JP4626903B2 - 部品表データ統合装置、部品表データ統合方法及びプログラムを記録したコンピュータ読みとり可能な記録媒体 - Google Patents

部品表データ統合装置、部品表データ統合方法及びプログラムを記録したコンピュータ読みとり可能な記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、製品設計の分野において、計算機を利用して作成される様々な3次元モデルや図面に関わる部品表データ(以下BOM(BILL OF MATERIAL)ともいう。)を一元的に編集・管理・共有することにより、この部品表データを下流の手配工程に受け渡すことのできる部品表データ統合装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、設計部門で作成される図面の部品表データ(品目欄データ)は、部品表データ管理システムにより一元的に管理され、専用GUI(GraphicalUser Interface)より入力するだけで、図面に自動的に貼付け、生産管理システムへのリンクなどが実現されている。
【0003】
しかし、3次元設計が普及する昨今、一つの製品の一部(サブアセンブリ)は3次元CAD(Computer Aided Design)を利用した3次元設計を実施し、それ以外の部分は従来からの2次元CADによる2次元設計と図面作成が実施されている。
【0004】
このような、3次元CADと2次元CAD混在の環境の中で、2次元CADによる設計部分のみが従来の部品表データ管理システムにより管理されていた。他方で3次元CADによる設計部分は、自動出力される部品表データ(BOM)を参照し、机上で品目の過不足を考慮していた。そして、生産管理システムなどへの手配指示は、人手により帳票へ転記入力で実施されていた。あるいは、3次元CADの2次元図面化機能を利用して従来通り、2次元図面を作成し、その図面上に部品表データを同様に人手で作成していた。そして、自動的にその部品表データから手配情報として自動抽出する機能を利用し運用されていた。
【0005】
しかし、いづれにしても、利用するCAD毎に部品表管理とその手配指示も別々に実施し、人手による作業効率の悪さ、重複手配や手配漏れ、品質の劣化(転記ミス・漏れ)などの問題があった。
【0006】
例えば、特開平10−301972号に開示されている装置は、2次元図面にも3次元モデル中にも共通に存在する部品は一つに整理し、どちらか片方にしかない部品についてはそのまま一つとする処理を実現している。
【0007】
しかし、3次元モデル自体の過不足部品に対して編集することができないという問題があった。
【0008】
また、3次元CADや2次元CADを問わず、あるいは機械系のCADや電気系のCADを問わず、複数CADから出力された部品表データ(BOMデータ)を外部から入力して編集できないという問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記した従来技術の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、3次元CADで作成された部品表データと2次元CADで作成された部品表データ入力し編集できる部品表データ統合装置を提供することにある。
【0010】
また、他の目的は、複数の部品表データが部品の親子関係の示す階層ツリー構造をしている場合、この階層ツリー構造を直接編集することにより、製品単位でひとつの統合された階層ツリー構造を有する部品表データを作成できる部品表データ統合装置を提供することにある。
【0011】
他の目的は、部品表データを生産管理システムへつなぎ、下流工程へ手配指示できるとともに、納期などの手配事情に合わせて先行的に手配するタイミングを部品毎に設定できることにある。さらには、手配指示済みの部品毎に、その手配状況を管理・把握することができる部品表データ統合装置を提供することにある。
【0012】
また、他の目的は、部品表データの部品構成に表示される部品の3次元画像データあるいは2次元画像データを表示できる部品表データ統合装置を提供することにある。
【0013】
他の目的は、部品表データに示される個別の部品に対する単価(コスト)を具体的数値として得て、部品表データに示される部品全体(又は一部)のコスト積算を可能とする部品表データ統合装置を提供することにある。
【0014】
また、他の目的は、過去に編集した部品表データの流用や、現在編集中の部品表データと過去に編集した部品表データの構成比較ができる部品表データ統合装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る部品表データ統合装置は、3次元CAD(Computer Aided Design)で作成した部品表データを編集する3D部品表データ編集部と、2次元CADで作成した部品表データを編集する2D部品表データ編集部と、上記3D部品表データ編集部で編集された部品表データと上記2D部品表データ編集部で編集された部品表データを統合して統合部品表データにする部品表データ統合部とを備えることを特徴とする。
【0016】
上記部品表データ統合部は、上記3D部品表データ編集部で編集された部品表データと上記2D部品表データ編集部で編集された部品表データを、製品単位の部品構成を示した統合部品表データに統合することを特徴とする。
【0017】
上記部品表データ統合部で統合される統合部品表データは、部品の親子関係を示す階層ツリー構造をしていることを特徴とする。
【0018】
上記3D部品表データ編集部に入力される部品表データは、部品の親子関係を示す階層ツリー構造をしており、上記3D部品表データ編集部は、入力した部品表データの階層ツリー構造に含まれる部品データであって、手配する部品としては不要な部品データを削除することと、入力した部品表データの階層ツリー構造に含まれない部品データであって、手配する必要がある部品データを追加することのいずれか一方をすることを特徴とする。
【0019】
