JPH0959268A - アクリル酸またはメタクリル酸のグリシジルエステルの製造方法 - Google Patents

アクリル酸またはメタクリル酸のグリシジルエステルの製造方法

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JPH0959268A
JPH0959268A JP7217559A JP21755995A JPH0959268A JP H0959268 A JPH0959268 A JP H0959268A JP 7217559 A JP7217559 A JP 7217559A JP 21755995 A JP21755995 A JP 21755995A JP H0959268 A JPH0959268 A JP H0959268A
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正弘 黒川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不純物が極めて少ない高純度アクリル酸また
はメタクリル酸のグリシジルエステルを高収率で得るこ
とができる製造方法を提供する。 【解決手段】 過剰のエピクロルヒドリン中でアクリル
酸またはメタクリル酸とアルカリ金属塩とを酸素含有ガ
スを供給しながら中和させ、中和生成する水とエピクロ
ルヒドリンとの共沸物を反応系外へ除去しアクリル酸ま
たはメタクリル酸のアルカリ金属塩を生成せしめ、次い
で触媒を添加し前記酸のアルカリ金属塩とエピクロルヒ
ドリンとを反応させてアクリル酸またはメタクリル酸の
グリシジルエステルを合成し、次いで減圧下にエピクロ
ルヒドリンの一部を回収しながら反応生成液を冷却した
後、反応生成液に水酸化アルカリ水溶液を添加して水層
と有機層とを分離し、得られた有機層に触媒不活性化剤
を加え、次いで酸素含有ガスを吹き込みながら蒸留分離
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】アクリル酸またはメタクリル
酸のグリシジルエステル(以下、「グリシジルメタクリ
レート等」と言うことがある)は樹脂改質剤、熱硬化性
塗料、接着剤、繊維処理剤、帯電防止剤、およびイオン
交換樹脂等種々の工業用原料として広く使用されてい
る。近年、塗料材料、電子材料および繊維分野において
塩素含有量の少ないグリシジルメタクリレート等が求め
られている。
【0002】
【従来の技術】グリシジルメタクリレート等は一般的に
次の3方法で製造されている。 (1)アクリル酸またはメタクリル酸(以下、「メタク
リル酸等」と言うことがある)とエピクロルヒドリンを
第4級アンモニウム塩の存在下に反応させ、メタクリル
酸等の3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルエステルを
得、これをアルカリにより脱塩化水素させる(特公昭4
6ー34010、特開昭48−5713)。 (2)メタクリル酸等とエピクロルヒドリンを第4級ア
ンモニウム塩の存在下に反応させ、メタクリル酸等の3
−クロロ−2−ヒドロキシプロピルエステルを得、エポ
キシ化合物とエステル交換反応させる(特公昭41−9
005、特公昭53−10575、特開昭50−952
16)。 (3)メタクリル酸等とアルカリを反応させ、メタクリ
ル酸等のアルカリ金属塩を得、ついで第4級アンモニウ
ム塩の存在下にエピクロルヒドリンと反応させ、脱塩酸
させる(特公昭45−28762、特公昭48−400
6、特開昭48−39423)。 (1)または(2)の方法では、1,3−ジクロロプロ
パノール、2,3−ジクロロプロパノールおよびメタク
リル酸等の3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルエステ
ル等の塩素不純物の少ないグリシジルメタクリレート等
を高収率で得るために反応液を水酸化アルカリ処理する
等の煩雑な工程が必要となる。また、(3)の方法はメ
タクリル酸等のアルカリ金属塩は乾燥時に重合等を起こ
すおそれがあり高収率で得るためには高価なスプレード
ライヤー等の装置が必要であり、メタクリル酸等のアル
カリ金属塩水溶液を別装置で調合する必要があるなど経
