・アレ
イ901の1行分のデータを記憶することができる。こ
の映像処理システムはさらに、マルチポートRAM90
0へランダムなシーケンスでアクセスし、所要の処理を
行なうCPU910と、シリアルアクセス用レジスタ9
02から出力される画素データを表示する表示装置93
0と、このビデオRAMの動作を制御する制御信号を発
生するCRT表示コントローラ920を含む。
【0004】このマルチポートRAM900は、RAM
ポートからSAMポートへ一度に1行の画素データを転
送する。この1行分の画素データが表示装置930へシ
リアルに出力されている期間、CPU910はRAMポ
ートへランダムにアクセスし、所要の処理を実行するこ
とができる。したがって、このRAMポートからSAM
ポートへのデータ転送を水平帰線期間中に行なえば、残
りの水平走査期間中は、CPU910はランダムにこの
ダイナミック・メモリセル・アレイ901の内容を読出
しかつこの読出したデータに対して所要の処理を施した
後再びこのダイナミック・メモリセル・アレイ901へ
書込むことができる。このマルチポートRAM900の
動作タイミングの制御はCRT表示コントローラ901
により行なわれ、このRAMポートからSAMポートへ
のデータ転送中はCPU910のアクセスを禁止する。 このようなマルチポートRAM900をフレームバッフ
ァ用のビデオRAMとして用いれば、表示装置930へ
の表示と並行してCPU910はこのマルチポートRA
Mへアクセスすることができ、システムの処理速度が大
幅に改善される。
【0005】図8はマルチポートRAMの全体の構成の
一例を示す図である。この図8に示すマルチポートRA
Mは、ランダムにアクセスすることのできる1個のRA
Mポートと、シリアルにのみアクセスすることのできる
1個のSAMポートとを有しているため、以下の説明に
おいてはデュアルポートRAMとして説明する。また、
このデュアルポートRAMでは、通常は、データの入出
力をたとえば4ビット単位、8ビット単位と複数ビット
単位で行なわれるが、この図8においては、1ビット単
位でデータの入出力が行なわれる構成を示している。
【0006】図8において、デュアルポートRAM10
0は、ランダムにアクセス可能なランダム・アクセス・
メモリセルアレイ1を含む。このランダム・アクセス・
メモリセルアレイ1は、行および列からなるマトリクス
状に配列された複数のメモリセルMCを含む。このデュ
アルポートRAM100は、さらに、アドレス入力端子
20へ与えられる外部アドレスA0〜Anを受けて内部
アドレスを発生するアドレスバッファ回路7と、アドレ
スバッファ回路7からの内部行アドレスに応答して、ラ
ンダム・アクセス・メモリセルアレイ1の対応の行を選
択する行デコーダ2と、アドレスバッファ回路7からの
内部列アドレスに応答してランダム・アクセス・メモリ
セルアレイ1の1列を選択する列選択信号を発生する列
デコーダ3と、このランダム・アクセス・メモリセルア
レイ1の選択された1行のメモリセルのデータを検知し
増幅するセンスアンプと、列デコーダ3からの列選択信
号に応答してランダム・アクセス・メモリセルアレイ1
の選択された列をRAM入出力バッファ回路4へ接続す
るI/Oゲートを含む。ここで図8においては、センス
アンプとI/Oゲートとを1つのブロック5として示し
ている。
【0007】RAM入出力バッファ回路4は、データ読
出し時においては、共通データバス105上のデータか
ら外部読出しデータを生成して外部データ入出力端子2
2へ伝達する。データ書込み時においては、RAM入出
力バッファ回路4は、外部データ入出力端子22へ与え
られた外部書込みデータWIOiから内部書込みデータ
を生成して共通データバス105上へ伝達する。
【0008】このデュアルポートRAM100は、さら
に、フラッシュライトまたはブロックライトを行なうた
めのデータを格納するためのカラーレジスタ200を含
む。カラーレジスタ200が記憶するデータの共通デー
タバス105上への転送はRAM入出力バッファ回路4
を介して行なわれる。このフラッシュライトおよびブロ
ックライトについては後に説明する。このデータ入出力
端子22を介したデータ入出力に関連する部分をRAM
ポートと称す。
【0009】デュアルポートRAM100は、さらに、
シリアルにのみアクセス可能なシリアルメモリセルアレ
イ11と、このシリアルメモリセルアレイ11とランダ
ム・アクセス・メモリセルアレイ1の1行との間のデー
タ転送を行なうための転送ゲート10と、シリアルメモ
リセルアレイ11のメモリセルを順次選択するシリアル
セレクタ12と、共通データバス15とデータ入出力端
子32とを接続するSAM入出力バッファ回路14とを
含む。SAM入出力バッファ回路14は、データ読出し
時においては、この共通データバス15上のデータから
外部読出しデータを生成してデータ入出力端子32へ与
える。データ書込み時においては、SAM入出力バッフ
ァ回路14は、このデータ入出力端子32へ与えられた
外部書込みデータSIOiから内部書込みデータを生成
して共通データバス15上へ伝達する。シリアルメモリ
セルアレイ11は、このランダム・アクセス・メモリセ
ルアレイ1の1行分のデータを少なくとも格納可能な容
量を有している。
【0010】デュアルポートRAM100はさらに、周
辺回路として、外部クロック入力端子21へ与えられる
外部制御信号*RAS、*CAS、*WB/*WE、*
DT/*OEおよびDSFを受け、各種内部制御信号を
発生する内部クロック発生回路8と、制御信号入力端子
30へ与えられるクロック信号SCを受け、内部クロッ
ク信号を発生するSCバッファ回路17と、入力端子3
1へ与えられる制御信号*SEを受けてSAMポートを
活性化するための内部制御信号を発生するSEバッファ
回路18と、SCバッファ回路17からの内部クロック
信号に応答して外部制御信号QSFを出力端子33へ与
えるQSFバッファ回路19と、SCバッファ回路17
からの内部クロック信号に応答してシリアルセレクタ1
2の活性位置を1つずつ増加させる信号に変換するたと
えばカウンタ回路からなる信号変換回路16を含む。
【0011】制御信号*RASは、アドレスバッファ回
路7がアドレス入力端子20に与えられたアドレスA0
〜Anを行アドレスとして取込むタイミングを与えると
ともに、RAMポートの行選択系の動作を制御するロー
アドレスストローブ信号である。制御信号*CASは、
アドレスバッファ回路7がアドレス入力端子20へ与え
られたアドレスA0〜Anを列アドレスとして取込むタ
イミングを与えるとともに、RAMポートにおける列選
択系の動作を制御するコラムアドレスストローブ信号で
ある。制御信号*WB/*WEは、ライトパービット動
作およびデータ書込みモードを指定するための制御信号
である。ライトパービット動作とは、RAMポートにお
いてデータが複数ビット単位で行なわれる場合、所定の
ビットに対してのみマスクをかけてデータを書込む動作
モードである。