上記2D部品表データ編集部に入力される部品表データは、部品の親子関係を示す階層ツリー構造をしており、上記2D部品表データ編集部は、入力した部品表データの階層ツリー構造に含まれる部品データであって、手配する部品としては不要な部品データを削除することと、入力した部品表データの階層ツリー構造に含まれない部品データであって、手配する必要がある部品データを追加することのいずれか一方をすることを特徴とする。
【0020】
上記部品表データ統合装置は、製品の生産を管理する生産管理システムにつながれており、上記部品表データ統合装置は、さらに、上記部品表データ統合部で統合された統合部品表データに基づいて、上記生産管理システムへ部品手配の指示を出す手配指示部を備えることを特徴とする。
【0021】
上記手配指示部は、手配のタイミングを部品データ毎に設定できることを特徴とする。
【0022】
上記部品表データ統合装置は、さらに、生産管理システムより実際の手配状況を取得し、上記手配指示部による部品手配の進捗状況を管理する手配進捗管理部と、上記手配進捗管理部によって管理される進捗状況を表示する手配進捗状況表示部を備えることを特徴とする。
【0023】
上記部品表データ統合装置は、さらに、統合部品表データの階層ツリー構造の一部を構成する部品表データであって、送信元であるCADから入力した部品表データを上記送信元であるCADに出力する統合部品表データ出力部を備えることを特徴とする。
【0024】
上記部品表データ統合装置は、統合部品表データに含まれる部品の画像データを記憶するビューデータ・データベースと接続されており、上記部品表データ統合装置は、さらに、ビューデータ・データベースに記憶されている部品の画像データを呼び出す3D/2Dビュー呼出部と、上記3D/2Dビュー呼出部により呼び出された画像データを表示する3D/2Dビュー表示部とを備えることを特徴とする。
【0025】
上記部品表データ統合装置は、上記統合部品表データに含まれる部品毎の単価を記憶する部品単価記憶データベースと接続されており、上記部品表データ統合装置は、さらに、上記部品単価記憶データベースに記憶されている部品の単価よりコストを積算するコスト積算部と、上記コスト積算部で積算した結果を表示するコスト積算結果表示部とを備えることを特徴とする。
【0026】
上記3次元CADで作成された部品表データは、部品毎の重量を示すマスプロパティを含み、上記部品表データ統合装置は、さらに、上記統合部品表データ内の部品表データであって、上記3次元CADで作成された部品表データに、含まれる部品毎のマスプロパティより、重量計算するマスプロパティ計算部と、上記マスプロパティ計算部で計算した結果を表示するマスプロパティ計算結果表示部とを備えることを特徴とする。
【0027】
上記部品表データ統合装置は、さらに、過去に統合した統合部品表データを記憶する統合部品表データ履歴記憶部と、上記統合部品表データ履歴記憶部に記憶されている過去に統合した統合部品表データを検索する統合部品表データ履歴検索部とを備えることを特徴とする。
【0028】
上記統合部品表データ履歴検索部は、検索した上記過去に統合した統合部品表データと現在編集中の統合部品表データとを比較する統合部品表データ比較部を備え、上記部品表データ統合装置は、さらに、上記統合部品表データ比較部における比較結果を表示する統合部品表データ比較結果表示部を備えることを特徴とする。
【0029】
本発明に係る部品表データ統合方法は、3次元CADより入力した部品表データを編集する3D部品表データ編集ステップと、2次元CADより入力した部品表データを編集する2D部品表データ編集ステップと、上記3D部品表データ編集ステップで編集された部品表データと上記2D部品表編集ステップで編集された部品表データを統合して統合部品表データにする部品表データ統合ステップとを備えることを特徴とする。
【0030】
プログラムを記録したコンピュータ読みとり可能な記録媒体は、部品表データ統合装置であるコンピュータに、3次元CADより入力した部品表データを編集する3D部品表データ編集処理と、2次元CADより入力した部品表データを編集する2D部品表データ編集処理と、上記3D部品表データ編集処理で編集された部品表データと上記2D部品表データ編集処理で編集された部品表データを統合して統合部品表データにする部品表データ統合処理とを実行させることを特徴とする。
【0031】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
本発明に係る部品表データ統合装置の一実施例を図面を用いて説明する。
図1は、部品表データ統合装置の構成を示した図である。
図において、部品表データ統合装置1は、2次元CADシステム4、3次元CADシステム5(3次元モデルデータ管理システム含む)、生産管理システム26、ビューデータベース27、資材データベース28、経理データベース29とネットワークを介して接続されている。3次元CADシステム5は、3次元モデルを2次元の図面にする2次元図面化機能を有する。
【0032】
部品表データ統合装置1は、部品表データ編集部2とユーザインターフェイス部3より構成されている。
【0033】
部品表データ編集部2は、3D部品表データ編集部12、2D部品表データ編集部13、部品表データ統合部14、手配指示部15、手配進捗管理部16、3D/2Dビュー呼出部17、コスト積算部18、マスプロパティ計算部19、統合部品表データ履歴検索部20、統合部品表データ比較部30、3D部品表データ・データベース21、2D部品表データ・データベース22、統合部品表データ・データベース23、手配状況管理データベース24、統合部品表データ履歴データベース25より構成されている。
【0034】
ここで、3D部品表データ編集部12の3Dは、3次元CADで作成されたことを意味し、2D部品表データ編集部13の2Dは、2次元CADで作成されたことを意味する。3D部品表データ・データベース21、2D部品表データ・データベース22も同様である。なお、3D/2Dビュー呼出部17、後述する3D/2Dビュー表示部8の3D、2Dはそれぞれ、3次元、2次元を意味する。
