JP2006004356A - 情報管理システム、統計処理方法およびサーバ、並びに、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】業務処理効率の向上、コンピュータシステムの効率的運用および統計処理結果の集計履歴管理が行える情報管理システムを提供する。
【解決手段】この情報管理システムは、ネットワークを介して接続され、統計情報を集計するサーバと、前記統計情報の集計指示とその集計結果を出力する1または複数の業務端末とを備える情報管理システムであって、前記サーバに、統計情報の集計条件および集計結果を保持する統計データベースを用意しておき、前記業務端末では、集計処理のための集計条件を前記統計データベースへ登録するとともに前記サーバへ集計処理要求を送信し、前記サーバでは、前記業務端末から受信した集計処理要求に応じて集計処理の実行管理を行って、集計された結果を前記統計データベースへ集計処理要求と対応させて登録するようにした。
【選択図】図1
【解決手段】この情報管理システムは、ネットワークを介して接続され、統計情報を集計するサーバと、前記統計情報の集計指示とその集計結果を出力する1または複数の業務端末とを備える情報管理システムであって、前記サーバに、統計情報の集計条件および集計結果を保持する統計データベースを用意しておき、前記業務端末では、集計処理のための集計条件を前記統計データベースへ登録するとともに前記サーバへ集計処理要求を送信し、前記サーバでは、前記業務端末から受信した集計処理要求に応じて集計処理の実行管理を行って、集計された結果を前記統計データベースへ集計処理要求と対応させて登録するようにした。
【選択図】図1
Description
本発明は、情報管理システム、統計処理方法およびサーバ、並びに、プログラムおよび記録媒体に関し、特に統計処理業務を支援するためのものである。
図書館は、図書資料を学校や地域の構成員が共用活用することを目的に、図書資料の保管、充実、閲覧、貸出などのサービスを実施している。このようなサービスを実施するために、図書資料の目録管理等の図書館業務を行っており、そのために図書資料に関する各種情報を管理する必要がある。
近年のコンピュータおよびネットワークをはじめとする情報関連技術のめざましい発展により、図書館においてもコンピュータ等を用いた図書資料に関する各種情報の取得、管理がなされており、図書館業務における情報の電子化・オンライン化が進められている。
近年のコンピュータおよびネットワークをはじめとする情報関連技術のめざましい発展により、図書館においてもコンピュータ等を用いた図書資料に関する各種情報の取得、管理がなされており、図書館業務における情報の電子化・オンライン化が進められている。
図書資料の利用促進、財政的資源や人的資源の運用状況、他の図書館との連携促進等の現状把握手段として、図書館統計処理が存在する。
この図書館統計には業務統計・調査統計および内部統計・外部統計の区別があり、図書館サービスの評価規準として量、質、費用、時間の4つが考えられ、これらを組み合わせて用いて図書館を評価するようになっている。
この図書館統計には業務統計・調査統計および内部統計・外部統計の区別があり、図書館サービスの評価規準として量、質、費用、時間の4つが考えられ、これらを組み合わせて用いて図書館を評価するようになっている。
従来、図書館員がコンピュータを利用して、上記のような図書館統計処理を行うときには、図書館統計処理プログラムを起動し、集計を指示すると、リアルタイムで集計を実行し、その結果をファイルへ直接出力するようになっている。
しかしながら、図書館の集計はさまざまなデータを用いて複雑な処理を行うため、瞬時に結果が出力されるものではなく、以下のような問題が生じている。
しかしながら、図書館の集計はさまざまなデータを用いて複雑な処理を行うため、瞬時に結果が出力されるものではなく、以下のような問題が生じている。
(1)図書館員は図書館統計の集計処理が終了するまで、図書館統計処理プログラムを終了させたり、端末の電源を落とすことができない。
(2)複数の統計処理を行いたい場合は、その統計処理に応じて複数の図書館統計処理プログラムを起動し、それらがすべて終了するまで待たなければならない。
(3)図書館統計処理は、複雑な処理を行うため、コンピュータシステム(例えば、CPUやメモリ等)に大きな負荷をかけるため、多くの図書館統計処理プログラムが同時に動くとシステムに深刻な影響を及ぼし、業務が停止してしまうことが起こり得る。
(2)複数の統計処理を行いたい場合は、その統計処理に応じて複数の図書館統計処理プログラムを起動し、それらがすべて終了するまで待たなければならない。
(3)図書館統計処理は、複雑な処理を行うため、コンピュータシステム(例えば、CPUやメモリ等)に大きな負荷をかけるため、多くの図書館統計処理プログラムが同時に動くとシステムに深刻な影響を及ぼし、業務が停止してしまうことが起こり得る。
以上のような問題を解決して、図書館員の業務処理効率の向上をはかる必要がある。
また、従来の図書館統計処理プログラムは、統計処理の集計結果をファイルに出力してしまうと、集計に関する情報を破棄して停止してしまうため、図書館員が集計結果の出力ファイルを壊したり、紛失してしまった場合には再度集計を行わなければならないが、常にデータは更新されるため、全く同じ条件で集計が行える保証はない。
また、従来の図書館統計処理プログラムは、統計処理の集計結果をファイルに出力してしまうと、集計に関する情報を破棄して停止してしまうため、図書館員が集計結果の出力ファイルを壊したり、紛失してしまった場合には再度集計を行わなければならないが、常にデータは更新されるため、全く同じ条件で集計が行える保証はない。
本発明は、上述した実情を考慮してなされたものであって、業務処理効率の向上、コンピュータシステムの効率的運用および統計処理結果の集計履歴管理が行える情報管理システム、統計処理方法およびサーバ、並びに、プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ネットワークを介して接続され、統計情報を集計するサーバと、前記統計情報の集計指示とその集計結果を出力する1または複数の業務端末とを備える情報管理システムにおいて、前記業務端末は、集計処理のための集計条件を前記サーバの統計データベースへ登録し、前記サーバへ集計処理を指示する集計処理要求を送信する集計指示手段を備え、前記サーバは、統計情報の集計条件および集計結果を保持する統計データベースと、前記統計データベースに記憶された集計条件にしたがって集計処理を実行する集計処理手段と、前記業務端末からの集計処理要求に応じて、前記集計処理手段に、当該集計処理要求に対応する前記統計データベースに記憶された集計条件に基づいて集計処理を行わせて、当該集計処理の集計結果を前記統計データベースへ集計処理要求と対応させて登録させる統計サービス手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報管理システムにおいて、前記業務端末は、さらに、前記統計データベースに記録された集計結果を取得する履歴管理手段を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の情報管理システムにおいて、前記業務端末は、さらに、定期的に集計処理を行わせるためのスケジュール情報を前記統計データベースへ登録するスケジュール管理手段を備え、前記統計サービス手段は、前記統計データベースに登録されたスケジュールを監視し、当該スケジュールの実行開始が検出されると、前記集計処理手段で集計処理を行わせるようにしたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