済性が悪いという欠点がある。
【0003】上記の問題点を解決すべく、特公平1−1
3470および特公平1−20152において、過剰量
のエピクロルヒドリン中に懸濁させたアルカリ金属の炭
酸塩および/または重炭酸塩とメタクリル酸等とを空気
を吹き込みながら中和反応させ、中和により生成する水
をエピクロルヒドリンと共沸させて反応系外へ除去して
メタクリル酸等のアルカリ金属塩を生成せしめ、次いで
この反応系に触媒である第4級アンモニウム塩を添加
し、該アルカリ金属塩とエピクロルヒドリンとを反応さ
せて、反応終了後反応生成液に水を添加して洗浄後水層
と有機層とを分離し、有機層を蒸留するアクリル酸また
はメタクリル酸のグリシジルエステルの製造法が開示さ
れている。この方法を用いると、容易にグリシジルメタ
クリレート等を高収率で合成することが出来る。しか
し、反応で生成したハロゲン化アルカリとグリシドール
を水洗で除去すると、1,3−ジクロロプロパノールが
多く生成してしまう。1,3−ジクロロプロパノールは
グリシジルメタクリレート等と沸点が近似しているため
蒸留による分離ができない。また、蒸留中にエピクロル
ヒドリンを生成する副反応を起こすため、製品として得
られるグリシジルメタクリレート等のエピクロルヒドリ
ンおよび加水分解性塩素濃度が高くなる。さらには、グ
リシジルメタクリレート等の水層への溶け込みおよび加
水分解が生じグリシジルメタクリレート等の収量が低下
する欠点もある。反応により生成したアルカリ塩を濾別
した場合も、1,3−ジクロロプロパノールの生成は起
こらないがグリシドール等の不純物の除去が出来ず、得
られた粗グリシジルメタクリレート等および蒸留後の精
製グリシジルメタクリレート等はグリシドールを多量に
含んだものとなる欠点がある。グリシドールを多く含む
グリシジルメタクリレート等はラジカル重合させると重
合度が上がらない、もしくは保存安定性が悪い等の問題
があり、塗料や樹脂にした場合の性能低下を引き起こす
原因となる。そのため、特開平4−235980に開示
されている様にグリシドールを取り除くための水洗工程
を増加しなければならず操作が煩雑になり工業的に不利
である。
【0004】上記(1)、(2)および(3)の方法で
製造された粗グリシジルメタクリレート等は、一般に蒸
留により精製されるが、蒸留中に濾過または水洗で取り
除ききれない触媒の影響により、例えば化1、化2、化
3の様な副反応がおこりエピクロルヒドリン、メタクリ
ル酸のグリセリンエステルおよびグリシドール等が生成
して製品の純度および収量を低下させる。この問題を解
決するために、粗グリシジルメタクリレート等にヘテロ
ポリ酸またはそのアルカリ塩を添加してから蒸留分離す
る方法(特開昭63−255273)、粉末状水酸化ア
ルカリを加えてから蒸留する方法(特開昭52−102
217)、第4級アンモニウム塩の存在下に酸素含有ガ
スでストリッピングした後蒸留を行う方法(特開平4−
187682)等が開示されている。
【0005】
【化1】
【0006】
【化2】
【0007】
【化3】
【0008】しかし、このように製造されたグリシジル
メタクリレート等には通常エピクロルヒドリンが300
〜10,000ppm、グリシドールが3000〜2
0,000ppm、加水分解性塩素が3,000〜1
0,000ppm程度残存しており、このグリシドール
および残存塩素が塗料材料、電子材料および繊維分野に
おいて塗料特性、電気特性の低下、皮膚のかぶれ、そし
て近年は特にエピクロルヒドリンの発ガン性および作業
環境の悪化等の問題を引き起こしている。したがって、
グリシジルメタクリレート等から不純物であるグリシド
ール、エピクロルヒドリンを含む塩素化合物等は極力除
去されることが望ましい。
【0009】含有エピクロルヒドリン100ppm以下
のグリシジルメタクリレートの製造法として、メタクリ
ル酸のアルカリ塩とエピクロルヒドリンとの反応時の水
分管理を行い、得られた反応液を希水酸化ナトリウム水
溶液で洗浄し、水蒸気処理を含んだ蒸留を行う方法(特
開平7−2818)が開示されているが、狭い範囲の水
分調節が必要であること、複数の洗浄工程が必要である
こと、初留成分の水分による変質等の問題があり工程が
