JPH0335625Y2 - - Google Patents

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JPH0335625Y2
JPH0335625Y2 JP1985022561U JP2256185U JPH0335625Y2 JP H0335625 Y2 JPH0335625 Y2 JP H0335625Y2 JP 1985022561 U JP1985022561 U JP 1985022561U JP 2256185 U JP2256185 U JP 2256185U JP H0335625 Y2 JPH0335625 Y2 JP H0335625Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
floor panel
tunnel portion
exhaust system
side wall
cross member
Prior art date
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Expired
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JP1985022561U
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JPS61139818U (ja
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  • Thermal Insulation (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車の排気系部品の取付け構造に
関するものである。
(従来技術) 一般に、自動車の排気系部品の取付け構造とし
ては、実開昭56−14731号公報に見られるように、
フロアパネルに形成されたトンネル部に排気系部
品を収納し、フロアパネルに直接固定された掛止
部材を介して、前記排気系部品を取付けるように
されていた。
このため、排気系部品からのビビリ振動が、直
接フロアパネルに伝わるという問題に加え、場合
によつては、排気系部品の取付け強度が問題とさ
れることがあつた。
ところで、車体構造のなかには、前記トンネル
部にクロスメンバを当接、接合したものが知られ
ている。すなわち、車体横方向からの追突に対し
て前記トンネル部で受け持せるものである。この
ような車体構造にあつては、クロスメンバに対す
る支持剛性が大であることが好ましい。
(考案の解決しようとする技術的課題) 本考案は、上記の事情を勘案してなされたもの
で、その技術的課題とするところは、前述した従
来の問題を解消すると共に、自動車の横方向から
の追突に対する剛性をも向上しうる排気系部品の
取付け構造を提供することにある。
(技術的課題を達成するための手段) 上記技術的課題を達成すべく、本考案にあつて
は、フロアパネルに上方に向けて凸形状に形成さ
れて車体前後方向に延びるトンネル部内に、排気
系部品が収納された自動車において、 前記フロアパネルの上面に接合され、前記トン
ネル部を挟んで、車幅方向に延びて前記フロアパ
ネルと閉断面を構成するクロスメンバの車室内方
側端部が前記トンネル部の側壁に当接され、 該トンネル部の側壁の内側には、前記クロスメ
ンバが前記トンネル部の側壁と当接する部位に対
応させてブラケツトが配設されて、該ブラケツト
と前記フロアパネルの側壁並びに前記クロスメン
バは、車幅方向に並置され、 前記ブラケツトと前記フロアパネルの側壁並び
に前記クロスメンバは、これら三者が重合した状
態で接合されて、前記ブラケツトに排気系部品の
支持部材が結合されている、ような構成としてあ
る。
(実施例) 第1図、第2図において、1はフロアパネル
で、フロアパネル1には、幅方向中央に、前後方
向に延びるトンネル部2がプレス加工によつて形
成されており、その上面には一対のクロスメンバ
3,3が設けられ、各クロスメンバ3は、トンネ
ル部2に当接、接合されている。すなわち、各ク
ロスメンバ3は、車体の横方向内方に延び、その
車体内方端に設けられたフランジ3aは、トンネ
ル部2の側壁2aに面合せした状態でスポツト溶
接によつて接合されている。
トンネル部2で囲われた空間内には、排気系部
品4が収容されている。排気系部品4は、エンジ
ンの排気通路を構成するもので、排気管、サイレ
ンサ、触媒コンバータ、サーマルリアクタ等から
なつている。この排気系部品4の車体への取付け
は、トンネル部2に接合されたハンガーブラケツ
ト5を介してなされる。
ハンガーブラケツト5は、プレス加工によつ
て、膨らみを有する形状とされ、その周縁には、
フランジ5aが形成されている。このハンガーブ
ラケツト5の取付けは、トンネル部2の内面、つ
まりトンネル部2の内部空間側から上述のクロス
メンバ3との当接部に当てがい、フランジ5a
を、クロスメンバ3のフランジ3aに、側壁2a
を介して、対面させた状態として、スポツト溶接
によりフロアパネル1(トンネル部2)に接合す
ることによつてなされている。このことから、上
記三者2,3a,5aは三枚接合の状態となつて
いる。
ハンガーブラケツト5にボルト固定された掛止
部材6は、その先端にラバー7の一端が取付けら
れ、ラバー7の他端には、ラバー7,7間に渡つ
て架設されたハンガー8が取付けられている。
ハンガー8は、その中央部に、排気系部品4の
ほぼ半周の弧長を有する湾曲部8aが設けられ、
排気系部品4が湾曲部8aに載置されて、溶接に
より一体化されている。
このような構成とされた、排気系部品4の取付
け構造においては、ラバー7によつて緩衝された
排気系部品4からのビビリ振動は、ハンガーブラ
ケツト5によつても緩衝されるため、フロアパネ
ル1への影響は僅かなものとなる。また、ハンガ
ーブラケツト5を介して排気系部品4の取付けが
なされているため、排気系部品4の取付け強度、
信頼性が向上する。すなわち、ハンガーブラケツ
ト5とフロアパネル1の接合面においては、数多
くのスポツト点数のもとに溶接することが可能な
ため、応力の拡散がなされることとなる。しか
も、ハンガーブラケツト5と、フロアパネル1並
びにクロスメンバ3は、互いに重合した状態とさ
れているため、横方向からの衝撃に対して、ハン
ガーブラケツト5は、クロスメンバ3の支持部材
として作用することとなり、ハンガーブラケツト
5の存在により車体の横方向からの追突に対する
剛性を高めることができる。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、フロアパネルに伝わる排気系部品からのビビ
リ振動を低減することができると共に、排気系部
品の取付け強度、信頼性を高めることができる。
更に、車体の横方向からの追突に対する剛性を高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例を示す要部拡大斜視図、第2
図は、第1図の−断面図である。 1……フロアパネル、2……トンネル部、3…
…クロスメンバ、4……排気系部品、5……ハン
ガーブラケツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 フロアパネルに上方に向けて凸形状に形成され
    て車体前後方向に延びるトンネル部内に、排気系
    部品が収納された自動車において、 前記フロアパネルの上面に接合され、前記トン
    ネル部を挟んで、車幅方向に延びて前記フロアパ
    ネルと閉断面を構成するクロスメンバの車室内方
    側端部が前記トンネル部の側壁に当接され、 該トンネル部の側壁の内側には、前記クロスメ
    ンバが前記トンネル部の側壁と当接する部位に対
    応させてブラケツトが配設されて、該ブラケツト
    と前記フロアパネルの側壁並びに前記クロスメン
    バは、車幅方向に並置され、 前記ブラケツトと前記フロアパネルの側壁並び
    に前記クロスメンバは、これら三者が重合した状
    態で接合されて、前記ブラケツトに排気系部品の
    支持部材が結合されている、 ことを特徴とする自動車の排気系部品の取付け構
    造。
JP1985022561U 1985-02-21 1985-02-21 Expired JPH0335625Y2 (ja)

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JPS61139818U JPS61139818U (ja) 1986-08-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2605364B2 (ja) * 1988-07-22 1997-04-30 スズキ株式会社 自動車のマフラー取付構造
JP2014051227A (ja) * 2012-09-07 2014-03-20 Toyota Motor Corp 車両床下構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59124465A (ja) * 1982-12-28 1984-07-18 Nissan Motor Co Ltd 車体床下構造

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JPS61139818U (ja) 1986-08-29

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