JPH03173995A - マルチポート・ランダム・アクセス・メモリ - Google Patents

マルチポート・ランダム・アクセス・メモリ

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JPH03173995A
JPH03173995A JP2226336A JP22633690A JPH03173995A JP H03173995 A JPH03173995 A JP H03173995A JP 2226336 A JP2226336 A JP 2226336A JP 22633690 A JP22633690 A JP 22633690A JP H03173995 A JPH03173995 A JP H03173995A
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data
signal
ram
sam
transfer
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Application number
JP2226336A
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Inventor
Kazunari Inoue
一成 井上
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C8/00Arrangements for selecting an address in a digital store
    • G11C8/16Multiple access memory array, e.g. addressing one storage element via at least two independent addressing line groups
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1075Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers for multiport memories each having random access ports and serial ports, e.g. video RAM

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、ランダムにアクセスすることのできる入出
力ボートとシリアルにのみアクセスすることのできる入
出力ポートとを備えるマルチ・ポート・ランダム・アク
セス・メモリに関する。
[従来の技術] 画像情報処理分野等においては、処理すべきまたは処理
された画像情報をCRT (陰極線管)デイスプレィに
表示することが行なわれる。このとき、1フレームの画
像情報を格納するフレームバッファと呼ばれるメモリが
用いられる。このようなフレーム・バッファは通常ビデ
オRAM (VRAM)と呼ばれている。このビデオR
AMを用いた画像処理システムの構成および動作につい
て簡単に第6図を参照して説明する。
第6図を参照して、ビデオ信号処理系は、CPU(中央
処理装置)100、CRTデイスプレィコントローラ1
02、ビデオRAM104およびCRTデイスプレィ1
06を含む。
CPU100は、ビデオRAM104へ所望のデータの
書込みまたは所望のデータの読出しを行なう。CRTデ
イスプレィコントローラ102は、CRTデイスプレィ
106の水平/垂直同期信号を発生するとともに、ビデ
オRAM104からデータを読出すアドレスを発生して
ビデオRAMl04へ与える。ビデオRAM104は、
画像情報を格納しており、この格納された画像情報がC
RTデイスプレィコントローラ102の制御の下に読出
されてCRTデイスプレィ106へ与えられる。CRT
デイスプレィ106は、ビデオRAM104からのデー
タを並列−直列変換して画面上に表示する。通常、ビデ
オRAMからのデータは複数ビットで構成されており、
ビット・マツプ方式の場合、各ビットがCRTデイスプ
レィ106の各ドツトに対応しているため、この並列−
直列変換が必要となる。
ビデオRAM104に対しては、CPU100は、ラン
ダムにアクセスしてリード(読出し)/ライト(書込み
)を行なうことができる。これにより、ビデオRAMI
 O4に格納された情報に所望の演算を行なった後再び
ビデオRAM104ヘデータを書込むこと、ができる。
一方、CRTデイスプレィ106へは、ビデオRA M
 104からシリアルに読出されたデータが与えられ、
この与えられたデータに従って画面上に画像が表示され
る。
通常のダイナミック・ランダム・アク七′ス・メモリ(
DRAM)をフレーム・バッファとして用いた場合、C
RTデイスプレィ106の画面に表示するためのビデオ
信号を作成するためには、DRAMから、常に、表示期
間中データを読出す必要がある。通常のDRAMは、1
メモリサイクルはリードサイクルかまたはライトサイク
ルかのいずれかに規定されているため、この表示期間中
はCPU100はDRAMへアクセスすることができず
、CPU100のビデオRAMへのアクセス期間は水平
または垂直の帰線期間中の表示期間外に限定される。こ
の結果、CPU100の待ち時間が多くなり、プログラ
ムの実行速度が遅くなる。
このような通常のDRAMをフレーム・バッファとして
用いた場合の欠点を克服するために、画像メモリとして
マルチ・ポートRAM (デュアルポートRAM)が広
く用いられてきている。このマルチ・ポートRAMは、
CPU100からのランダム・アクセスすることのでき
る入出力ポートと、表示データをCRTデイスプレィ・
コントローラ102の制御の下にシリアルに読出してC
RTデイスプレィ106へ与えるためのシリアル入出力
ポートとを有している。このマルチポートRAMにおい
ては、RAMポート(ランダム・アクセス可能なメモリ
部分)からSAMポート(シリアル・アクセス可能なメ
モリ部分)へ1行分(1水平走査分のデータに対応)の
データを転送すれば、表示期間中はSAMポートから表