煩雑になり、経済的に優れた工業的製造法とはいいがた
い。
【0010】また、塩素分を全く含まないグリシジルメ
タクリレート等の製造法として、メタクリル酸等のエス
テルとグリシドールとをエステル交換させる方法(特開
昭47−18801、特開昭55−11542、特開昭
55−102575、特開平6−1780等)が開示さ
れているが、グリシドールの貯蔵安定性の悪さおよび重
合し易さ等の問題がある。さらに、アリルメタクリレー
ト等をエポキシ化する方法(特公昭47−6289、特
開昭61−183275、特開平5−92962、特開
平6−116254等)があるが、原料価格が高く工程
数も多くなり経済性が悪いという問題がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上記従
来技術のもつ欠点を克服した、極めて純度の高いアクリ
ル酸またはメタクリル酸のグリシジルエステルの製造方
法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者等は鋭意検討の
結果、過剰量のエピクロルヒドリン中に懸濁させたアル
カリ金属の炭酸塩および/または重炭酸塩とメタクリル
酸等とを酸素含有ガスを吹き込みながら中和反応させ、
中和により生成する水をエピクロルヒドリンと共沸させ
て反応系外へ除去してメタクリル酸等のアルカリ金属塩
を生成せしめ、次いでこの反応系に触媒を添加し、該ア
ルカリ金属塩とエピクロルヒドリンとを反応させて得た
粗グリシジルメタクリレート等を減圧下に過剰のエピク
ロルヒドリンの一部を回収しながら冷却し、アルカリ水
溶液を添加して洗浄後水層と有機層とを分離し、分液し
た有機層に触媒不活性化剤を加え酸素含有ガスを吹き込
みながら蒸留を行うことにより、有害なエピクロルヒド
リン300ppm以下、好ましくは200ppm以下、
さらに好ましくは100ppm以下、グリシドール濃度
3000ppm以下,好ましくは2000ppm以下、
さらに好ましくは1000ppm以下、加水分解性塩素
3000ppm以下,好ましくは2000ppm以下、
さらに好ましくは1000ppm以下のグリシジルメタ
クリレート等が経済的に有利に高収率および高純度で得
られることを見いだした。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明において使用するエピクロ
ルヒドリン量は、中和反応時およびエステル化反応時に
メタクリル酸等に対して1〜10倍モル以上、好ましく
は3〜7倍モル以上が系内に存在しているような量で選
ばれるのが好ましい。エピクロルヒドリンが少なすぎる
とメタクリル酸等のアルカリ金属塩スラリーの撹拌性が
悪く収率低下を招き、エピクロルヒドリンが多すぎると
塩素不純物の増加および経済性の低下を起こす。
【0014】本発明において使用するアルカリ金属塩お
よび重炭酸塩には炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウ
ム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム等があり、メタク
リル酸等に対して当量以上の量が用いられるが、通常
1.0〜1.7の範囲で選ばれるのが好適である。
【0015】本発明に使用する第4級アンモニウム塩と
しては、テトラメチルアンモニウムクロリド、トリメチ
ルエチルアンモニウムクロリド、ジメチルジエチルアン
モニウムクロリド、メチルトリエチルアンモニウムクロ
リド、テトラエチルアンモニウムクロリド、トリメチル
ベンジルアンモニウムクロリド、トリエチルベンジルア
ンモニウムクロリド等が挙げられる。第4級アンモニウ
ム塩は上記の1種でも良く、任意の2種以上のものを組
み合わせて使用しても良いが、上記の中でもテトラメチ
ルアンモニウムクロリド、テトラエチルアンモニウムク
ロリド、トリエチルベンジルアンモニウムクロリド、お
よびトリメチルベンジルアンモニウムクロリドが好適に
使用される。触媒の使用量は、メタクリル酸等に対して
通常0.01〜1.5モル%である。
【0016】本発明の方法を実施するに当たって、中和
反応、エステル化反応および蒸留のいずれにおいても反
