JP4718339B2 - 履歴管理システムおよび履歴管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、化学品、特に液体、気体等の不定形な化学品に対する操作履歴を管理する技術に関する。
特許文献1には、製造後の物品の温度履歴情報を記録して物品の使用期限を管理するシステムが開示されている。このシステムは、物品固有の識別情報を物品毎に格納する記憶手段と、物品に装備され、物品自体又はその包装体に装着されてなる識別情報を非接触で取り出してネットワークに送信する通信手段を有する読取手段と、この読取手段あるいはその近傍に設置され物品の温度を測定し、その温度情報をネットワークに送信する送信手段を有する温度測定手段と、ネットワークを介して物品の識別情報および温度情報を受信すると共に記憶する情報記憶手段と、を備える。
また、特許文献2には、複数の物品について残量・在庫の管理から発注管理・購入支援まで、さらに受注する側での受注管理を、一貫して行うシステムが開示されている。このシステムは、物品の使用に伴い変化する物品残量と、この物品を使用可能な状態に保つための物品在庫とを管理し、物品残量管理によって得られた物品の残量データを物品在庫の管理に反映させ、物品残量の管理が反映された物品在庫の管理に基づき物品を発注する。
特開2005-154045号公報 特開2005-112499号公報
ところで、液体、気体等の不定形な化学品は、そのライフサイクルにおいて、分配(小分け)、混合、反応、分離などの質量変化および/または組成情報の変化を伴う操作が行われる。上記の従来技術は、液体の化学品に対するこのような操作の履歴を管理することを考慮していない。
2003年に欧州議会により提出されたREACH(Registration Evaluation Authorization and Restriction of Chemicals)指令案では、流通製品のサプライチェーンの最上流に位置する企業が製造する純物質(単一種類の分子または原子)の人体や生態系への影響(これをハザードと呼ぶ)をコントロールするという旧来の化学物質規制の考え方を大幅に改めている。そして、その物質がどのように使われているのかをサプライチェーンに沿って追跡し、下流側の製品(例えばテレビ)に含まれる化学物質の種類、含有率、用途、および販売量を把握し、その結果社会全体としてどのくらいの化学物質リスクがあるのかを総合的に判断し、管理することを目指している。
本発明はこれらの事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、不定形な化学品に対する操作の履歴を追跡できるように管理することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、化学品を収容する容器のそれぞれにICタグを取り付け、このICタグが取り付けられた容器に収容されている化学品を識別するための化学品IDをこのICタグに記憶する。容器が化学品の受入側となって、分配、混合、反応、分離などの質量変化または組成情報の変化を伴う操作が行われた場合に、化学品IDを新たに生成して、このICタグ内の化学品IDを新しい化学品IDに更新する。また、ICタグに記憶されていた化学品ID(旧化学品ID)と、ICタグに新たに記憶した化学品ID(新化学品ID)との対応関係を管理する。
例えば本発明は、化学品に対する操作履歴を管理する履歴管理システムであって、
化学品を収容するそれぞれの容器に取り付けられたICタグと、
ICタグへのデータの読み書きを行うICタグ端末と、
化学品の履歴情報を管理する履歴管理装置と、を備え、
前記ICタグ端末は、
前記ICタグが取り付けられた容器に収容されている化学品を識別するための化学品IDを、当該ICタグから読み取る読取手段と、
化学品に対する操作内容を、操作者から受付ける端末側受付手段と、
前記読取手段で読み取った化学品IDおよび前記端末側受付手段で受付けた化学品に対する操作内容を含む操作情報を、前記履歴管理装置に送信する端末側送信手段と、
前記履歴管理装置から化学品IDを受信する端末側受信手段と、
前記端末側受信手段により受信した化学品IDを、前記ICタグに書込む書込手段と、を有し、
前記履歴管理装置は、
化学品IDを持つ化学品各々の質量の更新履歴を記憶する質量更新履歴記憶手段と、
化学品IDを持つ化学品各々について当該化学品を組成する化学品の化学品IDを含む組成情報を記憶する組成記憶手段と、
新化学品IDおよび旧化学品IDの対応関係を記憶する化学品ID対応記憶手段と、
前記ICタグ端末から操作情報を受信する管理装置側受信手段と、
前記管理装置側受信手段により受信した操作情報に従い、前記質量更新履歴記憶手段、前記組成記憶手段、および前記化学品ID対応記憶手段の少なくとも一つを更新する更新手段と、
前記更新手段により前記ID対応情報記憶手段が更新された場合に、前記ID対応情報記憶手段に新たに記憶された新化学品IDを、前記ICタグ端末に送信する管理装置側送信手段と、を有し、
前記更新手段は、
前記管理装置側受信手段で受信した操作情報が示す操作種別が「混合」もしくは「分配」である場合、
当該操作情報に含まれている投入量に従って、前記質量更新履歴記憶手段に記憶されている、当該操作情報に含まれている投入側化学品IDを持つ化学品の質量の更新履歴を更新すると共に、当該操作情報に含まれている受入側化学品IDを旧化学品IDとし、新たに生成した化学品IDを新化学品IDとして、新化学品IDおよび旧化学品IDの対応関係を前記化学品ID対応記憶手段に記憶し、且つ、前記質量更新履歴記憶手段に記憶されている、当該操作情報に含まれている旧化学品IDを持つ化学品の質量の更新履歴と、当該操作情報に含まれている投入量とに従って、新化学品IDを持つ化学品の質量の更新履歴を、前記質量更新履歴記憶手段に記憶する。
本発明によれば、不定形な化学品に対する操作の履歴を追跡できるように管理することができる。
以下に、本発明の一実施形態について説明する。
図1は本発明の一実施形態が適用された履歴管理システムの概略図である。
図示するように、本実施形態の履歴管理システムは、履歴管理装置1と、液体、気体等の不定形な化学品(以下、単に化学品と呼ぶ)を収容するタンクローリ4a、ドラム缶4b、ガラス瓶4c等のそれぞれの容器に取り付けられたICタグ3と、ICタグ3へのデータの読み書きを行うICタグ端末2と、を有する。
ICタグ3には、このICタグ3が取り付けられた容器に収容されている化学品を識別するための化学品IDが記憶されている。ICタグ3には既存の製品を利用できるので、その詳細は説明を省略する。
ICタグ端末2は、AP(アクセスポイント)5およびネットワーク6を介して履歴管理装置1と通信可能に構成されている。ICタグ端末2は、ICタグ3から化学品IDを読取り、この化学品IDを、操作者から受付けた情報と共に履歴管理装置1に送信する。また、履歴管理装置1から受信した化学品IDをICタグ3に書込む。
図2はICタグ端末2の概略図である。
図示するように、ICタグ端末2は、AP5を介して履歴管理装置1と通信を行うための無線IF(インターフェース)部21と、例えば非接触でICタグ3にデータを読み書きするICタグリーダ・ライタ22と、例えばタッチパネル機能付の液晶パネルで構成されれたGUI(グラフィカルユーザインターフェース)部23と、これらの各部21〜23を統括制御する主制御部24と、を有する。
図3は図2に示すICタグ端末2の動作を説明するためのフロー図である。
主制御部24は、GUI部23を介してユーザから操作開始の指示を受付けると(S201でYES)、GUI部23に化学品に対する操作種別を受付けるための選択画面を表示してユーザから化学品に対する操作種別を受付ける(S202)。
なお、本実施形態では、化学品に対する操作種別として、輸入、分配(小分け)、混合、反応、および分離の5種類を想定している。本実施形態において、輸入とは、化学品がICタグ3が付与されていないタンカー等によって域外(ICタグ3による管理が行われていない地域)から搬入され、ICタグ3が付与されているタンクローリー4a等の容器に投入されて、ICタグ3による管理を開始する操作を呼ぶ。
分配とは、ICタグ3が付与されているタンクローリー4a等の容器(投入側の容器)に収容されている化学品の一部を、他のICタグ3が付与されているドラム缶4b等の容器(受入側の容器)に移し替える操作を呼ぶ。ここで、受入側の容器は、空か、もしくは投入側の容器と同じ組成成分の化学品が収容されていることが前提となる。
混合とは、ICタグ3が付与されているガラス瓶4c等の容器(投入側の容器)に収容されている化学品の一部を、別のICタグ3が付与されているドラム缶4b等の容器(受入側の容器)に移し替えて、この容器に収容されている化学品と混ぜ合わせる操作を呼ぶ。したがって、受入側の容器に投入側の容器と異なる組成成分の化学品が収容されていることが前提となる。
反応とは、ICタグ3が付与されているドラム缶4b等の容器(受入側の容器)に収容されている化学品を例えば反応熱により反応させて、組成成分の異なる化学品に変化させる操作を呼ぶ。