示データが読出され、一方その間、RA Mポートへは
CPU100がアクセスすることができる。これにより
、CPU100の待ち時間が短縮され、プログラムの実
行速度が速くなる。SAMボートにおいては、この転送
された1行分のデータがシリアルに読出されるため、S
AMポートにおけるアクセスタイムはRAMポートの約
4ないし5分のlであり、高速で画像の表示を行なうこ
とが可能となる。
第7図にこのマルチ・ポートRAMを用いたフレーム・
バッファの原理的構成を示す。通常、フレーム・バッフ
ァにおいては、複数個のマルチ・ポートRAMが用いら
れる。たとえば、64に×4ビットのRAMポートと2
56X4ビツトのSAMポートからなるマルチ・ポー)
RAM (以下、デュアル・ボー)RAMと称す)にお
いては、デイスプレィの画面水平方向が640ドツトで
あり、1ドツトが4ビツトで構成される場合、このデュ
アル・ポートRAMは4個用いられ、また、1024X
512ドツトの画面構成の場合、8個のデュアル・ポー
トRAMが用いられる。第7図においてはこのデュアル
・ポー)RAMが4個用いられる場合の構成を概略的に
示す。各デュアルポートRAMにはCPU空間における
物理アドレスが割当てられている。この場合、RAMメ
モリ2−0.2−1.2−2および2−3に対し共通に
、行デコーダ6、列デコーダ7およびアドレスバッファ
8が設けられる。
アドレスバッファ8は、外部から与えられるアドレス信
号AO,Al、・・・Anから内部アドレス信号を導出
する。行デコーダ6は、アドレスバッファ8からの内部
行アドレス信号をデコードしRAMメモ9部2−0〜2
−3から対応の行を選択する。列デコーダ7は、アドレ
スバッファ8からの内部列アドレス信号をデコードし、
RAMメモリ2−0〜2−3の対応の列を選択する。R
AMメモリ2−0〜2−3の各々は、行および列状に配
列されたメモリセルを有している。RAMメモリ2−〇
〜2−3と外部装置との間でデータの授受を行なうため
に、RAM人出力出力バッファ4けられる。
SAMポートは、RAMメモリ2−0〜2−3の各々に
対応して設けられSAMメモリ3−0゜3−1.3−2
および3−3を含む。SAMメモリ3−0〜3−3の各
々は、対応のRAMメモリ2−0〜2−3の1行に接続
されるメモリセルとデータの転送を同時に行なうことが
可能である。
SAMメモリ3−0〜3−3の各々は、SAM人出力出
力バッファ5して外部とシリアルデータ5101〜5I
Onの授受を行なう。RAMメモリ2−0〜2−3およ
びSAMメモリ3−0〜33の各々は、複数ビット単位
でアクセス可能である。したがって、たとえば各SAM
メモリが4ビット並列入出力が可能な構成を有している
場合、このフレームバッファは、その構成にもよるが、
4ビツト、8ビツトおよび16ビツトの並列入出力が可
能となる。
RAMメモリ2−0〜2−3とSAMメモリ3−0〜3
−3との間でデータの転送を行なうために、転送ゲート
1−0〜1−3が各RAMメモリと各SAMメモリとの
間に設けられる。
第8図に、1個のデュアル・ポー)RAMの全体の構成
を概略的に示す。第8図においては、4ビット並列入力
が可能なデュアル・ポーhRAMの構成が一例として示
される。第8図において、RAMメモリ2は4つのブロ
ックに分割されたメモリセルアレイを有する。このメモ
リセルアレイの4つのブロックは、それぞれRAM人出
力出力バッファ4ける4ビツトのデータWI 00ない
しtIO3に対応する。
行デコーダ6は、このRAMメモリセルアレイ2の1行
を、アドレスバッファ8からの内部アドレス信号に応答
して選択する。列デコーダ7は、このRAMメモリセル
アレイ2の各ブロックにおける1列をアドレスバッファ
8からの内部列アドレス信号に応答して選択する。
SAMメモリ部は、RAMメモリセルアレイ2の1行の
メモリセルデータを格納することのできるデータレジス
タ3工と、アドレスポインタ33からのポインタ信号に
応答してデータレジスタ31の単位データレジスタを順
次SAM人出力出力バッファ接続するシリアル・データ
・セレクタ32とを含む。
アドレス・ポインタ33はアドレスバッファ8からの内
部列アドレスに応答してデータレジスタ31の選択ビッ
トを指定する。
RAMメモリセルアレイ2とデータレジスタ31との間
に、データ転送を行なうための転送ゲート1が設けられ
る。
このSAMメモリ部においてもデータ・レジスタ31お
よびシリアル・データ・セレクタ32は4つのブロック
に分割されており、各ブロック毎にシリアルなアクセス
が可能である。
デュアルポートRAMの動作タイミング信号を発生する
ために、゛制御部40が設けられる。制御部40は、ロ
ウアドレスをストローブするタイミングを与える信号R
ASと、列アドレス信号をストローブするタイミングを
与える信号CASと、ライト・パー・ビット動作の制御
(これは後述)および書込可能か否かを示す信号WB/
WE、ランダムメモリ部のデータ出力制御およびデータ
・レジスタ31とRAMメモリセルアレイ2との間のデ
ータ転送の制御を行なうための信号D T10Tと、シ
リアルメモリ部におけるクロック信号となる制御信号S
CおよびSAMメモリ部の動作制御を行なうための信号
SEとを受ける。次に動作について簡単に説明する。
RAMメモリ部は、通常のDRAMと同様にして、アド
レス信号AO〜A7、信号I★S、  CAp、σTυ
y〒/σ丁)に応答してアクセスの制御が行なわれる。
SAMメモリ部からのデータ読出しは、まず、アドレス
信号AO〜A7、信号RAS、CAS。
「〒/σ1の制御により、工行分のデータをRAMメモ
リセルアレイ2からデータレジスタ31へ転送すること
により行なわれる。このとき、信号CASに応答してス
トローブされた列アドレス信号がアドレスポインタ33
ヘロードされる。このアドレスポインタ33にロードさ
れた列アドレス信号が指定するビット(各ブロックから
1ビツトずつの計4ビット)がSAM人出力出力バッフ
ァ5達される最初のビットとなる。この後、信号SC(
シリアル・コントロール)をトグルすると、信号SCが
“H”となるたびに、アドレスポインタ33の内容がイ
ンクリメントされ、シリアルデータセレクタ32を介し