【0035】
ユーザインターフェイス部3は、部品表データツリー表示部6、手配進捗状況表示部7、3D/2Dビュー表示部8、コスト積算結果表示部9、マスプロパティ計算結果表示部10、統合部品表データ比較結果表示部11より構成されている。
【0036】
3D部品表データ編集部12は、3次元CADシステム5で作成された部品表データを入力し、部品表データを表示する部品表データツリー表示部6によるユーザインターフェイスを介して、ユーザの指示通りに部品表データを編集するように構成されている。ユーザインターフェイス部3内の部品表データツリー表示部6は、部品表データを階層ツリー表示にて編集するためのブラウザ表示を実現するように構成されている。なお、3次元CADシステム5で作成された部品表データには、各構成部品の重量を示すマスプロパティ属性が付属している。
【0037】
3次元CADシステムで作成された部品表データは、3次元CADシステム内でモデル設計されたアセンブリのツリー構造(階層ツリー構造)を元に作成されている。図2に、3次元CADシステムでモデル設計されたアセンブリの階層ツリー構造の一例を示す。図2において、例えば、最上層の「ASM000.ASM」部は、ひとつ下層の「ASM10.ASM」部と「ASM20.ASM」部より構成されていることを示している。そして、「ASM10.ASM」部は、部品「APITEST01.PRT」、「ASM01.ASM」部、「ASM02.ASM」部より構成されていることを示している。
【0038】
図3に、3次元CADシステムでモデル設計されたアセンブリの階層ツリー構造を元に、3次元CADシステムで作成された部品表データの一例を示す。3次元CADで作成された部品表データは、3次元CAD設計に依存した面があり、手配データとしてそのまま利用することはできない。このため、3D部品表データ編集部は、ユーザがアセンブリを構成する一部の仮想部品で手配する部品としては不要な部品を削除したり、あるいはアセンブリを構成していないが手配する部品として必要な部品を追加したりすることができるように構成されている。
【0039】
図4に、3D部品表データ編集部12において、3次元CADシステムで作成された部品表データを編集するイメージを示す。例えば、トップダウンに3次元設計をする場合に仮レイアウトや仮親決めなどの目的でよく利用される仮想部品を手配不要との理由から削除することや、大規模アセンブリになればなるほど省略される場合の多いネジやボルト・ナットなどの子部品を手配指示のために部品表データに追加する編集を行うことができる。
【0040】
3D部品表データ・データベース21は、3D部品表データ編集部13において編集中の部品表データを記憶するものである。
【0041】
2D部品表データ編集部13は、2次元CADシステム4で作成された部品表データを入力し、部品表データを表示する部品表データツリー表示部6によるユーザインターフェイスを介して、ユーザの指示通りに部品表データを編集できるように構成されている。2次元CADシステム4で作成された部品表データを編集する以外、3D部品表データ編集部12と同様の構成をしている。
【0042】
2D部品表データ・データベース22は、2D部品表データ編集部13において編集中の部品表データを記憶するものである。
【0043】
部品表データ統合部14は、3D部品表データ編集部12で編集した部品表データと2D部品表データ編集部13で編集した部品表データを、部品表データツリー表示部6によるユーザインターフェイスを介して、ユーザの指示通りに製品単位で統合し、統合部品表データを作成できるように構成されている。
【0044】
また、部品表データ統合部14は、統合部品表データを出力する統合部品表データ出力部を含むように構成されている。
【0045】
この統合部品表データ出力部は、統合した統合部品表データを、各々のCADシステム(図1では、2次元CADシステム4、3次元CADシステム5)に対して、それぞれのCADシステムで設計したサブアセンブリのみ(統合部品表データのうち、それぞれのCADシステムより入力した部品表データに相当する部分のみ)をフィードバックするように構成されている。そして、CADシステムの品目欄への自動的に張付けるためのフィルタリング機能を有するように構成されている。
【0046】
図5に、部品表データ統合部14において、3D部品表データ編集部12で編集した部品表データと2D部品表データ編集部13で編集した部品表データとを統合編集するイメージを示す。図5は、3D部品表データ編集部で編集した部品表データのひとつ下の階層に2D部品表データ編集部で編集した部品表データをリンクさせ統合部品表データを作成した例を示したものである。
【0047】
統合部品表データ・データベース23は、部品表データ統合部14において編集中の統合部品表データを記憶するものである。
【0048】
次に、手配指示部15は、部品表データ統合部14において製品単位で統合した統合部品表データを生産管理システム26へ出力し、下流工程へ部品手配の指示ができるように構成されている。さらに、納期などの手配事情に合わせて手配のタイミングを部品毎に設定することができるように構成されている。このように製品単位で統合された統合部品表データに基づいて手配するので、過不足なく手配することができる。
【0049】
手配状況管理データベース24は、手配指示部15によって手配指示された内容、例えば、手配指示日、予定納期などを記憶する。また、手配状況管理データベース24は、生産管理システム26から入力した実際の手配状況を示す実際の納入日を記憶する。
【0050】
手配進捗状況管理部16は、手配状況管理データベースに記憶されている予定納期と実際の納入日を比較して、手配指示時点での納品計画と手配遅れなどの納品実績を突き合わせることができるように構成されている。
【0051】
