JP5413224B2 - 統計処理システム、統計処理方法及び統計処理プログラム - Google Patents

統計処理システム、統計処理方法及び統計処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5413224B2
JP5413224B2 JP2010023196A JP2010023196A JP5413224B2 JP 5413224 B2 JP5413224 B2 JP 5413224B2 JP 2010023196 A JP2010023196 A JP 2010023196A JP 2010023196 A JP2010023196 A JP 2010023196A JP 5413224 B2 JP5413224 B2 JP 5413224B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
statistical processing
statistical
data
result
management
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010023196A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011164679A (ja
Inventor
祥子 住川
一 洪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2010023196A priority Critical patent/JP5413224B2/ja
Publication of JP2011164679A publication Critical patent/JP2011164679A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5413224B2 publication Critical patent/JP5413224B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、統計情報を出力するための統計処理システム、統計処理方法及び統計処理プログラムに関する。
近年、業務のサービス向上のために、管理データを集計して分析する統計処理が行なわれている。例えば、図書館のサービス業務においても、貸出管理データ等を集計した集計結果に基づいて、図書資料の利用の効率化や人的資源の運用の効率化を図ることが行われている。
このような集計分析を行なう場合、各業務処理データベースにアクセス可能な統計プログラムを用いて統計処理を実行する。これにより集計された結果を、作業者が指示した出力単位による表形式で表示させる技術も検討されている(例えば、特許文献1参照。)。この文献に記載された技術においては、横軸及び縦軸に複数段に多重化された出力単位が設定された表形式を用いて集計結果を表示する。このような表形式を用いることにより、2次元よりも高次元で集計結果を表示させることができる。
また、集計する分類や集計対象のデータの内容が変更されている場合には、過去に統計処理を行なったときと同じ集計条件であっても、集計結果が異なることがある。そこで、統計処理に用いた出力条件とその集計結果とを関連付けて記憶する技術も検討されている(例えば、特許文献2参照。)。この文献に記載の技術では、集計条件を統計データベースに登録するとともに、サーバに集計処理要求を送信する。サーバでは、受信した集計処理要求に応じて集計処理の実行管理を行なうとともに、集計結果を統計データベースへ集計処理要求と対応させて登録する。
しかしながら、従来のように集計結果だけを統計データベースに登録する場合には、集計値を構成するデータの内容を把握することができない。集計値を構成するデータの内容を閲覧するためには、この集計対象のデータにアクセスするための業務処理プログラムを起動して、統計処理で用いた出力条件と同じ条件で再検索を行なう必要があった。
また、集計結果を閲覧した場合、表示された集計値について、更に細分化した集計を行ないたい場合もある。この場合、既に行なった統計処理の条件に、絞込みを行なう条件を加えた出力条件を用いて、再度、統計処理を行なわなければならなかった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされ、その目的は、簡単に統計結果を有効活用することが可能な統計処理システム、統計処理方法及び統計処理プログラムを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、統計処理の指示を入力する入力手段と、統計処理結果を出力する出力手段とを備えたクライアント端末と、管理データ識別子に関連付けられた管理対象レコードを記憶した管理対象データ記憶手段とに接続されるとともに、統計処理の結果が記憶される統計履歴データ記憶手段と、制御手段とを備えた統計処理システムであって、前記制御手段は、前記クライアント端末から取得した出力条件及び出力単位に従って、前記管理対象データ記憶手段に記録されている管理対象レ
コードの統計処理を実行する統計処理手段と、統計処理結果と、この統計処理結果を構成する管理対象レコードの管理データ識別子とを関連付けて前記統計履歴データ記憶手段に記録する統計結果記憶手段と、前記クライアント端末に対して、前記統計処理結果を出力する統計処理結果出力手段と、前記クライアント端末に対して、前記統計処理結果を構成する管理対象レコードの管理データ識別子を送信する統計処理詳細結果送信手段とを備えたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の統計処理システムにおいて、前記統計履歴データ記憶手段には、集計結果データと集計結果詳細データとが関連付けて記録されており、前記統計処理手段は、前記管理対象データ記憶手段において前記出力条件に適合する管理データを抽出し、これら管理データを前記出力単位の項目別に集計する統計処理を実行し、前記統計処理結果出力手段は、前記集計結果データとして、前記出力単位の項目別の集計値を表形式で表示するためのデータを生成して記録する手段と、前記集計結果詳細データとして、この表における各セルの位置を特定する位置情報と、セルに表示される集計値を構成する管理データの管理データ識別子とを含むブロックデータを生成して記録する手段とを備えたことを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の統計処理システムにおいて、前記制御手段は、前記クライアント端末から、前記集計結果データにおいて細分類情報を表示するための細分類の出力単位と、この細分類対象セルに表示された集計値を構成する管理データの管理データ識別子とを含む細分類指示を受信する手段と、前記細分類指示に含まれる管理データ識別子の管理対象レコードを前記管理対象データ記憶手段において検索し、抽出した管理データを、受信した細分類の出力単位の項目別に集計し、この集計値をクライアント端末において表示させるための細分類集計結果データを送信する手段を更に備えたことを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、統計処理の指示を入力する入力手段と、統計処理結果を出力する出力手段とを備えたクライアント端末と、管理データ識別子に関連付けられた管理対象レコードを記憶した管理対象データ記憶手段とに接続されるとともに、統計処理の結果が記憶される統計履歴データ記憶手段と、制御手段とを備えた統計処理システムを用いた統計処理方法であって、前記制御手段は、前記クライアント端末から取得した出力条件及び出力単位に従って、前記管理対象データ記憶手段に記録されている管理対象レコードの統計処理を実行する統計処理段階と、統計処理結果と、この統計処理結果を構成する管理対象レコードの管理データ識別子とを関連付けて前記統計履歴データ記憶手段に記録する統計結果記憶段階と、前記クライアント端末に対して、前記統計処理結果を出力する統計処理結果出力