応系中に重合禁止剤が存在していることが好ましく、ア
ミン系、フェノール系、リン系、イオウ系あるいは遷移
金属系の通常用いられている重合禁止剤の中から選んで
用いればよい。
【0017】本発明のエステル化反応終了後に回収する
エピクロルヒドリンの回収量は、過剰エピクロルヒドリ
ンの5〜80重量%、好ましくは10〜60重量%、さ
らに好ましくは20〜40重量%である。エピクロルヒ
ドリンの回収量が5重量%より少ないと水層と有機層の
分離性が向上せず、80重量%より多いと反応液のスラ
リー性状が悪くなる等の問題が生じる。
【0018】本発明で使用する水酸化アルカリ水溶液の
濃度は、1〜15wt%であり、好ましくは3〜10wt%
である。水酸化アルカリ水溶液の使用量は、メタクリル
酸等1モルに対して50〜500gであり、好ましくは
100〜400g、さらに好ましくは150〜300g
である。水酸化アルカリ水溶液を粗グリシジルメタクリ
レート等に添加する温度は0〜80℃であり、好ましく
は10〜60℃、さらに好ましくは20〜40℃であ
る。
【0019】本発明で使用する触媒不活性化剤はアルキ
ルスルホン酸、アルキルベンゼンスルホン酸、リンタン
グステン酸、リンモリブデン酸のナトリウム塩またはカ
ルシウム塩から選ばれた1種以上であり且つ、該アルカ
リ金属塩の使用量は、使用する触媒に対して1〜70モ
ル%であり、好ましくは5〜50モル%、さらに好まし
くは10〜30モル%である。
【0020】本発明の反応中および蒸留中に用いる酸素
含有ガスには、例えば酸素と窒素との混合ガスや空気等
があり、その酸素含有量は1〜30容量%である。酸素
含有ガスの使用量はグリシジルメタクリレート等1Kg
に対して20℃、常圧下の流量として0.1〜500m
l/min、好ましくは1〜300ml/min、さら
に好ましくは5〜100ml/minである。
【0021】
【発明の効果】本発明の製造法の採用により、エピクロ
ルヒドリン含有量、グリシドール含有量および加水分解
性塩素含有量が極めて少ない、高純度アクリル酸および
メタクリル酸のグリシジルエステルを容易に高収率で得
ることができる。
【0022】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳しく説明する
が、本発明はこれらの実施例によりなんら限定されるも
のではない。実施例および比較例での原料及び製品の純
度測定はGC法により、製品の加水分解性塩素測定は以
下に示した(参考例1)。本実施例等において、原料、
製品等の純度(%)は、全て重量%、ppmは重量ベー
スで示してある。
【0023】参考例1 加水分解性塩素測定方法 100mlエルレンマイヤーフラスコに製品グリシジル
メタクリレート等約1mlを精秤する。フラスコに精メ
タノール10mlと純水10mlを加えて、製品を溶解
させる。次に、フラスコに5N水酸化カリウム10ml
を加えた後、還流冷却器に連結して湯浴(90〜100
℃)上で撹拌しながら30min加熱分解する。湯浴よ
り取り外し室温まで放冷する。放冷後、フラスコを還流
冷却器より外し、フェノールフタレイン(0.1%溶
液)指示薬を2〜3滴加えて4N硝酸で中和した後、1
ml過剰に加える。自動滴定装置にセットして、N/1
000硝酸銀で滴定する。ブランク測定も同時に行い、
次式により加水分解性塩素量を算出する。 A:試料のN/1000硝酸銀溶液滴定量(ml) B:ブランクのN/1000硝酸銀溶液滴定量(ml) N:規定度(0.001) f:N/1000硝酸銀溶液のファクター S:試料採取量(g)
【0024】実施例1 100Lのステンレス製の反応槽にエピクロルヒドリン
72.0Kgと無水炭酸ナトリウム5.86Kgとフェ
ノチアジン0.06Kgを仕込んだ。反応液中に1.0
L/minの空気を吹き込みながら昇温し、反応液温度
が110℃になったところでメタクリル酸8.0Kgを
40分かけて添加した。添加開始後まもなく共沸留出し
てくるエピクロルヒドリンと水は系外に留去した。添加
終了後約30分たつと、反応液温度は115℃まで上昇
し、共沸留出はほとんど無くなった。この時得られた共
沸留出液はエピクロルヒドリン層20.43Kgと水層
1.2Kgであった。次いで、引き続き反応液中に1.
