JPS6258076B2 - - Google Patents

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JPS6258076B2
JPS6258076B2 JP57099006A JP9900682A JPS6258076B2 JP S6258076 B2 JPS6258076 B2 JP S6258076B2 JP 57099006 A JP57099006 A JP 57099006A JP 9900682 A JP9900682 A JP 9900682A JP S6258076 B2 JPS6258076 B2 JP S6258076B2
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JP
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signal
circuit
output
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address
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JP57099006A
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JPS58215788A (ja
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Satoshi Konishi
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Priority to US06/502,338 priority patent/US4592028A/en
Priority to EP83105660A priority patent/EP0096421B1/en
Priority to DE8383105660T priority patent/DE3381858D1/de
Publication of JPS58215788A publication Critical patent/JPS58215788A/ja
Publication of JPS6258076B2 publication Critical patent/JPS6258076B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C8/00Arrangements for selecting an address in a digital store
    • G11C8/18Address timing or clocking circuits; Address control signal generation or management, e.g. for row address strobe [RAS] or column address strobe [CAS] signals

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、記憶装置の構成に関するものであ
る。
〔発明の技術的背景〕
記憶装置、特にスタテイツク方式のランダムア
クセスメモリ(スタテイツクRAM)装置におい
ては、通常第1図のようなデータ信号の流れを有
している。
すなわち、データ読出しの場合には、チツプコ
ントロール回路1から出力されアドレスバツフア
回路2へ入力されるチツプ選択の内部信号はアド
レスバツフア回路2を活性化し、アドレス入力信
号Ai(i=1,2,……,Nとする)はこのア
ドレスバツフア回路2により互いに逆論理のアド
レス信号AiとA となりそのいずれか(以下こ
れらをまとめてA〓iで表わす)がデコーダ回路3
に入力される。アドレス入力信号Aiの変化は、
アドレストランジシヨンデイテクタ回路(以下
ATDCという)4によつて検出され、その出力φ
Aは記憶装置の内部制御信号となり、プリチヤー
ジ信号発生回路5を通つて記憶セルの読出し準備
を行うビツト線プリチヤージ信号φPとしてセル
アレイ6に隣接して設けられたプリチヤージ回路
5′に入力され、またセンス情報を読出すビツト
線センス制御信号φSとしてセンス回路7に入力
され、さらにタイミング発生回路8を経て出力バ
