JP3432990B2 - 燃料タンクのチューブ接続構造 - Google Patents

燃料タンクのチューブ接続構造

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車等の車両に搭
載される燃料タンクのベントチューブ、フィードチュー
ブ、リターンチューブ、およびエバポチューブ等の各種
チューブの接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図3〜5は従来の自動車用燃料タンクの
ベントチューブの接続構造を示すもので、図3に示す構
造にあっては、タンク本体20内の上部空間とフィラー
チューブ21のネック部とを連通するベントチューブ2
2はその下端部をタンク本体20の上壁23に設けた開
口24に挿通し、該下端部外周に嵌合してロー付け26
により固定したフランジ25を前記上壁23外面にプロ
ジェクション溶接によって固定したリテーナプレート2
7にボルト28により締結して固定してあり、このフラ
ンジ25のリテーナプレート27への締結固定によって
これら両者間に介装したシールリング29を上下方向に
圧縮させて、これら両者間をシールしている(特開昭6
4−67420号公報参照)。
【0003】図5の鎖線で示すようにタンク本体20が
扁平で長大なタイプの場合、ベントチューブ22はタン
ク本体20外に配置される部分がレイアウト上フィラー
チューブ21の近傍に制約される一方、ベント機能を良
好にするためにはベントチューブ22の下端開口部をタ
ンク本体20内の略中央部分に配置する必要があるた
め、該ベントチューブ22をタンク本体20外に配置さ
れるアッパチューブ22Aと、タンク本体20内に配置
されるロアチューブ22Bとで構成される。
【0004】図4はこのようなアッパチューブ22Aと
ロアチューブ22Bとからなるベントチューブ22の接
続構造を示すもので、アッパチューブ22Aの下端部外
周にはフランジ部30で抜止めされたユニオンナット3
1を遊装してある一方、ロアチューブ22Bの上端部外
周には接続用短管32を嵌合してロー付け33によって
固定してあり、この接続用短管32をタンク本体20の
上壁23の開口24に下側から挿通してタンク本体20
外に突出させると共に、その下端フランジ32aを上壁
23の内面にプロジェクション溶接によって固定してあ
る。
【0005】アッパチューブ22Aは、その下端末部を
接続用短管32の上端部に内接嵌合し、ユニオンナット
31を接続用短管32の上端部外周のねじ部32bに螺
合することによってロアチューブ22Bと接続し、アッ
パチューブ22Aのフランジ部30と接続用短管32の
上端部内周縁のテーパ部32cとでシールリング34を
圧縮して、これらアッパチューブ22Aとロアチューブ
22Bとの接続部分をシールしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図3に示す構造にあっ
ては、シールリング29はタンク本体20の上壁23と
フランジ25との間をシールしているのみであるから、
ベントチューブ22の接続部分におけるタンク本体20
内とタンク本体20外とベントチューブ22内との3つ
の空気エリアを遮断するためには、シールリング29を
用いているのにも拘らずベントチューブ22のフランジ
25のロー付け26を全周に亘って施してシールする必
要があってコスト的に不利となってしまうことは否めな
い。
【0007】また、図4に示す構造にあっては、シール
リング34によってアッパチューブ22Aとロアチュー
ブ22Bとの継目部分をシールすることができるが、タ
ンク本体20の内,外の空気エリアを遮断するために
は、接続用短管32の下端フランジ32aのプロジェク
ション溶接を全周に亘って施す必要があって、この場合
もコスト的に不利となってしまう。
【0008】そこで、本発明は1つのシールリングでチ
ューブの貫通接続部分におけるタンク本体内とタンク本
体外とチューブ内との3つのエリアを遮断することがで
きて、シール構造を簡単にすることができる燃料タンク
のチューブ接続構造を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1にあっては、タ
ンク本体の壁部にチューブを貫通接続し、このチューブ
貫通部分に配置した1つのシールリングのシールライン
がタンク本体の壁部外面と、チューブをタンク本体壁部
に締結固定するフランジのタンク本体壁部側面と、チュ
ーブ外周面とに形成されるようにして、該チューブ貫通
部分のタンク本体内とタンク本体外とチューブ内との3
つのエリアを遮断するようにした燃料タンクのチューブ
接続構造であって、 前記チューブは、タンク本体外に配
置された第1チューブと、 短管部を有し、該短管部を第
1チューブのタンク本体側端末部外周に嵌合して接合固
定されて、タンク本体壁部外面に接合配置したリテーナ
プレートにタンク本体外側から締結固定される第1チュ
ーブ側のフランジと、 タンク本体内に配置された第2チ
ューブと、 タンク本体側に突出する短管部有し、該短管
部を第2チューブの端末外周に嵌合して接合固定され
