JPS62150588A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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Publication number
JPS62150588A
JPS62150588A JP60290519A JP29051985A JPS62150588A JP S62150588 A JPS62150588 A JP S62150588A JP 60290519 A JP60290519 A JP 60290519A JP 29051985 A JP29051985 A JP 29051985A JP S62150588 A JPS62150588 A JP S62150588A
Authority
JP
Japan
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signal
gate
transmission gate
signals
timing
Prior art date
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Pending
Application number
JP60290519A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyoko Ishii
石井 京子
Kazumasa Yanagisawa
一正 柳沢
Katsuyuki Sato
克之 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS62150588A publication Critical patent/JPS62150588A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、半導体記憶装置に関するもので、例えば、
ダイナミック型RAM (ランダム・アクセス・メモリ
)に利用して有効な技術に関するものである。
〔背景技術〕
半導体記憶装置におけるアドレスデコーダとして、駆動
MOSFETが並列形態にされたノア(NOR)ゲート
回路を用いることが考えられる。
この場合には、[動MOS F ETのゲートに供給さ
れるアドレス信号のいずれが1つでもハイレベルにされ
ると、駆動MOSFETがオン状態にされで出力をロウ
レベルにする。したがって、全てのアドレス信号がロウ
レベルのときに全ての駆動MOS F ETがオフ状態
にされるので、ハイレベルの選択信号を得ることができ
る。しかしながら、上記論理ゲート回路を単位回路とし
て多数の論理ゲート回路からなるアドレスデコーダにお
いて、1つの単位回路のみが上記選択信号を形成し、残
りの論理デート回路はロウレベルの非選択信号を形成す
る。このため、上記論理ゲート回路によって駆動される
MOS F ET等のゲート容量や配線容量等からなる
容量性負荷にプリチャージされた電荷の大半ばディスチ
ャージされてしまうため、消費電流が大きくなる。
そこて、駆動MO5FETが直列形態されたナンド(N
AND)ゲート回路を用いることが考えられる。この場
合には、駆動MOS F ETは、全てのアドレス信号
がハイレベルにされた時に全てオン状態にされてロウレ
ベルの選択信号を形成する。一方、アドレス信号がいず
れか1つでもロウレベルにされると、その駆IaMOS
FETがオフ状態にされるので、ハイレベルの非選択信
号を形成する。これにより、選択されたもののみがロウ
レベルにされるから、低消費電力化を図ることができる
。しかしながら、選択動作のために複数の直列形態にさ
れた駆動MOSFETを通して出力信号をロウレベルに
引き抜くのに時間がかかり、動作が遅くなってしまうと
いう問題が生じる(なお、アドレスデコーダについては
、例えば特開昭56−74890号公報参照)。
〔発明の目的J この発明の目的は、高速動作と低消費電力化を実現した
アドレスデコーダを有する半導体記憶装置を提供するこ
とにある。
