JP2007026127A - 設計製造支援装置,設計製造支援プログラム及び設計製造支援方法 - Google Patents

設計製造支援装置,設計製造支援プログラム及び設計製造支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
複数候補部品がある場合に、複数化学物質毎に最大含有量集計を行え、集計の結果を、部品表上に複数社購買部品や複数化学物質を比較できるように並べて表示できる設計製造支援システムを提供する。【解決手段】
設計製造支援装置を、自社部品と取引先部品の部品番号の対応を格納する自社・取引先部品番号対応格納装置と、自社製品の部品の構成を格納する自社部品表格納装置と、取引先から購入する部品の構成を格納する取引先部品表格納装置と、自社・取引先部品番号対応格納装置に格納された自社部品番号と取引先部品番号の対応から、代表部品を作成する代表部品作成装置と、前記代表部品作成装置で作成した代表部品と、前記自社部品表格納装置に格納された自社部品表と、前記取引先部品表格納装置に格納された取引先部品表から、部品表を作成する部品表作成装置とを備えるものとした。【選択図】図1

Description

本発明は、部品表を用いて設計製造を管理する設計製造支援装置,設計製造支援プログラム及び設計製造支援方法に関する。
近年、RoHS規制(電気・電子機器の生産から処分までの過程において、有害6物質の使用を原則として使用禁止とする)をはじめとして、製品を対象とした環境規制が厳しくなりつつある。
規制への対応のため、製造メーカーは、取引先部品メーカーから、購入部品の含有化学物質量を収集し、部品含有化学物質量から、製品の含有化学物質を集計し、自社の製品が規制に違反していないことを示す必要がある。
特開2002−49649号公報(特許文献1)に記載の「環境情報シミュレーションシステムと装置及び方法並びに記憶媒体」は、製品についての環境情報の収集が十分でないときでも、同種の部品の環境情報を用いることで環境情報の評価を行えるというものであった。
特開2002−49649号公報
化学物質集計をはじめとする製品の評価時の課題として、複数社購買部品の問題がある。複数社購買とは、複数の部品メーカーから、異なる部品を同一部品として購入する場合である。複数社購買部品は、必ずしも化学物質構成が同一とは限らない。従って、複数社購買等複数候補の部品を含む製品の化学物質量は、最大値をとるのが、含有規制に対する安全側の判定であるのは公知である。また、評価の必要な有害化学物質は複数であり、複数候補部品の場合は部品により複数化学物質の含有量のトレードオフが発生する場合がある。
そのため、複数候補部品を含む製品について複数の化学物質集計を行う場合は、化学物質毎に、含有量最大となる部品を選択した上で集計する必要がある。
特許文献1では、複数社購買時の有害物質含有量の算出は、有害物質毎に、最大の含有量が選定されたものとして積算する、との記述があるが、実際の実現形態については開示されていない。
また、製品の化学物質評価への他のニーズとしては、設計へのフィードバックがある。単に製品のトータルの化学物質量を知るだけでなく、部品表上の各部品,構成品に、集計した化学物質量を並べて参照することで、部品単位の化学物質の削減努力などにフィードバック可能となる。
特に、複数社購買などで複数候補のある部品の場合は、複数候補の部品の含有化学物質量を並べて見ることで、複数候補の化学物質量のトレードオフなどを明らかに見たいニーズがある。
しかし、特許文献1では、複数社購買などで複数候補がありうる場合の部品表の表示方法、またその場合の化学物質集計方法、結果の表示方法についての記載はない。したがって、特許文献1の技術では、自社製品の採用部品に複数の候補がある場合に、設計者が各部品候補の有害物質含有量のトレードオフを考慮して設計するのが困難であるという課題がある。
そこで、本発明の第一の目的は、部品に複数の候補がある場合に、各部品を選択した場合の有害物質含有量のトレードオフを考慮して設計できる設計支援装置を提供することである。
本発明の第二の目的は、自社部品表と取引先部品表を結合して製品の部品表を作成し、その部品表と、部品に含まれる化学物質量などの属性量から、製品の属性量を集計できる設計製造支援装置を提供することである。
本発明の一つの特徴は、設計製造支援装置を、自社部品と取引先部品の部品番号の対応を格納する自社・取引先部品番号対応格納装置と、自社製品の部品の構成を格納する自社部品表格納装置と、取引先から購入する部品の構成を格納する取引先部品表格納装置と、自社・取引先部品番号対応格納装置に格納された自社部品番号と取引先部品番号の対応から、代表部品を作成する代表部品作成装置と、前記代表部品作成装置で作成した代表部品と、前記自社部品表格納装置に格納された自社部品表と、前記取引先部品表格納装置に格納された取引先部品表から、部品表を作成する部品表作成装置と、自社・取引先部品番号対応格納装置と、自社部品表格納装置と、取引先部品表格納装置にデータを入力する入力装置と、部品表作成装置で作成した部品表を出力する出力装置とを備えるものとした点にある。
本発明の他の特徴は、設計製造支援装置を、自社部品と取引先部品の部品番号の対応を格納する自社・取引先部品番号対応格納装置と、自社製品の部品の構成を格納する自社部品表格納装置と、取引先から購入する部品の構成を格納する取引先部品表格納装置と、前記自社・取引先部品番号対応格納装置に格納された自社部品番号と取引先部品番号の対応と、前記自社部品表格納装置に格納された自社部品表と、前記取引先部品表格納装置に格納された取引先部品表から、部品表を作成する部品表作成装置と、含有化学物質量などの部品属性を格納する部品属性格納装置と、部品表作成装置で作成した部品表を構成する各部品につく属性を部品属性格納装置から検索する部品属性検索装置と、部品表作成装置で作成した部品表と、部品属性検索装置で検索した部品の属性から、製品の属性を集計する製品属性集計装置と、自社・取引先部品番号対応格納装置と、自社部品表格納装置と、取引先部品表格納装置にデータを入力する入力装置と、部品表作成装置で作成した部品表と、製品属性集計装置で集計した結果を出力する出力装置とを備えるものとした点にある。
本発明の他の特徴は、設計製造支援装置を、自社部品と取引先部品の部品番号の対応を格納する自社・取引先部品番号対応格納装置と、自社製品の部品の構成を格納する自社部品表格納装置と、取引先から購入する部品の構成を格納する取引先部品表格納装置と、自社・取引先部品番号対応格納装置に格納された自社部品番号と取引先部品番号の対応から、代表部品を作成する代表部品作成装置と、前記代表部品作成装置で作成した代表部品と、前記自社部品表格納装置に格納された自社部品表と、前記取引先部品表格納装置に格納された取引先部品表から、部品表を作成する部品表作成装置と、含有化学物質量などの部品属性を格納する部品属性格納装置と、部品表作成装置で作成した部品表を構成する各部品につく属性を部品属性格納装置から検索する部品属性検索装置と、部品表作成装置で作成した部品表と、部品属性検索装置で検索した部品の属性から、製品の属性を集計する製品属性集計装置と、自社・取引先部品番号対応格納装置と、自社部品表格納装置と、取引先部品表格納装置にデータを入力する入力装置と、部品表作成装置で作成した部品表と、製品属性集計装置で集計した結果を出力する出力装置とを備えるものとした点にある。
本発明によれば、部品に複数の候補がある場合に、各部品を選択した場合の有害物質含有量のトレードオフを考慮して設計できる設計支援装置を提供できる。
次に、図1〜図42を参照して、設計製造支援装置の実施例を説明する。
図1は、本発明による設計製造支援装置の第一の実施例の構成を示すブロック図である。
図1の設計製造支援装置は、自社部品と取引先部品の部品番号の対応を格納する自社・取引先部品番号対応格納装置1と、自社製品の部品の構成を格納する自社部品表格納装置2と、取引先から購入する部品の構成を格納する取引先部品格納装置3と、自社・取引先部品番号対応から、代表部品を作成する代表部品作成装置4と、前記代表部品作成装置で作成した代表部品と、前記自社部品表格納装置に格納された自社部品表と、前記取引先部品表格納装置に格納された取引先部品表から、部品表を作成する部品表作成装置5と、入力装置9と、出力装置10からなる。
第一の実施例の構成要素について順に説明する。
自社・取引先部品番号対応格納装置1は、製品を構成する部品のうち、取引先から購入する部品について、自社の部品番号と取引先の部品番号の対応を格納する装置である。部品,製品を製造するメーカーでは、それぞれ、会社毎に会社内で扱う部品について、独自の体系で部品番号を採番して管理することが多い。従って、同一の部品でも、その部品を製造するメーカーと、その部品を自社製品の一部として購入して製品を製造するメーカーとでは、その部品の番号が異なる場合が通常である。尚、下記の例では、自社製品の一部として部品を購入するメーカーを自社、自社から見て部品の購入先の会社を取引先とする。
自社・取引先部品番号対応格納装置1の格納項目の例を図2に示す。
列21〜列23が取引先部品番号対応格納装置1に格納する項目の例、行24〜行27が取引先部品番号対応格納装置1に格納するデータの例である。列21が自社部品を特定する自社部品番号である。列22が取引先会社番号、列23が取引先部品番号で、これら2つの番号の組み合わせで取引先部品を特定する。行25のデータは、自社の、番号
