JPH08235852A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH08235852A
JPH08235852A JP7040116A JP4011695A JPH08235852A JP H08235852 A JPH08235852 A JP H08235852A JP 7040116 A JP7040116 A JP 7040116A JP 4011695 A JP4011695 A JP 4011695A JP H08235852 A JPH08235852 A JP H08235852A
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JP
Japan
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signal
input
data
output terminal
output
Prior art date
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Withdrawn
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JP7040116A
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English (en)
Inventor
Masaki Shimoda
正喜 下田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Priority to US08/597,822 priority patent/US5623447A/en
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    • G11C2207/00Indexing scheme relating to arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C2207/10Aspects relating to interfaces of memory device to external buses
    • G11C2207/108Wide data ports

Abstract

(57)【要約】 【目的】 書込動作および読出動作を同時に実行するこ
とを可能とし、データ処理速度を高速化することであ
る。 【構成】 上位および下位のデータ入出力端子グループ
81および82を有し、そのグループ単位でデータの入
出力が行なわれる。アーリーライトモードの指定が、ク
ロック発生回路2に含まれるアーリーライト検出回路に
よって検出された場合に、一方のグループが書込のため
に指定されると、書込制御回路31または32により制
御される下位入力バッファ4または上位入力バッファ5
によってデータが取込まれる。それと同時に、そのモー
ドの検出に応答して、下位出力バッファ6または上位出
力バッファ7により、書込用のデータの取込みが行なわ
れていない他方のグループが読出に用いられる。このた
めそのモードで、書込動作と読出動作とが同時に実行さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体記憶装置に関
し、特に、複数の入出力端子グループを有する半導体記
憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置である従来のダイナミッ
クランダムアクセスメモリ(以下DRAMと呼ぶ)にお
いては、複数のグループに分割された入出力端子グルー
プを有し、それらの複数の入出力端子グループを用いて
データの入出力を行なうものが知られている。
【0003】図13は、従来のDRAMの全体構成を示
すブロック図である。図13を参照して、このDRAM
103は、メモリセルアレイ1、センスリフレッシュア
ンプ・入出力制御回路11、行デコーダ12、列デコー
ダ13、アドレスバッファ14、クロック発生回路2
0、書込制御回路3、下位入力バッファ4、上位入力バ
ッファ5、下位出力バッファ600、上位出力バッファ
700、アドレス入力端子グループ80、下位データ入
出力端子グループ81、上位データ入出力端子グループ
82、信号入力端子83〜87、電源端子88および接
地端子89を含む。
【0004】このDRAM103は、電源端子88から
電源Vccを受けるとともに、接地端端子89から接地
電位Vssを受けて動作する。メモリセルアレイ1は、
行および列に配列された複数のダイナミック型のメモリ
セル(図示せず)を有し、各メモリセルに記憶情報を蓄
積するためのものである。アドレス入力端子グループ8
0は、複数のアドレス入力端子を有する。
【0005】アドレスバッファ14は、アドレス入力端
子グループ80を介して外部からアドレス信号A0〜A
9を受ける。アドレスバッファ14は、受けたアドレス
信号A0〜A9を内部のアドレス信号として行デコーダ
12へ与えるとともに、受けたアドレス信号A0〜A7
を内部のアドレス信号として列デコーダ4に与える。
【0006】行デコーダ12は、与えられたアドレス信
号に応答して、メモリセルアレイ1の行を指定するため
のものである。その指定を行なうためにワード線(図示
せず)が選択される。列デコーダ13は、与えられたア
ドレス信号に応答して、メモリセルアレイ1の列を指定
するためのものである。その指定のために、ビット線対
(図示せず)が選択される。
【0007】読出動作において、メモリセルアレイ1に
おける選択されたメモリセルから読出されたデータが、
センスリフレッシュアンプ・入出力制御回路11と、下
位出力バッファ600とを介して下位データ入出力端子
グループ81へ伝達される。また、メモリセルから読出
されたデータは、センスリフレッシュアンプ・入出力制
御回路11と、上位出力バッファ700とを介して上位
データ入出力端子グループ82へ伝達される。そのよう
に伝達されたデータがデータDQ1〜DQ16である。
そのように伝達されたデータDQ1〜DQ16は、外部
へ出力される。
【0008】書込動作においては、下位データ入出力端
子グループ81から入力されたデータDQ1〜DQ8
が、下位入力バッファ4およびセンスリフレッシュアン
プ・入出力制御回路11を介して、メモリセルアレイ1
における選択されたメモリセルに書込まれる。
【0009】また、上位データ入出力端子グループ82
から入力されたデータDQ9〜DQ16が、上位入力バ
ッファ5およびセンスリフレッシュアンプ・入出力制御
回路11を介して、メモリセルアレイ1における選択さ
れたメモリセルに書込まれる。
【0010】このDRAM103の制御は、外部から信
号入力端子83を介して入力される行アドレスストロー
ブ信号/RAS、外部から信号入力端子84を介して入
力される列アドレスストローブ信号/CAS、外部から
信号入力端子85を介して入力される下位書込指定信号
/LW、外部から信号入力端子86を介して入力される
上位書込指定信号/UWおよび外部から信号入力端子8
7を介して入力される出力イネーブル信号/OEに応答
して行なわれる。
【0011】クロック発生回路20は、信号/RAS、
信号/CAS、信号/LW、信号/UWおよび信号/O
Eを受け、それらの信号に応答して、クロック信号等の
信号を発生する。クロック発生回路20から出力される
信号は、センスリフレッシュアンプ・入出力制御回路1
1、行デコーダ12、列デコーダ13、アドレスバッフ
ァ14、書込制御回路3、下位出力バッファ600およ
び上位出力バッファ700にそれぞれ与えられる。
【0012】センスリフレッシュアンプ・入出力制御回
路11、行デコーダ12、列デコーダ13およびアドレ
スバッファ14は、それぞれクロック発生回路20から
与えられた信号に応答して動作する。
【0013】書込制御回路3は、信号/LW、信号/U
W、クロック発生回路20から与えられた信号、下位出
力バッファ600から与えられた信号および上位出力バ
ッファ700から与えられた信号を受ける。書込制御回
路3は、それらの受けた信号に応答して、下位入力バッ
ファ4および上位入力バッファ5を制御するための信号
をそれぞれ出力する。
【0014】下位入力バッファ4および上位入力バッフ
ァ5の各々は、書込制御回路3から与えられた信号に応
答して動作する。下位出力バッファ600および上位出
力バッファ700の各々は、信号/OEおよびクロック
発生回路20から与えられた信号に応答して動作する。
【0015】次に、このようなDRAMの動作モードの
一例を説明する。まず、アーリーライトモードについて
説明する。アーリーライトモードとは、外部から行アド
レス信号を取込むために信号/RASが立下がった後、
列アドレス信号の取込みのために信号/CASが立下が
る前に、書込動作を指定するために信号/LWまたは信
号/UWを立下げ、これにより、書込動作を起動させる
動作モードである。
【0016】このようなアーリーライトモードを実行す
るためには、DRAM103が、以下に説明する図14
〜図16に示される回路を有することが必要である。
【0017】図14は、アーリーライトモードを実行す
るための従来のアーリーライト検出回路の回路図であ
る。
【0018】図14を参照して、アーリーライト検出回
路2000は、図13のクロック発生回路20に含まれ
る。アーリーライト検出回路2000は、インバータ2
31〜233,235〜238,243〜245、NO
Rゲート239〜241およびNANDゲート234,
242を含む。
【0019】信号/CASが、インバータ231,23
2および233を介してNANDゲート234の一方の
入力端子に与えられる。インバータ232の出力端子
と、インバータ233の入力端子との間のノードから信
号/CAS0が出力される。この信号/CAS0は、信
号/CASの内部信号である。
【0020】信号/RASが、インバータ235,23
6,237および238を介して、NORゲート239
および240の各々の一方の入力端子に与えられる。イ
ンバータ238の入力端子側のノードから信号/RAS
Cが出力される。この信号/RASCは、信号/RAS
の内部信号である。
【0021】信号/LWが、NORゲート239の他方
の入力端子に与えられる。信号/UWが、NORゲート
240の他方の入力端子に与えられる。NORゲート2
41においては、NORゲート239の出力信号が一方
の入力端子に与えられ、NORゲート240の出力信号
が他方の入力端子に与えられる。NORゲート241の
出力信号は、NANDゲート242の一方の入力端子に
与えられる。
【0022】NANDゲート242の出力信号が、NA
NDゲート234の他方の入力端子に与えられる。NA