ツフア回路制御信号φOとして出力バツフア回路
9に入力されている。一方、デコーダ回路3から
はデコーダ出力Sjが出力されて記憶セルの選択信
号としてセルアレイ6に入力され、その選択信号
によりセルアレイ中のデータは読出され、センス
回路7で増幅され、出力バツフア回路9で読出し
タイミングの調整をされてデータ出力信号DOUT
として出力される。
なお、データ書込みの場合には、上述の動作の
他に、チツプコントロール回路1に入力された書
込み/読出し選択信号W/Rがデータ入力バツフ
ア回路10を活性化し、それによつてデータ入力
信号DINはデータ入力バツフア回路10に受け付
けられ、選択セル中にDINに対応する情報が記憶
される。
第2図は、第1図に示した記憶装置におけるア
ドレスバツフア回路2、デコーダ回路3、ATDC
4の構成の一例を示した回路図である。
第2図aに示したアドレスバツフア回路2はア
ドレス入力信号Ai及びチツプ選択の内部信号
を入力とするノア(NOR)ゲートNOR、及びイ
ンバータINV1が直列に接続され、これらの出力
点であるノードa1から2個のインバータINV2
びINV3よりなるインバータ列と3個のインバー
タINV4ないしINV6よりなるインバータ列とから
成つている。
アドレスバツフア回路2の互いに逆論理となつ
ている出力Ai及びA はデコーダ回路3に入力
されるが、デコーダ回路としては第2図bに示す
ようなナンド(NAND)ゲートとインバータの組
合せで構成され入力信号のすべてが高(H)レベルの
とき活性化するタイプあるいは第2図cに示すよ
うなNORゲートで構成され入力信号のすべてが
低(L)レベルのとき活性化するタイプがある。
また、ATDC4はノードa1の出力とこのノード
から1つのインバータINV4を介したノードa2
ら3つの直列インバータINV7ないしINV9を経た
出力をそれぞれ入力とするNORゲートNOR2、ノ
ードa1から3つの直列インバータINV10ないし
INV12を経た出力とノードa2の出力をそれぞれ入
力とするNORゲートNOR3、並びにNOR2および
NOR3の出力をそれぞれ入力とするNORゲート
NOR4によつて構成されており、このNOR4ゲー
ト出力φAがATDC出力となつている。
第3図はATDC動作時の各ノードの波形変化を
示したタイムチヤートである。このとき、チツプ
は選択状態になつており入力はLレベルとな
つているので、NOR1ゲートはアドレス入力信号
Aiに対してインバータとして機能する。時刻t1
アドレス入力Aiの信号VAiがLレベルからHレベ
ルに立上つたとすれば、ノードa1の信号Va1はt1
よりわずかに遅れた時刻t1′でLレベルからHレ
ベルに立上り、ノードa2の信号Va2はHレベルか
らLレベルに立下る。信号Va1の立上りはインバ
ータ列INV10〜INV12により遅延されてノードa4
信号Va4の立下りとして現われ、信号Va2の立下
りはインバータ列INV7〜INV9により遅延されて
ノードa3の信号Va3の立上りとして現われる。し
たがつて信号Va1とVa3を入力とするNORゲート
NOR2の出力ノードa5における信号Va5は信号Va1
が立上るとともに立下り、信号Va2とVa4を入力
とするNORゲートNOR3の出力ノードa6における
信号Va6はVa4が立下るとともに立上る。この結
果、信号Va5とVa6を入力とするNORゲートNOR4
の出力φAは一定時間幅を持つパルスとなり、結
局ATDC出力φAは、アドレス変化を検出する信
号となる。この出力φAはビツト線プリチヤージ
信号φP、ビツト線センス制御信号φS、出力バツ
フア回路制御信号φOなどの原信号として用いら
れる。
第4図はアドレス信号VAi、デコーダ出力Sj、
ATDC出力φA、ビツト線プリチヤージ信号φP
ビツト線センス制御信号φS、出力バツフア回路
制御信号φOおよびデータ出力信号DOUTの関係を
示したタイムチヤートである。これによれば、ア
ドレスが変化してVAiが変化するのとほぼ同時に
ATDC出力φAは一定幅のパルスとなり、これか
らビツト線プリチヤージ信号φP、ビツト線セン
ス制御信号φS、出力バツフア回路制御信号φO
発生し、それぞれビツト線の読出し準備、読出し
データの増幅、出力データのタイミング調整の作
用を行う。一方、デコーダ出力Sj(j=1,2…
…2N+1とする)は新しいメモリセルを選択する
ものであるから、誤動作を避けるためにはビツト