てデータレジスタ31の内容が順に1ビツトずつSAM
人出力出力バッファ5達される。
S A Mメモリ部へのデータ書込みは上述の読出動作
と逆であり、制御信号SCが“H”となるたびにSAM
人出力出力バッファ5えられたデータがデータレジスタ
3■へ書込まれていく。1行分のデータがデータレジス
タ31に書込まれた後、信号RAS、CAS、D下/σ
Iによって転送ゲート1を開くことにより、アドレス信
号AO〜A7により指定されたRAMメモリセルアレイ
2の行にこのデータが書込まれる。次にRAMメモリセ
ルアレイ2とデータレジスタ31との間のデータ転送動
作について説明する。
まず第9図を参照して、リード転送サイクルについて説
明する。通常、続出サイクルにおいて、信号RASをア
クティブ(“Lルベル)にするときに、信号σ〒/σI
を“L”、信号WB/Wτは“H”、信号■は任意の状
態にすると、RAMメモリセルアレイ2のデータ読出完
了後、すなわちRAMアレイ2において選択された行に
接続されるメモリセルデータがビット線(列)上に伝達
されて確定された後、このデータが、信号I↑/σ1の
立上がりでデータレジスタ31へ転送される。このデー
タ・レジスタ31に転送された1行分のデータに対して
は、信号CASに応答してアドレスバッファ8にストロ
ーブされた列アドレスがアドレスポインタ33にロード
され、シリアルデータセレクタ32を介してSAM人出
力出力バッファ5力される最初のデータレジスタのビッ
トを指定する。SAM人出力出力バッファ5のデータ読
出しは、制御信号SC,SEに応答して、通常、データ
レジスタ3工へのデータ転送完了後行なわれる。
次に第10図を参照してライト転送サイクルについて説
明する。リード転送サイクルと同様のタイミングで、信
号RASをアクティブ状態にするときに、信号WB/W
Eを“L”に、信号DT/○Eを“L”、信号SEを“
H”としておくと、信号DT10Eの立上がりに応答し
て、データレジスタ31の保持内容がRAMメモリセル
アレイ2の選択された行へ書込まれる。このライト転送
サイクルは、通常、SAM人出力出力バッファ5データ
レジスタ31へのデータ書込完了後に行なわれる。
ライト転送サイクルにおいて信号RASがアクティブ状
態となったときに信号SEが“H”の場合は擬似ライト
転送サイクルが行なわれる。この擬似ライト転送サイク
ルにおいては、SAM人出カバッファ5は活性化されて
おらず、入力データがデータレジスタ31へ書込まれな
い。また、この擬似ライト転送サイクルにおいては、メ
モリセルアレイ2へのデータレジスタ31からのデータ
転送は行なわれない。
前述のごとく、SAM人出力出力バッファ3のデータ読
出しは、通常データレジスタ31へのデータ転送完了後
行なわれる。しかしながら、SAM人出力出力バッファ
5.1行分のデータの読出しを完了した後にすぐに次の
行のデータをSAM入出力バッフ75から読出しを行な
う必要があることもある。このような場合、第10図に
示すように、SAM人出力出力バッファ5のデータ読出
動作中に、RAMメモリセルアレイ2からのデータ読出
しくすなわちRAMメモリセルアレイ2における行の選
択およびこの行に接続されるメモリセルデータの検知増
幅およびラッチ)を行なった後、信号DT/○Eを“H
”として、転送ゲート1を介してデータレジスタ31へ
転送する。このデータ転送サイクルはリアルタイム転送
サイクルと呼ばれている。
ビデオRAMにおいては、たとえば背景部分のみを同一
とし、その前景の人物等のみを変更するような、1ワー
ドのメモリデータのうち任意のビットのみその値を変更
したい場合が多い。このために、デュアルポートRAM
においては、ライト・パー・ピッH作と呼ばれる機能が
設けられている。このライト・パー・ビット動作は、R
AM人出力出力バッファ4データ書込サイクルのときに
、4ビツトの入力信号W100〜WI03のうちの選択
されたビットに対してのみデータ書込みが可能となる動
作である。このライト・パー・ビット動作について第1
2図を参照して簡単に説明する。
このライト・パー・ビット動作においては、DRAMの
アーリー・ライト・サイクル(信号WB/WEを信号σ
x1がアクティブになるよりも前にアクティブ状態とす
るサイクルであり、これによりデータ出力端子がフロー
ティング状態であることが保証される)、またはリード
(モディファイ)ライトサイクル(選択されたメモリセ
ルデータをデータ出力端子に出力した後、データ入力端
子に与えられた入力データをその選択されたメモリセル
に書込む動作サイクル)であり、このときデータ入力端
子に与えるデータがデータ出力端子に出力されたデータ
を変更したものとすればリード・モディファイ・ライト
サイクルとなる。このサイクルにおいては、信号WB/
WEは信号CAiがアクティブになった後十分な時間経
過後にアクティブ状態とされる。このような動作サイク
ルにおいて信号RASをアクティブ状態とするときに、
信号WB/WEを“L′″とし、RAM入出力信号W 
I Oo = W I O3のうちデータ書込みを禁止
したいビットの電位を“L”に、残りのビット電位をH
” とする。信号RASがアクティブ状態となったとき
に、入力信号WIOo−WI、が“H”であったビット
(すなわちRAMメモリセルアレイ2におけるブロック
)に対するデータ書込みが行なわれる。RAM入出力W
IG〜W■3に書込データを与え、信号CASをアクテ
ィブ状態とすればアーリーライトサイクルとなり、一方
、信号WB/WEを一旦“H”に戻し、その状態で信号
CASをアクティブ状態とした後、再び信号WB/WE
を“L”とすれば、リード(モディファイ)ライト・サ
イクルとなる。
デュアルポートRAMにおいては上述の他に、画面を高
速でクリアするためのフラッシュライトサイクルが設け
られているものもある。このフラッシュライトサイクル
は、データレジスタ31に“0″のデータが書込まれた
後、外部アクセスを禁止し、RAMメモリセルアレイ2
の行を順次選択して転送ゲート1を介してこのデータレ
ジスタ31に書込まれた“0”を順次RAMメモリセル
アレイ2へ書込む動作モードである。
[発明が解決しようとする課題] 上述のように、デュアルポーhRAMは1行分のデータ
