JP2005071338A - 製品の含有化学物質情報の管理集計システムおよび方法 - Google Patents
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Abstract
企業内製作の部品に含まれる化学物質の量を部品表で把握する手段を確立し、化学物質に対する法律等による規制の遵守が行えるようにする。
【解決手段】
製品に使われる部品や自家製作部品や製造過程に含まれる化学物質のリストが分かる部品データ、部品や材料の供給元が分かる部品納入メーカデータ、部品に含まれる化学物質が分かる部品化学物質データ、法律の規制内容や顧客の安全基準等が分かる法律等規制物質データの4種のデータを使って、製品内に含まれる化学物質の種類と量を計算・表示し、化学物質を規制している法律等を提示する。
【選択図】図1
Description
最近では、部品メーカが、供給する部品に含まれる化学物質についての情報を公開するようになってきている。製品メーカは、部品メーカのこういった動きを受けて、製品を構成する各部品に含まれる化学物質情報を集計して製品に含まれる化学物質を把握するシステムを開発している。そのようなシステムの一例としては、に記載されたようなシステムがある。このシステムは、製品の素材中の環境負荷物質などに基づき、設計過程でその製品の環境負荷を自動的に評価することを目的としている。そして、部品固有のコードと構成部品名を有する第1のデータベースと、環境負荷化学物質の負荷情報を有する第2のデータベースを使用して製品の環境評価用部品表を作成し、製品の環境負荷を評価するというものである。
本実施形態のシステムは入出力部、記憶部、メモリ、演算部を備える通常のコンピュータ上で実現されるものである。以下に説明するデータ蓄積部のデータは記憶部に記憶されている。また、各処理部は、コンピュータがメモリに読み込んだプログラムを実行することにより実現される構成である。
本実施形態では、記憶部に4つのデータ蓄積部を有する。1つめは部品データ蓄積部1であり、製品に使われる部品と材料、製造工程中に付加される全物質の内容を蓄積する。2つめは部品納入メーカデータ蓄積部2であり、部品データ蓄積部1に蓄積された部品や材料について、供給元メーカ、その供給元メーカのどの製品であるかといった情報を一意に特定するための管理用番号等を蓄積する。3つめは部品化学物質データ蓄積部3であり、部品や材料に含まれる化学物質の内容を蓄積する。そして4つめは法律等規制物質データ蓄積部4で、法律による規制や顧客が指定した安全基準毎に、その規制や基準に指定され、製品の化学物質を集計や評価する際に検索すべき化学物質を蓄積する。本実施形態においては、以上4つのデータ蓄積部を有する構成として化学物質の管理方法を説明するが、データ蓄積部の数はかならずしも4つでなくてよい。
部品データ蓄積部1は、品目マスタ21と部品表24を有する。品目マスタ21と部品表には製品に使われる全品目が蓄積されている。品目マスタ21の品目コード22には、各部品が一意に定まるように符号付けした管理符号が蓄積されている。品目名称23にはその部品の名称が蓄積されている。部品表24には製品を構成する部品の関係を親子関係として記述している。親品目コード25には子品目コード26の部品に対して上位の組立部品の品目コードが蓄積されている。員数27は子品目コード26の部品が幾つ使われるかを示す数が蓄積される。品目マスタ21と部品表24の品目コードには、共通の管理符号が用いられる。このように共通の管理符号を用いると、品目のレコードが複数存在していても、その関係が把握でき、一つの製品に使われる全部の部品を把握することができる。
(1)部品管理番号の品目コードに材料管理番号を補助的に付加し、材料や製造工程中に付加される物質を記述する(方式1)
(2)部品管理番号の品目コードにデータファイルを補助的に付加し、そのファイルに材料や製造工程中に付加される物質を記述する(方式2)
(3)材料や製造工程中に付加される物質毎に品目コードを採番する(方式3)
これらの方式について、図13を用いて説明する。