【0012】制御信号*DT/*OEは、RAMポート
とSAMポートとの間のデータ転送を行なう転送モード
およびデータ出力モードを指定するための制御信号であ
る。制御信号DSFは、フラッシュライトモードまたは
ブロックライトモードを指定するための制御信号である
。フラッシュライトモードとは、カラーレジスタ200
に格納されたデータを、ランダム・アクセス・メモリセ
ルアレイ1の選択された1行へ同時に書込む動作モード
である。ブロックライトモードについては後に詳細に説
明する。
【0013】外部クロック信号SCは、このSAMポー
トにおけるデータの入出力速度およびタイミングを決定
するクロック信号である。制御信号*SEはSAMポー
トをイネーブルするための制御信号である。制御信号Q
SFは、メモリセルアレイが2系統のデータレジスタを
備えている場合にいずれのデータレジスタが用いられて
いるかを外部に知らせるための制御信号である。すなわ
ち、図8においてはシリアルメモリセルアレイ11は1
行に対応する機能を有するように示しているが、実際に
は、2系統のデータレジスタを含む。この2系統のデー
タレジスタの構成は各々が1/2行分の記憶容量を有す
るデータレジスタからなるスプリットバッファ方式と、
各々が1行分の記憶容量を備えるダブルバッファ方式の
いずれかの構成を備えている。この2系統のデータレジ
スタはそれぞれ交互に活性状態となる。この活性状態の
データレジスタへランダム・アクセス・メモリセルアレ
イ1から転送ゲート10を介してデータが転送される。
【0014】このデュアルポートRAM100は、さら
にアドレスバッファ回路7からの列アドレスと内部クロ
ック発生回路8からの制御信号に応答してラッチし、シ
リアルセレクタ12の開始アドレス6cを発生するアド
レスポインタ9を含む。ここで、信号の前に付されてい
る*印は、その信号が負論理(“L”レベルとなったと
きに活性状態となる)の信号であることを示している。 次に動作について簡単に説明する。
【0015】RAMポートへのアクセスは通常のDRA
M(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)と同
様にして行なわれる。すなわち制御信号*RASの立下
がり時点においてアドレス入力端子20へ与えられてい
るアドレスA0〜Anがアドレスバッファ回路7により
取込まれ、内部行アドレスが発生される。行デコーダ2
は、このアドレスバッファ回路7からの内部行アドレス
を受け、ランダム・アクセス・メモリセルアレイ1の対
応の行を選択し、この選択された行の電位を活性状態の
“H”に立上げる。次いで、ブロック5に含まれるセン
スアンプが活性化され、この選択された行に接続される
メモリセルMCの記憶する情報が検知され増幅されてラ
ッチされる。
【0016】次いで、制御信号*CASが立下がると、
アドレスバッファ回路7はこのアドレス入力端子20へ
与えられたアドレスA0〜Anを取込み、内部列アドレ
スを発生して列デコーダ3へ与える。列デコーダ3はこ
の内部列アドレスをデコードし、メモリセルアレイ1の
対応の列を選択する列選択信号を発生する。I/Oゲー
ト5はこの列デコーダ3からの列選択信号に応答して対
応の列を共通データバス(以下、RAM共通データバス
と称す)105へ接続する。データを書込む場合には制
御信号*WB/*WEが“L”となる。この制御信号*
CASと制御信号*WB/*WEの遅い方の立下がり(
通常データ入出力端子がデータ出力とデータ入力とで共
用されている場合、制御信号*CASの方が遅く立下が
る)のタイミングでRAM入出力バッファ回路4に含ま
れる入力バッファ回路が活性化され、このデータ入出力
端子22に与えられているデータWIOiを取込み、内
部書込みデータを生成してRAM共通データバス105
上へ伝達する。これにより、行デコーダ2と列デコーダ
3により選択された行および列の交点に位置するメモリ
セルMCへデータが書込まれる。
【0017】データ読出し時においては、制御信号*D
T/*OEが“L”の活性状態となり、RAM入出力バ
ッファ回路4に含まれる出力バッファ回路が活性化され
、RAM共通データバス105上のデータから外部読出
しデータを生成してデータ入出力端子22へ伝達する。 以上がRAMポートの通常のデータの書込みおよび読出
しの動作である。次いでSAMポートの動作について説
明する。
【0018】SAMポートがデータ出力モードであるか
データ書込みモードであるかはその前に行なわれる転送
サイクルにより決定される。すなわち、シリアルメモリ
セルアレイ11に、ランダム・アクセス・メモリセルア
レイ1からデータが転送ゲート10を介して転送された
場合、このSAMポートはデータ読出しモードとなる。 この転送サイクル(リード転送サイクル)においては、
RAMポートにおける通常のリードサイクルにおいて、
制御信号*RASを“L”のアクティブにするときに制
御信号*DT/*OEをアクティブ状態の“L”、制御
信号*WB/*WEを“H”、制御信号*SEを任意の
状態にそれぞれ設定すると、ランダム・アクセス・メモ
リセルアレイ1における1行のメモリセルのデータの検
知増幅後、この1行のメモリセルデータが、制御信号*
DT/*OEの立上がりに応答して転送ゲート10が活
性化されてシリアルメモリアレイ11へ転送される。
【0019】次いで制御信号*CASが“L”に立下が
るときにストローブされたアドレスがアドレスポインタ
9にロードされる。このアドレスポインタ9にロードさ
れたアドレス6cはシリアルセレクタ12に与えられて
シリアルセレクタ12の最初の選択ビット位置を指定す
る。その後は外部クロック信号SCが変化するごとに、
信号変換回路16のカウント値が1つずつ増分し、シリ
アルセレクタ12の選択位置も応じて変化し、シリアル
メモリセルアレイ11の記憶するデータが順次SAM入
出力バッファ回路14を介して出力される。次にこのS
AMポートをデータ書込みモードに設定する場合の動作
について説明する。
【0020】まず、制御信号*RASを“L”に立下げ
るときに、制御信号*WB/*WEを“L”、制御信号
*DT/*OEを“L”、制御信号*SEを“H”に設
定する。制御信号*DT/*OEの立上がりに応答して
転送ゲート10が活性化され、シリアルメモリセルアレ
イ11の記憶する内容がランダム・アクセス・メモリセ
ルアレイ1の選択された1行へ伝達される。このとき、
既にランダム・アクセス・メモリセルアレイ1におては
行デコーダ2により制御信号*RASに応答して行選択
動作が行なわれている。次いで制御信号*CASを“L
”に立下げたとき、アドレスバッファ回路7によりスト
ローブされた列アドレスがアドレスポインタ9にロード
される。このアドレスポインタ9からの列アドレス6c
はSAM入出力バッファ回路14から入力されるデータ
が最初に書込まれるメモリセルアレイ11におけるビッ
ト位置を指定する。
【0021】このシリアルメモリセルアレイ11へのデ
ータの書込みおよびそこからのデータの読出しはクロッ