この発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、
この明vA3の記述および添付図面から明らかになるで
あ・ろう。
〔発明の概要〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、上記ノア論理構成の論理ゲート回路の出力信
号をアドレス信号に従って択一的に出力させる複数の選
択タイミング信号に従ってそれぞれ伝達する複数からな
る第1の伝送ゲートMOSFETを設け、これによりそ
れに対応された複数の選択タイミング信号をそれぞれ複
数のワード線又はデータvA選択のためのスイッチMO
SFETのゲートに伝えろ複数からなる第2の伝送ゲー
トMOS F ETを制御するとともに、上記第1の伝
送ゲー1− !Ji OS F E Tのゲートに金属
材料を含む配線手段を用いて上記複数の選択タイミング
信号を高速に伝えて比較的早いタイミングでその制御を
行わせるようにするものである。
〔実施例〕
第1図には、この発明に係るダイナミック型RAMの一
実施例の回路図が示されている。同図の各回路素子ない
し回路ブロックは、公知の半導体集積回路の製造技術に
よって、特に制限されないが、単結晶シリコンのような
1個の半導体基板上において形成される。
同図に示した実施例回路では、NチャンネルMOSFE
Tを代表とするI G F E T (I n5ula
ted−Gate Field  Effect Tr
ansistor )を例にして説明する。
1ビツトのメモリセルMCは、その代表として示されて
いるように情報記憶キャパシタCsとアドレス選択用M
OSFETQmとからなり、論理61″、“θ″の情報
はキャパシタCsに電荷が有るか無いかの形で記憶され
る。情報の読み出しは、MOSFETQmをオン状態に
してキャパシタCsを共通のデータ線DLにつなぎ、デ
ータ線DLの電位がキャパシタCsに蓄積された電荷量
に応じてどのような変化が起きるかをセンスすることに
よって行われる。メモリセルMCを小さく形成し、かつ
共通のデータ線DLに多くのメモリセルをつないで高集
積大容量のメモリマトリックスにしであるため、上記キ
ャパシタCsと、共通データJDLの浮遊容量Go(図
示せず)との関係は、C!3 / Coの比が非常に小
さな値になる。
したがって、上記キャパシタCsにWfaされた電荷量
によるデータ線DLの電位変化は、非常に微少な信号と
なっている。
このような微少な信号を検出するための基準としてダミ
ーセルDCが設けられている。このダミーセルDCは、
そのキャパシタCdの容量値がメモリセルMCのキャパ
シタC3のはゾ半分であることを除き、メモリセルMC
と同じ製造条件、同じ設計定数で作られている。キャパ
シタCdは、そのアドレッシングに先立って、タイミン
グ信号φdを受けるM OS F E T Q d ’
 によって接地電位に充電される。このように、キャパ
シタCdは、その容量値がキャパシタCsの約半分の容
量値に設定されているので、メモリセルMCからの読み
出し信号のぼり半分に等しい基準電圧を形成することに
なる。
同図においてSAは、上記アドレッシングにより生じる
このような電位変化の差を、タイミング信号(センスア
ンプ制御信号)φpal+φpa2で決まるセンス期間
に拡大するセンスアンプであり(その動作は後述する)
、1対の平行に配置された相補データ&9iDi、、D
Lにその入出力ノードが結合されている。相補データ%
’iDL、DLに結合されろメモリセルの数は、検出精
度を上げるため等しくされ、DL、DLのそれぞれに1
個ずつのダミーセルが結合されている。また、各メモリ
セルMCは、1本のワード線WLと相補対データ線の一
方との交叉点において結合される。各ワード線WLは双
方のデータ線対と交差しているので、ワード線WLに生
じる雑音成分が静電結合によりデータ線にのっても、そ
の雑音成分が双方のデータ線対DL、DLに等しく現れ
、差動型のセンスアンプSAによって相殺される。
上記アドレッシングにおいて、相補データ線対DL、D
Lの一方に結合されたメモリセルMCが選択された場合