図13は、本発明の一実施形態における部品の材料や製造過程で負荷される化学物質を記載する3つの方式を説明する図である。
まず、「方式1」について説明する。「方式1」は、部品管理番号の品目コードに材料管理番号を補助的に付加し、材料や製造工程中に付加される物質を記述する方式である。例えば、品目コードを「TE+番号」というようなルールで記述し、材料管理番号を「@Z+番号」として付加する。従って品目コードは「TE+番号+@Z+番号」というように記述される。具体例としては、品目コードが「TE6」の部品の材料は「TE6@Z1」のようなコードを割り振る。「@Z+番号」は企業内製作部品についての情報を入力するとシステム側で自動的に採番されるものである。
まず、企業内製作部品の材料や製作工程で用いる物質が変化して修正が必要な状況になった場合には、内作BOMのデータを変更すれば済む。内作BOMの品目コードは、設計BOMの品目コードで紐付けられているため部品表の構成に影響を与えない。また内作BOMは設計BOMの内容に影響を与えないので、設計者は勝手に内容を変更されることが無い。設計BOMと内作BOMの双方の管理が容易になる。また設計BOMを基に発注や資材調達を行う既存のシステムで設計BOMを利用する場合も、設計BOM自体に変更を加えていないため影響無く利用できるという効果もある。
法律等規制物質データ蓄積部4の法律等規制物質データ50の構成を図5を用いて説明する。
法律等規制物質データ50は、以下の要素から構成される。
まず、国コード51を有する。これは、規制は世界的に行われるためどこの国家のものであるかを示すコードである。また会社/法律区別52を有する。ここには、法的な規制であるか特定の会社、団体の安全基準であるかの区別を記述する。会社/法律名称53には、その法律や安全基準の名称を記述する(例えば「ダイオキシン類対策特別措置法」等記入)。内容説明文書54には、その内容を利用者向けに分かり易く解説した文書を記入する(例として適用した法律の条文等を記述する。この記述により利用者は規制が何のためにあるのかその目的や規制の内容を把握できる。)。また、特殊な計算や評価手法が定められている場合その方法を計算処理方式56に記述する。会社/法律管理レベル57には、化学物質の管理レベルを記述する。ここでいう化学物質の管理レベルとは、含まれる事を禁止するのか、量を規制するのか、使われていることを把握するのかといったことである。会社/法律管理コード58は、複数の規制や同質の性質を集めた化学物質群等をグループ化して管理する際に用いるコードである。会社/法律管理化学物質名称59は、その会社/法律管理コード58でグループ化したものに対応する名称を記入する。化学物質管理符号60には、CAS番号等で定められた化学物質管理符号や、会社/法律で独自に定めた化学物質管理符号を記入する。化学物質名称61は、化学物質管理符号60で定められた化学物質の名称を記入する。図示していないが、他の法律による規制や顧客が指定した安全基準等を参照したり準拠したりする場合は、その法律や安全基準等を参照できるように対象の法律や安全基準等のポインタを格納するネストデータ62を持つようにしてもよい。
会社/法律管理コード58は、前述のように、複数の規制や同質の性質を集めた化学物質群等をグループ化して管理するために用いられる。同一のグループの場合の法律等規制物質データ50の構成は以下のようになる。国コード51、会社/法律区別52、会社/法律名称53、会社/法律管理コード58、会社/法律管理化学物質名称59までは同一、化学物質管理符号60と化学物質名称61は異なる複数のレコードが存在する。その複数のレコードに記述された全化学物質の集合が、グループの内容を表している。このように、会社/法律管理コード58を設けることにより、複数の規制をまとめて扱えたり、物質を特性別に集合として扱えるようになる。そして、物質の分類ごとにグループ名を定義でき、その定義に従ってある目的に基づいて含有物質の評価を行うことができる。具体例としては、類似の性質を持った物質についてひとくくりにしてそれらの物質の有無や量を把握できることを意味する。
