JP5948554B1 - 建築物件の法規順守チェックを支援するシステムおよびプログラム。 - Google Patents
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
Description
参考1 特開平10−320430号公報(松下電工)
参考2 特開2001−014363号公報(エー・アイ ソフト)
参考3 特開2001−147946号公報(大和ハウス工業)
参考4 特開2002−163302号公報(アルファプライム・・)
参考5 欠番
参考6 特許第4889964号公報(エーケー)
参考7 特許第3055856号公報(戸田建設)
参考8 特許第3430430号公報(松下電工)
参考9 特許第2987071号公報(システムスーパーソフトウェア)
参考10 特許第5405263号公報(_住金システム建築)
参考11 特許第4905247号公報(日立製作所)
これらを概説すると:
参考1には、[請求項3][0013]に法規に適合するか否を判断する法規チェック手段が記載されている。
参考2には、[請求項1]に建築条件および規制情報から、前記建物についての建築制限の情報を算出する機能・・、[0008]に・・法的な規制についての建築制限の境界域を示す絵図が、その建物図についての表示に重ねて自動的に表示されるとある。
参考3には、[0015]に・・建築に関する法規に適合するか否かを、建物を示す図と法規適合有無の表示とを併記した画面として、前記表示装置の画面に表示する法規チェック手段が示されている。
参考4には、[請求項6]に・・住宅建築関連法規に関するデータを保存する法規記録手段と・・法規手段に記録された法規データに基づき、法規適合評価を行う法規チェック手段・・が示されている。
しかし、参考1〜4に示された法規チェック手段は不明確で、実現性と実用性に疑問がある。
参考7は、[請求項1]に・・建物の階と・・各階毎の基準線と、該基準線を基準とした部材の数量、位置、立体的形状との夫々を定義した3次元データで構成され、該基準線を基準とした部材のうち柱と梁と壁の位置表現は、基準線を基準として・・した位置表現で行うようにしたシステムを開示している。
参考8は、[請求項1]に・・ディスプレイの画面上に建物の平面図を表示させ、・・の範囲の面積及び一辺の長さについての法規情報を読み出し、この法規情報と、上記自動設計機能部で計算された警戒区域の面積及び一辺の長さとを比較して当該法規に適合するか否かを判断する法規チェック機能部とを備えたCAD装置を開示している。
参考9は、[請求項1]に・・確認申請書に記載する情報のうちどの情報として使用できるかの識別子を付加する図面情報入力部と、・・図面情報記憶部とを備え、・・付加された識別子に基づいて抽出する申請情報抽出部と、・・該申請情報記憶部により記憶された申請情報を建築確認申請書の所定欄に当嵌めて出力するシステムを開示している。
参考10は、[請求項1]に・・建築物の建設または販売に必要な複数の申請書類の書式を書式データとして保存しておくための書式データ記憶手段と、・・前記書式データ記憶手段に保存されている書式データを抽出し、・・データの中から必要なデータを抽出し、前記書式データの空白領域に埋め込んで申請書類を作成するシステムを開示している。
参考11は、[請求項1]に・・法規制や規格などの条文を、その文章の章節などを用いて、複数の階層のカテゴリーに分けて記憶するデータ項目、・・規制・法律データベース、・・を備えた法令順守支援システムを開示している。
特許文献1は、建築基準法における単体規定の判定を行う規定文章の変換処理として、主語に対する係り元をA、前記主語と当該主語が係る述語にて形成される文章をCxとした場合、式(1)を当該主語についての基本式として条件式を作成する技術を開示している。(¬A ∨ Cx …(1)、ただし、¬:論理演算における否定、∨:論理和。)
そして、特許文献1の図6〜図8に、建築基準法における単体規定を一部変更したものを例文とした実施形態について図示された解析結果のツリー表示図、並びに、変換処理における主語S、適用条件A、適合条件Cxの適用結果を示した図が開示されている。