そして、分離とは、ICタグ3が付与されているドラム缶4b等の容器(投入側の容器)に収容されている化学品から、当該化学品を構成する少なくとも1つの組成成分からなる化学品を分離させ、分離させた化学品を別のICタグ3が付与されているドラム缶4b等の容器(受入側の容器)に移し替える操作を呼ぶ。したがって、投入側の容器に収容されている化学品は組成成分の異なる化学品に変化することになる。なお、受入側の容器は、空か、もしくは分離させた化学品と同じ組成成分の化学品が収容されていることが前提となる。
さて、主制御部24は、GUI部23を介して受付けた化学品に対する操作種別が「輸入」の場合、予め登録された輸入操作ガイダンスデータに従って輸入操作ガイダンスを開始し(S211)、先ず、輸入操作対象の化学品の固有情報を受付けるための入力フォームを表示する。そして、GUI部23を介してユーザから輸入操作対象の化学品の固有情報を受付ける(S212)。
図4は輸入操作対象の化学品の固有情報を受付けるための入力フォーム画面例を示す図である。図示するように、輸入操作対象の化学品の管理情報を入力するためのエントリ群231と、受入側容器への投入量(質量情報)を入力するためのエントリ232と、輸入操作対象の化学品の組成情報を登録するためのエントリ群233と、を有する。管理情報を入力するためのエントリ群231は、輸入された化学品の名称を入力するためのエントリ2311と、輸入された化学品の所有事業者のID番号(化学品の所有責任を持つ事業者を示すユニークなコード)を入力するためのエントリ2312と、MSDS(化学製品安全シート)と呼ばれるドキュメントあるいはその格納先を入力するエントリ2313と、を有する。組成情報を入力するためのエントリ群233は、組成物のCAS番号を入力するエントリおよび組成物の化学品全体に対する質量%を登録するエントリからなるペアのエントリ2331を複数有する。
主制御部24は、入力フォーム画面を介してユーザから、輸入操作対象の化学品の固有情報(管理情報、質量情報、および組成情報)を受付けると、この固有情報と、受入側容器が空であることを示すヌルコードの化学品IDと、操作種別「輸入操作」と、を含む操作情報を生成し、これを無線IF部21を介して履歴管理装置1に送信する(S213)。そして、主制御部24は、無線IF部21を介して履歴管理装置1から化学品IDが送られてくるのを待つ(S214)。
次に、主制御部24は、履歴管理装置1から化学品IDを受信したならば、GUI部23に、受入側容器のICタグ3に自ICタグ端末2を近づけるようメッセージを出力する。そして、ICタグリーダ・ライタ22がICタグ3と通信可能となったならば、履歴管理装置1から受信した化学品IDをこのICタグ3に書込む(S215)。
また、主制御部24は、GUI部23を介して受付けた化学品に対する操作種別が「分配」の場合、予め登録された分配操作ガイダンスデータに従って分配操作ガイダンスを開始する(S221)。先ず、GUI部23に、投入側容器のICタグ3に自ICタグ端末2を近づけるようメッセージを出力する。そして、ICタグリーダ・ライタ22がICタグ3と通信可能となったならば、このICタグ3から化学品IDを読込む(S222)。次に、GUI部23に、受入側容器のICタグ3に自ICタグ端末2を近づけるようメッセージを出力する。そして、ICタグリーダ・ライタ22がICタグ3と通信可能となったならば、このICタグ3から化学品IDを読込む(S223)。それから、主制御部24は、分配操作対象の化学品の固有情報を受付けるための入力フォームを表示する。そして、GUI部23を介してユーザから分配操作対象の化学品の固有情報を受付ける(S224)。ただし、S222〜S224の順番はこの通りでなくてもよい。
図5は分配操作対象の化学品の固有情報を受付けるための入力フォーム画面例を示す図である。図示するように、投入側容器から受入側容器への化学品の投入量を入力するためのエントリ234を有する。
主制御部24は、入力フォーム画面を介してユーザから、分配対象の化学品の固有情報(投入量)を受付けると、この固有情報と、投入側容器のICタグ3から読み取った化学品IDと、受入側容器のICタグ3から読み取った化学品IDと、操作種別「分配操作」と、を含む操作情報を生成し、これを無線IF部21を介して履歴管理装置1に送信する(S225)。そして、主制御部24は、無線IF部21を介して履歴管理装置1から化学品IDが送られてくるのを待つ(S226)。
次に、主制御部24は、履歴管理装置1から化学品IDを受信したならば、GUI部23に、受入側容器のICタグ3に自ICタグ端末2を近づけるようメッセージを出力する。そして、ICタグリーダ・ライタ22がICタグ3と通信可能となったならば、履歴管理装置1から受信した化学品IDをこのICタグ3に書込む(S227)。
また、主制御部24は、GUI部23を介して受付けた化学品に対する操作種別が「混合」の場合、予め登録された混合操作ガイダンスデータに従って混合操作ガイダンスを開始する(S231)。先ず、GUI部23に、投入側容器のICタグ3に自ICタグ端末2を近づけるようメッセージを出力する。そして、ICタグリーダ・ライタ22がICタグ3と通信可能となったならば、このICタグ3から化学品IDを読込む(S232)。次に、GUI部23に、受入側容器のICタグ3に自ICタグ端末2を近づけるようメッセージを出力する。そして、ICタグリーダ・ライタ22がICタグ3と通信可能となったならば、このICタグ3から化学品IDを読込む(S233)。それから、主制御部24は、混合操作対象の化学品の固有情報を受付けるための入力フォームを表示する。そして、GUI部23を介してユーザから混合操作対象の化学品の固有情報を受付ける(S234)。ただし、S232〜S234の順番はこの通りでなくてもよい。
図6は混合操作対象の化学品の固有情報を受付けるための入力フォーム画面例を示す図である。図示するように、混合操作対象の化学品の管理情報を入力するためのエントリ群235と、投入側容器から受入側容器への化学品の投入量を入力するためのエントリ236と、を有する。管理情報を入力するためのエントリ群235は、混合後の化学品の名称を入力するためのエントリ2351と、混合後の化学品の所有事業者のID番号を入力するためのエントリ2352と、MSDSあるいはその格納先を入力するエントリ2353と、を有する。
主制御部24は、入力フォーム画面を介してユーザから、混合対象の化学品の固有情報(管理情報、投入量)を受付けると、この固有情報と、投入側容器のICタグ3から読み取った化学品IDと、受入側容器のICタグ3から読み取った化学品IDと、操作種別「混合操作」と、を含む操作情報を生成し、これを無線IF部21を介して履歴管理装置1に送信する(S235)。そして、主制御部24は、無線IF部21を介して履歴管理装置1から化学品IDが送られてくるのを待つ(S236)。
次に、主制御部24は、履歴管理装置1から化学品IDを受信したならば、GUI部23に、受入側容器のICタグ3に自ICタグ端末2を近づけるようメッセージを出力する。そして、ICタグリーダ・ライタ22がICタグ3と通信可能となったならば、履歴管理装置1から受信した化学品IDをこのICタグ3に書込む(S237)。
また、主制御部24は、GUI部23を介して受付けた化学品に対する操作種別が「反応」の場合、予め登録された反応操作ガイダンスデータに従って反応操作ガイダンスを開始する(S241)。先ず、GUI部23に、受入側容器のICタグ3に自ICタグ端末2を近づけるようメッセージを出力する。そして、ICタグリーダ・ライタ22がICタグ3と通信可能となったならば、このICタグ3から化学品IDを読込む(S242)。次に、主制御部24は、反応操作対象の化学品の固有情報を受付けるための入力フォームを表示し、GUI部23を介してユーザから反応操作対象の化学品の固有情報を受付ける(S243)。ただし、S242〜S243の順番はこの通りでなくてもよい。
図7は反応操作対象の化学品の固有情報を受付けるための入力フォーム画面例を示す図である。図示するように、反応操作対象の化学品の管理情報を入力するためのエントリ群237と、反応操作対象の化学品の受入側容器での質量(質量情報)を入力するためのエントリ238と、反応操作対象の化学品の組成情報を登録するためのエントリ群239と、を有する。管理情報を入力するためのエントリ群237は、反応後の化学品の名称を入力するためのエントリ2371と、反応後の化学品の所有事業者のID番号を入力するためのエントリ2372と、MSDSあるいはその格納先を入力するエントリ2373と、を有する。組成情報を入力するためのエントリ群239は、組成物のCAS番号を入力するエントリおよび組成物の化学品全体に対する質量%を登録するエントリからなるペアのエントリ2391を複数有する。
主制御部24は、入力フォーム画面を介してユーザから、反応操作対象の化学品の固有情報(管理情報、質量情報、および組成情報)を受付けると、この固有情報と、受入側容器のICタグ3から読み取った化学品IDと、操作種別「反応操作」と、を含む操作情報を生成し、これを無線IF部21を介して履歴管理装置1に送信する(S244)。そして、主制御部24は、無線IF部21を介して履歴管理装置1から化学品IDが送られてくるのを待つ(S245)。
次に、主制御部24は、履歴管理装置1から化学品IDを受信したならば、GUI部23に、受入側容器のICタグ3に自ICタグ端末2を近づけるようメッセージを出力する。そして、ICタグリーダ・ライタ22がICタグ3と通信可能となったならば、履歴管理装置1から受信した化学品IDをこのICタグ3に書込む(S246)。