線プリチヤージ信号φPによりビツト線がプリチ
ヤージされはじめてからしばらく後に出力される
必要があり、SjとφSおよびφOの関係も一定の時
間関係を満足している必要がある。
また、記憶装置におけるアドレス選択上の誤動
作を避けるためには、アドレスバツフア回路2の
出力を受けたデコーダ3により複数のワード線あ
るいはビツト線が選択されいわゆるマルチアクセ
スを避けなければならない。マルチアクセスの一
般的な原因としてアドレスバツフア回路2の出力
AiおよびA の電圧がある期間共にHレベルと
Lレベルの中間のレベルになり、これがデコーダ
回路3により同一論理レベルとして認識され、複
数のデコーダが同時に活性化されることがあげら
れる。このような状態は、アドレスの変化が遅い
ときに起りやすい。
マルチアクセスを避けるため、従来は、アドレ
スバツフア回路2の2つの出力Ai及びA が同
時にデコーダ回路3を活性化するような中間レベ
ルとなることがないように、アドレスバツフア回
路2を構成するインバータINV2ないしINV6の駆
動トランジスタ及び負荷トランジスタのコンダク
タンスを設定している。この結果、アドレス入力
信号VAiの変化に対してアドレスバツフア回路2
の出力V AiおよびV Aiは第5図のようになる。

なわち、VAiがLレベル(VSS)からHレベル
(VDD)へと変化するのに伴い、第2図bに示す
Hレベル信号が活性入力信号であるデコーダに対
しては第5図aに示すようにV AiがL→L→H、
AiがH→L→Lと変化し、第2図cに示すLレ
ベル信号が活性入力信号であるデコーダに対して
は第5図bに示すようにV AiがL→H→H、V

がH→H→Lと変化するようにしている。
〔背景技術の問題点〕
ところが、このような対策をとつてもなお記憶
装置において誤動作を生じる可能性がある。
例えば、第2図aに示したアドレスバツフア回
路2及びATDC4が相補形MOSトランジスタで
構成され、アドレス入力Aiの電圧VAiが第6図の
タイムチヤートに示すように時刻t3からt4にかけ
てLレベル(VSS)からHレベル(VDD)に非常
にゆつくり変化したとする。ノードa1の電位レベ
ルはNORゲートNOR1およびインバータINV1を通
過することによりVAiの変化よりは早く時刻t3′か
らt4′にかけてLレベルからHレベルに変化し、
ノードa2の電位レベルはさらに早く時刻t3″から
t4″にかけてHレベルからLレベルに変化する。
このときマルチアクセスを避けるためには、デコ
ーダが第2図bに示すようなHレベル信号が活性
入力信号であるとした場合には、V AiとV Ai

係は第5図aのようになつていなければならな
い。そこで、このようなV AiとV Aiとの電圧関

を満たすためには、インバータINV2ないしINV6
の駆動トランジスタと負荷トランジスタのサイズ
を変えて各トランジスタのコンダクタンスを変化
させることにより、V AiはVa2の中心電圧より高
い電圧で、すなわち時刻t3″とt4″の中間時刻t5
りも早いt6でHレベルからLレベルに反転し、V
AiはVa1の中心電圧より高い電圧で、すなわち時
刻t5より遅い時刻t7でLレベルからHレベルに反
転するように設定する必要がある。
一方、ATDC4は、ノードa1及びノードa2の論
理レベルの立上り及び立下りのどちらの変化にも
同じように反応しなければならないため、インバ
ータINV7及びINV12はVa1及びVa2がそれぞれ中間
電圧となる時刻t5に反転動作をするように設定さ
れている。この結果、ノードa3のレベルは時刻t5
よりもインバータ列INV7ないしINV9により発生
する遅延時間△tだけ遅く反転し、ノードa4のレ
ベルは時刻t5よりもインバータ列INV10ないし
INV12により発生する遅延時間△t′だけ遅く反転
する。そしてノードa5のレベルは、ノードa1とノ
ードa3のNOR2によるNORゲート出力として時刻
t5でHレベルからLレベルに反転し、ノードa6
レベルはノードa2とノードa4のレベルのNOR3
よるNOR出力として時刻t5より△t′だけ遅い時刻
にLレベルからHレベルに反転し、最終的に
ATDC出力φAは、ノードa5とノードa6のレベル
のNOR4によるNORゲート出力として時刻t5でL
レベルからHレベルに反転し、△t′後に再びLレ
ベルに反転するようなパルスが得られる。
一方、アドレスバツフア回路2の出力Ai及び
によりデコーダ出力Sjが活性化するのは時刻
t7になつてからであるから、第7図に示すように
このときには既にATDC出力φAはLレベルに戻
つており、φAから発生したビツト線プリチヤー
ジ信号φP、ビツト線センス制御信号φS、出力バ
ツフア回路制御信号φOの一連の内部制御信号は
動作途中の状態にあるかもしくは動作を終了して
しまつている。この結果、目的とするアドレスよ
りも前のアドレスの記憶セル内容が有効データと
して読出されたり、逆に新たに選ばれた記憶セル
内に以前のビツト線データが書込まれたりする誤
動作を生じる。
以上述べたように、マルチアクセスを避けるた
めにアドレスバツフア回路内のインバータの反転
レベルを変更することは、アドレス入力信号の変
化が緩慢なときにはATDC出力φA及びこれから
発生する記憶装置の内部制御信号よりも記憶セル
選択信号がはるかに遅く出力され、これらに要求
される相対的時間関係がくずれて誤動作を生じる
という問題がある。
〔発明の目的〕
そこで本発明は、アドレス入力信号の変化が緩
慢であつても、読出し時に誤動作のない記憶装置
を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明はデコーダ出力である互いに逆論理の第
1および第2の信号並びにこれらの原信号である
第3の信号およびこれを反転した第4の信号を
ATDCの入力とすることによりトランジヨン検出
を行つている。すなわち、第1の信号と第3の信
号をNANDまたはNOR等でなる第1の論理回路
を基本とする回路で受け、同様に第2の信号と第
4の信号をNANDまたはNOR等でなる第2の論
理回路で受け、これらの出力をNANDまたは
NOR等でなる第3の論理回路を通すことにより
全体として排他的論理和の働きをするATDCを用
いるようにする。このようにすることにより
ATDCの出力信号パルスφAの持続期間がデコー
ダの選択期間より早く終らないよううにするもの
である。
〔発明の実施例〕
以下、第8図ないし第17図に従つて本発明の
いくつかの実施例につき詳細に説明する。
第8図は本発明の一実施例を示した回路図であ
つて、この回路において第2図に示した従来例と
異なるのは、インバータINV9およびINV12をそれ
ぞれNAND1とNAND2の2つのNANDゲートに換
え、その一方の入力をそれぞれインバータINV6
の出力ノードとインバータINV3の出力ノードに
接続した点である。
この回路の動作は第9図に示したタイムチヤー
トに示されている。すなわち、アドレス入力Ai
がLレベルからHレベルに変化するとアドレスバ
ツフア回路出力のもととなつている原信号の一つ
であるノードa1のレベルVa1はLレベルからHレ
ベルに変化し、それによつてノードa5のレベル
Va5はHレベルからLレベルに変化し、ATDC出
力φAはHレベルとなる、ところで、アドレスバ
ツフア回路出力Aiのレベルは、次段のデコーダ
におけるマルチアクセスを避けるためにもう一方
のアドレスバツフア回路出力A のレベルが立下
つた後に遅れてLレベルからHレベルに変化す
る。これにより、NANDゲートNAND2の出力で
あるノードa4のレベルVa4がHレベルからLレベ
ルに変化するため、ノードa6のレベルVa6はLレ
ベルからHレベルに変化し、この結果φAのレベ
ルは再びHレベルからLレベルに引き下げられ
る。一方、アドレス入力AiがHレベルからLレ
ベルに変化すると、もう一つの原信号であるノー
ドa2のレベルVa2はLレベルからHレベルへ変化
し、それによりノードa6のレベルVa6がHレベル
からLレベルへ変化することによりφAはLレベ
ルからHレベルに立上る。マルチアクセスを避け
るためにアドレスバツフア回路出力A はもう一
方の出力Aiのレベルが立下つた後遅れてLレベ
ルからHレベルに変化する。これにより、ノード
a3とノードa5におけるレベル変化を経てφAは再
びHレベルからLレベルに変化する。したがつ
て、ATDC出力φAは、アドレス変化に応じて一
定時間幅のパルスとなり、しかもそのパルスは、
デコーダ入力となるアドレスバツフア回路の2つ
の出力Ai及びA のいずれか一方がデコーダを
活性化するHレベルになるよりも早く終了してし
まうことはない。
第10図は、ATDCの3個のインバータ列
INV7〜INV9、NANDゲートNAND1及びNAND2
駆動トランジスタとなるエンハンスメント形