ク信号SCに応答して行なわれる。この場合、通常のD
RAMのように行選択動作および列選択動作を行なう必
要がなく、そのSAMポートのアクセス時間は10ない
し30nsと短く、高速でデータのシリアルな入出力を
行なうことができ、高速で大量のデータを処理する必要
のある画像処理分野において幅広く用いられている。
【0022】このようなデュアルポートRAMに対し、
種々の画像処理を容易かつ高速に行なうために様々な機
能を追加する傾向が強くなっている。このような拡張機
能は、一般に制御信号*RASと制御信号*CASの降
下タイミングで外部からの制御信号の状態をどのように
設定するかにより指定される。この拡張機能を指定する
際信号のタイミングの例を図9に示す。この図9におい
て破線で示すタイミングの信号を“H”または“L”に
設定することにより種々の拡張機能を実現することがで
きる。この拡張機能は、この制御信号DSFを制御信号
*RASおよび*CASの降下タイミングで“H”また
は“L”に設定し、かつ加えて制御信号*DT/*OE
、*WB/*WEおよび*SEの組合わせにより機能が
選択される。たとえば制御信号*RAS降下時において
、制御*CAS、*DT/*OE、*WB/*WEを“
H”に設定しかつ制御信号DSFを“H”と設定するこ
とにより図8に示すカラーレジスタ200へのデータの
ロードが行なわれる。一般に、この制御信号DSFを“
H”に設定したときに拡張機能が実現される。
【0023】このような拡張機能の1つにブロックライ
トと呼ばれる動作モードがある。このブロックライトは
図10に示すように、行デコーダ2(図8参照)により
ランダム・アクセス・メモリ1の行Xを選択し、次いで
アドレスバッファ回路7から発生される内部列アドレス
のうち下位2ビットを除いた内部列アドレスにより列Y
を選択する。この行Xにおいて、列Yから始まる4ビッ
トM1,M2およびM3およびM4が同時に選択され、
カラーレジスタ200(図8参照)に格納されたデータ
の書込みが行なわれる。このブロックライトにおいては
、1つのサイクルで4ビットのメモリセルへデータを書
込むことができるため、作画に要する時間を大幅に短縮
することができる。このようなブロックライトモードを
用いれば、表示装置の所定のウインドゥ領域を高速にク
リアしたり、その部分の色を塗換えることができる。 すなわち、このブロックモードにおいては、1行が4ビ
ットずつの複数のグループに分割され、この1つのグル
ープに対し同時にデータを書込むことができる。このブ
ロックライトを行なうための構成を図11により詳細に
示す。
【0024】図11はデュアルポートRAMにおけるR
AMポートのデータ書込みに関連する部分の構成を示す
図である。図11において、ダイナミック・ランダム・
アクセスメモリセルアレイ1は、複数列(通常4列)単
位でグループに分割されたメモリセルグループMGを含
む。ここで、図11において、メモリセルグループMG
は1行(ワード線WL)のみを示しているが、このメモ
リセルグループMGはメモリセルアレイ1のすべての行
を含んでいる。このメモリセルアレイ1には、各々に1
列のメモリセルMCが接続されるビット線102aおよ
び102bを含む。このビット線102aおよび102
bは対をなして配設され、各々に互いに相補なデータが
伝達される。このワード線WLとビット線対102aお
よび102bのうちの1本との交点にメモリセルMCが
配置される。
【0025】ビット線対102aおよび102b上のデ
ータを検出するために、センスアンプSAが設けられる
。このセンスアンプSAは、センスアンプグループ5a
に含まれる。またビット線対102aおよび102bそ
れぞれに対して、ブロック選択信号BSiに応答してオ
ン状態となる列選択ゲートSGが設けられる。このブロ
ック選択信号BSiはたとえば内部列アドレスの下位2
ビットをデコードして発生される信号であり、図8にお
いては、列デコーダ3から発生されるように示されてい
る。この4対のビット線対102a,102bはそれぞ
れ異なったRAM共通データバス105a〜105dへ
列選択ゲートSGを介して接続される。
【0026】ブロックライト機能を備えるデュアルポー
トRAMにおいては、4ビットのメモリセルへ同時にデ
ータを書込むために、RAM共通データバス105は4
本のデータバス線105a、105b、105cおよび
105dを含む。このメモリセルグループMGの各メモ
リセルMC1〜MC4はそれぞれ列選択ゲートSG1〜
SG4を介してこの共通データバス線105a〜105
dへそれぞれ接続される。メモリセルMC1は列選択ゲ
ートSG1を介して共通データバス線105aに接続さ
れる。メモリセルMC2は列選択ゲートSG2を介して
共通データバス線105bに接続される。同様にして、
メモリセルMC4は共通データバス線105dに接続さ
れる。ここで共通データバス線105cに接続されるメ
モリセルMC3は、図面を簡略化するために示していな
い。この列選択ゲートSG1〜SG4は1つのグループ
を構成しており、ブロック選択信号BSiに応答して同
時にオン状態となる。この列選択ゲートSG1〜SG4
は図8に示すブロック5に含まれており、I/Oゲート
ブロック5bを構成する。
【0027】RAMポートとSAMポートとのデータ転
送を行なうための転送ゲート10は、各ビット線対10
2aおよび102bに対応して設けられる単位転送ゲー
トUTを含む。この単位転送ゲートUTは、転送指示信
号DTに応答して導通状態となるトランスミッションゲ
ートを含む。シリアルメモリセルアレイ11は、このビ
ット線102aおよび102bそれぞれに対応して設け
られる単位レジスタURを含む。この単位レジスタUR
はインバータラッチにより構成される。この単位転送ゲ
ートUTがオン状態となることにより、対応のビット線
102aおよび102bと対応の単位レジスタURとの
間のデータ転送が可能となる。
【0028】RAM入出力バッファ回路4は、1ビット
単位でのデータの書込みとブロックライトモードでのデ
ータの書込みとを切換えるための選択回路401と、R
AM共通データバス線105aないし105d各々に設
けられ、選択回路401からの書込みデータを対応のR
AM共通データバス線上へ伝達するバッファアンプ40
2aないし402dと、選択回路401およびバッファ
アンプ402aないし402dの動作を制御するための
制御回路404を含む。
【0029】制御回路404は、内部書込み指示信号W
Eと、たとえば最下位2ビットの内部列アドレスCAと
ブロックライト指示信号BWとに応答して、バッファア
ンプ402aないし402dをイネーブルする内部ライ
トイネーブル信号WEaないしWEdと選択回路401
の選択動作を制御する制御信号を発生する。内部書込み
指示信号WEおよびブロックライト指示信号BWは図8
に示す内部クロック発生回路8から発生される。内部列
アドレスCAは図8に示すアドレスバッファ回路7から
発生される。
【0030】選択回路401は、制御回路404からの