、他方のデータ線には必ずダミーセルDCが結合される
ように一対のダミーワード線DWL、DWLの一方が選
択される。
上記センスアンプSAは、一対の交差結線されたMOS
FETQ1.Q2を有し、これらの正帰還作用により、
相補データ線DL、DLに現れた微少な信号を差動的に
増幅する。この正帰還動作は、2段階に分けておこなわ
れ、比較的小さいコンダクタンス特性にされたMOSF
ETQ7が比較的早いタイミング信号φpalによって
導通し始めると同時に開始され、アドレッシングによっ
て相補データwADL、DLに与えられた電位差に基づ
き高い方のデータ線電位は遅い速度で、低い方のそれは
速い速度で共にその差が広がりながら下降していく。こ
の時、上記差電位がある程度大きくなったタイミングで
比較的大きいコンダクタンス特性にされたMOSFET
QBがタイミング信号φpa2によって導通するので、
上記低い方のデータ線電位が急速に低下する。このよう
に2段階に分けてセンスアンプSAの動作を行わせるこ
とによって、上記高い方の電位落ち込みを防止する。
こうして低い方の電位が交差結合M OS F E T
のしきい値電圧以下に低下し、たとき正帰還動作が終了
し、高い方の電位の下降は電源電圧Vccより低く上記
しきい値電圧より高い電位に留まるとともに、低い方の
電位は最終的に接地電位(Ov)に到達する。
上記のアドレッシングの際、一旦破壊されかかったメモ
リセルMCの記憶情報は、このセンス動作によって得ら
れたハイレベル若しくはロウレベルの電位をそのまま受
は取ることによって回復する。しかしながら、前述のよ
うにハイレベルが電源電圧Vccに対して一定以上落ち
込むと、何回かの読み出し、再書込みを繰り返し、てい
るうちに論理“O”として読み取られるところの誤動作
が生じる。この誤動作を防ぐために設けられるのがアク
ティブリストア回路ARである。このアクティブリスト
ア回路ARは、ロウレベルの信号に対して何ら影響を与
えずハイレベルの信号にのみ選択的に電源電圧Vccの
電位にブーストする働きがある。このようなアクティブ
リストア回路ARの具体的回路構成は、この発明に直接
関係ないのでその詳細な説明を省略する。
同図において代表として示されているデータ線対DL、
DLは、カラムスイッチCWを構成するMOSFETQ
3.Q4を介してコモン相補データ線対CDL、CDL
に接続される。他の代表として示されてい4データ線対
についても同様なMOSFETQ5.Q6を介してコモ
ン相補データ線対CDL、CDLに接続される。このコ
モン相補データ線対CDL、CDLには、出力アンプを
含むデータ出力バッファDOBの入力端子とデータ人カ
バソファDIBの出力端子に接続される。
ロウデコーダ及びカラムデコーダR,C−DCRは、ア
ドレスバッファADBで形成された内部相補アドレス信
号を受けて、1本のワード線及びダミーワード線並びに
カラムスイッチ選択信号を形成してメモリセル及びダミ
ーセルのアドレッシングを行う。すなわち、ロウアドレ
スストローブ信号RASにより形成されたタイミング信
号φarに同期して外部アドレス信号AXO〜AXiを
アドレスバッファR−ADBに取込み、ロウデコーダR
−OCRに伝えるとともに、ワード線選択タイミング信
号φX及びφtにより上記アドレスデコーダ出力に従っ
た所定のワード線及びダミーワード線の選択動作を行う
また、カラムアドレスストローブ信号CASにより形成
されたタイミング信号φacに同期して外部アドレス信
号AYO〜AYiをアドレスバッフ1C−ADBに取込
み、カラムデコーダC−DCRに伝えるとともに、デー
タ線選択タイミング信号φyによりデータ線の選択動作
を行う。
タイミング制御回路TCは、外部端子から供給されたロ
ウアドレスストローブ信号RAS、カラムアドレススト
ローブ信号CAS及びライトイネーブル信号WEを受け
、上記代表として例示的に示されたタイミング信号の他
、メモリ動作に必要な他の各種タイミング信号を形成す
る。
第2図には、上記ロウアドレスデコーダR−DCRの一
実施例の回路図が示されている。
ロウアドレスデコーダR−DCRを構成する単位回路は