すなわち、特許文献1は、建築物の建築基準をチェックするシステムにおいて、建築物のCAD情報と照合することによって建築基準を満たすか否かを判定するために、テキスト情報で構成された建築基準文書を解析し、建築基準の単体規定の基本条件式及び基本条件式の組合せの条件式を生成する方法を開示している。
非特許文献1には、さらに、法規リストを折りたたみ・展開可能なツリー形式で表示し、チェック項目をチェックし得る表示方法も記載されている(例えば、第15頁の「e-PlanCheck:チェック項目選択」の図、第18頁の「e-PlanCheck:チェック結果表示例」の図、第22頁の「BYGGSOKプロジェクトの建築法規チェック」のツリービュワーの図、第25頁の「米国連邦調達庁GCAの空間チェック」の図)。
というのは:
参考1〜4に示された法規チェック手段は概念として提案されてはいるが、実体を伴わず、実現できる技術に至っていない。すなわち、法規チェックをいかなる構成でどういった機序で機能させるのかを示していない。
そして、参考6もまた、法規の文章を整理してデータベース化することのみに限られている。ともに規制順守のチェック作業の容易化ないしは自動チェック化をいかなる構成でどういった機序で実現させるのかについては全く示されていない。
また、参考7、8は、基準線の実長入力で全データの実長をシステム内に共有化して、長さや面積に限定される法規チェックする技術を記載しているが、長さや面積以外に関与する法規のチェックに適応できるものではない。
同様に、参考9、10も、建築関係の申請書の自動作成システムを開示しているが、法規チェックと組み合わせた包括的なものを示していない。
一方、参考11は、法規の集約ルールを決め、上位階層の状況に集約してチェックする仕組みを示しているが、これは製造者が製品に対してなす法規チェックであって、建築物件の階層構造に特化した条件にてチェックすることに援用できる技術とは言えない。
それらの命題は、論理積(「AND」または「∧」)、論理和(「OR」または「∨」)や、場合分け、数値上限、数値下限、数値範囲(それぞれ、「<」「>」または「≦」「≧」のひとつ、または、これらの組合せ)を含むものである。[簡単のため図面では論理積を「●」、論理和を「○」で示す。]
ここで、「もし〜ならば」という「順守の条件」を条件が免除される否定の条件と書き換え、かつ、「ただし〜は除外する」も免除される条件として加えれば、ひとつの規定の文は、「順守免除条件」の命題と、「順守事項」の命題に置き換え可能と考えられる。
これは、『命題Aならば命題Cxである(A⇒Cx)』が、『命題Aの否定と命題Cxの論理和(¬A ∨ Cx)』と同値である、という論理原則を利用している。
「要素命題」は、これ以上細かく分割できない命題であって、一般的な事実について簡素に記述したもので、建築法規に関する知識を用いなくても容易に真偽を判定しうるものである。
折りたたみ表示と展開表示とを利用者の選択に応じて可逆的に表示することで、利用者が注目したい命題は内容を展開表示し、チェック完了したものは折りたたんでコンパクトにする、という利便性が得られる。
簡単のため以下の説明は、要素命題にブレークダウンする前の順守事項命題(N命題)、免除条件命題(C命題)で説明する。
具体的に、場合分け、と数量の命題(数値命題)を含むものを図4に例示する。これは、建築基準法129条4のチェックのために作成したものである。(建築基準法129条4の本文は略す)
その他のものも、これら典型例の応用であるので図示例に準拠して適宜表示を行えばよい。
ここで、『・・クリックすると・・』とは、利用者のクリックという選択操作である。
また、ここで、「代表命題」とは、複数の要素命題をまとめた任意の命題群(命題の組み合わせたセット)をいうものである。
なお、図5(b)と図7の代表命題のチェックボックス欄には、すべてチェックマーク(ハネ印)が示されている。
これは、例示した代表命題が、下位の命題を含めて満たされている場合で、当然ながら、下位の命題が満たされていなければ、上位の代表命題のチェックマーク(ハネ印)は表示されない。