を高速で入出力することが可能となるため、画像処理用
のフレームバッファとしての利用価値が大きく、画像処
理分野において広く一般に用いられている。しかしなが
ら、従来のデュアルポートRAMにおいては、SAMメ
モリの入出力モードの切換えは必ず転送サイクルを必要
とするという問題がある。
すなわち、SAMメモリ部は、データレジスタ部からR
AMメモリ部へのデータ転送を行なった場合、SAMメ
モリ部はライトサイクルを行なう入力モードとなる。一
方、RAMメモリ部からSAMメモリ部へのデータ転送
を行なった場合は、リードサイクルを行なう出力モード
となる。信号SEはSAMメモリ部におけるリード/ラ
イトを制御するための信号であり、信号丁1が“H”の
場合はデータレジスタへのデータ書込みも行なわれない
このため、SAMメモリ部における入出力モードの切換
えは、リード転送サイクル、ライト転送サイクルを行な
うことにより実現される。たとえば、SAMメモリ部の
出力モードを入力モードに切換えるためには、ライト転
送サイクルを行なって、SAMメモリ部からRAMメモ
リ部へデータ転送を行なう必要がある。この場合、SA
Mメモリ部!こおいて、SAM人出力出力バッファ5与
えられるデータが最初に書込まれるデータレジスタ31
におけるビット位置を指定する必要がある。
ライト転送サイクルを実行すればこのことは行なわれる
ことになるが、このとき、行アドレスで指定された行の
RAMメモリセルに、データレジスタ31の内容が転送
されてしまう。このため、RAMメモリ部の内容を変え
たりSAMメモリ部の出力モードを入力モードに切換え
るために、たとえば第13図に示すような擬似ライト転
送サイクルが行なわれる。このSAMメモリ部の動作モ
ードの切換えについて第13図を参照して簡単に説明す
る。
今区間Iにおいて、SAMが出力モードに切換えられ、
SAM人出力出力バッファ5力データ5IOo〜5IO
3が与えられているとする。この場合、RAMメモリセ
ルアレイ2からデータ・レジスタ31へのデータ転送サ
イクルが行なわれており、制御信号SCに応答してシリ
アルに出力データS I Oo =S I 03がシリ
アル・データ・セレクタ32を介してSAM人出力出力
バッファ5えられる。
次にこのSAMメモリ部の出力モードを入力モードに切
換えるために、擬似ライト転送サイクルが行なわれる。
この擬似ライト転送サイクルにおいては、信号頁頂1を
アクティブ状態とするときに、制御信号丁1を“H”と
する。この場合、制御信号σT/σ1がアクティブ状態
の“L”であっても、転送ゲート1は開かず、SAMメ
モリ部、すなわちデータレジスタ31からRAMメモリ
セルアレイ2へのデータ転送は行なわれない。この擬似
ライト転送サイクルにおいては、制御信号SCの発生も
停止されている(第13図■参照)。
次に、信号RAS、CASがともに“H”であり、かつ
制御信号SEが“L”であれば、シリアル入力データS
 I Oo =S I 03が制御信号SCに応答して
データレジスタ31へ格納される。このときに格納され
たデータは、次のメモリ転送サイクルにおいて、指定さ
れた行に格納される。
続いて再び通常のライトサイクルを行ない、信号RAS
が“L”のときに制御信号DT10Eが“L”でありか
つ制御信号SEが′L″にあれば、制御信号SCの発生
が停止され、SAMメモリ部からRAMメモリセル部へ
新しい入力データの転送が行なわれる。以後、信号RA
S、CASが“H”の間、SAMメモリ部はアクティブ
状態にあり、SAM人出力出力バッファ5してシリアル
に入力データSIO,〜5IO3がデータレジスタ31
に格納される(第13図■参照)。この擬似ライト転送
サイクル時において取込まれた行および列アドレスのう
ち列アドレスが指定するデータレジスタのビット位置に
この擬似転送サイクルに続いて入力されたデータが順次
格納される。この擬似転送サイクル後にデータレジスタ
31に格納されたデータのRAMメモリセルアレイ2へ
の書込先は次のサイクルすなわち信号RAS、CASに
より取込まれた行アドレスにより指定される行へ書込ま
れる。
また上述のような擬似転送サイクルとして、第I3図に
示すような転送サイクルに変えて、ライト・パー・ビッ
ト動作と同様の機能を行なわせ、マスクされたビットへ
のデータ転送のみを禁止するマスクドライト転送動作も
ある。
上述のような動作モードを実行することにより、RAM
メモリセルアレイ部の記憶内容を変更することなく、S
AMメモリ部の動作モードを出力モードから入力モード
へ切換えることが可能である。
しかしながら、いわゆる擬似リード転送サイクルすなわ
ちRAMメモリ部からSAMメモリ部へのデータ転送を
行なわないモードは備えられていないため、SAMメモ
リ部の入力モードを出力モードに切換えたい場合には、
RAMメモリ部(RAMメモリセルアレイ2)からSA
Mメモリ部(データレジスタ31)へのデータ転送が必
要であり、この結果SAMメモリ部(データレジスタ3
1)の内容がこのデータ転送によって変更してしまう。
すなわち、RAMメモリ部(RAMメモリセルアレイ2
)を介することな(SAMメモリ部(データレジスタ3
1)へ与えた内容をそのままSAMメモリ部(データレ
ジスタ31)から直接読出すことは不可能である。
たとえばSAMメモリ部が正常に動作しているか否かを
チエツクする必要がある場合、データをSAMメモリ部
へ書込みその後読出したとしてもRAMメモリ部に不良
ビットが存在するのか、SAMメモリ部に不良ビットが
存在するのかをすぐに判定することはできない。この場
合RAMメモリ部の良/不良を検出し、異常がないと判
定されれば、SAMメモリ部に不良ビットが存在すると
判定することができるものの、このデュアルポートRA
Mの良/不良の判定に長時間を要することになる。
また、DRAMメモリ部に不良ビットが存在した場合、
SAMメモリ部の不良ビットを検出することが不可能と
なってしまう。
また、画像処理分野等においては、このSAMメモリ部
をシフトレジスタのように機能させ、たとえばラインメ
モリなどとして用いる必要性が生じる場合がある。しか
しながらこのような場合においても従来のデュアルボー
)RAMにおいては一旦RA Mメモリ部の内容がSA
Mメモリ部へ転送されてしまうため、SAMメモリ部の
内容に変更をもたらすことなく、たとえば遅延素子とし
て機能させることは不可能である。
また、画像処理分野においては、たとえば、背景画面を
静止させ前景部分のみを変更するなどの場合のように、
複数の画像により1枚の画面を構成し、このうちたとえ
ば1つの画像のみを書き換えたい場合がある。この場合
、従来のマルチポートRAMにおいては、変更したい部
分のデータを一旦RAMメモリ部へ書込んだ後再びSA
Mメモリ部から読出す必要があり、高速で画像処理を行
なうことができなくなるという問題が生じるとともに、
変更する必要のないデータまでもが変更されてしまうと
いう問題が生じる。
それゆえ、この発明の目的は、従来のマルチポートRA
Mの有する欠点を除去する改良されたマルチポートRA
Mを提供することである。
この発明の他の目的は、SAMメモリ部へ与えたデータ
を、RAMメモリ部を介することなく直接SAMメモリ
部から読出すことのできるマルチポートRA Mを提供
することである。
この発明のさらに他の目的は、高速でSAMメモリ部の
良/不良を判定することのできる機能を備えたマルチポ
ートRAMを提供することである。
この発明のさらに他の目的は、ラインメモリなどとして
も使用することのできる汎用性の高いマルチポートRA
Mを提供することである。
[課題を解決するための手段] この発明に係るマルチポートRA Mは、入出力ビット
に対応してブロック化されたR A Mメモリアレイと
、入出力ビットに対応しかつRA Mメモリアレイブロ
ックに対応してブロック化されたSAMメモリアレイと
、RAMメモリアレイとSAMメモリアレイとの間のデ
ータ転送を行なうためのゲート手段と、データ転送信号
と転送禁止ビット指示信号とに応答して、このRAMメ
モリアレイとSAMメモリアレイとにおいてこの転送禁
止ビット指示信号が指定するビットに対応するブロック
間のデータ転送が禁止されるようにゲート手段の動作を
制御する手段とを備える。
この発明に係るマルチポートRA Mはさらに、動作モ
ード指示信号とこの制御手段出力とに応答してS A 
Mメモリアレイの動作モードを入力モードから出力モー
ドへ切換える手段と、SAM活性化信号に応答してRA
MメモリアレイとSAMメモリアレイとの間のデータ転
送がすべて禁止されるようにゲート手段の動作を制御す
る第2の制御手段を備える。
[作用] この発明においてはSAMメモリの読出転送モード時に
おいて、転送禁止ビット指示信号が指定するビットに対
応するブロックに対応するゲートが開かず、このブロッ
クに対するRAMメモリ部からSAMメモリ部へのデー
タ転送は行なわれない。このときSAMメモリ部の入力
モードは出力モードへと切換えられる。
また、SAMメモリの活性化信号が不活性状態のとき人
力モードから出力モードへと、動作モード指示信号と転
送信号とに応答してSAMメモリの動作モードが切換え
られ、かつ、ゲート手段はすべて閉じ、RAMメモリ部
からSAMメモリ部へのデータの転送は行なわれない。
したがって、任意の出力データピットに対しマスクする
ことが可能となる。
[好ましい実施例の説明コ 第1図にこの発明の一実施例であるマルチボー)RAM
の全体の概略構成を示す。第1図においては、マルチポ
ートRAMの一例としてランダムアクセス入出力ポート
(データ・バッファ4に対応)とシリアルアクセスポー
ト(データ・バッファ5に対応)がそれぞれtつずつ設
けられたデュアルポートRAMが示される。第1図にお
いて第7図に示す従来のデュアルポートRA Mと対応
する部分には同一の参照番号が付されている。
第1図を参照して、デュアルボー)RAMは、4ビット
並列入出力構成を有する。ランダム・アクセス用のデー
タ・バッファ4は、装置外部と4ビツトの人出力データ
Wl○0〜WIO3を並列に授受する。シリアル・アク
セス用のデータ・バッファ5は、4ビツトの人出力デー
タ5100〜5IO3を装置外部と並列に授受する。
この4ビツトのデータ構成に対応して、転送ゲート1、
RAMメモリセルアレイ2、データ・レジスタ31およ
びシリアル・データ・セレクタ32は4つのブロックに
分割される。転送ゲート31は4つの転送ゲー)TO〜
T3を備える。RAMメモリセルアレイ4は4つのメモ
リセルアレイブロックMO−M3を備える。データ・レ
ジスタ31はデータレジスタDRO−DR3を備える。
シリアル・データ・セレクタ32は4つのシリアル・デ
ータ・セレクタ5o−33を備える。
転送ゲートTOはRAMメモリセルアレイブロックMO
とデータ・レジスタDROとの間のデータ転送を行なう
。転送ゲートT1は、RA Mメモリセルアレイブロッ
クMlとデータ・レジスタDR1との間のデータ転送を
行なう。転送ゲートT2は、RAMメモリセルアレイブ
ロックM2とデータ・レジスタDR2との間のデータ転
送を行なう。転送ゲートT3はRAMメモリセルアレイ
ブロックM3とデータ・レジスタDR3との間のデータ
転送を行なう。シリアル・データ・セレクタSO〜S3
の各々はデータ・レジスタDRO−DR3の対応のアド
レスをアドレス・ポインタ33からのアドレス情報に従
って選択する。
デュアルポートRAMの各種回路の動作を規定するため
に、制御回路50が設けられる。制御回データWIOi
(i=Q〜3)とを受ける。
制御回路50は、RAMメモリ部およびSAMメモリ部
の各種動作を制御するための内部制御信号と、転送ゲー
ト1の各ゲート(To−73)の各々の動作を制御する
ための転送制御信号DTWLi  (i=0〜3)と、
データ・バッファ5の人力/出力を規定する信号MOD
Eを発生する。転送制御信号DTWLI〜DTWL3の
各々は転送ゲートTO〜T3へそれぞれ与えられる。動
作モード規定信号M OD Eはデータ・バッファ5へ
与えられ、SAMメモリ部の動作モードがシリアル・リ
ード・モードであるかシリアル・ライト・モードである
かを規定する。次に動作について簡単に説明する。
制御信号RASか“H”から“L”へ移行する降下エツ
ジにおいて制御信号σ〒/σTおよび丁Eがともに“L
”にあれば、通常は、転送サイクルとなり(第8図およ
び第9図参照)、内部転送ゲート制御信号DTWL (
DTWLO〜DTWL3)が、制御信号D T10 E
が”L”から“H”へ立上がる立上がりエツジにおいて
ワンショットパルスの形で発生され、転送ゲート1(T
O−73)がすべて導通状態となる。この期間にRAM
メモリセルアレイ2からデータレジスタ31へのデータ
の転送が行なわれる(リード転送サイクルの場合)。こ
の第1図に示す制御回路50においては、ランダム・デ
ータ入出力ピン(以下の説明ではピンとそこへ与えられ
る信号とを同一の符号で示す) W I Oiが“H”
であればその入出力ピンに対応するブロック間のデータ
転送が行なわれ、残りのブロックにおいてはデータ転送
は禁止される。
さらに、この制御回路50は、制御信号RASが“H”
から“L”へ移行する降下エツジにおいて制御信号■が
“H”にあれば、転送ゲート1(TO−T3)はすべて
遮断状態となり、全ビット(ランダム・データ入出力ピ
ンが規定するブロック)のデータ転送が禁止される。
第2図に、転送ゲート制御信号DTWLi(i=0〜3
)を発生するための回路構成の一例を示す。この回路は
第1図の制御回路50に含まれる。
第2図を参照して、転送ゲート制御信号DTWLiを発
生する経路は、NOR回路200,210と、NAND
回路230と、インバータ回路202.204,206
および232を含む。NOR回路200は、信号RAS
と信号DT/σIを受ける。インバータ回路202,2
04,206は、縦続接続されて反転遅延回路を構成す
る。NOR回路210は、信号SEとNOR回路200
からの出力信号とインバータ回路206出力とを受ける
。NAND回路230は、NOR回路210からの出力
信号とランダム・データ入出力ピンW I Oiへ与え
られる転送禁止ビット指示信号とを受ける。インバータ
回路232はNAND回路230出力を受けて転送ゲー
ト制御信号DTWLiを発生する。
SAMメモリ部(データ・バッファ5)の動作モードを
規定するために、インバータ回路212と、pチャネル
MO3)ランジスタ214,216と、nチャネルMO
3)ランジスタ218,220と、インバータ回路22
2.224が設けられる。インバータ回路212はNO
R回路210出力を受ける。pチャネルMOSトランジ
スタ214はその一方導通端子が電源電位Vccに接続
され、そのゲートがインバータ回路212の出力部に接
続される。pチャネルMOSトランジスタ216はその
ゲートに信号WB/WEを受け、その一方導通端子がp
チャネルMOSトランジスタ214の他方導通端子に接
続される。nチャネルMOSトランジスタ218はその
ゲートに信号WB/WEを受け、その一方導通端子がp
チャネルMO3)ランジスタ216の他方導通端子に接
続される。nチャネルMOSトランジスタ220はその
一方導通端子がnチャネルMOSトランジスタ218の
他方導通端子に接続され、そのゲートにNOR回路21
0出力を受け、その他方導通端子が基準電位(接地電位
)Vssに接続される。
このpチャネルMOSトランジスタ216とnチャネル
MOSトランジスタ218はインバータを構成する。p
チャネルMOSトランジスタ214とnチャネルMOS
トランジスタ220はこのインバータ(トランジスタ2
16,218から構成される)を活性化する機能を備え
る。
インバータ222とインバータ224は反平行に接続さ
れてラッチ回路を構成する。このラッチ回路から動作モ
ード規定信号MODEが出力され、SAMメモリ部のデ
ータ・バッファ5へ与えられる。次に第2図に示す回路
の動作についてその動作波形図である第3図および第4
図を参照して説明する。
まず、前述のごとく、制御信号RASが立下がる降下エ
ツジにおいて、信号D T10 Eおよび信号1石をと
もに“L”に設定することにより転送サイクルが設定さ
れる。リード転送サイクルであるかライト転送サイクル
であるかはそのときの信号WB/WEにより決定される
。NOR回路200からは、信号RASと信号σ↑/σ
Iがともに“L”の期間“H”の信号が出力される。イ
ンバータ回路202.204および206からなる反転
遅延回路はNOR回路200出力を所定時間遅延させか
つ反転してNOR回路210の入力部へ与える。NOR
回路210はこのインバータ回路206の出力、NOR
回路200の出力および信号SEがともにすべて“L”
となったときのみ“H”の信号を出力する。したがって
、NOR回路210からは、第3図に示すように、信号
DT/σ1が“H”に立上がるときに応答して“H”に
立上がるワンショットのパルス信号が出力される。この
NOR回路′L10から出力されるパルス信号の幅は、
インバータ回路202,204および206からなる反
転遅延回路の有する遅延時間により決定される。
このとき、転送禁止ビット指示信号W I Oiが“H
”であれば、このNOR回路210からのパルス信号に
応答して“L”に立下がる信号が出力される。インバー
タ回路232はNA、ND回路230出力を反転して、
転送ゲート制御信号DTWLiを出力する。これにより
、この転送ゲート制御信号DTWLiが与えられる転送
ゲートブロックTiの転送ゲートが開き、このブロック
間におけるデータ転送、すなわちデータ・レジスタブロ
ックDRiへのRAMメモリセルアレイブロックMiか
らのデータ転送が行なわれる。
一方、信号WIOi(第3図においてWI○jとして示
す)が“L”のままであればNAND回路230の出力
は“H”に固定されており、転送ゲート制御信号DTW
Liは発生されず″L″固定であり、この信号WIOj
が指定するブロック間のデータ転送は行なわれない。
一方において、このNOR回路210出力が“H”に立
上がると、pチャネルMO8)ランジスタ214および
nチャネルMOSトランジスタ220が導通状態となる
。この結果、信号WB/WEがインバータ回路(トラン
ジスタ216,218により構成される)に取込まれ、
反転してインバータ回路222.224へ伝達される。
インバータ回路222はこの与えられた信号に応答して
動作モード規定信号MODEを出力するとともにこの信
号をラッチする。信号WB/WEがH”にあれば、動作
モード規定信号MODEも”H”となり、シリアルリー
ドモードが指定される。信号WB/WEがL”にあれば
、信号MODEもL″となりシリアルライトモードが設
定される。
一方、信号SEが“H”にあれば、第4図に示すように
信号RASの降下エツジにおいて信号百T/○Eが“L
”にあっても、NOR回路210の出力はL″である。
したがって、NAND回路230の出力は信号W I 
Oiの状態にかかわらず′H″となり、信号WTWLi
はL”のままである。
したがって、この場合、全ビットに対し転送ゲート1は
非導通状態のままであり、RAMメモリセルアレイブロ
ック2からデータ・レジスタ31へのデータ転送は行な
われない。このとき、動作モード規定信号M OD E
は前の状態を維持している(トランジスタ216,21
8からなるインバータは不活性状態のままである)。
SAMメモリ部を続出サイクル(リードサイクル)とす
るためには、制御信号SEを“L”とすれば、NOR回
路210の出力はH″となり、信号WB/WEが規定す
る動作モードが動作モード規定信号MODEとして発生
されることになり、データバッファ5は入力モードまた
は出力モードに設定される。なお、信号SEはSAMメ
宅り部の活性/非活性をも従来と同様規定している。
なお、第2図において、信号SEをNOR回路210へ
与えずに、反転信号SEをNAND回路230へ与えれ
ば、データ転送指示があればデータ転送の有無に関わり
なく、信号MODEを転送サイクルの規定する状態に設
定できる。
上述の構成により、SAMメモリ部を入力モードから出
力モードに切換える場合に、RAMメモリセルアレイ2
からデータ・レジスタ31へのデータ転送を伴うことな
く行なうことが可能となる。
上述の第2図に示す回路構成においては、この回路の各
ゲートは直接に信号SE、WB/WEおよびW I O
iを受けるように説明されている。しかしながら、この
場合、これらの信号SE、WB/WEおよびW I O
iがタイミングマージン、スキュー歪みまたは信号ノイ
ズなどにより信号RASの立下がり端で誤って検出され
ることも考えられる。また、これらの制御信号のレベル
が信号DT10Eの先端または後端部で変化することも
考えられる。このような誤動作の可能性を避けるための
回路構成を第5図に示す。
第5図は第2図に示す制御回路の変更例を示す図である
。第5図において、回路部分310は信号RASの立下
がりに応答してワンショットのパルス信号を発生し、ラ
ッチタイミングを与える。
回路部分310は、縦続接続された3段のインバータ3
12,314および316と、インバータ316の出力
と信号RASとを受けるNORゲート318とを含む。
インバータ400は回路部分310の出力を受けて反転
して出力する。
制御信号「主の発生経路は、CMO8(相補MO3)イ
ンバータ350と、ラッチ回路320とを含む。CMO
Sインバータ350はインバータ400および回路部分
310の出力に応答して活性化される。ラッチ回路32
0は2段の反平行に接続されたインバータ322および
324から構成される。インバータ350はインバータ
400の出力をそのゲートに受けるpチャネルMOSト
ランジスタ351と、回路部分310の出力をそのゲー
トに受けるnチャネルMOSトランジスタ357と、相
補接続されたpおよびnチャネルMOSトランジスタ3
53および355を含む。このMOSトランジスタ35
3および355はそのゲートに信号SEを受ける。
信号WB/WEのための回路部分は、回路部分310の
出力に応答して活性化されるインバータ360と、イン
バータ360出力をラッチするラッチ回路330を含む
。インバータ360は、pチャネルMOSトランジスタ
361および363と、nチャネルMOSトランジスタ
365および367を含む。このインバータ360の回
路構成はインバータ350のそれと同様である。ラッチ
回路330は反平行に接続された2つのインバータ33
2および334を含む。
信号W I Oiを発生するための回路部分は、同様に
、pチャネルMO3)ランジスタ371,373とnチ
ャネルMO8)ランジスタ375および377からなる
インバータ370と、このインバータ370出力を受け
るための、反平行に接続された2つのインバータ342
および344からなるラッチ回路340を含む。
回路部分310は信号RASの立下がりに応答してワン
ショットパルスを発生する。この発生されるワンショッ
トパルスの幅はインバータ312゜314および316
により与えられる遅延時間により決定される。
この回路部分310から発生されたワンショットパルス
信号に応答してトランジスタ351,357.361,
367.371および377がオン状態となり、インバ
ータ350,360および370が活性化される。イン
バータ350.360および370はこのワンショット
パルス信号に応答して、そのときに与えられている信号
SE。
WB/WEおよびW I Oiを取り込み、反転して対
応のラッチ回路320,330および340へ伝達する
。ラッチ回路320,330および340のそれぞれの
出力は第2図に示すノード■、■およびOへ伝達される
回路部分310からのワンショットパルスか所定の時間
経過後消滅すると、インバータ350゜360および3
70は不活性状態となり、各ラッチ回路320.330
および340においてラッチされている信号はそこで保
持され続け、そのラッチデータを第2図に示すノードの
、■およびOへ確実に伝達する。これにより、信号RA
Sの立下がり端で与えられている信号SE、WB/WE
およびWI○iの状態に応答して確実に動作モードの検
出およびデータ転送の禁止を行なうことが可能となる。
なお、上記実施例においては、×4構成のデュアルポー
トRA Mが示されているが、×1、×8構成等の他の
構成のマルチボートRAMであっても上記実施例と同様
の効果を得ることができる。
また、複数枚のチップで1つのメモリデバイスが構成さ
れていても、各チップ対応のランダム・データ入出力ピ
ンの信号電位を制御することにより、上記実施例と同様
の効果を得ることができる。
また、上記実施例においては、データ転送サイクル時に
不必要とされるたとえばアドレス入力ピンのようなラン