、次の回路素子によって構成される。ワード線タイミン
グ発生回路(図示せず)によって形成されたワード線選
択タイミング信号φXは、特に制限されないが、プリデ
コーダ回路PDCR1により外部端子から供給されたア
ドレス信号AOと同相の内部アドレス信号aOと位相反
転された逆相のアドレス信号TOとからなる相補アドレ
ス信号aQと同様の相補アドレス信号上1からなる2ビ
ツトのアドレス信号に従って、4通りのワード線選択タ
イミング信号φXOO% φx01、φx10及びφx
llに変換される。これらのワード線選択タイミング信
号φX00、φ×01、φxlO及びφxllは、ワー
ド線選択タイミング信号φXのハイレベルの立ち上がり
に同期して、いずれか1つがハイレベルにされる。この
ようなプリデコーダ回路PDCR1は、後述する単位回
路と類似のゲート回路によって相補アドレス信号aQ、
alをデコードして1つの選択信号を形成し、図示しな
い伝送ゲートMOS F ETを制御することによって
、1つのワード線選択タイミング信号φXを択一的に伝
達させる。これにより、上記4通りのワード線選択タイ
ミング信号φx00、φx01、φxlO及びφx11
が形成される。
一方、ワード線タイミング発生回路(図示せず)によっ
て形成されたワード線選択タイミング信号φtは、特に
制限されないが、上記プリデコーダ回路PDCRIと類
似のプリデコーダ回路PDCR2により外部端子から供
給されたアドレス信号AOと同相の内部アドレス信号a
Oと位相反転された逆相のアドレス信号τ0とからなる
相補アドレス信号上0と同様の相補アドレス信号上1か
らなる2ビツトのアドレス信号に従って、4通りのワー
ド線選択タイミング信号φtOO1φt01、φtlo
及びφtllに変換される。これらのワード線選択タイ
ミング信号φtOO1φtO1、φtlO及びφtll
は、ワード線選択タイミング信号φtのハイレベルの立
ち上がりに同期して、いずれか1つがハイレベルにされ
る。このようなプリデコーダ回路PDCR2は、後述す
る単位回路と類似のゲート回路によって相補アドレス信
号上0.土1をデコードして1つの選択信号を形成し、
図示しない伝送ゲートMOS F ETを制御すること
によって、1つのワード線選択タイミング信号φtを択
一的に伝達させる。これにより、上記4通りのワード線
選択タイミング信号φt00、φt01、φtlO及び
φtllが形成される。すなわち、信号φ100 、φ
t01、φtio及びφtllは、上記信号φx00、
φx01、φxlo及びφxllと一対一に対応し、信
号φtとφXとのタイミングのずれた分だけ各々ずれた
信号として形成される。
このように4通りに変換されたワード線選択り1°ミン
グ信号φx00、φ×01、φxlo及びφxllは、
伝送ゲートMOSFETQ22、Q23、Q24及びQ
15を介してメモリアレイM−ARYのワード線WO1
W1、W2及びW3に伝えられる。上記伝送ゲートMO
SFETQ22、Q23、Q24及びQ15は、次の単
位回路により形成された選択信号によってスイッチング
制御が行われる。このようにすることによって、単位回
路を構成する論理ゲートのピッチと高密度に配置される
ワード線のピッチを合わせることができるので、メモリ
アレイM−ARYとアドレスデコーダとを高密度でレイ
アウトすることができる。
ロウアドレスデコーダR−DCRを構成する単位回路は
、次の各回路素子により構成される。
残りのアドレス信号τ2〜τi−1及びτiは、並列形
態にされた駆動MOSFETQI 1〜Q12、及びQ
13のゲートにそれぞれ供給される。
これらの駆動MOSFETQI 1〜Q12、及びQ1
3の共通接続されたドレインは単位回路の出力端子とさ
れる。プリチャージ信号φpを受けるプリチャージMO
SFETQIOは、上記出力端子と電源電圧Vccとの
間に設けられる。これによって、ダイナミック型のノア
(NOR)ゲート回路が構成される。
上記ノアゲート回路の出力信号は、伝送ゲートMOSF
ETQ14、Q15、Q16及びQ17を通して上記伝
送ゲートMOSFETQ22、Q23、Q24及びQ2