ユーザインターフェイス部3内の手配進捗状況表示部7は、手配進捗状況管理部16で、手配指示時点での納品計画と手配遅れなどの納品実績を突き合わせた結果を視覚的に表示するように構成されている。手配進捗状況表示部7は、例えば、バーチャートや色付けすることにより目に見える形で表示するように構成されている。また、手配遅れに対しては、メールシステムを利用することにより手配担当部門へ問い合わせを表示するように構成されている。
【0052】
図6に、手配指示部15による手配、手配進捗管理部16による管理、手配進捗状況表示部7による表示の一連の流れを示す。
図6において、階層ツリー表示により統合された統合部品表データ601は、手配指示部15によって、生産管理システムへ出力される。
【0053】
手配進捗管理部16は、生産管理システムより、手配した部品毎に実際の納入日をフィードバックし、例えば、手配進捗管理表602により、部品毎の納入予定日と実際の納入日とを突き合わせ管理する。そして、管理の結果、納入予定日を過ぎても納入されない場合には、手配担当部門に対し、問い合わせを行うように構成されている。
【0054】
具体的に、図6の手配進捗管理表602において、部品「X101」の納入予定日は、「99/12/04」であり、実際に納入された納入日は、「99/12/04」である。このため、評価は、「OK」であり、予定通りに納入されていることを示している。
一方、部品「X103」の納入予定日は、「99/12/25」であり、実際に納入された納入日の欄には、「未納」となっている。このため、予定通りに納入されておらず、評価は、「NG」となっている。
手配進捗状況表示部7は、例えば、手配進捗管理表自体を表示したり、期限内に納入されていない部品「X103」について、担当部署にフォローメールを表示したりする。
【0055】
次に、ビューデータ・データベース27は、統合部品表データに含まれる部品の3次元画像データや2次元画像データを記憶するように構成されている。
【0056】
部品表データ編集部2内の3D/2Dビュー呼出部17は、部品表データツリー表示部6に表示される階層ツリー上で、参照したい部品のノードを指示(クリック)することにより、ビューデータ・データベース27に保存されている3次元画像データ(3次元ビュー)あるいは2次元画像データの中から、参照したい部品の3次元画像データ(2次元画像データ)を自動呼出するように構成されている。
そして、3次元画像データ(2次元画像データ)のデータフォーマットに合わせたビューワ(参照用ソフトウエア)を自動起動し、参照可能とするように構成されている。このように構成することにより、統合部品表データに含まれる部品の外観を容易に見ることができる。
【0057】
3D/2Dビュー表示部8は、3D/2Dビュー呼出部17で呼び出した3次元画像データや2次元画像データを表示するように構成されている。
図7に示すように、部品表データツリー表示部6に表示された統合部品表データの階層ツリー上で参照したい部品をクリックすることにより、その部品の3次元画像(2次元画像)が表示される。
【0058】
コスト積算部18は、製品単位で統合された統合部品表データに含まれる個別の部品に対する単価(コスト)を、外部の資材データベース28や経理データベース29より、具体的数値として得て、統合部品表データを元に積み上げることにより、コスト積算するように構成されている。このように構成することにより、製品のコストがどのくらいかかるのを容易に知ることができる。
【0059】
コスト積算結果表示部9は、コスト積算部18でコスト積算した結果を表示するように構成されている。
【0060】
マスプロパティ計算部19は、統合した統合部品表データの中で、3次元CADシステム5より取得した部品表データ部分に対し、個別の部品毎の重量を示すマスプロパティの計算するように構成されている。このように構成することにより、重量合計などのマスプロパティ属性の計算が、3次元CADシステムのユーザでなくても容易に把握・活用することができる。
【0061】
マスプロパティ計算結果表示部9は、マスプロパティ計算部19で計算した計算結果を表示するように構成されている。
【0062】
図8に、統合部品表データに基づき、コスト積算した結果及び重量計算した結果801を示す。
図8を見てわかるように、部品「X101」、部品「X102」、などの合計したコストが「10250」であり、また総重量が「46.5」であることを示している。
【0063】
次に、統合部品表データ履歴データベース25は、上述したコスト積算部18によるコスト積算結果や、マスプロパティ計算部19による重量計算結果を記憶するとともに、過去に統合した統合部品表データを記憶する。
【0064】
統合部品表データ履歴検索部20は、統合部品表データ履歴データベース25に記憶されている過去に統合した統合部品表データを検索するように構成されている。このように構成することにより、過去に統合した統合部品表データを流用することができるので、過去の統合部品表データとほぼ同様の統合部品表データを作成する場合、作業の軽減を図ることができる。
【0065】
また、統合部品表データ履歴検索部20内の統合部品表データ比較部30は、現在統合中の統合部品表データと過去に統合した統合部品表データの構成比較をすることができるように構成されており、さらには、コスト積算結果、重量計算結果比較をすることができるように構成されている。このように構成することにより、相違点の明確化やコスト、重量の比較を行うことができる。
【0066】
統合部品表データ比較結果表示部11は、統合部品表データ比較部30により比較した結果を、ツリー表示や色分け表示など目に見える形で表示するように構成されている。
【0067】
図9に、統合部品表データ履歴検索部20による検索と統合部品表データ比較部30による比較の一例を示す。
【0068】
図9に示すように、過去に統合した統合部品表データ流用する場合、例えば検索条件「オーダ:YD001232、機種:RET型、副番:B」によって検索する。そして、検索した結果が表示され、この検索された統合部品表データを流用し、編集することができる。
【0069】