1、2または3に記載の情報管理システムにおいて、前記ネットワークを介して接続され、図書館における統計情報を集計する1または複数の第2サーバを備え、前記サーバおよび前記第2サーバにおける前記統計サービス手段は、各サーバの負荷状況に応じて、前記集計処理手段の実行を依頼するようにしたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、ネットワークを介して接続され、統計情報を集計するサーバと、前記統計情報の集計指示とその集計結果を出力する1または複数の業務端末とを備える情報管理システムで用いられる統計処理方法であって、前記業務端末では、集計処理のための集計条件を前記サーバの統計データベースへ登録して、前記サーバへ集計処理を指示する集計処理要求を送信し、前記サーバでは、前記業務端末からの集計処理要求に応じて、当該集計処理要求に対応する集計条件を前記統計データベースから読み出し、読み出した当該集計条件に基づいて統計情報の集計処理を実行し、当該集計処理の集計結果を前記統計データベースへ記憶することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、統計情報を集計するサーバにおいて、前記サーバは、統計情報の集計条件および集計結果を保持する統計データベースと、前記統計データベースに記憶された集計条件にしたがって集計処理を実行する集計処理手段と、集計処理要求に応じて、前記集計処理手段に、当該集計処理要求に対応する集計条件に基づいて集計処理を行わせて、集計結果を前記統計データベースへ集計処理要求と対応させて登録させる統計サービス手段とを備えることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、統計情報を集計するサーバで用いられるプログラムであって、サーバに、予め集計処理のために統計データベースに記憶された集計条件にしたがって集計処理を実行する集計処理機能と、集計処理要求に応じて、前記集計処理機能に、当該集計処理要求に対応する集計条件に基づいて集計処理を行わせて、集計処理の集計結果を前記統計データベースへ集計処理要求と対応させて登録させる統計サービス機能を実行させるためのプログラムである。
請求項8に記載の発明は、統計情報を集計するサーバで用いられるプログラムを記録した記録媒体であって、サーバに、予め集計処理のために統計データベースに記憶された集計条件にしたがって集計処理を実行する集計処理機能と、集計処理要求に応じて、前記集計処理機能に、当該集計処理要求に対応する集計条件に基づいて集計処理を行わせて、集計処理の集計結果を前記統計データベースへ集計処理要求と対応させて登録させる統計サービス機能を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体である。
本発明によれば、次のような効果を奏する。
(1)業務処理効率が向上する。
例えば、統計作業を行う作業員は、統計処理を指示するだけでよく、集計結果を待つことがなくなるため、効率的に業務を行うことができる。
また、定型業務となっている統計作業をスケジュールによって自動的に処理させるようにしたので、作業員の負担が低減するとともに、作業のし忘れも防ぐことができる。
また、集計結果やスケジュール情報の他に、集計を行ったときの条件も保存するようにしたため、作業員が同じ条件を入力するときの手間の削減および入力ミスの防止が図られ作業改善となった。
(1)業務処理効率が向上する。
例えば、統計作業を行う作業員は、統計処理を指示するだけでよく、集計結果を待つことがなくなるため、効率的に業務を行うことができる。
また、定型業務となっている統計作業をスケジュールによって自動的に処理させるようにしたので、作業員の負担が低減するとともに、作業のし忘れも防ぐことができる。
また、集計結果やスケジュール情報の他に、集計を行ったときの条件も保存するようにしたため、作業員が同じ条件を入力するときの手間の削減および入力ミスの防止が図られ作業改善となった。
(2)コンピュータシステムの運用効率が向上する。
負荷のかかる集計処理の同時実行を制御することにしたため、システム全体の動作が遅くなったり、業務ができない状態になってしまうというような心配がなくなった。
また、図書館などの場合、本館だけでなく分館においても本システムが稼動しているときには、負荷の少ないコンピュータに集計処理を行わせるようにしたので、コンピュータシステムの運用効率が向上した。
負荷のかかる集計処理の同時実行を制御することにしたため、システム全体の動作が遅くなったり、業務ができない状態になってしまうというような心配がなくなった。
また、図書館などの場合、本館だけでなく分館においても本システムが稼動しているときには、負荷の少ないコンピュータに集計処理を行わせるようにしたので、コンピュータシステムの運用効率が向上した。
(3)統計処理結果の集計履歴管理が行える。
例えば、作業員は過去におこなった集計をいつでも確認できるので、従来のように集計結果を自分で管理する必要がなくなり、統計処理を再集計するという手間が減り、業務効率を上げることができる。
例えば、作業員は過去におこなった集計をいつでも確認できるので、従来のように集計結果を自分で管理する必要がなくなり、統計処理を再集計するという手間が減り、業務効率を上げることができる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
<実施形態1>
図1は、本発明の情報管理システムの一実施形態である図書館情報管理システムの全体構成を示すブロック図であり、同図において、図書館情報管理システムは、本館内で稼動する本館サーバ10と、図書館員が業務のために使う本館内の任意の数の業務端末30とが本館内のネットワーク40によって接続されている。
図1は、本発明の情報管理システムの一実施形態である図書館情報管理システムの全体構成を示すブロック図であり、同図において、図書館情報管理システムは、本館内で稼動する本館サーバ10と、図書館員が業務のために使う本館内の任意の数の業務端末30とが本館内のネットワーク40によって接続されている。
本館サーバ10は、業務端末30からの図書館統計処理要求と定期的な図書館統計処理要求を処理するための実行スケジュール管理および集計履歴を保持するコンピュータシステムである。
また、業務端末30は、デスクトップ型パーソナルコンピュータやモバイルコンピュータ等であって、図書館員が利用する際に、操作が容易になるようなユーザインタフェースを備えており、ネットワーク40に接続可能なものであればよい。
また、ネットワーク40は、有線、無線に限らず、専用回線、電話回線等で接続されたインターネットやイントラネットあるいはLAN(Local Area Network)のいずれの形態でもよい。さらに、このネットワーク40には、伝送データの暗号化、使用するユーザの認証等によるセキュリティの強化がなされる。
また、業務端末30は、デスクトップ型パーソナルコンピュータやモバイルコンピュータ等であって、図書館員が利用する際に、操作が容易になるようなユーザインタフェースを備えており、ネットワーク40に接続可能なものであればよい。
また、ネットワーク40は、有線、無線に限らず、専用回線、電話回線等で接続されたインターネットやイントラネットあるいはLAN(Local Area Network)のいずれの形態でもよい。さらに、このネットワーク40には、伝送データの暗号化、使用するユーザの認証等によるセキュリティの強化がなされる。
本実施形態1では、本館内で図書館情報管理システムを稼動させ、任意の数の分館には業務端末のみを設置し、分館の業務端末から本館へ直接にアクセスして業務処理を行わせるものとするため、以下の説明では本館内の業務端末についてのみ説明することとする。