5のゲートにそれぞれ伝えられる。これらの伝送ゲート
MOSFETQI 4、Q15、Q16及びQ17のゲ
ートには、特に制限されないが、上記変換されたワード
線選択タイミング信号φt00、φt01 、φtlo
及びφtllがそれぞれ供給される。特に制限されない
が、信号φ100 、φt01 、φtlo及びφtl
lは、信号φx00、φxO1、φxlO及びφxll
よりも速い信号であることが好ましい。これは、図外の
ワード線選択タイミング信号発生回路(第1図の回路T
Cに含まれる)において、信号φXよりも信号φtを早
いタイミングの信号とすることによって、達成できる。
なお、これらの選択タイミング信号は、他の単位回路に
設けられた類似の伝送ゲートMOSFETQ34、Q3
5、Q36及びQ37等のゲートにもそれぞれ共通に供
給される。
上記ワード線選択タイミング信号φx00 、φ×01
、φxlo及びφxllを各ワード線WOSWl、W2
及びW3に伝える伝送ゲートMOSFETQ22、Q2
3、Q24及びQ25の各ゲートと電源電圧Vccとの
間には、プリチャージMOSFETQ1B、Q19、Q
20及びQ21がそれぞれ設けられる。
同図において、代表として例示的に示されているワード
線W4〜W7の選択動作のために設けられた他の単位回
路も上記類領のMOSFETQ30〜Q45により構成
される。ただし、駆動MOSFETQ31〜Q32及び
Q33のゲートに供給されるアドレス信号の組み合わせ
が異なり、例えば駆動MOSFETQ31のゲートには
、反転のアドレス信号12に代え非反転のアドレス信号
a2が供給される。
この場合、上記伝送ゲートMOSFETQI 4とQ3
4、Q15とQ35、Q16とQ36及びQ17とQ3
7等は、それぞれそのゲートが共通接続されることより
、ゲート電極と同じ導電性ポリシリコン層を用いて上記
タイミング信号φt00、φt01、φtlo及びφt
llを伝える配線を構成することが考えられる。しかし
ながら、このようにすると、上記導電性ポリシリコン層
は、比較的そのシート抵抗値が大きくなる。これによっ
て、上記信号φ100 、φtO1、φtlo及びφt
llは、その信号伝播遅延時間が比較的大きくされる。
したがって、上記タイミング発生回路において、信号φ
Xよりφtを早いタイミングで発生させても、上記プリ
デコーダ回路PDCR2から遠く離れた位置に配置され
た伝送ゲートMOSFETの動作タイミングが遅(なっ
てしまう。これによって、例えば信号φtOOとそれに
対応されたφx00その実質的な信号変化タイミングが
プリデコーダ回路PDCR1、PDCR2から離れた位
置に配置されたMOSFETにおいて競合し、誤動作の
生じる虞れがある。
そこで、この実施例では、上記タイミング信号φt00
、φtO1、φtlo及びφtllを伝える配線し1な
いしL4として、言い換えるならば、上記伝送ゲートM
OSFETQI 4とQ34、Q15とQ35、Q16
とQ36及びQ17とQ37等のゲートを共通接続する
配線として、例えばアルミニュウム等の小さなシート抵
抗値を持つ金属材料を含む配線手段により構成するもの
である。
次に、この実施例回路のワード線選択動作を説明する。
チップ非選択状態のプリチャージ期間においてプリチャ
ージ信号φpはハイレベルにされる。これにより、ノア
ゲート回路のプリチャージMOSFETQIO,Q30
はオン状態にされ、その出力信号をハイレベルにしてい
る。また、伝送ゲートMOSFETQ22〜Q25及び
Q42〜Q45のゲートに設けられたプリチャージMO
SFETQ18〜Q21及びQ38〜Q41も同時にオ
ン状態にされ、そのゲート容量をハイレベルにプリチャ
ージさせる。これにより、これらの伝送ゲ−)MOSF
ETQ22〜Q25及びQ42〜Q45にはチャンネル
が形成され、そのゲートとチャンネル間のMO3容量も
チャージアップされる。
なお、この時にはアドレスバッファ回路が非動作状態に
され、その出力から送出される相補アドレス信号を共に
ロウレベルにして上記駆動MOSFETQI 1〜Q1
3等はオフ状態にされている。