段階と、前記クライアント端末に対して、前記統計処理結果を構成する管理対象レコードの管理データ識別子を送信する統計処理詳細結果送信段階とを実行することを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、統計処理の指示を入力する入力手段と、統計処理結果を出力する出力手段とを備えたクライアント端末と、管理データ識別子に関連付けられた管理対象レコードを記憶した管理対象データ記憶手段とに接続されるとともに、統計処理の結果が記憶される統計履歴データ記憶手段と、制御手段とを備えた統計処理システムに用いられる統計処理プログラムであって、前記制御手段を、前記クライアント端末から取得した出力条件及び出力単位に従って、前記管理対象データ記憶手段に記録されている管理対象レコードの統計処理を実行する統計処理手段、統計処理結果と、この統計処理結果を構成する管理対象レコードの管理データ識別子とを関連付けて前記統計履歴データ記憶手段に記録する統計結果記憶手段、前記クライアント端末に対して、前記統計処理結果を出力する統計処理結果出力手段、及び前記クライアント端末に対して、前記統計処理結果を構成する管理対象レコードの管理データ識別子を送信する統計処理詳細結果送信手段として機
能させることを要旨とする。
(作用)
本発明によれば、制御手段は、クライアント端末から取得した出力条件及び出力単位に従って、管理対象データ記憶手段に記録されている管理対象レコードの統計処理を実行する。制御手段は、統計処理結果と、この統計処理結果を構成する管理対象レコードの管理データ識別子とを関連付けて統計履歴データ記憶手段に記録する。制御手段は、クライアント端末に対して、統計処理結果を出力する。制御手段は、クライアント端末に対して、統計処理結果を構成する管理対象レコードの管理データ識別子を送信する。このため、管理データ識別子を用いて集計処理の結果を構成するデータを特定することができるので、集計値を構成するデータの内容をより詳細に把握して、統計結果を有効に活用することができる。
本発明によれば、制御手段は、集計結果データとして、前記出力単位の項目別の集計値を表形式で表示するためのデータを生成して記録する。制御手段は、集計結果詳細データとして、この表における各セルの位置を特定する位置情報と、セルに表示される集計値を構成する管理データの管理データ識別子とを含むブロックデータを生成して記録する。このため、統計結果の集計値と、各集計値を構成するデータとが関連付けられているので、集計値の内容を把握することができる。
本発明によれば、制御手段は、クライアント端末から、集計結果データにおいて細分類情報を表示するための細分類の出力単位と、この細分類対象セルに表示された集計値を構成する管理データの管理データ識別子とを含む細分類指示を受信する。制御手段は、細分類指示に含まれる管理データ識別子の管理対象レコードを管理対象データ記憶手段において検索し、抽出した管理データを、受信した細分類の出力単位の項目別に集計し、この集計値をクライアント端末において表示させるための細分類集計結果データを送信する。このため、統計処理の結果の一部を掘り下げて細分類することができるので、一度行なった統計処理の結果を有効活用することができる。
本発明によれば、統計結果を有効活用することができる。
実施形態における図書館業務管理システムの概略構成図。 データベースに記録されたデータ構成を説明する説明図であり、(a)は図書館データベース、(b)は統計データベースを示す。 統計データベースに記録された集計結果データ領域及び集計結果詳細データ領域に記録されたデータのデータ構成を説明するための説明図。 実施形態における統計処理の処理手順を説明するための流れ図。 実施形態における詳細表示処理の処理手順を説明するための流れ図。 実施形態における出力単位絞込処理の処理手順を説明するための流れ図。 統計指示を行なうとき条件入力画面を説明する画面図。 統計結果から詳細内容を表示するための説明図あって、(a)は統計結果を示す表、(b)はこの表のセルが選択された場合の詳細内容画面図。 統計結果から更に分類を絞り込んだ詳細内容を表示する説明図あって、(a)は細分類する項目が表示された場合、(b)は選択された項目に応じて細分類された結果の表を示す。 変更例における細分類された結果の表の説明図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図9に基づいて説明する。本実施形態では、統計処理システムとして、教育機関に設置された図書館の業務データについての統計処理を実行する図書館業務管理システムを用いて説明する。この図書館業務管理システムは、図1に示すように、クライアント端末10、図書館業務管理サーバ20を含んで構成されている。そして、図書館業務管理システムは、閲覧管理、目録管理及び相互貸借管理等の図書館業務処理を実行する。
ここで、まず、クライアント端末10について説明する。
図1に示すように、クライアント端末10は、端末制御部11、表示部12及び入力部13を備えている。
端末制御部11は、図示しないCPU、RAM及びROM等を有するとともに、後述する処理を行なう。端末制御部11は、各種の業務処理クライアントプログラムを実行することにより業務処理手段110として機能する。具体的には、端末制御部11は、閲覧クライアントプログラム、目録クライアントプログラム及び相互貸借クライアントプログラム等を実行することにより、各プログラムに対応した処理を実行する業務処理手段110として機能する。更に、端末制御部11は、統計処理クライアントプログラムを実行することにより、統計処理手段111として機能する。
本実施形態では、業務処理手段110については、閲覧クライアントプログラムが実行された場合について説明する。従って、この業務処理手段110は、図書館業務管理サーバ20に対して、貸出や返却及び利用者管理等の閲覧業務に関する指示を行なう閲覧業務指示手段として機能する。
端末制御部11の統計処理手段111は、図書館業務管理サーバ20に対して、統計処理の開始を指示する。更に、統計処理手段111は、図書館業務管理サーバ20から取得した統計処理の結果を表形式で出力する。
更に、本実施形態の統計処理手段111は、起動プログラムテーブルと、出力単位テーブルとを記憶している。起動プログラムテーブルは、統計種類に対応して起動するプログラムを決定するためのテーブルである。この起動プログラムテーブルにおいては、後述する統計種類を特定する統計種類識別子(統計種類ID)と、起動する各業務処理クライアントプログラムを特定するプログラム識別子とが関連付けられている。出力単位テーブルは、統計種類に対応して表示可能な出力単位を決定するためのテーブルである。この出力単位テーブルは、統計種類IDと、この統計種類IDに対応する出力単位とが関連付けられている。ここで、出力単位とは、この統計種類のデータを分類するための単位のことである。
更に、端末制御部11は、表示部12及び入力部13に接続されている。表示部12は、ディスプレイであって各種画面を表示する出力手段である。入力部13は、キーボード及ポインティングデバイスであって、管理者からの指示を入力して、端末制御部11に供給する入力手段である。
一方、クライアント端末10に接続されている図書館業務管理サーバ20は、制御手段としてのサーバ制御部21、図書館データベース22及び統計データベース23を備えている。図書館データベース22は管理対象データ記憶手段として機能し、統計データベース23は統計履歴データ記憶手段として機能する。
サーバ制御部21は、図示しないCPU、RAM及びROM等を有するとともに、後述する処理(統計処理段階、統計結果記憶段階、統計処理結果出力段階及び統計処理詳細結
果送信段階等を含む処理)を行なう。そして、サーバ制御部21は、各種の業務処理管理サーバプログラムを実行することにより業務処理手段210として機能する。本実施形態では、サーバ制御部21は、閲覧サーバプログラム、目録サーバプログラム及び相互貸借サーバプログラム等を実行することにより、各プログラムに対応した処理を実行する業務処理手段210として機能する。更に、サーバ制御部21は、統計処理管理サーバプログラムを実行することにより、統計処理手段211として機能する。
