JPH11161709A - 製品の環境負荷管理システム - Google Patents

製品の環境負荷管理システム

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JPH11161709A
JPH11161709A JP32986297A JP32986297A JPH11161709A JP H11161709 A JPH11161709 A JP H11161709A JP 32986297 A JP32986297 A JP 32986297A JP 32986297 A JP32986297 A JP 32986297A JP H11161709 A JPH11161709 A JP H11161709A
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JP
Japan
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environmental load
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product
management means
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JP32986297A
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English (en)
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Toshiyuki Tanaka
利幸 田中
Norio Arashi
紀夫 嵐
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】製品のライフサイクルアセスメントは、膨大な
量のデータの調査と機密保持方法の未確立が障壁とな
り、製品個別の確度の高い環境負荷を評価することは困
難であった。 【解決手段】製品のライフサイクルのデータを識別番号
と環境負荷を対応させて生産工程ごとに管理し、その製
品を利用する他の工程に対しては伝送路を用いて必要最
小限のデータのみを開示し、製品のライフサイクルの環
境負荷情報を全生産工程で共通に管理する。 【効果】製品のライフサイクルアセスメントの環境負荷
情報を自動的に蓄積し、製品の環境負荷低減のために必
要とするデータの蓄積、および事業者の機密保持に優れ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製品のライフサイ
クルにおける環境負荷データの管理システム或いは管理
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】製品の生産に必要な素材および燃料の採
掘,その製品の生産、および運用,廃棄過程のライフサ
イクルで生成する環境負荷をその製品に起因する環境負
荷として捉えて、科学的,定量的に分析する評価方法を
ライフサイクルアセスメント(Life Cycle Assessmen
t)と呼ぶ。
【0003】従来、主に製品の運用時や廃棄時の直接的
な環境負荷を対象に環境負荷低減の対策がされてきた
が、その直接的な環境負荷に比較して生産過程で発生す
る間接的環境負荷の大きい製品もある。近年、地球規模
の環境破壊が深刻化する中、少しでも人為的な環境負荷
を減らすことを目的に、製品の間接的環境負荷を低減す
ることが重要になってきた。ライフサイクルアセスメン
トでは、製品の直接的,間接的な環境負荷を総合して評
価するため、製品に関わるすべての過程で発生する環境
負荷を計測または算定する。
【0004】ライフサイクルアセスメントの方法には、
大きく分けて二つある。一つは、評価対象とする製品に
関して生産過程から廃棄過程までの間に投入されるエネ
ルギーと資源、および発生する環境負荷を個別に調査
し、データを積み上げることにより環境負荷を算出する
方法である。いま一つは、産業連関表等の統計データに
基づき産業構造を分析してエネルギーと資源の消費量か
ら環境負荷を推定する方法である。一般に、前者の評価
方法は製品個別の確度の高いライフサイクルアセスメン
トができるが、必要なすべてのデータを入手しにくいと
いう問題がある。後者は、類似製品の平均的な環境負荷
を推定できる反面、金額表示の産業連関表から資源,エ
ネルギー量を計算するための換算係数の推定が難しい。
製品の生産者にとって、製品ごとの環境負荷の低減を行
う場合には、前者の積み上げ方式のライフサイクルアセ
スメントを実施することが効果的であり、その結果をも
とに製品の環境負荷低減計画を策定することが可能とな