本発明では、要素命題とそれを被演算子とする論理演算を引用しているので、代表命題に含まれる要素命題の真偽と論理演算から該代表命題の真偽を演算し、それを該代表命題の真偽チェックマーク(ハネ印)の有無に反映させることは容易である。
図17は、規定条文の上位の命題が、下位の命題群に展開表示され、さらに下位の命題群がそのC命題とN命題の要素命題である「要素命題c1、要素命題n1」、「要素命題c2、要素命題n2」・・へ展開表示されることを示す。(「−」→「+」で元に折りたたまれる)
後者の具体例は、図5(b)の「F3階について」で、「火気使用室の壁天井が準不燃」という下位の命題が、「火気使用室でない」というC命題の要素命題と、「壁と天井準不燃」というN命題の要素命題に展開表示されている。その一方、図5(b)のその他の「+」表示のある行では、これらの要素命題の表示が折りたたまれている。
それらの要素命題が同一であることを示すフラグなどの記憶ビットをデジタル的に記憶される要素命題の記憶領域に付随させることが望ましい。
そのときに、その数量が数値命題を満たしていることを数値の大小比較などの演算機能を用いて、利用者がチェックするまでもなく真であると判定してチェック欄に反映する数値判定と自動チェックを行う手段が兼備していることが望ましい。
このクリック操作で利用者が「法24条1号に該当しない」ことを、要素命題にブレークダウンされた単純な事実の判断でチェックできるようになる。
法規データベースには、C命題とN命題をさらに単純化して置き換えた「要素命題」と、その「要素命題」間の論理関係を論理演算として記憶させるのが好ましい。「要素命題」は、論理的関係をツリー状に表現するなら、その末端で、これ以上細かく分割できない最小単位命題であって、原子命題と呼称されることもある。
C命題の「要素命題」データにも、免除される条件の主体である「主語」の種類(建物または階または室など) と、条件である「述語」の情報をもたせるのが好ましい。
同様に、「要素命題」と「演算結果命題」の演算、複数の「演算結果命題」同士の演算という多重演算で、より多くの条件や事項が複合された「演算結果命題」が合成できる。
このように論理を組合せた命題は、要素命題と演算テーブルという形で法規データベースに記憶することが記憶容量を節約する上で好適である。
「数値命題」の述語部は、主語のもつ数量の名称を、たとえば、「階の居室面積」、「階の廊下の幅」・・など法規データベース内で共通的に定義した名称文字列と、判定基準量と判定演算子、たとえば、数値上限または数値下限または数値範囲を示す「≧」、「>」、「≦」、「<」 などの文字と、主語が持つ数量の値である「1、2、3・・」という文字を組合せて、法規データベースに記憶しておけばよい。
そして、「数値判定手段」は、物件情報にある建築物件の階層的部位に関する数量の情報を参照し、その情報に一致する数値命題の主語と述語による記述について、その真偽を判定するのである。
各命題の「主語」の種類(建物・階・室など)と、命題間の論理関係、および、物件情報にある階層的部位との一致(文字列の一致および論理関係の一致)を判定する手順、および、チェックリスト表示手段に、その判定手順で抽出された、物件情報の階層的部位との一致がある命題を引用して、それら命題を建築物件の階層構造に含まれる階層的部位の数だけ表示する手順をプログラムとして記述するのが好適である。
すなわち:
(1) 複数の要素命題をまとめた代表命題、およびその真をチェックするチェックボックス欄。
(2) 代表命題に含まれる複数の要素命題、およびその真をチェックするチェックボックス欄。
すなわち;
物件情報入力手段で入力される物件情報が、建築物件の階層構造に含まれる階層的部位と、該階層的部位の個数の情報を含み、
法規データベースが、建築法規の文章を、建築物の階層的部位が順守すべき事項の命題とした順守事項命題(N命題)と、該順守事項命題が免除される階層的部位の条件を命題とした免除条件命題(C命題)に置換して、さらに、該順守事項命題(N命題)と免除条件命題(C命題)を、それらを構成する要素命題と、該要素命題を被演算子とする論理演算として記憶したものであり、