NDゲート234の出力信号は、NANDゲート242
の他方の入力端子に与えられるとともに、インバータ2
43,244および245を介し、アーリーライト検出
信号EWとして出力される。
【0023】このように構成されたアーリーライト検出
回路2000は、次のように動作する。信号/RASが
Hレベルである場合は、NORゲート239および24
0の出力信号がともにLレベルになる。したがって、こ
の場合は、NORゲート241の出力信号がHレベルに
なる。
【0024】一方、信号/RASがLレベルである場合
は、NORゲート239の出力信号が、信号/LWのレ
ベルを反転したレベルになり、NORゲート240の出
力信号が、信号/UWのレベルを反転したレベルにな
る。
【0025】このように信号/RASがLレベルである
場合において、信号/UWまたは信号/LWの一方がL
レベルになると、NORゲート241の出力信号がLレ
ベルになる。この場合、NANDゲート242の出力信
号がHレベルになる。したがって、このような状態にお
いて、信号/CASがHレベルからLレベルに立下がる
と、インバータ233の出力信号がHレベルになる。
【0026】このため、その場合において、NANDゲ
ート234の出力信号がHレベルからLレベルになり、
それに応答して、アーリーライト検出信号EWがLレベ
ルからHレベルになる。このように、信号EWがHレベ
ルになった場合がアーリーライトモードである。
【0027】図15は、アーリーライトモードを実行す
るための従来の下位出力バッファ600および上位出力
バッファ700の回路図である。
【0028】図15を参照して、下位出力バッファ60
0および上位出力バッファ700は、ともに図13に示
されたものに対応する。上位出力バッファ600は、イ
ンバータ601〜603,62,64,66、4入力の
NANDゲート606、2入力のNANDゲート63,
65およびNチャネルMOSトランジスタ67,68を
含む。
【0029】上位出力バッファ700は、4入力のNA
NDゲート607、インバータ72,74,76、2入
力のNANDゲート73,75およびNチャネルMOS
トランジスタ77,78を含む。また、信号/CAS0
を反転するためのインバータ608は、下位出力バッフ
ァ600および上位出力バッファ700のどちらに含ま
れていてもよい。
【0030】下位出力バッファ600において、信号/
OEが、インバータ601〜603を介してNANDゲ
ート606の1つの入力端子に与えられる。NANDゲ
ート606は、その他に、信号DOTE、インバータ6
08を介して与えられる信号/CAS0および信号EW
の反転信号/EWを各入力端子に受ける。ここで、信号
DOTEは、DRAM103において、データの読出の
準備が完了したことを示す信号であり、クロック発生回
路20から与えられる。
【0031】NANDゲート606の出力信号は、イン
バータ62を介してNANDゲート63および65の各
々の一方の入力端子に与えられる。さらに、インバータ
62の出力信号は、下位出力バッファ600がデータの
読出動作中であることを示す信号OEMLを出力する。
【0032】NANDゲート63は、他方の入力端子に
センスリフレッシュアンプ・入出力制御回路11(図1
3参照)から出力された読出データRDFを受ける。N
ANDゲート65は、他方の入力端子に読出データRD
Fの反転レベルの読出データ/RDFを受ける。
【0033】電源ノードN1は、電源電位Vccを受け
る。接地ノードN2は、接地電位Vssを受ける。電源
ノードN1と接地ノードN2との間にトランジスタ67
および68が直列に接続される。トランジスタ67およ
び68の間のノードが、データ入出力端子グループ81
の1つの端子と接続される。
【0034】NANDゲート63の出力信号は、インバ
ータ64を介してトランジスタ67のゲート電極に与え
られる。NANDゲート65の出力信号は、インバータ
66を介してトランジスタ68のゲート電極に与えられ
る。
【0035】上位出力バッファ700は、下位出力バッ
ファ600と同様の構成を有する。上位出力バッファ7
00において、NANDゲート607は、下位出力バッ
ファ600のNANDゲート606と同じ信号を受け
る。
【0036】NANDゲート607の出力信号は、イン
バータ72を介してNANDゲート73および75の各
々の一方の入力端子に与えられる。インバータ72の出
力信号は、上位出力バッファ700がデータの読出動作
中であることを示す信号OEMHとして出力される。
【0037】NANDゲート73は、他方の入力端子に
読出データRDFを受ける。NANDゲート75は、他
方の入力端子に読出データ/RDFを受ける。電源ノー
ドN1と、接地ノードN2との間にトランジスタ77お
よび78が直列に接続される。トランジスタ77および
78の間のノードが、上位データ入出力端子グループ8
2の1つの端子と接続される。
【0038】NANDゲート73の出力信号は、インバ
ータ74を介してトランジスタ77のゲート電極に与え
られる。NANDゲート75の出力信号は、インバータ
76を介してトランジスタ78のゲート電極に与えられ
る。
【0039】このように構成された下位出力バッファ6
00および上位出力バッファ700は、次のように動作
する。これらの出力バッファは同様の構成を有するた
め、下位出力バッファ600を代表例として動作を説明
する。
【0040】信号/EWおよび信号DOTEがともにH
レベルであり、かつ、信号/CAS0および信号/OE
がともにLレベルである場合に、NANDゲート600
においては、すべての入力信号がHレベルである。この
ため、NANDゲート600の出力信号がLレベルとな
る。
【0041】その場合とは、すなわち、DRAM103
の内部のデータの読出の準備が完了し、アーリーライト
モードが検出されず、信号/CASおよび信号/OEが
ともにLレベルである状態である。その場合には、信号
OEMLがHレベルになり、それに応答して、読出デー
タRDFがデータ入出力端子グループ81に伝達され
る。
【0042】その伝達の際に、読出データRDFがHレ
ベルである場合は、トランジスタ67がオンし、かつト
ランジスタ68がオフすることにより、Hレベルのデー
タが外部へ出力される。一方、読出データRDFがLレ
ベルである場合は、トランジスタ67がオフし、かつト
ランジスタ68がオンすることにより、Lレベルのデー
タが外部へ出力される。
【0043】一方、NANDゲート606に入力される
信号のうち、信号/EWがLレベルの場合、すなわち、
アーリーライトモードが検出された場合は、NANDゲ
ート606の出力信号がHレベルになる。この場合、信
号OEMLがLレベルになり、読出データRDFがデー
タ入出力端子グループ81に伝達されない。すなわち、
その場合にはトランジスタ67および68がともにオフ
するので、下位データ入出力端子グループ81から出力
されるデータがハイインピーダンスの状態になる。
【0044】図16は、アーリーライトモードを実行す
るための従来の書込制御回路の回路図である。
【0045】図16を参照して、この書込制御回路3
は、図13に示されたものに相当する。書込制御回路3
は、NORゲート331,333,335,346、イ
ンバータ332,334,336,337,339,3
40,343〜345,347,348,350,35
1、NANDゲート338,342,349およびNチ
ャネルMOSトランジスタ341,352を含む。
【0046】NORゲート331は、一方の入力端子に
信号OEMLを受け、他方の入力端子に信号OEMHを
受ける。NORゲート331の出力信号は、インバータ
332を介し、DRAM103の内部の出力制御用の信
号OOEMDとして出力されるとともにNORゲート3
33の一方の入力端子に与えられる。信号/RASCが
NORゲート333の他方の入力端子に与えられる。
【0047】NORゲート333の出力信号は、インバ
ータ334を介してNORゲート335の一方の入力端
子に与えられ、かつ、インバータ345を介してNOR
ゲート346の一方の入力端子に与えられる。信号/L
Wは、NORゲート335の他方の入力端子に与えられ
る。信号/UWは、NORゲート346の他方の入力端
子に与えられる。
【0048】NORゲート335の出力信号は、インバ
ータ336および337を介してNANDゲート338
の一方の入力端子に与えられる。NORゲート335の
出力信号は、インバータ336を介してNANDゲート
342の一方の入力端子にも与えられる。
【0049】NORゲート335の出力端子およびイン
バータ336の入力端子の間のノードと、接地ノードN
2との間にトランジスタ341が接続される。このトラ
ンジスタ341のゲート電極は、インバータ336の出
力信号を受ける。
【0050】NORゲート346の出力信号は、インバ
ータ347および348を介してNANDゲート349
の一方の入力端子に与えられる。NORゲート346の
出力信号は、インバータ347を介してNANDゲート
342の他方の入力端子にも与えられる。
【0051】NORゲート346の出力端子およびイン
バータ347の入力端子の間のノードと、接地ノードN
2との間にトランジスタ352が接続される。このトラ
ンジスタ352のゲート電極は、インバータ347の出
力信号を受ける。
【0052】NANDゲート342の出力信号は、イン
バータ343および344を介してNANDゲート33
8および349の各々の他方の入力端子に与えられる。
NANDゲート338の出力信号は、インバータ339
および340を介し、下位書込イネーブル信号/WEL
として出力される。NANDゲート349の出力信号
は、インバータ350および351を介し、上位書込イ
ネーブル信号/WEUとして出力される。
【0053】下位書込イネーブル信号/WELは、書込
入力バッファ4(図13参照)に与えられ、上位書込イ
ネーブル信号/WEUは、上位入力バッファ5(図13
参照)に与えられる。これらの書込イネーブル信号/W
ELおよび/WEUの各々は、Lレベルになった場合
に、対象とする出力バッファを書込動作に対応する状態
に制御するためのものである。
【0054】このような書込制御回路3は、次のように
動作する。下位出力バッファ600および上位出力バッ
ファ700の少なくとも一方が読出動作中であることに
より信号OEMLおよび信号OEMHの少なくとも一方
がHレベルである場合、または信号/RASがスタンバ
イ状態のHレベルであることにより信号/RASCがH
レベルである場合には、NORゲート333の出力信号
がLレベルになる。
【0055】その場合は、NORゲート335および3
46の各々の一方の入力信号がHレベルになる。このた
め、その場合には、NORゲート335および346の