る。
【0005】ライフサイクルアセスメントに関連して、
特開平7−311792 号公報には、製品設計情報と環境情報
のリレーショナルデータベースに基づきCADシステム
により環境負荷を考慮した製品の設計・シミュレーショ
ンをする環境評価装置の記載がある。このほかに、環境
負荷の評価方法について記載された公知例として、特開
平7−311760 号,特開平7−121588 号,特開平8−23524
5号,特開平8−178832号,特開平9−16663号などがあ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に製品の生産ある
いは廃棄にはさまざまな産業,企業が関与し、極めて多
くの工程があり、多種類の資材が投入されているので、
製品のライフサイクルにわたる正確なデータの調査を一
調査機関あるいは一企業が実施し、管理するのは極めて
困難である。
【0007】従来、上記積み上げ方法のライフサイクル
アセスメントでは、データ入手が困難なため、類似製品
の部分的な調査結果をまとめた評価例が多く、たいてい
のものが平均的な環境負荷を計算するにとどまってい
る。
【0008】厳密な製品のライフサイクルアセスメント
は、一製品のゆりかごから墓場まで統一的に環境負荷を
分析し、その製品の環境負荷の改善を目的とするための
ものであるから、類似の製品であってもその生産方法お
よび資材の調達方法が異なれば、ライフサイクルアセス
メントの結果に差違が生じる。産業あるいは企業の有効
な環境負荷改善の取り組みを促進するには、個別の製品
ごとの実際の生のデータの揃う環境が整備される必要が
ある。
【0009】一方、複数の製品のライフサイクルの環境
負荷を管理する場合には、共通の素材については環境情
報を共有できる環境が望ましい。また、製品の素材等を
変更することで環境負荷を改善できる場合が多いが、新
規に採用する素材の環境負荷値が予め情報として開示さ
れていると、選択の良否を判断する判断材料となるとい
う利点がある。
【0010】製品の構成部品の素材を変更した場合は、
その素材を扱う部門が新たに関与してくるため、製品の
ライフサイクルアセスメントを再度実施する必要があ
り、その度ごとにデータ調査を再実施する手間を要す
る。さらに、技術の進歩とともに製品の生産過程の至る
ところで省エネルギー化,省資源化の改善が進むため、
製品のライフサイクルの環境負荷は絶えず変化してゆく
から、常時管理しておく必要がある。
【0011】このように、これまでのライフサイクルア
セスメントは、その膨大な量のデータ調査が障壁とな
り、製品のライフサイクルの環境負荷を容易に測定し改
善するという点では不十分であった。前記特開平7−311
792 号公報記載の環境評価装置においても環境負荷の入
手手段の改善については触れていない。
【0012】しかしながら、以上の課題に加えて、同時
に産業の機密保持も大切であり、すべての環境負荷情報
を一つの企業が把握することは他の産業のノウハウ等を
知るに至る可能性があるため、製品情報にある程度の情
報の機密性を確保することが必要である。各事業者が環
境負荷情報を積極的に開示するためには、開示する情報
において企業機密が保持されると同時に開示された情報
の公正が保証される環境が整備されていることが必要不
可欠である。LCAの必然性が謳われているにもかかわ
らず、その実施が困難である最大の理由はここにある。
【0013】よって、本発明の目的は、上記の環境負荷
情報の整備,管理,開示に関する従来の課題を解決し、
製品のライフサイクルの環境負荷情報の蓄積および更新
において、特に製品の資材調達から生産までの環境負荷
情報を管理するのに好適な製品の環境管理システムを提
供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述のような製品の環境
負荷データ管理を達成するために、本発明の第1の手段
は、製品の原材料および燃料の採取から製品の完成まで
の複数の生産工程上で製品の生産に伴い発生する環境負
荷に関するデータを管理するシステムにおいて、生産工
程ごとに発生する環境負荷のデータを管理する副データ
管理手段を複数個備え、各副データ管理手段の間を通信
手段で結び、各副データ管理手段にはデータを入出力す
る手段と、データを他の副データ管理手段と相互に送受
する手段と、データを格納する手段と、データを総合し
て計算する手段とを具備し、製品および生産工程および
製品の生産に必要な資材あるいは半製品、および生産工
程で製品の生産に伴い発生する環境負荷に対して管理番
号を付与し、該管理番号と、生産の順序および相互関係
を記述したファイルあるいはデータベースとを以って複
数の生産工程間のデータを管理する製品の環境負荷管理
