JPH0950459A - 部品管理システム - Google Patents

部品管理システム

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JPH0950459A
JPH0950459A JP7204764A JP20476495A JPH0950459A JP H0950459 A JPH0950459 A JP H0950459A JP 7204764 A JP7204764 A JP 7204764A JP 20476495 A JP20476495 A JP 20476495A JP H0950459 A JPH0950459 A JP H0950459A
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Keiichi Watanabe
圭一 渡邊
Masami Shibazaki
匡美 芝崎
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、部品および部品表を管理する部品
管理システムに関し、部品表情報データベース、部品リ
ンク情報データベースおよび部品情報データベースをも
とに工程毎に部品、部品表およびその属性を一元的に管
理し、従来の複数工程にまたがる重複管理を無くすと共
に不整合の発生を防止することを目的とする。 【構成】 部品を管理する部品情報と、部品を構成する
部品及び該当する前記部品情報を管理する部品リンク情
報と、各製品について工程毎に前記部品リンク情報を管
理する部品表情報と、製品及び工程が指示されると、前
記部品表情報、前記部品リンク情報及び前記部品情報に
基づき該当部品に対する処理を行う部品管理手段とを有
するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製品を構成する部品お
よび部品間の関連(例えば製品−中間部品−末端部品と
いうような親子関係や属性情報等)を示す部品表を管理
する部品管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、部品および部品表情報は、設計、
試作、製造などの各工程でそれぞれ少しづつその管理情
報や製品の構成の仕方が異なるため、工程毎に独立した
システムで管理していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実際には、各
工程間では前工程の部品および部品表情報をもとに、自
工程の部品表を作成する。
【0004】また、設計変更などの際には、自工程の前
後の工程との間で部品および部品表情報の整合性を保つ
必要がある。このため、部品および部品表の作成・変更
のためには、各工程の部品表を管理するシステム間での
部品および部品表の情報の重複入力が発生したり、デー
タ形式の変換が必要となったり、他工程での変更情報の
反映や自工程での変更情報の他工程への伝達などが必要
となってしまったりするという問題があると共に、この
ような作業中における再入力のミスや変更情報の反映・
伝達の遅れによる工程間の情報の不整合が発生したりす
るという問題があった。
【0005】本発明は、これらの問題を解決するため、
部品表情報データベース、部品リンク情報データベース
および部品情報データベースをもとに工程毎の部品、部
品表およびその属性を一元的に管理し、従来の複数工程
にまたがる重複管理を無くすと共に不整合の発生を防止
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するための手段を説明する。図1において、データベ
ース1は、部品表情報データベース2、部品リンク情報
データベース3、および部品情報データベース4から構
成されるものである。
【0007】部品表情報データベース2は、部品表を工
程毎に管理するものである。部品リンク情報データベー
ス3は、部品表を構成する部品あるいは中間部品を管理
するものである。
【0008】部品情報データベース4は、工程毎に部品
を管理するものである。部品管理手段7は、部品表情報
データベース2、部品リンク情報データベース3、およ
び部品情報データベース4をアクセスして部品を一元管
理するものである。
【0009】
【作用】本発明は、図1に示すように、部品管理手段7
が製品及び工程が指示されると、部品表情報、前記部品
リンク情報及び前記部品情報に基づき該当部品に対する
処理を行うようにしている。
【0010】この際、部品リンク情報及び前記部品表情