各々の出力信号がLレベルになる。
【0056】それに応答して、NANDゲート338お
よび349の各々における一方の入力信号がLレベルに
なる。このため、信号/WELおよび信号/WEUがと
もにHレベルになる。したがって、そのような場合は、
図13の下位入力バッファ4および上位入力バッファ5
を用いた書込動作が行なわれない。
【0057】一方、下位出力バッファ600および上位
出力バッファ700がともに読出動作状態ではないこと
により信号OEMLおよび信号OEMHがともにLレベ
ルであり、かつ、信号/RASがLレベルであることに
より信号/RASCがLレベルの場合には、NORゲー
ト333の出力信号がHレベルになる。
【0058】その場合は、NORゲート335の一方の
入力信号がLレベルである。このため、NORゲート3
35の出力信号は、信号/LWのレベルを反転したレベ
ルになる。同様に、その場合、NORゲート346の一
方の入力信号がLレベルであるので、NORゲート34
6の出力信号は、信号/UWのレベルを反転したレベル
になる。
【0059】したがって、その場合には、信号/LWお
よび/UWのうち、Lレベルになった方の信号に対応す
る側のNORゲートの出力信号がHレベルになる。NO
Rゲート335の出力信号がHレベルになった場合に
は、NANDゲート338の2つの入力信号がともにH
レベルになる。
【0060】このため、その場合にはNANDゲート3
38から出力されるLレベルの出力信号に応答して、信
号/WELがLレベルになる。その場合、信号/WEU
はHレベルになる。したがって、その場合には、図13
の下位入力バッファ4のみが書込動作を行なう。
【0061】一方、NORゲート346の出力信号がH
レベルになった場合には、NANDゲート349の2つ
の入力信号がともにHレベルになる。このため、NAN
Dゲート349の出力信号がLレベルになるので、それ
に応答して信号/WEUがLレベルになる。その場合
は、信号/WELがHレベルになる。したがって、その
場合には、上位入力バッファ5のみが書込動作を行な
う。
【0062】次に、図13〜図16に示されたDRAM
におけるアーリーライトモード時の動作を説明する。図
17は、図13〜図16に示されたDRAM103にお
けるアーリーライトモード時の動作を示すタイミングチ
ャートである。特に、この図17においては、アーリー
ライトモードをファーストページモードバイトコントロ
ールサイクルにおいて実行した場合の動作が示される。
【0063】この図17においては、信号/RAS、信
号/CAS、アドレス信号A0〜A9、信号/UW、信
号/LW、下位入力バッファ4に対応する入力データD
Q1〜DQ8、下位出力バッファ600に対応する出力
データDQ1〜DQ8、上位入力バッファ5に対応する
入力データDQ9〜DQ16、上位出力バッファ700
に対応する出力データDQ9〜DQ16および信号/O
Eが示される。
【0064】図17を参照して、アーリーライトモード
においては、行アドレスRA1を取込むために信号/R
ASが立下げられた後、列アドレスCA1を取込むため
に信号/CASが立下げられるタイミングよりも早く、
たとえば信号/UWが、HレベルからLレベルへ立下げ
られる。そのとき、信号/LWは、Hレベルのまま保持
される。なお、その場合、信号/UWの代りに/LWが
立下げられてもよい。
【0065】それらの信号に応答して、アーリーライト
モードが指定されたことが、図14に示されるアーリー
ライト検出回路2000によって検出される。これによ
り、アーリーライト検出回路2000から出力される信
号EWがHレベルになる。その後、信号/CASは、列
アドレスCA2およびCA3を取込むために所定サイク
ルで立下がる。
【0066】信号/EWがHレベルになったことに応答
して、図15に示される下位出力バッファ600および
上位出力バッファ700により、それぞれに対応する下
位の出力データDQ1〜DQ8および上位の出力データ
DQ9〜DQ16がそれぞれハイインピーダンスHiZ
状態になる。
【0067】また、その場合、信号OEMLおよび信号
OEMHがともにLレベルである。このため、信号/U
WがLレベルになったことに応答して、図16に示され
る書込制御回路3から出力される信号/WEUがLレベ
ルになる。
【0068】これにより、上位入出力端子グループ82
が、データの書込に用いられる。したがって、上位入力
バッファ5に対応する上位の入力データDQ9〜DQ1
6に有効なデータD1〜D3を入力することにより、書
込が行なわれる。一方、下位入出力端子グループ81
は、データの書込および読出には用いられない。
【0069】このようなアーリーライトモードが実行さ
れるDRAM103では、下位入出力端子グループ81
および上位入出力端子グループ82のうちの一方を書込
動作に用い、他方を待機状態にすることができる。
【0070】しかし、このような従来のアーリーライト
モードにおいては、信号/RASの1サイクル内におい
て、書込動作のみしか実行できない。これに対し、信号
/RASの1サイクル内において、読出動作および書込
動作が実行可能であるリードモデファイライトモードも
従来から用いられている。
【0071】次に、そのリードモデファイライトモード
について説明する。以下に、図13のDRAM103に
おいて、リードモデファイライトモードを実行する例を
示す。
【0072】図18は、DRAM103におけるリード
モデファイライトモード時の動作を示すタイミングチャ
ートである。この図18においては、図17と同様の信
号が示されるが、入出力データDQ1〜DQ16は、上
位または下位の一方のデータと、上位および下位を合わ
せたデータとが示される。
【0073】図13および図18を参照して、まず、信
号/CASがHレベルの状態において、信号/RASが
Lレベルへ立下げられる。これにより、クロック発生回
路20が、アドレス入力端子グループ80からアドレス
信号A0〜A9を行アドレスRA1として内部へ取込む
ための信号を、アドレスバッファ14へ与える。
【0074】そのように取込まれた行アドレスRA1に
基づいて、行デコーダ12が、メモリセルアレイ1のワ
ード線を選択する。これにより、選択されたワード線に
対応する行のメモリセルからのデータが、ビット線対へ
伝達される。ビット線対に伝達されたデータは、センス
リフレッシュアンプ・入出力制御回路11によって増幅
される。
【0075】次に、信号/CASがLレベルへ立下げら
れる。その際には、信号/UWおよび信号/LWがとも
にHレベルの状態である。その信号/CASの変化に応
答して、クロック発生回路20が、アドレス入力端子グ
ループ80からアドレス信号A0〜A9を列アドレスC
A1として内部に取込むための信号を、アドレスバッフ
ァ14へ与える。
【0076】その状態においては、信号/UWおよび/
LWがともにHレベルである。このため、下位データ入
出力端子グループ81および上位データ入出力端子グル
ープ82は、ともに読出モードとして動作する。
【0077】これにより、取込まれた列アドレスCA1
に基づいて列デコーダ13が、前述のようにビット線対
に読出されていたデータを、センスリフレッシュアンプ
・入出力制御回路11を介して下位出力バッファ600
および上位出力バッファ700へ伝達する。
【0078】次に、信号/OEが、Lレベルへ立下げら
れる。それに応答して、データD1が下位出力バッファ
600および上位出力バッファ700から下位入出力デ
ータ端子グループ81および上位データ入出力端子グル
ープ82へ伝達される。それらのデータは外部へ出力さ
れる。
【0079】その後、信号/OEがHレベルへ立上げら
れる。それによって外部へのデータの出力が終了する。
その後、信号/UW(または/LW)がLレベルへ立下
げられる。このように信号/UWのみをLレベルへ立下
げることにより、上位データ入出力端子グループ81お
よび上位データ入出力端子グループ82が受けるデータ
DQ1〜DQ16のうち、上位のデータDQ9〜DQ1
6を上位入力バッファ5へ取込む。
【0080】そのように取込まれたデータは、センスリ
フレッシュアンプ・入出力制御回路11を介して、メモ
リセルアレイ1において選択されているメモリセルへ伝
達されて書込まれる。
【0081】このように、リードモデファイライトモー
ドによれば、信号/RASの1サイクル内で、選択され
たメモリセルに対して、読出動作および書込動作を続け
て行なうことができる。従来においては、このようなリ
ードモデファイライトモードにおいて、下位データ入出
力端子グループ81を読出動作のために用い、上位デー
タ入出力端子グループ82を書込動作に用いる制御を行
なう場合があった。
【0082】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のような
リードモデファイライトモードを用いて読出動作および
書込動作を行なう場合には、それらの動作を同時に実行
することができない。このため、リードモデファイライ
トモードは、ファーストページモード等の高速アクセス
を行なうデータ処理には適していなかった。
【0083】この発明の目的は、書込動作と、読出動作
とを同時に実行することを可能にすることにより、デー
タ処理の速度を高速化することが可能な半導体記憶装置
を得ることである。
【0084】この発明の他の目的は、書込動作および読
出動作を同時に実行することを可能とし、かつ、その場
合の読出動作を選択的に実行することを可能にする半導
体記憶装置を得ることである。
【0085】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、行アドレスを取込むために行アドレスストローブ信
号が変化された後、列アドレスを取込むために列アドレ
スストローブ信号が変化される前に、書込動作を指定す
るために書込指定信号が変化されることによって、書込
動作が起動されるアーリーライトモードを実行すること
が可能な半導体記憶装置であって、複数のデータ入出力
端子グループ、複数の書込指定信号入力端子、アーリー
ライト検出手段、複数の書込手段および複数の読出手段
を備える。
【0086】複数のデータ入出力端子グループは、複数
のグループに分割され、そのグループ単位でデータの入
出力が行なわれる。複数の書込指定信号入力端子は、複
数のデータ入出力端子グループのそれぞれに対応して発
生され、データの書込のために用いるデータ入出力端子
グループを選択的に指定するための複数の書込指定信号
をそれぞれ受ける。
【0087】アーリーライト検出手段は、行アドレスス
トローブ信号、列アドレスストローブ信号および複数の
書込指定信号を受け、それらの信号に応答して、各デー
タ入出力端子グループを用いるアーリーライトモードが
指定されたことを各データ入出力端子グループに対応し