システムである。
【0015】本発明の第2の手段は、前記第1の手段の
環境負荷管理システムにおいて、製品の生産工程におけ
る資材あるいは半製品が二つの生産工程間で授受される
とき、送り手側の生産工程で発生した環境負荷のデータ
と前記送り手側の生産工程より前の生産工程までに前記
資材あるいは前記半製品の生産に係わって発生した環境
負荷のデータを、送り手側の副データ管理手段から受け
手側の副データ管理手段に送信し、生産工程間の資材あ
るいは半製品の移動とともに前記製品の環境負荷に関す
るデータを蓄積しながら後の生産工程に継承する製品の
環境負荷管理システムである。
【0016】本発明の第3の手段は、前記第1の手段或
いは第2の手段の環境負荷管理システムにおいて、送り
手側の生産工程で発生した環境負荷のデータと前記送り
手側の生産工程より前の生産工程までに前記資材あるい
は半製品の生産に係わって発生した環境負荷のデータ
を、環境負荷の種類と総量に関する情報のみに限定して
送り手側の副データ管理手段から受け手側の副データ管
理手段に送信することを特徴とする製品の環境負荷管理
システムである。
【0017】本発明の第4の手段は、前記第1の手段又
は第2の手段の環境負荷管理システムにおいて、生産工
程を管理する副データ管理手段に固有の管理番号と非公
開番号を独自に設定し、データの所在先を示す前記管理
番号と対になる前記非公開番号と必要とするデータの管
理番号を記述したファイルあるいはデータを送信するこ
とで他の生産工程の副データ管理手段から必要なデータ
を受信できる製品の環境負荷管理システムである。
【0018】本発明の第5の手段は、前記第1の手段の
環境負荷管理システムにおいて、生産工程を管理する副
データ管理手段に固有の管理番号と非公開番号を設定
し、副データ管理手段間の環境負荷データの送受信にお
いて第1段階として実際の環境負荷データを送らずに管
理番号だけを送り、受け手側の副データ管理手段が必要
に応じて管理番号に基づいてデータを受取る環境負荷管
理システムである。
【0019】本発明の第6の手段は、前記第1〜第4の
手段のいずれかの環境負荷管理システムにおいて、生産
工程ごとの環境負荷データを管理する前記副データ管理
手段以外に別の副データ管理手段(甲)を追加し、
(甲)は任意の生産工程の副データ管理手段(乙)から
資材あるいは半製品の環境負荷データ(丙)と(丙)に
対応した識別記号(丁)を受信し、(丙)が予め定めた
条件に合格しているときに該(丙)に対応して識別記号
(戊)を付与し、該識別記号(戊)を(乙)にのみ返信
し、(乙)は他の任意の生産工程の副データ管理手段に
前記識別記号(丁)を送信し、該他の任意の生産工程の
副データ管理手段は該識別記号(丁)を(乙)に送信する
ことで(乙)より対応する環境負荷データ(丙)を受信
する製品の環境負荷管理システムである。
【0020】本発明の第7の手段は、前記第6の手段の
環境負荷管理システムにおいて、前記副データ管理手段
(甲)に、製品あるいは半製品あるいは部品の管理番号
をカテゴリーごとに分割してファイルあるいはデータベ
ースで管理する機能を付与し、他の生産工程の副データ
管理手段が管理番号を(甲)に送信すると前記管理番号
に対応するデータの格納先の副データ管理手段のデータ
を前記他の副データ管理手段に返信する製品の環境負荷
管理システムである。
【0021】
【発明の実施の形態】図1に本発明の第1の実施例を示
す。製品の生産に利用する原材料あるいは燃料の採取お
よびその精製工程、部品および半製品の加工・組立工程
の順に、一連の生産工程を経て製品が完成するものとす
る。適当に分割した各生産工程に副データ管理手段を割
り当てる。副データ管理手段は、データを格納する記憶
手段10と、データを入力する入力手段20と、データ
を他の副データ管理手段と相互に送受する通信手段30
と、データを総合して計算する演算手段40と、データ
を出力する出力手段50とから成る。
【0022】副データ管理手段のハードウェアとして
は、例えば市販のパーソナルコンピュータ等の機器でよ
い。入力手段はキーボード,マウスなどのパソコンに標
準の入力デバイスを利用するか、個別のデータ専用読取
装置を利用する。出力手段はディスプレイおよびプロッ
ター,プリンタ等を利用する。データを送受する通信手
段としてはLAN,VANなどのネットワーク用通信デ
バイスで構成可能である。データを格納するのはパソコ
ンのハードディスク,データ処理にはパソコンのCPU
で十分である。
【0023】生産工程の製品の原材料,燃料,半製品,
部品,環境負荷等の各種データは管理番号を以って管理
され、相互関係を明らかにして格納されている。すなわ
ち、データの結合関係はデータの主従関係,包含関係,
