JPH0441218Y2 - - Google Patents

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JPH0441218Y2
JPH0441218Y2 JP16540686U JP16540686U JPH0441218Y2 JP H0441218 Y2 JPH0441218 Y2 JP H0441218Y2 JP 16540686 U JP16540686 U JP 16540686U JP 16540686 U JP16540686 U JP 16540686U JP H0441218 Y2 JPH0441218 Y2 JP H0441218Y2
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mounting bracket
exhaust pipe
heat shield
shield plate
bead
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、排気管への遮熱板の取付け等に用い
るブラケツトの改良に関する。
〔従来の技術〕
一般に、車両用排気系に於て、排気管からの放
射熱により車体等を保護するため、排気管には実
開昭58−2317号公報に開示されるような遮熱板が
取付ブラケツトを介して装着されている。
第4図乃至第6図は上記遮熱板の取付ブラケツ
トの従来例を示し、これらの各取付ブラケツト
1,3は、第4図及第5図の如く矩形状板材に、
排気管5の外周の約1/3に亘つてその周方向に当
接する円弧状部7を形成したもの、或いは第6図
に示すように排気管5の外周の約1/2の範囲に亘
つてその周方向に当接する円弧状部9を形成した
略Ω形状を有している。
そして、上記取付ブラケツト1は、第4図の如
く円弧状部7の排気管5の軸方向両端部内周を排
気管5に溶接(斜線部A)し、或いは第5図の如
く円弧状部7内周の左右二箇所(斜線部B)を排
気管5に溶接した後、取付孔11を介して遮熱板
をボルト・ナツトで取り付けていた。また、第6
図に示す取付ブラケツト3にあつては、円弧状部
9の基部13を溶接して排気管5に取り付けてい
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし乍ら、一定の長さからなる矩形状の板材
によつて上記取付ブラケツト1,3を夫々形成し
たとき、第7図及び第8図に示すように、第4図
に於ける取付ブラケツト1のオーバーハングl
は、他方の取付ブラケツト3のオーバーハングm
よりも長いため、上記取付ブラケツト1は納入時
等に変形し易い欠点があつた。また、強度アツプ
のため、取付ブラケツト1の排気ガス流入側或い
は排気ガス流出側にフランジ(図示せず)を設け
ても、第4図に於ける溶接にあつてはフランジが
溶融してしまうため、フランジは何等強度アツプ
につながるものではなかつた。
また、第5図に示す溶接はプラグ溶接のため、
信頼性に欠ける不具合があり、そして、その信頼
性を高めるためには溶接速度を落とし、また、検
査頻度を多くするといつた余分な工数が必要とな
る。
一方、第6図に示す取付ブラケツト3は、上述
したように、第4図の取付ブラケツト1に比しオ
ーバーハングが短く変形し難い利点を有し、ま
た、第4図や第5図に示す溶接に比しその溶接強
度も優れたものである。しかし乍ら、斯かる取付
ブラケツト3にあつては、第8図に示すように溶
接ビート15が下方(排気管5の周方向)に突出
してしまうため、この取付ブラケツト3に取り付
ける遮熱板の形状によつては、斯かる溶接ビード
15が邪魔となり、因つて、遮熱板形状によつて
は取付ブラケツトが取り付けられないといつた不
具合があつた。
〔考案の目的〕
本考案は斯かる実情に鑑み案出されたもので、
例えばこれを遮熱板の取付ブラケツトとして使用
するとき、ブラケツトの円弧状部基部を排気管に
溶接しても溶接ビードが排気管の周方向に突出せ
ず、因つて、溶接ビードが遮熱板の取付けの妨げ
となることのないブラケツトを提供することを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
斯かる目的を達成するために、本考案に係るブ
ラケツトは、一枚の矩形状板材に円弧状部を形成
してなる略Ω形状のブラケツトに於て、上記円弧
状部の基部に、当該円弧状部側に突出するビード
又はエンボスを設けたものである。
〔考案の作用〕
本考案によれば、円弧状部側に突出するビード
又はエンボス内に溶接ビードが納まることとな
る。
〔考案の実施例〕
以下、本考案を遮熱板の取付ブラケツトとして
利用した実施例を第1図乃至第3図に基づいて説
明する。
第1図及び第2図は本考案の第一実施例を示