報は複数の部品から構成される中間部品について管理
し、部品管理手段7は中間部品及び工程が指示される
と、該当部品に対する処理を行うようにしている。
【0011】また、部品表情報は各製品について属性情
報を管理し、部品管理手段7は製品の指示に基づいて該
当する製品の属性情報を管理するようにしている。ま
た、部品情報は各部品について工程毎に管理し、部品管
理手段7は製品及び工程の指示に基づいて該当する工程
の部品に対して処理するようにしている。
【0012】また、部品情報は各部品について属性情報
を管理し、部品管理手段7は製品の指示に基づいて該当
する製品の属性情報を管理するようにしている。従っ
て、部品表情報データベース2、部品リンク情報データ
ベース3および部品情報データベース4をもとに工程毎
に部品、部品表およびその属性を一元的に管理すること
により、従来の複数工程にまたがる重複管理を無くすと
共に工程間の部品管理の不整合の発生を防止することが
可能となる。
【0013】
【実施例】次に、図1から図12を用いて本発明の実施
例の構成および動作を順次詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の1実施例構成図を示す。
図1において、データベース1は、部品表情報データベ
ース2、部品リンク情報データベース3、および部品情
報データベース4から構成され、工程毎に部品表および
部品を一元管理するものである。
【0015】部品表情報データベース2は、部品表につ
いて、各工程に共通の属性情報、および各工程毎にリン
ク情報と属性情報を設定して管理するものである。部品
リンク情報データベース3は、部品表の部品あるいは中
間部品のリンク関係を設定して管理するものである。
【0016】部品情報データベース4は、工程毎に部品
を設定して管理するものである。作業領域5は、データ
ベース1をアクセスして取り出した情報を展開するもの
であって、例えばデータベース1をアクセスして工程毎
に部品表をツリー構造にして格納するものである。
【0017】エディタ6は、データベース1をアクセス
して各種編集を行なうものであって、部品管理手段7な
どから構成されるものである。部品管理手段7は、デー
タベース1をアクセスして作業領域5に図示のように工
程毎に部品表をツリー構造に展開して格納し表示した
り、各種編集(追加、修正など)したりするものであ
る。
【0018】次に、図2のフローチャートに示す順序に
従い、図1のデータベース1を構成する部品表情報デー
タベース2、部品リンク情報データベース3、および部
品情報データベース4に部品、部品ID、共通属性、工
程毎の属性、部品表などを登録する場合の動作を詳細に
説明する。
【0019】図2において、S1は、CAD等で部品を
設計する。これは、CADなどを用い、部品の図面を作
成する。S2は、部品情報データベース4に部品IDを
登録する。これは、後述する図3に示すように、画面上
から部品ID(例えば部品ID“c1”)を入力して部
品情報データベース4に登録する。
【0020】S3は、部品の共通属性を登録する。これ
は、後述する図4に示すように、画面上に、S2で登録
した部品ID(例えば部品ID“c1”)の共通属性を
入力し、部品情報データベース4中の部品IDの共通属
性の欄に登録する。
【0021】S4は、部品の工程1の属性を登録する。
これは、画面上に、S2で登録した部品ID(例えば部
品ID“c1”)の工程1の属性を入力し、部品情報デ
ータベース4中の工程1の欄(属性の欄)に登録する。
【0022】以上のS1からS4によって、CADなど
で設計した部品の部品ID、部品の共通属性、部品の工
程1の属性を図1の部品情報データベース4に登録する
と共に、部品IDに対応づけて設計した部品の図面を図
示外のデータベースに登録できたこととなる。
【0023】S5は、エディタで部品表を作成/登録す
る。これは、S1からS4によって作成した部品情報デ
ータベース4に登録した部品を使った部品表をエディタ
を用いて作成し、図1の部品表情報データベース2に示
すようにデータベース1に登録すると共に、当該部品表
情報データベース2と、部品情報データベース4中の部
品との関係を部品リンク情報データベース3を登録す
る。
【0024】以上のS1からS5によって、部品を設計
して部品ID、部品の共通属性、部品の工程1の属性を
部品情報データベース4に登録すると共に、部品表を作
成して部品表情報データベース3に登録および部品表と
部品とのリンク情報を部品リンク情報データベース3に
登録できたこととなる。
