JP3557989B2 - 化学物質総合管理システム - Google Patents

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    • G06Q10/087Inventory or stock management, e.g. order filling, procurement or balancing against orders

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、事業者が取り扱う材料に含有される化学物質を管理する化学物質総合管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在流通している様々な材料には、環境へのインパクトの大きい、数百種類の化学物質が含まれており、事業者がその材料を製造,流通,貯蔵などのプロセスで取り扱った場合に、化学物質のどのぐらいの量が移動され、どのくらいが大気や土壌,水域に排出され、あるいは出荷製品中に含まれて市場に提供されているのかを把握する必要に迫られている。よって、事業者は、自らが取り扱う化学物質を管理しなければならない。以下、事業者が管理する化学物質を「管理物質」という。
【0003】
そこで、事業者は、工場・事業所内や企業内における管理物質の排出と移動についての量的なデータを国や自治体に報告することによって、国内全体の環境インパクトを推定する法的な制度もスタートしている。
【0004】
従来の上記データ収集システムは、管理物質の基礎データを部署や工程毎に入力し、その結果を上位の組織(事業所,会社)単位でくくって集計する機能を有している。法的な制度への対応書類としてはこの結果のみが必要なためである。この従来の技術は、例えば「環境資源」1999年12月号の特集で述べられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の技術は、単に法的な制度への対応書類を作成するものであるため、問題となる管理物質を削減するための具体的手法に関しては考慮されていない。即ち、管理物質の最終的な排出移動先(大気,水域,土壌等)やその排出移動量を表示又は印刷するのみでは、その管理物質が如何なる材料に含まれていたものであるのか、又はその管理物質が如何なるプロセスで取り扱われていたのかを事業者が把握できず、事業者がその管理物質の排出量又は移動量(以下、「排出移動量」という。)の削減を行う場合に具体的な策を講じることができない。
【0006】
そこで、本発明は、事業者における管理物質の排出移動量の削減を支援する化学物質総合管理システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、管理物質の排出移動先毎の排出移動量を管理する集計結果レコードと前記集計結果レコードを作成する元となった排出移動量レコードとを関係づける総合集計リンク情報に基づいて、所定の管理物質に関係する排出移動量レコードを検索する。
【0008】
又は、本発明は、物質取扱量レコードと前記物質取扱量レコードを作成する元となった材料取扱量レコードとを関係づける評価集計リンク情報に基づいて、所定のプロセスに関係する物質移動量レコードを検索すると共に、前記排出移動量レコードと前記排出移動量レコードの作成の元となった物質取扱量レコードと関係づけるプロセス集計リンク情報に基づいて、検索された物質移動量レコードに関係する材料取扱量レコードを検索する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態の化学物質総合管理システム,化学物質総合管理プログラムを記録した記録媒体及び化学物質総合管理方法を説明する。
【0010】
図1に、本発明の実施の形態の化学物質総合管理システムの構成図を示す。
【0011】
化学物質総合管理システムは、調査処理部101と、MSDSデータベース102と、データ入力処理部103と、材料組成データベース104と、管理物質データベース105と、排出係数データベース106と、プロセス集計処理部107と、評価集計処理部108と、総合集計処理部109と、結果データベース110と、結果表示処理部111と、検索処理部112と、リスクコミュニケーション支援処理部113とを備える。
【0012】
MSDSデータベース102は、材料の取り扱い注意事項や有害性、法規制への該当項目をしめす製品安全性情報シート(MSDS)を、材料毎にデータベース化してある。材料とは、完成製品の原料となる素材(例えば、鉱石や原油等の未加工品や鉄板等の一次加工品,基盤等の半製品等)、完成製品の生産に利用されるもの(例えば、皮膜剤,洗浄剤,塗料,冷却剤)をいう。尚、完成製品とは、主として事業者が製品として出荷するものをいい、例えば、自動車,カメラ,パソコン,フィルム,テレビ,CPU,板材,ケーブル,洋服,食料品,建築物,電気,水等が該当する。
【0013】