また、図9に示すように、検索した過去の統合部品表データと現在統合中の統合部品表データとの構成比較を行い、例えば、相違点の表示901を行うことができる。相違点の表示901では、検索した過去の統合部品表データには、部品番号「XA125467」の部品が存在するが、現在統合中の統合部品表データには、この部品は存在しないことがわかる。
【0070】
実施に形態1に係る部品表データ統合装置1は上記にように構成されており、以下に動作について説明する。
【0071】
まず、2次元CADシステム4と3次元CADシステム5より入力した2D部品表データと3次元部品表データを編集して、統合部品表データを作成する動作について、図10を用いて説明する。
【0072】
3D部品表データ編集部12は、3次元CADシステム5より部品表データを入力し(S101)、ユーザの指示通りに入力した部品表データを編集する(S102)(3D部品表データ編集ステップ)。
【0073】
また、2D部品表データ編集部13は、2次元CADシステム4より部品表データを入力し(S101)、ユーザの指示通りに入力した部品表データを編集する(S102)(3D部品表データ編集ステップ)。
【0074】
そして、過去に統合した統合部品表データを流用する場合(S105)、統合部品表データ履歴データベース25に記憶されている過去の統合部品表データを検索し(S106)、検索した過去の部品表データを流用する(S107)。そして、流用した過去の統合部品表データに基づいて、3D部品表データ編集部12で編集された部品表データと、2D部品表データ編集部13で編集された部品表データを統合し、統合部品表データを作成する(S108)(部品表データ統合ステップ)。
【0075】
一方、過去に統合した統合部品表データを流用しない場合(S105)、流用せずに、3D部品表データ編集部12で編集された部品表データと、2D部品表データ編集部13で編集された部品表データを統合し、統合部品表データを作成する(S108)(部品表データ統合ステップ)。
【0076】
次に、作成した統合部品表データと過去の統合部品表データとの構成を比較する場合(S109)は、統合部品表データ履歴データベース25に記憶されている過去の統合部品表データを検索し(S110)、作成した統合部品表データと検索した過去の統合部品表データとの構成比較を行う(S111)。
【0077】
一方、作成した統合部品表データに対して、過去の統合部品表データと構成比較しない場合(S109)は、構成比較を行わない。
【0078】
このようにして、3次元CADや2次元CADを問わず複数にCADより部品表データを入力し、統合した統合部品表データを作成することができる。したがって、ひとつの製品に含まれる部品設計が複数のCADで行われた場合、製品単位で統合された統合部品表データを作成することができる。
【0079】
その後、上述したようにして作成された統合部品表データに基づき、部品の手配指示が行われ(S112)、手配指示済みの部品に対して、手配の進捗管理がなされる(S116)。
【0080】
また、作成された統合部品表データに含まれる部品の3次元画像データ(3Dビュー)や2次元画像データ(2Dビュー)を参照できる(S113)。
【0081】
また、作成した統合部品表データに対して、コストの積算(S114)や重量計算(S115)をすることができる。
【0082】
上述の記載は、統合部品表データを作成する動作を主に説明した。以下には、実施の形態1に係る部品表データ統合装置1において、作成された統合部品表データが、主にその後利用される動作について、図1を参照しながら、説明する。なお、統合部品表データを作成する動作も簡単に説明する。
【0083】
3次元CADシステム5から自動出力される部品表データは、3D部品表データ編集部12が入力し、部品表データツリー表示部6によるユーザインターフェースを介し、3D部品表データ編集部12において編集される。そして、編集が終わると編集済みの部品表データが3D部品表データ・データベース(ワーク領域)21に記憶される。
【0084】
また、2次元CADシステム4から自動出力される部品表データは、2D部品表データ編集部13が入力し、部品表データツリー表示部6によるユーザインターフェースを介し、2D部品表データ編集部13において編集される。そして、編集が終わると編集済みの部品表データが2D部品表データ・データベース(ワーク領域)22に記憶される。
【0085】
各CADシステムからの部品表データの入力及び編集が完了すると、各部品表データは統合部品表データ・データベース(ワーク領域)23へ出力される。
【0086】
統合部品表データ・データベース23へ出力された各部品表データは、部品表データ統合部14において、部品表データツリー表示部6によるユーザインターフェースを介し、製品単位の部品構成を示した統合部品表データに統合される。そして、完成した統合部品表データは、統合部品表データ履歴データベースに記憶されるとともに、後ほど述べる手配指示部15へ出力される。
【0087】
作成された統合部品表データの一部を3次元CADシステム及び2次元CADシステムへ出力する動作を以下に説明する。
【0088】
作成された統合部品表データを元に、部品表データ統合部14内の統合部品表データ出力部は、各CADシステムの品目欄用データを出力する。これは、統合部品表データのうち、各CADシステムより入力した部品表データに対応するサブアセンブリ(統合部品表データの一部)を自動抽出した上で出力される。
【0089】
3次元CADシステム5は、2次元図面化機能があり、この機能の中で自動的に統合部品表データ出力部より入力した部品表データをもとに、所定の品目欄フォーマットに従って、品目欄を自動作成する。
また、2次元CADシステム4においても、自動的に統合部品表データ出力部より入力した部品表データをもとに、所定の品目欄フォーマットに従って、品目欄を自動作成する。
【0090】
次に、製品単位で作成した統合部品表データに基づき、部品の手配指示及び手配の進捗管理する動作について説明する。
【0091】