また、主制御部24は、GUI部23を介して受付けた化学品に対する操作種別が「分離」の場合、予め登録された分離操作ガイダンスデータに従って分離操作ガイダンスを開始する(S251)。先ず、GUI部23に、受入側容器のICタグ3に自ICタグ端末2を近づけるようメッセージを出力する。そして、ICタグリーダ・ライタ22がICタグ3と通信可能となったならば、このICタグ3から化学品IDを読込む(S252)。次に、GUI部23に、投入側容器のICタグ3に自ICタグ端末2を近づけるようメッセージを出力する。そして、ICタグリーダ・ライタ22がICタグ3と通信可能となったならば、このICタグ3から化学品IDを読込む(S253)。それから、主制御部24は、分離操作対象の化学品の固有情報を受付けるための入力フォームを表示する。そして、GUI部23を介してユーザから分離操作対象の化学品の固有情報を受付ける(S254)。ただし、S252〜S254の順番はこの通りでなくてもよい。
図8(A)は投入側容器における分離後の化学品の固有情報を受付けるための入力フォーム画面例を示す図である。図示するように、投入側容器における分離後の化学品の管理情報を入力するためのエントリ群241と、投入側容器における分離後の化学品の質量(質量情報)を入力するためのエントリ242と、投入側容器における分離後の化学品の組成情報を登録するためのエントリ群243と、を有する。管理情報を入力するためのエントリ群241は、投入側容器における分離後の化学品の名称を入力するためのエントリ2411と、投入側容器における分離後の化学品の所有事業者のID番号を入力するためのエントリ2412と、MSDSあるいはその格納先を入力するエントリ2413と、を有する。組成情報を入力するためのエントリ群243は、組成物のCAS番号を入力するエントリおよび組成物の化学品全体に対する質量%を登録するエントリからなるペアのエントリ2431を複数有する。
図8(B)は受入側容器に投入された化学品の固有情報を受付けるための入力フォーム画面例を示す図である。図示するように、投入側容器から受入側容器への分離された化学品の投入量(質量情報)を入力するためのエントリ244を有する。
主制御部24は、入力フォーム画面を介してユーザから、投入側容器における分離後の化学品の固有情報(管理情報、質量情報、および組成情報)と、受入側容器に投入された化学品の固有情報(質量情報)とを受け取ると、これらの固有情報と、投入側容器のICタグ3から読み取った化学品IDと、受入側容器のICタグ3から読み取った化学品IDと、操作種別「分離操作」と、を含む操作情報を生成し、これを無線IF部21を介して履歴管理装置1に送信する(S255)。そして、主制御部24は、無線IF部21を介して履歴管理装置1から投入側容器および受入側容器それぞれの化学品IDが送られてくるのを待つ(S256)。
次に、主制御部24は、履歴管理装置1から投入側容器および受入側容器それぞれの化学品IDを受信したならば、GUI部23に、投入側容器のICタグ3に自ICタグ端末2を近づけるようメッセージを出力する。そして、ICタグリーダ・ライタ22がICタグ3と通信可能となったならば、履歴管理装置1から受信した投入側容器の化学品IDをこのICタグ3に書込む。同様に、受入側容器のICタグ3に自ICタグ端末2を近づけるようメッセージを出力する。そして、ICタグリーダ・ライタ22がICタグ3と通信可能となったならば、履歴管理装置1から受信した受入側容器の化学品IDをこのICタグ3に書込む(S257)。
図1に戻って説明を続ける。
履歴管理装置1は、各容器4a〜4cに付与されたICタグ3に記憶されておる化学品IDを用いて、各容器4a〜4cに収容されている化学品に対する操作履歴を管理する。
図9は履歴管理装置1の概略図である。
図示するように、履歴管理装置1は、ネットワーク6に接続するためのネットワークIF(インターフェース)部11と、入力装置および表示装置等の情報の入出力を行う入出力部12と、演算部13と、記憶部14と、を有する。
記憶部14は、管理情報TL(テーブル)141と、質量更新履歴TL142と、組成情報TL143と、ID更新履歴TL144と、を有する。
管理情報TL141には、容器4a〜4cに収容される化学品の管理情報が記憶される。図10は管理情報TL141の登録内容を模式的に表した図である。図示するように、管理情報TL141には、容器4a〜4cに収容される化学品毎に管理情報のレコード1410が登録される。レコード1410は、化学品IDを登録するフィールド1411と、化学品の名称を登録するフィールド1412と、所有事業者のID番号を登録するフィールド1413と、MSDSあるいはその格納先を登録するフィールド1414と、を有する。
質量更新履歴TL142には、化学品IDが付与された化学品各々の質量の更新情報が記憶される。図11は質量更新履歴TL142の登録内容を模式的に表した図である。図示するように、質量更新履歴TL142には、化学品の質量が更新される毎に更新情報のレコード1420が登録される。レコード1420は、化学品IDを登録するフィールド1421と、化学品の質量を登録するフィールド1422と、整合性チェック結果を登録するフィールド1423と、質量の更新日時を登録するフィールド1424と、を有する。ここで、整合性とは、質量更新の前後における質量保存の整合性のことである。例えば、投入側容器の化学品において、質量更新前の質量から投入量を際し引いた値(残存量)がマイナスになるような場合、整合性チェック結果としてNGが登録される。
組成情報TL143には、化学品IDが付与された化学品各々の組成情報が記憶される。図12は組成情報TL143の登録内容を模式的に表した図である。図示するように、組成情報TL143には、化学品の組成成分毎に組成情報のレコード1430が登録される。レコード1430は、対象の組成成分を含む化学品の化学品IDを登録するフィールド1431と、対象の組成成分の化学品IDを登録するフィールド1432と、対象の組成成分のCAS番号を登録するフィールド1433と、対象の組成成分のこの組成成分を含む化学品に占める重量パーセントを登録するフィールド1434と、を有する。ここで、組成成分に化学品IDが付与されている場合は、フィールド1432にその化学品IDが登録され、フィールド1433はヌルとなる。組成成分に化学品IDが付与されていない場合は、フィールド1432がヌルとなり、フィールド1433にそのCAS番号が登録される。
ID更新履歴TL144には、化学品IDが新たに発行される毎にID更新情報のレコード1440が登録される。図13はID更新履歴TL144の登録内容を模式的に表した図である。図示するように、更新履歴TL144には、化学品ID毎にID更新情報のレコード1440が登録される。レコード1440は、新たに発行された化学品ID(新化学品ID)を登録するフィールド1441と、新化学品ID発行の原因となった操作種別を登録するフィールド1442と、新化学品IDが登録されるICタグ3に登録されていた化学品ID(旧化学品ID)を登録するフィールド1443と、旧化学品IDから新化学品IDへの変更日時を登録するフィールド1444と、を有する。
演算部13は、履歴更新部131と、履歴追跡部132と、を有する。履歴更新部131は、容器4a〜4cに収容された化学品に対して操作が行われる毎にTL141〜144を更新する(履歴更新処理)。履歴追跡部132は、指定された化学品IDを持つ化学品に対する操作履歴を追跡調査し、その結果を出力する(履歴追跡処理)。
図14は履歴管理装置1の履歴更新処理を説明するための図である。
履歴更新部131はネットワークIF部11を介してICタグ端末2より操作情報を受信すると(S101)、この操作情報に含まれている操作種別を解析する(S102)。
S102において、操作種別が「輸入」である場合、履歴更新部131は、受入側容器に収容されている化学品の新たな化学品IDとしてユニークなコード(例えば連番)を生成する(S111)。また、ID更新履歴TL144に新たなレコード1440を登録し、このレコード1440のフィールド1441に新化学品IDを、フィールド1442に操作種別「輸入」を、フィールド1443に旧化学品IDがないことを示すヌルコードを、そして、フィールド1444に現在日時を登録する(S112)。
また、履歴更新部131は、管理情報TL141に新たなレコード1410を登録し、このレコード1410のフィールド1411に新化学品IDを、フィールド1412〜1414に、受信した操作情報に含まれている管理情報の化学品の名称、所有事業者ID、およびMSDSあるいはその格納先を登録する。
また、履歴更新部131は、質量更新履歴TL142に新たなレコード1420を登録し、このレコード1420のフィールド1421に新化学品IDを、フィールド1422に受信した操作情報に含まれている質量情報を、フィールド1423に整合性のチェック結果を、そして、フィールド1424に現在日時を登録する。なお、操作種別「輸入」の場合、質量更新履歴TL142に今回登録したレコード1420が新化学品IDを持つ最初のレコード1420である。このため、整合性のチェック結果「OK」が登録されることになる。