材料組成データベース104は、材料の組成情報をデータベース化してある。一つの材料は通常複数の物質すなわち分子で構成されている。物質(分子)にはCAS番号(Chemical Abstract Services)などの識別子が存在する。そこで材料組成データベース104のレコードは、材料の名称,材料が含有する管理物質の識別子(例えば、管理物質の名称や管理物質のCAS番号等)、当該管理物質の含有割合(好ましくは、質量割合)の下限及び上限の各々をフィールドとして構成するのが好ましい。管理物質とは、PRTR法(特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律)が対象とする化学物質(第一種指定化学物質)や都道府県又は政令指定都市の化学物質管理指針や環境保全指針等が対象とする化学物質等のように、環境に重大な影響を与える物質やその周辺の物質として管理が必要な物質をいい、例えば、トルエンやキシレン酸,メチルイソブチルケトン,イソプロパノール,クロム酸鉛,エボキシ樹脂類,塩化メチレン,ベンゼン,ジエチル亜鉛,アクリルアミド,水銀,塩化ビニール等が該当する。
【0014】
管理物質データベース105は、管理物質をリストアップしたデータベースである。任意のジャンル(毒物,劇物,管理対象,法規指定物質,自主管理物質など)と、その該当管理物質の識別子をフィールドとするレコード群を格納する。さらに、管理物質の識別子とその物性をフィールドとするレコード群も格納する。物性には、分子質量から純金属質量に換算する場合の係数,蒸気圧や密度などの値を含む。
【0015】
排出係数データベース106は、各々のプロセスとそのプロセスで取り扱われる材料の組み合わせに対して、排出移動先(大気,水域,土壌,消費,依託廃棄,リサイクル,製造含有など)毎の管理物質と当該管理物質の排出移動量(好ましくは、重量割合)をフィールドとしたレコードを格納する。プロセスとは、事業者が製品の生産プロセスや製品の検査プロセス,製品の開発プロセスをいい、例えば、成形プロセス,加工プロセス,熱処理プロセス,塗装プロセス,洗浄プロセス,エッチングプロセス,表面処理プロセス,組み立てプロセス等が該当する。例えば、ある部署の生産ラインにおける塗装プロセスでは、塗料Aの投入に対して、塗料A中の成分であるトルエンの80%が大気に排出されるなどのデータである。
【0016】
調査処理部101は、MSDSデータベース102や材料組成データベース104,管理物質データベース105,排出係数データベース106が格納するレコード群から相互の共通するフィールドを関連付けて検索したり、管理物質の名称やCAS番号などの識別子で検索したり、あるいはフィールド内のテキストについての部分一致でレコードを検索し、画面やファイルとして出力する機能を有する。
【0017】
結果データベース110は、データ入力処理部103やプロセス集計処理部107,評価集計処理部108,総合集計処理部109が利用したレコードやその結果として作成したレコード(材料取扱量レコード,物質取扱量レコード,排出移動量レコード,集計結果レコード)、そのレコード間のリンク情報(プロセス集計リンク情報,評価集計リンク情報,総合集計リンク情報等)も格納するデータベースである。
【0018】
結果表示処理部111は、結果データベース110の内容を検索し、読みだし、様々な集計結果を表示する。例えば、管理物質の名称と当該管理物質のCAS番号と当該管理物質の排出移動先毎の排出移動量と当該管理物質の排出移動先毎の排出移動量を合計した総排出移動量とを対応づけて表示したり、管理物質の名称と当該管理物質のCAS番号と当該管理物質を取り扱った部署と当該管理物質を含有する材料が取り扱われたプロセスと当該プロセスにおける当該管理物質の年間取扱量とを対応づけて表示する。
【0019】
リスクコミュニケーション支援処理部113は、MSDSデータベース102,材料組成データベース104,管理物質データベース105,排出係数データベース106に格納するデータを処理上の相互関連だけでなく、各々のレコードのフィールドについての意味的なリンク情報をたどる機能を果たす。リスクコミュニケーションでは、管理物質の排出という事実に関する住民の不安を解消することが重要であるが、その物質がどの様な経緯で排出されているかをプロセスや材料を特定しながら調査し、プロセスの特徴(煙突の高さなども含む)、材料の安全性データなどを参考にしながらコミュニケーションを図る必要がある。そこで、材料に関してはその材料の材料組成データを材料組成データベース104から検索して出力表示し、あるいはMSDSデータをMSDSデータベース102から検索して出力表示する。また管理物質に関してはその管理物質データを管理物質データベース105から検索して出力表示する。さらに当該管理物質の当該プロセスに関する排出係数データを排出係数データベース106から検索して出力表示する。この機能によって、付近の住民や利害関係者からの排出移動データに関する問い合わせなどに対して、根拠のあるデータを元に自信を持ってコミュニケーションを図ることができる。
【0020】
尚、本発明の実施の形態の化学物質総合管理プログラムを記録した記録媒体(例えば、フロッピーディスク,ハードディスク,メモリーカード,メモリースティック,MO,PD,CD−ROM,CD−R/RW,DVD−ROM,DVD−RAM)は、調査処理部101が行う調査処理と、データ入力処理部103が行うデータ入力処理と、プロセス集計処理部107が行うプロセス集計処理と、評価集計処理部108が行う評価集計処理と、総合集計処理部109が行う総合集計処理と、結果表示処理部111が行う結果表示処理と、検索処理部112が行う検索処理と、リスクコミュニケーション支援処理部113が行うリスクコミュニケーション支援処理と、入力処理部114が行う入力処理と、表示切替処理部115が行う表示切替処理と、表示処理部116が行う表示処理とを化学物質総合管理システムに実行させるものである。