統合された統合部品表データは、手配指示部15により、生産管理システム(あるいは既存の手配システム)へ出力される。また、手配指示部15は、その手配指示内容(指示日、予定納期など)を手配状況管理データベース24に記憶させる。
【0092】
実際の手配状況(手配中か、納品されたか等)は、生産管理システム26により手配状況管理データベース24へフィードバックされ、記憶される。
【0093】
そして、手配進捗管理部16は、手配指示部15によって手配状況管理データベース24に記憶された手配指示内容(指示日、予定納期など)と生産管理システム26によってフィードバックされた実際の手配状況を突き合わせ管理する。そして、例えば、予定納期を過ぎているにも関わらず納品されていない部品がある場合、手配進捗状況表示部7により、部品毎に警告表示する。さらには、その部品について手配担当部門への問合わせ・フォロー事項を発信するためメールシステムと連動し、問合わせメール・フォローメールを発信する。
【0094】
次に、作成された統合部品表データに含まれる部品の3次元画像データ(2次元画像データ)を表示する動作について説明する。
【0095】
作成された統合部品表データを部品表データツリー表示部6により階層ツリー表示している画面において、ユーザが参照したい部品のノードを指示(クリック)する。
【0096】
すると、3D/2Dビュー呼出部17は、ビューデータ・データベース27より、指示(クリック)された部品のビューデータ(3次元画像データ又は2次元画像データ)を取得する。このとき、指示された部品が3次元データであるか、2次元データであるかは、3D/2Dビュー呼出部17において自動的に判断する。
【0097】
3次元データである場合は、3次元ビューワが立ち上がり、3D/2Dビュー表示部8により立体モデルが表示され、立体モデルを参照することができる。
一方、2次元データである場合は、2次元ビューワが立ち上がり、3D/2Dビュー表示部8により図面が表示され、図面を参照することができる。
【0098】
次に、作成した統合部品表データ、あるいは統合部品表データの一部(サブアセンブリ)に含まれる部品に対して、コスト積算、重量計算する動作についてついて説明する。
【0099】
コスト積算部18は、作成された統合部品表データ(又は、統合部品表データの一部)に含まれる各部品の単価(コスト)を、資材データベース28や経理データベース29より、最新状況を反映した単価(コスト)を取得する。
【0100】
そして、作成された統合部品表データの階層構造に従い、積み上げ計算する。コスト計算の結果は、コスト計算結果表示部9により表示される。あるいは、コスト計算の結果を印刷することも可能である。
【0101】
また、マスプロパティ計算部19は、作成した統合部品表データのうち、3次元CADより入力した部品表データに含まれる部品全体(又は一部)に対し、各部品のマスプロパティに基づいて、重量積算する。
【0102】
そして、マスプロパティ計算部19により計算された結果は、マスプロパティ計算結果表示部10により表示される。このようにして、3次元CADシステムを利用しない部門(人)もマスプロパティを有効活用することができる。
【0103】
なお、コスト積算部18で計算したコストや、マスプロパティ計算部19で計算した重量は、作成された統合部品表データとともに、統合部品表データ履歴データベースに記憶される。
【0104】
最後に、PPDM(Process&Product Data Management)システムにおける部品表データ統合装置の位置付けの一例を図11に示す。
図11において、1101は、PPDMシステムを示しており、このPPDMシステム1101は、3次元CADシステムに関する部分である3DPPDM1102と2次元CADシステムに関する部分より構成されている。
【0105】
3DPPDM1102は、3次元CADシステムやモデルデータを管理する3次元モデル管理ツール1103及びその環境MDM(Model Data Management)などより構成されている。
【0106】
そして、3次元CADシステムに関する3DPPDMにおいて、3次元CADシステムで作成された部品表データが部品表データ統合装置1104に送られる。また、PPDMシステムのうち2次元CADシステムに関する部分より2次元CADの部品表データが部品表データ統合装置1104に送られる。
【0107】
部品表データ統合装置1104において、それぞれより入力した部品表データの統合が行われ、その統合した統合部品表データを、既存の手配システムに送ることによって手配が行われる。
【0108】
上記実施の形態1では、手配指示部15、手配進捗管理部16、手配進捗状況表示部7を設けたがなくてもよい。
【0109】
また、3D/2Dビュー呼出部17、3D/2Dビュー表示部8を設けたがなくてもよく、コスト積算部18、コスト積算結果表示部9もなくてもよい。
【0110】
また、統合部品表データ検索部20、統合部品表データ比較部30、統合部品表データ比較結果表示部11もなくてもよい。
【0111】
【発明の効果】
本発明によれば、3次元CADで作成された部品表データと2次元CADで作成された部品表データを統合して、統合部品表データを作成することができ、部品表データを一元的に管理することができる効果が得られる。
【0112】
また、複数の部品表データが部品の親子関係の示す階層ツリー構造をしている場合、この階層ツリー構造を直接編集することにより、製品単位でひとつの統合された階層ツリー構造を有する統合部品表データを作成できる効果が得られる。
【0113】
また、統合部品表データに基づいて、生産管理システムへ部品手配の指示を出す手配指示部を備えたので、過不足なく手配できる効果が得られ、納期などの手配事情に合わせて先行的に手配するタイミングを部品毎に設定できる。
【0114】
また、手配進捗管理部を設けたので、手配指示済みの部品毎に、その手配状況を管理・把握することができる。
【0115】
また、統合部品表データ出力部を設けたので、統合部品表データを作成するにあたって編集した内容を3次元CADシステムや2次元CADシステムへフィードバックすることができる。