本実施形態では、業務処理手段210が、閲覧サーバプログラムが実行された場合について説明する。従って、この業務処理手段210は、閲覧業務指示手段からの指示に応じて、貸出や返却及び利用者管理等の閲覧業務処理を実行する閲覧業務処理手段として機能する。
サーバ制御部21の統計処理手段211は、統計処理手段、統計結果記憶手段、統計処理結果出力手段及び統計処理詳細結果送信手段として機能する。具体的には、統計処理手段211は、端末制御部11の統計処理手段111からの指示に応じて、図書館データベース22に記録されたデータの集計を行なう。本実施形態の統計処理手段211は、統計処理として、指定された分類(出力単位)別にデータを集計する集計処理を行なう。統計処理手段211は、統計処理を行なうためのワークメモリを備えている。更に、統計処理手段211は、集計対象となるデータの出力条件及び出力単位や、集計結果を統計データベース23に記録する。
図書館データベース22には、各業務処理手段210がそれぞれ処理に用いる各種データベース(閲覧データベース、目録データベース及び相互貸借データベース等)が含まれている。図書館データベース22内の各データベースには、管理対象レコードとしての業務処理管理レコードが記憶される。
本実施形態では、閲覧管理処理を実行する場合に用いられる閲覧データベースについて説明する。この閲覧データベースには、図2(a)に示すように、貸出管理レコード220が記録されている。この貸出管理レコード220は、利用者に資料(図書や雑誌)の貸出を行なった場合に記録される。貸出管理レコード220には、データID、貸出状況、利用者ID、氏名、所属、学年、貸出資料ID、資料名、資料区分、貸出区分、貸出年月日及び貸出曜日に関するデータが含まれる。
データIDデータ領域には、各貸出管理レコードを特定するための管理データ識別子(データID)に関するデータが記録されている。このデータIDは、閲覧データベース内において一意である。このため、各業務処理手段210が使用する各データベースとこのデータIDとが特定された場合、サーバ制御部21は、貸出管理レコード(業務処理管理データ)を特定することができる。
貸出状況データ領域には、貸出状況を特定するためのステータスフラグが記録される。このステータスフラグには、「貸出中」を示す貸出フラグや「返却済み」を示す返却フラグ等がある。
利用者IDデータ領域には、この貸出を申請した利用者を特定するための利用者識別子(利用者ID)に関するデータが記録されている。
氏名データ領域には、この利用者の氏名に関するデータが記録されている。
所属データ領域には、この利用者の所属を特定するための所属識別子に関するデータが記録されている。この所属識別子には、学科や研究生、職員等を特定する識別子が用いられる。
学年データ領域には、この利用者が学生の場合に、その学年に関するデータが記録されている。
貸出資料IDデータ領域には、貸し出された資料を特定するための識別子に関するデータが記録されている。
資料名データ領域には、貸出が申請された資料の名称に関するデータが記録されている。
資料区分データ領域には、この資料の区分を特定するためのフラグが記録されている。この資料区分データ領域には、「図書」を示す図書フラグ又は「雑誌」を示す雑誌フラグが記録される。
貸出年月日データ領域には、貸し出された時期(年月日)に関するデータが記録されている。
貸出曜日データ領域には、貸出年月日の曜日に関するデータが記録されている。
一方、統計データベース23は、図2(b)に示すように、統計種類レコード231、統計パターンレコード232及び統計履歴レコード233が記憶される。
統計種類レコード231は、統計処理の対象を示した統計種類に関するレコードである。この統計種類レコード231は、統計処理を実行するまでに登録される。統計種類レコード231には、統計種類ID、統計分野名及び統計種類名に関するデータが含まれる。
統計種類IDデータ領域には、各統計種類レコードを特定するための識別子(統計種類ID)に関するデータが記録されている。
統計分野名データ領域には、この統計種類が属する分野の名称に関するデータが記録されている。この統計分野名には、「目録統計分野」や「蔵書統計分野」等がある。
統計種類名データ領域には、この統計種類の名称に関するデータが記録されている。この統計種類の名前には、「貸出・返却数」や「図書資料の蔵書数」等がある。
統計パターンレコード232は、統計処理の対象における集計方法(期間や分類等の条件)を示した統計パターンに関するレコードである。この統計パターンレコード232は、統計処理を実行するまでに登録される。統計パターンレコード232には、統計パターン識別子、統計種類ID及び詳細条件に関するデータが含まれる。
統計パターン識別子データ領域には、各統計パターンを特定するための統計パターン識別子に関するデータが記録されている。
統計種類IDデータ領域には、この統計パターンの統計種類を特定するための統計種類IDに関するデータが記録される。この統計種類IDを介して、統計種類レコード231と統計パターンレコード232とが関連付けられる。
詳細条件データ領域には、この統計パターンによる統計処理を行なう場合の詳細条件に関するデータが記録される。この詳細条件には、図書館データベース22の各種データベースのうち、集計を行なう対象データベースを特定するデータベース特定識別子が含まれる。更に、この詳細条件データには、この統計パターンのパターン名称やこの統計の集計対象の集計する項目の集計条件等に関するデータが含まれる。
統計履歴レコード233は、統計処理の実行ログに関するレコードである。この統計履歴レコード233は、クライアント端末10から統計処理の指示を受信した場合に新たに生成されて記録されるとともに、統計処理の実行が完了した場合に更新される。統計履歴レコード233には、統計履歴ID、実行者ID、実行日時、統計パターンID、集計結
果、集計結果詳細、出力条件及び出力単位に関するデータが含まれる。
統計履歴IDデータ領域には、統計履歴レコードを特定するための識別子(統計履歴ID)に関するデータが記録される。
実行者IDデータ領域には、統計処理の実行指示を行なった担当者を特定するための識別子(実行者ID)に関するデータが記録される。
実行日時データ領域には、統計処理を実行した日時に関するデータが記録される。
統計パターンIDデータ領域には、この統計処理の統計パターンを特定するための統計パターンIDに関するデータが記録される。この統計パターンIDを介して、統計履歴レコード233及び統計パターンレコード232が関連付けられる。
集計結果データ領域には、この統計処理によって集計された集計値に関するデータが記録される。各集計値は、「行」及び「列」からなるマトリクス状に配置された各セル内に表示される。
集計結果詳細データ領域には、この統計処理によって集計された集計値の詳細に関するデータが記録される。これら集計結果データ及び集計結果詳細データの詳細については、後述する。
出力条件データ領域には、統計処理の対象範囲を特定するため出力条件に関するデータが記録される。この出力条件としては、例えば、データの貸出期間や貸出区分等が用いられる。
出力単位データ領域には、統計処理において集計する分類(出力単位)に関するデータが記録される。本実施形態では、「行」及び「列」を1又は2次元で分類できる場合を想定する。このため、「行」及び「列」に対応して最大2次元ずつ(合計4次元)の出力単位を記録することができる。この出力単位として、閲覧統計の場合には、貸出管理レコード220の各分類(貸出状況、所属、学年、資料区分、貸出区分、貸出年月日及び貸出曜日等)を用いることができる。
(集計結果データ及び集計結果詳細データ)
次に、上述した統計履歴レコード233に含まれる集計結果データ領域及び集計結果詳細データ領域のデータ構成について、図3を用いて説明する。
集計結果データ領域は、行数データ、列数データ及び集計値データの各データ領域から構成されている。
