JPH05266668A - メモリ行ライン選択用の改良したラッチ型リピータを持った半導体メモリ - Google Patents

メモリ行ライン選択用の改良したラッチ型リピータを持った半導体メモリ

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JPH05266668A
JPH05266668A JP24544691A JP24544691A JPH05266668A JP H05266668 A JPH05266668 A JP H05266668A JP 24544691 A JP24544691 A JP 24544691A JP 24544691 A JP24544691 A JP 24544691A JP H05266668 A JPH05266668 A JP H05266668A
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JP24544691A
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David C Mcclure
チャールズ マククルーア デイビッド
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STMicroelectronics lnc USA
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SGS Thomson Microelectronics Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ラッチ型リピータを改良し、電力消費を減少
させる。 【構成】 分割された各サブアレイの間に行ラインリピ
ータ16が配置されており、それは行デコーダ14から
又は前のサブアレイからの行ラインを次のサブアレイへ
連結させている。行ラインリピータは列アドレスの一部
に従って制御され、全部の選択された行が付勢された後
に、選択されたサブアレイと関連していない行ラインリ
ピータがそれらの出力端において行ラインを脱付勢化さ
せる。該行ラインリピータ16の各々はラッチを有して
おり、従って選択されたサブアレイと関連する行ライン
リピータ16は選択された行ラインを付勢状態に維持す
る。また、パワーオンリセット回路24からの行ライン
リピータの別の制御が与えられている。ダミー行ライン
DRLも設けられており、それは実際の行ラインをエミ
ュレートし、従って選択された行が完全に付勢される時
間がより精密に判別される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は集積メモリ回路の分野に
関するものであって、更に詳細には、その中のメモリ格
納セルの選択を行なう技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の集積メモリ回路、例えばランダム
アクセスメモリ(RAM)、そのスタティックタイプ
(SRAM)及びダイナミックタイプ(DRAM)の両
方、リードオンリーメモリ(ROM)、及びそのマスク
プログラムタイプ及び電気的書込み可能タイプ(PRO
M,EPROM,EEPROM及びEAROM)の両方
のもの、及び例えば二重ポートRAM及びFIFOなど
のようなその他のメモリは、通常、行及び列の形態に組
織化される。この行と列の構成は、アレイ内のメモリセ
ルの物理的な配列に対してのみならず、メモリ自身の電
気的な動作に対しても適用される。アドレス端子のうち
のあるものはアレイ内の一行のメモリセルの選択に使用
され、且つ他のあるものは一列の選択に使用され、選択
された行内の一つ又はそれ以上のメモリセルへのアクセ
スを与える。注意すべきことであるが、DRAMにおい
ては、行及び列アドレスは、通常、デバイスアドレス端
子において時間多重化されている。
【0003】メモリセルの数が非常に大きい場合、例え
ば220個の格納位置(即ち、1メガビット)のオーダー
の場合、たとえ1ミクロン未満の特徴寸法を可能とする
現在の技術水準における技術を使用して製造した場合に
おいても、メモリアレイの物理的寸法は極めて大きなも
のとなる。その上、この様なメモリに対して必要な物理
的メモリ寸法がより大きいと、メモリアレイの一つの行
の選択がより多数のメモリセルを活性化させることとな
る。この様な活性化は、通常、行デコーダによって行な
われ、通常行ライン又はワードラインと呼ばれる長尺状
の導体上にアクティブ(活性)論理レベルを与える。こ
の導体上の活性レベルは、それと関連する行内のメモリ
セルをそれらのそれぞれのビットラインと接続させ、そ
の際に、格納セルをセンスアンプと導通状態とさせる。
【0004】勿論、各行に対して活性化されるメモリセ
ルの数はメモリの格納容量及びメモリアレイの構成に依
存する。例えば、1024個の列と1024個の行とを
有する「正方形」の1Mbitメモリアレイにおいて
は、行全体の選択により1024個のメモリセルが活性
化され、且つこの数のメモリセルをビットラインへ接続
しそれらの格納したデータをセンスアンプへ伝送させ
る。従って、行全体のメモリセルを選択し且つ付勢する
ために必要とされる電力消費は、この様な高密度のメモ
リではかなり大きなものとなる。単一の行アドレスを比
較的長い期間の間提供することが可能なSRAM装置に
おいては(例えば、同一の行内の複数個の数のメモリセ
ルに対する逐次的な動作のため)、デバイスによって消
費される活性電力は極めて高いものである。従って、行
全体が活性化される期間を制限することが望ましい。
【0005】アクティブ電力消費が高いという問題は、
特に、二重ポートRAM及びFIFOなどのようなメモ
リにおいて深刻である。これらのメモリタイプの各々に
おいて、読取り動作と書込み動作とを同時的に実施する
場合に二つの行のメモリセルを選択し且つ同時的にイネ
ーブルさせることがしばしば行なわれる。従って、この
様な同時的な動作に対してのこの様なメモリに対するア
クティブ電力は、同様な寸法を有する単一ポートRAM
のアクティブ電力の2倍である。
【0006】行ライン選択の期間を制限する一つの先行
技術は、行ラインの付勢を「タイムアウト」させ、従っ
て一つの行が初期的にアクセスされた後に、行ライン信
号を非活性論理レベルへ復帰させる。その行内のメモリ
セルの内容の格納はこの様な構成におけるセンスアンプ
によって与えられ、従って行ラインを付勢することの必
要性なしに読取り動作を繰返し行なうことが可能であ
る。この技術は、書込み動作を表わすデータ入力端子に
おける遷移をモニタし、その場合に、行ライン信号が再
度付勢されて選択した行のメモリセル内へデータを書込
むことを可能とする。この技術は、データ入力端におけ
る遷移が比較的遅い場合にはエラーを発生することが判
明した。なぜならば、この様に遅い遷移は、遷移検知回
路によって検知されない可能性があるからである。更
に、入力端子が接続されているデータバス上にトライス
テート条件が存在すると、検知回路に対して誤った遷移
を与える場合がある。
【0007】電力散逸を制限するための別の先行技術
は、特定の行ラインによって動作される活性(アクティ
ブ)ビットライン負荷を減少させることである。例え
ば、各「行」に対して複数個の行デコーダを設けること
が可能であり、従って行アドレスと最大桁列アドレスビ
ットの組合わせが1個の行デコーダを選択し、各選択さ
れる行内のメモリセルの数が減少される。この様な技術
は活性電力を減少させるが、付加的な行デコーダを構成
するために集積回路チップの寸法は増加されねばならな
い。このことは、回路の製造コストを増加させるばかり
か、該回路を所望のパッケージ寸法内にはめ込む場合に
問題が発生する場合がある。
【0008】行ラインの一部を選択するための別の先行
技術は、Sakurai et al.「ダイナミック
二重ワードラインを有する低電力46ns256kbi
tCMOSスタチックRAM(A Low Power
46 ns 256 kbit CMOS Stat
ic RAM with Dynamic Doubl
e Word Line)」、IEEE・ジャーナル・
ソリッド・ステート・サーキッツ、Vol.SC−1
9、No.5(IEEE、1984年10月)、pp.