「CCC」で特定される部品は、番号「XX」で特定される取引先会社の、番号「C1」で特定される部品と同一であることをあらわす。言い換えると、自社で「CCC」で特定される部品は、「XX」社では「C1」の番号で特定される。
自社部品表格納装置2は、自社製品の部品構成を格納する装置である。
自社部品表格納装置2の実現形態の例を、図3〜図5を用いて説明する。本実施形態では、自社部品表格納装置2は、(1)自社製品を構成する部品の名前等の基本属性データ(以降、PNデータとする)と、(2)製品構成の親子関係を記述することで、製品の階層構造を示す部品の親子データ(以降、PSデータとする)とから構成する。
図3は、自社部品表格納装置2のPNデータのデータ項目の例である。列31〜列35は、部品属性データの格納項目の例であり、行36〜行40は、格納するデータ項目の例である。列31は部品番号で、列32は部品名である。列33〜列35は属性項目の格納欄であり、部品質量,部品価格等、部品表の用途により必要な基本属性を格納する。尚、属性項目の数は部品表の用途により任意に決めることができる。PNデータにより、例えば行36のデータでは、部品番号「AAA」の部品の名称は「部品A」ということが特定できる。
次に、図4は、自社部品表格納装置2のPSデータの格納項目の例である。列41〜列43は格納項目の例であり、行44〜行47は格納するデータの例である。列41は親部品の部品番号で、列42は子部品の部品番号で、列43は数量である。図4に示すデータより、BBBはAAAの子部品、CCCはAAAの子部品、DDDはBBBの子部品、
EEEはBBBの子部品、という部品の親子関係を読み取ることができる。部品をノード、この親子関係をリンクとして示すと図5に示すようなツリー状の部品表を表すことができる。図中、〔 〕内は部品数を示す。
以上のように、自社部品表格納装置は、自社製品の構成であるPSデータと、構成される各部品に関する基本属性情報であるPNデータを格納する装置である。上記実施形態では、PNデータと、PSデータを異なるテーブルに格納することで実現しているが、これは必ずしも異なるテーブルである必要はなく、同一のテーブルで管理する形態をとっても構わない。
次に、取引先部品表格納装置3につき図6〜図8を用いて説明する。図6は取引先部品の名称等の基本属性データであるPNデータの格納項目の例、図7は取引先部品の構成であるPSデータの格納項目の例である。PNデータ,PSデータに格納する項目としては、自社部品表格納装置2とほとんど同様である。ただし、自社から見て取引先は一つとは限らないこと、また、取引先ごとに独自の採番方法で部品番号を管理している可能性が大きいことから、部品の取引先会社番号と、部品番号の2つで部品番号を特定するものとする。そのため、図6のPNデータの格納項目には、図3の自社部品表格納装置のPNデータと比べると、列63の取引先会社番号を追加する。また、図7のPSデータの格納項目には、図4の自社部品表格納装置のPSデータと比べると、列71の親部品会社番号と、列73の子部品会社番号を追加する。
図6,図7の例の取引先部品表は、部品をノード,部品の親子関係をリンクとして示すと図8のように表せる。81のXX社のC1,82のXX社のG1,83のXX社のH1は、図7のPSデータの親子の記述から、C1を親とした部品ツリーの形式で表せる。
以上、取引先部品表格納装置3は、装置構成上、自社部品表格納装置2と別の装置として説明してきたが、別の実施形態としては、自社部品表格納装置2と、取引先部品表格納装置を同一の格納装置で管理しても良い。本発明で構成上必要なのは、(1)自社部品であるか、取引先部品であるか、(2)取引先部品であればどこの取引先会社のものか、が明確になることであるため、自社部品については図6の63取引先会社番号、図7の71の親部品会社番号、73の子部品会社番号に自社を識別できる番号を入れることで、取引先部品格納装置3で自社部品も一括で管理することが可能である。
次に、代表部品作成装置4、及び部品表作成装置5につき、説明の便宜のため、一括で説明する。
代表部品作成装置4は、自社・取引先部品番号対応格納装置1に格納されている自社部品番号と、取引先部品番号を、親子関係とし、PSデータに置き換えることで、自社部品番号で表される代表部品を作成する装置である。
部品表作成装置5は、自社部品表格納装置2と、取引先部品表格納装置3と、代表部品作成装置4により作成された代表部品から、自社と取引先部品表を結合した部品表を作成する装置である。
本発明の特徴は代表部品作成装置4で作成した代表部品を使って部品表を作成することであるため、代表部品作成装置4がない従来の処理と、代表部品作成装置4で作成した代表部品を使って部品表を作成する場合の処理を対比させて説明する。
図9は、代表部品作成装置4がない比較例の部品表作成装置5の処理の流れである。
処理91では、自社部品表格納装置2からデータを読み込み、自社部品表を作成する。具体的には、図3,図4で説明した自社部品表格納装置2のPSデータ,PNデータを読み込み、図5に示すような部品のツリー構造を作成することである。
以降、自社部品表格納装置2から、部品番号AAAで示される製品の部品表を図5のように作成した場合を想定し説明する。
処理92では、自社部品表の末端部品番号を取引先部品番号に置き換える。
この処理は、自社部品表の末端部品番号を、自社・取引先部品番号対応格納装置1の列22の自社部品番号から検索し、対応する取引先会社番号と、取引先部品番号とを取得する処理である。そして取得した取引先部品番号で末端部品番号を置き換える処理である。処理92が終了した時点での自社部品表の状態を図10に示す。
図5の53の自社部品番号「CCC」が、図10の101の部品番号「XX−C1」に、図5の54の自社部品番号「DDD」が、図10の102の部品番号「XX−D1」に、図5の55の自社部品番号「EEE」が図10の103の部品番号「YY−E1」に置き換えられる。
処理93では、取引先部品表格納装置3に格納されたデータを読み込み、取引先部品表を作成する。具体的には、図6,図7で説明した取引先部品表格納装置3のPSデータ,PNデータを読み込み、図8に示すような部品のツリー構造を作成する。
処理94では、処理91で作成し、処理92で置き換えた自社部品表と、処理93で作成した取引先部品表を結合する。処理92で自社部品表の末端が取引先部品番号に置き換えられているため、置き換えられた部品番号を、取引先部品表から検索し、取引先の部品構成を結合する。
処理94が終了した時点での自社と取引先部品を結合した部品表の例を図11に示す。図10の101の部品「XX−C1」が図8の81の部品「XX−C1」と一致するので、101の「XX−C1」に、81の「XX−C1」の子部品である82「XX−G1」と「XX−H1」を結合する。その後、図11の部品表を表示装置に表示する。
以上が、代表部品作成装置4がない場合の部品表作成装置5の処理の流れである。すなわち、自社・取引先部品対応格納装置1に格納される自社と取引先の部品番号の対応に基づき、自社部品表の末端部品を取引先部品番号におきかえることにより自社部品表と取引先部品表を結合する。
以上の方法では、一部品を一取引先からのみ購入する場合には問題なく動作するが、複数の取引先から同じ部品を購入し、部品候補が複数ありうる場合には、いずれかの部品を選んで置き換えることになる。この場合、選択されなかった部品は部品表上に現れないことになる。図9の処理で説明した例でも、自社部品番号DDDに対しては、図2に示すように26のXX社のD1と、27のYY社のD2の複数候補がありうるが、YY社のD2は図11に示す処理結果の部品表には現れない。
複数候補がある場合には、(1)複数候補がある場合、例えば質量の最も重いものを選択するなど判定基準を設け、いずれかの部品を選択して図11のような部品表を作成する、もしくは(2)複数候補部品毎に別の部品表を作成する。のいずれかの方法をとる必要がある。(2)の例を図12に示す。図中、121と122は自社と取引先を結合した部品表であり、121は自社部品BBBの子部品として123のXX社のD1を選択した部品表であり、122は自社部品BBBの子部品として124のYY社のD2を選択した部品表である。
この例の場合は複数候補部品が1件で候補部品も2点であるが、複数候補部品件数が多い場合には、その組み合わせの数だけ部品表を作成することになり、部品表を利用するユーザにとっても、一製品に対し多数の部品表が存在するのは扱いにくいことが考えられる。
複数候補部品が存在する可能性がある場合に、上記問題点を解決し、複数候補部品を含む部品表を作成できる構成が代表部品作成装置4である。図13は、代表部品作成装置4が存在する場合の部品表作成装置5の処理の流れである。
処理131では、自社・取引先部品番号対応格納装置1に格納された部品番号の対応データより、自社と取引先部品をつなぐ代表部品ノードを作成する。
131の代表部品作成処理につき、図14を用いて説明する。