行数データ領域及び列数データ領域には、統計結果である集計値を表示するマトリクス状のセルの行数及び列数に関するデータが記録される。この行数及び列数は、縦軸及び横軸に表示される出力単位の項目数である。ここで、項目数とは、1つの出力単位において、分類される項目の数である。例えば、出力単位が「所属」の場合には、項目は「学生」、「研究生」、「職員」となり、項目数は「3」である。更に、縦軸(又は横軸)として2種類の出力単位が設定されている場合には、2種類の出力単位に含まれる項目の数を乗算した数が行数(又は列数)となる。
集計値データ領域には、各セルに表示される各集計値が記録される。この集計値データ領域には、「1行1列」、「1行2列」、・・・、「1行m列」、「2行1列」、・・・、「n行m列」のように、行列の順番で各セルの集計値が並べられて記録される。
一方、集計結果詳細データ領域には、CSV形式のデータが記録される。この集計結果
詳細データ領域には、各セルに関するブロックデータが、改行コードを介して、並べられて記録されている。各ブロックデータは、行番号、列番号及びデータIDに関するデータから構成されている。
行番号データ領域には、各集計値が表示されるセルの行の位置(行番号)に関するデータが記録される。
列番号データ領域には、各集計値が表示されるセルの列の位置(列番号)に関するデータが記録される。
データIDデータ領域には、行番号及び列番号で特定されたセルに表示される集計値を算出したデータを特定するためのデータIDが記録される。このデータIDデータ領域には、この集計値に対応する数のデータIDが記録される。
具体的には、図3に示すように、集計結果詳細の行番号「1」で列番号「1」に対応するデータIDデータ領域には、集計結果における「1行1列」目のセルに表示される集計値「5」を算出した5個のデータのデータIDが記録される。集計結果詳細の行番号「1」で列番号「2」に対応するデータIDデータ領域には、集計結果における「1行2列」目のセルに表示される集計値「3」を算出した3個のデータのデータIDが記録される。
次に、以上のように構成されたシステムを用いて行なう処理について説明する。ここでは、統計処理、詳細表示処理及び出力単位絞込処理の順番で説明する。本実施形態では、貸出管理レコード220に関する統計処理を行なう場合について説明する。
なお、クライアント端末10を使用する際には、図書館業務を行なう担当者はログイン処理を実行する。このログイン処理により、クライアント端末10の端末制御部11は、この担当者の担当者IDを図示しない実行者IDデータ記憶部に記憶する。
(統計処理)
まず、統計処理について、図4を用いて説明する。
クライアント端末10の端末制御部11は、統計パターンIDの取得処理を実行する(ステップS1−1)。まず、統計処理を実行する場合には、担当者は統計クライアントプログラムの起動を指示する。この場合、端末制御部11は、ディスプレイに統計選択画面を出力する。この統計選択画面には、統計分類名を並べたプルダウンメニューが含まれる。ここで、担当者は、プルダウンメニューを用いて統計分類名を選択する。
この場合、端末制御部11の統計処理手段111は、図書館業務管理サーバ20に対して統計種類リストの要求を送信する。この要求には、選択された統計分類名データを含める。
統計種類リストの要求を受信した図書館業務管理サーバ20のサーバ制御部21は、受信した統計分類名が記録された統計種類レコード231を統計データベース23から抽出する。そして、サーバ制御部21は、統計種類レコード231の統計分類名をクライアント端末10に送信する。
統計分類名を受信したクライアント端末10の端末制御部11は、統計選択画面を表示する。この統計選択画面には、受信した統計種類名を並べたリストが含まれる。このリストにおいて、各統計種類名には統計種類IDを関連付けておく。
ここで、担当者は、統計選択画面のリストにおいて統計種類名を選択する。この場合、端末制御部11は、選択された統計種類名に関連付けられた統計種類IDを、図書館業務
管理サーバ20に送信する。
統計種類IDを受信した図書館業務管理サーバ20のサーバ制御部21は、この統計種類IDを含む統計パターンレコード232を、統計データベース23から抽出する。そして、サーバ制御部21は、抽出した統計パターンレコード232の統計パターンID及びパターン名称に関するデータをクライアント端末10に送信する。
統計パターンID及びパターン名称を受信したクライアント端末10の端末制御部11は、条件選択画面を表示する。この条件選択画面には、受信したパターン名称を並べたリストが含まれる。このリストにおいて、各パターン名称には統計パターンIDを関連付けておく。
ここで、担当者は、条件選択画面においてパターン名称を選択する。クライアント端末10の端末制御部11は、選択されたパターン名称に関連付けられた統計パターンIDを取得する。
次に、クライアント端末10の端末制御部11は、出力条件の取得処理を実行する(ステップS1−2)。具体的には、端末制御部11の統計処理手段111は、図7に示す条件入力画面500を表示する。この条件入力画面500には、選択された統計分類名、統計種類名、条件名及び実行ボタンが表示されている。更に、この条件入力画面500には、集計期間、利用者区分や貸出区分等の各出力条件を入力する条件入力欄が含まれている。更に、この条件入力画面500には、行及び列の出力単位を選択する選択欄が含まれている。ここで、担当者は、出力条件、出力単位をそれぞれの入力欄に入力し、実行ボタンを選択する。以上の操作により、クライアント端末10の端末制御部11は、入力された出力条件及び出力単位を取得する。
次に、クライアント端末10の端末制御部11は、集計依頼処理を実行する(ステップS1−3)。具体的には、端末制御部11の統計処理手段111は、集計依頼を図書館業務管理サーバ20に送信する。集計依頼には、取得した統計パターンID、出力条件及び出力単位、ログインしている担当者IDを含める。
図書館業務管理サーバ20のサーバ制御部21は、出力条件、実行日時条件等の集計情報の登録処理を実行する(ステップS1−4)。具体的には、サーバ制御部21の統計処理手段211は、新たな統計履歴IDを付した統計履歴レコード233を生成する。次に、統計処理手段211は、受信した統計パターンID、出力条件、出力単位及び担当者IDを、この統計履歴レコード233に記録する。更に、統計処理手段211は、この統計履歴レコード233の実行日時データ領域に現在年月日を記録する。そして、この統計履歴レコード233を統計データベース23に記録する。
次に、図書館業務管理サーバ20のサーバ制御部21は、集計処理を実行する(ステップS1−5)。具体的には、サーバ制御部21の統計処理手段211は、クライアント端末10から受信した統計パターンIDが記録された統計パターンレコード232を統計データベース23から抽出する。そして、統計処理手段211は、抽出した統計パターンレコード232の詳細条件において設定されたデータベース特定識別子から、図書館データベース22のうち、アクセスするデータベース(ここでは閲覧データベース)を特定する。統計処理手段211は、このデータベースから、受信した出力条件及び統計パターンレコード232の集計条件に一致する貸出管理レコード220を抽出する。統計処理手段211は、抽出した貸出管理レコード220を、受信した出力単位の項目別に集計した集計値を算出する。この場合、統計処理手段211は、各集計値を算出するために用いた貸出管理レコード220のデータIDを、この集計値と関連付けてワークメモリに仮記憶して
おく。
次に、図書館業務管理サーバ20のサーバ制御部21は、統計処理結果の登録処理を実行する(ステップS1−6)。具体的には、サーバ制御部21の統計処理手段211は、受信した出力単位の項目数に応じて行数及び列数を特定する。次に、統計処理手段211は、ステップS1−5において算出した各集計値を表示するセルの位置を、行数及び列数から特定する。更に、統計処理手段211は、特定したセルの位置に配置される順番で、各集計値を並べる。そして、統計処理手段211は、特定した行数及び列数と、表形式の順番に並べた各集計値とを、統計履歴レコード233の集計結果データ領域に記録する。更に、統計処理手段211は、各集計値が配置された行番号及び列番号と、この集計値に関連付けて仮記憶していたデータIDとを含むブロックデータを生成して、統計履歴レコード233の集計結果詳細データ領域に記録する。