578−585の文献に記載されている。この文献に記
載されている技術では、各ビットをアクセスする場合に
2本のワードラインを使用しており、1本はメインのワ
ードラインMWLであり且つ他方はより小さなセクショ
ンのワードラインSWLである。上掲したSakura
i et al.の文献の図2に示されている如く、メ
インワードラインは行デコーダによって提供され、セク
ションワードラインを駆動するためにNORゲートが列
デコーダによって制御され、各セクションに対するNO
Rゲートは互いに並列的に接続されており、それら全て
はメインワードラインから離れている。この様に、選択
されたセクションにおける行の部分のみがアクセスされ
る。しかしながら、この方法は、付加的なレベルの導
体、即ち第二アルミニウム層を必要とする(579頁、
右側欄、表II参照)。この様な付加的なプロセス複雑
性は、勿論、極めてコスト高なものである。更に、行デ
コーダからのメインワードラインは、選択されたセクシ
ョンワードラインが活性状態に止どまる全期間に対して
付勢された状態のままでなければならない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的とすると
ころは、一つの行ラインが付勢された後に選択されるメ
モリセルの数を制限することにより電力散逸を減少させ
たメモリアーキテクチャを提供することである。本発明
の別の目的とするところは、付加的な行デコード回路を
必要とすることのないアーキテクチャを提供することで
ある。本発明の更に別の目的とするところは、別の金属
又はその他の導体からなる層を付加することなしに実現
することの可能なアーキテクチャを提供することであ
る。本発明の更に別の目的とするところは、必要とされ
るレイアウト面積を減少させたラッチ型リピータを有す
るアーキテクチャを提供することである。本発明の更に
別の目的とするところは、より簡単であり且つより安定
な動作を有するラッチ型リピータを有するアーキテクチ
ャを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、行及び列の状
態に配列したメモリセルからなる1個又はそれ以上のア
レイを有する集積メモリ回路内に組込むことが可能であ
る。行アドレスに従って一行のメモリセルを選択した後
に、列アドレスビットのうちのあるものが使用されるべ
き行の部分を選択し、且つその行の選択されなかった部
分に対する行ラインは脱付勢化される。該行ラインの部
分を付勢された状態に維持するためにラッチ用リピータ
が使用され、従って選択された部分の何れの側における
行ラインもディスエーブルさせることが可能である。ラ
ッチ型リピータは、行ラインの選択の後にリピータを分
離させ且つ脱選択状態にあるサブアレイと関連するリピ
ータを放電させるために単一の信号(又は1個の信号及
びその補数)が必要とされるに過ぎない態様で構成され
ている。
【0011】
【実施例】図1を参照すると、本発明の好適実施例を組
込んだ集積回路メモリ1のブロック図が示されている。
メモリ1は集積回路メモリであり、例えば、220即ち
1,048,576個の格納位置乃至はビットを持った
スタチックランダムアクセスメモリ(SRAM)であ
る。この実施例におけるメモリ1は幅広ワードメモリで
あり、各々が8ビットの217即ち128k個のアドレス
可能な位置として構成されたメモリである。従って、例
えば、読取り動作において、メモリ位置の一つへアクセ
スすると、8個の入力/出力端子DQにおいて8個のデ
ータビットが表われる。この実施例におけるメモリ1の
電気的構成は、1024行×1024列であり、各通常
のメモリ動作において8個の列がアクセスされる。
【0012】この実施例のメモリ1において、メモリア
レイは8個のサブアレイ120 乃至127 に分割されて
おり、各サブアレイは1024個の行と128個の列と
を有している。メモリ1は、唯一のメモリアドレスを特
定するために必要とされる17個のアドレスビットを受
取るために17個のアドレス端子A0乃至A16を有し
ている。従来の態様においては、これら17個のアドレ
ス端子からの信号はアドレスバッファ(不図示)によっ
てバッファされる。この様なバッファ動作の後に、これ
らのアドレス端子のうちの10個(A7乃至A16)に
対応する信号が行デコーダ14によって受取られ、10
24個の行のうちで行デコーダ14によって付勢される
べきものを選択する。
【0013】図1は、サブアレイ12同士の且つ行デコ
ーダ14に対しての相対的な物理的位置を概略示してい
る。以下に更に詳細に説明する如く、サブアレイ12内
の一行のメモリセルの選択は行ラインによって行なわ
れ、該行ラインのうちの一つは、端子A7乃至A16に
おける行アドレスの値に従って行デコーダ14から駆動
される。行デコーダ14が中央に位置しており且つその
両側にサブアレイ12が配設されている図1に示したよ
うな構成においては、最大桁列アドレスビット(この実
施例においてはアドレス端子A6)も行デコーダ14に
よってデコードされ、従ってこの最大桁列アドレスビッ
トに従って中央に位置された行デコーダ14の片側のみ
の行ラインが付勢されるようにすることが望ましい。1
本の行ラインが付勢されると、メモリセルの内容が従来
の態様でそれらの対応するビットラインと接続される。
サブアレイ12内のビットライン上のデータ状態を検知
し且つ格納するためにセンスアンプ13が設けられてい
る。注意すべきことであるが、本発明に従い、多くの従
来の構成及び配列を有するセンスアンプ13をメモリ1
において使用することが可能であり、この様な配列とし
ては、各ビットライン対に対して1個のセンスアンプを
割当てること、又は複数個のビットライン対に対して1
個のセンスアンプを割当てどのビットライン対が検知さ
れるべきであるかの選択は列アドレスに従って列デコー
ダ18によって行なわれるものなどを包含している。
【0014】活性動作期間中に消費される電力を減少さ
せるために、この実施例においては、各活性サイクル期
間中にサブアレイ12のうちの一つのみが付勢された状
態とされ、付勢された状態に止どまるサブアレイ12の
選択は所望のメモリアドレス(即ち、列アドレスのうち
の3個のビット)によって決定される。このことは、サ
ブアレイ12の間及び行デコーダ14とサブアレイ12
3 及び124 との間に設けられているリピータ16によ
って行なわれる。リピータ14は、選択された行ライン
の付勢された状態を通過させ、且つ、更に詳細に以下に
説明する如く、選択されたサブアレイ12に対する選択
された行ラインの付勢された状態をラッチし且つ選択さ
れないサブアレイ12に対する行ラインを脱付勢化させ
る。この構成は、アクセスされたメモリ位置の8個の全
てのビットが同一のサブアレイ12内に位置されること
を必要とする。
【0015】残りの7個のアドレス端子(A0乃至A
6)に対応する信号が列デコーダ18によって受取ら
れ、リピータ14を制御してラインRST0乃至RST
7によりサブアレイ12のうちの一つの選択状態を維持
する。列デコーダ18も、従来の態様で、該列アドレス
値の残部に応答して、選択されたサブアレイ12におけ
る所望の列を選択する。行デコーダ14及び列デコーダ
18へのアドレス値の送信のために単一のラインが示さ
れているが、多数の従来のメモリにおける如く、デコー
ド動作を簡単化するために、アドレスバッファから該デ
コーダへ各アドレスビットの真の値とその補数の値の両
方を送信させることも可能であることに注意すべきであ
る。
【0016】本発明のこの実施例においては、更に、メ
モリ1内に入力/出力回路20が設けられており、それ
は、nビットバス21を介して列デコーダ18と連結さ
れており、且つ入力/出力端子DQ、書込みイネーブル
端子W_及び出力イネーブル端子OEを有している。入
力/出力回路20は、メモリ1へ供給されたアドレス値
に従って選択されるメモリセルと入力/出力端子DQと
の間の通信を与え且つ制御するための通常の回路を有し
ており、従って、その詳細な説明は割愛する。注意すべ
きことであるが、入力/出力幅に関し、且つ共通ではな
く専用の入力/出力端子を具備するメモリ1の多数のそ
の他の構成を有するものも本発明を使用することが可能
である。
【0017】メモリ1は、更に、タイミング制御回路2
2を有しており、それは、従来の態様で、メモリサイク
ル期間中にメモリ1の種々の部分の動作を制御する。注
意すべきことであるが、タイミング制御回路22は、図
1によって暗示される如く、特定のブロックの回路では
なく、通常、メモリ1内の種々の部分の動作を制御する
ためにメモリ1内に分散されている。タイミング制御回
路22は、例えば、メモリ1の動作をイネーブル及びデ
ィスエーブルさせる端子CEからの信号を受取る。注意
すべきことであるが、あるスタチックメモリの場合に
は、タイミング制御回路22が、メモリ1の動作をダイ
ナミックに制御するために、従来のアドレス遷移検知回
路(不図示)に従って応答することも可能である。注意
すべきことであるが、この様なアドレス遷移検知に従っ
ての制御は、本発明のこの実施例において好適なもので
ある。なぜならば、更に詳細に以下に説明する如く、リ
ピータ16の制御は、好適には、1サイクル内において
動的に実施されるからである。図1に示した如く、タイ
ミング制御回路22からのラインSELは、以下に説明
する如く、リピータ16を制御するためにリピータ16
へ接続されている。
【0018】メモリ1は、更に、パワーオンリセット回
路24を有している。パワーオンリセット回路24は、
電力供給端子Vccからバイアス電圧を受取り(勿論、図
示していない接続によってメモリ1のその他の部分も同
じである)、且つメモリ1が初期的にパワーアップした
後にVcc電源が十分なレベルに到達したことを表わす信
号をラインPOR上に発生し、メモリ1の一部が不定の
即ち不所望の状態にパワーアップすることを防止する。
以下に詳細に説明する如く、且つ1990年8月17日