て検出する。
【0088】複数の書込手段は、複数のデータ入出力端
子グループのそれぞれに対応して設けられ、各々が、対
応するデータ入出力端子グループを対象とする書込指定
信号を受け、その信号によって対応するデータ入出力端
子グループが指定された場合に、そのデータ入出力端子
グループをデータの書込のために用いる制御をする。
【0089】複数の読出手段は、複数のデータ入出力端
子グループのそれぞれに対応して設けられ、各々が、対
応するデータ入出力端子グループを対象とするアーリー
ライトモードが指定されたことがアーリーライト検出手
段によって検出されない場合に、対応するデータ入出力
端子グループをデータの読出のために用いる制御をす
る。
【0090】請求項2に記載の本発明は、行アドレスを
取込むために行アドレスストローブ信号が変化された
後、列アドレスを取込むために列アドレスストローブ信
号が変化される前に、書込動作を指定するために書込指
定信号が変化されることによって、書込動作が起動され
るアーリーライトモードを実行することが可能な半導体
記憶装置であって、複数のデータ入出力端子グループ、
複数の書込指定信号入力端子、出力イネーブル信号入力
端子、アーリーライト検出手段、複数の書込手段および
複数の読出手段を備える。
【0091】複数のデータ入出力端子グループは、複数
のグループに分割され、そのグループ単位でデータの入
出力が行なわれる。複数の書込指定信号入力端子は、複
数のデータ入出力端子グループのそれぞれに対応して発
生され、データの書込のために用いるデータ入出力端子
グループを選択的に指定するための複数の書込指定信号
をそれぞれ受ける。
【0092】出力イネーブル信号入力端子は、外部への
データの出力を許可する出力イネーブル信号を受ける。
【0093】アーリーライト検出手段は、行アドレスス
トローブ信号、列アドレスストローブ信号および複数の
書込指定信号を受け、それらの信号に応答して、各デー
タ入出力端子グループを用いるアーリーライトモードが
指定されたことを各データ入出力端子グループに対応し
て検出する。
【0094】複数の書込手段は、複数のデータ入出力端
子グループのそれぞれに対応して設けられ、各々が、対
応するデータ入出力端子グループを対象とする書込指定
信号を受け、その信号によって対応するデータ入出力端
子グループが指定された場合に、そのデータ入出力端子
グループをデータの書込のために用いる制御をする。
【0095】複数の読出手段は、複数のデータ入出力端
子グループのそれぞれに対応して設けられ、各々が、対
応するデータ入出力端子グループを対象とするアーリー
ライトモードが指定されたことがアーリーライト検出手
段によって検出されず、かつ、出力イネーブル信号がデ
ータの出力を許可している場合に、対応するデータ入出
力端子グループをデータの読出のために用いる制御をす
る。
【0096】請求項3に記載の本発明は、請求項1また
は2に記載の発明において、アーリーライト検出手段
が、データ入出力端子グループのそれぞれに対応して設
けられた複数の検出手段を含む。その複数の検出手段
は、行アドレスストローブ信号、列アドレスストローブ
信号および対応する書込指定信号を受け、それらの信号
に応答して、対応するデータ入出力端子グループを対象
とするアーリーライトモードが指定されたことを検出す
る。
【0097】請求項4に記載の本発明は、請求項1また
は2に記載の発明において、複数の書込手段の各々が、
書込制御手段および入力バッファ手段を含む。書込制御
手段は、対応するデータ入出力端子グループを対象とす
る書込指定信号を受け、その信号によって、対応するデ
ータ入出力端子グループが指定された場合に、その入出
力端子グループをデータの書込のために用いることを指
定する書込制御信号を出力する。
【0098】入力バッファ手段は、対応する入出力端子
グループを対象とする書込制御信号を受け、その信号
が、データの書込のために用いることを指定する場合
に、対応する入出力端子グループから入力されたデータ
を受ける。
【0099】請求項5に記載の本発明は、請求項1また
は2に記載の発明において、複数の読出手段の各々が、
読出すデータを受け、そのデータを、対応する入出力端
子グループへ与える出力バッファ手段を含む。
【0100】請求項6に記載の本発明は、請求項1また
は2に記載の発明において、入力される行アドレススト
ローブ信号および列アドレスストローブ信号ガ、その行
アドレスストローブ信号の変化の1サイクルの期間内に
おいて、その列アドレスストローブ信号が1サイクル分
変化する、一例としてノーマルモードサイクルのような
サイクルによるアクセスを規定する。請求項7に記載の
本発明は、請求項1または2に記載の発明において、入
力される行アドレスストローブ信号および列アドレスス
トローブ信号が、その行アドレスストローブ信号の変化
の1サイクルの期間内において、その列アドレスストロ
ーブ信号が複数サイクル分変化する、ファーストページ
モードサイクルによるアクセスを規定する。
【0101】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、複数の書込
手段の各々は、対応するデータ入出力端子グループを対
象とする書込指定信号によって、その対応するデータ入
出力端子グループが指定された場合に、そのデータ入出
力端子グループをデータの書込のために用いる制御をす
る。
【0102】さらに、アーリーライト検出手段が、各書
込指定信号に対応してアーリーライトモードの検出をす
る。すなわち、各データ入出力端子グループに対応して
アーリーライトモードが検出される。
【0103】複数の読出手段の各々は、対応するデータ
入出力端子グループを対象とするアーリーライトモード
が指定されたことが検出されない場合に、対応するデー
タ入出力端子グループをデータの読出のために用いる制
御をする。
【0104】したがって、アーリーライトモード時にお
いて、複数のデータ入出力端子グループが、データの書
込用のグループおよびデータの読出用のグループに分け
られ、それらのグループが同時に用いられる。
【0105】請求項2に記載の本発明によれば、複数の
書込手段の各々は、対応するデータ入出力端子グループ
を対象とする書込指定信号によって、その対応するデー
タ入出力端子グループが指定された場合に、そのデータ
入出力端子グループをデータの書込のために用いる制御
をする。
【0106】さらに、アーリーライト検出手段が、各書
込指定信号に対応するアーリーライトモードの検出をす
る。すなわち、データ入出力端子グループに対応してア
ーリーライトモードが検出される。
【0107】複数の読出手段の各々は、対応するデータ
入出力端子グループを対象とするアーリーライトモード
が指定されたことが検出されず、かつ、出力イネーブル
信号がデータの出力を許可している場合に、対応するデ
ータ入出力端子グループをデータの読出のために用いる
制御をする。
【0108】したがって、アーリーライトモード時にお
いて、複数のデータ入出力端子グループが、データの書
込用のグループおよびデータの読出用のグループに分け
られ、それらのグループが同時に用いることが可能であ
る。ただし、データ入出力端子グループをデータの読出
用に用いるか否かは、出力イネーブル信号によって選択
される。このため、データの読出が必要な場合にのみ、
アーリーライトモード時にデータの書込用のグループ
と、データの読出用のグループとが同時に用いられる。
【0109】請求項3に記載の本発明によれば、アーリ
ーライト検出手段が、複数のデータ入出力端子グループ
のそれぞれに対応する複数の検出手段を含む構成におい
て、アーリーライトモード時において、複数のデータ入
出力端子グループが、データの書込用のグループおよび
データの読出用のグループに分けられて、それらのグル
ープが同時に用いられる。
【0110】請求項4に記載の本発明によれば、各書込
手段に含まれる書込制御手段が、対応するデータ入出力
端子グループを対象とする書込指定信号によって、対応
するデータ入出力端子グループが指定された場合に、そ
のデータ入出力端子グループを書込動作に用いるため
に、書込制御信号を対応する入力バッファ手段に与え
る。その書込制御信号に応答して、入力バッファ手段で
は、対応するデータ入出力端子グループから入力された
データを受ける。
【0111】請求項5に記載の本発明によれば、各読出
手段が、出力バッファ手段を含み、読出すデータを受
け、そのデータを対応するデータ入出力端子グループへ
与える。このような構成において、アーリーライトモー
ド時において、複数のデータ入出力端子グループがデー
タの書込用のグループおよびデータの読出用のグループ
に分けられ、それらのグループが同時に用いられる。
【0112】請求項6に記載の本発明によれば、ノーマ
ルモードサイクルでのアクセスを行なう場合に、アーリ
ーライトモード時において、複数のデータ入出力端子グ
ループが、データの書込用のグループおよびデータの読
出用のグループに分けられ、それらのグループが同時に
用いられる。
【0113】請求項7に記載の本発明によれば、たとえ
ばファーストページモードサイクルでのアクセスを行な
う場合に、アーリーライトモード時において、複数のデ
ータ入出力端子グループがデータの書込用のグループお
よびデータの読出用のグループに分けられ、それらのグ
ループが同時に用いられる。
【0114】
【実施例】次に、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0115】第1実施例 まず、第1実施例について説明する。この第1実施例に
おいては、アーリーライトモード時において、データの
書込動作と、データの読出動作とを同時に実行すること
が可能な例について説明する。
【0116】図1は、第1実施例によるDRAMの全体
構成を示すブロック図である。この図1において図13
と共通する部分には同一の参照符号を付し、その説明を
適宜省略する。
【0117】図1のDRAMが図13のものと異なるの
は次の点である。すなわち、図1において、クロック発
生回路2に含まれるアーリーライト検出回路(後述す
る)、書込制御回路31,32、下位出力バッファ6お
よび上位出力バッファ7が図13のものと異なる。さら
に、信号配線も図11のDRAMは、図13のものと異
なる。
【0118】以下、それらの相違部分を個別に説明す
る。まず、図1のクロック発生回路2に含まれるアーリ
ーライト検出回路について説明する。図2は、図1のク
ロック発生回路2に含まれるアーリーライト検出回路の
回路図である。
【0119】図2を参照して、このアーリーライト検出
回路200は、インバータ201〜203,205〜2
08,210,212〜214,216,219〜22
1、NANDゲート204,211,217,218お