131の代表部品作成処理は、図2に示す自社・取引先部品対応格納装置1の部品番号対応を、自社部品番号を親、取引先部品番号を子とするPSデータとして自社と取引先の部品階層からなる部品表(以降、代表部品・取引先部品表とする)を作成する処理である。これは、取引先部品表格納装置3の図7のPSデータから図8の部品ツリーの形状を作成するのと同様の処理である。すなわち、図2の21の自社部品番号を図7の72の親部品番号、図2の22の取引先会社番号を図7の73の子部品会社番号、図2の23の取引先部品番号を図7の74の子部品番号として、部品表を作成すればよい。
代表部品作成処理により作成した代表部品・取引先部品表を図14に示す。
141のCCC、143のDDD、146のEEEが代表部品である。図9で説明した比較例の方法では、これら自社部品番号で表される代表部品は、取引先から購入される部品の取引先部品番号で置き換えられるため、部品表を構成する部品ノードとして現れてこない。
これに対し、本発明では、自社部品番号で表す代表部品ノードを作成し、自社部品表と取引先部品表をつなぐのが特徴である。
なお、自社部品番号と取引先部品番号は1対1に対応しているため、子部品の部品数は全て1とすればよい。
処理132では、自社部品表格納装置2に格納されたデータを読み込み、自社部品を作成する。この処理は図9の処理91と同じである。
処理133では、取引先部品表格納装置3に格納されたデータを読み込み、取引先部品表を作成する。この処理は図9の処理93と同じである。
処理134では、処理131で作成した代表部品と取引先部品の階層からなる部品表と、処理132で作成した自社部品表と、処理133で作成した取引先部品表を結合する処理である。この処理を、既出の図5,図8,図14、および図15を用いて説明する。
まず、図5の自社部品表と、図14の代表部品・取引先部品表を結合する。
これは、図5の自社部品表を構成する部品と部品番号の一致する部品を図14の部品表から検索し、一致する部品を介して結合して行く処理である。
図5において、53のCCCと、54のDDDと、55のEEEは、それぞれ図14の141のCCC、142のDDD、143のEEEと部品番号が一致するので、これら一致した部品を介して部品表を結合した結果は図15のようになる。
次に、自社部品表と、代表部品・取引先部品表を結合した図15の部品表と、図8の取引先部品表を結合する。この処理も、図15の部品表を構成する部品と、図8の取引先部品表を構成する部品で、部品番号の一致する部品表を検索し、一致する部品を介して部品表を結合する。
この例の場合、図15の142のXX−C1と、図8の81のXX−C1が部品番号が一致するため、この一致した部品表を結合した結果は図16のようになる。その後、図
16の部品表を表示装置に表示する。
以上の説明では処理132は自社部品表と代表部品・取引先部品表を結合した部品表を作成し、その部品表と取引先部品表を結合したが、これはこの順序に限定せず逆順でもかまわない。
以上の図13で示す処理により、自社部品表と取引先部品表の間に代表部品を作成することで、自社部品表と取引先部品表を結合した部品表を作成することができる。本発明の特徴は、自社部品表と取引先部品表を結合する際に、自社部品番号と取引先部品番号の対応する部品を置き換えて部品表を作成するのでなく、自社部品番号と取引先部品番号を一階層として部品表に追加し製品構成を表現する方法をとることである。
入力装置9は、自社・取引先部品番号対応格納装置1,自社部品表格納装置2,取引先部品表格納装置3に、データを入力・更新する装置である。入力装置9の実現方法は、ユーザインターフェースから、ユーザが直接入力することで実現しても良いし、社内の他の製品管理システムなどから、定期的にデータを取り込むことで実現することもできる。
出力装置10は、部品表作成装置5で作成した部品表を画面上、ファイルなどに出力する装置である。出力例は図11,図12,図16等に示す。
以上が本発明による第一の実施例である。
この発明の効果は、代表部品を用いないで作成した図11,図12の部品表と比較して明らかなように、複数社購買等の複数候補部品を一つの部品表の構成で表せることにある。実際の製品構成と比較すると、代表部品がダミーノードとなり一階層追加された構成ではあるが、図16で、代表部品のみ丸で囲んで表現したように、代表部品の表示を他の部品と異なった表示にすることで、通常の親子部品と異なることは一目で認識でき、また、代表部品の下の階層が複数部品になっている場合は複数社購買であることも明らかに識別可能である。
なお、説明中、取引先部品については、会社により部品番号の採番体系が異なることを考慮し、取引先会社番号と取引先部品番号の組み合わせで部品番号を特定するとした。これは自社部品についても同様の扱いにすることもできる。また、自社内で事業所や部門毎に採番体系が異なる場合には、事業所番号や部門番号と部品番号の組み合わせで部品を特定しても、上記発明の効果に変わりはない。
次に、図17を用いて第二の実施例につき説明する。図1に示す第一の実施例と比較して、代表部品作成装置4がなく、部品表作成装置5が部品表作成装置5′になり、部品属性格納装置6と、部品属性検索装置7と、製品属性集計装置8が新規の構成である。
この構成で実現するのは、自社部品表と、取引先部品表を結合して、取引先の部品につく部品の属性値から、製品の属性値を集計することである。以下の実施形態の説明では、化学物質の集計を例にとるが、集計する属性値は化学物質に限らず、製品の質量,環境負荷量の評価,リサイクル性の評価などでも良い。
第二の実施例の新規の構成につき、順に説明する。
部品表作成装置5′は、代表部品作成装置4がない構成で、自社・取引先部品番号対応格納装置1の部品番号の対応と、自社部品表格納装置2の自社部品表と、取引先部品表格納装置3の取引先部品表とから、自社部品表と取引先部品表を結合して部品表を作成する装置である。これは、自社・取引先部品番号対応により、自社部品番号に取引先部品番号を置き換えて部品表を結合するための装置である。
部品表作成装置5′の処理の流れは実施例1で図9を用いて説明済であるのでここでは省く。作成した部品表の例は図12に示す。
部品属性格納装置6は、部品の含有する化学物質量などの属性値を格納する装置である。
部品属性格納装置6の格納項目の例を図18に示す。列181〜列184は格納項目の例であり、行184〜行18Eは格納するデータの例である。
列181は、部品の取引先会社番号、列182は、部品番号であり、列181と列182の組み合わせで部品を特定する。列183は格納する属性種類である。列184は、列
181,列182で特定できる部品が、列183で特定する属性の含有量である。例えば行185と行186から、XX社の部品番号D1の部品は、化学物質1を5mg含有し、化学物質2を4mg含有していることがわかる。
部品属性検索装置7は、部品表作成装置5で作成される部品表を構成する各部品につく属性を、部品属性格納装置6から検索して、該当する部品につける処理を行う装置である。
部品属性検索装置7で実現する処理につき、図12,図18,図19を用いて説明する。
図12は既に述べたように部品表作成装置5で作成した自社部品表と取引先部品表を結合した部品表である。部品表を構成する各部品番号に基づき、部品属性格納装置6に格納した図18の列181,列182の組み合わせが一致する部品を検索する。例えば図12の123のXX−D1は、図18の行185、および行186と会社番号と部品番号が一致する。そこで行185、および186に記載の「化学物質1を5mg含有」「化学物質2を4mg含有」の情報を図12の123のXX−D1につける。
以上のように、図12の部品表を構成する各部品番号で、図18の会社番号および部品番号を検索し、一致するデータの属性種類と属性量を部品につける。図12の部品表の各部品に該当する属性を、図18のデータから検索し、つけた結果を図24に示す。図中
121は、複数候補部品のうち123のXX−D1を採用した部品表であり、122は、124のYY−D2を採用した部品表である。部品表121と部品表122を構成する部品表のうち、254のYY−E1等、同じ部品は同じ符番をつけて示す。
製品属性集計装置8は、部品属性検索装置7により部品につけた属性値を、部品表を使って集計し、部品表を構成する各階層の部品および最上位の製品の属性値を算出する装置である。すなわち、図24の製品AAAの部品表において、末端部品144,145,
147,82,83につけた化学物質量から、製品AAAを構成する中間部品である54の部品DDD、55の部品EEE、81の部品XX−C1、52の部品BBB、53の部品CCC、及び51の製品AAAに含まれる化学物質量を算出する処理を行う装置である。
これを踏まえ、製品属性集計装置8の処理を、図25および図26を用いて説明する。
図26は、製品属性集計装置8で、製品を構成する全ての部品の属性を集計する処理フローを示したものである。また、図25は、図26の275の集計結果格納装置の格納項目とデータ例を示したものである。集計結果格納装置275は、製品を構成する全ての部品の化学物質含有量を記録する装置である。
図25を用いて集計結果格納装置275を説明する。図25の列261〜列265は、集計結果格納装置275に格納する項目の例である。行266から行26Yは、図24の製品AAAの、123の候補部品XX−D1を使った場合の部品表121の集計結果、および124の候補部品XX−D2を使った場合の部品表122の集計結果を格納するためのデータ領域の例である。
図25の状態は、図26の製品属性集計処理の開始時点での状態を示す。