に出願され本願出願人に譲渡されている米国特許出願第
569,000号に記載されている如く、パワーオンリ
セット回路24は、図1内のタイミング制御回路22へ
のラインPORの接続によって示唆される如く、メモリ
1の他の部分を同様に制御することも可能である。上記
の米国特許出願第569,000号は、更に、パワーオ
ンリセット回路24の好適な形態を記載しているが、本
発明においては、従来のパワーオンリセット回路を使用
することも可能である。
【0019】上述した如く、電力消費を減少する目的の
ために、本実施例に基づくメモリ1は、三つの最大桁列
アドレスビットによって選択される8個のサブアレイ1
2のうちの一つのみを付勢させる。この実施例において
は、サブアレイ12の間及び行デコーダ14とサブアレ
イ123 及び124 の各々との間に、選択したサブアレ
イ12内における付勢した行ラインの印加を維持し且つ
所定の時間期間の後に他のサブアレイ12内の行ライン
を脱付勢化させるためのリピータ16が設けられてい
る。この様に、列アドレス(特に3個の最大桁ビット)
がワードラインの印加を制御し、従って選択されたサブ
アレイ12内のワードラインの部分のみが全体的なメモ
リ動作サイクルに対して付勢される。列デコーダ18
も、列アドレスの残りのビットの値に従って、選択され
たサブアレイ12内の128個の列のうちの8個を選択
する。この実施例においては、更に、活性電力消費を減
少させる目的のために、所望のメモリビットと関連する
選択されたサブアレイ12内のセンスアンプ13のみが
付勢される。列デコーダ18によってその様に選択され
たセンスアンプ13は、バス21を介して入力/出力回
路20と通信状態とされ、それにより、選択されたメモ
リセルからのデータの読取り又はそのセルに対してのデ
ータの書込みを従来の態様で実施することが可能であ
る。
【0020】勿論、本明細書に記載する本発明と関連し
てメモリ1の別の多くの構成のものを使用することが可
能である。この様な構成の例としては、通常動作におい
て単一ビットが入力又は出力されるバイワン(by−o
ne)メモリがある。更に、各サブアレイが入力/出力
端子の一つと関連しているワイドワードメモリ、及びア
レイ全体が通常動作期間中に付勢されるメモリを使用す
ることも可能である。勿論、上述した如く、例えばダイ
ナミックRAM、EPROM、埋め込み型メモリ、二重
ポートRAM、FIFOなどのそれらの各々がそれら自
身の構成を有するその他のメモリタイプのものも本発明
の適用により利益をうることが可能である。
【0021】更に注意すべきことであるが、サブアレイ
12のその他の物理的及び電気的構成のものを本発明と
共に使用することが可能である。例えば、2個の行デコ
ーダ14をメモリ1内に組込むことが可能であり、その
各々が行ライン信号を該メモリの半分へ印加することを
制御することが可能である。1個又は複数個の行デコー
ダ14を、図1に示した如く中間部ではなく、それと関
連するサブアレイ12の一端部に沿って位置させること
も可能である。特定のメモリ構成及び製造プロセスに対
して、特定の興味のあるパラメータに従って、当業者に
よってメモリ1の特定のレイアウトを決定することが可
能である。
【0022】図2を参照して、メモリ1内のリピータ1
6の構成を、サブアレイ124 及び125 内の二つの行
のメモリセル26に関して更に詳細に説明する。この実
施例においては、メモリセル26はスタチックRAMセ
ルであり、ポリシリコン抵抗プルアップを有する交差結
合したインバータから構成されており、各メモリセル2
6は一対のパストランジスタ28によって、行ラインR
Lと一対のビットラインBL及びBL_とに関連してい
る。注意すべきことであるが、メモリセル26は、1個
のトランジスタと1個のコンデンサからなるタイプのダ
イナミックRAMセルとすることも可能であり、又FA
MOS EPROMセル又は従来使用されているその他
の格納セルとすることも可能である。
【0023】図2は、行ラインRL41 及びRL42
示しており、その各々はNチャンネルパストランジスタ
28のゲートへ接続されており、従って、選択された行
ラインRL4上に高レベルが存在すると、ゲートが選択
された行ラインRL4へ接続されているパストランジス
タ28は、それらのメモリセル26をビットライン対B
L4及びBL4_へ接続させる。この実施例において
は、サブアレイ124 において、128個の列、従って
ビットラインBL40 ,BL40 _乃至BL4127 ,B
L4127 _のそれぞれの対が設けられている。サブアレ
イ125 も同様に構成されている。
【0024】上述した如く、リピータ16の各々は、図
1内のタイミング制御回路22からラインSEL上の信
号を受取る。更に、リピータ1641及び1642(且つ、
全てのリピータ164 )の各々が列デコーダ18からラ
インRST4を受取り、且つリピータ1651及び1652
の各々が列デコーダ18からラインRST5を受取る。
列デコーダ18からの同様のラインRSTは、同様に、
メモリ1内のその他のリピータ16を制御する。
【0025】この実施例における列デコーダ18からの
ラインRSTの各々は列アドレスの三つの最大桁ビット
A6,A5,A4に従って発生され、これら三つのビッ
トは所望のサブアレイ12を選択する機能を有してい
る。図2に示した如く、列デコーダ18は、各アドレス
ビットの真の値及び補数値を包含するか又は受取る。サ
ブアレイ124 及び125 を選択する場合、列アドレス
ビットA6,A5,A4の値は、それぞれ、100及び
101である。従って、NANDゲート304 はその三
つの入力端においてラインA6,A5_,A4_を受取
り、且つ従ってラインRST4を駆動する。同様に、N
ANDゲート305 は、ラインRST5を発生するため
に、その三つの入力端においてラインA6,A5_,A
4を受取る。勿論、リピータ16を制御するのに有用な
列デコーダ18の部分のみが図2に示されており、サブ
アレイ12の選択された行において所望のビットを選択
するための列デコーダ18の残部は、所望のメモリアー
キテクチャに従って、従来の態様で構成されている。
【0026】図3を参照して、リピータ1641乃至16
4nの例に関し、リピータ16の第一実施例の構成及び動
作について説明する。各リピータ164 は、サブアレイ
124 のその行と関連する行ラインRLを受取る。行デ
コーダ14に隣接するリピータ164 の場合、行ライン
RLは、行デコーダ14から直接的に駆動される。行デ
コーダ14に直接的に隣接するものではないリピータの
場合には、その各々に対する入力はその前のリピータ1
6からの行ラインである。例えば、リピータ165 の各
々に対する入力は、行ラインRL4上の対応するリピー
タ164 の出力である。
【0027】各リピータ16に関して、入力行ラインR
Lは、タイミング制御回路22からのラインSELへゲ
ートが接続されているNチャンネルパスゲート32を介
して連結されている。パスゲート32は、インバータ3
6の入力端へ接続しており、該インバータの出力端は、
図3の実施例においては、バッファ用のインバータ38
を介して、出力行ラインRL4へ接続している。インバ
ータ37の入力端はインバータ36の出力端へ接続して
おり、且つその出力端はインバータ36の入力端へ接続
しており、従ってインバータ36と37とによってラッ
チが形成されている。インバータ36,37,38は、
従来のインバータであって、例えばCMOSインバータ
とすることが可能である。各リピータ16は、更に、N
チャンネルトランジスタ34を有しており、そのソース
対ドレイン経路は、インバータ36の入力端と接地との
間に接続されており、且つそのゲートは、リピータ16
4の場合においては、ラインRST4によって制御され
る。本実施例においては、インバータ37は、好適に
は、トランジスタ34と相対的に弱い駆動能力を有して
おり、従って、トランジスタ34はインバータ36及び
37のラッチの状態をリセットさせることが可能であ
る。更に、好適には、インバータ37もパストランジス
タ32と比較して弱いものであり、従って行デコーダ1
4による行ラインの付勢によってラッチの状態を再書込
みすることが可能である。この弱い駆動は、トランジス
タ34の幅対長さ比と比較して小さな幅対長さ比(W/
L)を有するトランジスタをインバータ37内に使用す
ることによって実現することが可能である。
【0028】同様に、この実施例によれば、他のサブア
レイ12と関連するリピータ16は、図1に示した如
く、列デコーダ18からの適宜のラインRSTによって
制御されるそれらのトランジスタ36のゲートを有して
いる。更に、この実施例における全てのリピータ16
は、タイミング制御回路22からラインSELによって
制御されるパスゲート32を有している。
【0029】図1,2,3と共に、図4のタイミング線
図を参照して、この実施例のリピータ16を有するメモ
リ1の動作を、サブアレイ125 内の行1が選択される
場合について説明する。時間t0 において、アドレス端
子A0乃至A16が、所望のメモリアドレス(この場合
は、サブアレイ125 における行1)への遷移が行なわ
れる。列アドレスの最小桁ビット、即ち、端子A0乃至
A3は図4には示されていない。なぜならば、それら
は、リピータ16の動作の目的のためには「don’t
care」であり、即ち関係がないからである。この
アドレス遷移に応答して、タイミング制御回路22が時
間t1 においてラインSEL上に高論理レベルを発生
し、従って全てのリピータ16内のパスゲート32がサ
イクルにおけるこの時点において導通状態となり、行デ
コーダ14がそれを介して選択された行ライン(この場
合には、行ラインRL1)を駆動することを可能とす
る。更に、該サイクルの開始に応答して、全てのライン
RSTは、好適には、高論理レベルへ移行し、リピータ
16内のトランジスタ34の各々をターンオンさせ、そ