0L/minの空気を吹き込みながら、触媒のテトラメ
チルアンモニウムクロリド0.03Kgを添加し、同温
度で1時間反応させた。反応終了後、減圧下で過剰のエ
ピクロルヒドリンの一部を回収しながら反応液を30℃
に冷却してから3%NaOH水溶液20Kgを添加して
5分間撹拌した。空気吹き込みを停止して静置後、油層
と水層を分離し油層にパラトルエンスルホン酸ナトリウ
ム0.005Kgを添加した後、反応液中に0.2L/
minの空気を吹き込みながら、減圧でエピクロルヒド
リンを留去後、減圧蒸留してグリシジルメタクリレート
を12.3Kgを得た。得られたグリシジルメタクリレ
ートは、収率93%、純度98.5%、エピクロルヒド
リン76ppm、グリシドール900ppm、加水分解
性塩素550ppmであった。
【0025】実施例2 実施例1と同様の条件で合成を行い、触媒不活性化剤と
してリンタングステン酸ナトリウム40gを添加し、蒸
留時の吹き込み空気量を0.2L/minから1L/m
inに変えて実験を行った結果、得られたグリシジルメ
タクリレートは収率90.5%、純度99.1%、エピ
クロルヒドリン55ppm、グリシドール960pp
m、加水分解性塩素755ppmであった。
【0026】実施例3 100Lのステンレス製の反応槽にエピクロルヒドリン
72.0Kgと無水炭酸ナトリウム5.86Kgとフェ
ノチアジン0.06Kgを仕込んだ。反応液中に2.0
L/minの空気を吹き込みながら昇温し、反応液温度
が110℃になったところでメタクリル酸8.0Kgを
30分かけて添加した。添加開始後まもなく共沸留出し
てくるエピクロルヒドリンと水は系外に留去した。添加
終了後約30分たつと、反応液温度は115℃まで上昇
し、共沸留出はほとんど無くなった。この時得られた共
沸留出液はエピクロルヒドリン層21.64Kgと水層
1.16Kgであった。次いで、引き続き反応液中に
2.0L/minの空気を吹き込みながら、触媒のテト
ラエチルアンモニウムクロリド0.045Kgを添加
し、同温度で1時間反応させた。反応終了後、減圧下で
過剰のエピクロルヒドリンの一部を回収しながら反応液
を30℃に冷却してから5%NaOH水溶液22Kgを
添加して5分間撹拌した。空気吹き込みを停止して静置
後、油層と水層を分離し油層にパラトルエンスルホン酸
ナトリウム0.005Kgを添加した後、反応液中に
0.4L/minの空気を吹き込みながら、減圧でエピ
クロルヒドリンを留去後、減圧蒸留してグリシジルメタ
クリレートを12.1Kgを得た。得られたグリシジル
メタクリレートは、収率91.3%、純度98.7%、
エピクロルヒドリン68ppm、グリシドール950p
pm、加水分解性塩素515ppmであった。
【0027】比較例1 100Lのステンレス製の反応槽にエピクロルヒドリン
72.0Kgと無水炭酸ナトリウム5.86Kgとフェ
ノチアジン0.06Kgを仕込んだ。反応液中に1.0
L/minの空気を吹き込みながら昇温し、反応液温度
が110℃になったところでメタクリル酸8.0Kgを
30分かけて添加した。添加開始後まもなく共沸留出し
てくるエピクロルヒドリンと水は系外に留去した。添加
終了後約30分たつと、反応液温度は115℃まで上昇
し、共沸留出はほとんど無くなった。この時得られた共
沸留出液はエピクロルヒドリン層19.32Kgと水層
1.12Kgであった。次いで、引き続き反応液中に
1.0L/minの空気を吹き込みながら、触媒のテト
ラメチルアンモニウムクロリド0.03Kgを添加し、