制御のもとに、ブロックライトを指示された場合には、
カラーレジスタ200の記憶するデータをバッファアン
プ402aないし402dのすべてへ伝達する。通常の
1ビット単位のデータの書込みを指示された場合、選択
回路401は、共通データ入出力端子22へ与えられた
書込みデータWIOiを制御回路404が指定するバッ
ファアンプへ伝達する。バッファアンプ402aないし
402dは、それぞれ内部ライトイネーブル信号WEa
ないしWEdが与えられたとき出力イネーブル状態とな
り、それ以外は、出力ハイインピーダンス状態に設定さ
れる。カラーレジスタ200は、このブロックライトモ
ード時に発生される制御信号(ストア指示信号)φに応
答して、共通データ入出力端子22に与えられた書込み
データWIOiを記憶する。次にブロックライトモード
動作についてその動作波形図である図12および図13
を参照して説明する。
【0031】ブロックライトモード動作は2つの動作サ
イクルを含む。1つはカラーレジスタ200へデータを
ロードするロードカラーサイクルであり、もう1つはこ
のカラーレジスタ200に記憶されたデータを4ビット
のメモリセルへ書込むブロックライトサイクルである。 まず、図12を参照してロードカラーサイクルについて
説明する。
【0032】このロードカラーサイクルは制御信号*R
ASの立下がりエッジで制御信号DSFを“H”とし、
かつ制御信号*CASの立下がりエッジで制御信号DS
Fを“L”と設定することにより行なわれる。この制御
信号DSFは図11に示すブロックライト指示信号BW
に対応する。まず制御信号*RASが立下がるときに制
御信号DSFが“H”に設定される。これにより、内部
制御信号BWが“H”に立上がり、制御回路404はブ
ロックライトモードが設定されたと判定する。この制御
信号*RASの立下がりに応答して、RAMポート内で
は、外部からの行アドレスに応答して行選択動作が行な
われており、1行のメモリセルの選択およびこの選択メ
モリセルのデータのセンスアンプSAによる増幅が行な
われている。
【0033】次いで制御信号*CASの降下エッジで制
御信号DSFを“L”に設定する。これにより、制御回
路404はデータ入出力端子22に与えられたデータを
メモリセルアレイ1へ書込むべきではないと判断し、選
択回路401の選択動作を禁止する。またこの制御回路
404は、制御信号*CASと制御信号*WB/*WE
の“L”に応答して発生された内部書込み指示信号WE
を無視し、このバッファアンプ402aないし402d
を出力ハイインピーダンス状態に設定する。メモリセル
アレイ1内においては、この制御信号*CASの降下エ
ッジで外部列アドレスのうちの最下位2ビットを除くブ
ロック指示信号に従ってブロック選択動作が行なわれて
おり、ブロック選択信号BSiが立上がる。しかしなが
ら、この場合RAM共通データバス線105a〜105
dはフローティング状態にあり、各ビット線対102a
,102b上のデータはセンスアンプSAによりラッチ
されている。
【0034】このとき一方において、制御信号*CAS
の降下エッジにおいて、制御信号*WB/*WEが“L
”にありかつ制御信号DSFが“L”にあることに応答
して、制御信号φが“H”に立上がる。カラーレジスタ
200はこの制御信号φに応答して活性化され、RAM
データ入出力端子22に与えられたデータWIOiを記
憶する。これによりカラーレジスタ200へのブロック
ライト用のデータのロードが完了する。この後、制御信
号*RAS、*CASおよび制御信号*WB/*WEが
すべて“H”に立上がり、このロードカラーサイクルが
完了する。このとき、メモリセルアレイ1内においては
メモリセルのデータはセンスアンプにラッチされており
、単にそのデータの再書込みが行なわれているだけであ
る。次に図13を参照してブロックライトサイクルにつ
いて説明する。
【0035】ブロックライトサイクルにおいては、制御
信号*RASの降下エッジで制御信号DSFは“L”に
設定される。メモリセルアレイ1においては、この制御
信号*RASの立下がりに応答して、外部アドレスに応
答して行選択の動作が行なわれ、1本のワード線WLが
選択される。この後センスアンプSAが活性化され、こ
の1行に接続されるメモリセルのデータの検知および増
幅が行なわれる。次いで信号*CASが立下がるときに
信号DSFが“H”に設定される。この場合、制御信号
φは発生されず、カラーレジスタ200はデータの取込
みを行なわない。制御回路404は、このとき制御信号
BWと内部書込み指示信号WEとに応答して、バッファ
アンプ402a〜402dへすべての内部書込み指示信
号WEa〜WEdを発生するとともに、選択回路401
へ制御信号を与える。
【0036】選択回路401は、このとき、カラーレジ
スタ200に格納されているデータをすべてのバッファ
アンプ402a〜402dへ伝達する。これにより、共
通データバス線105a〜105d上にはバッファアン
プ402a〜402dからこのカラーレジスタ200に
記憶されたデータに対応する内部書込みデータが伝達さ
れる。一方、制御信号*CASの降下エッジで、列デコ
ーダ3によりブロック選択信号BSiが発生されており
、選択されたメモリセルグループMGの各ビット線10
2a,102bはそれぞれ対応の共通データバス線10
5a〜105dに接続される。これにより、選択された
メモリセルグループMGのメモリセルMC1〜MC4へ
このカラーレジスタ200に記憶されたデータが書込ま
れる。これによりブロックライトサイクルが完了する。
【0037】制御回路404は、この制御信号(ブロッ
クライト指示信号)BWと内部書込み指示信号WEとの
タイミング関係により、選択回路401の選択動作を制
御している。すなわち、ブロックライト指示信号BWが
外部書込み指示信号WEよりも先に発生された場合には
、制御回路404は、カラーレジスタ200へのデータ
ロードサイクルであると判定し、選択回路401の選択
動作を禁止するとともに内部書込みイネーブル信号WE
a〜WEdの発生を禁止する。また制御回路404は、
このブロックモード指示信号BWが内部書込み指示信号
WE発生時において活性状態の“H”となった場合には
、ブロックライトサイクルであると判定し、全ての内部
書込み指示信号WEi(i=a〜d)を発生するととも
に、選択回路401の選択動作を禁止し、カラーレジス
タ200を全てのバッファアンプ402iへ接続する。
【0038】上述のようなブロックライトモード動作に
おいて、カラーレジスタへのデータロードが制御信号D
SFが制御信号*RASおよび*CASの降下エッジで
ともに“H”のときに設定されるメモリの構成もある。 制御信号DSFが制御信号*RASおよび*CASの降
下エッジでともに“L”の場合、このデュアルポートR
AMは通常の1ビット単位のデータの書込み動作を行な
う。
【0039】制御信号φは、制御信号*CASの降下エ
ッジで制御信号DSFが“H”に設定される場合には発
生されず、カラーレジスタ200のデータ取込みは禁止
される。
【0040】
【発明が解決しようとする課題】ブロックライトモード
動作を行なうと、1つのメモリサイクルで4ビットのメ
モリセルへ同時に同一のデータを書込むことができ、高
速でウインド領域のクリアまたは色の塗換えなどを行な
うことができる。しかしながら、このブロックライト機
能を実現するためには、RAM共通データバス線対10
5をこのブロックライトを受ける列と同数だけ設ける必
要がある。8ビットまたは16ビットのブロックライト
を行なうためにはRAM共通データバス線が8対または
16対必要とされ、チップ面積が大きくなる。
【0041】また、ブロックライトと1ビット単位の通
常ライトとを切換えるために選択回路が必要とされる。 この選択回路は、ブロックライトモード時においては、
すべてのRAM共通データバス線対上へカラーレジスタ
の記憶データを伝達し、通常ライト時においては、この
複数の共通データバス線対のうち1対を選択し、内部書
込みデータを伝達する。したがって、ブロックライトの
規模(ビット数)が大きくなると、応じて選択回路の規
模も大きくなり、RAM入出力バッファ回路の規模が大
きくなる。また、ブロックライトのビット数が増加すれ
ば、この選択回路におけるバスの選択動作およびこのブ
ロックライトモード時と通常ライトモード時でのRAM
共通データバス線の切換えを行なうための装置構成が複
雑になるという問題が生じる。
【0042】それゆえ、この発明の目的は、チップ面積
を増大させることがなく、またRAM共通データバス線
の選択論理を簡易な構成で実現することのできるブロッ
クライト機能を備えた半導体記憶装置を提供することで
ある。
【0043】この発明のさらに他の目的は、容易にブロ
ックライトのビット数を増大させることのできる半導体
記憶装置を提供することである。
【0044】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体記
憶装置は、複数のブロックに分割されたメモリセルアレ
イを含む。このブロックは、メモリセルアレイを列方向
に沿って複数列単位で分割することにより得られる。こ
の半導体記憶装置はさらに、外部から与えられる書込み
データに応答して内部書込みデータを生成する書込み手
段と、外部から与えられるアドレスに応答してメモリセ
ルアレイの対応の列を書込み手段の出力部に接続する列
選択手段と、外部から与えられる書込みデータを記憶す
るための複数の記憶手段を含む。この複数の記憶手段の
各々はメモリセルアレイの複数のブロック各々に対応し
て設けられ、第1のブロックライト指示信号に応答して
外部から与えられる書込みデータを記憶する。
【0045】この半導体記憶装置はさらに上記複数の記
憶手段の各々と上記複数のメモリセルアレイブロックの
各々との間に設けられ、第2のブロックライト指示信号
と外部からのブロック指定信号とに応答して、対応の記
憶手段と対応のメモリセルアレイブロックとを接続し、
それにより該対応の記憶手段に記憶されたデータを該対
応のメモリセルアレイブロックの各列に伝達するブロッ
クライト転送手段を備える。
【0046】
【作用】ブロックライトにおいては1つのブロックが選
択され、そのブロックに対し同時にデータの書込みが行
なわれる。ブロックライト用のデータは複数の記憶手段
のそれぞれに記憶される。ブロックライト時においては
この複数の記憶手段のうちの1つが選択され、対応のメ
モリセルアレイブロックの各列へその記憶データを伝達
する。
【0047】一方、1ビット単位の通常のデータ書込み
は、書込み手段を介して行なわれる。この書込み手段が
メモリセルアレイの選択列へデータを書込む経路と、ブ
ロックライト時に記憶手段からメモリセルアレイブロッ
クへデータを転送する経路とは別々にすることができる
。これにより、ブロックライトモードと1ビット単位の
通常ライトモードに応じてバス接続を切換えるための複
雑な選択回路が不必要となる。またこのとき、RAM共
通データバス線は1ビット単位のデータを行なうために
1対必要とされるだけであり、共通データバス線対の占
有面積を低減することができる。
【0048】
【実施例の説明】図1はこの発明の一実施例である半導
体記憶装置の全体の構成を概略的に示す図である。図1
においては、装置外部と1ビット単位のデータの入出力
を行なうための構成のみが例示的に示されるが、複数ビ
ット単位でのデータの入出力を行なう場合にも容易に拡
張可能である。複数ビット単位でのデータの入出力を行
なう場合、図1に示す構成を複数面設ければよい。また
図1においては、シリアルにのみデータを行なうための
SAMポートは従来の半導体記憶装置(図8参照)と同
様であり、単にブロックSAMとしてのみ示している。
【0049】図1において、半導体記憶装置110は、
複数のメモリセルブロックMG1〜MGnに分割された
ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリセルアレイ
1を含む。このメモリセルブロックMG1〜MGnはダ
イナミック・ランダム・アクセス・メモリセルアレイを
列方向に分割することにより得られる。この半導体記憶
装置110は、さらに、外部から与えられるアドレスA
0〜Anを受けて内部アドレスを発生するアドレスバッ
ファ回路7と、このアドレスバッファ回路7からの内部
行アドレスをデコードし、メモリセルアレイ1の1行を
選択する行デコーダ2と、アドレスバッファ回路7から
の内部列アドレスを受け、メモリセルアレイ1の1列を
選択する列デコーダ30と、このアドレスバッファ回路
7からのたとえば最下位2ビットの列アドレスをブロッ
ク指定アドレスとして受け、メモリセルアレイ1から対
応のブロックを選択するブロック選択信号BSを発生す
るブロックデコーダ1030を含む。
【0050】この半導体記憶装置110はさらに、選択
された1行のデータを検知し増幅するためのセンスアン
プと、列デコーダ30により選択された1列をRAM共
通データバス105へ接続するためのI/Oゲートを含
む。この図1においてはセンスアンプとI/Oゲートを
1つのブロック5として示している。
【0051】この半導体記憶装置110はさらに、内部
出力指示信号OEおよび内部書込み指示信号WEに応答
して活性化されてデータの読出しおよび書込みを1ビッ
ト単位で行なうための入出力バッファ回路40と、ブロ
ックライト用のデータを記憶するためのカラーレジスタ
200と、このカラーレジスタ200に格納されたデー
タを転送するためのカラーデータ転送回路1010と、
カラーデータ転送回路1010から転送されたデータを
記憶するためのカラーデータ記憶回路1000と、カラ
ーデータ記憶回路1000に記憶されたデータを対応の
ブロックへ伝達するためのブロック選択回路1020を
含む。
【0052】ブロックライト用データ(カラーデータ)
を記憶するためのブロックライト用カラーデータ記憶回
路1000は、メモリセルアレイ1の各メモリセルブロ
ックMG1〜MGnにそれぞれ対応して設けられる記憶