【0025】S6は、ディタで工程1の部品表を表示す
る。これは、S5で作成して登録して工程1の部品表を
部品表情報データベース2から取り出して画面上に表示
する。
【0026】S7は、画面上で部品表を修正する。これ
は、S6で表示された工程1の部品表について、工程2
で使う部品表に修正する。S8は、画面上で工程2の属
性を登録する。これは、S7で修正した工程2で使う部
品表の当該工程2の属性を画面上で入力して登録する。
【0027】S9は、工程2の部品表として登録する。
これは、S7およびS8で作成した工程2の部品表を部
品表情報データベース2に登録する。以上のS6からS
9によって、工程1の部品表を画面上に表示して修正お
よび工程2の属性を入力し、部品表情報データベース2
に登録すると共に、必要に応じて部品リンク情報データ
ベース3を修正などする。
【0028】S10は、工程2の場合と同様の作業を繰
り返し、工程3以降の部品表の作成を行い、部品表情報
データベース2に順次登録する。以上のS1からS10
によって、部品をCADなどによって設計すると共に、
共通属性や工程に固有の属性を入力して部品情報データ
ベース4に登録し、登録した部品を使った工程1の部品
表を作成して部品表情報データベース2に登録すると共
に部品表と部品のリンク情報を部品リンク情報データベ
ース3に登録する。そして、工程1の部品表を画面上に
表示し修正・追加などして工程2の部品表を作成および
工程2の属性を入力して部品表情報データベース3に登
録すると共に部品リンク情報データベース3を修正など
する。同様に、工程3以降ついても行なう。これらによ
り、各工程毎の部品表を関連づけて作成して一元的に管
理することが可能となった。
【0029】図3は、本発明の部品ID登録画面の例を
示す。 (1) これは、CADなどを使って部品の図面を設計
した後(図2のS1)、部品IDを部品情報データベー
ス1に登録するために、図示の部品ID登録画面を表示
し、この画面上で図示の下記の項目の下線を引いた部分
を入力および◇のうち選択して◆にする。
【0030】・部品ID:c1 ・部品区分:◇製品 ◇中間部品 ◆末端部品 ・登録者氏名:富士通 太郎 ・従業員番号:123456 (2) (1)の入力および選択した状態で、登録ボタ
ンを選択すると、右側の矢印で示した部品情報データベ
ース4中の部品の欄および共通属性の欄にそれぞれ登録
されることとなる。ここで、 ・部品の欄:部品c1 ・共通属性の欄:A c1/C と登録される。共通属性の“A c1/C”は、部品区
分“末端部品”、登録者氏名“富士通 太郎”、従業員
番号“123456”を登録する欄を表す。
【0031】以上の(1)および(2)によって、部品
情報データベース4に部品IDに対応づけて共通属性を
登録できたこととなる。図4は、本発明の属性登録画面
の例を示す。
【0032】(1) 左側の共通属性情報登録画面(I
D=c1)は、図面作成と図3の部品IDの登録終了
後、図面と部品IDの関連づけ、および全工程に共通な
属性(共通属性)を画面上から入力および選択して登録
した様子を示す。ここで、括弧で囲んだ内部は既に登録
済みのデータを表し、下線の部分が今回入力し、◆が選
択した項目である。
【0033】・共通属性 (部品ID:c1) (部品区分:末端部品) (登録者名:富士通 太郎) 部品名称:筐体側板 仕様 :◆国内 ◇北米 ◇欧州 保守部品:◆YES ◇NO 図面所在:/cad/zumen/c1.drw 図面所在は、部品の設計した図面の所在場所を表し、部
品ID“c1”との対応が付けられたこととなる。これ
ら共通属性は、矢印で示したように、部品情報データベ
ース4の部品ID“c1”の共通属性の欄に登録する。
【0034】(2) 右側の工程1属性情報登録画面
は、左側の画面上で種別“工程1”を選択すると表示さ
れた画面であって、工程1の属性を図示の下記のように
入力して登録する。ここで、括弧で囲んだ内部は既に登
録済みのデータを表し、下線の部分が今回入力した項目
である。
【0035】・工程1属性 (部品ID:c1) (部品名称:筐体側板) 部品重量:0.3kg 材質 :ABS樹脂 これら工程1属性は、矢印で示したように、部品情報デ
ータベース4の部品ID“c1”の工程1属性の欄に登
録する。
【0036】以上の(1)および(2)によって、部品
情報データベース4の共通属性および工程1属性を登録
できたこととなる。図5は、本発明の工程1の部品表編
集画面の例を示す。
【0037】(1) 上段の部品表編集対象部品(製