同温度で1時間反応させた。反応終了後、減圧下で過剰
のエピクロルヒドリンの一部を回収しながら反応液を3
0℃に冷却してから水22Kgを添加して5分間撹拌し
た。空気吹き込みを停止して静置後、油層と水層を分離
し油層にパラトルエンスルホン酸ナトリウム0.005
Kgを添加した後、反応液中に0.2L/minの空気
を吹き込みながら、減圧でエピクロルヒドリンを留去
後、減圧蒸留してグリシジルメタクリレートを12.0
Kgを得た。得られたグリシジルメタクリレートは、収
率91%、純度98.1%、エピクロルヒドリン592
ppm、グリシドール650ppm、加水分解性塩素7
200ppmであった。
【0028】比較例2 実施例1と同様な条件で合成を行い、触媒不活性化剤と
してリンタングステン酸ナトリウム40gを添加し、蒸
留時に空気に変えて窒素を0.2L/min吹き込みな
がら実験を行った結果、蒸留中に重合を起こしてグリシ
ジルメタクリレートは得られなかった。
【0029】比較例3 実施例1と同様な条件で、反応時に空気を吹き込まずに
実験を行った結果、反応中に重合を起こしたため、洗浄
後に水層と有機層の分離ができずグリシジルメタクリレ
ートは得られなかった。
【0030】比較例4 実施例3と同様な条件で、蒸留前に触媒不活性化剤を添
加しないで実験を行った結果、残存触媒が悪影響を及ぼ
し得られたグリシジルメタクリレートは収率89.3
%、純度98.2%、エピクロルヒドリン1220pp
m、グリシドール840ppm、加水分解性塩素420
ppmであった。
【0031】比較例5 比較例1と同様な条件で、蒸留前に触媒不活性化剤を添
加しないで実験を行った結果、残存触媒が悪影響を及ぼ
し得られたグリシジルメタクリレートは収率86.8
%、純度97.3%、エピクロルヒドリン9400pp
m、グリシドール480ppm、加水分解性塩素381
0ppmであった。
【0032】比較例6 100Lのステンレス製の反応槽にエピクロルヒドリン
72.0Kgと無水炭酸ナトリウム5.86Kgとフェ
ノチアジン0.06Kgを仕込んだ。反応液中に1.0
L/minの空気を吹き込みながら昇温し、反応液温度
が110℃になったところでメタクリル酸8.0Kgを
30分かけて添加した。添加開始後まもなく共沸留出し
てくるエピクロルヒドリンと水は系外に留去した。添加
終了後約30分たつと、反応液温度は115℃まで上昇
し、共沸留出はほとんど無くなった。この時得られた共
沸留出液はエピクロルヒドリン層18.82Kgと水層
1.22Kgであった。次いで、引き続き反応液中に
1.0L/minの空気を吹き込みながら、触媒のテト
ラメチルアンモニウムクロリド0.03Kgを添加し、
同温度で1時間反応させた。反応終了後、空気の吹き込
みを停止し、30℃に冷却してから反応液をろ過してハ
ロゲン化アルカリを除去した後、反応液を反応槽に戻
し、反応液中に0.2L/minの空気を吹き込みなが
ら、減圧でエピクロルヒドリンを留去後、減圧蒸留して
グリシジルメタクリレートを11.5Kgを得た。得ら
れたグリシジルメタクリレートは、収率87.2%、純
度97.9%、エピクロルヒドリン3940ppm、グ
リシドール16520ppm、加水分解性塩素6800
ppmであった。
【0033】比較例7 比較例6と同様な操作でろ過まで行い、反応液を反応槽
に戻した後、パラトルエンスルホン酸ナトリウム0.0
05Kgを添加した後、反応液中に0.2L/minの
空気を吹き込みながら、減圧でエピクロルヒドリンを留