よびNORゲート209,215を含む。
【0120】信号/CASが、インバータ201〜20
3を介してNANDゲート204および217の各々の
一方の入力端子に与えられる。インバータ202の出力
信号は、信号/CAS0として出力される。信号/RA
Sが、インバータ205〜208を介して、NORゲー
ト209および215の各々の一方の入力端子に与えら
れるとともに信号/RASCとして出力される。
【0121】信号/LWが、NORゲート209の他方
の入力端子に与えられる。NORゲート209の出力信
号は、インバータ210を介してNANDゲート211
の一方の入力端子に与えられる。
【0122】NANDゲート211の出力信号が、NA
NDゲート204の他方の入力端子に与えられる。NA
NDゲート204の出力信号は、NANDゲート211
の他方の入力端子に与えられ、かつ、インバータ212
〜214を介し、下位アーリーライト検出信号EWLと
して出力される。
【0123】信号/UWが、NORゲート215の他方
の入力端子に与えられる。NORゲート215の出力信
号が、インバータ216を介してNANDゲート218
の一方の入力端子に与えられる。
【0124】NANDゲート218の出力信号は、NA
NDゲート217の他方の入力端子に与えられる。NA
NDゲート217の出力信号は、NANDゲート218
の他方の入力端子に与えられ、かつ、インバータ219
〜221を介し、上位アーリーライト検出信号EWUと
して出力される。
【0125】信号EWLは、データ入出力端子グループ
81を書込みに用いるアーリーライトモードが信号/L
Wに関連して指定されたことを検出した結果を示すもの
である。信号EWUは、上位データ入出力端子グループ
82を書込みに用いるアーリーライトモードが信号/U
Wに関連して指定されたことを検出した結果を示すもの
である。信号EWLおよび信号/EWUの各々は、対応
するアーリーライトモードが検出された場合にHレベル
になる。
【0126】このような構成により、アーリーライト検
出回路200は、信号EWLを発生する検出回路200
Aと、信号EWUを発生する検出回路200Bとで構成
されているということができる。
【0127】次に、このアーリーライト検出回路200
の動作を説明する。信号/RASがLレベルである場合
においては、NORゲート209の出力信号が、信号/
LWのレベルを反転したレベルになり、かつ、NORゲ
ート215の出力信号が信号/UWのレベルを反転した
レベルになる。
【0128】その場合に、信号/LWがLレベルになる
と、インバータ210の出力信号がLレベルになる。そ
れに応答して、NANDゲート211の出力信号がHレ
ベルになる。そして、その後、信号/CASがLレベル
になると、インバータ203の出力信号がHレベルにな
り、それに応答してNANDゲート204の出力信号が
Lレベルになる。これにより、信号EWLがHレベルに
なるので、信号/LWに関連するアーリーライトモード
が検出される。
【0129】一方、前述のように信号/RASがLレベ
ルである場合に、信号/UWがLレベルになると、イン
バータ216の出力信号がLレベルになる。それに応答
して、NANDゲート218の出力信号がHレベルにな
る。
【0130】そして、その後、信号/CASがLレベル
になると、インバータ203の出力信号がHレベルにな
り、それに応答してNANDゲート217の出力信号が
Lレベルになる。これにより、信号EWUがHレベルに
なるので、信号/UWに関連するアーリーライトモード
が検出される。
【0131】次に、図1の下位出力バッファ6および上
位出力バッファ7について説明する。図3は、図1の下
位出力バッファ6および上位出力バッファ7の回路図で
ある。この図3において図15と共通する部分には同一
の参照符号を付し、その説明を適宜省略する。
【0132】図3を参照して、この下位出力バッファ6
および上位出力バッファ7が図15のものと異なるのは
次の点である。
【0133】すなわち、図3のものにおいては、図15
に示されたインバータ601〜603が設けられていな
い。さらに、図3の下位出力バッファ6においては、図
15に示されたNANDゲート606の代わりに3入力
のNANDゲート61が設けられる。さらに、図3の上
位出力バッファ7においては、図15に示されるNAN
Dゲート607の代わりに3入力のNANDゲート71
が設けられる。
【0134】下位出力バッファ6のNANDゲート61
は、信号/CAS0がインバータ608で反転された信
号、信号EWのレベルが反転された信号/EWLおよび
信号DOTEを入力端子に受ける。上位出力バッファ7
のNANDゲート71は、信号/CAS0がインバータ
608で反転された、信号WUのレベルが反転された信
号/EWUおよび信号DOTEを入力端子に受ける。
【0135】次に、図3の下位出力バッファ6および上
位出力バッファ7のそれぞれの動作を説明する。まず、
下位出力バッファ6の動作について説明する。
【0136】下位出力バッファ6において、NANDゲ
ート61は、信号DOTEおよび信号/EWLがともに
Hレベルであり、かつ、信号/CAS0がLレベルであ
る場合に、すべての入力信号がHレベルになり、その出
力信号がLレベルになる。すなわち、DRAM101の
内部におけるデータの読出の準備が完了し、かつ下位の
側のアーリーライトモードが指定されず、かつ信号/C
ASがLレベルになった場合に、NANDゲート61の
出力信号がLレベルになる。
【0137】その場合、インバータ62の出力信号がH
レベルになるので、信号OEMLがHレベルになり、読
出データRDFが下位データ入出力端子グループ81へ
伝達される。その場合のデータの伝達動作については、
図15の説明において述べたため、ここでは省略する。
【0138】一方、信号/LWに関連するアーリーライ
トモードが検出された場合は、信号/EWLがLレベル
になるため、NANDゲート61の出力信号がHレベル
になる。その場合、インバータ62の出力信号がLレベ
ルになるので、信号OEMLがLレベルになり、読出デ
ータRDFが上位データ入出力端子グループ81に伝達
されない。その場合には、上位データ入出力端子グルー
プ81がハイインピーダンス状態になる。
【0139】上位出力バッファ7の動作は、下位出力バ
ッファ6とほぼ同じ動作である。その動作を概略的に説
明すると次のとおりである。
【0140】DRAM101の内部におけるデータの読
出準備が完了し、かつ信号/UWに関連するアーリーラ
イトモードが指定されず、かつ信号/CASがLレベル
になった場合に、NANDゲート71のすべての入力信
号がHレベルになる。したがって、そのNANDゲート
71の出力信号がLレベルになる。この場合、信号OE
MHがHレベルになり、読出データRDFが上位データ
入出力端子グループ82へ伝達される。
【0141】一方、信号/UWに関連するアーリーライ
トモードが指定された場合には、信号/EWUがLレベ
ルになるため、NANDゲート71の出力信号がHレベ
ルになる。その場合、信号OEMHがLレベルになり、
読出データRDFが上位データ入出力端子グループ82
へ伝達されない。その場合には、上位データ入出力端子
グループ82が、ハイインピーダンス状態になる。
【0142】次に、図1の書込制御回路31および32
について説明する。図4は、図1の書込制御回路31お
よび32の回路図である。この書込制御回路31および
32が図16のものと異なるのは書込制御回路が2つに
分かれていることである。
【0143】図4を参照して、書込制御回路31は、N
ORゲート311および313、インバータ312,3
14〜318およびNチャネルMOSトランジスタ31
9を含む。書込制御回路32は、NORゲート321,
323、インバータ322,324〜328およびNチ
ャネルMOSトランジスタ329を含む。
【0144】書込制御回路31において、NORゲート
311は、信号OEMLを一方の入力端子に受け、信号
/RASCを他方の入力端子に受ける。NORゲート3
11の出力信号は、インバータ312を介してNORゲ
ート313の一方の入力端子に与えられる。信号/LW
が、NORゲート313の他方の入力端子に与えられ
る。
【0145】NORゲート313の出力信号は、インバ
ータ314〜318を介し、信号/WELとして出力さ
れる。さらに、NORゲート313の出力端子およびイ
ンバータ314の入力端子の間のノードと、接地ノード
N2との間にトランジスタ319が接続される。このト
ランジスタ319は、インバータ314の出力信号をゲ
ート電極に受ける。
【0146】書込制御回路32において、NORゲート
321は、一方の入力端子に信号OEMHを受け、他方
の入力端子に信号/RASCを受ける。NORゲート3
21の出力信号は、インバータ322を介してNORゲ
ート323の一方の入力端子に与えられる。信号/UW
が、NORゲート323の他方の入力端子に与えられ
る。
【0147】NORゲート323の出力信号は、インバ
ータ324〜328を介し、信号/WEUとして出力さ
れる。さらに、NORゲート323の出力端子およびイ
ンバータ324の入力端子の間のノードと、接地ノード
N2との間にトランジスタ329が接続される。このト
ランジスタ329は、インバータ324の出力信号をゲ
ート電極に受ける。
【0148】次に、書込制御回路31および32の動作
について説明する。まず、書込制御回路31の動作につ
いて説明する。信号OEMLがHレベルである場合(下
位出力バッファ6が読出動作中である場合)または信号
/RASCがHレベルである場合(信号/RASがHレ
ベルである場合)に、NORゲート311の出力信号が
Lレベルになる。
【0149】その場合には、NORゲート313の出力
信号が必ずLレベルになるため、信号/WELがHレベ
ルになる。この場合は、下位入力バッファ4は、書込動
作状態にされない。
【0150】一方、信号OEMLおよび信号/RASC
がともにLレベルである場合(下位出力バッファ6が読
出動作中でなく、信号/RASがLレベルである場合)
に、NORゲート311の出力信号がHレベルになる。
その場合には、NORゲート313の出力信号が、信号
/LWのレベルを反転したレベルになる。したがって、
信号/LWがLレベルになると、NORゲート313の
出力信号がHレベルになるため、信号/WELがLレベ
ルになる。この場合、下位入力バッファ4は、書込動作
状態にされ、下位データ入出力端子グループ81から入
力されるデータを取込む。
【0151】次に、書込制御回路32の動作を説明す
る。書込制御回路32は、書込制御回路31と同様の回
路構成を有するため、書込制御回路31と同様に動作す
る。したがって、ここでは、書込制御回路32の具体的
な動作の説明を省略し、書込制御回路32における入力