この例では会社/法律管理レベル57は、使用してはならないレベルである「禁止」、使わない方がよいとされる「削減」、制約はないが使用量を把握しておく必要がある「管理」の3つのレベルを定義して用いる。図9に画面表示例を示す。会社/法律管理レベル57の指定方法の例を示している。図9に示すように、法規制、企業別の安全基準を指定し、指定した規制、基準毎に、禁止、削減、管理のいずれのレベルで管理するかの情報を入力する。また、図10には、会社/法律管理コード58を用いて物質群を指定し、また会社/法律管理レベル57に管理レベルを入力して、それらに基づいて集計した結果の表示例を示している。画面表示の際には、例えば「禁止」という一番高い管理レベルの物質については赤で、管理レベルが「削減」である化学物質は黄色で、管理レベルが「管理」の化学物質については緑で示すというようにすると利用者が把握しやすい。この会社/法律管理レベル57の定義や意味は、法律や安全基準等の目的にあわせて定めればよい。
法律等規制物質データ蓄積部4の化学物質管理符号60は、部品化学物質データ蓄積部3の化学物質管理符号44と共通の管理符号を用いる。管理符号が同じであれば同じ物質を表す。もし、法律等規制物質データ蓄積部4の化学物質管理符号60と、部品化学物質データ蓄積部3の化学物質管理符号44に異なる体系の管理符号を用いる場合には、比較照合のためのテーブル等を用意する必要がある。
企業内製作部品の材料や製造過程で用いる物質についても、購入部品、外部に製作を委託した部品と同様の部品データ構造で表せる仕組みについては、図15および図16を用いて説明した。本発明においては、従来用いていた設計BOMに加え、本発明で開示した内作BOMを作成する。そしてシステム処理時には、BOM内に記述されたツリー構造情報に基づいてこれらのBOMを一つのBOMのデータであるかのように用いることができる。そのため、以下に説明する処理は両BOMを対象に行われる。
まず、部品納入メーカデータ蓄積部2を参照し、製品質量35の数値と質量の物理単位を定義する質量単位コード36の物理単位から部品の質量を求める。そして、化学物質データ蓄積部3の含有量・率46の数値と単位コード47の内容からその求めた部品の質量に基づき、部品に含まれる化学物質の量を計算する。計算結果を含有化学物質リストに記入する。
ここまでで説明した処理手順は、すべての部品のすべての含有化学物質を検索する場合の説明であった。この他、部品構成ツリーの途中から集計する、特定の物質のみ集計するといったように目的に応じて処理の範囲を限定してもよい。
(1)設計者が、設計時に材料や製造過程で付加される物質についても管理すべき化学物質の種類と含まれる量を把握できる。その結果その材料や物質の使用量を管理、制御可能になる。
(2)製品設計時に安全な部品や材料、製造過程を選定できる。また、部品納入業者に対して、納入部品の中に環境に負荷を与える物質を含まないように指導できる。その指針を提示できる。
(3)製品設計時に部品だけでなく材料や製造過程まで含めて環境に負荷を与える物質を製品に組み込むことを防止出来る。また、安全な物質を使った部品を設計者が容易に発見利用できる。
本発明によれば、企業内製作の部品に含まれる化学物質の量を部品表で把握でき、化学物質に対する法律等による規制の遵守が行えるようになる。
2 部品納入メーカデータ蓄積部
3 部品化学物質データ蓄積部
4 法律等規制物質データ蓄積部
5 処理ブロック
6 部品構成把握部
7 部品含有化学物質算出リスト
8 化学物質突き合わせ処理
9 検索対象化学物質リスト
10 検索対象物質抽出部
Claims (10)
- 製品に含まれる化学物質の情報を管理、集計するシステムであって、
該システムは、入力部、出力部、演算部、記憶部を有し、
前記記憶部に、
製品に使われる部品について少なくともその部品の品目コードおよびそれら部品間の親子関係の情報を有する部品データと、前記部品の品目コードと該部品の供給元メーカコードおよび該部品の属性情報の対応を記述した部品供給メーカデータと、前記部品毎にその製品に含まれる化学物質の情報を記述した部品化学物質データとを予め用意しておき、