次に、図書館業務管理サーバ20のサーバ制御部21は、集計値のデータIDを含む統計処理結果の送信処理を実行する(ステップS1−7)。ここで、サーバ制御部21の統計処理手段211は、統計履歴レコード233の集計結果データ及び集計結果詳細データに基づいて集計結果一覧表を含む統計結果表示画面データを生成する。具体的には、統計処理手段211は、集計結果データの行数および列数の表を生成する。統計処理手段211は、生成した表の各セルに、集計結果データの各集計値を順番に表示する集計結果一覧表を生成する。次に、統計処理手段211は、集計結果一覧表の各セルに、各セルに表示された集計値を算出したデータのデータIDを埋め込む。更に、統計処理手段211は、この集計結果一覧表に統計種類IDを埋め込む。そして、統計処理手段211は、統計結果表示画面データをクライアント端末10に送信する。
クライアント端末10の端末制御部11は、結果出力処理を実行する(ステップS1−8)。具体的には、端末制御部11の統計処理手段111は、受信した統計結果表示画面データに基づいて、図8(a)に示す集計結果一覧表600を含む統計結果表示画面を表示する。以上により、統計処理が終了する。
(詳細表示処理)
次に、集計結果一覧表600の1つのセルに表示された集計値の内容を閲覧する場合に行なう詳細表示処理について、図5を用いて説明する。
まず、担当者は内容を閲覧したい集計値が表示されたセルを、ダブルクリックして選択する。この場合、クライアント端末10の端末制御部11は、統計種類に応じたプログラムの起動処理を実行する(ステップS2−1)。具体的には、端末制御部11の統計処理手段111は、集計結果一覧表600に埋め込まれた統計種類IDを特定する。次に、統計処理手段111は、この統計種類IDに対応するプログラム識別子を起動プログラムテーブルにおいて特定する。そして、統計処理手段111は、このプログラム識別子に対応する業務処理クライアントプログラム(本実施形態では閲覧クライアントプログラム)を起動する。
次に、クライアント端末10の端末制御部11は、選択したセルに対応するデータIDの特定処理を実行する(ステップS2−2)。具体的には、端末制御部11の統計処理手段111は、選択されたセルに埋め込まれているデータIDを特定する。
次に、クライアント端末10の端末制御部11は、データ内容の参照要求処理を実行する(ステップS2−3)。具体的には、端末制御部11の統計処理手段111は、業務処理手段110に、特定したデータIDを含む検索依頼を提供する。この業務処理手段110は、図書館業務管理サーバ20に対して、取得したデータIDを送信することにより、
データ要求を行なう。
図書館業務管理サーバ20のサーバ制御部21は、受信したデータIDデータの検索処理を実行する(ステップS2−4)。具体的には、サーバ制御部21の業務処理手段210は、受信したデータIDが記録された業務処理管理レコード(貸出管理レコード220)を図書館データベース22(閲覧データベース)において検索する。
次に、図書館業務管理サーバ20のサーバ制御部21は、抽出されたデータの送信処理を実行する(ステップS2−5)。具体的には、サーバ制御部21の業務処理手段210は、ステップS2−4において抽出した業務処理管理レコード(貸出管理レコード220)をクライアント端末10に送信する。
クライアント端末10の端末制御部11は、選択されたセルについて集計値の詳細内容の表示処理を実行する(ステップS2−6)。具体的には、端末制御部11の業務処理手段110は、受信した業務処理管理レコード(貸出管理レコード220)を一覧表示した検索結果表示画面を表示する。ここでは、図8(b)に示す一覧表示画面650がディスプレイに表示される。この一覧表示画面650は、担当者が選択されたセルの集計値「6」を算出した6個のデータの内容が含まれる。以上により、詳細表示処理が終了する。
(出力単位絞込処理)
次に、集計結果一覧表600の1つのセルにおいて表示された集計値を更に細分類して表示するための出力単位絞込処理について、図6を用いて説明する。
まず、担当者は、集計結果一覧表600において、細分類したい集計値が表示されたセルを右クリックして選択する。この場合、クライアント端末10の端末制御部11は、出力単位の一覧表示処理を実行する(ステップS3−1)。具体的には、端末制御部11の統計処理手段111は、集計結果一覧表600の統計種類IDに関連付けられている出力単位を出力単位テーブルから抽出する。統計処理手段111は、抽出した出力単位のうち、この集計結果一覧表600の出力単位に既に用いられている出力単位を除いた出力単位を表示可能出力単位として特定する。統計処理手段111は、図9(a)に示すように、特定した表示可能出力単位を並べたプルダウンメニュー610を生成するとともに、選択されたセルの近傍に表示する。
次に、クライアント端末10の端末制御部11は、細分類する出力単位の特定処理を実行する(ステップS3−2)。ここで、担当者は、プルダウンメニューにおいて、1つの出力単位をクリックして選択する。この場合、端末制御部11の統計処理手段111は、選択された出力単位を、細分類出力単位として特定する。
次に、クライアント端末10の端末制御部11は、選択されたセルのブロックデータの特定処理を実行する(ステップS3−3)。端末制御部11の統計処理手段111は、選択されたセルの行番号及び列番号を特定する。更に、統計処理手段111は、このセルに埋め込まれているデータIDを特定する。
次に、クライアント端末10の端末制御部11は、出力絞込集計依頼処理を実行する(ステップS3−4)。具体的には、端末制御部11の統計処理手段111は、統計結果一覧表600に埋め込まれた統計履歴IDを特定する。統計処理手段111は、特定した行番号、列番号、データID、統計履歴ID及び細分類出力単位を含む細分類指示を図書館業務管理サーバ20に送信する。
図書館業務管理サーバ20のサーバ制御部21は、集計対象データの検索処理を実行す
る(ステップS3−5)。具体的には、サーバ制御部21の統計処理手段211は、受信した統計履歴IDが記録された統計履歴レコード233を統計データベース23において抽出する。統計処理手段211は、この統計履歴レコード233に含まれる統計パターンIDが記録された統計パターンレコード232を特定する。統計処理手段211は、この統計パターンレコード232の詳細条件のデータベース特定識別子に対応する対象データベースを特定する。統計処理手段211は、特定した対象データベースにおいて、受信したデータIDが記録された業務処理管理レコードを検索する。ここでは、統計処理手段211は、閲覧データベースにおいて、受信したデータIDが記録された貸出管理レコード220を検索する。
次に、図書館業務管理サーバ20のサーバ制御部21は、細分類出力単位におけるデータの集計処理を実行する(ステップS3−6)。具体的には、サーバ制御部21の統計処理手段211は、ステップS3−5の検索により抽出した貸出管理レコード220を、細分類出力単位の項目別に集計することにより、細分類の集計値を算出する。
次に、図書館業務管理サーバ20のサーバ制御部21は、細分類集計結果データの送信処理を実行する(ステップS3−7)。具体的には、サーバ制御部21の統計処理手段211は、取得した行番号及び列番号に応じて、再集計値を表示するセルを特定する。そして、統計処理手段211は、特定したセルに、細分類出力項目の項目名と各集計値とを並べた再集計の集計結果一覧表を生成する。統計処理手段211は、生成した集計結果一覧表を含む統計結果再表示画面データを生成する。そして、統計処理手段211は、この統計結果再表示画面データを、クライアント端末10に送信する。