列261は、部品表の区別で、この例の場合は候補部品XX−D1を使った場合の部品表番号121か、候補部品XX−D2を使った場合の部品表番号122のいずれかの番号が入る。列262は、会社番号で、列263は部品番号で、列261と列262と列263により部品を特定する。列264は、化学物質の種類などの、属性の種類である。列265
は列261と列262と列263で特定される部品の列264で特定される化学物質の含有量を格納する。
集計処理は、部品を構成する全ての部品毎に全ての化学物質について実施するため、集計結果格納装置275のデータ数は部品表の部品数×化学物質数となる。図24に示す製品AAAの場合は、各部品表の部品数7×部品表数2×化学物質2=28となる。このように集計結果の格納の必要な部品と属性種類は、集計処理開始時点でわかっているので、予めデータ数分のレコード領域を確保し、列261の部品表番号,列262の会社番号,列263の部品番号,列264の属性種類は、製品属性集計処理開始時点で図24の部品表を参照して取得し予めデータを入力しておくこととする。また、図24の末端部品123,254,255,256,124には、既に既出の属性検索処理により含有量が取得済なので、化学物質の含有量の情報を、図25の行266〜行26D,26K〜26Sのように格納しておく。
製品属性集計装置8の処理は、図25に示す初期状態から、列261の部品表番号,列262の会社番号,列263の部品番号,列264の属性種類を順に参照し、列261と列262と列263で特定できる部品の子部品の化学物質含有量から、当該部品の化学物質含有量を算出して列265に記録していく処理である。
図26を用いて、製品属性集計装置8の処理の流れを説明する。
処理271では、データのカウンターIを0に初期化する。カウンターIで、集計結果格納装置275のデータを順に参照して行く。
処理272では、I番目のデータの列265の含有量が取得済で値が入っているかを判定する。取得済であればこのデータに関して処理は必要ないので、処理276に進みカウンターを1進めて次のデータの処理に進む。取得済でない場合、処理273に進む。
図25の例では、行266〜行26Dは列265に含有量が入っているので、処理272によりデータが行26Eまで進む。
処理273では、I番目のデータの部品の子部品全てが含有量取得済か否かを判定する。図25の例では、行26Eの部品であるXX社のC1は、図24の部品表から子部品はXX−G1とXX−H1であることがわかる。また行26Eの列264は化学物質1であるので、XX−G1とXX−H1の化学物質1の含有量が取得済か否かを判定すればよい。XX−G1の化学物質1は行26Aに、XX−H1の化学物質1は行26Cに記載があり、両方とも含有量が取得済なので、処理273の判定はyesとなり、処理274に進む。いずれかの含有量が未取得の場合には、当該データの処理をキャンセルし、処理276に進み、データのカウンターを1進める。
処理274は、当該データの部品の子部品の含有量と部品数から、データIの列214の含有量を算出し、算出した含有量を集計結果格納装置275に入力する。
図25の行26Eの例では、部品XX−C1の子部品は図19よりXX−G1とXX−H1であり、それぞれ部品数は1個で、それぞれの化学物質1の含有量は両方とも1mgであるので、
部品XX−C1の化学物質1の含有量=1*1+1*1=2mg
となり、集計結果格納装置275の行26Eの列265に「2mg」の値が入力される。
275の集計結果格納装置については、既に説明済であるのでここでの説明は省く。
処理276では、データのカウンタIを1進めて処理の対象のデータを次に移る。
処理277では、データのカウンタIが、集計結果格納装置275の全データ数を超えたかを判定する。超えていれば、処理278に移る。超えていなければ、未処理のデータがあるものとし、処理272に進む。
処理278では、集計結果格納装置275の全てのデータの列214の含有量が取得済かを判定する。取得済であれば、全ての部品の全ての化学物質の含有量が求まったとして、図26の処理を終了する。取得済でなければ、含有量未算出のデータがあるとし、処理271に戻って最初のデータから処理を繰り返す。
以上の、製品属性集計装置8の処理を終了した時点での集計結果格納装置275の状態を図27に、また集計した結果の化学物質含有量を部品表につけて表示した例を図28に示す。123のXX−D1を採用した場合の部品表121については、251の製品AAAは化学物質1は8mg化学物質2は7mgの含有量であることが求められる。また、124のYY−D2を採用した場合の部品表122については、251の製品AAAは化学物質1は5mg、化学物質2は10mgの含有量であることが求められる。
このように、実施例2の構成により、自社と取引先の部品表を結合して部品表を作成し、取引先の部品につく、化学物質量などの部品の属性値から、それらの部品により構成される製品の属性の集計を行うことができる。
以上の例では、複数候補部品1件を含む製品の例を示した。そのことからも明らかなように、複数候補部品のない製品の場合は実施例2の方法で製品の化学物質集計が可能である。しかし、複数候補部品がある場合に、集計結果は図28の291と297の化学物質1,292と298の化学物質2のように、複数通り算出されることになる。
製品の化学物質集計をする場合、RoHS等の規制に対応するため、最も含有化学物質量が多くなる製品構成の場合でも、規制に対応していることを示す必要がある。そのため、複数候補部品がある場合には、化学物質毎に、含有量が最大の部品を取って集計する必要がある。
図28の例では、251の製品AAAについて、複数候補部品のうち123のXX−
D1を使った場合の部品表121の場合は、化学物質1は8mg(符号291)、化学物質2は7mg(符号292)であるのに対し、124のYY−D2を使った場合の部品表122の場合は、化学物質1は5mg、化学物質2は10mgである。このため、RoHS等の規制に対応して化学物質毎の最大含有量を求めるには、さらに、部品表121と部品表122を比較して、化学物質毎の最大含有量をもとめる属性値最大含有量算出装置(図示せず)をもちいて求めることになる。
図28の例の場合は複数候補部品が1件で候補部品が2個であるため、部品表は2つであるが、複数候補部品が多数存在する場合は、各候補の組み合わせの数だけ部品表を作成し、評価が必要である。また、集計結果の部品表を参照して、設計にフィードバックする設計者にとっても、多数部品表があると、それぞれの違いを参照しながら比較するのは困難な作業である。
化学物質含有規制に対応して、複数候補部品が存在する製品について、化学物質毎に最大値を求めることができ、且つ、一つの部品表で評価結果を比較しながら表せる実施形態につき、次の実施例3で説明する。
次に、図29を用いて第三の実施例につき説明する。図2に示す第二の実施例と比較して新規の構成は、代表部品作成装置4であり、また、部品表作成装置5′が部品表作成装置5に変更になり、製品属性集計装置8が製品属性作成装置8′に変更になっている。
部品表作成装置5は、代表部品作成装置4で作成した代表部品を用いて部品表を作成する点が部品表作成装置5′と異なる。
製品属性集計装置8′は、代表部品の属性値を集計する時に、子部品の属性値の最大値を取るなど、子部品の代表値を代表部品については求める、という集計方法を行う点が製品属性集計装置8と異なる。
この構成で実現するのは、第一の実施例で作成する部品表を用い、部品表を構成する部品の属性値から、製品の属性値を集計することである。第二の実施例と比較すると、代表部品を作成して部品表を作成し、それを用いて属性値の集計をする点が異なる。以下の実施形態の説明では、化学物質の集計を例にとるが、集計する属性値は製品の質量,環境負荷量の評価,リサイクル性の評価などでも良い。
自社・取引先部品番号対応格納装置1の部品番号の対応から、代表部品作成装置4で代表部品を作成し、作成した代表部品と、自社部品表格納装置2と、取引先部品表格納装置3から、部品表を作成する部品表作成装置5までの実施形態は、第一の実施例で示した。第三の実施例において部品表作成装置5で作成された部品表の例を図16に示す。
第三の実施例における部品属性格納装置6,部品属性検索装置7は、第二の実施例に記載のものと同じである。部品属性検索装置7により、部品表作成装置5で作成された図
16の部品表に、図18の部品属性格納装置6の属性値を付けた結果を図19に示す。
製品属性集計装置8′は、部品属性検索装置7により部品につけた属性値を、部品表を使って集計し、部品表を構成する各階層の部品および最上位の製品の属性値を算出する装置である。ただし、製品属性集計装置8とは、代表部品の属性の集計方法を他の一般部品と変える点で、機能が異なる。
製品属性集計装置8′の処理を、図20および図21を用いて説明する。
図20は、製品属性集計装置8′で、製品を構成する全ての部品の属性を集計する処理フローを示したものである。また、図21は、図20の275′の集計結果格納装置の格納項目とデータ例を示したものである。集計結果格納装置275′は、製品を構成する全ての部品の化学物質含有量を記録する装置である。