本館サーバ10の機能構成は、統計サービス手段11、集計処理手段12、統計データベース13、図書館データベース14を含んでなっている。以下、データベースをDBと略記することもある。
また、業務端末30の機能構成は、集計指示手段31、履歴管理手段32、スケジュール管理手段33を含んでなっている。
また、業務端末30の機能構成は、集計指示手段31、履歴管理手段32、スケジュール管理手段33を含んでなっている。
一般的なデータベース検索システムでは、データベースを検索した結果は、画面に表示したり、ファイルに出力するなどして保存するようにしているが、自動的に保存されていないのが現状である。
しかし、統計処理においては、集計結果を比較する使われ方が多く、しかも頻繁に図書館データベースに更新がかかる場合、図書館員がある瞬間の集計結果を削除や紛失してしまったときに、同じ集計結果を再度得ることが不可能であるから、全ての集計結果を保存することに意味がある。このようなことを考慮し、本実施形態1では、集計結果を履歴として全て統計データベース(統計DB)に保存する仕組みを取り入れた。
しかし、統計処理においては、集計結果を比較する使われ方が多く、しかも頻繁に図書館データベースに更新がかかる場合、図書館員がある瞬間の集計結果を削除や紛失してしまったときに、同じ集計結果を再度得ることが不可能であるから、全ての集計結果を保存することに意味がある。このようなことを考慮し、本実施形態1では、集計結果を履歴として全て統計データベース(統計DB)に保存する仕組みを取り入れた。
統計DB13は、集計条件ファイル131、スケジュールファイル132、出力単位ファイル133および集計結果ファイル134とからなっており、集計結果の履歴を保存することにより、図書館員はいつでも結果を確認することが可能になり、さらに、出力結果を保存しておく必要もなくなる。また、集計条件も保存することにより、何回も同じ条件で集計したい場合には、入力の手間が削減され、入力ミスの防止にもつながる。
集計条件ファイル131は、統計処理を行わせるための定型的な条件を保持管理し、図書館員はこの集計条件の登録・更新およびその集計条件を指定して図書館統計処理を行わせる。この集計条件ファイル131は、少なくとも、集計条件を識別するための識別子(ID)、集計条件名、この集計条件を登録した登録者と登録日、統計の目的別分野(利用者サービス統計、JLA統計、目録統計等)、この統計分野における詳細な統計種類(利用者数、貸出冊数、蔵書比構成等)、集計条件(どの項目をどの期間にわたって集計するかまた集計結果をどのようにまとめるか等)のデータ項目を含んだデータ構造となっている(図2参照)。
スケジュールファイル132は、定期的に統計処理を行わせるためのスケジュール情報および処理状況に関する情報を保持管理する。このスケジュールファイル132は、スケジュールを識別する識別子(ID)、スケジュール名、登録者と登録日、状態、実行間隔(毎日、週間、月間、年間等)、次回集計日(最初に集計処理を行わせる日付)、集計条件IDのデータ項目を含んだデータ構造となっている(図3参照)。
「状態」は、このスケジュールが「稼動」な状態にあるのか、または「停止」しており図書館員からの稼動指示待ちの状態であるのかを示すフラグである。
「状態」は、このスケジュールが「稼動」な状態にあるのか、または「停止」しており図書館員からの稼動指示待ちの状態であるのかを示すフラグである。
出力単位ファイル133は、どのデータ項目について集計するのかの集計単位を保持管理する。出力単位ファイル133は、出力単位を識別する識別子(ID)、出力単位名、登録者と登録日、種類のデータ項目を含んだデータ構造となっている(図4参照)。
本実施形態では、例えば、4つの集計単位を指定でき、これらを使って縦横方向に大分類と小分類とからなる4次元の集計を行うことができる。
本実施形態では、例えば、4つの集計単位を指定でき、これらを使って縦横方向に大分類と小分類とからなる4次元の集計を行うことができる。
集計結果ファイル134は、実際に図書館員またはスケジューラによって指定された集計指示、集計経過および集計結果を保持することによって、過去の集計結果の履歴を維持管理することができる。集計結果ファイル134は、集計結果を識別する識別子(ID)、集計指示を行った実行者と集計日、スケジュールID、集計状態を表す状態、集計条件ID、出力単位1のID、・・・、出力単位4のID、集計結果または集計結果を格納したファイルのアドレスのデータ項目を含んだデータ構造となっている(図5参照)。ここで、スケジュールIDは、スケジューラによって集計指示が出されていた場合に設定され、図書館員によって集計指示が出された場合には何も設定されない。また、状態は、集計途中、集計終了、エラーで終了した等の状態を表している。
図書館DB14は、図書目録データベース、雑誌目録データベース、閲覧データベース、点検データベースなどの複数のデータベースからなっており、図書館員が業務で作成、変更するデータがすべて登録されている。この図書館DB14は本館内にある必要はなく、本館サーバ10からアクセス可能であれば、分館でも良いし、独立した施設に設置されていてもかまわない。
次に、図書館情報管理システムのうち、図書館員から図書館統計処理を要求するときについて説明する。
まず、図書館員は業務端末30において集計指示手段31を起動させる。
集計指示手段31は、例えば、図6に示すような統計選択画面を表示する。
図書館員がどんな統計をとるかの分野(「利用者サービス統計」、「文部科学省・JLA統計」、「目録統計」等)およびその下にそれぞれ配置された詳細な統計種類を選択する。
集計指示手段31は、統計DB13の集計条件ファイル131を指定された統計分類と統計種類で検索し、一致した集計条件の一覧(集計条件名、登録者、登録日等)を集計条件選択画面に表示する(例えば、図7参照)。
まず、図書館員は業務端末30において集計指示手段31を起動させる。
集計指示手段31は、例えば、図6に示すような統計選択画面を表示する。
図書館員がどんな統計をとるかの分野(「利用者サービス統計」、「文部科学省・JLA統計」、「目録統計」等)およびその下にそれぞれ配置された詳細な統計種類を選択する。
集計指示手段31は、統計DB13の集計条件ファイル131を指定された統計分類と統計種類で検索し、一致した集計条件の一覧(集計条件名、登録者、登録日等)を集計条件選択画面に表示する(例えば、図7参照)。
図書館員は、表示された集計条件一覧の中から利用する集計条件を選択する。
集計指示手段31は、選択された統計分野および統計種類に合致する集計条件(出力条件・出力単位)のデータ項目を表示し、これらのデータ項目に選択された集計条件の値を初期値として設定した集計条件入力画面を表示する(例えば、図8参照)。
図書館員は、この集計条件入力画面で、所望の集計条件の入力や編集を行って、集計条件の設定が完了すると、「バックグラウンド実行」ボタンを押下する。
集計指示手段31は、選択された統計分野および統計種類に合致する集計条件(出力条件・出力単位)のデータ項目を表示し、これらのデータ項目に選択された集計条件の値を初期値として設定した集計条件入力画面を表示する(例えば、図8参照)。
図書館員は、この集計条件入力画面で、所望の集計条件の入力や編集を行って、集計条件の設定が完了すると、「バックグラウンド実行」ボタンを押下する。
集計指示手段31は、この集計条件入力画面で条件を編集した場合には、この集計条件を集計条件ファイル131へ登録する。