のことは行デコーダ14による行アドレスのデコード動
作の前に、全ての行ラインRLを低論理レベルへリセッ
トさせる。このことは、前のサイクルにおいてイネーブ
ルされた行ラインRLが低レベルへ放電されることを確
保することにより、ただ一つの行ラインRLのみが新た
なサイクルにおいてイネーブルされることを確保する。
【0030】時間t1 において又はその近傍において、
好適にはラインSELが高論理レベルへ移行する前又は
それと同時に、列デコーダ18が全てのラインRST上
に低論理レベルを供給し、従って全てのリピータ16に
対してトランジスタ34がターンオフされる。このこと
は、行デコーダ14及びインバータ38に対し行ライン
負荷を減少するために好適であり、従って電力散逸が一
つの行の選択において減少され、且つ選択された行ライ
ンRLを付勢する速度に関して妥協を適用することはな
い。このことは、NANDゲート30へ供給される場合
に、タイミング制御回路22が全てのアドレスラインA
6,A6_,A5,A5_,A4,A4_を高状態へプリ
チャージすることによって行なうことが可能である。一
方、列デコーダ18内のNANDゲート30も、タイミ
ング制御回路22からのタイミング信号によって制御す
ることが可能であり、従って何れのトランジスタ34
も、ラインSELが低論理レベルへ移行する前にターン
オンされることはない。例えば、ラインRSTの各々
は、ラインSEL上の信号によってそれと関連するNA
NDゲート30の出力をゲーティング即ちゲート動作す
ることによって発生させることが可能である。
【0031】行1を選択する端子A7乃至A16におけ
る行アドレスの値に応答して、行デコーダ14は時間t
2 においてラインRL1上に高論理レベルを発生し、そ
れは時間t3 においてラインRL41 上に表われ、且つ
時間t4 においてラインRL51 上に表われる。これ
は、同様に、リピータ16の各々を介してリップル動作
し、従って行1と関連する全てのメモリセル26はそれ
らのそれぞれのビットライン対BL及びBL_へ接続さ
れる。
【0032】選択された行内の全てのメモリセル26が
行ラインRLの付勢及びパスゲート28のターンオンに
よってそれらのそれぞれのビットラインへ接続されるこ
とを保証するのに十分な遅延時間の後、タイミング制御
回路22によってラインSELは低論理レベルへ駆動さ
れ、それは図4の時間t5 において発生する。これによ
り、リピータ16の各々はその入力端から分離され、例
えば、図3のリピータ164 は行デコーダ14からの行
ラインRLから分離される。この実施例においては、選
択された行1に対しては、全体の行ラインRL1がリピ
ータ16を介して付勢されているので、高論理レベルが
ラッチされ且つ行1と関連するリピータ16の各々に対
しインバータ36及び37の動作によって維持される。
【0033】サブアレイ125 を選択する列アドレスビ
ットA6,A5,A4の値に応答し、且つラインSEL
が低レベルへ復帰した後の時刻において、NANDゲー
ト304 が時間t6 においてラインRST4上に高論理
レベルを発生し、NANDゲート305 がラインRST
5上の低論理レベルを維持する。勿論、ラインRST5
以外のその他の全てのラインRSTは、ラインRST4
と同様に、該列アドレスのこの値に応答して、高論理レ
ベルにある。このラインRST(ラインRST5以外)
上の状態が、トランジスタ34をしてリピータ16の各
々におけるインバータ36の入力端を接地へ接続させ
る。サブアレイ124 の例においては、ラインRST4
は高論理レベルにあり、且つ図3におけるトランジスタ
34はオンであり、インバータ36の入力端を接地へ向
けてプルする。トランジスタ34は、ラッチ用インバー
タ37内のプルアップ装置と比較して比較的大型である
ので、リピータ164 内の行1に対するトランジスタ3
4のオン状態は、インバータ36及び37からなるラッ
チをして状態を変化させ、時間t6 において行ラインR
L41 上に低論理レベルを供給する。このことは、サブ
アレイ124 内の行1と関連するメモリセル26用のパ
スゲート28をターンオフさせ、この非選択状態にある
サブアレイ124 内のビットラインBL及びBL_を駆
動することから発生するメモリ1の電力消費を減少させ
ている。勿論、その他の非選択状態にあるサブアレイ1
2に対しても同様の動作が発生する。
【0034】しかしながら、この実施例における選択さ
れたサブアレイ125 に関しては、リピータ165 内の
トランジスタ34はターンオンされることはない。なぜ
ならば、ラインRST5上のNANDゲート305 の出
力が低論理レベルにあるからである。従って、行ライン
RL51 は、その中のインバータ38の動作により高論
理レベルに維持され、この状態がインバータ36及び3
7からなるラッチによってラッチされる。従って、サブ
アレイ125 内の行1と関連するメモリセル26は選択
状態に維持され、それに対して読取り動作及び書込み動
作の複数個の動作を実施することを可能とする。
【0035】上述した如く、活性電力を減少させるため
の先行技術は、書込み動作が発生しなかった時間期間の
後に選択された行ライン信号RLのタイムアウトを包含
するものであった。一方、本発明の上述した実施例で
は、この様なタイムアウトなしで、且つそれに関連する
付随的な問題を発生することなしに電力を減少させてい
る。尚、所望により、その様なタイムアウトを本発明と
共に使用することが可能であることに注意すべきであ
る。非選択状態のサブアレイ12内の行ラインRLが放
電された後に、選択状態にあるサブアレイ12に対する
行ラインRLを放電させるために、この様なタイムアウ
トを使用することが可能である。このことは、例えば、
ラインRSTを高レベルへ移行させるNANDゲート3
0への信号を供給するタイミング制御回路22によって
実施することが可能である。端子DQ、端子W_又は該
アドレスにおける遷移を検知した後に、タイミング制御
回路22が新たなサイクルの開始を発生させることが可
能である。
【0036】上述した動作の代わりに、NANDゲート
30のデコード動作におけるトランジスタ34が、行デ
コーダ14及びそれと直列しているパストランジスタ3
2の駆動能力及びバッファ用インバータ38の駆動能力
と比較して小さなW/Lを有するように構成することが
可能である。この構成においては、NANDゲート30
が、該アドレスラインを静的にデコードし、且つライン
SELが低状態へ復帰する前に、それらの出力をライン
RST上に供給することが可能である。トランジスタ3
4は、パストランジスタと直列している行デコーダ14
の駆動と比較して且つバッファ用インバータ38の駆動
と比較して比較的小さいので、ラインSELが高論理レ
ベルにある限り、トランジスタ34はインバータ36の
入力端を接地へ放電させることは不可能である。従っ
て、ラインSELがリピータ16を分離する前に、且つ
更に選択された行ラインRLの前であっても、列アドレ
ス値のデコード動作をこの時点において行なうことが可
能である。
【0037】次に、図5aを参照して、本発明の別の実
施例に基づくリピータ16aについて説明する。上述し
たリピータ16の場合と同じく、リピータ16aはパス
ゲート32を有しており、それは入力行ライン信号(図
5aにおいては行ラインRLinとして示してある)を受
取り且つそれをインバータ36の入力端へ送給し、パス
ゲート32のゲートはタイミング制御回路22からのラ
インSELによって制御される。上述したリピータ16
の場合と同様に、図5aのリピータ16aはプルダウン
トランジスタ34を有しており、それはインバータ36
の入力端と接地との間に接続されており且つそのゲート
は適宜のラインRSTによって制御される。バッファ用
インバータ38の入力端はインバータ36の出力端へ接
続されており、且つ行ラインRLout として示した如
く、その出力端において行ライン信号を供給する。
【0038】この実施例に基づくリピータ16aは、よ
り簡単なラッチ用構成を有しており、この場合には、P
チャンネルトランジスタ35であって、そのソース対ド
レイン経路はインバータ36の入力端とVccとの間に接
続されており、且つそのゲートはインバータ36の出力
端へ接続されている。従って、インバータ37は単一の
Pチャンネルトランジスタ35に還元されており、それ
は、好適には、上述したトランジスタ34よりも小型で
あり、従ってトランジスタ34は、ラインRSTが高状
態である場合に、インバータ36の入力端をプルダウン
させることが可能である。これは、高論理レベルがライ
ンRLout 上に供給されるべき場合、即ちそれと関連す
るサブアレイ12が選択される場合においてのみインバ
ータ36の状態をラッチすることが必要であるに過ぎな
いという認識に起因するものである。関連するサブアレ
イ12が選択されない場合にはリピータ16においてラ
ッチ動作を行なう必要はない。なぜならば、この様な場
合には、トランジスタ34がその入力端をインバータ3
6へ放電するからである。
【0039】図5bを参照して、別の実施例に基づくリ
ピータ16a′について説明する。リピータ16a′に
おいては、Nチャンネルラッチ用トランジスタ35′が
設けられており、該トランジスタのソース対ドレイン経
路はインバータ36の入力端とVccとの間に接続されて
おり、且つそのゲートはインバータ38の出力端へ接続
されている。リピータ16a′は、図5aのリピータ1
6aよりもレイアウト上一層効率的なものである場合が
ある。なぜならば、トランジスタ34及び35′は両方
共Nチャンネルであり且つ同一の活性領域内に設けるこ
とが可能だからである。注意すべきことであるが、この
リピータ16a′のレイアウト効率は、インバータ36
の入力端へ供給される完全なVccレベルよりも低いもの
を有するという犠牲において達成されている。なぜなら
ば、Vccからのスレッシュホールド電圧降下が、トラン