生産順序,日付等の相互関係を管理番号同士の繋がりを
記述するファイルあるいはデータベースで管理する。ま
た、上記した適当に分割された生産工程とは、製品の生
産ライン、あるいは、複数の生産ラインをまとめた部
門、あるいは部門をまとめた企業、等の製品に係わる工
程を区切る単位であればいかなる区分の生産工程でもよ
い。
【0024】データの管理番号は最終の製品と関連づけ
られており、管理番号は関係する二つ以上の生産工程の
おのおので同時に管理することで両生産工程から互いに
データを認識できる。ただし、実際のデータは主として
各生産工程を管理する副データ管理手段が管理してお
り、必要に応じて管理番号を参照して他の副データ管理
手段に複写され、記憶手段に格納される。
【0025】図2にしたがって本発明の第2の実施例を
示す。ある製品の生産工程の一部の工程であるA1工
程,A2工程,A3工程ではそれぞれ資材a1,a2,
a3を生産する。B工程はA1工程,A2工程,A3工
程からそれぞれ資材a1,a2,a3を調達し、資材b
1を生産する。資材a1,a2,a3はおのおのの資材
を識別する管理番号p1,p2,p3を付与されてお
り、これらの番号に対応して資材a1,a2,a3の環
境負荷s1(i),s2(i),s3(i)が与えら
れ、各工程のデータ記憶手段11に格納されている。こ
こで、iは環境負荷の種類を表わす。例えばi=1なら
ば二酸化炭素CO2 の環境負荷値を示す、等のように環
境負荷の種類を割当てる。部品,半製品等の資材を識別
する管理番号は、資材自体に英数記号あるいはバーコー
ド等を貼り付けていると同時に、その管理番号を端末よ
り入力するか、もしくはバーコード読取装置等のデータ
入力手段21により読込んで記憶手段にも格納されてい
る。なお、A1〜A3工程において、各符号は夫々、3
1はデータ通信手段、41はデータ演算手段、51は出
力手段を示している。B工程は資材b1の生産工程で資
材a1,a2,a3を利用する。また、その生産工程で
発生する環境負荷をt0(i)、その管理番号をq0とす
ると、B工程では、入力手段22から管理番号q0と環
境負荷値t0(i)を入力し、データ記憶手段12にお
いて格納する。
【0026】C工程では、資材a1,a2,a3の購入
に伴い、通信手段31と通信手段32を介してA1工
程,A2工程,A3工程のそれぞれの記憶手段11から
資材a1,a2,a3の環境負荷s1(i),s2
(i),s3(i)を受信し、記憶手段12に格納す
る。演算手段42は資材b1の環境負荷t1(i)をt
1(i)=t0(i)+s1(i)+s2(i)+s3
(i)により計算し、記憶手段12に資材b1の管理番
号q1とともに格納する。ここで、B工程は資材a1,
a2,a3の環境負荷s1(i),s2(i),s3(i)
の種類と合計量に関する情報を得る。したがって、生産
工程が進むにつれて自動的に環境負荷情報は蓄積されて
ゆき、最終的に製品の環境負荷が計算される。図2にお
ける他の符号は夫々、13がデータ記憶手段、23がデ
ータ入力手段、33がデータ通信手段、43がデータ演
算手段、52と53が出力手段、61がB工程環境負荷
情報ファイル、62がC工程環境負荷情報ファイルを示
している。
【0027】本発明の第3の実施例は第2の実施例にお
いて、A1工程,A2工程,A3工程が持っていたすべ
てのデータをB工程に送るのではなく、環境負荷の内訳
を知ることができないようにB工程が環境負荷の種類と
総量のみを受取るようにデータを限定して継承するシス
テムである。
【0028】さらに資材b1を利用して生産するC工程
は、上述のB工程とA1工程等の関係と同じように、管
理番号q1と環境負荷t1(i)のみを得る。
【0029】以上のデータ管理関係を製品に係わる素
材,原燃料の採掘から始めておけば、帰納的に製品の環
境負荷は蓄積され、ライフサイクルアセスメントの意味
での環境負荷を容易に計算することができる。また、各
々の工程は利用する資材の環境負荷を知ることができる
が、その内訳は知ることができないので、調達した資材
に利用された技術を直接的に推測することはできない。
しかしながら、資材の環境負荷値の内訳は全生産工程に
わたって確保されており、仮に第三者がすべての工程か
らの環境負荷情報を知ることができれば、環境負荷の内
訳はもれなく把握できる。
【0030】図3は第2および第3の実施例において、
資材a1の代替資材として資材a1′がA1′工程から提
示された場合の運用例である。B工程は資材a1′の環
境負荷s1′(i)をA1′工程の記憶手段11から通
信手段31と通信手段32を介して入手することができ
る。B工程が資材a1の代わりに資材a1′を使用した
場合の当該生産工程における環境負荷t0′(i)を見積