説明の便宜のため、図20の説明の前に図21を用いて集計結果格納装置275′を説明する。図21の列211〜列215は、集計結果格納装置275′に格納する項目の例である。行216から行21Rは、図19の製品AAAの部品表の集計結果を格納するためのデータ領域の例である。
集計結果格納装置275′は第二の実施例の集計結果格納装置275と比較して、215の代表部品フラグの列が追加されている。また、部品表の区別が必要ないため図26の
261の部品表の項目がなくなっている。
図21の状態は、図20の製品属性集計処理の開始時点での状態を示す。
列211は、部品の会社番号、列212は、部品番号で、列211と列212により部品を特定する。列213は属性の種類である。列214は列211と列212で特定される部品の列213で特定される化学物質の含有量を格納する。列215は、該当する部品が代表部品である場合には1、代表部品でない場合には0を格納しておく、部品が代表部品か否かを識別するためのフラグを格納する。
集計処理は、部品を構成する全ての部品毎に全ての化学物質について実施するため、集計結果格納装置275′のデータ数は部品表の部品数×化学物質数となる。図19に示す製品AAAの場合は、部品数11×化学物質2=22となる。このように集計結果の格納の必要な部品と属性種類は、集計処理開始時点でわかっているので、予めデータ数分のレコード領域を確保し、列211の会社番号,列212の部品番号,列213の属性種類,列215の代表部品フラグは、図19の部品表の情報から製品属性集計処理開始時点で図19の部品表を参照して取得し予めデータを入力しておくこととする。また、図19の末端部品144,145,147,82,83には、既に既出の属性検索処理により含有量が取得済なので、化学物質の含有量の情報を、図21の行216〜行21Fのように格納しておく。
製品属性集計装置8′の処理は、図21に示す初期状態から、列211の会社番号,列212の部品番号,列213の属性種類を順に参照し、列211と列212で特定できる部品の子部品の化学物質含有量から、当該部品の化学物質含有量を算出して列214に記録していく処理である。図26の、製品属性集計装置8の処理の流れと比較すると、処理201の判定と、処置202の代表部品属性値算出処理が追加された処理である。
図20を用いて、製品属性集計装置8′の処理の流れを説明する。
処理271では、データのカウンターIを0に初期化する。カウンターIで、集計結果格納装置275′のデータを順に参照して行く。
処理272では、I番目のデータの列214の含有量が取得済で値が入っているかを判定する。取得済であればこのデータに関して処理は必要ないので、処理276に進みカウンターを1進めて次のデータの処理に進む。取得済でない場合、処理273に進む。
図21の例では、行216〜行21Fは列214に含有量が入っているので、処理272によりデータが行21Gまで進む。
処理273では、I番目のデータの部品の子部品全てが含有量取得済か否かを判定する。図21の例では、行21Gの部品であるXX社のC1は、図19の部品表から子部品はXX−G1とXX−H1であることがわかる。また行21Gの列213は化学物質1であるので、XX−G1とXX−H1の化学物質1の含有量が取得済か否かを判定すればよい。XX−G1の化学物質1は行21Cに、XX−H1の化学物質1は行21Eに記載があり、両方とも含有量が取得済なので、処理273の判定はyesとなり、処理201に進む。いずれかの含有量が未取得の場合には、当該データの処理をキャンセルし、処理276に進み、データのカウンターを1進める。
処理201では、処理中のI番目のデータが代表部品に関するデータかを判定する。この判定は図21の列215の代表部品フラグが0のデータは代表部品でないとし、処理
274に進む。代表部品フラグが1のデータは代表部品とし、処理202に進む。
処理274は、当該データが代表部品以外の通常部品であるので、通常集計方法により、当該データの部品の子部品の含有量と部品数から、データIの列214の含有量を算出し、算出した含有量を集計結果格納装置275′に入力する。
図21の行21Gの例では、部品XX−C1の子部品は図19よりXX−G1とXX−H1であり、それぞれ部品数は1個で、それぞれの化学物質1の含有量は両方とも1mgであるので、
部品XX−C1の化学物質1の含有量=1*1+1*1=2mg
となり、集計結果格納装置275′の行21Gの列214に「2mg」の値が入力される。
処理202は、当該データが代表部品である場合に、代表部品集計方法による含有量算出を行う。処理201により、当該データが代表部品であると判定された場合には、子部品の含有量の和をとるのでなく、子部品の含有量の最大値を取る。
例えば、行21kのデータは、部品DDDの化学物質1の含有量であるが、代表部品フラグが1であるので、処理202の代表部品集計方法により算出する。図19より、部品DDDの子部品はXX−D1とYY−D2である。XX−D1の化学物質1は図21の行216より5mgであり、YY−D2の化学物質1は図21の行218より2mgであるので、これらの最大値の行216の5mgの値を部品DDDの化学物質1の含有量として採用し、行21Kの列214の「含有量」に5mgを入力する。
同様に、行21Lのデータは、部品DDDの化学物質2の含有量であるが、子部品XX−D1の化学物質2の含有量は図21の行217より4mgであり、同じく子部品YY−
D2の化学物質2の含有量は行219より7mgであるので、これらの最大値の行219の7mgの値を部品DDDの化学物質2の含有量として採用し、行21Jの列214の「含有量」に7mgを入力する。
以上のように、同じ代表部品DDDでも、化学物質1についてはXX−D1の値を代表値として採用し、化学物質2についてはYY−D2の値を代表値として採用することができる。
275′の集計結果格納装置については、既に図21を用いて説明済であるのでここでの説明は省略する。
処理276では、データのカウンタIを1進めて処理の対象のデータを次に移る。
処理277では、データのカウンタIが、集計結果格納装置275′の全データ数を超えたかを判定する。超えていれば、処理278に移る。超えていなければ、未処理のデータがあるものとし、処理272に進む。
処理278では、集計結果格納装置275′の全てのデータの列214の含有量が取得済かを判定する。取得済であれば、全ての部品の全ての化学物質の含有量が求まったとして、図20の処理を終了する。取得済でなければ、含有量未算出のデータがあるとし、処理271に戻って最初のデータから処理を繰り返す。
以上の、製品属性集計装置8′の処理を終了した時点での集計結果格納装置275′の状態を図24に、また集計した結果の化学物質含有量を部品表につけて表示した例を図
22に示す。図中53のCCC,54のDDD,55のEEEが代表部品であり、これらの部品については代表部品集計方法で化学物質含有量を算出しているため、子部品の含有量のうちの最大値が代表部品の含有量として算出される。その結果、51の製品AAAには、化学物質1が8mg、化学物質2が10mgと、複数候補部品を含んでいても、化学物質毎に最大の含有量を算出できる。
このように、複数候補がありうる部品の上位に代表部品ノードを追加し、代表部品ノードの集計には子部品の属性値の最大値を集計することにより、複数候補部品の存在下でも、複数種類の化学物質について最大含有量を求めることができる。
また、本発明によれば、一つの部品表で複数候補部品を並べて表示することができる。(図22の144と145)。特に、含有化学物質評価などに部品表を用いる場合には、複数候補の化学物質組成の違いを並べて比較することができ、設計へのフィードバックのために有効である。例えば図22の例の場合、複数候補の144のXX−D1と145のYY−D2では、化学物質1についてはXX−D1が含有量が多く、化学物質2についてはYY−D2が含有量が多いことが明らかであり、その結果の代表値として54の代表部品DDDには化学物質1は5mg(符号221)が採用され、化学物質2は7mg(符号222)が採用されていることが表示から読み取れる。
また、代表部品ノードを含む部品表を表示する際には、一般の部品との区別のため、表示色を変える、図22のように部品番号の周りを囲む形状を変えるなど、他の部品と区別の付く表示方法をとることもできる。
また、本発明により作成する部品表を設計,製造に利用する場合には、代表部品ノードまでを表示し、それより下位の部品階層を表示しないことで、実際の製品の部品構成と比べると代表部品の一階層が多い違和感を感じさせない方法をとることもできる。
以上実施例1,実施例2,実施例3に記載の本発明では、自社部品表と取引先部品表を結合して部品表を作成し、製品の属性評価を行えることを示した。
次に、この発明を用いて実現する製品化学物質集計方法と結果の出力画面例につき第四の実施例を用いて説明する。
第四の実施例は、部品表の各部品毎に、法規や報告先会社毎に異なる物質群・化学物質単位で集計を行い、表示する実施例である。
化学物質は、法規や、物質を管理する会社によって名称や物質コード等が異なる可能性がある。また、物質群とは、例えば物質である「鉛」及び「酸化鉛」は、物質群「鉛及びその化合物」に分類されるなど、複数の物質を分類して物質群として管理する単位である。本実施例では、様々な法規や、報告先会社毎の管理区分の分類ごとに化学物質や物質群を集計,表示するための構成と例を次に説明する。