ジスタ35′によってリピータ16a′内のインバータ
36の入力端へ与えられるからである。上述した種々の
変形例及びその他の変形例の間での選択は、回路適用場
面における特定の構成、レイアウト及び処理拘束条件に
依存して、当業者によって行なうことが可能なものであ
る。
【0040】注意すべきことであるが、図5a及び5b
の変形例は、クロック動作型メモリ、特に比較的高いク
ロック周波数を有するクロック動作型メモリにおいて使
用するのに最も適している。リピータ16a及び16
a′においては、インバータ36の入力端は、選択され
たサブアレイ12における非選択状態の行に対してフロ
ーティングしている。なぜならば、選択されたサブアレ
イにおける非選択状態の行に対して、トランジスタ32
及び34がオフであり、且つラッチ用トランジスタ35
及び35′がオフだからである。従って、インバータ3
6の入力端がフローティング状態にある時間の長さが制
限されている限り、即ち、例えばサイクル時間が比較的
短い場合においては、図5a及び5bのリピータ16a
及び16a′のそれぞれの変形例は、図3のリピータ1
6のものよりもトランジスタが1個分少ないラッチ型リ
ピータの構成とすることを可能としている。
【0041】図6を参照して、本発明の別の実施例に基
づくリピータ16bを説明する。リピータ16bは、更
に、パストランジスタ32に加えて、リピータ16及び
16aにおけるのと同一の形態で放電トランジスタ34
及びインバータ36及び38を有している。更に、リピ
ータ16b内にはPチャンネルラッチ用トランジスタ3
9が設けられており、そのソース対ドレイン経路はイン
バータ38の出力端とインバータ36の入力端との間に
接続されている。トランジスタ39は、好適には、トラ
ンジスタ34よりもかなり小型であり、従ってトランジ
スタ34は、ラインRSTが高状態である場合に、イン
バータ36の入力端をプルダウンさせることが可能であ
る。パストランジスタ32がオフであり且つラインRS
Tが低状態であると、トランジスタ39は、インバータ
38の出力端における高レベルをインバータ36の入力
端へ接続させ、その選択された状態をラインRLout
へラッチさせる。
【0042】次に、図7を参照して、本発明の別の実施
例に基づくリピータ16cについて説明する。リピータ
16cは、図3のリピータ16と同様に、互いに交差結
合されているインバータ36と弱いインバータ37とか
ら構成されているラッチを有している。図7のリピータ
16cの場合、本回路の残部の反転動作に起因して、バ
ッファ用インバータ38は必要ではない。従って、イン
バータ36の出力は行ラインRLout を直接的に駆動す
る。
【0043】リピータ16cは、更に、Pチャンネルト
ランジスタ42及びNチャンネルトランジスタ40及び
44を有しており、それらの全ては、それらのソース対
ドレイン経路をVccと接地との間に直列的に接続してお
り、Nチャンネルトランジスタ40がトランジスタ42
と44との間に直列的に接続されている。インバータ3
6の入力端がトランジスタ42及び40のドレインへ接
続されており、トランジスタ44のドレイン及びトラン
ジスタ40のソースにおけるノードが図7においてノー
ドNとして示されている。注意すべきことであるが、同
一のサブアレイ12と関連する複数個のリピータ16c
に対するノードNは共に接続することが可能であり、従
って単一のトランジスタ44が複数個のリピータ16c
に支えることが可能である。トランジスタ40のゲート
は行ラインRLinを受取り、且つトランジスタ42及び
44のゲートが列デコーダ16からのラインRSTを受
取る。列アドレスビットからラインRSTを駆動するた
めの論理は、本明細書に記載した動作を実施するのに必
要な付加的なタイミング論理と共に図2に示したものと
同一のもの(即ち、NANDゲート30)とすることが
可能であり、その場合の好適実施例について図9を参照
して以下に説明する。
【0044】注意すべきことであるが、インバータ36
の入力端と接地との間に直列してトランジスタ40及び
44を設けることは、所望により、トランジスタ44の
ドレインをインバータ36の入力端へ接続し且つトラン
ジスタ40のソースを接地へ接続することと置換させる
ことが可能である。この様な別の構成においては、リピ
ータ16cの機能性は、図7に示したリピータ16cの
機能性と等価である。しかしながら、トランジスタ40
及び44の配置を図7に示したものから置換させた場合
には、トランジスタ44を複数個のリピータの間で共用
することは不可能である。なぜならば、この様な共用は
一つの行ライン信号RLinをしてリピータ16cが関連
するサブアレイ12に対する全ての行ラインRLout
付勢させるからである。
【0045】非選択状態のサブアレイ12と関連するリ
ピータ16cに対してラインRSTが低論理レベルへ復
帰するタイミングは、選択された行ラインRLがその前
にその完全な長さに沿ってイネーブルされるようなもの
でなければならない。メモリ装置が一層高密度になり、
且つ特に行ラインRLの物理的な幅などのような特徴部
の寸法が一層小型になると、行デコーダ14から最も遠
い端部への行ラインRLに沿ってのRC遅延は顕著なも
のとなる場合がある。タイミング制御回路22からのラ
インRSTの確保及び制御は、ラインRSTが余り早く
に低論理レベルへ復帰することがないように十分な遅延
が与えられるように行ラインRC遅延のモデル化及び特
性付けによって行なうことが可能である。
【0046】しかしながら、活性電力消費を可及的に減
少させるためには、ラインRSTを可及的に早く低論理
レベルへ復帰させることが望ましい。従って、活性電力
散逸におけるペナルティは、ラインRSTのタイミング
を余りにも保守的に設計することから発生する。次に、
図9を参照して、選択されなかったサブアレイ12に対
してラインRSTが低状態へ復帰されるべき時間を積極
的に決定するための回路の好適実施例について説明す
る。
【0047】この実施例においては、行デコーダ14
は、行ラインRLを駆動するのみならず、ダミー行ライ
ンDRLも駆動する。ダミー行ラインDRLは多数のコ
ンデンサ50のうちの一方のプレートへ接続されてお
り、各コンデンサはメモリサブアレイ12内のパストラ
ンジスタ28のゲート容量をエミュレートしている。好
適には、コンデンサ50はパストランジスタ28と同一
の幾何学的形状及び構成で構成され、コンデンサ50の
数はサブアレイ12内の各行ラインRLへ接続されてい
るパストランジスタ28の数と等しい。この様な等価な
構成の場合、例えば実際の特徴寸法などの製造プロセス
における変動がパストランジスタ28に対する如く、コ
ンデンサ50に対して同じく反映される。この構成にお
いては、コンデンサ50の数は一つの行の完全な長さに
沿ってのパストランジスタ28の数に等しい(例えば、
図1のメモリ1内の行デコーダ14の片側において51
2個のメモリセルの半分の行に対して1024個のコン
デンサ50が設けられる)。更に、ダミー行ラインDR
Lの例えばライン幅、ライン長及び物質などのような物
理的特性は、実際の行ラインRLと同一であり、従って
ダミー行ラインDRLの抵抗値は実際の行ラインRLと
同一である。
【0048】一方、行ラインRLと同一の抵抗値を持っ
た抵抗ラインへ接続されているパストランジスタ28と
同一の容量を持った単一のコンデンサを使用してレイア
ウト面積を節約することが可能である。この様な変形例
の場合には、タイミング精度は、実際の行ラインのRC
遅延とマッチさせるための単一コンデンサ単一抵抗回路
網の精度に依存している。
【0049】ノードDRL′におけるダミー行ラインD
RLの端部はD型フリップフロップ52のリセット入力
端へ接続されている。フリップフロップ52のD入力端
はVccへ接続されている。フリップフロップ52のクロ
ック及び補数クロック入力端は、それぞれ、ラインSE
L及びインバータ53によって反転されたラインSEL
によって駆動される。ラインSELは、この実施例にお
いては、図4において上述したものと同様のタイミング
で、タイミング制御回路22によって駆動される。ライ
ンSELの相補的状態を有するインバータ53の出力端
は、更に、ANDゲート56の入力端へ接続されてい
る。
【0050】NANDゲート30(図9においてはその
内の一つのみが示されている)の各々の出力端は、イン
バータ55を介して、ORゲート54の一方の入力端へ
接続されており、該ゲートの他方の入力端はフリップフ
ロップ52のQ出力端へ接続されている。ORゲート5
4の出力端はANDゲート56の第二入力端へ接続され
ている。
【0051】この実施例においては、パワーオンリセッ
ト回路からのラインPORがANDゲート58の一方の
入力端へ接続されており、該ゲートの他方の入力端はA
NDゲート56の出力端へ接続されている。ANDゲー
ト58の出力端は、この実施例においては、リピータ1
6cの特定のグループに対するラインRSTである。リ
ピータ16cと共に、例えば、パワーアップが達成され
たことを高論理レベルでラインPOR上で表わすパワー
オンリセット回路24を使用することは、パワーアップ
期間中に複数個の行ラインRLを選択することを排除し
ている。パワーアップ期間中にラインPORが低状態で
あると、全てのリピータ16に対してラインRSTは低
状態である。図7を参照すると、このことは、全ての行
ラインRLout を低論理レベルとさせる。なぜならば、
全てのリピータ16bに対してトランジスタ42がター
ンオンされ、インバータ36の入力端に高論理レベルを
提供し(弱いフィードバックインバータ37に打ち勝っ
て)且つ全てのラインRLout 上のインバータ36の出
力端において低論理レベルとさせるからである。従っ
て、本発明のこの実施例は、パワーアップ期間中にメモ
リ1内の全ての行ラインRLを積極的にディスエーブル
させ、例えば反対のデータ状態を持ったメモリセル26