さらに、集計指示手段31は、統計DB13の集計結果ファイル134に次のデータを登録する。実行者には業務端末30を使っている図書館員のユーザIDを、集計条件IDには図書館員が選択した集計条件の識別子を、また出力単位1、・・・出力単位4には入力した出力単位の識別子を設定し、集計日、スケジュールIDや集計結果には空の値を設定する。また、「状態」には「稼動」の状態を設定する。
集計指示手段31は、統計DB13への登録が終了すると、本館サーバ10へ集計開始要求を送信する。
さらに、集計指示手段31は、統計DB13の集計結果ファイル134に次のデータを登録する。実行者には業務端末30を使っている図書館員のユーザIDを、集計条件IDには図書館員が選択した集計条件の識別子を、また出力単位1、・・・出力単位4には入力した出力単位の識別子を設定し、集計日、スケジュールIDや集計結果には空の値を設定する。また、「状態」には「稼動」の状態を設定する。
集計指示手段31は、統計DB13への登録が終了すると、本館サーバ10へ集計開始要求を送信する。
集計指示手段31は、本館サーバ10への集計開始要求を送信すると、次の集計要求を入力できる状態になるので、図書館員が他の集計条件を入力することもできるし、集計指示を終了してもよい。
このように構成することによって、図書館員は集計を本館サーバ10に依頼した後で業務端末30の電源を切断したり、また、一度に多くの集計を依頼することができる。
このように構成することによって、図書館員は集計を本館サーバ10に依頼した後で業務端末30の電源を切断したり、また、一度に多くの集計を依頼することができる。
次に、定期的に図書館統計処理を行わせる場合について説明する。
図書館で使用する統計には、定期的に同一条件で情報を収集し、比較検討や経過検討に使用するものが多くある。比較検討や経過検討の資料にするためには、毎回、同じ条件を誤らずに指定しなければならないし、また、これらは、集計すべき時期が来るたびに、図書館員が忘れずに実行しなければならない。
図書館で使用する統計には、定期的に同一条件で情報を収集し、比較検討や経過検討に使用するものが多くある。比較検討や経過検討の資料にするためには、毎回、同じ条件を誤らずに指定しなければならないし、また、これらは、集計すべき時期が来るたびに、図書館員が忘れずに実行しなければならない。
このような一定の集計条件で図書館統計処理を定期的に実行したい場合、図書館員は業務端末30において、スケジュール管理手段33を起動させる。
スケジュール管理手段33は、統計DB13のスケジュールファイル132に登録されているスケジュールの一覧をスケジュール一覧画面に表示する(例えば、図9参照)。
このスケジュール一覧には、スケジュールの状態、スケジュール名、次回集計日等が表示される。
スケジュール管理手段33は、統計DB13のスケジュールファイル132に登録されているスケジュールの一覧をスケジュール一覧画面に表示する(例えば、図9参照)。
このスケジュール一覧には、スケジュールの状態、スケジュール名、次回集計日等が表示される。
(1)新規にスケジュールを登録する場合。
図書館員は、このスケジュール一覧に所望のスケジュールがなければ、「新規作成」ボタンを押下する。
スケジュール管理手段33は、スケジュール詳細画面を表示し、必要な項目の入力を要求する(例えば、図10参照)。
図書館員は、スケジュール名と集計条件、実行間隔、次回集計日を指定して、「確定」ボタンを押下して新たなスケジュールを統計DB13へ登録させる。
スケジュール管理手段33は、入力されたスケジュール(スケジュール名、登録者と登録日、集計条件、実行間隔、次回集計日)とスケジュールの状態を「稼動」として統計DB13のスケジュールファイル132へ登録し、スケジュール一覧の最後に登録したスケジュールを表示する。
図書館員は、このスケジュール一覧に所望のスケジュールがなければ、「新規作成」ボタンを押下する。
スケジュール管理手段33は、スケジュール詳細画面を表示し、必要な項目の入力を要求する(例えば、図10参照)。
図書館員は、スケジュール名と集計条件、実行間隔、次回集計日を指定して、「確定」ボタンを押下して新たなスケジュールを統計DB13へ登録させる。
スケジュール管理手段33は、入力されたスケジュール(スケジュール名、登録者と登録日、集計条件、実行間隔、次回集計日)とスケジュールの状態を「稼動」として統計DB13のスケジュールファイル132へ登録し、スケジュール一覧の最後に登録したスケジュールを表示する。
(2)登録されているスケジュールを変更して使用する場合。
また、スケジュール一覧に表示されたスケジュールを変更する場合には、図書館員は、内容を変更するスケジュールを選択して、「詳細表示」ボタンを押下する。
スケジュール管理手段33は、選択されたスケジュールの内容を表示する。
図書館員は、表示されたスケジュールの詳細のうち集計条件や実行間隔等を編集して(図10参照)、「確定」ボタンを押下する。
スケジュール管理手段33は、変更されたスケジュールを、統計DB13のスケジュールファイル132へ上書きして更新し、スケジュール一覧の最後に更新したスケジュールを表示する。この場合、状態は変更されない。
また、スケジュール一覧に表示されたスケジュールを変更する場合には、図書館員は、内容を変更するスケジュールを選択して、「詳細表示」ボタンを押下する。
スケジュール管理手段33は、選択されたスケジュールの内容を表示する。
図書館員は、表示されたスケジュールの詳細のうち集計条件や実行間隔等を編集して(図10参照)、「確定」ボタンを押下する。
スケジュール管理手段33は、変更されたスケジュールを、統計DB13のスケジュールファイル132へ上書きして更新し、スケジュール一覧の最後に更新したスケジュールを表示する。この場合、状態は変更されない。
(3)登録されているスケジュールを流用して新しいスケジュールを作成する場合。
また、スケジュール一覧に表示されたスケジュールを編集して使用する場合には、図書館員は、内容を編集するスケジュールを選択して、「詳細表示」ボタンを押下する。
スケジュール管理手段33は、選択されたスケジュールの内容を表示する。
図書館員は、表示されたスケジュールの詳細のうち集計条件や実行間隔等を編集して(図10参照)、「確定」ボタンを押下する。
スケジュール管理手段33は、編集されたスケジュールを統計DB13のスケジュールファイル132へ新たに登録し、スケジュール一覧の最後に登録したスケジュールを表示する。この場合、状態は「稼動」として設定される。
また、スケジュール一覧に表示されたスケジュールを編集して使用する場合には、図書館員は、内容を編集するスケジュールを選択して、「詳細表示」ボタンを押下する。
スケジュール管理手段33は、選択されたスケジュールの内容を表示する。
図書館員は、表示されたスケジュールの詳細のうち集計条件や実行間隔等を編集して(図10参照)、「確定」ボタンを押下する。
スケジュール管理手段33は、編集されたスケジュールを統計DB13のスケジュールファイル132へ新たに登録し、スケジュール一覧の最後に登録したスケジュールを表示する。この場合、状態は「稼動」として設定される。
(4)稼動中のスケジュールを停止する場合。
スケジュール一覧に表示されたスケジュールを停止状態にする場合、図書館員は、実行を停止するスケジュールを選び、「停止」ボタンを押下する。
スケジュール管理手段33は、選択されたスケジュールの状態を「停止」にして統計DB13のスケジュールファイル132を書き換え、スケジュール一覧の指定したスケジュールの状態を「停止」として表示する。このスケジュールは次回の実行時期になっても実行されない。
スケジュール一覧に表示されたスケジュールを停止状態にする場合、図書館員は、実行を停止するスケジュールを選び、「停止」ボタンを押下する。