図30を用いて本発明の第四の実施例を説明する。この例では実施例3の構成に新規の構成を付加しているが、実施例2に新規の構成を付加することも可能である。
実施例2と比較して新規の構成は、属性分類格納装置31,属性分類別属性値算出装置32,分類別属性値格納装置33である。
属性分類格納装置31は、ある属性に対応する属性分類がある場合(化学物質に対して物質群など)・もしくは、法規や報告先等の管理区分で別の物質コード体系や名称がある場合に、その対応を格納する装置である。化学物質の例で説明すると、ある化学物質の対応する法規/報告先別物質コード、もしくは、化学物質の対応する法規/報告先別物質群属性の分類を格納する装置である。
具体的な格納項目の例を図31,図32に示す。図31は、属性(321)に対応する属性大分類(322)と、属性小分類(323)と、換算係数(324)である。具体的には、属性大分類として「法規/報告先」、属性小分類として「物質群」を例として示す。324の換算係数は、物質を物質群に分類するときに、物質の量に対して物質群量を換算する換算係数である。図中325〜32Aは、格納するデータの例である。例えば行
325と329から、「物質1」でも、法規/報告先の分類が「OWN」のときと
「RoHS」のときでそれぞれ分類される物質群が「A1」と「鉛」で異なっている。このように、化学物質管理では、法規/報告先により物質群の分類が異なる可能性があるため、例えば図31のような形式で対応を格納しておく。
また、図32に示す例は、属性(331)に対応する属性大分類(332)と、対応属性(333)と、換算係数(334)である。具体的には( )内に示したように、属性大分類として「法規/報告先」、対応属性として「法規/報告先物質」を例として示す。334の換算係数は、化学物質を対応物質量に換算する際の換算係数であるが、通常、化学物質は、法規や報告先が違う場合、名称やコードが変わるだけで同じ化学物質を扱うことが多いため、換算係数は1として省略できる場合が多い。図中行335〜337は、格納するデータの例である。この例では、例えば行335では、法規/報告先が「RoHS」の分類では「物質1」は「酸化鉛」となることになる。このように化学物質管理では法規/報告先により化学物質のコードや名称が異なる場合があるため、例えば図32のような形式で対応を格納しておく。
次に、属性分類別属性値算出装置32と、分類別属性値格納装置33を説明する。図
34は、分類別属性値格納装置33の格納項目の例である。この例は、図18に示す部品属性格納装置6のデータと、図31に示す属性分類格納装置31のデータから、部品毎の、法規/報告先毎の物質群含有量を算出し、格納する装置である。列341は部品の会社番号であり、列342は部品番号である。列343は物質群の法規/報告先であり、列
344は物質群である。列345は列341の会社番号と列342の部品番号で特定される部品の、列343と列344で特定される法規/報告先別物質群について、含有量を計算し格納して行く。
属性分類別属性値算出装置32の処理を、図34により説明する。
処理351では、部品属性格納装置6のデータを順に読み込むためのカウンタiを0にする。
処理352では、部品属性格納装置6のI番目のデータを読み込む。
処理353では、データIの列183の属性種類と一致するデータを、属性分類格納装置31の列321から検索し、抽出する。例えば、当該データが図18の行186であるとすると、列183の属性種類は「化学物質2」であるので、これを図31の列321から検索し、「化学物質2」である行326と行329を抽出する。すなわち、化学物質に対応する化学物質群を抽出する処理である。
処理354では、抽出したデータの換算係数を掛け、法規/報告先別物質群含有量を算出し、結果を分類別属性値格納装置33に格納する。処理353で抽出した行326は、換算係数が列324より0.45であり、また図18の行186から、化学物質の含有量4mgとであるので(列324)、法規/報告先が「OWN」の物質群「A2」の含有量は
4mg×0.45=1.8mg
が求まる。
この結果を図33の行348に格納する。会社番号XXの部品番号D1の部品の法規/報告先がOWNの物質群A2の含有量は、1.8mgとなる。
同様に、処理353で抽出した行329より、図33の行349のように含有量を求めることができる。
処理355で、部品属性格納装置6の全てのデータ処理が終了したかを判定する。図
18の全てのデータについて処理が終わったか否かの判定である。終了していれば処理
357に進み、終了していなければ、処理356に進む。処理355でyesになった時点で、部品属性格納装置6に記載の全ての部品の化学物質のデータを、法規/報告先毎,物質群毎の含有量に換算ができたことになる。
処理356では、部品属性格納装置6の全てのデータ処理が終了していない場合に、処理するデータのカウンタIを1進める。進めた後処理352に進み、以降の処理を繰り返す。
処理357は、分類別属性値格納装置33に格納されたデータから、列341の会社番号、列342の部品番号、列343の法規/報告先、列344の物質群をキーとし、このキーが一致するデータの含有量を足し合わせて含有量集計する処理である。物質群は、複数の化学物質を含んだ分類であり、処理355までの処理では、個々の化学物質について換算処理をしているため、異なる化学物質で同じ物質群に含まれるものは、異なるデータとして格納されていることになる。個々の処理は、同一物質群の含有量を集計する処理である。
以上の処理により、各部品毎に、法規/報告先毎,物質群毎の含有量を算出し格納しておくことができる。同様であるので詳細な説明は省くが、図33に示す、法規/報告先別の物質についても、属性分類別属性値算出装置32により、図36に示すような法規/報告先別物質毎の含有量を算出し、分類別属性値格納装置33に格納することができる。
部品属性検索装置7では、部品につける属性として、例えば付ける属性を物質群と指定し、また、法規/報告先をRoHSと指定することで、法規/報告先別の物質群の格納されている図33から、法規/報告先が「RoHS」の属性を抽出して、部品につけて、
8′の部品属性集計装置で製品単位で集計し、表示することが可能となる。
分類別属性値格納装置33を備えることにより、実現することのできる画面例を次に示す。第一の画面例が図36である。図36は、部品表に、法規/報告先として「RoHS」を選択して、「RoHS」に分類される化学物質含有量を集計してつけた部品表の一部を示す例である。図中、列371〜列376が部品表のうちの部品に関する属性であり、列
377〜列37Bが化学物質情報である。列372の部品名で、名称の前の“_”の数が階層数を表す。
部品表のうち、行37Cに示すのが代表部品である。これに対し37Gの取引先コード22222の取引先部品番号GG−50N5−024の電源コードと、37Nの取引先コード10000の取引先部品番号FF−50N5−024の電源コードが複数候補部品である。これらが複数社購買部品であることは、上位の代表部品37Cが取引先コード(列373)が空であり、その下の階層に37Gと37Nに取引先コードが入っていることから、37が自社部品の末端の代表部品で、その下に取引先が22222と10000で異なる複数社購買部品であることがわかる。この例では、37Gの電源コードは37Jの塩化ビニール樹脂と、37Lの銅線の材料から構成されており、37Nの電源コードは37Rの銅線と37uの塩化ビニール樹脂とからそれぞれ構成されている。この構成での部品表の末端である37Jの銅線には37Kの化学物質、37Lの銅線には37Mの化学物質、37Rの銅線には37s,37tの化学物質、37uの塩化ビニール樹脂には37wの化学物質がつく。この結果、37Gの取引先22222の電源コードには子の37Jの塩化ビニール樹脂と37Lの銅線についた化学物質が、部品数により集計されて37Hの塩化ビニールモノマー6320mg、37Iの鉛60mgがつく。
これに対し37Nの取引先コード10000の電源コードには、37Oの塩化ビニールモノマーが7920mg、37Pの鉛が50.000mg、37Qのカドミウムが0.050mg集計される。
代表部品の37Cの電源コードは、子部品の37Gと37Nの化学物質のうち、含有量の多いほうをとって集計する。すなわち37Dの塩化ビニルモノマーは、37Hと37Oを比較して値の大きい370の7920mgを採用し、37Eの鉛は37Iと37Pを比較し値の大きい37Iを採用し、37Fのカドミウムについては、37Qしかない(取引先22222の部品には含有しない)ため、37Qを採用する。
このように、分類別属性値格納装置33から、任意の法規/報告先の属性値を部品につけ、集計することで、その法規/報告先に含まれる物質群や物質の分類での属性値を部品表を使って集計し、部品表上で並べて表示できる。図36の例であると、複数社購買部品のそれぞれの化学物質の含有量が明確であり、また代表部品に集計した属性値と複数社購買部品の属性値を比較することで、どちらの部品のどの化学物質量を採用し集計したかも明らかに示すことができる。
この例では化学物質の例で説明したが、同様に図33に格納した法規/報告先別物質群を用いても、同様に集計が可能である。