チェックリスト表示手段が、前記物件情報入力手段で入力された物件情報にもとづいて、前記法規データベースから、建築物件の階層構造に含まれる階層的部位に対応した順守事項命題(N命題)と免除条件命題(C命題)を、それらを構成する要素命題と、該要素命題を被演算子とする論理演算として引用し、
利用者の選択に応じて以下の(1)の項目を表示する折りたたみ表示と、(1)に加えて以下の(2)の項目を追加して表示する展開表示とを可逆的に、かつ、建築物件の階層構造に含まれる階層的部位の個数だけ、以下の(3)のように表示するシステム。
(1) 順守事項命題(N命題)または免除条件命題(C命題)を構成する複数の要素命題をまとめた代表命題、および該代表命題の真をチェックするチェックボックス欄。
(2) (1)の項目の代表命題に含まれる複数の要素命題、および該複数の要素命題の真をチェックする複数のチェックボックス欄。
(3) 該チェックリスト表示手段による表示が行列状で、展開表示では、折りたたみ表示の代表命題に含まれる複数の要素命題の表示行が該代表命題の表示行の下の行に表示され、かつ、展開表示された複数の要素命題の表示行に論理積または論理和を示す論理演算マークを表示して、代表命題と該代表命題の表示行の下の行に展開表示で表示される複数の要素命題との論理関係が、前記の論理演算マークによって示されている。
すなわち;
建築物件の階層構造に含まれる階層的部位と、該階層的部位の個数の情報を含む物件情報を入力する手順と、
建築法規の文章を、建築物の階層的部位が順守すべき事項の命題とした順守事項命題(N命題)と、該順守事項命題が免除される階層的部位の条件を命題とした免除条件命題(C命題)に置換して、さらに、該順守事項命題(N命題)と免除条件命題(C命題)を、それらを構成する要素命題と、該要素命題を被演算子とする論理演算として記憶した法規データベースから、前記物件情報にもとづいて、建築物件の階層構造に含まれる階層的部位に対応した順守事項命題(N命題)と免除条件命題(C命題)を、それらを構成する要素命題と、該要素命題を被演算子とする論理演算として引用する手順と、
引用した順守事項命題(N命題)と免除条件命題(C命題)を、利用者の選択に応じて以下の(1)の項目を表示する折りたたみ表示と、(1)に加えて以下の(2)の項目を追加して表示する展開表示とを可逆的に、かつ、建築物件の階層構造に含まれる階層的部位の個数だけ、以下の(3)のように表示する手順をコンピュータに実行させるプログラム。
(1) 順守事項命題(N命題)または免除条件命題(C命題)を構成する複数の要素命題をまとめた代表命題、および該代表命題の真をチェックするチェックボックス欄。
(2) (1)の項目の代表命題に含まれる複数の要素命題、および該複数の要素命題の真をチェックする複数のチェックボックス欄。
(3) 該チェックリスト表示手段による表示が行列状で、展開表示では、折りたたみ表示の代表命題に含まれる複数の要素命題の表示行が該代表命題の表示行の下の行に表示され、かつ、展開表示された複数の要素命題の表示行に論理積または論理和を示す論理演算マークを表示して、代表命題と該代表命題の表示行の下の行に展開表示で表示される複数の要素命題との論理関係が、前記の論理演算マークによって示されている。
2 順守事項命題(N命題)、または、N命題の表示欄
3 建築物件の階層的部位の表示欄
4 建築物件の階層的部位の呼称の表示欄
5 命題のチェックボックス欄
50 建築基準法24条の表示部
51 法規全体をツリー構造で示した表示部
52 該当する法規全文を示す表示部
53 建築物件の平面図を示す表示部
54 建築物件の立面図を示す表示部
Claims (2)
- 建築物件情報を入力する物件情報入力手段と、建築法規を命題群として記憶する法規データベースと、建築物件の法規順守チェックに必要なチェックリストを表示するチェックリスト表示手段を具備した、建築物件の法規順守チェックを支援するシステムであって、