チップ選択状態によって、アドレスバッファ回路が動作
して外部から供給されたアドレス信号に従った相補アド
レス信号aQ、aQ〜at、alが形成される。この場
合、アドレス信号70〜τiがロウレベルでアドレス信
号aO〜alがハイレベルなら、プリデコーダ回路PD
CRI及びPDCR2は、各々、ワード線選択タイミン
グ信号φx00及びφt00の選択信号を形成する。そ
して、アドレス信号a2〜aiのロウレベルによって、
単位回路の駆動MOSFETQI 1〜Ql 3の全て
がオフ状態にされるので、この出力信号のみがハイレベ
ルにとどまる。他の単位回路は、例えばアドレス信号a
2のように少なくともいずれか1つのアドレス信号のハ
イレベルによって駆動MOSFETQ31がオン状態に
されるので、上記プリチャージ信号をロウレベルに引き
抜く。しかしながら、このタイミングにおいてはいずれ
のワード線選択タイミング信号φt00、φt01、φ
t10及ヒφtllもロウレベルのままであるので、伝
送ゲートMOSFETQ34〜Q37等がオフ状態にさ
れる。この結果、非選択の単位回路は、その出力端子と
伝送ゲートMOSFETQ34〜Q37の一方のソース
又はドレイン電極間の比較的小さな寄生容量からなる負
荷容量を放電させるのみである。
次に、ワード線選択タイミング信号φtがハイレベルに
され、これに同期して1つのワード線選択タイミング信
号φt00がハイレベルに立ち上がる。これにより、M
OSFETQI 1〜Ql 3の出力信号のハイレベル
は、伝送ゲートMOS F ETQ14がオン状態とな
るノア、MOSFETQ22のゲートに伝達される。こ
の結果、MOSFETQ22は選択的にオン状態とされ
る。
次に、ワード線選択タイミング信号φXがハイレベルに
され、これに同期して1つのワード線選択タイミング信
号φx00がハイレベルに立ち上がる。これにより、す
でにオン状態にされていた伝送ゲートMOSFETQ2
2を通してワード線W0がハイレベルの選択レベルにさ
れる。この時、上記MOSFETQ22のチャンネルは
ワード線選択タイミング信号φx00のハイレベルにさ
れるので、そのゲート電圧はセルフブートストラップ作
用によって高レベルに持ち上げられる。これによって、
ワード線選択タイミング信号φx00は、レベル損失な
(ワード線WOに伝えられる。この時、上記昇圧された
MOSFETQ22のゲート電圧によって伝送ゲートM
OSFETQI 4は、そのゲートにワード線選択タイ
ミング信号φt00が供給されるにもかかわらずオフ状
態にされる。
このような伝送ゲートMOSFETQI 4のオフ状態
によって、上記昇圧された電圧が単位回路側の寄生容量
との電荷分散により低下させられてしまうことを防ぐこ
とができる。
一方、非選択の単位回路においては、ワード線W4〜W
7に結合された伝送ゲートMOSFETQ42〜Q45
がオン状態にされているので、上記ハイレベルにされた
ワード線選択タイミング信号φx00がワード線W4等
に伝えられようとするが、この時には上記信号φx00
より速いタイミングのタイミング信号φtOOのハイレ
ベルによって伝送ゲー1−M05FETQ34がオン状
態にされて伝送ゲートMOSFETQ42のプリチャー
ジレベルをロウレベルに引き抜く。このようにして、ワ
ード線選択タイミング信号φx00が結合された他の伝
送ゲートMOSFETがオフ状態にされるので、上記1
つのワード線WOのみがハイレベルの選択状態にされる
このため、非選択の単位回路に設けられる伝送ゲートM
OSFETQ34〜Q37に供給される制御信号として
は、上記ワード線選択タイミング信号φXより早いタイ
ミングに形成されるプリデコーダ回路PDCR2の出力
信号を利用することが望ましい。これにより、非選択と
すべき伝送ゲートMOSFETQ42等のゲートの引き
抜きとワード線選択タイミング信号φx00の競合を避
けることができる。そして、この実施例では、上記信号
φt0θ等を伝える配線材料として、シート抵抗値の低
い金属を含む配線によって構成されているので、プリデ
コーダ回路PDCR2から離れた位置に配置された伝送