スケジュール管理手段33は、選択されたスケジュールの状態を「停止」にして統計DB13のスケジュールファイル132を書き換え、スケジュール一覧の指定したスケジュールの状態を「停止」として表示する。このスケジュールは次回の実行時期になっても実行されない。
(5)停止中のスケジュールを復帰させる場合。
スケジュール一覧に表示された停止しているスケジュールを稼動状態にする場合、図書館員は、実行を稼動するスケジュールを選び、「稼動」ボタンを押下する。
スケジュール管理手段33は、選択されたスケジュールの状態を「稼動」にして統計DB13のスケジュールファイル132を書き換え、スケジュール一覧の指定したスケジュールの状態を「稼動」として表示する。このスケジュールは、次回の実行時期に実行される。
スケジュール一覧に表示された停止しているスケジュールを稼動状態にする場合、図書館員は、実行を稼動するスケジュールを選び、「稼動」ボタンを押下する。
スケジュール管理手段33は、選択されたスケジュールの状態を「稼動」にして統計DB13のスケジュールファイル132を書き換え、スケジュール一覧の指定したスケジュールの状態を「稼動」として表示する。このスケジュールは、次回の実行時期に実行される。
このように構成することによって、定期的に実行する図書館統計処理の設定をはじめに行なっておけば、以降図書館員は集計作業から解放され、毎回条件を指定する必要がないため、集計条件の誤入力による再集計も発生しない。
また、図書館員が集計作業の指示を忘れていても、定期的に統計が実行されて、情報が蓄積されることになる。
また、図書館員が集計作業の指示を忘れていても、定期的に統計が実行されて、情報が蓄積されることになる。
次に、集計結果の履歴管理について説明する。
従来、一度に異なる条件を与えて複数の集計処理を行う場合、特に同一統計の場合には、ファイル名を1つずつ変更する必要があった、また、過去の集計結果を確認したい場合には、ファイル名に日付や統計種類が判別できるように工夫する必要があった。
そのため、本実施形態1では、一度に異なる条件を指定して集計実行をできるようにし、その集計結果を履歴情報として自動的にデータベース(統計DB13)に保存されるようにした。
これにより、過去の集計結果を検索して調べることができるようになるとともに、集計結果を業務端末30のファイルへ保存したり、表計算ソフトで使えるようになる。
従来、一度に異なる条件を与えて複数の集計処理を行う場合、特に同一統計の場合には、ファイル名を1つずつ変更する必要があった、また、過去の集計結果を確認したい場合には、ファイル名に日付や統計種類が判別できるように工夫する必要があった。
そのため、本実施形態1では、一度に異なる条件を指定して集計実行をできるようにし、その集計結果を履歴情報として自動的にデータベース(統計DB13)に保存されるようにした。
これにより、過去の集計結果を検索して調べることができるようになるとともに、集計結果を業務端末30のファイルへ保存したり、表計算ソフトで使えるようになる。
図書館員は、業務端末30において、履歴管理手段32を起動する。
履歴管理手段32は、統計DB13の集計結果ファイル134を参照して、所定の期間内の集計結果を取り出して、例えば、図11に示すような履歴一覧画面を表示する。
図11に示した履歴一覧では、集計の実行結果の状態(処理済、エラー、中断等)、集計日、集計条件名、集計を実行したユーザ名、統計分野および統計種類等が表示される。
履歴管理手段32は、統計DB13の集計結果ファイル134を参照して、所定の期間内の集計結果を取り出して、例えば、図11に示すような履歴一覧画面を表示する。
図11に示した履歴一覧では、集計の実行結果の状態(処理済、エラー、中断等)、集計日、集計条件名、集計を実行したユーザ名、統計分野および統計種類等が表示される。
(1)集計を実行した後で結果を確認する場合。
図書館員は、統計分類、集計条件名、ユーザ名、実行日などを参照し、該当する集計結果を探し、所望の集計結果を一覧から選択して、「詳細表示」ボタンを押下する。
履歴管理手段32は、選択された集計結果を統計DB13の集計結果ファイル134から取り出して、例えば、図12に示すような、出力単位で指定された形式で結果情報を表示する。
図書館員は、必要に応じて、業務端末30の記憶装置へ出力したり、表計算ソフトへ転送して、集計結果の編集や保存ができる。
図書館員は、統計分類、集計条件名、ユーザ名、実行日などを参照し、該当する集計結果を探し、所望の集計結果を一覧から選択して、「詳細表示」ボタンを押下する。
履歴管理手段32は、選択された集計結果を統計DB13の集計結果ファイル134から取り出して、例えば、図12に示すような、出力単位で指定された形式で結果情報を表示する。
図書館員は、必要に応じて、業務端末30の記憶装置へ出力したり、表計算ソフトへ転送して、集計結果の編集や保存ができる。
(2)スケジュールによる集計を実行した結果を確認する場合。
図書館員は、表示された履歴一覧中の統計分類、集計条件名、集計の実行者、実行日などを参照し、該当する集計結果を探し、該当する結果がなかった場合は、履歴検索画面を表示させ(例えば、図13参照)、実行分類を「スケジュール」に設定し、集計日や実行者などの条件を指定した後、「検索」ボタンを押下する。
履歴管理手段32は、指定された条件を元に、統計DB13の集計結果ファイル134を検索し、該当する集計結果の一覧を図11のように表示する。
図書館員は、上記(1)と同様にして、集計結果の詳細を得ることができる。
図書館員は、表示された履歴一覧中の統計分類、集計条件名、集計の実行者、実行日などを参照し、該当する集計結果を探し、該当する結果がなかった場合は、履歴検索画面を表示させ(例えば、図13参照)、実行分類を「スケジュール」に設定し、集計日や実行者などの条件を指定した後、「検索」ボタンを押下する。
履歴管理手段32は、指定された条件を元に、統計DB13の集計結果ファイル134を検索し、該当する集計結果の一覧を図11のように表示する。
図書館員は、上記(1)と同様にして、集計結果の詳細を得ることができる。
(3)過去の集計結果または集計条件を確認したい場合。
図書館員は、統計分類、集計条件名、実行者、実行日などを参照し、該当する集計結果を表示された履歴一覧中で探し、該当する結果がなかった場合は、履歴検索画面を表示させ、実行分類を「スケジュール」または「スケジュール以外」のいずれかに設定し、集計日や実行者などの条件を指定した後、「検索」ボタンを押下する。
履歴管理手段32は、指定された条件を元に、統計DB13の集計結果ファイル134を検索し、該当する集計結果の一覧を表示する。
図書館員は、集計結果または集計条件を確認したい履歴を選択し、集計結果を確認したいときには「詳細表示」ボタンを押下し、集計条件を確認したいときには「条件詳細」ボタンを押下することによって、過去の集計結果や集計条件を確認することができる。
図書館員は、統計分類、集計条件名、実行者、実行日などを参照し、該当する集計結果を表示された履歴一覧中で探し、該当する結果がなかった場合は、履歴検索画面を表示させ、実行分類を「スケジュール」または「スケジュール以外」のいずれかに設定し、集計日や実行者などの条件を指定した後、「検索」ボタンを押下する。
履歴管理手段32は、指定された条件を元に、統計DB13の集計結果ファイル134を検索し、該当する集計結果の一覧を表示する。
図書館員は、集計結果または集計条件を確認したい履歴を選択し、集計結果を確認したいときには「詳細表示」ボタンを押下し、集計条件を確認したいときには「条件詳細」ボタンを押下することによって、過去の集計結果や集計条件を確認することができる。
次に、以上のように図書館員によって指定された図書館統計処理の要求を実行する本館サーバ10について説明する。
統計サービス手段11は、本館サーバ10において図書館情報システムを立ち上げたときに、デーモンとして常駐して動作し、次のような機能を実行する。
統計サービス手段11は、本館サーバ10において図書館情報システムを立ち上げたときに、デーモンとして常駐して動作し、次のような機能を実行する。
(1)定期的に実行すべきスケジュールの監視。
統計サービス手段11は、定期的に統計DB13のスケジュールファイル132を参照して、次の手順で集計時期に来ているスケジュールを見つける。
(a)状態が「稼動」で「次回集計日」が現在の日付と等しいかまたは経過しているスケジュールを調べて、集計時期に来ているスケジュールを取り出す。
(b)集計時期が来たスケジュールがないときには、次の監視時期まで待機する。
(c)集計時期に来たスケジュールがあるときには、個々のスケジュールに対して、次の処理を行う。
(c−1)集計結果ファイル134へ図書館統計処理の要求を登録する。
この場合、集計結果ファイル134へは、実行者を「スケジューラ」に、スケジュールIDを集計時期に来たスケジュールのIDに、状態を「稼動」に、集計条件IDをスケジュールファイルに登録されている集計条件IDに設定して登録する。
(c−2)「次回集計日」に実行間隔を加えて、スケジュールファイル132の該当項目を更新する。
(c−3)このスケジュールを集計結果ファイル134へ登録したときの集計結果ファイルIDを集計処理待ち行列へ登録する。
(d)集計時期に来ていたすべてのスケジュールを集計結果ファイル134へ登録した後、次の監視時期まで待機する。
統計サービス手段11は、定期的に統計DB13のスケジュールファイル132を参照して、次の手順で集計時期に来ているスケジュールを見つける。
(a)状態が「稼動」で「次回集計日」が現在の日付と等しいかまたは経過しているスケジュールを調べて、集計時期に来ているスケジュールを取り出す。
(b)集計時期が来たスケジュールがないときには、次の監視時期まで待機する。
(c)集計時期に来たスケジュールがあるときには、個々のスケジュールに対して、次の処理を行う。
(c−1)集計結果ファイル134へ図書館統計処理の要求を登録する。
この場合、集計結果ファイル134へは、実行者を「スケジューラ」に、スケジュールIDを集計時期に来たスケジュールのIDに、状態を「稼動」に、集計条件IDをスケジュールファイルに登録されている集計条件IDに設定して登録する。
(c−2)「次回集計日」に実行間隔を加えて、スケジュールファイル132の該当項目を更新する。
(c−3)このスケジュールを集計結果ファイル134へ登録したときの集計結果ファイルIDを集計処理待ち行列へ登録する。
(d)集計時期に来ていたすべてのスケジュールを集計結果ファイル134へ登録した後、次の監視時期まで待機する。
(2)業務端末30からの図書館統計処理要求の監視。
統計サービス手段11は、業務端末30から図書館統計処理要求があると、この要求に添付されていた集計条件等を登録してある集計結果ファイル134の集計結果ファイルIDを集計処理待ち行列へ登録し、次の業務端末30から要求があるまで待機する。
統計サービス手段11は、業務端末30から図書館統計処理要求があると、この要求に添付されていた集計条件等を登録してある集計結果ファイル134の集計結果ファイルIDを集計処理待ち行列へ登録し、次の業務端末30から要求があるまで待機する。
(3)集計処理要求の実行管理。
統計サービス手段11は、定期的に集計処理待ち行列を監視し、集計処理待ち行列に登録された順番に集計結果ファイルIDを取り出し、集計処理手段12をプロセスとして作成して、その集計結果ファイルIDを渡すとともに実行を開始させ、集計結果ファイルIDを集計処理待ち行列から削除して、その集計結果ファイルIDを集計終了待ち行列へ入れる。
統計サービス手段11は、定期的に集計処理待ち行列を監視し、集計処理待ち行列に登録された順番に集計結果ファイルIDを取り出し、集計処理手段12をプロセスとして作成して、その集計結果ファイルIDを渡すとともに実行を開始させ、集計結果ファイルIDを集計処理待ち行列から削除して、その集計結果ファイルIDを集計終了待ち行列へ入れる。
ここで、システム全体の負荷を考慮して、集計処理手段12を同時実行させる数を制限するようにしても良い。例えば、同時実行数を予め設定しておき、集計処理手段12を最大で同時実行数までしか起動しないようにし、集計処理待ち行列にそれ以上の要求があった場合には待機させておき、実行中の集計処理手段12が終了して集計終了待ち行列から削除された時点で開始するようにする。
または、同時実行数ではなく、本館サーバ10にかかっている負荷(CPUや記憶装置等)を判断し、集計処理手段12の同時実行数を制限するようにしても良い。
または、同時実行数ではなく、本館サーバ10にかかっている負荷(CPUや記憶装置等)を判断し、集計処理手段12の同時実行数を制限するようにしても良い。
統計サービス手段11から起動された集計処理手段12は、渡された集計結果ファイルIDから集計結果ファイル134を参照して、取り出した集計条件を用いて図書館統計処理を実際に処理する。
集計処理手段12は、集計処理が終了すると、集計結果ファイル134の集計日を処理の終わった日付とし、状態を「処理終了」、集計結果の内容を集計結果ファイル134の該当項目に登録し、集計処理が終了したことを統計サービス手段11へ通知してプロセスを消滅させる。
統計サービス手段11は、終了通知を受けた集計結果ファイルIDを集計終了待ち行列から削除し、集計処理待ち行列に待機中の他の集計処理の実行を開始させる。
集計処理手段12は、集計処理が終了すると、集計結果ファイル134の集計日を処理の終わった日付とし、状態を「処理終了」、集計結果の内容を集計結果ファイル134の該当項目に登録し、集計処理が終了したことを統計サービス手段11へ通知してプロセスを消滅させる。
統計サービス手段11は、終了通知を受けた集計結果ファイルIDを集計終了待ち行列から削除し、集計処理待ち行列に待機中の他の集計処理の実行を開始させる。
以上のように本館サーバを構成することによって、同時に実行できる集計処理の数を管理することで、集計処理という負荷のかかる処理を複数実行したときに、システム全体の動作が遅くなったり、業務ができない状態になってしまうことがなくなった。
<実施形態2>
本実施形態2では、本発明の情報管理システムの一実施形態である図書館情報管理システムが本館でも、また任意の分館でも稼動する場合について説明する。
図14は、本実施形態2に係る図書館情報管理システムの全体構成を示すブロック図であり、同図において、本館と任意の数の分館とがネットワーク41を介して接続されており、本館および各分館ではそれぞれ別個に図書館情報管理システムが稼動しているものとするが、図書館データベースおよび統計データベースについては1箇所(本実施形態2では本館)で管理するものとする。
本実施形態2では、本発明の情報管理システムの一実施形態である図書館情報管理システムが本館でも、また任意の分館でも稼動する場合について説明する。
図14は、本実施形態2に係る図書館情報管理システムの全体構成を示すブロック図であり、同図において、本館と任意の数の分館とがネットワーク41を介して接続されており、本館および各分館ではそれぞれ別個に図書館情報管理システムが稼動しているものとするが、図書館データベースおよび統計データベースについては1箇所(本実施形態2では本館)で管理するものとする。
本館で稼動する図書館情報管理システムは、上述した実施形態1と同様であり、本館サーバ10と任意の台数の業務端末30から構成され、それらはネットワーク40を介して接続されている。本館サーバ10における機能については、本館と分館におけるシステム間の役割分担についての相違点のみ説明する。また、業務端末30における機能は実施形態1と同様であるから説明を省略する。
分館で稼動する図書館情報管理システムは、分館サーバ20と任意の台数の業務端末30から構成され、それらはネットワーク42を介して接続されている。この分館における業務端末30については本館の業務端末と同じ機能を有するため説明を省略する。
分館サーバ20は、統計サービス手段21と集計処理手段22とを含んでなっている。
分館サーバ20は、統計サービス手段21と集計処理手段22とを含んでなっている。
統計サービス手段21は、本館サーバ10の統計サービス手段11と同様な機能を持つデーモンであるが、統計DB13のスケジュールファイル132に登録されているスケジュールは監視せず(本館サーバ10の統計サービス手段11のみが監視することになる)、分館の業務端末30からの図書館統計処理要求の監視と、分館における図書館統計処理要求の集計実行管理を行う。
図書館員は、分館の業務端末30において図書館統計処理を行いたい場合には、集計指示手段31を起動させる。
分館の業務端末30の集計指示手段31は、指定された集計条件等を統計DB13の集計結果ファイル134へ登録し、この集計結果ファイルIDを付した図書館統計処理要求を統計サービス手段21へ送信する。
統計サービス手段21は、定期的に集計処理待ち行列を監視し、集計処理待ち行列に登録された順番に集計結果ファイルIDを取り出し、集計処理手段22をプロセスとして作成し、その集計結果ファイルIDを渡すとともに実行を開始させ、集計結果ファイルIDを集計処理待ち行列から削除して、その集計結果ファイルIDを集計終了待ち行列へ入れる。
分館の業務端末30の集計指示手段31は、指定された集計条件等を統計DB13の集計結果ファイル134へ登録し、この集計結果ファイルIDを付した図書館統計処理要求を統計サービス手段21へ送信する。
統計サービス手段21は、定期的に集計処理待ち行列を監視し、集計処理待ち行列に登録された順番に集計結果ファイルIDを取り出し、集計処理手段22をプロセスとして作成し、その集計結果ファイルIDを渡すとともに実行を開始させ、集計結果ファイルIDを集計処理待ち行列から削除して、その集計結果ファイルIDを集計終了待ち行列へ入れる。
統計サービス手段21から起動された集計処理手段22は、渡された集計結果ファイルIDから集計結果ファイル134を参照して、取り出した集計条件を用いて図書館統計処理を実際に処理する。この処理における統計DB13および図書館DB14は本館サーバ10に保持されたデータを使うものとする。
集計処理手段22は、集計処理が終了すると、集計結果ファイル134の集計日を処理の終わった日付とし、状態を「処理終了」、集計結果の内容を集計結果ファイル134の該当項目に登録し、集計処理が終了したことを統計サービス手段21へ通知してプロセスを消滅させる。
統計サービス手段21は、終了通知を受けた集計結果ファイルIDを集計終了待ち行列から削除し、集計処理待ち行列に待機中の他の集計処理の実行を開始させる。
以上の統計サービス手段21および集計処理手段22における実行管理については、実施形態1で説明したものと同じである。
統計サービス手段21は、終了通知を受けた集計結果ファイルIDを集計終了待ち行列から削除し、集計処理待ち行列に待機中の他の集計処理の実行を開始させる。
以上の統計サービス手段21および集計処理手段22における実行管理については、実施形態1で説明したものと同じである。
このように本館サーバ10および分館サーバ20の負荷が多くない場合には、業務端末から要求されたサーバによって集計処理手段を動作させて実際の集計処理を行わせることができる。
しかしながら、業務端末から要求されたサーバの負荷(CPU、メモリ使用量等)が大きい場合には、負荷の少ない分館や本館において処理する方が、システムの運用効率が向上する。このような場合の各統計サービス手段の集計処理の実行管理について次に説明する。
しかしながら、業務端末から要求されたサーバの負荷(CPU、メモリ使用量等)が大きい場合には、負荷の少ない分館や本館において処理する方が、システムの運用効率が向上する。このような場合の各統計サービス手段の集計処理の実行管理について次に説明する。
まず、本館サーバ10の統計サービス手段11が集計処理待ち行列にある集計処理を実行させる場合、この集計処理待ち行列にあるすべての集計処理要求について、統計サービス手段11は優先順位に基づき、まず本館サーバ10で実行できないかを、負荷状況(CPU、メモリ使用量等)を調べ、負荷が閾値以下であれば本館サーバ10で集計処理手段12を実行させるようにする。この優先順位は、分館にはデータベース(図書館DB、統計DB)が存在しないことを考慮し、本館サーバ10および分館サーバ20の性能の優劣によって順序を予め決めておく。
しかし、本館サーバ10に閾値以上の負荷がかかっていた場合、ネットワークで接続された分館サーバ20で実行可能かをすべての分館サーバ20の統計サービス手段21へ問い合わせる。いずれかの分館サーバ20から実行可能であるとの応答を受信すると、その応答のあった分館サーバ20の統計サービス手段21へ集計結果ファイルIDを送信して集計処理を依頼する。このとき、統計サービス手段11は、集計処理待ち行列から該当する集計結果ファイルIDを削除する。
一方、本館サーバ10の統計サービス手段11から集計処理の実行を依頼された分館サーバ20の統計サービス手段21は、受信した集計結果ファイルIDを集計処理待ち行列へ入れ、集計開始を待機する。
また、本館サーバ10の統計サービス手段11が、いずれの分館サーバ20でも実行不可であるとの応答を受信した場合には、次の監視時期まで待機させる。
一方、本館サーバ10の統計サービス手段11から集計処理の実行を依頼された分館サーバ20の統計サービス手段21は、受信した集計結果ファイルIDを集計処理待ち行列へ入れ、集計開始を待機する。
また、本館サーバ10の統計サービス手段11が、いずれの分館サーバ20でも実行不可であるとの応答を受信した場合には、次の監視時期まで待機させる。
次に、分館サーバ20の統計サービス手段21が集計処理待ち行列にある集計処理を実行させる場合、この集計処理待ち行列にあるすべての集計処理要求について、統計サービス手段21は優先順位に基づき、まず本館サーバ10で実行できないかを、本館サーバ10の統計サービス手段11に負荷状況(CPU、メモリ使用量等)を問い合わせる。
本館サーバ10から実行可能であるとの応答を受信すると、本館サーバ10の統計サービス手段11へ集計結果ファイルIDを送信して集計処理を依頼する。このとき、統計サービス手段21は、集計処理待ち行列から該当する集計結果ファイルIDを削除する。ここでの優先順序は、本館サーバ10における優先順序と同じものを使う。
分館サーバ20の統計サービス手段21から集計処理の実行を依頼された本館サーバ10の統計サービス手段11は、受信した集計結果ファイルIDを集計処理待ち行列へ入れ、集計開始を待機する。
分館サーバ20の統計サービス手段21から集計処理の実行を依頼された本館サーバ10の統計サービス手段11は、受信した集計結果ファイルIDを集計処理待ち行列へ入れ、集計開始を待機する。
しかし、分館サーバ20の統計サービス手段21が本館サーバ10で実行不可との応答を受信すると、統計サービス手段21は、自館の分館サーバ20で実行できないかを、負荷状況(CPU、メモリ使用量等)を調べ、負荷が閾値以下であれば分館サーバ20で集計処理手段22を実行させるようにする。
また、統計サービス手段21は、自館の分館サーバ20に閾値以上の負荷がかかっていた場合、本館サーバ10の統計サービス手段11へ集計結果ファイルIDを送信して集計処理を依頼する。このとき、統計サービス手段21は、集計処理待ち行列から該当する集計結果ファイルIDを削除する。
分館サーバ20の統計サービス手段21から集計処理の実行を依頼された本館サーバ10の統計サービス手段11は、受信した集計結果ファイルIDを集計処理待ち行列へ入れ、集計開始を待機する。
分館サーバ20の統計サービス手段21から集計処理の実行を依頼された本館サーバ10の統計サービス手段11は、受信した集計結果ファイルIDを集計処理待ち行列へ入れ、集計開始を待機する。
このように、本館サーバ10と分館サーバ20の統計サービス手段とが共同して、負荷の少ないサーバにおいて集計処理手段(12または22)を実行させることによって、図書館情報管理システムの負荷を分散できるので効率の良い運用が行える。
<実施形態3>
さらに、本発明は上述した実施形態のみに限定されたものではない。上述した実施形態の業務端末、本館サーバや分館サーバを構成する各機能をそれぞれプログラム化し、あらかじめCD−ROM等の記録媒体に書き込んでおき、このCD−ROMをCD−ROMドライブのような媒体駆動装置を搭載したコンピュータに装着して、これらのプログラムをそれぞれのコンピュータのメモリあるいは記憶装置に格納して、実行することによって、本発明の目的を達成することができる。
さらに、本発明は上述した実施形態のみに限定されたものではない。上述した実施形態の業務端末、本館サーバや分館サーバを構成する各機能をそれぞれプログラム化し、あらかじめCD−ROM等の記録媒体に書き込んでおき、このCD−ROMをCD−ROMドライブのような媒体駆動装置を搭載したコンピュータに装着して、これらのプログラムをそれぞれのコンピュータのメモリあるいは記憶装置に格納して、実行することによって、本発明の目的を達成することができる。
なお、記録媒体としては半導体媒体(例えば、ROM、不揮発性メモリカード等)、光媒体(例えば、DVD、MO、MD、CD−R等)、磁気媒体(例えば、磁気テープ、フレキシブルディスク等)のいずれであってもよい。
また、ロードしたプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラム等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
また、上述したプログラムをサーバコンピュータの磁気ディスク等の記憶装置に格納しておき、ネットワークで接続された利用者のコンピュータからダウンロードして頒布する場合、また、サーバコンピュータから配信して頒布する場合、このサーバコンピュータの記憶装置も本発明の記録媒体に含まれる。
このように、本発明の機能をプログラムとして記録媒体に記録し、頒布することによって、コスト、可搬性、汎用性を向上させることができる。
このように、本発明の機能をプログラムとして記録媒体に記録し、頒布することによって、コスト、可搬性、汎用性を向上させることができる。
10…本館サーバ、11…統計サービス手段、12…集計処理手段、13…統計データベース(統計DB)、14…図書館データベース(図書館DB)、131…集計条件ファイル、132…スケジュールファイル、133…出力単位ファイル、134…集計結果ファイル、20…分館サーバ、21…統計サービス手段、22…集計処理手段、30…業務端末、31…集計指示手段、32…履歴管理手段、33…スケジュール管理手段、40,41,42…ネットワーク。
Claims (8)
- ネットワークを介して接続され、統計情報を集計するサーバと、前記統計情報の集計指示とその集計結果を出力する1または複数の業務端末とを備える情報管理システムにおいて、前記業務端末は、集計処理のための集計条件を前記サーバの統計データベースへ登録し、前記サーバへ集計処理を指示する集計処理要求を送信する集計指示手段を備え、前記サーバは、統計情報の集計条件および集計結果を保持する統計データベースと、前記統計データベースに記憶された集計条件にしたがって集計処理を実行する集計処理手段と、前記業務端末からの集計処理要求に応じて、前記集計処理手段に、当該集計処理要求に対応する前記統計データベースに記憶された集計条件に基づいて集計処理を行わせて、当該集計処理の集計結果を前記統計データベースへ集計処理要求と対応させて登録させる統計サービス手段とを備えることを特徴とする情報管理システム。
- 請求項1に記載の情報管理システムにおいて、前記業務端末は、さらに、前記統計データベースに記録された集計結果を取得する履歴管理手段を備えることを特徴とする情報管理システム。
- 請求項1または2に記載の情報管理システムにおいて、前記業務端末は、さらに、定期的に集計処理を行わせるためのスケジュール情報を前記統計データベースへ登録するスケジュール管理手段を備え、前記統計サービス手段は、前記統計データベースに登録されたスケジュールを監視し、当該スケジュールの実行開始が検出されると、前記集計処理手段で集計処理を行わせるようにしたことを特徴とする情報管理システム。
- 請求項1、2または3に記載の情報管理システムにおいて、前記ネットワークを介して接続され、統計情報を集計する1または複数の第2サーバを備え、前記サーバおよび前記第2サーバにおける前記統計サービス手段は、各サーバの負荷状況に応じて、前記集計処理手段の実行を依頼するようにしたことを特徴とする情報管理システム。
- ネットワークを介して接続され、統計情報を集計するサーバと、前記統計情報の集計指示とその集計結果を出力する1または複数の業務端末とを備える情報管理システムで用いられる統計処理方法であって、前記業務端末では、集計処理のための集計条件を前記サーバの統計データベースへ登録して、前記サーバへ集計処理を指示する集計処理要求を送信し、前記サーバでは、前記業務端末からの集計処理要求に応じて、当該集計処理要求に対応する集計条件を前記統計データベースから読み出し、読み出した当該集計条件に基づいて統計情報の集計処理を実行し、当該集計処理の集計結果を前記統計データベースへ記憶することを特徴とする統計処理方法。
- 統計情報を集計するサーバにおいて、前記サーバは、統計情報の集計条件および集計結果を保持する統計データベースと、前記統計データベースに記憶された集計条件にしたがって集計処理を実行する集計処理手段と、集計処理要求に応じて、前記集計処理手段に、当該集計処理要求に対応する集計条件に基づいて集計処理を行わせて、集計結果を前記統計データベースへ集計処理要求と対応させて登録させる統計サービス手段とを備えることを特徴とするサーバ。
- 統計情報を集計するサーバで用いられるプログラムであって、サーバに、予め集計処理のために統計データベースに記憶された集計条件にしたがって集計処理を実行する集計処理機能と、集計処理要求に応じて、前記集計処理機能に、当該集計処理要求に対応する集計条件に基づいて集計処理を行わせて、集計処理の集計結果を前記統計データベースへ集計処理要求と対応させて登録させる統計サービス機能を実行させるためのプログラム。
- 統計情報を集計するサーバで用いられるプログラムを記録した記録媒体であって、サーバに、予め集計処理のために統計データベースに記憶された集計条件にしたがって集計処理を実行する集計処理機能と、集計処理要求に応じて、前記集計処理機能に、当該集計処理要求に対応する集計条件に基づいて集計処理を行わせて、集計処理の集計結果を前記統計データベースへ集計処理要求と対応させて登録させる統計サービス機能を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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