が同一のビットライン対へ接続された場合に、複数個の
行ラインRLの選択及びその結果発生することのある大
量且つ破壊的な電力散逸を防止する。
【0052】勿論、注意すべきことであるが、全ての行
ラインRLをディスエーブルさせるためにラインPOR
を使用することは、例えばRSTラインをラインPOR
と論理的に結合させることにより図3の実施例内に同様
に組込むことが可能であり、従ってリピータ16内の全
てのトランジスタ34はパワーアップ期間中にターンオ
ンされ、全ての行ライン上において低論理レベルを強制
する。
【0053】図9における制御論理の好適実施例に基づ
いて制御されるリピータ16cの動作について説明す
る。この例におけるメモリサイクルの開始時において、
行デコーダ14が、従来における如く、全ての行ライン
RLを低論理レベルへ駆動する。更に、この時点におい
て、ラインSELは高論理レベルへ移行する。このこと
は、ANDゲート56を介して、全てのリピータ16c
に対してラインRST(ラインPORが高状態であると
仮定する)を低論理レベルへ移行させる。このことは、
全てのリピータ16c内のトランジスタ42を導通状態
とさせ、全てのインバータ36の入力端を高論理レベル
とさせる。従って、リピータ16cによって駆動される
全ての行ラインRLout は非イネーブルの低論理状態と
される。更に、ラインSELが高論理レベルへ移行する
ことにより高論理レベルがフリップフロップ52内にク
ロック入力される。
【0054】次いで、ラインSELが低論理レベルへ復
帰し、そのことはANDゲート56の出力がフリップフ
ロップ52及びNANDゲート30(反転されている)
の出力の論理的ORによって決定されることを可能とす
る。高論理レベルがフリップフロップ52内へクロック
入力されているので、ラインRSTが高論理レベルへ駆
動され、トランジスタ42をターンオフさせ且つトラン
ジスタ44をターンオンさせる。全ての行ラインが低論
理レベルにあるので(行デコーダ40からか又はリピー
タ16cからの何れかから)、全てのインバータ36の
入力端は、弱いインバータ37の動作によって高論理レ
ベルに維持される。
【0055】行デコーダ14による行アドレスのデコー
ド動作の後、選択された行ラインRLinが高論理レベル
へ駆動される。トランジスタ44がオンであり且つトラ
ンジスタ42がオフであるので、トランジスタ40は放
電されるべき選択された行と関連するリピータ16cに
対するインバータ36の入力端を、トランジスタ40及
び44を介して、接地へ接続する。このことは、ラッチ
用インバータ37がトランジスタ40及び44と相対的
に弱いので、インバータ36の状態を変化させ、従って
イネーブルの高論理レベルが選択された行と関連するリ
ピータ16cによって行ラインRLout 上に駆動され
る。
【0056】図7及び9の実施例においては、ダミー行
ラインDRL′が低状態に止どまる時間、即ち高論理レ
ベルが完全な行ラインの長さに沿って伝搬するのに要す
る時間の間、全てのリピータ16cに対してラインRS
Tは高状態に止どまる。ダミー行ラインDRL′が高論
理レベルに到達すると、フリップフロップ52がリセッ
トされ、従ってそのQ出力端は低論理レベルへ復帰す
る。従って、NANDゲート30の出力端は(インバー
タ55を介して)ラインRSTの状態を決定する。従っ
て、非選択状態のサブアレイ12の場合、NANDゲー
ト30の出力端は高状態であり、そのことはラインRS
Tを低論理レベルとさせる。非選択状態のサブアレイ1
2における選択された行と関連するリピータ16cは、
この様なリピータ36におけるトランジスタ42が導通
状態にあるので、それらのインバータ36の入力端を高
論理レベルへ駆動させる。このことは、非選択状態のサ
ブアレイ12に対する行ラインRLout を脱付勢化させ
る。
【0057】逆に、選択されたサブアレイ12に関して
は、ラインRSTは、NANDゲート30の出力端が低
状態であるので高論理レベルに止どまり、従って高論理
レベルがORゲート54へ供給される(ラインSELが
この時点において低状態である)。従って、選択された
サブアレイ12と関連するリピータ16cにおけるトラ
ンジスタ42はオフ状態を維持する。選択されたサブア
レイ12が行デコーダ14と隣接している場合には、行
ラインRLinは行デコーダ14によって高状態へ駆動さ
れ続け、従ってトランジスタ40はオン状態を維持し同
じくオン状態を維持するトランジスタ44を介してイン
バータ36の入力端をプルダウンする。行デコーダ14
と隣接していない選択されたサブアレイ12と関連して
おり且つ選択された行と関連しているリピータ16cの
場合、行ラインRLinは前のリピータ16cから低論理
レベルへ駆動される。このことは、リピータ16c内の
トランジスタ40をターンオフさせ、且つトランジスタ
42もオフであるので、弱いインバータ37はインバー
タ36への入力端において低論理レベルを維持し、従っ
て行ラインRLout は付勢された高状態に維持される。
【0058】上述した如く、電力散逸を更に減少させる
ために、選択されたサブアレイ12内の行ラインRLを
タイムアウトさせることが好ましい。この様な行ライン
のタイムアウトは、従来技術に従って行なうことが可能
であり、例えば、センスアンプ13がクロック動作され
た後に、即ちそれに接続されているビットラインの状態
を検知し且つラッチした後に、該行ラインを脱付勢化さ
せることによって行なうことが可能である。
【0059】リピータ16cは、上述したリピータ1
6,16a,16bと相対的にある利点を与えるもので
ある。第一に、前述した実施例に対して必要とされる2
本の信号ラインSEL及びRSTの代わりに1本の信号
ラインRSTのみが必要とされるに過ぎない。このこと
は、メモリ1に対して必要とされるドライバの数を減少
しており、従って、レイアウト面積をより小さいものと
している(ドライバの数が少ないばかりでなくラインの
数も減少されているからである)。第二に、リピータ1
6cのシーケンス動作は一層簡単である。なぜならば、
全てのリピータ16における入力ノードの分離が必要と
されないからである。第三に、本回路はより少ない数の
トランジスタで実現されており、特に、複数個のリピー
タ16cの間でトランジスタ44を共用することにより
数が減少されている。最後に、リピータ16cは付加的
な動作安定性を与えている。なぜならば、ソースホロワ
動作(それは、特に、スレッシュホールド電圧、基板効
果及びPチャンネル対Nチャンネルトランジスタの寸法
比などのような処理変動に影響を受け易い)に対するポ
テンシャルが最小とされているからである。従って、非
選択状態の行に対するプルアップトランジスタ42のた
めに、弱いフィードバックインバータ37に関する要求
は減少され、且つリピータ16c内の大きなクローバ電
流が実質的に回避される。
【0060】図8を参照して、本発明の更に別の実施例
に基づくリピータ16dについて説明する。リピータ1
6dは、Nチャンネルプルダウントランジスタ44を取
除くことによりリピータ16cと異なっており、ライン
RST_がトランジスタ40のソースへ接続されてお
り、一方ラインRSTがPチャンネルトランジスタ42
のゲートへ接続されている。ラインRSTは、特定のリ
ピータ16dが関連するサブアレイ12の選択に応答し
て高論理レベルにある(且つラインRST_は低状態で
ある)。リピータ16dの動作は、リピータ16cの動
作と同様であり、メモリサイクルの開始時において全て
のラインRSTが低状態へ移行し(且つラインRST_
が高状態へ移行する)、従って全ての行ラインRLout
は低論理レベルへリセットされる。選択された行に関し
ては、行ラインRLinが高状態へ駆動され、トランジス
タ40をターンオンさせ且つインバータ36の入力端を
ラインRST_上に駆動された低論理レベルへ放電させ
る。
【0061】選択された行内のメモリセルの完全な選択
に対して必要とされる時間期間の後に、ラインRST
が、非選択状態のサブアレイ12と関連するリピータ1
6dに対して低論理レベルへ移行する。トランジスタ4
2はこれらのリピータ16dに対してターンオンし、イ
ンバータ36の入力端を高状態へプルし(弱いインバー
タ37に打ち勝ち)、且つ行ラインRLout 上に低論理
レベルを発生させる。選択された行及び選択されたサブ
アレイ12と関連するリピータ16dに関しては、ライ
ンRSTが高状態を維持し、従ってトランジスタ42は
ターンオンされることはない。リピータ16dが行デコ
ーダ14に隣接していない場合における如く、行ライン
RLinが低状態へ移行する場合であっても、このことは
インバータ36の入力端においてインバータ37が低論
理レベルを維持することを可能とし、従って行ラインR
out は選択されたサブアレイ12内の選択された行に
対して高状態を維持する。勿論、リピータ16dが行デ
コーダ14に隣接している場合には、行ラインRLin
高論理レベルに維持され、同一の出力が行ラインRL
out 上に表われる。
【0062】図8の別の実施例は、上述したリピータ1
6cの利点を与え、且つラインRSTに対して付加的な
ラインが必要とされるが、リピータ16cの変形例より
もトランジスタが1個少ない状態で構成することが可能
である。従って、リピータ16cと16dの構成の間の
選択は、メモリ1の特定のレイアウト拘束条件に依存す
る。
【0063】上述した実施例の各々に関して、メモリを
具備する集積回路における構成は減少された活性電力散
逸を与える。なぜならば、選択された行と関連している
が選択されたサブアレイ又はブロックと関連していない
行ラインの部分はターンオフさせることが可能だからで
ある。更に、この様な電力散逸の減少は、選択されたメ
モリセル(及び同一の行内の近くのもの)へのアクセス
を可能としながら達成され、従って遷移検知などを使用
することなしに後の書込み動作を行なうことが可能であ
る。更に、前に指摘したSakurai et al.
