JP2001256261A - 部品構成情報処理システム - Google Patents

部品構成情報処理システム

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JP2001256261A
JP2001256261A JP2000064648A JP2000064648A JP2001256261A JP 2001256261 A JP2001256261 A JP 2001256261A JP 2000064648 A JP2000064648 A JP 2000064648A JP 2000064648 A JP2000064648 A JP 2000064648A JP 2001256261 A JP2001256261 A JP 2001256261A
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component configuration
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component
processing system
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Satoshi Fuchigami
聡 渕上
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データベース構造に依存しない、理解が容易
で処理のしやすい部品構成情報処理システムおよび部品
構成情報処理プログラム記憶媒体を提供することを目的
とする。 【解決手段】 PDMデータベース100a上に構築さ
れた部品構成情報100bを、その部品構成情報に含ま
れる部品それぞれの属性情報を記述した属性情報ファイ
ル200aと、上記複数の部品相互間の関係を記述した
関係記述ファイル200bとからなる一般化モデル20
0mに変換するモデル変換手段200cを備えた部品構
成情報処理システム200s。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の部品から構
成される製品の部品構成情報を処理する部品構成情報処
理システムおよび部品構成情報処理プログラム記憶媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、PDM(Product
Data Management)システムなどの、
製品にかかわる全ての情報およびそれらの処理プロセス
を体系的に管理し、製品企画・製品開発の段階からその
製品のライフサイクルが尽きるまで管理する設計情報管
理システムにおいて、複数の部品から構成される製品に
ついての部品構成情報がPDM独自のPDMデータベー
ス上に構築され運用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このPDMデ
ータベースは複雑な構造を有しており、そのデータベー
ス構造を理解するのは容易ではなく、そのデータベース
構造を理解してPDM部品構成情報を自由自在に編集す
ることは極めて難しいという問題がある。
【0004】そこで、このような難解なデータベース構
造に依存しない、理解の容易な部品構成情報の体系およ
びその部品構成情報を処理し扱いやすい部品構成情報処
理システムの出現が望まれている。
【0005】本発明は、上記事情に鑑み、データベース
構造に依存しない、理解が容易で処理のしやすい部品構
成情報処理システムおよび部品構成情報処理プログラム
記憶媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の部品構成情報処理システムは、複数の部品から構成
される製品の設計情報が所定の設計情報管理用データベ
ース上に構築されてなる部品構成情報を処理する部品構
成情報処理システムにおいて、上記設計情報管理用デー
タベース上に構築された部品構成情報を、その部品構成
情報に含まれる部品それぞれの属性情報を記述した属性
情報ファイルと、上記複数の部品相互間の関係を記述し
た関係記述ファイルとからなる一般化モデルに変換する
モデル変換手段を備えたことを特徴とする。
【0007】ここで、上記属性情報が、上記複数の部品
を他の部品と識別する識別子を含むその部品の属性を表
現する複数種類の属性情報からなるものであり、かつ上
記関係記述ファイルが、上記複数の部品相互間の関係を
上記識別子を用いて記述したものであることが好まし
い。
【0008】また、この部品構成情報処理システムが、
上記属性情報ファイルを上記複数種類の属性情報毎に編
集することのできるファイル編集手段を備えたものであ
ることも好ましい態様である。
【0009】また、本発明の部品構成情報処理プログラ
ム記憶媒体は、複数の部品から構成される製品の設計情
報が所定の設計情報管理用データベース上に構築されて