て、タンク本体壁部の内面に接合固定された第2チュー
ブ側のフランジとを備え、 前記第2チューブ側のフラン
ジの短管部をタンク本体壁部の開口に挿通して第1チュ
ーブ側のフランジの短管部に内接嵌合し、シールリング
を該タンク本体壁部外面と第2チューブ側のフランジの
短管部外周面と第1チューブ側のフランジ下面の3面に
密接配置し、かつ、前記第2チューブ側のフランジに
は、タンク本体壁部の開口のエッジ部に対応する部分に
凹部を環状に形成したことを特徴としている。
【0010】請求項2にあっては、請求項1に記載のチ
ューブは、タンク本体の壁部に設けた開口にチューブを
同心的に配置し、第1チューブ側のフランジを前記壁部
外面に接合したリテーナプレート上に締結固定して、
シールリングをチューブ軸方向に圧縮して密接配置し
たことを特徴としている。
【0011】
【0012】
【0013】請求項にあっては、請求項1又は2に記
載の第2チューブ側のフランジの短管部を、第1チュー
ブ側のフランジの短管部にスティック状態に内接嵌合し
たことを特徴としている。
【0014】
【0015】請求項にあっては、請求項1〜3に記載
のタンク本体壁部の開口のエッジ部をタンク本体内側に
向けて形成したことを特徴としている。
【0016】
【発明の効果】請求項1によれば、チューブ貫通部分に
配置した1つのシールリングで、タンク本体内とタンク
本体外とチューブ内との3つのエリアを遮断することが
できるから、シール構造を徒らに複雑化することがなく
コスト的に有利に得ることができることは勿論、タンク
本体の壁部と第2チューブ側のフランジとの接合部分の
シールが不要となるため、該第2チューブ側のフランジ
は接合強度を確保できる程度に部分的にプロジェクショ
ン溶接すればよく、従って、第1チューブと第2チュー
ブとからなる分割タイプのチューブの接続構造を簡単に
することができる。しかも、第2チューブ側のフランジ
がタンク本体壁部の開口のエッジ部とエッジ当りするこ
とがなく、該第2チューブ側のフランジとタンク本体壁
部との面整合性が良好となって、シール性を更に向上す
ることができると共に、第2チューブ側のフランジのプ
ロジェクション溶接を確実に行うことができる。
【0017】請求項2によれば、請求項1の効果に加え
て、リテーナプレートによってシールリングの圧縮量を
規制して、シールリングのチューブ軸方向の圧縮変形に
よるチューブ軸方向のシール反力と、シールリングの径
方向の膨張変形による径方向のシール反力とを適正にす
ることができる。
【0018】
【0019】
【0020】請求項によれば、請求項1,2の効果に
加えて、第1チューブと第2チューブとの継目部分に隙
間が生じないため、シール性をより一層向上することが
できると共に、これら第1チューブと第2チューブとの
ガタツキを防止することができる。
【0021】
【0022】請求項によれば、請求項1〜3の効果に
加えて、タンク本体壁部の開口のエッジ部によってシー
ルリングが損傷するのを回避でき、シール性を向上でき
ることは勿論、品質感および信頼性を高めることができ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態をチュー
ブとしてベントチューブを例に採って図面と共に詳述す
る。
【0024】図1はシングルタイプのベントチューブの
接続構造を示すもので、1はタンク本体、2はタンク本
体1の上壁でその任意の部位にベントチューブ配設用の
開口3を形成してあり、そのエッジ部3aは下側、つま
り、タンク本体1の内側に向けてカーリング成形してあ
る。
【0025】タンク本体1の上壁2の外面には、開口3
と同心的に環状のリテーナプレート4をスポット的にプ
ロジェクション溶接によって接合してある。
【0026】リテーナプレート4は複数個のねじ孔4a
を備えており、上壁2のねじ孔4aに対応する部分には
ボルト8の端部を受容するための凹部2aをエンボス成
形してある。
【0027】5はチューブとしてのベントチューブを示
し、その下端部外周にはフランジ6の短管部6aを嵌合
して部分的にロー付け7して固定してある。
【0028】フランジ6には前記リテーナプレート4の
ねじ孔4aに対応して複数個のボルト挿入孔6bを形成
してある。
【0029】このベントチューブ5は、フランジ6より
も下方に突出した下端部を前記上壁2の開口3に挿通
し、フランジ6をリテーナプレート4上に重合してボル
ト挿入孔6bにボルト8を挿入し、該ボルト8をリテー
ナプレート4のねじ孔4aに螺合して締結することによ
ってタンク本体1の上壁2に接続固定してある。
【0030】ベントチューブ5の貫通接続部分には、該
ベントチューブ5の外周面と、タンク本体1の上壁2の
外面と、フランジ6の下面およびリテーナプレート4の
内周面とに囲繞された空間部に円形断面のシールリング
9を配置してある。
【0031】このシールリング9は耐油、耐熱、耐候性
のゴム等の弾性材からなり、リング高をフランジ6下面
とタンク本体1の上壁2外面との間の間隔よりも大き
く、また、内径をベントチューブ5の外径よりも小さく
形成してあって、前記フランジ6のリテーナプレート4
へのボルト8による締結固定によってチューブ軸方向で
ある上下方向に圧縮変形されると共に、径方向に膨張変
形されて、フランジ6下面と上壁2外面およびベントチ
ューブ5外周面とに密接してシールラインS1 ,S2
3 を形成し、タン本体1内とタンク本体1外とベント
チューブ5内の3つの空気エリアをこの1つのシールリ
ング9で遮断している。
【0032】このように本実施形態の構造によれば、1
つのシールリング9でベントチューブ5の貫通接続部分
におけるタンク本体1内とタンク本体1外とベントチュ
ーブ5内の3つの空気エリアを遮断できるため、フラン
ジ6の短管部6aとベントチューブ5の外周面との接合
部分のシールが不要となり、前述のようにフランジ6は
接合強度を確保できる程度に部分的にロー付け7を施し
て接合するだけでよく、従って、従来のシングルタイプ
のベントチューブの接続構造に較べて構造を簡単にでき
てコストダウンを実現することができる。
【0033】特に、本実施形態によればリテーナプレー
ト4によってシールリング9の圧縮量を規制できるか
ら、シールリング9の上下方向の圧縮変形による上下方
向のシール反力と、シールリング9の径方向の膨張変形
による径方向のシール反力のそれぞれの適正化を図るこ
とができる。
【0034】また、タンク本体1の上壁2の開口3のエ
ッジ部3aを下向きにカーリング成形して、シールリン
グ9に対するエッジ当りを回避しているため、該シール
リング9の破損を防止してシール性の向上と品質感およ
び信頼性の向上を図ることができる。
【0035】更に、このように開口3のエッジ部3aを
下向きにカーリング成形することによって、上壁2の開
口3の実質開口径を小さくすることができるため。タン
ク本体1の上壁2の剛性を確保することもできる。
【0036】図2は分割タイプのベントチューブの接続
構造を示すもので、チューブとしてのベントチューブ5
は、タンク本体1外に配置される第1チューブとしての
アッパチューブ5Aと、タンク本体1内に配置される第
2チューブとしてのロアチューブ5Bとに分割されてい
る。
【0037】10はアッパ側のフランジで、大径部11
aと小径部11bとを有段成形した短管部11を有し、
該小径部11bをアッパチューブ5Aの下端末外周に嵌
合して、全周に亘ってロー付け7を施して固定してあ
る。
【0038】このアッパ側のフランジ10には図1に示
た実施形態と同様に、タンク本体1の上壁2外面にプ
ロジェクション溶接PJによって接合固定したリテーナ
プレート4のねじ孔4aに対応して複数個のボルト挿入
孔10aを形成してあり、該ボルト挿入孔10a,ねじ
孔4aにボルト8を螺装して該フランジ10をリテーナ
プレート4に締結固定してある。
【0039】12はロア側のフランジで、タンク本体1
外側突出する短管部13を有し、該短管部13をロア
チューブ5Bの上端末外周に嵌合して全周に亘ってロー
付け14を施して固定してある。
【0040】ロア側のフランジ12は前記短管部13を
タンク本体1の上壁の開口3に下側から挿通し、該上壁
2の内面に重合してスポット的にプロジェクション溶接
PJして固定してある。
【0041】短管部13の外径はアッパ側のフランジ1
0の短管部11の大径部11aの内径よりも若干小さく
形成してあって、該大径部11aにスティック状に嵌合
して接続してある。
【0042】また、フランジ12にはタンク本体1の上
壁2にエンボス成形したボルト端受容用の凹部2aに対
応する部位に、非干渉用の切欠部12aを形成してあ
る。
【0043】そして、この実施形態ではシールリング9
をアッパ側のフランジ10とタンク本体1の上壁2との
間で上下方向に圧縮変形させると共に径方向に膨張変形
させて、フランジ10下面と上壁2外面とロア側の短管
部13の外周面とに密接させることによってタンク本体
1内とタンク本体1外とをシールするシールラインS2
と、ベントチューブ5内とタンク本体1外とをシールす
るシールラインS1 と、タンク本体1内と分割したベン
トチューブ5内とをシールするシールラインS3 とを形
成し、タンク本体1内とタンク本体1外とベントチュー
ブ5内の3つの空気エリアをこの1つのシールリング9
で遮断している。
【0044】また、この実施形態の場合も前記開口3の
エッジ部3aを下向きにカーリング成形してシールリン
グ9へのエッジ当りを回避するようにしている。
【0045】一方、ロア側のフランジ12の短管部13
の成形基部には凹部15を環状に形成して、前記エッジ
部3aがフランジ12に干渉しないようにしてある。
【0046】従って、この実施形態の構造によれば、基
本的には前記図1に示した実施形態と同様のシール効果
が得られる他、タンク本体1の上壁2とロア側のフラン
ジ12との接合部分のシールが不要となるため、該ロア
側のフランジ12は前述のように接合強度を確保できる
程度に部分的にプロジェクション溶接すれよく、従来
の分割タイプのベントチューブの接続構造に較べて構造
を簡単にできてコストダウンを図ることができる。
【0047】また、アッパ側のフランジ10の短管部1
1の大径部11aと、ロア側のフランジ12の短管部1
3とがスティック状に嵌合していて、アッパチューブ5
Aとロアチューブ5Bとの継目部分に隙間が生じないた
め、シール性をより一層向上することができると共に、
これらアッパチューブ5Aとロアチューブ5Bとのガタ
ツキを防止することができる。
【0048】更に、ロア側のフランジ12の凹部15に
よって、該フランジ12がタンク本体1の上壁2の開口
3のエッジ部3aとエッジ当りすることがないから、こ
れらフランジ12と上壁2との面整合性が良好となっ
て、シール性を更に向上することができると共にフラン
ジ12のプロジェクション溶接を確実に行うことができ
る。
【0049】なお、前記実施形態ではチューブとしてベ
ントチューブ5を例示したが、この他、フィードチュー
ブ、リターンチューブ、およびエバポチューブの接続構
造に適用して前述と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す断面図。
【図2】本発明の第2実施形態を示す断面図。
【図3】従来のチューブ接続構造を示す断面図。
【図4】従来のチューブ接続構造の異なる例を示す断面
図。
【図5】本発明の対象とする自動車用燃料タンクの概略
図。
【符号の説明】
1 タンク本体 2 上壁 3 開口 3a エッジ部 4 リテーナプレート 5 チューブ 5A アッパチューブ(第1チューブ) 5B ロアチューブ(第2チューブ) 6 フランジ 9 シールリング 10 第1チューブ側のフランジ 11 短管部 12 第2チューブ側のフランジ 13 短管部 15 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田沼 謹一 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−145716(JP,U) 実開 昭57−154524(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 41/08 F16J 15/10 B60K 15/01

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンク本体の壁部にチューブを貫通接続
    し、このチューブ貫通部分に配置した1つのシールリン
    グのシールラインがタンク本体の壁部外面と、チューブ
    を該タンク本体壁部に締結固定するフランジのタンク本
    体壁部側面と、チューブ外周面とに形成されるようにし
    て、該チューブ貫通部分のタンク本体内とタンク本体外
    とチューブ内との3つのエリアを遮断するようにした
    料タンクのチューブ接続構造であって、 前記タンク本体の壁部に接続されたチューブは、 タンク本体外に配置された第1チューブと、 短管部を有し、該短管部を第1チューブのタンク本体側
    端末外周に嵌合して接合固定されて、タンク本体壁部外
    面に接合配置したリテーナプレートにタンク本体外側か
    ら締結固定される第1チューブ側のフランジと、 タンク本体内に配置された第2チューブと、 タンク本体側に突出する短管部を有し、該短管部を第2
    チューブの端末外周に嵌合して接合固定されて、タンク
    本体壁部の内面に接合固定された第2チューブ側のフラ
    ンジとを備え、 前記第2チューブ側のフランジの短管部をタンク本体壁
    部の開口に挿通して第1チューブ側のフランジの短管部
    に内接嵌合し、シールリングを該タンク本体壁部外面と
    第2チューブ側のフランジの短管部外周面と第1チュー
    ブ側のフランジ下面の3面に密接配置し、かつ、前記第
    2チューブ側のフランジには、タンク本体壁部の開口の
    エッジ部に対応する部分に凹部を環状に形成したことを
    特徴とする燃料タンクのチューブ接続構造。
  2. 【請求項2】 タンク本体の壁部に設けた開口にチュー
    ブを同心的に配置し、第1チューブ側のフランジを前
    テーナプレート上に締結固定して、前記シールリング
    をチューブ軸方向に圧縮して密接配置したことを特徴と
    する請求項1記載の燃料タンクのチューブ接続構造。
  3. 【請求項3】 第2チューブ側のフランジの短管部を、
    第1チューブ側のフランジの短管部にスティック状態に
    内接嵌合したことを特徴とする請求項1又は2に記載の
    燃料タンクのチューブ接続構造。
  4. 【請求項4】 タンク本体壁部の開口のエッジ部をタン
    ク本体内側に向けて形成したことを特徴とする請求項
    〜3の何れか1つに記載の燃料タンクのチューブ接続構
    造。
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DE102009028139A1 (de) * 2009-07-30 2011-02-03 Robert Bosch Gmbh Dichtring und Anordnung mit einem Dichtring
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