ゲートMOSFETを比較的早いタイミングでオン状態
にできるから、上記非選択とすべき伝送ゲートMOSF
ETのゲート電極の引き抜きも早(できる。これによっ
て、上記フード線選択タイミング信号φt00とφx0
0との競合を確実に回避させることができ、非選択とす
べきワード線が不所望なレベルに立ち上がるという誤動
作(多重選択)を確実に防止することができる。
この実施例においては、非選択の単位回路においては、
プリデコーダによって選択された1つのワード線選択タ
イミング信号に結合された伝送ゲートMOSFETのゲ
ートに蓄積されたプリチャージレベルを放電させるもの
であるので、低梢費電力化を図ることができる。
また、非選択のワード線に着目すると、上記伝送ゲート
MOSFETQ42のようにオフ状態にされたワード線
を除いた残り3本のワード線は、伝送ゲートMOSFE
TQ43〜Q45等がオン状態のままにされるから、非
選択のワード線選択タイミング信号によるロウレベルを
ワード線に伝えることができる。これにより、これらの
ワード線は、選択されたワード線との容量結合によりハ
イレベル側に持ち上げられることを防止することができ
る。特に、第2図の実施例のようなワード線の配置にあ
っては、上記フード線W4のように1つの非選択単位回
路の中でただ1つフローティング状態にされたワード線
に隣接する他のワード線が回路の接地電位に固定される
ことによるシールド効果によって、その浮き上がりを防
止することができる。これによって、ワード線の浮き上
がりを防止するランチ回路を理論的には不要にできるの
で、回路の簡素化も図ることができる。あるいは、ラッ
チ回路を設けるものとしても簡単な回路により構成でき
る。。
なお、第1図に示したカラムアドレスデコーダC−DC
Hにおていも、上記類似のアドレスデコーダ回路により
構成される。
〔効 果〕
(1)プリデコーダ回路により形成された複数の選択タ
イミング信号を伝える伝送ゲートMOSFETの制御信
号として、ノアゲート回路の出力信号を上記プリデコー
ダの出力又はこれに基づいた制御信号により制御される
伝送ゲートMOSFETを介して伝える。そして、上記
プリデコーダの出力又はこれに基づいた制御信号を金属
材料を含む配線を用いて伝達することによって、その動
作タイミングを早して対応された2つの伝送ゲートMO
SFETの競合を避けることができる。これによって、
誤動作を防止しつつ、非選択のノアゲート回路において
複数の選択タイミングの中で1つだけ形成された選択タ
イミング信号に結合された伝送ゲートMOSFETをオ
フ状態にさせるディスチャージ電流を流すのみにできる
から低消費電力化を図ることができるという効果が得ら
れる。
(3)上記(1)により、2つの伝送ゲートMOS F
 ETの競合を避けるための時間マージンを最小にでき
るから、動作の高速化を図ることができるという効果が
得られる。
(3)非選択の単位回路に結合され、選択タイミング信
号が非選択のロウレベルにされた伝送ゲートMOSFE
Tをオン状態に保つことにより、非選択のワード線又は
カラムスイッチ選択線をロウレベルに固定できる。これ
によって、非選択のワード線又はカラムスイッチ選択線
が静電結合によって浮き上がることが防止できるという
効果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。例えば、上記ノア構成
の論理ゲート回路の出力信号を伝える伝送ゲートMOS
FETQI 4ないしQ17のゲートを対応する伝送ゲ
ーt−MOSFETQ34ないしQ37等のゲートと共
通接続する配線し1ないしL4は、アルミニュウム配線
により構成するものの他、導電性ポリシリコン層の表面
に金属(高融金属MO% W% TL Ta又はこれら
のシリサイド)層を重ね合わせた構成とするもの等積々
の実施形態を採ることができる。
また、配線L1〜L4は、第1層又は第2層のアルミニ
ュウム層のいずれであってもよい、1つのプリデコーダ
回路を用い、その出力部に遅延回路を設けて信号φt0
0ないしφtllとφx00ないしφxllとに時間差
を持たせるようにしてもよい。
また、ダイナミック型RAMを構成するメモリセルの読
み出しのための基準電圧は、ダミーセルを用いるものの
他、ハイインピーダンス状態でハイレベルとロウレベル
とされた相補データ線を短絡することによって形成され
た中間レベルとするもの等であってもよい。
また、各種リフレッシュ回路を内蔵させるもの或いは複
数ビットの単位でアクセスさせるもの等機能を付加させ
るものであってもよいことはいうまでもないであろう。
〔利用分野〕
この発明は、ダイナミック型RAMの他、ダイナミック
型の論理回路によりアドレスデコーダ等の周辺回路が構
成される各種ROM等にも同様に適用できるものである
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示す回路図、第2図は
、アドレスデコーダの一実施例をを示す回路図である。 M−ARY・・メモリアレイ、MC・・メモリセル、D
C・・ダミーセル、CW・・カラムスイッチ、SA・・
センスアンプ、AR・・アクティブリストア回路、R,
C−DCR・・ロウ/カラムデコーダ、ADB・・アド
レスバッファ、DOB・・データ出カバソファ、DIB
・・データ人カバソファ、TC・・タイミング制御回路
、PDCRl、PDCR2・・プリデコーダ /L11 .1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、選択タイミング信号を受け、所定のアドレス信号に
    従って択一的に出力される複数の選択タイミング信号を
    形成するプリデコーダ回路と、残りのアドレス信号をそ
    のゲートに受ける並列形態にされた複数の駆動MOSF
    ETを含む論理ゲート回路と、この論理ゲート回路の出
    力信号を上記複数のタイミング信号に従ってそれぞれ伝
    達する複数からなる第1の伝送ゲートMOSFETと、
    上記第1の伝送ゲートMOSFETを通してそれぞれ供
    給された複数の選択信号によってそれぞれ制御され、そ
    れに対応した複数の選択タイミング信号をそれぞれ複数
    のワード線又はデータ線選択のためのスイッチMOSF
    ETのゲートに伝える複数からなる第2の伝送ゲートM
    OSFETと、上記第2の伝送ゲートMOSFETのゲ
    ートにそれぞれ設けられた複数のプリチャージMOSF
    ETとを含むデコーダ回路を具備し、上記第1の伝送ゲ
    ートMOSFETのゲートに供給される複数のタイミン
    グ信号は、金属材料を含む配線手段によって伝達される
    ものであることを特徴とする半導体記憶装置。 2、上記選択タイミング信号は、比較的早いタイミング
    信号と、それを遅延して形成された比較的遅いタイミン
    グ信号とからなり、第1の伝送ゲートMOSFETのゲ
    ートに供給される複数のタイミング信号は、上記比較的
    早いタイミング信号に基づいてい形成され、上記第2の
    伝送ゲートMOSFETのゲートに供給される複数のタ
    イミング信号は比較的遅いタイミング信号に基づいて形
    成されるものであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の半導体記憶装置。 3、上記半導体記憶装置は、ダイナミック型RAMであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記
    載の半導体記憶装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02177080A (ja) * 1988-10-28 1990-07-10 Texas Instr Inc <Ti> 復号回路とメモリ・チップと行線を駆動する方法
US7852702B2 (en) 2006-09-05 2010-12-14 Fujitsu Semiconductor Limited Semiconductor memory device

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