【0021】
また、本発明の実施の形態の化学物質総合管理データを記録した記録媒体(例えば、フロッピーディスク,ハードディスク,メモリーカード,メモリースティック,MO,PD,CD−ROM,CD−R/RW,DVD−ROM,DVD−RAM)は、MSDSデータベース102が格納するMSDSデータと、材料組成データベース104が格納する材料組成データと、管理物質データベース105が格納する管理物質データと、排出係数データベース106が格納する排出係数データと、結果データベース110が格納する結果データ(例えば、材料取扱量レコード,物質取扱量レコード,排出移動量レコード,集計結果レコード,プロセス集計リンク情報,評価集計リンク情報,総合集計リンク情報等)とを備える。
【0022】
図2に、本発明の実施の形態におけるデータベースのデータ構造例を示す。
【0023】
材料組成データベース104では、材料組成データ、例えば、材料をキーインデックスにして、材料に含有される管理物質のCAS番号と当該管理物質と当該管理物質の含有割合(好ましくは、重量%)の上限及び下限とを対応づけたデータを材料毎に格納する。材料名称には、市場流通品としての名称または事業所が購入する際の品番などを用いる。必ずユニークに定まるコード体系であればどのようなものを用いてもよい。
【0024】
管理物質データベース105では、管理物質データ、例えば、管理物質のCAS番号をキーインデックスにして、管理物質と当該管理物質が指定される団体と当該管理物質の物性とを対応づけたデータを格納する。物性とは、管理物質の分子量,融点,沸点,蒸気圧,水溶解度,比重等をいう。
【0025】
排出係数データベース106では、排出係数データ、例えば、事業者のプロセスをキーインデックスにして、当該プロセスで取り扱われた管理物質と当該管理物質の排出移動先と当該管理物質の排出係数とが対応づけられたデータを格納する。管理物質の排出係数とは、管理物質の排出移動先毎の排出移動割合(好ましくは、重量割合)をいう。
【0026】
MSDSデータベース102では、MSDSデータ、例えば、管理物質又は材料をキーインデックスにして、当該管理物質の化学名,英語名,CAS番号,性状,原料,価格,製法,用途,荷姿,当該管理物質の取扱注意事項や毒性,適用法規等のデータを格納する。
【0027】
図3に、本発明の実施の形態における管理物質の取扱例を示す。図3中の番号に従って順に説明する。
【0028】
先ず、塗料Aという材料を購入するところから始まる(手順▲1▼)。塗料Aの購入量は100立方メートル/月であり、タンクへの貯蔵料は一定であることが普通であるから、プロセスでの取扱量も同じく100立方メートル/月と想定する。この塗料Aの密度が1200kg/mであることから、その取扱量は120000kg/月である。全てが塗装プロセス(手順▲2▼)に投入される。ここまでの処理は、データ入力処理部103により実施する。
【0029】
次に、塗料Aにはトルエンが30%、カドミウムが1%各々含まれていることを材料組成データベース104から読み取ることができるので、塗装プロセスでの管理物質の取扱量は、トルエンが36000kg/月,カドミウムが1200kg/月という計算になる。この計算は、プロセス集計処理部107により実施する。
【0030】
次に、塗装プロセスにおいては、出荷製品の上にスプレーにより塗料を塗装するが、塗料の一部は乾燥して大気に放出される(手順▲3▼)。大気への排出割合が、トルエンの94%、カドミウムの0%であることを排出係数データベース106より読み取ることができるので、トルエンは毎月33840kg大気中に排出されるているということが評価される。また同様に産業廃棄物(手順▲4▼)としては、一月当たりトルエンが1800kg、カドミウムが120kg廃棄され、また出荷製品中にはトルエンが360kg、カドミウムが1080kgの割合で含有されていることが評価できる。この評価は、評価集計処理部108により実施する。
【0031】
図4に、本発明の実施の形態におけるデータ入力処理のフロー図を示す。
【0032】
データ入力処理部103において、データ入力処理を行う。データ入力処理は、読込み処理2aと、日付特定処理2bと、質量特定処理2cと、プロセス特定処理2dと、格納処理2eとを備える。
【0033】
データ入力処理は、資材購入帳票や在庫管理帳票等の材料管理レコードから材料の投入や購入に関する情報を読込む。ここでは一例として、材料管理レコードとしてプロセスへの材料の投入実績を読込むことから始める(読込み処理2a)。このレコードの中からまず日付を特定する(日付特定処理2b)。購買実績には西暦か和暦を意味するデータフィールドが必ず存在するのでこれを取り出して西暦に変換する。つぎに材料の質量を特定(質量特定処理2c)した後、発注者名などを利用して材料が取り扱われるプロセスを特定する(プロセス特定処理2d)。これらの一連の結果データをプロセス取扱量レコードとして結果データベース110に格納する(格納処理2e)。また、結果レコードである材料取扱量レコードと結果レコードを得る元となった元レコードである材料管理レコードとを関係づけるリンク情報であるデータ入力リンク情報も、結果データベース110に格納する(格納処理2e)。
【0034】
リンク情報とは、処理部(データ入力処理部103,プロセス集計処理部107,評価集計処理部108,総合集計処理部109)があらかじめ存在するデータレコード(元レコード)を読込み、これを情報処理又は演算処理又は集計処理して、新たなデータレコード(結果レコード)を作成した場合に、両者を関係付ける情報をいう。1対1の関係の場合はどちらかに相手方へのポインターを付加することで実現できる。また両者とも複数で、N対Nの関係がある場合は、元レコードに対しては全ての結果レコードへのポインターを、結果レコードに対しては全ての元レコードにたいするポインターを付加する。又は、元レコードと結果レコードとの関係をテーブルとして持っていてもよい。
【0035】
図5に、本発明の実施の形態におけるプロセス集計処理のフロー図を示す。
【0036】
プロセス集計処理部107において、プロセス集計処理を行う。プロセス集計処理は、読み出し処理5aと、換算処理5bと、格納処理5cとを備える。
【0037】
まず結果データベース110に格納するプロセス取扱量レコードからプロセスに投入された材料の質量を読み出す(読み出し処理5a)。つぎに材料組成データベース104に格納する材料組成データから材料が含有する管理物質を検索し、管理物質毎の取扱量に換算する(換算処理5b)。材料の取扱量を質量(kg)で管理すると共に、材料が含有する管理物質の含有割合を質量パーセントで管理すれば、材料の取扱量を質量(kg) と材料が含有する管理物質の含有割合とを掛け算することにより、管理物質の取扱量を質量(kg)で得ることができる。最後に、結果レコードである物質取扱量レコードを結果データベース110に格納する(格納処理5c)。また、結果レコードである物質取扱量レコードと元レコードであるプロセス取扱量レコード及び材料組成レコードとのリンク情報であるプロセス集計リンク情報も、結果データベース110に格納する(格納処理5c)。
【0038】
図6に、本発明の実施の形態における評価集計処理のフロー図を示す。
【0039】
評価集計処理部108において、評価集計処理を行う。評価集計処理は、読み出し処理6a,6b,6cと、計算処理6dと、格納処理6eとを備える。
【0040】
まず結果データベース110に格納する物質取扱量レコードからプロセスに投入された管理物質毎の質量を読み出す(読み出し処理6a)。つぎに排出係数データベースに格納する排出係数データからプロセスにおける管理物質の排出移動係数を読み出す(読み出し処理6b)。さらに管理物質データベース105に格納する管理物質データから管理物質の物性(換算係数など)を読み出す(読み出し処理6c)。つぎにプロセスにおける管理物質の大気,水域,土壌への排出量、あるいは製品への移動量,廃棄物としての移動量を計算する(計算処理6d)。排出移動係数は、プロセスにおける管理物質の取扱量と当該プロセスにおける管理物質の排出移動量の比率を示した数値であることから、管理物質の取扱量にこの排出移動係数を掛け算することで、管理物質の排出移動先毎の排出移動量を計算できる。この物質が金属の塩などの場合は、排出又は移動した管理物質として純粋な金属元素を必要とする。この場合は、管理物質の物性データを用いて純粋な金属元素の質量に換算する。最後に、結果レコードである排出移動量レコードを結果データベース110に格納する(格納処理6e)。また、結果レコードである排出移動量レコードと元レコードである物質取扱量レコード及び排出係数レコードと管理物質レコードとのリンク情報である評価集計リンク情報も、結果データベース110に格納する(格納処理6e)。
【0041】
図7に、本発明の実施の形態における総合集計処理のフロー図を示す。
【0042】
総合集計処理部109において、総合集計処理を行う。総合集計処理は、プロセス特定処理7aと、読み出し処理7bと、読み取り処理7cと、集計処理7dと、格納処理7eとを備える。
【0043】
まず指定された集計範囲(例えば職場,部,課,ライン,工程,工場,事業所,事業グループ、地域など)に該当するプロセス群を特定する(プロセス特定処理7a)。つぎに指定された期間(例えば1999年4月1日から1999年5月31日)における上記プロセス群の排出移動量レコードを結果データベースから読み出す(読み出し処理7b)。さらに指定された管理物質グループ(例えば、環境庁指定物質)の排出移動量レコードのみを取り出す(読み取り処理7c)。そして、これらのレコードを集計する(集計処理7d)。尚、集計範囲の指定,期間の指定,管理物質グループの指定は、調査処理部101において行う。最後に結果レコードである集計結果レコードを結果データベース110に格納する(格納処理7e)。また、結果レコードである集計結果レコードと元レコードである排出移動量レコードとのリンク情報である総合集計リンク情報を結果データベース110に格納する(格納処理7e)。
【0044】
図8に、本発明の実施の形態における検索処理のフロー図を示す。
【0045】
検索処理部112において、検索処理を行う。検索処理は逆トレース機能を果たし、第1段階目の検索処理を行う第1受付処理8a,第1検索処理8b,第1表示処理8cと、第2段階目の検索処理を行う第2受付処理8d,第2検索処理8e,第2表示処理8fと、第3段階目の検索処理を行う第3入力処理8g,第3検索処理8h,第3表示処理8iとを備える。尚、検索処理は、第1段階目の検索処理と第2段階目の検索処理と第3段階目の検索処理の少なくとも1つを備えていればよく、例えば、第1段階目の検索処理のみを備えていてもよいし、第2段階目の検索処理のみを備えていてもよいし、第3段階目の検索処理のみを備えていてもよいし、第1段階目の検索処理と第2段階目の検索処理の2つのみを備えていてもよいし、第1段階目の検索処理と第2段階目の検索処理と第3段階目の検索処理との全てを備えていてもよい。
【0046】
まず、集計結果レコードを操作者が出力画面上で選択することにより第1段階目の検索処理の指示を受ける(第1受付処理8a)。結果データベース110から、その指示された集計結果レコードが集計される元となったプロセスの排出移動量レコードを総合集計リンク情報を辿ることにより検索する(第1検索処理8b)。検索された複数の排出移動量レコードを出力表示する(第1表示処理8c)。
【0047】
次に、上記で出力表示された複数の排出移動量レコードの1レコードを操作者が選択することにより第2段階目の検索処理の指示を受ける(第2受付処理8d)。結果データベース110からその指示された排出移動量レコードが作成される元となった物質取扱量レコードを評価集計リンク情報を辿ることにより検索する(第2検索処理8e)。検索された複数の物質取扱量レコードを出力表示する(第2表示処理8f)。
【0048】
さらに、上記で出力表示された複数の物質取扱量レコードの1レコードを操作者が選択することにより第3段階目の検索処理の指示を受ける(第3入力処理8g)。結果データベース110からその指示された物質取扱量レコードが作成される元となった材料取扱量レコードをプロセス集計リンク情報を辿ることにより検索する(第3検索処理8h)。選択された複数の材料取扱量レコードを出力表示すると共に、補足情報として資材注文コードや発注者コードなども同様に検索し出力表示する(第3表示処理8i)。尚、補足情報の表示処理は、本システムにあった方が好ましいがなくてもよい。
【0049】
図9に、本発明の実施の形態における集計処理及び検索処理を補足説明する為の概念図を示す。
【0050】
本システムで処理又は作成される5種類のレコード、即ち材料管理レコード、材料取扱量レコード,物質取扱量レコード,排出移動係量レコード,集計結果レコードを示す。左側の矢印で示すフローは順動作の処理、即ちデータ入力処理,プロセス集計処理,評価集計処理,総合集計処理の流れを示す。一方、右側の波線で示した矢印は、本発明の主眼である各レコードにあるリンク情報を用いた検索処理、即ち第1検索処理,第2検索処理,第3検索処理,補助情報検索処理の流れを示す。
【0051】
図9では、一つのレコードから一つのレコードが作成されているように見えるが、実際には一つのレコードから複数のレコードが作成される場合もあり、また複数のレコードから一つのレコードが作成される場合もある。基本的にはN対Nの関係である。単に法的な届け出書類を作るだけならば不要ではあるが、検索処理を実施するためには図9に示すように処理の途中経過となるレコードを保存しておく必要がある。この場合、新たな問題点として、既に作成してしまった過去レコードを消去して新しい条件でもう一度作り直したいというニーズが生じる。例えば過去にはある材料の組成情報(材料が含有する管理物質及び当該管理物質の含有割合)が不確かであったが、最近になって確かな組成情報が入手できた場合などである。この時に所定の期間,所定の材料、といった範囲を指定し、これに該当する全レコードを消去して、新しい条件で計算処理をし直すという更新処理を設ける。
図10に、本発明の実施の形態における更新処理のフロー図を示す。
【0052】
更新処理部(図示なし)において、更新処理を行う。更新処理は、入力処理10aと、消去処理10bと、再計算処理11cとを備える。尚、当該更新処理は、本システムにあった方が好ましいがなくてもよい。
【0053】
まず、消去対象期間,消去対象材料,消去対象プロセス,消去対象物質のいずれかまたはその組み合わせを入力し、消去するレコードの範囲を確定する(入力処理10a)。つぎに、この指定範囲での材料取扱量レコード,物資取扱量レコード,排出移動量レコード,集計結果レコードを消去する(消去処理10b)。最後に、あらたな情報に基づき、消去したレコードに関する再計算を実施する(再計算処理11c)。
【0054】
図11に、本発明の実施の形態における化学物質総合管理システムの系統構成例を示す。
【0055】
統括管理部署に専用サーバ計算機1101を設置し、図1に示したデータベースと処理部の全て格納する。社内ネットワーク1102をこの専用サーバ計算機1101に接続することにより、社内の様々な古城・事業所における様々な部署の端末計算機1103にて全ての機能を活用可能とする。また、社外の汎用データ提供サイト1105に、図1に示したデータベースを置き、インターネット1104を介してこれに接続することで、専用サーバ計算機1101に格納しきれない広い範囲のデータや、頻繁に改訂されるデータについても活用を可能とする。汎用データ提供サイト1105からインターネット1104及び社内ネットワーク1102を介して、専用サーバ計算機1101に対し、MSDSデータ,材料組成データ,管理物質データ,排出係数データを配信し、更新するのが好ましい。
【0056】
図12に、本発明の実施の形態における化学物質総合管理システムの表示入力画面例を示す。
【0057】
まず第1の表示入力画面12aでは、集計範囲の組織として指定した「Abc事業所」に関する集計結果レコードのデータを出力表示している。この結果では、「トルエン」、「砒素」、「フェノール」の三つの管理物質に関する排出移動量が示されているが、例えば、このうちの「トルエン」を指定して検索処理を指示すると、検索結果として第2の表示入力画面12bが現れ、この「トルエン」の行における数値の内訳がプロセスに関して出力表示される。この第2の表示入力画面では、「Abc事業所のトルエンの排出移動」という条件において、その内訳を「塗装」,「洗浄」,「表面処理」の各々のプロセス毎に分解しており、排出移動項目の各々における数値の合計が第1の表示入力画面の数値に一致するように示されている。すなわち、第2の表示入力画面12bでは、指示された集計結果レコードに関係する排出移動量レコードから抽出したデータが出力表示される。
【0058】
さらに、この第2の表示入力画面12bにおいて、例えば「塗装」を指示して検索処理を指示すると、第3の表示入力画面12cが現れ、この「塗装」の行における数値の内訳が材料に関して出力表示される。この第3の表示入力画面12cでは、「Abc事業所のトルエンの塗装プロセスにおける排出移動」という条件において、その内訳を「あるふぁ塗料」,「べーた希釈液」の各々の材料毎に分解しており、排出移動先の項目の各々における数値の合計が第2の表示入力画面12bの数値に一致するように示されている。すなわち、第3の表示入力画面12cには、指示された排出移動量レコードに関係する物質取扱量レコードと材料取扱量レコードから抽出したデータが出力表示される。両レコードは、検索処理のうち、第2検索処理と第3検索処理とを連続して行うことにより作成する。
【0059】
さらに、第3の表示入力画面12cにおいて例えば「あるふぁ塗料」を指定して検索処理を指示すると、第4の表示入力画面12dが現れ、この「あるふぁ塗料」の投入実績に関する情報が出力表示される。購入伝票や在庫管理伝票などの生の情報を示す。即ち、第4の表示入力画面12dでは、指示された材料取扱量レコードに関係する材料管理レコードから抽出したデータが出力表示される。
【0060】
集計結果の内訳として特にプロセスにおける管理物質の排出移動先毎の排出移動量と材料における管理物質の排出移動先毎の排出物質量との二つが主要な意味を持っている。そこで、第1の表示入力画面中にプロセス毎の内訳、即ち排出移動量レコードから抽出したデータもあらかじめ表示しておき、その1行を指定して検索処理を指示すると材料毎の内訳、即ち物質取扱量レコードと材料取扱量レコードから抽出したデータを出力表示してもよい。又は、第1の表示入力画面中に材料毎の内訳もあらかじめ表示しておき、その1行を指定した検索処理を指示するとプロセス毎の内訳、即ち排出移動量レコードから抽出したデータを出力表示してもよい。
【0061】
上記本発明の実施の形態によれば、管理物質の排出移動先毎の排出移動量の内訳、即ち管理物質が取り扱われたプロセス及び当該プロセスにおける管理物質の排出移動先毎の排出移動量を特定でき、又は管理物質が含まれる材料及び当該材料における管理物質の排出移動先毎の排出移動量を特定できるため、事業者の管理物質の管理又は削減を支援することができるという効果を奏する。
【0062】
また、上記本発明の実施の形態によれば、管理物質が取り扱われたプロセス及び当該プロセスにおける管理物質の排出移動先毎の排出移動量を特定する場合、又は管理物質が含まれる材料及び当該材料における管理物質の排出移動先毎の排出移動量を特定する場合に、リンク情報に基づいて結果レコードから元レコードを検索するため、管理物質が取り扱われたプロセス及び当該プロセスにおける管理物質の排出移動先毎の排出移動量の特定、又は管理物質が含まれる材料及び当該材料における管理物質の排出移動先毎の排出移動量の特定が高速化するという効果を奏する。膨大な量のレコードから検索しなければならないため、キーワード等で検索する場合は、多大な時間を要すると共に、管理物質の排出移動先毎の排出移動量の内訳を得るのは困難である。
【0063】
また、上記本発明の実施の形態によれば、結果レコードを作成したときにあわせてリンク情報をも作成するため、管理物質が取り扱われたプロセス及び当該プロセスにおける管理物質の排出移動先毎の排出移動量を特定する場合、又は管理物質が含まれる材料及び当該材料における管理物質の排出移動先毎の排出移動量を特定する場合の準備、即ちリンク情報の作成を事業者が行わなくてもよく、事業者の労力を低減するという効果を奏する。特に、本発明は、事業者が取り扱う材料の変化や事業者が管理を要する管理物質の変化に対し、リンク情報を自動的に作成することにより機動的に対応できるという効果を奏する。
【0064】
従って、本発明の実施の形態の化学物質総合管理システムは、例えば、材料が取り扱われたプロセスと前記材料が含有する管理物質と前記プロセスにおける前記管理物質の排出移動先毎の排出移動量とを対応づけて管理する排出移動量レコードを格納する結果データベースと、所定の管理物質の指示を受け付ける入力処理部と、前記排出移動量レコードに基づいて指示された所定の管理物質を含有する材料が取り扱われたプロセスと前記プロセスにおける前記指示された所定の管理物質の排出移動先毎の排出移動量とを検索する検索処理部と、前記指示された所定の管理物質を含有する材料が取り扱われたプロセスと前記プロセスにおける前記指示された所定の管理物質の排出移動先毎の排出移動量とを表示する表示処理部とを備える。
【0065】
また、本発明の実施の形態の化学物質総合管理システムは、例えば、材料が取り扱われたプロセスと前記プロセスにおける材料の取扱量とを対応づけて管理する材料取扱量レコード及び前記プロセスと前記材料が含有する管理物質と前記プロセスにおける前記管理物質の取扱量とを対応づけて管理する物質取扱量レコードとを格納する結果データベースと、前記プロセスにおける前記管理物質の排出移動先毎の排出移動係数を格納する排出係数データベースと、所定のプロセスの指示を受け付ける入力処理部と、前記材料取扱量レコード及び前記物質取扱量レコードに基づいて指示された所定のプロセスで取り扱われた材料と前記材料における前記管理物質の排出移動先毎の排出移動量とを検索する検索処理部と、前記指示された所定のプロセスで取り扱われた材料と前記材料における前記管理物質の排出移動先毎の排出移動量とを表示する表示処理部とを備える。
【0066】
また、本発明の実施の形態の化学物質総合管理システムは、例えば、材料が取り扱われたプロセスと前記材料が含有する管理物質と前記プロセスにおける前記管理物質の排出移動先毎の排出移動量とを対応づけて管理する排出移動量レコードを前記材料が取り扱われた組織又は前記材料が取り扱われた期間の少なくとも1つに集計して前記管理物質の排出移動先毎の排出移動量を管理する集計結果レコードを作成すると共に前記排出移動量レコードと前記集計結果レコードとを関係づける総合集計リンク情報を作成する総合集計処理部と、前記集計結果レコード中の管理物質の指示を受け付ける入力処理部と、前記総合集計リンク情報に基づいて指示された管理物質に関係する排出移動量レコードを検索する検索処理部と、検索された排出移動量レコードに基づいて前記プロセスにおける前記管理物質の排出移動先毎の排出移動量を表示する表示処理部とを備える。
【0067】
また、本発明の実施の形態の化学物質総合管理システムは、例えば、材料が取り扱われたプロセスと前記プロセスにおける材料の取扱量とを対応づけて管理する材料取扱量レコードと前記材料が含有する管理物質と前記材料における前記管理物質の含有割合とに基づいて前記プロセスにおける前記管理物質の取扱量を管理する物質取扱量レコードを作成すると共に前記材料取扱量レコードと前記物質取扱量レコードとを関係づけるプロセス集計リンク情報を作成するプロセス集計処理部と、前記物質取扱量レコードと前記プロセスにおける前記管理物質の排出移動先毎の排出移動係数とに基づいて前記プロセスにおける管理物質の排出移動先毎の排出移動量を管理する排出移動量レコードを作成すると共に前記物質取扱量レコードと前記排出移動量レコードとを関係づける評価集計リンク情報を作成する評価集計処理部と、前記排出移動量レコード中のプロセスの指示を受け付ける入力処理部と、前記評価集計リンク情報に基づいて指示されたプロセスに関係する物質移動量レコードを検索すると共に前記プロセス集計リンク情報に基づいて前記物質移動量レコードに関係する材料取扱量レコードを検索する検索処理部と、検索された物質移動量レコードと検索された材料取扱量レコードとに基づいて前記材料における前記管理物質の排出移動先毎の排出移動量を表示する表示処理部とを備える。
【0068】
また、本発明の実施の形態の化学物質総合管理システムは、例えば、材料が取り扱われたプロセスと前記プロセスにおける材料の取扱量とを対応づけて管理する材料取扱量レコードと、前記プロセスと前記材料が含有する管理物質と前記プロセスにおける前記管理物質の取扱量とを対応づけて管理する物質取扱量レコードと、前記プロセスと前記管理物質と前記プロセスにおける管理物質の排出移動先毎の排出移動量とを対応づけて管理する排出移動量レコードと、前記材料が取り扱われた組織又は前記材料が取り扱われた期間の少なくとも1つと前記管理物質と前記排出移動量とを対応づけて管理する集計結果レコードと、前記材料取扱レコードと前記物質取扱量レコードとを関係づけるプロセス集計リンク情報と、前記物質取扱量レコードと前記排出移動量レコードとを関係づける評価集計リンク情報と、前記排出移動量レコードと前記集計結果レコードとを関係づける総合集計リンク情報とを格納する。
【0069】
また、本発明の実施の形態の化学物質総合管理プログラムを記録した記録媒体は、例えば、所定の管理物質の指示を受け付ける受付処理と、管理物質を含有する材料が取り扱われたプロセスと前記プロセスにおける前記管理物質の排出移動先毎の排出移動量とを対応づけて管理する排出移動量レコードから指示された所定の管理物質に対応する排出移動量レコードを検索する検索処理と、検索された排出移動量レコードに基づいて前記指示された所定の管理物質を含有する材料が取り扱われたプロセスと前記プロセスにおける管理物質の排出移動先毎の排出移動量とを対応づけて表示する表示処理とを事業者が取り扱う材料に含有される化学物質を管理する化学物質総合管理システムに実行させる。