【0116】
また、3D/2Dビュー呼出部と3D/2Dビュー表示部とを設けたので、統合部品表データの階層ツリーに表示される部品の3次元画像データあるいは2次元画像データを表示できる。
【0117】
また、コスト積算部を設けたので、統合部品表データに示される個別の部品に対する単価(コスト)を具体的数値として得て、部品表データに示される部品全体(又は一部)のコスト積算をすることができる。
【0118】
また、マスプロパティ計算部を設けたので、統合部品表データのうち、3次元CADシステムより入力した部品表データの部分に含まれる部品全体(又は一部)に対し、各部品のマスプロパティに基づいて、重量積算することができる。このため、3次元CADユーザでなくとも重量計算した計算結果を把握、活用することができる。
【0119】
また、統合部品表データ検索部と統合部品表データ比較部を設けたので、過去に編集した部品表データの流用や、現在編集中の部品表データと過去に編集した部品表データの構成比較をすることができる。
【0120】
上述したように、本発明によれば、設計者の付帯作業の大幅削減と手配専門チームなどの作業の大幅縮小を図ることができる。また、3次元CADシステムの普及に加速が付くことで、設計の更なる高品質化・最適化も期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係る部品表データ統合装置の構成を示した構成図である。
【図2】 3次元CADシステムでモデル設計されたアセンブリの階層ツリー構造の一例を示した図である。
【図3】 3次元CADシステムで作成された部品表データの一例を示した図である。
【図4】 3次元CADシステムより入力した部品表データを編集するイメージを示した図である。
【図5】 3D部品表データ編集部で編集した部品表データと2D部品表データ編集部で編集した部品表データとを統合するイメージを示した図である。
【図6】 手配指示部15による手配、手配進捗管理部16による管理、手配進捗状況表示部7による表示の一連の流れを示した図である。
【図7】 3Dビュー呼び出しの一例を示した図である。
【図8】 コスト積算及びマスプロパティ計算の一例を示した図である。
【図9】 統合部品表データ検索部による検索及び統合部品表データ比較部による構成比較の一例を示した図である。
【図10】 3次元CADより入力した部品表データと2次元CADより入力した部品表データを統合して統合部品表データにする流れを示したフローチャートである。
【図11】 PPDM(Process&Product Data Management)システムにおける部品表データ統合装置の位置付けを示した図である。
【符号の説明】
1 部品表データ統合装置、2 部品表データ編集部、3 ユーザインターフェイス部、4 2次元CADシステム、5 3次元CADシステム、6 部品表データツリー表示部、7 手配進捗状況表示部、8 3D/2Dビュー表示部、9 コスト積算結果表示部、10 マスプロパティ計算結果表示部、11 統合部品表データ比較結果表示部、12 3D部品表データ編集部、13 2D部品表データ編集部、14 部品表データ統合部、15 手配指示部、16 手配進捗管理部、17 3D/2Dビュー呼出部、18 コスト積算部、19 マスプロパティ計算部、20 統合部品表データ検索部、21 3D部品表データ・データベース、22 2D部品表データ・データベース、23 統合部品表データ・データベース、24 手配状況管理データベース、25 統合部品表データ履歴データベース、26 生産管理システム、27 ビューデータ・データベース、28 資材データベース、29 経理データベース、30 統合部品表データ比較部。

Claims (16)

  1. 3次元CAD(Computer Aided Design)システムで作成した部品表データを編集する3D部品表データ編集部と、
    2次元CADシステムで作成した部品表データを編集する2D部品表データ編集部と、
    上記3D部品表データ編集部で編集された部品表データと上記2D部品表データ編集部で編集された部品表データを統合して統合部品表データを作成する部品表データ統合部とを備えることを特徴とする部品表データ統合装置。
  2. 上記部品表データ統合部は、上記3D部品表データ編集部で編集された製品と上記3D部品表データ編集部で編集された製品に含まれた部品とを表す部品表データと上記2D部品表データ編集部で編集された製品と上記2D部品表データ編集部で編集された製品に含まれた部品とを表す部品表データを、製品単位の部品構成を示した統合部品表データに統合することを特徴とする請求項1に記載の部品表データ統合装置。
  3. 上記部品表データ統合部で統合される統合部品表データは、部品の親子関係を示す階層ツリー構造をしていることを特徴とする請求項1又は2に記載の部品表データ統合装置。
  4. 上記3D部品表データ編集部に入力される部品表データは、部品の親子関係を示す階層ツリー構造をしており、
    上記3D部品表データ編集部は、入力した部品表データの階層ツリー構造に含まれる部品データであって、手配する部品としては不要な部品データを削除することと、入力した部品表データの階層ツリー構造に含まれない部品データであって、手配する必要がある部品データを追加することのいずれか一方をすることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の部品表データ統合装置。
  5. 上記2D部品表データ編集部に入力される部品表データは、部品の親子関係を示す階層ツリー構造をしており、
    上記2D部品表データ編集部は、入力した部品表データの階層ツリー構造に含まれる部品データであって、手配する部品としては不要な部品データを削除することと、
    入力した部品表データの階層ツリー構造に含まれない部品データであって、手配する必要がある部品データを追加することのいずれか一方をすることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の部品表データ統合装置。