なる部品構成情報を、部品構成情報に含まれる部品それ
ぞれの属性情報を記述した属性情報ファイルと、上記複
数の部品相互間の関係を記述した関係記述ファイルとか
らなる一般化モデルに変換するモデル変換手段を備えて
なる部品構成情報処理システムをコンピュータ上に構築
する部品構成情報処理プログラムが記憶されてなること
を特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0011】表1は、従来のPDMシステムのデータベ
ースから帳票出力された部品構成表の一例であり、表2
は、表1を構成する各項目を説明する表である。
【0012】
【表1】
【0013】表1に示すように、この部品構成表は、こ
の帳票を見る人間にとって理解しやすいように、複数の
部品から構成される製品の設計情報を2次元の表に編集
して出力されたものである。
【0014】第1項目には「オブジェクト」、第2列に
は「Item Id」、第3列には「Name」、第4
列には「Revision」、第5列には「Seque
nce」、第6列には「Quantity」が示されて
いる。
【0015】第2列以下の項目については、表2にその
詳細な説明を示してある。
【0016】
【表2】
【0017】表2を参照しながら表1について説明す
る。
【0018】先ず、表1の第1列の「オブジェクト」に
ついて説明する。「オブジェクト」は、第2列の「It
em Id」と、第3列の「Name」と、第6列の
「Quantity」とを文字列合成し、階層毎に字下
げして表現されている。
【0019】オブジェクトの先頭に「−」(ハイフン)
記号が付されているものは、このオブジェクトの直下に
子部品が存在することを示している。
【0020】第1行目のオブジェクト「−SEI01/1-製品
1」は、この部品構成表における製品の「Item I
d」が「SEI01/1」であり、「Name」が「製品1」
であり、この直下に子部品が存在することを示してい
る。
【0021】第2行目のオブジェクト「−UNIT01/1-ユ
ニット1 ×1」は、第1行目の「製品1」の直下の子
部品のItem Id:「UNIT01」、Name:「ユニ
ット1」であり、このユニット1は、直下に子部品が存
在し、Revisionは1であり、Sequence
Nは10であり、Quantityは1であることを
示している。
【0022】第3行目のオブジェクト「 ▲PART01/2-
部品1 ×1」は、第2行目の「ユニット1」の直下の
子部品Item Id:「PART01」、Name:「部品
1」であり、この部品1は、直下に子部品は存在せず、
Revisionは2であり、Sequence Nは
10であり、Quantityは1であることを示して
いる。
【0023】第4行目のオブジェクト「 △PART05/1-
部品5 ×1」は、第2行目の「ユニット1」の直下の
子部品であるItem Id:「PART05」、Name:
「部品5」であり、この部品5は、直下に子部品は存在
せず、Revisionは1であり、Quantity
は1であることを示している。
【0024】なお、記号●、○、▲、および△はそれぞ
れ次のことを表している。
【0025】●(黒丸):版数関係(バージョンが上が
った、下がったなどの部品関係)にある○部品は、その
●部品と同じ階層にある○部品にて表現している。
【0026】○(白丸):その○部品の上位部品との親
子関係はない。親子関係で必要なのはあくまで●部品の
みである。
【0027】▲(黒三角):▲部品に対して、代替関係
(交換しても差し障りのない部品関係)にある部品は、
その▲部品と同じ階層にある△部品にて表現している。
【0028】△(白三角):その△部品の上位部品との
親子関係には関係しない。親子関係で必要なのはあくま
で▲部品のみである。
【0029】図1は、表1に示した部品構成表情報に基
づいて「製品1」の現用部品による部品構成を図形表示
したものである。
【0030】図1に示すように、この「製品1・v1
(SEI01/1)」は、「ユニット1・v1(UNIT01/1)」
1個と、「部品3・v1(PART03/1)」1個と、「ユニ
ット2・v1(UNIT02/1)」1個とから構成されてお
り、「ユニット1・v1(UNIT01/1)」は、「部品1・
v2(PART1/2)」1個と、「部品2・v2(PART02/
2)」3個とから構成されており、「ユニット2・v1
(UNIT02/1)」は、「部品4・v3(PART04/3)」3個
とから構成されていることがわかる。
【0031】しかし、表1に示したように、この「製品
1」に関連のある部品としては、図1に示した現用部品
のほかに、「PART01/2」の代替部品として、「PART05/
1」があり、「PART04/3」の旧版部品として、「PART04/
1」および「PART04/2」がある。
【0032】これらの代替部品や旧版部品については、
通常、部品構成表を図形表示する際には表示しない場合
が多いが、時には必要に応じて代替部品や旧版部品を含
む全ての関連部品を表示することもある。
【0033】図2は、表1に示した部品構成表情報に基
づいて「製品1」に関連する全部品による部品構成を図
形表示したものである。
【0034】図2に示すように、表1における▲、△、
●、○などの記号を用いることにより、代替部品や旧版
部品を含む全ての関連部品による部品構成が表現されて
いる。
【0035】上記の表1、あるいは図1および図2に示
したような、人間が見て理解できるような部品構成表
は、その部品構成情報を管理しているPDMシステムの
データベースに備えられているPDM部品構成情報を、
PDM部品構成表処理プログラムにより、人間が見て理
解できるような形に編集して出力されるものであり、元
のPDM部品構成情報のままでは、よほどそのPDMデ
ータベース管理システムに精通している者以外には容易
に理解することはできない。
【0036】そこで、本発明の部品構成情報処理システ
ムは、上記のようなPDMデータベース上に構築された
部品構成情報を、その部品構成情報に含まれる部品それ
ぞれの属性情報を記述した属性情報ファイルと、これら
複数の部品相互間の関係を記述した関係記述ファイルと
からなる一般化モデルに変換するモデル変換手段を備え
ている。
【0037】図3は、本発明の部品構成情報処理システ
ムの実施形態が運用されるコンピュータシステムの一部
分を示す図である。
【0038】ここには、それぞれがコンピュータシステ
ムで構成された2台のサーバマシン100,200およ
び3台のクライアントマシン300,400,500が
例示的に示されており、サーバマシン100,200お
よびクライアントマシン300,400,500は通信
ネットワーク600を介して互いに接続されている。2
台のサーバマシン100,200を構成するコンピュー
タシステムは、一般にワークステーションと称されるよ
うな高速かつ大容量のコンピュータシステムである。
【0039】各サーバマシン100,200および各ク
ライアントマシン300,400,500は、CPU
(中央処理装置)、RAM(ランダムアクセスメモ
リ)、ハードディスク、通信用ボード等が内蔵された本
体部101,201,301,401,501、本体部
101,201,301,401,501からの指示に
より表示画面102a,202a,302a,402
a,502a上に画像や文字列を表示する表示部10
2,202,302,402,502、サーバマシン1
00,200およびクライアントマシン300,40
0,500に利用者の指示を入力するためのキーボード
103,203,303,403,503、表示画面1
02a,202a,302a,402a,502a上の
任意の位置を指定することにより、その指定時にその位
置に表示されていたアイコン等に応じた指示を入力する
マウス104,204,304,404,504を備え
ている。
【0040】本体部101,201は、さらに外観上、
FD(フロッピィディスク:図示せず)、MO(光磁気
ディスク)700が装填されるFD装填口101a,2
01a;MO装填口101b,201bを有しており、
それらの内部には、それらの装填口101a,201
a;101b,201bから装填されたフロッピィディ
スクやMO700をドライブしてアクセスする、フロッ
ピィディスクドライバ、MOドライバも内蔵されてい
る。
【0041】同様に、本体部301,401,501
は、外観上、フロッピィディスク(図示せず)、MO7
00が装填されるFD装填口301a,401a,50
1a;MO装填口301b,401b,501bを有し
ており、それらの内部には、それらの装填口301a,
401a,501a;301b,401b,501bか
ら装填されたフロッピィディスクやMO700をドライ
ブしてアクセスする、フロッピィディスクドライバ、M
Oドライバも内蔵されている。
【0042】以下の説明では、2台のサーバマシン10
0,200のうちのサーバマシン100を代表させて説
明する。
【0043】図4は、図3に示す外観を有する部品構成
情報処理システム(コンピュータシステム)のハードウ
ェア構成図である。
【0044】このハードウェア構成図には、CPU11
1、RAM112、ハードディスクコントローラ11
3、フロッピィディスクドライバ114、MOドライバ
115、マウスコントローラ116、キーボードコント
ローラ117、ディスプレイコントローラ118、およ
び通信用ボード119が示されており、それらはバス1
10で相互に接続されている。
【0045】フロッピィディスクドライバ114、MO
ドライバ115は、図3を参照して説明したように、そ
れぞれフロッピィディスク710、MO700が装填さ
れ、装填されたフロッピィディスク710、MO700
をアクセスするものである。
【0046】通信用ボード119は通信ネットワーク6
00に接続される。
【0047】また、図4には、ハードディスクコントロ
ーラ113によりアクセスされるハードディスク12
0、マウスコントローラ116により制御されるマウス
104、キーボードコントローラ117により制御され
るキーボード103、およびディスプレイコントローラ
118により制御されるCRTディスプレイ102も示
されている。
【0048】以上説明したコンピュータシステムの、例
えば2台のサーバマシン100,200(図3参照)の
うちの一方のサーバマシン100にPDMデータベース
が構築されているとした場合に、他方のサーバマシン2
00に本発明の部品構成情報処理システムを構築するこ
とができる。その場合は、サーバマシン200のハード
ディスク、FD、またはMOなどが、本発明にいう部品
構成情報処理プログラム記憶媒体として用いられる。
【0049】例えば、部品構成情報処理プログラムが記
憶されたMO700をサーバマシン200のMO装填口
201bに挿入して部品構成情報処理プログラムをサー
バマシン200のハードディスクにインストールするこ
とにより部品構成情報処理システムが構築される。
【0050】次に、PDMデータベース上に構築された
部品構成情報を本発明の部品構成情報処理システムによ
り一般化モデルに変換する過程について説明する。
【0051】図5は、本発明の部品構成情報処理システ
ムの一実施形態を示すシステム構成図である。
【0052】図5に示すように、サーバマシン100の
PDMデータベース100a上には部品構成情報100
bが構築されており、サーバマシン200には、その部
品構成情報を、その部品構成情報に含まれる部品それぞ
れの属性情報を記述した属性情報ファイルと、複数の部
品相互間の関係を記述した関係記述ファイルとからなる
一般化モデルに変換するモデル変換手段を備えた本発明
の部品構成情報処理システム200sが構築されてい
る。
【0053】サーバマシン100のPDMデータベース
100a上に構築された部品構成情報100bは、例え
ばMOまたはCD−Rなどの記憶媒体100cに一旦出
力され、次に、サーバマシン200に読み込まれる。こ
のような記憶媒体を用いる代わりに、通信ネットワーク
(図3参照)を介して部品構成情報を入出力してもよ
い。
【0054】サーバマシン200が記憶媒体100cに
記憶された部品構成情報100bを読み込むと、サーバ
マシン200に構築された部品構成情報処理システム2
00sに備えられたモデル変換手段200cは、この部
品構成情報100bを、部品構成情報100bに含まれ
る部品それぞれの属性情報を記述した属性情報ファイル
200aと、これら部品相互間の関係を記述した関係記
述ファイル200bとからなる一般化モデル200mに
変換する。
【0055】この一般化モデル200mに変換された部
品構成情報は、PDMSCHEMAデータ200dとし
て記憶媒体200eに出力し保存しておくことができ、
必要に応じてこのPDMSCHEMAデータ200dを
所望の部品構成情報処理システムに読み込ませ部品構成
情報を再現再現することができる。
【0056】次に、本発明の一実施形態においてPDM
部品構成情報を一般化モデルに変換する過程について説
明する。
【0057】図6は、本実施形態に用いられるおけるP
DMSCHEMAの概要図である。
【0058】このPDMSCHEMA(PDMスキー
マ)は、ドイツのPorSTEP、アメリカのPDES
Incから提案され、日本においてもJECALSに
より推進されつつある、PDMシステムの業務データの
交換と共有を目標とするSTEPスキーマの一つであ
り、世界標準とされているものである。
【0059】図6に示すように、PDMSCHEMA
は、g部品、h代替品、部品カテゴリ、…、t組織まで
の14のUOF(Unit of Functiona
rity)という業務オブジェクト単位で構成されてい
る。
【0060】本実施形態の部品構成情報処理システム
は、従来のPDMデータベース上に構築された部品構成
情報を、その部品構成情報に含まれる部品それぞれの属
性情報を記述した属性情報ファイルと、部品相互間の関
係を記述した関係記述ファイルとからなる一般化モデル
に変換するに当たり、上記図6に示すPDMSCHEM
A UOFに準拠したジェネリックモデル(本発明にい
う一般化モデルに相当する)を構築する。
【0061】図7は、本実施形態で用いられるジェネリ
ックモデルの概念図である。
【0062】このジェネリックモデル10は、ITEM
(部品データ)11とRELATION(関係)12の
2つのエンティティから構成される。
【0063】ITEM11は、id属性11a(部品デ
ータのユニークな識別子)、parent属性11b
(親部品データ)、およびattributeS[0:
?]属性11c(0以上の部品データの属性値)を有
し、RELATION12は、id属性12a(関係の
ユニークな識別子)、type属性12b(関係の種
別)、およびattributeS[0:?]属性12c
(0以上の関係の属性値)を有している。
【0064】さらに、ITEM11とRELATION
12とは2本の線分、すなわちrelating13a
およびrelated13bでそれぞれ結ばれている。
relating13aは関係元、related13
bは関係先をそれぞれ表すものである。
【0065】本実施形態では、以上説明したようなジェ
ネリックモデル10のITEMおよびRELATION
の2つのエンティティにより部品構成情報を一般化モデ
ルに変換する。一般化モデルの具体的な内容については
図9および図9を参照して後述する。
【0066】図8は、PDM部品構成情報の一般的なデ
ータ構造を示す図である。
【0067】図8には、PDMクライアントのユーザに
より作成されるデータ部と、PDMデータベースの管理
者が定義するマスタ部とが示されている。
【0068】データ部は、a部品/部品版数情報、b図
面情報、c製品情報、dバルクファイル情報、eEC情
報、およびfプロジェクト情報からなる6つのデータ項
目と、内部管理ID情報、排他制御情報、更新ログ情報
などからなるシステム項目とからなる。
【0069】マスタ部は、ユーザ/グループ情報、工程
定義情報、採番管理情報、他システム連携用情報からな
る。
【0070】図8に示したデータ部の6つのデータ項目
は、本実施形態のモデル変換手段により、図6に示した
PDMSCHEMAの14のUOFと対応付けされる。
なお、PDMデータ群とPDMSCHEMA UOF群
とのマッピングはテーブル構造が互いに相違しているた
め、必ずしも1対1には対応するとは限らず、M対N対
応となることが多い。
【0071】表3は、本実施形態におけるPDMデータ
群の内容を示す一覧表である。
【0072】
【表3】
【0073】表4は、本実施形態におけるPDMSCH
EMA UOF群の内容を示す一覧表である。
【0074】
【表4】
【0075】表5は、本実施形態のモデル変換手段によ
るPDM部品構成表のデータ項目と、PDMSCHEM
A UOFとのマッピング対応表である。
【0076】
【表5】
【0077】表5に示したマッピング対応表に基づき、
本実施形態のモデル変換手段は、PDM部品構成情報を
PDMSCHEMA UOF群に基づく一般化モデルに
変換する。
【0078】図9は、本発明の部品構成情報処理システ
ムの一実施形態により作成された一般化モデルの属性情
報ファイルの一例を示す図である。
【0079】図9に示すように、この属性情報ファイル
は、「エンティティ種別」、「ID」、「親ID」、
「部品名」、「版数」、「連番」、「数量」、…などの
複数の属性項目からなるデータ群から構成されている。
【0080】これらの属性項目は、上記の表4に示した
PDMSCHEMA UOF群に基づくものであり、第
1項目の「エンティティ種別」には、全てのデータに
「ITEM」の4文字が入力されている。
【0081】また、第2項目の「ID」には、例えば、
「SEI01/1」、「UNIT01/1」、「PART01/2」などのよう
にその部品自らのIDおよびそのRevision(版
数)が入力されている。
【0082】また、第3項目の「親ID」には、そのI
Dに親品番が存在する場合には、例えば、「SEI01/
1」、「UNIT01/1」、「UNIT01/1」などのようにその部
品の親部品のIDおよびそのRevision(版数)
が入力されている。
【0083】また、第4項目の「部品名」には、例え
ば、「製品1」、「ユニット1」、「部品1」、「部品
2」などのようにその部品のName(名称)が入力さ
れている。
【0084】また、第5項目の「版数」には、例えば、
「1」、「1」、「2」、「2」などのようにその部品
のRevision(版数)が入力されている。
【0085】また、第6項目の「連番」には、例えば、
「 」、「10」、「10」、「20」などのようにそ
の部品のSequence(連番)が入力されている。
【0086】さらに、第7項目の「数量」には、例え
ば、「 」、「1」、「1」、「3」などのようにその
部品のQuantity(数量)が入力されている。
【0087】次に、本実施形態における、部品相互間の
関係を記述した関係記述ファイルについて説明する。
【0088】図10は、本発明の部品構成情報処理シス
テムの一実施形態により作成された一般化モデルの関係
記述ファイルの一例を示す図である。
【0089】図10に示すように、この関係記述ファイ
ルは、「エンティティ種別」、「ID」、「TYP
E」、「関係元」、「関係先」の5項目からなる複数の
関係記述データから構成されている。
【0090】第1項目の「エンティティ種別」には、全
てのデータに「RELATION」の8文字が入力され
ている。
【0091】第2項目の「ID」には、「1」、
「2」、「3」、…などのように、その関係記述データ
を他の関係記述データと識別するためのユニークキー、
この場合は連番が入力されている。
【0092】第3項目の「TYPE」には、例えば、
「Revision」、「Revision」、「Al
ternate」などが入力されている。「Revis
ion」とは、版数関係にあることを表すものであり、
また、「Alternate」とは、版数関係にあるこ
とを表すものである。
【0093】第4および第5項目の「関係元」および
「関係先」には、例えば、「PART04/3」および「PART04
/2」のように、この関係記述データの関係先が「PART04
/3」であり、関係先が「PART04/2」であることが入力さ
れている。
【0094】このように、本実施形態により作成された
一般化モデルの部品構成表は、図9に示した属性情報フ
ァイルおよび図10に示した関係記述ファイルとからな
る極めて単純なファイル構造として形成されているの
で、PDMシステムにおけるような複雑難解なデータベ
ースシステム上に構築する必要がない。
【0095】従って、PDM部品構成表を一旦本発明の
一般化モデルに変換してしまえば、一般の技術者にとっ
て極めて取り扱いやすいものとなるので、例えば、企業
間にまたがる設計業務などの場合、技術データの共有化
を容易に達成することができる。
【0096】また、この部品構成情報処理システムに、
属性情報ファイルを複数種類の属性情報毎に編集するこ
とのできるファイル編集手段を備えた場合は、STE
P:PDMSCHEMAのPDM機能区分を利用して、
PDM部品構成情報について詳細なデータ編集を行うよ
うにすることができる。
【0097】図11、図12、および図13は、本発明
の第2の実施形態としてファイル編集手段を備えた場合
の編集画面を示す図である。
【0098】第2の実施形態の部品構成情報システムに
備えられたファイル編集手段を呼び出すと、図11に示
すような編集画面901が表示される。
【0099】図11に示した編集画面901の左側領域
に表示された項目の中から「Pdm Bussiness Objects」
を選択すると、図12に示すような編集画面902が表
示される。
【0100】図12に示した編集画面902の左側領域
に表示された項目の中から「SEI/01」を選択すると、画
面の右側領域にその「SEI/01」の直下の階層の子部品の
ID、すなわち、「UNIT01」、「PART03」、「UNIT02」
が表示される。
【0101】ここで、マウスの右ボタンをクリックする
と、編集画面902の左側領域内に「プロパティ編
集」、「追加」、「削除」、「コピー」、…などのプル
ダウンメニュー902aが表示される。その中から「プ
ロパティ編集」をクリックすると、図13に示すような
編集画面903が表示される。
【0102】図13に示すように、編集画面903に
は、14のタブ903a(部品),903b(代替
品),…,903n(組織)が備えられており、これら
の各タブは、表4に示したPDMSCHEMA UOF
群に対応している。
【0103】この編集画面では、タブ903a(部品)
が選択されているので、編集画面903上に部品名入力
域904aおよび部品ID入力域904bが表示され、
これらの入力域に必要な入力を行うことができる。
【0104】このようにして、本実施形態に備えられる
ファイル編集手段は、図11〜図13に示す編集画面9
01,902,903を用いて、PDMSCHEMA
UOF群の各アイテム毎に編集することができるように
なっている。こうしてUOF群の各アイテム毎に編集さ
れたデータは、図9に示す本実施形態の一般化モデルの
属性情報ファイルとして編集されるようになっている。
【0105】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の部品構
成情報処理システムによれば、PDMデータベース上に
構築された部品構成情報を、共にファイル構造の明解な
属性情報ファイルおよび関係記述ファイルからなるジェ
ネリックモデルに変換するので、理解が容易で処理のし
やすい部品構成情報処理システムを実現することができ
る。
【0106】また、本発明の部品構成情報処理プログラ
ム記憶媒体によれば、データベース構造に依存しない、
理解が容易で処理のしやすい部品構成情報処理システム
をコンピュータ上に容易に構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】表1に示した部品構成表情報に基づいて「製品
1」の現用部品による部品構成を図形表示したものであ
る。
【図2】表1に示した部品構成表情報に基づいて「製品
1」に関連する全部品による部品構成を図形表示したも
のである。
【図3】本発明の部品構成情報処理システムの実施形態
が運用されるコンピュータシステムの一部分を示す図で
ある。
【図4】図3に示す外観を有する部品構成情報処理シス
テム(コンピュータシステム)のハードウェア構成図で
ある。
【図5】本発明の部品構成情報処理システムの一実施形
態を示すシステム構成図である。
【図6】本実施形態に用いられるおけるPDMSCHE
MAの概要図である。
【図7】本実施形態で用いられるジェネリックモデルの
概念図である。
【図8】PDM部品構成情報の一般的なデータ構造を示
す図である。
【図9】本発明の部品構成情報処理システムの一実施形
態により作成された一般化モデルの属性情報ファイルの
一例を示す図である。
【図10】本発明の部品構成情報処理システムの一実施
形態により作成された一般化モデルの関係記述ファイル
の一例を示す図である。
【図11】本発明の第2の実施形態としてファイル編集
手段を備えた場合の編集画面を示す図である。
【図12】本発明の第2の実施形態としてファイル編集
手段を備えた場合の編集画面を示す図である。
【図13】本発明の第2の実施形態としてファイル編集
手段を備えた場合の編集画面を示す図である。
【符号の説明】
10 ジェネリックモデル 11 ITEM(部品データ) 11a id属性 11b parent属性 11c attributeS[0:?]属性 12 RELATION(関係) 12a id属性 12b type属性 12c attributeS[0:?]属性 13a relating 13b related 100,200 サーバマシン 100a PDMデータベース 100b 部品構成情報 100c 記憶媒体 101,201,301,401,501 本体部 101a,201a,301a,401a,501a
FD装填口 101b,201b,301b,401b,501b
MO装填口 102,202,302,402,502 表示部 102a,202a,302a,402a,502a
表示画面 103,203,303,403,503 キーボー
ド 104,204,304,404,504 マウス 110 バス 111 CPU 112 RAM 113 ハードディスクコントローラ 114 フロッピィディスクドライバ 115 MOドライバ 116 マウスコントローラ 117 キーボードコントローラ 118 ディスプレイコントローラ 119 通信用ボード 120 ハードディスク 200a 属性情報ファイル 200b 関係記述ファイル 200c モデル変換手段 200d PDMSCHEMAデータ 200e 記憶媒体 200m 一般化モデル 200s 部品構成情報処理システム 300,400,500 クライアントマシン 600 通信ネットワーク 700 MO(光磁気ディスク) 901,902,903 編集画面 902a プルダウンメニュー 903a,903b,…,903n タブ 904a 部品名入力域 904b 部品ID入力域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の部品から構成される製品の設計情
    報が所定の設計情報管理用データベース上に構築されて
    なる部品構成情報を処理する部品構成情報処理システム
    において、 前記設計情報管理用データベース上に構築された部品構
    成情報を、該部品構成情報に含まれる部品それぞれの属
    性情報を記述した属性情報ファイルと、前記複数の部品
    相互間の関係を記述した関係記述ファイルとからなる一
    般化モデルに変換するモデル変換手段を備えたことを特
    徴とする部品構成情報処理システム。
  2. 【請求項2】 前記属性情報が、前記複数の部品を他の
    部品と識別する識別子を含む該部品の属性を表現する複
    数種類の属性情報からなるものであり、かつ前記関係記
    述ファイルが、前記複数の部品相互間の関係を前記識別
    子を用いて記述したものであることを特徴とする請求項
    1記載の部品構成情報処理システム。
  3. 【請求項3】 前記属性情報ファイルを前記複数種類の
    属性情報毎に編集することのできるファイル編集手段を
    備えたことを特徴とする請求項1記載の部品構成情報処
    理システム。
  4. 【請求項4】 複数の部品から構成される製品の設計情
    報が所定の設計情報管理用データベース上に構築されて
    なる部品構成情報を、該部品構成情報に含まれる部品そ
    れぞれの属性情報を記述した属性情報ファイルと、前記
    複数の部品相互間の関係を記述した関係記述ファイルと
    からなる一般化モデルに変換するモデル変換手段を備え
    てなる部品構成情報処理システムをコンピュータ上に構
    築する部品構成情報処理プログラムが記憶されてなるこ
    とを特徴とする部品構成情報処理プログラム記憶媒体。
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