品)指定画面上で図示の下記のように、部品の入力およ
び選択を行なう。下線の部分が入力したデータを表し、
◆が選択したデータを表す。
【0038】・編集対象部品:p1 ・工程指定 :◆工程1 ◇工程2 ◇工程3 ・部品表取込み:◇工程1 ◇工程2 ◇工程3 ・編集モード :◆編集 ◇表示のみ 以上の入力および選択し、了解を選択すると、部品“p
1”の工程1の編集モードと設定され、左下の部品表エ
ディタ(工程1)の画面が表示されることとなる。
【0039】(2) この部品表エディタ(工程1)の
画面上で例えば部品“s2”を選択し、編集プルダウン
メニューを当該画面の右側に図示のように開設し、“追
加”を選択すると、右側に示す“子部品追加画面”が表
示される。この子部品追加画面上で、 ・部品ID:c6 を入力し、了解を選択すると、右下に示す“部品表エデ
ィタ(工程1)の画面に示すように、s2の子部品とし
て“c6”が登録されることとなる。
【0040】以上の(1)および(2)いよって、部品
表情報データベース2の親部品“p1”の子部品“s
2”の更に子部品“c6”を追加登録できたこととな
る。図6は、本発明の工程2の部品表編集画面の例を示
す。
【0041】(1) (a)の部品表編集対象部品(製
品)指定画面上で図示の下記のように、部品の入力およ
び選択を行なう。下線の部分が入力したデータを表し、
◆が選択したデータを表す。
【0042】・編集対象部品:p1 ・工程指定 :◇工程1 ◆工程2 ◇工程3 ・部品表取込み:◇工程1 ◇工程2 ◇工程3 ・編集モード :◆編集 ◇表示のみ 以上の入力および選択し、了解を選択すると、部品“p
1”の工程2の編集モードと設定され、(b)の部品表
エディタ(工程2)の画面が表示されることとなる。
【0043】(2) (b)の部品表エディタ(工程
2)の画面上で例えば部品“s1”を選択し、編集プル
ダウンメニューを(b)の画面の右側に図示のように開
設し、“追加”を選択すると、(b−1)に示す“子部
品追加画面”が表示される。この子部品追加画面上で、 ・部品ID:s3 を入力し、了解を選択すると、(c)に示す“部品表エ
ディタ(工程2)の画面に示すように、s3の子部品が
追加される。そして、更に、移動元の部品“c2、c
3、c4”を選択し、編集プルダウンメニューを(c)
の画面の右側に図示のように開設し、“移動”を選択す
ると、(d)に示す“部品表エディタ(工程2)”の画
面が図示のように表示され、部品“s3”の子部品“c
2”、“c3”、“c4”となる。(d)の編集プルダ
ウンメニューから保存を選択すると、部品表情報データ
ベース2に保存される。
【0044】以上によって、図6の(b)で製品“p
1”の工程1の部品表を取り込んで表示し、当該工程1
の部品表のうち、c2、c3、c4をまとめた部品(中
間部品)“s3”を追加し、c2、c3、c4を子部品
に移動すると、(d)に示すように、工程2の部品表が
工程1の部品表を修正して容易に作成されることとな
る。
【0045】図7は、本発明の工程2の属性登録画面の
例を示す。 (1) (a)の部品表エディタ(工程2)の画面を表
示する。この部品表エディタ(工程2)の画面上で“c
1”を選択し、部品情報プルダウンメニューを画面の右
側に図示のように開設し、“属性”を選択すると、
(b)に示す“工程2属性情報画面(ID=c1)”を
表示する。
【0046】(2) 工程2属性情報画面(ID=c
1)上で入力および選択を図示の下記のように行なう。 ・共通属性 (部品ID:c1) (部品区分:末端部品) (登録者名:富士通 太郎) (部品名称:筐体側板) (保守部品:YES) (図面所在:/cad/zumen/cl.drw) ・工程2属性 手配区分:◇内作 ◆外注 手配単位:200ダース 部品単価:580円 以上の入力および選択し、登録を選択すると、(c)の
矢印で示すように部品c1の工程2の属性が部品情報デ
ータベース4に登録されることとなる。
【0047】図8は、本発明の工程間の部品構成が異な
る例(部品の統合)を示す。 (1) (a)の工程1(設計工程)は、図示のよう
に、部品“筐体×1(s1)”は、パソコン(製品)の
1つの部品“筐体×1(s1)”は、4つの部品 ・筐体側板×1(c1) ・ネジ ×4(c2) ・ナット ×4(c3) ・ワッシャ×4(c4) から構成されている。
【0048】(2) (b)の工程2(生産準備工程)
は、図示のように、部品“筐体×1(s1)”および部
品“筐体止め金具×4(s2)”から構成されている。