また、他の表示方法として、特定の化学物質や物質群を含有している部品を、部品表表示画面中に識別表示することもできる。ユーザに予め含有の有無を判定したい物質・物質群を選択させるユーザインターフェースを準備し、ユーザの選択した化学物質/物質群を含む部品を色分け表示することもできる。たとえば、図36において、ユーザが含有判定したい化学物質として「カドミウム」を選択したとする。図17,図30の部品属性検索処理,部品属性集計処理中で、集計結果格納装置(275,275′)に「含有フラグ」の項目を追加しておき、属性として「カドミウム」がついた部品、もしくは属性集計時に子部品に「カドミウム」がついている部品については、「含有フラグ」を「1」にしておく。集計結果を表示する際に、「含有フラグ」が「1」になっている部品については、図37中の37X,37Y,37Zのように色分け表示等することで、他の部品と区別がつくようにすることができる。
第二の出力画面例を図37に示す。第二の出力画面例は、部品表の各部品ごとに、法規/報告先により管理の必要な物質、または物質群の含有量を並べて表示する例である。図31の属性分類格納装置には、法規/報告先毎に管理する化学物質/物質群が全てリストアップされている。そこで法規/報告先を指定し、その法規/報告先に含まれる化学物質/物質群を横軸に並べて、部品毎に各化学物質/物質群の含有量を表示する。図30の分類別属性値格納装置33には、図33および図35に示すように、部品毎に、法規/報告先毎の化学物質/物質群毎の含有量が格納されている。ユーザに、表示したい法規/報告先と、化学物質/物質群を選択させ、選択された法規/報告先、及び化学物質/物質群のデータを分類別属性値格納装置33(図34と図36)から抽出し、縦軸を部品、横軸を化学物質/物質群として並べて表示すればよい。法規/報告先として「RoHS」を選択し、化学物質/物質群では「物質群」を選んだ際の表示の例を図37に示す。列381が部品を識別するための部品番号,取引先コード,取引先部品番号などの情報であり、その部品情報につけて、列382〜列389に示すように、物質群の含有量を並べて示す。分類別属性値格納装置33に格納されているのは部品の化学物質/物質群の含有量であるが、部品の質量がわかる場合には、図中列383,列385,列387,列389のように、部品質量に対する含有率を算出して並べて表示することもできる。また、列38Aの列388のように、該当する部品に含まれない化学物質は、図30の分類別属性値格納装置33がないので、その場合は値を0にして表示すればよい。また、列毎に、ソーティング機能をつけておき、値の大きい順に部品を並べ替えできるようにしておけば、例えば列
382の「鉛及びその化合物」の含有量の多い部品などを簡単に探すことができる。
また、図37の画面例では、末端部品のリストに属性をつけて表示しているが、図36の例のように部品ツリーに属性をつけて表示することによっても、実際にどこの部品がどのような含有量になっているかを確認する上で有効である。
図37の表示は、法規/報告先別の化学物質/物質群の含有量を全て並べて見られることが特徴であり、特定の法規で管理する化学物質や物質群の含有量が、部品間でどのようになっているかを確認するのに有効である。
また、図37の表示の例では、全ての部品の含有量を表示しているが、他の実現方法として、法規で含有を認めた部品単位の含有量・含有率の閾値を、データとして保管しておくかユーザに入力させ、この閾値と部品毎の含有量を比較することで、それを超えた部品のみをフィルタを掛けて表示することもできる。この表示方法により、法規に違反した部品を自動的に抽出して表示することもできる。
第五の実施例は、部品表の要素として部品もしくは材料が採用される場合に、材料種類ごとの質量を集計し表示する実施例である。本実施例で想定しているのは、たとえば製品含有化学物質集計の場合には、部品に含有される化学物質を、サプライチェーンをさかのぼって調査する必要がある。その場合は、部品に含まれる材料メーカーAが、更にその材料の材料メーカーBへとさかのぼって調査が必要な場合がある。その場合には、部品表に、材料メーカーAの材料,材料メーカーBの材料を親子とし、部品表の構成要素とするのが扱いやすい。しかし、通常のように、材料を部品の属性として扱うことで、材料種類ごとに集計を行うことができなくなる。この実施例は、材料を部品表の構成要素として扱う場合に、材料種類ごとの集計をするための実施例である。
第五の実施例の構成を図38に示す。既出でない新規の構成は、材料種類集計装置11である。
材料種類集計装置11は、材料も部品表の構成要素として扱う場合に、材料種類ごとの集計をする装置である。図39と図40を用いて材料種類集計装置11を説明する。
図39は、部品表の構成として材料も扱う場合の、取引先部品表格納装置3のPNデータの例である(実施例1の図6に対応)。この例では、行407の部品番号G1と、行
408の部品番号H1が材料である。ここで、部品表の構成要素として材料も扱う場合には、部品と材料の区別をつけるために、属性欄に「部品材料区分」の属性を設ける(列
404)。また、材料種類の集計を行うために、同様に属性欄に「質量」(列405)と「材料種類」(列406)の欄を設ける。図38の入力装置9でデータを入力する際に、材料をPNデータに入力する際には、列404の「部品材料区分」を「材料」とし、列
405の質量と列406の材料種類に該当する材料の情報を入力する。この例の場合は行407のG1は「ポリエチレン」が「1g」で、行408のH1は「天然ゴム」が「2g」である。
材料種類集計装置11は、列404の部品材料区分に「材料」が入っている場合に、材料を部品表の構成要素として出力せずに、親部品の属性として、材料種類をつけて、出力装置10で出力する処理である。
材料種類集計装置11で集計した結果の部品表の出力例を図40に示す。材料種類集計装置11で集計しない場合の部品表の出力例は図16であり、比較すると、図16では
82のXX−G1と83のXX−H1が部品表の構成要素として出力されている。これに対し材料種類集計装置11で集計した結果の出力では、材料XX−G1が親部品のXX−C1(81もしくは142)の子部品でなく材料分類属性としてポリエチレン1gとしてついている。また、材料XX−H1も、親部品のXX−C1(81もしくは142)の子部品でなく材料分類属性として天然ゴム2gとしてついている。この材料分類属性は、実施例2から実施例4で述べた部品の属性値として扱うことができるので、既にこれらの実施例で説明したように、部品表を使って製品の属性集計をしたり、属性分類を使って法規/報告先ごとの材料分類を表示させたりすることもできる。
このように、部品のPN属性として「部品材料区分」,「材料種類」,「質量」を持たせることで、材料を部品表の構成要素として表示したり、親部品の材料分類属性として表示することができる。
図41に、材料種類集計装置で集計した結果の画面例を示す。図中、列421〜列425は部品表を構成する部品とその属性である。行428のチューブに対し、行429のポリスチレンは、PNデータでは行428のチューブの子部品であった物が材料種類として表示されている。同様に42Bの亜鉛めっき鋼板、42DのPS(ポリスチレン)も、PNデータ上は部品であるが材料種類集計装置で材料として識別し、材料種類で集計して親部品の属性として表示されている。
更に、本発明では、PNデータの材料を材料集計した部品表に、化学物質/物質群などの属性をつけて、材料と化学物質/物質群の複合集計をすることも可能である。図42は、図36の法規/報告先として「RoHS」を選択して、「RoHS」に分類される化学物質含有量を集計してつける際に、さらに材料集計をして複合集計の結果を表示した例である。たとえば図36の行37Jの「塩化ビニール樹脂」は、材料種類集計をしない図
36の場合は部品表の構成要素として列372の「部品名」に表示されているが、図43では行43Jで、列437の「材料」の列に材料種類属性として「塩化ビニール樹脂」がついて表示されている。また、行43Jの「塩化ビニール樹脂」に含まれる化学物質量が行43Kに示される。また、図36の例では、行37Cの電源コードに対しては、材料種類の質量を集計することができないが、材料種類も属性とすることで、行43Dに示すように、上位部品の行43Cに対しても材料種類を集計できるようになる。
以上が、材料を部品表の構成要素として扱う場合に、材料種類ごとの集計をするための第五の実施例である。
本発明は、コンピュータをプログラムによって上記の実施例で説明した手段として機能させることによっても実現できる。