の文献に記載される如く、メインワードラインが複数個
のセクションワードライン及びデコーディングと並列的
に接続されている場合において要求されるような二重レ
ベルメタリゼーション乃至は別の導電層を設けることな
しに、付加的な行デコーダのレイアウトの影響は上述し
た本発明の実施例においては回避されている。
【0064】以上、本発明の具体的実施の態様について
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ限定
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適実施例に基づいて構成されたメ
モリを示した概略ブロック図。
【図2】 ラッチされたリピータと共に図1のメモリ内
の行ラインを示した概略図。
【図3】 図2のラッチ型リピータの第一実施例を示し
た概略図。
【図4】 図1及び2のメモリ内の図3のラッチ型リピ
ータの動作を示したタイミング線図。
【図5a】 図2のラッチ型リピータの第二実施例を示
した概略図。
【図5b】 図2のラッチ型リピータの第三実施例を示
した概略図。
【図6】 図2のラッチ型リピータの第四実施例を示し
た概略図。
【図7】 図2のラッチ型リピータの第五実施例を示し
た概略図。
【図8】 図2のラッチ型リピータの第六実施例を示し
た概略図。
【図9】 ラッチ型リピータを制御するための制御回路
の好適実施例を示した概略図。
【符号の説明】
1 集積回路メモリ 12 サブアレイ 14 行デコーダ 18 列デコーダ 20 入力/出力回路 21 nビットバス 22 タイミング制御回路 24 パワーオンリセット回路 26 メモリセル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11C 16/06 9191−5L G11C 17/00 309 Z

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体メモリ内の一行のメモリセルの選
    択を制御する行ラインリピータ回路において、ラッチノ
    ードへ接続されている入力端を具備すると共にその入力
    に応答して出力行ラインを駆動する出力端を具備するラ
    ッチが設けられており、前記ラッチノードと基準電圧ノ
    ードとの間に直列的に結合されている導通経路を具備す
    る選択トランジスタが設けられており、前記基準電圧ノ
    ードは、前記基準電圧が前記ラッチの入力端へ印加され
    る場合に、前記ラッチが前記出力行ラインをそれと関連
    するメモリセルの選択をイネーブルさせる論理レベルと
    させるようなレベルにある基準電圧を受取り、前記選択
    トランジスタは更に入力行ラインへ結合されている制御
    端子を具備しており、バイアス電圧ノードと前記ラッチ
    ノードとの間に接続されている導通経路を具備すると共
    にリセット信号を受取るための制御端子を具備する脱選
    択トランジスタが設けられており、前記脱選択トランジ
    スタは第一論理レベルにある前記リセット信号に応答し
    て導通状態となり、前記バイアス電圧ノードは、前記バ
    イアス電圧が前記ラッチの入力端へ印加される場合に、
    前記ラッチがそれと関連するメモリセルの選択をディス
    エーブルさせる論理レベルに前記出力行ラインをさせる
    ようなレベルにおいてバイアス電圧を受取ることを特徴
    とするリピータ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、更に、前記ラッチノ
    ードと前記基準電圧との間において前記選択トランジス
    タの導通経路と直列に接続されている導通経路を具備す
    ると共に前記リセット信号へ結合される制御端子を具備
    する放電トランジスタが設けられており、前記放電トラ
    ンジスタは第二論理レベルにある前記リセット信号に応
    答して導通状態となることを特徴とするリピータ。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記脱選択トランジ
    スタ及び放電トランジスタが反対の導電型であることを
    特徴とするリピータ。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記基準電圧ノード
    が前記リセット信号の論理的補数へ駆動される信号ライ
    ンへ接続されており、且つ前記リセット信号の第二論理
    レベルの論理的補数が前記基準電圧のレベルであること
    を特徴とするリピータ。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記リセット信号が
    列デコーダによって発生されることを特徴とするリピー
    タ。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記選択トランジス
    タ及び脱選択トランジスタがMOSトランジスタである
    ことを特徴とするリピータ。
  7. 【請求項7】 請求項1において、前記ラッチが第一及
    び第二の交差結合したインバータを有しており、前記第
    二インバータは、その出力端を前記ラッチの入力端へ結
    合しており、且つ前記第二インバータは前記脱選択トラ
    ンジスタと相対的に弱い駆動を有していることを特徴と
    するリピータ。
  8. 【請求項8】 請求項7において、更に、前記ラッチノ
    ードと前記基準電圧との間において前記選択トランジス
    タの導通経路と直列に接続されている導通経路を具備す
    ると共に前記リセット信号へ結合されている制御端子を
    具備する放電トランジスタが設けられており、前記放電
    トランジスタは前記リセット信号が第二論理レベルにあ
    ることに応答して導通状態となることを特徴とするリピ
    ータ。
  9. 【請求項9】 半導体メモリにおける第一及び第二行の
    メモリセルの選択を制御する行ラインリピータ回路にお
    いて、第一ノードと放電ノードとの間に接続されている
    導通経路を具備すると共に第一入力行ラインへ結合され
    ている制御端子を具備する第一トランジスタが設けられ
    ており、前記第一ノードへ接続された入力端を具備する
    と共に第一出力行ラインを駆動する出力端を具備する第
    一ラッチが設けられており、バイアス電圧と前記第一ノ
    ードとの間に接続された導通経路を具備すると共にリセ
    ット信号を受取るための制御端子を具備する第一脱選択
    トランジスタが設けられており、前記第一脱選択トラン
    ジスタは前記リセット信号が第一論理レベルにあること
    に応答して導通状態となり、前記バイアス電圧は、前記
    第一ラッチの入力端へ印加された場合に、前記第一出力
    行ラインがそれと関連するメモリセルの選択をディスエ
    ーブルさせる論理レベルにあるようなレベルにあり、第
    二ノードと前記放電ノードとの間に接続されている導通
    経路を具備すると共に第二入力行ラインへ結合されてい
    る制御端子を具備する第二トランジスタが設けられてお
    り、前記第二ノードへ接続されている入力端を具備する
    と共に第二出力行ラインを駆動する出力端を具備する第
    二ラッチが設けられており、バイアス電圧と前記第二ノ
    ードとの間に接続されている導通経路を具備すると共に
    前記リセット信号を受取るための制御端子を具備する第
    二脱選択トランジスタが設けられており、前記第二脱選
    択トランジスタは前記リセット信号が前記第一論理レベ
    ルにあることに応答して導通状態となり、前記バイアス
    電圧は、前記第二ラッチの入力端へ印加される場合に、
    前記第二出力行ラインがそれと関連するメモリセルの選
    択をディスエーブルさせる論理レベルにあるようなレベ
    ルにあり、前記放電ノードを基準電圧へ接続する手段が
    設けられており、前記基準電圧は、前記第一ラッチの入
    力端へ印加された場合に、前記第一出力行ラインがそれ
    と関連するメモリセルの選択をイネーブルさせる論理レ
    ベルにあるようなレベルにあることを特徴とするリピー
    タ回路。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記接続手段が、
    放電トランジスタを有しており、前記放電トランジスタ
    は前記放電ノードと前記基準電圧との間に接続されてい
    る導通経路を具備すると共に前記リセット信号へ結合さ
    れている制御端子を具備しており、前記放電トランジス
    タは前記リセット信号が第二論理レベルにあることに応
    答して導通状態となることを特徴とするリピータ回路。
  11. 【請求項11】 半導体メモリにおいて、行及び列の状
    態に配列されており且つ第一及び第二のサブアレイにグ
    ループ化された複数個のメモリセルが設けられており、
    行アドレス値に従って行ラインを付勢することにより一
    行のメモリセルを選択するための行デコーダが設けられ