  6. 上記部品表データ統合装置は、製品の生産を管理する生産管理システムにつながれており、
    上記部品表データ統合装置は、さらに、上記部品表データ統合部で統合された統合部品表データに基づいて、上記生産管理システムへ部品手配の指示を出す手配指示部を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の部品表データ統合装置。
  7. 上記手配指示部は、手配のタイミングを部品データ毎に設定できることを特徴とする請求項6に記載の部品表データ統合装置。
  8. 上記部品表データ統合装置は、さらに、生産管理システムより実際の手配状況を取得し、上記手配指示部による部品手配の進捗状況を管理する手配進捗管理部と、
    上記手配進捗管理部によって管理される進捗状況を表示する手配進捗状況表示部を備えることを特徴とする請求項6に記載の部品表データ統合装置。
  9. 上記部品表データ統合装置は、さらに、統合部品表データの階層ツリー構造の一部を構成する部品表データであって、上記3次元CADシステムと2次元CADシステムとのいずれかのCADシステムが送信元であ部品表データを上記送信元である3次元CADシステムと2次元CADシステムとのいずれかのCADシステムに出力する統合部品表データ出力部を備えることを特徴とする請求項4又は5に記載の部品表データ統合装置。
  10. 上記部品表データ統合装置は、統合部品表データに含まれる部品の画像データを記憶するビューデータ・データベースと接続されており、
    上記部品表データ統合装置は、さらに、ビューデータ・データベースに記憶されている部品の画像データを呼び出す3D/2Dビュー呼出部と、
    上記3D/2Dビュー呼出部により呼び出された画像データを表示する3D/2Dビュー表示部とを備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の部品表データ統合装置。
  11. 上記部品表データ統合装置は、上記統合部品表データに含まれる部品毎の単価を記憶する部品単価記憶データベースと接続されており、
    上記部品表データ統合装置は、さらに、上記部品単価記憶データベースに記憶されている部品の単価よりコストを積算するコスト積算部と、
    上記コスト積算部で積算した結果を表示するコスト積算結果表示部とを備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の部品表データ統合装置。
  12. 上記3次元CADシステムで作成された部品表データは、部品毎の重量を示すマスプロパティを含み、
    上記部品表データ統合装置は、さらに、上記統合部品表データ内の部品表データであって、上記3次元CADシステムで作成された部品表データに含まれる部品毎のマスプロパティより、重量計算するマスプロパティ計算部と、
    上記マスプロパティ計算部で計算した結果を表示するマスプロパティ計算結果表示部とを備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の部品表データ統合装置。
  13. 上記部品表データ統合装置は、さらに、過去に統合した統合部品表データを記憶する統合部品表データ履歴記憶部と、
    上記統合部品表データ履歴記憶部に記憶されている過去に統合した統合部品表データを検索する統合部品表データ履歴検索部とを備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の部品表データ統合装置。
  14. 上記統合部品表データ履歴検索部は、検索した上記過去に統合した統合部品表データと現在編集中の統合部品表データとを比較する統合部品表データ比較部を備え、
    上記部品表データ統合装置は、さらに、上記統合部品表データ比較部における比較結果を表示する統合部品表データ比較結果表示部を備えることを特徴とする請求項13に記載の部品表データ統合装置。
  15. 3次元CADシステムと、2次元CADシステムとをネットワークを介して接続する部品表データ統合装置の部品表データ統合方法において、
    上記部品表データ統合装置の3D部品表データ編集部により、上記3次元CADシステムで作成した部品表データを上記3次元CADシステムから上記ネットワークを介して入力し、入力した部品表データを編集する3D部品表データ編集ステップと、
    上記部品表データ統合装置の2D部品表データ編集部により、上記2次元CADシステムで作成した部品表データを上記2次元CADシステムから上記ネットワークを介して入力し、入力した部品表データを編集する2D部品表データ編集ステップと、
    上記部品表データ統合装置の部品表データ統合部により、上記3D部品表データ編集ステップで編集された部品表データと上記2D部品表編集ステップで編集された部品表データを統合して統合部品表データを作成し、作成した統合部品表データを上記部品表データ統合装置の統合部品表データ・データベース記憶する部品表データ統合ステップと
    を備えることを特徴とする部品表データ統合方法。
  16. 部品表データ統合装置であるコンピュータに、
    3次元CADシステムで作成した部品表データを上記3次元CADシステムから入力して、入力した部品表データを編集する3D部品表データ編集処理と、
    2次元CADシステムで作成した部品表データを上記2次元CADシステムから入力して、入力した部品表データを編集する2D部品表データ編集処理と、
    上記3D部品表データ編集処理で編集された部品表データと上記2D部品表データ編集処理で編集された部品表データを統合して統合部品表データを作成する部品表データ統合処理とを実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読みとり可能な記録媒体。
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