素子USを含む。ブロック選択回路1020は、メモリ
セルアレイ1の各ブロックMG1〜MGnとカラーデー
タ記憶回路1000の各記憶素子USとの間に設けられ
、対応の記憶素子USのデータを対応のメモリセルブロ
ックのすべての列上へ伝達するブロック選択ゲートBS
Gを含む。
【0053】この半導体記憶装置110はさらに、周辺
回路として、外部からの制御信号*RAS、*DT/*
OE、*CAS、*WB/*WEおよびDSFに応答し
て各種内部制御信号S、φ、WE、CT、OEおよびB
Rを発生する制御信号発生回路800を含む。制御信号
φはカラーレジスタ200のデータを取込むタイミング
を与える。制御信号CTはカラーレジスタ200のデー
タをカラーデータ記憶回路1000へ転送するタイミン
グを与える。
【0054】この図1に示す構成の場合、1ビット単位
の通常のデータの書込み/読出しは入出力バッファ回路
40およびRAM共通データバス105を介して行なわ
れる。したがって、入出力バッファ回路40は、複雑な
選択回路を含むことなく、単純な入力バッファ回路およ
び出力バッファ回路で構成することができる。ブロック
ライトの実行は、カラーレジスタ200、カラーデータ
転送回路1010、ブロックライトデータ記憶回路10
00およびブロックライト選択回路1020を介して行
なわれる。この場合RAM共通データバス105を介し
てブロックライトを行なうことがなく、共通データバス
線対を複数対設ける必要はない。また、このカラーデー
タ記憶回路1000およびブロック選択回路1020の
各記憶素子USおよびブロックライト選択ゲートBSG
はそれぞれメモリセルアレイ1のメモリセルブロックM
Gに対応して設けられている。したがって、このブロッ
クのビット数は容易に増減することができ、ブロックラ
イトを行なうビット数を容易に拡張することができる。
【0055】図2は、図1に示す半導体記憶装置の1つ
のブロックに対する装置構成を示す図である。図2にお
いて、メモリセルブロックMGは、ワード線WLに接続
される複数のメモリセルMCa,MCb、…、およびM
Cnを含む。ここでメモリセルブロックMGは図1に示
すメモリセルブロックMG1〜MGnのひとつを総称的
に示す。センスアンプ+I/Oブロック5は、各ビット
線対202a、202b、…、202nに対応して設け
られるセンスアンプSAと、各ビット線対202a、2
02b、…、202nそれぞれに対応して設けられる列
選択ゲートSGa、SGb、…、およびSGnを含む。 列選択ゲートSGa、SGb、…、およびSGnの各々
へは図1に示す列デコーダ30からの列選択信号Ya、
Yb、…、およびYnがそれぞれ与えられる。これによ
り1対の列選択ゲートSGのみがオン状態となり、対応
のビット線対202をRAM共通データバス105へ接
続する。
【0056】ブロック選択ゲートBSGは、各ビット線
対202a、202b、…および202nに対応して設
けられるカラーデータ転送ゲートTGa、TGb、…T
Gnを含む。このカラーデータ転送ゲートTGa〜TG
nはブロックデコーダ1030からのブロック選択信号
BSに応答してオン状態となる。カラーデータ記憶回路
1000に含まれる記憶素子USは、カラーデータ転送
ゲートTGa〜TGnに共通に設けられるインバータラ
ッチを備える。この記憶素子USには、カラーデータ転
送ゲートCTGを介してカラーレジスタ200からデー
タバス1003を介して伝達されるカラーデータが格納
される。このカラーデータ転送ゲートCTGは、各記憶
素子USに対応して設けられており、カラーデータ転送
指示信号CTに応答してオン状態となる。
【0057】カラーデータ伝達バス1003はすべての
カラーデータ転送ゲートCTGに対して共通に設けられ
ており、カラーレジスタ200の格納データを伝達する
。カラーレジスタ200の構成としては、ブロックライ
ト用のカラーデータをロードを指定する第1のブロック
ライト指示信号であるロード指示信号φに応答して、デ
ータ入出力端子22へ与えられたデータをラッチし、こ
のラッチデータをデータバス1003上へ伝達する構成
であればいずれの構成であってもよい。
【0058】SAMポートは、従来と同様、転送ゲート
10およびシリアルメモリセルアレイ11を含み、各ビ
ット線対それぞれに対応して設けられる単位転送ゲート
UTおよび単位レジスタURを含む。次に動作について
説明する。
【0059】通常の1ビット単位のデータの書込み時に
おいては制御信号*RASの降下エッジで外部からのア
ドレスA0〜Anがアドレスバッファ回路7によりラッ
チされて内部行アドレスが発生される。この内部行アド
レスに従って、行デコーダ2は1本のワード線WLを選
択し、この選択されたワード線WLの電位を“H”に立
上げる。次いで、センスアンプ活性化信号Sが活性状態
となり、各センスアンプSAが対応のビット線対202
上の電位差を検知し増幅する。その後、制御信号*CA
Sが“L”に立下がり、アドレスバッファ回路7から内
部列アドレスが発生される。この内部列アドレスに応答
して列デコーダ30は、1本の列を選択する列選択信号
を発生する。今、この列選択信号をYaとすると列選択
ゲートSGaを通して、ビット線対202aがRAM共
通データバス105へ接続される。
【0060】RAM入出力バッファ回路40は、外部制
御信号*CASおよび*WB/*WEがともに“L”と
なったときに発生される内部書込み指示信号WEに応答
して活性化され、RAMデータ入出力端子22に与えら
れた書込みデータWIOiに応答して内部書込みデータ
を生成し、RAM共通データバス105上へ伝達する。 これにより共通データバス105上の内部書込みデータ
がビット線対202a上へ伝達され、メモリセルMCa
へ書込まれる。この上記の1ビット単位のデータの書込
みは通常のDRAM(ダイナミック・ランダム・アクセ
ス・メモリ)と同様である。
【0061】次いでブロックライトモード動作について
説明する。ブロックライトモード動作は2つのサイクル
を含んでおり、ロードカラーサイクルとブロックライト
サイクルである。まず、図3を参照してロードカラーサ
イクルについて説明する。このロードカラーサイクルは
、制御信号*RASの降下エッジで制御信号DSFを“
H”とし、かつ制御信号*WB/*WEを“H”とする
ことにより設定される。このとき、制御信号*RASに
従って行デコーダ2による行選択動作が行なわれ、次い
でセンスアンプSAによるセンス動作が行なわれる。
【0062】この後、制御信号*CASの降下エッジで
制御信号DSFを“L”に設定する。制御信号発生回路
8からは、この制御信号*CASおよび*WB/*WE
がともに“L”となったとき、第1のブロックライト指
示信号であるカラーデータロード(ストア)指示信号φ
を発生する。カラーレジスタ200はこのカラーデータ
ロード指示信号φに応答して、RAMデータ入出力端子
22に与えられたデータWIOiをカラーデータとして
ラッチし、かつカラーデータ伝達バス1003上へ伝達
する。このカラーデータロード指示信号φの立上がりに
応答して所定期間の時間幅を有するカラーデータ転送指
示信号CTが制御信号発生回路800から発生される。 これに応答して、カラーデータ転送回路40に含まれる
カラーデータ転送ゲートCTGがすべてオン状態となり
、各カラーデータ記憶回路1000に含まれる記憶素子
USがこのデータを記憶する。
【0063】メモリセルアレイ1内においては、制御信
号*CASに従って列選択動作が行なわれる。しかしな
がら、既に制御信号*RASと制御信号DSFの組合わ
せによりロードカラーサイクルが指定されているため、
列デコーダ30によるデコード動作および入出力バッフ
ァ回路40への内部書込み指示信号WEの発生は禁止さ
れる。さらに、このロードカラーサイクルにおいてはブ
ロックライトデコーダ1030の動作も禁止され、ブロ
ック選択信号BSの発生も禁止される。以上の動作によ
り、カラーデータのカラーデータ記憶回路1000への
ロードが行なわれる。この後、制御信号*RAS、*C
ASがともに“H”に立上がる。次に、カラーデータ転
送指示信号CTを発生するための回路構成について説明
する。
【0064】図4はカラーデータ転送指示信号発生系の
概略回路ブロック図である。図4において、カラーデー
タ転送指示信号発生系は、制御信号*RASと制御信号
DSFとに応答してロードレジスタサイクルが規定され
たか否かを検出するサイクル検出回路810と、制御信
号*CASと制御信号*WB/*WEとサイクル検出回
路810からのサイクル検出信号とに応答してカラーデ
ータロード指示信号φと内部書込み指示信号WEを発生
するカラーデータロード制御回路811と、このカラー
データロード指示信号φに応答してカラーデータ転送指
示信号CTを発生するカラーデータ転送制御回路812
を含む。サイクル検出回路810は、制御信号*RAS
の降下エッジで制御信号DSFが“H”のときにカラー
データをカラーレジスタ200へロードするロードカラ
ーサイクルが指定されたことを示す信号を発生する。こ
のサイクル検出回路810の回路構成としては制御信号
*RASをクロック信号として制御信号DSFをラッチ
して出力するラッチ回路が考えられる。カラーデータロ
ード制御回路811は、サイクル検出回路810からの
ロードカラーサイクル検出信号が活性状態のとき、制御
信号*CASおよび*WB/*WEがともに“L”とな
ったときロードレジスタ指示信号φを発生するとともに
、内部書込み指示信号WEの発生を禁止する。
【0065】カラーデータロード制御回路811はさら
に制御信号*CASの降下エッジで制御信号DSFが“
H”のとき、内部書込み指示信号WEの発生を禁止する
。サイクル検出回路810からのロードカラーサイクル
検出信号が不活性状態にあり、かつ制御信号*CASの
立下がり時点において制御信号DSFが不活性状態の“
L”のとき、カラーデータロード制御回路811はこの
制御信号*CASと制御信号*WB/*WEに応答して
内部書込み指示信号WEを発生する。このカラーデータ
ロード制御回路811の構成としては、種々の構成が考
えられるが制御信号*RASおよび*CASのいずれか
の降下エッジで制御信号DSFが“H”のときに内部書
込み指示信号WEの発生を禁止し、かつ制御信号*RA
Sの降下エッジで制御信号DSFが“H”になり、かつ
制御信号*CASの降下エッジで制御信号DSFが“L
”のときにカラーデータロード指示信号φを発生する構
成であればよい。
【0066】カラーデータ転送制御回路812は、この
カラーデータロード指示信号φに応答してワンショット
のパルスを発生するワンショットパルス発生回路により
構成される。次にこのカラーデータ記憶回路1000に
記憶されたカラーデータをメモリセルブロックに書込む
ブロックライト動作についてその動作波形図である図5
を参照して説明する。
【0067】ブロックライトサイクルにおいては、制御
信号*RASの降下エッジで制御信号DSFは“L”に
設定される。この制御信号*RASの立下がりに応答し
て外部アドレスA0〜Anに応答して行デコーダ2が行
選択動作を行ない、メモリセルアレイ1内の1本のワー
ド線WLを選択し、この選択ワード線WL上の電位が“
H”に立上がる。この選択ワード線WLの電位が“H”
に立上がった後、センスアンプ活性化信号Sが活性状態
となり(図5においては“H”のレベル)、センスアン
プSAがそれぞれ対応のビット線対上のメモリセルデー
タを検知し増幅する。
【0068】次いで制御信号*CASが立下がる。この
制御信号*CASの降下エッジで制御信号DSFを“H
”に設定する。これによりブロックライトサイクルが指
定される。このブロックライトサイクルが指定されると
、ブロックデコーダ1030が活性化され、アドレスバ
ッファ回路7からの内部列アドレスのうち、たとえば下
位2ビットを除く内部列アドレスをデコードし、ブロッ
ク選択回路1020のうちの1つのブロック選択ゲート
BSGを選択するためのブロック選択信号BSを発生す
る。このブロック選択信号BSが発生されると、この選
択されたブロック選択ゲートBSG内の転送ゲートTG
a〜TGnがすべてオン状態となる。これにより、この
選択されたブロック対応に設けられた記憶素子USの記
憶データが選択されたメモリセルブロックMGの各ビッ
ト線対202a〜202n上へ伝達される。
【0069】記憶素子USの駆動能力はセンスアンプS
Aのラッチ能力よりも大きく、それにより各ビット線対
202a〜202n上のデータはこの記憶素子USに記
憶されたカラーデータに対応したものとなる。それによ
りメモリセルブロックMGの各メモリセルMCa〜MC
nへのカラーデータの書込みが完了する。なおこのブロ
ックライトサイクルにおいてセンスアンプ活性化信号S
が活性化されるタイミングは、ブロック選択信号BSが
発生される後に設定されてもよい。
【0070】一方、このブロックライトサイクル指示に
応答して列デコーダ30は好ましくは不活性状態とされ
ており、メモリセルアレイにおける列選択動作は禁止さ
れている。したがってこの列選択信号Yは発生されず、
列選択ゲートSTa〜STnはすべてオフ状態のままで
ある。さらにこのブロックライトサイクルにおいては、
内部書込み指示信号WEの発生は禁止されており、入出
力バッファ回路40に含まれるRAM入力バッファ回路
は出力ハイインピーダンス状態に保持されている。
【0071】なお、上述の説明において、ブロックライ
トサイクルのときにセンスアンプ活性化信号Sがブロッ
ク選択信号BSが発生された後に活性化されてもよいと
して説明したが、このセンスアンプ活性化信号Sが発生
されるタイミングは、通常の1ビット単位の書込みサイ
クルにおいては制御信号*CASが立下がる以前に設定
されており、この信号*CASの立下がる前にワード線
WLに接続されるメモリセルデータの検知および増幅が
行なわれている必要がある。
【0072】このように、メモリセルブロックMGに含
まれるメモリセルの数すなわちビット線対の数に応じて