し、この実施例に於ける取付ブラケツト17は、
上記取付ブラケツト3と同様、一枚の矩形状板材
に排気管5の外周の約1/2に亘つてその周方向に
当接する円弧状部19を形成すると共に、当該円
弧状部19の基部に、円弧状部19側に突出する
ビード21を設けたものである。
本実施例はこのように構成されているから、排
気管5の外周に円弧状部19を当接して円弧状部
19の基部を溶接すれば、取付ブラケツト17は
排気管5に取り付くこととなる。而して、取付孔
25を介して遮熱板をボルト・ナツトで取り付け
ればよい。
そして、本実施例によれば、溶接ビード23は
第2図の如く上記ビード21内に納まつて排気管
5の外周方向(図中、下方向)に突出することが
ないため、溶接ビード23が遮熱板の取付けの妨
げとなることがなくなり、因つて、遮熱板形状の
制約を受けることなく取付ブラケツトの取付けが
可能となつた。
また、第2図に示すように、一定の長さからな
る矩形状の板材から、本実施例に係る取付ブラケ
ツト17と従来の取付ブラケツト3を夫々形成し
たとき、取付ブラケツト17のオーバーハングn
はビード21を形成したことによつて取付ブラケ
ツト3のオーバーハングmよりも短くなるため、
取付ブラケツト17は従来の取付ブラケツト3に
比し変形し難く強度的に優れたものとなつた。
また、図示しないが、本考案を第4図に示す取
付ブラケツト1に適用してもよい。そして、この
場合に於ても、円弧状部7の基部にビードを形成
するが故に、そのオーバーハングは取付ブラケツ
ト1のオーバーハングlに比し短くなり、因つ
て、強度的に優れたものとなる。
第3図は本考案の第二実施例に係る取付ブラケ
ツト27を示し、本実施例は、円弧状部19の基
部にエンボス29を突設したものである。そし
て、本実施例の取付ブラケツト27によつても、
溶接ビードはエンボス29内に納まるため、上記
第一実施例と同様、溶接ビードが遮熱板の取付け
の妨げとなることがない。
尚、本考案に係るブラケツトは、上記各実施例
の如く遮熱板の取付ブラケツトとしての利用を始
め、その他、例えば排気管の車体への支持ブラケ
ツトとしても利用できるものであり、いかなる場
合に於ても、溶接ビードはビードやエンボス内に
納まることとなる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、例えばこれを遮熱板の取付
ブラケツトとして利用するとき、本考案によれば
溶接ビードがビードやエンボス内に納まるため、
溶接ビードが遮熱板の取付けの妨げとなることが
なくなり、因つて、遮熱板形状の制約を受けるこ
となく取付ブラケツトの取付けが可能となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一実施例に係る取付ブラケ
ツトの斜視図、第2図は本考案第一実施例に係る
取付ブラケツトを排気管に溶接した状態に於ける
断面図、第3図は本考案の第二実施例に係る取付
ブラケツトの斜視図、第4図乃至第6図は夫々従
来の遮熱板の取付ブラケツトの取付状態を示す斜
視図、第7図は第4図の−線断面図、第8図
は第6図の−線断面図である。 17,27……取付ブラケツト、19……円弧
状部、21……ビード、23……溶接ビード、2
5……取付孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一枚の矩形状板材に円弧状部を形成してなる略
    Ω形状のブラケツトに於て、上記円弧状部の基部
    に、当該円弧状部側に突出するビード又はエンボ
    スを設けたことを特徴とするブラケツト。
JP16540686U 1986-10-28 1986-10-28 Expired JPH0441218Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16540686U JPH0441218Y2 (ja) 1986-10-28 1986-10-28

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JP16540686U JPH0441218Y2 (ja) 1986-10-28 1986-10-28

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Publication Number Publication Date
JPS6371410U JPS6371410U (ja) 1988-05-13
JPH0441218Y2 true JPH0441218Y2 (ja) 1992-09-28

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