さらに、前記記憶部に、
自社内で製作する部品については、該部品の品目コードに付加する形式の材料管理コードを設定してその部品の材料および製作過程で使用する化学物質を前記部品データと同様に表して用意しておき、
前記演算部は、前記部品データに記述された親子関係で上位に位置する部品から順に、前記品目コードに基づき前記部品供給メーカデータを参照して部品を特定し、前記部品化学物質データを参照して該部品に含まれる化学物質の含有情報を抽出し、さらに前記部品供給メーカデータに基づいて該化学物質の含有量を算出し、算出結果を前記記憶部に記憶し、
親子関係の末端の部品まで化学物質の含有量を算出後、下位部品や材料、物質を有する部品については、その部品を構成するすべての下位部品や材料、物質についての前記算出結果を合計した第2の算出結果を求め、該第2の算出結果を前記記憶部に記憶し、
前記出力部に少なくとも該第2の算出結果を出力することを特徴とする製品に含まれる化学物質の情報の管理、集計システム。 - 製品に含まれる化学物質の情報を管理、集計するシステムであって、
該システムは、入力部、出力部、演算部、記憶部を有し、
前記記憶部に、
製品に使われる部品について少なくともその部品の品目コードおよびそれら部品間の親子関係の情報を有する部品データと、前記部品の品目コードと該部品の供給元メーカコードおよび該部品の属性情報の対応を記述した部品供給メーカデータと、前記部品毎にその製品に含まれる化学物質の情報を記述した部品化学物質データと、化学物質に関する規制や基準に関する情報を記述した法律等規制物質データとを予め用意しておき、
さらに、前記記憶部に、
自社内で製作する部品については、該部品の品目コードに付加する形式の材料管理コードを設定してその部品の材料および製作過程で使用する化学物質を前記部品データと同様に表して用意しておき、
入力部より遵守対象の規制や基準を指定する情報が入力されると、
前記演算部は、前記法律等規制物質データを参照して前記規制や基準が対象とする化学物質と内容を抽出し、前記部品データに記述された親子関係で上位に位置する部品から順に、前記品目コードに基づき前記部品供給メーカデータを参照して部品を特定し、前記部品化学物質データを参照して該部品に含まれる化学物質のうち前記規制または基準が対象とする化学物質の含有情報を抽出し、さらに前記部品供給メーカデータに基づいて該化学物質の含有量を算出し、算出結果を前記記憶部に記憶し、
親子関係の末端の部品まで化学物質の含有量を算出後、下位部品や材料、物質を有する部品については、その部品を構成するすべての下位部品や材料、物質についての前記算出結果を合計した第2の算出結果を求め、該第2の算出結果を前記記憶部に記憶し、
前記出力部に少なくとも該第2の算出結果を出力することを特徴とする製品に含まれる化学物質の情報の管理、集計システム。 - 前記入力部より、部品を指定する情報の入力を受け付け、
前記演算部は、該指定された部品についてその部品に含まれる化学物質の情報を算出し、前記出力部に算出結果を出力することを特徴とする前記請求項1に記載の製品に含まれる化学物質の情報の管理、集計システム。 - 前記入力部より、部品を指定する情報の入力を受け付け、
前記演算部は、該指定された部品についてその部品に含まれる化学物質の情報を算出し、前記出力部に算出結果を出力することを特徴とする前記請求項2に記載の製品に含まれる化学物質の情報の管理、集計システム。 - 前記法律等規制物質データは規制や基準、化学物質毎に作成され、それぞれ異なる管理コードを付与されて記憶されているものであり、
前記法律等化学物質データは第2の管理コードを有し、
前記入力部より化学物質の評価条件が入力されると
前記演算部は入力された条件に基づいて前記複数の法律等規制物質データの前記第2の管理コードに共通の管理番号を設定し、その共通の第2の管理番号を有する複数の法律等規制物質データが対象とする化学物質と内容を抽出して、化学物質の含有量の算出処理を行うことを特徴とする請求項2に記載の製品に含まれる化学物質の管理、集計システム。 - 製品に含まれる化学物質の情報を管理、集計する方法であって、