本発明による設計製造支援装置の第一の実施例の構成を示すブロック図である。 自社・取引先部品番号対応格納装置1の格納項目の例を説明するための図である。 自社部品表格納装置2のPNデータのデータ項目の例を説明するための図である。 自社部品表格納装置2のPSデータの格納項目の例を説明するための図である。 自社部品表格納装置2のPSデータを部品表に表した例を説明するための図である。 取引先部品の名称等の基本属性データであるPNデータの格納項目の例を説明するための図である。 取引先部品の構成であるPSデータの格納項目の例を説明するための図である。 取引先部品表格納装置3のPSデータを部品表に表した例を説明するための図である。 代表部品作成装置4がない従来の部品表作成装置5の処理の流れである。 処理92が終了した時点での自社部品表の状態を説明するための図である。 処理94が終了した時点での自社と取引先部品を結合した部品表の例を示す図である。 複数候補部品毎に別の部品表を作成する部品表作成方法の例を示す図である。 代表部品作成装置4が存在する場合の部品表作成装置5の処理の流れを説明するための図である。 代表部品作成処理により作成した代表部品・取引先部品表の例を説明するための図である。 自社部品表と、図14の代表部品・取引先部品表を結合した結果の部品表を説明するための図である。 自社部品表と、代表部品・取引先部品表を結合した部品表と、取引先部品表を結合した結果の部品表を説明するための図である。 本発明による設計製造支援装置の第二の実施例の構成を示すブロック図である。 部品属性格納装置6の格納項目の例を説明するための図である。 部品表作成装置で作成した各部品に該当する属性を、部品属性格納装置6のデータから検索し、つけた結果を説明するための図である。 製品属性集計装置8で、製品を構成する全ての部品の属性を集計する処理フローを示した図である。 集計結果格納装置の格納項目とデータ例を示した図である。 製品属性集計装置8で集計した結果の化学物質含有量を部品表につけて表示した例を説明するための図である。 製品属性集計装置8の処理を終了した時点での集計結果格納装置の状態を示す図である。 部品属性検索装置7の処理で、部品表に属性を検索して付けた結果を示す図である。 集計結果格納装置の格納項目とデータ例を示す図である。 製品属性集計装置で、製品を構成する全ての部品の属性を集計する処理フローを示す図である。 製品属性集計装置の処理を終了した時点での集計結果格納装置の状態を示す図である。 製品属性集計装置で集計した結果の化学物質含有量を部品表につけて表示した例を示す図である。 本発明による設計製造支援装置の第三の実施例の構成を示すブロック図である。 本発明による設計製造支援装置の第四の実施例の構成を示すブロック図である。 属性分類格納装置の具体的な格納項目の例を示す第一の図である。 属性分類格納装置の具体的な格納項目の例を示す第二の図である。 分類別属性値格納装置の格納項目の例を示す第一の図である。 属性分類別属性値算出装置の処理の流れを説明するための図である。 分類別属性値格納装置の格納項目の例を示す第二の図である。 分類別属性値格納装置を備えることにより、実現することのできる第一の画面例を説明するための図である。 分類別属性値格納装置を備えることにより、実現することのできる第二の画面例を説明するための図である。 本発明による設計製造支援装置の第五の実施例の構成を示すブロック図である。 部品表の構成として材料も扱う場合の、取引先部品表格納装置のPNデータの例を説明するための図である。 材料種類集計装置で集計した結果の部品表の出力例を示す図である。 材料種類集計装置で集計した結果の第一の画面例を示す図である。 材料種類集計装置で集計した結果の第二の画面例を示す図である。
符号の説明
1…自社・取引先部品番号対応格納装置、2…自社部品表格納装置、3…取引先部品格納装置、4…代表部品作成装置、5…部品表作成装置、9…入力装置、10…出力装置。


Claims (21)

  1. 部品表を用いて製品の設計製造を支援する設計製造支援装置において、複数の部品の候補の上位に代表部品ノードを付加して製品の部品表を作成する部品表作成装置を備えることを特徴とする設計製造支援装置。
  2. 請求項1において、前記部品表作成装置が作成した部品表を表示する際に、代表部品ノードを強調表示することを特徴とする設計製造支援装置。
  3. 自社部品と取引先部品の部品番号の対応を格納する自社・取引先部品番号対応格納装置と、自社製品の部品の構成を格納する自社部品表格納装置と、取引先から購入する部品の構成を格納する取引先部品表格納装置と、自社・取引先部品番号対応格納装置に格納された自社部品番号と取引先部品番号の対応から、複数の取引先部品の候補に対応する自社部品の代表部品ノードを作成する代表部品作成装置と、前記代表部品作成装置で作成した代表部品ノードと、前記自社部品表格納装置に格納された自社部品表と、前記取引先部品表格納装置に格納された取引先部品表から、製品の部品表を作成する部品表作成装置と、自社・取引先部品番号対応格納装置と、自社部品表格納装置と、取引先部品表格納装置にデータを入力する入力装置と、前記部品表作成装置で作成した製品の部品表を出力する出力装置を備えることを特徴とする設計製造支援装置。
  4. 請求項3において、前記部品表作成装置が作成した部品表を表示する際に、取引先の部品の階層を非表示にすることを特徴とする設計製造支援装置。
  5. 請求項1において、前記代表部品作成装置により作成した部品表の代表部品ノードに、前記複数の部品の候補の代表属性値を付けることを特徴とする設計製造支援装置。
  6. 請求項1において、部品表を構成する要素として、部品もしくは材料を採用することを特徴とする設計製造支援装置。
  7. 請求項1において、前記複数の部品候補の各部品候補を採用した場合の前記製品に含有される化学物質量及び前記部品表作成装置が作成した部品表を前記表示装置に表示することを特徴とする設計製造支援装置。
  8. 請求項5において、前記代表部品ノードに属性値を付ける場合に、前記代表部品ノードの子部品の属性値から代表部品ノードの属性値を決定することを特徴とする設計製造支援装置。
  9. 請求項8において、前記代表部品ノードの属性値は子部品の属性値の最大値,最小値又は平均値であることを特徴とする設計製造支援装置。
  10. 自社部品と取引先部品の部品番号の対応を格納する自社・取引先部品番号対応格納装置と、自社製品の部品の構成を格納する自社部品表格納装置と、取引先から購入する部品の構成を格納する取引先部品表格納装置と、前記自社・取引先部品番号対応格納装置に格納された自社部品番号と取引先部品番号の対応と、前記自社部品表格納装置に格納された自社部品表と、前記取引先部品表格納装置に格納された取引先部品表から、製品の部品表を作成する部品表作成装置と、各部品の属性を格納する部品属性格納装置と、部品表作成装置で作成した部品表を構成する各部品につく属性を部品属性格納装置から検索する部品属性検索装置と、部品表作成装置で作成した部品表と、部品属性検索装置で検索した部品の属性から、製品の属性を集計する製品属性集計装置と、自社・取引先部品番号対応格納装置と、自社部品表格納装置と、取引先部品表格納装置にデータを入力する入力装置と、部品表作成装置で作成した部品表と、製品属性集計装置で集計した結果を出力する出力装置を備えることを特徴とする設計製造支援装置。
  11. 請求項10において、前記部品属性格納装置が格納する属性値は化学物質含有量であることを特徴とする設計製造支援装置。
  12. 請求項10において、前記自社部品に対応する取引先部品の候補が複数ある場合に、自社・取引先部品番号対応格納装置に格納された自社部品番号と取引先部品番号の対応から、前記複数の取引先部品の候補に対応する代表部品ノードを作成する代表部品作成装置を備え、作成した代表部品ノードと、自社部品表格納装置に格納された自社部品表と、取引先部品番号格納装置に格納された取引先部品表から部品表を作成する部品表作成装置を有することを特徴とする設計製造支援装置。
  13. 請求項12において、前記製品属性集計装置が集計する属性が前記自社製品の化学物質含有量であることを特徴とする設計製造支援装置。
  14. 請求項10において、属性の分類を格納する属性分類格納装置と、前記属性分類格納装置に格納された属性分類と、部品属性格納装置に格納された部品属性から、部品ごとの、属性分類別の属性値を算出する属性分類別属性値算出装置と、前記属性分類別属性値算出装置で算出した属性分類別の属性値を格納する分類別属性値格納装置を備え、部品属性検索装置は、前記分類別属性値格納装置に格納された分類別属性値から部品属性を検索して部品につけることを特徴とする設計製造支援装置。
  15. 請求項10において、属性分類を、法規もしくは報告先別に管理している化学物質もしくは物質群とすることを特徴とする設計製造支援装置。
  16. 請求項15において、前記出力装置が、法規もしくは報告先別に管理する化学物質もしくは物質群の含有量を、部品表に並べて表示することを特徴とする設計製造支援装置。
  17. 請求項10において、前記出力装置が、法規で認める部品毎の物質含有量を越える部品を部品表上で表示することを特徴とする設計製造支援装置。
  18. 請求項12において、部品表の構成要素が材料であるときに、材料を親部品の属性に変換し、材料種類ごとの質量を集計する材料種類集計装置を備えることを特徴とする設計製造支援装置。
  19. 請求項18において、部品表に化学物質もしくは物質群の属性をつけて、材料種類と、化学物質もしくは物質群を集計することを特徴とする設計製造支援装置。
  20. コンピュータを、複数の部品の候補の上位に代表部品ノードを付加して製品の部品表を作成する部品表作成手段として機能させることを特徴とする設計製造支援プログラム。
  21. 部品表を用いて製品の設計製造を支援する設計製造支援方法において、複数の部品の候補の上位に代表部品ノードを付加して製品の部品表を作成する部品表作成工程を備えることを特徴とする設計製造支援方法。
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