この部品“筐体止め金具×4(s2)”は、3つの部品 ・ネジ ×4(c2) ・ナット ×4(c3) ・ワッシャ×4(c4) から構成されている。
【0049】(3) 工程1(設計工程)では(1)に
示すように、パソコンの筐体は、1つの筐体側板と、4
つのネジ・ナット・ワッシャが並列に定義されている。
工程2(生産準備工程)では(2)に示すように、4つ
のネジ・ナット・ワッシャを筐体止め金具×4(s2)
と定義しなおし、統合したものである。
【0050】(4) (3)に示したように、工程1か
ら工程2の段階で4つのネジ・ナット・ワッシャを筐体
止め金具として定義しなおすと、(c)に矢印で示すよ
うに工程2の部品表情報データベース2および部品リン
ク情報データベース3が追加されることとなる。
【0051】図9は、本発明の工程間の部品構成が異な
る例(部品の展開)を示す。 (1) (a)の工程1(設計工程)は、図示のよう
に、パソコンの内蔵ハードディスク装置×1(s1)は
外部で設計されたものであるから、設計段階で子部品を
持たない。
【0052】(2) (b)の外部での設計は、図示の
ように、内蔵ハードディスク装置×1があり、図示の下
記の子部品から構成されている。 ・モータ ×1 ・磁気ヘッド×10 ・ディスク ×6 ・軸受け ×2 (3) (c)の工程2(生産準備工程)で内作すると
変更した場合、(a)のハードディスク装置×1(s
1)に部品を追加する必要があり、図示の下記の部品を
追加する。
【0053】・モータ ×1 (c1) ・磁気ヘッド×10(c2) ・ディスク ×6 (c3) ・軸受け ×2 (c4) (4) (c)で追加した部品を部品情報データベース
4の工程2の属性の欄に追加すると共に、部品表情報デ
ータベース2の工程2の属性の欄を修正および部品リン
ク情報データベース3に追加して部品とリンクさせてお
く。
【0054】以上の(1)から(4)によって、工程1
で外注のハードディスク装置を工程2で内作に変更した
ときに、部品を部品情報データベース4の工程2に追加
および部品表情報データベース2の工程2の属性を修正
および部品リンク情報データベース3に追加することに
より、工程1から工程2になったときに部品(ハードデ
ィスク装置)を展開(子部品であるモータ、磁気ヘッ
ド、ディスク、軸受けに展開)することが可能となる。
【0055】図10は、本発明の工程間の部品構成が異
なる例(部品の抑止)を示す。 (1) (a)の工程1(設計工程)は、図示のよう
に、パソコンの内蔵CD−ROM装置×1(s1)は ・モータ ×1 (c1) ・軸受け ×2 (c2) ・・・・ の子部品から構成されている。
【0056】(2) (b)の工程2(生産準備工程)
は、(a)で内蔵CD−ROM装置を発注し、外部で生
産して全体の組み立て段階でその部品が納品される場
合、(a)の工程1(設計工程)の部品表の中では、そ
の部品表は子部品(モータ、軸受けなど)を持っている
が、(b)の工程2(生産準備工程)の部品表の中では
1つの部品として扱われため、子部品を持たないように
するために、(c)に矢印で示すように、部品表情報デ
ータベース2の工程2の属性および部品リンク情報デー
タベース3に図示のように登録する。
【0057】図11は、本発明の部品の使用が中止され
た場合、他工程にその情報が速やかに反映される例を示
す。 (1) (a)は工程2(生産準備工程)の部品表を示
す。この工程2の部品表を表示した状態で、プルダウン
メニューから(a−1)の部品使用中止指定画面を表示
させ、この画面上で図示の下記のように、 ・使用中止部品:c1 を入力し、了解を選択すると、(c)に矢印で示すよう
に、部品情報データベース4の該当する部品(部品c
1)の備考欄に○(部品使用中止を表すフラグ)をセッ
トする。
【0058】(2) (1)で工程2の段階で部品c1
の使用中止を表すフラグ○を部品情報データベース4に
当該部品c1の欄にセットすると、(b)に示すよう
に、他の工程、ここでは工程1の部品表エディタの画面
上で部品“c1”が強調表示され、使用が中止されたこ
とを知らせる(部品情報データベース4、部品リンク情
報データベース3、部品表情報データベース2を辿って
工程1の部品表中の該当する部品c1を強調表示して使
用中止を知らせる)。
【0059】図12は、本発明のデータベースから部品
表呼び出しフローチャートを示す。図12において、S
21は、エディタから“中間部品s2”の部品表“BO
M−s2”の表示を要求する。これは、図1のエディタ
6から部品表情報データベース2中の部品表“BOM−
s2”の表示の要求を行なう。