製品に使われる部品について少なくともその部品の品目コードおよびそれら部品間の親子関係の情報を有する部品データと、前記部品の品目コードと該部品の供給元メーカコードおよび該部品の属性情報の対応を記述した部品供給メーカデータと、前記部品毎にその製品に含まれる化学物質の情報を記述した部品化学物質データとを予め用意しておき、
さらに、自社内で製作する部品については、該部品の品目コードに付加する形式の材料管理コードを設定してその部品の材料および製作過程で使用する化学物質を前記部品データと同様に表して用意しておき、
前記部品データに記述された親子関係で上位に位置する部品から順に、前記品目コードに基づき前記部品供給メーカデータを参照して部品を特定し、前記部品化学物質データを参照して該部品に含まれる化学物質の含有情報を抽出し、さらに前記部品供給メーカデータに基づいて該化学物質の含有量を算出し、
親子関係の末端の部品まで化学物質の含有量を算出後、下位部品や材料、物質を有する部品については、その部品を構成するすべての下位部品や材料、物質についての前記算出結果を合計した第2の算出結果を求め、
該第2の算出結果を出力することを特徴とする製品に含まれる化学物質の情報の管理、集計方法。 - 製品に含まれる化学物質の情報を管理、集計する方法であって、
製品に使われる部品について少なくともその部品の品目コードおよびそれら部品間の親子関係の情報を有する部品データと、前記部品の品目コードと該部品の供給元メーカコードおよび該部品の属性情報の対応を記述した部品供給メーカデータと、前記部品毎にその製品に含まれる化学物質の情報を記述した部品化学物質データと、化学物質に関する規制や基準に関する情報を記述した法律等規制物質データとを予め用意しておき、
さらに、自社内で製作する部品については、該部品の品目コードに付加する形式の材料管理コードを設定してその部品の材料および製作過程で使用する化学物質を前記部品データと同様に表して用意しておき、
遵守対象の規制や基準を指定する情報の入力を受け付け、
前記法律等規制物質データを参照して前記規制や基準が対象とする化学物質と内容を抽出し、前記部品データに記述された親子関係で上位に位置する部品から順に、前記品目コードに基づき前記部品供給メーカデータを参照して部品を特定し、前記部品化学物質データを参照して該部品に含まれる化学物質のうち前記規制または基準が対象とする化学物質の含有情報を抽出し、さらに前記部品供給メーカデータに基づいて該化学物質の含有量を算出し、
親子関係の末端の部品まで化学物質の含有量を算出後、下位部品や材料、物質を有する部品については、その部品を構成するすべての下位部品や材料、物質についての前記算出結果を合計した第2の算出結果を求め、
該第2の算出結果を出力することを特徴とする製品に含まれる化学物質の情報の管理、集計方法。 - 部品を指定する情報の入力を受け付け、該指定された部品についてその部品に含まれる化学物質の情報を算出し、算出結果を出力することを特徴とする前記請求項6に記載の製品に含まれる化学物質の情報の管理、集計方法。
- 部品を指定する情報の入力を受け付け、該指定された部品についてその部品に含まれる化学物質の情報を算出し、算出結果を出力することを特徴とする前記請求項7に記載の製品に含まれる化学物質の情報の管理、集計方法。
- 前記法律等規制物質データは規制や基準、化学物質毎に作成され、それぞれ異なる管理コードを付与されて記憶されているものであり、
前記法律等化学物質データは第2の管理コードを有し、
化学物質の評価条件が入力されると、入力された条件に基づいて前記複数の法律等規制物質データの前記第2の管理コードに共通の管理番号を設定し、その共通の第2の管理番号を有する複数の法律等規制物質データが対象とする化学物質と内容を抽出して、化学物質の含有量の算出処理を行うことを特徴とする請求項7に記載の製品に含まれる化学物質の管理、集計方法。
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