物件情報入力手段で入力される物件情報が、建築物件の階層構造に含まれる階層的部位と、該階層的部位の個数の情報を含み、
法規データベースが、論理命題として捉えた建築法規の文章を、建築物の階層的部位が順守すべき事項の命題とした順守事項命題(N命題)と、該順守事項命題が免除される階層的部位の条件を命題とした免除条件命題(C命題)とに論理原則にもとづいて置換して、さらに、該順守事項命題(N命題)と免除条件命題(C命題)を、それらを構成する要素命題と、該要素命題を被演算子とする論理演算として記憶したものであり、
チェックリスト表示手段が、前記物件情報入力手段で入力された物件情報にもとづいて、前記法規データベースから、建築物件の階層構造に含まれる階層的部位に対応した順守事項命題(N命題)と免除条件命題(C命題)を、それらを構成する要素命題と、該要素命題を被演算子とする論理演算として引用し、
利用者の選択に応じて以下の(1)の項目を表示する折りたたみ表示と、該(1)の項目をブレークダウンした以下の(2)の項目も表示する展開表示とを可逆的に、かつ、建築物件の階層構造に含まれる階層的部位の個数だけ、以下の(3)のように表示するシステム。
(1) 順守事項命題(N命題)または免除条件命題(C命題)を構成する複数の要素命題をまとめた代表命題、および該代表命題の真をチェックするチェックボックス欄。
(2) (1)の項目の代表命題に含まれる複数の要素命題、および該複数の要素命題の真をチェックする複数のチェックボックス欄。
(3) 該チェックリスト表示手段による表示が行列状で、展開表示では、折りたたみ表示の代表命題に含まれる複数の要素命題の表示行が該代表命題の表示行の下の行に表示され、かつ、展開表示された複数の要素命題の表示行に論理積または論理和を示す論理演算マークを表示して、代表命題と該代表命題の表示行の下の行に展開表示で表示される複数の要素命題との論理関係が、前記の論理演算マークによって示されている。
- 建築物件の法規順守チェックを支援するシステムを動作させるプログラムであって、
建築物件の階層構造に含まれる階層的部位と、該階層的部位の個数の情報を含む物件情報を入力する手順と、
論理命題として捉えた建築法規の文章を、建築物の階層的部位が順守すべき事項の命題とした順守事項命題(N命題)と、該順守事項命題が免除される階層的部位の条件を命題とした免除条件命題(C命題)とに論理原則にもとづいて置換して、さらに、該順守事項命題(N命題)と免除条件命題(C命題)を、それらを構成する要素命題と、該要素命題を被演算子とする論理演算として記憶した法規データベースから、前記物件情報にもとづいて、建築物件の階層構造に含まれる階層的部位に対応した順守事項命題(N命題)と免除条件命題(C命題)を、それらを構成する要素命題と、該要素命題を被演算子とする論理演算として引用する手順と、
引用した順守事項命題(N命題)と免除条件命題(C命題)を、利用者の選択に応じて以下の(1)の項目を表示する折りたたみ表示と、該(1)の項目をブレークダウンした以下の(2)の項目も表示する展開表示とを可逆的に、かつ、建築物件の階層構造に含まれる階層的部位の個数だけ、以下の(3)のように表示する手順をコンピュータに実行させるプログラム。
(1) 順守事項命題(N命題)または免除条件命題(C命題)を構成する複数の要素命題をまとめた代表命題、および該代表命題の真をチェックするチェックボックス欄。
(2) (1)の項目の代表命題に含まれる複数の要素命題、および該複数の要素命題の真をチェックする複数のチェックボックス欄。
(3) 該チェックリスト表示手段による表示が行列状で、展開表示では、折りたたみ表示の代表命題に含まれる複数の要素命題の表示行が該代表命題の表示行の下の行に表示され、かつ、展開表示された複数の要素命題の表示行に論理積または論理和を示す論理演算マークを表示して、代表命題と該代表命題の表示行の下の行に展開表示で表示される複数の要素命題との論理関係が、前記の論理演算マークによって示されている。
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