クライアント端末10の端末制御部11は、選択されたセル内の再集計値の表示処理を実行する(ステップS3−8)。具体的には、端末制御部11の統計処理手段111は、受信した統計結果再表示画面データに基づいて、図9(b)に示す集計結果一覧表700を含む統計結果再表示画面を表示する。この集計結果一覧表700には、選択されたセル内において、選択された出力単位の項目別の集計値が表示されている。以上により、出力単位絞込処理が終了する。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1) 本実施形態では、クライアント端末10から集計依頼を受信した図書館業務管理サーバ20は、集計処理を実行する(ステップS1−5)。この集計処理において、図書館業務管理サーバ20のサーバ制御部21は、集計結果データ及び集計結果詳細データを生成して統計履歴レコード233に記録し、クライアント端末10に送信する。集計結果データは、行数データ、列数データ及び集計値データから構成されている。集計結果詳細データは、集計値の行番号データ、列番号データ及び集計値を算出したデータのデータIDデータを含むブロックデータが改行コードを介して連続することにより構成されている。このため、集計結果データの集計値と、この集計値を算出したデータのデータIDとが関連付けられている。クライアント端末10の端末制御部11は、受信した集計結果データに基づいて結果出力処理を実行する(ステップS1−8)。その後、集計結果一覧表600のセルがダブルクリックにて選択された場合には、クライアント端末10の端末制御部11は、選択されたセルに表示された集計値を構成するデータのデータIDを含む検索依頼を行なう(ステップS2−3)。そして、端末制御部11は、このデータIDで特定される業務処理管理レコードを取得して、選択されたセルの集計値の詳細内容の表示処理を実行する(ステップS2−6)。従って、担当者は、集計値の詳細内容を閲覧したい場合には、閲覧したいセルを選択するだけで、簡単に、この集計値の内容を把握することができ、統計結果を有効に活用することができる。
(2) 本実施形態では、図書館業務管理サーバ20のサーバ制御部21は、集計結果
一覧表を含む統計結果表示画面データを生成する(ステップS1−7)。クライアント端末10の端末制御部11は、統計結果表示画面データに基づいて、集計結果一覧表600を含む統計結果表示画面を表示する。また、図書館業務管理サーバ20のサーバ制御部21は、集計結果一覧表を含む統計結果再表示画面データを生成する。クライアント端末10の端末制御部11は、統計結果再表示画面データに基づいて、集計結果一覧表700を含む統計結果再表示画面を表示する。このため、クライアント端末10における処理負荷を低減することができる。
(3) 本実施形態では、端末制御部11の統計処理手段111は、統計種類に対応して起動するプログラムを関連付けた起動プログラムテーブルを記憶している。集計結果一覧表600のセルがダブルクリックにて選択された場合には、クライアント端末10の端末制御部11は、統計種類に応じたプログラムの起動処理を実行する(ステップS2−1)。この場合、端末制御部11は、集計結果一覧表600に関連付けられている統計種類IDに対応するプログラム識別子を起動プログラムテーブルから特定し、このプログラム識別子に応じた業務処理クライアントプログラムを起動し、データ内容の参照要求処理を実行する(ステップS2−3)。従って、クライアント端末10は、統計種類に応じて適切なプログラムを自動的に起動させるので、集計値を算出した貸出管理レコード220の内容を簡単に取得して出力することができる。
(4) 本実施形態では、端末制御部11の統計処理手段111は、集計結果一覧表600の集計値が表示されたセルが右クリックに選択された場合、出力単位の一覧表示処理を実行する(ステップS3−1)。そして、出力単位が選択された場合、端末制御部11の統計処理手段111は、出力絞込集計依頼処理を実行して(ステップS3−4)、ブロックデータ、統計履歴ID、及び細分類出力単位を図書館業務管理サーバ20に送信する。図書館業務管理サーバ20のサーバ制御部21は、クライアント端末10から取得したデータIDに基づいて集計対象データの検索処理、細分類出力単位におけるデータの集計処理及び集計したデータの送信処理を実行する(ステップS3−5〜S3−7)。そして、クライアント端末10の端末制御部11は、選択されたセル内の再集計値の表示処理を実行する(ステップS3−8)。このため、統計処理の結果の一部について更に細分類を行なって表示することができるので、一度行なった統計処理の結果を有効活用することができる。
(5) 本実施形態では、クライアント端末10の端末制御部11は、選択されたセル内の再集計値の表示処理(ステップS3−8)において、再集計値を表示するセルを特定し、このセルにおいて、受信した細分類出力項目の項目名と各集計値とを並べた再集計表を、特定したセルに表示する。このため、細分類を行なった一部についての細分類の結果を、他の部分と同じ画面で表示することができるので、他の集計値と比較しながら統計結果を分析することができる。
また、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 上記実施形態の統計処理においては、図書館業務管理サーバ20のサーバ制御部21は、集計結果データ及び集計結果詳細データをクライアント端末10に送信した(ステップS1−7)。これに代えて、サーバ制御部21は、集計結果データのみをクライアント端末10に送信するようにしてもよい。この場合、クライアント端末10の要求に応じて、選択されたセルに表示される集計値を構成するデータIDをクライアント端末10に送信する。具体的には、詳細表示処理において、クライアント端末10の端末制御部11は、集計値が表示されたセルが選択された場合、このセルの行番号及び列番号を図書館業務管理サーバ21に送信することにより、データID取得要求を行なう。図書館業務管理サーバ21の統計処理手段211は、取得したセルの行番号及び列番号が記録されたブロックデータを統計履歴レコード233から取得する。そして、統計処理手段211は、取
得したブロックデータをクライアント端末10に送信する。この場合には、集計結果詳細データの一部をクライアント端末10に送信すればよいので、通信負荷を軽減することができる。
・ 上記実施形態の出力単位絞込処理においては、1つのセルが選択された場合、このセルに表示された集計値について細分類を行なった。細分類を行なうセルは1つに限らず、例えば、複数のセルを選択して細分類を行なえるようにしてもよい。具体的には、細分類したい集計値が表示された複数のセルを選択して右クリックする。この場合、端末制御部11は、出力絞込集計依頼処理(ステップS3−4)において、選択された複数のセルに表示された各集計値のブロックデータ(行番号、列番号及びデータID)を図書館業務管理サーバ20に送信する。図書館業務管理サーバ20のサーバ制御部21は、集計対象データの検索処理、細分類出力単位におけるデータの集計処理及び集計したデータの送信処理を実行する(ステップS3−5〜S3−7)。集計したデータの送信処理(ステップS3−7)において、サーバ制御部21は、選択された各セルの行番号及び列番号に応じて、再集計値を表示するセルを特定する。サーバ制御部21は、特定したセルに、細分類出力項目の項目名と各集計値とを並べた再集計の集計結果一覧表を生成する。これにより、比較して分析したい複数のセルの集計値を同じ出力単位で同時に細分類して閲覧することができる。