MOSトランジスタQE1〜QE4、負荷トランジスタ
となるデプレツシヨン形MOSトランジスタQD1
を用いて構成した2組の並列接続されたNANDゲ
ート、及びインバータINV10により構成した本発
明の他の実施例を示している。NANDゲート
NAND1の入力は、2つのインバータINV7および
INV8を経たINV8の出力と、アドレスバツフア回
路のAi出力であり、NANDゲートNAND2の入力
は3つのインバータINV7〜INV9を経たノードb4
におけるINV9の出力とアドレスバツフア回路の
出力である。またノードb3におけるNAND1
によるNANDゲート出力並びにATDCとアドレス
バツフア回路出力の原信号となるノードb1におけ
る信号はMOSトランジスタQE1とQE2とからなる
NANDゲートの駆動回路部に入力されており、ノ
ードb5におけるNAND2によるNANDゲート出力
およびノードb1の反転信号であるノードb2におけ
る信号はMOSトランジスタQE3とQE4とからなる
NANDゲートの駆動回路部に入力されている。こ
れらのMOSトランジスタと負荷用MOSトランジ
スタQD1により並列接続された2つのNANDゲー
トの出力ノードb6がインバータINV10の入力に接
続され、そのインバータINV10の出力がATDC出
力φAとなる。
この回路の動作は第11図および第12図に示
されており、第11図はアドレス入力信号の変化
が速い場合、第12はアドレス入力信号の変化が
緩慢な場合を示している。
アドレス入力信号VAiが速く立上つた場合に
は、ノードb1でのレベルVb1の立上りによりMOS
トランジスタQE1がただちに導通状態となりノー
ドb6のレベルVb6が立下ることによつてATDC出
力φAは立上る。ところが、2つのインバータ
INV7とINV8による遅延の結果、NAND1による
NANDゲート出力であるノードb3におけるVb3
一定時間後に立下り、MOSトランジスタQE2
遮断状態となりノードb6のレベルVb6は負荷トラ
ンジスタQD1の充電能力により一定の時定数をも
つて立上げられ、ATDC出力φAは立下る。また
アドレス入力信号VAiが速く立下つた場合には、
ノードb2のレベルVb2の立上りによりMOSトラン
ジスタQE3が導通状態となるため、ノードb6のレ
ベルVb6は立下り、ATDC出力φAは立上る。と
ころが2つのインバータINV8およびINV9による
遅延の結果、NAND2によるNANDゲート出力で
あるノードb5におけるレベルVb5は一定時間後に
立下り、MOSトランジスタQE4は遮断状態とな
りノードb6のレベルVb6は負荷トランジスタQD1
によつて立上げられ、ATDC出力φAは立下る。
以上のように、アドレス入力信号の変化が速い場
合には、ATDC内のインバータの遅延時間を適当
に設計することにより、アドレスバツフア回路出
力AiおよびA を利用しなくても適当なパルス
幅のATDC出力φAを得ることができる。
ところが、前述のように、デコーダが例えば第
2図bに示すHレベル信号を活性入力信号とする
場合には、マルチアクセスを避けるためにアドレ
スバツフア回路中のインバータを構成するトラン
ジスタのコンダクタンスを第5図aのような動作
を起させるように設計するからアドレス入力信号
Aiが緩慢に立上つた場合には、アドレスバツフ
ア回路出力V Aiははや目に立下り、V Aiはおそ

に立上る。このため、V Aiの立下りはNAND2
よりNANDゲート出力Vb5を立上げる一方でノー
ドb2のレベルVb2はまだ立下つていないため、
MOSトランジスタQE3とQE4は共に導通状態とな
つてノードb6のレベルVb6は立下り、ATDC出力
φAは立上る。そのうちにノードb2のレベルVb2
が立下るが、ノードb3のレベルVb3はHレベルの
ままであり、またノードb1のレベルVb1がHレベ
ルとLレベルの間のレベルにあるもののMOSト
ランジスタQE1に対してはHレベルとして働くた
めMOSトランジスタQE1とQE2は共に導通状態と
なつてノードb6のレベルVb6はLレベル状態を続
けATDC出力φAはHレベルのままである。とこ
ろが、アドレスバツフア回路出力V Aiが一定時間
後に立上るので、これが入力されているNAND1
によるNANDゲート出力Vb3は立下り、MOSトラ
ンジスタQE3は遮断状態となるので負荷トランジ
スタQD1の充電動作によりノードb6のレベルVb6
は立上り、ATDC出力φAは立下る。同様に、ア
ドレス入力信号Aiが緩慢に立下つた場合にはノ
ードb3のレベルVb3の立上りが原因となつて
ATDC出力φAの立上り状態が形成され、その後
ノードb1が立下つてもノードb2の立上りとノード
b5のHレベルとによりφAの立上りはしばらく維
持される。次にアドレスバツフア回路出力V Ai
立上りがノードb5のレベルVb5の立下りを引き起
し、その結果負荷トランジスタQD1の充電動作に
よりノードb6のレベルVb6は立上りそれによつて
ATDC出力φAは立下る。
したがつて、アドレスバツフア回路出力V Ai
よびV Aiの立上り変化より早くATDC出力φA
Lレベルに戻ることはない。
第13図は、ATDCとして独立のインバータ列
を設けず、アドレスバツフア回路が有するインバ
ータ列を利用し、ATDC出力を発生するMOSト
ランジスタQE1およびQE2並びにQE3およびQE4
を駆動トランジスタ、QD1を負荷トランジスタと
する2つのNANDゲートをチツプ選択信号CEを
ゲート入力とするエンハンスメント形MOSトラ
ンジスタQE5に共通接続したものである。この回
路においては、インバータの数を減少できること
と、チツプ選択信号CEがLレベルになると
ATDCが動作しない点に特徴を有する。
第14図は、第13図に示したのと基本的に同
じ入力形式でチツプ選択信号による制御を行
わないATDCを2組用い、さらに全体を相補形
MOS(C−MOS)で構成したものでCNOR1およ
びCNOR2はC−MOSによるNORゲート、CINV1
〜CINV17はC−MOSによるインバータを表わし
ている。さらにこの実施例では、2組のアドレス
バツフア回路出力Ai,A およびA i+1,A
+1

C−MOSによるNANDゲートCNAND1
CNAND4とC−MOSによるインバータCINV18
CINV21を用いて4組の論理積出力Ai・A i+1,A
・A i+1,Ai・A i+1,A ・A i+
としている。
このような出力に対しては、デコーダは第15図
に示すように上記4組の論理積出力のどれか1つ
の信号が1入力となるように構成される。
第16図は、縦列接続した4個のC−MOSイ
ンバータCINV9〜CINV12の最初の3個のインバ
ータの入出力信号および最後の3個のインバータ
の入出力信号、さらにアドレスバツフア回路出力
AiとA をそれぞれC−MOSインバータCINV7
とCINV8により反転させた逆論理信号をATDCの
入力信号とした回路である。この回路では、アド
レス入力Aiによりアドレスバツフア出力Aiある
いはA がHレベルとなるまでNチヤネルMOS
トランジスタQN1とQN3あるいはQN4とQN6によ
りC−MOSインバータCINV13の入力をLレベル
としてそれによりATDC出力φAがHレベルとな
るようにして緩慢なアドレス変化に対しても正常
な動作を行うようにしている。一方、アドレス変
化が速い場合には、インバータ列CINV9
CINV12における遅延時間により決まるパルス幅
のATDC出力φAが出力される。
第17図は、これまでのインバータによる遅延
の代りに、相補形インバータCINV7およびCINV8
により構成されたフリツプフロツプ回路に蓄積さ
れた過去のアドレス信号情報を用いて出力を発生
するATDCに本発明を適用したものである。
なお、第10図、第13図、第14図、第16
図、第17図に示した実施例におけるATDCはφ
Aの出力段にはそれぞれインバータINV10
INV9,CINV17,CINV13,CINV10が用いられてい
るが、チツプが選択されないときには出力パルス
φAを絶対に出さないように一方入力出力は上記
インバータと同じ接続で他方入力CE信号が接続
された2入力NORゲートを用いてもよい。これ
により、チツプが非選択状態のときに電源ノイズ
などによりATDCが動作してそれによつて内部回
路が動作しメモリセル内の記憶情報が破壊される
という誤動作を避けることができる。
すなわちATDCは全体として排他的論理和とし
ての機能を有するものである。
さらに、以上の実施例においては、いくつかの
論理回路が使用されているが、本発明はこれらに
限られるものではなく、アドレスバツフア回路の
出力と、その出力を形成する原信号を利用して一
定間隔のパルスを出力できるものならばいかなる
回路形式のものであつてもよい。
また、本発明をMOSトランジスタを使用した
ATDCを用いて構成した場合、MOSトランジス
タは実施例のように駆動用MOSトランジスタと
してエンハンスメント形MOSトランジスタを用
い、負荷用MOSトランジスタとして駆動用MOS
トランジスタと同一の導電型のデプレツシヨン形
MOSトランジスタを用いるいわゆるE/D形回
路構成に限られるものではなく、駆動用MOSト
ランジスタと負荷用MOSトランジスタが互いに
逆導電型である2種類のエンハンスメント形
MOSトランジスタを用いるいわゆるC−MOS
(相補形MOS)回路構成とすることもできる。ま
た、MOSトランジスタだけでなく、接合型電界
効果トランジスタを使用することもできる。
〔発明の効果〕
ATDCの入力信号として、アドレスバツフア回
路の出力信号とその出力信号を形成する原信号を
用いてATDCを発生させる構成を有する本発明の
記憶装置を用いれば、アドレスバツフア回路の出
力信号がATDCの出力パルスを終了させることに
なるので、アドレス入力信号の変化が緩慢であつ
てもATDCの出力パルスがアドレスバツフア回路
出力よりも早く終了することはなく、アドレスバ
ツフア回路出力によりデコーダを介して選ばれる
セルの選択信号と内部制御信号となるATDCの出
力信号との相対的な時間関係が保たれることによ
り、誤動作のない読出しを行うことができるとい
う顕著な効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的なスタテイツク形記憶装置内の
動作の流れを示す装置構成図、第2図は従来のア
ドレスバツフア回路、ATDC、デコーダ回路の構
成および接続を示す回路図、第3図は従来の
ATDCの動作を示すタイムチヤート、第4図は正
常な読出しが行われる場合のスタテイツク形記憶
装置内の内部制御信号の関係を示すタイムチヤー
ト、第5図はマルチアクセスを避けるためのアド
レスバツフア回路の動作を示す入出力特性図、第
6図はアドレス入力信号が緩慢に変化した場合の
ATDCの動作を示すタイムチヤート、第7図はア
ドレス入力信号が緩慢に変化した場合のスタテイ
ツク形記憶装置内の内部制御信号の関係を示すタ
イムチヤート、第8図は本発明の一実施例である
アドレスバツフア回路及びインバータと論理ゲー
トで構成したATDCを示す回路図、第9図は第8
図の回路の動作を示すタイムチヤート、第10図
は本発明の他の実施例を示す回路図、第11図は
アドレス入力信号の変化が速い場合の第10図の
回路の動作を示すタイムチヤート、第12図はア
ドレス入力信号の変化が緩慢である場合の第10
図の回路の動作を示すタイムチヤート、第13
図、第14図、第16図は、いずれもATDC出力
を得る論理ゲートとしてNANDゲートを用いた回
路を示す回路図、第15図は第14図の回路を用
いた場合のデコーダ回路を示す回路図、第17図
はATDC出力を得るためにフリツプフロツプによ
る遅延回路とNANDゲートを用いた回路とを用い
た構成を示す回路図である。 1……チツプコントロール回路、2……アドレ
スバツフア回路、3……デコーダ回路、4……ア
ドレストランジシヨンデイテクタ回路、5……プ
リチヤージ信号発生回路、5′……プリチヤージ
回路、6……セルアレイ、Ai……アドレス入力
信号、A〓i……デコーダ入力、Sj……デコーダ出
力、φA……アドレストランジシヨンデイテクタ
回路出力、φP……ビツト線プリチヤージ信号、
φS……ビツト線センス制御信号、φO……出力バ
ツフア回路制御信号、CE……チツプ選択信号、
……チツプ選択の内部信号、W/R……書込
み/読出し選択信号、……書込み/読出し
選択の内部信号、OE……出力エネーブル信号、
NOR1〜NOR4……NORゲート、NAND1,NAND2
……NANDゲート、INV1〜INV12……インバー
タ、QE1〜QE5……エンハンスメント形MOSトラ
ンジスタ、QD1……デプレツシヨン形MOSトラ
ンジスタ、QN,QN1〜QN8……NチヤネルMOS
トランジスタ、QP,QP1……PチヤネルMOSト
ランジスタ、CINV,CINV1〜CINV21……相補形
MOSインバータ、CNAND,CNAND1〜CNAND4
……相補形MOS NANDゲート、CNOR1
CNOR2……相補形MOS NORゲート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 記憶セルを選択するデコーダ回路の入力信号