信号と出力信号との間の関係について説明する。
【0152】書込制御回路32においては、信号OEM
HがHレベルである場合(上位出力バッファ7の読出動
作中の場合)または信号/RASCがHレベルである場
合(信号/RASがHレベルである場合)に、出力され
る信号/WEUがHレベルになる。この場合は、信号/
WEUが与えられる上位入力バッファ5が書込動作状態
にされない。
【0153】一方、信号OEMHおよび信号/RASが
ともにLレベルである場合(上位出力バッファ7が読出
動作中でなく、信号/RASがLレベルである場合)に
は、出力される信号/WEUがLレベルになる。この場
合、上位入力バッファ5は、書込動作状態となり、上位
データ入出力端子グループ82から入力されるデータを
取込む。
【0154】次に、図1〜図4に示されたDRAM10
1におけるアーリーライトモード時の動作を説明する。
図5は、図1〜図4に示されたDRAM101における
アーリーライトモード時の動作を示すタイミングチャー
トである。特に、この図5においては、アーリーライト
モードをファーストページモードバイトコントロールサ
イクルにおいて実行した場合の動作が示される。
【0155】この図5においては、図17と同じ信号お
よびデータが示される。以下の図5の説明においては、
図17の動作と異なる部分について説明する。
【0156】図5の動作が図17の動作と異なるのは、
次の点である。すなわち、信号/UWに応答して上位デ
ータ入出力端子グループ82がデータの書込に用いられ
ている場合に、それと同時に、下位データ入出力端子グ
ループ81がデータの読出に用いられていることであ
る。その状態は、図5の出力データDQ1〜DQ8に、
有効なデータD1〜D3が現われていることによって示
されている。
【0157】そのような状態は、次に示す動作により実
現される。すなわち、図2のアーリーライト検出回路2
00における検出回路200Bによって、信号/UWに
応答するアーリーライトモードが検出され、信号EWU
がHレベルになる。このため、図3の上位出力バッファ
7が読出動作状態にされない。したがって、信号OEM
HがLレベルになり、上位データ入出力端子グループ8
2がハイインピーダンス状態HiZにされる。
【0158】さらに、そのLレベルの信号OEMHを受
ける書込制御回路32では、信号OEMHおよび信号/
RASCがともにLレベルになり、かつ、信号/UWが
Lレベルになった時点で、信号/WEUがLレベルにな
る。したがって、その時点で図1の上位入力バッファ5
が書込動作状態にされる。
【0159】一方、その場合に、図2のアーリーライト
検出回路200の検出回路200Aによって、信号/L
Wに応答するアーリーライトモードは検出されない。こ
のため、信号EWLはLレベルである。このため、図3
の下位出力バッファ6では、信号DOTEおよび信号/
EWLがHレベルになり、かつ、信号/CAS0がLレ
ベルになった時点で信号OEMLがHレベルになり、読
出動作状態にされる。
【0160】さらに、Hレベルの信号OEMLを受ける
書込制御回路31では、信号/WELがHレベルにな
る。したがって、図1の下位入力バッファ4は、書込動
作状態にされない。
【0161】このような動作が行なわれると、アーリー
ライトモードにおいて、下位データ入出力端子グループ
81および上位データ入出力端子グループ82の一方を
用いた書込動作が行なわれる際に、それらのグループの
他方を用いた読出動作を行なうことができる。
【0162】このため、第1実施例によるDRAMで
は、データの処理速度を高速化することができる。
【0163】ここで、このように書込動作と、読出動作
とを同様に行なう制御をアーリーライトモードで実行す
る場合の利点について以下に説明する。
【0164】アーリーライトモードでこのような制御を
行なう回路は、図13〜図16に示された従来のアーリ
ーライトモードを実行する回路を利用して構成すること
ができる。このため、そのような制御方法も容易に行な
える。
【0165】さらに、アーリーライトモードにおいて
は、動作サイクルの当初において、後に書込動作の実行
が指定されるか否かを判別できる。このため、書込動作
の実行が指定されるか否かの判定の実行を後まで待たな
くてもよい。したがって、この第1実施例によるDRA
Mでは、そのように判定を後に行なうために先に入力さ
れた信号を保持する回路を必要としない。このため、他
のモードでこのような制御を行なう場合と比べて回路の
構成を簡単化することができる。
【0166】図5においては、第1実施例のDRAMに
よるアーリーライトモードをファーストページモードバ
イトコントロールサイクルで実行した場合を示した。こ
れに限らず、そのアーリーライトモードは、ノーマルモ
ードバイトコントロールサイクルにおいて実行してもよ
い。
【0167】図6は、第1実施例のDRAMによるアー
リーライトモードをノーマルモードバイトコントロール
サイクルで実行した場合の動作を示すタイミングチャー
トである。
【0168】図6を参照して、ノーマルモードバイトコ
ントロールサイクルでは、信号/RASの1サイクルの
期間において、信号/CASが1回だけ立下げられる。
その場合におけるDRAM101の動作は、前述した場
合と同様である。このようなノーマルモードバイトコン
トロールサイクルでは、図6に示されるように、信号/
RASの1サイクルの期間において、書込動作および読
出動作が同時に実行される回数が1回である。
【0169】このように第1実施例のDRAMによるア
ーリーライトモードは、ノーマルモードバイトコントロ
ールサイクルでも実行可能である。したがって、第1実
施例によるDRAMでは、ノーマルモードバイトコント
ロールサイクルのデータ処理速度を高速化することがで
きる。
【0170】第2実施例 次に、第2実施例について説明する。この第2実施例に
おいては、第1実施例の場合と同様に、書込動作と、読
出動作とを同時に実行することを可能とし、さらに、そ
の読出動作を選択的に実行することを可能とした例につ
いて説明する。
【0171】図7は第2実施例によるDRAMの全体構
成を示すブロック図である。この図7において図1と共
通する部分には同一の参照符号を付し、その説明を適宜
省略する。
【0172】図7のDRAM102が図1のものと異な
るのは次の点である。すなわち、下位出力バッファ60
および上位出力バッファ70がそれぞれ出力イネーブル
信号/OEを受ける構成になっている。さらに、そのよ
うな出力イネーブル信号/OEを受ける下位出力バッフ
ァ60および上位出力バッファ70の構成が、図1のも
のと異なる。
【0173】次に、第2実施例によるDRAM102の
特徴的な部分である下位出力バッファ60および上位出
力バッファ70の構成を説明する。図8は、図7のDR
AM102における下位出力バッファ60および上位出
力バッファ70の回路図である。この図8において図3
と共通する部分には同一の参照符号を付し、その説明を
省略する。
【0174】図8の下位出力バッファ60および上位出
力バッファ70が図3のものと異なるのは次の点であ
る。
【0175】すなわち、下位出力バッファ60において
は、図3に示されたNANDゲート61の代わりに4入
力のNANDゲート604が設けられる。上位出力バッ
ファ70においては、図3に示されたNANDゲート7
1の代わりに4入力のNANDゲート605が設けられ
る。NANDゲート604および605の各々の1つの
入力端子には、出力イネーブル信号/OEが、インバー
タ601〜603を介して与えられる。以上が相違点で
ある。
【0176】次に、下位出力バッファ60および上位出
力バッファ70の動作を説明する。その説明において
は、図3に示される下位出力バッファ6および上位出力
バッファ7との相違点を主に説明する。
【0177】下位出力バッファ60においては、信号/
EWLおよび信号DOTEがともにHレベルであり、信
号/CAS0および信号/OEがともにLレベルである
場合に、NANDゲート604のすべての入力信号がH
レベルになる。その場合に、NANDゲート604の出
力信号がLレベルになる。
【0178】その場合とは、すなわち、内部のデータの
読出の準備が完了し、信号/LWに応答するアーリーラ
イトモードが検出されず、信号/CASがLレベルであ
る状態において、さらに、信号/OEがLレベルである
状態である。
【0179】その場合には、信号OEMLがHレベルに
なり、それに応答して、読出データRDFが下位データ
入出力端子グループ81に伝達される。すなわち、下位
出力バッファ60では、信号/OEがLレベルにならな
ければデータの読出動作状態にならない。
【0180】一方、NANDゲート604に入力される
信号のうち、信号/EWLがLレベルの場合、すなわ
ち、信号/LWに応答するアーリーライトモードが検出
された場合は、NANDゲート604の出力信号がHレ
ベルになる。この場合、信号OEMLがLレベルにな
り、読出データRDFが下位データ入出力端子グループ
81に伝達されない。このため、下位データ入出力端子
グループ81は、ハイインピーダンス状態になる。
【0181】次に、上位出力バッファ70の動作を説明
する。上位出力バッファ70は、下位出力バッファ60
と同様の構成を有するため、それと同様に動作する。す
なわち、信号/EWUおよび信号DOTEがともにHレ
ベルであり、かつ、信号/CAS0および信号/OEが
ともにLレベルである場合に、NANDゲート605の
出力信号がLレベルになる。その場合には、信号OEM
HがHレベルになり、それに応答して、読出データRD
Fが上位データ入出力端子グループ82に伝達される。
【0182】一方、NANDゲート605に入力される
信号のうち、信号/EWUがLレベルの場合、すなわ
ち、信号/UWに関連するアーリーライトモードが検出
された場合は、NANDゲート605の出力信号がHレ
ベルになる。この場合、信号OEMHがLレベルにな
り、読出データRDFが上位データ入出力端子グループ
82に伝達されない。すなわち、上位データ入出力端子
グループ82がハイインピーダンス状態になる。
【0183】このような下位出力バッファ60および上
位出力バッファ70の各々の特徴的な部分は、アーリー
ライトモードが検出されない場合に、読出動作状態にな
るか否かが信号/OEによって選択されることである。
【0184】第1実施例のDRAM101においては、
アーリーライトモードで、下位データ入出力端子グルー
プ81および上位データ入出力端子グループ82の一方
のグループを用いた書込動作が行なわれる場合に、その
他方のグループを用いた読出動作が必ず行なわれる。
【0185】これに対し、この第2実施例のDRAM1
02では、アーリーライトモードで、書込動作に用いら
れていない方のデータ入出力端子グループを読出動作に