・ 上記実施形態においては、出力単位絞込処理(ステップS3−1〜3−8)において、担当者は出力単位を1つ選択した。出力単位絞込処理において選択する出力単位は1つに限らず、複数の出力単位を選択可能としてもよい。この場合、例えば、図10に示すように、選択されたセルを表形式に細分類化した集計結果一覧表800を表示するようにしてもよい。更に、この場合、細分類として選択された出力単位の表示位置を、細分類する前に既に選択された出力単位との関連性の強さに応じて決定してもよい。具体的には、図書館業務管理サーバ20のサーバ制御部21に、関連性がある出力単位同士を関連付けたレコードを記録した出力単位関連テーブルを記憶させる。例えば、この出力単位関連テーブルにおいて、「所属」の出力単位と「学年」の出力単位とを関連付けておく。そして、図書館業務管理サーバ20のサーバ制御部21は、集計したデータの送信処理(ステップS3−7)において、再集計値を表示するセルを特定した後、選択された細分類出力単位と、既に表示されている出力単位との間に関連性があるか否かを、出力単位関連テーブルを用いて判断する。具体的には、細分類出力単位と、既に表示されている出力単位とが登録されたレコードを出力単位関連テーブルにおいて検索する。ここで、該当するレコードを出力単位関連テーブルから抽出した場合には、サーバ制御部21は、この出力単位が表示されている軸(行又は列)と同じ軸(行又は列)の出力単位として細分類出力単位を表示した表を生成して、特定したセルに含める。この場合には、担当者が、他のセルの集計値と合わせて、細分類を閲覧することができる。更に、細分類出力単位の項目の集計値のすべてが「0」の場合には、この項目を削除してもよい。具体的には、図書館業務管理サーバ20のサーバ制御部21は、細分類出力単位の項目において、1行又は1列における集計値がすべて「0」の行又は列を検索する。該当する行又は列があった場合には、サーバ制御部21は、この項目を省略した表形式の再集計の集計結果を表示する。これにより、所定値が設定された行や列に注目して分析を行なうことができる。
・ 上記実施形態の統計処理においては、図書館業務管理サーバ20のサーバ制御部21は、集計値のデータIDを含む統計処理結果の送信処理(ステップS1−7)において、集計結果一覧表600を含む統計結果表示画面データを生成した。また、このサーバ制御部21は、集計したデータの送信処理(ステップS3−7)において、生成した集計結果一覧表700を含む統計結果再表示画面データを生成した。表示する集計結果一覧表600,700は、図書館業務管理サーバ20のサーバ制御部21に限らず、クライアント端末10の端末制御部11において生成してもよい。この場合には、図書館業務管理サー
バ20における処理負荷を低減することができる。
・上記実施形態においては、図書館業務管理サーバ20のサーバ制御部21は、統計処理として、指定された分類(出力単位)別にデータを集計する集計処理を行なった。統計処理は、集計処理に限らず、例えば正規分布を用いた処理等、他の統計処理を行なってもよい。この場合であっても、サーバ制御部21は、統計処理結果とともに、統計処理結果を構成する管理対象レコードを統計処理結果詳細として統計履歴データを記録する。具体的には、サーバ制御部21は、統計処理結果詳細として、統計処理結果の表示範囲毎に関連付けて、各表示範囲の統計値を算出した管理対象レコードの管理データ識別子を記憶する。この場合には、統計処理結果を構成する管理対象レコードを容易に把握することができる。
10…クライアント端末、11…端末制御部、12…表示部、13…入力部、20…図書館業務管理サーバ、21…サーバ制御部、22…図書館データベース、23…統計データベース、110,210…業務処理手段、111,211…統計処理手段。
特開2006−4341号公報(図11,図14及び図16) 特開2006−4356号公報(図1,図3及び図4)

Claims (5)

  1. 統計処理の指示を入力する入力手段と、統計処理結果を出力する出力手段とを備えたクライアント端末と、管理データ識別子に関連付けられた管理対象レコードを記憶した管理対象データ記憶手段とに接続されるとともに、
    統計処理の結果が記憶される統計履歴データ記憶手段と、制御手段とを備えた統計処理システムであって、
    前記制御手段は、
    前記クライアント端末から取得した出力条件及び出力単位に従って、前記管理対象データ記憶手段に記録されている管理対象レコードの統計処理を実行する統計処理手段と、
    統計処理結果と、この統計処理結果を構成する管理対象レコードの管理データ識別子とを関連付けて前記統計履歴データ記憶手段に記録する統計結果記憶手段と、
    前記クライアント端末に対して、前記統計処理結果を出力する統計処理結果出力手段と、
    前記クライアント端末に対して、前記統計処理結果を構成する管理対象レコードの管理データ識別子を送信する統計処理詳細結果送信手段と
    を備えたことを特徴とする統計処理システム。
  2. 前記統計履歴データ記憶手段には、集計結果データと集計結果詳細データとが関連付けて記録されており、
    前記統計処理手段は、前記管理対象データ記憶手段において前記出力条件に適合する管理データを抽出し、これら管理データを前記出力単位の項目別に集計する統計処理を実行し、
    前記統計処理結果出力手段は、
    前記集計結果データとして、前記出力単位の項目別の集計値を表形式で表示するためのデータを生成して記録する手段と、
    前記集計結果詳細データとして、この表における各セルの位置を特定する位置情報と、セルに表示される集計値を構成する管理データの管理データ識別子とを含むブロックデータを生成して記録する手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の統計処理システム。
  3. 前記制御手段は、
    前記クライアント端末から、前記集計結果データにおいて細分類情報を表示するための細分類の出力単位と、この細分類対象セルに表示された集計値を構成する管理データの管理データ識別子とを含む細分類指示を受信する手段と、
    前記細分類指示に含まれる管理データ識別子の管理対象レコードを前記管理対象データ記憶手段において検索し、抽出した管理データを、受信した細分類の出力単位の項目別に集計し、この集計値をクライアント端末において表示させるための細分類集計結果データを送信する手段を更に備えたことを特徴とする請求項2に記載の統計処理システム。
  4. 統計処理の指示を入力する入力手段と、統計処理結果を出力する出力手段とを備えたクライアント端末と、管理データ識別子に関連付けられた管理対象レコードを記憶した管理対象データ記憶手段とに接続されるとともに、
    統計処理の結果が記憶される統計履歴データ記憶手段と、制御手段とを備えた統計処理システムを用いた統計処理方法であって、
    前記制御手段は、
    前記クライアント端末から取得した出力条件及び出力単位に従って、前記管理対象データ記憶手段に記録されている管理対象レコードの統計処理を実行する統計処理段階と、
    統計処理結果と、この統計処理結果を構成する管理対象レコードの管理データ識別子とを関連付けて前記統計履歴データ記憶手段に記録する統計結果記憶段階と、
    前記クライアント端末に対して、前記統計処理結果を出力する統計処理結果出力段階と、
    前記クライアント端末に対して、前記統計処理結果を構成する管理対象レコードの管理データ識別子を送信する統計処理詳細結果送信段階と
    を実行することを特徴とする統計処理方法。
  5. 統計処理の指示を入力する入力手段と、統計処理結果を出力する出力手段とを備えたクライアント端末と、管理データ識別子に関連付けられた管理対象レコードを記憶した管理対象データ記憶手段とに接続されるとともに、
    統計処理の結果が記憶される統計履歴データ記憶手段と、制御手段とを備えた統計処理システムに用いられる統計処理プログラムであって、
    前記制御手段を、
    前記クライアント端末から取得した出力条件及び出力単位に従って、前記管理対象データ記憶手段に記録されている管理対象レコードの統計処理を実行する統計処理手段、
    統計処理結果と、この統計処理結果を構成する管理対象レコードの管理データ識別子とを関連付けて前記統計履歴データ記憶手段に記録する統計結果記憶手段、
    前記クライアント端末に対して、前記統計処理結果を出力する統計処理結果出力手段、及び