【0070】
また、本発明の実施の形態の化学物質総合管理プログラムを記録した記録媒体は、例えば、所定のプロセスの指示を受け付ける受付処理と、材料が取り扱われたプロセスと前記プロセスにおける材料の取扱量とを対応づけて管理する材料取扱量レコード及び前記プロセスと前記材料が含有する管理物質と前記プロセスにおける前記管理物質の取扱量とを対応づけて管理する物質取扱量レコードから指示された所定のプロセスに対応する材料取扱量レコード及び物質取扱量レコードを検索する検索処理と、検索された材料取扱量レコード及び検索された物質取扱量レコードに基づいて前記指示された所定のプロセスで取り扱われた材料と前記材料における前記管理物質の排出移動先毎の排出移動量とを対応づけて表示する表示処理とを事業者が取り扱う材料に含有される化学物質を管理する化学物質総合管理システムに実行させる。
【0071】
また、本発明の実施の形態の化学物質総合管理方法は、例えば、管理物質の名称と前記管理物質の排出移動先毎の排出移動量とが対応づけられて表示された表示画面上で前記管理物質の名称を指示したときに、前記管理物質を含有する材料が取り扱われたプロセスに関して前記管理物質の排出移動先毎の排出移動量の内訳を表示する。
【0072】
また、本発明の実施の形態の化学物質総合管理方法は、例えば、管理物質を含有する材料が取り扱われたプロセスの名称と前記プロセスにおける管理物質の排出移動先毎の排出移動量とが対応づけられて表示された表示画面上で前記プロセスの名称を指示したときに、前記管理物質が含有されていた材料に関して前記管理物質の排出移動先毎の排出移動量の内訳を表示する。
【0073】
また、本発明の実施の形態の化学物質総合管理方法は、例えば、管理物質の名称と管理物質の排出移動先毎の排出移動量とが対応づけられて表示された表示画面上で前記管理物質の名称を指示したときに、前記管理物質が含有されていた材料に関して前記管理物質の排出移動先毎の排出移動量の内訳を表示する。
【0074】
また、本発明の実施の形態の化学物質総合管理方法は、例えば、管理物質を含有する材料が取り扱われたプロセスの名称と前記プロセスにおける管理物質の排出移動先毎の排出移動量とが対応づけられて表示された表示画面上で前記プロセスの名称を指示したときに、前記管理物質を含有する材料が取り扱われたプロセスに関して前記管理物質の排出移動先毎の排出移動量の内訳を表示する。
【0075】
【発明の効果】
本発明によれば、事業者における管理物質の排出移動量の削減を支援できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における化学物質総合管理システムの構成図。
【図2】本発明の実施の形態におけるデータベースのデータ構造例の概念図。
【図3】本発明の実施の形態における管理物質の取扱例の概念図。
【図4】本発明の実施の形態におけるデータ入力処理のフロー図。
【図5】本発明の実施の形態におけるプロセス集計処理のフロー図。
【図6】本発明の実施の形態における評価集計処理のフロー図。
【図7】本発明の実施の形態における総合集計処理のフロー図。
【図8】本発明の実施の形態における検索処理のフロー図。
【図9】本発明の実施の形態における集計処理及び検索処理を補足説明する概念図。
【図10】本発明の実施の形態における更新処理のフロー図。
【図11】本発明の実施の形態における化学物質総合管理システムの系統構成図。
【図12】本発明の実施の形態における化学物質総合管理システムの表示入力画面の構成図。
【符号の説明】
101…調査処理部、102…MSDSデータベース、104…材料組成データベース、105…管理物質データベース、106…排出係数データベース、107…プロセス集計手段、108…評価計算処理部、109…総合集計処理部、110…結果データベース、111…結果表示処理部、112…検索処理部、113…リスクコミュニケーション支援処理部。

Claims (1)

  1. 事業者が取り扱う材料に含有される化学物質(管理物質)の排出移動先毎の排出移動量を集計して出力するようにした化学物質総合管理システムにおいて、
    プロセスにおける管理物質の取扱量と排出移動係数に基づき得られた結果レコードであって、材料が取り扱われたプロセスと前記材料が含有する管理物質と前記プロセスにおける前記管理物質の排出移動先毎の排出移動量とを対応づけて管理する複数の排出移動量レコードと、該排出移動量レコードを元レコードとして指定された管理物質の排出移動量レコードを集計して得られた複数の集計結果レコードと、該集計結果レコードと該集計結果レコードが集計される元となった前記排出移動量レコードと関係付けるリンク情報とを格納する結果データベースと、
    前記複数の集計結果レコードの内、操作者により選択された管理物質の集計結果レコードが集計される元となった排出移動量レコードを前記リンク情報に基づき前記結果データベースから検索して出力する検索処理部とを有する化学物質総合管理システム。
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