さらに、履歴更新部131は、受信した操作情報に含まれている組成情報毎に、組成情報TL143にレコード1430を登録し、各レコード1430のフィールド1431に新化学品IDを、フィールド1432に組成成分に化学品IDが割り当てられていないことを示すヌルコードを、そして、フィールド1433〜1434に、対応する組成情報のCAS番号、重量パーセントを登録する(S113)。
それから、履歴更新部131は、受入側容器収容の化学品の新化学品IDを、ネットワークIF部11を介してICタグ端末2に送信する(S114)。
S102において、操作種別が「分配」である場合、履歴更新部131は、受信した操作情報に含まれている投入側容器収容の化学品の化学品IDがフィールド1421に登録されているレコード1420であって、フィールド1424に登録されている更新日時が最も新しいレコード1420を、質量更新履歴TL142から検索する。そして、検索したレコード1420のフィールド1422に登録されている質量から受信した操作情報に含まれている質量(投入量)を差し引いた値を算出し、この算出値が正しい値(例えば正の値)を示しているか否かを判断することで整合性をチェックする。次に、履歴更新部131は、質量更新履歴TL142に新たなレコード1420を登録し、このレコード1420のフィールド1421に投入側容器収容の化学品の化学品IDを、フィールド1422に算出値を、フィールド1423に整合性のチェック結果を、そして、フィールド1424に現在日時を登録する(S121)。
また、履歴更新部131は、受入側容器に収容されている化学品の新たな化学品IDとしてユニークなコード(例えば連番)を生成する(S122)。また、ID更新履歴TL144に新たなレコード1440を登録し、このレコード1440のフィールド1441に新化学品IDを、フィールド1442に操作種別「分配」を、フィールド1443に旧化学品IDとして、受信した操作情報に含まれている受入側容器収容の化学品の化学品IDを、そして、フィールド1444に現在日時を登録する(S123)。
また、履歴更新部131は、受信した操作情報に含まれている受入側容器収容の化学品の化学品IDがフィールド1411に登録されているレコード1410を、管理情報TL141から検索する。次に、履歴更新部131は、管理情報TL141に新たなレコード1410を登録し、このレコード1410のフィールド1411に新化学品IDを、フィールド1412〜1414に、検索したレコード1410のフィールド1412〜1414に登録されている化学品の名称、所有事業者ID、およびMSDSあるいはその格納先を登録する。
また、履歴更新部131は、受信した操作情報に含まれている受入側容器収容の化学品の化学品IDがフィールド1421に登録されているレコード1420であって、フィールド1424に登録されている更新日時が最も新しいレコード1420を、質量更新履歴TL142から検索する。そして、検索したレコード1420のフィールド1422に登録されている質量に、受信した操作情報に含まれている質量(投入量)を加えた値を算出し、この算出値が正しい値(例えば所定値未満の値)を示しているか否かを判断することで整合性をチェックする。次に、履歴更新部131は、質量更新履歴TL142に新たなレコード1420を登録し、このレコード1420のフィールド1421に新化学品IDを、フィールド1422に算出値を、フィールド1423に整合性のチェック結果を、そして、フィールド1424に現在日時を登録する。
さらに、履歴更新部131は、組成情報TL143に新たなレコード1430を登録し、このレコード1430のフィールド1431に新化学品IDを、フィールド1432に受信した操作情報に含まれている受入側容器収容の化学品の化学品IDを、フィールド1433にヌルコードを、そしてフィールド1434に、重量パーセント「100」を登録する(S124)。
それから、履歴更新部131は、受入側容器収容の化学品の新化学品IDを、ネットワークIF部11を介してICタグ端末2に送信する(S125)。
S102において、操作種別が「混合」である場合、履歴更新部131は、受信した操作情報に含まれている投入側容器収容の化学品の化学品IDがフィールド1421に登録されているレコード1420であって、フィールド1424に登録されている更新日時が最も新しいレコード1420を、質量更新履歴TL142から検索する。そして、検索したレコード1420のフィールド1422に登録されている質量から受信した操作情報に含まれている質量(投入量)を差し引いた値を算出し、この算出値が正しい値(例えば正の値)を示しているか否かを判断することで整合性をチェックする。次に、履歴更新部131は、質量更新履歴TL142に新たなレコード1420を登録し、このレコード1420のフィールド1421に投入側容器収容の化学品の化学品IDを、フィールド1422に算出値を、フィールド1423に整合性のチェック結果を、そして、フィールド1424に現在日時を登録する(S131)。
また、履歴更新部131は、受入側容器に収容されている化学品の新たな化学品IDとしてユニークなコード(例えば連番)を生成する(S132)。また、ID更新履歴TL144に新たなレコード1440を登録し、このレコード1440のフィールド1441に新化学品IDを、フィールド1442に操作種別「混合」を、フィールド1443に旧化学品IDとして、受信した操作情報に含まれている受入側容器収容の化学品の化学品IDを、そして、フィールド1444に現在日時を登録する(S133)。
また、履歴更新部131は、管理情報TL141に新たなレコード1410を登録し、このレコード1410のフィールド1411に新化学品IDを、フィールド1412〜1414に、受信した操作情報に含まれている管理情報の化学品の名称、所有事業者ID、およびMSDSあるいはその格納先を登録する。
また、履歴更新部131は、受信した操作情報に含まれている受入側容器収容の化学品の化学品IDがフィールド1421に登録されているレコード1420であって、フィールド1424に登録されている更新日時が最も新しいレコード1420を、質量更新履歴TL142から検索する。そして、検索したレコード1420のフィールド1422に登録されている質量に、受信した操作情報に含まれている質量(投入量)を加えた値を算出し、この算出値が正しい値(例えば所定値未満の値)を示しているか否かを判断することで整合性をチェックする。次に、履歴更新部131は、質量更新履歴TL142に新たなレコード1420を登録し、このレコード1420のフィールド1421に新化学品IDを、フィールド1422に算出値を、フィールド1423に整合性のチェック結果を、そして、フィールド1424に現在日時を登録する。
さらに、履歴更新部131は、受信した操作情報に含まれている質量(投入量)と、質量更新履歴TL142に新たに登録したレコード1420のフィールド1422に登録した算出値との割合を計算し、これを投入化学品の重量パーセントとする。また、100から投入化学品の重量パーセントを差し引いた値を計算し、これを受入化学品の重量パーセントとする。次に、履歴更新部131は、組成情報TL143に新たなレコード1430を2つ登録し、一方のレコード1430のフィールド1431に新化学品IDを、フィールド1432に受信した操作情報に含まれている受入側容器収容の化学品の化学品IDを、フィールド1433にヌルコードを、そしてフィールド1434に、算出した受入化学品の重量パーセントを登録する。また、他方のレコード1430のフィールド1431に新化学品IDを、フィールド1432に受信した操作情報に含まれている投入側容器収容の化学品の化学品IDを、フィールド1433にヌルコードを、そしてフィールド1434に、算出した投入化学品の重量パーセントを登録する(S134)。
それから、履歴更新部131は、受入側容器収容の化学品の新化学品IDを、ネットワークIF部11を介してICタグ端末2に送信する(S135)。
S102において、操作種別が「反応」である場合、履歴更新部131は、受入側容器に収容されている化学品の新たな化学品IDとしてユニークなコード(例えば連番)を生成する(S141)。また、ID更新履歴TL144に新たなレコード1440を登録し、このレコード1440のフィールド1441に新化学品IDを、フィールド1442に操作種別「反応」を、フィールド1443に旧化学品IDとして、受信した操作情報に含まれている受入側容器収容の化学品の化学品IDを、そして、フィールド1444に現在日時を登録する(S142)。
また、履歴更新部131は、管理情報TL141に新たなレコード1410を登録し、このレコード1410のフィールド1411に新化学品IDを、フィールド1412〜1414に、受信した操作情報に含まれている管理情報の化学品の名称、所有事業者ID、およびMSDSあるいはその格納先を登録する。
また、履歴更新部131は、質量更新履歴TL142に新たなレコード1420を登録し、このレコード1420のフィールド1421に新化学品IDを、フィールド1422に受信した操作情報に含まれている質量情報を、フィールド1423に整合性のチェック結果を、そして、フィールド1424に現在日時を登録する。なお、操作種別「反応」の場合、質量更新履歴TL142に今回登録したレコード1420が新化学品IDを持つ最初のレコード1420である。このため、整合性のチェック結果「OK」が登録されることになる。
さらに、履歴更新部131は、受信した操作情報に含まれている組成情報毎に、組成情報TL143にレコード1430を登録し、各レコード1430のフィールド1431に新化学品IDを、フィールド1432に組成成分に化学品IDが割り当てられていないことを示すヌルコードを、そして、フィールド1433〜1434に、対応する組成情報のCAS番号、重量パーセントを登録する(S143)。
それから、履歴更新部131は、受入側容器収容の化学品の新化学品IDを、ネットワークIF部11を介してICタグ端末2に送信する(S144)。
S102において、操作種別が「分離」である場合、履歴更新部131は、投入側容器に収容されている化学品および受入側容器に収容されている化学品それぞれの新たな化学品IDとしてユニークなコード(例えば連番)を生成する(S151)。また、ID更新履歴TL144に新たなレコード1440を2つ登録し、一方のレコード1440のフィールド1441に投入側容器収容の化学品の新化学品IDを、フィールド1442に操作種別「分離」を、フィールド1443に旧化学品IDとして、受信した操作情報に含まれている投入側容器収容の化学品の化学品IDを、そして、フィールド1444に現在日時を登録する。同様に、他方のレコード1440のフィールド1441に受入側容器収容の化学品の新化学品IDを、フィールド1442に操作種別「分離」を、フィールド1443に旧化学品IDとして、受信した操作情報に含まれている受入側容器収容の化学品の化学品IDを、そして、フィールド1444に現在日時を登録する(S152)。
また、履歴更新部131は、管理情報TL141に新たなレコード1410を登録し、このレコード1410のフィールド1411に投入側容器収容の化学品の新化学品IDを、フィールド1412〜1414に、受信した操作情報に含まれている管理情報の化学品の名称、所有事業者ID、およびMSDSあるいはその格納先を登録する。
また、履歴更新部131は、質量更新履歴TL142に新たなレコード1420を登録し、このレコード1420のフィールド1421に投入側容器収容の化学品の新化学品IDを、フィールド1422に受信した操作情報に含まれている質量情報(投入側容器収容の反応後化学品の質量)を、フィールド1423に整合性のチェック結果を、そして、フィールド1424に現在日時を登録する。なお、操作種別「反応」の場合、質量更新履歴TL142に今回登録したレコード1420が新化学品IDを持つ最初のレコード1420である。このため、整合性のチェック結果「OK」が登録されることになる。
さらに、履歴更新部131は、受信した操作情報に含まれている組成情報毎に、組成情報TL143にレコード1430を登録し、各レコード1430のフィールド1431に投入側容器収容の化学品の新化学品IDを、フィールド1432に組成成分に化学品IDが割り当てられていないことを示すヌルコードを、そして、フィールド1433〜1434に、対応する組成情報のCAS番号、重量パーセントを登録する(S153)。
また、履歴更新部131は、受信した操作情報に含まれている受入側容器収容の化学品の化学品IDがフィールド1411に登録されているレコード1410を、管理情報TL141から検索する。次に、履歴更新部131は、管理情報TL141に新たなレコード1410を登録し、このレコード1410のフィールド1411に受入側容器収容の化学品の新化学品IDを、フィールド1412〜1414に、検索したレコード1410のフィールド1412〜1414に登録されている化学品の名称、所有事業者ID、およびMSDSあるいはその格納先を登録する。
また、履歴更新部131は、受信した操作情報に含まれている受入側容器収容の化学品の化学品IDがフィールド1421に登録されているレコード1420であって、フィールド1424に登録されている更新日時が最も新しいレコード1420を、質量更新履歴TL142から検索する。そして、検索したレコード1420のフィールド1422に登録されている質量に、受信した操作情報に含まれている質量情報(受入側容器への投入量)を加えた値を算出し、この算出値が正しい値(例えば所定値未満の値)を示しているか否かを判断することで整合性をチェックする。次に、履歴更新部131は、質量更新履歴TL142に新たなレコード1420を登録し、このレコード1420のフィールド1421に受入側容器収容の化学品の新化学品IDを、フィールド1422に算出値を、フィールド1423に整合性のチェック結果を、そして、フィールド1424に現在日時を登録する。
さらに、履歴更新部131は、組成情報TL143に新たなレコード1430を登録し、このレコード1430のフィールド1431に受入側容器収容の化学品の新化学品IDを、フィールド1432に受信した操作情報に含まれている受入側容器収容の化学品の化学品IDを、フィールド1433にヌルコードを、そしてフィールド1434に、重量パーセント「100」を登録する(S154)。
それから、履歴更新部131は、投入側容器収容の化学品の新化学品IDおよび受入側容器収容の化学品の新化学品IDを、ネットワークIF部11を介してICタグ端末2に送信する(S155)。
図15は履歴管理装置1の履歴追跡処理を説明するための図である。
履歴追跡部132は、入出力部12を介してユーザより履歴追跡指示を受付けると(S161でYES)、管理情報TL141に登録されているレコード1410をリスト表示し、ユーザから履歴追跡を実施する化学品の化学品IDの指定を受付ける(S162)。
次に、追跡指示部132は、カウント値iを「1」に、そして、配列N(i)を指定された化学品IDに設定してメモリ等に記憶する(S163)。それから、追跡指示部132は、更新履歴TL144から、フィールド1441に新化学品IDとして配列N(i)が登録されているレコード1440を検索する(S164)。そのようなレコード1440を検索できた場合は(S165でYES)、配列N(i+1)を、このレコード1440のフィールド1443に登録されている旧化学品IDに設定してメモリ等に記憶する(S166)。それから、カウント値iを1つインクリメント(i=i+1)して(S167)、S164に戻る。一方、S164でレコード1440を検索できなかった場合は(S165でNO)、メモリ等に記憶した配列N(1)〜配列N(i-1)各々に設定されている化学品IDを、この化学品IDが新化学品IDとしてフィールド1441に登録されているレコード1440のフィールド1442に登録されている操作種別と共に、入出力部12に配列順でツリー表示する(S168)。図16は追跡調査結果のツリー表示例を模式的に表した図である。この例では、複数の化学品ID1320〜1322が、その化学品ID発行の原因となった操作種別と共に、上流から下流へ向けてツリー表示されている。ユーザは、このツリー表示から化学品IDの変遷を把握することができる。
さて、履歴追跡部132は、入出力部12を介してユーザより終了指示を受付けたならば(S169でYES)、このフローを終了する。また、入出力部12を介してユーザより、ツリー表示された化学品IDの中から所望の化学品IDの選択を受付けた場合(S170でYES)、選択された化学品IDがフィールド1411に登録されている管理情報のレコード1410を管理情報TL141から検索し、また、選択された化学品IDがフィールド1421に登録されている質量更新情報のレコード1420を質量更新履歴TL142から検索し、さらに、検索された化学品IDがフィールド1431に登録されている組成情報のレコード1430を組成情報TL143から検索する。そして、検索したこれらのレコードの情報を含む詳細画面データを生成し、入出力部12に表示する(S171)。図17は追跡調査結果の詳細表示例を模式的に表した図である。この例では、ユーザにより選択された化学品ID1323を持つ化学品の管理情報1324、質量更新履歴1325、および組成情報1326が表示されている。ユーザは、このツリー表示から化学品の詳細を把握することができる。
なお、上記構成の履歴管理装置1は、例えば図18に示すような、CPU901と、メモリ902と、HDD等の外部記憶装置903と、CD-ROMやDVD-ROMやICカードなどの記憶媒体904からデータを読み取る読取装置905と、キーボード、マウスなどの入力装置906と、モニタやプリンタなどの出力装置907と、ネットワーク6に接続するためのNIC908と、これらの各装置を接続するバス909と、を備えたPCなどのコンピュータシステムにおいて、CPU901がメモリ902上にロードされたプログラムを実行することで実現できる。このプログラムは、読取装置905を介して記憶媒体904から、あるいは、NIC908を介してネットワーク6から、外部記憶装置903にダウンロードされ、それから、メモリ902上にロードされてCPU901により実行されるようにしてもよい。あるいは、外部記憶装置903を経由せずに、メモリ902上に直接ロードされ、CPU901により実行されるようにしてもよい。なお、この場合において、記憶部14にはメモリ902や外部記憶装置903や記憶媒体904が利用され、入出力部12には読取装置905、入力装置906、および出力装置907が利用され、そして、ネットワークIF部11にはNIC908が該当する。
また、ICタグ端末2は、図18において、NIC908の代わりに無線LANなどのAP5と無線通信を行うための無線通信装置が搭載され、読取装置905の代わりにICタグリーダライタが搭載され、入力装置906および出力装置907としてタッチパネルなどが搭載された、PDAなどのコンピュータシステムが用いられる。
次に、本実施形態の履歴管理システム全体の概略動作について事例を挙げて説明する。
図19はタンクローリ4aがドラム缶4bに給油する場合における履歴管理システムの概略動作を説明するための図である。
ユーザがICタグ端末2に操作開始指示を入力して、操作種別「分配」を選択すると(S301)、ICタグ端末2は分配操作のガイダンスを開始する。ユーザはガイダンスに従い、投入側容器であるタンクローリ4aに取り付けられたICタグ3にICタグ端末2を近づける。これによりICタグ端末3はタンクローリ4aのICタグ3から化学品IDを読み取る(S302)。次に、ユーザはガイダンスに従い、受入側容器であるドラム缶4bに取り付けられたICタグ3にICタグ端末3を近づける。これによりICタグ端末3はドラム缶4bのICタグ3から化学品IDを読み取る(S303)。それから、ICタグ端末2は、図5に示すような分配操作受付画面を表示して、タンクローリ4aからドラム缶4bへの化学品の投入量(固有情報)をユーザから受付ける(S304)。それから、ICタグ端末2は、投入側容器(タンクローリ4a)収容の化学品の化学品IDと、受入側容器(ドラム缶4b)収容の化学品の化学品IDと、投入側容器から受入側容器への化学品の投入量と、操作種別「分配」と、を含む操作情報を生成し、これを履歴管理装置1に送信する(S305)。
履歴管理装置1は、ICタグ端末2から操作情報を受信すると、この操作情報に含まれている操作種別が「分配」であることを認識し、図14に示すS121〜S125を実施し、記憶部14の内容を更新すると共に、新たに生成した受入側容器収容の化学品の化学品IDをICタグ端末2に送信する(S306)。次に、ユーザはガイダンスに従い、受入側容器であるドラム缶4bに取り付けられたICタグ3にICタグ端末3を近づける。これによりICタグ端末3は、ドラム缶4bのICタグ3に登録されている化学品IDを、履歴管理装置1より受信した化学品IDに変更する(S307)。
図20はドラム缶4bに収容されている化学品をガラス瓶4cに収容されている化学品と混合する場合における履歴管理システムの概略動作を説明するための図である。
ユーザがICタグ端末2に操作開始指示を入力して、操作種別「混合」を選択すると(S401)、ICタグ端末2は混合操作のガイダンスを開始する。ユーザはガイダンスに従い、投入側容器であるガラス瓶4cに取り付けられたICタグ3にICタグ端末2を近づける。これによりICタグ端末3はガラス瓶4cのICタグ3から化学品IDを読み取る(S402)。次に、ユーザはガイダンスに従い、受入側容器であるドラム缶4bに取り付けられたICタグ3にICタグ端末3を近づける。これによりICタグ端末3はドラム缶4bのICタグ3から化学品IDを読み取る(S403)。それから、ICタグ端末2は、図6に示すような混合操作受付画面を表示して、ガラス瓶4cからドラム缶4bへの化学品の投入量および混合後の化学品の管理情報(固有情報)をユーザから受付ける(S404)。それから、ICタグ端末2は、投入側容器(ガラス瓶4c)収容の化学品の化学品IDと、受入側容器(ドラム缶4b)収容の化学品の化学品IDと、投入側容器から受入側容器への化学品の投入量と、混合後の化学品の管理情報と、操作種別「混合」と、を含む操作情報を生成し、これを履歴管理装置1に送信する(S405)。
履歴管理装置1は、ICタグ端末2から操作情報を受信すると、この操作情報に含まれている操作種別が「混合」であることを認識し、図14に示すS131〜S135を実施し、記憶部14の内容を更新すると共に、新たに生成した受入側容器収容の化学品の化学品IDをICタグ端末2に送信する(S406)。次に、ユーザはガイダンスに従い、受入側容器であるドラム缶4bに取り付けられたICタグ3にICタグ端末3を近づける。これによりICタグ端末3は、ドラム缶4bのICタグ3に登録されている化学品IDを、履歴管理装置1より受信した化学品IDに変更する(S407)。
図21は工場4dを容器と捉え、タンクローリ4a〜4aで入荷した化学品を原料に新たな化学品を生成し、タンクローリ4aで出荷する場合における履歴管理システムの概略動作を説明するための図である。
ユーザがICタグ端末2に操作開始指示を入力して、操作種別「分配」を選択すると(S501)、ICタグ端末2は分配操作のガイダンスを開始する。ユーザはガイダンスに従い、投入側容器であるタンクローリ4aに取り付けられたICタグ3にICタグ端末2を近づける。これによりICタグ端末3はタンクローリ4aのICタグ3から化学品IDを読み取る(S502)。次に、ユーザはガイダンスに従い、受入側容器である工場4dに取り付けられたICタグ3にICタグ端末3を近づける。これによりICタグ端末3は工場4dのICタグ3から化学品IDを読み取る(S503)。それから、ICタグ端末2は、図5に示すような分配操作受付画面を表示して、タンクローリ4aから工場4dへの化学品の投入量(固有情報)をユーザから受付ける(S504)。それから、ICタグ端末2は、投入側容器(タンクローリ4a)収容の化学品の化学品IDと、受入側容器(工場4d)収容の化学品の化学品IDと、投入側容器から受入側容器への化学品の投入量と、操作種別「分配」と、を含む操作情報を生成し、これを履歴管理装置1に送信する(S505)。
履歴管理装置1は、ICタグ端末2から操作情報を受信すると、この操作情報に含まれている操作種別が「分配」であることを認識し、図14に示すS121〜S125を実施し、記憶部14の内容を更新すると共に、新たに生成した受入側容器収容の化学品の化学品IDをICタグ端末2に送信する(S506)。次に、ユーザはガイダンスに従い、受入側容器である工場4dに取り付けられたICタグ3にICタグ端末3を近づける。これによりICタグ端末3は、工場4dのICタグ3に登録されている化学品IDを、履歴管理装置1より受信した化学品IDに変更する(S507)。
次に、ユーザがICタグ端末2に操作開始指示を入力して、操作種別「混合」を選択すると(S601)、ICタグ端末2は混合操作のガイダンスを開始する。ユーザはガイダンスに従い、投入側容器であるタンクローリ4aに取り付けられたICタグ3にICタグ端末2を近づける。これによりICタグ端末3はタンクローリ4aのICタグ3から化学品IDを読み取る(S602)。次に、ユーザはガイダンスに従い、受入側容器である工場4dに取り付けられたICタグ3にICタグ端末3を近づける。これによりICタグ端末3は工場4dのICタグ3から化学品IDを読み取る(S603)。それから、ICタグ端末2は、図6に示すような混合操作受付画面を表示して、タンクローリ4aから工場4dへの化学品の投入量および混合後の化学品の管理情報(固有情報)をユーザから受付ける(S604)。それから、ICタグ端末2は、投入側容器(タンクローリ4a)収容の化学品の化学品IDと、受入側容器(工場4d)収容の化学品の化学品IDと、投入側容器から受入側容器への化学品の投入量と、混合後の化学品の管理情報と、操作種別「混合」と、を含む操作情報を生成し、を履歴管理装置1に送信する(S605)。
履歴管理装置1は、ICタグ端末2から操作情報を受信すると、この操作情報に含まれている操作種別が「混合」であることを認識し、図14に示すS131〜S135を実施し、記憶部14の内容を更新すると共に、新たに生成した受入側容器収容の化学品の化学品IDをICタグ端末2に送信する(S606)。次に、ユーザはガイダンスに従い、受入側容器である工場4dに取り付けられたICタグ3にICタグ端末3を近づける。これによりICタグ端末3は、工場4dのICタグ3に登録されている化学品IDを、履歴管理装置1より受信した化学品IDに変更する(S607)。
次に、ユーザがICタグ端末2に操作開始指示を入力して、操作種別「分離」を選択すると(S701)、ICタグ端末2は分離操作のガイダンスを開始する。ユーザはガイダンスに従い、投入側容器である工場4dに取り付けられたICタグ3にICタグ端末2を近づける。これによりICタグ端末3は工場4dのICタグ3から化学品IDを読み取る(S702)。次に、ユーザはガイダンスに従い、受入側容器であるタンクローリ4aに取り付けられたICタグ3にICタグ端末3を近づける。これによりICタグ端末3はタンクローリ4aのICタグ3から化学品IDを読み取る(S703)。それから、ICタグ端末2は、図6に示すような混合操作受付画面を表示して、工場4dからタンクローリ4aへの化学品の投入量および投入側容器収容の分離後の化学品の管理情報、組成情報(固有情報)をユーザから受付ける(S704)。それから、ICタグ端末2は、投入側容器(工場4d)収容の化学品の化学品IDと、受入側容器(タンクローリ4a)収容の化学品の化学品IDと、投入側容器から受入側容器への化学品の投入量と、混合後の化学品の管理情報と、操作種別「分離」と、を含む操作情報を生成し、これを履歴管理装置1に送信する(S705)。
履歴管理装置1は、ICタグ端末2から操作情報を受信すると、この操作情報に含まれている操作種別が「分離」であることを認識し、図14に示すS151〜S155を実施し、記憶部14の内容を更新すると共に、新たに生成した投入側容器収容の化学品および受入側容器収容の化学品各々の化学品IDをICタグ端末2に送信する(S706)。次に、ユーザはガイダンスに従い、投入側容器である工場4dに取り付けられたICタグ3にICタグ端末3を近づける。これによりICタグ端末3は、工場4dのICタグ3に登録されている化学品IDを、履歴管理装置1より受信した化学品IDに変更する(S707)。また、ユーザはガイダンスに従い、受入側容器であるタンクローリ4aに取り付けられたICタグ3にICタグ端末3を近づける。これによりICタグ端末3は、タンクローリ4aのICタグ3に登録されている化学品IDを、履歴管理装置1より受信した化学品IDに変更する(S708)。
以上、本発明の一実施形態について説明した。本実施形態によれば、不定形な化学品に対する操作の履歴を追跡できるように管理することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。例えば、上記の実施形態において、記憶部14は、必ずしも1つのコンピュータ装置に備えられているものである必要はなく、ネットワーク上に分散配置されているものであってもよい。同様に、演算部13の各部も、複数のコンピュータ装置によって実現されるものであってもよい。
また、上記の実施形態では、不定形な化学品に対する操作の履歴を管理する場合を例にとり説明したが、本発明はこれに限定されない。本発明は、ICタグを直接付与することのできない物に対する操作の履歴管理に広く適用できる。
図1は本発明の一実施形態が適用された履歴管理システムの概略図である。 図2はICタグ端末2の概略図である。 図3は図2に示すICタグ端末2の動作を説明するためのフロー図である。 図4は輸入操作対象の化学品の固有情報を受付けるための入力フォーム画面例を示す図である。 図5は分配操作対象の化学品の固有情報を受付けるための入力フォーム画面例を示す図である。 図6は混合操作対象の化学品の固有情報を受付けるための入力フォーム画面例を示す図である。 図7は反応操作対象の化学品の固有情報を受付けるための入力フォーム画面例を示す図である。 図8(A)は投入側容器における分離後の化学品の固有情報を受付けるための入力フォーム画面例を示す図であり、図8(B)は受入側容器に投入された化学品の固有情報を受付けるための入力フォーム画面例を示す図である。 図9は履歴管理装置1の概略図である。 図10は管理情報TL141の登録内容を模式的に表した図である。 図11は質量更新履歴TL142の登録内容を模式的に表した図である。 図12は組成情報TL143の登録内容を模式的に表した図である。 図13はID更新履歴TL144の登録内容を模式的に表した図である。 図14は履歴管理装置1の履歴更新処理を説明するための図である。 図15は履歴管理装置1の履歴追跡処理を説明するための図である。 図16は追跡調査結果のツリー表示例を模式的に表した図である。 図17は追跡調査結果の詳細表示例を模式的に表した図である。 図18は履歴管理装置1のハードウエア構成例を示す図である。 図19はタンクローリ4aがドラム缶4bに給油する場合における履歴管理システムの概略動作を説明するための図である。 図20はドラム缶4bに収容されている化学品をガラス瓶4cに終了されている化学品と混合する場合における履歴管理システムの概略動作を説明するための図である。 図21は工場4dを容器と捉え、タンクローリ4a〜4aで入荷した化学品を原料に新たな化学品を生成し、タンクローリ4aで出荷する場合における履歴管理システムの概略動作を説明するための図である。
符号の説明
1・・・履歴管理装置、2・・・ICタグ端末、3・・・ICタグ、4a〜4b・・・容器、5・・・アクセスポイント、6・・・ネットワーク、11・・・ネットワークIF部、12・・・入出力部、13・・・演算部、14・・・記憶部、21・・・無線IF部、22・・・ICタグ・リーダライタ、23・・・GUI部、24・・・主制御部、131・・・履歴更新部、132・・・履歴追跡部、141・・・管理情報TL、142・・・質量更新履歴TL、143・・・組成情報TL、144・・・ID更新履歴TL

Claims (10)

  1. 化学品に対する操作履歴を管理する履歴管理システムであって、
    化学品を収容するそれぞれの容器に取り付けられたICタグと、
    ICタグへのデータの読み書きを行うICタグ端末と、
    化学品の履歴情報を管理する履歴管理装置と、を備え、
    前記ICタグ端末は、
    前記ICタグが取り付けられた容器に収容されている化学品を識別するための化学品IDを、当該ICタグから読み取る読取手段と、
    化学品に対する操作内容を、操作者から受付ける端末側受付手段と、
    前記読取手段で読み取った化学品IDおよび前記端末側受付手段で受付けた化学品に対する操作内容を含む操作情報を、前記履歴管理装置に送信する端末側送信手段と、
    前記履歴管理装置から化学品IDを受信する端末側受信手段と、
    前記端末側受信手段により受信した化学品IDを、前記ICタグに書込む書込手段と、を有し、
    前記履歴管理装置は、
    化学品IDを持つ化学品各々の質量の更新履歴を記憶する質量更新履歴記憶手段と、
    化学品IDを持つ化学品各々について当該化学品を組成する化学品の化学品IDを含む組成情報を記憶する組成記憶手段と、
    新化学品IDおよび旧化学品IDの対応関係を記憶する化学品ID対応記憶手段と、
    前記ICタグ端末から操作情報を受信する管理装置側受信手段と、
    前記管理装置側受信手段により受信した操作情報に従い、前記質量更新履歴記憶手段、前記組成記憶手段、および前記化学品ID対応記憶手段の少なくとも一つを更新する更新手段と、
    前記更新手段により前記ID対応情報記憶手段が更新された場合に、前記ID対応情報記憶手段に新たに記憶された新化学品IDを、前記ICタグ端末に送信する管理装置側送信手段と、を有し、
    前記更新手段は、
    前記管理装置側受信手段で受信した操作情報が示す操作種別が「混合」もしくは「分配」である場合、
    当該操作情報に含まれている投入量に従って、前記質量更新履歴記憶手段に記憶されている、当該操作情報に含まれている投入側化学品IDを持つ化学品の質量の更新履歴を更新すると共に、当該操作情報に含まれている受入側化学品IDを旧化学品IDとし、新たに生成した化学品IDを新化学品IDとして、新化学品IDおよび旧化学品IDの対応関係を前記化学品ID対応記憶手段に記憶し、且つ、前記質量更新履歴記憶手段に記憶されている、当該操作情報に含まれている旧化学品IDを持つ化学品の質量の更新履歴と、当該操作情報に含まれている投入量とに従って、新化学品IDを持つ化学品の質量の更新履歴を、前記質量更新履歴記憶手段に記憶すること
    を特徴とする履歴管理システム。
  2. 請求項1に記載の履歴管理システムであって、
    前記更新手段は、
    前記管理装置側受信手段で受信した操作情報が示す操作種別が「混合」である場合、
    さらに、新化学式IDを持つ化学品の組成情報として、旧化学品IDおよび投入側化学品IDを含む組成情報を生成し、当該組成情報を前記組成記憶手段に記憶すること
    を特徴とする履歴監視システム。
  3. 請求項1に記載の履歴管理システムであって、
    前記更新手段は、
    前記管理装置側受信手段で受信した操作情報が示す操作種別が「分配」である場合、
    さらに、新化学式IDを持つ化学品の組成情報として、旧化学品IDを含む組成情報を生成し、当該組成情報を前記組成記憶手段に記憶すること
    を特徴とする履歴監視システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の履歴管理システムであって、
    前記更新手段は、
    前記管理装置側受信手段で受信した操作情報が示す操作種別が「輸入」である場合、
    ヌルコードを旧化学品IDとし、新たに生成した化学品IDを新化学品IDとして、新化学品IDおよび旧化学品IDの対応関係を前記化学品ID対応記憶手段に記憶し、且つ、当該操作情報に含まれている質量に従って、新化学品IDを持つ化学品の質量の更新履歴を、前記質量更新履歴記憶手段に記憶し、さらに、新化学式IDを持つ化学品の組成情報として、当該操作情報に含まれている組成を含む組成情報を生成し、当該組成情報を前記組成記憶手段に記憶すること
    を特徴とする履歴管理システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の履歴管理システムであって、
    前記更新手段は、
    前記管理装置側受信手段で受信した操作情報が示す操作種別が「反応」である場合、