    となる、前記記憶セルを指定する互いに逆論理の
    第1および第2の信号をそれぞれ出力する複数段
    の第1のインバータ列とこれより1段段数の異な
    る第2のインバータ列を備えたアドレスバツフア
    回路と、 前記第1の信号およびこの信号の原信号となる
    前記アドレスバツフア回路内の第3の信号を入力
    する論理積あるいは論理和でなる第1の論理回路
    の出力と、前記第2の信号およびこの第2の信号
    の原信号となり前記第3の信号とは逆論理の第4
    の信号を入力する論理積あるいは論理和でなる第
    2の論理回路の出力とを入力する論理和回路を備
    えて、前記第3および第4の信号の変化を検知し
    て微小時間持続するパルス状出力を発生するアド
    レストランジシヨンデイテクタ回路とを備えた記
    憶装置。 2 第1の論理回路がその一方側に第3の信号が
    入力され、他方側に第2の信号と第4の信号の変
    化の一致を検出する論理積回路の出力が入力され
    たものであり、第2の論理回路がその一方側に第
    4の信号が入力され、他方側に第1の信号と第3
    の信号の変化の一致を検出する論理積回路の出力
    が入力されたものであることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の記憶装置。 3 第1の論理回路がその一方側に第3の信号が
    入力され、他方側に第3の信号と第1の信号の変
    化の一致を検出する論理積回路の出力が入力され
    たものであり、第2の論理回路がその一方側に第
    3の信号が入力され、他方側に第4の信号と第2
    の信号の変化の一致を検出する論理積回路の出力
    が入力されたものであることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の記憶装置。 4 第4の信号がアドレストランジシヨンデイテ
    クタ回路中で生成されるものである特許請求の範
    囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の記憶装
    置。 5 記憶セルを選択するデコーダ回路の入力信号
    となる、前記記憶セルを指定する互いに逆論理の
    第1および第2の信号をそれぞれ出力する複数段
    の第1のインバータ列とこれより1段段数の異な
    る第2のインバータ列を備えたアドレスバツフア
    回路と、 前記第1および第2の信号の原信号である第3
    の信号の状態を保持するフリツプフロツプ回路
    と、このフリツプフロツプ回路の出力信号及び前
    記第2の信号をそれぞれ入力する第1の論理積回
    路と、前記第1の信号および前記フリツプフロツ
    プ回路の出力を反転させた信号をそれぞれ入力す
    る第2の論理積回路と、前記第1の論理積回路と
    第2の論理積回路の出力を入力する論理和回路と
    を備え、前記第1、第2および第3の信号の変化
    から微少時間持続するパルス状出力を発生するア
    ドレストランジシヨンデイテクタ回路とを備えた
    ことを特徴とする記憶装置。
JP57099006A 1982-06-09 1982-06-09 記憶装置 Granted JPS58215788A (ja)

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JP57099006A JPS58215788A (ja) 1982-06-09 1982-06-09 記憶装置
US06/502,338 US4592028A (en) 1982-06-09 1983-06-08 Memory device
EP83105660A EP0096421B1 (en) 1982-06-09 1983-06-09 Static memory device with signal transition detector
DE8383105660T DE3381858D1 (de) 1982-06-09 1983-06-09 Statische speicheranordnung mit einem signaluebergangsdetektor.

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