去後、減圧蒸留してグリシジルメタクリレートを得た。
得られたグリシジルメタクリレートは、収率89.6
%、純度97.2%、エピクロルヒドリン680pp
m、グリシドール19970ppm、加水分解性塩素3
300ppmであった。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過剰量のエピクロルヒドリン中でアクリ
    ル酸またはメタクリル酸とアルカリ金属の炭酸塩および
    /または重炭酸塩とを反応液中に酸素含有ガスを吹き込
    みながら中和させて、中和により生成する水をエピクロ
    ルヒドリンと共沸させて反応系外へ除去してアクリル酸
    またはメタクリル酸のアルカリ金属塩を生成せしめ、次
    いでこの反応系に触媒である第4級アンモニウム塩を添
    加し、前記酸のアルカリ金属塩とエピクロルヒドリンと
    を反応させてアクリル酸またはメタクリル酸のグリシジ
    ルエステルを合成し、反応終了後減圧下に過剰のエピク
    ロルヒドリンの一部を回収しながら反応生成液を冷却し
    た後、反応生成液に水酸化アルカリ水溶液を添加して水
    層と有機層とを分離し、得られた有機層に触媒不活性化
    剤を加え、次いで酸素含有ガスを吹き込みながら蒸留分
    離することによりアクリル酸またはメタクリル酸のグリ
    シジルエステルを得ることを特徴とするアクリル酸また
    はメタクリル酸のグリシジルエステルの製造方法。
  2. 【請求項2】 エステル化反応終了後に回収するエピク
    ロルヒドリン量が、過剰エピクロルヒドリンの5〜80
    重量%である請求項1の製造方法。
  3. 【請求項3】 使用する水酸化アルカリ水溶液が水酸化
    ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウムから選
    ばれた1種以上の水溶液であり、使用する水酸化アルカ
    リ水溶液の濃度が1〜15重量%であり、水酸化アルカ
    リ水溶液の使用量がアクリル酸またはメタクリル酸1モ
    ルに対して50〜500gであり、水酸化アルカリ水溶
    液を粗グリシジルメタクリレート等に添加する際の粗グ
    リシジルアクリレートまたは粗グリシジルメタクリレー
    トの液温度が0〜80℃である請求項1の製造方法。
  4. 【請求項4】 使用する触媒不活性化剤がアルキルスル
    ホン酸、アルキルベンゼンスルホン酸、リンタングステ
    ン酸、リンモリブデン酸のナトリウム塩またはカルシウ
    ム塩から選ばれた1種以上であり、該アルカリ金属塩の
    使用量が使用する触媒に対して1〜70モル%である請
    求項1の製造方法。
  5. 【請求項5】 反応中および蒸留中の酸素含有ガスの酸
    素含有量が1〜30容量%であり、該酸素含有ガス使用
    量がグリシジルアクリレートまたはグリシジルメタクリ
    レート1Kgに対して20℃、常圧下の流量として0.
    1〜500ml/minである請求項1の製造方法。
  6. 【請求項6】 純度98%以上、エピクロルヒドリン3
    00ppm以下、グリシドール3000ppm以下、加
    水分解性塩素3000ppm以下のアクリル酸またはメ
    タクリル酸のグリシジルエステルを得ることを特徴とす
    る請求項1の製造方法。
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