ダム・データ入出力ピンW I Oiを用いて転送禁止
ビットを指定している。しかしなから、これはデータ転
送サイクル時に不必要とされる入出力ピンであればいず
れであっても上記実施例と同様の効果を得ることができ
る。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、SAMメモリ部の入
力モードから出力モードへの切換時において、データ転
送禁止ビットに応答して所望の転送ゲートをオフ状態と
し、RAMメモリ部からSAMメモリへのデータ転送が
所望ビットに対して生じないように構成したので、SA
M入力部へ人力したデータをそのままSAMメモリ部か
ら読出すことが可能となり、SAMメモリ部の機能チエ
ツク、良/不良を高速でチエツクすることが可能となる
また、この発明によれば、所望のビットのみをマスクし
て読出すことが可能となるため、汎用性の高いマルチボ
ートRAMを実現することができるのみならず、画像処
理において所望の画像部分のみを書き換えることが可能
となり、高機能の画像処理用のメモリデバイスを実現す
ることが可能となる。
またさらに、S A、Mメモリ部の入力モードから出力
モード部への切換におけるRAMメモリ部からSAMメ
モリ部へのデータ転送禁止は、従来からマルチボートR
AMにおいて用いられている制御信号のタイミング関係
により設定できるため、余分の制御用入出力ピンを設け
ることなく高機能のマルチボートRA Mを得ることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるマルチボートRAMの
全体の構成を示す図である。第2図はこの発明の一実施
例であるマルチボートRA Mにおいて用いられる制御
回路の具体的構成の一例を示す図である。第3図および
第4図は第2図に示す回路の動作を示す信号波形図であ
る。第5図は第2図に示す制御回路の変更例を示す図で
ある。第6図はマルチボートRAMが用いられる画像処
理システムの構成を概略的に示す図である。第7図は従
来のデュアルポートRAMの概略構成を示す図である。 第8図は従来のデュアルポートRAMの↓チップの全体
の構成を概略的に示す図である。 第9図はデュアルポートRAMにおけるリード転送サイ
クルの動作を示す信号波形図である。第10図はデュア
ルポートRAMにおけるライト転送サイクルの動作を示
す信号波形図である。第11図はデュアルポートRAM
におけるリアルタイム・データ転送の動作を示す信号波
形図である。第12図はデュアルポートRAMにおける
ライト・パー・ビット動作を示す信号波形図である。第
13図はデュアルポートRAMにおけるSAMメモリ部
の入出力モードを切換えるときの動作を示す信号波形図
である。 図において1,1は転送ゲート、2はRAMメモリセル
アレイ、4はRAMのデータ・バッファ、5はSAMメ
モリ部のデータ入出力用データ・バッファ、31はデー
タ・レジスタ、32はシリアル・データ・セレクタ、3
3はアドレス・ポインタ、50は制御回路、W I O
iはランダム・データ入出力ピン(信号)である。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 (ばか2名) 第1図 1゛す五道ケ二ト 31゛デ′−7しシス7 32、う11ア1し・チー7せレフ7 +f9 カ 同 第d/iJ 第7図 P+/++A PS/+Sへヘハ d   −5*    z   @J   叫  争 
 −+′   −ノ  +−/    J  J  +
/  +7   、ノ〜ノ 、ノ 手 続 補 正 書 (自発) 平成2年12月25日 1、事件の表示 平成2年特許願第 26336 号 2、発明の名称 マルチボート・ランダム・アクセス・メモリ3、補正を
する者 事件との関係  特許出願人 住 所  東京都千代田区丸の内二丁目2番3号名 称
  (601)三菱電機株式会社代表者 志岐守哉 4、代理人 住 所  大阪市北区南森町2丁目1番29号 住友銀
行南森町ビル電話 大阪(06)361−2021 (
代)5、補正の対象 (1)明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 (1) 明細書第17頁第11行の「信号RAS」を「
信号RASJに補正する。 (2) 明細書第17頁第12行のrWI3JをrWI
o3Jに補正する。 (3) 明細書第17頁第11行の「WIo〜wi、J
をrWI○o−WIO3Jに補正する。 (4) 明細書第37頁第14行の「信号WTWLiJ
を「信号DTWLiJに補正する。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 行および列方向に配列された複数のメモリセルを有し、
    前記メモリセルの各々にランダムにアクセス可能なメモ
    リ部と、前記ランダム・アクセス・メモリ部の1行のメ
    モリセルと同時にデータ転送が可能である数の記憶素子
    を備え、前記記憶素子の各々へシリアルにアクセス可能
    なメモリ部とを有するマルチ・ポート・ランダム・アク
    セス・メモリであって、前記ランダム・アクセス・メモ
    リ部および前記シリアル・アクセス・メモリ部は複数ビ
    ット単位での並列の書込みまたは読出しが可能であり、
    かつ前記ランダム・アクセス・メモリ部および前記シリ
    アル・アクセス・メモリ部はともに、前記複数ビットの
    各々に対応してブロック化されており、 前記ランダム・アクセス・メモリ部と前記シリアル・ア
    クセス・メモリ部との間のデータ転送を行なうためのゲ
    ート手段、および データ転送モード指示信号と転送禁止ビット指示信号と
    に応答して、前記転送禁止ビット指示信号が指定するビ
    ットに対応する前記ランダム・アクセス・メモリ部のブ
    ロックから前記シリアル・アクセス・メモリ部のブロッ
    クへのデータ転送を禁止するように前記ゲート手段の動
    作を制御する手段を備える、マルチポート・ランダム・
    アクセス・メモリ。
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