JPH0958281A - フィラーチューブの取付構造 - Google Patents

フィラーチューブの取付構造

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Publication number
JPH0958281A
JPH0958281A JP7211445A JP21144595A JPH0958281A JP H0958281 A JPH0958281 A JP H0958281A JP 7211445 A JP7211445 A JP 7211445A JP 21144595 A JP21144595 A JP 21144595A JP H0958281 A JPH0958281 A JP H0958281A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
burring hole
filler tube
peripheral wall
hole
filler
Prior art date
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Pending
Application number
JP7211445A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsugio Takegawa
次雄 竹川
Toshihiro Shirakawa
年寛 白川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Machine Industry Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Aichi Machine Industry Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aichi Machine Industry Co Ltd, Nissan Motor Co Ltd filed Critical Aichi Machine Industry Co Ltd
Priority to JP7211445A priority Critical patent/JPH0958281A/ja
Publication of JPH0958281A publication Critical patent/JPH0958281A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Resistance Welding (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 別部材を用いずに取付強度を高める。 【構成】 自動車用燃料タンク1のアッパーシェル2に
バーリング孔3を設けるとともに、該バーリング孔3に
フィラーチューブ6を嵌入し、該フィラーチューブ6と
バーリング孔3の周壁4をスポット溶接で接合し、さら
にバーリング孔3とフィラーチューブ6の隙間に表面側
から全周に亙って半田7を流し込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフィラーチューブの取付
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用燃料タンクにおいては、図6に
示すようなフィラーチューブ50を取り付けてある。そ
の取付構造としては、図6に示すように、アッパーフィ
ラーチュブ50aとホース50bと短尺のロアフィラー
チューブ50cとに分割されているのが一般的で(特に
フロア下置きの燃料タンクでは)、燃料タンクのアッパ
ーシェル51に設けたバーリング孔52にロアフィラー
チューブ50cを嵌入し、アッパーシェル51とロアフ
ィラーチューブ50cの隙間に半田53を表面側から全
周に亙って流し込んだものが知られている。あるいは、
図5に示すように、予めロアフィラーチューブ50cに
リング状の係止部材54を溶接接合しておき、該部材5
4をパッキン55を介してアッパーシェル51にビス止
めしたものも知られている(これらの類似構造は、実開
昭57−9617号公報に開示されている)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の構造は
半田53のみでロアフィラーチューブ50cの接合を行
っているため、必ずしも充分な強度があるとは言えな
い。
【0004】一方、後者の構造は強度的には充分なもの
が得られるものの、部品点数が増え、コストアップを招
くことになる。
【0005】本発明は、このような事情に鑑み、別部材
を用いなくても、充分な強度が得られるフィラーチュー
ブの取付構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、自動車用燃料タンクのシェルにバーリング
孔を設けるとともに、該バーリング孔にフィラーチュー
ブを嵌入し、該フィラーチューブと上記バーリング孔の
周壁をスポット溶接で接合し、さらに上記バーリング孔
とフィラーチューブの隙間に上記バーリング孔周壁と反
対側から全周に亙ってろう付けを施したことを特徴とす
る。
【0007】上記バーリング孔の周壁に山部,谷部を複
数組形成し、該山部に上記スポット溶接を施してもよ
い。
【0008】上記バーリング孔の周壁をタンク内方へ向
けてもよい。
【0009】
【作用】本発明の構造では、フィラーチューブとバーリ
ング孔の周壁をスポット溶接で接合することで、充分な
強度を確保する一方、バーリング孔とフィラーチューブ
の隙間にバーリング孔周壁と反対側から全周に亙ってろ
う付けを施すことで、充分なシール性を確保している。
【0010】さらに、バーリング孔の周壁に山部,谷部
を複数組形成しておくと、バーリング孔加工時のパネル
伸長量が小さくなり、加工性が良くなる。
【0011】また、バーリング孔の周壁をタンク内方へ
向けておくと、該周壁がフィラーホース接続の邪魔にな
らなくなる。
【0012】
【実施例】図1と図2は、本発明に係るフィラーチュー
ブの取付構造を示している。
【0013】同図において、1は燃料タンクで、一般的
にプレス成形により略断面ハット状に形成されたアッパ
ーシェル2と、同様に形成されたロアシェル8とが接合
されることにより形成されており、そのアッパーシェル
2にはバーリング孔3を内側に向けて形成してある。該
バーリング孔3の周壁4には、燃料タンク1内側に突出
する山部4a,谷部4bを三組形成してある。具体的に
は、図3に示すように、予めアッパーシェル2に三つ葉
状の孔5を形成しておき、この孔5のまわりの2点鎖線
で示す部分を内側へ突き出すことで形成してある。
【0014】そして、バーリング孔4にフィラーチュー
ブ6を嵌入し、周壁4の山部4aをスポット溶接でフィ
ラーチューブ6に接合してある(図1に*印で示す箇
所)。さらに、バーリング孔3とフィラーチューブ6の
隙間に表面側から全周に亙って半田7を流し込んであ
る。
【0015】一般的に孔5は、アッパーシェル2の肩部
2a近くの側面2bに形成される場合が多く、孔5の形
成される部分の板材はプレス成形(ドロー加工)により
延ばされるために、パネル伸長量を考慮すると、周壁4
全体を大きくすることが板厚管理上困難であるが、周壁
4を山部4a,谷部4bと形成することにより、板厚管
理が容易になる。
【0016】本実施例では、フィラーチューブ6とバー
リング孔周壁4の山部4aをスポット溶接で接合するこ
とで、充分な強度を確保する一方、バーリング孔3とフ
ィラーチューブ6の隙間に表面側から全周に亙って半田
付けを施すことで、充分なシール性を確保している。つ
まり、強度,シール性の確保という二つの機能を別々の
接合箇所に分担させることで、別部材を用いることな
く、充分な強度を確保しているのである。
【0017】さらに、バーリング孔3の周壁4に山部4
a,谷部4bを三組形成してあるので、バーリング孔加
工時のパネル伸長量が小さくなり、加工性が良くなると
ともに、スポット溶接代も充分に確保することができ
る。
【0018】また、バーリング孔3の周壁4を燃料タン
ク1の内側へ向けてあるので、フィラーホース9の接続
代Cを大きく取ることができる。
【0019】なお、本実施例では、バーリング孔3の周
壁4に山部4a,谷部4bを三組形成してあるが、その
組数は適宜決めればよい。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、強度,シール性の確保
という二つの機能が別々の接合箇所に分担されるので、
別部材を用いることなく、充分な強度を得ることができ
る。
【0021】さらに、請求項2のような山部,谷部をバ
ーリング孔の周壁に複数組形成しておくと、バーリング
孔加工時のパネル伸長量が小さくなり、加工性が良くな
るとともに、スポット溶接代も充分に確保することがで
きる。
【0022】また、請求項3のようにバーリング孔の周
壁をタンク内方へ向けておくと、フィラーホースの接続
代を大きく取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフィラーチューブの取付構造の示
す斜視図。
【図2】図1を矢印A方向から見た図。
【図3】図1のバーリング孔加工前の状態を示す図。
【図4】従来例を示す図で、図6のB−Bによる断面
図。
【図5】他の従来例を示す図で、図6のB−Bによる断
面図。
【図6】自動車用燃料タンクを概念的に示す図。
【符号の説明】
1…燃料タンク 2…シェル 3…バーリング孔 4…周壁 6…フィラーチューブ 7…半田

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車用燃料タンクのシェルにバーリン
    グ孔を設けるとともに、該バーリング孔にフィラーチュ
    ーブを嵌入し、該フィラーチューブと上記バーリング孔
    の周壁をスポット溶接で接合し、さらに上記バーリング
    孔とフィラーチューブの隙間に上記バーリング孔周壁と
    反対側から全周に亙ってろう付けを施したことを特徴と
    するフィラーチューブの取付構造。
  2. 【請求項2】 上記バーリング孔の周壁に山部,谷部を
    複数組形成し、該山部に上記スポット溶接を施したこと
    を特徴とする請求項1に記載のフィラーチューブの取付
    構造。
  3. 【請求項3】 上記バーリング孔の周壁をタンク内方へ
    向けたことを特徴とする請求項1に記載のフィラーチュ
    ーブの取付構造。
JP7211445A 1995-08-21 1995-08-21 フィラーチューブの取付構造 Pending JPH0958281A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2417706A (en) * 2004-09-01 2006-03-08 Yick Shun Dev Ltd Spot welding heater tube to flange
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