【0060】S22は、エディタの要求を受け、データ
ベース1の部品表情報データベース2の“部品表”項目
中の“BOM−s2”を見つける。S23は、“BOM
−s2”の工程1のリンク名“L−s2”をキーとし
て、部品リンク情報データベース3の中の“下位部品へ
のリンク情報”に“c5”と“c6”を見つける。
【0061】S24は、以上の結果を作業領域5へ展開
する。S25は、作業領域5からエディタへ部品表を表
示する。S26は、エディタから属性情報表示の要求が
あれば、部品情報データベース4の“c5”、“c6”
などの属性“A−c5/C”、“A−c5/1”や、
“A−c6/C”、“A−c6/1”などを表示する。
【0062】以上によって、図1の作業領域5中の楕円
で囲んだ、部品表中の中間部品“s2”の下位部品“c
5”、“c6”が部品表情報データベース2、部品リン
ク情報データベース3および部品情報データベース4を
検索して表示されることとなる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
部品表情報データベース2、部品リンク情報データベー
ス3および部品情報データベース4をもとに工程毎に部
品、部品表およびその属性を一元的に管理する構成を採
用しているため、工程毎に部品表、部品を関連づけて一
元管理できる。これらにより、従来の複数工程にまたが
る重複管理を無くすと共に工程間の部品管理の不整合の
発生を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例構成図である。
【図2】本発明の動作説明フローチャートである。
【図3】本発明の部品ID登録画面の例である。
【図4】本発明の属性登録画面の例である。
【図5】本発明の工程1の部品表編集画面の例である。
【図6】本発明の工程2の部品表編集画面の例である。
【図7】本発明の工程2の属性登録画面の例である。
【図8】本発明の工程間の部品構成が異なる例(部品の
統合)である。
【図9】本発明の工程間の部品構成が異なる例(部品の
展開)である。
【図10】本発明の工程間の部品構成が異なる例(部品
の抑止)である。
【図11】本発明の部品の使用が中止された場合、他工
程にその情報が速やかに反映される例である。
【図12】本発明のデータベースから部品表呼び出しフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1:データベース 2:部品表情報データベース 3:部品リンク情報データベース 4:部品情報データベース 5:作業領域 6:エディタ 7:部品管理手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製品を構成する複数の部品を管理するシス
    テムにおいて、 部品を管理する部品情報と、 部品を構成する部品及び該当する前記部品情報を管理す
    る部品リンク情報と、 各製品について工程毎に前記部品リンク情報を管理する
    部品表情報と、 製品及び工程が指示されると、前記部品表情報、前記部
    品リンク情報及び前記部品情報に基づき該当部品に対す
    る処理を行う部品管理手段とを有することを特徴とする
    部品管理システム。
  2. 【請求項2】前記部品リンク情報及び前記部品表情報
    は、複数の部品から構成される中間部品について管理
    し、 前記部品管理手段は、中間部品及び工程が指示される
    と、該当部品に対する処理を行うことを特徴とする請求
    項1記載の部品管理システム。
  3. 【請求項3】前記部品表情報は、各製品について属性情
    報を管理し、 前記部品管理手段は、製品の指示に基づいて、該当する
    製品の属性情報を管理することを特徴とする請求項1あ
    るいは請求項2記載の部品管理システム。
  4. 【請求項4】前記部品情報は、各部品について工程毎に
    管理し、 前記部品管理手段は、製品及び工程の指示に基づいて、
    該当する工程の部品に対して処理することを特徴とする
    請求項1ないし請求項3記載のいずれかの部品管理シス
    テム。
  5. 【請求項5】前記部品情報は、各部品について属性情報
    を管理し、 前記部品管理手段は、製品の指示に基づいて、該当する
    製品の属性情報を管理することを特徴とする請求項1な
    いし請求項4記載のいずれかの部品管理システム。
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