もることができれば、その他の条件が変わらない場合に
は、従来のt0(i)+s1(i)とt0′(i)+s1′
(i)とを比較することで環境負荷値の改善検討が実施で
きる。符号63は素材変更時のB工程環境負荷情報ファ
イルを示す。
【0031】本発明の第4の実施例は、副データ管理手
段の固有番号と非公開番号を設定し、この二つの番号を
共に知り得る他の副データ管理手段のみが副データ管理
手段のデータにアクセスできる権利を持つものである。
これにより副データ管理手段間でデータの自由な共有化
が可能となる。
【0032】本発明の第5の実施例は、副データ管理手
段間でデータそのものを送受するのではなく、生産工程
順の一連のデータ管理番号の系列データとそのデータへ
のアクセス権を得て、必要に応じて環境負荷データ自体
を得る環境管理システムである。これによりシステム全
体でのデータの重複および散在化を防ぐことができる。
この場合、データは環境負荷が発生する生産工程だけが
オリジナルとして存在することになる。
【0033】図4は本発明の第6の実施例を示す。生産
工程の副データ管理手段81a,81b以外にデータ管
理者の持つ副データ管理手段82が新たに加わり、伝送
路により生産工程ごとのデータ管理手段と接続されてい
る。副データ管理手段82は任意の生産工程の副データ
管理手段とデータ交換が可能であり、すべての生産工程
の環境負荷データを得ることが可能である。
【0034】今、図4において生産工程1から生産工程
2に資材d1を供給する場合を考える。資材d1の環境
負荷データをf1とする。資材d1を直接生産工程1か
ら生産工程2に送る前段階として、まず、生産工程1の
データ管理手段81aでは資材d1の環境負荷データf
1に対応して識別記号g1を発行し、データ管理者のデ
ータ管理手段82に環境負荷データf1と識別記号g1
を合わせて送る。データ管理手段82は、受け取った環
境負荷データf1を別途定められた条件に適合するかど
うか吟味したのち、条件に合格するならば識別記号g1
に対応する識別記号として新たな識別記号h1を発行
し、生産工程1のデータ管理手段81aに識別記号h1
を返信する。
【0035】上記、別途定められた条件とは、生産工程
ごとに定められた環境負荷値の許容基準値や、環境負荷
の推定方法や計算方法の規定または規則を指し、この条
件に合格したものが上記識別記号h1の発行を受けるこ
とになる。
【0036】識別記号h1を受け取った生産工程1の副
データ管理手段81aは環境負荷データf1の所有元と
して識別記号h1を保有する。また、副データ管理手段
81aは生産工程2の副データ管理手段81bに識別記号
g1を送る。データ管理手段81bは前記環境負荷デー
タf1に対応する識別記号g1として認識する。さら
に、データ管理手段81bから識別記号g1をデータ管
理手段81aに送ると環境負荷データf1が得られ、副
データ管理手段82に送ると前記識別記号h1に符牒し
た場合に限り副データ管理手段81b上の出力手段に符
牒したことを示すメッセージを表示する。
【0037】上述の一連の作用によれば、製品に係わる
資材の各生産工程の管理者以外の第三者が環境負荷デー
タの信頼性を認証し、認証されたことをその資材を利用
する他の生産工程が環境負荷データの信頼性をオンライ
ンで確認できる機能が実現できる。
【0038】ここでいう、第三者とは一企業の管理部
門、あるいは一地域、あるいは一国の環境情報を管理す
る公的機関あるいは、各部門で開示される環境情報の正
当性を認証する認証機関である。
【0039】以上の実施例によれば、環境負荷は生産工
程ごと、資材ごとに必要な環境負荷情報が蓄積されてい
るから、例えば図2のB工程におけるある期間の環境負
荷発生量を計算するには、B工程で取扱うすべての製品
の正味の環境負荷値t0(i)を積算することで事足り
る。これを表示装置に表示した例が図5である。
【0040】また、製品の在庫あるいは調達資材の在庫
は環境負荷の一時的な保留と考えられる。製品識別番号
あるいは資材調達部門からの資材の部品番号を知れば、
その部門がある時点で抱えている環境負荷の蓄積量を知
ることができる。在庫が不要として廃棄されたり、不良
な製品が作られた場合には環境負荷だけが無駄に発生し
たと考えられる。この環境負荷も含めて、図5の例は、
ある生産工程が資材,部品,燃料として調達したときに
抱える環境負荷と製品として他部門に送り出す環境負荷
の差を計算し、当該部門で発生する正味環境負荷を表示
したものである。
【0041】さらに、生産工程ごと発生する環境負荷に
対して環境税等の社会的ペナルティを科せられた場合に
データ管理手段にて環境負荷値に対応した環境コストを
計算して表示装置に表示した例が図6である。B工程の
環境負荷を環境排出項目ごと、期間ごとに容易に集計し
表示できる。ここで言うペナルティとは環境税や資源
税,炭素税等の消費する資源や排出する環境負荷に対し
て科せられる社会的環境保全負担コストを指す。
【0042】本発明の第7の実施例はカテゴリーごとに
分けたキーワードをもとに製品の情報と環境負荷の情報
を検索するためのシステム機能を実現するものである。
データの管理者が管理しているデータをカテゴリーごと
に分類したファイルあるいはデータベースを作成し、任
意の副データ管理手段がそのファイルまたはデータベー
スのデータを検索することで必要とする資材の環境負荷
の情報を入手できる。環境負荷の改善のためにはより環
境負荷の小さな部品の導入が必要であり、システム内で
公開されているデータを自由に検索できることは重要で
ある。
【0043】以上の実施例を実現するための環境負荷デ
ータを格納するデータ構造の実施例を図7に示す。管理
番号に対応して環境負荷値が割り当てられる。例えば、
q1に対してはt1(i)が割り当てられる。また、環
境負荷の種類と番号を一対一で対応させて、例えば、i
=1はCO2 ,i=2はSOx,i=3はNOx等と割
り当てることができる。製品の管理番号と同様に生産工
程に番号r1,r2を割り当てて、そこで発生する環境
負荷値q1等と結び付けて環境負荷を管理する。環境負
荷データの関係を示す管理番号は本実施例ではq1に相
当し、両工程で共有している。
【0044】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1に記載
の発明によれば、製品の環境負荷データを生産工程ごと
に蓄積し、製品の環境負荷情報は帰納的に全生産工程で
もれなく保持でき、製品の環境負荷を改善するのに必要
な情報が容易に得られる。
【0045】請求項2に記載の発明によれば、各生産工
程を移動する物資と環境負荷のデータ生成がリアルタイ
ムで対応しており、特に、期間ごとの環境負荷発生量を
容易に整理できる。
【0046】請求項3に記載の発明によれば、各生産工
程は最低限の情報開示で他の生産工程に環境負荷の情報
を提示することができるので、データの機密保持が可能
でかつ製品の環境負荷が自動的に計算できる。
【0047】請求項4に記載の発明によれば、一部の副
データ管理手段間でグループを形成し、その中でデータ
を自由に公開することが可能となる。
【0048】請求項5に記載の発明によれば、データを
直接引き継がずデータの所在先だけを管理番号で受取る
ため、データの散在化を防ぎ、システム内のデータ保持
量を小さくできる。
【0049】請求項6に記載の発明によれば、データの
認証制度の実現が可能であり、同じ評価基準で円滑にラ
イフサイクルアセスメントのデータが蓄積できる。
【0050】請求項7に記載の発明によれば、システム
の利用者がデータの検索を容易にできる。同類品の環境
負荷の比較等、環境負荷改善計画を実施するのに都合が
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すシステム構成図。
【図2】本発明の第2の実施例の運用形態の説明図。
【図3】本発明の第2および第3の実施例の運用形態の
説明図。
【図4】本発明の第6の実施例における構成図。
【図5】本発明の応用例を示す説明図。
【図6】本発明の応用例を示す説明図。
【図7】本発明の第7の実施例におけるデータ構成図。
【符号の説明】
10,11,12,13…副データ管理手段のデータ記
憶手段、20,21,22,23…副データ管理手段の
データ入力手段、30,31,32,33…副データ管
理手段のデータ通信手段、40,41,42,43…副
データ管理手段のデータ演算手段、50,51,52,
53…副データ管理手段の出力手段、61…B工程環境
負荷情報ファイル、62…C工程環境負荷情報ファイ
ル、63…素材変更時のB工程環境負荷情報ファイル、
81,81a,81b…各生産工程の副データ管理手
段、82…データ管理者の副データ管理手段。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原材料および燃料の採取から製品の完成ま
    での複数の生産工程上で前記製品の生産に伴い発生する
    環境負荷に関するデータを管理するシステムにおいて、 生産工程ごとに発生する環境負荷のデータを管理する副
    データ管理手段を少なくとも生産工程の数だけ具備し、
    各副データ管理手段の間を通信手段で結び、該副データ
    管理手段の各々にデータを入出力する手段と、データを
    他の副データ管理手段と相互に送受する手段と、データ
    を格納する手段と、データを総合して計算する手段を具
    備し、 製品,各生産工程,製品の生産に必要な資材あるいは半
    製品,生産工程で製品の生産に伴い発生する環境負荷に
    対して夫々管理番号を付与し、該管理番号と、生産の順
    序および相互関係を記述したファイルあるいはデータベ
    ースとを以って複数の生産工程間のデータを管理するよ
    うにしたことを特徴とする製品の環境負荷管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の環境負荷管理システムに
    おいて、 製品の生産工程における資材あるいは半製品が二つの生
    産工程間で授受されるとき、送り手側の生産工程で発生
    した環境負荷のデータと、前記送り手側の生産工程より
    前の生産工程までに前記資材あるいは前記半製品の生産
    に係わって発生した環境負荷のデータとを、送り手側の
    副データ管理手段から受け手側の副データ管理手段に送
    信し、生産工程間の資材あるいは半製品の移動とともに
    前記製品の環境負荷に関するデータを蓄積しながら後の
    生産工程に継承することを特徴とする製品の環境負荷管
    理システム。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の環境負荷
    管理システムにおいて、 送り手側の生産工程で発生した環境負荷のデータと前記
    送り手側の生産工程より前の生産工程までに前記資材あ
    るいは半製品の生産に係わって発生した環境負荷のデー
    タを、環境負荷の種類と総量に関する情報に限定して送
    り手側の副データ管理手段から受け手側の副データ管理
    手段に送信することを特徴とする製品の環境負荷管理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2に記載の環境負荷
    管理システムにおいて、 生産工程を管理する副データ管理手段に固有の管理番号
    と非公開番号を独自に設定し、 データの所在先を示す前記管理番号と対になる前記非公
    開番号と必要とするデータの管理番号を記述したファイ
    ルあるいはデータを送信することで他の生産工程の副デ
    ータ管理手段から必要なデータを受信できるようにした
    ことを特徴とする製品の環境負荷管理システム。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の環境負荷管理システムに
    おいて、 生産工程を管理する副データ管理手段に固有の管理番号
    と非公開番号を設定し、副データ管理手段間の環境負荷
    データの送受信において第1段階として実際の環境負荷
    データを送らずに管理番号だけを送り、受け手側の副デ
    ータ管理手段が必要に応じて該管理番号に基づいてデー
    タを受取るようにしたことを特徴とする環境負荷管理シ
    ステム。
  6. 【請求項6】請求項1〜4のいずれかに記載の環境負荷
    管理システムにおいて、 生産工程で発生する環境負荷のデータを管理する前記副
    データ管理手段とは別に副データ管理手段(甲)を備
    え、該副データ管理手段(甲)は任意の生産工程の副デ
    ータ管理手段(乙)から資材あるいは半製品の環境負荷
    データ(丙)と(丙)に対応した識別記号(丁)とを受
    信し、該環境負荷データ(丙)が予め定めた条件に合格
    しているときに該環境負荷データ(丙)に対応して新た
    な識別記号(戊)を付与し、該新たな識別記号(戊)を
    受信先の副データ管理手段(乙)に返信し、該副データ管
    理手段(乙)は他の任意の生産工程の副データ管理手段
    に識別記号(丁)を送信し、該他の任意の副データ管理
    手段は受信した識別記号(丁)を副データ管理手段
    (乙)に送信することで環境負荷データ(丙)を受信す
    ることを特徴とする製品の環境負荷管理システム。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の環境負荷管理システムに
    おいて、 前記副データ管理手段(甲)に、製品あるいは半製品あ
    るいは部品の管理番号をカテゴリーごとに分割してファ
    イルあるいはデータベースで管理する機能を付与し、他
    の生産工程の副データ管理手段が管理番号を前記(甲)
    に送信すると前記管理番号に対応するデータを格納して
    いる副データ管理手段のデータを前記他の副データ管理
    手段に返信することを特徴とする製品の環境負荷管理シ
    ステム。
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