用いるか否かは、信号/OEによって選択される。
【0186】このため、アーリーライトモード時の信号
/OEは、次のようなことを考慮してレベルを設定すべ
きである。すなわち、アーリーライトモードで、書込動
作と同時に読出動作を行なわない場合には、信号/OE
をHレベルに設定する。一方、アーリーライトモード
で、書込動作と同時に読出動作を実行する場合には、信
号/OEをLレベルに設定する。
【0187】次に、図7および図8に示されたDRAM
102のアーリーライトモード時の動作について説明す
る。まず、アーリーライトモードで、書込動作と読出動
作とを同時に実行させる場合のDRAM102の動作を
説明する。図9は、第2実施例によるDRAM102の
アーリーライトモード時に、書込動作と読出動作とを同
時に行なう場合の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【0188】特に、この図9においては、アーリーライ
トモードをファーストページモードバイトコントロール
サイクルにおいて実行した場合の動作が示される。この
図9においては、図5と同様の信号およびデータが示さ
れる。
【0189】以下の図9の説明においては、図5と異な
る動作を主に説明する。図9の動作が図5の動作と異な
るのは、信号/OEがLレベルにされていることであ
る。その信号/OEは、アーリーライトモードで、書込
動作と、読出動作とを同時に実行させる制御をするため
にLレベルにされている。
【0190】このため、その場合は、上位データ入出力
端子グループ82を用いた書込動作と、下位データ入出
力端子グループ81を用いた読出動作とが同時に実行さ
れる、図5と同様の動作が行なわれる。したがって、こ
の第2実施例によるDRAM102では、データ処理の
速度を高速化することができる。
【0191】次に、アーリーライトモード時に、読出動
作を行なわず、書込動作のみを行なう場合の動作を説明
する。図10は、第2実施例によるDRAM102のア
ーリーライトモード時に、読出動作を行なわず、書込動
作のみを行なう場合の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【0192】特に、この図10においては、アーリーラ
イトモードをファーストページモードバイトコントロー
ルサイクルにおいて実行した場合の動作が示される。こ
の図10においては、図17と同様の信号およびデータ
が示される。
【0193】以下の図10の説明においては、図17と
異なる動作を主に説明する。図10の動作が図17の動
作と異なるのは、信号/OEがHレベルにされているこ
とである。その信号/OEは、アーリーライトモード
で、読出動作を行なわず、書込動作のみを行なう制御を
するために、Hレベルにされている。
【0194】したがって、この場合には、上位データ入
出力端子グループ82を用いた書込動作のみが実行され
る図17と同様の動作が行なわれる。
【0195】このように、第2実施例によるDRAM1
02において、アーリーライトモード時に、読出動作を
行なわず、書込動作のみを行なうのは、たとえば次のよ
うな場合である。すなわち、他のDRAMチップとのデ
ータのやりとりの関係上、不要なデータを外部へ出力し
たくない場合等の事情がある場合である。
【0196】以上の第2実施例の動作の説明において
は、アーリーライトモードをファーストページモードバ
イトコントロールサイクルにおいて実行した場合を示し
た。しかし、これに限らず、この第2実施例によるDR
AM102は、アーリーライトモードをノーマルモード
バイトコントロールサイクルにおいて実行することも可
能である。
【0197】以下に、アーリーライトモードをノーマル
モードバイトコントロールサイクルにおいて実行する場
合のDRAM102の動作を説明する。
【0198】まず、アーリーライトモードをノーマルモ
ードバイトコントロールサイクルにおいて実行する際
に、書込動作と、読出動作とを同時に実行させる場合の
DRAM102の動作を説明する。
【0199】図11は、第2実施例によるDRAM10
2のアーリーライトモードをノーマルモードバイトコン
トロールサイクルにおいて実行する際に、書込動作と、
読出動作とを同時に行なう場合の動作を示すタイミング
チャートである。この図11においては、図6と同様の
信号およびデータが示される。
【0200】以下の図11の説明においては、図6と異
なる動作を主に説明する。図11の動作が図6の動作と
異なるのは、信号/OEがLレベルにされていることで
ある。その信号/OEは、ノーマルモードバイトコント
ロールサイクルにおいて実行されるアーリーライトモー
ドで、書込動作と、読出動作とを同時に実行させる制御
をするために、Lレベルにされている。
【0201】このため、この場合は、上位データ入出力
端子グループ82を用いた書込動作と、下位データ入出
力端子グループ81を用いた読出動作とが同時に実行さ
れる図6と同様の動作が行なわれる。したがって、この
第2実施例によるDRAM102では、ノーマルモード
バイトコントロールサイクルにおいて、データ処理の速
度を高速化することができる。
【0202】次に、アーリーライトモードをノーマルモ
ードバイトコントロールサイクルにおいて実行する際
に、読出動作を行なわず、書込動作のみを行なう場合の
DRAM102の動作を説明する。
【0203】図12は、第2実施例によるDRAM10
2のアーリーライトモードをノーマルモードバイトコン
トロールサイクルにおいて実行する際に、読出動作を行
なわず、書込動作のみを行なう場合の動作を示すタイミ
ングチャートである。この図12においては、図11と
同様の信号およびデータが示される。
【0204】以下の図12の説明においては、図11と
異なる動作を主に説明する。図12の動作が図11の動
作と異なるのは次の点である。
【0205】すなわち、信号/OEがHレベルにされて
いることである。その信号/OEは、アーリーライトモ
ードで、読出動作を行なわず、書込動作のみを行なう制
御をするために、Hレベルにされている。
【0206】これにより、この場合は、図8の下位出力
バッファ60が読出動作状態にされない。このため、そ
の下位出力バッファ60がデータを出力する下位データ
入出力端子グループ81における下位の出力データDQ
1〜DQ8がハイインピーダンス状態HiZにされる。
したがって、この場合は、上位データ入出力端子グルー
プ82を用いた書込動作のみが実行される。
【0207】このように、第2実施例によるDRAM1
02のアーリーライトモードをノーマルモードバイトコ
ントロールサイクルにおいて実行する際に、読出動作を
行なわず、書込動作のみを行なうのは、前述した場合と
同様に、他のDRAMチップとのデータのやりとりの関
係上、不要なデータを外部へ出力したくない場合等の事
情がある場合である。
【0208】このような第2実施例によるDRAM10
2は、アーリーライトモードで、書込動作と、読出動作
とを同時に実行させることを可能とし、さらに、その読
出動作を実行させるか否かを信号/OEに応答して選択
するような構成にした。
【0209】このため、第2実施例によるDRAM10
2では、アーリーライトモードで、読出動作を書込動作
と同時に実行させないようにすることができる。したが
って、アーリーライトモードで、データを出力したい場
合にのみデータを出力させることができる。これによ
り、データ入出力端子におけるデータの衝突を未然に防
ぐことができる。さらに、他のDRAMチップとのデー
タのやりとりの関係上、不要なデータを外部へ出力した
くない場合に、データを出力させないようにすることが
できる。
【0210】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、アー
リーライトモード時において、複数の書込手段の各々
が、対応するデータ入出力端子グループを対象とする書
込指定信号が与えられた場合に、そのデータ入出力端子
グループをデータの書込のために用いる制御をする。さ
らに、複数の読出手段の各々が、対応するデータ入出力
端子グループを対象とするアーリーライトモードが指定
されたことが検出されない場合に、そのデータ入出力端
子グループをデータの読出のために用いる制御をする。
【0211】このため、アーリーライトモード時におい
て、複数のデータ入出力端子グループを、データの書込
用のグループおよびデータの読出用のグループに分けて
同時に用いることができる。したがって、データの処理
速度を高速化することができる。
【0212】請求項2に記載の本発明によれば、アーリ
ーライトモード時において、複数の書込手段の各々が、
対応するデータ入出力端子グループを対象とする書込指
定信号が与えられた場合に、その対応するデータ入出力
端子グループをデータの書込のために用いる制御をす
る。さらに、読出手段の各々が、対応するデータ入出力
端子グループを対象とするアーリーライトモードが指定
されたことが検出されず、かつ、出力イネーブル信号に
よってデータの出力が許可されている場合に、対応する
データ入出力端子グループをデータの読出のために用い
る制御をする。
【0213】このため、アーリーライトモード時におい
て、複数のデータ入出力端子グループを、データの書込
用のグループおよびデータの読出用のグループに分けて
同時に用いることができる。ただし、データ入出力端子
グループをデータの読出用に用いるか否かは、出力イネ
ーブル信号によって選択される。
【0214】したがって、データの処理速度を高速化で
きることに加えて、データの読出が必要な場合にのみ、
アーリーライトモード時にデータの書込用のグループ
と、データの読出用のグループとを同時に用いることが
できる。
【0215】請求項3に記載の本発明によれば、アーリ
ーライト検出手段が、複数のデータ入出力端子グループ
のそれぞれに対応する複数の検出手段を含む構成におい
て、アーリーライトモード時に、複数のデータ入出力端
子グループをデータの書込用のグループおよびデータの
読出用のグループに分けて同時に用いることができる。
【0216】請求項4に記載の本発明によれば、複数の
書込手段の各々が、書込制御手段を、その書込制御手段
によって制御される入力バッファ手段とを含む構成にお
いて、アーリーライトモード時に、複数のデータ入出力
端子グループを、データの書込用のグループおよびデー
タの読出用のグループに分けて同時に用いることができ
る。
【0217】請求項5に記載の本発明によれば、複数の
読出手段の各々が出力バッファ手段を含む構成におい
て、アーリーライトモード時に、複数のデータ入出力端
子グループを、データの書込用のグループおよびデータ
の読出用のグループに分けて同時に用いることができ
る。
【0218】請求項6に記載の本発明によれば、ノーマ