    ており、各々が入力端において前記行デコーダからの行
    ラインを受取り且つ各々が出力端において前記第一サブ
    アレイ内の一行のメモリセルを選択するための第一局所
    的行ラインを供給する複数個の第一行ラインリピータが
    設けられており、各々が入力端において第一局所的行ラ
    インを受取り且つ各々が出力端において前記第二サブア
    レイ内の一行のメモリセルを選択するための第二局所的
    行ラインを供給する複数個の第二行ラインリピータが設
    けられており、列アドレス値の一部に従ってサブアレイ
    を選択する列デコーダが設けられており、前記列デコー
    ダは前記複数個の第一行ラインリピータへ接続された第
    一リセットラインを具備すると共に前記複数個の第二行
    ラインリピータへ接続された第二リセットラインを具備
    しており、前記第一及び第二リセットラインは第一論理
    レベルで前記第一又は第二サブアレイがそれぞれ選択さ
    れていないことを表わし、前記第一リセットラインがそ
    の第一論理レベルにあることに応答して、前記行デコー
    ダによって選択された行と関連する第一行ラインリピー
    タがその入力端における第一局所的行ラインがその入力
    端における関連する行ラインに応答することから分離し
    且つその出力端における第一局所的行ラインを脱付勢化
    させることを特徴とするメモリ。
  12. 【請求項12】 請求項11において、前記第二局所的
    行ラインが選択した行に対して付勢された後に、前記列
    デコーダが前記第一リセットラインを前記第一論理レベ
    ルへ駆動することを特徴とするメモリ。
  13. 【請求項13】 請求項11において、前記第一行ライ
    ンリピータの各々において、第一ノードへ接続した入力
    端を具備すると共にその入力に応答して第一局所的行ラ
    インを駆動する出力端を具備する第一ラッチが設けられ
    ており、前記第一ノードと第一基準電圧ノードとの間に
    直列的に結合された導通経路を具備する第一選択トラン
    ジスタが設けられており、前記第一基準電圧ノードは、
    前記基準電圧が前記第一ラッチの入力端へ印加された場
    合に、前記第一ラッチが前記第一局所的行ラインをそれ
    と関連するメモリセルの選択をイネーブルさせる論理レ
    ベルとさせるようなレベルにおける基準電圧を受取り、
    前記第一選択トランジスタも行ラインへ結合された制御
    端子を具備しており、第一バイアス電圧ノードと前記第
    一ノードとの間に接続された導通経路を具備すると共に
    前記第一リセットラインへ結合された制御端子を具備す
    る第一脱選択トランジスタが設けられており、前記第一
    脱選択トランジスタは前記第一リセットラインが前記第
    一論理レベルにあることに応答して導通状態となり、前
    記第一バイアス電圧ノードは、前記バイアス電圧が前記
    第一ラッチの入力端へ印加された場合に、前記第一ラッ
    チが前記第一局所的行ラインをそれと関連するメモリセ
    ルの選択をディスエーブルさせる論理レベルにさせるよ
    うなレベルにあるバイアス電圧を受取り、且つ、前記各
    第二行ラインリピータにおいて、第二ノードへ接続され
    た入力端を具備すると共にその入力に応答して第二局所
    的行ラインを駆動する出力端を具備する第二ラッチが設
    けられており、前記第二ノードと第二基準電圧ノードと
    の間に直列的に結合された導通経路を具備する第二選択
    トランジスタが設けられており、前記第二基準電圧ノー
    ドは前記基準電圧を受取り、前記第二選択トランジスタ
    も前記第一局所的行ラインへ結合された制御端子を具備
    しており、第二バイアス電圧ノードと前記第二ノードと
    の間に接続された導通経路を具備すると共に前記第二リ
    セットラインへ結合された制御端子を具備する第二脱選
    択トランジスタが設けられており、前記第二脱選択トラ
    ンジスタは前記第二リセットラインが前記第一論理レベ
    ルにあることに応答して導通状態となり、前記第二バイ
    アス電圧ノードが前記バイアス電圧を受取ることを特徴
    とするメモリ。
  14. 【請求項14】 請求項13において、前記第一及び第
    二行ラインリピータの各々が、更に、放電トランジスタ
    を有しており、前記放電トランジスタはそれと関連する
    選択トランジスタの導通経路と直列的に接続された導通
    経路を具備すると共にそれと関連するリセットラインと
    結合された制御端子を具備しており、前記放電トランジ
    スタはそれと関連するリセットラインが第二論理レベル
    にあることに応答して導通状態となることを特徴とする
    メモリ。
  15. 【請求項15】 請求項13において、前記第一及び第
    二基準電圧ノードは、各々、それぞれ、前記第一及び第
    二リセット信号の論理的補数へ駆動される信号ラインへ
    接続されており、且つ前記第一及び第二リセット信号の
    各々の第二論理レベルの論理的補数が前記基準電圧のレ
    ベルであることを特徴とするメモリ。
  16. 【請求項16】 請求項13において、複数個の第一行
    ラインリピータ内の前記第一選択トランジスタの各々は
    それらの導通経路をそれと関連する第一ノードと第一放
    電ノードとの間に接続しており、複数個の第二行ライン
    リピータ内の第二選択トランジスタの各々はそれらの導
    通経路をそれと関連する第二ノードと第二放電ノードと
    の間に接続しており、且つ、更に、前記第一放電ノード
    と前記第一基準電圧ノードとの間に直列接続された導通
    経路を具備すると共に前記第一リセットラインへ結合し
    た制御端子を具備する第一放電トランジスタが設けられ
    ており、前記第一放電トランジスタは前記第一リセット
    ラインが第二論理レベルにあることに応答して導通状態
    となり、前記第二放電ノードと前記第一基準電圧ノード
    との間に直列接続された導通経路を具備すると共に前記
    第一リセットラインへ結合された制御端子を具備する第
    二放電トランジスタが設けられており、前記第二放電ト
    ランジスタは前記第二リセットラインが第二論理レベル
    にあることに応答して導通状態となることを特徴とする
    メモリ。
  17. 【請求項17】 請求項11において、前記メモリセル
    は第一、第二、第三及び第四サブアレイへグループ化さ
    れており、且つ、更に、各々が入力端において第二局所
    的行ラインを受取ると共に各々が出力端において前記第
    三サブアレイ内の一行のメモリセルを選択するための第
    三局所的行ラインを供給する複数個の第三行ラインリピ
    ータが設けられており、各々が入力端において第三局所
    的行ラインを受取ると共に各々が出力端において前記第
    四サブアレイ内の一行のメモリセルを選択するための第
    四局所的行ラインを供給する複数個の第四行ラインリピ
    ータが設けられており、前記列デコーダは、更に、前記
    複数個の第三行ラインリピータへ接続された第三リセッ
    トラインを有すると共に、前記複数個の第四行ラインリ
    ピータへ接続された第四リセットラインを具備してお
    り、前記第三及び第四リセットラインは、更に、第一論
    理レベルで、前記第三又は第四サブアレイがそれぞれ、
    選択されていないことを表わすことを特徴とするメモ
    リ。
  18. 【請求項18】 請求項11において、前記第二リセッ
    トラインがその第一論理レベルにあることに応答して、
    前記行デコーダによって選択された行と関連する第二行
    ラインリピータが、その出力端における第二局所的行ラ
    インをその入力端における第一局所的行ラインに応答す
    ることから分離させ且つその入力端における前記第二局
    所的行ラインを脱付勢化させることを特徴とするメモ
    リ。
  19. 【請求項19】 請求項11において、前記メモリセル
    がランダムアクセスメモリセルであることを特徴とする
    メモリ。
  20. 【請求項20】 請求項11において、選択された行内
    のメモリセルは各々その局所的行ラインが付勢されるこ
    とに応答してビットラインへ接続され、且つ、更に、前
    記ビットライン上のデータ状態を検知し且つラッチする
    センスアンプが設けられており、且つ選択されたサブア
    レイと関連するリセットラインが、前記センスアンプが
    前記ビットライン上のデータ状態をラッチすることに応
    答して、その第一論理レベルへ駆動されることを特徴と
    するメモリ。
JP24544691A 1990-09-26 1991-09-25 メモリ行ライン選択用の改良したラッチ型リピータを持った半導体メモリ Pending JPH05266668A (ja)

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