    当該操作情報に含まれている受入側化学品IDを旧化学品IDとし、新たに生成した化学品IDを新化学品IDとして、新化学品IDおよび旧化学品IDの対応関係を前記化学品ID対応記憶手段に記憶し、且つ、当該操作情報に含まれている質量に従って、新化学品IDを持つ化学品の質量の更新履歴を、前記質量更新履歴記憶手段に記憶し、さらに、新化学式IDを持つ化学品の組成情報として、当該操作情報に含まれている組成を含む組成情報を生成し、当該組成情報を前記組成記憶手段に記憶すること
    を特徴とする履歴管理システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の履歴管理システムであって、
    前記更新手段は、
    前記管理装置側受信手段で受信した操作情報が示す操作種別が「分離」である場合、
    当該操作情報に含まれている投入側化学品IDを旧化学品IDとし、新たに生成した化学品IDを新化学品IDとして、新化学品IDおよび旧化学品IDの対応関係を前記化学品ID対応記憶手段に記憶し、且つ、当該操作情報に含まれている質量に従って、新化学品IDを持つ化学品の質量の更新履歴を、前記質量更新履歴記憶手段に記憶し、さらに、新化学式IDを持つ化学品の組成情報として、当該操作情報に含まれている組成を含む組成情報を生成し、当該組成情報を前記組成記憶手段に記憶すると共に、
    当該操作情報に含まれている受入側化学品IDを旧化学品IDとし、新たに生成した化学品IDを新化学品IDとして、新化学品IDおよび旧化学品IDの対応関係を前記化学品ID対応記憶手段に記憶し、且つ、前記質量更新履歴記憶手段に記憶されている、当該操作情報に含まれている旧化学品IDを持つ化学品の質量の更新履歴と、当該操作情報に含まれている投入量とに従って、新化学品IDを持つ化学品の質量の更新履歴を、前記質量更新履歴記憶手段に記憶し、さらに、新化学式IDを持つ化学品の組成情報として、旧化学品IDを含む組成情報を生成し、当該組成情報を前記組成記憶手段に記憶すること
    を特徴とする履歴管理システム。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の履歴管理システムであって、
    前記履歴管理装置は、
    化学品IDの指定を伴う追跡調査要求を受付ける管理装置側受付手段と、
    前記追跡調査要求で指定されている化学品IDを持つ化学品に対する操作履歴を追跡調査する追跡調査手段と、を有し、
    前記追跡調査手段は、
    指定した化学品IDを新化学品IDに持つID対応関係情報を前記化学品ID対応記憶手段から検索し、検索できたならば当該ID対応関係情報の旧化学品IDを新たに指定する処理を、前記追跡調査要求で指定されている化学品IDを最初の化学品IDに指定して繰り返すことで、化学品IDの変遷を示すツリー上、前記追跡調査要求で指定されている化学品IDよりも上流側に位置する各化学品IDを特定すると共に、
    指定した化学品IDを旧化学品IDに持つID対応関係情報を前記化学品ID対応記憶手段から検索し、検索できたならば当該ID対応関係情報の新化学品IDを新たに指定する処理を、前記追跡調査要求で指定されている化学品IDを最初の化学品IDに指定して繰り返すことで、化学品IDの変遷を示すツリー上、前記追跡調査要求で指定されている化学品IDよりも下流側に位置する各化学品IDを特定するツリー検索手段と、
    前記ツリー検索手段の検索結果を出力する結果出力手段と、を有すること
    を特徴とする履歴管理システム。
  8. 化学品に対する操作履歴を管理する履歴管理装置であって、
    化学品IDを持つ化学品各々の質量の更新履歴を記憶する質量更新履歴記憶手段と、
    化学品IDを持つ化学品各々について当該化学品を組成する化学品の化学品IDを含む組成情報を記憶する組成記憶手段と、
    新化学品IDおよび旧化学品IDの対応関係を記憶する化学品ID対応記憶手段と、
    ICタグ端末から操作情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した操作情報に従い、前記質量更新履歴記憶手段、前記組成記憶手段、および前記化学品ID対応記憶手段の少なくとも一つを更新する更新手段と、
    前記更新手段により前記ID対応情報記憶手段が更新された場合に、前記ID対応情報記憶手段に新たに記憶された新化学品IDを、前記ICタグ端末に送信する送信手段と、を有し、
    前記更新手段は、
    前記受信手段で受信した操作情報が示す操作種別が「混合」もしくは「分配」である場合、
    当該操作情報に含まれている投入量に従って、前記質量更新履歴記憶手段に記憶されている、当該操作情報に含まれている投入側化学品IDを持つ化学品の質量の更新履歴を更新すると共に、当該操作情報に含まれている受入側化学品IDを旧化学品IDとし、新たに生成した化学品IDを新化学品IDとして、新化学品IDおよび旧化学品IDの対応関係を前記化学品ID対応記憶手段に記憶し、且つ、前記質量更新履歴記憶手段に記憶されている、当該操作情報に含まれている旧化学品IDを持つ化学品の質量の更新履歴と、当該操作情報に含まれている投入量とに従って、新化学品IDを持つ化学品の質量の更新履歴を、前記質量更新履歴記憶手段に記憶すること
    を特徴とする履歴管理装置。
  9. 化学品を収容するそれぞれの容器に取り付けられたICタグと、
    ICタグへのデータの読み書きを行うICタグ端末と、
    化学品IDを持つ化学品各々の質量の更新履歴を記憶する質量更新履歴記憶手段、化学品IDを持つ化学品各々について当該化学品を組成する化学品の化学品IDを含む組成情報を記憶する組成記憶手段、および新化学品IDおよび旧化学品IDの対応関係を記憶する化学品ID対応記憶手段を有する履歴管理装置と、を有する履歴管理システムによる化学品の操作履歴管理方法であって、
    前記ICタグ端末が、前記ICタグが取り付けられた容器に収容されている化学品を識別するための化学品IDを、当該ICタグから読み取り、
    前記ICタグ端末が、化学品に対する操作内容を、操作者から受付け、
    前記ICタグ端末が、前記読み取った化学品IDおよび前記受付けた化学品に対する操作内容を含む操作情報を、前記履歴管理装置に送信し、
    前記履歴管理装置が、前記ICタグ端末から操作情報を受信し、
    前記履歴管理装置が、前記受信した操作情報が示す操作種別が「混合」もしくは「分配」である場合に、当該操作情報に含まれている投入量に従って、前記質量更新履歴記憶手段に記憶されている、当該操作情報に含まれている投入側化学品IDを持つ化学品の質量の更新履歴を更新し、当該操作情報に含まれている受入側化学品IDを旧化学品IDとし、新たに生成した化学品IDを新化学品IDとして、新化学品IDおよび旧化学品IDの対応関係を前記化学品ID対応記憶手段に記憶し、さらに、前記質量更新履歴記憶手段に記憶されている、当該操作情報に含まれている旧化学品IDを持つ化学品の質量の更新履歴と、当該操作情報に含まれている投入量とに従って、新化学品IDを持つ化学品の質量の更新履歴を、前記質量更新履歴記憶手段に記憶し、
    前記履歴管理装置が、前記ID対応情報記憶手段が更新された場合に、前記ID対応情報記憶手段に新たに記憶された新化学品IDを、前記ICタグ端末に送信し、
    前記ICタグ端末が、前記履歴管理装置から化学品IDを受信し、
    前記ICタグ端末が、前記受信した化学品IDを、前記ICタグに書込むこと
    を特徴とする化学品の操作履歴管理方法。
  10. コンピュータで読取り可能なプログラムであって、
    前記プログラムは、コンピュータを、
    化学品IDを持つ化学品各々の質量の更新履歴を記憶する質量更新履歴記憶手段、
    化学品IDを持つ化学品各々について当該化学品を組成する化学品の化学品IDを含む組成情報を記憶する組成記憶手段、
    新化学品IDおよび旧化学品IDの対応関係を記憶する化学品ID対応記憶手段、
    ICタグ端末から操作情報を受信する受信手段、
    前記受信手段により受信した操作情報に従い、前記質量更新履歴記憶手段、前記組成記憶手段、および前記化学品ID対応記憶手段の少なくとも一つを更新する更新手段、および、
    前記更新手段により前記ID対応情報記憶手段が更新された場合に、前記ID対応情報記憶手段に新たに記憶された新化学品IDを、前記ICタグ端末に送信する送信手段として機能させ、
    前記更新手段は、
    前記受信手段で受信した操作情報が示す操作種別が「混合」もしくは「分配」である場合、
    当該操作情報に含まれている投入量に従って、前記質量更新履歴記憶手段に記憶されている、当該操作情報に含まれている投入側化学品IDを持つ化学品の質量の更新履歴を更新すると共に、当該操作情報に含まれている受入側化学品IDを旧化学品IDとし、新たに生成した化学品IDを新化学品IDとして、新化学品IDおよび旧化学品IDの対応関係を前記化学品ID対応記憶手段に記憶し、且つ、前記質量更新履歴記憶手段に記憶されている、当該操作情報に含まれている旧化学品IDを持つ化学品の質量の更新履歴と、当該操作情報に含まれている投入量とに従って、新化学品IDを持つ化学品の質量の更新履歴を、前記質量更新履歴記憶手段に記憶すること
    を特徴とするコンピュータで読取り可能なプログラム。
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