ルモードサイクルでのアクセスを行なう場合に、アーリ
ーライトモード時において、複数のデータ入出力端子グ
ループを、データの書込用のグループおよびデータの読
出用のグループに分けて同時に用いることができる。し
たがって、ノーマルモードサイクルでのアクセスを高速
化することできる。
【0219】請求項7に記載の本発明によれば、ファー
ストページモードサイクルでのアクセスを行なう場合
に、アーリーライトモード時において、複数のデータ入
出力端子グループを、データの書込用のグループおよび
データの読出用のグループに分けて同時に用いることが
できる。したがって、ファーストページモードサイクル
でのアクセスを高速化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例によるDRAMの構成を示すブロ
ック図である。
【図2】 図1のクロック発生回路に含まれるアーリー
ライト検出回路の回路図である。
【図3】 図1の下位出力バッファおよび上位出力バッ
ファの回路図である。
【図4】 図1の書込制御回路の回路図である。
【図5】 第1実施例によるDRAMにおけるアーリー
ライトモード時の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図6】 第1実施例のDRAMによるアーリーライト
モードをノーマルモードバイトコントロールサイクルで
実行した場合の動作を示すタイミングチャートである。
【図7】 第2実施例によるDRAMの全体構成を示す
ブロック図である。
【図8】 図7の下位出力バッファおよび上位出力バッ
ファの回路図である。
【図9】 第2実施例によるDRAMのアーリーライト
モード時に、書込動作と読出動作とを同時に行なう場合
の動作を示すタイミングチャートである。
【図10】 第2実施例によるDRAMのアーリーライ
トモード時に、読出動作を行なわず書込動作のみを行な
う場合の動作を示すタイミングチャートである。
【図11】 第2実施例によるDRAMのアーリーライ
トモードをノーマルモードバイトコントロールサイクル
において実行する際に書込動作と読出動作とを同時に行
なう場合の動作を示すタイミングチャートである。
【図12】 第2実施例によるDRAMのアーリーライ
トモードをノーマルモードバイトコントロールサイクル
において実行する際に読出動作を行なわず書込動作のみ
を行なう場合の動作を示すタイミングチャートである。
【図13】 従来のDRAMの全体構成を示すブロック
図である。
【図14】 アーリーライトモードを実行するための従
来のアーリーライト検出回路の回路図である。
【図15】 アーリーライトモードを実行するための従
来の下位出力バッファおよび上位出力バッファの回路図
である。
【図16】 アーリーライトモードを実行するための従
来の書込制御回路の回路図である。
【図17】 図13〜図16に示されたDRAMにおけ
るアーリーライトモード時の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【図18】 従来のDRAMにおけるリードモデファイ
ライトモード時の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】 4 下位入力バッファ、5 上位入力バッファ、6,6
0 下位出力バッファ、7,70 上位出力バッファ、
31,32 書込制御回路、81 下位データ入出力端
子グループ、82 上位データ入出力端子グループ、8
5〜87 信号入力端子、200 アーリーライト検出
回路、200A,200B 検出回路。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行アドレスを取込むために行アドレスス
    トローブ信号が変化された後、列アドレスを取込むため
    に列アドレスストローブ信号が変化される前に、書込動
    作を指定するために書込指定信号が変化されることによ
    って、書込動作が起動されるアーリーライトモードを実
    行することが可能な半導体記憶装置であって、 複数のグループに分割され、そのグループ単位でデータ
    の入出力が行なわれる複数のデータ入出力端子グループ
    と、 前記複数のデータ入出力端子グループのそれぞれに対応
    して発生され、データの書込のために用いる前記データ
    入出力端子グループを選択的に指定するための複数の前
    記書込指定信号をそれぞれ受ける複数の書込指定信号入
    力端子と、 前記行アドレスストローブ信号、前記列アドレスストロ
    ーブ信号および前記複数の書込指定信号を受け、それら
    の信号に応答して、各前記データ入力出端子グループを
    用いる前記アーリーライトモードが指定されたことを各
    前記データ入出力端子グループに対応して検出するアー
    リーライト検出手段と、 前記複数のデータ入出力端子グループのそれぞれに対応
    して設けられ、各々が、対応するデータ入出力端子グル
    ープを対象とする前記書込指定信号を受け、その信号に
    よって対応するデータ入出力端子グループが指定された
    場合に、そのデータ入出力端子グループをデータの書込
    のために用いる制御をする複数の書込手段と、 前記複数のデータ入出力端子グループのそれぞれに対応
    して設けられ、各々が、対応するデータ入出力端子グル
    ープを対象とする前記アーリーライトモードが指定され
    たことが前記アーリーライト検出手段によって検出され
    ない場合に、対応するデータ入出力端子グループをデー
    タの読出のために用いる制御をする複数の読出手段とを
    備えた、半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 行アドレスを取込むために行アドレスス
    トローブ信号が変化された後、列アドレスを取込むため
    に列アドレスストローブ信号が変化される前に、書込動
    作を指定するために書込指定信号が変化されることによ
    って、書込動作が起動されるアーリーライトモードを実
    行することが可能な半導体記憶装置であって、 複数のグループに分割され、そのグループ単位でデータ
    の入出力が行なわれる複数のデータ入出力端子グループ
    と、 前記複数のデータ入出力端子グループのそれぞれに対応
    して発生され、データの書込のために用いる前記データ
    入出力端子グループを選択的に指定するための複数の前
    記書込指定信号をそれぞれ受ける複数の書込指定信号入
    力端子と、 外部へのデータの出力を許可するための出力イネーブル
    信号を受ける出力イネーブル信号入力端子と、 前記行アドレスストローブ信号、前記列アドレスストロ
    ーブ信号および前記複数の書込指定信号を受け、それら
    の信号に応答して、各前記データ入出力端子グループを
    用いる前記アーリーライトモードが指定されたことを各
    前記入出力端子グループに対応して検出するアーリーラ
    イト検出手段と、 前記複数のデータ入出力端子グループのそれぞれに対応
    して設けられ、各々が、対応するデータ入出力端子グル
    ープを対象とする前記書込指定信号を受け、その信号に
    よって対応するデータ入出力端子グループが指定された
    場合に、そのデータ入出力端子グループをデータの書込
    のために用いる制御をする複数の書込手段と、 前記複数のデータ入出力端子グループのそれぞれに対応
    して設けられ、各々が、対応するデータ入出力端子グル
    ープを対象とするアーリーライトモードが指定されたこ
    とが前記アーリーライト検出手段によって検出されず、
    かつ、前記出力イネーブル信号がデータの出力を許可し
    ている場合に、対応するデータ入出力端子グループをデ
    ータの読出のために用いる制御をする複数の読出手段と
    を備えた、半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記アーリーライト検出手段は、前記デ
    ータ入出力端子のそれぞれに対応して設けられた複数の
    検出手段を含み、 前記複数の検出手段の各々は、行アドレスストローブ信
    号、列アドレスストローブ信号および対応する書込指定
    信号を受け、それらの信号に応答して、対応する入出力
    端子グループを対象とする前記アーリーライトモードが
    指定されたことを検出する、請求項1または2記載の半
    導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の書込手段の各々は、 対応するデータ入出力端子グループを対象とする前記書
    込指定信号を受け、その信号によって対応する入出力端
    子グループが指定された場合に、その入出力端子グルー
    プをデータの書込のために用いることを指定する書込制
    御信号を出力する書込制御手段と、 対応する入出力端子グループを対象とする前記書込制御
    手段からの書込制御信号を受け、その信号がデータの書
    込のために用いることを指定する場合に、対応する入出
    力端子グループから入力されたデータを受ける入力バッ
    ファ手段とを含む、請求項1または2記載の半導体記憶
    装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の読出手段の各々は、読出すデ
    ータを受け、そのデータを、対応する前記入出力端子グ
    ループへ与える出力バッファ手段を含む、請求項1また
    は2記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 入力される前記行アドレスストローブ信
    号および前記列アドレスストローブ信号は、その行アド
    レスストローブ信号の変化の1サイクルの期間内におい
    て、その列アドレスストローブ信号が1サイクル分変化
    するノーマルモードサイクルによるアクセスを規定す
    る、請求項1または2記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 入力される前記行アドレスストローブ信
    号および前記列アドレスストローブ信号は、その行アド
    レスストローブ信号の変化の1サイクルの期間内におい
    て、その列アドレスストローブ信号が複数サイクル分変
    化するファーストページモードサイクルおよび類似のサ
    イクルによるアクセスを規定する、請求項1または2記
    載の半導体記憶装置。
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