    前記クライアント端末に対して、前記統計処理結果を構成する管理対象レコードの管理データ識別子を送信する統計処理詳細結果送信手段
    として機能させることを特徴とする統計処理プログラム。
JP2010023196A 2010-02-04 2010-02-04 統計処理システム、統計処理方法及び統計処理プログラム Expired - Fee Related JP5413224B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010023196A JP5413224B2 (ja) 2010-02-04 2010-02-04 統計処理システム、統計処理方法及び統計処理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010023196A JP5413224B2 (ja) 2010-02-04 2010-02-04 統計処理システム、統計処理方法及び統計処理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011164679A JP2011164679A (ja) 2011-08-25
JP5413224B2 true JP5413224B2 (ja) 2014-02-12

Family

ID=44595336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010023196A Expired - Fee Related JP5413224B2 (ja) 2010-02-04 2010-02-04 統計処理システム、統計処理方法及び統計処理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5413224B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6817865B2 (ja) * 2017-03-28 2021-01-20 株式会社オービック 情報表示装置、情報表示方法および情報表示プログラム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001312204A (ja) * 2000-04-28 2001-11-09 Nec Soft Ltd 模擬試験方法及び模擬試験システム
JP2006004356A (ja) * 2004-06-21 2006-01-05 Ricoh Co Ltd 情報管理システム、統計処理方法およびサーバ、並びに、プログラムおよび記録媒体
JP2006004341A (ja) * 2004-06-21 2006-01-05 Ricoh Co Ltd データ集計装置、データ集計方法、プログラムおよび記録媒体
JP5177792B2 (ja) * 2007-12-10 2013-04-10 横河電機株式会社 データ集計方法およびデータ集計装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011164679A (ja) 2011-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5260282B2 (ja) ウェブ分析ツールのユーザインターフェイス及びカレンダー・メモ、目標及びアラートを自動生成する方法
US8346782B2 (en) Method and system of information matching in electronic commerce website
WO2023273073A1 (zh) 报表配置方法、装置、设备及计算机存储介质
US20110289010A1 (en) Apparatuses, methods and systems for an activity tracking and property transaction facilitating hub user interface
WO2013161105A1 (ja) タグ管理装置、タグ管理方法、タグ管理プログラム、及びそのプログラムを記憶するコンピュータ読取可能な記録媒体
US20120174017A1 (en) Systems, methods and computer software for innovation management
US20070133522A1 (en) Method and System for Defining, Capturing, and Reporting Performance Data
US20110289009A1 (en) Apparatuses, methods and systems for an activity tracking and property transaction facilitating hub
CN111414410A (zh) 数据处理方法、装置、设备和存储介质
US7685146B2 (en) Apparatus and method for a collaborative semantic domain and data set based on combining data
US20070271157A1 (en) Method and system for providing a transaction browser
JP5413224B2 (ja) 統計処理システム、統計処理方法及び統計処理プログラム
CN114860737B (zh) 教研数据的处理方法、装置、设备及介质
Cepeda et al. Support methodology for product quality assurance: a case study in a company of the automotive industry
US20120191725A1 (en) Document ranking system with user-defined continuous term weighting
JP5495897B2 (ja) 保険金支払支援システム、保険金支払支援装置および保険金支払支援プログラム。
JP2004094574A (ja) ユーザニーズ情報収集システム,ユーザニーズ情報収集装置,ユーザニーズ情報収集方法及びユーザニーズ情報収集プログラム
Wilson et al. Automated interlibrary loan/document delivery data applications for serials collection development
JP2007265296A (ja) ログ提供システム、ログ提供方法、およびコンピュータプログラム
Fang et al. Measuring law library catalog web site usability: A web analytic approach
JP2006171817A (ja) ウェブサイト評価システムおよび方法
Pesch Standards that impact the gathering and analysis of usage
JP2004185160A (ja) 業務進捗状況管理システム
KR20150053313A (ko) 맞춤형 정보 수집 및 효율적 소통을 위한 방법
JP2001290917A (ja) 経営診断システムおよびそのプログラム記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131004

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131015

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131028

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5413224

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees