JP3098498B2 - ブロックライト機能を有する半導体記憶装置とその書込み制御方法 - Google Patents

ブロックライト機能を有する半導体記憶装置とその書込み制御方法

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JP3098498B2 JP10295144A JP29514498A JP3098498B2 JP 3098498 B2 JP3098498 B2 JP 3098498B2 JP 10295144 A JP10295144 A JP 10295144A JP 29514498 A JP29514498 A JP 29514498A JP 3098498 B2 JP3098498 B2 JP 3098498B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブロックライト機
能を有する半導体記憶装置とその書込み制御方法に係わ
り、特に、ブロックライト機能を有する半導体記憶装置
において、書込みを高速にする半導体記憶装置とその書
込み制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、グラフィックメモリは、PCやゲ
ーム機等の情報機器に使われ、又、これらPC等の性能
比較を行う上で目安となるバンド幅(データ転送速度)
を100MHz以上の高周波で実現させ、更に、信頼性
の高い安定動作が求められている。このような状況に伴
い、各ベンダーサイドでは、回路的あるいはプロセス的
な対策を施し高周波対策を行ってきたが、様々な問題も
引き起こしてきた。
【0003】図3及び図4を用いて、以下に、具体的な
問題点を述べる。ブロックライト時、特にライトバッフ
ァWAから遠端側の相補のデータバス線対I/OBus
(I/OT,I/OB)においては、YSW部の制御信
号(φ1,…,φn)がGNDレベルからVCCレベル
へと変化することで、I/OT,I/OBと複数のデジ
ット線対(D1,D1B,Dn,DnB)が電気的に接
続される。
【0004】この時、各デジット線はVCCレベル、G
NDレベルになるが、この時、隣接するデジット線との
線間容量のため、隣接するデジット線からの干渉でノイ
ズを受け、図4に示すようにVCCレベル、GNDレベ
ルから一旦はなれ、その後、再びVCCレベル、GND
レベルにおちつく。特に、配線容量・抵抗の影響によっ
てライトバッファからの位置が遠ければ遠い程、VCC
レベル、GNDレベルへの復帰が近端側に対して遅れる
傾向にあるため、YSW部の制御信号(φ1,…,φ
n)がVCCレベルからGNDレベルに変化する時間内
に、ライトバッファから遠端側のデジット線Dn/Dn
Bは十分な差電位を確保出来なくなってしまう。この結
果、YSW選択期間を拡張しライト期間を広げてやらな
ければならなくなり、高周波でのブロックライト動作の
実現を妨げる結果となっていた。このため、従来におい
ては、高周波での高速ブロックライト動作を実現させる
べく、ライトバッファから遠端側のデジット線Dn/D
nBの差電位を確保する為に、ライトバッファサイズを
大にする必要があり、その結果、チップサイズが増大化
し、又、その副作用としてブロックライト時の動作電流
も大きくなる等多くの問題があった。
【0005】なお、特開昭62−99988号公報には
メモリセルのデータを高速に読み出しするための補助回
路を設けた半導体記憶装置が示されている。しかし、こ
の公報の図1には、クロスカップル接続されたトランジ
スタQ11,Q12のソースに制御用トランジスタQ1
3が設けられ、このQ13のゲートをトランジスタQ1
4で制御すると共に、Q14のゲートをYアドレスバッ
ファ回路5の出力でコントロールするように構成してい
る。
【0006】この回路では、Yアドレスバッファ回路5
の出力レベルがGNDレベルとなった時、Nchトラン
ジスタQ14がオフするから制御用トランジスタQ13
がフローティングとなり、極めて危険な状態となる。即
ち、NchトランジスタQ13のゲートがノイズ、サー
ジ等を受け、Q13の閾値電位(VT)を越え動作可能
となった場合、I/OBus線対CD、D(Bar)が
プリチャージレベルとなっている場合は、電源−GND
間に大電流が流れる恐れがあり、ラッチアップ等エレク
トロマイグレーションを起こす可能性を秘めている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
した従来技術の欠点を改良し、特に、ブロックライトを
行う半導体記憶装置において、高速な書込みを可能にす
ると共に、安定した動作を可能にした新規なブロックラ
イト機能を有する半導体記憶装置とその書込み制御方法
を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、基本的には、以下に記載されたような技
術構成を採用するものである。即ち、本発明に係わる
ロックライト機能を有する半導体記憶装置の第1態様
は、データバス線対に複数のデジット線が接続され、こ
のデジット線にメモリセルが接続されると共に、前記メ
モリセルにデータを書込むためのライトバッファが前記
データバス線対の一方の側に設けられたブロックライト
機能を有する半導体記憶装置において、前記データバス
線対の他方の側にライト動作を高速化するための補助回
路を設け、この補助回路を、前記データバス線対間に
レインとゲートとが互いにクロスカップル接続された一
対のトランジスタで構成したことを特徴とするものであ
り、又、第2態様は、前記補助回路は前記データバス線
対に複数設けたことを特徴とするものであり、又、第3
態様は、前記デジット線対にライト動作を高速化するた
めの補助回路を設け、この補助回路を、前記デジット線
対間にドレインとゲートとが互いにクロスカップル接続
された一対のトランジスタと、前記トランジスタのソー
スとグランド間に設けた制御トランジスタとで構成し、
前記制御トランジスタをブロックライトの時以外は常に
オフ状態、ブロックライト時のみオン状態となるように
構成したことを特徴とするものである。
【0009】又、本発明に係わるブロックライト機能を
有する半導体記憶装置の書込み制御方法の第1態様は、
データバス線対に複数のデジット線が接続され、このデ
ジット線にメモリセルが接続されると共に、前記メモリ
セルにデータを書込むためのライトバッファが前記デー
タバス線対の一方の側に設けられたブロックライト機能
を有する半導体記憶装置の書込み制御方法において、前
記データバス線対の他方の側にライト動作を高速化する
ための補助回路を設け、この補助回路を、前記データバ
ス線対間にドレインとゲートとが互いにクロスカップル
接続された一対のトランジスタと、前記トランジスタの
ソースとグランド間に設けた制御トランジスタとで構成
すると共に、前記制御トランジスタをブロックライトの
時以外は常にオフ状態、ブロックライト時のみオン状態
とし、データの書込みの際、前記ライトバッファと補助
回路とで書込むことを特徴とするものであり、又、第2
態様は、前記半導体記憶装置はブロックライト機能を備
え、前記ライトバッファはライト制御信号の立ち上がり
と共にライトデータを前記データバス線対に転送し、前
記補助回路の制御トランジスタのゲートを、前記ライト
制御信号の立ち上がりと略同時に立ち上がるブロックラ
イト制御信号で制御することで前記データバス線対の他
方の側でのライト動作を高速化することを特徴とするも
のであり、又、第3態様は、前記補助回路は、ブロック
ライトの際にのみ、動作することを特徴とするものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係わるブロックライト機
能を有する半導体記憶装置は、データバス線対に複数の
デジット線が接続され、このデジット線にメモリセルが
接続されると共に、前記メモリセルにデータを書込むた
めのライトバッファが前記データバス線対の一方の側に
設けられたブロックライト機能を有する半導体記憶装置
において、前記データバス線対の他方の側にライト動作
を高速化するための補助回路を設け、この補助回路を、
前記データバス線対間にドレインとゲートとが互いにク
ロスカップル接続された一対のトランジスタと、前記ト
ランジスタのソースとグランド間に設けた制御トランジ
スタとで構成し、前記制御トランジスタのゲートにはグ
ランドレベル又は電源電圧レベルの何れかの制御電圧を
常に印加するように構成したことを特徴とするものであ
る。
【0011】このように構成することで、信頼性の高い
ブロックライト動作と動作電流の削減を可能としてい
る。即ち、ブロックライト時、本発明のブロックライト
用補助回路を用いることで、特にライトデータDwとブ
ロックライトさせたいn個のメモリセル(C1,C1
B,…,Cn,CnB)全てが逆データである場合、ラ
イトバッファWAから遠端側の相補のデータバス線対I
/OBus(I/OT,I/OB)は、配線容量・抵抗
の影響と、YSW部制御信号(φ1〜φn)選択中アレ
イ部との干渉によりVCCレベル、GNDレベルより電
圧が動こうとするが、この現象を前記補助回路を動作さ
せることで抑えている。
【0012】このため、デジット線は短時間でVCCレ
ベル、GNDレベルに安定するから、高速のブロックラ
イトが可能になった。
【0013】
【実施例】以下に、本発明に係わるブロックライト機能
を有する半導体記憶装置とその書込み制御方法の具体例
を図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明
に係わる半導体記憶装置の具体例を示す回路図、図2は
その動作を示すタイミング図であって、これらの図に
は、データバス線対I/OT,I/OBに複数のデジッ
ト線D1,D1B〜Dn,DnBが接続され、このデジ
ット線D1,D1B〜Dn,DnBにメモリセルC1,
C1B〜Cn,CnBが接続されると共に、前記メモリ
セルC1,C1B〜Cn,CnBにデータを書込むため
のライトバッファWAが前記データバス線対I/OT,
I/OBの一方の側に設けられたブロックライト機能を
有する半導体記憶装置において、前記データバス線対I
/OT,I/OBの他方の側にライト動作を高速化する
ための補助回路BHを設け、この補助回路BHを、前記
データバス線対I/OT,I/OB間にドレインとゲー
トとが互いにクロスカップル接続された一対のトランジ
スタQ1,Q2と、前記トランジスタQ1,Q2のソー
スとグランド間に設けた制御トランジスタQ3,Q4と
で構成し、前記制御トランジスタQ3,Q4のゲートに
はグランドレベル又は電源電圧レベルの何れかの制御電
圧φrを常に印加するように構成したブロックライト機
能を有する半導体記憶装置が示されている。
【0014】以下に、本発明を更に詳細に説明する。本
発明の半導体記憶装置は、行列に配置されたメモリセル
(C1,C1B,…,Cn,CnB)、それらのメモリ
セルが接続された各デジット線対(D1,D1B,…,
Dn,DnB)とメモリセルの情報を得る為に必要なワ
ード線(WL1,…,WLn)、各デジット毎に設けら
れたセンスアンプ部(SA1,…,SAn)、外部入力
より取り込まれたライトデータDwをアレイ部内に書き
込むためのライトバッファ制御信号φw、このライトバ
ッファ制御信号φwにより活性化されるライトバッファ
WA、このライトバッファWAにより増幅されたライト
データをアレイ部内に伝達する相補のデータバス線対I
/OBus(I/OT,I/OB)、データバス線対I
/OT,I/OBをブロックライト時以外にはVCCレ
ベルにプリチャージするPchトランジスタQ5、Q6
からなるプリチャージ回路PC、このプリチャージ回路
PCを制御するプリチャージ制御信号φp、又、データ
バス線対I/OT,I/OBとメモリセルが接続された
各デジット線対との接続・分離の制御を行うYSW部と
YSW制御信号(φ1,…,φn)、更にI/OT,I
/OBの遠端部に設けられ、ブロックライト時のみに動
作する補助回路BH及びこの補助回路BHを制御するブ
ロックライト制御信号φrにより構成される。
【0015】ブロックライト用補助回路BHは図1に示
されるように4つのNchトランジスタQ1,Q2,Q
3,Q4により構成される。トランジスタQ3,Q4の
ゲートはブロックライト制御信号φrにより制御され、
ソースはそれぞれGNDに接続、ドレインはQ1,Q2
のソースと接続され、ブロックライト時以外は常にOf
f状態、ブロックライト時のみOn状態となり得るNc
hトランジスタである。又Q1,Q2のゲート/ドレイ
ンはそれぞれ相補のデータバス線対I/OBus(I/
OT,I/OB)のいずれかに接続される。例えば、Q
1のゲートがI/OTに接続する状態であれば、Q1の
ドレインはI/OBに接続、Q2のゲートがI/OBに
接続する状態であれば、Q2のドレインはI/OTに接
続され、Q1,Q2のソースは前述のQ3,Q4のドレ
インに接続され、Q1,Q2もブロックライト時以外は
常にOff状態、ブロックライト時のみにOn状態とな
る構成である。
【0016】次に、このように構成した本発明の半導体
記憶装置の動作について説明する。まず、行列に配列さ
れたメモリセル(C1,C1B〜Cn,CnB)が接続
されるワード線(WL1,…,WLn)のうち一つが選
択され、選択されたワード線がHレベルとなる。今、仮
にWL1が選択されるとすると、このワード線WL1に
接続されるメモリセルC1,…,Cnに予め蓄えていた
情報が電荷の移動により、既にVcc/2の電位にプリ
チャージされている各デジット線対(D1,D1B〜D
n,DnB)に読み出される。
【0017】その後、センスアンプ部(SA1,…,S
An)が活性化されることにより各デジット線対(D
1,D1B〜Dn,DnB)は、VCCレベル又はGN
Dレベルへと増幅される。さて、ブロックライト時にお
いて、ライトデータDwを相補のデータバス線対I/O
Bus(I/OT,I/OB)を介してアレイ部に伝達
させデータを書込みする際、I/OT,I/OBを予め
VCCレベルにプリチャージしていた制御信号φpをG
NDレベルからVDDレベルへと変化させプリチャージ
動作を止めさせる。
【0018】そして、ライトバッファ制御信号φwをG
NDレベルからVDDレベルへと変化させることで、外
部より入力されたライトデータDwが、ライトバッファ
WAによって増幅されI/OT,I/OBへと伝達され
る。ライトバッファWAを制御するライトバッファ制御
信号φwと同時にブロックライト用補助回路BHを制御
するブロックライト制御信号φrもGNDレベルからV
DDレベルへと変化させる。このように動作させること
で、ライトバッファWAから遠端側のI/OT,I/O
Bの配線抵抗の影響を無視する事ができ、同時に近端側
のI/OT,I/OBの電位の変化との時間差を極力小
さくすることが可能となる。
【0019】このような状態において、YSW部をON
にすると、外部より入力されたライトデータDwがI/
OT,I/OBを通して、アレイ部に伝達される。この
YSW部の制御信号(φ1,…,φn)がVDDレベル
に変化すると、その影響によりVCCレベル、GNDレ
ベルに増幅されたI/OT,I/OBは急激な電荷の移
動によりVCCレベル、GNDレベルから一旦離れ、浮
こうとする。そして、この浮きのレベルは、ライトバッ
ファから遠ければ遠い程配線抵抗・容量の影響を受けて
大きくなり、ブロックライト動作そのものに影響を及ぼ
そうとするが、本発明の補助回路BHを制御するブロッ
クライト制御信号φrがVCCレベルにある間は、補助
回路BHがDC的にその浮きのレベルを抑えようとし、
安定したブロックライト動作を行うことができる。
【0020】そして、YSW部のYSW制御信号(φ
1,…,φn)のGNDレベルへの変化により、ライト
データDwのメモリセルへの伝達期間は終了するが、そ
れと同時にブロックライト制御信号φrをGNDレベル
へと変化させることにより補助回路BHの動作をも終了
させる。その後、I/OT,I/OBをプリチャージす
るプリチャージ回路のプリチャージ制御信号φpをGN
Dレベルとし、更に、選択されたワード線WL1をGN
Dレベルにすることでブロックライト動作を完了させ
る。
【0021】このように、本発明に係わるブロックライ
ト機能を有する半導体記憶装置の書込み制御方法は、デ
ータバス線対に複数のデジット線が接続され、このデジ
ット線にメモリセルが接続されると共に、前記メモリセ
ルにデータを書込むためのライトバッファが前記データ
バス線対の一方の側に設けられたブロックライト機能を
有する半導体記憶装置の書込み制御方法において、前記
データバス線対の他方の側にライト動作を高速化するた
めの補助回路を設け、この補助回路を、前記データバス
線対間にドレインとゲートとが互いにクロスカップル接
続された一対のトランジスタと、前記トランジスタのソ
ースとグランド間に設けた制御トランジスタとで構成す
ると共に、前記制御トランジスタのゲートにグランドレ
ベル又は電源電圧レベルの何れかの制御電圧を常に印加
し、データの書込みの際、前記ライトバッファと補助回
路とで書込むものであり、又、前記半導体記憶装置はブ
ロックライト機能を備え、前記ライトバッファはライト
制御信号の立ち上がりと共にライトデータを前記データ
バス線対に転送し、前記補助回路の制御トランジスタの
ゲートを、前記ライト制御信号の立ち上がりと略同時に
立ち上がるブロックライト制御信号で制御することで前
記データバス線対の他方の側でのライト動作を高速化す
ることを特徴とするものである。
【0022】上記具体例では、データバス線対に補助回
路BHを設けたが、デジット線対にライト動作を高速化
するための補助回路を設け、この補助回路を、前記デジ
ット線対間にドレインとゲートとが互いにクロスカップ
ル接続された一対のトランジスタと、前記トランジスタ
のソースとグランド間に設けた制御トランジスタとで構
成し、前記制御トランジスタのゲートには、グランドレ
ベル又は電源電圧レベルの何れかの制御電圧を常に印加
するように構成しても良い。
【0023】一般に、行アドレスを示すワード線(WL
1,…,WLn)には、トランジスタのポリシリコンが
使用される為、上層部にアルミ若しくはタングステンを
平行に走らせ一定の間隔で接続を行い、極力配線抵抗の
影響を無くすようにコンタクト部分が形成されている。
このコンタクト部分が存在する個所に、本発明の補助回
路をレイアウト上可能な限り配置することで、更に、信
頼性の高いブロックライト動作を行うことが可能にな
る。
【0024】
【発明の効果】本発明に係わるブロックライト機能を有
する半導体記憶装置とその書込み制御方法は、上述のよ
うに構成したので、プロックライトの高周波動作が可能
になり、しかも、エレクトロマイクレーションの恐れの
ない安定した動作を実現出来た。更に、ブロックライト
用の補助回路を付加することによって、ライトバッファ
サイズを小さくすることが出来るから、その結果、動作
電流を低減出来た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる半導体記憶装置を示す回路図で
ある。
【図2】本発明のタイミングチャートである。
【図3】従来の半導体記憶装置の回路図である。
【図4】図3の半導体記憶装置のタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
I/T、I/TB データバス線対 BH 補助回路 φr ブロックライト制御信号 Q1〜Q6 トランジスタ PC プリチャージ回路 φp プリチャージ制御信号 WA ライトバッファ Dw ライトデータ φw ライトバッファ制御信号 D1、D1B〜Dn、DnB デジット線 C1、C1B〜Cn、CnB メモリセル WL1〜WLn ワード線 SA1〜SAn センスアンプ φ1〜φn YSW制御信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−106266(JP,A) 特開 平10−50057(JP,A) 特開 平11−7770(JP,A) 特開2000−76846(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 11/4096

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データバス線対に複数のデジット線が接
    続され、このデジット線にメモリセルが接続されると共
    に、前記メモリセルにデータを書込むためのライトバッ
    ファが前記データバス線対の一方の側に設けられたブロ
    ックライト機能を有する半導体記憶装置において、 前記データバス線対の他方の側にライト動作を高速化す
    るための補助回路を設け、この補助回路を、前記データ
    バス線対間にドレインとゲートとが互いにクロスカップ
    ル接続された一対のトランジスタで構成したことを特徴
    とするブロックライト機能を有する半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記補助回路は前記データバス線対に複
    数設けたことを特徴とする請求項1記載のブロックライ
    ト機能を有する半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記デジット線対にライト動作を高速化
    するための補助回路を設け、この補助回路を、前記デジ
    ット線対間にドレインとゲートとが互いにクロスカップ
    ル接続された一対のトランジスタと、前記トランジスタ
    のソースとグランド間に設けた制御トランジスタとで構
    成し、前記制御トランジスタをブロックライトの時以外
    は常にオフ状態、ブロックライト時のみオン状態となる
    ように構成したことを特徴とする請求項1又は2記載の
    ブロックライト機能を有する半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 データバス線対に複数のデジット線が接
    続され、このデジット線にメモリセルが接続されると共
    に、前記メモリセルにデータを書込むためのライトバッ
    ファが前記データバス線対の一方の側に設けられたブロ
    ックライト機能を有する半導体記憶装置の書込み制御方
    法において、 前記データバス線対の他方の側にライト動作を高速化す
    るための補助回路を設け、この補助回路を、前記データ
    バス線対間にドレインとゲートとが互いにクロスカップ
    ル接続された一対のトランジスタと、前記トランジスタ
    のソースとグランド間に設けた制御トランジスタとで構
    成すると共に、前記制御トランジスタを ブロックライト
    の時以外は常にオフ状態、ブロックライト時のみオン状
    態とし、データの書込みの際、前記ライトバッファと補
    助回路とで書込むことを特徴とするブロックライト機能
    を有する半導体記憶装置の書込み制御方法。
  5. 【請求項5】 前記半導体記憶装置はブロックライト機
    能を備え、前記ライトバッファはライト制御信号の立ち
    上がりと共にライトデータを前記データバス線対に転送
    し、前記補助回路の制御トランジスタのゲートを、前記
    ライト制御信号の立ち上がりと略同時に立ち上がるブロ
    ックライト制御信号で制御することで前記データバス線
    対の他方の側でのライト動作を高速化することを特徴と
    する請求項4記載のブロックライト機能を有する半導体
    記憶装置の書込み制御方法。
  6. 【請求項6】 前記補助回路は、ブロックライトの際に
    のみ、動作することを特徴とする請求項4又は5記載の
    ブロックライト機能を有する半導体記憶装置の書込み制
    御方法。
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