ブロック選択回路の各ブロック選択ゲートBSGに含ま
れる転送ゲートの数を調整するだけで、容易にブロック
ライトするビット数を増減することができる。
【0073】次にこのブロック選択信号BSを発生する
ための制御回路の構成について図6を参照して説明する
【0074】図6はブロックライト制御系の構成を示す
ブロック図である。ブロックライト制御系は、制御信号
DSF、*RASおよび*CASを受け、内部制御信号
CASおよびブロックデコーダ活性化信号BDAを発生
するブロックライト制御回路850と、このブロックラ
イト制御回路850からの内部制御信号CASに応答し
て、外部アドレスA0〜Anを取込み内部列アドレスを
発生するアドレスバッファ回路7と、このアドレスバッ
ファ回路7からのたとえば最下位2ビットを除く内部列
アドレスCAをデコードし、ブロック選択信号BSを発
生するブロックデコーダ1030を含む。内部制御信号
CASは外部制御信号*CASの降下エッジに応答して
活性状態の“H”に立上がる。ブロックデコーダ活性化
信号BDAは、制御信号DSFが制御信号*RASの降
下エッジで“L”にありかつ制御信号CASの降下エッ
ジで“H”のときに発生される。このブロックライト制
御回路850の構成としては、制御信号*RASの降下
エッジで制御信号DSFを取込みかつ出力する第1のラ
ッチ回路と、次いで制御信号*CASの降下エッジで制
御信号DSFを取込んでラッチする第2のラッチ回路と
、この第1のラッチ回路出力の反転信号と第2のラッチ
回路出力とのANDをとる論理回路とを用いて実現する
ことができる。この論理回路出力が“H”のときにブロ
ックデコーダ1030が活性化される。
【0075】なお上記実施例においては、半導体記憶装
置として、RAMポートとSAMポートと2つのポート
を有するデュアルポートRAMの場合について説明した
が、この構成は通常のダイナミック・ランダム・アクセ
スメモリにおいても適用可能である。すなわち、外部制
御信号に応答してデータをラッチする第1のラッチ回路
(カラーレジスタに対応する)を入出力バッファと別に
設け、各メモリセルアレイグループごとにこのラッチ回
路出力を記憶し転送する構成を設ければ通常のランダム
・アクセス・メモリにおいても、ブロックライトを容易
に実現することができる。
【0076】また、上記実施例においては、データの入
出力はデータ入出力端子22を介して1ビット単位で行
なわれているが、これは複数ビット単位であっても上記
実施例と同様の効果を得ることができる。また、このデ
ータ入出力端子はデータ入力用端子とデータ出力用端子
とが別々に設けられている構成であってもよい。
【0077】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、通常モ
ードでのデータ書込みを行なう経路とブロックライトモ
ードでデータを書込む経路とを別々に設けたので、共通
データバスをブロックライトモードと通常モードとで切
換えるための複雑な論理を用いる必要がなく、また共通
データバスをブロックライトを行なうビット数に合わせ
て複数本設ける必要もなく、小占有面積でかつ簡易な回
路構成でブロックライトのビット数を容易に拡張するこ
とのできる半導体記憶装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である半導体記憶装置の全
体の構成を示す図である。
【図2】この発明の一実施例である半導体記憶装置の要
部の構成を示す図である。
【図3】この発明の一実施例である半導体記憶装置のロ
ードカラーサイクル時における動作を示す信号波形図で
ある。
【図4】図3に示すロードカラーサイクルを実現するた
めの制御回路の構成の一例を示すブロック図である。
【図5】この発明の一実施例である半導体記憶装置にお
けるブロックライトサイクルの動作を示す信号波形図で
ある。
【図6】この発明の一実施例である半導体記憶装置おけ
るブロック選択信号信号発生系の構成を示すブロック図
である。
【図7】映像信号処理システムの一般的な構成を概略的
に示す図である。
【図8】従来のデュアルポートRAMの全体の構成を概
略的に示す図である。
【図9】従来のデュアルポートRAMの種々の機能を実
現するための動作タイミングを例示する信号波形図であ
る。
【図10】ブロックライトモード動作を説明するための
図である。
【図11】従来のデュアルポートRAMにおけるブロッ
クライトに関連する回路部分を示す図である。
【図12】従来のデュアルポートRAMにおけるロード
カラーサイクルの動作を示す信号波形図である。
【図13】従来のデュアルポートRAMにおけるブロッ
クライトサイクルの動作を示す信号波形図である。
【符号の説明】
1  ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリセル
アレイ 2  行デコーダ 5  センスアンプ+I/Oブロック 7  アドレスバッファ回路 30  列デコーダ 40  入出力バッファ回路 200  カラーレジスタ 22  RAMデータ入出力端子 1000  カラーデータ記憶回路 1010  カラーデータ転送回路 1020  ブロック選択回路 1030  ブロックデコーダ 800  制御信号発生回路 110  半導体記憶装置 US  カラーデータ記憶素子 BSG  ブロック選択ゲート MG  メモリセルブロック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ブロックライトモード動作が可能な半
    導体記憶装置であって、前記ブロックライトモード動作
    は第1および第2のブロックライト指示信号の発生を含
    み、行および列からなるマトリクス状に配列された複数
    のメモリセルからなるメモリセルアレイを備え、前記メ
    モリセルアレイは前記列の方向に沿って複数のブロック
    に分割され、外部から与えられる書込みデータを受けて
    内部書込みデータを生成する書込み手段、外部から与え
    られるアドレスに応答して前記メモリセルアレイの対応
    の列を前記書込み手段の出力部に接続する列選択手段、
    前記メモリセルアレイの前記複数のブロックの各々に対
    応して設けられ、前記第1のブロックライト指示信号に
    応答して外部から与えられる書込みデータを記憶する複
    数の記憶手段、前記列選択手段と独立に、前記複数の記
    憶手段の各々と前記複数のブロックの各々との間に設け
    られ、前記第2のブロックライト指示信号と外部からの
    ブロック指定信号とに応答して対応の記憶手段と対応の
    メモリセルアレイブロックとを接続し、該対応の記憶手
    段に記憶されたデータを該対応のメモリセルアレイブロ
    ックへ転送する複数のブロックライト転送手段を備える
    、ブロックライト機能を備える半導体記憶装置。
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